マミ「通りすがりのタイヤキ屋さんよ!」(214)
マミ「食らいなさい! 研ぎ澄まされたローキックを!」ズギャッ
使い魔「ぐええええ!」
マミ「ローキック! ローキック! さらにティローキック!!」ガスガス
使い魔「ぎゃああああ!」ボカーン
マミ「ふう。あなたたち怪我はないかしら?」
さやか「え、ええ、まあ、おかげ様で……」
まどか「あなたは一体?」
マミ「私は巴マミ。見ての通りタイヤキ屋さんよ」
支援
とりあえず続けてください
支援
プッ
ほむイモ
まどか(ね、ねえ、さやかちゃん。この人の恰好ってなんだか…)ヒソヒソ
さやか(うん。昔のテレビに出てくる不良学生というか…)ヒソヒソ
まどか(怖い人なのかな? 全然そんな感じはしないけど)ヒソヒソ
さやか(それ以前に、超絶に似合ってないよ)ヒソヒソ
マミ「? 二人とも、どうかしたの?」
まどか「い、いえ! なんでもないです!」
さやか(本人が大真面目っぽいのがまた……)
>>5
よくわからんが氏ね
客みて商売しやがれとか怒られたい
マミ「通りすがりのタイヤキ屋さんよ!」★2
次スレ立ててあげたよ^^
ほむら(また巴マミがわけのわからない状態になってる……)
ほむら(髪の毛はツンツンだし、着ているのは長ラン、靴はライダーブーツ……)
ほむら(あれじゃまるで昭和の不良じゃない)
QB「ありがとうマミ。助かったよ」
さやか「なにこれ猫?」
まどか「可愛いなぁ」
QB「それより二人とも、僕と契約して魔法少女になってよ! 魔法少女というのは略」
マミ「すぐには決められないかしら。もしよかったらパトロールに付き合ってみない? それから考えても遅くはないわ」
スケバンマミだと…?
通りすがりのタイヤキ屋で
『アルティメットフォーム!スペシャルターボ!』
を期待して開けたのは俺だけじゃないはずだ
ディケイドネタじゃねーのかよーなんだよー
アキラの技名も厨二っぽいな
ほむら「! その必要はないわ」
まどか「あ、ほむらちゃん!」
さやか「ちょっと転校生! さっきはQBを撃ったりしてなんの真似よ!」
ほむら「悪いことは言わない、そいつと契約してはダメ」
マミ「口ぶりからすると、あなたも魔法少女のようね」
まどか「ほむらちゃん、そうなの?」
ほむら「……忠告はしたわ」シュン
さやか「消えた!?」
マミ「あまり友好的な雰囲気ではなかったわね。心当たりはある?」
さやか「あいつ転校してきたばっかりなんです。何考えてるか全然わかりません」
まどか「………」
マミ「まあ、そのうちわかるでしょう。今日はもう遅いから送っていってあげる」
LALか マミにあのかっこうは・・・
巧くおとしこんだらありな気もしてきた 巨乳女不良か・・・
マミ「さあ、乗って!」ブルンブルン!
さやか「こ、これってハーレーってやつじゃないですか!?」
マミ「そう、これが私の相棒よ!」ブルンブルン!
まどか「すごくメカニカルです…」
さやか「いや、免許とか法律とか……」
マミ「しっかりつかまっててね!」ブォォォォォォン!
さやか「うわああああ! と思ったけどこれは…」
まどか「あの、遅すぎて小学生が指さしてます…」
さやか(スピードよりも、マミさんのビジュアルが珍しいんだろうなぁ)
マミ「安全第一! ルールを守って楽しいツーリングよ!」
さやか「いや、そもそも免許は……」
タイヤキ屋さんってことはもちろん杏子ちゃんもでるんだよな
翌日
まどか「えーっと、マミさんに言われた待ち合わせ場所ってこの公園だよね?」
さやか「うん。あれ、あのタイヤキ屋めちゃくちゃ人が集まってる?」
老人「二つくださいな」
女性「一つ頂戴」
子供たち「三つね! みんなで食べるから!」
マミ「あいよ! 最初のお客さん、お待ちどう!」
まどか「あれって……」
さやか「うん、あの昭和チックなファッションは間違いないよ……」
マミ「あら、二人とも早いわね。ちょっと待ってて、もうすぐ閉店時間だから」
まどさや「はあ…」
これ確か禁書バージョンないっけ?
五和「通りすがりのタイヤキ屋さんよ!」みたいな
もしやその時の>>1?
> ブルンブルン!
ふぅ……
ふむ
マミ「お待たせ! 残った材料で焼いておいたわ。バイクを暖めるから、よかったら食べてて」
まどか「おいしい!」
さやか「ほんと! このタイヤキめちゃうまですよ!」
マミ「ありがとう。さ、魔法少女体験コース始めるわよ」ブルンブルン!ブォォォォ!
マミ「いきなりローキック!」
魔女「ギャア!」
マミ「とどめよ! ティローキック!!」 ボカーン
まどか「やったぁ!」
マミ「どう? これが魔法少女の戦いよ!」ドヤッ
さやか(ローキックばっかりで魔法らしいとこ見てないんだけど…)
マミさんサイキョペェイ!
QB「おっと、運がいいね。グリーフシードを落としたようだ」
さやか「なんなのそれ?」
QB「なんやらかんやらで貴重なものなのさ。もっとも、マミには必要ないけどね」
まどか「えっ? マミさんは使わなくても平気なんですか?」
マミ「私には気合があるから、グリーフシードに頼らなくてもいいのよ」
さやか「気合って……」
マミ「……すぅ……はぁ……」
まどさや「………」ゴクリ
マミ「……イヤーッ!」キュピリーン!
まどか「! マミさんの気合一閃でソウルジェムが浄化された!?」
マミ「ふふ、気合をためれば造作もないことよ」
さやか(マミさんからどんどん魔法っぽいイメージが消えていく)
こ、これは……
マミさんのパンツじゃねーか!
>マミ「……イヤーッ!」キュピリーン!
アレ?・・・なんだろ
ニンジャスレイヤーマミサンを思い出すww
マミ「というわけで、このグリーフシードはあなたにあげるわ、暁美さん」ヒュッ
ほむら「………」パシッ
さやか「転校生!? どうして行く先々にあんたがいるのよ?」
マミ「魔法少女にとってグリーフシードを集めることは死活問題だからバッティングすることも多いわ。そうでしょ暁美さん?」
ほむら「どんなトリックを使っているの?」
マミ「トリック?」
ほむら「とぼけないで! グリーフシードなしで穢れを取り除くなんてありない! 都合のいい奇跡なんて存在しないのよ!」
マミ「うーん、気合としか言いようがないんだけど…」
ほむら「…もういいわ」
さやか「ちょっと、この前から突っかかってきて、一体なんなのさ」
まどか「そうだよ。仲良くしようよ」
ほむら「……絶対に契約してはダメよ」シュンッ
さやか「また消えた……。あいつなに考えてるんだろ」
マミ「魔法少女は多かれ少なかれみんな事情を抱えているわ。おそらく暁美さんも」
さやか「そうなのかなぁ」
マミ「だから彼女の言うとおり、特に問題がないのなら契約しないのもアリだと思うわ」
QB「僕としては契約してほしいけどね」
まどか「あの、マミさんにも事情があるんですか?」
マミ「私の場合は交通事故で死にかけていたから、他に選択の余地がないという状況だったわ」
まどか「ご、ごめんなさい! 変なこときいて…」
マミ「気にしないで。昔のことだもの」
さやか「事情か……」
マミ「今夜はここまでにしましょう。またバイクで送っていくわ」
うわぁ~しゅごくおもしゅろいでしゅ~
深呼吸からの…イヤーッ!!
数日後
女性「ド根性焼きを一つ」
マミ「一万円になります」
女性「高くなった? おいしいからいいけど」
マミ「女性にはサービスで淹れたての紅茶もお付けします」
まどか「マミさーん!」
マミ「あら、鹿目さん。パトロールには早いわよ?」
まどか「それが、病院に孵化寸前のグリーフシードがあるんです!」
マミ「なんですって!?」
まどか「今はさやかちゃんが見張ってて…」
マミ「すぐに行くわよ!」
たい焼き名人アルティメットフォームかとおもったら全然関係なかった
シャルロッテの結界内
マミ「美樹さんはこの奥ね」
ほむら「今回の魔女は私が倒すわ。あなたは引っ込んでて」シュタッ
まどか「ほむらちゃん、そんなこと言ってる場合じゃないよ!」
ほむら「ここの魔女は強敵よ。巴マミでは危険だわ」
マミ「随分くわしいのね?」
ほむら「単なる統計と分析よ。あなたたちは無理しないで待ってなさい」
マミ「そう。それならお言葉に甘え…」
まどか「マミさん!?」
マミ「…られるわけがないでしょ。危険な魔女なら二人で戦うほうがいいと思わない?」
ほむら「どうしても来るつもり?」
マミ「もちろんよ。魔法少女に無理なんて言葉は通用しないわ」
ほむら「…今回だけよ」
ほむら「あなたまで来ることはないのよ、まどか」
まどか「でもみんなが心配だし。それにいざとなったら私も魔法少女になれば…」
ほむら「契約してはダメと言ってるでしょう!!」
まどか「ひっ!?」
ほむら「…ごめんなさい。つい感情的になってしまったわ」
マミ「暁美さん、どうしてそんなに頑ななの? 理由を話してくれないと、誰も納得しないわよ?」
ほむら「……一つ聞いていいかしら」
マミ「なに?」
ほむら「あなたがグリーフシードを必要としないのは、ここ数日の観察でわかったわ。その理由はなに?」
マミ「それはもちろん気…ほむら「気合とやらをどうやって身につけたの?」
ほむら(昭和ルックも気になるところだけど、今は些細な問題ね)
マミ「そうね、聞かれて困ることでもないから、話しておくわ。あれは私が魔法少女になったばかりの頃よ」
マミの新米時代
QB「それじゃあマミ、魔女退治を頑張っておくれよ」
マミ「QBも一緒じゃないの?」
QB「他の娘とも契約しないといけないからね。用があったら呼んでよ」
マミ「待って! 一人にしないで!」
マミ「……パパ、ママ…寂しいよぅ」グスッ
悪ガキ1「あれー、みなしごマミがいるぞ?」
悪ガキ2「おいおい、デブさんのことマミって言うなよ」
マミ「うぅぅ……」グスグスッ
タイヤキ屋「なにやってんだ悪ガキども!!」
悪ガキ1「いってぇー! 殴りやがった!」
悪ガキ2「うわぁぁん!」ダダッ
タイヤキ屋「ったく、しょうがねーガキどもだな。ほらお嬢ちゃん、もう大丈夫だ」
マミ「……あ、あなたは?」
タイヤキ屋「俺か? 通りすがりのタイヤキ屋、アキラだ」
アキラ「あの変てこなのが使い魔か? あれを倒せばいいんだな?」
マミ「あの、魔女退治は魔法少女の仕事ですから……」
アキラ「お嬢ちゃんにまかせっきりじゃ男がすたるぜ。気にすんな。なんたって俺は超能力者だからな。
心配しなくてもそう簡単にゃ負けねぇよ」
使い魔「ガオー」
アキラ「おいでなすった。食らえローキック! エルボー! オラオラ!」
使い魔「ギャア―!」
アキラ「見たかマミ。戦いってのはこうするんだ」
マミ(超能力は!?)
魔女「キシャー!」
マミ「あ、魔女です! あれをやっつけないと!」
アキラ「魔女だって? けどありゃあ…」
魔女「キシャー!!」
アキラ「ちっ! 考えてる暇はねぇみたいだな。ローキック! ローキック! ローキック!」
アキラ「ケンカの基本はローキックだ! 最強技を覚えても貫き通せ!」
マミ「はい!」
アキラ「そんなチャラチャラした服で戦えるか! 俺の獣神シャツを貸してやる。サンダーライガーになれ!」
マミ「はい!」
アキラ「睡眠攻撃してくる敵がいたらパンツをかぶれ! 俺も昔はかぶってた!」
マミ「はい!」
アキラ「バカヤロウ! 客みて商売しろ!」
マミ「すいません!」
アキラ「ご苦労だったな。これ持ってけ」
マミ「キャーーーー! ミサワーーーー!」
マミ「今日のローキックはどうでした?」
アキラ「ああ、大したもんだったぜ」
マミ「あ、いらっしゃいませ。ミサワ焼きは三百円です」
アキラ(魔女から感じるテレパシーは間違いなく人間だ。それにマミの心も本人じゃなくソウルジェムに入ってる)
マミ「最近はお客さんも私のタイヤキをおいしいって言ってくれるんです」
アキラ(QBっていったか。ヒデーことしやがる)
マミ「アキラさんがいれば、もうなにも怖くありません」
アキラ(全部マミに教えるべきか? いや、だめだ。今のマミじゃあ、ショックで何をするかわからねぇ)
マミ「アキラさん、このままずっとこの町に…」
アキラ「俺は風来坊のタイヤキ屋だ。この町からも今日限りおさらばさ」
マミ「そんな!? どうして急に!?」
アキラ「………」
マミ「アキラさんが行くなら私も一緒に…」
アキラ「甘ったれんな!」
マミ「!」ビクッ
アキラ「なあ、マミ。確かにお前は強い。けどそれはお前が魔法少女だからだ。だから…お前自身が強くならなきゃダメなんだ。
慣れ合うのは本当の仲間じゃない」ポイッ
マミ「これは、地図?」
アキラ「そのしるしのところに俺の昔の仲間がいる。事情は説明しといたから行ってこい」
マミ「一人でですか?」
アキラ「歩く手伝いはしてやれる。お前が立ち上がりさえすればな。今のお前は俺に頼り切りだ」
マミ「……わかりました。私、きっと強くなります! そしたら、この町に戻ってきてくれますか?」
アキラ「もちろんだ。お前が漢になってれば、いつでも戻ってくる!」
ライダーだと思ったのに
ホーリーブロウェ……
そうえば天涯孤独だからちびっこハウスにいてもおかしくないな
現在
マミ「というわけでハーレーで世界中を回っていろいろしたら、できるようになったのよ」
ほむら「ちょっと待ちなさい! 一番重要なところがあやふやじゃない!」
マミ「だって、そろそろ結界の最深部よ。魔女との戦いにそなえないと」
さやか「あっ! マミさん、まどか! と、転校生? また来たの?」
マミ「共同戦線をはることになったのよ」
ほむら「勘違いしないで。仲間になった覚えはないわ」
ほむら(そう、アキラとかいう男の言うとおり。慣れ合うだけじゃ、まどかを救えはしない)
タイヤキを追う女
1000のローキックを持つ女
巴マミ
名詞の準備は出来てるぞww
ついにLIVE A LIVEのまどかssが来たか・・・期待
QB「みんな! グリーフシードが孵化するよ!」
シャルロッテ「チョイーン」
マミ「あの小ささなら、すぐにふところへ入れるわ!」ダッ
ほむら「待ちなさい!」
マミ「ティローキック!」ズギャッ!
マミ「暁美さんの言うほど手ごわい敵でも…」
ほむら「油断しないで! まだ終わってない!」
マミ「え?」 グシャァァァ
おいおいまた大正野球娘スレかよ
まどさや「マミさん!」
マミ「くっ、大丈夫よ。とっさに後ろへ跳んだから致命傷ではないわ」
ほむら「だから言ったでしょう。その傷ではもう戦えない。ここは私がやる」ダッ
まどか「マミさん! こんなに血が!」
マミ「これくらいで死ぬなら、ローキッカーなんてやってないわ」
マミ(アキラさん、だから私にあの人の下で修業させたんですね)
マミの世界放浪時代 とあるトレーニングジム
初老の格闘家「よう、お前がアキラの言ってた魔法なんたらか」
マミ「はい。巴マミといいます」
高原「俺は高原日勝。昔はけっこう有名だったんだぜ」
マミ「私、強くなりたいんです。町を守るために、今度は自分が誰かを助けられるように」
高原「お前を鍛える前に一つ聞きたい。答えが気に入らなかったらトレーニングはなしだ。強さってなんだと思う?」
マミ「……わかりません。強かったことなんてないから……」
高原「おいおい、目標もわかんねぇのに強くなりたいなんて言うのか」
マミ「はい。わからないから、このままでいたくないんです」
高原「…なかへ入んな」
マミ「じゃあ!」
高原「迷えるってのは悪いことじゃない。すぐに結論を出す奴のほうがよほど危なっかしいんだ」
高原「気に入ったぜ。この俺の気合…この俺の気合…この俺の気合…この俺の気合…
この俺の気合…この俺の気合…そして、この俺の気合をッ! 全部お前に教えてやる!」
マミ(高原さんからスゴイ気合を感じる! 知力でいえば25くらいのッ!)
今度は通打かよwwww
肉体言語になったのは知力25のせいかよ
なあ、にいちゃん
高原さんなんで知力あがらんの?
現在
マミ「はあああああああ!!」ゴゴゴゴゴ
まどか「気合がオーバーフローして、オーラが立ち上ってるよ!」
さやか「わけがわからない。どんどん傷がふさがってるんだけど」
QB(お、またマミがエントロピーを凌駕してる。今のうちエネルギーを採取しとこう)
マミ「暁美さん! 一気に決めるわよ!」
ほむら「え」
マミ「ロォォォキィィィィッッック!!」ズギャンッ!
シャルロッテ「へぶっ!」
マミ「からのォォォ! エルブォォォォォ!!!!」
シャルロッテ「ウェアー!!!」
マミ「モーガン、イッチバーーーーン!」
ほむら「チャンスッ! 時よ止まれ!」
もう、ライダーキック覚えろよ、マミww
まどか「やったぁ!」
マミ「ナイスコンビネーションだったわね、暁美さん!」
ほむら(そんなの無視して突っ込んでなかったかしら)
マミ「今日は屋台を早く閉めちゃったから、材料が余ってるの。みんなでパーっとやらない?」
ほむら「……遠慮しておくわ」
まどか「ほむらちゃん、魔法少女同士仲良くできないの?」
さやか(エルボーとローキックしかしない。これが魔法少女といえるのでしょうか)
QB(気合もためてるじゃないか)
ほむら「私と巴マミでは考え方が違い過ぎる。上手くいくはずがないわ」
まどか「ほむらちゃん……」
マミさんあれこれこなしすぎだろw
数日後 病院
さやか「ほら恭介、今日もおすすめのDVD持ってきたよ!」
上条「………」
さやか「じゃじゃーん! 『ベイスターズ栄光の九八年』! 選手の応援歌つき!」
上条「………」
さやか「この試合! フルカウントから進藤の勝ち越しタイムリー! 県民の誇り! QBKなんていらんかったんや!」
※この見滝原は富山県てことにしてください
QBK「急に僕と契約しないで」
さやか「このあとを大魔神がぴしゃり。やったーーー優勝だぁ!!」
上条「………」
さやか「石井波留鈴木ローズ駒田佐伯進藤ォォォ!谷繁。ビューティフル!」
上条「さやかは」
さやか「マラベ 限りないパワーを♪ って、ごめんごめんベイのことになるとつい熱くなっちゃって」
上条「さやかは僕をいじめてるのかい?」
さやか「えっ? えっ?」
上条「僕は野球どころか、バイオリンも弾けないんだよ。それなのにこんなものを見せるなんて……」
さやか「ち、違う! あたしはただ、浜っ子の恭介を元気づけたくて!」
上条「ことあるごとに、正力さんがいた頃は~しか言わない巨人ファンだらけの見滝原でベイを愛してくれるのは嬉しいよ。
いまだにホエールズなんて言う人もいるしね」
さやか「そうだよ。ベイの黄金時代を思い出せば、恭介もリハビリを頑張れると思って…」
上条「もう治らないんだ。僕はサンデー兆治にはなれないんだ! 奇跡も魔法もないんだよ!」
さやか「あるよ!」
上条「さやか?」
さやか「奇跡も魔法もあるんだよ!」
さやさや
廃工場
仁美「さあ、新たな世界へ参りましょう。鯉から猛虎になるのです!」
まどか「ダメだよ仁美ちゃん! 養殖場は球界の盟主だけが許される特権だよ!」バケツガッシャーン!
おっさんたち「おおおおおおお」
まどか「わっ! こっちに来ちゃう!」
QB「さあ、まどか。このピンチを切り抜けるには契約するしかないよ」
まどか「で、でも…」
さやか「でやああ!」
まどか「さやかちゃん、魔法少女になったの!?」
さやか「こっち! 魔女を倒せばみんなもとに戻る!」
さやさや
さやか「で、あたしが魔女をやっつけちゃいました」
マミ「はあ、済んでしまったことは仕方ないわ。あなたたちには戦うということをもっと理解してから決めてほしかったけれど」
ほむら「美樹さやかっ! あれほど言ったのにどうして契約してしまったの!」
さやか「なんだよ転校生、あたしの勝手でしょ。それにみんな助かったんだから、結果オーライじゃん」
まどか「そうだよほむらちゃん。さやかちゃんのおかげでみんな助かったんだよ」
ほむら「…巴マミ、あなたの気合ためとやらは誰でも出来るのかしら?」
マミ「熱い心があれば誰でもできるわ」
ほむら「なら、すぐ美樹さやかに教えなさい。ソウルジェムが濁ってしまう前に」
マミ「あなたにも教えるわよ?」
ほむら「私は結構。他にやることがあるの」
さやか「なにさ、秘密主義でつきまとって。いい加減目的くらい話したらどうなの?」
ほむら「あなたたちが知る必要はないわ」
焼豚wwwwww
鯛焼き名人アルティメットフォームじゃねぇのかよ
翌日 隣町
ほむら(さて、状況を整理しましょう)
ほむら(巴マミの生存、これは歓迎すべきことだけど、不安要素でもある)
ほむら(あの奇矯なファッションはともかく、戦闘スタイルがこれまでとは正反対。圧倒的に火力不足だわ)
ほむら(ただ、ソウルジェムを自力で浄化できるのは脅威ね)
ほむら(美樹さやかの契約は……やはり止められなかった。出来る限り魔女化させない方向で動かないと)
ほむら(最悪の場合は見切りをつけなければ)
杏子「行け、キャプテン! クォークソードだ!」
杏子「ああー、また負けた! ちくしょー難易度高すぎだろ」
ほむら「ちょっといいかしら」
杏子「ん? ああ、悪ぃな。今代わるよ」
ほむら「用があるのはゲームの筐体ではなくてあなたよ、佐倉杏子」
杏子「てめぇ、なにもんだ?」
ほむら「同業者よ。あなたと取り引きしたいの」
杏子「で、ワルプルギスが来るから協力しろと?」
ほむら「衣食住は保証するし、グリーフシードも用意するわ」
杏子「はんっ! そんなのマミに任せときゃいいじゃねぇか。あいつならいくらでも力になってくれるだろ」
ほむら「ただ頑丈で死ににくいだけの魔法少女が役に立つはずないでしょ。ワルプルギスには近づくことさえ出来ないわ」
杏子「そうなんだよな。あいつ弱っちいくせに、なんにでも首つっこみやがる」
ほむら「現状、戦力に数えられるのはあなただけよ」
杏子「そこまで言われちゃ断れないね。たまにはマミの顔でも見に行くか」
ほむら「では、取り引き成立ね」
杏子「でもヤバくなったらあたしは逃げるよ。ワルプルギスがどれくらいのもんか知らないけどさ」
ほむら「かまわないわ」
DDRじゃなくてキャプテンスクウェアwwwwww
路地裏
さやか「うーん、気合いれてるはずなのになぁ」
マミ「気合は心の奥底から燃やさないとたまらないわ」
さやか「なんかこつはないんですか?」
マミ「慣れるしかないわね」
まどか「さやかちゃんだったら、ベイスのことを考えればいいんじゃない?」
さやか「今のベイスじゃあ…」
マミ「二人とも気を付けて! 使い魔を見つけたわ!」
さやか「よーし、変身!」
マミ「行くわよ!」
「「待てぃ!!」」
父親「少女たちよ! 君たちが戦う必要はない!」
息子「僕らの作った対魔女用パワードスーツ『W-Ⅰ』があれば、誰でも魔女と戦える!」
さやか「え、ちょっと…」
父親「続けえぇい、息子よ! パワー全開!」
息子「はい!」
使い魔「?」
父親「うおおおおおお!」ギュゥゥゥゥゥン
ドッゴーーーーン!!!!!!
息子「……と…………とうちゃーーーーーん!!」ダダダダダッ
使い魔「???」ボーゼン
まどか「突然出てきたと思ったら、自爆して逃げてっちゃった……」
さやか「なんなんでしょう、あれ。使い魔も唖然としてますよ」
マミ「さあ? それより、気を取り直して行くわよ!」
知力25的ラーニングで技をぶちこんであげればいいんじゃないかな
ライブアライブスレかと思って開いたらライブアライブスレだった
マミ「ローキック!!」
使い魔「ぐえっ」
マミ「美樹さん、そっちへ行ったわ!」
さやか「これでとどめだ!」
ガキンッ
さやか「うわっ!」ズザザザ
杏子「あいかわらずだなマミ。弱いくせに使い魔まで狙っちゃって」
マミ「佐倉さん、あなたどうしてここに?」
杏子「バカなことやってるあんたを見物にきたのさ。いつくたばるのかと思ってね」
さやか「な、なに言ってんのよあんた!」
杏子「あんたもマミの真似すんのは止めときな。使い魔は逃がしといて魔女に成長するまで待てばいいんだよ。そのほうが効率的だろ」
ほむら「そこまでにしなさい」
さやか「! 転校生! またあんたの仕業!?」
ほむら「心外ね。佐倉杏子が勝手にしたことよ」
杏子「あたしは物事を知らないルーキーに忠告してやっただけだよ」
マミ「暁美さん、これはどういうこと? あなたが佐倉さんを連れてきたの?」
杏子「そうだよ。なんでも近いうちに…」
ほむら「あなたたちには関係ないわ」
杏子「はは、あんたらは戦力外だとさ」
マミ「戦力外? なにかと戦うのかしら?」
ほむら「美樹さやか、結果的にあなたの邪魔をすることになったのは、私の不手際よ。謝罪するわ」
さやか「な、なに? あんたからそういわれると気味が悪いんだけど」
ほむら(上条恭介のほうはどうにもならないけど、佐倉杏子と衝突させるのは避けないと。そのあいだに武器の補充が必要ね)
杏子「ま、今日のところは引いとくよ。それじゃあな」シュバッ
まみまみ
さやか「なんなのよ、感じ悪いなぁ」
まどか「ほむらちゃん、どうしてなにも言ってくれないの?」
ほむら「これは私の問題だからよ」
マミ「本当に黙っていてもいいことなのね?」
ほむら「ええ。あなたたちにとっては何も問題ない」
マミ「なら、あなたを信じましょう」
ほむら「…助かるわ」シュンッ
QB(ふむ。どうやらほむらは、まどかたちとつかず離れずというスタンスらしいね)
QB(……出方を見るために、杏子に近づいてもらうか)
あんあん
さやか「マミさん、なんなんですか杏子とかいう奴は」
マミ「昔、魔法少女チームを組んでいたの。ある事件があってから別れてしまったけれど」
まどか「事件?」
マミ「佐倉さんのお父様は教会をやっていてなんちゃらかんちゃら」
マミ「それ以来彼女は魔法は自分のためだけに使うと言っているのよ」
まどか「ひどいよ。そんなのあんまりだよ」
マミ「本当は優しい娘なの。だから大目に見てあげて」
さやか「でも…」
マミ「私には気合ためがあるけど、他の魔法少女にとってはグリーフシードは必需品。彼女のやり方のほうが正しいといえなくもないわ」
さやか「………」
数日後 上条邸
上条「~♪~♪」
上条「調子は悪くない。前と同じように指が動くぞ」
上条「それにしても不思議だな。医者はもう治らないって言ってたのに」
上条(さやかが奇跡や魔法がなんとかって……まさかね)
さやか(よかった。また弾けるようになったんだね)
杏子「会わずに帰っちまうのかよ?」
さやか「あんた…なんの用よ?」
杏子「QBから聞いたぜ。他人を治すために願いを使ったんだってな」
さやか「それがどうしたってのよ」
杏子「あの坊やは、あんたが命がけで戦ってても全然気づかない。
自分のせいでそんなことになってるなんて想像もつかない。バカらしいだろ?」
さやか「あたしは後悔なんてしてない。あんただって家族のために願いを使ったんでしょ?
だったら、それは絶対に間違いなんかじゃない」
杏子「ウゼー、チョーウゼー。なんならあたしが坊やの手をもう一回潰してやろうか? そしたらあんたに…」
ブンッ
杏子「おっと」
さやか「…やっぱりあんたはそんな奴なんだね…」
杏子「さきに手ぇ出したのはそっちだからな。向こうにちょうどいい陸橋があるからついてこいよ」
QB「大変だよまどか!」
まどか「どうしたのQB?」
QB「さやかと杏子が…」
あんあん
まどまど
陸橋
まどか「さやかちゃん、ダメ!」ポイッ
さやか「まどか、あんたなんてこと…」フラッ
杏子「どうしたんだよ?」
まどか「え? 嘘でしょさやかちゃん? お願い返事して!」
マミ「鹿目さん、どうしたの急に呼び出したりして。……美樹さん? 佐倉さん、あなたなんてことを!」
杏子「い、いや、あたしじゃねぇよ。そいつがいきなり…」
QB「いくらなんでも、いまのはまずかったよまどか。ソウルジェムっていうのは云々」
杏子「ふざけんな! それじゃあたしらゾンビにされたようなもんじゃねえか!」
マミ「怒るのはあとよ! すぐにトラックを追いかけるわ!」ブルンブルン!
杏子「バカッ! 歩くのより遅いバイクで追いつけるか!」
ほむら「その必要はないわ」スッ
さやか「あれ? みんなどうしたの?」
LAL懐かしいな
歩くのより遅いwww確かに
翌日
仁美「上条さんをお慕いもうしております」
さやか「へ、へぇ~」
仁美「ですがそれはさやかさんも同じでしょう。ですから一日だけお待ちしますわ」
さやか「…どうしたらいいんだろう。だってあたし石ころなんだよ。恭介に好きだなんて言えないよ…」
まどか「さやかちゃん…」
マミ「美樹さん、かつてこんなことを言った偉人がいるわ」
マミ「『それはそれ! これはこれ!』」クワッ
さやか「!?」
マミ「なんでもかんでも気にしていたらきりがないわ。私を見なさい。こんなに自由じゃない」
まどか(そっか。マミさんて自由だから学校にも制服着てこないのか)
それはそれ!これはこれ!
鯛焼き名人アルティメットフォームはでますか?
それはそれ!これはこれ!
マミさんかっこよすぎワロタ
さやか「マミさん…ありがとうございます! おかげで吹っ切れました!」
マミ「応援してるわ!」
まどか「がんばってね!」
さやか「うん! 待ってろ恭介~!」
上条「ごめん、さやか。君のことはそんなふうに見れないよ」
さやか「」
上条「実は他に好きな人がいるんだ。さやかの友達の志筑さん。
さやかは親友というか兄妹というか、身近すぎてね。
ベイでいえば番長みたいな存在で…でもいつもお見舞いに来てくれて嬉しかったよ。
それにこの前はごめん。あんなひどいことを言って…さやか? 聞いてるかい?」
さやか「」
正直でよろしい
勝利ッ
カカッカッカカン
さやかテッド展開はやめて
翌日
マミ「美樹さんが昨日から帰ってないですって?」
まどか「はい。どうも上条くんに告白したあとから行方が分からなくなって…」
マミ「その上条くんは?」
仁美「キャッキャ」
上条「ウフフ」
まどか「………」
マミ「わ、私のせいじゃないわよ!? そう! これは逆境よ! 全部逆境が悪いのよ!」
液体さやか
さやか「」フラフラ
杏子「よう、どうしたんだよ。元気ないじゃねぇか」
さやか「」
杏子「本体が石ころでもなにも変わりゃしねぇよ。あんたはあんただ。
気に入らねぇけど、坊やのために魔法少女になったなら、胸を張れよ。
考えてみればあたしも元々はそういうのがやりたくて…」
さやか「昨日告白したらフラれた」
杏子「え」
さやか「あたしは番長なんだって。ずっと一緒の、空気みたいな存在…」
杏子「バカ野郎! いまとなっちゃ番長だけがベイスの支えだろうが! カープだって佐々岡がいなきゃどうなってたか!」
ショウさん「ほんとベイスはありがてぇよな。女と一緒でいくらでも白星献上してくれるぜ」
ホスト「まったくっすよ。おいしいとこだけいただいて、ぽいすりゃいいんですから」
これが逆境だ!
さやか「……そうだよね。みんな自分が良ければいいんだもんね」
杏子「よせ! あんな奴らの言うことなんか聞くんじゃねえ!」
さやか「あんたは自分のためだけに魔法を使うんだよね。あたしもわかったよ」
杏子「おい、なに言ってんだ?」
さやか「あたしは結局恭介がほしいだけだったんだ。自分のことしか考えずに魔法少女をやってた」
まどか「あっ! あそこですマミさん!」
マミ「とばすわよ!」ブォォォォン!
さやか「魔女なんて最初からいなかった」
杏子「さやか?」
さやか「太古の昔から、遥かな未来まで……」
杏子「! ソウルジェムが真っ黒じゃねえか!」
さやか「あたしって、ほんとバカ」シュォォォォォン
まどか「きゃっ!?」
マミ「美樹さん!? どうしたっていうの!?」
杏子「さやかーーー!!!」
??「さやか? 私はさやかなどではない」
オクタヴィア「魔王……魔王オクタヴィア」
まどか「さやかちゃん!! どうしちゃったの!?」
杏子「なんだよこれ……さやかが魔女に?」
オクタヴィア「愚かな人間どもに思い知らせてやろう」キュィィィィン
マミ「危ない!」
ほむら「時よ止まれ!」カチ
オクタヴィア「ふん。新手か」
杏子「ほむら!? あんたが助けたのか?」
ほむら「くっ! せっかくワルプルギスと戦える武器が調達できたのに…! 運命は変えられないというの!?」
マミ「一旦、退却しましょう! あれが美樹さんなら、下手に攻撃できない!」
ほむら「全員、私につかまりなさい。時を止めて離脱するわ!」カチ
魔女じゃなくて魔王
女じゃなくて男・・・
マミホーム
マミ「QB、美樹さんはどうしてしまったの?」
ほむら「巴マミ、よしなさい!」
QB「絶望を溜め込んで、魔女になっただけさ。そもそも魔法少女システムはほにゃらら」
杏子「じゃあ、さやかだけじゃなく、魔法少女はいつか魔女になるってのか!?」
QB「そうだよ。でも安心しておくれ。君たちは立派に宇宙の礎となるんだから」
ほむら「黙りなさい!」ドバドバドバ
QB「うわらば」
まどか「ひどいよ。こんなのってないよ」
マミ「…ふ…ふふふふふふ……」
ほむら「(まずい!)落ち着いて! すぐに魔女化するわけじゃ…」
マミ「うわーはっはっはっはっはっはっ!!!」
まどほむあん「!?」
マミ「逆境よ! これが逆境よ!」
まどか「マミさん?」
マミ「天は愛する者ほど試練を与えるというわ。これは私たちが愛されているという証拠!」
杏子「わけがわかんねぇ」
マミ「この逆境を乗り越えたとき、私たちはまたひとつビッグになるのよ。美樹さんを人間に戻しましょう!」
杏子「…つきあいきれねえな」
まどか「杏子ちゃん、どこいくの?」
杏子「ほむら、あたしは抜けさせてもらうぜ。バカどもと一緒にいちゃ命がいくつあってもたりやしねえ」
ほむら「ええ」
杏子「じゃあな」
ほむら(……これでいい。戦力が減るのは痛いけど、少なくとも佐倉杏子だけは巻き込まずに済む…)
ほむら「あなたたちもやめなさい。魔女を人間に戻すなんて無理よ」
マミ「言ったでしょう。魔法少女に無理なんて言葉は通じないって」
まどか「…そうだよ。わたしもあきらめたくないよ」
ほむら「…まどかがそこまで言うなら、今回は私も付き合うわ」
まどか「ありがとう、ほむらちゃん!」
ほむら「私の目的はあくまでまどかを守ること。いざとなったら美樹さやかの魔女を始末する」
マミ「心配しなくても、ちゃんと作戦を考えてあるわ」
まどか「作戦って?」
マミ「愛よ」
上条邸
上条「じゃあ、また明日」
仁美「はい。学校で」
上条「………」
仁美「……さやかさんはまだ見つかりませんの?」
上条「…うん。ずっと家に帰ってないみたいだ」
仁美「もしかして、わたくしのせいでは…」
上条「仁美のせいじゃない。僕がもっとさやかの気持ちを考えてあげてれば…」
マミ「美樹さんが心配なのね?」
仁美「!?」
上条「な、なんですかいきなり!?」
マミ「通りすがりのタイヤキ屋、巴マミよ。こっちは鹿目さんと暁美さん」
上条「あ、さやかの友達の…」
仁美(下々ではこのようなファッションが流行っているのでしょうか?)
ひとひと
マミ「実は美樹さんはあなたの腕を治すためにへのへのもへじなのよ!」
上条「そんな! さやかが僕のためにそんなことを!?」
仁美「どうにかして助けられないんですの!?」
マミ「ひとつだけあるわ」
上条「それは!?」
ほむら(どうしてこんなあっさり信じるのかしら。私がどれだけ苦労してきたか…)
まどか(勢いと気合じゃないかな?)
マミ「上条くん、あなたの愛の力で、美樹さんをこちらに呼びもどすのよ!」
仁美「愛の力!? で、でも上条くんは…」
上条「そうです。僕は一度さやかをふってしまったし、今は仁美が…」
ほむら(そう、上条恭介は美樹さやかを幼馴染としか思っていない。ただの片思い。
愛の力などありはしない。どうするというの?)
マミ「ふっ、小さいわね。男なら…」
マミ「両手に花を抱えてベッドから朝日を拝みたいと思わない!?」
ほむら「思った以上に最低だった」
上条「そっそんな恥知らずなこと出来るわけないじゃないですか!」
マミ「上条くん、あなたはまだ若くて勉強不足よ。人類の歴史上、一夫一妻が常識になったのはごく最近のこと。
一夫多妻のほうが圧倒的に長いのよ」
上条「それとこれとは…」
マミ「『それはそれ! これはこれ!』 いい?
そもそも男性は食い扶持を稼ぐのが仕事だから死亡率が高い。
だから余った女性が食いっぱぐれないよう、強くて甲斐性のある男性が多くの妻を娶ったの」
まどか(勉強になるなぁ)
ほむら(まどか! あなたは知らなくていいことよ!)
マミ「つまり、一人の女性しか幸せにできない男性なんて到底、オトコとはいえないわ!」
仁美「そんなふしだらなこと許しません!」
マミ「あら、怖いのかしら? 美樹さんに上条くんを取られるのが!」
仁美「! …いいでしょう。受けて立ちますわ。その上で上条くんがもっとも愛しているのはわたくしだと証明してみせます!」
上条「仁美! 落ち着いてくれ!」
マミ「あなたも強情ね。これを見せられたらどうかしら」ピラッ
上条「な、なんですかこの下着は!?」
マミ「美樹さんの部屋から失敬してきたものよ。見てみなさい!
美樹さんの胸や(ティロティロ)はいつもこれに包まれているのよ!」
ほむら「巴マミが最低すぎる」
上条「さやか…いつのまにか、こんな大人っぽい下着をつけてたのか…」
マミ「さあ! もうすぐその中身はあなたのものよ! オトコをみせてみなさい!」
まどか「オートーコ! オートーコ! オートーコ!」
マミ「オートーコ! オートーコ! オートーコ!」
上条「…う、うおおおおおお! やってやる! ふがいないベイにかわって、
おっぱいという優勝旗をつかんでみせる! 僕はオトコだぁぁ!」
ほむら「上条恭介はもっと最低だった」
まどか「マミさん! これでさやかちゃんを助けられるんですね!」
マミ「いいえ、まだよ。まだ最後の一人が必要だわ」
>>1のベイスターズ愛がエントロピーを凌駕してる!!所詮ベイだけど…。
でもこれアリシア役が恭介なんだとしたら……
ゲームセンター
杏子「ん? 反対側の奴が乱入してきやがった。へっ、あたしのキャプテンスクウェアでボッコボコにしてやるぜ」
杏子「相手のキャラは…ダイナモ? エディットキャラか。どんな性能かしらねぇが…」
『ラウンド1! ファイト!』
杏子「鬼難度のCPUはともかく、対人戦無敗のあたしが負けるか!」
『エネルギッシュパンチ!』ドギャッ
杏子「ちょ、なんだこれ!? ただの強パンでゲージ半分もってかれたぞ!?」
『エネルギッシュワンツー!』バキッ KO!
杏子「~~~! 二秒でKOか。落ち着けあたし。エディットで振り分けられる数値の上限は決まってる。
あんだけの攻撃力なら、耐久は紙のはずだ」
『ラウンド2! ファイト!』
杏子「距離をとって…プラズマボールだ!」
杏子「よっし! やっぱ防御一辺倒だな。おおかた飛び道具もねえんだろ? このまま連発で押し切ってやるぜ!」ガチャガチャ
『プラズマボール!』 ズギャァァァン! KO!
杏子「…なん…だと…? なんであいつのキャラがキャプテンのプラズマボールを使えるんだ?」
「ダイナモのスーパーコンボ『ダイバージョン』…それは、相手の技の倍返しよ」
杏子「この声は!」
マミ「どう、佐倉さん。これでも昔は超必殺小学生コマンドーマミと呼ばれていたの。なかなかの腕でしょ?」
杏子「てめぇ、なにしにきやがった」
まどか「私とほむらちゃんもいるよ」
マミ「一緒に行きましょう佐倉さん。あなただって美樹さんを助けたいでしょう」
杏子「ほっといてくれ。バカに貸す手はねぇんだ」
マミ「家族やみんなを守りたい、そういって私に弟子入りしたのを忘れたのかしら」
杏子「ああ、忘れたね。あんたも忘れてくれよ。出来の悪い弟子のことなんか」
部長が湧くと思ったんだがまだ来てないか…
杏子「それにほむら、あんたまでバカどもに感化されたのかよ」
ほむら「そんなわけないでしょ。いざとなった魔女を倒してまどかを守るためよ」
マミ「佐倉さん、あの時どうして美樹さんのところにいたのかしら?」
杏子「それは…あいつのフラれた顔を見てやろうと…」
マミ「嘘ね。あなたはその時美樹さんがフラれたことは知らなかった。
魔法少女の真実を知って落ち込んでいた彼女を慰めたかった。違う?」
杏子「違う! あたしは無駄なことはしねぇ! 自分だけで面白おかしく生きてればそれでいい!」
マミ「…そう。二人とも、もう行きましょう」
まどか「いいんですか?」
マミ「ええ。誰よりも愛と哀しみを知っている佐倉さんには協力してほしかったけど…」
マミ「ここにいるのは佐倉さんじゃない。ただのすねた臆病者よ!」
杏子「!」
ほむら「………」
いつマタンゴ食うの
ゲームセンターの外
マミ「さて、上条くんたちと合流して…」
まどか「マミさん!」
マミ「……ふふっ、どうしたのかしら、佐倉さん?」
杏子「…勘違いすんじゃねえよ。あんたらやさやかのためじゃねえ」
ほむら「………」
杏子「あたしが臆病者じゃねえってことを! 証明するためだ!」
まどか「ありがとう! ありがとう、杏子ちゃん!」
ほむら(…臆病者か……本当の臆病者は……)
マミさんを食べたい
杏子「ここだな」
マミ「間違いないわね。あの魔女の気配よ」
上条「行きましょう! 早くさやかを助けないと!」
杏子「威勢はいいけどさ、あんた自分が足手まといだってことわかってるか?」
ほむら(確かに。まどかに加えて上条恭介と志筑仁美を守るのは骨が折れるわ)
マミ「安心して。そのあたりもちゃんと考えてあるわ」ゴソゴソ
まどか「ええー!? なんですか、その大きなトカゲ!?」
マミ「これはとある部族で守り神と崇められている神聖なトカゲよ。
その部族の男性は、戦いのときにはこれを使うことで、計り知れない力を発揮するわ」
ほむら「そんな迷信に頼るつもり?」
杏子「勘弁してくれよ。第一、トカゲなんてどうやって使うんだ?」
マミ「論より証拠。上条くん、着ているものを全部脱ぎなさい」
上条「全部ですか!?」
マミ「そうよ。そうしないとトカゲは使えないわ」
このマミさんのメンタルは豆腐やない、クロモリ鋼や
ざき条さんwww
さやさやのパンツ被ってばりたんくする恭介を想像すると胸熱
上条「でも……」
マミ「なにをもたもたしているの! 美樹さんを助けるためよ!」
上条「わ、わかりました」ヌギヌギ
ほむら「まどか、見てはダメ! 目が穢れてしまう!」
仁美(これは上条くんのティロティロを拝むチャンスですわ!)
トカゲ「!」バビュンッ ピタッ
まどか「すごい! 上条くんのティティロが見える寸前にトカゲが股間に張り付いた!」
マミ「これで頭に美樹さんのパンツをかぶせて完成よ!」
杏子「ふざけんじゃねえ! どう見たって変態じゃねえか!」
マミ「古代から続く伝統ある戦装束よ!」
上条「…凄い! どんどん力が湧いてくる! 今の僕なら優勝も狙えるぞ!」
マミ「そして志筑さんには、気合をためこんだ私のシミーズを着てもらうわ」
仁美「歌でもうたいたくなるような気分ですわ!」
ほむら「こんなの絶対おかしいよ」
かみかみ
上条「行こう仁美!」
仁美「どこまでもついていきますわ!」
マミ「さあ、吶喊よ!」
使い魔「キシャー!」
ほむら「危ない! 下がりなさい!」
仁美「その必要はありませんWAAAAAAA!!!!」
使い魔「ぎゃあ!」
まどか「すごいよ仁美ちゃん! 歌で使い魔をやっつけるなんてジャイアンリサイタルみたいだよ!」
マミ「女性の下着は魔力が宿るとされているの。西部開拓時代の伝説のガンマンも、常にシミーズを着ていたらしいわ」
ほむら「西部劇ファンに謝りなさい!」
これマミさんの気合のおかげだな
使い魔「グオー!」
上条「邪魔をするなぁ!」ブルブルブル!
使い魔「チョッ! マジカンベン!」
杏子「おいィッ!? あいつ、股間をぐるぐる回転させながら、なんか白いモンを飛ばしてんぞ!」
マミ「大丈夫よ! モザイクがかかる仕様になってるから!」
杏子「そういう問題じゃねえ!!」
上条「今の僕はマシンガン打線だ! いくらでも来い!」
ほむら(巻き戻してぇ! バイツァ・ダストで全員吹っ飛ばしてぇ!)
マミ「ここが最深部ね」
上条「ここにさやかがいるんですね」
マミ「ええ。でもあなたたちはさがっていて。さすがに魔女相手では厳しいわ」
仁美「でもここまで来たのですから…」
杏子「あんたらが使い魔の相手してくれたおかげで、こっちは万全だよ。大人しくプロに任せときな」
ほむら(精神的には大分くるものがあったけれど)
マミ「佐倉さん、暁美さん行くわよ!」
バンッ!
オクタヴィア「来たか。勇者たちよ」
マミ「ええ、美樹さんを返してもらいにね! みんな呼びかけて!」
上条「さやか! お願いだ、元に戻ってくれ!」
まどか「そうだよ! さやかちゃんはひどいことなんてしないよ!」
仁美「こんなのは卑怯ですわ! 正々堂々勝負しましょう!」
オクタヴィア「恭介に、まどか、それに…仁美……。フフフ…ハハハハハ! ヒャアーヒャアアッ!!」
ほむら(様子がおかしい? 考えてみれば、人格のある魔女なんて…)
オクタヴィア「面白れぇほど簡単に魔王化したぜ! 恭介にブザマにフラれたあとだったしな!
あとはさやかを絶望のドン底に突き落とすため下種どものところへ誘導した!
だが…てめえはここに来やがった! てめえはいつもそうやって私のしてえことをブチ壊しやがるッ!!
昔ッからそうだ! 私がどんなに努力しても、てめえはいつもそのひとつ上を行っちまうッ!!
あの告白の時もなあッ! 私があの夜どんなに苦しんだか…てめえにッ! てめえなんかにッ!!
わかられてたまるかよッ! だが…私は今までの私じゃねえ…今こそッ!
てめえをブッ倒しッ!! てめえの引き立て役だった過去に決別してやるッ!!」
ほむら(この強すぎる負の感情は……まさか、単純な魔女化ではなく、別のなにかと融合している?)
オクタヴィア「あの世で私にわび続けろぉ! 仁美ィィィィィ!!!」
マミ「来るわ!」
オクタヴィア「鬼にかわって…人を斬る!」
オクタヴィア「ひとつ、人の世悪の元」ズバッ
杏子「ぐあっ!」
マミ「佐倉さん! このぉ! 電柱もへし折るローキックを食らいなさい!」
オクタヴィア「ふたつ、不敵なヤサ男」ズバッ
マミ「あ、足が…」
ほむら「! 時よ止まっ…」
オクタヴィア「みっつ、見事に成敗の」ズバッ
ほむら「うぐっ!」
オクタヴィア「その手では盾の操作はできんだろう。これで…」チラッ
仁美「!」
オクタヴィア「秘剣! 鬼ヶ島斬り!」
幕末はホンマ初見殺しのオンパレードやでぇ
まどか「さやかちゃん! やめて!」バッ
オクタヴィア「!」ピタッ
仁美「まどかさん、どいてください! この方の狙いはわたくしです!」
ほむら「まどか、逃げてぇ!」
まどか「大丈夫だよ。さやかちゃんはそんなことしないから」
オクタヴィア「まどか、どけ。さもないと…」
まどか「弱くなったね、さやかちゃん」
オクタヴィア「なに!?」
まどか「人間は弱いよ。弱いから、自分本位になったり、誰かに頼ったり、人を傷つけたり……。
でも弱いからこそ! 強くなろうとして。人を信じるからこそ! 強くなれるんだよ!」
ほむら「………」
まどか「私はさやかちゃんを信じてる。きっと剣を止めてくれると思った。
私だけじゃない、みんなさやかちゃんを信じてるんだよ!」
オクタヴィア?「まどか…う、うああああ…」
まどか「弱い心に負けないで!」
仁美「戻ってきてください! 親友として、ライバルとして、あらためて勝負ですわ!」
上条「さやかぁ!」
オクタヴィア?「…仁美…恭介…」
上条「さやか、聞こえるかい? 返事はしなくてもいい。ただ黙って聞いてくれるだけでいい。
魔女になった? そんなことはもういいんだ! いいんだよ」
上条「それとも僕がそのことで君を責めると思ってるのかい? 僕たちはこの十数年なにをしてきたんだ?
まだ答えなんて出てないじゃないか!」
上条「君はいつも病院にきて僕を元気づけてくれた。確かに僕の腕は治った。
でもそれは君がいてくれたからなんだ。だからこれからも一緒じゃなくちゃ意味がないんだよ!
僕はバイオリンしかできない不器用な男だ。だからこんな風にしか言えない」
ドモンwwww
ガンダム史上最も熱くて恥ずかしい告白ktkrwww
上条さん漢やでえ
上条「僕は…君が…君が好きだ! さやか! 君がほしい! 君と僕はいいなけつだ!!」
オクタヴィア「うおおお……さやか「きょうすけぇ―!!」バリィィィン!
上条「さやかぁ!」
さやか「きょうすけぇ!」
ほむら「嘘でしょ……。魔女から元に戻るなんて……」
杏子「へへっ、これが愛と勇気が勝つストーリーかぁ」
マミ「まだよ。まだ最後の仕上げが残ってるわ」
オクタヴィア「ウゴゴゴゴゴ」
マミ「あの残骸を始末しないとね」
杏子「どうすんだよ。あたしもほむらもこの傷じゃあ…」
マミ「私には気合があるわ!」
マミ(老師、今こそ使わせていただきます!)
やだ……なにこの胸熱
いいなけつww
おぼっちゃまくんなんて覚えてる人ここにいるのだろうか
マミの世界放浪時代 中国の山奥
太った老人「よくぞ厳しい修行に耐えぬいたっチ」
マミ「サモ老師! それでは!」
サモ「マミは心身ともに心山拳後継者に相応しいっチ。これより、奥義の伝授をはじめるっチ!」
マミ「よろしくお願いします!」
サモ「心も力も正しい方向に向かわなければならないっチ。どちらが欠けても、また両方あってもなお足りないこともあるっチ」
サモ「そんな時にこの奥義を使うといいっチ。マミならば必ず正しい使い方ができるっチ」
マミ「肝に銘じておきます!」
サモ「サモ・ハッカ、当年とって156歳! 良き後継者を得たっチ!」
よりによってサモかよw
現在
マミ「みんな、これからすることをよく見ておいてね」ゴゴゴゴゴ
まどか「マミさんからこれまで以上の気合が!」
杏子「まったく、反則だぜ」
さやか「マミさん、あたし…」
マミ「いいのよ。あなたは道を誤ったかもしれない。でも最初に胸に抱いた志は、決して間違ったものではないわ」
ほむら「………」
マミ「私の息遣い…一挙手一投足を…」ゴゴゴゴゴ
オクタヴィア「グルォォォォォ」
マミ「その目に! 心に!」ゴゴゴゴゴ
オクタヴィア「ガアアアアア!」
マミ「しっかりと焼き付けなさい!」パアアアアアア
マミ「心山拳奥義…!」
マミ「旋牙連山狼鬼苦!!!」
シュバァァァァァ! ズババババババ! ドゴーーーーン!
まどか「やったぁ! マミさんのローキックは世界一!」
杏子「…あれをローキックって言い張るのかよ…」
マミ「またひとつ逆境を乗り越えたわね!」
さやか「……ごめんみんな」
上条「さやか?」
さやか「あたしがひとりで先走って、ひどいことして…どう謝ればいいか…」
仁美「気にすることなどありませんわ」
上条「そうさ! さやかのおかげでまたバイオリンが弾けるようになったんだ! こっちがお礼をしないといけないくらいさ」
サモさんのことマミって言うのやめろ
( ;∀;) イイハナシダナー
杏子「なあ、さやか。あんたは真面目すぎんだよ。あたしなんて使い魔を見逃してたせいで、
何人喰われたかわかったもんじゃねえぜ」
さやか「でもそれは仕方なく…」
杏子「仕方なくてもだ。あたしが何人も見殺しにしたことは変わりねえ。神様はあたしを許しちゃくれねえだろう」
杏子「けど、それは今考えなくてもいいことだろ? あたしらはまだ生きてるんだ。
ましてあんたには心配してくれる友達がいるじゃねえか」
まどか「さやかちゃん」
マミ「美樹さん」
上条「さやか」
仁美「さやかさん」
さやか「みんな……」
杏子「ひとりでもあんたを信じてくれるなら…もう少し自分を信じてみろよ」
さやか「みんな……ありがとう!」
マミ「ねえ、佐倉さん」
杏子「ん?」
マミ「私もあなたを信じてるわ」ニッコリ
杏子「う、うるせえ! 師匠面すんな!」カァ
さやか「ところでさ、恭介」
上条「なんだい?」
さやか「なんであたしのパ、パ、パンツかぶってるの!? それに服は!? そのトカゲは!?」
上条「新・マシンガン打線の象徴さ!」
さやか「うわーーん! 恭介が壊れたぁ!」
キャッキャワイワイ
まどか「あれ? ほむらちゃん、どこ行ったんだろう?」
なんだこれ…
画面が霞んでるぞ
混ざりすぎだろ
目から汁でてきた(´;ω;`)
さやか「みんな……ありがとう!」
マミ「ねえ、佐倉さん」
杏子「ん?」
マミ「私もあなたを信じてるわ」ニッコリ
杏子「う、うるせえ! 師匠面すんな!」カァ
さやか「ところでさ、恭介」
上条「なんだい?」
さやか「なんであたしのパ、パ、パンツかぶってるの!? それに服は!? そのトカゲは!?」
上条「新・マシンガン打線の象徴さ!」
さやか「うわーーん! 恭介が壊れたぁ!」
キャッキャワイワイ
まどか「あれ? ほむらちゃん、どこ行ったんだろう?」
ほむ
ほむら(みんな強いわね。マミもさやかも杏子もまどかも。私は…)
ほむら(今度こそワルプルギスの夜を倒してみせる。決して、誰も死なせずに)
QB「やあ、ほむら。実に興味深い現象を見せてくれたね」
ほむら「インキュベーター…!」
QB「僕なりに君の正体について推理してみたよ。君は時間遡行者。それも起点となっているのは鹿目まどかだ。そうだろう?」
ほむら「………」
QB「沈黙は肯定と受け取るよ」
ほむら「その通りよ。私はまどかを救うために何度も時間を遡ってきた。この閉じた運命をこじ開けるためにね」
QB「やっぱりか。これで君の先を見越した行動にも納得がいったよ。
そして運命とやらの出口をふさいでいるのは他でもない、ワルプルギスの夜だ」
ほむら「邪魔はしないのでしょう? お前はいつもそうだもの」
QB「邪魔する必要がないんだよ。君の言い方を借りれば、特に『今回』はね」
ほむら「いったいなにを企んで…」
まどか「ほむらちゃん!」
ほむら「まどか!?」
まどか「今の話……本当なの?」
ほむら「まどか、あなた…」
まどか「杏子ちゃんから聞いたの。もうすぐ来るワルプルギスの夜っていう魔女とほむらちゃんが戦おうとしてるって」
ほむら「………」
まどか「私のために何度も繰り返してきたの!? それなのに私にはなにも言ってくれないの!?」
ほむら「本当よ。………つきまとっていたのもあなたを守るため。何度も何度もやりなおして、
そのたびに失敗してきた。マミや杏子やさやかを巻き込んでね」
ほむら「でも今度こそ大丈夫。自信があるの。だからあなたはマミたちと一緒に待っていなさい」
QB「そのわりには不安げな顔をしてるじゃないか」
ほむら「……早く消えなさい」
QB「ワルプルギスの夜は桁違いの魔女だよ。誰も勝てはしない。でもまどかが契約すればあるいは…」
マタンゴ特攻はまだですか?
おのれディケイド
マミ「暁美さん一人ならそうかもね。でも二人なら?」ザッ
杏子「おっと、三人だぜ」ザッ
さやか「フェニックスさやかちゃんも忘れないでよ」ザッ
ほむら「なにを言ってるの! これは私の戦いよ!」
マミ「いいえ、これは町全体の問題よ。だったらみんなで協力すべきだわ」
ほむら「町はまた建てなおせる! でも、誰かが死んでしまったら…」
マミ「誰かを大切に思うことと、自分を軽くみるのは全く別よ。あなたは周りが見えていない」
ほむら「でも、私は…! 何度もあなたたちを見捨てて…! 今回だって…!」
杏子「なんだかんだで協力してただろ?」
さやか「打たれた借りはバットで返すよ!」
マミ「というわけよQB。あなたの出る幕はないわ」
QB「そうかい。それじゃあ失礼するよ。ワルプルギスの夜までね」
ほむら「……どうして……」
まどか「それはそれ、これはこれでいいじゃない」
マミ「暁美さん、あなたは迷ってしまって気が弱くなっているだけ。富山の生んだ英雄、ヤナガシワはこう言ったわ」
マミ「『君はたいへんなことをしようとしている。たいへんなことは素晴らしいことだ。
素晴らしいことをしようとする人が、くじけてはいけない』」
ほむら「……負けたわ。デットマール・クラマーの名言をどさくさにまぎれて
県民の手柄にしようとする、あなたの面の皮の厚さには」
杏子「ワルプルギスの夜がなんぼのもんだよ!」
さやか「よろしく頼むよ、ほむら!」
ほむら「ええ。もう一度…人を守るということを教えられた。あなたたちに!」
なにかおかしい
それから数日―
マミ「あなたたちにも気合ためを習得してもらうわ! 心を燃やしなさい!」
杏子「アィァエンリーグヮーー!!」
さやか「波留もローズも谷繁も大魔神も進藤さえも流失した…。
でもあたしはそのたびに乗り越えてきたんだ! もう絶望する必要なんてない!!」
ほむら(ドレッドノート! キングジョージV! ハア、ハア、ロ、ロイヤルネイビィィィィィィィィ!!!)
魔法少女たちの特訓が―
マミ「美樹さんは剣技を磨いて! 暁美さんは射撃よ! まずは座学から!」
さやか「『超解説! 炎魔忍軍』?」
ほむら「『サクセズタウンの奇跡~無限にミルクを飲む男~』?」
続いた―
マミ「今日は幻術の特別コーチを招いたわ! 剛腕・板東英二と投げ分けたエースにして、
『蜃気楼旋風』の立役者! 村椿さんよ!」
杏子「すげえ!!」
ブリキ大王の出番はまだか
コーチが凄いけど凄くないw
まどか「みんなお疲れ様!」
さやか「いやー、疲れた。この夜食タイムだけがオアシスだよ」
杏子「やりー! 今日はタイヤキか!」
まどか「マミさんほど上手じゃないけど、紅茶も淹れたよ」
マミ「ふふ、美味しいわ鹿目さん。自信を持って」
ほむら「………」
まどか「ほ、ほむらちゃん? 美味しくなかった?」
ほむら「いいえ、とても美味しいわ。ただ…こんなふうにみんなと過ごせるなんて考えてもいなかったから」
さやか「そんな難しく考えなくてもさ。ワルプルギスを倒してこれが普通にしちゃえばいいんだよ」
まどか「…ねえ、ほむらちゃん。私になにかお願いしてくれない?」
ほむら「お願い?」
まどか「そう。ワルプルギスの夜を倒したら、私がほむらちゃんのお願いを叶えるよ」
ほむら「まどか……」
まどか「私とほむらちゃんで、新しい約束をしよう!」
ほむら「なら………。あなたの淹れたコーヒーが飲みたいわ」
ワルプルギスの夜 襲来当日
マミ「やれるだけのことはやったわね」
杏子「やりすぎた感じもするけどな」
さやか「どんと来い! ワルプルギスの夜!」
ほむら「………」
マミ「避難所に残してきた鹿目さんが心配なの?」
ほむら「ええ。インキュベーターは狡猾よ。感情は理解できないと言いつつ、どんな罠をしかけてくるか…」
マミ「大丈夫よ。鹿目さんは強いわ。どんな誘惑があってもはねのけるに決まってる」
杏子「あたしらが勝てば問題ねえぜ!」
さやか「気合があれば、グリーフシードの心配もいらない!」
ほむら「そうよね…」
マミ「みんなかまえて! 来るわよ!」
ワルプルギス「キャハハハハハ」
杏子「周りの使い魔はあたしに任せろ! ロッソ・ファンタズマ・ミラッジョ!」ブゥン
マミ「佐倉さんの分身が使い魔を抑えてるあいだに本体を叩くわよ! 突っ込むから援護して!」
さやか「了解! 忍法カマイタチ!」シュバッ
ワルプル「キャハッ!?」
マミ「どんなに大きかろうと! 私にこの二本の足がある限り! 蹴れないものなんてない!」
マミ「心山拳奥義! 旋牙連山狼鬼苦!!」ズババババ
ワルプル「キャフゥ」
さやか「ほむら、いけえええ!」
ほむら「ワルプルギスの夜…。私は絶対にあなたを越えてみせる!」
ほむスピナーフルオープン!! グゴゴゴゴゴゴゴゴ!
ほむら「ロイヤルネイ…じゃなくて陸軍が誇る空中戦艦『怒竜』で!!!」
なにこれすごい
杏子「あの盾にどうやって入ってたんだよ!?」
ほむら「オールウェポンファイヤー!!!!」
チュドドドドドドド ドッゴーーーーーン!!!
ワルプル「」シュウウウウウ
さやか「ワルプルギスの夜が消えていく…」
マミ「やったわね!」
杏子「お前ら少しは魔法使え」
ほむら「やった…とうとうやったわ。ついにワルプルギスの夜を…」
QB「それはどうかなあ」
マミ「QB!?」
QB「よく見てごらんよ。ワルプルギスの夜は倒れていない。真の姿に戻るだけさ」
遂にブリキ大王の出番が来るでぇ……!
ワルプルギスBGM
http://www.youtube.com/watch?v=J8K2DQxZRuQ
ワルプルギス戦BGM
http://www.youtube.com/watch?v=dwtASYeer8Y
ほむら「なんなの!? あんな形態は見たことない!」
QB「ワルプルギスの夜は魔女の集合体。絶望と呪いの塊であり、救いを求める感情が顕現したものだ」
杏子「だからって……ひでー冗談だ」
QB「二千百六万五三七二人。これまで地球上に現れた魔法少女の総数だよ」
QB「あれはその全ての憎しみが重ね合わさっている」
ほむら「重ね合わせ?」
QB「気付いたようだね。そう、君のせいだよ。まどかに因果が重なったように、
ワルプルギスの夜にもまた憎しみが重なったのさ」
ほむら「そんな……」
QB「だから言ったじゃないか。『今回』は邪魔する必要もないとね」
QB「あれもある意味奇跡の存在だよ。もはやワルプルギスの夜じゃない。悪腐瑠大仏とでも名付けようか」
悪腐瑠大仏「けるけるぴーちゃん けるるーちゃん」
ろれろホゲェ!!
ざけんなよ・・・・
④が少なくてもな・・・・
一つにはなれんだよ!
なあ・・・・
そうだろ >>1ッ!!
避難所
まどか「そんな…、こんなことって……」
QB「言っておくけど、幻覚じゃないよ。僕の別個体が見ている映像を共有しているんだ」
QB「さあ、まどか。今ならまだ間に合うよ。君が魔法少女になれば、彼女たちを助けられるかもしれない」
QB「たった四人と、史上全ての絶望を結集した魔女。どちらが強いかは明白だろう? 君ぬきでは話にならないよ」
まどか「でも…私の戦いは契約をはねのけることだってみんなが…」
杏子「うわー!」
さやか「きゃあ!」
マミ「早く、早くたまりなさい私の気合! このままじゃあ……」
まどか「!!」
QB「見殺しにしてもいいのかい?」
ほむら「……みっともない姿を見せてしまったわね。……まどかに見せているんでしょう? QB」
ポゲラルゴー!
まどか「ほむらちゃん! もう、もういいよ!」
ほむら「切り札の『怒竜』もプリンスオブウェールズやフッドのように撃沈したわ。まったく忌々しい」
まどか「もうやめて! 逃げて! みんなの傷つくところなんか見たくない!」
QB「ほむらたちには君の声は届いてないよ」
ほむら「今ごろQBは、勝負はみえているから契約しろと迫っているんでしょ?
……冗談じゃないわ。私たちは絶対に負けない。だからまどか、あなたも負けてはダメよ」
まどか「ほむらちゃん……」
QB「わけがわからないよ。どうみたって勝ち目はないじゃないか」
ほむら「ワルプルギスの夜。あなたたちはそんな姿になってまでなにがしたいの? 自分の希望を信じられないの?」
ほむら「ふざけないで。そんな姿にならなくたって、強くなれるのよ! ねえ! そうでしょ、まどか!」
ここからメガロマニアか
『……………!』
まどか「え? この声はなに?」
QB「どうやら、誰かがテレパシーを送ってきているらしい」
『……………!』
QB「なにを言ってるんだか、さっぱりわからないよ。荒唐無稽だね」
『……………!』
QB「さあ、まどか。契約しよう。君ならきっとほむらたちを助けられるさ」
まどか「……契約はしない」
QB「いいのかい? みんな死んでしまうよ?」
まどか「契約はしない! でもみんなは絶対に助ける!」
QB「そんなことは無理だよ」
まどか「鹿目まどか、無理を通してみせる!」
おいばかやめろ
ざけんなよ…そんなカッコにならなくてもな…一つにはなれんだよ!
まどか「ミュージックスタート!」 BGM:GO! GO! ブリキ大王
チャララララッチャーチャチャララララチャラッチャーチャチャーチャーチャッチャラーチャーチャーチャー
まどか「いーまはッ♪ むかしーの バッビッロニーア♪ 鋼の 拳が♪ 天を突くー♪」
QB「!? まどかから強烈なエネルギーが!?」
まどか「異形ォの 魔ァ神を たーおーすーためー♪ いーかりッでー火をとーもーせー♪」
QB「なにか巨大な物体が近づいて来る! なんなんだ一体!?」
まどか「あーついー 心ッがァ 呼―びさーまーすー♪」
ガッシャァァァァァァン!
QB「うわああああああ!」
まどか「ブリキ大王! 我とあり!!!」
まどか「みんな待ってて!」
ブリキ大王キタァァァアアアアアアアアア!!!
杏子「気合ってすげえんだな…」
さやか「うん。気合をためてなかったら、もう三回は死んでるよ」
マミ「四回目は大丈夫?」
ほむら「もちろん。百回でも千回でも問題ないわ」
悪腐瑠大仏「けるけるぴーちゃん けるるーちゃん」
マミ「…あとは根競べね…」
さやか「よーし、忍法カマイタ…」
悪腐瑠大仏「けるるーー!!」ゴウッ!
ほむら(ダメ! 直撃…!)
バシィィィィィィン!
GO!GO!ブリキ大王
http://www.youtube.com/watch?v=i9yqI9gL_Cw
さやか「へ?」
『神か悪魔か その姿 』
杏子「なんだこりゃあ…?」
『古代のパワーが 甦る』
マミ「ロボット?」
『お前の瞳に映るのが 汚れた現代(いま)ならば』
ほむら「この歌声は……まどか!?」
『壊せ! 蹴散らせ! 悪の基地』
まどか「ブリキ大王! 俺とあり!!!」
まどか「みんなお待たせ! 一緒に乗って!」
QB「不条理だ。魔法でも奇跡でもこんなことは起こるはずがないんだ」
まどか「魔法や奇跡はそんなものじゃない! ただ起こるだけなら、単なる現象だよ!」
まどか「その現象に名前をつけるのは私たち自身! 生きるってそういうことだもの。だから私は」
まどか「どんなに時が過ぎても、全てが終わっても、生まれてきて良かったって言うよ」
BGM:MEGALOMANIA
杏子「不思議だ。はじめて乗るのに、動かし方が全部頭に浮かんでくる!」
まどか「ブリキ大王は心で動かすんだよ! みんなの力を合わせれば!」
さやか「無限の力が湧いてくるってね!」
悪腐瑠大仏「けるるーー!!」
杏子「しゃらくせぇ! メタルヒット!」ドギャッ!
悪腐瑠大仏「ける!?」
さやか「追い打ちだ! ハロゲンレーザー!」ビィィィム!
ほむら「ジョムジョム弾、発射!」ズドドドドドド!
悪腐瑠大仏「け、けるーー!!」
まどか「いまです、マミさん!」
マミ「いくわよ! バベルノンローキック!!」ズッギャァァァァァン!!
悪腐瑠大仏「ギャアアアアアアス!」
QB「そんなバカな。二千万人以上の絶望を取り込んだ悪腐瑠大仏が……」
ウジュルウジュル
QB「!? これはまさか!? 僕まで取り込もうとしているのか!?」
杏子「こいつっ! 最後の悪あがきか! なのに……」
さやか「ブリキ大王は心で動かすロボット…」
マミ「ブリキ大王を通して伝わってくるこの感情が、彼女たちの悲しみなのね」
ほむら「……解き放ちましょう」
まどか「もう、いいんだよ。もう誰も呪わなくていいんだよ」
まどか「絶望があるから、希望もある。違いなんてないの。あなたたちの希望は私たちが受け取ったから」
まどか「だから、先に行って見てて。私たちが頑張れるように」ブゥゥゥゥゥン
全員「「「「「ティロ・ハリケンショット!!!!!」」」」」
なぜここでハリケンショットwwwww
まどっちまじ女神
マミさんはほいこ~ろ~だろ
初老の格闘家「心配することもなかったな。ちゃんとやれてるじゃねえか」
??「悪かったよ。しかしまあ、テレパシーが届いたはいいけど、本当に動かすとは思わなかったぜ。甘くみすぎてたな」
太った老人「修行が足りないっチ。その目は節穴っチ。罰としてたらふくの飯を食わせるっチ」
初老の格闘家「森部のじーさんの奥技を使うまでもなかったな」
??「ああ、もー、俺が過保護だったよ!」
初老の格闘家「鍛えてくれって紹介してきた魔法少女ってやつらは、全員しっかりしてるさ」
太った老人「心を育てる時間さえあれば、みな良い娘たちばかりだっチ」
??(マミ、お前も立派になったな)
『あいさつがわりの メタルヒット
ひるんだ敵には バベルノンキック
地球に優しい無敵ロボ 時代をこえて今
轟く怒号が 地を駆ける
ブリキ大王 負け知らず』
こっそり見守ってるアキラ△
おもしろい
さやか「恭介! ほら、次はあっちに行こ!」
仁美「さやかさん、引っ張りすぎですわ! 少しはこちらのペースに合わせてくださいまし!」
上条「まあまあ、時間はたっぷりあるんだから。全部つきあうよ」
上条(両手に花ってこういうことだったのか! 素晴らしい! 僕は世界を手に入れた! 世界よ、愛をありがとう!)
杏子「なあ、マミ。買い出しこれで全部か?」
マミ「ええ、ちゃんとそろってるわ」
杏子「じゃあ、屋台に運んどくぜ」
マミ「悪いわね、いろいろ頼んじゃって」
杏子「いいってことさ。居候だし、ちょっとは手伝わないとな」タタッ
このSS一番の勝ち組は恭介な気がしないでもない
魔力も超能力もいらんかったんや……
マミ「……QB、なにかようかしら?」
QB「……あの時以来、ときどきどうしようもなく胸が痛むんだ」
マミ「ワルプルギスとの戦いから?」
QB「僕は自分のやってきたことが悪いことだなんて考えもしなかった。そもそも善悪という概念すらなかった」
QB「なのに今は考え始めると不安でたまらなくなるんだ」
マミ「もしかして、ワルプルギスに取り込まれかかったから……」
QB「あの魔女は間違いなく最強だった。君たちが勝てるはずがなかった。あんなことはあり得ないはずなんだ」
マミ「まだわからないの? それが…………心よ」
QB「これが心?」
??「なあ、お嬢ちゃん。店はまだ開いてねえのか?」
マミ「! まさか……」
アキラ「タイヤキ焼いてくれねえか」
マミ「あ…あいよ!」
/. ノ、i.|i 、、 ヽ
i | ミ.\ヾヽ、___ヾヽヾ |
| i 、ヽ_ヽ、_i , / `__,;―'彡-i |
i ,'i/ `,ニ=ミ`-、ヾ三''―-―' / .|
iイ | |' ;'(( ,;/ '~ ゛  ̄`;)" c ミ i.
.i i.| ' ,|| i| ._ _-i ||:i | r-、 ヽ、 / / / ̄7l l ― / / ̄7l l _|_
丿 `| (( _゛_i__`' (( ; ノ// i |ヽi. _/| _/| \/ ― / \/ | ―――
/ i || i` - -、` i ノノ 'i /ヽ | ヽ | | / _/ / 丿
'ノ .. i )) '--、_`7 (( , 'i ノノ ヽ
ノ Y `-- " )) ノ ""i ヽ
ノヽ、 ノノ _/ i \
/ヽ ヽヽ、___,;//--'";;" ,/ヽ、 ヾヽ
まどか「ほむらちゃん、コーヒーはいったよ!」
ほむら「大丈夫? 火傷したりはしなかった?」
まどか「心配性すぎるよ。けど確かに味のほうは自信ないかな……」
ほむら「……いただくわ」ゴク
まどか「どうかな?」
ほむら「少し苦いわ」
まどか「ご、ごめんね! 今度は上手に…ほむら「だけど」
ほむら「今はこの味が最高ね」
おしまい BGM:Live for Live
乙
|\ /|
|\\ //|__
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八 、_,_, 八 |_/|
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_/ il ,' '. li ',_____ノ
乙!
乙乙
Live A Live知らなかったけど面白かった
乙
よかったよかった
>>1の最終編パーティは、主人公アキラにサモ、高原、サンダウン
サンダウンがやられると火力不足でヤバイ
アキラには妙子のパンツ、サンダウンにはアニーのシミーズがジャスティス
あと最初のほうで言及されてましたが、他に書いたSSは
マミ「熱力学的奇跡ね」(元ネタ:ウォッチメン)
QB「僕と契約してニンジャになってよ!」(元ネタ:ニンジャスレイヤー)
全部わかる同志がいるんだろうか
まだ わからんか・・・・心じゃよッ!
>>1乙
コレを機にLALのクロスが増える事を祈る
ちなみに意外だが近未来編は2010年が舞台
シュタインズゲートと全く同じ年
>>1乙
無法松的な意味でマミって退場かと思ったけどそんなことなくて安心した
この人は・・・・ストレイボウは>>1乙してくれたわ!
>>207 そうだったのか
てことは現代編が発売年と同じ年とすると
高原と無法松はけっこう近い年齢かも
乙
よかった
( ゚ω^ )ゝ 乙であります!
乙でした〲
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