エレン「気になる……」(19)

アルミン「何が?」

エレン「お前ってオナニーするか?」

アルミン「気になるって……そのこと?」

エレン「いいから、どうなんだ?」

アルミン「そりゃ…まぁ…たまに…」

エレン「嘘つくな!毎晩してるだろ!」

アルミン「知ってるなら聞くな!!!」

アルミン「で、エレンが気になってたのは僕のオナニーの頻度なのかい?」イライラ

エレン「いや、俺が気になるのは女子の方だ……」

アルミン「!?………ほぅ」

エレン「気にならないか?」ニヤリ

アルミン「具体的にどうするつもりだい?」ニヤリ

エレン「そりゃぁ……聞くしかねぇだろ」

アルミン「君はまったく……」

アルミン「聞いたとして、ホントの事を言うと思うのかい?」

エレン「たしかに……」

アルミン「それに僕はそれだけじゃ足りないよ」

エレン「ん?」

アルミン「僕は女子がオナニーするところを見たい!」

エレン「俺も見たい!」

エレン「でもどうするんだ?」

アルミン「覗くしかないよね」

エレン「まず女子がオナニーしてるかどうかもわかんないんだぞ!?そんな危険な真似……」

アルミン「君はつくづくわかってない男だね」

エレン「何がだよ!」

アルミン「世の中っていうのは等価交換なんだよ!!リスクも無しに何かを得ようなんて図々しいよ!!」

エレン「お前にとって女子のオナニーは人生と等価なのか…」

アルミン「女子寮の天井裏に忍び込んで観察しよう!一晩に1人づつね」

エレン「その日たまたまオナニーしなかったら?」

アルミン「また見張る」

エレン「俺たちいつ寝るんだ?」

アルミン「見張ってる女子が寝たら男子寮に戻る」

エレン「なるほど!誰から覗くんだ!?」

アルミン「>>9だね」

アニ

アルミン「まずはアニだね」

エレン「……」ごくっ

アルミン「さぁ!そうと決まれば早く行こう」

エレン「おう!」(アニのオナニー……)

アニの部屋の天井裏

アルミン「目標確認」

エレン「ベッドの上で本読んでるな」



アニ「……」足ぱたぱた


エレン「足ぱたぱたしてる!やべぇ!」

アルミン「エレンってアニが好きなの?」

エレン「割と」

アルミン「割と?」

エレン「かわいい女子は皆好きだ!」

アルミン「なるほどね、同感だよ」

アニ「………」つ本


エレン「オナニーしないな…」

アルミン「ずっと本読んでるね…」


アニ「………」ぐぅ~~


エレン「ん?屁か?」

アルミン「お腹の音でしょ」


アニ「//////」

アニ「……」ガサゴソガサゴソ


エレン「ベッドの下!?ついにオナニーか!?オモチャでするのか!?」

アルミン「違うと思うよ」

アニ「」つ缶


エレン「ん?なんだ?」

アルミン「缶箱?」


アニ「」ぱかっ

アニ「~♪」つお菓子


エレン「お菓子だ……」

アルミン「クッキーだね。缶箱に貯めてるっぽいね。美味しそう……」


アニ「~♪」むしゃむしゃ


エレン「太るぞ」

アルミン「デブアニ」


アニ「!?」

エレン「やべっ!!こっちむいた!!」

アルミン「バレたか!?」


アニ「………」(なんか太るとかデブとか聞こえたような……)

アニ「はぁ……」(食べるのやめよ……)戻し戻し


エレン「よかった……気づかれてなかった」

アルミン「心臓に悪いよ……」

エレン「それにしても……オナニーしねぇなぁ…」

アルミン「アニはしないのかもね…」

アニ「………」


エレン「布団に入ったな」

アルミン「もう寝るのかな?」

エレン「髪下ろしてるな……なんかイイな」

アルミン「僕も今同じことを考えていたよ」


アニ「………」もぞもぞ



エレアル「!?」

アニ「……」もぞもぞ


エレン「アニがもぞもぞしてるぞ!!オナニーか!?そうなのか!?」

アルミン「くそっ!!布団邪魔!!!してるのか!?」


アニ「………」


エレン「止まった……」

アルミン「何かモヤモヤするんだけど…」


アニ「すーすー」


エレン「寝ちまった…オナってたのか!?アニ!!どうなんだ!?」

アルミン「これじゃあ僕らは眠れないよぉぉぉ」

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