貴音「あなた様…」P「ん?」 (134)

貴音「>>5

子供が出来ました

P「な……それは本当か!?」

貴音「あなた様に嘘などつきません。まことのことです」

P「そ、それで、父親は誰なんだ?」

貴音「それはもちろん……>>25です」

P「そうか……お前ら仲いいもんな」

貴音「ええ。ふふ、響との愛の結晶、大事せねばなりませんね」

P「アイドルは続けるのか?」

貴音「ひとまずこの身体が許す限りは……産んで後のことはあなた様や響、社長と相談したいと存じます」

P「そうか。しかし、どうして子供なんてできたんだ?」

貴音「はい、あれは2週間程前のこと……わたくしは>>35におりました」

ここ

貴音「わたくしはここにおりました」

P「ここ? 事務所ってことか?」

貴音「はい。あの日わたくしはだんすれっすんに出向き戻ってまいりました」

P「ふむふむ」

貴音「しかしれっすんが長引いた故、事務所にはわたくしと……>>45だけしかおりませんでした」

やよい

P「やよい? なんでまた」

貴音「どうも伊織嬢を待っていたようです。夕食を共にする、と、嬉しそうに話しておりました」

P「なるほど」

貴音「それからしばし彼女と談笑したのですが……」

P「……が?」

貴音「ふと、やよいが聞いてきたのです。『貴音さんは、>>50って知ってますか?』と……」

生活苦自殺

P「……ッ!? やよいがそんなことを!?」

貴音「はい。わたくしも一瞬、耳を疑いました……」

P「そんなに苦しかったのか高槻家……」

貴音「わたくしもそう問いました。『生活がそこまで逼迫しているのですか』、と」

P「やよいはなんて?」

貴音「はい……『>>55』と」

宇宙のはちぇまれ

P「……ん? 今なんと?」

貴音「『宇宙のはちぇまれ』と申しました」

P「何言ってんだやよい……」

貴音「曰く小鳥嬢から習ったと」

P「何やってんだ音無さん……」

貴音「もちろんわたくしは指摘しました。『宇宙ではなく銀河です』と」

P「そこ指摘すんのかよ」

貴音「すると彼女は……>>65

プロデューサーの子供が出来た

P「!?」

貴音「わたくし、これでも常に冷静に振舞おうと努力しているのですが……流石にその時は驚きを隠しきれませんでした……」

P「い、いやちょっと待て!」

貴音「まさかあなた様が、やよいのような年端のいかない女児に手を……」

P「俺はやよいとはそういう関係には!」

貴音「……『とは』?」

P「え?」

貴音「今、『とは』と申しましたよねあなた様」

P「あ……」

貴音「では誰とならそういう関係になったのでしょうか。お教えいただけますか、あなた様」

P「ぐっ……誘導尋問とはな……こうなったら仕方がない。>>70とだよ」

北斗

貴音「北斗というと、あのジュピターの……」

P「ああ。あいつ、普段は紳士的なのに夜はワイルドで、鍛えられた筋肉もたくましくて、そしてベッドの上では……」

貴音「もし」

P「何か?」

貴音「そういう話は小鳥嬢にでもお話ください」

P「そうだな」

貴音「ではあなた様が担当アイドルに手を出す不埒物ではないと確認もとれたところで話を戻しましょう」

P「ああ。で、やよいは本当はなんて言ったんだ?」

貴音「はい。彼女はやはり……>>88と」

人類の存亡をかけた、対話の始まり!

P「また小鳥さん臭がするんだが……」

貴音「やはり習ったそうです」

P「教育に悪影響を与える事務員はなんとかせねばな」

貴音「……しかし、恐らくやよいは、最初の言葉を誤魔化すべくこれらの台詞を発したのだとわたくしは思いました」

P「!」

貴音「ですからわたくしは重ねて聞きました。生活はどうなのですか、と」

P「するとやよいは……?」

貴音「やや言い難そうに……>>95と」

Pの財布から…

P「……やよい……」

貴音「やはり、多くの家族を支えるのは大変だったのですね……」

P「あのやよいが金を盗むなんてな……」

貴音「その後に伊織が来て、彼女はまたいつも笑顔で去っていきました。
    後から聞いた話によると、彼女、この夕食で行く店も持ち帰りができる場所を切に希望していたそうです」

P「…………」

貴音「なんとも、やりきれないことです……」

P「ああ……ってちょっと待て」

貴音「はて?」

P「これと、お前に子供が出来たこととなんの関係があるんだ」

貴音「それは……彼女があるものを置き忘れたからなのです」

P「あるもの?」

貴音「>>105です」

謎の怪しい石

P「謎の怪しい石……?」

貴音「とても面妖な石でした。不思議な輝きと存在感を持った……」

P「ふーむ?」

貴音「わたくしがそれを手に取り眺めようとしたところに、事務所のドアが開き響が現れたのです」

P「ようやく響の登場か」

貴音「曰くハム蔵を事務所に忘れて来てしまった、と」

P「何やってんだかな」

貴音「そこでわたくしも石のことは一旦忘れ、響と共にハム蔵を探し始めました」

P「ふむふむ」

貴音「……しかし」

P「ん?」

貴音「かの石、実は……>>115というものだったのです」

新しい生命を宿す石

P「……なんだそれは」

貴音「結果的にいえばそう形容せざるを得ません」

P「というと?」

貴音「わたくしと響がハム蔵を探していると……不意にハム蔵は姿を現しました」
    それを同時に発見したわたくし達はハム蔵に向かって手を伸ばします。ですが体勢が悪く、春香のようにバランスを崩してしまったのです」

P「おいおい」

貴音「そしてその手の先には……かの石が」

P「お?」

貴音「わたくしと響は、同時にその石に触れました。すると……」

P「まさか」

貴音「石がまばゆい光を放ったかと思うと、跡形もなく消滅しました。わたくし達は何が起こったのか初めはわかりませんでしたが……」

P「が?」

貴音「わたくしの下腹部に違和感があり、翌日病院に行ったら、子を孕んでいたというわけです」

P「妙に生々しいなその言い方」

貴音「そしてさらに後日でぃーえぬえーを検査したところ父親は響だとわかりました」

P「……色々謎はあるが、ひとまず話が繋がったな」

P「なんでやよいはそんな石を持っていたんだろうな?」

貴音「後から聞いたところ道端で拾ったそうです。宝石だと思い、高く売れるのではないか、と思ったのだとか」

P「どこまでも厳しいなやよい……」

貴音「……時にあなた様」

P「ん? なんだ」

貴音「わたくしにひとつ疑問があります」

P「というと?」

貴音「……なぜ最初に、響が父親だと語った時に疑問を抱かなかったので?」

P「ッ!?」

P「い、いや、それは!」

貴音「今、わたくしの中にはひとつの仮説があります……」

P「うん、その仮説は間違っている。だから落ち着いて話そう」

貴音「響が父親だということを容易く享受したこと……同性愛のあなた様……響があなた様を兄のように慕っていること……これらの符号が示すことは、ひとつ……!」

P「……さぁて、なんのことやら」

貴音「時にあなた様。ベッドの上での響はいかようで?」

P「うん、まるで犬みたいに従順でな。そりゃもう可愛くて可愛くて……ハッ」

貴音「…………」ゴゴゴゴ

P「……ハ、ハハハ」

 がちゃ

響「はいさーい! って、プロデューサーに貴音? どうかしたのかー?」

貴音「ちょうどよいところに来ましたね響。では今から『実物検証』を行いましょう……」

響「へ?」

貴音「フフフ……せっかくなので2人とも、異性愛というのも……楽しんでいただきましょうか……?」


おしまい

色々適当なのは即興乗っ取りなのでご勘弁
実は響が一番好きですなのに扱いこんなんですみません
お目汚し失礼しました

どういうことだ?
響が男だったってことでFA?

>>133
はい。なんかホモが多かったので、つい

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