京子「結衣を無視し続けたらどうなるか」(882)
京子「おっはよう」
「おはよう」 「おはよう歳納さん」
結衣「おはよう、今日はずいぶんとゆっくりだったな京子」
京子「ふんふん♪あっ、宿題やってくるの忘れた」
結衣「またか。言っておくけど私は見せてやらないからな」
京子「ねえねえ、今日の宿題やってきたー?」
結衣「だから宿題は自分でや・・・」
「うん、やってきたよ」
京子「ごめん!今日だけ見せてくれない?やってくるの忘れちゃったー」
「あはは、いいよー。昨日のところ難しかったよねー」
京子「そうなの?まだ見てないからわからない」
「えー」
京子「えへへ」
結衣「?」
京子「よーし、宿題終わったー!」
結衣「終わったーじゃない。写させてもらっただけじゃないか」
京子「ありがとう。助かったよー」
「うん、でも間違っていたらゴメンね」
京子「気にしない気にしない」
結衣「京子が迷惑かけてゴメンね」
「いいよいいよ」
結衣「全く、宿題くらい自分でやってきたら?」
京子「・・・」
結衣「京子?」
放課後
結衣「京子、今日どこか調子悪い?朝から様子が・・・」
京子「終わったー!さーてと部活部活」
結衣「あ。ま、待って。私も行くよ」
京子「ふんふん♪」
結衣「京子。私何かした?怒ってない?」
京子「・・・」
結衣「言いたいことがあるなら言ってくれないとわからない」
京子「・・・」
結衣「京子ってば!」
京子「お、ちなつちゃーん!・・・ついでにあかり!」
ちなつ「ちょっと抱きつくの止めてくださいよ!」
京子「えへへ、ちなつちゃんかーわいい」
あかり「あかりついでじゃないよ・・・」
京子「まぁまぁ細かいことは気にしない。さぁ楽しい楽しい部室に行くぞー」
ちなつちゃん「だから離れてくださいってばもう」
あかり「あはは・・・結衣ちゃん行こう」
結衣「・・・」
あかり「結衣ちゃん?」
結衣「え?あ、ああ今行く」
結衣まさかのヤンデレ化
京子「今日はみんなに私からプレゼントがあるよー」
あかり「えー。なんだろ?楽しみだなー」
ちなつ「どうせろくなものじゃないです」
結衣「・・・」
京子「じゃじゃーん!新しいコスプレ衣装だよー」
あかり「わー、かわいいー」
ちなつ「やっぱりろくなものじゃなかったです・・・」
京子「そんなことないよ。はい、ちなつちゃんにはこの一番かわいいやつね」
京子「はい、あかりには森の木の衣装だよー」
あかり「え・・・」
結衣「きょ、京子!私のは?」
京子「・・・」
結衣「私のもあるよね?」
京子「・・・」
ちなつ「結衣先輩?」
あかり「ど、どうしたの結衣ちゃん。いつもならあんまりこういうの乗り気じゃないのに・・・」
結衣「あ、いや、そういうわけじゃないんだけど・・・」
京子「ほら、二人とも着てみて着てみて。お披露目会だよー」
結衣「京子!」
あかり「えーとえーと。あ、これじゃなかいかな?これ結衣ちゃんのだよね京子ちゃん?」
京子「そだよー」
結衣「京子・・・」
あかり「え、えーと二人とも何かあったの?」
結衣「い、いや別に何もないよ。京子がちょっと悪ふざけしてるだけ。そ、そうだよね京子?」
京子「ちなつちゃーん早く着てみせてよ。ちなつちゃんのためを思って愛を込めて作ったんだからさー」
ちなつ「き、気持ちの悪いこと言わないで下さい!」
京子「えー。気持ち悪くないよー告白だよー」
ちなつ「そういうのが気持ち悪いって言っているんです!」
結衣「京子・・・」
あかり「あ、あはは。と、とにかくみんなで衣装来てみようよ!ね?結衣ちゃん」
京子「あかりのは地味だけどなー」
あかり「う・・・」
結衣「・・・」
あかり「暗くなっちゃたねー」
ちなつ「今日はそろそろ帰りましょうか」
京子「よーし、ちなつちゃん。私と一緒にあの夕陽に向かって走ろう!」
ちなつ「1人でやってください」
京子「えー。じゃああかりでいいや」
あかり「え、あかりでいいの!?」
結衣「きょ、京子!」
京子「・・・」
結衣「今日家に泊まっていく?」
ちなつ「ガーン」
あかり「ど、どうしたの結衣ちゃん。結衣ちゃんから誘うなんて珍しいね?」
結衣「べ、別に深い意味はないよ。今日はちょっと京子が体調悪いみたいだから家で休ませようかなーって思っただけ」
ちなつ「ガーン」
あかり「そ、それなら京子ちゃんの家でお母さんとかに看てもらった方が・・・」
結衣「と、とにかく京子は私と一緒に帰るから!また明日ね二人とも」
京子「・・・」
結衣「ほら、京子行くよ」グイッ
あかり「あ・・・」
ちなつ「ガーン」
なんだろうねこの胸のざわめきは
京子「・・・」スタスタ
結衣「うわ、夕日がもう沈みそうだ。すっかり遅くなったね」
京子「・・・」スタスタ
結衣「そ、それにしても、京子はやっぱり裁縫も上手いよな。4着もあんなの作るなんて」
京子「・・・」スタスタ
結衣「も、もしかして今朝のことで怒ってる?宿題見せてあげなかったこと」
京子「・・・」スタスタ
結衣「私のこと無視したりしてないよね?あはは、あるわけないよね。私と京子の仲だし、あれくらいで」
京子「・・・」スタスタ
結衣「・・・グスッ」
きっつい
こんな結衣ちゃん見てられないよ
京子「・・・」スタスタ
結衣「・・・」トボトボ
京子「・・・」スタスタ
結衣「・・・」トボトボ
京子「・・・」スタスタ
結衣「!ま、待って!今日は家に泊まって行くって!」
京子「・・・」スタスタ
結衣「そっちじゃないって私の家は・・・!行くよ京子」グイッ
京子「チッ」
結衣「!」
実は京子の妹だったというオチ
京子「・・・」スタスタ
結衣「あ・・・あ・・・え、今の・・やっぱり怒ってる・・・?」
京子「・・・」スタスタ
結衣「きょ、京子!待って!」
京子「・・・」
結衣「と、とにかく私の部屋で話そう。すぐ近くだから・・・!」グイッ
京子「チッ」
結衣「言ってくれないと」
京子「・・・」
結衣「ちゃんと言ってくれないと何で怒っているかわからないじゃないかぁ・・・」ポロポロ
\アッカリーン/
結衣「さあ、あがってあがって」
京子「・・・」
結衣「ゆ、夕飯何が食べたい?今日は京子の好きなもの作ってあげる」
京子「・・・」
結衣「あ、あはは、オムライスでいい?じゃあ作るからちょっと待ってて」
京子「・・・」
結衣「そうだ!アイス!京子の好きなの、ラムレーズン。夕飯できるまで食べてて」
京子「・・・」
結衣「・・・ここに置いておくから」
京子「・・・」
{/ / ∨-=ミマ \
/ / ヽ ∨i{ /} }}
/ / /| : / i: ∨/ ノリ /⌒)
/イ : / ⌒ト | /| ∧ |: |、__,彡 { ⌒)
|/ . : : :| :/ | l |/ /⌒ト、:/∨:!: |/: : : ハ / ̄ ̄
(⌒ヽ レイ: : : : 〃⌒心八 │ ∨ | :/\| : | : : : : : |
. ヽ ヽ、 -、:|: :|: イ{{. i_ノ:.:ハ \| |/ :|/ 厶L:_:」_:リ
\ `( }八八ハ. 弋いソ __ / ,: : : : : | 「………………………」
. / ⌒ヽ ∨ : : :j(//) . ⌒¨¨~ヾ /: : / : リ
〈 ´ ̄) | : { _ (//) : : / : : |
' '⌒) }i| : :丶 「 } ∠/: : / : : : |
'. ノ´ {八 : :∧\ __ノ / : : : / : : : : 人|
} \厶:∨::> _,,,... ´/: :/| 〃丶:∧: :/
/〉 ∧ /{:::|「::::::::::::::::: ∧ // /|/::::::::::\|/
/ / / 〉 八:||:::::::::::::::::/_ /:::::::::::::::::::/>、
結衣「美味しい?」
京子「・・・」モグモグ
結衣「考え事しながら作ってたらちょっと焦げちゃった」
京子「・・・」モグモグ
結衣「それともいつもオムライスばっかりだから飽きちゃった?」
京子「・・・」モグモグ
結衣「あ、あはは、たまには静かに食べたいよね。ごめん・・・」
京子「・・・」モグモグ
結衣「・・・」モグモグ
結衣「・・・グスッ」
>>59
いや思ってるよ
俺には聞こえる、助けを求める結衣の声が
>>65
結衣「…誰?」
結衣「布団・・・敷いたよ」
京子「・・・」
結衣「きょ、今日は体調が悪いみたいだから早めに休まないと・・・!」
京子「・・・」
結衣「ほら早く来て」グイッ
京子「・・・」スッ
結衣「ふ、二人で寝るのってやっぱりいいよね」
京子「・・・」
結衣「何かこう落ち着くっていうかさ。安心できる気がする」
結衣ちゃんを無視しつつ黙って引っ張られる京子ちゃんかわいい
京子「・・・」
結衣「京子はどう?私と一緒に居て」
京子「・・・」
結衣「何で・・・」
京子「・・・」
結衣「何で背中向けてるんだよー・・・こっちを向いてよ・・・」
京子「・・・」
結衣「京子ー!」
京子「・・・」
結衣「京子ー・・・」
京子「・・・」
結衣「グスッ・・・グス」
>>78
はぁ…
そろそろ大泣き
>>86
あかりが?
泣き寝入りする結衣ちゃんを想像するとやるせない気持ちになる
京子ちゃんのおっぱいさわっても無視し続けられるかな
>>92
綾乃とちなつが全力阻止して千歳が鼻血吹くから無理
ここは1つ綾乃ちゃんが地名ギャグで結衣ちゃんを元気付けなきゃあかん
続きまだー
このままスレを落とす事だけは絶対にあってはならない
バトル物でいいなら俺が書くけど
結衣「グスッ……どうして…口利いてくれないんだよ…グスッ」
結衣「私に…グスッ悪いところがあるなら直すし…ヒクッ」
結衣「京子に嫌われちゃってるなら…グスッ…好きになってもらう努力をするから…グスッ」
結衣「何か喋ってよ…グスッ……」
京子「…」
結衣「京子…」
結衣(そうだ)
結衣(私はきっと悪い夢を見てるんだ…)
結衣(目が覚めたら終る…)
結衣(夢を見ているだけなんだ…)
結衣(わたしだけがゆめをみているんだ)
結衣(私が目を覚ませばきっと…)
・・・
結衣「朝だ…」
結衣「京子、おは…」
結衣「京子がいない」
結衣「なんで…あ!」
結衣「京子の書置きだ…でもこれ、暗号になってるみたいだな…」
結衣「どういう意味なんだろう…?」
『7 15 13 5 14 14 5 11 25 15 11 15』
きゃぁああああぁああああぁああぁぁあああ
結衣「数字か…一番大きい数は25、小さい数は5だな…」
結衣「25…5…わけがわからない…」
結衣「暗号を解くより、京子を探した方が早いな」
結衣「京子を探しに行こう」
結衣「今の時間は…AM6:30か」
結衣「何を持っていったらいいかな」
結衣「鍵…書置き…サイフ…あ」
結衣「京子からメール着てる」
結衣「メールも暗号か…」
2011/8/24 06:00
form 京子
sub なし
わからないのたのしいかもしれないの?さかあがりもがんばるんだしっかりしててほしいんだよねゆいにはさ
結衣「わけがわからん…」
結衣「まあいいや。出かけよう」
結衣「ドコから探そうかな?」
良スレが一気に糞スレに
バトル物書かなくて良かった
書いてたらフルボッコにされるとこだった
>>1「SSを途中まで書いてスレを無視し続けたらどうなるか」
>>164
なるほど、お前が俺達とバトルする展開を考えてたのか
新しいな
>>168
お望みならそうするが?
こういうの好きだけど
結衣ちゃんじゃなくて池沼あかりとかアホ京子を虐めろよ
そもそもあの京子がどうして結衣にこんなことするんだよ
クラスの女があかりを陰湿に虐めるようなのならいたって普通だけど
追いついたけど、ID:cZODsZSi0はマジセンスない
>>1が戻って来れないから消えろよ
あかりは机の中でアリ飼って、しかも話しかけてるんだぞ
正真正銘の障害者じゃん
女子A「赤座さんの机の中のアレ...なに?」ヒソヒソ
女子B「アリだって...飼ってるらしいよ」ヒソヒソ
女子C「えー!マジ?!キモー!引くわ~!」ヒソヒソ
あかり「アリさん、ご飯の時間だよ!いっぱい食べてね!」
女子A「うわー、一人でアリに話しかけてるよ...やばくない?」ヒソヒソ
女子B「怖い怖い」ヒソヒソ
女子C「ああいうのが将来犯罪を犯すんだろうね。」ヒソヒソ
あかり「アリさんたちは凄いなぁ。あかりも頑張らなきゃ!」
ゴルア! >>1逃がさんぞ!!
\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ドッカン
_m, ドッカン ☆
=======) )) ./ ゴガギーン
ミ∧_∧ | | / ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.( .). | | ,_r_''''''''''''''''''''''''''''''ー---ュ、. (^Д^ ) < おらっ!>>1でてこい!
「 ⌒  ̄_ ,| /∧_∧口 ゙゙゙̄'''''ーr' r''"if ̄ ゙ヾヽ / 「 \ \__________
| /  ̄ r;;x'" (;´Д` ) ;/ || |)`ー.| | /\\
| .| _,../_ // ⌒ ヾ) /,-‐、 ,.i|r: '' " . へ//| | |. |
| .i | ,. -''"  ゙゙̄'''''ー-- ...,,,,_ / r--'' . (\/,.へ \| | ::( .)
| ∧. | ∠.,_ ,. - .\//::; \ | ''~
| | | |,..{ : : : i `''''oー--..___ ,. - '" ,..、 _,. -'" /; リ|' .Y ./
| | | |. { `''ート二_:: /_;_;_;_/ : :} / | -''" _,.,-‐':;,ゞ._リ | .|
./ / / ./ ヾヾニ[ ̄`'! 、 _  ̄ _/ /⌒l;|_,... -‐'''" ヾ--'' | .|
. / ./ ./ ./ ヾ二> ー-- ....,,__,,,...ノ::{ :;! リ | .|
(_) .(_). ヾ:;;;;ゝシ (_.)
とあるスレのコピペだから俺はSS書いたことない
誰かこういうネタで書いてくれたら俺も見に行くわ
捕手の間でよければ俺がバトル物を書くけど……
>>81
結衣「……」グス
結衣(ダメだ、全然寝付けない)
結衣(京子……)
京子「……」スッ
結衣(?)
京子「……」ガチャ、バタン
結衣(京子……?)
結衣(こんな時間にどこへ……?)
え、バトル物とか本気で書く気なの?
京子「……」スタスタスタ
京子「……この辺でいいか」ピタ
京子「変装魔法、解除」シューン
「……ふぅ」
結衣「な……」
「!!」
結衣「京子じゃ……ない? え、お前は……」
「チッ、見られちゃったか」
「ええそうよ、私は歳納京子じゃない。私は……」
結衣「お前は……!」
『魔法少女、ミラクるん……!』ドン!
どうするんだよこのスレ
スレタイみたいなのが読みたくて来てるのに、方向性ですら全く違うもの書く奴って荒らしだろ
いやバトルものはねーだろどう考えても、客商売ってなんだよ
書くのは自由だがスレ立てて別でやれ
>>81
チュンチュン
結衣「いつの間にか朝……か」
結衣「京子は……もういない。帰ったのかな……」
結衣「もうこんな時間……起きなきゃ」
結衣「……今日も、無視されるのかな」
結衣「……嫌だな」グスッ
結衣「朝か。あれ、何か身体の調子が・・・京子!?」
結衣「いない。全部夢?・・・そんなはずないか、あはは、泣きすぎて肌がひりひりする」
結衣「京子帰っちゃったのかな」
結衣「酷いよ・・・何も言わずに黙って帰っちゃうなんて・・・グスッ」
バタン
京子「・・・」
結衣「京子!?」
京子「・・・」
結衣「何だトイレに入っていたんだ・・・良かった。って制服?え、もうこんな時間!?」
京子「・・・」スタスタ
結衣「ま、待って!」
!?
>>221
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
えっ
京子「・・・」スタスタ
結衣「待って京子!私まだ起きたばかり!」
京子「・・・」スタスタ
結衣「あ、違うくて!京子待っててすぐ着替えるから!」
京子「・・・」スタスタ
結衣「~~~~~~~~」グイッ
結衣「ダメ!行かせない!京子一緒に登校しよう?ね?」
京子「・・・」
結衣「お願いだから置いていかないでよう」ポロポロ
――学校
結衣「おはよう、京子」
京子「……」
結衣「いつの間にか帰ってたから驚いたよ」
京子「……」
結衣「ほら、どうせ宿題やってないんだろ? 見せてあげ……」
京子「あっ、ごめーん! 今日も宿題見せて!」
「え? えっと、ほら船見さんに貸してもらえば……」
京子「いいからいいから、お願いしますよ親分様ー!」
「う、うん……」スッ
京子「やっほー! ありがとー!」
結衣「……」
きてたー
ごめん俺のはNGにしといて
京子「・・・」スタスタ
結衣「ご、ごめんね。私のせいで遅刻しそうで。今日確か日直だったよね」
京子「・・・」スタスタ
結衣「うん、怒るのも無理ないよね。とにかく急ごう」
あかり「おーい京子ちゃんに結衣ちゃーん」
結衣「あ、あかり」
ちなつ「おはようございます結衣先輩。今日もとっても凛々しいですね」
結衣「あ、ああおはようあかりにちなつちゃ・・・」
京子「おっはーちなつちゃん。ギュー!」
結衣「!」
ちなつ「あーもう!だから止めてくださいってば!ただでさえ遅刻しそうなんですから」
あかり「あはは」
結衣「・・・」
結衣「・・・」
京子「あ、あかりいたの?おはよー」
あかり「いたよ!?最初にあかりが声かけたんだよー」
京子「そだっけー?ちなつちゃーん」
結衣「・・・」
ちなつ「だから離せって言ってんでしょうがコラー!!」
あかり「あはは。京子ちゃん本当に遅刻しちゃうよー」
結衣「・・・」
あかり「あれ、どうしたの結衣ちゃん?」
_,;'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙';;、
,;';; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; `、
,';;;;;,, ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;゙;
/;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ,,,;;;;;i
i;;;;;;;;;;;;;;;,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;; ;;;;; ,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;li;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/l;;;/l;ソ;;/ |;;;;;;/| l;;l゙ヾ;;;ト、;;;;;;;;;;;;;i
|;;、;;;;;;;;// /,'' / l/ |/|/ ゙l ヾ、゙i;;;;;;::::/
/ヾ;;/ソ , , ヽ l;;l"゙l
'、 (ヾ,,===;;;;;;;,,,,,_`il,i゙__,,,,;;;;;=== ,/|lヽ l
ヽ、`||ヾi;'(:::::゙'゙:::/;;i=i;;;ヽ:::゙'゙::::)゙i;/ |l'ノ/ 構わん、続けろ
/ヽ|l、 ゙i::;;;;/⌒⌒).ヾ..;;;;;;;;;;..ノノ/l.,/\
_,.-;;'";;;;;;;;r‐ ミ/゙ ,/ / /_!/` /,,l;;;ミ/;;;;;;;;;;;;;;;;~\
_,、-‐;;'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| / / / /.__,,,..-/ヽ /;;;ミ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`;,,、_
‐'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ノ / .ノ / ,,, / ノ/';;;;ミ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙'';;;,,、_
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ/ ノ / /,,,,/ /;;;;ミ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ / /;/ /;;;;;;ミ ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| | | ノ:::::::::::::::::::;;;;/i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
結衣「ほらっ、京子行くよ。日直が遅れちゃダメだろ?」グイッ
ちなつ「結衣先輩?」
結衣「あかりにちなつちゃん。悪いけど私たち先に行くから」
あかり「え、え?一緒に行こうよ」
結衣「ごめん。京子は今日日直だから先生が来る前に絶対に行かないとダメだから走っていくね」
あかり「え、そうなんだ・・・」
結衣「うん、そういうことだからまた放課後にね」
ちなつ「あーん結衣先輩」
結衣「京子走るよ」
あかり「どうしたんだろ結衣ちゃん」
結衣「ふー、何とかギリギリ間に合いそうだね京子」
京子「・・・」
綾乃「歳納京子ー!」
結衣「あ・・・」
京子「お、綾乃おっはよう」
綾乃「え、ええ。おはよう・・・じゃなくて!」
千春「綾乃ちゃんは今日も元気やなー」
京子「千春もおっはー」
綾乃「のんびり挨拶してる場合じゃないでしょうが!」
京子「んー?」
綾乃「歳納京子ーあんた今日は日直でしょうが!何をのんびりしているのよ!」
京子「あー、そうだったー。ん?何で綾乃が私の日直の日を知ってるんだ?」
綾乃「そ、それは・・・」
結衣「・・・」
京子「ねえ、何でー?」
綾乃「だだだだからそれは!」
結衣「・・・」
千春「綾乃ちゃんは昨日から心配してたんやで。歳納さんが日直忘れたりしないかなーて」
綾乃「ち、千春!?」
結衣「・・・」
千春「ほんで今日もわざわざ朝7時から学校で待っとって」
綾乃「そんなバカなことあるわけナイジェリアよ!」
結衣「ちょっといい?」
綾乃「あ、船見さん・・・」
千春「おはよーさん」
千歳だろjk
綾乃のギャグをまさかのスルー
結衣「今言った通り京子が日直だから急いでいるんだ」
綾乃「え、ええ・・・」
結衣「だから早く京子を連れていかなくちゃいけないからまたね」
綾乃「そ、そうね。早く行きなさいよ歳納京子!」
京子「そんじゃねー綾乃に千春。お昼一緒に食べよー」
綾乃「食べないわよ!あ、いや・・・あんたが一緒に食べたいなら別に構わないわよ!」
千春「綾乃ちゃん、歳納さんにお昼誘ってもらって良かったなー」
綾乃「別に嬉しくないわよ!」
結衣「・・・」
結衣「京子、お昼は一緒に食べようね」
あ、間違えた
にわかで悪いね。修正する
俺の中での結衣のキャラクター像が徐々に崩壊しつつある
結衣がかわいそうなんだが興奮するのは何でだろう・・・
/ : ヽ
/ . / / i
/ : .> / /! i{ .
/ : i / //\ | 八 } :
. / i |/ 厶≠ミ Ⅳ ヽ /} .′ i!
. .′ { | 炸__,ノハヽ, \_,,.}i: / j/ i|
. { { :. 八:} i{リY´i( i } jハ/ー―- ,.: i|ヽ
. j八 :.:. : i |! ヾ:i_乂ン 彡斥 | /.: 八 \
い:.:. { | j! ^` んハ 狄/.:. /
jハ:. 八乂 ヽ\ヽ\ {r'´iリ j! 八 /
i:.:. :. |ヽ| Vソ' , ′.:.}′
!:. :.:. | ゚ ' \ヽ\/.:.八.:.:.{
. } :. :.:.:.. 八 厶イ i ヽj
八: :.:.:.:.:.、:.\ ´__ ’ 人乂 | >>1まだ?
_ノ/.::.ヽ :.:.:.:.:个=―`ー ,. .:/.:.:.:.:.i|
/.:.:∧ :.:.:.i.:| ` . . ´// j:.:.:.:.:.八
/.:.:./_厶 :.:乂 〉`¨´.:.:.:.| / ,.:.:./
. _,. -<¨´ 乂 :.:.:.ハ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:| //
/ \\ `ヽ :.:.i 、 .′ー、.:.:.:.:.i:| /
/ \\ :.:|.∧ {\ \:.:八
\\ j/ ∧ ∨ \:.:\
>>165
!?
保守
____
/ \
/ ─ ─ \
/ (●) (●) \ >>1・・・
| (__人__) | ___________
\ ` ⌒´ ,/ | | |
___/ \ | | |
| | / , | | |
| | / ./ | | |
| | | ⌒ ーnnn "/ |_|___________|
 ̄ \__、("二) ̄ ̄ ̄l二二l二二 _|_|__|_
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
⊂ニニ\ (( □■□■ )) ヽ
| ヽ □■□ヽ ) ノ~⌒^ソ
| / 丿 / ノ [ ̄ ̄] ̄ ̄ ̄]
| / / / / [ ̄ ̄] ]
世界を照らすあかりです!!
./´
._( , - ´ `丶 、
/ _ 〃ゞ \, ─ ,、
/ " i ヽ=} }
_/ , / i ハ |. ヽ ヽ ノ ノ
/:{.=/., .| /| .,.|:、 |、ハ|ヽ| ヽ| | 、 ミ、
/.){ /) ./|.| ヽ|、l .l:/,/=、ヽ,| , 丶 ,/゙
/.//∠-っ、 l.-リ- 、゙ ㍉ヾ .イ ): :} ヘ|l l | t´
/ イ壬、|〃心: l ゙ 辷.ノ´ | : ,.l l.|
./ ...._ .,斗-‐‐'从゙ .辷.ノ , ''''' .ノノ/l , |
/ __ _ `二) ,: ゙ ヽ '''' ´ノ/l /., .l
./ / ´ .| l .l .ヽ. ,.-一 / :リ /.ソ
. / | l.,、ヾ: 、l 、 ィ ' ,//i/
. l | -----/ rnゝ--,ヽゝ_` . ┬ - ´ l─ - - 、
..l .! .|n| |.l´| /:::::::::ゝ ./:::::::::/ ´ ヽ
. ヽ _ _ |l ll |.| |n /:::::::ゞ´v´:::::::::/´/ l
` -.ハ !リ、./ l::::::l:::::/::::::::::ゝ ´___ |
| .l-/ 、:::::::::::::::/,─- 、 .!
.! ヽ'、 丶::::, ´ /::::::::::::::::::ヽ, ,:|
ヽ 丶 o.] ヾ :::::::::::::::/,´:::|
ピピピピッ ピピピピッ
結衣「んー・・・もう朝か」
結衣「支度して学校行かないと」
結衣「全く・・・昨日京子がスポーツ大会しようぜー!とか言うもんだから全身筋肉痛だ」
結衣「あの自由さはどうにかならないものか・・・」
結衣「まぁ、そこが京子らしいんだけど」
結衣「京子が待ってるかもしれない、急ぐか」
結衣「・・・あれ?」
結衣「おかしいな・・・いつもならここで待ち合わせてるんだけど」
結衣「おーい京子ー隠れてないで出てこーい」
結衣「・・・」
結衣「これは本当にいない?」
結衣「まさか寝坊?全く・・・何してるんだ」
結衣「仕方ない、迎えに行こう」
結衣「はぁ・・・はぁ・・・」
結衣(危ない・・・遅刻ギリギリだ)
結衣(京子は既に家を出てた)
結衣(ということは、もう学校にいるってことか?)
結衣(先に行くなら連絡の一つでもくれればいいのに)
結衣「おかげで私が遅刻しそうになったじゃないか」
結衣「京子にちゃんと理由を聞かないと」
教室
京子「・・・」
結衣「おはよう、京子。今朝はどうしたんだ?」
京子「・・・」
京子「そういえば、昨日のドラマ面白かったなー!」
結衣「ああ、あれか。私も見たよ。まさかあの人」
女子A「うんうん、面白かったねー!」
京子「誰があんな展開になるって予想できた!?こんな私がドラマに魅了されちゃうなんて!」
女子A「あはは、歳納さんって普段ドラマ見ないの?」
結衣「京子はあまりそういうの見ないんだよ」
京子「私メッチャみるよー!暇なときとかさ!」
結衣「あれ?そうだったっけ?」
京子「でさー!あの俳優さんがさー!」
結衣「・・・京子?」
お昼
結衣「京子、今朝はどうしたんだ?待ち合わせしてたじゃないか」
京子「・・・」
結衣「黙ってたら分からないだろ、何かあったのか?」
京子「・・・」
結衣「話聞いてる?」
京子「・・・」
結衣「・・・とりあえずお昼にしようか」
結衣「お昼食べたら、少しは元気が出ると思うよ」
京子「・・・」
結衣「京子が先に学校行ってて、私に教えてくれなかったから」
京子「・・・」
結衣「京子を迎えに行って、遅刻しそうになったんだ」
結衣「せめて連絡ぐらいくれよ。そうしないと分からないだろ?」
京子「・・・」
結衣「・・・そういえばさ、昨日のドラマ見てたんだな、初耳だよ」
結衣「私もあのドラマ好きなんだ、いい意味で裏切ってくれるよな」
京子「・・・」
結衣「話も面白いし、好きな俳優さんも出てるんだ」
京子「・・・」
結衣「・・・えっと、ミラクるんの新しい衣装はできたのか?」
結衣「京子が作る衣装は無駄に出来がいいからな」
京子「・・・」
結衣「でも、あんまりちなつちゃんに迫っちゃダメだぞ」
結衣「本人も困ってるんだから」
結衣「『助けてください―』って目で見られるんだぞ」
京子「・・・」
結衣「・・・」
結衣「・・・京子、どうした?体調でも悪いのか?」
結衣「きついなら、保健室に連れて行くぞ?」
京子「・・・」
結衣「明らかに様子がおかしいし・・・変なものでも食べたか?」
京子「・・・」
結衣「全く、聞く耳持たずか。ほら、保健室に行くぞ」グイッ
ブンッ
結衣「へ?」
京子「・・・」
結衣(振り解かれた・・・)
結衣「お、おい、どうしたんだよ京子、体調が悪いんじゃないのか?」
京子「・・・」
結衣「黙ってたら分からないだろ・・・!」
女子B「歳納さーん、先生が呼んでるよー」
京子「えー!?マジか!何でだよー・・・宿題してきたじゃんかー!」
結衣「!?」
京子「まぁいいかー。いってきまーす!」
結衣「京子・・・?」
結衣(京子どうしちゃったんだ・・・明らかに様子がおかしい)
結衣(まるで避けられているような・・・)
結衣(そんなはずは・・・だって昨日まで普通に話してたし・・・)
京子「あーもうビックリしたよー」
結衣「どうして呼ばれたんだ?」
京子「・・・」
女子B「本当だね、どうして?」
京子「いやーちょっと落し物があったみたいでさー!先生が拾ってくれてたみたい!」
結衣「次からは気をつけろよ、前もこんなことあっただろ」
京子「チッ」
結衣「」
女子B「それならよかったねー」
京子「アッハッハー!一時はどうなることかと!」
結衣「・・・」
放課後
京子「っしゃー!学校終わりー!部活だー!」
結衣「・・・あかり達はもう来てるかな」
京子「さて、それじゃ部室にいきますかー!」
結衣「ま、待って京子!まだ準備が・・・!」
京子「~♪ お、じゃあなー!」
「うん、またね」「ばいばーい」
結衣「待ってよ京子・・・」
部室
ちなつ「あ、結衣センパーイ!」
結衣「先に来てたんだね。あかりがいないようだけど?」
ちなつ「あかりちゃんは今日は用事があるとかで来れないそうです」
結衣「そうか・・・なら仕方ないな」
京子「・・・」
結衣「・・・」
京子「ちなつちゃーん!」ギュッ
ちなつ「わぁ!もぅ、やめてくださいよー!」
京子「新しい衣装持ってきたんだ!着て、着て!」
ちなつ「うわぁーん!結衣センパイ助けてください!」
結衣「きょ、京子!嫌がってるんだからやめてやれよ!」ギュッ
京子「ちなつちゃぁーんお願いだよー!」
ちなつ「嫌ですよー!やめてください!」
京子「これを着たちなつちゃんを食べたいんだ!」
ちなつ「余計に着たくありませんよー!」
結衣「ほら、もうそれぐらいにしてお」ビリッ
結衣「あ」
京子「・・・」
ちなつ「服、破れちゃいましたね・・・」
結衣「わ、私が引っ張ってしまったから・・・」
京子「・・・」
結衣「ご、ごめん京子!そんなつもりじゃなかったんだ・・・!」
京子「あ、そうだ!ちなつちゃん、お腹空いたから何か食べに行かない?」
ちなつ「で、でも服が・・・」
京子「そんなのいいって!ほら、二人で行こう?」
ちなつ「は、はぁ・・・」
結衣「ご、ごめん・・・」
結衣「この衣装、私が預かるよ!できるかぎり修繕はしたいし・・・!」
京子「ちなつちゃんは何食べたい?私はハンバーガーなんだけど」
ちなつ「え?私は何でもいいですけど・・・」
京子「だったらドナルドに会いに行こうぜー!」
ちなつ「いいですけど・・・結衣センパイは」
京子「ほらほら行くよー!」
ちなつ「ゆ、結衣センパイも一緒に行きましょう!修繕はこの後でも・・・!」
結衣「いや、私はいいよ」
ちなつ「結衣センパイ・・・」
結衣「お腹空いてないんだ、二人だけで行ってきてくれ」
ちなつ「・・・」
結衣(・・・どうして・・・)
結衣(どうして京子は私を避けるんだろう・・・)
結衣(怒らせるようなことしたかな・・・)
結衣(・・・とりあえず、この衣装だけは直してちゃんと謝ろう・・・)
結衣(そうすればきっと分かってくれるよね・・・)
結衣「・・・できるだけ今日中に直そう」
結衣「私にどこまでできるか分からないけど・・・」
結衣「今日はもう帰ろう・・・」
翌日
結衣(徹夜だったけど、何とか直せた・・・かな)
結衣(でもやっぱり見劣りするな・・・)
結衣(放課後になったら返そう)
結衣(そして何で無視するのか聞かないと)
京子「んーどうかなー?私はこれの方が可愛いと思うなー」
女子A「そう?私はこっちのほうが好きかな」
京子「おおぅ、これも確かにいいなー」
女子B「やっぱりネックレスとかって高そうだよね・・・」
京子「私も少し興味あるけどねー!」
結衣「・・・」
放課後
結衣「京子っ!」
京子「さて、部室に行こうかなー」
結衣「私も一緒に行くよ!」
京子「今日の内に少しでも原稿進めないとなー」
結衣「京子・・・聞いてる?」
京子「はぁ・・・ネタも思い浮かばないしなぁ・・・」
結衣「わ、私でよければ手伝うよ!」
京子「・・・」
結衣「考えるのは疲れるだろうから、京子は作業の方を・・・」
京子「・・・」
結衣「私じゃ力不足かな・・・ははは・・・」
結衣「・・・」
部室
あかり「あ、二人とも遅かったね!」
京子「あっかりーん!」ギュッ
あかり「わわ!急に抱きつかないでよー!」
結衣「・・・」
ちなつ「・・・」
京子「さて、私は原稿を描かねばならないのだ!」
あかり「忙しいね、何か手伝おうか?」
京子「そうだなー・・・原稿用紙が足りなくなったら、買いに行ってもらうかも?」
あかり「原稿用紙だね!それなら持ってるよ!」サッ
京子「おう!さすがあかり!」
結衣「・・・京子!!」
結衣「昨日は本当にごめん!衣装、できるだけ直したんだけど・・・」
結衣「これが限界だったんだ・・・本当にごめん・・・」
結衣「破くつもりはなかったんだ・・・」
京子「・・・」
京子「さて、ネタも思い浮かんだし描かないと!」
あかり「京子ちゃん、結衣ちゃん謝ってるけど・・・」
京子「あかり、そこにある原稿用紙取ってー」
あかり「う、うん・・・」
結衣「本当にごめん・・・」
京子「うーん・・・ちなつちゃん、そこでポーズとってー」
ちなつ「そ、それより結衣センパイを・・・」
京子「ほーら!はやくはやくー!」
結衣「・・・」
ちなつ(京子センパイどうしちゃったんだろう・・・)
ちなつ(昨日から結衣センパイを無視しているような・・・)
ちなつ(あ・・・結衣センパイ、また服を直し始めた・・・)
あかり「京子ちゃん!結衣ちゃんも反省しているようだし・・・許してあげてもいいんじゃないかな?」
京子「うーん・・・今日はどうも上手く描けないなー・・・」
あかり「・・・京子ちゃん?」
京子「んー?何ー?」
あかり「あ、いや、その・・・」
ちなつ「何故結衣センパイが謝ってるのに無視するんですか?」
京子「へ?」
ちなつ「へ、じゃありませんよ!結衣センパイ、わざわざ服を直してまで謝ってるじゃないですか!」
ちなつ「無視するなんてひどいです!最低です!」
京子「・・・・もう、何言ってるの?」
ちなつ「何って・・・!分かりませんか!?今、目の前で結衣センパイが服を直してるじゃありませんか!!」
京子「服ー?ああ、昨日破れちゃったヤツかー」
京子「あんな服べつにいいよー。受け取るつもりなんて更々ないし」
結衣「・・・!」
ちなつ「・・・京子センパイ・・・!」
ちなつ「悪ふざけにしては度が過ぎてます!何のつもりですか!?」
京子「別に何のつもりもないよー。私はいつも通りだよ?」
あかり「・・・」
ちなつ「っ!!いい加減に・・・!」
結衣「いいんだよ、ちなつちゃん」
ちなつ「結衣センパイ・・・!でも・・・!」
結衣「いいんだ、別に・・・いいんだ・・・」
ちなつ「結衣センパイ・・・」
京子「よしっ、かなり捗ったなー!」
あかり「そうみたいだね・・・」
結衣「・・・」
ちなつ「結衣センパイ・・・」
ちなつ(受け取ってもらえないのに・・・まだ服、直してる・・・)
京子「もうちょっとページ数増やしてもいけるかなー?どうしようかなー」
結衣「・・・」
京子「二人はどう思うー?」
あかり「へっ?あ、あかりは増やしてもいい・・・かな・・・?」
ちなつ「今はそれどころじゃありません」
京子「何で不機嫌なんだよぅーちなつちゃーん」
ちなつ「・・・」
京子「そんじゃ、私は先に帰るから、またねー!」
あかり「・・・」
ちなつ「京子センパイ最低!あんな人だとは思わなかった!」
あかり「そんな風に言ったらいけないよ・・・何か理由があるのかも・・・」
ちなつ「でもこれはないよ!謝ってる人を無視だなんて考えられない!」
結衣「いいんだよ」
ちなつ「何がですか!?」
結衣「・・・いいんだ」
ちなつ「・・・納得いきません・・・」
結衣「ははは・・・二人とも、もう遅くなるから帰るんだ・・・いいね」
あかり「う、うん・・・分かった・・・」
結衣宅
結衣「・・・」
結衣(京子・・・私のこと、嫌いになったの?)
結衣(どうして・・・)
結衣「・・・前みたいにお昼一緒に食べたいよ」
結衣「前みたいに一緒に話したいよ・・・」
結衣「どうして無視するの・・・京子・・・」
結衣「話してくれないと分からないよぉ・・・!」グスッ
結衣「ううぅ・・・京子ぉ・・・京子ぉ・・・!」
結衣「嫌だよぉ・・・絶交なんてされたくないよぉ・・・!」
結衣「うぅ・・・京子・・・」グスッ
翌日、教室
京子「みんなおはよー!」
女子A「おはよー」
結衣「・・・」
京子「あ、いっけねー!教科書忘れちゃったよー!」
結衣「・・・だったら、私の教科書貸すから一緒に・・・」
京子「ねえねえ、一緒に見せてもらっていい?」
女子B「え?い、いいけど船見さんは・・・」
京子「よっしゃー助かるぜー!」
女子B「え、ええ・・・」
結衣「・・・」
休み時間
綾乃「歳納京子ー!」
京子「うわぁ!綾乃!?」
千歳「お邪魔しますー」
綾乃「アンタまたプリント出してないでしょ!」
綾乃「未提出は罰金バッキンガムよ!」
結衣「・・・」
千歳「?」
京子「もう分かったよー!あ、でもそのプリント部室に忘れてきちゃった!」
綾乃「はぁ!?もう、仕方ないわね!待っててあげるから取りに行きなさい!」
京子「チェー仕方ないなー」
結衣「・・・」
千歳「船見さん、どうしたん?」
結衣「へ、あ、いや、何が?」
千歳「なんか元気あらへんなー思って」
千歳「いつもの船見さんなら綾乃ちゃんのダジャレでぶふぇあー!って吹き出すのになー」
結衣「あ、ああ、ごめん、聞いてなかったよ」
綾乃「でも、顔色悪いわよ?何かあったの?」
結衣「心配ないさ、ちょっと徹夜が続いててね」
千歳「そうなんやー・・・でも無理はあかんよ?」
綾乃「そうそう、あのバカを止められるのは貴方しかいないんだから!」
結衣「あはは・・・分かったよ」
千歳「何か困ったらいつでも生徒会室に来ぃやー」
結衣「そうさせてもらうよ」
京子「ふー・・・はいプリント、もう疲れたよー」
綾乃「確かに受け取ったわ。次からは気をつけなさいよ!」
京子「分かってるけどさー、忘れちゃうんだよねー」
綾乃「それじゃダメじゃない!」
京子「綾乃がいつも取りに来てくれればいいのにー」
綾乃「それじゃ私が面倒じゃない!」
京子「会いに来てくれよー綾乃~」
綾乃「う、うーん・・・ま、まぁ、仕方ないかしらね!忘れてしまうのは誰でもあることだし!」
京子「わぁーい!サンキューな、綾乃ー!」ギュッ
綾乃「きゅ、急に抱きつくなー!」
千歳「エエナー」
結衣「・・・」
昼休み
綾乃「全く、こっちは生徒会で忙しいっていうのに!」
京子「それでも来てくれるなんてさっすが綾乃!」
綾乃「千歳にお願いしたからよかったものの・・・悪いことしちゃったかな」
京子「今は気にしないでいこうぜー」
綾乃「ちょっとは気にしなさい!」
綾乃「あれ?船見さんは一緒に食べないの?」
京子「お、綾乃プリン持ってんじゃん!」
綾乃「あ、あげないわよ!というか、話題逸らさないで!」
京子「半分こしようぜ!でも、スプーンは一つか・・・ま、使いまわせばいいか!!」
綾乃「つ、つっ、使いまわすぅ!?ななななななな何言ってるのよ!汚いじゃない!」
京子「えー?綾乃だったらそんなことないぜー?」
綾乃「な、な・・・!」
結衣「・・・」
京子「はい、あーん」
綾乃「や、やめなさいよ!こんなところでみっともない!!」
京子「えー何がさー?じゃあまずは私が一口」パクッ
京子「うんまぃ!さ、次は綾乃だ!」
綾乃「ひ、一人で食べられるわっ! んっ!?」グイッ
京子「強制あーんを実行しました!」
綾乃「んくっ・・・ば、バカ!!急に危ないじゃない・・・・!」
京子「アハハハー!綾乃顔真っ赤ー!」
綾乃「ち、ちちちちちちち違うわよっっ!!」
京子「何が違うんだよー髪の毛より真っ赤だぞー!」
綾乃「ああ、もう!分かったわよ!食べればいいんでしょ食べれば!」
京子「素直でよろちぃでちゅねー♪」
結衣「・・・ごちそうさま・・・」
俺「ゆいちゃん、あーん」
結衣「・・・」
俺「無視しないでよー」
放課後
京子「今日は生徒会室に遊びに行こうかなー!」
結衣「え・・・」
結衣「きょ、京子・・・今日の部活は・・・」
京子「綾乃や千歳も待ってるし、急がないと!!」
結衣「・・・」
部室
ちなつ「結衣センパイ・・・」
結衣「・・・あかりは?」
ちなつ「今日も来れないらしいです・・・」
結衣「・・・そっか」
いらないやつがいるとか言ってる時点でクズ
ちなつちゃんがキレる展開はよかった
ちなつ「京子センパイは・・・?」
結衣「今日は生徒会室に行くって言ってた」
ちなつ「生徒会室?何でですか?」
結衣「遊びに行ったんじゃないかな」
結衣「迷惑かけてなきゃいいけど」
ちなつ「意味が分からない・・・あの人部長でしたよね?部長がさぼっちゃうなんて」
結衣「・・・私、何をしたのかな・・・」
ちなつ「結衣センパイは悪くありません!あの人が勝手に無視してるだけです!」
結衣「でも突然に、だよ・・・何かあったとしか思えない・・・」
ちなつ「それはそうかもしれないけど・・・」
結衣「何か理由があるはずなんだ、そうに違いない」
ちなつ「理由・・・ですか・・・」
結衣「・・・」
ちなつ「・・・何か思い当たる節は・・・ありませんよね、その様子じゃ・・・」
結衣「・・・」
ちなつ「でも、謝ってる人を無視するなんて、絶対にやっちゃいけないと思うんです」
ちなつ「それがどうしても許せなくて・・・」
結衣「・・・」
ちなつ「・・・正直、京子センパイのこと、怒ってます」
ちなつ「でも、もし理由が本当にあるのなら・・・」
結衣「・・・」
ちなつ「・・・あればいいんですけど・・・」
結衣「・・・」
結衣「私のことは心配しないで。大丈夫だから」ニコッ
ちなつ「・・・」
翌日
京子「二人とも、またねー!」
綾乃「授業中寝るんじゃないわよー」
千歳「ほなまた後でなー」
結衣「・・・」
結衣(三人で登校したんだ・・・)
京子「・・・あ、やべー!宿題忘れちゃったー!」
結衣「・・・」
京子「ねえねえ、宿題見せてもらってもいいかなー?」
女子C「いいですけど・・・」
京子「わぁーい!ナイスー!」
結衣「・・・」
昼休み
千歳「一年生の二人組が頑張ってくれたおかげで早く終わったわー」
綾乃「そしてまた呼ばれちゃったけどね」
京子「本当は嬉しいんだろー?」
綾乃「そ、そんな訳ないじゃない!」
千歳「そう?綾乃ちゃん、メッチャ嬉しそうやったけどなー」
綾乃「はぁ!?千歳、変なこと言わないで!」
千歳「鏡なんて見て、デート行く前みたいやったわー」
京子「うんうん、いい心がけだ」
綾乃「違うって言ってるでしょ!ほら、くだらないこと言ってないで食べるわよ!」
結衣「・・・」
書いてる人たぶん>>1じゃないよね…
休み時間
結衣「これを京子に?」
女子A「うん、船見さんは歳納さんと仲いいでしょ?」
結衣「う、うん・・・まぁ・・・」
女子A「だから、渡してもらえると嬉しいなーって思って」
結衣「・・・分かった、預かるよ」
結衣「・・・京子」
京子「・・・」
結衣「これ、訂正して出してほしい、ってさ・・・」
京子「・・・」
結衣「なんなら私も手伝うし・・・」
京子「あーあなんかうるさいなぁー」
結衣「へ?」
京子「なんかちょっと前から子バエがブンブン言ってるんだよなー」
結衣「きょ、京子・・・?」
京子「いちいち説教がましくてさーあー嫌になっちゃう」
結衣「へ・・・え・・・?」
京子「何かちょっと馬鹿にされてる気がするなー子バエのくせに生意気」
京子「耳ふさいでもブンブン聞こえるとかやってらんない」
京子「ま、触られないだけマシかなー」
結衣「」
京子「あー今日も部室に行くのやめとこう、そうしよー」
京子「生徒会室に行けば綾乃や可愛い後輩もいるし」
結衣「あ・・・あ・・・」
京子「・・・」
結衣「あ・・・え・・・」
京子「・・・トイレに行こうかなー」
結衣「う、うう・・・・」グスッ
結衣「どうしちゃったの・・・京子・・・」
結衣「う、ううぅぅ・・・・!」
結衣「京子・・・京子・・・京子・・・」
結衣「どうして・・・」
結衣「京子・・・」
結衣「・・・」
これは流石にイラつく
京子の株がライブドア並に落ちてる
部室
あかり「結衣ちゃん・・・!どうしたの、顔色がよくないよ・・・!」
結衣「・・・」
あかり「と、とりあえず座って!お茶を用意するから!」
あかり「ああ、お茶の葉がない・・・ちなつちゃんもいないし、おつかいにも行けない・・・」
結衣「・・・」
あかり「ごめんね結衣ちゃん、水しかないけど・・・」
結衣「・・・」
あかり「・・・何かあったの?話してほしい・・・」
結衣「・・・そう・・・だね・・・」
あかり「そんなことが・・・」
結衣「・・・」
あかり「いくらなんでも酷過ぎるよ・・・何で・・・」
結衣「・・・」
あかり「・・・どうしてこうなったか・・・分かるはずないよね・・・」
結衣「・・・」
あかり「と、とにかく!ここに京子ちゃんを呼んで話を」
結衣「理由があるんだ」
あかり「へ?」
結衣「京子が急に・・・こんな風になったのは・・・理由があるんだ・・・絶対・・・」
結衣「私が・・・京子のために原因を突き止めないと・・・」
あかり「ゆ、結衣ちゃん・・・?」
結衣「」フラッ
あかり「ゆ、結衣ちゃん!少し休まないと・・・」
結衣「いいんだよあかり・・・急がないと京子が可哀想だ・・・」
結衣「きっと何かのせいで京子はああなったんだ・・・可哀想・・・可哀想・・・」
あかり「結衣ちゃん・・・」
結衣「きょうこー・・・ふふ・・・」
あかり「ひっ」
結衣「大丈夫だよ京子・・・絶対に助けてみせるからね・・・」
結衣「いつだって守ってみせるよ・・・ふふ・・・」
あかり「あ、ま、待って!結衣ちゃん!!」
結衣が壊れてきたな
これ以上ってか、もう既にだけどイジメだよね
結衣(まずはここ最近、京子に何があったか確かめないと・・・)
結衣(京子の親に電話だ・・・絶対に何か知ってるよね・・・ふふ・・・)
プルルルルル...
京子母「はい、もしもし」
結衣「船見です」
京子母「あら、結衣ちゃんじゃない!どうかしたの?」
結衣「京子、最近どんな様子ですか?何かあったとか分かりませんか?」
京子母「どうかしらー・・・あの子はいつも通りよ?特に何かあった訳でもないし」
結衣「そうですか、分かりました。もし京子に動きがあったら連絡をください」
京子母「う、動き?ええ、分かったわ・・・またね、結衣ちゃん」ブチッ
結衣「ダメか・・・ふふ・・・」
結衣(今日は結局何も分からなかった)
結衣(このままじゃ・・・京子が危ない)
結衣(ああ・・・京子が作った衣装・・・)
結衣(優しい京子の匂い・・・すごくいい匂い・・・)
結衣(この匂いが今汚されようとしている・・・)
結衣(絶対に許さない・・・許さない・・・)
結衣「ふふ・・・京子の匂いー」
結衣「はぁ・・・きょうこー」
結衣「きょうこーふふふふふふふふふふふふふふ」
壊れる展開は好きくない(´・ω・`)
翌日
結衣(京子がいつ、誰に接触したのか分かる必要がある)
結衣(いつもそうだったように私が傍で見ておかないと)
結衣(今日も三人で登校・・・)
結衣(何故あの二人が傍にいるのか理解に苦しむ)
結衣(ん?・・・もしかしたら、あの二人のせい?)
結衣(生徒会組が絡んできてから京子はおかしくなった)
結衣(・・・まずはそっちか・・・)
綾乃「それじゃ、また後でねー」
千歳「またなー」
京子「あいよー」
結衣「・・・」
休み時間
綾乃「・・・」
結衣「」
綾乃「ねえ、千歳」
千歳「ん?どうしたん?」
綾乃「休み時間、船見さんがここに来てるような気がするんだけど・・・」
千歳「ええ?そうかなぁ?私は気づかんかったけどー」
千歳「確かに、船見さん最近調子悪そうやなー」
綾乃「うーん、確かに」
千歳「杞憂とちゃうん?それより綾乃ちゃん、歳納さんが言ってたお菓子、持ってきた?」
綾乃「ま、まぁ、罰ゲームだし?!仕方ないじゃない!」
千歳「ふふ、綾乃ちゃんは最近楽しそうやなぁ」
綾乃「そ、そんなことないわよ」
結衣「」
昼休み
三人「ご馳走様でしたー」
京子「いやー食った食った!」
綾乃「昼から食べ過ぎよ!」
千歳「食べすぎて眠くなったらアカンよー」
京子「あーそういえば、職員室に行かないと」
綾乃「何かやらかしたの?早く戻ってきなさいよね!」
京子「はーい!」
結衣「ねえ、二人とも」
綾乃「・・・何かしら?」
結衣「放課後、空いてる?」
放課後
千歳「それで、話ってなんやのー?」
結衣「・・・最近、楽しい?」
千歳「んん?」
綾乃「別にいつも通りだけど・・・」
結衣「京子と一緒にいて、楽しい?」
綾乃「歳納京子ねー・・・ホント、ハチャメチャな子よね」
綾乃「本能のままに生きているというか、自由に生きているというか」
綾乃「自分勝手だけど、それに巻き込まれても楽しいというか」
綾乃「人と楽しい時間を過ごすことにかけては天才ね!」
綾乃「退屈しないし、何より彼女と過ごしていると時間を忘れちゃうわ!」
綾乃「この前遊んだときだってあっという間に夜だったし」
結衣「へー夜まで遊んだんだー」
千歳「そういえば、歳納さん公園でミラクるんごっこしようぜーとか言い出したなぁ」
綾乃「ホントあれだけはビックリしたわよ!私ほとんど知らないのに!」
千歳「でも綾乃ちゃんノリノリやったやないのー」
綾乃「あそこはああするしかなかったのよ!」
千歳「ミラクるんとライバるん・・・ありやな!最高や!」
綾乃「そういえばその日は千歳も鼻血が凄かったわね・・・」
千歳「二人がすごすぎたんや!」
結衣「いいなーすごく楽しそう」
綾乃「まぁ、疲れちゃったけどね」
結衣「羨ましいなー・・・いいなー・・・」
結衣「何となく分かったよ、アンタたちのせいだ」
結衣「憎い」
千歳「ふぇ?」
壊れてなかった
期待機
結衣「京子ね、突然私を無視するようになったんだ」
綾乃「へ?」
結衣「二人と遊びだしてから突然」
千歳「な、何の話なん?」
結衣「私が小さいころから一緒にいたのに」
結衣「私のこと、今までなかったような素振りを見せて」
結衣「私から離れていったんだ」
結衣「京子は私がいないと駄目なのに」
結衣「二人が勝手に入ってきたから」
結衣「私は捨てられたんだ」
綾乃「ちょ、ちょっと待って!それってどういう・・・」
結衣「・・・お前らのせいだ!京子がああなったのは、全部お前らのせいなんだ!」
千歳「ちょっと待って!話が分からんわ!説明しな困る!」
結衣「うるさい!」
結衣「私の京子を返してよ・・・優しい京子を返してよ・・・!」
結衣「馬鹿で可愛くていつも笑ってる京子を・・・!」
綾乃「な、ななな何なの・・・!?」
千歳「分からへん!船見さん、落ち着けぇや!」
綾乃「どうしてこんなに怒ってるの!?貴方と歳納京子はいつも通りなんじゃ・・・あっ!」ギュッ
千歳「!?」
結衣「返せ!!!!!今すぐに!!!!!」ギュウウウウウウウウ
千歳「アカン!船見さんやめや!!首絞めたら死んでまう!!」グイッ
綾乃「あ・・・かっ・・・」
千歳「やめや!そんなことして何になるん!!」
結衣「はぁ・・・はぁ・・・」
綾乃「あ・・・あっ・・・やめ・・・」
千歳「あかんて!お願いや!やめてや!!」
結衣「」
綾乃「・・・・と・・・せ・・・にげ・・・がっ・・・」
千歳「ホンマお願い!綾乃ちゃんは私の大切な友達やねん!やめてぇや!」
結衣「お前にも分かる!?大切な友達が取られそうなこの気持ち・・・!」ギュウウウウウ
綾乃「ああっ・・・!」
千歳「分かった!よぅ分かった!もう歳納さんには近づかへん!」グスッ
千歳「約束する!だから綾乃ちゃんを離してや!!ホンマお願いや!」
千歳「私の大切な友達やねん!!!!」
結衣「・・・」サッ
綾乃「ああっ・・・!はぁ・・・・はぁ・・・・・・」
千歳「綾乃ちゃん!!よかった・・・よかった・・・」
結衣「・・・」
結衣「・・・二度と京子には近づかないで・・・じゃあね」
綾乃「はぁ・・・はぁ・・・」ブルブル
千歳「綾乃ちゃん!ゆっくり休めぇや!」
綾乃「・・・ほんき、だった・・・」
千歳「へ・・・?」
綾乃「目が、本気だった・・・」
千歳「・・・」
綾乃「私・・・人に殺されそうになったんだ・・・」
千歳「綾乃ちゃん・・・」
綾乃「千歳・・・怖いよ・・・」ブルブル
千歳「・・・私が傍にいる、大丈夫やで・・・」
綾乃「うん・・・」
おれの首もしめてほしい
結衣(あんな連中は腐るほどいる)
結衣(でも私が常に傍にいれば問題ない)
結衣(ちょっと大変だけど、全然平気)
結衣(京子がもとに戻ってくれるならなんだってする)
結衣(京子・・・待っててね・・・)
結衣(絶対にもとに戻してみせるから・・・!)
震えてる綾乃をだきしめたい
翌日
京子(どういうことだろう・・・)
京子(綾乃も千歳も一緒に登校できないなんて)
京子(まぁあまり気にするほどでもないか)
京子(さてさて学校に行こう!)
学校
京子「おっはよー!」
女子A「おはよー」
京子「・・・」
女子A「あ、もしかして船見さん?船見さんなら今日は学校お休みらしいよ」
京子「へー・・・」
京子(結衣が学校休みかー・・・珍しいこともあったもんだ)
京子(ま、そっちの方が少し楽にはなれるんだけど)
キーンコーンカーンコーン
京子「もう授業かーはやいなー」
昼休み、生徒会室前
京子「おっし!飯食うか!結衣もいないし・・・綾乃ー!」コンコン ガラガラ
綾乃「あ、ああ・・・歳納京子・・・」
京子「元気ないな~どうかしたの?」
綾乃「・・・ひっ!!」
京子「?」
千歳「ごめんなぁ、今忙しいねん。しばらくはこんな調子かもしれん」
京子「綾乃も生徒会もー?だったらしょうがないかー!またね~」
千歳「・・・流石に、妄想でも重いねん・・・」
これって京子が結衣嫌いって設定なの?
>>580
違う
ただ試してる(?)だけ
放課後、部室
あかり「あ・・・京子ちゃん・・・」
京子「誰もいないのかー」
あかり「ちなつちゃんは今日は行かないって・・・結衣ちゃんは?」
京子「学校休みらしいよ」
あかり「そうなんだ・・・」
あかり「・・・あのね、京子ちゃん、結衣ちゃんから話聞いたんだけど」
あかり「酷過ぎるんじゃ・・・」
京子「・・・」
京子「ま、いいでしょ」
あかり「そんな適当で・・・!結衣ちゃんが可哀想だよ・・・」
京子「まー結衣はああ見えて打たれ弱いからな」
あかり「そういう問題じゃない気が・・・」
京子「さて、原稿すすめようかなー」
あかり「・・・」
翌日
京子(また結衣は休みか)
京子(本当に珍しいなー)
京子(ま、結衣なら放っておいても大丈夫か)
京子(それにしても、綾乃と千歳どうしちゃったんだろう)
京子(怯えてるような目で私を見ているような)
京子(うーん・・・心当たりがない!)
京子(その辺は本人に聞けばいいか!)
京子(あ・・・これ宿題だった・・・やってないじゃん!)
>>581
ありがとう
その方が楽とか言ってるからいつのまにかガチになったのかと思った
>>586
そのほうが楽ってのは無視するのは精神的に辛いけどいないなら気が楽ってことじゃない?
ガチに見えなくもないけど
放課後、部室
京子「うぃーっす」
ちなつ「・・・」
あかり「・・・結衣ちゃんは今日も休み?」
京子「みたいだなー」
京子「本当に珍しいよ、小さいころはこんなこと無かったのに」
あかり「流石に心配だよ・・・みんなでお見舞い行こう?」
ちなつ「え、ちょっと待って、結衣センパイ学校休んでるの?」
あかり「そうだよ?昨日と今日お休みだよ」
ちなつ「そんなはずないよ!」
ちなつ「だって私、昨日と今日学校で結衣センパイ見たよ!制服姿の!!」
京子「へ?」
京子「そ、そんなはずない!だって結衣は二日連続で学校休んでるんだよ!?」
ちなつ「でも、確かに見たんです!見た場所は理科室や家庭科室、体育館・・・」
京子「一応授業があった場所だけど・・・え?でもいなかったよ?」
ちなつ「あれは間違いなく結衣センパイでした!ちょっとフラフラしてる感じではあったけど・・・」
あかり「どういうこと?結衣ちゃんは学校の授業に出てないのに学校に来てるってこと?」
京子「そういうことになるのかなー・・・」
ちなつ「声かけたらよかった・・・!」
京子「うーん・・・」
あかり「でもどうしてそんなことを?」
京子「分からん」
京子「とりあえずみんなで順番に結衣に連絡を取ってみよう」
ちなつ「はい!」
あかり「全員ダメだったね・・・」
京子「私がしてもダメか・・・そりゃそうか」
京子「ちなつちゃんは?」
あかり「まだ学校にいるかもしれないって言って、学校を探しに行ったよ」
あかり「あかりも行ってくるね!」
京子「私はここで待ってる。もしかしたら来るかもしれないし」
あかり「分かった!行ってくる!!」
京子「ほいさー」
京子「・・・暇だし、漫画でも読んでよう」
京子「Zzz」
京子「ハッ!寝てた!!」
京子「あれ?あかりやちなつちゃんの荷物がない・・・もしかして、私を置いて帰ったなチクショー!」
京子「いいよ!私は一人で帰るから!!」
京子「お・・・ちょっとここの本屋立ち寄ってみよう」
京子「!?!?!?!? これは私が好きな絵師が描いたミラクるんの同人誌!!」
京子「なんでこんなところに・・・しかし、表紙といい、卑猥だなぁ・・・」
京子「でも絵が素敵!欲しい!買いたい!でも、絶対年齢制限にひっかかって買えない・・・!」
京子「・・・こうなったら奥の手だ!!」
京子(この辺りにいる人はみんな私と同類の筈だ・・・!)
京子(その人に頼んで買ってもらおう!)
京子「やったー!買えたー!ありがとうございます!!」
客A「貴方みたいな女の子がこんな本を・・・おませちゃんね」
京子「はい、ませてます!有難うございました!」
京子(ここで逃したら買えなかったかもしれない!)
京子(R-18なのがアレだけど・・・内容と絵は最高なんだから!)
京子(少なくとも人生初のエロ本を購入してしまったんだ・・・こればかりは家族にバレないようにしないと!)
京子「~♪ 楽しみだな~」
京子「家に帰って読もう!!」
数日後
京子「おはよー」
女子A「おはよー」
結衣「・・・」
京子(結衣のヤツ・・・!久しぶりに学校に来てる!!)
女子B「船見さん、久しぶり!体調はどう?」
結衣「ああ、もう平気だよ。心配かけたね」
京子(割と元気そうだなー・・・)
京子(しかし、ちなつちゃんが言ってるとおり、たまに学校に来てたみたいだし)
京子(結衣は何をしてたんだ?)
京子「気になる・・・」
放課後、部室
あかり「わぁい!!久しぶりに全員集合だよ!!」
ちなつ「そうだね・・・」
京子「・・・」
あかり「結衣ちゃん、心配してたんだよー!」
あかり「家に行ってもいないし、学校を彷徨ってるって聞いたから探してもいないし!」
結衣「あはは、ごめんね」
ちなつ「京子センパイはずっと待機でしたけどねー・・・探索初日から寝てるし!」
京子「起きたらみんな帰ってるのが悪いじゃんか―!」
あかり「ごめんね、気持ちよさそうに寝てたから・・・そういえば、あの後はどうしたの?」
京子「え」
あかり「数日前、部室で居眠りした後だよー」
京子「そ、そりゃあ、家にまっすぐ帰ったさー!」
あかり「そうなんだー」
結衣「え?そうだったっけ?違うんじゃないか?」
あかり「え?」
結衣「京子は夕方の18時10分に下校途中で立ち寄った本屋でミラクるんの同人誌を買って、数分後に女性と出てきて・・・」
結衣「18時27分頃に家について、18時53分に夕食、19時44分にお風呂じゃなかったか?」
京子「」
結衣「そのあと部屋に戻り、21時32分に近くのコンビニでアイスを買って、23時13分に消灯しなかったか?」
ちなつ「え・・・ちょっと・・・それ・・・」
結衣「間違いない、時計は合ってた」
あかり「結衣ちゃん・・・それって・・・」
結衣「もちろん毎日してた。最初のうちは学校休んじゃったけど」
京子「」
京子「な・・・・・・」
結衣「京子を守るためにはこうするしかないと思ってさ」
結衣「次からは学校と両立させながらやるから大丈夫、安心してね、京子」ニコッ
京子「」
結衣「私まだやることあるから、それじゃあね」
あかり「学校を休んでた理由って・・・」
ちなつ「京子センパイを監視するためだったんだ・・・」
京子「う、嘘・・・・」
ちなつ「・・・! あかりちゃん!あのメール!!イタズラだと思ってたメール!」
あかり「あれだね・・・!やっぱり、おかしいよね、って話はしてたんだけど・・・!」
京子「な、なんだよ・・・何かあるのかよ・・・!」
やっぱヤンデレか
ふむ、いいものだねぇ
あかり「う、うん!京子ちゃんから数日前に来たメールなんだけど・・・」
ちなつ「どうせ京子センパイのイタズラだと思って二人でスルーしてたんだけど・・・」
あかり「この動画・・・見て・・・」
京子「・・・これ、部室で寝てる私じゃん・・・」
あかり「この動画、京子ちゃんはどうやって撮ったんだろうね、って話にはなったんだけど・・・」
ちなつ「オフタイマーで撮ったとばかり・・・」
京子「・・・どういうこと?」
あかり「京子ちゃんの携帯から、私たちに京子ちゃんの寝姿の動画がついたメールが送られてきたの」
あかり「京子ちゃんの携帯を使って、京子ちゃんを撮って、メールを送った人は・・・」
ちなつ「結衣センパイだと思います・・・」
ちなつ「あの時・・・結衣センパイは学校じゃなくて部室にいたんです・・・」
京子「・・・!!!」
京子「ふ、ふざけないでよ・・・!な、なんで結衣がそんなことを!」
ちなつ「京子センパイが結衣センパイを許さないからですよ・・・!」
ちなつ「いつまで喧嘩してるんですか!?喧嘩しながら無視だなんて、そりゃ解決しませんよ!!」
京子「最初から喧嘩なんてしてない!衣装を破ったことも怒ってないよ!!」
ちなつ「へ?じゃあどうして無視し続けたんですか!?」
あかり「京子ちゃん・・・」
京子「そんなつもりじゃ・・・」
京子「軽い気持ちで・・・」
ちなつ「? どういうことですか・・・?」
ちなつ「二人は色々と長いから、あまり触れない方がいいとばかり・・・」
京子「・・・」
あかり「・・・私が話すね」
少し前の話
あかり「無視したらどうなるかシリーズ?」
京子「そうそう!ネットでアニメや漫画のキャラを使った一つの物語の形式、ってヤツかなー!」
京子「例えば、仲の良いカップリングのうち一人が、もう一人をひたすら無視する、みたいな感じかな?」
京子「その反応を見て楽しむんだ!」
あかり「なるほどー・・・そんなものがあるんだね」
京子「というわけで、実行したいと思います!!」
あかり「ええ!?」
京子「結衣を無視し続けたらどうなるか」
あかり「え、ええ~~~!そんなのひどいよ!!」
京子「大丈夫大丈夫!もしものためのあかりだから!」
あかり「ど、どういうこと?」
京子「色々と臨機応変でよろしく!」
あかり「そんな・・・大雑把すぎるよ!」
京子「うーんそうだなぁ・・・私がやり過ぎないように注意したり」
京子「結衣の様子を見てたり」
京子「私がボロ出そうになったらフォローしてみたり」
あかり「意外と大変だね・・・私」
京子「そして!ちなつちゃんには一視聴者として見てもらおうじゃないか!」
京子「誰かに見てもらわねば、作品にはならぬ!」
あかり「うう~一度に二人も騙すのか・・・」
京子「大丈夫ー!飽きたら適当にやめるからさー!」
あかり「あまりやり過ぎないようにしないと・・・」
あかり「心配だよぉ・・・」
現在、部室
あかり「・・・と、いうことだったの」
京子「・・・」
ちなつ「・・・」
ちなつ「・・・最低」
ちなつ「二人とも最低!!」
ちなつ「こんなことを遊びとしてやってたんだ!?信じられない!!」
ちなつ「結衣センパイがどれだけ苦しんだかも知らずに!服を直すために手にいっぱい針を刺したことも知らずに!!」
ちなつ「それでも・・・結衣センパイは今でも京子センパイのために・・・!!!」
京子「・・・ごめん」
ちなつ「私は許しませんから!!結衣センパイを弄んだこと、許しませんから!!」
ちなつ「今日はもう帰ります!」ガラガラ ドンッ
あかり「・・・」
あかり「・・・私たち・・・」
京子「最低、だな・・・」
京子「冗談でも、やめておけばよかった・・・」
あかり「うぅ・・・ちなつちゃんと話せなくなったらどうしよう・・・」グスッ
あかり「結衣ちゃんがもとに戻らなかったらどうしよう・・・」
京子「あかり・・・ごめん・・・」
あかり「ううぅ・・・・」
京子「・・・」
京子「・・・今日はもう帰ろう・・・家まで送るよ・・・」
あかり「うん・・・」グスッ
京子「はぁ・・・」
京子(あかりも送ったし・・・あとは家に帰ろう・・・)
京子(どうしてこんなことになったんだろう・・・)
京子(結衣・・・本当にごめん・・・)
京子宅
京子「ただいまー・・・」
京子「あ、そうか・・・今日みんないないのかー・・・」
京子「そういえば留守番頼まれてたっけ・・・」プルルルルルル
京子「ん、電話だ」
京子「もしもしー?」
結衣「おかえり」
京子「」
京子「」ガシャンッ
京子「ゆ、結衣・・・!?」
京子「へ、う、嘘・・・!?なんでこのタイミングで・・・」
プルルルルルル
京子「!!」
京子「い、嫌ぁ!!!」
京子「お父さん!お母さん!!ねぇ、誰もいないの!?」
プルルルルルル
京子「ゆ、結衣!?い、いるの!?!?こんな悪ふざけはやめてよ!!」
プルルルルルル
京子「謝るから!!ねぇ、結衣!!やめてよぉ!!!」
プルルルルルル
京子「結衣!!やめてよ!!怖いよ!!」
プルル...
京子「・・・と、止まった・・・」
京子「ゆ、結衣・・・?どこにいるの・・・!?」
京子「結衣ー!出てきてー!」
ピピピピピピッ
京子「ひっ」
京子「け、携帯・・・結衣から・・・」ピッ
京子「・・・結衣?」
「・・・」
京子「結衣・・・なんだよね・・・?」
「・・・」
「たすけて・・・」
京子「・・・!?」
ブチンッ ツーツーツー
京子「へ・・・?」
京子「今の・・・結衣・・・?」
プルルルルルル
京子「!?」
京子「・・・もういい加減にしてよぉ!!」
京子「こんなことはやめてよぉ、結衣ぃ!!」
ガチャガチャ
京子「ひっ・・・!」
京子(玄関のドアノブが・・・)
京子「・・・結衣?」
ガチャガチャガチャガチャ
京子「ねぇ、結衣なんでしょう!?もうやめてよ!」
シーン...
京子「お願いだからぁ・・・やめてよぉ・・・!」グスッ
京子「本当にごめんね・・・結衣・・・冗談のつもりだったの・・・」
京子「だから許して・・・お願い・・・」
シーン...
京子「・・・結衣・・・?」
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ
京子「!!」
京子「嫌ああああ!!」ドタドタドタドタ
京子(自分の部屋に逃げよう・・・!)
京子「はぁ・・・はぁ・・・!」
京子「結衣・・・結衣ぃぃ・・・!」
京子「どうしてこんなことするの・・・結衣・・・」
ドンドンドン ドシドシドシ
京子「ひっ・・・・!」
京子(何これ・・・あちこちから音がする・・・!)
\アッカリーン/
京子(ク、クローゼットから・・・?)
京子(へ?何?・・・結衣・・・?)
京子「・・・誰か・・・いるの・・・?」
ドンドンドン
京子「・・・」
京子(開けるわよ・・・きっと、誰かいる・・・)
京子「はぁ・・・はぁ・・・」
京子(怖いよ・・・!!!!!)ブルブル
京子「・・・!!」パカァ
/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:..:..:..:..:i:i:i:i:i:i:` ゙̄ヽ、
/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:..:..:,〟──--、_:i:i:i:i:i:..:.\
ノ:i:i:i:i:i:i:i:i,〆´ ̄´ \:i:i:i:i:i:i:\
/:i:i:i:i:i:ハ'"´ ヽ:i:i:i:i:i:i:i\
/:i:i:i:i:/ ゝ:i:i:i:i:i:i:i:\
_,ノ´:i:i:i:i/ ヾ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ
{:i:i:i:i:i:i:i:/ \:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\
メ:i:i:i:i:i:i〈 ,,,,,,、 ヽ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヽ
〃丿:i:i:i:i:i:i:| ,〃""´`` ヽ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i、
ル':i:i:i:i:i:i:i:i:i:} ,,,,,,, "//´ ̄ヾi}. ヽ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i、
ノ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{ 〃"´´`ェ、 (;;( ● ノ;ノ .V:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iハ. ii /;;/´●`;;} ヾニニ" V:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヽドンドンドンドンドンドン!!
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ハ. ゙ヾヽ、__ノノ .'、:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
〉:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:} `  ̄ ̄ 1:i:i:i:i:i:i:i:ir-、
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i,′ ∨:i:i:i:i:i:i|
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i} 〃 |:i:i:i:i:i:i}
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ハ. ,ノ/ |:i:i:i:i:i:i}
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヘ. 、 , -":..:/ }:i:i:i:i:i:i}
、:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ ヽ._ ___,,-‐ウ:..:.ノ /:i:i:i:i:i:i丿
,ゝ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヽ. :..:.ヽ.__,r─ -‐´ r-ノ:..:/ /:i:i:i:i:i:i:i{
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\ :..:..ヽ. ーー r‐':..:..:../ ./:i:i:i:i:i:i:i:i{
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{ }:iト、 :..:..ヽ ー、___,,r‐' ー'´/:../ ./:i:i:∧:i:i:i:i
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧ハ V} \ :..:.ヽ.__' ` _/:..:/ ,, ノ:i:i:i/ ヽ:i:i}
>>675
やめぇぇ
綾乃「・・・!!」
京子「あ、綾乃!?!?」
綾乃「んーんー!!」
京子「待って!!今助けるから!!」ビリッ
綾乃「はぁっ・・・!お願い!!逃げて!!!!!」
京子「そんなこと言ってらんないよ!!動かないで!縄をほどくから!!」
綾乃「貴方が一番危ないの!!」
綾乃「ひっ」
綾乃「京子ぉ!!後ろおおお!!」
京子「へ?」ドンッ
綾乃「嫌あああああ!!」
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ...
怖い怖い
京子「ん・・・ぁ・・・・」
京子(ここは・・・)
結衣「やぁ、やっと目覚めたか」
京子(結衣の・・・家?)
結衣「ちょっと強く殴り過ぎたと思ったから心配したよ」
京子「結衣・・・これは・・・!?」
結衣「ふふ・・・久しぶりに話せたね・・・京子・・・」
結衣「眠ってる京子に話しかけても反応してくれないから、さみしかったよ」
京子「・・・」
京子「・・・! 綾乃!!綾乃は!?」
結衣「生徒会組なら、もう一つの貸し部屋にいるよ」
結衣「以前、二人に手を出したことがあってね、警察に話されるとまずいと思って夕方に拉致しておいたんだ」
結衣「そしたら、その貸し部屋が空くのが今日の夜からでさ」
結衣「ちょうど京子の家が無人になって、遅くまで帰らないと聞いたから少しだけ二人の置き場所にとお借りしたんだ」
京子「だからあの中に綾乃が・・・!」
結衣「押入れには千歳もいたよ。気づかなかったみたいだけど」
京子「ひどい・・・!どうして・・・!」
結衣「全て京子のためなんだ」
京子「ふざけないでよ・・・!」
結衣「私は真面目だ。それに、こうやってずっと京子の傍にいれて幸せだ」
結衣「危険因子も監視できるし、一石二鳥だと思わない?」
京子「・・・!」
京子「・・・この鎖を解いて!!今すぐに放してよ!!」
結衣「それは無理だよ・・・京子、絶対に離さないからね・・・」
京子「・・・!」
結衣「私は二人の様子を見てくる。大人しくしててね」ギィ ガシャンッ
京子「・・・うぅ・・・」グスッ
京子「綾乃ぉ・・・千歳ぇ・・・」
京子「ごめんね・・・ごめんねぇ・・・」
京子「・・・あれは・・・」
京子(鎖を解く鍵なんじゃ・・・!)
京子(そんなに遠くない!!手繰り寄せれば取れるかもしれない・・・!)
京子(鍵を取って、脱出しよう・・・!!)
京子(そこにあるタオルで手繰り寄せれば・・・!)
京子(届けっ・・・!)
京子「!! 取れた!!」
京子「よし、これで鎖を解いて脱出を・・・!」ガチャガチャ
京子「あれ・・・?!鍵穴が合わない・・・!」
ギィィ バタンッ
京子「!?」
結衣「・・・やっぱり逃げ出そうとするんだね」
京子「ち、違う・・・これは・・・!!」
結衣「大丈夫安心して、悪いのは京子じゃない、京子の手の指がいけなかったんだ」
京子「へ・・・?」
結衣「今の医療技術はかなり進歩していて、切ってもその部位を瞬時に冷凍して保存すれば手術でまたくっつくらしいよ?」
京子「へ・・・?ゆ、結衣?何を言ってるの・・・」
結衣「京子の指に、反省の時間を与えるんだ」
京子「へ、ちょ・・・何それ!!!!」
結衣「切断に使う道具だよ、大丈夫、二人で練習したから痛くないようにするね」
京子「ふ、二人ってまさか・・・!」
結衣「ふふ、それにしても京子はやっぱりおしゃべりだなぁ」
結衣「無視されて悲しかったけど、こうやって話せてうれしいよ」
京子「お、お願い結衣・・・やめよ?こんなこと・・・」
結衣「どうして?これは京子のためなんだよ?」
京子「こんなことしたって何も変わらないよ・・・私は逃げたりなんてしない!!」
京子「もう結衣を無視したりなんてしないよ・・・!」
京子「だからお願い・・・みんなを解放して・・・!」
結衣「・・・」
結衣「・・・反省してるんだね、すごく嬉しい・・・」
京子「そ、そうよ!だからお願い・・・!」
結衣「・・・ごめんね、京子、もう後戻りはできないの」
京子「・・・!」
結衣「ここまで来たら、わたしたち、ずっと一緒だよ?」
結衣「大丈夫・・・京子だけは絶対に死なせたりしないから・・・」
結衣「もう誰も・・・京子に近づいたりなんてさせないから・・・」
ヴィイイイイイイイイイン
京子「ひっ!!」
結衣「この電動丸鋸、すごく安かったんだ」
結衣「一本ずつじゃなくて、一気に五本ずついこうね、京子」
京子「嫌ぁ・・・お願い・・・やめて・・・」
いいなぁ続けろ
結衣「大丈夫、しっかり止血するからね」
ヴィイイイイイイイイイン!!!!!
ガチャガチャガチャガチャガチャ
京子「嫌ぁ・・・嫌ぁ・・・ごめんなさい・・・許して・・・・・」
結衣「一気にいけばスパンって切れて指が飛ぶからね、いくよ」
ヴィイイイイイイイイイン!!!!!
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ
京子「嫌ああああああああああああ!!」
スパンッ ブジュウゥ
京子「ああああぁぁああぁぁああぁぁああぁああぁ!!!!」
結衣「すごいね京子、指がいっきに飛んで行ったよ」
結衣「薬指がどこかにいっちゃった」
京子「痛いぃぃぃぃぃぃっぃぃいぃっぃ!!痛いよおおおおおおおお!!!」
結衣「痛いうちに一気にいこうね。次は左手だよ」
京子「やめでよぉ結衣ぃぃぃ!!痛いのぉ!!本当に痛いのぉ!!!!」
結衣「大丈夫だって、ほら、いくよ」
スパンッ ブシュウー
京子「あああああぁあああぁぁぁあああぁぁあああぁぁ!!!!!!」
結衣「ほらね、終わったでしょう?」
京子「ああああああああぁぁぁぁぁぁぁあああぁぁああ!!!」
結衣「指を集めて冷蔵庫に入れないと・・・」
京子「誰か・・・助けて・・・」
京子「助けてえええええええええええええええええええ!!!!!!」
結衣「無駄だよ、京子のためにこの部屋も少し作り変えてあるんだ」
結衣「防音もされてるよ」
ヴィイイイイイイイイイン!!!!!
ガチャガチャ...
ギャ━━━━━━Σヾ(゚Д゚)ノ━━━━━━ !!!!
京子「ああ・・・痛い・・・いたぁい・・・!」
結衣「泣かない泣かない、止血はもうしただろう?」
京子「お父さぁん・・・お母さぁん・・・」
結衣「そういえば、さっき電話来たよ」
結衣「ここにはいないって言っておいたからね」
京子「ぁ・・・ぁ・・・・うぁ・・・・」
結衣「あ、いけない、忘れてた」
京子「へ・・・?」
結衣「指は指でも、足指がまだだったね」
京子「」
結衣「足の指って、切られると踏ん張りが利かなくなって歩きにくくなるって聞いたんだ」
結衣「逃げにくくするために、両足を切っちゃうより指を切った方がよほど有意義じゃない?」
京子「へ・・・嘘・・・」
結衣ちゃんごめん(´;ω;`)
結衣「あ、でもその前に見せたいものがあるんだ!これを見てくれ!」
京子「あ・・・ぁ・・・・」
結衣「この前、破いちゃった衣装だよ・・・布を新調してほとんど新しく作り直したんだ!」
京子「・・・」
結衣「おかげで私も衣装づくりに目覚めたよ!これからは代わりに私がミラクるんの衣装作るから、京子が着てほしい!」
結衣「よし、これに着替えてから続きしようか」
京子「そんな・・・そんなぁ・・・」
結衣「おお、すごく似合ってるよ京子!最高だ!!」
京子「・・・」
結衣「さて、続きを始めようか」
ヴィイイイイイイイイイン
京子「嫌ぁ・・・嫌ぁ・・・・」
ヴィイイイイイイイイイン
京子「嫌ああああああああああああああああああああ!!!!」
スパァン
(/ω\)
翌日、生徒会室
櫻子「それにしても、二人ともどうしちゃったんだろ?」
向日葵「確かに、先輩方お二人そろって欠席というのは珍しいですわ」
櫻子「おかげで資料整理進まないよー!」
向日葵「仕方ないじゃない・・・私たちでできる限りのことをしましょう」
櫻子「チェー」
会長「・・・」
櫻子「ここは会長からセンパイたちにビシッと言っちゃってくださいよー!」
向日葵「? 会長・・・その手の傷・・・どうされたんですか?」
会長「・・・」
櫻子「わわ、本当だー!両手生傷だらけじゃないですか!」
向日葵「ひどい怪我・・・何をしてたらこんなことに?」
会長「・・・」スッ
向日葵「あ・・・会長・・・」
ガラガラ バタン
櫻子「何処かに行っちゃったー」
向日葵「本当ね・・・どうしたのかしら?」
櫻子「いつも静かな人だけど、今日はなんか様子が違うね」
向日葵「ええ・・・そういえば、昨日から何か慌てていたような・・・」
櫻子「ん?どゆこと?」
向日葵「私、昨日は生徒会室にいましたの」
櫻子「うんうん」
向日葵「私一人だけだったのだけど、会長が額に汗を浮かべながら部屋に入ってきましたの」
向日葵「すごく慌てた様子で、部屋の中を一瞥しましたわ」
櫻子「ふむふむ」
向日葵「まるで探し物がないと分かった様子で、すぐに部屋を出ていきましたわ」
櫻子「探し物?会長は何か探してたの?」
向日葵「そうだと思います・・・人を、探してたんじゃないでしょうか?」
櫻子「そのためにあちこち走り回ってたって感じ?」
向日葵「だと思いますわ」
櫻子「わざわざ生徒会室に来たってことは・・・」
櫻子「綾乃センパイと千歳センパイを探してたんじゃない?」
向日葵「たぶんそうかもしれませんわね」
櫻子「結局会えたのかなー?今日も休みだし」
向日葵「さぁ」
向日葵「私も帰ろうと思って、外に出たとき西垣先生と会いましたわ」
櫻子「ほうほうそれで?」
向日葵「何でも、会長はとても慌てた様子で、何故か何人かの生徒の家を知りたがっていたらしいの」
向日葵「それが赤座さん、吉川さん、歳納センパイ、船見センパイ・・・じゃなかったかしら?」
櫻子「へぇ、それまた何で?」
向日葵「そればかりは先生も知らないって」
向日葵「先生が知らないのだから、私たちが知る術はありませんわ」
櫻子「ぷぇーなんだそれ、つまんないー」
向日葵「何もなければいいのですけどね」
昨日の話
りせ「・・・」
生徒A「あのさ、私、見ちゃったんだよね・・・」
生徒B「うん?何が?」
生徒A「二年の女子がほかの子の首を絞めてるの!」
りせ「・・・!」
生徒A「絞められてる子の友達がやめさせたみたいだけど」
生徒B「こっわ・・・うちにもそういうのあるんだ・・・」
生徒A「うん、あれは確か生徒会の子・・・だったと思う」
りせ「・・・!?」
生徒B「え、やってたのが?」
生徒A「ううん、殺されそうになってた方だよ」
りせ「・・・」
生徒会室
ガラガラ
向日葵「あ、会長、こんにちは」
りせ「・・・」
向日葵「時間が過ぎているのですが・・・先輩お二人がまだ」
ガラガラ ガシャン
向日葵「あ・・・行っちゃいましたわ・・・」
りせ「・・・」タッタッタッ
京子宅
りせ「・・・」ハァ・・・ハァ・・・
ガチャッ
りせ「・・・」ハァ・・・ハァ・・・
ガチャガチャ
京子「・・・結衣?」
ガチャガチャガチャガチャ
京子「ねぇ、結衣なんでしょう!?もうやめてよ!」
りせ「・・・」ハァ・・・ハァ・・・
京子「お願いだからぁ・・・やめてよぉ・・・!」グスッ
京子「本当にごめんね・・・結衣・・・冗談のつもりだったの・・・」
京子「だから許して・・・お願い・・・」
りせ「・・・っ」
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ
京子「!!」
京子「嫌ああああ!!」ドタドタドタドタ
りせ「・・・!」
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャ
りせ「・・・」キョロキョロ
結衣(・・・誰か玄関にいる)
結衣(まぁいいや・・・今は京子を捕まえないと)
結衣(部屋に戻ってくれればそれでいい)
結衣(この三人を家まで送る手回しもしてあるんだ・・・バレたらまずいけど)
結衣(とにかく時間がない、急ごう)
綾乃「嫌あああああ!!」
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ...
りせ「・・・っ」ズキッ
りせ「・・・」
りせ「・・・!」
ガチャガチャガチャ
結衣「ふぅー・・・三人とも大人しくなった」
結衣「さて、急いで裏口から出してこの三人を私の家に送らないと・・・」
ガチャ バタン
結衣「ふぅ・・・三人が軽くて助かった・・・」
結衣「人もいないな・・・さっさと運んでしまおう」
りせ「・・・」ガチャガチャ...
りせ「・・・っ」キョロキョロ
りせ「・・・」タッタッタッ
りせ「・・・」タッタッタッ
りせ「・・・!」ガチャ ギィ バタン
りせ「・・・」スタスタ...
りせ「・・・」スタスタ...
りせ「・・・」
りせ「・・・」ガチャ ギィ バタン
りせ「・・・」
____
/ \
/ ─ ─ \
/ (●) (●) \ なんか凄いことになってるな・・・
| (__人__) | ___________
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 ̄ \__、("二) ̄ ̄ ̄l二二l二二 _|_|__|_
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⊂ニニ\ (( □■□■ )) ヽ
| ヽ □■□ヽ ) ノ~⌒^ソ
| / 丿 / ノ [ ̄ ̄] ̄ ̄ ̄]
| / / / / [ ̄ ̄] ]
結衣マンション
りせ「・・・」ハァ・・・ハァ・・・
りせ「・・・っ」
りせ「・・・」キョロキョロ
りせ「・・・」タッ タッ タッ タッ
りせ「・・・」キョロキョロ
りせ「・・・!」ピタッ
りせ「・・・」
京子「・・・・・!」
結衣「・・・・・」
りせ「・・・」
ゥ"ィィィィィィィィィィ...
りせ「・・・!?」
ガチャガチャガチャガチャガチャ
京子「嫌ぁ・・・嫌ぁ・・・ごめんなさい・・・許して・・・・・」
結衣「一気にいけばスパンって切れて指が飛ぶからね、いくよ」
ヴィイイイイイイイイイン!!!!!
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ
京子「嫌ああああああああああああ!!」
スパンッ ブジュウゥ
京子「ああああぁぁああぁぁああぁぁああぁああぁ!!!!」
結衣「すごいね京子、指がいっきに飛んで行ったよ」
結衣「薬指がどこかにいっちゃった」
京子「痛いぃぃぃぃぃぃっぃぃいぃっぃ!!痛いよおおおおおおおお!!!」
りせ「・・・!!!!」
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャ
京子「嫌ぁ・・・嫌ぁ・・・ごめんなさい・・・許して・・・・・」
結衣「一気にいけばスパンって切れて指が飛ぶからね、いくよ」
ヴィイイイイイイイイイン!!!!!
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ
京子「嫌ああああああああああああ!!」
スパンッ ブジュウゥ
京子「ああああぁぁああぁぁああぁぁああぁああぁ!!!!」
結衣「すごいね京子、指がいっきに飛んで行ったよ」
結衣「薬指がどこかにいっちゃった」
京子「痛いぃぃぃぃぃぃっぃぃいぃっぃ!!痛いよおおおおおおおお!!!」
>>801×
結衣「指を集めて冷蔵庫に入れないと・・・」
京子「誰か・・・助けて・・・」
京子「助けてえええええええええええええええええええ!!!!!!」
結衣「無駄だよ、京子のためにこの部屋も少し作り変えてあるんだ」
結衣「防音もされてるよ」
ヴィイイイイイイイイイン!!!!!
ガチャガチャ...
りせ「・・・」ガチャガチャ
りせ「・・・」
りせ「・・・」フラッ
りせ「・・・」
結衣「・・・ふぅ、足の指も切り終えたね、京子」
京子「・・・・・・・・」
結衣「これで動けない。大丈夫、トイレとかは私がおぶって連れて行くからね」
結衣「止血もしたから、おとなしくしててね」
結衣「・・・京子の家からついてきてるの、誰かな・・・」
結衣「あかりかな?ちなつかな?」
結衣「この状況が分かってるのであれば・・・悪いけど、容赦はしない」
結衣「これも京子のためなんだ」
結衣「はい、今でまーす」
ガチャッ ギィ...
結衣「あれ?誰もいない・・・?
結衣「おかしいな・・・誰かがドアを開けようとしてたのに・・・」
結衣「・・・」
結衣「これは放っておけないな・・・あかりたちに連絡をつけて、詳しく聞いてみよう・・・」
バタンッ
りせ「・・・」
りせ「・・・」ハァ・・・ハァ・・・
りせ「・・・っ」フラッ バタン
りせ「・・・」ハァ・・・ハァ・・・
りせ「・・・!」ギュッ
りせ宅
りせ「・・・」
ゥ"ィィィィィィィィィィ...
りせ「・・・っ」ギュッ
りせ「・・・!」ズキッ
りせ「・・・」
ゥ"ィィィィィィィィィィ...
りせ「・・・」
ヴィイイイイイイイイイン!!!!!
りせ「・・・」
「助けてえええええええええええええええええええ!!!!!!」
りせ「・・・!」ビクッ
りせ「・・・」ブルブル
りせ「・・・」ブルブル
ヴィイイイイイイイイイン!!!!!
りせ「・・・!」
りせ「・・・っ!!」ブンブン
ヴィイイイイイイイイイン!!!!!
りせ「・・・」ブルブル
りせ「・・・」ブルブル ハァ・・・ハァ・・・
りせ「・・・」
りせ「・・・・・・」
現在、生徒会室
櫻子「あっ、いっけねー!これ会長宛ての資料だ!」
向日葵「今すぐ見せないといけないの?」
櫻子「早い方がいいんじゃないかなー・・・」
向日葵「仕方ありませんわね、会長が部屋を出てそんなに時間は経ってませんわ」
櫻子「一緒に探してくれるのー!?」
向日葵「・・・今日は特別ですわ」
櫻子「わぁーい!やったー!」
向日葵「全く・・・何がそんなに嬉しいのか」
櫻子「はやく探しにいこうよ!」
向日葵「はいはい」
櫻子「お、会長発見・・・と、あかりちゃんとちなつちゃんも」
向日葵「珍しい・・・どうしたのかしら」
櫻子「ちょっと様子を見に行こうよー」
あかり「・・・? なんだったんだろ・・・」
ちなつ「さぁ・・・この紙切れ、なんだろ?」
櫻子「二人ともー!どうしたー!?」
あかり「わわっ!びっくりしたー!櫻子ちゃんかー」
向日葵「今、会長とお話し・・・もとい、会っていたようですけど」
櫻子「何かあったの?」
あかり「うーん・・・よく分からないんだけど・・・」
あかり「私とちなつちゃんが歩いてたら、近づいてきたの」
あかり「凄く具合が悪そうで、心配になっちゃった」
ちなつ「ちょっと怯えて、泣いているように見えた・・・」
向日葵「へ?どういうことですの?」
櫻子「様子がおかしいとは思ってたけど・・・」
あかり「それで、この紙切れをもらったんだけど」
ちなつ「何て書いてあるの?」
櫻子「見せて見せて!!」
あかり「うん・・・ん?何これ・・・?」
『110』
おしまい
寝てた…
続きはいつなんだよ
ID:jJ6XNiju0のレス数も110…
>>833
よく気づいたな
お前すげえわ
綾乃「歳納京子ー!お昼休みよー!お昼一緒に食べるんでしょー!遅いわよー!」
京子「お、綾乃早いなー。そんなにお腹空いてたのかー?」
綾乃「あんたが私とお昼食べたいって言ってたのに来ないから迎えに来てあげたんでしょうが!」
千歳「綾乃ちゃん、まだチャイムが鳴ってから1分も経っておらへんで」
京子「あはは、そんじゃ行くかー。ちなつちゃんとあかりも誘おうよ」
結衣「京子」
京子「あかりちゃんとちなつちゃんのクラスって何組だっけ?」
結衣「・・・」
千歳「あ、船見さん。今からみんなでお昼食べるんやけど船見さんも一緒にどうやろ?」
綾乃「早く行くわよ歳納京子!屋上のベンチは競争率が高いのよ!」
京子「そうなの?じゃあ先に行っててー。私はあかりとちなつちゃん呼んでから行くからー」
結衣「ありがとう。でもお昼は京子と食べる約束だったからゴメンね。また今度」
綾乃「え?」
京子「・・・」
千歳「船見さん?えーとな、だから歳納さんと私と綾乃ちゃん、それに船見さん、あ、それからあかりちゃ」
結衣「うん、でも京子は私と食べる約束をしていたから」
暗号はわからんかった
もう誰か続き書いちゃったの?ちょっと見直してみる
レス600くらい進んでる。何だよこれ・・・
2011/8/24 06:00
form 京子
sub なし
わからないのたのしいかもしれないの?さかあがりもがんばるんだしっかりしててほしいんだよねゆいにはさ
上のメール受信日時を見ると06:00、つまり六時にメールを受信したことになってる。六時は六字という意味だと仮定して、六時ずつに本文を区切ると…
わからないの
たのしいかも
しれないの?
さかあがりも
がんばるんだ
しっかりして
てほしいんだ
よねゆいにはさ
「わたしさがしてよ」の立て読みが完成。
つまり自分を探せとメールしている…かも
/´ ̄ ̄ ̄  ̄ ヽ
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あくまで俺も繋ぎ程度の投稿だったんだ
>>1はよ
>>862
まじだったらすげぇ
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