ジャン「…聞こえるか?エレン」バシュウゥー!
エレン「ジャン!…やめろ!それ以上は…!」
連邦の白い巨人「うがー」
ジャン「俺はこうして戦っている!」キュリッ!…ズバッ!
連邦の量産型巨人「…!?」チュドーン!
ジャン「…この事実を…何者も、変えることは出来ない…!」
ジャン「なあ…そうだろう?……フランツ…」
…チュドーン!…
エレン「ジャーーーン!」
アルミン「試作型超高速立体機動装置…ZUDA」
アルミン「推進部に重大な欠陥を抱える機体ながらも…」
アルミン「トロスト区にて、連邦の量産型巨人をことごとく駆逐…」
アルミン「ひとえに、ジャン・リュック・デュバル調査兵の類い稀なる操縦技術によるものと思われる」
アルミン「…しかし、当のデュバル調査兵は搭乗機体の暴走に巻き込まれ…消息不明」
アルミン「以上がZUDAの試験評価である」
アルミン「いずれ、この記録も抹消されるかもしれない…」
アルミン「でも、僕達は目撃してしまったんだ…彼が…ジャンがZUDAで戦ったという確かな事実を…」
『トロスト区に幻影は疾る』
―完―
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