唯「澪ちゃん勉強教えてー」
澪「…私より唯のほうが勉強できるじゃん」
唯「そんなことないよ。今度の日曜日暇?」
澪「ごめん。日曜日は用事があるから…」
唯「澪ちゃん…」シュン
律「おーい澪!宿題見せて!」
澪「またかよ。仕方ないな」
律「サンキュ!」
唯「澪ちゃん私にも見せてくれないかな?忘れちゃったんだぁ」
澪「…別にいいけど」
唯「ありがと」
律「よーしさっそく写そうぜ」ペラペラ
唯「あ、澪ちゃん。ここの訳間違ってるよ」
澪「そ、そうか!唯は流石だな!自分でやったほうがいいよきっと!」バッ
律「あ、ノートとんなよ!写してんのに!」
澪「唯に見せてもらったほうが正確だよ」
唯「澪ちゃん…」シュン
紬「体育かぁ…」
澪「元気ないな?」
紬「私バスケット苦手なの…」
澪「簡単だよ。膝曲げて放物線描くように投げればいいんだ」
紬「うーん…」
澪「見ててね」シュッ スカッ
唯「澪ちゃんどんまい!」
紬「やっぱり難しいのね…」
唯「見ててー。左手は添えるだけ」シュッ バシュッ
紬「唯ちゃんすごーい!」
澪「唯は何でもできるな。私ボール拾ってくる」ダッ
唯「澪ちゃん…」シュン
紬「今日はケーキよー」
律「待ってました!私モンブラン!」
澪「じゃぁ私はこのチョコので」
梓「唯先輩どれにします?」
唯「え、えっと…澪ちゃんにあげる!」
澪「え?なんで?」
唯「昨日食べすぎちゃってねーさすがの私でも太っちゃうからね」
澪「…いらない」
唯「えぇ…」
澪「梓にあげるといいよ」
唯「うん」
梓「あ、ありがとうございます」
唯「澪ちゃん…」シュン
唯「ということがあったのです」
憂「そうなんだー」
唯「私澪ちゃんに何か酷いことしちゃったのかなぁ…」
憂「うーん…」
唯「少しでも澪ちゃんに近付きたくて嫌いな勉強も頑張ったのになぁ…」
憂「お姉ちゃん…」
唯「澪ちゃんともっと仲良くなりたいのになぁ…」
唯「うーん…気になって眠れない…」
唯「澪ちゃん起きてるかな?」
唯「メールしてもいいかな?」
唯『澪ちゃん。私何かした?』
唯「送っちゃった…」
唯「…」
唯「…」
唯「…返信来ないな」
唯「きっと寝ちゃったんだよ、うん」
プルプル
唯「来た!」
澪『唯は何もしてないよ』
唯「よかったぁ。私の勘違いだね!」
唯「明日はもっと澪ちゃんと話せるといいなぁ」
唯「澪ちゃんおはよ!」
澪「おはよ」
唯「あれ?寝不足?瞼重そう」
澪「きのう遅くまで勉強してたから」
唯「偉いね!でもちょっと残念だなぁ」
澪「何が?」
唯「私澪ちゃんのツリ上がった目好きだから!」
澪「…」
唯「きりっとしててカッコいいよね」
澪「…そんなことないよ」
律「澪、宿題」
澪「当たり前のように言うな」
唯「そうだよりっちゃん!昨日澪ちゃんは徹夜して頑張ったんだから」
律「なんだよー唯も見たいんだろー?」
唯「私は昨日の内に済ませちゃったもん」
律「唯が!?」
唯「簡単だったからりっちゃんも今からやれば間に合うよ」
澪「律、今回だけだからな。次はもう貸さないぞ」
律「ありがたや澪様ー」
唯「澪ちゃん…」シュン
紬「今日のバスケは澪ちゃんと同じチームだから安心ね」
律「私もいるぞー!澪と私が組めば怖いもんなしだぜ!」
澪「また大きな口を」
唯「やや!君たちには負けないよ!」
律「ふっふっふ。そんなこと言ってる場合かな?澪!パス!」シュッ
唯「いつの間にあんなところに!」
律「シュートだ!」
澪「おお!」シュッ バシュッ
唯「澪ちゃんナイッシュー!」パチパチ
澪「お前は敵チームだろ」
唯「澪ちゃん…」シュン
唯「ってことがあったんだけどね!やっぱり澪ちゃんは怒ってるよ!」
憂「そうなの…澪さんが…」
梓「2年の教室に来るなんてよっぽど困ってるんですね」
唯「澪ちゃんに嫌われちゃったよー!うわぁぁん!」
梓「それにしても何で澪先輩は…」
律「解説しよう!」
梓「律先輩!?なんでいるんですか!?」
律「昼休みになって唯がこそこそと出掛けて行ったから気になったんだ」
唯「りっちゃぁっぁぁぁん!!!」
律「唯、お前澪から『唯は何もしてないのに』見たいなこと言われなかったか?」
唯「言われた!」
律「やっぱり…」
中学生「akbいいよな!」
厨房「今のトレンドはAngel Girlだろwwww中国で話題沸騰だぜwwwwww」
俺「倉橋ヨエコとかDazzle VisionとかELLEGARDEN最高だろwwww」
ごめん>>29は誤爆…orz
無視してください…
唯「だから安心してたのに…」
律「安心?はっ!バカ言っちゃいけねぇよ!」
憂「どういうことですか?」
律「澪の性格は?」
梓「真面目でしっかりしてて…」
律「そうだ。あいつは勉強も部活も何事にも手を抜かない努力家だ」
唯「うん!さすが澪ちゃんだね!」
梓「あぁ…なんとなく分かりました」
唯「え?あずにゃんも?どういうことー?はっきり教えてー」
律「何もしてない唯が自分より優れているのが気に入らないんだよ」
唯「優れてなんかないよー!澪ちゃんのほうがすごいよ!」
梓「そういうの澪先輩の前で言わないほうがいいですよ」
唯「…言った気がする…」
律「あちゃー」
唯「どどどどうしよう!気づかないうちに私澪ちゃんに酷いことしちゃったんだね!」
律「あいつは根に持つタイプだからな」
梓「っぽいですね。なんとなく分かります」
唯「分かんないよ!ねぇ!私どうしたらいいの!?」
梓「そうですねぇ…」
律「それなら簡単だ」
唯「さすが幼馴染!」
律「澪を褒める」
唯「それだけ?」
律「ああ。澪は単純だからな」
梓「なるほど。そうですね」
唯「澪ちゃんは単純じゃないよ!繊細な女の子だよ!」プンスカ
律「まぁまぁ。だまされたと思って試してみ?」
唯澪か
いいぜ
で、唯が褒めても澪には嫌味に聞こえて余計にこじれるわけですね
唯「澪ちゃん、さっきの体育の時間大活躍だったね!」
澪「そんなことないよ」
唯「そんなことあるよ!澪ちゃんは運動神経抜群だもんね!」
澪「…」
唯「この前の短距離走も早かったし!私走るの遅いから羨ましいなぁ!」
澪「そんなことないよ」ニヤニヤ
唯「今度の体育は澪ちゃんと同じチームになりたいなぁ!」
澪「仕方ないなぁ。いいぞ」
唯「やったぁ!澪ちゃん大好き!ありがとう!」
唯「…」
唯「こうかは ばつぐんだ」
唯「澪ちゃんはスタイルいいよね」
澪「そんなことないよ」
唯「そんなことあるよ!髪の毛さらさらでつやつやで」
澪「…」
唯「手足長くて小顔で痩せてておっぱいおおきくて」
澪「…」
唯「モデルさんみたいな顔立ちで」チラッ
澪「…」ニヤ
唯「可愛い!美人!ビューティフォー!」
澪「やめろよぉ」ニヤニヤ
律「予想通りだな」
梓「恐ろしいほど単純ですね」
律「それにしても傍から見てると奇妙な光景だな」
梓「お二人とも幸せそうだからいいんじゃないですか?」
> 律「ああ。澪は単純だからな」
>
> 梓「なるほど。そうですね」
> 律「予想通りだな」
>
> 梓「恐ろしいほど単純ですね」
梓wwwww
唯「澪ちゃん部活行こう!」
澪「先行ってて。日誌書いてから行くよ」
唯「じゃぁ待ってる!澪ちゃんがいないと軽音部は始まらないからね!」
澪「な、何言ってるんだよ!ちょっと待ってろ!」ガリガリガリガリ
唯「おお!すごいスピードで日誌を書き終えた!さすが澪ちゃんだね!」
澪「そんなことないよぉ」ニヤニヤ
唯「すごいなぁ!澪ちゃんはやっぱりすごいなぁ!」
澪「ほら、部活行こう」ギュ
唯「あっ…手を握られた…」ドキッ
律「もうバカップルにしか見えない」
紬「キマシタカ!?」
バカ男とその彼女に見える…
唯「んー!ケーキ美味しー!」
澪「唯、口の周りにケーキついてるぞ」
唯「澪ちゃんとって?」
澪「仕方ないなぁ唯は私がいないとだめだからな」フキフキ
唯「へへーありがとー」
梓「これまだ続いてたんですね」
律「昼休みからずっとこの調子だよ…」
梓「お疲れ様です」
律「ムギは私と違って元気だな…」
紬「ドントコイです!」
これはとてもいいスレだ
ここから甘々の唯澪にもっていけばーー
ーーこの感覚…平沢妹か
澪「ははっ」
律「…」
澪「…ふ、ふふふっ」
律「お前は人の家に来て何がしたい。相談したいことがあったんじゃないのか?」
澪「唯がさぁ、私のことすごいっていうんだよ!全然そんなことないのになぁ!」ニヤニヤ
律「そうだな」
澪「ふんっ」ゴツン
律「いて!」
澪「もう唯には私が付いていなくちゃ駄目だな!」
律「で?」
澪「なんだよ」
律「相談って何?」
澪「今してるだろ?」
律「え?これ相談だったんだ?」
安心のうざ澪
プルプル
澪「あ、ちょっと待って着信だ」
律「待つ必要ねえし、帰れよ」
澪「もしもし唯ー?」
澪「うんうん」
澪「そんなことないよ」ニヤニヤ
澪「えー?仕方ないなぁ」
澪「次の日曜日はどうだ?」
澪「用事なんかより唯のほうが大事だよ」
澪「うん。律にも言っとく。うんうん。じゃぁね」ピッ
律「嫌な予感しかしない」
澪「今度の日曜、唯の家で勉強会することになったからな」
律「…私も?」
寝ます
澪「唯と仲良くしてたら律がそっけなくなった」
澪「唯と仲良くしてたら憂ちゃんがーー」
唯「このスキルって就職したら重宝しそうwwwwww」
唯「澪ちゃんにむっちゅ~^3^」「^ε^~ゅちっむに唯」澪
澪「唯にむっちゅ~^3^」「^ε^~ゅちっむにんゃち澪」唯
起きました
律「日曜日が来るのが怖い…」
紬「私は楽しみです!」ツヤツヤ
梓「何で私まで呼ばれたんでしょうか…」
律「うあああああ!!!もうやってらんねぇ!」
梓「律先輩!?」
律「あいつらの仲を引き裂くぞ!!」
紬「反対!」
梓「私も反対です。そんなことしたら部活の雰囲気が…」
律「だって最近、澪唯の話ばっかりしないし…こんなのもう耐えられん!」
紬「律澪キマスカ!?」
律「キマセンワ」
サターンの音源は最高だからな
ぶっちゃけPS2よりもいい
続き書こうと思ったらいつの間にかゲームの話になってた件
梓「仲を引き裂くってどうやってするんです?」
律「うーん…それが問題だ」
紬「仲良きことは素晴らしきかな」
律「ちょっと黙って」
梓「澪先輩は単純ですが唯先輩は一筋縄ではいきませんよ」
律「だよなー…」
梓「澪先輩、頼りにしてますし、かっこいいって憧れてますし、離そうとしてもきっと離れないですよね」
律「それか!」
梓「え?」
律「澪の本性をばらすんだ!」
梓「ほお」
律「自分よりテストが出来たぐらいでそっけなくしたり、少し褒められたぐらいで調子に乗るようなどうしようもない人間だって知らしめてやる!」
律「唯。ちょっといいか?」
唯「どしたのりっちゃんたち?」
梓「最近ずいぶんと澪先輩と仲がいいみたいじゃないですか」
唯「いやぁ~、照れますな~///」デレデレ
律「はっきり言っておくがな、澪はお前に迷惑してんだよ!」
梓(律先輩言い過ぎです!唯先輩泣きそうですよ?)コソコソ
律(このくらいでいいんだよ)コソコソ
唯「…ねえりっちゃん、それほんとなの?」ウルウル
梓(上目づかいで目をうるませてる唯先輩…、イイ!)
律「この際だから言っておくがな、唯。なにも澪はお前だから優しくしてるわけじゃないんだよ!」
梓「そーですそーです」
律「知っての通り澪は優しいからな。出来の悪いお前を放っておけなかっただけなんだ」
梓「そーですそーです」
唯「嘘だよ!澪ちゃんは…澪ちゃんは…」ポロポロ
梓(あ、泣いてしまいました…)
律「嘘じゃない!そんな優しい澪が、唯につきまとわれるのを迷惑と感じても唯本人に言えるわけないだろ!?」
唯「…うぅ……、ヒック……。私………、今日は帰る……」ポロポロ
梓「…良かったんですか、律先輩?」
律「…ああ、いいんだ」
梓「…そうですか」
澪「遅くなってすまない。掃除当番でな。唯はまだ来てないのか?今日はみっちりと教えてやるんだ♪」
梓「…今日は具合悪いみたいで帰りました」
澪「そうか…、残念だな。そうだ、明日は唯が具合良くなるようにお弁当でも作ってきてやろうかな///」
律「そう…だな…」
澪「そうと決まれば買い物に行ってくるしかないな。唯がいないんなら練習にならないしな。じゃあまたな、律、梓」
紬「おはよう唯ちゃん」
唯「…うん、ムギちゃんおはよ」
律「あ、あのさ、唯」
唯「……りっちゃんもおはよう」
律「お、おう」
澪「ゆ~いっ♪今日も遅かったな、まったく。ん?目の周りが赤いぞ?夜更かしなんかするからだぞ」
唯「!!」
澪「唯のことだ、どうせ宿題やってきてないんだろ?ほら、ノート」
唯「い、いいよ!私は大丈夫だから!……あ、席行くね……」
澪「なんだ?唯の奴…」
紬「授業も終わったし、みんな、ご飯にしましょうか」
律「ああそうだな」
澪「あ、唯。いつも憂ちゃんにお弁当作ってもらってばかりだろ?憂ちゃんも疲れるだろうし、ほら、これ」
唯「…え、どうしたの?」
澪「お弁当作ってきたんだ…///」
澪「今日からは私が唯にお弁当を作ってやるからな。ほら、律もムギも待ってるから行こう」
唯「あ、ああ、あのねっ、私!今日は憂たちとご飯食べる約束があるからっ!だから大丈夫だから、澪ちゃん」
澪「行っちゃった…。唯の奴、照れてるんだな。まったく、素直じゃないんだから…///」
律「……」
澪「さて、部活の前に図書館でお弁当のおかずの本借りに行くか。みんなは先に行っていてくれ」
紬「ええ。じゃあ、紅茶の準備をして待っているわね」
律「…唯、ちょっといいか?ついてきてくれ」
唯「……うん」
律「…昼休みどこにいたんだ?」
唯「憂のとこで一緒にご飯食べてたんだよ…」
律「嘘をつくなよ!梓にメールしたら、来てないって行ってたぞ!」
唯「……ひぃっ」ビクッ
律「正直に言えよ」
唯「な、中庭で…。ご飯食べた…」ウルウル
律「ふーん…。独りでか?」
唯「……うん」
律「……チッ」
律は壁を思い切り叩いた
律「気に入らねー!」ドン!!
唯「うぅ……」ビクビク
律「なんだよ、昨日は言い過ぎたかもしれないから謝ろうと思ったら…」
唯「ごめんね!ごめんね!」
律「うるせー!見るからに可哀想な子アピールしやがって!なんだ?同情されたいのか!?」
唯「ち、ちがっ、そんなこと…」ポロポロ
律「ほら、すぐ泣く!泣けばいいと思ってんのか?」
唯「……うぇぇ……、ヒック……ヒック」ポロポロ
律「チッ、面倒臭い奴だな。そんな顔で部活来られても迷惑だ。帰れよ」
唯「…うっ…うぅ……」トボトボ
澪「遅いぞ律!何やってたんだ!」
律「いや~悪い悪い」
梓「…唯先輩はどうしたんですか?」
律「ん?ああ、具合悪いから帰るってさ」
紬「そうなの…」
澪「また部活休みか…。つまらないな…。そういえば唯、今日おかしかったしな。そんな具合悪かったのか…。気付いてやれなくて悪かったな」
紬「そうね、確かに元気無さそうだったわね」
梓「……」ジローッ
律「何だよ?」イラッ
梓「いえ、別に」
憂「お姉ちゃ~ん、朝だよ~。起きて~」
唯「……………」
憂「お姉ちゃん?具合悪いの?大丈夫?」
唯「……うん」
憂「ご飯食べれる?学校は行けそう?」
唯「……ご飯はいいよ……。学校も今日は……」
憂「わかった。じゃあ私も休む。だから大丈夫、ゆっくり休んでね、お姉ちゃん」
唯「だ、ダメっ。憂は学校行って!」
憂「で、でも…」
唯「私は独りでも大丈夫だから」
憂「うん……」
純「憂、どうしたの?元気なさそうじゃーん。じゃんじゃーん?」
憂「うん…」ウルウル
純「ちょっ、本当にどうしたのよ?言ってみなさい」
憂「お姉ちゃんが…」
梓(えっ……!?)ピクッ
梓「唯先輩がどうしたの、憂!?」
憂「うん…、お姉ちゃんが体調悪いから学校休むって」
純「はぁ~、なんだ、それだけか」フゥー
梓(まさか学校休むなんて……。律先輩やっぱり昨日……)
憂「えへへ、心配かけてごめんね」
純「まっくだ。だから数学の宿題写させて~」
梓「調子に乗るな」ポカッ
また寝る
澪「唯来ないな、もう授業始まっちゃうぞ?」
紬「今日は休みなのかしら?」
律「……」
澪「今日は金曜日か…。唯が休みだったら日曜日の勉強会は中止にするべきかな?」
紬「そうね。週末はゆっくり休んでもらった方が一番かも」
律「……」
憂「和ちゃ~ん!お姉ちゃんが…お姉ちゃんが…」ウルウル
和「そうなんだ私、律○○してくるね」
___
´:::::::::::::::::::`丶、_ノ
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/::::::::::/::::: |:::/\:::::::::::ヽ::::ヽ
/::::::::::::i::::::/|:::Lノ \i:::::人:::::::
′ ::::::: |:::: | |:::| |/V }::::::| / | ∩
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厶イ:::::\ 、:::_ノ / _
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∠:::::r┴- Tニ /
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´ \ /大_厂 \ _,,,,,
/ \_,// ハ.\ }  ̄
{ ヽ 〈__ノ し ) | ・
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} ∨ 〈/ 0 ||_| ・
| │ ,. 7/ヨ((二@∈=―
l/| ̄ ゙̄`ト| ''"三リ⊇ |
. T| 「 / ニン |
憂「あ、みなさんこんにちは」ペコリ
澪「ああ、憂ちゃんこんにちは」
紬「こんにちは~、憂ちゃん」
梓「先輩がた、私たちの教室まで来てどうしたんですか?」
紬「澪ちゃんが、憂ちゃんに唯ちゃんの容態を聞くんだってきかなくて…」
梓「あ…、あはは、そうでしたか」
澪「で、憂ちゃん、唯はどうなんだ?そんなに具合が悪いのか?」
憂「う~ん…」
梓「…?」
憂「確かに具合が悪そうは悪そうなんですけど、学校に行けないってほどでもなかったんじゃないかと思います」
澪「そうか…。良かった…」ホッ
律「……」
憂「澪さん、姉を心配してわざわざ足を運んでもらってありがとうございます」
澪「友達だからな。当たり前だよ憂ちゃん」
憂「ううん。最近、お姉ちゃんは家でいつもニコニコしながら澪先輩のことを話すんです。今日は澪ちゃんとこんな事話したんだよ、澪ちゃんが、澪ちゃんが、って」
澪「そ、そうなのか?何だか恥ずかしいな…」デレデレ
憂「姉が最近嬉しそうなのは澪さんのおかげなんです。これからも姉をよろしくお願いしますね」
澪「ああ、私に任せてくれ」キリッ
放課後、音楽室
澪「でへへへ」ニヤニヤ
梓「なんだか機嫌良さそうですね、澪先輩」
紬(ダメよ、梓ちゃん!)
澪「わかるか、梓?」
梓「え、ええ…」
澪「憂ちゃんがさ~、唯には澪さんがついていないとダメなんです!これから先一生お姉ちゃんと一緒にいて下さい!な~んて言うんだよ///」
紬(そこまでは言ってないわ、澪ちゃん)
梓(脚色されているような…)
澪「これはやっぱりあれなのかな?妹公認ってやつなのかな?フフ、参ったな~」ニヤニヤ
律「…そうだな」
澪「なんだ律?不機嫌そうだな」
律「…何でもねえよ」
澪「はは~、さては唯が私と仲がいいからヤキモチ焼いてるんだろ」
紬「!?」
梓「!!」
律「!!!」
澪「フッ、唯も罪な女だ…。だが、唯の一番は私だからな。律は諦めろ」キリッ
律「ちげーよバカ!帰る!」ドスドスドス
梓「律先輩行っちゃいましたね…」
紬「そうね…」
澪「あんな怒ることないだろ、バカ律…。ま、唯が家で毎日私に愛を囁いてるって知ったんだからショックを受けても無理もないけどな///」
紬「え、ええ…」
澪「律も早く唯を諦めて他の人を好きになればいいのにな。近田春子さんとか」
紬「ブフッ」ゴホッゴホッ
澪「フフ、冗談だよ、冗談♪」
梓「誰ですかその人?」
澪「ああ、うちのクラスのお姫様みたいな子だよ」
紬「ゴホッゴホッ」ビクンビクン
梓「近田春子さんがムギ先輩の笑いのツボに入ってる…。どんな人なんだろう…」
梓「じゃあそろそろ私帰りますね」
澪「そうだな。それじゃあ気をつけて帰るんだぞ」
梓「ええ、澪先輩もお気をつけて」
梓「もしもし、憂?今日泊まりに行ってもいいかな?………うん………うん。でも、唯先輩の看病も一人じゃ大変でしょ?お見舞いも兼ねて。………うん、じゃあ一度家に帰ってから行くね」
紬(梓ちゃん、唯ちゃんが心配なのね)
ごめん、今気付いたんだけど、あたい>>1じゃなかったし
そもそもあたいもしもしだし
>>1はカタカタだし
そろそろ>>1が眠りから目覚めるんじゃないかと思うし
だからとりあえず夕方まで>>1の様子を窺ってみるし
わかった
じゃあ夕方じゃなくて、一応夕方5時まで待って、それでも来なかったら続けるよ
>>1もきっと何か理由があって眠ったんだと思うし、多分逃げたとかはないと思うし
>>1は来るよ
それか、変わってしまったIDで色々な場所やここで何食わぬ顔して好き勝手遊んでて
「やっほー☆お待たせ」ペロリーン
って気軽に出てこれなくなってしまったのかもしれない
とにかく、私は>>1は学園革命伝ミツルギの中二階堂みたいに悪びれない笑顔でやってくることを信じてるんだよ!
クソッ……クソッ……>>1めッ……
仕方ない、書くか
憂「いらっしゃい梓ちゃん」
梓「お邪魔します…。あ、唯先輩は?」
憂「今は部屋にいるよ。今日は一日中部屋で過ごしてたみたい」
梓「そうなんだ…」
憂「それじゃあ私、晩御飯の用意があるから、梓ちゃんはお姉ちゃんの部屋に行ってきたらどうかな?」
梓「え、でも…」
憂「いつも可愛がってる梓ちゃんがお見舞いにきてくれたら、きっとお姉ちゃんも元気になると思うんだ」
梓「うん、わかった」
憂「ご飯ができたら呼ぶね」
コンコン
梓「あのっ、梓ですっ…。その…、お見舞いに来ました」
唯「…………」
梓「あ、あの、入ってもいいですか?」
唯「…………」
梓「入りますね…」ガチャリ
唯「…………」
梓(唯先輩の顔、泣きはらしてる…)
唯「…何しに来たの、梓ちゃん」
梓(梓ちゃん……。あずにゃんって呼んでくれないんだ……。仕方ないよね、あの時律先輩と一緒にいたし……)
結婚できない男の再放送してるぞ
見たいな
唯「……?」
口を開かない私に疑問を感じたのか、ベッドから起き上がって互いに向かい合う
梓「あ、あのですね…、私謝ろうと思って!」
唯「…あずにゃんは悪くないよ」
梓(あ、呼び方が戻ってる)
梓「あの時、律先輩が唯先輩を責めてたとき、律先輩の味方してましたけど、あれ嘘なんです」
唯「…どういうことなの…?」
梓「あの……だからその……、なんていうか……」モジモジ
唯「……?」
梓「私、最近唯先輩が澪先輩とばかり仲良くしてるから嫉妬しちゃって……。それで私……」
唯「……うん」ギューッ
梓「ゆ、唯先輩っ!?」
唯「あずにゃんはいい子だね…。よしよし」ナデナデ
梓「唯先輩、ごめんなさい、ごめんなさい…」ポロポロ
唯「よしよし…」ナデナデ
憂(そっか、お姉ちゃんが学校休んだのは…)
唯「あずにゃん、落ち着いた?」ナデナデ
梓「はい…///」
唯「それじゃ、ご飯食べに下りよっか」
梓「は、はい!」
唯「うーいー、ご飯できたー?」
憂「できてるよー。梓ちゃんも下りてきてー」
唯「行こ、あずにゃん」
梓「はいです」
唯「ごちそうさまー」
梓「ごちそうさまでした。あ、憂、私も洗い物手伝うよ」
憂「ううん、私がやるからいいよ~。そうだ梓ちゃん、お姉ちゃんとお風呂入ってきたら?」
唯「そうだね。あずにゃん、行こっ」
梓「えっ?そんな、いいですよ唯先輩。第一恥ずかしいですし…///」
唯「よいではないか、よいではないか~♪」
梓「ちょっ、唯先輩っ……///」
お風呂!
梓「唯先輩、月曜日は学校に来ますか…?」
唯「……まだ行く勇気はないかな」
梓「……そうですか」
唯「うん……」
梓「…………」
唯「…………」
梓「律……先輩ですか……?」
唯「…………」
梓(やっぱり………)
おまんまのじかんだ
おまんまのじかんだ
そんなこんなで月曜日!
唯「おはよー」
澪「お、今日はきちんと来たな。感心感心」ニコニコ
唯「えへへ」
紬「心配したのよ?」
唯「ごめんね、ムギちゃん」
律「……」
唯「りっちゃんもおはよー」
律「ああ…」
澪(クスクス、まったく律の奴、態度がバレバレなんだよな。あいつ唯のこと意識してるんだ。気にするなよ)ヒソヒソ
唯(そうだったんですか…)ヒソヒソ
純「今日は憂休みかー。参ったな、あ、梓宿題写させて~」
梓「まったく、仕方ないなー。今度なんかおごりなよ?」サッ
純「サンキュー」
梓(憂、こないだは元気だったんだけどな…)
お昼休み!
澪「唯、ご飯にしよう。ほら、お弁当」ニコッ
唯「え?私に…?」
澪「まあな。これでもなかなか自信があるんだぞ?」
唯「ありがとう澪ちゃん。そうだ、じゃあ私のお弁当食べてよ」
澪「ゆ、唯のお弁当……?」ゴクリ
唯「うん、澪ちゃんみたいに上手く出来なかったかもしれないんだけど…」
澪「唯のて、手作りなのか?」ドキドキ
唯「うん」
澪「そうだな、食べないのも勿体無いから私が責任持って食べるよ」
澪「変わった卵焼きだな?モグモグ……、中にアンコが入ってる……」
唯「うん、オム生地であんこを包んだオムあんこっていうんだよ。美味しい?」
澪「唯が作ったものに不味い物なんか一つもないよ。ムシャムシャ、これならいくらでも食べられそうだよ」
紬「うふふ」ニコニコ
律「……変な料理」
澪「フッ……」ニセリ
律「なんだよ?」
澪「律には絶対にやらないぞ。なんたって、私が唯にもらったんだからな。特別に、な。あー美味しい美味しい」フフフ
律「いらねーし」
紬「ハッ!?」ピクッ
澪「どうしたんだムギ?」
紬「な、なんでもないわ。うふふ」アセアセ
紬(オムあんこ、オムアンコ、omanko……、オマ○コ……///)
紬(唯ちゃんがオムあんこを澪ちゃんに食べさせたってことは、もしかして唯ちゃんは澪ちゃんにオッケーってことなんじゃ……?こうしちゃいられないわ!)
紬「澪ちゃん、ちょっと今いいかしら?」
澪「ご飯が終わってからじゃ駄目なのか?」
紬「今じゃなきゃ駄目なのよ!さ、行きましょ」キラキラ
澪「仕方ないな…。律、私のお弁当食べるなよ?」
律「食わねーし」
唯「澪ちゃん行ってらっしゃーい」
澪「すぐ戻るからなっ!」
うっ…………………ふぅ……
芸能人歌唱力コンテストみたいなの、なかなか面白かった
唯「二人きりになったね」
律「……ああ」
唯「……………」モグモグ
律「……………」ムシャムシャ
唯「……………」
律「ゴクン……。私も食べ終わったし、唯、またちょっと付き合えよ」
唯「…………うん」
澪「それは本当なのかムギ!?唯が私にオーケーサイン!?」
紬「ええそうよ。高度なアナグラムの為、解読に時間がかかったけどね」
澪「どんなアナグラムだったんだ、ムギ?」
紬「澪ちゃんが唯ちゃんからもらったお弁当には、オムあんこがあったわよね?」
澪「ああ、あったな。それがどうしたんだ?」
紬「一見するとただの和洋折衷のマイナーな料理。でも、そこに大きなヒントが隠されていたのよ!」
澪「う、うん…」ドキドキ
紬「わかりやすく文字で書くわね」
オムあんこ→オムアンコ→omanko→オマ○コ
澪「なな、なんだって!?」
>>1です
戻ってきたら話が進んでた
頑張って完結させてね
しえん
紬「唯ちゃんはそのオムアンコを、お弁当に入れてきて澪ちゃんに渡して食べてもらった…。あとは言わなくてもわかるわね?」
澪「つまり、私のオムあんこを食べてね♪ってことか!」
紬「イエス、イグザクトリー(ご名答)」
澪(さすがムギ、天才だ……)
澪「わわわ、どうしたらいいんだムギ!今夜唯んちにお邪魔してもいいのか?いや、私の家がいいのかな?」アセアセ
紬「あわてないで澪ちゃん。お昼休みはまだ時間があるわ。ゆっくり対応策を練りましょう」
澪「すまないな、ムギ。恩に着る」
紬「いいのよ。私、唯ちゃんも澪ちゃんも、二人の幸せを想って応援してるから」ウフフ
VIPのSSスレ群…
そこに住むこの生き物
そう…ノットリです
彼らは立逃げされたスレや>>1が放棄してしまったスレに住み
多様なSSを生み出します
今日はそんなノットリの姿を追ってみましょう
~10月末~
一羽のノットリを追っていた私達は珍しい場面に出会いました
おや?ノットリの住処に何かやって来ました…!
>>1です
一度放棄したスレに再び戻ってきたのです
ノットリはどうするのでしょう?
>>289
乗っ取りってのはなぁ………
ババァなんだよ
唯「こんな離れに呼び出してどうしたの?」
お昼休み
そこは人々の喧騒の外にあった
律「本当にわからないのか?」
律は唯の胸ぐらを掴むとそのまま壁まで詰め寄った
律「お前、何してくれちゃってんの?なぁ?」
唯「痛ッ、離してっ……」
律「さっきはよくも見せ付けてくれたよなァ……。お弁当交換?ふざけやがって……」
律の手が離れると同時に、律のもう一方の拳が唯の腹に叩き込まれる
唯「ッッッ!!!!!」
あまりの衝撃に唯は息を詰まらせる
律「私言ったよなァ……。澪が迷惑してるからもう澪に近付くなって……」ガスッガスッ
うずくまる唯に律は容赦の無い蹴りを放っていく
律「このっ……このっ……!言葉が通用しないんですかァ?言葉が通用しないなら……体に教えるしかッ……ないよなァ!」ガスッガスッ
律の暴力行為は徐々にエスカレートしていく
律「どうしたんだよ唯?いつもみたいに泣けよ」
唯の髪を掴むと、律は唯の頭を自分に向かせる
繰り返すけど
ノットリってのはなぁ………
ババァなんだよ
律「なッ!?」グルンッ
気付くと律の体は一瞬で宙を舞い床に組み伏せられていた
唯「……そうだったんだぁ。通りでお姉ちゃんが大好きな学校を休むはずだよね……」
垂れた前髪は唯の表情を暗く隠している
律「チッ。おい唯、離せ!」
唯「唯……?何お姉ちゃんを呼び捨てにしてるのかな?」グイグイ
律「ムググッ……!」
律は唯に口いっぱいに布を詰め込まれ、テープを貼られた
唯「ごめん、律さんが何言ってるのかわからないや」
テープで体を拘束し、行動不能となった律を冷たく見下ろす唯
唯「言葉が通用しないなら体に教え込むんでしたっけ?うふふ、私は律さんより優しいですから安心して下さいね♪」
休み時間は残り十数分
律に絶望を刻み込むには十分過ぎる時間だった
澪「今夜私はキメる!唯もそれを望んでるんじゃないかと思うんだ」
紬「待って、澪ちゃん。本当にそれでいいのかしら?」
澪「どういうことだよムギ?」
紬「がっつき過ぎじゃないか、ということよ」
小さく指を振る紬
紬「澪ちゃんは、唯ちゃんに体目当てのお猿さんだと思われてもいいのかしら?」
澪「違うっ!私はそんなんじゃ……。ただ純粋に唯をッ……!」
大きくかぶりを振る澪
紬「そうでしょう?ならもう答えは決まってるわね?」
澪「つまり、どういう事なんだ……?」
紬「しばらく焦らすのよ」
澪「そんな……。唯が誘ったんだぞ?焦らしたりして唯が私を嫌いになったら……」
紬「大丈夫、そんなに長い期間焦らすわけじゃないわ。そうね、週末くらいまで待ちましょう。なのよ」
澪「大丈夫か?唯、不安になったりしないかな?」
紬「それが恋の駆け引きって奴なのよ、澪ちゃん」
澪「フフ……恋の……駆け引きか……///」
うっとりと甘い言葉に酔う澪
紬「誘いはしたけれど気付いているのか気付いていないのかわからないふりで過ごす澪ちゃん。唯ちゃんはそれをドキドキしながら毎日を過ごすわ。そして募り募っていく唯ちゃんの中の澪ちゃんへの気持ち……」
澪「うん……うんっ!」キラキラ
澪は目を輝かせながら紬の講釈に耳を傾ける
紬「そして、澪ちゃんは唯ちゃんに、前回唯ちゃんの体調不良でお流れとなったお勉強会を週末に予定していることを告げます。そうね、金曜日に唯ちゃんに言ったらいいと思うわ」
澪「はわわ……、つ、つまり……///」
紬「そう、二人きりのお勉強。さんざん焦らされた唯ちゃんだって意識しないわけがないわ」
紬「そして運命のお勉強会!澪ちゃんを部屋で待っていた唯ちゃんは、きっと頬を染めながら俯いているのよ!」
澪「そうだ、そうに違いない!そうなったら流石にもう唯を焦らしてはおけないよな!」
紬「ええ。後はいい雰囲気を作って、そのまま唯ちゃんのベッドで……」
澪「ウフフフフ……///」ニヤニヤ
紬「あらあら、うふふ」ニコニコ
澪「よし、今後の方針は決まったな。教室に戻るか」
紬「そうね。くれぐれも唯ちゃんに気取られないようにね」
澪「ああ、もちろんだ」キリッ
唯「澪ちゃん遅~い!」
澪「ごめん唯、遅くなった」
紬「新曲の打ち合わせをしてたのよ~」ニコニコ
唯「え、新曲?楽しみだな~」
澪「ああ、期待していてくれ。ん?律が居ないな…」
唯「あ~、りっちゃん?なんか、お腹が痛いとかで途中で帰っちゃった」
澪「鞄を持っていかないどころか机の上まで片付けてないじゃないか」
紬「りっちゃんらしいわね」
そして次の日
唯「えぇ~、学校行きたくない~」
憂「いいから行くの~っ」グイグイ
唯「もぅ、しょうがないなぁ」
澪「唯、おはよ」ニコニコ
唯「あわわ、澪ちゃん…」アセアセ
澪(フフ、私を前にしてこの反応……。唯はいい感じで意識してるみたいだな♪)
この日を境に律は学校に来なくなる
そして、放課後ティータイムは憂を新しいドラムスとして組み込み、新生放課後ティータイムとなり活動していくのはまた別の話である
そして日曜日
唯「澪ちゃーん、待ってたよー」
澪「ハハ、私もさ。今だって緊張してる」
唯「あはは、緊張だなんて大げさだなあ澪ちゃんは」
澪「勉強の用意はしてないみたいだが……」
唯「まだ一日はたっぷりあるんだよ~?勉強なんて後でいいじゃん澪ちゃん」
澪「それは……、つまり、そういうことでいいんだよな……///」
唯「ほぇ?」
澪「唯!」ガバッ
唯「キャアッ///」
そして二人は結ばれた
とある某日
梓「にしても唯先輩と澪先輩が付き合うなんて……。まだ信じられません……」
憂「まあまあ、梓ちゃん落ち着いて」
梓「憂は悔しくないの?澪先輩に唯先輩を取られて?」
憂「私は、お姉ちゃんの幸せが私の幸せだからね♪」
梓「唯先輩、恋人にも妹にも恵まれてるな~…」
憂「あはは…」
梓「あ、憂。そういえば律先輩学校辞めたみたいだよ」
憂「そうなんだ。寂しくなるね」
梓「どうかな…。まあ、いい加減なあの人らしいっていえばらしいんだけどね」
憂「もう、梓ちゃんったら」
憂は律のことを思い返していた
律『……ヒック……ヒック……』
唯『何?泣けば済むと思ってるの?律さんは泣いてるお姉ちゃんにもっと酷いことしたんじゃないの?』
そこには、テープで縛られた上に全裸にされ、前にも後ろにも試験管を突っ込まれ横に頃がされた律の姿があった
唯『クスクス、律さんの初めてが試験管だなんてとっても笑えます。あ、暴れたりしたら試験管が割れて大変なことになるよ?ま、そんな心配は無さそうですけど』
律は小刻みに震えているだけだった
唯『わかってますよね?今までの一部始終、写真も動画も全て収めてあります。第三者に言ったりしたらどうなるか…。ケツ毛バーガー事件なんて目じゃないですよ。あなたの親、兄弟、親戚まで被害を受けるでしょうね』
そう言いながら、律の股から生える試験管をグリグリと弄ぶ
律『ヒィィ……』
唯『汚いなぁ…。指が血で汚れちゃった…。あ、そろそろ休み時間終わりか…。残念』
憂は手早く後始末をし、律に服を着せ念を押した
唯『明日から学校には来ないでもらえるかな?逆らったら……』
憂は指で首をなぞる仕草をした
憂『わかるよね?律さんとその家族の人生が終わっちゃうって。あと、これからは毎日私が遊んであげるから、学校に通えなくて寂しがることはないよ』
梓「憂?うーいーってば。もしもーし」
憂「はわわ、ぼーっとしてた」アセアセ
梓「フフ、そういうとこはお姉ちゃん似だなー」
憂「えぇー、照れちゃうよ///」
梓「ほめてないから」
憂「ガーン……」
梓「それはともかく、これから映画でもどう?」
憂「ううん、約束があるから遠慮しとくー」
梓「ふーん、誰と?」
憂「紬さんだよ?新しい道具とか買ったから、一緒に【おもちゃ】で遊ぶんだー♪」
梓「あの人はホームセンターとか好きだからなー…。付き合わされる憂も大変だね。ま、頑張って」
憂「うん!それじゃまたね、梓ちゃん!」
それから唯が卒業するまでの期間憂は【おもちゃ】が壊れるまで遊び、壊れたら紬と隠蔽した
おしまい
という感じで終わりです
途中、何度も寺生まれのT(田井中)で無理矢理終わらせようとしましたが、それじゃ律があまりに救われないと思ったのでこんな形になりました
一応はハッピーエンドです
保守してくれた皆さんありがとうございました
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