アーチェ「クレス・・・・ちょっと話しがあるんだけど」(661)

クレス「ん?どうかしたのかアーチェ」

アーチェ「えっ べつに大したことじゃないんだけど
クレス・・・好きな人とかいるのかなってちょっと気になってて」

クレス「好きな人か
そんなこと考える余裕もなかったからなぁ
でもどうしてそんなこと気にするんだ?」

アーチェ「えっ・・・・それは、その
えっと・・・」

クレス「?」

アーチェ「あ、あたしクレスのことが・・・す、す、す」

クレス「す?
ああ、すずちゃんならさっき宿屋に戻ってたよ」

アーチェ「・・・・」

クレス「それで僕とすずちゃんがどうかしたのか?」

アーチェ「あたしが言ってるのはすずちゃんのことじゃなくて・・・
クレスのことす、すk」

クレス「ああ、すき焼きならすずちゃんの得意料理だよたしか」

アーチェ「・・・・・・もういい」

クレス「ん?」

アーチェ「クレスの鈍感っ!!」

クレス「あ、、おいアーチェ!
どうしたんだろうないったい
ああ、生理か」

ミント「クレスさん?
こんな所でどうかしたのですか」

クレス「いや、アーチェが僕に用があるっていうからさ
話し聞いてたんだけど
急に怒りだして」

ミント「きっとお母さんの事を思い出してクレスさんに寂しさを紛らわせてもらいたかったんではないでしょうか」

クレス「・・・・アーチェ
そうならそうとはっきり言えばいいのに」

ミント「アーチェさんのことですから夕飯までには戻ると思いますよ」

クレス「うん
そうだね」

アーチェ「・・・グスン・・・・クレスのばかぁ・・・スンスン」

アーチェ「ふつうあそこまで言えば誰だって気付いてくれるはずなのに」

チェスター「お!
お前こんなとこでなにやってんだよ」

アーチェ「グスン・・・なんでもない」

チェスター「お前・・・もしかして泣いてんのか
ど、どうしたんだよ」

アーチェ「なんでもないって言ってるじゃんか!!
あっち行ってよスケベ大魔王!」

チェスター「んだとテメェ!!
人が心配してやってんのに」

アーチェ「大きなお世話
あたしはそういうお節介が大嫌いなんだよ~だ
わかったらあたしの前から消えてよ!」

チェスター「・・・・・クソ
わかったよ強情女が」

アーチェ「・・・グスン」


ガチャ

クレス「あれ?ずいぶん早いな
トレーニングしてくるんじゃなかったのかチェスター」

チェスター「・・・ああ
ちょっと色々あってな」

クレス「そうだ
すずちゃん
すき焼き得意だよね?」

すず「すき焼きですか?
和食ですから得意といえば得意です」

クレス「夜ご飯はすき焼きにしようと思うんだけど
すずちゃん頼めるかな」

すず「はい、よろしいですけど
クレスさんすき焼きが食べたいのですか?」

クレス「いや僕じゃないんだ
さっきアーチェがすき焼き食べたいって言ってたから」

チェスター「!!」

すず「アーチェさんが
わかりました
では食材を調達してきm」

チェスター「ちょっと待った!」

すず「はい?」

チェスター「俺もいっしょに作ってやるよ」

クレス「おい、なに言ってんだよチェスター
お前あまり料理得意じゃないだろ」

チェスター「・・・
へへっ
こうみえても俺はアミィに仕込まれてんだぜ?
すき焼きってのも興味あるしな」

すず「わかりました
チェスターさん手伝ってください」

チェスター「おう
任せとけって
(・・・あいつに俺の家庭的な一面見せて見返してやる)」


ガチャ

アーチェ「・・・」

クレス「お帰りアーチェ
どうしたんだよ暗い顔して
いつものアーチェらしくないぞ」

アーチェ「・・・」

クレス「そうだ
今日の晩御飯はアーチェが食べたがってたすきy」

アーチェ「あたし・・・クレスが好き」

クレス「・・・・えっ」

アーチェ「ずっとずっとクレスが・・・好きだったんだよ」

クレス「・・・」

アーチェ「なのに・・・・クレスったら鈍感だからあたしの気持ちわかってくれないんだもん・・・グスングスン」

クレス「・・・アーチェ」


すず「春菊と白菜と豆腐と糸こんにゃくと牛肉と」

チェスター「ふだん見ない食材ばっか使うんだな
すき焼きって」

すず「チェスターさん達にはあまり馴染みのないジャポン料理ですから」

チェスター「ずいぶん文化がに特色が現れてるな」

すず「お醤油とお砂糖と・・・」


チェスター「ぐぐぐ・・・・」

すず「チェスターさん
無理しないでお一人で持たないで大丈夫ですよ?
半分貸してください」

チェスター「すずちゃんみたいな・・・小さな女の子に荷物なんか持たせらんねーよ・・・ぐっ」

すず「わたしは小さな女の子ではありません
忍者です」

チェスター「俺から見れば普通の小さな女の子なんだよ」

すず「・・・すずにはよくわかりません」


ガチャ

すず「ただいま戻りました」

チェスター「クレス~帰ったぜ」

・・・

すず「出掛けられたのでしょうか」

チェスター「みたいだな
ちゃっちゃとすき焼き作っちまおうぜ」

すず「はい、ではまず鍋にお醤油とお砂糖を」


ガチャ

クラース「お?なんだかいい匂いがするが」

すず「お帰りなさいクラースさん
いまチェスターさんとすき焼きを作っています」

クラース「ほぉ・・・二人きりで仲良く料理とは
チェスターも案外隅に置けないじゃないか」

チェスター「なっ か、勘違いすんなよ
俺はアーチェの・・・・なんでもない」

クラース「ふふふ
青春だねぇ」

チェスター「・・・」

すず「?」

クラース「ん?ところでクレスたちはまだ帰ってきてはないのか」

すず「クレスさんならわたし達が買い出しに行くまでここにいました」

クラース「しかしこれはクレスの剣
出掛けるのならばまず肌身はなさず持っているものだがな」

すず「でしたらもしかするとお二階にいらっしゃるのかもしれません」

チェスター「っと
これであらかた完成だな」

すず「初めてにしてはお上手です」

チェスター「すずちゃんの指導がよかったからだって」

すず「・・・い、いえ////」

チェスター「さて・・・・あとはアイツを」

すず「クラースさん
クレスさんを呼んできてはもらえませんでしょうか」

クラース「ん?もう出来たのか
ミントもアーチェも帰ってきてないみたいだが」

チェスター「ああ
アーチェのヤツなら俺が呼んでくる」

クラース「おーい
クレス!
晩飯出来たみたいだぞ
おーい」

・・・・

チェスター「やっぱ居ねぇのか?」

クラース「寝てるのか
少し待っててくれ」

すず「わたし支度してますので
チェスターさんはアーチェさんを
ミントさんは大丈夫だと思いますので」

チェスター「おう」

クラース「おーいクレス
飯出来たぞ
寝てるのかー?」

ガチャ

クラース「・・・ん?」

・・・ぁっ・・・ぁっ・・ぃ・・・

クラース「・・・・・」

バタン

クラース「・・・だ、誰もいないみたいだな
さてわたしはすき焼きを・・・・」

すず「クラースさん
クレスさんは?」

クラース「えっ?
あ、ああ居ないっぽいよ」

すず「??
クラースさんどうしたんですか
顔が真っ青です」

クラース「と、とにかく今は二階に行かないほうがいい」

すず「そう言われると気になります」

クラース「いやホントに何もないぞ!
行っても良い事はない
やめておけ」

すず「わたし忍者ですから大丈夫です」

クラース「いやそういう問題じゃ・・・」

ーー。

チェスター「はぁはぁ・・・アイツどこいきやがったんだ
ここでメソメソしてた癖に
くそ
さっさとしないと飯が冷めちまうってのにっ!!」

ミント「チェスターさん
どうしたんです血相変えて」

チェスター「おう
いいところに
アイツ見なかったか?」

ミント「アイツ?」

チェスター「アーチェだよアーチェ!
さっきまでここにいたんだけど」

ミント「アーチェさんですか
いえ見ていません」

チェスター「そうか
ありがとよ
それからさ
飯出来てるからアンタも早く戻っておけよ
アイツに会ったらそう伝えてくれ」

ミント「はい」

チェスター「クソ・・・
あの女はどれだけ心配かければ気が済むんだ」

ーー。

クラース「おい、ここからはいかん
いくら忍者でも未成年はだめだ!」

すず「クラースさん
ホントになにもないというのでしたら素直に道をゆずってくれませんか?
すずはあなたの言動から由々しき事態が二階で起きていると判断します」

クラース「いやダメだこれだけは退くわけには」

すず「やっ!」

ドスッ

クラース「ぐはっ」

すず「わたしだって仲間なんです
少しは信用してください」

ガチャ

すず「クレスさんいらっしゃいますか?」

あんっあんっやぁイっちゃうぅぅ

すず「・・・あっ・・・・あっ・・・・・あわわわ・・・」

クラース「だから止めたのに・・・」

すず「きゃ・・・きゃあああああああああああああああああああああっっ!!!」


すず「あっあっあわわわ」

クラース「やはり刺激が強すぎたみたいだな・・・
一旦下に戻るぞしっかりしろ!」

すず「・・・」

クラース「気を失ったか」

ガチャ

ミント「いい匂いがします」

クラース「まずい
ミントが帰ってきた
この現状でチェスターまで帰ってこられたら・・・」

ミント「あれれ?誰もいないのでしょうか」

クラース「お、お帰りミント!
よっこらしょっと」

ミント「すずちゃんどうかしたんですか?」

クラース「あ、ああ最近疲労が溜まってたみたいでな・・・」

ミント「そうですか
すずちゃんはご両親を失って精神的に休むことが出来なかったんでしょうね
わたしたちに何かしてあげられる事といえば
慰めてあげることだけですね」

クラース「そうだな」

ミント「ところでクレs」

クラース「おいミント
先にすき焼き食ってたらどうだ?
冷めるとせっかく作った甲斐がないからな!」

ミント「えっ はい
でも皆さんと一緒に召し上がr」

クラース「いいから黙って食え!!」

ミント「あ、あの・・・・何か気に障ること言いましたでしょうか・・・・」

クラース「どうする・・・・どうすれば」


チェスター「はぁはぁ・・・ダメだ見つからねぇ
戻ってみるとするか
入れ違いになってるかもしれないし」

チェスター「あの馬鹿女が・・・」

ガチャ

チェスター「帰ったぜ」

クラース「!!」

ミント「チェスターさんお帰りなさい
クラースさんがどうしてもっておっしゃるのでお先にいただいてます」

チェスター「ああ
それは構わないけどよ
ところでアイツは」

ミント「いいえ
見かけませんでした」

チェスター「そうか・・・」

クラース「ま、まああの二人のことだ
そのうち帰ってくるだろ」

チェスター「ところでよ
なんですずちゃんがこんなとこで寝てんだ?」

ミント「心労ですよ
すずちゃんまだ小さいのにご両親を無くした悲しみが彼女を苦しめていたんです」

チェスター「・・・悪いことしちまったみたいだな
俺が無理に料理を手伝うなんてわがまま言っちまったから」

ドタドタドタドタ

クラース「!!」

チェスター「??」

ミント「上の階から物音が聞こえます
誰かいらっしゃるのでしょうか」

クラース「ち、ちがうちがう!
さっき猫が数匹入り込んだみたいでな
騒がしいんだ!」

チェスター「おっし
俺が追い払ってきてやる」

クラース「やめろおおおおおおおおおおおおおおおお!」

チェスター「なななんだよいきなり」

クラース「いや、猫だって生きてるんだぞ、と・・・」

すず「・・・・うぅ~ん」

ミント「クラースさんが大声を出すからすずちゃん起きちゃったみたいですよ」

クラース「まずいまずいまずい」

すず「・・・ここは」

チェスター「大丈夫かよ?
もう少し寝てろよすずちゃん疲れてるんだろ
すまねぇな無理させちまって」

すず「えっ えっ?」

ミント「すずちゃん
お先にすき焼きいただいてます」

すず「すき焼き・・・・・はっ!!
ククククレスさんとアーチェさnむぐぐぐ・・・」

クラース「すずちゃんちょっと来い!!」

すず「やっ 放してください!!きゃああ」

チェスター「・・・どうしたんだあのおっさんは」

ミント「さぁ」


クラース「いいか!?
あれは絶対にチェスターとミントには内緒だ!
知れたらダオスを倒す前に旅が終わるぞ」

すず「で、ですがあんな状況・・・////」

クラース「年頃の男女の間にはよくああいうことはある
いいか
忍者ならこれ以降は黙認して感情を表に出すな
わかったな?」

すず「すずは・・・すずはこんなこと初めてで・・・・・自信ありません」

クラース「自信なくてもいい
感情をコントロールしろ」

すず「は、はい・・・・」

クラース「おっす
どうした二人とも」

チェスター「いや別に」

クラース「さて
俺たちもすき焼きいただくとするか
すずちゃんも食べるだろ?」

すず「・・・」コクコク

クラース「そうかそうか
いま盛ってやるから待ってろよ
いやー旨そうだな」

ミント「・・・」

クラース「ほら、すずちゃん」

すず「・・・い、いただきま・・・」

クラース「おいチェスター
お前も早く食べたらどうだ
冷めちまうぞ」

チェスター「俺はアイツが帰ってくるまで食べずに待ってるつもりだ」

クラース「ふ、ふ~ん」パクパクムシャムシャ

ぁぁぁぁぁっ

チェスター「ん?」

クラース「ブハァっ!!ごほごほ」

すず「!・・・」パクパク

ミント「発情期の猫ちゃんでしょうか」

チェスター「やっぱ追い払ってきてやる
寝床を毛まみれにされてたまるか」

クラース「待てぃ!」

チェスター「!!」

クラース「わたしが行ってこよう
まったくけしからん猫だ」

チェスター「あ、ああ頼む」

ミント「すずちゃん
口からご飯落ちてますよ」

すず「・・・」

クラース「・・・と言ったものの
事が終わるまで邪魔するわけにもいかん
どうすれば・・・」

ガチャ

クラース「!!っ」

クレス「ふぅ・・・もうこんな時間だぞアーチェ」

アーチェ「いたたた・・・クレスってばがっつき過ぎだよ!」

クレス「ごめんな
気持ち良すぎて抑制が効かなかった」

クラース「(アイツらやっと出てきたか・・・・だが二階にクレスとアーチェがずっといたことをチェスターとミントが知ったら・・・・)」

アーチェ「もうクレスのえっち」

クレス「なんかいい匂いがするなぁ
ああそうだった
すずちゃんにすき焼き頼んでたんだった」

アーチェ「すき焼き?
なんでさ?」

クレス「ほら
アーチェすき焼きが好きだから食べたいとか言ってただろ?」

アーチェ「ちがうってば!すき焼きじゃなくて
クレスのことが好きって言いたかったんだもん///」

クレス「なんだ聞き間違えか
はははは」

クラース「おい貴様ら!!!」

アーチェ「!!」

クレス「く、クラースさん!?
どうしてここに
まさかバレてました?」

クラース「ああ、私とすずちゃんにはバレてるぞ」

アーチェ「うわ~最悪・・・」

クレス「くっ・・・夢中になりすぎて注意力が散漫になってたか」

クラース「だが不幸中の幸いだ
チェスターとミントにはまだバレてはない
しかしこのままだと感づかれるのは時間の問題だ」

クレス「・・・どうすれば」

クラース「二人とも窓から飛び降りて時間差で帰ってこい
私がなんとかしておく」

クレス「すいませんクラースさん
余計な手間かけてしまって」

クラース「気にするな
私も若いころは・・・そんなことよりアーチェ」

アーチェ「ふぇ?」

クラース「チェスターはお前を慰めようとお前の為にすき焼きを作っていたぞ
感謝しろよ」

アーチェ「・・・・・なんであの馬鹿があたしにそこまで・・・・」

大人キャラ一人だけだからクラースさん苦労しますねw
後のシリーズでも25~35歳キャラは1~2人しかいないが

クラース「少しはアイツの想いも汲んでやれ」

アーチェ「・・・」

クラース「クレス、お前は鈍感だがこういう事に順序はつける男だと思っていたんだが
見込み違いだったか」

クレス「すいません」

クラース「じゃあな
急げよ」

バタン

クレス「・・・後悔してるか?」

アーチェ「んっ・・・・少しだけ・・・・」

クレス「とにかく急ごう」

アーチェ「ほうきほうき!
クレス、跨って!」

クレス「ああ」

クレス「まんこまんこ!アーチェ、跨って!」
アーチェ「あぁん」

ゴットハンドスマッシュ!!

ドタドタドタ

ミント「クラースさんずいぶん暴れてますね」

すず「・・・ごちそうさまでした」

クラース「ふぅ・・・なんとか成敗してきたが
手ごわい相手だった」

チェスター「お疲れ」

ガチャ

クレス「ただいま」

チェスター「どこいってたんだよお前は!遅ぇな
飯冷めちまっただろ」

クレス「ちょっと近くの森でトレーニングを」

チェスター「飯までには帰ってこいよまったく
それはそうと
アーチェ知らないか?」

クレス「あ、アーチェ?
いいや見てないけど」

チェスター「あの馬鹿いったいどこで道草食ってやがんだ・・・・」

すず「・・・クラースさんクラースさん」

クラース「ん?」

すず「どうなったんです?」

クラース「ああ、事が終わった所に偶然居合わせてな
時間差で帰ってくるように言ってきた」

すず「そ、そうですか・・・・////」

ガチャ

アーチェ「やっほー!
ただいま帰りましたよー」

チェスター「テメェ!!
いつまで待たせんだこの馬鹿女!」

アーチェ「な、なにさいきなり
あんたに待ってくれなんて頼んでないもんねぇ~だ」

チェスター「っ!」

パチンッ

>チェスター「あの馬鹿いったいどこで道草食ってやがんだ・・・・」

クレスのちんぽに決まってんだろーが

ミント「あっ!」

すず「!!」

クラース「・・・」

アーチェ「いったああい
最っ低!!女の子に手をあげるなん・・・て・・・」

チェスター「・・・・・お、俺・・・お前が誰かに誘拐されたんじゃないかって・・・・何か危険な目に遭ってるかもって思って・・・心配で・・・・馬鹿やろう!」

アーチェ「あ、・・・・ご、ごめん」

クラース「ぐおおっ心が痛い心が痛い!」

チェスター「・・・次遅くなるときは一言いえよ
喧嘩してても・・・俺たちっっ仲間だろ・・・」

アーチェ「・・・うん
ごめんねチェスター
次からは心配かけないから
お願いだからもう泣かないでよぉ・・・」

なに、PSPを買えばいい

尻に敷かれて尻拭いに帳尻合わせ…尻に縁のあるクラースさん次は尻餅をお願いします

あんまり尻尻いってると美川べるののクラースがやってくるぞ

チェスター「泣いてなんか・・・いねぇよ・・・・」ゴシゴシ

アーチェ「・・・ごめんね
このハンカチ使っていいから」

チェスター「お、おう・・・・」

アーチェ「ねっ!あたしのためにすき焼き作ってくれたんでしょ?
はやく食べようよ
あたしもうお腹ペコペコで死んじゃいそうだったんだ~」

チェスター「すずちゃんにも手伝ってもらったからな
味は保証するぜ」

アーチェ「そっか
すずちゃんもありがとね」

すず「えっ!
いいえわたしはその・・・たいしたことはしてないので
ほとんどチェスターさんが」

アーチェ「チェスターありがと!」

チェスター「・・・おう///」

チェスター「待ってろ
いまお前の分盛ってやるから」

クラース「・・・ふぅ~
なんにしろこれで一件落着か」

すず「・・・わたし疲れたので少し休んできてもいいでしょうか」

クラース「いい勉強になったか?」

すず「に、忍者は非情でなければ勤まりませんので・・・これしきのことで・・・・・」

クレス「あのチェスター、僕にもすき焼きを」

アーチェ「うん!イケるじゃん
初めてにしてはまあまあかなぁ」

チェスター「うるせぇな・・・いいから黙って食えよ馬鹿」

アーチェ「あ~チェスター照れてる~」

クラース「青春だねぇ」

すずちゃんのご休憩タイムはいりまーす

ミントは戦闘でも空気だから仕方ない

ミント「・・・?」クンクンクン

アーチェ「ほぇ?どしたのミント
あたしの体になんか付いてる?」

ミント「・・・いえ
ちょっと気になる匂いがあったので」

アーチェ「匂い?」

ミント「はい。
栗の花の」

クラース「!!しまっ」

クレス「?」

すず「えっ?えっ?」

アーチェ「・・・」

チェスター「栗の花?
どんな匂いだ?ちょっと俺にも嗅がせてくれよアーチェ」

ーーーおわり

はじまりーーー

ちょっと眠くなってきちゃった

すずちゃんが部屋でもんもんと休憩するシーンが・・・

少しだけ休ませて
ボチボチしすぎて指が痛いのさ

アーチェ「ちょっ顔近づけないでよスケベ大魔王!」

チェスター「んだとこの馬鹿女!
少し匂い嗅ぐぐらいいいだろうが」

アーチェ「うそだぁ
嗅ぐだけとかいってほんとはあたしのおっぱいに顔をうずめるつもりなんでしょ」

チェスター「そんなまな板になんの劣情も抱かねぇよ」

アーチェ「むむっ!!」

クラース「アーチェの機転で最悪の事態は避けられたみたいだな」

クレス「旨い!」パクパク

クラース「(・・・コイツらいったいどんなプレイに挑戦してたんだ)」

すず「あの・・・」

クラース「ん?
どうしたんだすずちゃん」

すず「わたし今の内にお二階を片付けてきますね
すごいことになってたみたいなので・・・」

クラース「そうだな
さすがにあのままじゃ何があったかはミントには感づかれるな
私も行こう」

すず「いえ、わたしだけで大丈夫です
今はクラースさんがこの場にいないと不測の事態に対応出来ないと思います・・・」

クラース「そうか
じゃあ頼んだ」

すず「・・・はい」

クレス「クラースさん
すずちゃんとずいぶん仲が良くなりましたね
なにかあったんですか?」ニヤニヤ

クラース「・・・ああ
お前らのせいで色々とな!」

クレス「す、すいません」

ミント「・・・」クンカクンカ

クラース「まずいな
このままでは
そうだ
ウンディーネでアーチェの服に付いてる匂いの元を洗い流せば」

クラース「ウンディーネぇぇぇえ!!」

チェスター「おわっ!」

クレス「クラースさんななななにをやってるんですか!」

アーチェ「えっ うそ・・・きゃああああ」

バシャアアアアアアア

クラース「すまん
ちょっと魔が指した」

アーチェ「ゲホッゲホァッ」

ミント「あぁ・・・匂いが消えてしまいました
もう少しで解析できたのに」

クラース「ふぅ・・・」

チェスター「・・・」

アーチェ「ど、どしたのチェスター?」

チェスター「服が濡れてスケスケに・・・」

アーチェ「きゃああああああ見ないでよスケベ大魔王!!」

クレス「あ~あ
すき焼きに水が・・・」


ガチャ

すず「・・・」

すず「・・・・・」クンクン

すず「なんだか生臭い・・・」

すず「これってどう片付けたらいいのでしょうか・・・」

ツルッ

すず「きゃっ な、なにか踏んづけた・・・・
ネバネバ・・・・」

すず「カーペットも・・・あわわわ////」

すず「お父さまお母さま
すずは今かつてない修羅場にいます
どうか力をお貸しください・・・」

すず「・・・やあっ!!」

バサッ

・・・・・

アーチェ「あれ?すずちゃんは?」

クレス「そういえばさっき急にいなくなったけど」

クラース「(あれからかれこれ30分か・・・遅いな・・・・
まさかまた気絶してるんじゃ・・・)」

チェスター「俺が探してきてやるよ」

クラース「いや、ここは俺が行こう
暇だったしな」

ミント「わたしも暇です」

クラース「いや、ミントはクレスと外でも散歩してきたらどうだ」

クレス「でも僕さっきから腰が痛くて」

クラース「二度は言わんぞ」

クレス「は、はい・・・・」


クラース「どうも嫌な予感しかしない・・・やはり一緒に行くべきだったか」

ガチャ

クラース「すずちゃん大丈夫・・・か・・・・・」

すず「・・・・」

クラース「すずちゃん?」

すず「・・・」

クラース「ど、どうしたっていうんだ
おい」

すず「クラースさん」

クラース「どうした?」

すず「身体が・・・身体が熱いんです・・・・」

クラース「おい、いったいなにがあったんだすずちゃん」

すず「そこにおいてあったお菓子を食べたら・・・わたし・・・・」

クラース「が、ガラナチョコ・・・」

すず「あああっ・・・・視界が・・・変です・・・んっ」

クラース「なんでこんな得体のしれない怪しい物口に入れたりしたんだ
お前忍者だろ!!」

すず「わ、わたし甘いものが・・・好き・・・なんだもん」

クラース「まずい
このままではすずちゃんの理性が」

すず「クラースさん わたし・・・胸がドキドキして苦しいです
クラースさん触って・・・」

クラース「うわっ ばっやめるんだ!
キミは正気じゃないんだ!目を覚ませ!」

すず「わたしは正気ですよぉ
わたしは正気ですよぉ
わたしは」

クラース「まずいっ
こうなったらオリジンの電撃で目を覚まsぐわあああ」

すず「えへへ
無駄ですよー
体術ならわたしのほうがつおいんですからぁ」

クラース「ぐっ・・・真面目に筋トレしとくんだった
なんとか・・・なんとかしなければ
本の角ですずちゃんの脳天を・・・だめだ
やむを得ずといっても虐待になってしまう」

すず「クラースさんあったかぁい」

クラース「ぐぐ・・・・なにかないか・・・なにか」

すず「もっと触ってくださいよぉ
ほらぁっクラースさんってばぁ」

クラース「そ、そうだ!こうなったら最後の手段だ
組み敷いた振りをして高速詠唱をすれば・・・これしか方法はない」

ガバッ

すず「きゃっ・・・」

クラース「今だ!オリジィィィイイン!!」

すず「ふぁっ!?」

クラース「すまん
少しの間我慢してくれ」

バチバチバチバチバチ

すず「あっあっああああああっ」

クラース「・・・はぁはぁはぁ」

すず「・・・」

クラース「・・・すずちゃん?」

すず「・・・」

クラース「上手くいけばいいんだが」

すず「・・・ん」

クラース「すずちゃん!大丈夫か」

すず「・・・あれ?わたしいったい
ってきゃああああああああああ
なんでわたし裸なんです!?」

クラース「しまったオリジンの出力が・・・」

すず「・・・うぅ・・・・グスン
これがさだめ・・・」

クラース「おいなに言ってんだ
覚えてないのかさっきの異常事態!」

ガチャ

チェスター「おいなにさっきから上でドタバタ・・・と」

クラース「あ・・・・」

すず「うっ・・・うぅぅっ・・・グスン・・・・・ スンスン」

チェスター「・・・ごゆっくり」

バタン

クラース「・・・」

おまいらお休み


チェスター「・・・」

クレス「どうしたチェスター」

チェスター「え?
ああ
ちょっと嫌な物を・・・」

アーチェ「ズルズル・・・・ああもう、クラースのせいで風邪ひいちゃったかも
あたしお風呂入ってくるね」

ミント「あっ でしたらわたしも」

クレス「じゃあ僕達も風呂に入るか
いろいろ汗かいたし」

チェスター「そうだな・・・」

クレス「クラースさんはこないのかな
僕呼んでくるよ」

チェスター「・・・」

アーチェ「んじゃね
ごちそうさまチェスター」

チェスター「お、おう」


ガチャ

クレス「クラースさーん
風呂入りにいきませんか」

すず「・・・グスン」

タッタッタッタ・・・

クレス「おっと・・・すずちゃん?
どうしたんだろう裸で」

クラース「見るなあああ!私を見るんじゃない!!」

クレス「??
どうしたんですか
ああ、そうだクラースさん風呂に」

クラース「返上してやる・・・この汚名は必ず・・・・」

クレス「そうだ
そのテーブルに置いてあるチョコは食べないほうがいいですよ
気持ちよくなるってアーチェが言ってたんですけど意識が飛んじゃいましたから
はははは」

クラース「そんなことは・・・はやく言えぇぇえ!!」


ーー
バタバタバタ

チェスター「ん?」

すず「・・・はぁはぁ」

チェスター「さ、さっきはすまん
俺、あのおっさんとすずちゃんがそういう関係だったなんて知らなくて・・・」

すず「ち、ちがいますちがいます!!
わたしは・・・こんなこと望んでなんか・・・」

チェスター「気にすんなって
秘密にしとくからよ
今日はありがとうな」

すず「えっ いいえ
気にされなくとも・・・あとわたしはホントにあの方とは何も・・・クシュン!」

チェスター「そんな格好でいつまでもいたら風邪ひくぞ
アーチェたちと風呂入ってこいよ」

すず「・・・はい」

チェスター「さて、と
クレスの奴遅ぇな」

ドタドタドタ

クラース「誤解だ!!」

チェスター「うおっ!?なんなんだいきなり」

クラース「あれは作戦だったんだ!
あれが最善のさk」

チェスター「クレスから聞いたけどよ
あんた彼女いるんだろ?
浮気はいけねぇよ


クラース「ちがう!断じて浮気などではない!!あれはアーチェの媚薬d」

チェスター「やるんならもう少し場所を考えろよ
まあ続きは風呂で聞くから
クレス風呂行くぞ」

クラース「おい!話しは最後まで聞けえぇえ」

チェスター「わかったわかった」


チャポン

アーチェ「はあぅ~いい湯加減だね~」

ミント「はい」

アーチェ「・・・いたたた」

ミント「アーチェさん
どうかなさいました?」

アーチェ「えっ?ううん!
なんでもない!なんでもないの!あははは・・・」

ミント「私たちもずいぶん長く旅をしてきましたね」

アーチェ「う、うん
なんだか不思議だよね
時を超えて巡り会うなんて
ロマンチックであたしそういうの好き」

ミント「そうですね
しかしダオスを倒せば私たちは元ある時代に帰らなければいけません」

アーチェ「大丈夫大丈夫!
あたしハーフエルフだから100年や200年なんか1ヶ月みたいなものだから」

ミント「そうですね
でもクラースさんは」

アーチェ「うん
いっしょにお墓参りしようね」

ミント「はい」

ガラガラガラ

すず「・・・クシュン」

ミント「すずちゃん」

アーチェ「そういえばすずちゃんお風呂に誘うの忘れてた」

すず「い、いえ
いいんです
穢れを落としにきただけですので・・・」

ミント「??」

隠しダンジョンをラストバトルの前にやってしまったせいでプルート無双になってしまった

アーチェ「すずちゃんもはやく入りなよ
すっごくいい湯加減だよ」

すず「はい・・・その前に少し身体を念入りに洗って清めないといけません」

ゴシゴシゴシ・・・

すず「うぅ・・・ぅ」

アーチェ「えっ
すずちゃんもしかして泣いてる?」

すず「あっ
違いますこれはなんでもないんです!
なんでも・・・」
ゴシゴシ

ーー。

ガラガラガラ

チェスター「おっ
男湯誰もいないぞチェスター」

クレス「貸し切りか」

クラース「・・・」

チェスター「おいクレス!
隣は女湯みたいだぞ」

クレス「チェスター
この前ひどい目にあったの忘れたのか?」

チェスター「ば、馬鹿やろう
覗くわけないだろ
ちょっと気になっただけだ」

クレス「ほんとかぁ~?」

クラース「浸かるならなら早く浸かれ
店員、俺は酒だ」

クレス「悪酔いしますよ」

クラース「素面でいられるか」

チェスター「ふぅ~ 生き返るぜ」

クレス「いたたた・・・・」

チェスター「おい大丈夫かよクレス」

クレス「ああ、ちょっとトレーニングで腰を」

クラース「・・・」
ゴクゴクゴク

クレス「ダオスを倒して現代に戻ったらどうする?」

チェスター「ああ、俺はアイツと・・・・・・なんでもない」

クレス「チェスター
お前アーチェのことが好きなのか?」

チェスター「・・・なんでそう思うんだ?」

クレス「おいおい
何年お前の親友やってると思ってるんだよ」

オリジン「幼女を犯して精霊王としていられるのだろうか…」
ファンタジアのオリジンのドット絵は男か女かわかりにくい

今日は夜勤だから遅いの
ごめんなさい

夜勤ってことは朝8時までか

チェスター「まあ、な
生意気で口の悪い馬鹿女だけど
俺、好きなんだアイツが」

クレス「なんで告白しないんだ
このまま何も言わずに現代に帰るのか?
アーチェにとってはあと100年後にしかお前に会えないんだぞ」

チェスター「だよなぁ・・・
アイツの前だとどうしても素直になれねぇんだ」

クレス「僕にはよくわからないけど
いつかはどちらかが折れなくちゃいけないと思うぞ」

チェスター「あ、ああ」

クラース「女からの告白を待とうと考えるなよ
そんなんじゃいつまで経ってもジリ貧だ」
ゴクゴクゴク

クレス「クラースさんちょっと飲み過ぎじゃないですか?」

チェスター「・・・そうだな
これは男の務めみたいなもんだな
今夜辺り攻めてみるか」

ーー。


ミント「・・・アーチェさん今の聞きましたか?

アーチェ「・・・」

ミント「今夜チェスターさんがアーチェさんに告白するみたいですよ」

アーチェ「・・・う、うん」

ミント「うふふ
素敵ですね~!」

ファンタジアがいちばん好きなんだもの


アーチェ「な、なんでさ?」

ミント「男性から愛の告白なんて女性の願望じゃないですか~」

すず「そうなんですか?」

ミント「はい。すずちゃんももう少し大きくなれば分かるようになりますよ」

すず「わ、わたしは忍者ですから・・・」

ミント「そんなの関係ありませんよ
すずちゃんのお父さんもお母さんも
恋をしてお互いを知り合って愛を育んですずちゃんが生まれたんですから」

すず「・・・恋ですか」

アーチェ「うぅ~どうしようどうしよう
あたし今まで面と向かって告られたことなんてないよぉ~!」

ミント「あらあら
そういうことは、なるようにしかなりませんよ?
素直に自分の気持ちに正直に行動すればいいんです」

アーチェ「・・・」

ミント「アーチェさんはチェスターさんが好きなのでしょう?」

アーチェ「えっ
えっと・・・それは」

ミント「それとも他に好きな人でも?」

アーチェ「う・・・実はあの・・・あたし
く、クレs」

ミント「なにか言いました?」

アーチェ「だ、だからあたし前からクr」

ミント「アーチェさん」

アーチェ「ふぇ?」

ミント「まさかと思いますが
クレスさんを好きなんて言うつもりじゃありませんよね?」

アーチェ「えっあ、あのそれはs」

ミント「言うつもりじゃありませんよねって訊いてるんですよ?
どうなんですか」

アーチェ「あっあの・・・」

すず「・・・わ、わ、わたし先にあがりますねっ」

ジャバジャバ

アーチェ「あ、あの・・・ミントちょっと落ち着いてよ
ほら!深呼吸しようよしんk」

ミント「アーチェさん?
アーチェさんはチェスターさんが好きなんですよね?」

アーチェ「・・・」

ミント「それともクラースさん?
だめですよ
クラースさんにはもう想い人がいらっしゃいます」

アーチェ「う、うん・・・知ってるけど
あたしは別にクラースが好きなんじゃn」

ミント「ではユニコーンの森で話してた彼氏さんですか?」

アーチェ「えっ あっちがうちがう
彼とはもう終わったことだから」

ミント「そうですか
ではチェスターさんと新しい恋を頑張ってくださいね
わたし応援してます」

アーチェ「・・・あの、ミント
あたしはクレスがs」

ミント「よく聞こえません」

アーチェ「・・・」

ミント「そろそろ私たちもあがりましょうかアーチェさん?」

アーチェ「は、はいい・・・」


ーー。

クラース「おい聞いてんのかぁ?
私はすずちゃんを襲ってなんかいにゃいって言ってんだろお~」

チェスター「や、やめろ!酒臭ぇんだよ!」

クレス「言わんこっちゃない
クラースさん飲み過ぎですよ」

クラース「おいクレス~
おまえさっきアーチェと気持ちよかったのかぁ~?」

クレス「!!っ」

チェスター「さっき?
なんの話しだ」

クラース「ハーフエルフっていっても若い娘だからなぁ~へへへ
クレスも好き者だnウゴァっ!!」

クレス「はぁはぁはぁ・・・」

ドゴッ

クラース「ゲハッ!」

ガクッ

チェスター「お、おいクレス
いきなりどうしたんだ・・・
相手はただの酔っ払いなんだからそこまでしなくても」

クレス「ちょっと景気付けに」

チェスター「・・・死んだんじゃねぇだろうな」

クレス「クラースさんなら大丈夫だよ
チェスターそろそろあがろう」

チェスター「あ、ああ」


ーー。

ガチャ

ミント「お帰りなさい
クレスさん達もお風呂だったんですか」

クレス「ああ、でもクラースさんが悪酔いしちゃって
治せるかなミント」

クラース「・・・」

ミント「あらあら
仕方ありませんね~
リカバー!」

クラース「う・・・うぐぐっ」

すず「・・・」

チェスター「おいクレス」

クレス「ん?」

チェスター「すずちゃん震えてないか?」

すず「・・・」

た、ただいま

クレス「ほんとだ
湯冷め、かな」

チェスター「おい、湯冷めしない内にはやく布団に入ったほうがいいぞ?」

すず「・・・えっ」

チェスター「いや、震えてるだろ」

すず「あ、あの・・・これは」

クレス「いいよチェスター
すずちゃんは僕が寝室に連れて行くから
チェスターは早くアーチェを」

チェスター「・・・おう!」

アーチェ「なに?あたしがどうかしたの~?」

チェスター「うおっ!?
お前いつからそこに」

アーチェ「さっきからここにいたよ
・・・で、なにさ?」

チェスター「あ、あ、あの
お前に、話しがあああ・・・」

ミント「うふふ
ほんとに仲がよろしいんですね~」

アーチェ「・・・」

すず「・・・」

チェスター「と、とにかくだ
お前に話しがあるんだ!」

アーチェ「ふぅ~ん」

チェスター「ちょっといっしょに来てくれ」

アーチェ「・・・・・わかった」

チェスター「じゃあクレス
後は任せた」

クレス「ああ」

ミント「頑張ってくださいね~」

クレス「さて、すずちゃん
湯冷めするよ
行こうか」

すず「えっ ど、どこにですか?」

クレス「決まってるじゃないか
寝室だよ」

すず「えっ!
い、いいです!!わたし一人で行けますので」

クレス「いや、ミントと昼に話し合ってたんだけどさ
すずちゃん、ご両親が亡くなって最近悲しそうな顔してたからさ
心配になって」

すず「・・・えっと
いいんです
これも・・・忍者のさだめですから」

クレス「なに言ってるんだ
すずちゃんのご両親が亡くなったのは僕にも責任があるんだよ」

すず「ちがいます!クレスさんに責任なんか・・・責任なんかn」

クレス「すずちゃん・・・」

ガバッ

すず「きゃっ!
く、クレスさん?
あの、あの・・・////」

クレス「一人で抱え込まないで僕たちを頼ってくれていいんだよ?
仲間だろ」

すず「・・・・はい
ありがとう、ございます・・・」

ミント「・・・」
イライライラ・・・

クレス「うん。じゃあ今夜は一緒に寝ようかすずちゃん」

すず「はい・・・・えっ!?」

クレス「だから寂しくないように僕と一緒に」

すず「あ、あわわっ////」

クレス「すずちゃん?」

すず「いいいい、いいですっわたし一人で大丈夫です
そ、そんな・・・クレスさんといっしょになんて・・・すずは、あの・・・恥ずかしいので」

クレス「ははは
遠慮なんかしなくていいよ
2人で寝たほうが暖まるし」

すず「そ、そういう問題ではなk」

クレス「行こうすずちゃん」

すず「で、ですから
わたしとクレスさんは・・・だ、男女ですので・・・」

クレス「ん?それがどうかしたのかい」

すず「・・・」

クレス「さあ早く行こう
風邪ひくよ」

ミント「クレスさん
すずちゃんが困ってます
あまり無理強いしないほうが」

クレス「困ってる?
すずちゃん
僕といっしょに寝ると困ることでもあるのかい?」

すず「・・・そんなことは、ないのですけど」

クレス「なんの問題もないじゃないか」

ミント「すずちゃんも女の子なのでやはり男性と寝るのは気が引けるのではないのでしょうか
そうです
わたしも一緒にクレスさんと寝r」

クレス「気にしなくても大丈夫だよすずちゃん
さあ行こう」

グイッ

すず「あわわっ!クレスさんちょっ離してく」

ミント「」

ーー。

アーチェ「それで?
は、話しってなにさ」

チェスター「・・・」

アーチェ「ねぇってば!」

チェスター「え?あ、ああ
お、俺たちってさ
まだ知り合ってあまり経ってない、だろ?」

アーチェ「うん、あんた合流してくるの遅かったから」

チェスター「でもさ・・・俺っ
一目見たときから、そのお前の・・・お前のことが、その」

アーチェ「・・・」

チェスター「おま、おま、お前の・・・」

アーチェ「はぁ・・・
あんたダメダメじゃんか」

チェスター「っんだと?!」

アーチェ「みんなの前であたしを誘ってこんなとこまで連れて来て
言いたいこともはっきり言えないわけ?」

チェスター「・・・」

アーチェ「あたし、アンタのそういうウジウジした所が嫌いなの!」

チェスター「っ!!」

アーチェ「・・・で、続きはないの?
こんなことあたしに言われたからってへこんだの?
馬鹿みたい」

チェスター「ちがう!」

アーチェ「!!」

チェスター「そんなことは、自分でわかってる
でも・・・お前の前だと頭ん中が真っ白になって・・・
ああクソッ!!」

アーチェ「・・・」


チェスター「俺、お前が好きなんだ!!」

アーチェ「・・・」

チェスター「でも俺たち・・・顔つき合わす度に喧嘩ばっかしてたから
いままで、素直に言えなかった」

アーチェ「・・・ふぅ~ん
アンタ、あたしのこと好きなんだ?」

チェスター「・・・おう」

アーチェ「実はね、あたしもずっと黙ってたことがあるの」

チェスター「な、なんだよ」

アーチェ「あたし・・・・ホントはクレスが好きだったの」

チェスター「なっ!?」


アーチェ「アンタの気持ちは前から気付いてたよ?
今日あたしに告白しようとしてたってことも」

チェスター「・・・」

アーチェ「だから」

チェスター「・・・そ、そうだったのか
よりによって俺の親友を、か
そうか・・・」

アーチェ「チェスター?」

チェスター「なんだよ
俺だけ何も知らずに空回りしてただけか
・・・笑えるぜ」

アーチェ「ねぇ
なにか勘違いしてない?」

チェスター「・・・は?」

アーチェ「あたしさっき
クレスのこと好きだったって言ったんだけど?」

チェスター「聞いたよ
だからこれ以上俺の出る幕はっ!」

アーチェ「だ~か~らぁ!!
「だった」って過去形にしてるんだけど!」

チェスター「・・・??」

アーチェ「・・・」

チェスター「つーことは、クレスはもういいって事か?」

アーチェ「うん
どうせミントには適わないし
あたし別にチェスターのこと嫌いじゃないもん」

チェスター「・・・・お」

アーチェ「お?」

チェスター「・・・俺にもとうとう念願だった彼女が」

アーチェ「あのさ~
まだ付き合うなんて一言も言ってないんだけど?」

チェスター「な、な、なんだとぉ?!」

アーチェ「まだ早いって言ってるの
だってあたしはそんなにすぐチェスターが彼氏だって実感なんか出来ないもん」

チェスター「じ、じゃあどうすればいいんだよ!」

アーチェ「あたし達ダオスを倒したら
元いる世界に帰らなくちゃいけないでしょ?」

チェスター「・・・おう」

アーチェ「あたしはチェスターがいる世界より100年前の世界に戻らなくちゃいけないんだよ?」

チェスター「わ、わかってるよそんな事は」

アーチェ「いまあたし達が付き合うとするでしょ?
そしたらあたしは彼氏のあんたを100年もずっと待ち続けなきゃいけないんだよね」

チェスター「あっ・・・」

アーチェ「だからさ
まだ付き合うなんて出来ないの」

チェスター「・・・」

アーチェ「もし、あたしが・・・100年後も好きな人が出来ずにチェスターのこと覚えてたら
その時は・・・考えてあげるね」

チェスター「その間
俺はお前に近寄る男共を追い払うことは出来ないわけか・・・・」

アーチェ「うん」

チェスター「・・・クソッ」

アーチェ「・・・」

チェスター「わかった・・・それでもいい
だがな!」

アーチェ「ふぇ?」

チェスター「お前は誰にも渡さないからなっ!!」

アーチェ「・・・プッ あははははっ
なにそれ
よくそんな恥ずかしいこと素で言えるよね」

チェスター「わ、悪いかよ!!」

アーチェ「ふふふっ
ううん、ありがと!
期待せずに待っててね」

チェスター「諦めるかよ!
いいか!この続きは100年後に持ち越しだ!!
忘れるんじゃねぇぞアーチェ!」

アーチェ「うんっ」


ーー。

クレス「真昼の空月が~あなたの目をさらう~」

すず「・・・」

クレス「時に埋もれた~その力に気付いて~」

すず「・・・クレスさん
わたし子守歌がないと眠れないほど子供ではありません」

クレス「そうかい?
じゃあやめておくよ」

すず「す、すみません
あの・・・気を使ってくださってありがとうございます」

クレス「いいよ
さて、もう夜も遅いし寝よう」

すず「・・・あの」

クレス「ん?」

すず「も、もう少し離れてもいいでしょうか
・・・近過ぎると思わないこともないのです」

クレス「ははは
すずちゃんはホントに恥ずかしがり屋だね
わかった
少し離れよう」

すず「・・・すみません」

ズルズル…

クレス「ずいぶん離れるなぁ」

すず「・・・」

クレス「おやすみ、すずちゃん」

すず「お、おやすみなさい・・・クレスさん」

クレス「」

すず「・・・」

クレス「」

すず「・・・
(こ、こんな状況では眠れません・・・)

すず「・・・クレスさん起きてますか?」

クレス「」

すず「・・・(寝てる?今のうちにここから脱出を)」
サササッ

グイッ

すず「えっ きゃあっ!!」
ドサッ

クレス「どこに行くんだい?」

すず「あっ、えっ
えっと・・・あの、おトイレに」

クレス「ホントに?」

すず「・・・えっと」

クレス「いけない子だなぁ」

すず「・・・!」

クレス「逃げないように僕が抱きしめててあげるよ」

すず「やっ・・・!
いや、やめて、くださいっ・・・んっ」

クレス「ねぇ、すずちゃん
さっき僕とアーチェがアレしてるところ見てたんだろ?
クラースさんが言ってたよ」

すず「・・・し、知りませんっ
離してくださいっ!離して・・・」

クレス「忍者でもやっぱり興奮した?」

すず「し、してませんっ!!クレスさんっいい加減にしてください
じゃないとわたし」

クレス「ん?なにをする気だい」

すず「んっ・・・に、忍法っ曼珠沙gあああっ!」

クレス「いくら次期頭首ほどの腕があっても力で男に適うわけないじゃないか」

すず「いっ、、やめ、て」

遅くてごめん
ゆっくりしか書けなくて
土曜日までには完結させます

クレス「なにもしないよ
ただ一緒に寝ようって言ってるだけじゃないか」

すず「いっ・・・あなたはほんとにクレスさんですか!?
わたしの知ってるクレスさんはこんな事をする人ではありませんっ!」

クレス「ふふふ
じゃあ確かめてみるかい?」

すず「・・・えっ?ど、どうやって」

クレス「キミの身体で」

すず「!!やっ それ以上近付かないで!」

クレス「ふふふ」

すず「(・・・ち、ちがう
この人はクレスさんじゃない)
忍法、雷電っ!!」

ドォンン

クレス「ぐっ・・・」

すず「忍法、曼珠沙華!!」

クレス「ぐああああっ」

すず「っ!顔が!」

クレス「き、さま」

ガチャ

ミント「どうしたんです!?」

すず「ミントさん!!」

ミント「これは・・・クレスさん、が」

すず「おそらくクレスさんは誰かに操られています
わたしがコイツを抑えている間に本体を探してください!」

ミント「は、はい」

クレス「ふっ・・・くくく
よく気付いたものだ」

すず「クレスさんは・・・・クレスさんは・・・あ、あんなことしません!!」

クレス「そうか
それは勉強不足だったようだ
だが、この身体は渡さん
ついでにキミも貰っていくとしよう」

すず「忍法、曼珠沙華!」

クレス「閃空裂破!」

すず「きゃああっ」

クレス「ふふふ
素晴らしい身体だ」

ミント「すずちゃん!」

すず「は、はやく本体をっっ」

ミント「で、ですが・・・」

すず「クレスさんの身体は本物です
しかし操っている敵の本体が近くに・・・・くっうぅ」

ミント「はぁはぁ・・・いったいどれが」

クレス「させるかァ!」

ミント「っ!」

すず「忍法、鎌鼬!」
ズババババ

クレス「ちぃっ」

ミント「あ、あれは・・・インコ?
なぜこんな所に
そういえば前にも同じことが
これが、本体?」

すず「ミントさん
はやくそいつを!」

ミント「えいっ えいっ えいっ」

クレス「グガガガガガガガァァァア」

すず「や、やりました
これでクレスさんは元通りに
クレスさんは元通りにクレスさんは元通りにクレスさんは」

眠い!

いいえ
バイトサボリです



すず「クレスさんはぁぁあ!」
ガタッ

クレス「おい、すずちゃん!」

すず「・・・・・」

クレス「どうしたんだよいきなり叫びだして!」

すず「・・・??」

ガチャッ

ミント「クレスさん
いますずちゃんの叫び声が」

すず「・・・ゆ、夢?」

クレス「なにか悪い夢でも見たのかい?」

すず「・・・ど、どこまでが夢なのか・・・・わかりません」

クレス「すずちゃん
ずっとうなされてたんだよ」

すず「わたし・・・クレスさんといっしょに寝ました、よね?」

ミント「やっぱり
クレスさん
慣れないことをするからすずちゃんが悪夢を見たんですよ」

クレス「ご、ごめん」

すず「・・・」

ミント「もう、すずちゃんだって女の子なんですよ
クレスさんは鈍感過ぎます
すずちゃん、下でわたしといっしょに寝ましょう」

すず「・・・はい」

クレス「そんなに嫌だったなんて・・・すずちゃんごめん」

すず「い、いいえ・・・」

クレス「ん?なんか布団が生ぬるいな」

すず「えっ? ・・・・・あっ あああっ!」

ミント「どうしました?」

すず「・・・」

クレス「・・・あ」

ーー。

チェスター「へぇ~
すずちゃんもお漏らしするんだなぁ」

ミント「ダメですよからかっちゃ
すずちゃんショック受けてるみたいなんですから」

すず「・・・」

クラース「なぁに
気にすることはない
忍者といえども人間なんだ
お漏らしもするだろ
なぁクレス」

クレス「はい
僕、一人っ子だったんで女の子がお漏らしするところなんて生まれて初めて見ましたよ」

すず「・・・」

クラース「・・・」

アーチェ「・・・はぁ」

チェスター「おいクレス
そういう事じゃねぇだろ」

クレス「ん?
そっか
大丈夫だよすずちゃん
内緒にしておくから」

すず「・・・」

チェスター「いや、もうバレてんだろうが」

クレス「あっ
そうだった
ははは」

すず「・・・うっ・・・・・うぅっ」

アーチェ「あ~あ
泣~かした」

クレス「え?!ど、どうしたんだいすずちゃん
僕なにか変なこと言ったっけ」

クラース「・・・まったく
ミント、すずちゃんを頼む」

ミント「はい」

クレス「?」

ミント「すずちゃん
大丈夫ですよ
お布団も服もわたしが洗っておきましたから」

すず「・・・グスン」

クレス「なんかごめんね、すずちゃん」

すず「・・・すずは
すずは忍者失格です」

アーチェ「ん~忍者ってややこしいよね
べつにお漏らししてもいいと思うんだけど」

クラース「プライドの問題だろう
恥じぬ生き方をするのが忍者だとさ」

クレス「剣士でも弓使いでも召喚士でもハーフエルフでも
お漏らしくらいするよな
そうだ!
僕たちもお漏らしすればすずちゃんの気が和らぐかも」

チェスター「お前一人でやってろ」

クラース「おい、一応言っとくが
明日はダオスとの最終決戦なんだぞ
なんだこの緊張感の無さは」

おまいら
いままでほんとに定期保守ありがとうございました

チェスター「アンタだってそうだろ」

クラース「な、なんだとぉ?」

チェスター「すずちゃん今日はさんざんだったな
大半はアンタとクレスのせいだが」

ミント「もう寝ませんか?
なんだか疲れました」

クラース「そうだな
これ以上は不毛だ」

クレス「なあチェスター」

チェスター「ん?」

クレス「例のアレはどうだった?」

チェスター「あ、ああ
一応言うだけ言ったけど
答えはまだ保留中だ」

クレス「振られたのか?」

チェスター「ちがうって!
ああもう!とにかくいろいろとあったんだよ」

クレス「不完全燃焼だな」

チェスター「そんなことより
お前はいいのか?」

クレス「え?なにがだよ」

チェスター「ミントのことだよ」

クレス「ああ、
やめとくよ
どうせ僕にそんな付き合い出来ないし
気にしないでくれ」

チェスター「俺にはあーだこーだ言っといて
お前がいちばん不完全燃焼じゃねぇか!
いいからさっさと言うこと言ってこい!」

クレス「いや、だからいいって」

チェスター「・・・お~いミント」

ミント「はい?」

チェスター「ちょっと来てくれ
クレスがお前に話しがあるんだってよ」

クレス「ち、チェスター!?いきなり何を言い出すんだ!」

ミント「どうしたんですか?」

チェスター「クレスが、ミントのこと愛してるってよ」

クレス「なっ!」

ミント「えっ」

アーチェ「うわぁ~」

クラース「ほぉ、、やるじゃないかクレス」

クレス「チェスター!!なんてことを」

ミント「あ、あの・・・・」

チェスター「ほら。
頑張ってこいクレス」

クレス「・・・そ、その
さっきのは・・・」

ミント「クレスさん
わたし・・・」

クレス「あ、ああ
ほんとは旅が終わってから言うつもりだったんだけど・・・」

ミント「は、はい・・・・」

クレス「僕と・・・その
現代に帰ったら僕と・・・・」

ミント「はい」

クレス「僕と、子供を作ろう!」

チェスター「うおおいっ!」

ミント「えっ・・・えっ・・・///」

すず「・・・」ドキドキ

クラース「青春だねぇ~」

クレス「子供を作って僕と暮らそう!」

ミント「・・・そ、そんな
わたしまだ・・・心の準備がっ///」

クレス「ミント・・・」

すず「はっわわわわっ///」

チェスター「おいクレス!
すずちゃんはまだ未成年なんだぞ
やるなら俺たちの見えない所で二人きりでやれ!!」

アーチェ「すずちゃん
刺激が強すぎるからあたしとあっち行ってようね」

すず「子作り・・・子作り・・・子作り・・・・」

アーチェ「あ~あ
すずちゃんがおかしくなっちゃった」

クラース「まったく
最近の若い奴らは節操がないな」

チェスター「あんたすずちゃん襲ってただろ
そんな節操のない大人から言われたくないな」

クラース「ちがう!断じてちがう
汚名だ誤解だ!!
あれは媚薬の・・・!
そうだ!時の剣であの時間帯に行けば無罪放免だろ!
時の剣よ!私の誤解を解いてくれぇぇ!」

チェスター「わかったわかった
同意の上じゃないんなら後ですずちゃんに謝っておけよ」

クラース「貴様、人の話しを聞いてないのかぁぁあ」

チェスター「誰にだって過ちはあるものさ」

クラース「オリジーン!
昼頃の私とすずちゃんをコイツに見せてやってくれぇぇえ!」

オリジン「我が主人よ
そういう私的な事に使われては困るな」

アーチェ「うわぁ~
オリジンて何度見てもイケメンだよね」

オリジン「これが最後だぞクラース
時の剣を貸せ」

クレス「何が始まるんです?」

チェスター「誤解を解くってよ」

クラース「みんな
少しの間だけ部屋を出ていてくれないか
見られるととてもマズいんだ」

クレス「どういうことですか?」

チェスター「あのおっさんがすずちゃんと寝室でえっちな事を・・・・・あっ
これ内緒だったわ」

ミント「えっ」

アーチェ「うわ~」

すず「・・・」


クレス「クラースさん
見損ないました」

クラース「うわあああああ違ううう!私はやってない!
今からその誤解を解いt」

ミント「同意の上だったとしても
ちょっと節操が無いと思います」

クラース「お前らそこを動くなぁぁあ!
オリジン早くしてくれ」

オリジン「どこからだ?
私を使ってすずという者の衣服を灰にした所からか?」

クラース「おいい!」

アーチェ「最っ低」

チェスター「普通に脱がせてやれよ」

オリジン「いいか
一度しか映さないぞ」

ポワワワァァン

クラース『はぁはぁはぁ・・・・ど、どうだ
すずちゃん大丈夫か?』

すず『・・・・・んっうぅ・・・クラースさん?
わたしは・・・えっ!きゃあああなんで裸にっ』

クラース『しまった
出力が』

すず『・・・う・・・・・うぅぅ・・・・・グスン』

クラース『すまないすずちゃん
しかしどうやら正気に戻っt』

すず『父上・・・母上・・・・すずは・・・・すずは穢れてしまいました・・・』

クラース『な、なんだと?』

すず『・・・・・これがさだめ
うぅ・・・グスン』

クラース『おいなに言ってんだ
覚えてないのか!さっきの異常事態っ』

すず『・・・うっ・・・うぅっ・・・んっ』

ーープツン


クラース「・・・」

クレス「・・・」

ミント「あらあら」

アーチェ「ミラルドさんに報告しなきゃね」


すず「私・・・あんなふうにクラースさんと・・・///」

チェスター「酷すぎてとても直視出来ねぇよ」

クラース「お、お、お、オリジぃぃぃぃぃン!!
もっと前だ前!!」

オリジン「一度だけだと言ったはずだぞ
二度目は聞けないな」

クラース「これじゃまるで悪質なレイプ犯じゃないか!!
汚名が!!輝かしい経歴の私に未来永劫残る汚点がああああ」

すず「あの・・・クラースさん」

クラース「すずちゃん!
何も、何もされてないと言ってくれ!
俺は何もやってないと!!」

すず「・・・すずはクラースさんが初めての人なので
せ、責任とってくださいね・・・」

クラース「な、な、なっ・・・!?」

チェスター「なんだ
やっぱ同意の上だったのかよ
あんた未来に残ってすずちゃんを幸せにしてやれよ」

クレス「お幸せに」

アーチェ「あたし、ミラルドさんに
クラースは戦死したって話しておくね」

ミント「次は未来で会いましょうね」

クラース「・・・」

オリジン「他に用が無いなら私は帰るぞ」

クレス「さて、みんな
もう心残りは無いな?明日はダオスとの決戦だ
それですべてが終わる
絶対に倒すぞ!アイツは僕とミント、チェスターとアーチェの友達のリアちゃんと
すずちゃんのご両親の敵だ」

チェスター「ああ、絶対に敵はとってやるぞアミィ」

ミント「ダオスに何故魔科学を理由を
真実を聞き出さないといけません」

アーチェ「うんっ
ダオスなんかあたしの魔法でちゃちゃっと倒して
みんなでパーティーしようよ」

チェスター「お前そればっかりだな」

すず「父上、母上
すずは明日の闘いで立派な忍者になります
どうか見守っていてください」

クラース「わ、私だけダオスと闘う明確な理由が・・・」

クレス「よし、じゃあ解散!」

アーチェ「ふぁぁ~
なんか今日は精神的に疲れちゃった」

チェスター「あ、アーチェ・・・
今から俺の部屋で一緒に寝n」

アーチェ「ねぇ
あんたもしかしてあたしの身体目当てなんじゃないよね?」

チェスター「ち、ちげーよ!!
ただ俺はお前と添い寝を」

アーチェ「あのさぁ
さっきも言ったじゃんか
あたしはまだあんたの彼女じゃな!い!の!
このスケベ大魔王
おやすみ!」

チェスター「・・・・やっぱダメが
仕方ねぇ
クレスと寝るか」

クレス「ああ、ごめんチェスター
僕ミントと寝るから一人で寝てくれ
じゃ」

チェスター「・・・はぁ
連れない奴らばかりだ」

クラース「・・・散々だ
もう旅やめようかな」

すず「クラースさん
寝ないのですか?
明日が辛くなります」

クラース「私はもうダメだ
ほっといてくれ」

すず「クラースさん・・・
わたしが子守歌を歌ってあげましょうか?」

クラース「ふっ
よしてくれ
私は子供じゃない」

すず「・・・そうですか
力になれなくてごめんなさい
わたし寝ますね
クラースさん、おやすみなさい」

クラース「おいすずちゃん」

すず「はい?」

クラース「今日のは誤解だぞ
私はすずちゃんに卑猥なことは一切していない」

すず「はい・・・わかってます」

クラース「おい!じゃあ弁解してくれたっていいだろおお!」

すず「ですが、わたしがクラースさんに抱かれていたのは事実ですので・・・」

クラース「いや、だからあれはすずちゃんが暴走しt」

すず「殿方に抱きしめられたの初めてで・・・///」

クラース「あれは不可抗力だって言ってるだろ」

すず「すずは、すずはクラースさんなら・・・・いいです」

クラース「・・・もう嫌だ!
もう耐えられない!
いますぐ帰りたい!」

すず「えっ クラースさん
ダオスを倒したら帰ってしまうのですか?」

クラース「それはそうだろ
ここは私の時代ではないからな」

すず「あっ・・・
じゃあ、わたしも一緒に」

クラース「それにな
私には恋人と呼べるのかはわからんが
私のことを待っててくれている女性がいるんだ」

すず「・・・」

クラース「ふっ
すまないな
俺の事を好いてくれているんだろ?
だが、私などよりもっといい人に巡り会えるさ
こんなおじさんはやめておけ」

すず「・・・クラースさん」

クラース「私達は普通では絶対に出来ない出逢いをしてしまった
私はそれを
ただ単に偶然ではないと思うのだ」

すず「?」

クラース「私達の間にどれほどの時の流れがあるのかはわからん
だが、この広大な世界で私達は巡り会えた
それは喜びばかりではなかった
辛い事も悲しい事もあったさ」

すず「・・・」

クラース「私は・・・アーチェとは違うただの人間だ
もう二度と君に再会出来ないのはわかっている
だが
私は別れる悲しみよりも
皆に出会えた運命が何より嬉しいのだ」

すず「・・・い、いやです
クラースさんともう二度と会えないなんて
わたし・・・・」

クラース「ふっ
では、信じててくれすずちゃん」

すず「・・・え?」

クラース「もう一度
我々が巡り会える奇跡を」

すず「・・・クラースさん」

クラース「別れる事を悲しまないでくれ
次にまた逢うために
すずちゃんは笑って送ってくれよ」

すず「・・・はい
すずは、すずは泣きまs」

チェスター「なんだよ
まだ寝てないのか?
ああそうだ
すずちゃん
心細いから俺と一緒に寝ないか?
大丈夫だって何もしないから」

すず「・・・」

クラース「・・・」

チェスター「ん、お~い
どうしたんだ2人して黙り込んで」

クラース「さて、我々もそろそろ寝るとしよう
ダオスを倒さなければ運命も糞もないからな」

すず「はい、、
クラースさんありがとうございました
おやすみなさい」

クラース「ああ、おやすみ」

チェスター「おい、なんだよ?いったいなんの話ししてたんだ?
もしかして逢い引きとか」

クラース「お前も早く寝ろ
寝不足でダオスに殺されても私は知らんぞ」

チェスター「俺、独りで寝るの嫌なんだよ
ずっとアミィと添い寝してたしさ」

クラース「それで?私にどうしろと言うのだ」

チェスター「いや
だからあんたに添い寝してもらおうかな、と」

クラース「・・・」

チェスター「大丈夫だって
何もしないから」

クラース「・・・」ゾゾゾゾ

チェスター「なんだよ
人を哀れむような目しやがって」

クラース「付き合いきれん
他を当たってくれ
私は寝る」

チェスター「っんだよみんなして・・・
仕方ねぇな
トレーニングでもしてくるか」


クラース「流れ星か
・・・私はそんな迷信を信じる柄ではないのだがな

クラース「・・・ミラルド
もう少しだけ待っていてくれ」


ーー。


ミラルド「はぁ・・・・あの馬鹿、今頃なにやってんのかしら
足引っ張ってないといいんだけど」

ミラルド「きっとまた夜空でも見上げて一人でブツブツ言ってるわね」

ミラルド「ふふっ・・・あなたが帰ってくるまで、わたしはずっと待ってるわよクラース」

おわり

   /.   ノ、i.|i     、、         ヽ
  i    | ミ.\ヾヽ、___ヾヽヾ        |
  |   i 、ヽ_ヽ、_i  , / `__,;―'彡-i     |
  i  ,'i/ `,ニ=ミ`-、ヾ三''―-―' /    .|

   iイ | |' ;'((   ,;/ '~ ゛   ̄`;)" c ミ     i.
   .i i.| ' ,||  i| ._ _-i    ||:i   | r-、  ヽ、   /    / / ̄7l l   ― / / ̄7l l  _|_
   丿 `| ((  _゛_i__`'    (( ;   ノ// i |ヽi. _/|  _/|    \/   ― /   \/    |  ―――
  /    i ||  i` - -、` i    ノノ  'i /ヽ | ヽ     |    |   /   _/    /     丿
  'ノ  .. i ))  '--、_`7   ((   , 'i ノノ  ヽ
 ノ     Y  `--  "    ))  ノ ""i    ヽ
      ノヽ、       ノノ  _/   i     \
     /ヽ ヽヽ、___,;//--'";;"  ,/ヽ、    ヾヽ

┌┴┐┌┴┐┌┴┐ -┼-  ̄Tフ ̄Tフ __ / /
  _ノ   _ノ   _ノ ヽ/|    ノ    ノ       。。

       /\___/ヽ
    /ノヽ       ヽ、
    / ⌒''ヽ,,,)ii(,,,r'''''' :::ヘ
    | ン(○),ン <、(○)<::|  |`ヽ、
    |  `⌒,,ノ(、_, )ヽ⌒´ ::l  |::::ヽl  
.   ヽ ヽ il´トェェェイ`li r ;/  .|:::::i |
   /ヽ  !l |,r-r-| l!   /ヽ  |:::::l |
  /  |^|ヽ、 `ニニ´一/|^|`,r-|:「 ̄

  /   | .|           | .| ,U(ニ 、)ヽ
 /    | .|           | .|人(_(ニ、ノノ

えっ
あの・・・

俺たちの戦いはこれからだ・・・!

じゃあ
もう少しだけ続きます
グダグダになっても知らないからっ!


すず「・・・」

すず「もう一度巡り会える奇跡・・・」

すず「非現実的です」

すず「でも、わたしは信じてますから、クラースさん」

すず「・・・はぁ
こんなんじゃ眠れません
寝ないと・・・」

すず「羊が1匹・・・羊が2匹・・・・」

すず「羊が3匹・・・・・クラースさ・・・・じゃなくて・・・羊が4匹・・・・」

すず「・・・」ドキドキ

すず「・・・ね、眠れませんっ!!」

チェスター「えいっ!やあっ!だあっ!とうっ!おらぁっ!うっしゃあー!」

チェスター「はぁはぁはぁはぁ・・・
へへっ
的を外さない完璧な射撃
俺も腕を上げたもんだ」

チェスター「この力が・・・今のこの力があの時にあれば・・・アミィは」

チェスター「・・・・クソッ!
明日だ!明日すべてが終わる
アミィの敵を!!俺が!」

アーチェ「・・・あんたなにやってんの?」

チェスター「!!
あ、アーチェ
別に・・・弓を射てると・・・落ち着くんだ」

アーチェ「ふぅ~ん」

チェスター「な、なんだよ
用がないなら部屋に戻れよ」

アーチェ「用が無いのに会いに来ちゃダメなの?」

チェスター「・・・そんなことねーけど」

アーチェ「どしたの?
さっきまであたしと寝たいとか言ってた癖に真剣になっちゃって」

チェスター「お、俺だっていつもふざけてるわけじゃない
ただ、、」

アーチェ「・・・アミィちゃんのこと?」

チェスター「目をつむると・・・
気を抜くと頭の中で蘇るんだ
アミィの死に顔も・・・あの雨の生温さも・・・血の匂いもなにもかも」

アーチェ「・・・」

チェスター「こうして弓を射っていると気が紛れる
最初はお前を見返したいが為に夜な夜な一人で弓を握っていたけど」

アーチェ「・・・」

チェスター「翌々考えてみると違う
俺は忘れたかったんだ
あの日の恐怖を
ただ、現実から逃げる口実を
どうしようもなく沸き起こる怒りの捌け口を探していただけだったんだ」

アーチェ「・・・」

チェスター「笑いたきゃ笑えよ
俺はそういう惨めで小さい男だ」

アーチェ「・・・うふふふ」

チェスター「!!」

アーチェ「あはははははっ」

チェスター「っ!!!」

アーチェ「あははっ
馬鹿みたい
あんただけ不幸な雰囲気醸し出して
哀れんでほしいわけ?
それで満足なんだ?
にゃははははは」

チェスター「て、テメェ!!」

アーチェ「なにさ?
笑えって言ったのはあんたじゃんか
だからこうやって哀れんでやってるんでしょ」

チェスター「・・・ぐっ
俺は哀れんでくれなんて言ってねぇぞ!
ああ、そうだよな
お前にはわからねぇよ
妹を殺された俺とクレスとすずちゃんの痛みなんてな


アーチェ「・・・」

チェスター「お前は幸せだよな
母ちゃんもいる、父ちゃんもいる
そんな・・・そんな奴に哀れんでもらいたくなんかねぇ!!」

アーチェ「・・・」

チェスター「はぁはぁはぁ・・・クソっ」

アーチェ「・・・うん
あたしにはわからない
あんたの苦しみはあたしには想像出来ない
あたしは・・・肉親でもないただの友達を殺されただけなんだから」

チェスター「・・・っ!」

アーチェ「チェスターにはまだ言ってなかったけ
あたし大切な友達を殺されちゃっの」

チェスター「だ、ダオスにか?」

アーチェ「あんた達みたいに間接的にだけど、ね
リアっていう子なの
あたしを理解してくれるたった一人の大切なお友達」

チェスター「・・・」

アーチェ「危険だってわかった頃にはもう遅かった
間に合わなかった
あたしは何も出来なかった
助けてあげられなかった
なんでだと思う?
あたしに力が無かったから」

チェスター「・・・」

アーチェ「笑っちゃうよね
あんたに偉そうなこという権利なんかあたしにはないのに」

チェスター「・・・」

アーチェ「哀れなのはいちばん近くにいた友達さえ救えなかったあたしのほう
だからあんたの苦しみや苦悩や痛みは・・・あたしにはわからない
・・・考えたくもない
あたしはもうこれで精一杯・・・
自分のことで精一杯なの」

チェスター「・・・アーチェ」

アーチェ「あたしのことどう見える?
脳天気で頭の悪そうな明るいだけが取り柄のハーフエルフ?
ちがう!!
あたしはこう振る舞うことで辛い事から逃げてるだけ!
だって笑ってさえいれば明るく振る舞ってさえいれば・・・思い出さなくていいもん
考えなくていいもんっ
あの痛みを」

チェスター「・・・」

アーチェ「結局は逃げてるだけ」

眠いよ
もう4時だよ

アーチェ「・・・はぁ
やだやだ湿っぽい
あたしらしくないや
ごめん
あんたはあたしと違うんだからさ
あたしを反面教師にして前向きに生きなよね
おやすみ」

チェスター「・・・待てよ」

アーチェ「なぁに~?
あたし眠いんだけど」

チェスター「・・・謝るのは俺のほうだ
無責任なこと言ってごめんな」

アーチェ「えっ?」

チェスター「大切な人に、優劣なんてないのにな・・・
お前にも、リアちゃんにも謝らなくちゃな」

アーチェ「・・・」

チェスターを悪く書きすぎたから改善しなくちゃ
ってキリのいい所まで

アーチェ「ねぇチェスター
今日したあの約束覚えてるよね」

チェスター「あ、ああ
忘れるわけないだろ
どれだけ恥ずかしい思いしたと思ってんだ」

アーチェ「その約束に付け加えといて」

チェスター「は?」

アーチェ「あたしがもし100年後もあんたを思い続けてたら
あたしの友達を・・・リアを紹介してあげるね」

チェスター「紹介って・・・リアちゃんはもう亡くなっt」

アーチェ「クレス達がリアのお墓を作ってくれたから
あたしにはいつでも会いにいけるんだよ」

チェスター「ああ、そういう事か
わかった
付け加えとく」

アーチェ「あたし、アミィちゃんに会ってみたいなぁ
ってことでそっちはあんたが案内してよね」

チェスター「ああ
アミィはお前ともいい友達になれてたハズだ」

アーチェ「クレスから聞いたよ
チェスターに全然似てない、しっかりした女の子だって」

チェスター「あの野郎・・・
まあホントのことだから怒る気にもならねぇよ」

アーチェ「ふふっ」

チェスター「・・・っと
結構話し込んじまったな
ありがとうなアーチェ
お陰で色々と肩が軽くなった気がしないでもない」

アーチェ「ねっ チェスター」

チェスター「ん?」

アーチェ「100年後・・・あんたから迎えに来なさいよねっ
あたし・・・初めてチェスターと逢った場所で待ってると思うから」

チェスター「俺のこと覚えてないかも知れないんじゃなかったのかぁ~?」

アーチェ「ん?べつに忘れてもいいわよぉ~?」

チェスター「・・・わるい」

アーチェ「じゃね、今度こそほんとにおやすみぃ~」

チェスター「おう
腹出したまんま寝んじゃねぇぞアーチェ」

アーチェ「うっさぃなあ!!
あんたこそムラムラきてあたしに夜這いかけに来たりしないでよね!」

チェスター「だ、誰がっ
俺はそんな卑怯なことしねぇよ!」

アーチェ「どうだかねぇ
スケベ大魔王」

チェスター「んだとこのぺったんこ女」

アーチェ「なんですってぇ!」

チェスター「なんだよ!」

アーチェ「・・・ふふっ
あははは」

チェスター「はははは・・・」

アーチェ「ほんとにもぅ
あんたといると全然退屈しないんだから」

チェスター「そりゃ俺のセリフだ」

アーチェ「うふふっ
じゃね、おやすみ」

チュッ

チェスター「!!?」

おわり

そう?
ありがとう
今は続きが思いつかないけど
なにか思い浮かんだら書きます
このまま消えるかもしれないけど

  `ヽ、  /: : /: : : /ィ: : : i: : : : : : : : : : : : : : ヽ、: : :\
     `/: : : /: : : : /:/i: : : l: : : : : : : : : :ヽ: : : : : ヽ_:.:__-:.
     /: : : /: : : ; イ/ l: : : :l :l: : : : : : : : : ハヽ: : : : ',   ¨ '' ‐、
` 、.   ,': : :.,イ: : :,z77ヽ l: : : l i:l', i: : :ハ: : : : ハヽ`ヽ: : i  /,    ヽ
\ ` ,': : / i: : :/ i/   i: : :i ,キl-:l、 : ハ: : : : :i: :ヽ ヽ l /      i
-、-  i: :/ヽi: :/i z==、  i: : l.  !ヾト. : : ', : : : l: : : ヽ,X         /
  yヘ l /  l / l    ` i: :l z= 、  〉: : i、 : : lヽ_:./       /
 / i トlハ\.l/: l      ', l  `ヾ ハ: :l:ヽ : lニ..._         , '
../ i l. ヽ, `i: :l     ,      /i: :', :l.: ゝ:l' l /      /
/ .i l    ', l : ト.  iァ ‐- 、    ム.l:i: :',l、/ トl .l/     /  うん
 .i l    , l : トヽ. !   /   ,'  l l : : i. l l l- ‐ ''i  / おやすみなさい
 i l  __ ...ヘl : l-」ヽ. `- ' , ィ,i、 l li: : : l. l l l   ィ /i

. i lヽ¨ r、  .li: :li. \`ー '_ / / ーl ll: i : l l l l  /i i/ i
.i l  \¨  ll: : li    `¨   ノ  `l トi l : l.l l l/  l: i: :l
.l l    \  li: : lト、     /   l l l l: : ll l l.   l: :l: :l

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