佐天「ストリームディストーション!」(1000)
落ちたと思ったら潰されてたんだね。他のスレのss読んでたら書いてあった
さて、てことでまた立てました。
次死んだらとっとと制作いきます
前回までのあらすじ。
敵ニードレスによって学園都市に時空移動させられた左天さんを見つけた佐天さんが
なんやかんやあって左天さんの死と引き換えに左天さんのフラグメントを手に入れて
その能力を練習しつついろいろなことに首をつっこんでいくというお話。ちなみに、基本
「原作ストーリーにこの佐天さんが混じっていったらどうなるの?」って感じで話が進んで
おり、今は一方通行編。割と俺設定みたいなので、熱を自信の肉体に吸収すると身体
能力が一時的に向上するという特性があるのと、能力を使っている間だけ左天さんの
腕についてる金属みたいなのが現れるという設定があるんだ。でも形はブレスレット
みたいな感じ。だってその方が可愛いもの。ちなみに、身体に熱を吸収し発散しきれなかった
場合の副作用として欲情するというものがあるけどなんでこんな設定つくったんだろう。
――――8月21日 朝
佐天「ん……ふぅっ……」
佐天「あー・・・なんか目覚め悪いなー・・・」
佐天「宿題も終わってるし・・・二度寝しようかなー・・・んん・・・」
ピンポーン
佐天「うげぇ……誰だろ」
佐天「あーあ、結局起きなきゃいけないことになっちゃったなぁ……はーい、今出まーす」ガチャ
ミサカ「おはようございます、とミサカは爽やかに挨拶しました」
佐天「え……妹さん?なんでここに……?」
ミサカ「その質問からは二つの意味が汲み取れます、とミサカは考えます。
ひとつ、何故あなたの家をミサカが知っているのか
ふたつ、何故こんな朝からあなたの家を訪ねているのか
とミサカは推察した意見を口に出しましたがいかがでしょうか」
佐天「えっと、じゃあひとつ目で」
ミサカ「ストーキングしました、とミサカは端的に答えを述べました」
佐天「えぇ!?」
ミサカ「と言っても、昨日別れてから後をつけただけですが、とミサカは汚名を返上します」
佐天「いや、それがストーキングだからね?でもなんでそんなことを……」
ミサカ「ふたつ目の推察の答えですね。それはあなたが昨日これを落として帰ったからです、とミサカはあなたに金銭入れを手渡します」
佐天「あ、私の財布!」
ミサカ「まさか今のいままで気づいていなかったのですか?とミサカはやや肩を落としながら口にします」
佐天「う……まあ、まさか落としてたとは思ってなかったから……気付かなかったなぁ」
ミサカ「やれやれ、そんなことではスリにやられてしまいますよ?とミサカは忠告します」
佐天「はい・・・」
ミサカ「それでは、とミサカは踵を返します」
佐天「え?もう帰っちゃうの?」
ミサカ「はい、私の目的は既に達成されましたので、とミサカは満足に答えます」
佐天「もし時間あるのならよってかない?ほら、これのお礼もしたいしさ」
ミサカ「・・・では、とミサカは御好意に甘えさせていただきます」
佐天「いやいやー、こっちもありがとね、わざわざ」
え?自分で立て直しといて書き溜めなし?え?
ミサカ「お邪魔します、とミサカは頭を下げながら靴を脱ぎます」
佐天「どうぞどうぞー。じゃあご飯作るからちょっとその辺りで座っててね」
ミサカ「はい、とミサカはクッションを抱きしめながら布団の上に寝転がります」
ミサカ「・・・良い匂いです、とミサカはどこかアブノーマルな気持ちでつぶやきます」ボソッ
佐天「?何か言ったー?」
ミサカ「いえいえ何も、とミサカは全力で首を横にふります」
>>14書きためるとだれちゃうの。ごめんね。なるべく早く書くように頑張る
佐天「っと、出来あがりー。お味噌汁とご飯と目玉焼きと焼いたハム。そしてヨーグルト」
佐天「妹さん、お待たせー・・・って」
佐天「寝ちゃってる・・・私のベットの上で」
ミサカ「―――・・・―――・・・」すぅすぅ
佐天「んー・・・こうしてみると御坂さんそっくりだなー」
佐天「って、ご飯冷めちゃう。妹さん、ご飯できたよ?」
ミサカ「――・・・ん。
・・・すみません、惰眠をむさぼってしまったようです、とミサカは慌てて謝罪します」
佐天「や、別にいいけどねー」
ミサカ「・・・いい香りですね、とミサカは寝起きから一気に覚醒状態へと戻ります」
佐天「うん、ご飯できたからね。ほらほら、冷めないうちに食べちゃってちょうだいっ」
―――食後
ミサカ「ごちそうさまでした、とミサカは手を合わせます」
佐天「はいっ、おそまつさまでしたー」
ミサカ「しかしあなたは料理が上手なのですね、とミサカは素直に称賛します」
佐天「あはは、あんなの大したことやってないよ」
ミサカ「そうなのですか?けれど私には出来ないことです、とミサカは残念がります」
佐天「妹さん、料理したことないの?」
ミサカ「ええ。知識はありますが実際にしたことはありませんし必要性もありませんでした、とミサカは淡泊な人生の片りんを見せます」
佐天「ふーん・・・じゃあ今度一緒につくろっか!」
ミサカ「・・・それは魅力的な申し出ですが、残念ながら受けることはできません、とミサカは言えない理由を隠しつつ申し上げます」
佐天「?どういうこと?」
ミサカ「実験、とだけ。とミサカは答えます」
ログとか言われてもわkらんから抽出メモ超貼り付けしてきたわ
http://www.uproda.net/down/uproda011994.txt.html
佐天「その実験って、前も言ってたけど、なにしてるの?」
ミサカ「……パスをとります。コード××××××××××」
佐天「え・・・?」
ミサカ「……回答できなかったことにより、実験の関係者ではないとミサカは断定します」
ミサカ「よってあなたに実験の詳細を答えるわけにはいきません、とミサカは心苦しく思います
佐天「うーん……よくわからないけど、まあいっか!妹さんは妹さんだからねー」
佐天「ねぇ、妹さん。これから時間ある?」
ミサカ「時間、ですか。次の実験が始まるまでのことを指すのでしたら、十分に時間はあります、とミサカは答えますが」
佐天「よっし、それじゃあ今日は私と遊びに行こう!初春達は最近忙しくて構ってくれないんだよー」
ミサカ「それは別に構いませんが、とミサカは内心心躍らせながら返事をします」
佐天「じゃあ準備するから待っててねー」
ミサカ「ハイ・・・・・・と言うやいなやミサカはベッドの上にたおれこみます」
ミサカ「・・・・・・布団の中に、まだぬくもりが残っています、とミサカはまたもやアブノーマルな思考をしていしまいます」
のくすでググったらあったし\(^o^)/ログはログのエクスポートで作れるお
>>26キサマァァァ図ったなァァァァァ
――――喫茶店
ミサカ「……」
佐天「ど、どうしたの妹さん?メニュー見てかたまっちゃって」
ミサカ「いえ、知識では知っていましたが実際に来るのは初めてなので、とミサカは興奮気味に返答します」
佐天「喫茶店にきたことないとは……うーん、さすがお嬢様、なのかなぁ?」
ミサカ「時に、これはこの中から選択し注文すればよろしいのでしょうか?とミサカは知識と現実の整合性を確認します」
佐天「そうそう、あ、ちなみにこれトッピングとかもできるからね。例えば――――」
ミサカ「―――なるほど、とミサカはシステムを完全に把握します。それでは――――」
ミサカ「ベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメルエキストラホイップキャラメルソース
モカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノをひとつお願いします、とミサカはやや息切れ気味で注文します」
佐天「」
ミサカ「とても甘いです、とミサカは生クリームをスプーンでつっつきます」
佐天「別に全部しなくてもよかったのに……」
ミサカ「いえ、これはもともとこのつもりで注文したのです、決してわからなかったわけではありません、
とミサカは少々焦りつつも弁解します」
佐天「・・・ぷっ、あはははは!やっぱり妹さんって変わってるよねーかわいいー」
ミサカ「違います、私はもともとこれが欲しかったのです、
とミサカは恥をこらえつつ再度弁解します」
佐天「いいよいいよー、だってプリンしらなかったお嬢様だもんねーかわいいー」うりうり
ミサカ「本来ならとても屈辱的な気分になるのでしょうが、何故だかあなただとあまり
嫌な気持ちになりません、とミサカは不思議に思います」
―――夕暮れ時近く
佐天「あー楽しかった!なんかすごく新鮮な気分だったなー」
ミサカ「終始いじられっぱなしだったような気がします、とミサカはあなたの性の意地悪さを攻めてみます」
佐天「・・・嫌だったかな?怒っちゃった?」
ミサカ「……いえ、不快感のようなものは感じられません、とミサカは人間ぶった言葉を吐いてみます」
佐天「ん……・そっか。ならよかったっ」
ミャー
ミサカ「・・・・・・ネコ」
佐天「うん?・・・・・・あ、本当だ。捨て猫かな?かわいいー」うりうり
ニャーニャー
佐天「うりうりーおでこ気持ちいいかーうりうりー」
ミサカ「・・・・・・」
佐天「うりうり・・・ん?どうしたの妹さん、ネコ苦手なの?」
ミサカ「いえ、ミサカが苦手なのではなく、ネコがミサカを苦手なのです、とミサカは言葉遊びのようなことをしてみます」
佐天「?どゆこと?」
ミサカ「ミサカの身体からは常に微弱な電磁波が出ています。それは人間には特に影響のない微々たるものですが、
ネコなどの動物にとっては少々影響のあるもののようです、とミサカは自分の体質を恨めしく思います」
佐天「へぇ、なるほど……あ、恨めしくってことは、ネコ好きなんだ?」
ミサカ「好き、かどうかはわかりませんが、嫌いではないですね、とミサカはどっちつかずな返答をします」
佐天「ふふっ、なるほどねー。じゃあ、はい、これ」
ミサカ「・・・?これは、パンですね、とミサカは渡されたものを答えます」
佐天「レッツ餌付け!嫌いでもエサにつられて仲良くなれるかもしれないよ?」
ミサカ「・・・そんな簡単なものではないと思いつつついついエサをやってみようと思います、とミサカはパンを細かくちぎります」
ミサカ「・・・・・・」
ムームー
ミサカ「・・・・・・・・・・・・」
ミー
ミサカ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ずいっ
ミャーフシー
ミサカ「・・・」しょぼん
佐天「(やだ、なんか可愛いかも)」
ミサカ「・・・やはり駄目なようです、とミサカは少々涙をこらえて結果を報告します」
佐天「う、うん・・・」
上条「あれ・・・佐天さん、と―――御坂か?」
佐天「ん・・・あ、上条さんだ」
ミサカ「かみじょう・・・ああ、昨日の缶男ですか」
上条「缶男て―――って、妹の方か。昨日はノミ、ありがとな」
ミサカ「・・・別にあなたに感謝されるためにしたわけではありませんよ、とミサカはぶっきらぼうに答えます」
上条「そうかい。で、二人で何してるんだ?」
佐天「一緒に遊んでて、今は妹さんがネコと交友を深めようと努力してるところですよ」
ミサカ「―――ですが、やはり無理なようですね。やれたれ、このままでは保健所に引き取られてしまいます、
とミサカはある男の方を向いたつぶやきます」
上条「・・・・・・。待て、待て待て待て、ちょっと待て。俺は知らないからな?!」
ミサカ「そうですか、そうですね。あなたにとってこのネコがどうなろうと知ったこっちゃないですもんね、
とミサカはこのネコの将来を見据えます」
上条「う・・・・・・」
ミサカ「このまま放置されたネコは保健所へ引き取られ、実験動物にもならないまま
神経ガスで徐徐に徐徐にその命を――――」
上条「もうやめてくれーっ!」
佐天「(妹さん結構えげつないなあ)」
上条「というかそこまで言うならお前が飼えばいいだろ!」
ミサカ「あなたは今までの会話を聞いていなかったのですか?それとも聞いていて尚その質問なのですか?
だとしたらとんだ理解力の無さですね、とミサカは鼻で笑います」
佐天「妹さんは体質的に動物に嫌われるんで飼えないんですよ・・・あーあ、どこかにかっこよく
引き取ってくれる人いないかなー」
ミサカ「そんな人がいたら一瞬で惚れてしまいますね、とミサカをちらりと視線を送ります」
上条「・・・・あーっ!わかったよ!ちくしょう、どうせこうなると思ったよ!」
佐天「さっすが上条さん!かっこいです!またご飯作りに行きますね!」
ミサカ「昨日の件の謝礼としては妥当なところでしょう、とミサカは当然のように申し上げます」
上条「こいつら・・・はぁ。まあいい。けど、名前くらいお前がつけてやれよ?」
ミサカ「では・・・イヌ」
上条佐天「」
すまん、寝る。再開は夜の9時か10時になっちゃうと思う。
書きため出来ればやっとく。
落ちたら制作行くから、無理して保守はいいからね!おやすみなさい
やっと一方通行編へと入っていけるぜ……
追記、また爆撃きてるみたいだし、こりゃ制作いきかなー
レベル5の力も戻って恋や
うわぅ
全裸で待て
一応10時かな!バイト長引いた、すまん。休憩時間中に少しは書きためられたから、
最初だけはペース速いぜ!
一応さげ進行でひとつ
ミサカ「どこへ行くのですか、とミサカは尋ねますが」
上条「本屋だよ。お前も見たろ、うちのシスターさんと巫女さんのネコに対する知識の無さを」
佐天「話の内容が掴めない私は妹さんに事情を聞いてみたいと思います」
ミサカ「昨夜、あなたが帰宅した後缶ジュースをこの男の部屋の前まで運んだ時、
居候であるシスターと巫女が飼いネコを燻し化学兵器でその命を奪おうと
していた所をミサカが颯爽と助けたのです、とミサカは少々歪曲した
情報を教えます」
上条「間違っちゃいねーが間違ってるぞそれは!」
ミサカ「客観的事実は正しいので間違いではありません、とミサカは憤慨します」
佐天「なるほどねー。つまり上条さんはネコの飼い方を知りたいんだ。でも
それならインターネットとかでも十分じゃないですか?」
上条「上条さんみたいな貧乏学生はそんなもの家にございませんよ……」
ミサカ「学園都市に住んでいるくせに随分とアナログな人間ですね、とミサカは
鼻で笑います」
上条「うっせ。動物の飼い方なんざそんなにコロコロ変わるもんじゃないだろ。
古本屋で十分です」
――――本屋
上条「っと、そういえばネコを抱えたまま本屋に入っても大丈夫かなー?」
ミサカ「限りなく説明口調なその台詞ですが、こちらにネコを渡すなんてことは
やめてください、とミサカは予め釘をさしておきます」
上条「磁場のせいで嫌われるからか?はっ、真の友情とは壁を乗り越えて生まれるもの。
ならばその壁をのりこえてみろ。必殺猫爆弾!」
ミサカ「―――っと。ネコを投げるなんて、一体どういった神経をしているのでしょうか、
とミサカはあの人の無神経さにいらだちます」
佐天「でもこうでもしなきゃ妹さんネコ触らないじゃん。たぶん、上条さんは
妹さんが寂しそうに見えたからこんなことしたんだと思うよ?」
ミサカ「寂しい、ですか。そのような感情は特にありませんが、とミサカは
自身の感情にはそのようなものがないと再認します」
佐天「んー、でも私からも寂しそうに見えたけどなー。なんだか、もう
生きててもしょうがない、って感じがす――――妹さん?」
ミサカ「……申し訳ありません、実験です。このネコを預かってくれませんか、と
ミサカはネコを手渡します」
佐天「え?えぇ?」
ミサカ「……今日はありがとうございました、とミサカは軽く頭を下げます。
きっとこれが、楽しかった、という感情なのでしょうね、とミサカは自分を確認します」
佐天「……妹さん?」
ミサカ「それでは――――さようなら、とミサカは踵を返します」
佐天「え、ちょっと!」
佐天「――――行っちゃった、どうしよう」
上条「――――ん?あれ?御坂妹は?」
佐天「あ―――上条さん、妹さんが」
上条「……どういうことだ?」
佐天「わかりません……けど、なんか、嫌な予感がします」
上条「御坂妹はどっちに行った?」
佐天「あの、そこの路地裏に……」
上条「……ちょっと追いかけてくる。佐天さんはここで待っててくれ!」
佐天「え、あ、私も――――」ニャー
上条「猫、頼んだ!」
佐天「……はい」ニャーニャー
佐天「……妹さん、どうしたのかな?」
にゃー
佐天「最後の顔――――なんだか、すごく悲しそうだったな」
みー
佐天「……実験って、なんなんだろう」
上条「――――――」
佐天「あ、戻ってきた……」
上条「――――ぃ、――――が……しん……す」
佐天「?電話……なんで―――って、大丈夫ですか上条さん!」
上条「あ―――佐天、さん」
佐天「いきなり地面に座り込んで……顔が真っ青ですよ?どうしたんですか?」
上条「――――……が」
上条「――――御坂妹が」
佐天「妹さん――――?妹さんが、どうしたんですか?」
上条「――――ごめん」
それから上条さんは一言もしゃべらなかった。
私はそんな上条さんに言葉をかけることも出来ず―――路地裏へと入っていこうとすると、
上条さんに後ろから止められた。
どうしようもなくその場で一緒に座り込んでいると、そのうち警備員が来て、路地裏を
閉鎖していった。
どう考えてもだた事じゃなかったけど、今の上条さんを放っておくことなんて出来なかった。
そして、一人の警備員が上条さんに声をかける。どうやら、現場までついてきてほしい、との
ことだった。
条「――――行きます」
佐天「あの、私も――――」
上条「いや……佐天さんはここに居たほうがいい」
佐天「……妹さんに何かあったんですよね?」
上条「…………」
佐天「妹さんは私の友達です!だから、だから―――!」
上条「――――警備員さん、この子も一緒に連れて行っていいですか」
警備員「まあ、事情が事情みたいだし、構わないが」
上条「佐天さん――――ごめんな」
佐天「(……なんで、謝るんですか)」
路地裏は表通りとは対照的で、薄暗く先がとても見えづらい。
そんな中を進む途中―――革靴が片方転がっているのを見つけた。
ざわざわと心が揺れる。何か赤いものが付いていた気がするがきっと気のせいだろうと、
ありえない可能性を払拭する。
そう、壁に大きな傷が付いているのもどうせスキルアウトの仕業だろう。
あたりの物が壊れているのもきっそれだ。
この―――まとわりつくような嫌な熱も、きっと夏の路地裏特有のものなんだろう。
そうして浮かんでくる可能性を消していると、上条さんの足が止まった。
上条「―――――――――――――え?」
警備員「どうかしたかい?何かあったのか?」
上条「あ、いえ、そうじゃなくて――――その、ここに、あったんです」
・・・・・・・・・・・・・
警備員「あった?ここに君の言っていた女の子の死体があったのかい?」
佐天「(は――――?)」
上条「はい……確かに、あったんです―――本当です!本当に―――」
警備員「わかった。落ち着いて」
警備員「もしかしたら君の言っているところは別のばしょなんじゃないのか?錯乱
して場所を町がているという可能性は――――」
書きだめ切れた。ペースダウン
――――会話が頭に入ってこない
(え、どういうこと?)
――――先の警備員の言葉を思い出す
“女の子の死体があったのかい?”
(女の子の死体って?)
――――それに対する返答を
“はい……確かに、あったんです”
(あったって、何が?)
――――女の子の死体、上条の様子、入口に落ちた革靴、あの時の妹の顔、そして
“さようなら、とミサカは踵を返します”
(―――あ)
――――答えは、ひとつしかなかった。
佐天「かみじょ――――」
上条「どうなってるんだよ、くそ!」
佐天「ちょ―――待ってください!」
佐天「はぁ……はぁ……い、いきなり走らないでくださいよ!それより―――」
ガサッ
上条佐天「ッ!」ビクッ
上条「誰だ!」
佐天「(なんだろう……なにか、動いてこっちに―――」
佐天「―――――妹、さん?」
上条「御坂妹……?」
ミサカ「申し訳ありません、作業を終えたらそちらへ戻る予定だったのですが、とミサカは初めに謝罪しておきます」
上条「ちょっと待ってくれ……お前は本当に、あの御坂妹なんだな?」
ミサカ「あの、とはわかりかねますが、先ほど一緒にいた、という意味でしたら、そうです、とミサカは推測して答えます」
上条「……なんだったんだ、ちくしょう」
ミサカ「どうかされましたか?とミサカは首をかしげます」
佐天「ん……えっとね、その、実は、上条さんが妹さんの死体を見たって言うからさ……あーもう、心配した!心臓に悪いよ妹さん!」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ミサカ「いえ―――ミサカはきちんと死亡しましたよ、とミサカは報告します」
上条佐天「え―――?」
佐天「……やっ、やだなー妹さん、そんな冗談本当に心臓に悪いからやめて―――
上条「―――おい。お前のその、担いでる寝袋はなんなんだ?なんでそんなもん持ってるんだ」
佐天「」ビクッ
ミサカ「……。ああ、実験場に入っていることから実験の内容を知っているのかと思いましたが、よく考えれば、
そちらの貴女は実験について知らなかった―――そこから実験について知らないと推測するべきでしたね、とミサカは間接的な部分から答えを導き出します」
ミサカ「ですが一応パスをとります―――××××××」
上条「実験―――なんだって?」
ミサカ「デコードに失敗、と、ミサカはこれにより関係者でないことを確証します」
佐天「妹さん、その、実験って一体―――」
ミサカ「先ほども申し上げましたが、関係者以外には機密ですよ、とミサカは教えます」
佐天「え―――(後ろから、声?)」
ミサカ「それはそうと、ネコをありがとうございました」
ミサカ「あの場にあなたがいなければ、ネコをその場へ置き去りにしてくるところでした」
ミサカ「勿論ミサカ自身が抱えている、という選択肢もありましたが」
ミサカ「無関係の動物を実験にまきこむことは極力控えたかったのです」
ミサカ「それからあなた」
ミサカ「あなたの判断は間違ってはいませんよ」
ミサカ「警備員には不審に思われたかもしれませんが」
ミサカ「それはこちらでうまく調整しておきます」
ミサカ「なので安心してください」
佐天「―――!(妹さんが……なんで?)」
上条「……なんだよ、これ」
上条「なんなんだよ、これ―――!」
ミサカ「はて、何と言われましても」
ミサカ「ミサカはミサカ―――学園都市で七人しか存在しない超能力者、お姉さまの量産軍用モデルとして作られた体細胞クローン
―――妹達、ですよ。とミサカは答えます」
ミサカ「ああ、ちなみに安心してください。あなた達が今まで接してきたのは個体番号10032号―――つまり、このミサカです、と
ミサカは答えます。ミサカ達は特殊な電波で記憶を共有しているのですよ、とミサカは自分の機能を述べます」
佐天「―――一体何を、してるんですか」
ミサカ「何と言われても―――ただの実験ですよ、とミサカは事実を述べます。
本日は無関係の貴方達を実験にまきこんでしまい、申し訳ありませんでした。
と、ミサカは謝罪します」
「一」なげぇ!って思ってしまった
―――その後。
上条「…………」
佐天「…………」
佐天「(わけわかんない……実験って、何よ。なんでそんなことを)」
上条「(くそっ―――なんだよこれ。なんなんだよこれ。実験で人を殺すのか。クローンだから殺してもいいってか?
わけわかんねぇよ、ちくしょう!)」
佐天「(あれ、そういえば妹さんは御坂さんのクローンって言ってたよね。
クローンって、あの、血とか髪の毛とかから創り出すってやつ――――!)」
上条「(まて―――クローンってことは、その材料の提供者がいるってことだよな?
それって、もしかして――――!)」
佐天「……上条さん、私、今、最低なことを想像しちゃいました」
上条「……そうか。たぶん、俺もそんな感じだと思う」
佐天「てことは、今は」
上条「ああ―――御坂のところへ行こう」
―――そして
上条「……しかし、佐天さんが御坂と知り合いとはなぁ」
佐天「でなきゃ妹さん、なんて呼んでないですよ」
上条「ああ、それもそうか―――どうだ、繋がるか」
佐天「……駄目ですね、たぶん、電源切ってます」
上条「そうか……直接寮に向かうしかないか」
佐天「あ、だったらもう一人心あたりがあるんで、そっちに電話してみます」
佐天「―――あ、白井さん?」
白井『どうしたんですの?こんな夜更けに』
佐天「いやぁ、その……御坂さん、います?」
白井『お姉さま?……いいえ、まだ帰ってきてませんわ。一体どこをほっつき歩いているのやら……寮監様にもばれますというのに』
佐天「そうですか……ありがとうございます」
佐天「駄目でした、寮にもいないって……」
上条「……くそっ、どうすりゃいい。そもそも実験ってなんなんだよ……」
佐天「――――あ。そうだ」
佐天「もしもし?初春?今から調べ物してほしいんだけど、いいかな?」
初春『ふぇ?別にいいですけど……』
佐天「その、もしかしたら、すごく危険なことかもしれないんだけど、いいかな……?」
初春『えぇ!?何に首つっこんでるんですか佐天さん!?」
佐天「うっ……まあ、それは後で言うからさ。今から言う言葉で検索してくれないかな。
量産軍用モデル、妹達、御坂美琴、実験」
初春『え?それって――――』
佐天「なるほどね。ありがと、初春」
初春『あの……無茶しないでくださいね』
佐天「うん」ピッ
上条「何かわかったのか?」
佐天「・・・はい」
上条「なんだよそれ……ふざけんなよ!20000体の御坂妹を殺す?レベル6?
そんなもん、許されていいはずねぇだろ!!」
佐天「それから、御坂さんがこれを聞いた次の日に、かなりの研究所が活動停止になってるんですよ」
佐天「これって、もしかして御坂さんが―――」
上条「……わかんねぇよ。とにかく、御坂に直接聞くしかない」
佐天「でも、電話繋がりませんしどうやって……」
上条「―――風力発電機」
上条「確か、風力発電機ってのは、特殊な電磁波を流すと逆に回転するんだよな?」
佐天「はぁ……そんな話は、聞いたことありますけど」
上条「なら―――この風のない夜に、あんな風に動いてる発電機をたどっていけば御坂のところへ着くんじゃないか?」
佐天「え―――あ、そっか。御坂さんの体からでる電磁波―――!」
上条「よし―――」
佐天「あ、待ってくださいよ!」
―――鉄橋の上にて
御坂「――――どうしてこんなことに、なっちゃったのかな」
御坂「――――」
御坂「――――っ」ぽろぽろ
ニャー
御坂「え―――猫?」
佐天「御坂さんっ!」
ぽろぽろ、で
初春「チコチーコ!!」
黒子「デスノー!」
佐天「ういはる・・・」ぽろぽろ
みたいなポケモンものを思い出した
御坂「さてん、さん?」
御坂「なんでこんなところに―――あ」
上条「……何してんだよ、お前」
御坂「……はんっ、別に、何してようと私の勝手でしょ?常盤台のお嬢様だって夜遊びくらいするわ。
不良共なんかじゃ私に勝てないし―――危険って言うなら、こんな時間に女の子と二人でいるアンタの方が危険でしょ。
佐天さんがなんでこいつと一緒にいるのか知らないけど、夜に男と二人っきりなんて危ないわよ?」
佐天「―――御坂さん」
上条「―――やめろ」
御坂「やめろって何?からかわれたことにそんなに腹がたったの?
小学生じゃあるまいし、何をそんなに―――」
上条「強がりはやめろって言ってんだよ。
全部知ったんだよ。御坂妹のことも、妹たちのことも、実験の事も、一方通行のことも。
だから、お互い無駄ははぶこうぜ」
御坂「―――――――――――――――――――――――ッ!」
御坂「(なんで―――なんで、それを)」
御坂「(あ……佐天さん……そっか)」
御坂「ういはるさん、かな」
佐天「……はい」
御坂「……そっか。あーあ、もう、なんでこんなことしちゃうのかな」
御坂「どっから何を知ったかしらないけどさ――――
―――それで。結局、アンタと佐天さんは、私を心配してくれたの?許せなかった?」
上条「そんなの、しんぱ―――佐天さん?」
佐天「……御坂さん」
ぱんっ
御坂「―――!」
佐天「心配したに決まってるじゃないですか!
友達のことを心配しない友達なんて!いるわけないじゃないですか!ばか!」
上条「……(平手打ち、いい音したなぁ)」
佐天「ばかばかばか!なんで!なんで何も相談してくれないんですか!
私たちは―――そんな安い仲だったんですか!?」
御坂「―――そんなこと、思ってないわよ」
佐天「じゃあ―――」
御坂「じゃあさ!」
御坂「じゃあ佐天さんは相談できる?自分の細胞から作られたクローンが実験のために一万体以上殺されてて。
それを止めるために一方通行に挑んで!惨敗して!
学園都市超能力者第三位の私でもどうにもならなかったことを!
佐天さんたちに相談できるの!?
真っ向から敵わないと思ったから絡め手に変えた!
けど全部一緒よ!いくら研究所を壊したところで実験は次に次にと鞍替えされる!
そもそも――――こんな危ない世界に、大切な友達を連れてこられるわけないでしょ?」
佐天「あ―――御坂、さん」
御坂「ねぇ知ってる?あの子たち、自分のことを実験動物って言うのよ?佐天さんならわかるよね?
自分達が実験動物って言われた時のあの気持ち。
まるでそんなものないかのように、当然のように口にするのよ、あの子たちは。
きっと自分が実験動物って自覚しかないんでしょうね。だから、平然といってのけるのよ」
上条「けど―――きちんとしたデータがあれば警備員や理事会も動くはずだろ?!」
御坂「馬鹿ね……理事会はこの街のことをお空にある衛星で全てチェックしてる。
それでもここまで止まらなかったってことは―――グルなんでしょうよ、理事会も。
考えてみれば当然よね。この学園都市の目的は「能力をもった人間をつくりあげること」なのよ。
その一番上、頂点に位置する超能力者の第一位の、さらに上へいく方法があるのなら、乗らないわけないわよね」
御坂「でもね―――この実験には決定的な欠陥があるの。それはこの実験の結果を演算した「樹形図の設計者」の演算が間違いだとすること」
佐天「……どういうことですか」
御坂「「樹形図の設計者」はこう演算したわ―――
『一方通行が128体の超電磁砲を殺すこと』
『一方通行が20000体の超電磁砲の複製を殺すこと』
このどちらかが満たされた時、レベル6へと進化する、って。
なら―――このどちらかの結果が、つまり「樹形図の設計者」の結果が、間違っているとさせればいいのよ」
佐天「な―――」
上条「―――に?」
御坂「簡単な話よ。「樹形図の設計者」は185手で私が殺されると演算したの。
じゃあもし1手目であっけなく殺されたら?
それは「樹形図の設計者」の信用を墜落させることになる。こうすれば、実験は止まるかもしれない。
妹達のメンテナンス費用や立地の確保だって、ばかにならないでしょうからね」
上条「けど―――そんなことしても、また「樹形図の設計者」に再演算されたら」
御坂「ああ、その心配はないわよ」
御坂「つい二週間くらい前にね……破壊されたのよ。地上からの謎の攻撃によってね。
だから再演算なんてできっこない。つまり、一度でいいから結果を狂わせればいいの」
佐天「(二週間くらい前って……もしかして、あの白い光?)」
佐天「(あれ……でも、今の話って、もしかして)」
佐天「もしかして、御坂さん―――」
御坂「――――そのもしかして、よ」
上条「―――死ぬ気なのか」
御坂「……元はと言えばこの実験は私の責任だからね。だから、責任をとる、それだけよ」
佐天「そんな―――他になにか方法は」「そんなものはないのよ」
御坂「そんなものはないの、佐天さん。
お願いだから、邪魔しないで。これは、私が考えた、最善で最良の選択なんだから」
上条「……ごちゃごちゃうるせぇよ」
御坂「……ふん。いいからどきなさい。私は今日、実験を終わらせる。
割り込んで、殺されて、そこで実験は中止よ。
素敵でしょ?一人の血で一万に近い血が守られるんだから」
上条「―――お前、それ、本気で言ってるのか。
本気で、残った一万の妹達が救われるって信じてるのか」
御坂「ええ。だからはやくそこを―――」「どかねえよ」
上条「俺は―――ここからどかない」
左点さんまだ?
御坂「―――そう。それってつまり、一万の妹達はどうでもいいってこと?
これ以外に実験を止める方法が見つからないんだから―――これしかないじゃない」
上条「―――うるせぇ。それでも嫌なんだよ」
御坂「―――まるで子供ね。事実を受け入れられず、気持ちだけしか考えてない。
アンタの思っているほど、この世界は甘くなってくれないの。さあ、もう一度言うわ。はやくどきなさい」
上条「―――どかない、って言ってるだろ」
御坂「―――そう。そうなの。アンタは一万の命を捨てるってことなのね」
御坂「私はそんなことできない。守りたいの。私の妹達を。
―――だから、アンタがそこをどかないって言うのなら、殺してでも前へ進む。
さあ、最終通告よ―――どきなさい、上条当麻」
上条「――――」
俺さ、左天さんが登場するたびに心が躍るんだが
これってもしかして……
>>152現在空気でございます。あれ、これ何のssだっけ……
御坂「―――ハッ。じゃあ私を力ずくで止めるって言うのね。なら早く拳を握りなさい。
アンタがどんな能力をもっているかは知らないけど、今回ばかりは負けられないのよ」
上条「――――嫌だ」
御坂「……何、ですって?」
上条「俺は―――戦わない」
御坂「―――――!」
佐天「(―――御坂さんの覚悟が本物だ。死ぬ気なんだ)」
佐天「(そんなの嫌だ。嫌に決まってる。けど――――)」
佐天「(友達だからこそ――――その覚悟に踏み入ることができない」
佐天「(一体、どうすれば―――――まてよ)」
佐天「(目的は学園都市第一位の一方通行とかいう人の能力アップ。つまり主軸はその人だよね。
だったら、その主軸を壊せば――――例えば。
私みたいな、無能力者がその人を倒すことができれば―――)」
佐天「(そうすれば、そもそもの前提が破綻する―――けど)」
佐天「(私にそんなことできるわけがない)」
佐天「(―――――ううん、違う。出来る出来ないじゃない。やるんだ)」
佐天「(御坂さんだって、幻想御手の時命をかけて助けてくれた)」
佐天「(だから、今度は私の番に決まってる―――――!」
佐天「――――よし」
>>154ああ、そりゃあ間違いなく左天さんにこ―――っと、誰かきたみたいだ。ちょっと異ってくる
本文や名前欄に会話入れて叩かれる人と叩かれない人の違いはなんなんだ・・・
単に見てたか見てなかったかの違いなのか?
すまんちょっと仕事の電話あったからそれで。社長ごめんなさい
かなり良い時間になってきたから、あと少し書いて一旦おちる。すまん
ミサカ「(――――――)」
ミサカ「(――――風速、0,5以下。時刻は日本時刻で午後8時27分51秒)」
一方通行「――――らさ、オ―――ンだよ」
ミサカ「(第一位の声は聞こえています。けれど、理解に至りません)」
ミサカ「(それよりも――――――)」
“ならばその壁をのりこえてみろ。必殺猫爆弾!”
ミサカ「(どうして――――)」
“そんな妹さんにプレゼントです!じゃじゃーん!”
ミサカ「(どうして、あの二人の事を思い出すのでしょうか)」
ちょっとずつしか書けないならもう立ってるし制作行ったほうがいいんじゃないかな
それとも保守されるのが好きな人種ですか
ミサカ「(――――――)」
ミサカ「(――――――わかりません)」
ミサカ「(しかし―――――もしかすると)」
一方通行「……ハァ、何だ何だよ何なンですかァ?俺の言葉にゃ聞く耳もたねェってかァ?ったく相変わらずイラつかせるぜ。
もういいわ、そろそろ始めようぜ?」
ミサカ「―――そうですね。時刻は午後8時29分43、44、45――――」
ミサカ「(もしかすると、これが―――――)」
ミサカ「――――46、47―――これより第10032次実験を開始します、被験者一方通行は所定の位置に待機してください、とミサカは伝言します」
ミサカ「(――――後悔、という感情なのでしょうか)」
キリいいところだし、>>174の言うこともあるんで、制作うつろっかな
製作なんてみねえからちゃんとここで終わらせろ
>>179
そうかよ。けど制作のほうに書いたように次は今日の夜9時くらいになるぞ
かなり保守とかしてもらわなきゃいけないけど迷惑じゃねえのかよ
もうお前らわけわかんねえよ。
わかった、残ってたらこっちに書く。あっちは避難所にする。
残って無かったらあっちに書く。vipにはとりあえず立てない。
これでいいだろお腹減ったし寝る
/:./:.:.:.:.:.〃:.:./:.:.:.:.:.;.:.:.;.:.:.... i :.:.:.:.:.',:.:.:.',
.'.:.':.:.:.:.:.:.:l:.:.:./:i:.:.:.〃: /:.:.:.;|:.:.:!:.:.i:.:.:......i.. V{
ゝ i:.:.|:.:.:l:.:.:.:.!:.:/|`ト、'1:.:/.:.:./ !:.:.:|:.:.l:.:.:i:.:.:l::.:.:.:.i〈
) |:.:.l:.:.:.!:.:.:.:!:/_j_ |:/、iVl:.:.:/ !:.:./!:,ィ:.:.l:.:.:|i:.:.:.:.|′
´) ! ::ヘ:.:.|:.i:.;レ',.=ミト、.|'丨/ |:.:;'イ:リ|:i:l|:.:.!:!:.:.:.:|
j /::{.ヽ!:li1{ んリ」 ! レ /j:/__」/_|川:.:;::|:.:.:.:l / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,:.'::::::い.ト|:|!‘<㌧ ',ィぅY^V リ!:/::|:.i:.i:| | えっ
,′l::::.:ヽ_l l ´^ {{㍗ ノ^ レ:::::!::l:l ! | 制作に移るんですか!?
//::::|:::.:.:.:|::! , `¨ /'7ハ_!:::!:!:! | でも一応全裸で待機してますね
//::/l::::.:.:.:l:ハ. u /,彳/ ∨:リ ノへ______________
/_;/_ノ:!:::.:.:.:.l 丶 __ ,イ´:// V
,<::.ヽ..::`ー|:::.:.:.:.:! \ ´ ′ _, ヘ://
/ \::\、:.:|:::.:.:.:.:i:', ンー¬:::::´:::.::.::.::`ヽ、
. i 、 \::.ヽ:l:::.:.:.:.:|::iー、 ′/|:::::.::.::.::.::.::.:/':.ハ
. ! ヽ \::.:!:::.:.:.:.!::.l. /^\ |::.::.::.::.::.::// i
j , l\!:::.:.:.:|::.::l::.::.::.::.::l::.::.::.:: // l !亅
〈: . . ' l: : |:トi:.:.:|::.::.l::.::.::.:,'::.::.::/;.イ ! ' {
>>197
あの今の時点でここにROMも含めて結構な人がいると思うんですけどその人達は制作に行くと忽然と消えちゃうんですか
というかそもそも何を言ってるかよくわからないので落ちついてレスを返してくれたらありがたいです
制作のほうが~っていうのは少なくとも保守がいらない、スクリプト荒らしの心配がないっていう点では
明らかに適していると言えると思うんですが
馴れ合いを前提にするならともかくVIPの方がSS書くのに都合がいいって部分がどうしても思いつかないので
よければ参考までに教えてほしいです
>>198
>>197でないけど
製作に行くと今レス(保守も含む)している人の大半はROM専になる
→すると見た目上過疎スレと変わらなくなる
→製作者が見てる人いないんじゃね?と感じやすくなる
→しだいに意欲がなくなって未完のまま終わり易くなる
だから製作でやると安価とかやらない限り、作成意欲の維持がVIPでやるより
難しい
と柄にもなくマジレス
>製作に行くと今レス(保守も含む)している人の大半はROM専になる
制作に行ったスレいくつか追ってるけどそんなことにならなかったのはわたしの運がいいからみたいですね
そしてROM専が増える→モチベーションが下がるって分かってるなら
制作に移っても今の調子で雑談やら支援やらすればいいじゃないですか
VIPならできて制作ではできないっていうならそれは何が原因ですか
/::.:::::/::.::;'::.::.::.:/::.::.::.::.::.,'::.::.::.::. |::.::.::.::.ヽ
,':/:.::: |.:!.::!::.::.::. |::.::/::.::.::.|::.::.::.i::.:|::i::.::.::.::.:V〉
|:i:::::::::|.:!.::!::.::.::. |::! |:.:: /::|.::.|:: i::∧|.::.|::.::.: i_〉
/ヘ:::::::::レ|::.i::.::.::.::i::|:.|:.:/:/:|:i.:|:: リト八.::!:.::!::.|
xく \└- (八 |::.::.::.::| |::i::-/lイj/∨ |ム斗从:i:: |
. /\丶 `ヽ:i::::i| |::レ仏斗' ヒツi{\j:: |
\__ ∨:!:.代^ヒ沙 、 i_ ∨ これでスレ消費してって
/:≧=-〈 V|八 人\ 結果的に製作に行くことになったら
r<二ニニミヘ ヽ\ ー‐ ' .::l| }}ハ 大爆笑ですね
/´  ̄ ̄\:::::':. 丶、_ ,.イ::::|| リ
. ′ 丶∧ ':.. ハ ̄:∨::::リ / }
{{. \:. ':. ィヘ:.::. ∨/l/ {
圦 ー-ヘ ∨⌒}ハ:.::.:.∨|\ ハ
| ∧ ∨::/∧:.::. リ `ー‐〉
|/ ∧ ∧ ∨::/::}.::.::}l \
}// ∧ / ∨/}:.::.:|l \
/ ヽ / i ' j:.::./l /
,′ \/\ { }ーヘ/ ノ /\
>>203
VIPは猿避けしたり、一定間隔でレスがないと落ちるため
必然的かつ自然にレスがつく
製作は上記のことをする必要がない→漏れがROMってもだれかするっしょ
→過疎ってくる→製作者の意(ry→更新しないならROMる→製作者の(ry
というスパイラルに陥りやすいため
【ときメモ4】上条「ときめきでメモリアルなインデックスか…」【三年目】
↑これみたいに上手に安価を使ってレスを増やしているのも確かにあるが
そいった類のはまれで大体が↓みたいな感じにほとんどが製作者のレスで埋まる
一方通行「温泉旅行だとォ…?」
そろそろ貼っとくか
vip保守推奨時間
01:00-02:00 7-15分程度
02:00-08:00 15分推奨
08:00-15:00 10-20分程度
15:00-18:00 7分-15分程度
18:00-01:00 6分以内推奨
てかageないと
ちょwよく調べたら二つあったwwww
【保守間隔目安】 ※あくまで目安であり、これなら安心というわけではありません※
00:00-02:00 10-15分程度
02:00-08:00 30分推奨
08:00-15:00 15-20分程度
15:00-18:00 10-15分程度/20分以内絶対
18:00-24:00 7分以内推奨/10分以内絶対
保守の目安
00:00-02:00 20分以内
02:00-04:00 40分以内
04:00-09:00 80分以内
09:00-17:00 40分以内
17:00-19:00 20分以内
19:00-00:00 15分以内
ほす
おやすみ
あとはまかせた
保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 40分以内
02:00-04:00 90分以内
04:00-09:00 180分以内
09:00-16:00 80分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内
保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 60分以内
02:00-04:00 120分以内
04:00-09:00 210分以内
09:00-16:00 120分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内
/ : : : : : : : : : : : : :`丶: : : : : : : : :\
/::.: /.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:\.::.::.::.::.::.::.::.ヽ
/::.: /.::.:/.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.\.::ヽ.::.::.::.: {.::.::.
:.::.::/.::.:/:.::.::/.::|::.::.::.::.::.::ヽ .::.::.::.::'::.〈ヽ∧.::. i
|.::./ :.:: |.::./::!.:: |.::.::.::. |.::.::.::::.::.::|.::.|.::,ゝo〈 :.: |
| .:: | l ∧::|.::i.::|ハ.::.::. |ヽ.::|\}∧::|.::.〈/|.::.::.:ハ
. ,′.::| |/| 斗z=ミVヘ.::.::| >ィ行尓ミ: .::.::. |ヽ::.:ハ
|.::.:/:!八Ⅵ iト::iハ \| トi::..j }/}}.::.::.::|)}.:|:八
| :/.::|\ハ`弋(ソ ゞ(ン′.::.:/::jノ :「>))
|::i.::.:|.::/: ∧ ´ 、 /__::.イ ̄.::.:/| // \
|::|.:: j/:|.::.i::.:. _ /.::.::.::/:ル'/ ∧
∨/ │.:i:: 人 マ^ ノ //.::.::.:://// /
{. |.::.::.:ド个ト / ,′.::.:/_ノ/ / }
|.::.::.:| 乂ノ} ::>‐ ´ /.::.::.::.:// / / \
∨|.::.::.:| ∨/\ /,ィ.::.::.::.:/// _/ 7 ,′ ∧
∧|.::.::.:|\ i:|\____/│.::.::.:,′| // ∧/ ///〉
{. |.::.::.:|\\l:|\ /|.::.::.:│| | / / ∨//{
\|.::.::.:|\ ̄|:|ー=\/ー=|.::.::.:│厂 (ノ ∨ /
|.::.::.:|、_>| ̄匸匸} ̄|八.:: |/ xく 〈
Vi.::│\ i八 ̄}::::::{ ̄ll ̄∨⌒⌒>、___/\\〉
|.::.| ヽ ∨::::::ハ巾 / ∧ \ // ∨
|ハ:! \ 〈::::∨:::{ / / ∧ ∨/ /
.| ., ‐'"´~ ̄ ̄`'‐、
| .! ./ 佐天 ヽ
│ ! !, ‐''"~ ̄~`''‐、 !
. ! ,!-、. / _,;_==─=-=:r' ヽ」 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
r''二し' ).  ̄,.! (・} {・) ! l | テレスティーナ
f´-‐、)、} { } '⌒ ! ゚ .! <
(_,ニ、) ,{` ‐r‐-ヽ、 -=⊃ 人.ノ | さぁ こいっ!!!
(,!´ ̄`ヽ .}::::::::::::`:.‐-r _,'´-‐う ̄`''‐、 \_____
. { ヽ 〈、._ノ:::::::::;:‐'"´ ̄ _ \
{.__, ,} >f" \ \\ ヽ
|_l-‐-ゝ‐'´:::::ヽ 、ヽ ! \\ヽ
. ⊂!::〃´:::::::::::::::::ヽ \`‐、 i ヽ.ヾ、
!::::::::::::::::::::::::;: ‐'ヽ-─、‐- 、  ̄ i.
ヽ、:_;:::-‐'"´ ヽ. `''ー- i
ほす
ほっと
こ
戻ったんだが、一時間くらい書きためてから投下するか、書きながら投下するか、どっちがいい?
↓
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
―――実験場
ミサカ「今夜は風が無いのですね、とミサカは呟きます」
ミサカ「これならミサカにも―――勝機があるかもしれません」
一方「あァ?・・・・・・ハッ、なるほどなァ、この匂い・・・・・・ハ、ハハハハハ!いいねェ愉しませてくれンじゃねェか!」
一方「流石に一万回も殺されてりゃ手の一つや二つは思いつくかァ?だがこの作戦はてめェが距離をとれねェって前提がねェと成立しねェってこと、
ちゃァんと理解してッかァ?」
ミサカ「―――あなたがいかにベクトル操作により素早く動けるとしても、それは直線のみです、とミサカは経験より解答を述べます。
これまでの経験からパターンと可能性を読み取り先読みして動けば追いつかれることはありません、とミサカは事実を述べますが」
一方「――――はァ。ッたくよォ、やっぱりてめェらはなァンにもわかっちゃいねェな」
一方「俺の能力忘れたのかァ?ベクトル操作だぜ?追いつく必要なンざ―――ねェんだよ」
カン、カン、カン ガンッ
ミサカ「!」
一方「ベクトル操作できりゃ離れてても衝撃を伝導させることくれェ朝飯前なンだよ実験動物が。
一度見せてやっただろォが、忘れたかァ?御自慢のネットワークとやらは健在ですかァ?」
ミサカ「(―――背後から、増幅された衝撃が直撃したようですね、とミサカは先ほどの攻撃を分析します。
ああ―――体が、動きません、とミサカは自分の置かれた状況を把握します)」
一方「あーあァ、せっかくの作戦も無駄になっちまったなァ。そんじゃ、さくっと死んでくれ―――」
「第四波動ォォォオオオオオ!」
一方「……オイオイ、この場合は実験ってどォなるんだ?―――まァどうでもいいがなァ」
一方「女ァ、お前誰に向かって攻撃したか解ってんのかァ?そんなに死にてェのかよ」
佐天「――――どうでもいいよ、そんなこと」
一方「……あァ?」
佐天「妹さんは私の友達だなんだから―――人の友達に手出してんじゃないわよこの白髪野郎!」
一方「―――ハ、ハハハハ。いいぜいいぜ――――死ねよクソ女」
佐天「っとぉ!?」
佐天「(びびびびびっくりした!いきなり地面が弾けた!これがベクトル操作!」
―――回想、鉄橋から実験場へ
佐天「あ、初春?突然で悪いけど一方通行の能力詳しく教えて!」
初春『一方通行って―――あの第一位ですか?なんでそんな……』
佐天「いいから!早く!ハリーハリーハリー!」
初春『わっ、わかりましたよ……今度何か奢ってくださいね、っと。
―――――一方通行、能力名『一方通行』。その能力は世界にある物理的なベクトルを全て操作できる、という能力。
普段は自動で自分の体に触れようとするものを反射し、その反射を行いながら他のベクトル操作も出来る。
ベクトル操作によって遠距離へとエネルギーを伝導したり、威力を何倍にすることもできる――――ですかね。本当、ふざk」ピッ
佐天「なるほどね……つまり真っ向から打ち合っても勝ち目はないってことか―――」
――――回想終了
佐天「事前に聞いてなかったら直撃受けてたな……ありがとね、初春」
佐天「実際に第四波動で攻撃してみたけど、跳ね返ってきたし」
佐天「まあ熱耐性と熱吸収でなんてことなかったけど―――っと!」
一方「おらァ!威勢よく出てきて逃げるだけですかァ?」
佐天「真正面から攻撃しても意味ないって解ってる奴に攻撃する馬鹿がいるわけないでしょうが、ばーか!」
一方「ハ、ハハハ、ハハハハハハハ!決定だァ!てめェはショック死しない程度に神経のベクトル操ってじわじわなぶり殺しにしてやンよォ!」
佐天「(―――けど、確かに事実だ。まともな攻撃が通らないのに、どうやって勝てば―――)」
一方「うろちょろうろちょろよォ……なら、これならどうだァ?」ガンッ
佐天「な――――!」
佐天「(鉄骨の雨!?何それ、ふざけて―――)」
ガガガガガガガッ!
一方「――――っは、やりすぎちまったかァ?オイオイ、まだ生きててくれよォ?てめェにゃそう簡単にくたばってもらっちゃ困るンだからよ」
佐天「―――――っはぁ!危なかった!」
一方「―――?ッハ、避けきったかァ?だよなァ、今ので死なれちゃこのイラ立ちが収まらねェから――――なァ!」ガガッ
佐天「(今度は地面を蹴って―――けど)」
佐天「(なんだろう――――戦いなんてしたことないのに)」
佐天「(次にどう行動すればいいのかわかってくる――――)」
一方「……なンだテメェ、どうして今のを避けられる」
一方「目の前への広範囲弾幕―――あの速度を避けるなンざできねェはずだ」
一方「だがテメェは、その初動作を見た瞬間にななめ後ろに避けやがった」
一方「いや、ンなことよりも―――その速さはどういうこった。今のは解ったとしても避けられる速さじゃねェ攻撃だったはずだ」
佐天「――――なるほど。もしかしたら」
佐天「へへっ、だとしたら――――第一位さん。あなたの攻撃は絶対に当たりませんよ」
一方「――――言うじゃねェか」
一方「だったら!せいぜい死ぬまで避けてみやがれってンだ!!!!!」ガガガガガッ
一方「―――――――オイオイ、何の冗談だこりゃァよォ」
一方「鉄骨レールコンテナ砂利―――あるもンまとめてぶつけてやったのに」
一方「なんでテメェは無傷なんですかァ!?」
佐天「――――別に驚くことじゃないでしょ?」
佐天「降ってくる鉄骨をかわして、
波打つレールを利用して、
コンテナの後ろまで跳んで、
向かってくる砂利を防いだだけなんですから」
一方「だからそれがおかしいつってンだろうが!」
一方「全て同じタイミングで操作してやったンだ―――ンなこと考えてる時間があるわけねェだろうが!」
佐天「あんなもの、反射でできますよ、第一位さん」
一方「――――は」
一方「――――は、はは、ははははh!」
一方「いいねいいねいいねェ!!!再ッ高だぜテメェ!ここまで俺をイラつかせたのはテメェが始めただぜクソ女ァ!!」
・ ・ ・
佐天「そして」
佐天「攻撃することで夢中で周りが見えてないみたいですが―――今、あなたは閉じ込められました」
一方「―――ンだと」
一方「(そういや今飛ばしたモンで前が完全に塞がってやがる―――後ろは、コンテナか)」
一方「だからどォした―――佐天「第四波動ォォォォオオオオ!」
ゴォッ
一方「―――――馬鹿かテメェ。最初に反射してやったの忘れたンですかァ?」
佐天「今のはあなたを攻撃したんじゃないですよ―――周りを燃やしたんです」
一方「――――あァ?何言って――――テメェ、まさか」
佐天「遅いですよ――――第四波動ォォォオオオオオオオ!」
佐天「――――あれ?」
佐天「なんで、出な―――」
佐天「(しまった――――今反射されてきた分を吸収しただけじゃ、足りなかったの?!)」
佐天「(範囲を大き目にしたから、その分――――待って。待って待ってちょっと待って)」
佐天「(熱が足りなくなってきたってことは、つまり――――!)」
佐天「―――っく!」
一方「――――閉鎖された空間で酸素を燃焼させることによって酸欠状態に持ち込もうって魂胆だったのかァ?」
佐天「!――――っわぁっ!?」
一方「危なかったなァ・・・・・・流石の俺も酸素が無けりゃ死んじまうからなァ?」
一方「だがテメェはその千載一遇のチャンスを取り逃がしたってワケだ――――ハハハ!どォやらその攻撃、制限があるみてェだなァ!?
焦ってるぜェ、テメェの顔がよォ!!!」ガッ
佐天「つぅ―――!」
一方「ハ、ハハハ!クリーンヒットォ!ようやっと当たりやがったかこのクソ女ァ!」
ズサァ―――z____ッ
佐天「う、げほっ……」
佐天「(良かった―――とっさだったけど腕で防げた)」
ミサカ「大丈夫ですか、とミサカはあなたの心配をします」
佐天「!妹さん!だ、大丈夫ですか?!」
一方「人の心配してる余裕あるんですかァ?」
佐天「っ!」
佐天「(まずい―――ここじゃ妹さんに被害がいっちゃう)」
佐天「(早く移動しないと――――!)」
ガクンッ
佐天「――――あ」
ガソリン
佐天「(嘘―――――熱量切れ!?)」
一方「おっとォ、いきなり片膝ついてどォしたんですかァ?さっきの一撃で大ダメージってとこですかァ?」
一方「まァいい―――動けねェンなら、さっさと死にな」
ミサカ「待ってください」
ミサカ「この人はただの一般人です。実験とはなんら関係ありません。
余計なことはせずに、このミサカを一刻もはやく殺害することを優先すべきです、とミサカは――――
一方「黙ってろ実験動物」
一方「一般人?実験に無関係?ンなことどォでもいいンだよ。
俺に喧嘩売ってきたンだぜ?だったら黙って―――死ンどくべきだろォが」
佐天「―――――――」
一方「テメェも意味なかったなァ?実験を止めに来たみてェだが結局死体がひとつ増えるだけってことになっちまった」
佐天「―――――――」
一方「まァ安心しな、せいぜいゆっくりじっくり気を狂わせながら殺してやっからよォ」
佐天「――――――ははは」
一方「?なンだァ?死ぬのが怖くて狂っちまったかァ?」
佐天「―――違いますよ」
佐天「私がいたことに意味はあったんです」
一方「ハァ?」
佐天「そもそも、私は友達を助けたかっただけで――――正義の味方なんて、柄じゃないんですよ」
一方「テメェ、何言って―――――」
一方「―――やァれやれやれ、何だ何です何なンですかァ?今夜は随分自殺志願者が多いみてェじゃねェか」
上条「―――離れろよ」
上条「―――今すぐ二人から離れろよ」
一方「テメェ、誰に向かって命令してンだァ?ッたく、無知は哀れだよなァ、何にも知らずにつっこんできて自滅してくンだからよォ。
そこの女だって結局俺に何も出来ずじまいだっかたらなァ―――」
上条「―――ごちゃごちゃうるせェんだよこの三下が!!」
一方「――――はァ」
一方「最悪な気分が最ッ高に最悪になっちまったじゃねェか」
一方「どうしてくれンだァ?」ジャリ...
ミサカ「待ってください、とミサカは二度目の制止を試みます」
ミサカ「今回実験場へ一般人の侵入を許したのは妹達の責任です。
この二人は全く関係ありません、無意味な殺害を行うよりも、はやくミサカを殺害して実験をしゅうりょ――――」
上条「お前は黙ってろ!!!」
ミサカ「」ビクッ
ミサカ「―――止めてください。私の替えなどいくらでも用意できます。
ミサカが死んでも残りのミサカがいます―――貴方達が救う命なんて、それだけのものなんです、とミサカは――――」
上条「馬鹿なこと言うんじゃねぇよ!!」
上条「妹達だとか、クローンだとか、そんなことはどうでもいいんだよ!」
上条「俺が出会って、缶ジュースを運んでくれて、ノミを退治して、ネコにイヌって名前をつけたミサカは―――お前一人だけじゃねえか!」
上条「世界でたった一人のお前の替わりなんて―――いるわけないだろ!」
佐天「―――そう、ですよ、妹さん」
佐天「プリンの味を知ってる妹さんは妹さんだけです」
佐天「妹さんはそれだけで―――ずっとずっと、特別なんですから」
上条「そういうことだよ御坂妹」
上条「だから―――勝手に死ぬなよ。まだ言いたいことが山ほどあるんだ」
上条「――――今からお前を助けてやる、お前はそこで黙って見てろ」
一方「――――茶番は終わったかァ?」ガンッ
上条「な―――レールがぁ―――ッ!?」
一方「……おせェよ」
一方「遅ェ遅ェ遅ェ!あの女よりもずっと遅ぇンだよ!!!」ガガッ
上条「(鉄骨――――!?)――-が、ぁ―――ぐ」
一方「何だ何だよ何ですかァ?正義の味方気どりがこの程度てのたうちまわってンじゃねェぞ三下がァ!!!」
佐天「――――」
佐天「(駄目だ……身体強化、無理しすぎた。
体中が痛い。力も入んない。全然動けないや)」
佐天「(結局私じゃ一方通行を止めることはできなかったけど――――上条さんの『幻想殺し』なら、なんとかなるかもしれない)」
佐天「――――もしなんともならなかったら、ここで死んじゃうのかな」
佐天「――――まぁ。この心に一片の悔い無し、かな」
ミサカ「何をぶつぶつ言っているのですか、とミサカは戸惑いながらたずねます」
佐天「あぁ、妹さん、大丈夫?」
ミサカ「少なくともあなたよりは大丈夫です、とミサカは自分の体の調子を確かめます」
ミサカ「ですが―――やれやれ、どうにも、足が折れているみたいですね、とミサカは自身の損傷を確認しました」
佐天「ええ?!大丈夫なの!?」
ミサカ「ですからあなたよりは―――いえ、もういいです」
ミサカ「それより――――どうして、こんなことを」
佐天「友達だからだよ?決まってんじゃん」
ミサカ「」
佐天「うーん、なんでそこで不思議そうな顔するかなぁ」
ミサカ「・・・・・・理解できないからです、とミサカは答えます」
佐天「そっかな?でも、御坂さんだってそうしてくれるよ」
ミサカ「お姉さまが・・・・・・?」
佐天「うん。あれは私が幻想御手に――――」
ドゴォンッ
佐天「うぇっ!?何、爆発!?」
ミサカ「――――危ない、とミサカはとっさに跳びかかります!」
ガツン
佐天「え―――妹さん?」
ミサカ「う―――と唸ってミサカは気を―――」バタン
佐天「え、妹さん!?ねぇ妹さん!!」
佐天「どうしよう・……妹さんが……」
ズサァァ―――z_____ッ
一方通行「がァ―――、つ―――」
佐天「な―――(あの一方通行が、やられてる―――!)」
佐天「―――そっか。上条さんの右手、通じたんだ」
上条「全力を振り絞って必死に生きて、精一杯努力してきた人間が――――なんで!
テメェみてえな人間の食い物にされなくっちゃなんねえんだよ!」
佐天「(一方通行―――脅えてる?)」
一方通行「――――く」
佐天「?(え―――違う)」
一方通行「くか、」
佐天「(あの、表情は――――)」
一方通行「くかきここかきくけこかくえこかきくかかかけここかきくくかけこきくかけくここかかかかくけこきかかか――――ッ!」
ゴウッ!
上条「う―――おおおおおおおお!?」
佐天「く―――(風!何あれ、なんでいきなりこんな風が―――)」
佐天「―――、まさか。風のベクトルを―――?」
一方通行「……、は」
一方通行「……、はは」
一方通行「ハハハハハッ!おらおらどォしたンですかァ!まさかさっきの一撃でくたばったとか言うンじゃねェだろォなァ!
そンなンじゃ足りねェよ、テメェにはもっと貸しがあるだろォが!!!!!」
佐天「(また風を集めて―――)」
一方通行「空気を圧縮、圧縮、圧縮ねェ―――ハ、いいぜ、最高に愉快なことを思いついたぜ」
佐天「(―――風を集めてる、けど撃たない……どうして)」
御坂「――――止まりなさい、一方通行」
佐天「な―――御坂さん!」
御坂「佐天さん―――ごめんね、そんなにボロボロにしちゃって」
上条「―――やめ、ろ。御坂」
上条「お前が、手を出したら――――」
御坂「―――わかってる。けど、」
御坂「このまま放っておくなんて出来ない」
御坂「たぶん、私は―――アンタに死んでほしくないのよ
佐天「けど―――駄目ですよ!電磁砲なんて撃ったら反射されて!」
御坂「―――いいのよ」
佐天「―――!そんな、御坂さん」
御坂「いいの―――初めから、こうなるはずだったんだから」
御坂「私が死んで、実験は終わる―――これで、シナリオ通――――え?」
佐天「う……何、あれ?白い光……」
御坂「うそでしょ……あれって」
御坂「あんなの、人に向けるもんじゃないわよ―――」
ミサカ「う―――と、ミサカは頭をさすりながら目を覚まし―――なんですか、とミサカは眼前の状況に疑問を抱きます」
佐天「妹さん!よかった、無事だったんだね!」
ミサカ「そういうあなたも無事でなにより、とミサカは安心し―――御坂「ねえお願い!」ガッ
御坂「アンタ達ってネットワークで学園都市中の妹達と繋がってるのよね?!」
ミサカ「はい、とミサカh「じゃあ!お願い、あれを―――あの攻撃を止めるのを、手伝って!」
ミサカ「―――ーなるほど、把握しました、とミサカは現状を理解します」
一方通行「(―――ン?)」
一方通行「(なンだ?いきなりバラけてきやがった―――仕方ねェ、演算し直すか)」
一方通行「(――――おいおい、どういうこった、なンで捉えられねェ、計算式にミスは見あたら―――!)」
一方通行「―――あのヤロォ!!!」
御坂「へへ、どう?この、学園都市中に点在する風力発電機での風の生成―――こんなの、アンタだって演算できないでしょ?」
御坂「もう、アンタのその技は破れて――――」
一方通行「舐めンじゃねェぞ雑魚共がァ!!!」
一方通行「風力発電機で気流を乱した程度でどォにかなると思ってンのか!?
それも含めて演算してやりゃいいだけの話だろォが!!
学園都市中の研究所をタライ回しにされた俺が―――――発電機の位置を把握してねェと思ったのかァ!?」
ゴウッ
御坂「な――――嘘」
御坂「そんなの、無理よ。無理に決まってる―――」
一方通行「無理かどォかはモノ見ていいなァ格下がァ!!」
御坂「―――――そんな。なんで、こんなの演算できるのよ」
一方通行「ハハハハハ!いいゼいいゼェ!!!!!人生でサイッコォに頭が回っテキやガった!!!
ヒ、ハハ、ハハハハ、ハ―――――――――――――――ッ!!!!!!」
御坂「そんな……こんなの、本当にうつ手ないじゃない……」
佐天「妹さん……あの白いのってなんなんですか?」
ミサカ「あれはプラズマですね、とミサカは今の今まで何かわかっていなかったあなたに驚きです」
佐天「プラズマ?」
ミサカ「高熱の塊ととらえれば良いでしょう、とミサカはこの危険な中緊張感の欠けるあなたに拍子抜けします」
佐天「(熱―――だったら)」
佐天「(けど―――体、動かない)」
佐天「(うぅ―――なんで、こんな時に動かないのよこの体は――――!)」
左天≪やれやれ、目を覚ましたら。
随分大変なことになってんじゃねぇか、涙子≫
佐天「(左天さん!?)」
左天≪ったく、なんでこんな時にへばってんだ?≫
佐天「(あの、強化使いすぎちゃって、それで……熱も切れちゃったし、その)」
左天≪熱切れだ?そんなことあるかよ≫
佐天「(え―――どういう意味ですか)」
左天≪お前なぁ……熱なんて、そこら中にあるだろうが。
地面だろうと、空気だろうと、よ≫
佐天「(あ)」
左天≪……随分使いこなしてきてると思ったら、なんでそんなことに気づかねぇのか。
早くしろ、ピンチなんだろ?≫
佐天「(あ―――は、はい!)」
左天≪だが覚悟しとけ―――強化つっても、これ以上やったらお前の体がどうなるかわからねぇ。最悪―――≫
佐天「後のことなんてどうでもいいんです!」
佐天「私は―――今動けなきゃ、意味ないんです!」
左天≪―――そぉかい≫
左天≪だったら頑張んな―――今回ばかりは、手助けしてやる≫
佐天「え?手助けって――――」
左天≪いいから早くしやがれ!≫
佐天「はいっ!」
一方通行「ハ―――ハハ――――
きた。きたぜ。
さよならだ。三下」
一方通行「ハ、ハハ、ハハハハハハハハハ!やっぱり俺って最強ォだよなァ!!!!!!!
この力があれば!レベル6なンてもンいらねェ!!!!!世界を!!!手に入れたようなもンだからなァ!!!!!
ヒャハアハハハハアキアカハッサウffdバギウh;wrj:kbgs」
一方通行「―――――――――――死ね」
御坂「う……うわあああああああああああああああ!!!!!」ビリビリ
御坂「(少しでもいい!少しでも!あのプラズマを――――!!!)」
一方通行「うぜぇよ格下」キュンッ
御坂「づ――――う、ううううううううう!」
一方通行「お前はそこで黙って見ときゃいいンだよ。せいぜい絶望しな」
一方通行「さァてお待ちかね――――今度こそ、消えやがれ」
佐天「やれやれ―――なんとか間に合ったね」
一方通行「あァ?前に出てきてなンだテメェ」
一方通行「そォかそォか、一緒に死にてェか」
一方通行「なら死ね。さっさと死ね。息をする間もなく死ね。苦しむ暇なく―――――死ねェ!!!!!!!!!!」
カッ
一方通行「―――――――ハァ?」
佐天「いやぁー、地面みたいな広くて特定しにくいモノから熱を吸収するって、凄く難しいんだよね」
佐天「左天さんが助けてくれたからなんとかなったけど――――」
佐天「御坂さんが時間かせいでくれなかったら、間に合わなかったかな」
佐天「ありがとね、御坂さん」
一方通行「――――どォいうことだよ」
一方通行「ハ、ハハ―――ワケわかンねェ。なンで。直撃だったろォが」
一方通行「なンで!なンでなンでなンで!!!!テメェは消えてねェんだよォォォオオオオオオオ!!!!!!」
ザッ............
佐天「!」
御坂「あ―――」
一方通行「――――ははは」
上条「――――――――」
一方通行「ハ、なンだ、畜生、なンだよお前ら、なンで立ち上がるンだよ、くそ、なンだ、なンで、あァ、」
一方通行「―――――ァァァァアアアアア!!!!!死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね!!!!!!
来ンじゃねェよ!死ンじまえよ!俺の邪魔すンじゃねェよ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
一方通行「俺は――――こんなとこで負けるわけにいかねェんだよォォォォオオオオオ!!!!!!!!!!」ゴウッ
上条「―――お前の事情は知らない」
上条「だがな」
上条「他人の命を奪って手に入れるモノなんて――――俺がブチ壊してやる」
上条「――――――歯ァ食いしばれ最強」
上条「俺の最弱は、ちっとばっか響くぞ――――!!!」
あれ、肉体強化関係なくね?
こうして私たちの長い夜は終わった。
その後、御坂さんの手配で私たちは病院に運び込まれた。
そして―――――
第四部 完
よし、一応一方さん終わり。つか駄目だ、会話だけで間を考えさせるのは難しい。
やっぱ会話だけはギャクとかそういうやつのが向いてる気がするするまあいいさ。
しかしまあ、やりたいとこまで終わった感じがあるなぁ。
>>373肉体強化っつうか、まあ熱入れて無理やり動かした感じかな。
これで氷結覚えて戦闘力相当上がったな
そういや一方通行に凍結って効くんだろうか
熱吸収のベクトルも弄られるかな
乙
別に地の文入れてもいいんじゃね
>>379おいおい書くかもしれんが、たぶん佐天さん単体ではまだ地面凍らせたりストリームディストーション使えない
一応、人の体とかそこら辺のものなら凍結させられるけど
>>380たぶん効かないんじゃないかなと思うけどな。一方さんマジチート
>>381いきなり地の文いれたらなえるかなー、と。それにそこまでの文才は無い品。
ちょっと雑談入って気分害する人もいるかもしれんな、すまん。
そういや、何も説明してないのに佐天さんが一方さんの攻撃避けてたのを「左天さんおおかげじゃね?」って
書いてた人いたけど正解。まあわかるよなぁ。正解もクソもないぜ!
あす残ってたりしたら幕間書いて次はお楽しみ天使堕とし編だぜヒャッハー
ちなみに佐天さんの能力と初春の能力を、アニメを元に俺設定したからそれもおいおい
保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 40分以内
02:00-04:00 90分以内
04:00-09:00 180分以内
09:00-16:00 80分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内
保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 60分以内
02:00-04:00 120分以内
04:00-09:00 210分以内
09:00-16:00 120分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内
恋のフラグメントは自分で勉強するもんだ
左天さん
佐天x御坂妹
だなきっと
――――8月22日 病院
佐天「―――――――――ん」
佐天「ここ……病院、かな……―――――痛っ!?」
佐天「痛い!いたたたたたたたたた何これ体無茶苦茶痛い!!!!」
佐天「はぁ……はぁ……ぜ、全身が筋肉痛になったみたいだよぅ」
左天≪だから言っただろ、どうなってもしらんぞ、ってな≫
佐天「そりゃまあそうですけど、あの時はああするしか……あれ?まだ起きてたんですか?」
左天≪一度眠ったがな。少し前に起きた≫
佐天「最近起きてこないと思ったらこんな短期間で二度も……どうなってるんですかね?」
左天≪知らねぇよんなこと≫
佐天「む……なんか冷たくないですか?」
左天≪あぁ?そんなつもりはないがなぁ。基本がこうだぜ?≫
佐天「そうですかー?……あ、そうだ」
佐天「戦ってる時、体がほとんど反射的に動いたんですけど……やっぱりあれって、左天さんのおかげなんですか?」
左天≪どういうこった≫
佐天「んー、いや、だって私、ただの中学生じゃないですか。なのにあんな派手な戦闘普通こなせないですもん。
だけどなんだかどう動けばいいのかわかったのは、やっぱり左天さんの経験とかが流れ込んできてるのかなぁと思って」
左天≪そりゃ俺にはなんとも言えねえが……そう思うんならそうなんじゃねぇか?それ以外に心当たりがないってんならよ≫
佐天「そっかー……」
ガラッ
佐天「あ、妹さん」
ミサカ「おはようございます、とミサカはまさか起きているとは思っておらず不覚をとりながらも華麗に挨拶をします」
佐天「体は大丈夫―――って、松葉づえついてる!大丈夫じゃないじゃん!」
ミサカ「いえ、単純骨折でしたから、すぐにくっつきますよ、とミサカは答えます」
ミサカ「それに、あなたほどではありません、とミサカは人の心配ばかりするあなたに少々呆れます」
ミサカ「両腕にヒビ、全身の筋肉の裂傷、各関節の損傷―――どう考えても大けがです、とミサカはあなたの状態を述べます」
佐天「なにそれこわい」
ミサカ「けれど命に別状はありません。この病院の科学力をもってすれば、3日ほどで回復するでしょう、とミサカは安心させます」
佐天「そっか」
佐天「――――実験、どうなったの?」
ミサカ「――――凍結、という形になりました。とミサカは答えます」
佐天「凍結……」
ミサカ「とは言っても、「樹形図の設計者」が無い今、無期限延期ともとれます、とミサカは答えますが」
佐天「それって、一応中止になった、ってことでいいのかなえ」
ミサカ「その認識であながち間違いではないでしょう、とミサカは答えます」
佐天「そっかぁ……よかったぁ」
佐天「よかった……本当によかったよぅ……」ポロポロ
ミサカ「……」
佐天「―――うぅ・・・」ぐすぐす
ミサカ「―――」
佐天「――ふぅ……じゃあさ、妹さん……私が退院したらさ、また一緒に遊びにいこうよ。
今度は実験とか、そんなこと考えずに――――」
ミサカ「残念ですがその申し出を受けることはできません、とミサカは首を横に振ります」
佐天「え」
ミサカ「―――ミサカの体はクローンの中でも、急激に成長させたため、輪をかけて短命なのです、とミサカは自身を説明します」
ミサカ「しかしこれから研究所でメンテナンスを受け―――ある程度、寿命を回復させます」
ミサカ「そのため、少しの間あなたと会うことはできなくなります」
佐天「あ……そう、なんだ」
ミサカ「――――ですから」
ミサカ「メンテナンスが終わったら――――あなたに、連絡してもよろしいですか、とミサカは確認をとります」
佐天「――――うん」
ミサカ「今度は、ミサカの方から、その、友達を、遊びに誘いたいと思って、えっと、ミサカは、」
佐天「うん!楽しみに待ってるからね!早くメンテナンスなんて終わらせて電話してきてよー!」
ミサカ「―――はい、とミサカは、何故か涙を、流しそうで」
―――――――――。
ミサカ「それでは、また。とミサカは病室を後にします」パタン
佐天「――――」
左天≪……よかったじゃねぇか≫
佐天「うぉわぁ!?左天さんまだ起きてたんですか!?」
佐天「うあー!なんか恥ずかしい!すごく恥ずかしい!もがきたいけど体が痛い!悔しい!うー!!!」
左天≪しょうがねぇだろ目つむってても声だけは入ってくるんだからよ……≫
左天≪それより……救えたじゃねぇか、救いたいもんがよ≫
佐天「―――まあ、私だけじゃどうにもならなかったんですけどね」
佐天「左天さんがいて、上条さんがいて、妹さん達がいて、御坂さんがいて……結局、私一人じゃ何も出来なかった」
佐天「まだ―――まだ駄目なんです。こんなのじゃ―――」
左天≪―――止めはしないがな。だが世の中結果が全てだぜ?下らねぇ自尊心なんか犬にでもやっときゃいいんだよ≫
佐天「……」
左天≪……さて。そろそろ俺は寝る時間みてぇだな。次にいつ会えるかわからねぇが―――熱吸収、練習しとけよ≫
左天≪お前が本当に一人でなんとかしようと思ってんなら―――誰よりも強くならねぇと、死ぬだけだ≫
左天≪じゃあな≫
佐天「…………わかって、ますよ」
――――。
佐天「……ん。寝ちゃってたか」
初春「さーてーんーさーんー……」
佐天「うわっ!?初春どうしたの!?」
初春「どうしたのじゃないですよ!!御坂さんから連絡あって、それで・……何してたんですか!心配しましたよ!もう!もう!」
佐天「痛い!やめて初春体すっごく痛いから叩かないで!」
初春「知りません!何してたか言ってくれたらやめます!」
御坂「それについては私から話すわよ、初春さん」
猿くらった……久々だぜ。やっぱ人が少ないときするもんじゃないな
丁度用事もあるし、また夜にすっかな
何度も言うが落ちたら制作いくからさ。いいんだ別に
やっぱ猿除けすべきだったか…
支援
ごめんなさいごめんなさい、昨日はありえんくらいバイト忙しくて書けなかったんだ。
今から書く。マジごめん。
御坂「かくかくしかじか」
初春「まるまるうめぇうめぇ」
佐天「えー」
御坂さんの説明は半分くらいが嘘だった。
上条さんと一方通行が戦っている最中に乱入した御坂さんの放った電撃が反射されてきたのを私がとっさに御坂さんをかばって食らってしまった、というものだった。
御坂「何しろ全力でうっちゃったから……ごめんね?本当にごめんね佐天さん」
佐天「はぁ……まあ、いいスけど」
初春「だから体中が怪我だらけになったんですね……もう!御坂さんの電撃を浴びるなんて馬鹿ですかこの馬鹿佐天ちゃん!」
佐天「えー」
御坂「まあ、私の電撃をあびても生きていられたんだから凄く運がいいのよ?」
佐天「(なんでこんなボロクソに言われてるんだろう)」
初春「それじゃあ、私風紀委員の仕事あるので行きますけど……ちゃんと安静にしててくださいね」
佐天「わかってるよん。まあこの体じゃ全然動けないんだけどねー」
御坂「佐天さんのことは私にまかせて頂戴ね」
初春「ではではー」パタン
御坂「……行ったわね」
佐天「……あの、みさk」
御坂「ごめんねあんな嘘ついて。けど、ちょっと気になることがあったから」
佐天「気になること?」
御坂「佐天さんの能力のことよ」
佐天「……あちゃー」
御坂「あちゃー?……やっぱり、何か秘密にしてたのね?」
佐天「んー……まだ皆には教えたくなかったんですけどねー。しょうがないです」
佐天「あの時御坂さんをビンタしちゃったこともありますし……話しますけど、皆には内緒にしといてくださいね?」
佐天「∠⊥鹿々」
御坂「??馬々……」
御坂「にわかには信じ難い話だけど……」
佐天「けど無能力者佐天ちゃんがいきなりそんな能力開花させる方が信じられないじゃないですか」
御坂「まぁ……あ」
佐天「気にしてないんでいいですよん(能力の片りんもあるみたいだしね)」
御坂「けど……熱吸収、その熱を使っての攻撃、身体強化、熱耐性、熱感知。
すごいわね。それに私たちの能力みたいな演算も必要としないなんて……」
御坂「(そういえば聞いたことあるな……私達とは異なる在り方の異能の力を持った人間を「原石」って呼ぶって。
そうなると佐天さんの能力もそれに――――だとすると)」
御坂「ねぇ佐天さん、その能力のこと知ってるのって誰か他にいる?」
佐天「他に、ですか?んー……上条さんくらいですかね」
佐天「(本当はステイルさんも知ってるけど、それはふせとこう)」
御坂「そう(なんでアイツが知ってるんだろ……)。
それ、あんまり他人に教えないほうがいいと思う」
佐天「え?」
御坂「だってそんな珍しい能力、大々的にバレたら研究者達のかっこうのエジキじゃない」
佐天「あー……そですね。捕まっていろいろされちゃうのは嫌ですね……」
御坂「あんな実験してたくらいなんだから、正直どんなことされるか想像できないわよ……」
佐天「……実験、か」
佐天「御坂さんは聞きました?実験は凍結になったって」
御坂「……ええ。妹からね」
御坂「そうだ……本当にありがとう、佐天さん」ペコリ
佐天「うぇ!?いきなりどうしたんですか御坂さんらしくない!」
御坂「……お礼を言うのが私らしくないですって?そんなこと言うのはこの口か!この口か!」
佐天「いひゃい!ひゃめてくらはいほめんなはい!」
御坂「……だってさ、結局私じゃ止められなかったもん」
御坂「アイツがいて、佐天さんがいて……ようやく止められたの」
御坂「だから、本当にありがとう」
佐天「あははは、いいんですよそんなの」
佐天「友達を助けるのは当然です!それに、御坂さんも幻想御手の時助けてくれたじゃないですか」
佐天「だから、もし御坂さんが私に何か感じてるのならこれで貸し借りなしってことで!」
佐天「それに―――結局、助けてくれたのは上条さんですよ」
御坂「――――そう、かな」
砂糖「そうですよ。そういえば上条さんとこは行ったんですか?」
御坂「う……まだ、だけど」
佐天「なら早く行かないと。正義の味方はあの人なんですから」
御坂「じゃあ、ゆっくり休んでね、佐天さん」
御坂「何か欲しいものあったら電話して?買ってくるからさ」パタン
佐天「はーい……ふぅ」
佐天「―――ま、能力ばれちゃったのはしょうがないか」
佐天「さて……ゆっくり休もう」
こうして無能力者達と超能力者達の戦いは終わった。
しかしこの時佐天涙子は気づいていなかったのだ。
次に自分が巻き込まれる、不思議な出来事に―――
幕間 完
どうでもいいが次は天使堕とし編か。ほんのちょっと時間くれ
次は好き嫌い凄く分かれると思う。まあこのssここまで読んでくれてる人なら問題ないと思うけどさ
乙
次は製作移るのか?
>>547
このスレがつぶれるまではこっちでやる。さすがに三回もvipに同じ内容の立てるとうざがられるだろうから、次のスレからは制作へ書こうと思う。
まあ自己満足だし、制作ならのんびり出来るし、いいかなぁ、と思ってる。
さて、そんじゃ書くかしらね
―――8月27日 夜
佐天「あーぁぁぁ……っと。もうあと三日で夏休みも終わりかー」
8月25日に私は退院した。
ちなみにあの23日には体はほとんど動くようになっていた。学園都市の医療技術の凄さを思い知る。
体が動くようになったので、病院の売店でお菓子買って上条さんのお見舞いがてら遊びに行った。
その時あの一方通行がどうだとか「佐天さんは無茶しすぎだ」「女の子なんだから」と言われたが、
上条さんの方がよっぽど無茶してると思う。私より重症だしね。
話をしているときにお医者さんが来たので、あの日私たちと一緒に病院に運ばれてきた人は
どうなったのか聞いたら、その日の朝に退院していったそうだ。
なんでも、殴られて殴られて意識が飛んだだけだから、そんなに大けがではないらしい。
それより私の怪我(全身の筋肉や関節への負担)を不思議がられたが、事情があるなら、と
詳しくは聞かれなかった。ありがたい。
そして退院してからは普通にいつも通りに初春達と遊び、能力の練習をして、
熱の勉強をして――――そして、今に至る。
左天≪よぉ涙子。精が出るな≫
佐天「まー今のままじゃこの前みたく熱切れでどうしようもありません、ってなりますからね。
空気中や地面みたいなところからでも熱吸収できるようにならないと」
佐天「けどやっぱり難しいです……なんかコツとか無いですか?」
左天≪コツってもな……俺もひたすらに鍛錬積んできた能力だからな。学園都市の能力みたいに演算とやらをしてもしょうがないからな≫
左天≪だがな、誇っていいんだぜ?以前俺の能力を覚えた奴がいたが、そいつは最初は熱吸収すら使えなかったんだからな≫
左天≪それに比べりゃお前はセンスがあるんだよ≫
佐天「そっかなぁ」
左天≪ま、この能力はじゃじゃ馬だからな……気長にやんな≫
佐天「はーい(しかしじゃじゃ馬とは死語な)」
左天≪聞こえてるぞ≫
佐天「oh...」
>>550
書き貯めて一気に投下してすぐ落とすってやればいいんでないかい?
最近そうやってパート化?してる人見かけるから
多い人だと3スレ目とか4スレ目とか行ってるし
本人が製作行くつもりなら無理にとは言わないけど
佐天「んっ……そろそろ寝よっかな」
佐天「そういえば最近一日一回くらい起きてきますよね。どうしたんですか?」
左天≪さぁな。こればっかりは俺にもよくわからん……っと、こっちもそろそろみてぇだな≫
佐天「ん、じゃあおやすみなさーい」
左天≪ああ、しっかり寝ろよ。じゃあな≫
佐天「……むぅ。おやすみ、くらい言ってくれてもいいのになぁ」
>>555
ああ、それもいいかもな。てかそっちのが見る人にとってはいいかも。
だらだらしないし。俺も気分いいし。提案ありがとう。
―――8月28日 朝
佐天「―――――……ん」
佐天「(あれ……なんだろこれ……なんか硬いのがある)」
佐天「(あ……でもなんかあったかい……それにちょうどいい太さだ)」ギュッ
佐天「んんー……」すりすり
俺は左天。名前は捨てた。拾い直す気もない。
厄介な敵により学園都市とか言う別世界に転移され……その際にうけたダメージで瀕死になる。
それから色々あって佐天とかいう娘に能力をやったんだが・……俺の意識までそいつの頭ん中に残っちまった。
どういう理屈かわからんが、ミッシングリンクの能力を一度も成功しなかった「継承」によって移したのだから、色々あるのだろう。どうでもいい。
そして普段はその娘の意識の底で沈んでいるがたまに浮上し話をしていた。
そんなどうにもこうにもよくわからん状態の俺だったが――――
左天「……どうしてこうなった」
今、腕に佐天涙子が抱きついている。
佐天「ん……ふぅ……」
左天「……」
左天「……いや、ガキの趣味はねぇが」
そうだ。俺には別にガキを愛でる趣味はねぇ。あの神父はそうみたいだったが。
しかし。しかしだ。
ガキにしては発育のいい身体だったり衣服の生地の薄さだったり密着されたりすると、色々意識せざるを得ない部分もある。
左天「……あ?」
腕に抱きついている―――まあ、足も絡めてあらあらまあまあな状態ではあるが。
だからこそ気付いたが――――俺の腕に何もついていない。
左天「(……コイツに能力やったせいか?いや、だが……この感じ、俺の中に能力はある)」
左天「(どういうことかはわからんが……まあ、どうでもいいことか)」
そうだ。こんなこと、俺が今こうしてここに居るということに比べればどうでもいいことだ。
俺は確かに死んだ。しかし、今身体を持ち感覚があることは確かなことだ。
左天「(何が起きてるのか……)」
佐天「ふっ……んん……」ゴソゴソ
左天「……」
左天「(そういやまともにコイツの顔みたことなかったが……可愛い顔してんな)」
左天「(……悔むことは無いが。だが、しかし、)」
左天「(能力なんざ無けりゃ―――いちいち戦いの中に行くこともなかっただろうのによ)」
左天「(こんな普通のガキなんだ―――普通に、ふつうの生活を送ったほうが幸せだったろうな)」
左天「……ま、いいだがな。今更だ」
佐天「(んぁー……これなんだろ、ほんと気持ちいい……)」
佐天「ん……ふぅ……(すっごく落ち着く……このまま二度寝しちゃいたいなー)」
佐天「ふっ……んん……(う……なんか足ではさむと 変な気分になって……)」
佐天「……んん?(あれ……でも、けど、あれ?なんだろうこれ……)」
佐天「………………・・…・・…・・・」
左天「……よぉ、お目覚めかい」
佐天「きゃあああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
左天「うぉう……いきなりだな、びっくりさせんなよ……」
佐天「は?え?はぁ!???!!?」
左天「オーケー、少し落ち着け、な?」
佐天「うぇえええええええええ!?!?!?!?!!」
左天「ほら、時計見てみろ。まだ7時だ。近所迷惑だろ?」
佐天「ふぁあああああああああ!!!」
ドタドタ バタン
左天「……俺、悪くないよね?」
佐天「(うええええええええ!!?!?!?!
どういうことどういうことどういうこと!落ち着け佐天涙子どういうことなの!
よしこういう時は偶数を数えよう、2、4、8、16、32、64、128、256、512……これ違う!)」
佐天「(―――――よし、落ち着いてきた。時間の経過ってすばらしい。時は金なり光陰矢のごとし少年老い易く学成り難し)」
佐天「(あれは左天さんだ。あのすごい筋肉とでっかい身体と包帯顔は左天さんだ。間違いない。
問題はなんで一緒に寝てたと言うことで――――)」
佐天「(……待て。待って待ってちょっと待って。
ねえじゃああの時抱きついてたのって……)」
佐天「うわあああああああああああ///////////////////////」ジタバタジタバタ
左天「おーい、大丈夫か?」
佐天「あひゃいっ!?」
佐天「(どうしよう……恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい)」
佐天「(うわ……私パジャマで……ひぅ、ボタンちょっと外れてる
だって昨夜は熱くて眠りづらかったもん……)」
佐天「(うううううう……どうしよねえどうしよぅ……)」
左天「おーい……俺としちゃ一体何が起きてるか話し合いたいんだが」
佐天「(というかなんで左天さんはそんなに普通なのさ!そんなに私に魅力ないですかそうですかううううううう・……)」
左天「……ったく。しょうがねぇ、このまま話進めるぞ」
左天「とりあえず、だ。目覚ましたらなんか知らんが身体があった。こりゃどうにも幻とかそんなんじゃ無いみてぇだな」
左天「意識はあるし感覚もあったし」
佐天「(感覚って何さ!感覚って何さ!私のですか?あれ?でもそれってちょっと嬉しい?
いや恥ずかしいです!もうやだよぅ・……///////)」
左天「で、だ。一番重要なことだが……お前、能力使えるか?」
佐天「(あぅぅぅぅこっから出ていけない顔合わせたらどうしたら……え?能力?)」
左天「俺はさっき試してみたが使えた……かなり出力落ちてるがな」
佐天「(そっか……能力と一緒に左天さんも来たんだから、左天さんが今私の中にいないとしたら……)」
左天「おい、聞いてるか?大丈夫か?」
佐天「ふっ、ふぁいっ!?らいじょうぶでふ!!」
左天「……全然大丈夫じゃなさそうだが」
佐天「い、いえ、大丈夫です、はい・……濃緑ですね」
佐天「―――――ん、一応使えます。ちょっと上手くいきませんけど」
左天「そうか……あ、おい、腕輪出るか?金属のアレだが」
佐天「……なぜか、右腕にだけ出てます」
左天「ちなみに俺は左腕に出たが……あの金属は能力で出たりひっこんだりするもんじゃないんだがな……」
左天「……駄目だな、何がどうなってるかさっぱりだ」
左天「学園都市ってのはこういうことがよくあるのか?」
佐天「あるわけないじゃないですか……私も戸惑ってるんですから……」
左天「……しかたねぇ。今んとこ害は無さそうだし、この問題が保留にしとくか」
左天「さて、次の問題だが……そろそろ出てきたらどうだ?」
佐天「!」ビクーン
佐天「う……でも、その……///」
左天「……ガキの身体には興味ねえって、随分前に言っただろが」
佐天「む……なんですかそれ」
左天「名前を捨てた頃から走り続けてきたんだ……女にカマかけてる暇ァ無かったんだよ」
佐天「だから私には興味ないです、か?ふーんへーえ……」
左天「……(はぁ。やれやれ、だな。ガキのくせにマセやがって)」
左天「わかったよ、正直に言うさ。少しは欲情したさ。俺だって男だ」
佐天「よ、欲情って……そんな……///」テレテレ
左天「(めんどくせぇ……)」
左天「だからって、何もしねぇよ、だから出てこい、な?」
佐天「……でも、髪とか跳ねてるし……」
左天「(めんどくせぇー!)わかった!俺はベランダにいてやるから支度しろ。な?」
佐天「……見ないでくださいよ?」
>>1
エロはありの方向ですかー?
そんなこんなで身なりを整えた佐天さんですが。
佐天「ど、どうも……」
左天「あぁ……なんでそんな改まってんだ?」
佐天「いや、だって……こうして正面に座って話すのって初めてだし」
左天「そういやそうか」
佐天「というか、今更ですけどすごい格好ですね……今は夏だから丁度いいんでしょうけど」
左天「あっちじゃロクに物資も入らなかったからな……全員きわどい格好してたぜ?
今思うと変態の集まりだな」
佐天「(どういうことなの……)」
>>593俺がエロ書けないのは前スレで証明済みのはずだぜ……童貞なめんな
つーか天使堕し編こっからどういちゃいちゃさせるか間違えたどう話をもってくか思いつかんから寝る。
何度も言うが落ちたら制作(ryだから保守してくれるのはありがたいが無理しないでくれ
左天「ま、それはともかく、だ」
左天「不可解な現象に原因は不明、打つ手無しの八方塞がりなこの現状」
左天「こういう時は何をすればいいのか決まってるわけだが……わかるか?」
佐天「え?えっと、やっぱり外に出て情報収集とか……?」
左天「ぶっぶー。残念外れ。駄目だぜ?せっかくこんな平和な世界に生きていられんだからよ、
そんなめんどくさい思考はやめちまいな」
佐天「ええー」
左天「答えは『今を楽しむ』だ。どうせどうしようもない、今んとこ害があるようにも
見えねぇ。せっかく久々に戻った身体だ、せいぜい楽しませてもらうとするさ」
左天「さて、そういうわけだ。頼むぞ涙子」
佐天「私!?頼むって何を……はっ!まさか」
左天「飯だよ、朝飯。こっちの食いもんってのがどんなもんか気になるからな」
佐天「……さうですか」
佐天「と言っても特別何かあるわけでもありませんでしたから……こんなもので」
左天「いや、旨そうだ。なんだ、将来良い嫁さんになるな」
佐天「……まぁ、いいですけどね」
佐天「それじゃさっさと食べちゃってくださいね」
左天「あいごっそさん」
佐天「お粗末サマでした」
左天「しかし……何をするか悩むところだな」
佐天「あぁー……あっちにいた時は常日頃戦いばっかみたいだったですからね」
左天「そういうこった。平和な暇な、そんな時間なんてもう思い出せん。
どうすっかね……」
佐天「私もこんな状況じゃ能力の練習も何もないしなぁ……」
佐天「(外に連れてくにもこんな恰好じゃ目立つし目立つし……うーん)」
さっき制作の他スレに誤爆した。しにてえ
左天「よし、外行ってみるか」
佐天「って危惧した瞬間!?そんな格好じゃ目立ちます!駄目ですよ!」
左天「あー?じゃあ……よし、これでいいだろ」
佐天「上着脱いでタオル首にかけただけじゃないですか!」
左天「変装左天・モード『工事現場のおっさん』。どうだ?」
佐天「その顔の包帯をどうにかしてから言ってください……」
左天「そんなわけで公園まで来たが」
左天「なんでお前も一緒なんだ」
佐天「いや、だって左天さん道知らないじゃないですか。迷子になって帰ってこれなくなっても
知りませんよ?」
左天「んな心配するな……しかしよ」
佐天「はい?」
左天「ここの街の大人ってのは……仕事着を着たまま遊具で笑顔ふりまきながら遊ぶような人間なのか?」
佐天「……はい?」
左天「ん」ついっ
佐天「ん?」ふいっ
佐天「oh...」
佐天「本当だ……スーツ来た中年のおやじさんがブランコで遊んでる……しかも笑顔いっぱいで」
左天「あとあれ」ついっ
佐天「……腰のまがったおばあちゃんがセミとりをしてる」
佐天「常盤台の制服来た子がタバコすってる!」
佐天「幼女が缶コーヒーをまとめ買いしてる!?」
左天「ブラックスポットもたいがいだったが……ここも中々じゃねえか」
佐天「いや、これは何かおかしいですよ絶対!」
佐天「このあまりにおかしな超展開……」
佐天「……魔術?」
※佐天さんは直感とか凄いらしいです。wikiによると
左天「魔術?なんだそりゃ」
佐天「あー、そういや左天さんにはまだ説明してませんでしたね」
佐天「かくかくしかじかっ」
左天「まるうま。んなもんもあるのか」
佐天「とりあえず上条さんに電話してみよう……」
pllllllpllllllll
上条『さっ、佐天さんか!?』
佐天「上条さんっ」
上条『よかった!佐天さんは佐天さんだ!』
佐天「……やっぱり、何か起きてるんですよねこれって?」
上条『何か?わからん!けど今はかなりやばい!後でまたかけ直す!』ピッ
佐天「え……きれちゃった」
やべぇねむてぇ話おもいつかねえちょっと待ってくれ……
セロリさんよろしく缶コーヒーブラック一気に買ってきてよかった。薬局安い。
そうだ……ここvipじゃねぇか
どうせ天使堕し編は真面目にするつもりはないんだ、無理が無い程度でどんな展開がいいか言ってくれ。頼む
>>666
左天さん達が上条さんと合流するかどうか聞きたい
>>668
それは無いかな。外出られないもの
左天「収穫なしか」
佐天「そうですね……そだ、初春に電話してみよ」
plllllllpllllllllll
初春『あいもしもし佐天さん?一体なn』
佐天「……」
左天「おい、どうした?」
左天「なんか、アロハシャツとサングラスが似合うお兄ちゃんみたいな声がした……』
佐天「いっ、いやいや!次は白井さんに……」
pllllllplllllllll
白井『どうしたんですの佐天さん朝k』
佐天「……」
左天「おい、どうした?」
佐天「……なんか、精神の弱い錬金術師みたいな声がした」
左天「なんだそりゃ」
御坂「ん?あれって……」
御坂「おーい、佐天さーん」ふりふり
佐天「え……きゃああああああああああああ!!!!」
御坂「えっ」
御坂「……行っちゃった。なんか嫌われるようなことしたかな私」ぐすん
佐天「はぁ……はあ……びっくりした……」
左天「俺はいきなり走りだしたお前に驚いたがな」
佐天「だって……第一位・一方通行が笑顔で手をふりながらこっちに来るんですよ!?怖いに決まってるじゃないですか!」
佐天「もう……何起こってるんだろ……」
アロハシャツとサングラスが似合うお兄ちゃんみたいな人は
術の範囲外にいて助かったんじゃなかったっけ?
plllllllplllllllll
佐天「ひっ!?」
佐天「も……もしもし」
上条『ああ、佐天さんか』
佐天「かっ、上条さぁぁぁああああんんっ!なんだかすごくほっとしました!うぅぅぅ」
上条『?よくわかんないけど、今起きてることはわかったぞ』
佐天「本当ですかっ!?」
上条『ああ。ごにょごーにょごーにょごーにょ』
エンゼルフォール
佐天「ふむふーむふーむふーむ……天使堕し、と」
佐天「あれ……だったら、なんで上条さんは、っと、幻想殺しですか」
上条『まぁ、そうらしい。それより不思議なのは佐天さんがどうして影響受けてないのか、ってことだ』
佐天「あー、それは、たぶんですけど……」
>>681土御門さん自身が一一一に見えてるらしいから、土御門さん自身の外見はどっかとられたんじゃないかなぁ、と
上条『……なるほど?うーん、まあ、例外的な状況、ってことはわかった』
佐天「そうですね、正直私も何故だかさっぱりで」
上条『いや、実を言うとな、この術を発動したのが誰か、って話になって、影響を受けてない佐天さんをまっさき疑っちまったんだよ。ごめんな』
佐天「しょうがないですから別にいいですよそんなの」
上条『そっか。じゃあ、このことはこっちで処理しとくからさ』
佐天「そですか。また何かわかったら連絡くださいね」
上条『ああ、それじゃ』
ヘタレ錬金術師が学園都市最強の白モヤシにベタボレとか…
マジで誰得だよ
佐天「―――――、ということらしいです」
左天「なるほどな……つまり、あそこで玉遊びしてる赤ん坊も、実は普通の子供ってことか」
佐天「そういうことですね……」
佐天「けど天使なんてそんなの……信じにくいなあ」
左天「俺はキリストセカンドのクローンが上司にいたから割とすんなり納得できるところはあるがな」
>>686を見て気付いた。外見は変わるが服装は変わらない。
そして常盤台は常に制服。つまり……うわぁ
アウレオルス「お姉さまー!」
一方通行「ちょ、こら止めなさい!こんな道端でアンタは・・・!」
アウレオルス「ああん、今日も一段と激しいですわお姉さまっ♪」
一方通行「あああああうるさいわねぇ!……そういえば、佐天さンの様子がおかしかったのよ」
アウレオルス「佐天さんの……?そういえば私も、電話がかかってきたと思いましたらすぐ切られましたの」
一方通行「私なんて近づいたら逃げられた……どういうことなのよ」
そしてこれを本人の口調に直すと
アウレオルス「僥倖、こんな所でお姉さまと出会うとは」抱きっ
一方通行「テメェ止めろつッてンだろォが!こンな道端でよォ」
アウレオルス「当然、今日も一段と麗しいな、我がお姉さま」
一方通行「うるせェ……ッと、そういやァ今日佐天さンの様子が変だったンだがよォ」
アウレオルス「疑問、佐天さんの様子がおかしいか。成程、そういえば私の時もすぐに電話を切られた」
一方通行「俺なンざ近づいただけで逃げられたぞ……ッチ、どォいうこった」
マジで誰特。ねむてえ
土御門「おー、御二人さん今日もお熱いですにゃー」
アウレオルス「当然、お姉さまと私は常に赤い糸で結ばれている」
一方通行「何言ってンだテメェ……っと、そォいやテメェは佐天さンに何かあったか知ってンか?」
土御門「にゃー、わからんぜよ。俺もいきなり電話切られたしにゃー」
一方通行「いったいどォしたってンだァ・・・?(まさか、何かの事件に巻き込まれて・・・?)」
アウレオウス「解明、だいたいわかった。おそらく、欲求不満d」
一方通行「ンな理由で逃げますかァ?欲求不満はテメェの方だろォが!」
おかしい、セロリ編書いてたときは「やっほう次は左天さんと佐天さんできゃっきゃできる!」とか内心はしゃいでたのに
何故だ
佐天「今どっかで悪夢が展開された気がする」
左天「なんだいきなり」
佐天「いやはや……けど、どうしよ。こんな状況じゃ初春たちと普通に遊べないというか左天さんをどうしよう、って話だし」
左天「別に俺はほっといてくれりゃいいんだがなぁ」
佐天「えー。そんなこと言っても……こんな珍しい人、一人にしたらどうなるか」
佐天「不審者扱いされて警備員に捕まるかも」
ho
動
少し書きためてkら投下する
と思ったら電話で呼び出された……なんだよくそぅっ
保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 40分以内
02:00-04:00 90分以内
04:00-09:00 180分以内
09:00-16:00 80分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内
保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 60分以内
02:00-04:00 120分以内
04:00-09:00 210分以内
09:00-16:00 120分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内
(( ∩ ))
γ"⌒ヽ/〉_/〉 コロコロー
ι'ゞ‐u(=゚д゚)σ (((●
猫マナー猫マナー猫マナー猫マナー猫マナー猫マナー
猫マナー猫マナー猫マナー猫マナー猫マナー猫マナー
猫マナー猫マナー猫マナー猫マナー猫マナー猫マナー
●))) コロコロー
ーナマ猫ーナマ猫ーナマ猫ーナマ猫ーナマ猫ーナマ猫
ーナマ猫ーナマ猫ーナマ猫ーナマ猫ーナマ猫ーナマ猫
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コロコロー (((●
猫マナー猫マナー猫マナー猫マナー猫マナー猫マナー
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左天「そいつぁめんどくせぇな」
佐天「でしょー?……よし、今日はひきこもろう」
左天「俺としちゃこの街をもう少し見て回りたかったが……まあしかたねぇな」
佐天「それじゃ何かDVD借りてって家で見ましょうよ」」
左天「モニタを眺めるのは好きじゃねぇが……まあいいか」
―――――レンタル店
佐天「さってっと……何かりよっかなー」
佐天「左天さんは何か見たいのあります?」
左天「いや……つーか映画だのなんだのってがよくわからんからな」
左天「ブラックスポットにはこんな娯楽はなかったからよ」
佐天「……なるほどっ。じゃあ、そうですね……よし、それじゃ左天さんなんでもいいから選んできてください」
左天「そりゃ構わねぇが……」
佐天「なんでもいいんですよ、なんでも」
左天「しょうがねぇな……」
左天「つっても本当何が何やらさっぱり……アオリ見て決めるしかねぇか」
左天「『夢の希望の青だぬきが送る――――』興味ねぇな。
『遥かなる蒼、ついに――――』興味ねぇな。
『全く、夢もキボーも――――』興味ねぇな。
なかなかいいの見つからねぇ―――ん?」
左天「『生きているのなら神様だって殺してみせる――――』ほぉ。なかなか洒落た殺し文句じゃねぇか。
……シリーズものか」
佐天「あ、戻ってきた」
佐天「いっぱい持ってますね、シリーズ物ですか?」
左天「ああ、そうみてぇだな。これだ」
佐天「あ、これってちょっと前に話題になったアニメですね。左天さんって以外とこういうの好きなんだ」
左天「あー、中身わかんねぇからアオリ見て決めただけだ」
佐天「アオリ?……oh(このあふれ出る何か……何だろう、すごく、何だろう……)」
左天「なかなか洒落てるよな。『闇を視ろ。そして己が名を思い出せ―――』とかよ。いい言い回しだ」
佐天「そ、そうですね……」
――――昼前。佐天宅。
佐天「さーて、それじゃ見ますかー」
佐天「そういや左天さんさっき『モニタを眺めるのは』って言ってましたけど、あっちでも何か見てたんですか?」
左天「俺は一応四天王とかやってたからな。監視もかねて基本モニタとにらめっこさ。
まぁやることもなかったからな」
佐天「それは……毎日がいろんな意味で大変そうですね」
左天「ま、それが仕事ってもんだ。さ、んなことより見ようぜ」
佐天「そですねー、っと」
―――劇場版 空○境界
―――第一幕 終了。
ホントーハーソラヲトベルートーシッテーイタカラー
佐天「(内容がちょっと難しかった……んー、まぁ、面白かったかな?)」
佐天「どうでした?左天さん」
左天「ああ、面白かったぜ。向こうじゃ娯楽にさく時間も金もなかったからな。新鮮だった」
左天「しかし、○、だったか?主人公……それから○子。なかなか台詞回しがかっこよかったな」
左天「アクションシーンのBGMもな。あぁ、アオリで決めたが、こいつはあたりみたいだな」
佐天「そ、そうですか。それはよかったです」
左天「ああ。さ、早く次をみようぜ」
―――第二幕 終了。
アタータカーナカゼノナーカデー
佐天「(よくわかんなかったけど、主人公……えっと、コク○ー?が一途すぎてストーカーになってたことはわかった)」
佐天「うーん、これ原作あるらしいですけど、そっち読んでないとわかりにくいかもですね」
左天「そうか?俺は楽しめたがな」
佐天「それにしても主人公の男の人、やっぱり殺されると思ったら逃げるんですねー」
左天「まァそれが普通の反応だろうな。ある意味リアルに出来てるな」
佐天「お、そろそろお昼ですね。私ちょっと買い物行ってきます」
左天「ん?もうそんな時間か。俺もついてくさ」
佐天「いやいや左天さんはここにいてください。半裸の人がうろつくもんじゃありません」
左天「だが待ってても暇なんだよ」
佐天「だったら……はい、これ読んでてください。漫画です」
左天「『夢○いメリー』……?」
佐天「あっちの本棚にまだありますから、それ読んで待っててくださいね。あ、力入れすぎて破かないでくださいよ?」
左天「そこまで不器用じゃねぇよ」
佐天「さーて今日のお昼は何にしよっかなー、と」
佐天「うーん、左天さんもいるしなぁ……味より量?いやいや、安くておいしくてたくさん食べられる!それが一番!」
佐天「と、なると……パスタかなぁ。確か、この近くに業務用のが売ってるお店あったと思うけど」
佐天「あ、あったあった」
イラッシャーセー
佐天「さて……うわ、何これすごい安い」
佐天「うん、とりあえずこれを2袋と……ソースは売ってないかー。替わりにトマト缶と、ツナ缶と……あ、タカの爪も」
アリャーシター
佐天「よっし、これだけ飼えばいいよね」
佐天「……重たいな。よしっ……んっ」
佐天「看板から熱吸収っと。これで家までは持つよね」
>>711好きだからしょうがない、今月のメリーはなんかエロかった。表情がね。しかし投影魔術かと小一時間
佐天「ただいまー、っと」
左天「おぉ、御苦労よ、っと」
佐天「あ、ありがとうございます」
左天「やっぱり俺もいったほうがよかったんじゃねえか。重かったろ」
佐天「いやー、そこは能力でちょちょいと」
左天「半端にしかつかえねえんだからあんまり無理すんなよ。身体治ったばっかなんだからよ」
佐天「……へへっ。やさしいですね。何かいいことあったんですか?」
左天「女子供にゃやさしいのさ」
新刊はいつだろう支援
佐天「それじゃ作りますから……40分くらい待っててくださいね」
佐天「そういえば漫画、どうでした?」
左天「なかなかだったな。こういうのは向こうでも見たが、ここまで洗練されたもんじゃなかった」
>>774
今月12日。
つか猿くらいやがったwwwwなんだちくしょうwwww
佐天「トメィトゥ缶とーミンチとー玉ねぎでーミートソース!」
佐天「牛乳とーバターとー小麦粉でーホワイトソース!」
佐天「ツナ缶とーー塩胡椒とー醤油でー……和風ソース?」
佐天「さってさてさて、平麺と普通の麺を分けてー……」
左天「(ご機嫌だな……こいつぁ蟲の仕業か)」
そんなこんなで
佐天「できましたー。三酒類作りましたから好きなの好きなだけとって食べてくださいねー」
左天「おー。なんだ、あんな短時間でよく作れたな」
佐天「まー結構大雑把に作りましたからね。麺ゆでてる間にできますし。この部屋、なぜかキッチンだけはかなりいいですし」
佐天「やっぱコンロが4つあると違いますよねー」
佐天「それじゃご飯食べながらでも視ますか」
カチャ ヴーン
空の○界 第3幕 痛覚残留
ハッ ハッ ハハッ
佐天「ぶふぉぉっ!?」
左天「おいどうした、きたねぇぞ」
佐天「(えええええええええ何このアニメ!こんなの劇場でやったの!?)」
佐天「(これは気まずいっ……)」チラッ
左天「(ミートソースうめぇなぁ)」ズズー
佐天「(えええええ無反応?!というか食い入るように視てる!!)」※そんなことないです
パンッ パンッ
左天「」ズズー
佐天「……」
佐天「(うぅ、沈黙がつらい……)」
映画見てないんだがどういうシーンだwwwwwwww
佐天「(あ、やっと切り替わった……はぁ)」
佐天「(それにしても……やっぱり左天さん、見慣れてるのかなああいうの。周りきわどい格好の人ばっかって言ってたし)」
佐天「(大人の余裕なのかなぁ……)」
左天「(和風とかいうのうめぇ)」
>>787に誰か解説してやってくれ
――――第三幕 終了。
シズケーサーカラーウマーレテー
佐天「お、終わりましたね。どうでした?(最初のあれが衝撃的すぎて内容よくわかんなかった……)」
左天「よかったと思うぜ。台詞回しが特にな」
左天「しかし、あの敵さんが超能力とかつかってたが……同じようなもんなのか」
佐天「うぇ?……あー、あー、無能力者の私にはよくわかんないんですけど……言ってたことは合ってたと思いますよ?」
佐天「劇中で言ってた『チャンネル』ってのが、たぶん私達の言う『自分だけの現実』ってやつなんだと思います」
佐天「まぁ、だからこそ、よくわかんないんですけど」
左天「なるほどなぁ」
佐天「ただ、『視るだけ』で現実に干渉するだとか、そういうところはやっぱりアニメだなあ、と思いますけどねー。演算も無しとか」
左天「んなこと言ったらこの能力だってそうだろ」
佐天「あ、そういえば」
佐天「てことは世の中にはあんな能力もあるんですかね?だとしたら最強じゃん……」
左天「つっても、見られなきゃいいだけの話だろうがよ。そういう時は離れるより近くのほうが視界に入りにくいからな」
佐天「なるほど……って、そんな戦闘知識使いませんよっ」
――――第四幕 終了。
ガーラーンノーコノームネーニー
佐天「今気づいたんですが、これって時系列ばらばらなんですねぇ」
左天「みたいだな。しかし、魔術ねぇ?」
佐天「んー、それは私も思いましたけど……ルーンかぁ。ステイルさんとかも使ってたなあ。馬鹿にできない」
佐天「けど人一人を燃やすのってそんなに大変なんだ……ステイルさんって何気に凄い人なのかな?」
佐天「さて、そろそろ良い時間なので」
左天「?まだ三時すぎだが」
佐天「だからですよ……はいっ、三時のおやつ」
左天「……なぁ、これって」
佐天「べ、別に劇中で食べてたから食べたくなったとかそんなんじゃないですよ?」
左天「いや、別にそんな必死に否定するこたねぇと思うが」
佐天「私はそこまで子供じゃないですっ」ふんす
左天「……(墓穴ほってるって気付いてんのか?)」
――――第五幕 終了
左天「これは……」
左天「敵さんがかっこよすぎるな……負けた気分だ」
佐天「(えー……そして私は毎度毎度の如くよくわかんなかった)」
――――第六幕 終了
佐天「よくってよ、って……コンゴウさん思い出しちゃった」
左天「誰だそりゃ」
佐天「御坂さんと同級生の人で……まーいかにもお嬢様な感じの人ですよ」
佐天「けど言葉通りに現実を歪めるなんて……そんなの聞くとやっぱりアニメだなー、って思いますね」
左天「まぁなぁ。んなことできりゃ最強だからな」
アウレオルス「なんでしょう……身に覚えのない寒気がしましたの」
佐天「んっ……結構時間たっちゃいましたね。晩御飯の用意しないと」
左天「食わせてもらってばっかじゃ悪ぃな。なんか手伝うぜ」
佐天「いいですよ、好きでやってることですから(というか左天さんが来たら流石にキッチンが狭いです)」
佐天「ささっ、座っててくださいな」
そんなこんなでご飯が終わりました。
左天「ごちそうさん」
佐天「はいっ、お粗末さま」
佐天「それじゃちゃちゃっと片付けちゃいますね」
左天「なら俺はちょっくら散歩でも」
佐天「だから一人で外いっちゃだめですってば」
左天「しかしよく視な。今は8時だ。つまり」
佐天「……つまり?」
左天「よっぱらって上半身裸のおにいさんで通せる」
佐天「どんな理屈ですかそれ……」
佐天「……まあ、そんなに外でたいならいいですけど、すぐ帰ってきてくださいね?」
左天「ああ、わかってる。まだDVD一本残ってるからな」
―――――――。
左天「よ、っと」
佐天「おかえりなさい……ってなんですかその袋」
左天「ああ、ちょっと寄ったレンタルショップで目についてつい」
佐天「ええ?お金は?あとIDもないと借りれないんじゃ……」
左天「店員が親切でな……今回はいいんだとよ」
佐天「……ええー?」
店長「何?包帯だらけの筋肉マンに脅されたから貸しちまった?」
店員「すみませんすみません!」
さって明日8時に起きなきゃならんからそろそろ寝る。つーかだれてきたなくそぅ……今更だか需要あんのか?
このままほのぼの路線なわけないよな…?
待たせたなー!今日中にこのスレ潰そうか。予定も無いし。
>>838ほのぼのはどうやら苦手みたいだわ。つかss書くの苦手。
佐天「なんかひっかかる言い方ですけど……何借りてきたんですか?」
左天「その映画と同じ原作者のな」
佐天「『夜に潜む運命~無限の剣は働きます~』?」
左天「なんでいちいち和訳すんだよ」
佐天「まぁ、明日一緒に返してきたらいっかぁ……それじゃ最後のみちゃいましょうか」
――――第七幕 殺人考察(後) 終了
佐天「……」
左天「……」
佐天「結局、この映画はなんだったんだろう……」
左天「まぁ内容があるかどうかと言やぁ……異常者の人生を描いた、って認識でいいんじゃねぇのか」
佐天「娯楽ですしね……うん、で、どうでした?」
左天「まぁ悪くなかったさ。台詞回しがぐっときたな」
左天「さて、じゃあ次はこいつを―――」
佐天「まあ待ってくださいよ、もう10時ですし、先にお風呂はいりましょう」
左天「そうか?」
佐天「そっちのほうがいいですよ。見終わったらすぐ眠れますし。ということで先にはいってきてください」
左天「あ?お前が先行ってきたほうがいいだろ」
佐天「いやー、左天さんが入ってる間に左天さんの寝巻買ってきますんで」
左天「んな気つかうな、これでいいんだよ」
佐天「駄目ですっ!ちゃんと洗濯しないと。ささ、早くいってきてください」
――――――。
左天「あがったぞー……って、まだ帰ってきてねぇのか」
左天「まァ夏だからな。湯ざめもするめぇ」
――――――。
佐天「どもーおそくなりましたわあああああああああっ!?」バタンッ
佐天「なんで全裸待機中なんですかっ!?」
左天「着るもんねえからだよ。つかタオルは巻いてるだろうが」
左天「別に変わんねえと思うがなぁタオルもズボンも」
佐天「気持ちの意味で変わるんですよ!もー……はい、これ」
左天「ああ、悪ぃな……なんだこりゃ」
佐天「何って、さむえですけど。外人用のお土産みたいな感じでおいてあったんで、サイズ的にもいいかなって」
左天「まぁ着心地はいいが……なんで学園都市にんなもんがるんだ」
佐天「さあ……」
佐天「あと、10時のおやつです」ガサガサ
左天「太るぞぉっぷぁっ」
佐天「女の子にむかって太るとか言っちゃ駄目ですよ?」
左天「いてぇ……いきなり叩くなよ」
佐天「叩いたんじゃなくて叩いたんです」
左天「わからねぇ」
――――Fa○t/○ta○ n○○ht ○nl○l○mi○ed ○lad○ ○o○ks 開始
佐天「……」もそもそ
左天「……」うまうま
佐天「……なんというか、超展開ですね」
左天「理解できるが理解し辛いな」
しまった、>>854と>>855の間にこれが入る
佐天「それじゃ私お風呂はいってきますから、しばらくまっててください」
左天「ごゆっくりな」
―――――。
佐天「ねぇ左天さん、湯船入らなかったんですか?」
左天「俺が入ったら湯の半分があふれるだろうが」
佐天「変なとこで気をつかってくれる……まあいいけど」
左天「それよりはやく髪乾かしな。風邪ひくぞ」
佐天「はーい」
>>857続き
佐天「――――っと。はいっ、おまたせしましたー」
佐天「それじゃみましょうか」
左天「……ああ」
佐天「?どうかしましたか?」
左天「いや、別に」
左天「(風呂あがりの女の良い匂いにときめいたとか言えるかよ……あっちのやつらは全体的に血なまぐさかったからな)」
で、>>855の続きに戻る
---カワセ
?
タワケガ!カワセトイッタノダ!!
左天「たわけ、か……かっこいいじゃねえか」
佐天「……で、でも使いどころないですよね。『たわけ!かわせと言っている!」とか」
左天「まぁキャラじゃねぇしな」
――ウ、ア・・・
フフガンアバルワネ・・・ケドアスニハ
佐天「(な、なんでこういうちょっとえっちな場面はいるんだろ……)」
左天「(なんで服装着替えさせてんだ……あの蒼い服をビリビリにしたほうがいいだろうに)」
―――――――――
i am the bone of my sowrd...
テメェ・・・ナニモンダ
佐天「実際何物なんですかね、あのあかいの」
左天「案外ああいうやつはすぐ死ぬもんさ」
swordだろスペルwwwwwww
>>864なんか違和感あると思ったらそこかwwww「w」と「r」と位置だけ気にしてたわwwwwwこれがTOEIC200点台の実力wwww
シロウ、アナタノイキカタハヒドクイビツヨ・・・
ソンナコトナイサ
佐天「(何が歪なんだろ……)」
左天「(……)」
―――――――。
アハハハハ!オマエ、ボクノギルガメッシュミテブルッテンノ?
佐天「なにこのワカメうざい」
左天「ここまで小物だと逆に気持ちいいだろ」
あ、しまった、劇中の時間軸間違えた。なんでアイアス使った後にワカメとか出て来てんだ。まあいいや
佐天「あ、ヒロインさらわれた」
左天「しかしさっぱりしてていい性格だよな、あのヒロイン」
佐天「まあくぁいいですよね」
―――――――。
「アーチャー。お前、後悔してるのか」
「当然だ。衛宮士郎は、英霊になどなるべきではなかった」
「――――そうか。だったら、やっぱり俺達は別物だ」
「――――――何」
「俺は後悔なんてしないぞ。自分のしてきたことに、後悔だけは絶対にしない」
「―――それはつまりこの俺と戦うということか。わかっているだろうな。俺と戦うということは、剣製を競い合うということだと―――!」
佐天「おお、なんというびっくり展開」
左天「言われてみりゃそれらしい伏線はあった気もするがな」
佐天「けど、思ったものを実体化するなんて、そんなの本当にできるのかなぁ。今度インデックスちゃんに聞いてみよう」
さるったとか言うなよ
「そうだ、誰かを助けたいという願いが綺麗だったから憧れた!」
「故に、自身からこぼれおちた気持ちなどない。これを偽善と言わずなんという!」
「この身は誰かの為にならなければならないと、強迫観念につき動かされてきた」
「それが苦痛だと思う事も、破綻していると気付く間もなく、ただ走り続けた!」
「だが所詮は偽物だ。そんな偽善では何も救えない」
「否、もとより、何を救うべきかも定まらない―――!」
佐天「」ビクッ
左天「――――。」
>>869-872ご、ごめん、遅筆でごめん……
―――――――Unlimited Blade Works 終了
左天「……まぁ、なかなか展開早かったが、よかったな。特に台詞回しが」
佐天「――――そうですね」
佐天「(なんだろう――――これ。何か、心がざわつくというか―――)」
佐天「(―――ささくれだってる、っていうのかな。よくわかんないけど、あんまり気分よくない)」
左天「―――言っとくが。作りもんは作りもんだ。あんま気にする必要はねぇからな」
佐天「……別に、気にしてなんてないですよっ」
左天「ならいいがな」
左天「さて、そろそろ良い時間だ。寝るとするか」
佐天「えぇーせっかくですしもう少しお話しましょうよ」
左天「いや、正直言うとかなり眠てぇんだよ。前ならこんなこたぁなかったんだがな」
左天「ま、そもそもここに居ること自体が異常だ。どこがが壊れていても不思議じゃねえ」
左天「つーわけで先に眠らせてもらうぜ」
佐天「寝るって……でも、どこで?」
左天「床にでも寝るさ。むこうでは立ったまま寝てたこともあったからな、屋根壁ありゃそれだけで天国だよ」
佐天「えぇー……でも、身体休まりませんよ?」
佐天「……あの、よかったら一緒に寝ますか?」
左天「マセたこと言ってんじゃねえ、俺は寝る」
佐天「(ニヤッ)マセたこと?私は『一緒に寝る』って言っただけで他意はありませんよ?そ・れ・と・も。
まさか左天さんは中学生に欲情しちゃうような変態さんだったんですかー?」ニヤニヤ
左天「……ハッ、なんだなんだ、朝の仕返しかァ?」
佐天「へっへー、やられてばっかの佐天涙子じゃありませんよっ!」
左天「ま、俺も布団で寝られるならありがてえかなら。お言葉に甘えさせてもらうぜ」
佐天「……あれ?」
そんなこんな。
左天「―――――すぅ」
佐天「(どうしたこうなったどうしてこうなったどうしてこうなった)」ドキドキドキドキ
佐天「(いやまあ原因はわかってるけどさ!わかってるけど!うおあーわけわかんない眠れないー!)」
佐天「(というか左天さんは爆睡ですか。いびきもかかずに。何さ、中学生には興味ないですか?あっても困るけど!)」
佐天「……なにさ」
佐天「(けど……やっぱり左天さんおっきいなぁ。冬用の掛け布団ひっぱりだしてきてつなげないと入らなかった)」
佐天「(あ、ちなみにベットはこの前能力の練習してたら足おっちゃったので修理中です)」
佐天「……左天さーん」
左天「――――――」
佐天「さてんさぁーん……」つんつん
左天「―――――ぐぅ」
佐天「返事が無い完全に眠っているようだ」
佐天「けど、改めてみると……あっちで戦いばっかだったってのは、本当なんだろうな」
佐天「すごい筋肉、あと傷」
佐天「おおー、硬い硬い、すっごい硬い」つんつん
佐天「……のっかっても大丈夫かな」
もぞもぞ
佐天「おお……びくともしない」
佐天「……あったかいな」
佐天「(まだ学園都市にきてからそんなにたってないけど……少し前までは、弟と一緒に寝てたからかな)」
佐天「(ひとりで寝るのが、ときどき寂しくなったりした時もあったっけ……)」
佐天「―――――――あ。そっか」
佐天「おっきくって、頼りがいあって、なんだかんだで私を助けてくれて…………きっと、お兄ちゃんがいたらこんな感じだったんだ」
佐天「……えへへ」ぎゅっ
佐天「んっ……」ぎゅうっ
佐天「弟が出来て、物ごころがついてから、ずっと『お姉ちゃん』でいなくちゃならなくて」
佐天「女の子だから家事覚えて、しっかりモノになろうと努力して、ずっと走り続けてきて」
佐天「……なかなか甘えたりなんか、できなくて」じわっ…
佐天「ぐすっ……あれ……なんで涙出てきて……ふええええ」
左天「(……ありのまま今起こったことを話してぇ)」
左天「(今は異郷のアークライトの旦那へ。身体に重さを感じて目を覚ましたら女の子が泣いてました。どうすりゃいいんですか)」
佐天「ぐすっ……」ぐしぐし
佐天「……久しぶりに甘えたらなんだか糸が切れちゃった。恥ずかしいなぁ……」かぁぁ
佐天「……左天さん、私、あなたの事好きだと思ってたんです」
左天「(oh...)」
佐天「けど、たぶん、この気持ちはそんなんじゃなかったんですよね」
佐天「私に力をくれて―――私を変えてくれて」
佐天「私を救ってくれたから。だから、私はあなたのことが好きになったんだと、思ってたんです」
佐天「でもそうじゃなくて、うん……なんだろ、なにかな、よくわかんないけど」
佐天「でもこれは恋愛感情なんかじゃないって、今気づきました」
佐天「……これでいいんですよね。左天さん」
左天「(……)」
すっ なでなで
佐天「ふぅっ!?ささささささささてんさんおきててて!?」
左天「……それでいいんだよ。俺は死んだ人間だ。死人にんなキレイな感情抱くな」
左天「俺でよけりゃいつだって相談にのってやるさ……だから、今日はこのまま寝ろ」
佐天「―――――はいっ」じわっ……
佐天「んっ……」スリスリ
左天「どうした?」なでなで
佐天「それ……頭なでられるの、すごく気持ちいいです」スリスリ
左天「そうか……こんな手だからよ、本当はお前に触れていいはずねぇんだがな」
佐天「……そんなこと、ないですよ」ぎゅっ
左天「――――ああ、本当、こんな幸福、手にする資格なんざないんだ」ぼそっ
佐天「?なにか言いました?」
左天「なんでもねぇさ」
さて、なんか想像しながら書いてたら左天さんが憎くなっていた。死ね。じゃんけん死ねぇ。
つーわけで休憩するよ!わーいあと100だー。
ちなみに俺の趣味嗜好の話で悪いんだが、俺はクロスオーバー作品のキャラ同士がくっつくのはあんま好きじゃないんだ。キャッキャウフフはいいんだが
というわけで左天さんにはお兄ちゃんになってもらった。そしてそのうちまた消える。つまり身体くっつけてウフフするのは今だけ。左天兄さーん!
さて、お腹もすいたが再開すっかね。
―――――8月29日 朝
佐天「ん……朝か」
佐天「あ……そっか。昨晩このままで――――」
佐天「……~~~~~~//////」じたばたじたばた
左天「あぁ……ああ、朝k」
佐天「待ってストップ!」ローキック!
左天「ごふぅっ」
左天「いてぇ……過激すぎる。肋骨の間に入るとこだったぞ」
佐天「ごめんなさいごめんなさい!つい……」
左天「まぁいいが……」なでなで
佐天「Don't touch me!」ペシッ
左天「えっ」
佐天「あっ」
左天「さすがに傷ついた……」
佐天「ごめんなさいごめんなさい!だっていきなり頭なでるから……」
左天「なんだよ……昨晩は気持ちいいって言ってくれたのになぁ」
佐天「うっ……昨晩は昨晩、今朝は今朝です!!/////」
左天「お兄ちゃんとか言って可愛かったんだがなぁ……」
佐天「Don't speak!」ゲシッ
左天「二度もくらわねぇよ」ペシッ
佐天「え?あ、足つかま―――きゃっ」ぱたんっ
佐天「いてて……もー、足掴まないでくださいよ」
左天「え、なに、俺が悪いの?」
佐天「……お兄ちゃんは妹の全部を受け止めなきゃいけないんですっ」
左天「……oh」
左天「(俺は断じてロリコンじゃねぇがこういうのもアリかもしれない)」
佐天「さって!それじゃ朝食の準備しますね」
――――そんなこんなで飯を食べおわったのだ。
佐天「それじゃDVD返しにいきますか。左天さんはその格好だったら特におかしくないですね」
左天「さっきテレビでやってた海の男みてぇだな」
佐天「あはは、そんな感じですね。焼きそばとか焼いてそうです」
――――――――。
佐天「店員さんほっとしてましたね。やっぱり普通じゃない借り方したんだ」
左天「俺ァ普通に「そこんとかなんとかなんねぇか?」って聞いただけなんだがなぁ」
佐天「さーてーとー……今からどうしましょう」
左天「さてな。任せる」
佐天「なんと……じゃあゲーセン行きましょうか」
左天「ゲームか。それなら俺も得意だぜ?」
佐天「うぇ?むこうにゲームなんてあったんだ」
左天「少数だがな。幹部だったからな、一応持ってたんだよ」
左天「何度も言うが娯楽が少なかったからな……暇な時はひたすらやってたな」
佐天「えぇーじゃあ私がフルボッコにする作戦が台無しになっちゃうじゃないですか」
左天「しるかい」
―――You Win!
左天「ざまぁねぇな」
佐天「うおおおおおおまさか3戦目にして負けるとは……!」
佐天「なら!精密動作を必要とするクレーンキャッチャーで!」
――――――ウィーン ガチャ
左天「はっはっは」
佐天「うおおおおおお見かけによらず繊細なボタンさばき!?てかこんなおっきな人がクレーンキャッチャーてなんかシュール!」
左天「忘れたのか?第四波動はあれでかなり繊細な能力なんだぜ?」
佐天「……関係ないですよ、それ」
一方通行「あれ?佐天さんじゃない」
佐天「」ビクゥッ
アウレオルス「あら本当ですの。奇遇ですわね……そちらの方は?」
佐天「え、えっと……(うわぁ誰この人……たぶん喋り方で白井さんだと思うけど。てことは一方通行が御坂さん?ええー)」
佐天「この人は……(それはそれとてまずい……左天さんが誰かなんて、正直に言えないし……)」
佐天「…・…お兄ちゃんです!」
一方アウレオ「……お兄ちゃん?」
佐天「は、はい!なんだか心配になって会いにきてくれたんですよーもー心配性な人ですよねー!」
一方通行「へェ……良い人じゃない」
アウレオウス「というか左天さんにお兄様がいらっしゃるなど知りませんでしたの」
左天「……なァ、涙k」
佐天(話合わせてください!外見替わってますがあれ私の友達で、かたっぽは風紀委員です。色々ばれると面倒なので!)
左天(……了解)「普段涙子が世話になってんな」
一方通行「いやいや、こちらこそ御世話になってますよォ」
アウレオルス「けれど友達のスカートをまくる行為は注意してやってくださいまし」
左天「……お前そんなことしてんのか」
佐天「べ、別にいいもん!初春のだから!」
アウレオルス「初春が不憫ですの」
一方通行「それにしても佐天さんのお兄さんって凄い身体ねー」つんつん
アウレオルス「まあお姉さま!殿方の御身体にそんなに気安く触れないでくださいまし!」
左天「(なにこれきもちわるい)」
左天「まあ、ともかくこれからも涙子のこと頼むわ……こいつ、これでも寂しがり屋だからよ」
佐天「あ、ちょっとさt……お兄ちゃんっ!」
左天「なんだ、別にいいじゃねえか。昨晩だって抱きついてきてベソかいt」佐天「そりゃあああ!」ハイキック
アウレオルス「随分と仲がよろしいようで」
一方通行「兄妹で……禁忌の愛……なるほど、そういうのも……」ブツブツ
アウレオルス「……黒子は何も聞いていませんの」
今思い出したが一方通行とアウレオルスって常盤台の制服着てるんだよな……うげぇ
一方通行「あ、せっかくだし、初春さんも呼んで一緒にあそばない?」
佐天「え?あ、はぁ(ここで断ったら不自然……しかたないかぁ)」
佐天「そうですね、そうしましょう」
アウレオルス「では連絡しますわね」
plllllllllpllllllllllll
―――――昼頃
土御門「すみませーんおまたせしましたー」
佐天「ぶほぅっ!?」
アウレオルス「ど、どうしましたの佐天さん?」
一方通行「だ、大丈夫?むせたの?」
佐天「げほっげほっ……あい、大丈夫です」
佐天「(まさかこんななかなかマッチョなチャラ男サングラスがふりふりの服着て現れるとは……!)」
土御門「もー何してるんですか佐天さん」スッ
佐天「ひぃっ」
土御門「あれ?そっちの方は?」
アウレオルス「佐天さんのお兄様ですの」
土御門「へぇー佐天さんお兄さんなんていたんですね、知らなかったです」
一方通行「凄く仲いいのよ。昨晩も一緒に寝たって」
土御門「えぇ!?佐天さんって近親相姦とかしちゃう人だったんですか!?」
佐天「ぶふぉっ!?」
左天「涙子落ち着け」
アウレオルス「いきなり何言ってるんですの初春。そういう意味ではありませんわ」
土御門「まあ知ってますけど」
一方通行「さて、初春さんも来たしどこ行こっか?」
土御門「はいはい!ちょっと服身に行きたいです!」
アウレオルス「まあ……そうですわね。今日は殿方もいますし、違う視点から意見を聞けるかもしれませんわ」
一方ツウ子「それもそうね……じゃあ行きましょうか」
佐天「……あれ?これってもしかしたら地獄の始まりじゃ」
佐天「それはまるで地獄が次々やってくるようでした」
佐天「やたら子供っぽい服を着た白髪細身赤目の悪魔。にこにこ笑っているのでしょうが、まるで獲物を見つけた殺人鬼です」
佐天「大人っぽい下着を試着したりきわどい服を着たりする高身長のオールバック緑髪。本来の白井さんのサイズから離れているので、
余計にきわどい部分が見えそうでした」
佐天「そしてふりふりがたくさんついた服を好む金髪サングラスマッチョ。吐き気なんてもんじゃなかったです」
佐天「ちなみに左天さんは上手く褒めてましたが、包帯の下の顔はひきつっていたように見えました」
左天「どうした壁に向かってぶつぶつと」
佐天「なんでもないです……凄く疲れた」
これだけ書き溜めてるなんて、なかやかやりおる
―――――夕暮れ前
アウレオルス「いろいろ着ましたけれど、イマイチピンとくるものが無かったですわね」
土御門「そうですねー。もう少し季節が秋に近づいたらまたいろいろいいの出るかもしれないです」
一方通行「わ、わたしはあの服とか可愛かったと思うんだけどな……」
アウレオルス「お姉さまはもう少し成長してくださいな。センス的な意味で」
佐天「ま、まぁまぁ、いいじゃないですか」
佐天「(正直今の御坂さん、表情の怖さをのぞいたら肌きれいだし細身だし綺麗な白髪だし、素材は悪くないから見ててちょっとときめいちゃった)」
左天「何、嬢ちゃん達はまだまだこれからだからな。今のうちにああいうの着といたほうがいいぜ?」
一方通行「ですよねっ!ほらみなさい黒子、お兄さんもこう言ってくれてるわ!」
アウレオルス「それは社交辞令というものですの……」
さるのクセに馬鹿にしやがってよォオオオ!!
何が好きな車だ!久留間しろオラァアアアア!!!
>>928何度も書くが書き溜めなんて出来ねえから即興だよ、だから見苦しいとこもあるがすまん許せ
一方通行「それじゃあまたね佐天さん!」フリフリ
アルレオルス「今日は新鮮な意見も聞けてよかったですわ、お兄様」
土御門「近親相姦はほどほどにしてくださいねー」
佐天「あははは、初春今度会ったら覚えておきなさいよ?」ばいばーい
――――夕暮れ時
左天「いい娘達じゃねえか。外見はアレだが」
佐天「まあ、外見は今はね……って、え、暗っ!?」
佐天「何これ―――――ッ!この、感じ―――!」
左天「あぁ?いきなり夜になりやがったぞ……どうなってやがる」
佐天「これ、たぶん、魔術です……しかもかなり大規模な」
左天「?何でんなことわかる」
佐天「おかしな熱が肌nビリビリきます…・…しかもずっと遠くから。こんなに離れてるのに、ここまで感じられるなんて……」
佐天「……まさか、上条さんが何か……?」
左天「(……コイツ、やっぱり)」
左天「まぁ、俺達が気にしてもしょうがねえこった」
佐天「そ、そりゃあそうですけど……」
左天「それより涙子。お前の能力のことだが」
佐天「!」
左天「前に言ったように、おそらく熱関係の何かだろうよ。だかそれが何かはわからん」
左天「が、今熱感知をしてるみてぇに、俺の第四波動とはまた違う性質のあるモンだ」
左天「正直俺にゃ熱を感じて魔術が発動しただのんなことはわからん」
左天「だから、おそらくその辺りが能力のカギになってくんじゃねえか」
佐天「え、あ……でも、なんでいきなり」
左天「――――俺は感知能力なんざないがな。感覚は鋭いんだよ」
左天「―――楽しかったぜ、この二日間」
左天「まるで夢みてぇだった。こんな幻想が手に入るなんざ、思い描いたこともなかった」
佐天「――――一体、何を」
左天「俺は別にロリコンじゃねえしガキにゃ興味ねえが……それでも、お前みたいな妹がいたら、よかったと思った」
左天「お前みてえな妹と、いや、家族と――――幸せな、平穏な、そんな日常を送っていきたいと思った」
左天「だがな―――やっぱ、俺は死人で、人殺しだ。そんな明るい世界にゃいられねぇ」
佐天「――――何を、言って……あ」
佐天「空が―――夕焼け空が戻ってきた」
左天「――――は。本当に」
左天「本当に―――――良い勘してるぜ、俺は」
佐天「え―――あ、え、左天さんっ身体が……!」
左天「あぁ……どうやら、この魔術が解けたみてぇだな。少しずつ感覚が無くなってきた」
佐天「ぅ、あ――――そんな」
左天「……なんて顔してやがる」
左天「笑ってろ、涙子。別にいなくなるわけじゃねえ」
左天「たぶん、半分になった能力がお前に戻るように―――俺も、お前の意識に戻るだけだ」
佐天「う―――でも、」
左天「……ったく」ぽん
佐天「あ」
左天「ほら……もう泣くな」なでなで
佐天「う……うぅぅぅ……!」
佐天「…・…わかり、ましたっ!」ぐしっ
佐天「だから、また、すぐ出てきてくださいね!前みたいに眠りっぱなしとか止めてくださいね!―――お兄ちゃん」
左天「ああ――――」
左天「さよならだ」
――――その後。
左天さんはその場から霧のように消えた。
やけに夕焼けがにじんで見えたのはきっと気のせいで。
最後の言葉が胸に残っているのも、思いすごしだと思っている。
御坂さん達も外見が戻り、『異常のない異常』は二日間で幕を閉じた。
上条さんも学園都市に戻ってきた。勿論、病院送りだったけれど。
お見舞いに行ったらあの金髪サングラスのヒトが居た。どうやら上条さんの友達で、魔術師だったようだ。
世間は狭いとも思いつつ、あの時の格好を思い出して噴き出す。
詳しく話すとサングラスの人―――土御門さんはうなだれて、上条さんは笑っていた。
そうして、私は夏休み最後の日を迎える。
第五幕 終了
いよっしゃあああああエンゼルフォール終了ォォォオオオ!!!
つーか天使堕しって書いてたが御使堕しか!くそっ、みすったぜ!
とりあえずここでこのスレは終わりかな。次からは
で書いてくよ。まぁ、こんな感じに進んでくけど、興味ある人はまた見てくれねぇかな。
そして埋めがてらなんか感想やらアドバイスやら今後の展開の希望やら書いてくれると嬉しく思い候。
差し出がましいとは思うが、アレだ、とりあえず佐天さんに第四波動撃たしたくて始めただけだから、
結構いきあたりばったりなんだよ。だからこまごました展開思いつかん。
おおすじは原作に沿うんだけどさー
埋め番外 病院での土御門と上条と佐天より
上条「ひーっ……あーやべぇ、想像したら死にそうだったぜ。画像に残らないのが残念んだよなー」
土御門「残らなくて安心したぜよ……」
上条「そういや、他はどんな感じだったんだ?」
佐天「他ですか?えーと……」
佐天「まず、一方通行さんがやたら子供っぽいかわいい服着てました」
上条「ぶふぉっ!!げほっ、ごほっ、うそだろ!?」
土御門「一方通行?……ああ、第一位だったか」
佐天「中身は御坂さんでしたよ」
上条「よりにもよって御坂か……なあ、どんな表情してた?」
佐天「ニマァァァっていうのか、トェェェェェイっていうのか……怖かったです」
上条「うわぁ……極悪面はかわってねえのか」
佐天「あとは……私の友達に風紀委員で白井さんって人がいるんですけど」
上条「白井……?あー、一度会ったことあるな。瞬間移動するちびっこだろ?」
佐天「そうですそうです。その人は、なんか緑いろの髪をオールバックにした背の高い人になってました」
上条「緑色オールバック……?」
土御門「高身長……?」
上条土御門「……アウレオルス?」
佐天「知ってる人ですか?」
上条「いや……まあ」
土御門「俺は直接の知り合いじゃないけどにゃー」
上条「しかしアウレオルスとは……」
佐天「そういえば土御門さんも魔術師なんですね」
土御門上条「ぶふぉうぅっ!?!?」
上条「なななななななんで佐天さんがそんなことをしっているのでせうか!?」
土御門「にゃにゃにゃにゃ・・・」
佐天「いや、まあ、さっき聞こえてて……盗み聞きって形になって申し訳ないんですけど」
土御門「……あちゃー、やっちまったぜい」
上条「その割に飄々としてんなお前」
土御門「んー、まぁこっちは一応しってたからにゃー、左天ちゃんのこと」
佐天「えっ、スとーかー?」
土御門「俺は舞華ひとすじ……じゃなくて、まーそれはいろいろと、な」
上条「(真面目口調になった……)」
佐天「……舞華って誰ですか?」ボソッ
上条「こいつの妹だよ。メイド学校に通ってる」
左天ちゃんわろたw
佐天「妹にぞっこん……だと……!」
土御門「あまり聞かないでくれよ……」
佐天「いや、まあ、いいんですけど」
上条「それはそうと、土御門。じゃあ何だ、お前、佐天さんの能力知ってるのか?」
土御門「いやーそこまでは知らないんだぜい。どんな能力か興味あるにゃー」
>>965そういうこともある。そういうこともあるんだ。
佐天「結構事情しってるみたいだし、教えちゃおうかなー」
上条「おいおいいいのか?コイツ口軽いぞ」
土御門「あーその点は心配ご無用ですたい。俺は一般人を危ない目にあわせないように日々駆け回ってるからにゃー」
上条「うさんくせぇ……」
佐天「ん、それじゃ……」
土御門「なるほどなるほど。熱吸収熱放出熱感知……」
佐天「他にも私自身の能力もあるみたいなんだけど、それはまだよくわかんないんだよねー」
上条「けど無茶苦茶便利だよなぁ。特に吸収した熱で身体強化とかよ」
佐天「いやいや、けど無理するとこの前みたいに身体動かなくなるし。だから今身体鍛えてるんだけどねっ」
土御門「ま、何事にもリスクありってことかにゃー」
佐天「ちなみに吸収し続けると凍結させたりできます。空気の熱を奪ったら、風も起こせるとかなんとか」
佐天「まあ今の私じゃまだまだ難しいんですけどね?」
青ピ「かっみやーん!風の噂で入院したて聞いたで見舞いにきたったでー?……死ねぇ!!!」
上条「いてえ!何すんだこの野郎!!」
青ピ「何するんはこっちの台詞やで!あのシスターさんやあの巫女さんやあの常盤台の子や……どんどん女の子の友達作って!この裏切り者!」
青ピ「やぁお嬢さんご機嫌麗しゅう、ボカァかみやんと土御門の親友やっとりますモノさかい以後お見知りおきを」
佐天「は、はぁ……」
青ピ「しかしホンマ羨ましいわぁこんな可愛い子捕まえてかみやんは……その制服は柵川中学やな?」
佐天「あ、はい、一年製ですけど……よくわかりましたね」
青ぴ「そらぁボカァこの学園都市内の全ての学校の制服を把握しとるさかいなー」
佐天「あ、今わかったけどあなた変態ですね」
青ピ「おぉう、JCから変態言われるのもこれまた……」
佐天「上条さんどうしよう、あの人本物の変態だ」ぼそぼそ
上条「言うな、俺だってまさか以前の上条さんがあんなのと知り合いってことに、驚きを隠せないんだよ」ぼそぼそ
青ピ「なんやなんやそんなに顔近付けて!くぅーっ羨ましいでーかみやん!」
土御門「まー俺は妹一筋だから問題ないけど、あんまり多くの女の子と知り合いってのは正直羨ましいにゃー」
くそ、なかなか埋まらねえ。辛いな。
上条「あ、そうだ青髪ピアス。見舞いにきたんだったらなんか買ってきてくれたんだろ?」
青ぴ「お、なかなかええ所に気づくやないかー。ほれ、これ」
上条「ぶふっ!これエロ本じゃねーか!」
佐天「oh////」
青ピ「骨折でもしてりゃと思って買って来たんだが無駄んなったなぁー。そして照れる佐天ちゃん萌え!」
上条「うるせえ死ね!師ねじゃなくて死ね!」
土御門「それにこの趣味はないぜよー。大学生onlyとか」
上条「お前もそこでひらけて見てるんじゃねえよちくしょう!」
佐天「へぇ、上条さんってこういう趣味だったんだ」
上条「違うから!確かに年上が好みだけどこれは違うんだ!やめてそんな目でみないで!」
>>973
名古屋人か?
佐天「この前は妹さんのパンチラっていうかパンモロ?を見て鼻の下伸ばしてたのになー」
土御門「なん……」
青ピ「やて……」
上条「あ、そ、それはですね、あの、不可抗力というのがございまして……」
上条「って中学生がパンモロなんて言葉つかっちゃいけません!」
土御門「左天ちゃん、妹についてkwsk」
青ピ「その時のシチュエーションについてkwsk」
佐天「ええ、あれはですね――――」
上条「やめて!」
猿くらったワラタ。もう駄目ポ
そして>>974惜しいな三重県だ。青ピの口調ってこんな感じじゃなかったしらと思って書いたがおかしかったか
>>975
さるおめ
本を「ひらいて」や「ひらく」、を
ひらけてとか、ひらけるって言う人が多いからな
初めて聞いた時は衝撃を受けた
佐天「―――というわけで」
青ピ「くそぅ!その手があったか!しかしこれはかみやん特有のフラグ能力ないと無理なんか!?」
土御門「妹って妹達か……反応して損したぜよ」
上条「うおおおおお……恨みますよ佐天さん……」
上条「頼む青ピ、土御門。学校では言いふらさないでくれ……」
青ピ「なら……わかっとるな?かみやん」
土御門「口止め料、ってやつだなにゃー」
上条「なっ……こんな貧乏学生にたかろうなんて……不幸だ」
>>976へー、言われてみりゃ方言だな。勢いで書いてるから全く意識してなかった
土御門「しかしもう夏休みも終わりだにゃー」
上条「上条さんはなんだか凄く忙しかった記憶しかございませんよ・・・?」
佐天「私が結構充実してたなー。宿題も早めに終わらせられたし!」
青ぴ「ほー、真面目さんやなぁ佐天ちゃんは。ま、僕もすぐに終わらせたけどね?」
上条「…………しゅく、だい?」
土御門「……おいおい、まさか」
青ピ「まさかまさか」
佐天「宿題……やってないんですか」
上条「……だってさ。この夏休み本当に忙しかったんだよ。3つくらい首つっこんでさ、腕を切られて身体をぼろぼろにされて今みたいに入院して……
宿題なんてさぁ!やってる暇なかったんだよ!」
上条「……青ピ。頼む。写させてくれ」
佐天「駄目ですよっ!ちゃんと自分の力でクリアしないと」
青ピ「佐天ちゃんの言う通りやでーかみやん。それに、写したところで夏休み明けの試験でばれるに決まってるでー」
土御門「なーに、小萌先生なら喜んで補習してくれるぜよ。安心するにゃー」
上条「うおおおお……不幸だ……」
pllllllllpllllllllllll
佐天「あ、電話だ。ちょっと失礼」
初春『あ、佐天さん!宿題終わりました?まだですよね?終わってないですよね?だったら今から一緒に――――』
佐天「ごめんね初春、もう全部おわっちゃってるんだー」
初春『え……?』
佐天「というわけで、ばいばーい」ピッ
佐天「ふぅ……安心してください、上条さん。宿題やってない人なんていっぱいいますよ」
上条「そういう問題じゃねぇーーー!」
青ピ「そんじゃかみやんお大事にー」
土御門「まーせいぜい頑張ることだにゃー」
佐天「ダイジョーブ、宿題くらいで死にませんから」
パタン
上条「……なんてこった」
この時皆はまだ気づいていなかった。
次の日。8月31日に起こる、全てが変わる事件のことに――――
幕間 完
つーわけで結局1000まで届かなかったなあ。眠てぇ。明日のバイトの時間が遅くなったことだけが幸いだ。
じゃあ次は制作書くかしら。まーたぶん、明日は無理明後日も無理になるかもしれないけどさ。
次の事件は
・セロリさん、ロリコンに目覚める
・エツァリ、そげぶされる
・いんなんとかさん、縛られる
の三本だよ!俺セロリ好きだからたぶんセロリと絡むと思う!ヒャッハーみんな大好きセロリたん!
ちなみにどうでもいい報告だが、当分左天さんが出てこねえ。残念だが……
そしてもしかしたら、佐天さんの能力を書くために、初春の能力(保温)を自己解釈したssまたvipでたてるかもしれねえ。
そん時は書きためしとくよ、うん。
じゃあ今から一人で埋めに入るぜ……1000は俺のもんだ!
ちなみにネタバレになるが、一方さんの演算能力が失われるのは確か。
じゃねえと打ち止めとくっつかないもんなぁ。
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