佐天「悪魔の実?」(438)

佐天「こ・・・これを食べると、その、”能力”が手に入るの?!」

行商ババア「左様でございます」

佐天「結構たくさんあるんだけど、どれを食べると何の能力がってのは・・・?」

行商ババ「それはご購入頂いた方のみがわかるのでございます」

佐天「うーん・・ど、どうしよ」

支援しとくか
2個食べて爆発オチはやめろよ

>>3
正直オチとかストーリーとか何も考えていない

佐天「じゃ、じゃあさ、大雑把に説明とかしてくれますか?」

行商ババア「左の籠にあるものが”ロギア”中央の籠にあるものが”パラミシア”右の籠にあるものが”ゾオン”でございます」

佐天「ロギア・・?ゾーン・・・?パラミ・・?うぅぅ、全然わかんない」

さあどれにしますか?
安価>>13

オレのチンコ

14でいいよな

佐天「えーっと、じゃあ”ロギア”」をください!」

行商ババア「では籠の中からお選びください」

ここはかなり重要だぞ、何にする?一応安価はこれだけにしようかと思う
ロギアで>>28

安価破るとかVIP終わってんな

ちんこ

>>26
安価の条件に従ってない安価に従う理由はない

再安価>>38

みす>>44

kskst

S4HOIRTX0自身がグダグダの実の能力者な気がしてきた

決まんねー
できれば物語に出てきたやつのがいいな、わかり易いし

>>52

>>52
ジコジコの実はもういいから

>>66
これで決まんなきゃ諦めるか

最後の安価でこんなに長引くとは思わなかった

ブリブリの実

応援してるからめげずに頑張れ

安価ならスナスナ

よし!一個ずらしてスナスナに決めた

2度目だしもうブリブリの実で確定しろ

佐天はウンコ人間として生きる定めなんだよ

正直頭ん中ではゴロゴロだけどなw

書きたいモンも決めずにスレ立てるからこうなる
佐天はもうウンコ人間として悲惨な人生を送れ
>>1の責任だ

空気はブリブリだよなー2回も安価ヒットだし

うんこだって自然系だよな

>>82
考えたらむしろ最強の自然系だよな
誰も触れないし神に近くね?

神ならともかく紙で拭かれるしな

佐天「じゃあ・・・これください!」

行商ババア「”スナスナの実”でございますね、2000円になります」

佐天「うっ・・ちょっと高い、でもこれで”能力”が手に入るなら・・はいっ!」

行商ババア「ありがとうございます、では注意事項をひとつ」

佐天「いまさらっ?!な、なんですか?」

行商ババア「”悪魔の実を食したものは海に嫌われる”」

佐天「海に嫌われる・・?どういう意味ですか?」

行商ババア「それは食した者のみがわかるのでございます」

佐天「またそれ・・まぁいいや、じゃあ私はこれで」

行商ババア「またのお越しを」

つーか、同じ実は二つとなく
半分こにしてもひとつを誰かが食べていた時点で
その能力は発動しない

これがワンピのルールな
これ無視したんじゃクロスオーバーも糞もないぞ

なにしろ全身がウンコだからな

>>93
発動しなかった場合他の実食べたらどうなるの?
それもアウト?

>>96
それは明らかにされとらん
とにかく同じ能力は世界に存在せず、一能力につき使い手は一人だけ
だからサンジは透明人間の能力を先を越されて得られた時
「生涯の夢が消えた」とぶち切れたわけ

黄猿「みんなもポケモンゲットじゃぞ」

確か能力者がしぬとどこかにその能力の実をつけるってSBSでいってたな
透明人間殺せばよかったのに

翌日


佐天「うぅ、なんとか一人で食べきったけど、妙に不味かったなぁ。それに今のとこ体におかしなところはないし・・・やっぱり嘘だったのかな、食べるだけで”能力”が手に入るなんて」

初春「佐天さん!」

佐天「おっ、おっはよー初春ー」

初春「なにかあったんですか?浮かない顔してましたけど・・・」

佐天「ん~、なんでもないよ」

佐天(また心配かけたくないし、初春には黙っとこ)

>>104
女湯のぞき放題の為に人を殺害すると言うのもさすがにな・・・・・・

>>105
それを人間に変換すると、痛みとか耐えられるレベル?

>>108
痛みは脳への”電気信号”だ
電気通さないなら痛みがあるはずもない

ガスパーデはマストが体に刺さってちょっと痛がってるぐらいだったけど
ロギアって痛みあるの?

ま、電気相手ならゴムゴムが最強なんですけどねっ!

>>112
ロギアに物理攻撃は効かないと思っていいんじゃないだろうか

ポケモン見る限り砂が圧勝だ

なんでお前ら御坂を倒しに行く前提で考えてんだよwww

しらん

チンコ人間でぶっといチンコ生える話の方がみんな楽しいと思う

というかそもそも砂ってなんだ

放課後

佐天「結局なにもなかった、やっぱり詐欺だったのかなぁ、でも詐欺っぽい感じはしなかったしなぁ」

佐天(・・・・・・”海に嫌われる”か)

佐天「とりあえず海に行ってみよう。何かあるかもしれないし」

初春「佐天さーん!一緒に帰りましょう!」

佐天「ゴメン!初春!私これから寄るところがあってさ、また今度ね!」



海へ

>>127
簡単に言えば”岩の砕けたモン”と定義される

それよりチンコだ

お前ら少し静かにしろw

オカマがホルホルの実って別の意味に取れるよな

佐天さんが濡れでもしない限りロギアなんだから攻撃きかないだろ

超重力もあるぞ

>>152
つまり「エッチな事」を考えながら攻撃すればいいのか

>>158
自分が濡れてどーする

>>160
ということはつまり、>>134なの?
砂って・・・ホコリか?

>>159
そのまま股間でギチギチに締め上げる

佐天「さて、海にきてみたけど・・・特に何もない、嫌われるって言っても海が襲いかかってくるわけでもないし・・・ちょっと足だけ海に入ってみよう」

佐天「なに・・・これ・・・足に力が入らない・・っ!」

佐天「くっ!うっ!はぁはぁ・・・なんとか海から出られたけど・・・なにこれ!?”海に嫌われる”ってこういうこと?!泳げないとかそういうレベルじゃないじゃん!」

佐天(でも・・・海に関しては本当だった・・じゃあ”能力”だって・・・)

佐天「手をかざして、精神集中!」

佐天(お願い・・・悪魔の実の・・私の力!!)

佐天「す、砂が・・舞い上がった・・?!は・・はは、本物だ、本物だったんだっ・・!私の・・私の”能力”だ!」

グラグラとかヤミヤミとかスレと関係ない議論は他でやれよ

黄猿が光化してるときにレイリーの覇気剣でぶった切ってたけどバラバラにはならなかった

>>163
岩とはつまり鉱物だ
磁鉄鉱もあればガラスもあれば珪素化合物もある
とりあえず種類はあるが鉱物なら純粋な砂だ

それより股間でギチギチにだな・・・

>>174
クザンも覇気が効かなかった
白ヒゲVS御大将であーる

風呂入ってくるわ

つーかSSに対してのレスがないww

学園都市の能力でロギアみたなの(身体を自然現象に模して物理攻撃を受け流す)未登場?

>>167能力者足だけでわ力抜けないよ?

ちなみに悪魔の実は風呂やプールもNGなので(残念ながらシャワーはOK)
・・・・・・・・・・・・・・体臭がなんかもうハァハァな事になる

>>183
確かにwこれじゃガチオナニーだw
ここまでにするか、風呂入って寝よう

>>1よりレス数が多いやつはなんなんだよ…

>>184
力が入らなかったのは海に浸かった部分だけのつもりだった

>>188
通りすがりの変質者です

続けろよ
風呂に入ってふにゃふにゃになった佐天さんみたい

>>193
スッポンポンでぐったりなっているところを救出されるわけだな
みんなに見られて恥ずかしくて赤面
「どうしよう、もうお風呂入れないよ・・・」とか


議論してる奴らはここ池
俺は1のSSが読みたいんだよ

支持者が居てくれたとはな、も少し続けるか

正直メラメラの実ってあんま強くなくね?
赤犬とか出てきてるし

>>209
まぁ、しばらく自粛しとけ
俺もチンコとか裸とか股間パックリとか
風呂に入れない佐天さんの脇の臭いを嗅ぎながらどんぶり飯三杯とか自粛するから

佐天「でも弱い・・・いや、この程度の筈無い。御坂さんだって最初はレベル1だったのを努力して、訓練してレベル5にしたんだ、この力だってもっともっと練習すれば強くなるはず!白井さんより・・・御坂さんより強くなれる!」
佐天「まだしばらく、みんなには黙っとこう、もっと、もっと使えるようになってから・・・」

一週間後
佐天「・・・・・・・・・・」
佐天(一週間練習して、やっと砂で形が作れるようになった、でもまだだ、まだ足りない・・・)

御坂「佐天さん?どうしたの?なんか険しい顔してるけど」

佐天「えっ?!いやっ何でもないですよ?!はは、ははははは」

黒子「なーんか怪しいですわね」

初春「何か隠してるんじゃないですか?それに最近付き合い悪いですよ!ここしばらく学校終わるとすぐどっか行っちゃうし・・・」

佐天「ゴメンゴメン、ちょっと用事があってさっ!」

黒子「ほぼ一週間立て続けに?」

佐天「え?!えーっとそれはーその・・・」

御坂「やめなさいよ黒子、佐天さんにだって言えない事ぐらいあるだから。アンタにだってあるでしょ?」

黒子(確かにお姉様に言えないあんな事やそんなモノはたくさんありますけど)
黒子「ま、いいですわ」

佐天「ゴメンナサイ、いつかちゃんと話しますから」

初春「絶対ですからね!」
佐天(うん・・・もっと、もっと練習して、戦えるようなレベルになったら、きっと・・・)

考えながら書くのは思った以上に時間がかかるな、これが作家の苦労か・・・
今日は寝かせてくれ・・・明日にはdat落ちしてるだろうけど一応話は考えて書き貯めしておく

期待に応えられなくて申し訳ない

SSどころか物語なんて書いたの初めてだけど読んでくれて嬉しかった
頑張って考えてみる

遅筆サーテン

1はまだか。書き溜めなくても少しずつでいいから書いてくれ

保守時間目安表 (休日)

00:00-02:00 40分以内         
02:00-04:00 90分以内       
04:00-09:00 180分以内       
09:00-16:00 80分以内        
16:00-19:00 60分以内      
19:00-00:00 30分以内      

保守時間の目安 (平日) 
00:00-02:00 60分以内    
02:00-04:00 120分以内    
04:00-09:00 210分以内    
09:00-16:00 120分以内     
16:00-19:00 60分以内    
19:00-00:00 30分以内.   

まだスレが残っている・・・だと・・・ただいま

そうか、ID変わってるんだった

佐天「…よしっ、形は完全に固定できるようになった!でも…」
佐天(これは砂を操る能力…それだけ?操るだけ?これじゃ砂浜や砂漠でもない限り全く役に立たないじゃん)

佐天「う~ん…他に何か出来ないかなぁ、操るだけじゃなくて、こう、なんて言うか…まぁジュースでも飲んで冷静に考えよう」


佐天「……ふぅ」
佐天(私は悪魔の実を食べた、それで手に入れたのは”砂を操る力”これぐらいなら学園都市の能力者達と同じだ。でも私は”食べた”食べた以上は私の身体そのものに何か砂に関係する変化や力の作用があってもいいはず…例えば)

佐天「砂を生み出したり、身体が砂になる…とか?」

佐天「・・・手をかざして、意識を集中」
(砂を動かすときと同じ要領、今回は意思と手が砂になるイメージも・・)

サラサラサラ・・・

佐天「わ!わわ?!ほ、ほんとに手が!手が!!戻れ戻れ!戻って!」

佐天「戻った・・・は、ははは、この科学の町学園都市で、なんか・・・すごい非科学的」
(まだ、まだ何かあるはず・・・色々試してみよう)


スナスナじゃなくてゴロゴロの実の方が展開やりやすかったんじゃね
美琴の上位変換みたいなもんだし

>>298
正直後悔している

あと上位互換な

やっぱりこういうのは一度完結したものを作ってからにするべきだったのか
ほとんど思いつきだし

(白井さんは自身だけじゃなくて触れた物もテレポートさせられる・・・)
佐天「砂だったら・・・乾燥?触れた物を乾燥させられる・・・?雑草かなんかで試してみようかな」

ゴクッゴクッ

佐天「か、枯れた・・・!触ると崩れるくらい完全に乾燥してる・・・」
(雑草だけじゃない、木も土もみんな乾燥させられる・・!)

佐天「すごい・・・すごいよ私!もっと練習して、使いこなせれば、もしかしたら学園都市で一番強く・・・・・・!!」


一週間後

御坂「今日も佐天さんいないんだ?」

初春「はい・・・それどころか最近学校にも来てないみたいで・・・」

黒子「それはさすがに怪しすぎますわね、また変な事に巻き込まれていなければいいのですけど・・・家には行ってみましたの?」

初春「はい、でも具合が悪いって言って出てきてくれなくて・・・」

黒子「何かありそうですわね・・・嫌な予感がしますわ、とりあえず佐天さんの家に行ってみましょう」


ピンポーン・・・ピンポーン・・・
御坂「出なてこないわね、いないのかしら?」

初春「え!でも、今朝も具合が悪いって・・・」

黒子「仮病・・・ということですわね。そうまでしてしなければならないことが、行かなければいけないとこがあったのか・・・」

初春「佐天・・さん・・・」

黒子「とりあえず手分けして佐天さんを探しましょう、帰ってくるかもしれませんから初春はここで待機を」

御坂「了解!」

初春「はい、わかりました・・」

佐天「学校行かずに練習するだけでこんなに効率が上がるなんて・・最初からこうしてればよかったな」
(私はもう昔の無力な私じゃない、強い・・強いんだ・・負けない、白井さんにだって、御坂さんにだって負けない・・・)

佐天「試して・・・みたいな・・・」
(誰でもいい、戦って、この力を試したい・・・誰が・・・・いいかな、誰かいないかな・・・)

黒子「見つけましたわ佐天さん。仮病を使って学校サボってまで砂浜で何をしているんですの?みんな心配していますわよ?」

佐天「あ・・・白井さん、いいところに、来てくれました・・・」

黒子(?!雰囲気がおかしい・・・)
黒子「・・・それはどういう意味ですの?佐天さん」

佐天「白井さん、私のお願い・・聞いてくれませんか?」

黒子「・・・言ってごらんなさい」
(この妙な威圧感は一体・・・?)

佐天「私と、戦ってください」

黒子「・・・本気で言ってますの?あなたはレベル0の無能力者で私はレベル4のテレポーターですのよ?それに私、友達を怪我させるような真似はしたくありませんの」

佐天「友達・・・友達なら、頼みごとの一つぐらい聞いてくれてもいいじゃないですか」

黒子「・・・それにジャッジメントが私闘をする訳にはいきませんの」
(やっぱり様子がおかしい・・・一体何が・・・?)

佐天「ふふ、じゃあ大義名分があればいいんですね・・ジャッジメントとして、私と戦うための」

黒子「?!」

佐天「じゃあ・・・白井さんが私と戦ってくれないなら・・・この学園都市を、壊しちゃいます。性格に言うなら”破壊する”って言うより”荒廃させる”って言ったほうが正しいですかね」

黒子「・・・レベル0のあなたにそんなことをする力があるとでも?」

佐天「あります」

黒子「嘘では・・・ないみたいですわね」

佐天「ははは、私を捕まえないと学園都市が廃墟いなっちゃいますよ?いいんですか?」

黒子(やはりおかしい、ここは一旦拘束して話を聞くのが得策ですわね・・・)
「・・・致し方ありませんわ、この白井黒子、ジャッジメントとして佐天泪子、あなたを”拘束”します!」



晩御飯食べてくる、正直力に溺れるルートしか思いつかなかった。もっと普通の子にしたかったんだけどな・・・無念だわ

ただいま

黒子(佐天さんは何か隠してる・・・さっきのは嘘を言っている顔じゃなかった・・ならば、先手必勝!)

佐天「?!」

黒子「テレポーターの移動は一瞬ですのよ?油断したあなたの負けですわ」
(このまま腕を掴んで・・・!)

ガシッ   サラサラサラ・・・

黒子「え?!佐天さんの腕が・・・す、砂に・・・?!」

佐天「ははは、油断したら負け、ですよ?白井さん」

黒子「くっ・・・!」

佐天「・・・便利ですね、テレポートって。簡単に一瞬で間合いを詰めたり空けたり」

黒子「どういうことですの・・?!そんな能力、見たことも聞いたこともありませんわっ!体が砂に変化するなんて・・・?!」

佐天「私の力ですよ・・私の・・・私だけの力。ははは、動揺してますね、白井さん?」
 ヒュン!ヒュンヒュン!

黒子「ダメですわ・・・!物理攻撃はすり抜けると言うんですの?!それじゃあ私にはどうすることも・・・!!」

佐天「体が砂になるだけが私の力じゃないんですよ?砂だって、使い方によってはモノぐらい斬れるんです・・!!」
 ズバァァァ!!

黒子「くっ・・・!!」
ズサァァァ

黒子「地面が・・・割れた?!こ、こんな力が・・・?!」

佐天「まだ・・・やりますか?」

黒子「・・・私はジャッジメントですわ!危険を放置しておく訳にはいきませんわ!」

佐天「そうですか、なら、もう終わらせましょうか。」
 サラサラサラサラ・・・

黒子「砂の・・・巨人?!」

佐天「砂で形を作ることだってできます、ましてやここは砂浜。元々私に有利なフィールドだったんですよ」

黒子「そん・・な・・・」
(もう・・・私じゃ・・・)

佐天「・・・おやすみなさい、白井さん」

御坂「ん~居ないなぁ、初春さんからも黒子からも連絡ないし、どこに居るんだろ、佐天さん」

佐天「私を探してるんですか?御坂さん」

御坂「?!佐天さん!いままでどこ行ってたの?!みんな心配して・・・」
 ズバァ!

御坂「?!」

佐天「さすが御坂さん、不意打ちでも簡単に避けちゃうんですね」

御坂「いきなり何するの?!って・・・何?その腕」

佐天「私の力ですよ、力を手に入れたんです!誰にも負けない・・・強い力を!・・・それと御坂さん、白井さんにはもう連絡は取れませんよ」

御坂「?!・・・黒子に・・何をしたの?!」

佐天「すこし痛めつけただけですよ、しばらく動けないんじゃないでしょうか」

御坂「佐天・・・さん・・・!!」

佐天「そのまま私と戦ってください、私は御坂さんより強くなったんです・・・今からそれを証明します!」

御坂「私とやりたいわけね、、いいわ!かかってきなさい!」

佐天「どうしたんですか御坂さん、それで全力なんですか?」

御坂「はっ!まだまだこんなの序の口よ!」
(とは言っても、レールガンは効かないし電撃もほとんど効果ないし・・・どうしろってのよ!ここ一帯に砂がないのがせめてもの救いか・・・)

佐天「砂が無ければ大した攻撃はしてこない、って思ってるんじゃないですか?顔に書いてありますよ」

御坂「?!・・・だったら何よ、事実でしょ」

佐天「そうですね、確かに近くに砂が無ければ大きな攻撃はできません、けど」

御坂「?」
(地面に手をつけてる・・・?)

佐天「砂なんてすぐに作りだせるんですよ・・・!」

御坂「なっ・・!地面が割れてきてる・・・?!」

佐天「私の手はあらゆるモノを乾燥させる手です・・・!」

御坂「なにこれ・・・この辺だけ砂漠になったような・・!えっ?!私の靴も砂に?!」

佐天「今この砂に触れているものは全て砂になるんです・・死んじゃいますよ?御坂さん」

御坂「くっ!」
 ヒュン!


佐天「即席砂漠の完成です」
佐天「・・・咄嗟に近くの建物に張り付くなんてさすがですね、御坂さん。これで決着が付くかと思ったんですけどね」

御坂「私がこの程度でやられるわけないでしょ!」

御坂(・・・どうしよう、足元は砂漠・・大量の砂・・・佐天さんは今までより大きな攻撃を仕掛けてくる筈、一方私の攻撃は通らない。もう!第一位並に反則じゃない!!)

佐天「困惑してますね、ははは、じゃあ白井さんにも見せたとっておきの技を披露しましょう!」

御坂「とっておき・・?はっ!必殺技ってわけね」




初春「見つからないのかな、佐天さん・・・なんだか、雨降りそうな空模様になってきました・・・」


御坂「うっ!デカッ!!」

佐天「ははは、砂で作った巨人です。大きさがそのまま強さになることだってあるんですよ?」

御坂「何よ!こんなの!ただの的じゃない!」
 ズドォォォン

佐天「無駄ですよ御坂さん、私がいる限りこの子が墜ちることなんてないんです」

御坂「くっ!どう・・すれば・・?!」

佐天(これで、これで勝てる、あの御坂さんに、第三位に!・・・でもなんだろう、全然嬉しくない・・・なんで?・・・・私・・・・わ、たしは・・・・)

ポツン ポツン

御坂「・・?雨?」
 ザーザー

佐天「え?なん、で?砂の巨人が・・・!!」

御坂「崩れてく・・?!」

佐天「どうして?なんで?!砂を制御できない・・!!使えない!!」

黒子「雨降って、地固まるってわけですわね」

御坂「黒子?!あんた無事だったの?!」

黒子「ええ、まぁなんとか。身体中が痛い程度ですわ」

佐天「なんで?!なんで使えないの?!私の!私の力!!」

黒子「・・・自分の弱点を知らなかったようですわね、佐天さん?」

佐天「え?・・・」

御坂「どういうこと?」

黒子「砂は水を吸収しますが濡らしすぎると砂は固まってしまいます、佐天さんの能力の弱点、それは”水に濡れる事”その時点で砂に関するあらゆる能力が使えなくなる、まぁあくまで推測ですけど」

佐天「そ、そんな・・・」

御坂「じゃあ今の佐天さんは・・?」

黒子「無力、ですわ」

御坂「つまり、今からお仕置きタイムってわけね!」

御坂「・・・いくわよ、佐天さん」
ビリッ、ビリビリビリ、バチッ

佐天「ひっ?!」

黒子「あのー、お姉様?今放電されると私非常に危険なのですが・・・」

御坂「避難しときなさい」

黒子「怪我人に対して酷い仕打ちですわ・・・」


御坂「歯ァ食いしばれゴルァァァァァァァ!!」

ビリビリビリビリビリ
佐天「きゃあああああああああああああああ!!」
佐天「あ、あ、、、」ドサッ



御坂「手加減は、したからね。」

御坂「・・・佐天さん、黒子を襲って、私を襲って、どうしてこんなことしたの?」
 ザーザー

佐天「・・・・本当はこんな、こんなはずじゃ、無かったんです。何の取り柄も、力も無い私がある日突然”能力”を手に入れてすごく、すどく嬉しかった、それで練習して、鍛えて、強くなれば御坂さんや白井さんみたいになれると思ったんです」

御坂「私や、黒子みたいに?」

佐天「いろんな人を助けて、いろんな人の役に立って、そういうふうになりたかったんです。もしかしたら御坂さんや白井さん、そして初春の役に立てるかと、思ったんです・・・」

御坂「・・・・」

佐天「なのに・・強く、使えるようになる度に、目的がどんどん薄れていって、それで・・・」

黒子「結果、貪欲に強さだけ求めるようになってしまった、と?」

佐天「・・・なんで、どこで間違えちゃったの・・?どうしてこんな事になっちゃったんだろう・・・・やっぱり私は能力なんて・・持っちゃいけないの・・・・?うっ、うあぁぁぁぁぁん」

御坂「佐天さん・・」

佐天「ごめん・・・なさい、ごめんなさいごめんなさい・・」


クライマックスなのにダメになって来たな

ハッピーエンドでね

>>417
もちろんだ



御坂「・・・佐天さんはさ、全部一人でやろうとしたからダメだったんだよ」

黒子「まったくその通りですわ!」

佐天「え?」

御坂「私達友達でしょ?困ったときとかどうすればいいかわからないときは相談してよ!」

佐天「でも、みんなに迷惑かかっちゃうし、心配かけたくなくて・・」

黒子「ていっ!」
ビシッ!

佐天「痛っ」

黒子「そういう考えはお捨てなさい、初春含め私達4人は親友なんですのよ、迷惑だなんて思うことはありませんし、なにかあればどうしても心配してしまいますもの。もっと私達を頼りなさい」

佐天「白井さん・・・」



初春「みなさーん!」

初春「佐天さん!今までどこ行ってたんですか?!私もう心配で心配で・・・」

佐天「・・・ごめんね、初春。心配・・・かけちゃったね」

初春「なにか・・・あったんですか?」

御坂「んーん、なーんにも。ねっ?黒子」

黒子「そうですわ、まぁちょっとしたイザコザですわ、もう解決しましたから大丈夫ですわ初春」

初春「ぶー、私だけ仲間はずれじゃないですかー」

黒子「ちょっとした勘違いみたいなものですから、気にしない。あら、雨、止みましたわね」

御坂「あ、ホントだー、それじゃあ、帰ろっか」

黒子「そうですわね、私疲れましたもの。ゆっくり休みたいですわ」

初春「帰りましょ!佐天さん!」

御坂「二人とも早くー」

黒子「置いていきますわよー」

初春「ほらっ!行きますよ!」

佐天「・・・うん!」

おわりー
俺にはこれが限界だ・・・・・・

SSとか初めて書いたけど凄く大変なんだな、今度からSS読むときは心して読むことにするわ

マジでクソみたいなSSに付き合っていただきまことにありがとうございました
保守していただいてた方や応援していただいた方お疲れ様でした。本当にありがとうございました

もし次やるとしたらちゃんと完結させてからスレたてることにするよ

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