木山「上条当麻君か。よろしく」(295)
上条「はぁ、よろしくお願いします」
木山「両腕骨折とは、なかなか出来る体験では無いよ」
木山「ゆっくり病院生活を楽しんでいくといい」
上条「遠慮しておきます!そういや、いつもはカエル先生なのになんかあったんですか?」
木山「ああ、私も普段は部屋に閉じこもって居るんだがね」
木山「常連で面白い患者が居ると聞いて、気分転換ついでにキミを任されたということだよ」
上条「く、患者なのにセラピーの道具かよ・・!不幸だー!」
木山「ま、そういうことだ。少しの間仲良くしてくれたまえ」ゴソゴソ
上条「うう、わかりましたよ。上条さん納得してあげます。って!ちょっと何ベットに入ってきてるんですか?!」
木山「何故って、今日はちょっと寝不足でね」
木山「ちょうどよくベットがあったから寝ようと思ってな」モゾモゾ
上条「何故にここで?!自分の部屋に戻ってくださいよ?!」グイグイ
木山「いいではないか、減る物ではない。私は冷たい布団は苦手なんだよ」ゴソゴソ
ガチャ
インなんとか「とうまー!お見舞い一緒に食べよー!」
小萌「上条ちゃーん、お見舞いに来ましたよ~!・・・って!」
小萌「はわわわ!もしかしておじゃま虫でしたか~!?」
上条「待って行かないで!違うんだ!これはだな!」
イン「とーうーまー!!また女の人連れ込んで何してるのかな!?かな!?」
上条「だから違うっての!木山先生もなんか言ってくださいよ!」
木山「スースー」
上条「寝てるよこの人!」
小萌「上条ちゃん…いいんです。言い訳しなくっても!先生は上条ちゃんの味方です!」
イン「ひどいよとうま!あたしだって添い寝したことないのに!」
上条「え~!?何言っちゃってるのキミたち!」
上条「俺両腕動かせないの!むしろ助けて欲しいの!お願いします!」
小萌「じゃあ今度ショッピングに付き合ってくれるなら信じるです」
上条「行く!行きます!荷物持ちでも何でもしますから!」
小萌「しょうがないですね~。っえいっと!」ド-ン
木山「ぐえ」ドスン
上条「た、助かった。すいみません、小萌先生」
イン「まったくとうまは目を離すとすぐこうなんだから!」モゾモゾ
小萌「本当です。これだから上条ちゃんは困ったちゃんです」ゴソゴソ
上条「あの~、インデックスさん?小萌先生?なんで入れ替わりでベットに入ってくるのでせうか?」
木山「おやおや。娘さん達かい?かわいいもんだね」
上条「違います!」
小萌「先生は上条ちゃんの先生なんです!」モゾモゾ
木山「これはどうも。私はこの病院に勤めている者だ。彼のお世話係のような事をしている」
小萌「木山先生?冗談でも上条ちゃんに手を出したら先生許しませんからね?」ゴソゴソ
イン「とうま狭いんだよ。もっと詰めてよ」モゾモゾ
上条「あんたらいい加減ベッドから出てくださいよ…!?」
上条(うう…!しかし添い寝がこんなに心地いいなんて……!)
上条(これは危険だ!こんなぬくもりを感じたら上条さんどうにかなってしまう!)
パサ
小萌「まぁ冗談はこのくらいで。いつもどうりで良かったです」
ガバッ
イン「そうだよ!はやくお見舞い食べるんだよ!」
上条「あっ…」
上条(いやいや!ギリセーフ!危なかった!)
木山「フフ…」
………
小萌「それじゃあ上条ちゃん、早く良くなるですよ~」
インスタントジョンソン「とうまー、わたしはこもえの所に居るから安心してねー」
上条「はいはい。小萌先生、わざわざすみませんでした」
小萌「いえいえ。木山先生、あとはよろしくです」
木山「ああ。いつでも添い寝しに来たまえ」
上条「それはさせません!」
木山「なるほどね」
上条「? どうかしたんですか?」
木山「いやね、キミの周りは本当に面白いなと思ってね」
上条「ええー。そりゃ年に2,3回はそんな日が在ってもいいかもしれないけど」
上条「毎日があんなのだとさすがに疲れますよ…… はぁ」
木山「フフ… 不幸かい?」
木山「それにしてはさっき添い寝が終わったとき、ずいぶんと名残惜しそうだったね」
上条「!?」
上条「いや!?そんなこと無いでございましたよ!はい!」ドキドキ
木山「隠さなくていいさ。そのくらい私でもわかる」
木山「ところで、私はまだ眠いんだが。もう一度いっしょに寝てもいいだろうか?」ズイッ
上条「いや、その……」(ううう!ちょっと近すぎです先生!)
木山「拒まない……と言うことはOKと言うことかな?」モゾモゾ
上条「だ、だって俺両手動かせないから阻止できないし…!」(やばいよ入ってきたよー! でも…!)
木山「別に物理的にじゃなくてもさっきは言葉で止めたでは無いか」ゴソゴソ…
…ピトッ
…グー-!
木山「……」
上条「……」ドキドキ
木山「…腹が減ったな。もうこんな時間か」
木山「昼食を持ってくる」ガバッ
ガチャ
上条(惜しかっ…いや、危なかった! …ドキドキしすぎだ俺っっ!!)ドッキンドキドキ!!
上条(そうさ、腹が減ってたんだ!)
上条(あれだ、吊り橋効果って奴だな!先生にドキドキしてた訳じゃない)
上条(腹が減ってて見た幻覚みたいなもんだ!お見舞いのフルーツ食べたけどきっとそうだ!)
ガチャ
木山「持ってきたぞ。不味い病院食だ」
上条「あどーも!いただきます!」ドキッ!
木山「?」
木山「もぐもぐ」
上条「……」
木山「もぐもぐモグ」
上条「えーと」
木山「どうかしたかもぐ?」
上条「あの、両手が使えません……」
木山「それは残念だったなもぐもぐ」
上条「うう……」
木山「フフ…」
木山「どうしてほしい?」
上条「すみません。食べさせていただけますでしょうか?」
木山「そうか。”あーん”してほしいのか」ニヤニヤ
上条「え?!いやその、普通にですね。食べさせていただければ嬉しいな~と…」
木山「そうか。”あーん”してほしいのか」ニヤニヤ
上条「うぐぐうう……!!」
上条「お、お願いします・・・」
木山「まったく仕様が無いな、キミは。どれ、っと」トサッ
上条(うあっベットに座って……普通に近い!)ドキドキ!
木山「ほら。あ~ん」
上条「あ、あ~パクん」モグモグ
木山「どうだ、美味いか?」
上条「は、はい!」モグモグ
木山「フフ……」ニコ
インデックスの名前をわざと間違えるネタはつまらん上無駄にレス消費するね
>>31雑談でも人が居ないのよりは嬉しい
上条「もっかいお願いします」
木山「次は……」
上条「?」
木山「”あ~ん”、と”口移し”。どっちがいいかな?」
上条「?!」ドキドキキーン!!
上条「いやいやいや!上条さんだまされませんよ!」
上条「普通でいいでっす!あーんでお願いします!」
木山「それは残念だ。では普通に。あ~ん」
上条「あ~…」
ガチャ! ドタドタ
佐天「こんにちは~!上条さんいますか~?」
初春「おじゃまします~」
美琴「おーい、見舞い来てやったぞー。感謝しなさーい」
黒子「お姉さまったら、めんどくさいなら来なければいいではないですか」
携帯から見てたが支援するためにPC起動したぜ
という訳で支援
>>35超嬉しい
上条「……」
木山「……」
佐天「……」
初春「……」
黒子「……」
美琴「……」
美琴「えっ」
木山「やぁ、誰かと思えばレールガンじゃないか。ひさしぶりだね」
美琴「えっ?えっ?なんで木山春生が?!」
美琴「っていうかなに?あ~んしてるわよね!それ!?」
美琴「わかったわ!母親ね!息子のケガが心配で脱獄して看病してるんでしょ!うん、そうに違いないわ!」
黒子「お姉さま、落ち着いてくださいまし」
黒子「木山さん。どうしてあなたがここにいるのかは存じませんが」
黒子「もしまた何かたくらんでいるようでしたら私たち、放っておく訳にはいきませんの」
木山「安心したまえ。べつに脱獄した訳ではない。やましいこともない」
木山「それより、君たちも彼に見舞いに?」
美琴(”彼”って何様よー!君たち”も”ってことはアンタも見舞いにきてるの?!)
美琴(しかもあ~んしてたし!まさかまさか、かか彼女なのー!!??)
木山「フフフ…」
美琴「ちょっと、あんた!どういうことなのか説明しなさいー!!」バチバチ!
佐天「なになに、修羅場!?」
初春「ぬふぇー!」
上条「うわっち!ビリビリやめろ!!先生だって!木山先生、病院の人!OK?!」
美琴「それを早く言いなさーい!!!!」バッチバチ!!
上条「ぎゃあああ!!!不幸だー!!」
黒子「はぁ、まったく」
木山「フッフフ…」クスクス
木山「本当に面白いな、キミ達は」クス
木山「とてもからかいがいがあるよ」
上条「っ、ですよね!さっきからからかわれてばっかりなんだから俺は」
上条「ベットに入ってくるは、あ~んさせられるは、あげくにく、口移s」
美琴「口移ししたの?!」
上条「してませんよ!?」
佐天「じゃああたしが」
美琴「ダメっ! 絶対ダメ!」
現行スレ
佐天「よーし、じゃあ初春にネコミミを授けよう!」
佐天「よーし、じゃあ初春にネコミミを授けよう!」 - SSまとめ速報
(http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1262353009/)
サーシャ「第一の解答ですが、私は既に上条当麻と付き合っています」
サーシャ「第一の解答ですが、私は既に上条当麻と付き合っています」 - SSまとめ速報
(http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1262443152/)
滝壷「はまづらは……いいヤツだけど恋人にしたくはない、友達まで」
佐天「御坂さんってタメの友達いないんですか?」
御坂「え……?トイレが故障中?」
御坂「え……?トイレが故障中?」 - SSまとめ速報
(http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1262019035/)
打ち止め「何このセーラー服?ってミサカはミサカは…」
打ち止め「何このセーラー服?ってミサカはミサカは…」 - SSまとめ速報
(http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1262530180/)
上条「PSYREN…?」
漏れあったらすまん
ってこのスレが抜けてた
木山「上条当麻君か。よろしく」
木山「上条当麻君か。よろしく」 - SSまとめ速報
(http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1262526129/)
黒子「お姉さま必死すぎですの」
佐天「ホントですね~。あやしいですね~」
美琴「あんたらね~!違うわよ!この男はねぇ、女の子との触れあいとかそういう少しでも幸せな出来事があったらダメなの!いいわね!」
佐天「はいはーい」
初春「木山さん、病院で働いてるんですか?」
木山「病院といっても、ほとんど研究室だよ。カエル見たいな顔の医者に拾われてね。今日は何故か彼の担当医みたいなことをしているがね」
上条「あのー、まだ一口しか食べてませんのですが」グー
木山「おっとすまない。ほら、あ~ん」
上条「あ~…」
ガシ
美琴「……」グイ
上条「え、え~と。美琴サン?上条さんはおなかがすいて背中がくっつきそうなのですが……」
美琴「あ、」
上条「?」
美琴「あたしが、あ~んしてあげるわ」
上条「!?」
美琴「食べさせてあげるって言ってんの!!ほら、口開けなさい!」
上条「はひっ!」
さて、そろそろ眠いわけだが
木山「おやおや。仕事を取られてしまったよ」
美琴「あ、あ~ん」スッ
佐天「」ジーッ
上条「あ~パクん」もぐもぐ
初春「」ジー
黒子「」ジー
美琴「ど、どうなのよ//」
木山「」ジー
上条「ああ、美味しいよ」
美琴「あっそ//」カァッ
………
上条「ふぅ、ごちそうさまでしたっと」
美琴「はいはい。食器片してくるわね」
黒子「私もいきますわ」
ガチャ
木山「良い子じゃないか」
上条「あのビリビリさえ無ければですけどね……」
佐天「あ、ねぇねぇ!それじゃあ上条さんって御坂さんのこと好きなんですか?」
上条「えっ?!」
初春「それ聞いちゃうんですか~?!」
上条「う~ん、嫌いかと言われればそうでもないって感じかな~」
佐天「じゃあ、彼女にしたい!って思いますか?」
初春「佐天さんぶっちゃけすぎですよ~」アセ
上条「ああ、それはないな!そもそもあいつが俺を嫌ってるから無理だろ」
佐天(うわぁ~、御坂さんかわいそ;ホントに鈍感なのね・・・)
初春(これがフルボッコってやつですね!)
木山「それじゃあ、どんな相手なら彼女にしたいんだい?」
上条「え~?そうだな~、一緒にドキドキを共有できる関係とかがいいかな~」
初春「うわぁ~素敵ですね~」
木山「ふーん。……たとえば、添い寝したりとかは」
上条「えっ?!」ドキッ
木山「ドキドキ……するのかい?」
上条「……」
木山「……」
初春「……」
佐天「あ!」
上条「!」ビク
佐天「そういえばさっき木山先生、私たち”も”お見舞いに来たのか、って言ってましたよね?」
初春「言ってましたね。あのとき、ただのはったりじゃなかったら本当に誰か来てたんですか?」
木山「ああ、来てたよ。可愛い子が二人ほどね」
佐天「おお~!上条さんや~る~!」
上条「おいおい、別に何にもないぞ?妹みたいなやつと、担任の先生だよ」
木山「でも添い寝はしていたな」
上条「?!」
初春「おおお~」
佐天「添い寝!?その、妹と?ですよね」
木山「二人とだ」
佐天「え~!?どんな先生ですかそれ!?」
木山「ちなみに私も添い寝していたぞ」
上条「ちょっと木山サン?!」
佐天「え~?上条さんって実はヤバイ系ですか~?」
初春「はわわわ」
上条「違う!見て、これ!ケガしてるの!不可抗力なんです!!」
佐天「なーるほど」
木山「こいつは女性を蹴落とす度胸もないらしいな」ゴソゴソ
上条「だから入らないでくださいって!」
これでは寝れないではないか
>>71もうちょっとで区切りつきます
上条「降りてくださいいい」グイグイ
木山「まぁまぁ」ゴソゴソ
佐天「はぁ~それにしても眠くなってきたね~初春?」モゾモゾ
初春「そうですね~って、ええ?!佐天さん?」グイグイヒッパラレ
上条「あれ?なんで佐天さんも入ってきているのでせうか?上条さん困ってしまいますよ?」
佐天「気にしなーい気にしなーい」モゾモゾ
木山「こんな時の為にダブルベットで良かったな」
上条「よくない?!個人的に良くないですよ?!」
初春「はわわわわ~」
ガチャ
美琴「ゴメンゴメン遅くなっちゃって!」
黒子「お姉さまったら出会うたびにおばあちゃんを負ぶったり助けるんですもの」
美琴「なんか廊下まで声聞こえてたけど、どうしたn……」
上条「……」
木山「……」
佐天「……」
初春「……」
黒子「……」
美琴「……あ」
上条「はい?」ビク
美琴「あたしも、入れなさーい!!!!!」ドタドタン!!
上条「え~~っ!?!?」
とりあえず 完
小萌先生編、美琴編、終了です。
このあとねーちん編、木山先生編も予定してたけどけっこう疲れてしまいました;
書きたい人はどうぞ自由に書いてくださいな。
そいではお休み~ノシ
ほし
ho
木山「さてさて、やっと静かになったな」
上条「本当ですよ…静かに休んで早く治したいのに」
木山「ま、このぶんだとまだ誰か来そうな感じだがな」
上条「ううう…、面会禁止にしませんか?」
木山「それはダメだ。面白くないだろう?」
おかえり
木山「ま、そろそろ外も暗くなってきたし」
木山「面会時間もすぐ終わるだろう」
上条「ほっ、ならよかった。なんかいつも騒ぎ立てる隣人とかいるんで警戒してしまいましたよ」
上条「ックシュ!」
木山「ん?冷えてきたかい?」
上条「ああ、すいみません。ちゃんと布団に入ってれば大丈夫ですよ」
木山「どれ、ちょっと起きあがってみたまえ」
上条「あ、はいよっと。ベットになんか付いてるんすか?」
木山「よいしょっと」ゴソゴソ
上条(なんだ?後ろにまわって来て……)
木山「ふぅ」ギュッ
上条「え!木山サン?!何故に抱きついてくるんですか?!」
木山「……暖かいな。キミは」ギュ-ッ
上条(ちょま!?何ですかコレは?!人間湯たんぽデスカ?!!)
上条「ちょっと先生!何してるんですか?!」
木山「なんだ?暖かく無かったか?」
上条「そうじゃなくってですね?!」
木山「よく言うではないか。雪山で遭難したら肌と肌を付けて暖め合うといいらしい」
上条「なんか違うでしょこれ!上条さんは遭難してませんよ!エアコン付けてくださーい!」
木山「なるほど。確かに服の上からだと体温も伝わりにくいな。」
上条「違います!違うところが違います!」
木山「どれどれ」ヌガシヌガシ
上条「え?ちょっと!ホントだめですって!これ以上は色々と!」
木山「ほれ」オテテ ピトッ
上条「ひゃ~っ!!冷たいデス?!背中冷たい!」
木山「フフ… 何か期待してたのかい?」
木山「顔が真っ赤だぞ?」
上条「な……!ち、違いますよこれは。ただ顔が熱くなっただけです」
木山「そうかい。では冷ましてあげよう」スッピト
上条(せ!先生の手が頬に…コレは…普通に心地良い……)
上条「あの、木山先生?」
木山「なんだ?」
上条「先生も、顔真っ赤ですね」
木山「なっ…!なにを……//」
上条「……」ニヤニヤ
木山「わ、私もキミと一緒に暖まっていたんだ。同じ症状が出ても変ではないだろう」
上条「先生」
木山「ん?」
上条「暖かいですね」
木山「ああ。指先は冷え性だがな」
上条「ははっ」
木山「……」
上条「……」
上条「先生は…」
上条「木山サンは、先生だから、こうして病人に優しくしてくれるんですか?」
木山「…私自身、こんな風に自分から触れに行ったのは初めてかもしれないな……」
上条「えっ……」
木山「昔は学校の先生なんかもしていたが、最近まではずっと研究室に籠もりきりだった」
木山「少し前にね、ちょっとした事件が在って……。時間が出来たんだ」
木山「少しだけ、自分について考える時間が」
上条「先生……」
木山「フフ……私がこんな風に他人と、触れあうのもキミだかr
ガチャバタン! 土御門「やっほーいかみや~ん!見舞いに来てやったぜ~い!!」
神裂「し、しつれいします。上条当麻はいらっしゃいま――」
上条「……」
木山「……」
土御門「Oh……」
神裂「……なっ」
神裂「七せっ…!!」
土御門「ぎにゃー!ねーちんストップストップ!!」
上条「よおっ、お二人さん。見舞いに来てくれたのか?」
神裂「え?え、ええ。そうです、入院したと聞いて急いで来ました」
上条「わざわざ来なくてもよかったのに。悪いな」
土御門(かみやんから余裕のオーラがただよってるぜい?!)
土御門「まぁまぁ、隣人のよしみだにゃー」
神裂「それで…そちらの方は」
上条「ああ、木山先生。なんか世話してもらってる」
神裂「……先ほど、抱き合っていたように見えたのですが…」
上条「いやいや、マッサージしてもらってただけだぜ?」
上条「入院してたほうがいたれりつくせりで困っちゃうな!なんて」
神裂「そうですか。それなら普段も言っていただければ私がそのゴニョゴニョ……」
上条「?」
土御門(ねーちん、押しが弱いぜよ…)
木山(ふむ…)
木山「君たちはあれか、カップルなのかい?」
神裂「な?!違います!私は!その…」
土御門(いったれ、ねーちん!)
神裂「か、上条当麻の彼女です!!」
上条「はぁー?!?!」
木山「おやおや」
土御門(ねーちん、アウトー!)
木山「そうだったのか。上条君」
上条「違いますよ!ちょっと神裂サン?!なに言ってるんですか?!」
土御門(ねーちん!今の答えは不正解だにゃ!)
神裂(咄嗟のことでアレしか思いつかなかったんです!//)
土御門(おちつくんだぜよ。ここはプランBでいくにゃ)
神裂(りょ、了解した)
神裂「あー、今のはちょっとした冗談だ。上条当麻には世話になっているからな。見舞うのも不自然な行動ではない!」
土御門(その言動が不自然だぜよ…)
神裂「それでだな。今日はケガに効く魔術を教えて貰ってきたので使ってみようと思うんだが」
木山「魔術?」
土御門「お、おまじないのことだにゃ!」
上条「そ、そうか?それならお願いしようかな~」
神裂「!よかった。では失礼して」スッ
上条「……」
神裂「痛いの痛いの、飛んでいけー!」
土御門(ぶっふふwwwww!!)
木山「おまじないだな」
上条「あはは…」
神裂「ふぅ。どうですか?効きましたか?」
上条「あ、ああ!バッチリ効いたぜ?!少し退院早くなるかもな?!」
土御門「ヒッッヒッッヒッッヒwwwww」
神裂「それは良かった。私にはコレくらいしか出来ないので」
上条「いやいや十分ですよ!ありがとうな!」
上条「ところで……」
上条「なんで神裂サンはナース服なんでしょうか?」
神裂「えっ?」
神裂「これはっ、土御門が『病院と言えばナースが基本だぜい?』というからっ!違うのですか?!」
上条「まぁ、違うっちゃ違うけど……。可愛いから良いんじゃないか?」
神裂「なぁっ// あ、ありがとうございます//」
神裂(おいっ!やはり違っていたではないか!)
土御門(まぁまぁ、褒められてたじゃん結果オーライだぜよ?プランBも成功したし、今日のねーちんは絶好調だにゃ!)
神裂(まぁそうなんですが)
土御門(というわけで!プランHで一気に攻めるぜよ!)
神裂(アレか…意味は良く分からないが……)
土御門(大丈夫にゃ!男なら一発でめろめろだぜい!)
神裂「……よしっ!」
神裂「と、当麻くん!」
上条(当麻くん?!)
神裂「両腕ケガして大変なんだってね?」
上条「は、はい…」
神裂「わたし手伝ってあげるからね?下のお世話、したくなったら言ってね!」
上条「」
土御門「ブッフォwwwッッックックっwww」
神裂「貴様ぁー! 何故笑うーーー!!!!」
木山「えげつねぇな……」
神裂「教えろ!どういう意味だったんだ?!」
土御門「ヒーヒーwww」
木山「つまりだな」ゴニョゴニョ
神裂「……」
木山「」ゴニョゴニョ
神裂「……!//」カァッ
神裂「上条当麻!これは違うんだ!」
神裂「土御門が言えというからだな!」
上条「あ…あははー…」
木山「まぁ実際問題避けて通れないがな」
土御門「そうだにゃー、かみやん毎日隣で…」
上条「してません!」
木山「ほら、これだ」ヒョイ
土御門「ん~?尿瓶だにゃ」
上条「?!」
区切り悪いですが、ちょっと出かけてきます
みんなも書いていいよ
固法さんと神裂さんがとあるキャラツートップ
姫神「ディディディディケイドッ!!」
神裂さんじゅうはっさいはキレると口調が180変わる変わるからな。一方さん程じゃないけど。
>>163
うっせぇんだよ
素人が!!
>>164
ヘ(^o^)ヘ
|∧
/ /
>>161
固法「おや…あなたは…」
神裂「……」
固法「どなたでしたっけ?唯一の色気担当もお払い箱になったようで……あなたの印象があんまり薄いんで、名前も忘れてしまいました。
良かったら、教えていただけませんか?」ププッ
神裂「こんの…」
神裂「ド 素 人 が あ あ ぁ ぁ ! !」
当麻「あの、お二方。喧嘩はやめた方がいいと思いますよ?」
神裂「シビンとは何なのですか?」
木山「要するに携帯トイレだな」
神裂「トイレ…!む、確かにそうですね」
神裂「男性の事情は解りませんが、その両手だと無理そうですね」
土御門「先に言っておくが、俺は手伝わないぜよ?」
上条「やめてくれ、意識すると尿意が!」
土御門「でもかみやん、入院中ずっとガマンするってのは無理だと思うぜよ?」
土御門「どっかで妥協しないときついと思うにゃ~」
上条「いや、確かにそうなんだが……」
上条「ナースさんを呼ぶのが一番被害が少ないかと」
神裂「わ、私の出番ですか!」
上条「コスプレでしょ!それ!」
上条「しかもフリフリいっぱいで胸元がハート型に空いてるし!上条さん的に邪道だと思います!」
土御門「ねーちんの魅力を引き出すための苦肉の策だったんだけどにゃ~」
上条「別に歩けない訳じゃないし、手使わなくても何とかなるかもしれないし」
木山「私がやってあげてもいいんだぞ?」
神裂「ダメです」
木山「……」
神裂「……」
木山「上条当麻君、私がやってあげてもいいんだぞ?」
神裂「上条当麻はダメだと思っていると私は思います」
土御門(ねーちん、ここは勝負所だにゃ~)
神裂(解ってます、今度こそしとめて見せます。今日の私は一味違うんです)
神裂「と言うわけで、上条当麻。早く個室で二人きりになりましょう」グイグイ
上条「ちょっと、引っ張らないで!?一人できっと大丈夫だから!学園都市だしね?!」
土御門「残念だけどそんな設備は設定されてないぜよ」
木山「おやおや、嫌がってるではないか。ここは私に任せておとなしくしてなさい」
神裂「大丈夫です。ナースですから。恩返しですから」
上条「神裂サン?目が怖いですヨ?」
ピンポンパーン ピンポンパーン
木山「」ニヤ
木山「フフ…どうやら時間のようだな」
神裂「なに?」
土御門「い、今のチャイムはまさか……!」
木山「そう……あれこそまさに、」
木山「…面会時間終了の合図!」
土御門「な、なんだってー?!」
神裂「制限時間だなんて聞いてませんよ、土御門!どういうことですか?!」
土御門「しまったにゃ~!すっかり忘れてたぜよ!」
土御門「これじゃあプランSの『お泊まり看病☆ドッキドキの添い寝大作戦!』が水の泡だにゃー!」
神裂「くっ!ここまでですか……!」
木山「そういうことだ。さぁさぁ、出ていって貰おうか」
土御門「というわけで、かみやん。またにゃ~」
上条「ああ。わざわざありがとうな」
神裂「上条当麻!」
上条「は、はい」
神裂「……信じているからな」
上条「なははは……」
木山「ちなみに……」
神裂「?」
木山「私は添い寝したぞ」
神裂「な?!」
………
木山「…静かになったな」
上条「はは。何度目ですかね」
木山「それで……。どうするんだい?」
上条「え?」
木山「トイレだよ。ガマンしてたんだろう?」
上条「あ。まぁ、そうですけど……」
木山「ま、私が嫌なら他のナースを呼んで勝手にやってくれたまえ」
上条「そうですね…」
木山「さて、そろそろお暇しようかな」
上条「え…行っちゃうんですか」
木山「なんだい、私が寝ずに見ていてくれると思ってたのかい?」
上条「そ、そーですよね。常識的に考えて」
上条「それにしても寒いな~。…なんて」
木山「ほらっ」ポイッ
上条「これは…?」
木山「リモコンだよ。エアコンも照明もそれで動かせる」
上条「あ……はい…っ。そうですよね…」
上条「それじゃ、木山先生。おやすみなさい」
木山「ああ。おやすみ」
木山「なーんて」ギュッ!!
上条「?!」
__ i`:. __ ウィエッホッホッホッホwwwwww
(__.`ー-::... ,rt': : :\ ,::-'",...) ッホッホッホッホッホホーホwwww
,..::ア - ::::::)-:'':':'(|i(゚):(゚)テ):-:-:-::、イ::: `┬-っ オホーホwww
(,.::'",::' / ,....: : : : r'" ・・' く/i!: : : : :!、,:::::,<` `ニつ オーホホホホホーwwwww
`-(_λ_/: : : : : ( トェェェイ )/: : : : : : : : : ;,.,`::`つ イェッホーwwwww
`-;;;;;;;:/i\二二_/" : /\;,;,;,;,;/ `'" ウッホホwwww
\:.:.:.:/ `i , :く. アオーwwwwwww
`i: :i : : !": : : ) ウッヒャッホーオwwwwwww
r: :i DK:!-┬" ウッホッホッホッホwww
r--`:、 /000 ウッホッホwww
000O" ウーホホホホホーwwwwww
木山「そんなに悲しそうな顔をしないでおくれ」
木山「いじめたくなってしまうではないか」
上条「え?え?」
木山「私もまだまだ子供だな」
上条「……どういう、事ですか?」
木山「……」
木山「好きな人は、いじめたくなるものなのさ」ギュー!
だめだたすけて悶えしぬ
__ i`:. __ ウィエッホッホッホッホwwwwww
(__.`ー-::... ,rt': : :\ ,::-'",...) ッホッホッホッホッホホーホwwww
,..::ア - ::::::)-:'':':'(|i(゚):(゚)テ):-:-:-::、イ::: `┬-っ オホーホwww
(,.::'",::' / ,....: : : : r'" ・・' く/i!: : : : :!、,:::::,<` `ニつ オーホホホホホーwwwww
`-(_λ_/: : : : : ( トェェェイ )/: : : : : : : : : ;,.,`::`つ イェッホーwwwww
`-;;;;;;;:/i\二二_/" : /\;,;,;,;,;/ `'" ウッホホwwww
\:.:.:.:/ `i , :く. アオーwwwwwww
`i: :i : : !": : : ) ウッヒャッホーオwwwwwww
r: :i DK:!-┬" ウッホッホッホッホwww
r--`:、 /000 ウッホッホwww
000O" ウーホホホホホーwwwwww
上条「先生…、さっきの話」
上条「俺だからどうだとかいう…」
木山「ああ。君は覚えていなかったようだが」
木山「君とは以前合ったことがあったんだ」
上条「……そうでしたっけ」
上条(記憶喪失前に会ってたのか……?)
うんうんはやくうんうんはやく
木山「その時私は道に迷っていてね。本当に困っていた」
木山「私はだた一人でキョロキョロしてただけなのに、君が話しかけて来たんだ」
木山「結局は通りかかったあの御坂君に私を押しつけて、君は急用とやらに行ってしまったがね」
木山「私自身、その時は何も感じることはなかった」
木山「……その後。言ったね、私に時間が出来たって」
木山「私は……犯罪者だった。何がいけなかったのか。何をすべきだったのか」
木山「これから間違えないために、どうすべきなのか……」
上条「……」
木山「その中で。一つだけ解らない感情があった」
木山「それが君との出会い。あの日、君が話しかけてくれた事」
木山「それまでずっと、科学者としてしか物事を見ていなかった」
木山「あの子達と…昔の生徒達と過ごしていた日々にも感じなかった感情」
木山「あの日、私は恋をしていたんだ」
木山「ずっと後になってそう気づいた」
木山「ちょうどそんなときだった」
木山「なにやら面白い患者がいるらしいと聞いた」
上条「それが…」
木山「フフ……。そして今朝」
木山「科学者ながら、これが運命という奴かと思ったよ」
木山「私を覚えてなかったのは正直寂しかったよ」
上条「すみません…」
木山「君にとっては本当に些細な、いつもの事のような人助けだったんだろうな」
木山「あとは知っての通りだ」
木山「私は…ずいぶんと舞い上がっていたんだな」
木山「年甲斐もなく、私は初恋を実らせようと不器用にもがいて」
木山「すまなかったね。今更ながら、こんな行き遅れの女にすり寄られて迷惑だったろう?」
上条「俺は!」
木山「!」
上条「俺も……!」
木山「……」
上条「俺も、あなたが好きです!!」
上条「最初は本当にとまどってただけだったけど…」
上条「軽い男だと思われるかもしれないけど……!」
上条「今日の、あなたのその不器用なアタックに!完全に落とされました!!」
上条「腕さえ動かせれば!今すぐあなたを抱きしめたいくらいに!!!」
木山「フフ…うっ。君を見ていたら解る、君の告白ほど信用出来るものはないよ」ギュッー
上条「木山さん。俺の彼女になってください」
木山「フフ……。誰が断るものか」
上条「俺、守ります。あなたのことを。絶対に」
木山「ありがとう、嬉しいよ。誓うにはまずちゃんとケガを治さなくてはね」
上条「大丈夫ですよ、先生」
上条「抱きしめなくても、ちゃんと誓いは出来ます」
木山「え? ……あっ」
チュッ
完
どうもみなさん長い間読んでくださって、ありがとうございました。
これにて本編は全て終了です。
実は年明け前に立てた木山先生スレが失敗したので、リベンジとして挑戦しました。
無事完結できてよかったです。
稚拙な文章ですが、ただの私の妄想なのでご了承お願いしますorz
エロパートについてはおトイレの伏線を残しておいたのでみなさんご自由に妄想してくださいw
そして是非文章にして投下してくださいね!
それではお休みなさいノシ
インなんとか「とうまー ねえとうまー おなかすいたよー」
木山の家
上条・木山「キャッキャウフフ」
昔のほうがカワイイよな つか美人
俺のはるみんの魅力を充分に発揮させられたようだね
>>1君なかなか良い仕事したよ
>>264
おれのものでもあるけどね
木山「上条当麻君か。よろしく」
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美琴「なんで死んじゃったのよ・・・ バカ」
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サーシャ「第一の解答ですが、私は既に上条当麻と付き合っています」
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佐天「あの人、かっこよかったなぁ……」
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オルソラ「上条さん、好きですわ」
打ち止め「何このセーラー服?ってミサカはミサカは…」
打ち止め「何このセーラー服?ってミサカはミサカは…」 - SSまとめ速報
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ン
木
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