男の娘「男の娘というジャンルはニ次だからこそ成立するのであって!現実でいたらただのオカマだよ!そう思わないかい!?」
男「うーん…まあ大体は同意だが」
男の娘「?」
男「お前が言うな」
男の娘「な、なに!?」
男「鏡見たことあるか?」
男の娘「ぼくがオカマって言いたいの!?」
男「いや…オカマってか容姿完璧に女…」
男の娘「ぼくは男の顔だよ!失礼だなもう!」
男「ほれ、鏡」スッ
男の娘「…」パリン
男「割るなこわい」
男の娘「ぼくは断じて男の娘なんかじゃない!れっきとした男だ!」
男「あの…言いづらいんだが」
男の娘「あ?」
男「お前、みんなから女だと思われてるからな」
男の娘「…」
男「…」
男の娘「…」
男「…」
男(なんだこの空気…)
男の娘「…ぼくってそんなに女の顔かな…」ムニムニ
男「美女といわれても問題ないレベル」
男の娘「……はぁ…なんでこんな顔になったんだろう」
男「まあ、性格とかは男なんだからそんなに気にするなよ」
男の娘「…」
男の娘「あ、そうだ。ねえ男」
男「ん?」
男の娘「今日ぼくの部屋に来ない?新しいフィギュア買ったんだ!」
男「…どんな?」
男の娘「ふふ…R-15のちょっと大人なフィギュアさ…」ククク
男「……」
男の娘「哀れむような目で見ないでくれない?」
男「この容姿でこの性格…か…」
男「惜しい」チッ
男の娘「うるさい」
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