妹「あたしは出かけたいの！」

兄「どこに」

妹「お買い物よ！お父さんは海外出張！お母さんはベタ惚れのお父さんについていっちゃったんだから！」

兄「あらそうなの」

妹「これからあたしがお兄ちゃんの身の回りの世話をするから！」

兄「そりゃどうも」

妹「もう…（どうしてそんな無関心なのよ…）」

兄「ふむふむ…」むしゃむしゃ

妹「さっきからあんまんをむしゃむしゃと…」

兄「悪いか？」

妹「別に」

兄「ならよかった」

ざわざわ…


妹「さっきよりも増えてる…」

兄「ふ～ん…」

妹「ふ～んじゃなくて…追い返して」

兄「じゃあこれからお前がいうように俺が出て行って追い返そうとしてやる。」

妹「さっさとして」

兄「どっちみち…帰らないと思うがな」

がちゃっ

兄「…」

女1「あっ兄君よ！」

女2「きゃぁ！かっこいい！！」

女3「超かっこいい！！」

女たち「きゃ～！！」

兄「あの…君たち…」

ざわざわ…

兄「いい加減帰って…」

ざわざわ…

兄「聞こえてないよね…」

バタン…

兄「はぁ…」

妹「はぁ…。そういうことね」

兄「言っただろ。」

妹「あたしどうしたらいいのよ…」

兄「じゃあこれから俺と一緒に出て行けばいいだろ」

妹「いやよ。あの女の子たちに何言われるかわからないわよ」

兄「じゃあ買い物には行けないな。」

妹「わっわかったわよ…」

がちゃり


兄「…」

妹「…（うぅ…怖い…）」

女1「え？え？兄君って彼女いないんじゃ…」

女2「でも一緒にいるし…」

女3「な～んだ。彼女いるんだぁ…」

女4「帰りましょ～」

女たち「はぁ～…」スタスタ

兄「な？うまくいった。」

妹「うっうん…」

兄「なぁ…俺先帰っていいか？」

妹「どうして？」

兄「疲れた」

妹「一人で帰ってるときさっきの女の子たちに会ったらどうするの？」

兄「彼女いることになったんだから大丈夫…」

妹「いいえ！甘いわ！甘いわよお兄ちゃん！」

兄「…」

妹「女はね、彼女がいるから好きな人をあきらめるだなんてことはしないわ！」

兄「じゃあお前と一緒にいても同じだろ…」

妹「うるさいうるさいうるさい！いいから一緒にいて！」

兄「わっわかったよ…」

兄「なぁ…まだぁ…？」

妹「まだ！」

兄「俺もう腹減ったよ…」

妹「じゃあもう少し！」

兄「はぁ…」

女1「ほんとにあのこ彼女かしら…」

女2「私もなんか彼女じゃない気がする…」

女3「兄君親衛隊の私たちが真実を暴いてみせるわ…」

兄「はぁ…（こりゃ楽に帰れそうにないな…）」

帰り道…

兄「なぁ…買いすぎだろ…」

妹「これくらいがいいのよ３人で食べるならね！」

兄「３人？」

妹「お兄ちゃん聞いてないの？お母さんたち、メイドを雇ってくれたらしいわよ。」

兄「メイド？」

妹「雇うっていっても、おばあちゃんちから派遣だけどね」

兄「へぇ…」

兄「あと少し……」

妹「がんばんなさいよ。男でしょ!?」

女1「あの子…いったい兄君の何なのかしら…？」

女2「絶対彼女じゃないわね…」

女3「兄くんは私のものなのに…」




兄「（距離はあるが…尾行されてるな…）」

妹「どうしたの？」

兄「いや…妹…先に言っておく…これからする行為については…あとでしっかり説明するから黙って俺に合わせろ」

妹「えっ？…んむっ！」

兄「…」

女1,2,3「！！！！！！」

女1「ちょっと…！」

女2「き…」

女3「すぅ…？」



兄「…」

妹「（お兄ちゃんの顔がこんなに近くに…）」

兄「………」




女1「長くない？」

女2「長いわね…」

女3「あの子殺していい…？」

妹「ちょっと！」ドンッ！

兄「・・・理由はあとで話すから」

妹「初めてだったのに…」

兄「え？」

妹「初めてだったのに！馬鹿ぁ！！！！！！」

兄「そうだったのか。そりゃ悪かった…」

妹「もう知らない！」プイッ

兄「おいおい…」



女1「あの…」

女2「今の女の子…」

女3「怒ってたわね…」

女1「なんで？兄君にキスされて怒る女の子がいるなんて…」

女2「私なら…キスだけで気絶するかも…」

女3「私潮吹く」

兄「なぁ…悪かったよ…」

妹「責任とりなさいよ…」

兄「責任っていったって…」むしゃむしゃ

妹「あんまん食うな！」

兄「よし…、じゃあひとつだけ願いを叶えてやる。何でもいいぞ？」

妹「じゃあそれ増やして」

兄「は？」

妹「なんでも叶えてくれるんでしょ？だから願い事ができる回数を増やして」

兄「ずるいなぁ…」

兄「もうそれなしだぞ？」

妹「う～わかったわよ…じゃ願い事ができる回数は3つで」

兄「案外少ないな…」

妹「なんなら100でもいいわよ？」

兄「いえ勘弁して…」

妹「ふふん…」

自宅

兄「3つとはいえ…、何お願いされるかわからないから怖いなぁ…」

妹「何ブツブツ言ってんのよ」

兄「いや…」

妹「そろそろね？」

兄「なにが」

ピンポーン

妹「きた！」

兄「ああ…メイドが来るって言ってたな…」

妹「どうぞ～♪」

兄「楽しそうだな…」

メイド「あの…あの…よ・・・よろしくお願いします…」

妹「こちらこそよろしくね！」

兄「よろしく」

メイド「えっとえっと…今日から兄様と、妹様の身の回りのお世話をさせていただきます。
名前は>>30と申します…」


真面目な女の子の名前で>>30

kskst

再安価

>>35

かわゆい名前で頼む

グラハム

グラハム「グラハムです。」

妹「……グラハムちゃんか！いい名前ね！」

兄「いやっお世辞にもいいとは…」

ドガッ！

兄「ぐふっ…」

妹「股間に、サソリがいたわ。」

兄「そ…そりゃどうも…」

グラハム「あの…私…これから何をすれば…」

妹「これからご飯にするところなの！だか手伝ってくれる？」

グラハム「はいっ」！

次の日


兄「うん…名前がちょっとさぁ…うん…


よーするに…チェンジで」



兄が祖母に電話をし
違うメイドにチェンジさせた

妹「残念ね…たった1日でお別れなんて…」

兄「突然、ばあちゃんちに帰ってこいだなんてグラハムもびっくりだよな？」

グラハム「はい…
もしかしたら…私ではお二方のお世話は早かったのではないでしょうか…」

兄「（良心が痛む…。だがすまん！正直…その名前…いただけません…））

妹「今日、また新しいメイドが来るらしいわ。」

兄「早いな…」

ピンポーン

幼女「…」

兄「…？なんだ迷子？」

幼女「迷子なんかじゃないわ！こう見えてもメイドよ！」

兄「なっなんだぁ？こんな小さい子が？」

バキッ！

兄「ぐはっ！」

メイド「小さくないもん！」

妹「あら？もうきたの？」

メイド「はじめまして！メイドの、雛と申します！」

妹「雛ちゃんか！よろしくね！」

雛「はい！」にこっ

兄「（なんて猫かぶり娘だ…）」

妹「ちょっと！」

兄「わかってる…来たんだろ？」

妹「わかってるなら何とかして！」

兄「雛！」

雛「はい？」

兄「あれ?昨日とは態度が違うな…」

雛「なによ…」

兄「いや…お前…俺の彼女もどきになってくれ」

雛「え?」

兄「今、外に女の子がたくさんいる。あの子たちは俺が目当てでここによくやってくる。だから俺には彼女がいるんだってことを分かってもらうためにお前に彼女の役をやってほしい。」

雛「なんで私？」

妹「（そうよ何で私じゃないの…？）」

兄「別に」

妹「（なにそれ…。って！何でお兄ちゃんがあたしを選ばなかったからって気にしなきゃいけないのよ！）」

がちゃっ
女の子たち「きゃあああ！兄くんよ！！今日もかっこいい～！！」

雛「…。」

女1「何…あの子…昨日とは違う子ね…」

兄「昨日の子は妹だよ。」

女1「兄君が私に話しかけた！」

兄「あんまり僕の家に押しかけないでくれ。近所の人たちにも迷惑をかけてしまうし。」

女1「はい…。申し訳ありません。」

兄「じゃ…。行くよ。雛」

雛「うん…」

女1「ああぁ…兄君…」ビクンビクン

兄「（どうやらうまくいったな…）」

雛「（こいつ…あの女の子たちの前の時と、家にいる時とじゃ雰囲気も…何もかもが違ってた）」

雛「カッコいい…」

兄「んあ？何か言った？」

雛「べっ別に！（やっやっぱり気のせいよ…）」

妹「なんで雛ちゃんなのよ…お兄ちゃんのバカ…」

妹「今頃2人でなにしてるのかな…」

妹「って！何でこんなに気になるのよ～！！！」

妹「あ～！もう！ムカつく～！！！」

兄「あの女の子たちに彼女がいることを見せつけるために、外へ出たはいいが…用事がないな…」

雛「私…ある。」

兄「お。そうか。じゃあ行こうか？」

雛「別に付き合ってくれなくていい。」

兄「そうか…なら俺帰るわ。」

雛「でも…！どうしてもって言うなら…！ついてきてもいいけど…」

兄「はぁ？」

雛「とっとにかく！どうするの!?来るの1?来ないの!?」

兄「わかったわかった…。行くって」

雛「ふん!せいぜい迷子にならないでよね！」

兄「それはお前も…！」

グシャ

兄「俺の遺伝子を作る場所が!後世に俺の遺伝子を残させない気か！」

妹「はぁ…お兄ちゃん遅いな…何やってんのかしら…」

妹「まさか…お兄ちゃん…。この前みたいなこと言って…雛ちゃんにもキスしてるんじゃ…」

妹「べっべべ別に他の女の子とキスしてたってあたしにはカンケーのないことだし…気にすることも…」

妹「………………」

妹「う～～～！」

妹「あ～～～～！どうしてこんなに気になるのよ～～～～！！！」

あ～眠い…すまんが今日はここで終わりで


保守してくれる人がいると非常にありがたいでござるよ

こんにちは。
たくさんの保守本当にありがとう。
早速書いていくよ。

兄「なぁ…雛。買い物ってなんだ？」

雛「あんたの家で奉仕するんだから、服とか買わなきゃいけないのよ。」

兄「ふーん。そうか。」

雛「おばあ様には、なるべく主人が喜ぶ服装でいることと仰せつかっているの。
だからあんたが選ぶといいわ。」

兄「そうなのか。でもそんなことしなくていいよ？」

雛「え？」

兄「お前が着たいものを着ればいいんだよ。俺は服まで干渉したくないし。雛だって服くらい自分で選びたいだろ」

雛「べっ別に……あんたが着てほしい服があるなら…」

兄「いいんだって。雛が着たい服が俺の着てほしい服だからさ。」

雛「……（なによ…ちょっと優しいじゃない…甘ったれたおぼっちゃまかと思ってたけど…）」

服屋


兄「お～たくさんの服が並んでいるなぁ」

雛「こういうところあんまり着たことないから緊張する…」

兄「なぁに、欲しいと思ったものを買えばいいのさ。」

雛「うん。」

兄「じゃあ俺はどこかで、時間をつぶしてるから、ゆっくり見てるといいよ。」

雛「え…」

兄「どうした？」

雛「1人だと心細いかも…。それに…自分にどれが似合うかなんてわからないし
あんたに見てもらいたい」

兄「おう…わかった。」

兄「とはいっても…、女の買い物に付き合うのは好きじゃないんだよなぁ…長いし…」

雛「なんか言った？」

兄「いや…別に…」

雛「そう…。」

兄「まっゆっくり選べや（ほんとはさっさと選んでほしいがな…）」

雛「これとこれとこれ」

兄「なっ!?」

雛「何？」

兄「いや…ずいぶんと選び方が雑というか」

雛「べつにそおでもない
試着してくる」

兄「あっ…ああ…」

・　　・　　・　　・　　・

雛「ねぇ」

兄「なに？」

雛「着方がわからない」

兄「よく選んだな…着方がわからない服を…」

雛「ちょっと手伝って」

兄「そんなこと言われても」

グイっ

兄「おわっ！」

雛「いいから黙って。」

兄「…！！！ちょっ！お前…（女の下着姿なんて妹以外見たことないから…免疫がないんだよ…！）」

雛「これ。着せて」

兄「こんなとこ店員に見られたら大変だぞ…？」

雛「そう？あたしは気にしない。」

兄「俺は気にするの！」

雛「いいから着せなさい」

兄「女の服なんて…俺にだってよくわからねぇよ…」

雛「にしちゃあ、合ってるみたいだけど」

兄「これは、普通だぞ…
っていうかお前体が小さい…」

グシャッ

兄「がはっ！」

雛「小さくて悪かったわね。」

兄「お前いくつ？」

雛「16よ」

兄「なっ！俺と一緒!?」

雛「よくいわれるわよ。体と年が合ってないって。」

兄「まっ…人それぞれだからな。気にすることはない。別に小さかろうとお前はお前だしな。」

雛「…！（こんなこと言われたの初めて…）」

兄「……」

雛「何とか言いなさいよ。似合ってないとか変だとか。」

兄「いい…」

雛「ん？」

兄「うん。雛、すごい似合ってる。それにするといいよ。」

雛「……（こいつ何なのよ…。変なやつだと思ったら、いきなり優しくなってたり…）」

兄「雛？」

雛「あ…あんたがそういうなら…こ…これにするわ！」

兄「うん。そうしなよ」

雛「（なんなのよ…こいつ…）」

帰り道

兄「雛って、買い物とかすぐすませたいタイプ？」

雛「そうね…あたしは必要なものを買ったら、すぐに帰りたいわね。あーだこーだ考えながら、買い物なんていや。」

兄「そうなのか…」

雛「なんでそんなこと聞くのよ。」

兄「いや…お前が最初に買い物に行くって言い出した時、あ～こいつも、あーだこーだ考えながら買い物するのかなって思ってだるかったんだ」

雛「男からすれば、とんでもなく暇な時間だものね」

兄「でも雛がこれとこれとこれと…ってバンバン決め始めたとき、びっくりした」

雛「ふふ・・・あたし女の子らしくない？」

兄「いや、そうは思わない。買い物が早いからとか、すぐに暴力振るうから女の子らしくないっていうのは違うと思う。」

雛「………。」

兄「まさか気にしてたのか？」

雛「べっ別に！聞いてみただけよ！」タタッ

兄「おい！待ってくれよ～！」

妹「遅いなぁ…お兄ちゃんと雛ちゃん…」

妹「なんかあの二人最初から仲良かったし…」

妹「前から知りあいだったりしたのかな…」

妹「でも…そうだとしたら小さい頃からお兄ちゃんにべったりだったあたしだって知ってるはずだし…」

妹「…………」

妹「はぁ…お兄ちゃん…」

兄「ただいま～！」

雛「ただいま帰りました。」

兄「妹～！」



シーーーーーーーーン


兄「どうしたんだろう…出かけたのかな…」

雛「でも鍵開いてたわよ」

兄「そういえばそうだったな…」

雛「あたし、夕食の支度しなきゃ」

兄「ああ。頼む。」




兄「寝てるのかな…部屋に行ってみるか…」

「妹の部屋!ノックしてね!」

兄「こいつ…いつの間にこんなの買ったんだ…。」

コンコン

兄「妹？入るぞ？」 ガチャッ

兄「妹？」

兄「…！」

妹「てぇ～い！！！！」がばっ

兄「のわっ！！！」ガシッ

ベッドへ倒れる

妹「こらっ！いつまで出かけてたのよ！」

兄「ごっごめん…雛がここで暮らすなら服とか買わなきゃいけないっていうから…」

妹「デートしてたんだ…」

兄「デートじゃないよ…一緒に買い物に…」

妹「っそれがデートって言うのよ～！バカァ！！！！」

妹「あたしを放っておいて違う女の子とデートだなんて！！！」

兄「いやっ…さっぱり意味が…」

妹「うるさいうるさいうるさ～い！」

兄「むむ…」

妹「こうなったらお仕置きね！」

兄「…いや…いみがわからｎ…むぐっ！！！」

妹「…んむ…ちゅぷ…」

兄「…!?」

妹「…ぷはっ！…きょ…今日はこれくらいで許してあげるわ！」

兄「…？…？」ポカーン

妹「ぽかんとしない！」

兄「いや…いきなりキスされたら…」

妹「浮気は許さないからね！ふんっ！」

バタン

兄「…あいつ…どうしたんだぁ？」

いきなり消えたりして、ごめん

でもそれでも保守してくれるみんなに感謝

兄「………」ボー

雛「あんた妹ちゃんの部屋で何やってんの？」

兄「いや…あの妹を探して部屋に入って妹がいないと思ったら、後ろから妹が…」

雛「はいはい…わかったわかった…いいから早く下りてきなさいよ。妹ちゃん待ってるわよ。
」

兄「うん…」

雛「（ほんとに何やってたのかしら…）」

兄「もうご飯できてたのか…」

雛「お腹すかせてると思ったから、早く作ってあげたんじゃない。」

兄「そりゃありがたいな…」

妹「…」ジー

兄「…！妹？どうした？」

妹「べっつに～…」ぷいっ

兄「なんで怒ってるんだ…？」

雛「あんたがなんかしたんじゃないの？」

兄「いやっ…特に何も…」

グシャッ！！！

兄「いって！！（踏まれた…！？）」

妹「ふん！」

兄「うん…」もぐもぐ

妹「おいしい。」

兄「うまい。」

雛「お屋敷で料理は勿論、おばあ様の身の回りのお世話を何もかもしてるのよ。当然よ。」

兄「すごいなぁ」

雛「当たり前のことよ…」

妹「………」

兄「ごちそうさま」

妹「ごちそうさま…」

雛「じゃあたし洗い物するから…」

兄「おう。頼むよ。」

妹「あたし部屋に戻る……」

兄「どうした？具合でも悪いのか？」

妹「そうね…。そうかもしれない」

兄「大丈夫か？」

妹「…」スタスタ

兄「妹…大丈夫なのかよ…」

雛「お部屋に行ってあげたらどうなの？」

兄「…ああ…」

妹「なによ…雛ちゃんとばっかり仲良くして…」

妹「お兄ちゃん・・・雛ちゃんが好きなのかなぁ」

妹「雛ちゃんみたいなちっちゃくて思わず守ってあげたくなるような子がいいのかなぁ」

妹「…男の人は皆おっぱいがあればいいと思ってたのに…」ぷにぷに

妹「はぁ…。」

妹「心配して部屋に来てくれることを期待して、さっき具合が悪いなんて嘘言っちゃったけど…」

妹「お兄ちゃん…私の気持ちに鈍感すぎるもんなぁ…」

……


妹「はぁ…やっぱ…来てくれないよね…」

妹「もういい。お兄ちゃんなんか知らないもん…」

妹「……お兄ちゃんなんて雛ちゃんとずっと仲良くしてればいいのよ…」

兄「誰が雛と仲良くするって？」

妹「お兄ちゃん！」

兄「まったく…元気だけが取り柄のお前が具合が悪いだなんて、心配するだろ？」

妹「別に…」ぷいっ

兄「お前…俺が雛と仲良くしてるから妬いてるのか？」

妹「別に。」

兄「そうか…じゃあ俺は雛のところ行ってこよー」

妹「それはダメ！！」ぎゅっ

兄「…やっぱり妬いてるじゃん」

妹「別に妬いてなんかないもん…。別にお兄ちゃんなんてっどーでもいいもん…」

妹「なんとも思ってないもん…」

兄「俺は、ど-も思ってないわけじゃないんだけどな」

妹「…？」

兄「俺は妹のこと好きなんだけどなぁ～」

妹「ばっばかじゃない!?シスコンなんて気持ち悪いわよ…」

兄「そんなシスコン兄貴に抱きついてる妹はなんなのかな？」

妹「っ!!」サッ

兄「正直に言いなよ。」

妹「ううう…」

兄「私はお兄ちゃんが大好きで～すって。」

妹「ばかっ！お兄ちゃんなんて知らない！嫌い！」

兄「それは悲しいなぁ…。俺は妹のこと大好きだぞ？」

妹「え…？」

兄「ははっ…やっぱ気持ち悪いかな。」

兄「まぁ…具合が悪いなら、横になってしっかり休むんだぞ。」

兄「じゃあな。俺は部屋にいるからなんかあったら、言うんだぞ。」

バタン

妹「お兄ちゃん……………本当は私も………」

兄「なんか勢いであんなこと言っちゃったけど…
妹のやつ、変に思っただろうなぁ…」

兄「はぁ…シスコンなんて、キモイ男の典型だもんなぁ…」

兄「………」

雛「ちょっと兄～～～!?」

兄「ん…雛が呼んでるな…」

兄「待って～！今行く！」

兄「いったい何だ？」

雛「呼んだらすぐに来る！」

兄「あのな…一応、俺はお前のご主人さまなんだから、もうちっと敬え。」

雛「ではご主人さま？わたしはおばあ様からこれからこの家で、生活し、妹様と兄様のお世話をするように言われました。」

兄「ええ!?」

雛「これから私はここで暮らします。と、言うわけで、私に部屋をひとつ下さい」

兄「ええええええええ！？？？」

雛「何をそんなの驚いているのですかご主人さま？」

兄「いや…いきなりここに住むと言われても…」

雛「おばあ様は、この家には奥様も、御主人様も海外に行ってらっしゃるので、部屋は余っているはずと言っておりました。」

兄「そ…そりゃあそうだが…」

雛「他に問題がおありですか？」

兄「その前に…喋り方、やっぱ戻せ。逆に腹が立ってきた。」

雛「とにかく！あたしはここに暮らすことになったから！部屋！！」

兄「じゃあ、父さんか母さんの部屋を使いなよ。今はベッドとかはそのままだし、クローゼットとか好きなように使っていいから。」

雛「そうさせてもらうわ」

兄「母さんの部屋は、妹の部屋の隣。父さんの部屋は俺の部屋の隣。
まっ…女同士、部屋が近い方がいいだろう…母さんの部屋を…」

雛「お父様の部屋を使わせてもらうわ。」

兄「え？なんで？
」

雛「別に、どっちでもいいんでしょ？」

兄「まあそうだが…普通、女同士…女が近い部屋の方が…」

雛「なに？問題があるの？」

兄「ないけど…」

雛「あんたが好きな方を使っていいって言うから好きな方を選んだだけよ。」

兄「そっそうだな。わかったよ」

雛「じゃああたし、部屋のお掃除するから、お風呂沸いてるから入ってきたら？」

兄「ああ…そうさせてもらうよ。」

妹「（なんで雛ちゃん…お兄ちゃんの部屋の隣のお父さんの部屋を選んだんだろ…
やっぱり雛ちゃん…お兄ちゃんのこと…）」

風呂場


ちゃぽん


兄「はぁ…。まったく…
雛の考えてることがさっぱりわからん」

兄「まっいっか。好きな方を選んだだけって言ってたし。」

兄「ふぃ～…いい湯だった…」

雛「…!!」

兄「おお…雛か…びっくりさせるなよ。」

雛「……（風呂上がりで…余計カッコ良く見える…）」じ～

兄「雛？」

雛「はっ！」

兄「様子が変だぞ？まっ今日は疲れただろ。早く風呂に入って眠るといいよ。」

雛「うっうん…」

兄「じゃあな…」スタスタ…

雛「……あんなにかっこいいんじゃ…モテて当然よね…
お屋敷でも…噂だったし…」

雛「それにちょっ…ちょっとだけ優しいし…」

雛「すごい似合ってる…か…」

雛「あんまり男の子に褒められたことないから…照れちゃうな…」

兄「毎回毎回、この髪の毛を乾かす作業がめんどくさいなぁ…」ふきふき

妹「あたしが拭いたげよっか？」

兄「妹！お前っ…！寝たんじゃなかったのか？」

妹「あんなこと言われて…寝れるわけないじゃない…」

兄「ごっごめん…。」

妹「お兄ちゃん？覚えてる？願い事の話…」

兄「ああ…お前が強引に1つを3つにしたやつか。ってか…怖いなぁ。」

妹「なんで？」

兄「何お願いされるかわからないじゃないか」

妹「別に無理なお願いなんて言わないよ～ｗ」

兄「なら助かるけど…」

妹「ねえお兄ちゃん…」

兄「？」

妹「久しぶりに…一緒に寝ちゃダメかな？」

兄「ぇえ？」

妹「やっぱ…ダメ…かな…？」

兄「どうしてもって言うなら…
だけど…もし雛が見たら変に思うぞ？」

妹「雛ちゃんが来たらあたしが隠れればいいのよ。お兄ちゃんの布団の中に…」

兄「朝どうするんだ？雛が起こしに来た時に妹も俺のベッドにいたら
寝ぼけて俺のベッドに入ってきたじゃ通じないよ？
俺たちの部屋は離れてるんだし…」

妹「その時はその時よ。」

兄「はぁ…ずいぶんと決意が固いのな…、もう好きにしなさい…」

妹「わーい!」

兄「その前に、拭いてくれるんじゃないのか？」

妹「いいよ～♪」

妹「んしょっ！」ふきふき

兄「……（そういえば…こいつ…いつの間にこんな胸してたんだ…？）」

兄「なぁ、妹。」

妹「なぁに？」

兄「お前…15歳だよな？」

妹「なに？いきなり…」

兄「いや…１５歳にしちゃ…俺の目の前でゆっさゆっさ揺れてるものがでかすぎるなぁと…」

妹「そんなとこみてたのぉ!?お兄ちゃんのエッチぃ！」

兄「い…いやっ…これはどうにもならんぞ…」

妹「う～ん…でも…よく言われるんだぁ…胸おっきいねって」

兄「やっぱりな…今まで気にしたことなかったが、やはり目の前で揺らされると…。」

妹「ねぇ…触ってみたい？」

兄「なっ！」

妹「なーんてねっ！」

兄「はぁぁ～…びっくりさせるなよ…」

妹「あはは！お兄ちゃん顔真っ赤だよ？女の子にはモテるのにそういうことには免疫ないんだぁ？」

兄「当たり前だろ！逆に免疫がある奴が見てみたいよ。」

妹「お兄ちゃんって今まで付き合った女の子…どれくらいいるの？」

兄「まだ誰とも付き合ったことない」

妹「あんなにモテるのに？家のポストから飛び出るほどのラブレターと庭がいっぱいになるほどのプレゼントももらってるのに？」

兄「あの子たちは見た目だけにとらわれすぎるんだ…。俺は、本当の俺を分かってくれる人と付き合いたい。」

妹「かっこいいね。お兄ちゃん」

兄「そろそろいいよ。ありがとう。」

妹「お兄ちゃん、そろそろ髪の毛切らなきゃだめね…。」

兄「そうだな…。」

妹「そんな顔が隠れるほどの長髪じゃうっとうしいでしょ？」

兄「確かに。」

妹「明日あたしが切ってあげるよ！」

兄「大丈夫なのか？」

妹「大丈夫よ！」

兄「じゃあ…頼む…。」

妹「じゃあ…そろそろ寝る？」

兄「そうだな…。そうするか…」

雛「ふぅ～！もともと綺麗だったから、そこまでお掃除は必要なかったわね。」

雛「そろそろあたしもお風呂に入って寝るかな！」

雛「……（雛も疲れただろ？早くお風呂に入って、眠るといいよ。か…）」

雛「ヘンに優しいところがムカつく…」

雛「さっ♪お風呂入ろうっと！」

風呂場

ちゃぽん

雛「さすがおばあ様のお子さんの家ね…お風呂も大きい…」

雛「……最初は、ここに来るの不安だったけど…」

雛「兄があんな奴だったなんて…」

雛「おばあ様ったら…。兄は顔はいいけど、とんでもなく変でどうしようもない子だなんて嘘をついて…」

雛「妹さんは、礼儀正しくて、容姿端麗、とにかくいい子っておばあ様から聞いてたから不安はなかったけど…。」

雛「なんで嘘を言ったのかしら…おばあ様…」

雛「そんな嘘つかなかったら…初めて会ったとき、殴ったりなんかしなかったのに…」

雛「なんか…罪悪感感じちゃうじゃない…」ぶくぶくぶくぶく

雛「謝った方がいいかな…」

雛「でっでも！あいつがあたしのことを小さいだなんて言ったから！」

雛「いいわ！今日はもう寝る！」

雛「でも…兄妹2人とも…いい人すぎるわよ…」

雛「特にアイツ…兄…」

雛「あんなにモテるのに、あたしなんかにお世辞使って…」

雛「別に、嬉しかったわけじゃない！嬉しかったわけじゃないけど…」

雛「やっぱ…………嬉しい…」

雛「ああ！もう寝なきゃ！」

雛「くー…くー…」ｚｚｚ

ごめん。早いけど今日はもう寝るよ

雛たちも寝たみたいだし、みんなも早く寝るんだぞー

し

携帯からだけど
授業中、先生の目を盗んで更新するぜ

兄｢んぅ…｣

雛｢こら!いつまで寝て…｣

妹｢くー…くー…｣

雛｢なっなにやってんのよ!｣

兄｢ん～？｣

雛｢何で妹ちゃんと寝てるのよ!?｣

兄｢いやぁ…妹がここで寝たいって言うから…｣

雛｢……そっ…そう…｣

雛｢とにかく!朝ご飯できたから早く顔洗ってきなさいよ!｣

兄｢わかった～…｣

雛｢きょっ…兄妹で一緒に寝るなんて不潔よ…!｣

雛｢まさか…あんなことやこんなことまで…昨日の晩に…｣

雛｢でっでも!べっ…別に…あたしは関係ないから気にすることも…｣

雛｢そうよ!あの二人は兄妹よ!いかがわしいことができるはずが…!｣

雛｢なにより…兄は…そういうこと…しない…はずだもん…｣

雛｢あいつ…優しいもん…｣

兄｢妹～起きろ…｣

妹｢んぅ～｣

兄｢ごはんできたって｣

妹｢うん…｣

兄｢俺､先行ってるから｣

妹｢ダメ…｣ｷﾞｭｯ

兄｢わっわっ!｣

ボイーン

兄｢むぐぐ～!(顔面に妹の胸が!)｣

妹｢雛ちゃんと２人っきりなんてだめ!｣ｷﾞｭｰ

兄｢む～～～～～!!(息ができない～!)｣ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

妹｢お兄ちゃんもぎゅってして？｣

兄｢(息ができないです～!)｣

妹｢お兄ちゃん？｣

兄｢(…………………)｣チーン

兄「……」シーン

妹「あれ？お兄ちゃん？」

兄「……」シーン

妹「息してない…まさか私の胸で!?」あせあせ

妹「とっとにかく人工呼吸！」

妹「ん～…！」

兄「う…ううーん…」

妹「はぁ！よかった！生き返った！」

兄「確か…すごく幸せな感覚なまま意識が遠のいていったような…」

妹「お兄ちゃん、私の胸のせいで息ができなくなったんだね…。ごめんね…」

兄「いやっ…別に…」

雛「こら～！ごは～ん！！！」

兄「やべっ！行かなきゃ！」

妹「うん！」

雛「まったく！いつまで待たせるのよ！ごはん冷めちゃうじゃない！」

兄「いやぁ…生命の危機に陥りまして…」

妹「そっ…そうそう…」

雛「はぁ？朝から何やってんだか…さぁ、食べよう？」

兄「いただきま～す」

妹「いただきます。」

兄「うん。やっぱさすがだな。料理も完璧だな。」

妹「ねぇ雛ちゃん。今度あたしにもお料理教えて？」

雛「料理をですか？…いいですよ。」

妹「やったぁ！」

兄「なんだ。好きなやつにでも食わせるのか？」

妹「ん～まぁね～」

兄「ふ～ん……（なんだ。好きなやついるんじゃないか…）」もぐもぐ

妹「ふふっ（うまくできたらお兄ちゃんに食べてもらおっ！）」

雛「…（妹ちゃん…兄のために作るのかしら…）」

兄「ごちそうさま。俺ちょっと今日は部屋に閉じこもるから。」

妹「なんかあるの？」

雛「？」

兄「いやっ。まぁ、気にするな。」

妹「気になる～…」

雛「…私も」

妹「え？」

雛「いえっ！何でもないです！」

妹「…？」

兄「じゃっ。何かあったら俺の部屋ノックしてくれ。」

妹「りょーかーい」

雛「……（部屋にこもって一体何を…？）」

ざわざわ…


兄「はぁ…今日もきたか…毎日毎日ご苦労さまって感じだよな…」

兄「いったい…俺の何がいいのか…」

兄「さっ…あの子たちに俺の性格の悪さを教えてやるか…。そしたら、妹たちにも近所の人たちにも迷惑をかけることもなくなるし」

兄「うわ～なにあいつ～チョ～幻滅～て言わせてやる…」



ガラっ



女1「あっ兄君よ！」

女2「私たちのために!?」

女3「やっぱりかっこいい…」

女4「でもなんか様子が変よ？」

兄「てってめーら！」

女の子たち「！？」

兄「まっ毎日毎日迷惑なんだよ！ひっ人の家の前に、ぞろぞろと集まりやがって！」

女1「すごい棒読みね…」

女2「まさか、わざと嫌なところを見せて私たちを試してるんじゃ…」

兄「おっお前たちみたいなきれいな顔立ちしたやつなんか僕と釣り合わないんだよっ！さっさとどっかへ行け！」

女1「あれで…私たちを幻滅させようとしてるのね…」

女2「うふふ…兄君ったらかっこいいだけじゃなくて、かわいいところもあるのね…」うっとり

女3「濡れてるの私だけじゃないわよね…？」

女4,5,6,7,8,9、「！！！！！」

兄「僕は、人の家まで押し掛ける非常識なやつらは大嫌いなんだよ！」

兄「毎日、ラブレターとかプレゼントとか！全部捨ててるんだから！後処理がめんどくさいんだよ！」

女1「ねぇ…あそこの倉庫…扉が開いてるわね」

女2「なんかすごく大切そうに、日付まできれいに分けられて保管されてるわ。私たちのラブレター」

女3「あっ…あそこにあるの私があげたぬいぐるみ…」

兄「迷惑なんだよ！どうだっ！せっかくあげてる品物を捨てられてると知らされた気分は！」

兄「最低だろ!?僕はそんなやつなんだ！いいからどっかへ行っちまえ～！」



女1「最後に最後まで、棒読みね…」

女1「ねぇ…もしかして、兄君はわたしたちが兄君の家の前にいるから近所の人に迷惑をかけてると思って、私たちに嫌われるようにあんなこと言ってるんじゃないかしら？」

女2「嫌われれば、私たちがここにも来なくなるから、迷惑がかからなくなる…」

女3「なんて優しいの…」

兄「断わっておくぞ！別に近所に人達の迷惑をかけないように、僕が君たちに嫌われてここに来ないようにするためにこんなこと言ってるんじゃないからな！」

女1「確実にそうね…。私の予想…完璧にあたってるわ。」

女2「Jesus…」

兄「（うう…何で帰らないんだ…あの子たち…。なるべく妹と雛が気付かないうちに、やっておきたかったのに…）」

兄「（だからさっきだって今日は閉じこもるって言ったのに…このままじゃ妹と雛にばれちゃうな）」

兄「…！」

兄「おおっ！帰っていく！やった！作戦は成功だ！」

兄「ふふ…あの子たちは俺に幻滅しただろうな…。」

兄「……。ちとさびしいかも…」

女1「兄君のためよ！」

女2「兄君の気持ちを悟ってあげて！」

女3「もうここに来るのはやめましょう？」

女4「兄君。私…ますます好きになっちゃった…」

女5,6,7,8,9「わたしも…」うっとり

一方、妹と雛は…

妹「お兄ちゃん…部屋に閉じこもって何するつもりなのかなぁ…」

雛「あら？」

雛「女の子たち…帰っていく…」

妹「ほんとだ…。いつもなら夕方までずーーーーっといるのに…」

雛「なにかあったんですかね？」

妹「どうだろ？？？」

雛「兄がなんか言ったんじゃ…」

妹「そういえば、さっきから何か聞こえてたわね。非常識なやつらは嫌いなんだ～！とか…」

雛「自惚れてるわね…兄のやつ…」

妹「お兄ちゃん…テングになってるわね…確かにかっこいいけど…」

雛「妹様…」

妹「なぁに？雛ちゃん？私でよければ加勢するわよ？」

雛「さすが妹様。お話が早いわ。」

こっからは、兄の部屋の前に雛と妹。部屋には兄。ってな感じで。


兄「はぁ…幻滅させるって大変なんだな…
でもこれも妹と雛のため！」

妹＆雛「っ！」

兄「好きな時に外に出られなかったからな…あいつら…
俺がいるせいで…」

妹「お兄ちゃん…」

雛「…（兄…）」

兄「これで少しは、快適に暮らせるかな。」

兄「ほんとは、俺が出ていくってのもありなんだけど…」

兄「…。出て行くのもあり…」

妹「っ！」

雛「なっ！」

がちゃっ！

妹「お兄ちゃん！」

雛「ちょっと兄！」

兄「こっこら！なんかあるならノックをしろと…！」

妹「家出なんてダメ！」

雛「そっそんな勝手なことさせないわよっ！」

兄「２人とも？」

雛「あっあんたは…今…この家の大黒柱なんだから…」

妹「そうだよっ！大黒柱がなくなったら大変だよ！」

兄「聞いてたのか…」

妹「お兄ちゃんは…ずっとここで…ここであたし達と暮らすんだから！」

雛「……！（あたし…達…？）」

兄「そうだな…。雛も、もう家族だもんな。」

雛「…か…ぞく…」

＞こっからは、兄の部屋の前に雛と妹。部屋には兄。ってな感じで。

これをなんとか展開やセリフで見せるべきだと思ったけどどうでもいいか

雛「グスン…ひっく…」

兄「雛？どうした？」

妹「雛ちゃん？」

雛「あたし…所詮…ただのメイドだと……思ってたから…家族って…言われてうれしくて…」

兄「雛は、ただのメイドじゃないよ。俺たちと一緒に暮らしてるんだから。」

妹「そうよ…。雛ちゃんは、私たちの家族よ！」

雛「うぇ～ん…グスン…（やっぱり…この二人…いい人すぎるよぉ…）」

兄「雛。もう泣くなよ？」ぎゅ

雛「！」

兄「お前が泣いてるのは似合わないぞ？」

雛「グスン…ひっく…うう～…」

兄「ははっ…」

妹「ふふっ…。」

>>219
大変申し訳ない

バタン

妹「はぁ…」

兄「雛は？」

妹「泣き疲れたみたい。今は眠ってる。」

兄「そうか。」

妹「あの…お兄ちゃん…」

兄「ん？」

妹「さっきね…、お兄ちゃんの部屋の前にいた理由はね。」

兄「ああ。そうだよ。なんでいたんだ？」

妹「いつもは夕方ごろまでいる女の子たちが帰っていってたの。だから、お兄ちゃんがなんか言ったんじゃないかと思って。いろいろ聞こえてたから…」

兄「いっ！？聞こえてた…の？」

妹「ええ…。非常識なやつは嫌いなんだよーとかね…」

兄「いえっ…そのそれは…」

妹「むむっ！あの女の子たちに他に何をいったの！？」ずいっ

兄「顔が近いっす…妹さん…。」

妹「いいから言いなさい！」

兄「いやっ…あの…」

妹「むむむむ！」ずいぃっ

兄「あ～もう！お前と雛のためだよ！」

妹「え？」

兄「実はな…」

兄「だから…いつもいつもあの子たちがいるせいで、ろくに外に出られなかっただろ？」

妹「だからって！自分を犠牲にして！」

兄「別にいいんだよ。どっちみち、あの子たちみんな選べるわけじゃないんだし。それに…」

妹「それに？」

兄「俺は、あの女の子たちより、お前や雛の方が大事だ。」

妹「なななな…何を言って…」

兄「ははっ！顔が赤いぞ。妹」

妹「うっうるしゃい！」

兄「舌もちゃんと回ってない。」

妹「ううう…」

兄「ははっ…」

兄「さーて…部屋に閉じこもる用事もなくなったし…何するかな～…」

妹「そっそんなにあたしをからかって楽しいかしら……」

兄「んっ？妹？」

妹「これからあんたはあたしのお仕置きを受けるのよ～～～～！！！！！」

兄「わっわぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！」だだっ

妹「待てぇぇぇぇぇ！！！！バカ兄～～～！！！！」だだだっ

兄「勘弁してくれ～～～！！！！」

妹「絶対ゆるさーん！！！」



ｆｉｎ

おそらく、後で二期やるかも。
新しいメイド登場させるつもり…

第二期｢グラハムのその後｣
お楽しみに

>>234

ちょｗｗｗグラハム忘れてｗｗｗ

いやぁｋｓｋｓｔって言っても、何人？ってレスになってただろうし。
結局グラハムだったさ。
ってな訳でちゃんとkskstの意味も認識したところで第二期はじめます。

雛「家族…か…」

雛「兄のやつ…あ…あたしに…」

雛「あ～～！もう！」

雛「……。」

雛「あたしを抱きしめたのって…深い意味があったのかな…」

雛「って！何考えてんのあたし!?」

雛「あんなやつのことなんてどーでも…」

雛「……いいわけないよね…。」

雛「家族だもん・・・
」

兄「もっもう許してくれよ…妹…」

妹「ダメ。あたしをバカにした罰よ」

兄「いやっ…あれはただふざけて…」

妹「ふざけて…？」ピクッ

兄「い…いやっ…その…」

妹「もう地獄に堕ちろ～～～！！！！」

兄「ぎゃああああああ！！！！」

兄「………」プシュー　ピクピク

妹「ふんっ！今日はこれくらいにしといてあげるわよっ！ありがたく思いなさいよ！お兄ちゃん！」

バタン…

兄「……（き…今日は…さ…散々だ…。）」

ガチャッ

兄「ひっ！」ガバッ！

雛「…？何してんのあんた？」

兄「い…いやっ…」

雛「どうしたのよ!?傷だらけじゃない!?」

兄「い…今まで、妹から罰をくらってて…」

雛「…にしても！さすがにやりすぎよ！ちょっと待ってて！今、救急箱持ってくるから！」

バタン

タタタタ

兄「雛が…優しい？」

ガチャッ！

雛「兄!!」

兄「んあっ？」

雛「救急箱がないの…。どうすればいいのかな…。」

兄「別に大丈夫だから…」

雛「あたしが心配なの!!!!」

兄「えっ？」

雛「い…いやっ…別に変な意味じゃ…、さ…さすがにひどい傷だから…」

兄「ははっ…ありがとう。雛は本当は優しい女の子なんだな」

雛「べっ別にそんなことないわよ…」

雛「う～ん。」

兄「ひ…雛…俺は大丈夫だからさ…」

雛「じゃあ看病するわ！」

兄「はいっ？」

雛「い…一応あんたは、ご…ご主人さまなんだから…あたしが世話をする義務があるわけだし…」

兄「あ…ああ…。」

雛「だけど勘違いしないでよっ!?あんたがご主人様だから仕方なくやるんだからね!?」

兄「わっわかったよ…。」

雛「ちょっと電話借りるわね。」ピッポッパッポ

兄「あ…ああ…」

雛「…あ、もしもし？グラハム？あたし！雛よっ！今から急いでお屋敷から、救急箱を持ってきてほしいの！」

雛「そう！うん…。うん…。わかったわ。待ってる！お願いね！」ピッ

兄「お前…グラハムと仲いいのか？」

雛「うん。お屋敷で唯一の親友よ」

兄「そうなのか…。（うう…グラハムの名前を聞くと心が痛む…）」

雛「緊急を要したからすぐに来てくれるはずよ。」

兄「いやっ…たかがすり傷とかそこら辺でそんな大げさにしなくても…」

ピンポーン

雛「きた！」タタタッ

バタン

兄「人の話聞こうよ～…」

ガチャッ

グラハム「雛ちゃん！兄さまはどうしたの？はいっ！これっ」

雛「ありがとう！ちょっとね！」

グラハム「わたしはまだお屋敷でお仕事があるから戻るけど…大丈夫？」

雛「大丈夫！本当に助かったわ！ありがとう！グラハム！」

グラハム「うん。それじゃお屋敷に戻るね。」

雛「ええ！本当にありがとう！」

バタン

雛「まったく…兄のやつ…世話やかすんだから！」







兄「いやっ…だから僕は大丈夫だと…」

雛「兄！ほら！手当てをするわよっ！」

兄「あ…ああ…」

雛「…………」せっせ

兄「すごいな…お屋敷でこんなことも習うのか？」

雛「ううん。これは我流よ。」

兄「にしては、すごく手慣れてて優しいし…」

雛「そっそうかしら…」

雛「…よしっ！終わり！」

兄「おお…。ありがとう。雛」

雛「べっ別にお礼なんていらないわ。」

兄「でも助かった。」

雛「いいわよ…」

兄「いつもこう優しかったらなぁ…」

雛「何よ…悪かったわね。いつもは優しくなくて！」

兄「たぶん、惚れてるな。料理がうまくて、家事が何でも出来て…こういうときに本気で心配してくれたら…」

雛「…兄は、素直な子が好き？」

兄「うーん…そうだなぁ…。どちらかといえば素直な子の方がいいかな。素直じゃない子も可愛いけどね！」

雛「そっか。」

兄「どうした？」

雛「別に何でもない！」

雛「あっ！あたし晩御飯の準備しなくちゃ…」

兄「おお…もうそんな時間か…」

雛「あんたには雛ちゃん特製のおかゆを作ってあげる。」

兄「おっ！雛が作ったから、きっと旨いだろうな。」

雛「ふふっ！楽しみにしてて！」

雛「じゃあね！」

バタン

兄「雛ちゃん特製のおかゆ…か…」

雛「（素直な子が好き…か。）」

雛「♪～」

妹「あれっ？雛ちゃん今日はご機嫌ね。」

雛「そっそうですか？普通ですよｗ
♪～」

妹「む～やっぱりご機嫌だよぅ…気になるよぉ…」ぷくぅ

雛「普通ったら普通です！♪」

雛「よしっ！できた！妹様どうぞっ！」

妹「きゃぁ～！今日もおいしそう！いっただっきま～…ってあれ？」

雛「どうかしましたか？」

妹「お兄ちゃんは？」

雛「なんか具合が悪いみたいで…」

妹「ふ～ん…風邪でも引いたのかしら？」

雛「……（バカは風邪ひかないのに…ふふっ…）」

妹「ちょっとぉ雛ちゃん！バカは風邪ひかないはずなのにって言わなきゃだめじゃない！」

雛「っ！ごっごめんなさい・・・」

妹「もう雛ちゃんさっきから変よ～？」

雛「そうですかねぇ～？」

妹「はぁ！おいしかった！ごちそうさま！」

妹「じゃっあたしお風呂入ってくるね！」

雛「はいっ。」

妹「♪～」

雛「（兄におかゆもってってあげよ…）」

妹「あっ雛ちゃ～ん！」

シーン

妹「雛ちゃん？」

もしかして兄が幼女になっちゃう話を書いてた人？

書き込みし過ぎて書き込めなくなった

>>267

そんなひとが
kskstの意味を知らないわけがない

コンコン

雛「兄…？入るよ？」

ガチャッ

兄「おお…雛か…ありがとうわざわざ持ってきてくれたのか。」

雛「うん。下りてこなかったから寝たのかと思ったわよ。」

兄「ごめんごめん。」

雛「あっ！いいから！起きなくて」

兄「えっ…でもそれじゃあ…食えない…」

雛「いいわよ…食べさせてあげる。」

兄「！！！！（なんだこいつ！なんかかわいいぞ!?）」ゴクリっ

妹「雛ちゃ～ん！」

妹「あれぇ？どこ行ったのかな…。着替えを持ってくるの忘れたからとってもらおうかと思ったのに・・・」

妹「バスタオル巻いていけばいっか…」

妹「なんてったってでんせっつ～♪」

妹「♪～」

妹「ん～それにしても、雛ちゃんどこ行ったのかな…」

???「きゃっちょっとぉ！」

妹「っ!?」

妹「えっ…今お兄ちゃんの部屋から…」

妹「雛ちゃん？」

妹「なんでお兄ちゃんの部屋から雛ちゃんの声が…」

雛「しっかり食べてよね～！」

兄「そんなこと言われても…寝ながらなんて…」

雛「うるっさいわね～。ほらっ！あ～ん」

兄「あ～ん。」

がちゃっ

兄＆雛「っ！
」
妹「っ！！何…してるの？」

支援

妹「２人でなにしてるの？」

兄「いやっ…これは…」

雛「具合が悪いから、私がご飯を持ってきたんです。」

妹「ふ～ん…」

雛「妹様こそ、どうかしたんですか？そんな格好で…」

妹「いやっ…お風呂に入ろうと思ったんだけど、着替えを忘れたから取りに来たらお兄ちゃんの部屋から雛ちゃんの声がしたから…」

雛「私たちが変なことをしてると思ったんですか？」

妹「べっ別に…」

雛「そうですか…。あんまりそんな恰好でいると風邪をひきますよ？」

妹「そっそうね。じゃあ…お風呂入ってくるね。」

兄「おうっ！ごゆっくり～」

妹「そちらこそ！！！！」

バタン！！！

兄「…？何怒ってたんだぁ？妹のやつ…」

雛「さぁ？まっそんなことはいいから、ほらっあ～ん。」

兄「う…うん。あ～ん…あつっ！」

雛「おかしいなぁ…ちゃんとふーふーしたのに…」

兄「もっとしっかり頼むよ…雛…。」

雛「あっあたしだってがんばってるわよ！」



妹「まったく！２人でいちゃいちゃいちゃいちゃ…」ぶつぶつ

雛「ねぇ…？兄。」

兄「ん～？」

雛「あんたのお母さんとお父さん…もとは主従の関係って知ってた？」

兄「どういうこと？」

雛「あんたのお母さんは、お屋敷で昔メイドだったってことよ！」

兄「へぇ～初耳だな…」

雛「兄はどう思う？」

兄「なにが？」

雛「主従の関係から…っていうの」

兄「なくはないんじゃないか？」

雛「ほんとっ!?ほんとにそう思う!?」

兄「あっああ…。どうしたんだよ…いきなり…」

雛「べっ別に…何でもないけど…」

グラハムかわいいよグラハム

雛「あっあたしねっ？実は…」

兄「…？」

雛「最初と比べると…結構あんたのこと、いいって思ってるんだ…」

兄「はぁ？」

雛「だっだから！け…結構あんたのこと好き…かも…」

兄「…ええ!?」

雛「べっ別に、好きってそういうわけじゃ…」

兄「…？何が言いたいんだぁ？」

雛「だっだから…、もう！ニブいわねっ！」

兄「？？？」

雛「だから…そのぉ…」ポリポリ

兄「？？？」

雛「もういいっ！い…行くわよ？」

兄「…？ああ。」

雛「あっあんたが好きになっちゃったのよ～！ばかぁ～～～！！」

兄「なっ…！」

兄「（なんだってぇぇ!??）」

グラハム「だから…そのぉ…」ポリポリ

兄「？？？」

グラハム「もういいです！い…いきますよ？」

兄「…？ああ。」

グラハム「兄さんが・・・・好きになっちゃいました・・・」

兄「なっ…！」

兄「（なんだってぇぇ!??）」

で脳内再生

兄「な…。なななな…」

雛「い…言っとくけど…嘘なんかじゃないからね…」

兄「……」

雛「な…何とか言いなさいよ…。」

兄「嬉しいよ。」

雛「え？」

兄「今まで、面と向かって告白してきたのは、雛が初めてなんだ。」

雛「だ…だけど、毎日あんなにたくさんのラブレター…」

兄「もらってるけど、読んではいないんだ。」

雛「じゃあどうしてるの？」

兄「まとめて倉庫に保管してる。」

兄「告白とかは文面とかじゃなくて、
相手と向き合って話さないと、告白じゃないと俺は思ってるから」

雛「…っくぅ！（やっぱ…悔しいけどかっこいい…！こいつ！）」

兄「おいハム」

ぐらはむ「はい、なんですか？」

兄「よし、これからお前の名前はハムに決定な」

まただ。
バイバイさるさん

兄「でっでも…驚いたな…雛には、絶対嫌われてると思っていたんだけど…」

雛「嫌いなやつのためにおかゆ持ってきて食べさせないわよ…」

兄「え？ご主人様だから持ってきてくれたんじゃないの？」

雛「（しまった！これじゃあ前から好きだったことがばれちゃう！）」

雛「そっそうよ！違うけどそうよっ！」

兄「素直じゃないなぁ…」

雛「そっそれで、どうなのよっ！へ…返事というか…」

兄「返事って？」

雛「勇気を振り絞って告白したんだから、返事くらいくれたっていいじゃない…」

兄「へっ返事？」

雛「あ…あたしだって…頑張ったんだから…」

兄「そうだな…。（どうするべきなんだろう…）」

兄「（雛は可愛いし…家事は何でもこなす…
っまぁ家のことを全部任せてたらストレスだって感じるしな…。俺でよければストレス解消の相手になってやれるし…）」

雛「（なんかすごい悩んでるわね…。はぁ…やっぱ…主従の関係からってのはなくはないって言うのは…あたしを喜ばせる嘘だったのね…ぐすん…）」

兄「わかった…」

雛「・・はいはいどーせダメでしょ」

兄「付き合おう。」

雛「え」

兄「付き合おう。」

雛「あんた本気で言ってんの！？」

兄「さっき言ったじゃないか。主従の関係から…そういうのもなくはないって。俺はうそをつかない。」

雛「なんか…こいつヘンなのかバカ正直なのかわからない…」

兄「こっちへ…」グイっ

雛「きゃっ…！んむっ！」

兄「んむ…んん…」

雛「んむぅ!?（え？え？なにこれ!?キッ…キス！？）」

雛「ん…んんん…（キスってこんな…感じなんだ…）」

兄「ぷはっ…」

雛「い…いきなり何するのよ…」

兄「にしては抵抗しなかったな」

雛「ばかっ…」

雛「…いいから…もっと……」

兄「ん？」

雛「もっと！」

兄「仕方ないメイドだな…雛は…」

雛「ごめんねっ…♪」

一方、妹は。

妹「あの二人…今頃何してるのかしら…」

妹「気になるわね…。」

妹「そういえば…あたしお兄ちゃんに
ファーストキス奪われたんだ…。」

妹「お兄ちゃん…焦ってたなぁ…」

妹「ファーストキスだなんて嘘なのに…」

妹「ファーストキスなんて…ちっちゃい頃に
お兄ちゃんと済ませてるわよ…」

妹「お兄ちゃんすっかり忘れたし…」

回想中…

ちび兄「もう泣くなよ…妹…」

ちび妹「うぇ～ん…」

ちび兄「もう～…ほらっ。んっ」ちゅ

ちび妹「……」ぽかん

ちび兄「泣いてる女はこうすると泣きやむんだって。ほんとだなっ」

ちび妹「…。」

ちび兄「もう泣くなよっ？」

ちび妹「うんっ！」

ちび兄ｗｗｗｗｗｗｗ

妹「あの時のお兄ちゃん…ほんとにカッコよかったなぁ…」

妹「なにかあったら、すぐに飛んできてくれたし…」

妹「はぁ…。」

妹「最近雛ちゃんと一緒だし…」

妹「そっそりゃ兄妹なんだし、結ばれることはないけど…」

妹「離れてくこともないよね…」

妹「…！」ブルブルっ

妹「なんだろ…。湯船につかってるのに震えが…」

妹「いやな予感…」

兄「…ちゅぷ…」

雛「…んん…んむっ…」

兄「ぷはっ！雛…もういいだろ？さっきからキス何回したよ…
」

雛「ん～どうしよっかなぁ…」

兄「妹が帰ってくるぞ？」

雛「わかったわよ…」

兄「はぁ…」

雛「じゃあ最後ね！」ちゅ

兄「あっこらっ！」

雛「洗いものとか終わってないから！終わらせて来ちゃうね！」バタン

兄「………」

兄「主従の関係ねぇ…」

妹「まさかお兄ちゃん達！」

ザバァッ

妹「部屋で…あんなことやこんなことをしてるんじゃ…！」

妹「急いで服を着て見に行かなきゃ！」あせっあせ


………

妹「お兄ちゃん！」

兄「んあ？」

妹「あれ？雛ちゃんは？」

兄「洗い物しに行ったけど…」

妹「ふふ…ねぇ…お兄ちゃん…」

兄「なっなんだよ…」

妹「雛ちゃんと部屋で何してたの？」

兄「えっ？えっ？」

妹「あたしの眼はごまかせないわよ…」

兄「いやっ特に何も…」

妹「お兄ちゃん気づいてないかもしれないけど…お兄ちゃん…嘘つくとまぶたががヒクつくのよね～…」

兄「なっなんだって！？」スッ

妹「ふふっ…嘘よ…。」

兄「あっ！こんにゃろ！」

妹「さぁ！はきなさいっ！」

妹「さぁっ！さぁっ！」

兄「いやっ…そのっ…」

妹「言いなさ～い！」

兄「うわわ！上に乗っかるな！」

妹「こんなとこ雛ちゃんに見られたら大変ね？」

兄「妹…お前変だぞ？」

妹「ヘンなのはお兄ちゃんよ！雛ちゃんばっかりと一緒にいて！！」

兄「いやっそれは…」

妹「あたしだって、お兄ちゃんが好きなんだから～！！！」



ガチャーン！！！

雛「やばっ…お皿割っちゃった…。やばっ…
お掃除しなきゃ…」

兄「いっ…妹？」

妹「……（うう…言っちゃった…）」

兄「…実は、雛と付き合うことにしたんだ」

妹「へ？」

兄「さっき突然、お前みたいに突然告白されて…」

妹「ほんとに？」

兄「ほんとに…」

妹「お兄ちゃんが好き～！！って？」

兄「う…うん…俺もかなりびっくりしたけどな…」

妹「雛ちゃんもお兄ちゃんが…」

兄「妹…それよりもさっさと降りて…。あと顔が近い。胸が当たってる…」

妹「（雛ちゃんが恋のライバルぅ!?）」

兄「あの～！妹さ～ん。」

雛「いや～…もう…自分で仕事増やしちゃったよぅ…」

妹「雛ちゃん！」

雛「！」

妹「お兄ちゃんに告白したんだって？」

雛「どうしてそれを！？」

妹「お兄ちゃんに聞いた。」

妹「雛ちゃん。ハッキリ言うわ。」

雛「はい……」

妹「雛ちゃんに宣戦布告するわ！」

雛「ふぇ？」

妹「あたしもお兄ちゃんが好きなの！これからあたしはお兄ちゃんに猛烈アピールをするつもりよ。」

雛「ええ!?」

妹「これから、雛ちゃんとあたしは恋のライバルよ！」

雛「はっはぁ…。」

支援

妹「それに今、お兄ちゃんは揺れているわ！」

雛「揺れてる？」

妹「私にも雛ちゃんにも告白されてどちらを選ぶか。」




兄「困ったなぁ…
これから２人とどう接すればいいんだ…？」


雛「妹様、わかりました。ではわたしも、対等な立場になるために、一旦兄との交際をやめます。
そしていつか！兄から声をかけてくれるのを待ちます」

妹「ふふっ！雛ちゃんも、正々堂々と戦いたいみたいね」

雛「はいっ！」

妹「あと、これから妹様って言うのはやめて
。あたしの方が年下なんだし、せめて妹ちゃんとかって呼んで？」

雛「わかりました。」

雛「（初めて本当に好きになった人…絶対に負けたくない…！）」

妹「（お兄ちゃんは渡さないんだからっ！）」


ピンポーン

「（初めて本当に好きになった人…絶対に負けたくない…！）」の台詞ってなんかの漫画であったよな？てか、こんな漫画見たことあるような・・・

兄「ん。誰か来た…」

兄「妹か雛が出てくれればいいのに・・・は～い！」ガチャッ

???「やっほ～～～！」

兄「うおっ」バターン

???「きゃっ…もしかして…兄君？」

妹「お兄ちゃ～ん誰～？って！何してるの!?」

兄「いきなり抱きつかれて…」

???「う～ん！あたし好みの男になったわね兄君！」

兄「だっ誰ですかっ？」

???「やだぁ～忘れちゃったの？あたしよ！綾よ！」

兄「綾？って！あの綾さん！？」

綾「そうよーん」

兄「お久しぶりです！」

綾「きゃ～！やっと思い出してくれたのね！兄く～ん！」ぎゅ～

妹＆雛「抱きつくな～！」

兄「んで…雛だけじゃ、この家の家事はつらいから、綾さんが来た。そういうわけですね？」

綾「きゃ～！頭のいい子ね～兄君は～」ぎゅ～　なでなで

雛＆妹「だから抱きつくなって！」

兄「ははっ…」

妹「お兄ちゃん？」

雛「何デレデレしてるのかなぁ？」

兄「いやっ…あのすみません…」

綾「あたしもう疲れたのよねぇ…」

雛「じゃあ今日はあたしがやっておくんで綾さんは明日からということで…」

綾「ごめんね。雛ちゃん。」

雛「いえ…」

兄「じゃあ部屋を案内しますよ。」

綾「え～！あたらしいお部屋じゃあお掃除しなきゃいけないじゃない！今日は兄君の部屋で寝る！」

妹＆雛「っ！！！！！」

兄「僕は別にいいですけど…」

妹「いいえ。」

雛「全然よくないわよ。兄…」

兄「そ…そうですよねぇ…あはは…」

雛「っていうか兄。綾さんは知ってたの？」

兄「うん。小さい頃に遊び相手とかしてくれたんだ。」

綾「その時から、兄君はなんかいいオーラを出してたのよ～」ぎゅ～

雛＆妹「だから抱きつｋ…（ｒｙ」

兄「まっまぁまぁ…この人、昔からなんだよ…」

妹「あたしたちの立場上、いくら昔からとはいえ許すことはできないわよっ！」

雛「右に同じっ！」

兄「じゃあみんな同じ部屋で寝る！これならどう!?」

妹「まっまあ…それなら…（お兄ちゃんの隣！お兄ちゃんの隣！）」

雛「いいけど（兄の隣は、もらうわ！）」

綾「あたしは兄君と一緒ならどこでも…（兄君の上で寝よう…）」

兄「はぁ…（どうやら丸くおさまったな…）」

…～～～

兄「あ…綾さん…重い」

綾「んもう…我慢しなさいよぉ…男の子でしょ？」

兄「人を上に乗せたまま寝るなんて無理ですよ～」

兄「それに妹！雛！お前らもっと離れろ！暑い！」

妹「いやよ！寒いもん。」

雛「あたし、何か抱いていないと寝られないのよ」

兄「足を絡ませるなぁ！！！！」

綾「兄くぅん！」ぎゅ～

兄「ちょっ・・・綾さん…」

妹「あっ！こらっ」ぎゅ～

雛「ずるい！あたしも！」ぎゅ～

兄「皆さん…。体がバラバラになっちゃいます～…。」

兄「うう…なんでこの人たち…普通に寝れるの…？」

妹＆雛＆綾「ｚｚｚ…」

兄「手とか足とか絡めてくるから身動きとれないし…」

兄「あ～！誰か…助けて・・・」

綾「ううん…兄くぅん…」すりすり

妹「お兄ちゃぁん」ピタッ

雛「ん・・兄…」ぎゅ～

兄「…はぁ…俺…体持つのかな・・・」

兄「朝になってしまった…。け…結局…一睡もできなかった…」ゲッソリ

雛「んん…」ぱちっ

兄「おっ…雛…おはよう」

雛「んん…くーくー…」

兄「（こいつ今二度寝しやがった！）」

妹「んん…お兄ちゃん…？」

兄「おおっ妹起きたか！」

妹「今何時？」

兄「今８時だ」

妹「まだ早いね…くー…くー…」

兄「………」

綾「あら…？兄君…おはよう…」

兄「あっ綾さん。おはようございます。ちょっと助けてくださいよ。」

綾「何がぁ…？」

兄「この状態ですよ！身動きとれなくて一睡もできなかったんですから！」

綾「幸せな悩み言ってんじゃないわよ～…。くー…くー…」

兄「（ちょっと～～！！）」

兄「仕方ない…強行突破だ…
せいやっ！」

兄「はっ！」しゅたっ！

兄「案外かんたんに抜けられたな…」

兄「よし・・これから部屋で寝れば…」

兄「はぁ…やっと至福の時が…」

がしっ

兄「うおっ！」バターン

兄「いててっ…いきなり足をつかまれた…」

綾「どこ行くのよぉ…」

兄「綾さん！もう部屋に戻るんですよ。」

綾「だめよ。」

兄「僕こんなところじゃ寝られないですよ…！」

綾「じゃあたしも連れて行きなさい。」

兄「はぁ…妹や雛には見つからないでくださいよ…」

そういえばこの兄と妹は学校いってるのかい？

兄「あと言い忘れましたけど。上に乗るのもだめですからね。」

綾「わかってるわよぉ。」

兄「はぁ…」

ガチャッ
バタン

兄「はぁ…やっと寝れるよ…」

綾「じゃあたしももうひと眠り…」

兄「おやすみなさーい…。」

綾「おやすみ～」ぎゅ～

兄「（ちょちょちょちょっ）」

兄「綾さん！顔にむっ胸が！」

綾「別に気にしないでいいわよ？」

兄「無理です！」

綾「わかったわよぅ…」

>>348

頭良すぎて学校行ってない設定です

雛「んん…。兄ぃ…」

雛「あれっ？」

妹「ん～？」

雛「妹ちゃん！大変！兄と綾さんがいない！」

妹「なんですって！？」ムクッ

雛「まさか2人でどこかへ行ったんじゃ…」

妹「部屋にいるんじゃない？なんか、一睡もしてないとか聞こえたような…」

雛「じゃ綾さんも？」

妹「お兄ちゃんめ…」

雛「兄のやつぅ…！」

>>348
ちなみにだが、
いとこ同士の結婚は法律的におｋだが、親子間、叔父姪間ほどでないにしろ遺伝病発病率は高い。
いとこ同士も近親の一種だからな。んでボーダーがいとこなのは、一つの病気の遺伝子ごとに発病率が10倍以下であるからだそうだ。
少なくとも340の言うとおり、二人に一人とかみたいな確率ではないと思う。

>>352
100人に１人だとしたら
98人に１人ぐらいにあがる　って事でいいん？

兄「ぐ～…ぐ～…」ｚｚｚ

ガチャッ
バタン

雛「やっぱりいた…」

妹「綾さんまで！」

雛「こいつぅ…！」

妹「こらぁお兄ちゃん！」

兄「んあぁ？おぉ…妹…？どうした？」

妹「どうしたじゃないわよ!なんで綾さんと寝てるの!?」

兄「最初は、一人で部屋に戻って寝ようとしたんだけど綾さんに見つかっちゃったんだ。」

雛「それでなんで一緒に寝てるのよ？」

兄「じゃないと寝かさないって言うんだもん…。一睡もしてない俺は眠くて眠くて…早く寝たくて、綾さんでも誰でもいいから寝れればいいやと思って…」

妹「誰でもいいなら」

雛「私たちも入って平気よね？」

兄「いやっ…君たちが来たら俺が寝られない…」

雛＆妹「問答無用！」

うぅ…眠い…

兄たちも再び眠りについたから

俺も寝ることにするよ。
保守や支援してくれた皆さん本当にありがとう。

兄｢うう…重い…｣

妹｢ううん…おにいちゃん…｣

雛｢兄っ…!逃げるなぁっ…｣

綾｢あにくぅん…｣

兄｢みんな寝相悪すぎ…｣

兄｢これじゃあ…さっきと同じじゃないか…｣

兄｢はぁ…｣

おかえり

兄｢はぁ…もう寝るのは諦めよう…｣

兄｢みんなが完全に起きてから寝よう…｣

兄｢…朝飯くらい…作ってやるかな…｣

兄｢雛に任せっきりだと悪いし…｣




…………………

>>386

学校だからあんまり書けないけど
保守や支援してくれる人のために!!

雛｢んん…？｣

雛｢はっ!もっもうこんな時間!朝ご飯!｣

雛｢…？いい匂い…｣

雛｢兄がいない…｣

雛｢まさかっ…!｣

雛｢ちょっと兄!｣

兄｢あ？｣

雛｢なにしてるの？｣

兄｢雛たちまだ寝てるし起こすのも悪いから俺が朝飯作ろうと…｣

雛｢そんなことしなくていいわよ!｣

兄｢ごっごめん…｣

雛｢謝らなくていいけど…｣

雛｢あっ…ありがとう…｣

兄｢綾さんや妹は？｣

雛｢お互いに兄だと思って抱き合って寝てるわ｣

兄｢そっそうか…｣

雛｢ねぇ、兄｣

兄｢ん？｣

雛｢昨日妹ちゃんに宣戦布告されちゃった｣
兄｢宣戦布告？｣

雛｢おにいちゃんは渡さない!って｣

兄｢なんだそりゃ｣

雛｢だからねっあたし…兄から声をかけてくれるの待つことにしたの｣

兄｢…………俺は雛を選んだのに？｣

雛｢ううん。それは違う。
じゃあ兄は妹ちゃんに冷たくできる？｣

兄｢う…｣

雛｢だっだから…兄と一回別れて…妹ちゃんと争奪戦をすることにしたの

だったからあんたがあたしにメロメロになればいいのよ!!!｣

>>1は大学生？

雛｢あっあんたがメロメロになってあたしに告白すればいいのよ!｣

兄｢はっはぁ…｣

雛｢だから…ほんとにあたしを選ぶなら綾さんとか妹ちゃんにデレデレしないこと!
いいわねっ!?｣

兄!そっそんなこと言われてもなぁ…?

>>400

高校２年です

お昼休みでご飯も食べ終わったので
１時１０分まで更新

雛｢まっまぁとにかく…せっかく朝ご飯作ってくれたんだし…｣

雛｢食べてあげるわよ｣

兄｢あ…ああ…｣

雛｢(兄が作った朝ご飯…おいしそう…)｣

雛｢(こいつ料理までできるの…!?)｣

妹「ﾁｮｯﾄ　お兄ちゃんこれ以上は　らめぇ赤ちゃんできるよ～」　
兄「ｼﾞｬｲ子　一度だけ一度でいいから俺責任持つから」

雛｢お…おいしい…｣

兄｢まっまじ!?｣

雛｢あんた、料理までできるのね…｣

兄｢いやぁ…小さい頃ばぁちゃんちにいたときに､料理ができなきゃ男じゃないって言われてさ…｣

雛｢……(カッコよくて優しくて料理もできて…何一つ欠点がないじゃない!こいつ!)｣

兄｢あははっ…でも昔から克服できないものがあってさぁ～…｣

雛｢…?(こいつが克服できないもの…!?)｣

兄｢昔から、虫とお化けはダメでさ…｣

雛｢男のくせに!?｣

兄｢いやぁ…あれだけは克服できなかったなぁ…｣

兄｢お化け屋敷とか、妹の後ろにくっついてなきゃだめだし…｣

雛｢呆れた…｣

兄｢一時期、虫だらけの森に独りぼっちにされたこともあったな｣

雛｢なんで？｣

兄｢虫が怖い子なんて男じゃないって…｣

雛｢またおばあさまね…｣

兄｢はは…ばあちゃんはとにかく俺に完璧になってほしかったんだよ｣

雛｢はぁ…(兄が、虫やお化けを怖がってるとこみたいかも…)｣

基本的にエロシーンはなしなので…
裸の人…服を着てください…

皆さん
ごめんなさい
今日５時からバイトなんで
本格的な更新はバイトおわったあとになります

>>429
大変ぢゃのう。それまでわしは保守ぢゃ。

雛「ねぇいきなりお化け～！って驚かせたらどうなる？」

兄「妹に一時期それやられ続けて、首の筋を痛めたなぁ。お化け～！って言われるたびに妹に抱きついてたよ」

雛「へぇ～」にやにや

兄「おまえまさかっ…」

雛「なによっ…」

兄「やるなよ？」

雛「ふふ…」

雛「いやぁ…。だってさっきから…」

兄「何…!?」

雛「あんたの後ろにずぶ濡れの髪の長い女の人が…」

兄「ぎゃああああ！！！」ぎゅっ！！

雛「あはははは！」

兄「た…頼むよ…。」

雛「なんでよ…こんな朝からそんなのいるわけないでしょ！」

兄「いやっ…昔見たことがあるんだよっ…墓地で…」

雛「いかにもって場所で見ちゃったわね…あんた…」

兄「白いなんかが俺の目の前で…」

雛「っ！いっ言わなくていいわよ！」

兄「なんで？」

雛「べっ別に…聞いてもしょうがないからよっ…」

兄「…雛。お前もまさか…」

雛「っ！！」

ってなわけで中途半端でごめんなさい

バイト行ってきます。

終わるのは１０時なので…

始められるのは…帰ってくる時間とかもあるので…

１１時から始めます。

>>430

お願いしますね。

ぽじゅ

あ

る

！

>>452-459
伝
説
の
保
守
納
豆
現
る

>>467
俺はやるとしたら典だったなｗｗｗ
納豆がツボにはまったｗｗｗやばいｗｗｗ

>>468
え？
あるある大典　になってたのか？！

>>469
あるある大辞典のはずだったんだよｗｗｗｗ

>>470
そうそう大辞典のねｗｗｗ

大納言が狙いだったんだ、一切反省していない

>>472
俺も”大納”　まで来たら「言」だと思ったんだけどなぁｗ

>>471
と、いうか「あるあるｗｗねーよｗ」って繋ぐか「あるある○○」って作ろうとしたんだけどなｗ

にしても保守で伸びすぎｗｗｗｗｗｗ

ちょ…バイト終わって見てみたらこんな参事にｗｗｗｗｗｗ
ｽﾚﾁ自重ｗｗｗｗｗｗ
お願いしますよｗｗｗｗｗｗ

ってなわけでみなさんお待たせしました。
僕のＳＳなんかにたくさんの保守、支援。ほんとうにありがとう。
ではっ！続き始めます。

雛「別にあたしは平気よ！そんな存在信じてないし！」

兄「じゃ、お前は夜の学校を一人で、歩き回れるか？」

雛「で…できない…」

兄「ほらっ…、なんでか言ってみな？」

雛「お化け出たらいやだし…」

兄「ほら…、人間だれだって幽霊の存在を信じてるもんだよ。」

雛「ううう…」

兄「うわああああ！！！」

雛「きゃあああ！」ぎゅうううう

兄「やっぱ雛もお化けダメなんだ。」

雛「……っく…！」

兄「大！納！豆！大！納！豆！」
妹「ちょっとお兄ちゃん!」

スレタイの意味これか？

雛「あんたっ最低！」

兄「怒るなよ。おあいこだろ？」

雛「ふん！」ぷいっ

兄「おいおい…。」

ニュース速報　ニュース速報
今日　午後８時４０分より、「あるある大納豆」と呼ばれる謎の電波を確認
住民は電波により大納豆シンドロームに(ry


ごめんな、痛くてごめんな、今は反省してるからな、兄ちゃん明日から働くからな、もう泣くな、な？

兄「うわっ！」

雛「！！！」びくっ

兄「ははっ！」けらけら

雛「ぐ…！！」ぷるぷる…

兄「わかったわかった悪かったよ。もうやらないから。」

雛「あんた…やっぱり嫌い！」

兄「おいおい…」

可哀相な>>1………

兄「まぁまぁ…引き続き朝飯を食おうではないか。」

雛「ふんっ！！……」もぐもぐ

兄「はははは…（雛も女の子らしいところあるじゃないか…）」




妹「んん…？あれ？お兄ちゃん？」もみもみ

妹「ん…なんかやわらかい…」

>>511

(;O;)

妹「お兄ちゃん…？」ぱちっ

綾「やぁ…ん…兄くぅん…そんなに激しくもんだらぁ…」もぞもぞ

妹「なっ・・・！」

妹「なんで綾さんが！…お兄ちゃんは！？」

妹「いない…雛ちゃんも！」

妹「雛ちゃんめ、あたしが寝てる隙にお兄ちゃんと…！」

妹「む～…ずるいっ！」ガチャッ！


バタン！


ダダダダダダ…………

>>1000だったら納豆大ブーム

兄「なぁ…？なんか変な音がしないか…？」

雛「ちょっと…やめてよ…。」

兄「いやっ…マジでなんか音する…。」

雛「いやぁ…」ススススス…

兄「なんだよ…俺のこと嫌いなんじゃないのか？ならあんまり近づくなよ…」

雛「う・・・うるさいわね…。」

兄「まさか…怖いのか？」

雛「こっ怖くなんかないわよ！」

バンっ！！！！！！

雛「きゃっ・・・！」ぎゅっ…

兄「おっと…」がしっ

妹「はぁ…はぁ…はぁ…」

兄「おぉ…妹、起きたのか…おはよう」

妹「へぇ～…朝からそんなに寄り添って朝ご飯ですか～…」

雛「え？はっ！」ばっ

兄「いやっ…これは…」

妹「これはなによ？」

兄「なんか変な音がするって言ったら…雛が…」

雛「ちょっ！ちょっと！あたし!?」

妹「へぇ～…お兄ちゃんは自分の身を守るためなら、雛ちゃんを売るのね…？」

兄「いやっ…そういうわけじゃっ…」

妹「あたしがいない間に…ベタベタベタベタ…」ぶつぶつ

兄「い…妹？」

妹「お兄ちゃん…？またお仕置きが必要ね…？」

???「こらぁ～兄くぅ～ん！」タタタ

ぴょーん
しゅたっ

兄「なっなんだぁ？」

綾「ひどいじゃなぁい！あたしを置いていくなんて！」ぎゅ～

兄「いやっ…あの…」あたふた

妹「あら…綾さんともベタベタしちゃって・・・」

兄「いやあのこれは綾さんが勝手に…」

妹「お兄ちゃん？また売るのね？」

兄「いやっ…そんなこと言ってたら、俺が誤解されたまま・・・」

妹「うるさーーーーーーーい！！！！！！！」

きーーーーーーーーーーん

兄「うぉ！」

雛「す…すごい…」

綾「いやーん」

なにこのスレ気持ち悪い…

妹「っていうか綾さん！いい加減お兄ちゃんから離れてください！」

綾「なんでぇ？いいじゃない。ねぇ兄くぅん！」ぎゅっ

兄「あ……綾さんの胸が…」

雛「こらぁ…！離れなさいよっ！」グイっグイっ

綾「兄君に抱きついてて何が悪いのよ～ぅ」ぎゅううう

兄「雛…このままでいさせてくれ…じゃないと…無理に引っ張ると余計綾さんの胸が押し付けられて…」デレデレ…

妹「っ！」ぷちん

雛「っ！」ぶちっ

>>526
半年納豆食ってろ

>>528
もう既に３年は食ってるし…
美味いし…

雛「へぇ～…兄はあたしよりも綾さんなんだぁ？」

妹「お兄ちゃん…なんで？綾さんは、胸も大きくて、スタイルもいいしきれいだから？」

兄「ふ…２人とも…？」

綾「うふふ～兄くぅん！」すりすり

兄「あ…綾さん…ちょっと…（でっかい胸が押し付けられて…）」ボー

雛「あ…兄なんて…」

妹「お兄ちゃんなんて…」

兄「あ…あれれ？いやなオーラが２人から…」



雛＆妹「大っ嫌い！！！！！」




バシーン

>>529
毎日３年も食ってるのか・・・
それなのに気持ち悪いとな？

兄「しくしくしくしく………」じーーーん

綾「兄君？あなたは家の中でもモテモテなのねぇ。」クスッ

兄「痛かったよぉ…」

綾「はいはいよしよし…」なでなで

兄「なんで俺が、２人からＷビンタを喰らわなきゃ…」しくしく

綾「あなたも悪いのよ？二人の女の子から好かれてることを知っててそんなことするんだから。」

兄「だったら綾さんだって～…」

綾「あたしは妹ちゃんや、雛ちゃんが兄君のこと好きだなんて知らなかったもん！」

兄「それずるいですよ～…」しくしく

綾「はぁ…。（あたしも好きなのに…言いづらくなっちゃったじゃない…）」

だ、誰か援軍を！

一応。

登場人物のスペック

兄、１６歳。
イケメン。家に毎日たくさんのラブレターやプレゼントを届くほどモテる。
好きなもの、自由な時。
苦手なもの、虫、お化け

妹、１５歳
巨乳。顔は兄と同じで良い。男も寄ってくるが、興味ない男にはとことん冷たい
好きなもの、お兄ちゃん
苦手なもの、料理

雛。１６歳
貧乳。ツンデレ。嫌いなもの、お化け。歳とは合わない体つき。本来の年よりも３つくらい下によく見られる
ルックス良好。
好きなもの、料理、兄。

綾。２０歳。
爆乳。小さい頃から、兄や妹の遊び相手などをしていた。
好きなもの、兄君！
嫌いなもの、虫

妹「お兄ちゃんのバカッ！綾さんとずっと仲良くしてればいいのよ…」



雛「兄のバカバカバカッ…！綾さんとばっかりべったりして…
そんなに綾さんみたいなナイスバディな女の子がいいなら綾さんと四六時中抱き合ってればいじゃない…！」

兄「はぁ…。もう…妹や雛とどうやって顔合わせればいいんだよ…」とぼとぼ

兄「なんかすごく体が重い…」

兄「ああ…そういえば、まったく寝れてないんだった…」

兄「部屋で寝よう…」

兄「はぁ…」ガチャ


バタン


ガチャッ


雛「……（兄……）」

雛「なによ…。部屋に来るのかと思ったのに・・・」

雛「期待したあたしがバカみたいじゃない……」

雛「って！なんであたしから大っ嫌い！って言ったのに期待するのよ!?」

雛「別に部屋に来てくれないからって、寂しくないんだから…」ボソッ…

雛「別にあたしは兄のこと嫌いになったんだし……」

兄（なんだ。雛にも女の子らしいところあるじゃないか。）

雛「（……女の子……らしい……）」


雛「ああ！もうっ！」

雛「大嫌いなんて言わなければよかった！！！」

グラタン

妹「はぁ…お兄ちゃんたら…綾さんや雛ちゃんばっかりあたしに全然かまってくれないんだから…」

妹「どうして？お兄ちゃん…あたしそんなに魅力ない？」

妹「やっぱり…血のつながった妹だから…抵抗があるのかな・・・」

妹「はぁ…」

妹「やっぱり…お部屋には来てくれないんだね…。お兄ちゃん…」

妹「…甲斐性ないんだから…」

妹「やっぱ・・・心にもないこと言うんじゃなかった…」

グラハム１６歳。
美乳。優しい心の持ち主。素直で純粋。兄に、ひそかに思いを寄せていた。
たまに頑固な部分がある。ルックスは、良。
好きなもの、料理、裁縫
苦手なもの、朝。

やべぇ間違いなくグラハムが１番好みだ

ね…眠い…もう限界…続きは明日書きます～…。

>>1乙！納豆食って寝な！

く

保守

いてて…。寝違えた…首が痛い…
皆さん、おはようさん。と言ってももう昼過ぎか…

　　　　　　　　　　　'.,　　　ヽ. 　 　　　　　　 　 　　､- '''｀ ミｿ,.
　　　　　　　　　　　　' , ヽ 　 ' ,,_　　　　　　　　 ／,.　､"''ヾ､,,　 ﾐ
　 ┏┓　 ┏━━┓　 ＼　 　 ゝ ヽ, 　　　 　　{〉'　 ミ､}　__ ヾ,.　 !.　　　　　　┏━┓
┏┛┗┓┃┏┓┃　 　 {彡'´ 　 ﾉ ＼._ 　　　/　／・_｡｀ﾐ､｀〃 ./ 　　　　　　┃　 ┃
┗┓┏┛┃┗┛┃┏━ ＼._,.　'.　 　 ｀⌒～{　'(,^ヾ)ﾉ 　 〉<彡━━━━┓┃　 ┃
┏┛┗┓┃┏┓┃┃　　　 ヽ、　　　　　　|__ヽ、__二彡∠ '´　　　　　　　┃┃　 ┃
┗┓┏┛┗┛┃┃┗━━━ ﾄ､　　　　　 　/ ／ ⌒V:|.　━━━━━━┛┗━┛
　 ┃┃　 　 　 ┃┃ 　 　 　 　 i　', 　　　　　/´　　　　　ヽ、 　　　　　　　　　┏━┓
　 ┗┛　　　　 ┗┛　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ┗━┛

兄「ぐ～…ぐ～…」ｚｚｚ


コンコン……


雛「兄？ちょっと入るわよ。」

ガチャッ

兄「ぐ～…」ｚｚｚ

雛「寝てる…」

雛「まぁ無理もないか…。一睡もしてなかったらしいし…」

兄「ぐ～…すぴー…」ｚｚｚ

雛「まったく…せっかく部屋に来たのに寝てるなんて…」

雛「このっ！」ぷにっ

兄「ふがっ…」ｚｚｚ

雛「ふふっ…。」

ｷﾀ━y=-(ﾟ∀ﾟ)･∵━ﾝ!

雛「ひどいよね…人の気持ち知ってるくせに…。」

兄「ぐ～…」

雛「………。グスン…」

兄「…ん…？」

雛「…！（やばっ！起きたっ…！）」ゴシゴシッ

兄「雛…？（今…泣いてた？）」

雛「っ！ごめん。起しちゃって…」

兄「……」スッ

雛「きゃっ・・・」

ぼすっ

雛「なっ・・・何を…」

兄「今…泣いてたろ？」

雛「！！！」

雛「泣いてないわよっ！大体泣く理由がどこに…」

兄「…さっきのこと」ぎゅっ

雛「ちょ…ちょっと…兄…。（兄から…ぎゅってしてくれてる・・・）」

兄「ごめんな…。俺、雛の気持ち知ってるのに…」

雛「別に…」

兄「もう遅いかな？」

雛「…遅くない…」ぎゅう

兄「よかった。」


・　・　・　・　・　・　・　

雛「あんた…ほんとにずるいよ…」

兄「なんで？」

雛「ぎゅってしたら許してもらえると思って…」

兄「そんなことない。」

雛「あるわよ…」

兄「ごめん。」

雛「……ばか…」

雛「あたし、あんたやっぱりあんたのこと嫌い。」

兄「そりゃ残念な報告だな。」

雛「………」

兄「雛。」

雛「なによ。」

兄「お前が俺のこと嫌いでも、俺はお前のこと好きだぞ。」

雛「……ばーか…」ぎゅ

雛「っていうか、あんた寝てるとこだったんじゃない。あたし、お掃除とかしなきゃいけないから…」

兄「そうか…」

雛「起こして悪かったわね。」

兄「気にしてない。」

雛「じゃあね。」ガチャッ

バタン


兄「……気持ち知ってるのに・・・か・・・」

兄「妹にも…謝らなきゃな…」すくっ

ガチャッ
バタン



「妹の部屋。勝手に入ったら、許さないんだから！」



兄「……（ほんとにいつの間に買って来るんだろ…こんなの…）」

コンコン

妹「・・・？はい？」

兄「俺だ。」

妹「・・・！（やっと来た！）」

兄「入るぞ？」

妹「うん・・・」

がちゃっ

兄「妹・・・あの・・・さっきは悪かった・・・」

妹「来るのがちょっと遅いんじゃないの？お兄ちゃん。」

兄「ごっごめん…。」

妹「じゃあ…、変なタイミングだけど、願い事・・・いい？」

兄「え・・・。ま…っまぁいいけど・・・」

妹「やった！じゃあ…」

兄「（一体何だ…？）」

妹「妹のこと、世界で一番愛してる。ってギュってしながら言って？」

兄「はぁ…」

妹「はいっ！」ばっ

兄「…」ぎゅっ

妹「ん…（お兄ちゃん…ドキドキしてる・・・）」

兄「妹…」

妹「なぁに…？」

兄「愛してる。」

妹「……どれくらい？（きゃ～～～！）」

兄「世界でいちばん…」ぎゅっ

妹「ほんと……？（きゃああああ！！！も…萌え死ぬ…）」

兄「……ほんと…」

妹「嬉しい……」ぎゅううううう

兄「むぐっ…（くっくるしい…）」

兄「い…いもうと…」

妹「ん～？」

兄「胸が…顔に…思いっきり…」

妹「いいの！わざと当ててるんだから！」

兄「いやっ…！息が…！」

妹「むふふ～」

兄「やばい…
このままじゃ今度こそ死ぬ……」

妹「よし！もう満足！」すっ

兄「…ぷはっ！はぁ…はぁ…今度こそ死ぬかと思った……」

妹「あははっ！」

兄「わっ笑い事じゃないって…はぁ…はぁ…」

バタン

兄「はぁ…と・・・とにかく二人と仲直りできてよかった…」

綾「終わったみたいね。」

兄「綾さん。」

綾「兄君？これはあくまでも最終手段だけど、2人とも選べないなら、2人とも選ばないっていう方法もあるのよ？」

兄「え？」

綾「一人を選んだらもう片方は当然悲しいわ。それを見たくないなら、どちらとも選ばずに、自分だけ消えていくの。」

兄「消える？」

綾「別に死ぬって意味じゃないわ。どこか遠くに行っちゃうのよ。１人でね」

兄「一人で遠くに…」

鬱ルートはやめてね！

兄「一人でいなくなる、か…。でも…」



雛（あっあんたは…今…この家の大黒柱なんだから…）

妹（そうだよっ！大黒柱がなくなったら大変だよ！）



兄「消えるなんてこともできないんだよなぁ…」

兄「しばらくは…自分から行動を起こすのはやめておくか…」

兄「そうだ…。たまには外に出てみるか…」

兄「家の中にいてばかりじゃ、運動不足になるしな…」

兄「とは言え。この前妹に追いかけまわされた時なんて、すぐにばててたからな…」

兄「外へ出かけるのも雛と買い物行った時以来だな…」

兄「さて・・・いくか…」


ギィ…

ガゴーン…

兄「おお…結構寒いな…。外はもうこんな冬になってたのか…」

兄「あと一カ月でクリスマスかぁ…」

兄「カップルがいちゃいちゃする季節かぁ…」

兄「うらやましいよまったく…」

兄「いろいろ街を見て回るかぁ…」


兄「……ん。このキーホルダー…」


兄「雛たちに買って行ったら喜ぶだろうなぁ」

兄「買ってってやるか…」

兄「すみません…」

店員「はい？」

兄「このキーホルダーを４つもらえますか？」

店員「はいっ！プレゼント用ですか？」

兄「ええ…。３つは別々に包んでもらえますか？」

店員「かしこまりました。少々お待ちください。」

兄「どうも・・・」

店員「ありがとうございました！」

兄「雛と妹と綾さん…そうだ、あとひとつはグラハムにあげよう・・・」

兄「みんな喜んでくれるといいけどな・・・」

兄「もう少しぶらつくかな・・・」

数時間後

ブー…ブー…

兄「…！…電話…妹か・・・」

兄「はい？」

妹「こらっ！お兄ちゃん！！！！！」きーん

兄「うおっ！」

妹「なんで黙って出かけるのよ！早く帰ってきなさい！」

兄「いやっ・・・あの・・・！」

妹「うるさいっ！！早く帰ってくるのよ！」ブツッ

プーッ・・・プーッ・・・プーッ・・・

兄「心配性だな…まっ…このキーホルダーあげれば、機嫌も良くなるだろ。」

兄「さっ・・・帰るか・・・」

兄「妹たち待ってるみたいだし」

兄「少し急いで帰るか…。」

兄「にしても寒いなあ・・・」

兄「はぁ～」

男「おいっ！きみ危ない！」

兄「えっ？」


プップーーーーー！！！！！！！！！！


兄「うっ…うわあああああああ！！！！！」


ドンッ！！！！

おいィ？

妹「お兄ちゃん遅いわね…」

雛「電話をかけてから1時間半以上たつのに・・・」

綾「心配ねぇ…。もしかしたら妹ちゃんに怒られるのが怖くて、いいわけでも考えてるんじゃないかしら？
くすくす」

妹「綾さん怒りますよ？」

綾「じょ…冗談よ…」

プルルルルルルル

妹「あら？珍しい…家の電話が鳴るなんて…」

妹「はいっもしもし？」

妹「…はい・・・そうですけど…。はいっ………ええ！？お兄ちゃんが！？」

妹「はいっ…はい…わかりました…。ありがとうございます…。はい！すぐに！」

プツッ…

雛「妹ちゃん？兄…どうしたの？」

妹「交通事故にあって…今病院で治療を受けてるらしいわ…」

綾＆雛「えええ！？」

嘘だろ承太郎！？

病院

妹「ここに先ほど交通事故で運ばれて来た兄っていますか！？」

ナース「ああ…あの子ね。今、集中治療室にいるわ。ご家族？」

妹「はいっ！妹です！」

ナース「案内するわ。」

雛「兄…。」

綾「大丈夫よ。あの兄君よ？」

雛「……」

妹「雛ちゃん綾さん！行きましょう！」

集中治療室前

医師「急げ！」

ナース2「はいっ！」

ナース「頭を強く打ってね…信号無視のトラックにはねられたらしいわ……
…手足を複雑骨折…」

妹「そんな…」

雛「兄…兄ぃ！！！」

綾「雛ちゃん！落ち着いて！まだ死んだと決まったわけじゃないのよ！」

ナース「意識がないのにね…手に握った4つのキーホルダーを決して離さないのよ…」

妹「お兄ちゃん……」

雛「いやっ！いやぁ！あにぃ！！！」

綾「雛ちゃん！」

ナース「不思議でしょ？意識がないのに・・・ギュッと強く握ったまま…きっと…これだけは守りたかったのね…」

雛「……あにぃ…！！グスン…！ひっく…！」

妹「お兄ちゃん…平気よね…？絶対に元気になるよね…？」

綾「（兄君…勝手に遠くに行くなんてゆるさないわよ…あなたには…雛ちゃんと妹ちゃんを守る使命があるんだから…）」

ナース「せっ先生！オシログラフが乱れてます！」

医師「強心剤の注射だ！」

妹「お兄ちゃん…死んだらほんとに許さないからね…！」

雛「兄…どうか死なないで…！お願い…！神様…！」

綾「（神様、お願いです。兄君を、助けて！兄君が死んだら・・・雛ちゃんと妹ちゃんが…！！！！）」

妹「綺麗な顔してるだろ。死んでるんだぜ、それ。
大した怪我もないのに、ちょっと打ち所が悪かっただけで、もう……動かないんだぜ」

雛「……」そわそわ

妹「……」そわそわ

綾「2人とも少し落ち着いて…兄君が心配なのはわかるけど…二人が倒れちゃうわよ…」

雛「でも兄はあれから何時間も集中治療室からでてこないんですよ！？」

妹「落ち着いてなんかいられない…」

綾「あたしだって落ち着いてなんかいられないわよ！」

雛＆妹「…！」びくっ

綾「あたしたちにできるのは…兄君の無事を祈ることじゃないの？」

雛＆妹「………」

>>695
　　　　　　　　　　　＿＿＿

　　　　　　　　　 .／　　　　＼
　　　　　　　　　 .|　^　　　^　|
　　　　　　　　　 | .>ﾉ(､_, )ヽ､.| ＜あまり私を怒らせない方がいい
　　　　　　　　　__! ! -=ﾆ=-　ﾉ!_＿_

　　　　／´￣￣ .|＼｀ﾆﾆ´／　　　 ｀ヽ
　　　｛　　　　　　.|__　￣￣ヾ　　　　　 }
　　　i;;',,, 　r---イ　　　 　／|,､_,,　 ,',;:',i
　 　.l;';',;,,　 }　　/;＼　 　 　/ ヽ /　,;,;;',;l
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　　　i;',, 　 / /;;,',';;　　ﾉ--,　',',;;::',',ﾞi ,,';';i
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　 ／　　/ i　､　　／　　　　ヽ　',;::'､|　 ＼
　ヽヽヽヾ丿　　〈　　　　　　　ヽ''　　{////

　　｀｀｀｀　ﾄ,　　 i　　　　　　　　|　､　i´´´
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　　　　　　|,','､　/　　　　　　　　ヽ',',','|

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>>696
兄君（あにぎみ）とか風流な呼び方だな

ウィーーーーン

医師「……」

妹「先生！兄は…！」

医師「…一命はとりとめました…ですが・・・」

雛「な・・・なんですか？」

医師「頭部の損傷が激しく…意識がまだありません…
今はコンピュータ管理で一応保っていますが・・・」

綾「そんな・・・」

医師「お気の毒ですが……もう二度と目を覚ますことは・・・ないでしょう…」

妹「！！！！！！」

雛「そんな…！それじゃあ…！」

綾「植物人間…ってことですか…？」

医師「…簡単に言いますと、そういうことになります」

妹「そうだったのね、兄はのび太だったんだ」

妹「いや…いやあああああ！」

医師「奥にいらっしゃるので、ご様子を…」

雛「……」

医師「私は・・・失礼します・・・」

綾「ありがとうございました…」

医師「では…」

妹「お兄ちゃんが・・・もう目を覚まさないなんて・・・」

雛「ひどい・・・こんなときまでひどい男なんだから・・・」

綾「とりあえず…見に行きましょう？」

兄「引っ掛かったｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

一同「ぼこ、がすっ、どかっ、ぐさっ」

兄は死んだ

ピッ…ピッ…ピッ…ピッ…ピッ…
兄「………」

妹「お兄ちゃん…」

雛「兄・・・」

綾「兄くん・・・」

兄「……………」

雛「何とか言いなさいよ…あにぃ…」

兄「…………」

雛「大黒柱がいなくなったら…！どうするのよぉ！！！」

妹「いやあ！おにいちゃぁん！！！」

綾「ひどい・・・ひどすぎるわ・・・こんな現実・・・」

兄「……………………」

雛「もう兄は…笑わないし…言葉もしゃべらないし…。ご飯をおいしいって言ってくれることもないのね…」

雛「ひっく…そんなの…ぐすん…いやだよぅ…起きてよぉ…兄ぃ…」

妹「いや…、あたし…お兄ちゃんにわがまましか言えてない…」

妹「いっつもお兄ちゃんを困らせることしかしてない…」

妹「いつもありがとうって…………言えてないよぉ…ぐすっ…ひっく…」

綾「あたしなんて…メイドの仕事…まだやってないわよ…。これから…兄くんのために・・・したいこととかあったのに…」

綾「兄くんに、言いたいことだってあったのに・・・」

妹「…！」

雛「これ…！」

綾「キーホルダー…」

雛「こんなもの買ってるから…事故になんか…」

妹へ
雛へ
綾さんへ
グラハムへ


「あなたたちと出会えて、本当によかった…」
兄より…


妹「こんなもの…！いらないわよっ・・・！」

妹「こんなものが最初で最後の贈り物なんて・・・！」

妹「お兄ちゃん…！二つ目の願いよ…！」

妹「お願いっ…目を覚まして…」

兄「…………」

妹「ねぇ…お兄ちゃん…！まだ一つしか叶えてもらってないよぉ…？あたし…」

妹「何とか言いなさいよ…！バカ兄…」

兄「………」

妹「うう…ぐすっ・・・ひっく…」

綾「…雛ちゃん…」

雛「はい…二人っきりにしてあげましょう…」

ウィーーーン


妹「さよならがこんなのなんて…」

妹「ひどいよ…」

兄「………」

妹「ねぇ、お兄ちゃん。あたしは許さないよ？こんなキーホルダーだけでお兄ちゃんがいなくなることを許すなんて事しないよ」

妹「お兄ちゃん。あたしを一人にしないで…。ずっとそばにいて…」

妹「お願いっ…！ぐすっ…」ホロリ


ポタッ

兄「………」ピクッ

グラハムって常識的に考えてこっちだろ・・・
http://jp.youtube.com/watch?v=TYtdW5bD-7Q

妹「……おにい…ちゃん…？」

兄「…い…もう…と…」


妹「お兄ちゃん！！！！！！！！」


雛＆綾「っ!?」


ウィーーーーーン

綾「妹ちゃん!?兄くんがどうしたの？」

雛「あ…兄…！」

兄「雛………綾さん……」

綾「あ…兄くん・・・・・・！」

兄「…聞こえた…皆が俺を呼んでる・・・」

妹「うん…！うん…！」

兄「んで…誰かが…妹たちのところに帰りなさいって…」

雛「誰かが…？」

兄「死神みたいなのが手招きしてて…危うく連れてかれそうになったときその声が聞こえたんだ。」

綾「なんとも不思議な話ね・・・でも…」

綾「よく目を覚ましてくれたわね～～！！」むぎゅ～～～

雛＆妹「こっこらぁ！抱きつくなぁ！！！」

兄「ははっ…」

.　　　　　／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼

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　　　/: : /: : : 斗--､ :|: : : : :|: : | ,ィＴ: ',: : :ヽ : !

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　　＜:: |. 小{　　 _,,.. -　　　　､-.,_　 ﾚ{: :.|ヽ:|
　　　厶ﾍ　ﾊ　　　　　　　　 ､　　　　 {ﾊ/　V
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次の日・・・

医師「信じられませんな…。あの状態から、意識を取り戻すとは・・・」

兄「まったく～!先生ったら～飛んだヤブ医者だなぁ！」

医者「はっはっは！まぁそう言われても仕方ないね！医師免許持ってないもん」


……

兄＆妹＆雛＆綾「え？」

妹「まさかこんなところで貴方に出会えようとは…なぁブラックジャック先生よぅ」

医師「じょ…冗談だよ…」

雛「リアルだからやめなさい」

医師「すみません…」

医師「まっまあとにかく初めてだよ！キミみたいな奇跡の患者は！」

兄「僕も初めてですよ～！とんでもない冗談を言う医師は～！」

医師＆兄「ははははははははは！」

兄「あっ…そういえば雛たちに渡したいものがあるんだ。」

雛「渡したいものってこれ？」

キラッ

兄「あれっ？なんでもう持って…」

綾「あたしも持ってるわよ。」キラッ

妹「当然あたしも！」キラッ

兄「あれっ？なんで？」

雛「あんた…意識がないのに、これだけは決して離さなかったのよ」

妹「4つあったから、渡す相手はすぐにわかったわよ。」

兄「そっそうだったのか…」

綾「もう～ほんとにいい子ねぇ～！」むぎゅ～

雛＆妹「やめ～～！！！！」

綾「ねぇ兄くん？今夜あたしの部屋に来ない？」

兄「え？」デレっ

雛「兄～」

妹「お兄ちゃ～ん？」

兄「いやっ！あの…えっと…」

雛「さっ！早く断りなさい！」

妹「そうよっ！あたしの部屋に来るわよね!?」

雛「あたしの部屋よね！？」

綾「だめよっ！あたしが最初に誘ったのよ！？」ぐいっ

雛「い～え！兄が選ぶべきよっ！」ぐいっ

妹「お兄ちゃんはあたしを選ぶに決まってるの！」ぐいっ

兄「あの～一応病み上がりなんで…痛い痛い…」

雛＆妹＆綾「あーだこーだあーだこーだ」

兄「ふぅ…どさくさにまぎれて抜けられたわ…」

グラハム「兄さま！」

兄「グラハムっ！」

グラハム「奇跡の生還を果たしたそうで…何よりですっ！」

兄「ありがとうグラハム。あっそうそう！これ！」

グラハム「このキーホルダーを私に…？」

兄「ああっ！それは俺の家族の証だ！」

グラハム「えっ…」

妹＆雛＆綾「家族の…証？」

兄「グラハム…もう一度…うちのメイドに来てくれるかい？」

グラハム「はいっ！喜んで！」

雛「ちょっと！兄！」

妹「なに勝手なことを！！」

綾「してるのよ～！？」

兄「いいじゃないか。人は多い方が楽しいし！」

雛「そっそれはそうだけど」

雛＆妹＆綾「（またライバルが増えたじゃない！）」じーーーー

グラハム「…？？？」きょとん

兄「あ～腹減ったなぁ～。早くみんな帰って飯にしようぜ～」

雛「はぁ…呆れた…」

妹「でも…そういう優しいところに・・・」

綾「惚れたのよねぇ～！」

兄「さぁ我が家へ帰ろう！」

一同「お～～～～！！！」


ＥＮＤ

いやぁ終わった終わった。
強引さはやっぱりばれてたかｗｗｗ

とにかく、今まで保守、支援、納豆
本当にありがとう！

３期はどんな話にするか決めてないからやらないよ

なんか見たいなら、適当に書くけど…

なんかグラハムを邪険に扱ってたけど

最後の最後でハッピーにしたろと思って、兄家に再雇用したｗｗｗ

そこはハーレムエンドだろJK

兄「…聞こえた…皆が俺を呼んでる・・・」

ガイアが俺に囁いている……

じゃあ次はエロ付きでやる？

む～・・・オチか～・・・
つけられるほど文才が俺には…

自分の思うように書けばいいさ

ん～いやぁ…書きたいのはやまやまなんだが・・・
最初にもいったが寝違えて首がうごかせないのだよ

さっきからずっとパソコンの前にいるから疲れてしまった…少し休憩を…

それとついでに、この首の痛みの原因である妹ぶっ飛ばしてくる。

ごめん
なぜか妹と秋葉原行くことになった。。

更新は帰ってきてからになりそう。

羨ましい奴め
いってらっしゃい

ほ

>>845
ちょっくらエロゲ展開を期待して妹の布団に潜り込んでみては？

>>846
いやいや…気持ち悪いだろｊｋ

あっ。とりあえず今帰宅しました。

が、残りのレスの数も少ないので、次スレにします。
24時から音楽スタジオに行かなければならなくなってしまったのもあるので…

ただ今帰宅した。

日曜なのに、学校なのであまり更新できないけど、もし満スレになって、希望があれば次スレ立てるんでよろしくです

兄の部屋

兄「ぐ～…」ｚｚｚ

パチン

兄「いてっ……ん？」

兄「なっ！！！」

雛＆妹＆綾＆グラハム「すぴ～…」ｚｚｚ

兄「どっどうして…いつもこんなんなの…？」


第三期、始。

雛「ちょっと！妹ちゃん！今日はあたしがご飯当番よ！」

妹「そんなこと言って、お兄ちゃんにたくさんいいところ見せようって考えなんでしょ！」

雛「そっそんなんじゃないわよっ！」

グラハム「あっ…あのぅ…本当の当番は私なんですが～…」オロオロ

兄「ああ…。朝から騒がしいなあ・・・」

綾「はぁ…困った子たちね…」

妹「いいからそこをどきなさ～い！」

雛「い～や～よ～！＞＜」

グラハム「あのぅ…だから二人とも～…ご飯は私が作りますぅ～…！」

兄「ほらほら…2人とも…」ぐいっ

雛「あうっ…」

妹「むぅっ…」

兄「もうわかった。ご飯は俺が作るから…」

グラハム「ええっ…兄さま、今日の当番は私ですから…私が…」

兄「ありがとう。でも今日は俺がやるよ。グラハムは優しいね。」

グラハム「い…いえっ…」かぁ…

雛「ぐっ…！（グラハムちゃん…さりげなく良い子アピールね）」

妹「むむっ！じゃあたしお手伝いするぅ！」

綾「はいはい…そんなに家事がしたいなら妹ちゃんは、私とお洗濯ものを干しましょうねぇ～」ずるずる

妹「いや～!お兄ちゃんのお手伝いがいい～！」じたばた

兄「はぁ…（ここんとこで余計騒がしくなったなぁ…）」

グラハム「おいしい…」

綾「あらびっくり。兄くんお料理もできるのね！」

雛「……（あたしは前から知ってたもん…」

妹「お兄ちゃんなんでこんな料理うまいのに今まで雛ちゃんたちに任せてたのよ！」

兄「いやっ…一応メイドなわけだし…。
とはいえ、頼りっぱなしも悪いから、こうやって作ったんじゃないか」

妹「むぅ……あっ！そうだ！あとで、お料理教えて！手取り足取り～～えへへ～」

兄「ええっ？手取り足取りって…」

綾「妹ちゃんにはあたしがお料理ん仕方を教えてあげます！」もぐもぐ

妹「え～！なぁんで～！」

綾「ごにょごにょ…。兄くんの知らないところで教わってうまくなった方が、兄くんが妹ちゃんを見る目が変わるかも・・・」

綾「でもいいかぁ～。兄くんに教わりたいみたいだし～」

妹「教えてください！綾さん！」

綾「ふふん。」ブイっ

兄の部屋

兄「はぁ～」ボスンッ

兄「最近にぎやかになってきたなぁ…この家。まぁいいことだけどさっ…」

コンコン・・・

グラハム「失礼します・・・」

兄「グラハム？どうしたの？」

グラハム「あの・・・お聞きしておきたいことがあって・・・」

グラハム「兄さまは、雛ちゃんや、綾さんから・・・ご奉仕してもらっていますか？」

兄「（ご奉仕？家事とかの事かな？）うん・・・してもらってるけど・・・なんで？」

グラハム「やっやっぱり・・・」

兄「やっぱり？」

グラハム「いっいえ！なんでもないですぅっ・・・しっ失礼しましたぁ！」ぴゅ～～

バタン

兄「グラハムのやつ…何であんな顔真っ赤にしてたんだ？」

兄「・・・？う～ん・・・」

雛「兄っ！」

兄「おお…雛か」

雛「何むつかしい顔してんのよ？」

兄「いやぁさっきかくかくしかじかで…」


雛「ご奉仕ぃ？」

兄「顔を真っ赤にしながらそう聞いてきたんだ」

雛「ご奉仕と言ったら、ご主人さまのお世話とかのことよね？」

兄「それなのに、顔を真っ赤にして聞くことか？」

雛「グラハムちゃん純粋だからなぁ…あんたのパンツでも洗う想像でもしたんじゃないの～？」

兄「あ～。っそういうことか・・・」

雛「じゃっ！あたしお掃除やるからっ！ばいばーい」たったった

兄「やっぱ家事のことか・・・。男のパンツだなんて見たこともなさそうだもんな～グラハム。
はっはっはっは」

妹「綾さん！御指導よろしくお願いします！」

綾「はい！ご丁寧にど～も～！」

妹「さっそく！」

綾「と、その前に・・・」

妹「…？」

綾「今妹ちゃんが、どれくらい料理ができるか見せてもらうわ。」

妹「はいっ！」

綾「なんでもいいわ。得意料理を一品作って頂戴」

妹「はいっ！」

妹「綾さんできました！」

綾「…これは…なに？」

妹「ゆで卵！」

綾「・・・・・・・」

綾「あのね？ゆで卵は料理には入らないのよ？」

妹「はにゃ？」

綾「まっまぁいいわ…。妹ちゃんには、一番最初から包丁の持ち方から教えるわ…」

妹「はいっ…！」

綾「包丁はね…」


・　・　・　・　・　・　・

グラハム「今日もいいお天気・・・」

グラハム「んんっ……はぁ！」

グラハム「・・・・・・」ぼーーー

グラハム「はっ！いけないいけないっ！あまりの太陽の心地よさにボーっとしてしまったわ！」

グラハム「庭のお掃除しなくちゃ・・・」さっさ

限界っす
ねむいっす・・・
すまないけど・・・
もうねるっす…

そういえば…スレタイどうしようかなぁ…

スレタイどうする？

じゃあ
妹「ちょっとお兄ちゃん！」でいい？