委員長「俺君が毒蛇に噛まれた!!誰かおしっこ出る人いない!?」 (22)

……

委員長「ちょっと!!!皆こういう時恥ずかしがってどうするの!?」

女J「……だって」

女G「そいつキモイシ太ってるしオタクだし、そこまでする義理ないっていうか」

女H「ってかさ、委員長がおしっこすればいいじゃん?人に言うんだから出来るよね?」

委員長「わ、私は今おしっこ出ないし……」

女B「は?ふざけんなし、ほらしろよ、言いだしっぺ」

女「お~~~しっこ、ホラお~~~しっこ!!」

俺「ク、クソウ、ごめん委員長、俺の事なんて気にしなくていいから……!」

田村ゆかり「わ、私ッ!!」

女G「ん?」

田村ゆかり「おしっこ……出ます」

女A「ひゅ~♪あんた早く俺君助けてあげなよ」

俺「!!!(俺がさりげなく片想いしてた田村さんが……)」

俺「委員長さんが毒蛇に噛まれた!!おしっこかけなきゃ!」

男J「俺もかけなきゃ!」

男G「俺もかけなきゃ!」

男H「かけるかける!」

俺「よーしみんなで委員長を助けるぞ!」


翌日:委員長死亡(死因:溺死)

田村ゆかり「キャアッ!」

俺「あ、田村さんの足に毒蛇ガッ!!!」

委員長「ちょっと田村!大丈夫!?」

田村ゆかり「大丈夫です……私はまだ噛まれてから時間が経ってないんで」

田村ゆかり「私なんかよりも俺君をどうにかしないと……」(スカートを脱ぎ出す)

俺「田村さん、君だって苦しいはずだ、そんな時に俺を助けてくれなくてもいいよ!!」

田村ゆかり「俺君、1ヶ月前に私の消しゴム拾ってくれたよね、私嬉しかったから……だから……」

女A「田村さん!!顔が真っ青!!まさか……」

保健教師「女は免疫力が低い、迂闊だったわ……俺君より田村さんの方が危ないわ、ショック状態になってる」

俺「──ばっかやろうが……」(パンツを脱ぎ出す)

田村ゆかり「俺君!?」

俺「おら、仰向けになれよ、おしっこうまくかけられないだろ?」

女G「俺君、まさか?」

俺「はっ、そうだよ、毒蛇噛まれた俺なら分かる、田村はやばい、俺がおしっこするしかないんだ」

田村ゆかり「そんな状態でおしっこしたら俺君の命が!?」

俺「……死ぬかもな」

プシャアアアアアアアアアアアアア田村「アアアアアアアア」

委員長「分かったわ!」

俺「委員長?」

委員長「いい?毒蛇に噛まれた毒を中和させれば、貴方たちは助かるわ」

俺「あぁ、だからおしっこかけてるんだ」

委員長「俺君の細胞は95%が毒に侵食されてるわ、おしっこで飛び出す毒は0.025%、あまりに少ない」

俺「──だけど、沢山ぶっかければ、中和するんじゃ」

委員長「現実を見て!?おしっこなんて3日出し続けても田村さんは救えない!?ウェエエエエーーン」

俺「ごめん委員長」

委員長「肉体接触よ!!肉体接触して細胞と細胞をへっつける事で毒は中和するわ!!」

女A「田村!大丈夫!?ちょっと男子見るなよ!おしっこかけられた田村を!!」

男子A「ご、ごめん」

女J「田村、あんた大丈夫?タオル持ってる?カバンの中?取ってきてあげる」

田村ゆかり「……はぁ……ハァ……これで私助かるのかな……?」

俺「これしかないんだ、田村さん、好きな男の顔でも想像してろよ、すぐ終わるから」

田村ゆかり「……お、俺君……あは……ごめんね、体が重くて、どうしたのかな、今日は何だか目が霞むね」

俺「……」

田村ゆかり「次は移動教室だったかな……あは、早く行かないと……遅刻しちゃ……」

俺「(ビリビリバリバリッッッ!!!!!!)」

田村ゆかり「あれ?あれあれ?……なんだか下半身がスースーするのです」

俺「──」

女A「俺君が泣いてる!?」

保健教師「毒蛇さえいなければ、もう少し時間があれば、普通の恋愛が出来た子達なのよ、辛いでしょうね」

毒蛇「──毒をもって毒を制するとは、いとおかし」

俺「毒蛇、ありがとう、契約通りだ」

毒蛇「あぁ、だけどこれでよかったのか」

俺「憧れの田村さんにおしっこかけて、公然とSEX出来るんだ、これ以上の望みはないよ」

毒蛇「そうか、でも分かっているのか、お前はこの望みの代償に……」

俺「最後まで言うなよ、今からお楽しみなんだ、ヤボってもんだぜ」

アンアンアンアンっ!!!アンアンアンアンッ!!!アンッ!!!!!

田村ッー!

シ、シンデル、オレがシンジャッテルヨー

タムラもシンデル、もうヤダ、こんな世の中ァアアアアアアアアアアアアア

おわり、もう寝る

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