俺「…ギャルに拾われた」ギャル「拾ってねーし」 (57)

―――今がいつで、ここがどこかなんて俺には分からない。たった一つ分かる事は、


―――――ここは俺のいた時代よりも後だ。それも相当。


俺「どういうことだ…?車は飛び、空中に映像ビジョンが浮いて、タレントらしき奴の顔を映し、人は見知らぬ乗り物に乗り、道を悠々と【浮いて】いる…反重力とか無重力とか…そんなちゃちなもんじゃあ断じてねえ…もっと恐ろしい近未来の片鱗を味わった気がするぜ…」

正確には味わっているさなかなのだが、気が動転し、それどころではない。実際、独り言を口にしていると、近くのギャルっぽい女がマジやばwみんなに教えよーっとなどと言い、そのギャルっぽい女に、写真を撮られ…ん?カメラなんて持ってるようには見えないのだが…あの女、空中をタッチして…いや、見える。空中に浮いているパネルをタッチし、俺の写真を撮り、SNS(…この時代では死語なのだろうか)に画像をアップロードしようとしているのを。

俺「ちょっと待ってええええええええええ!!??」

さながら、獲物を見つけたライオンのような動きで、ギャルに走り寄る

ギャル「えぇ!?ちょ、待って!?」

あと一歩で手が届く。そのときに、不意に耳に『バキン』という高い音が響く。それと同時に頭にも衝撃が走る

見上げると、白いパンツ…純白か。そのパンツに驚き、さらに驚かされたのが、白パンギャルの手からビームシールド(某起動しそうな戦士の物語的なロボットアニメに似たようなものがあったような気がするのでビームシールドと記す)が出てきているのだ。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1410867563

遅くなったが注意事項的なもの:書き溜めは1~3日くださいおねがいしますなんでもしナス!

グダグダな文章

作者は終わってる/(^o^)\ナンテコッタイ

ギャル「ちょっと、あんた大丈夫ぅ?」

俺を怪我させた張本人が何を言うか。大丈夫?などと聞きながらもシールドを納める気はないらしい
俺「大丈夫か聞く前にそのビームシールドもどきしまってくれると助かる。
てか屈まないで純白見えるしあのあれまで見えてるからやめてくださいおねがいします」


そのようなことをマシンガンのごとく言いまくると、ギャルは怪訝な顔、そして


警戒の目を緩めないように俺をにらみながらシールドを解く


俺「あぁ、死ぬかと思った…で、写真消して?」

そういうと、ギャルは、目に見えてキョドり出す

ギャル「は、はぁ?と、撮ってねーし!」

目は泳ぎ、指も忙しなく組み替えている。間違いない。



              撮りやがった…ッ!

俺「消せええええええええええええええ!!」

ギャル「へ、えぇ!?どうしたの!?おにーさん!?」

俺「[田島「チ○コ破裂するっ!」]さんだと!?言われるほどしてないわこのビッチが!!」

ギャル「はぁ!?ビッチ!?何言ってんのあんた!みんなにビッチとかヤリマンとか

言われてはいるけどいね!この人だ!って決めた人に純潔をささげるって決めてんのよっ!!」

俺「とか言いながら誰とでも寝る淫乱なんだろこのくそ淫乱雌豚が!」

ギャル「おとなだからってなんでもいっていいってわけじゃねえんだぞ!?この短小包茎童貞!」

俺「」

図星を突かれ、固まる俺。童貞は認めるがな、短小包茎ではないと、今ここに宣言しておこう。

こう見えて、クラス、いや、学校1の巨チンとして誇ってきた俺のチンポコだ。こんな子供にどうこう言われる筋合いはない。

ギャル「ってやば!?もうすぐ見回り来るじゃん!」

俺「見回り?」

ギャル「そだよ!スクールガーディアン!ってか、お兄さん、ここらの人じゃないでしょ

…行くとこ無いなら家来る?家帰ってもあたし一人だし。」

なん…だと…?この時代は、家出少女ではなく、迷子おっさんを拾うのが流行っているのか?

ギャル「げ…そうこう言ってる間に来ちゃったし…」

スクールガード1「君、何をしている。完全下校時刻はとっくに過ぎているぞ。」

そういう彼らは、よくつぶれないなというほどの装備らしきものに身を包み、胸元にはS/Gという文字をかたどった紋章的なものが飾ってある。こいつらがスクールガーディアンか?

ギャル「っち、はーいすぐ帰りまーす」

そういうと、ギャルは素早く荷物をまとめ、帰り支度をしている。俺もこの場を離れようとすると

スクガ2「ところで、そこのおまえは何者だ?見たところ、この近くの学校の学生ではないようだが…」

忘れていたが…そうだった…俺は今、『道端で独り言をつぶやき、女子高生にとびかかり、

挙句の果てにビッチだの淫乱だの雌豚だのと罵った変態』であることを…

俺「え、えっと…自分は…」

思わず変なことを口走りそうになる。その時、

ギャル「あたしの兄さんだよ。田舎から久々に出てきたばっかだから案内ついでにあたしの家で飯でも食べてけって言ってたとこ。」

このギャル…本当はいい奴?そう思った自分がいた。

スクガ1「…そうか。くれぐれも、不純異性交遊などをせんようにな。」

とのセリフを残し、スクールガーディアンの二人は警備に戻った。

俺「ありがとう、助かった。お前いいやつなんだな。」

ギャル「元からいいやつのつもりだけど。てか家来るの?来ないの?」

行くか行かないかで言えば行きたい。この機会を逃せば、確実にのたれ死ぬか、警察のお世話になることは確実だ。

俺「…お願いします。」

とうとう俺は、女の子の家に上がりこむ決心をしたのだった。




書き溜め1日分終了!あとはもうしばらく待ってくれさい。

とりあえずフィルター防止にsagaつけよう、sageじゃなくてsaga(さが)
詳しくは↓参照
■ SS速報VIPに初めて来た方へ
■ SS速報VIPに初めて来た方へ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1406201788/3)

>>10了解です。試してみます。

とりあえず、>>5をもう一度再送



>>5

俺「消せええええええええええええええ!!」

ギャル「へ、えぇ!?どうしたの!?おにーさん!?」

俺「オナニーさんだと!?言われるほどしてないわこのビッチが!!」

ギャル「はぁ!?ビッチ!?何言ってんのあんた!みんなにビッチとかヤリマンとか

言われてはいるけどいね!この人だ!って決めた人に純潔をささげるって決めてんのよっ!!」

俺「とか言いながら誰とでも寝る淫乱なんだろこのくそ淫乱雌豚が!」

ギャル「おとなだからってなんでもいっていいってわけじゃねえんだぞ!?この短小包茎童貞!」

俺「」

図星を突かれ、固まる俺。童貞は認めるがな、短小包茎ではないと、今ここに宣言しておこう。

こう見えて、クラス、いや、学校1の巨チンとして誇ってきた俺のチンポコだ。こんな子供にどうこう言われる筋合いはない。

この人タイムスリップしたの?

>>12

そうなりますね。俺は、タイムスリップして、未来のまちへやってきて

気が動転しているというよくあるパティーンです。

再開しますね。


今回は書き溜め少ないから2レスで一旦です。

task2.この町のいろいろなことを説明してもらおう




俺の一大決心から丸1日が立った。いま彼女は台所に立ち、いろいろな近未来的な器具(パネルを操作しているだけだが)を駆使して、

美味しい朝ごはんを作ろうとしてくれている。


俺「ほんとうにすまんな。何から何まで。」

ギャル「いいっていいって、あたし、こういうのなれてるから。」

俺「ほう、慣れている、か。やっぱり男を連れ込んでいたんだな。納得したあっつあ!?」


ニヤニヤしながら、彼女をあおっていたらお茶(熱湯)をかけられた。大事な一張羅のスーツだったのに…。


俺「おいてめぇ!なにしやがる!俺の大事なスーツを!!てかその前に氷!」

ギャル「あたし間違ったことしてないし。てかあたしってそんなやらしく見えるわけ?」

俺「見える!!」


そう素直に答えると、フォークがきれいに壁に突き刺さる

ギャル「ごめん、手が滑っちゃって。」

俺「いやおいまてや!これ手が滑ったどころじゃないだろ!?完全に殺しに来てたよなおまえ!
しかもよけなかったら脳天直撃コースで天国にflyaweyでしたのことよ!?」

ギャル「しったこっちゃないしー」


俺の必死の訴えもむなしく、彼女は炊事を再開する。こんな風景は、元の時代(世界?)ではありえなかったことで。


俺「人の温かみって、いいな。」

ギャル「そう?温かみなんて感じたことないけど。」

俺がしんみりしていると、彼女が俺の言葉に対する返事をしながら朝食を持ってくる。


俺「そうか?けっこう温かみあるぞ、お前。」

ギャル「ふーん、ま、ほめ言葉として受け取っておくよ。」

俺「そうしてやってくれ。」


こうしておれはギャルと朝食を共にした。

本日分投下していきますね。

俺「お前、名前は?」

ギャル「いきなりだね。あたしはギャルだよ。」

俺「そうか、俺は俺だ。よろしく。」

ギャル「今もよろしくしてるけどね。」

さて、ここまで来て、自分は今がいつなのかを全く把握できていない事実に気がついた

俺「ところで、今っていつだ?」

ギャル「またいきなりだね。大丈夫?頭の病院行く?自分の年わかる?」

ギャルに馬鹿にされた。が、きれてはいけない。相手を怒らせたら追い出される可能性があるためだ。

俺「今でちょうど二十歳だ。少なくともお前よりは長く生きてる…と思う。」

ギャル「二十歳!?もうちょっといってるかと思った~、てかその年で痴呆症?呆れたー」

俺「痴呆症でも何でもいい。いまはいつだ?」

ギャル「いつって…2362年。管丙16年だよ。」

俺「」

かんへい…?2362年…?何だこれ…俺がいた時代の348年後…?頭が痛くなる…
ここで俺が仮に過去から来たと言ったとしても「それどんな小説?てか設定?」
と笑われておしまいだ。が、俺は意を決して過去から来たという事実を告げる。

俺「それはそうとして、焦らないで聞いてくれ。俺、多分過去からきたんだ。」

ギャル「おぉ、珍しいね。あんたみたいのが来るのって」


…こいつ今…なんと言った…?あっさりとした返事に俺は驚愕した。

俺のようなやつが過去にもこの時代に来ていたなんて。これで帰る糸口が見つかる。


俺「その話を詳しく聞きたい」

ギャル「へ?いいよ?減るもんじゃないからね。」

俺「ありがたい!」


聞いた話は大体合わせるとこういうことだった

・大体数十年おきに過去からの来訪者が来ているということ
・それが例外なく、過去には戻らせてもらえず、ここにとどまらされているということ
・発見され次第軍の管理する区画に過去からの来訪者が全員連れて行かれているということ

これだけでも唖然とした。極めつけは

俺「」
















・もしも、戻ろうとするやつがいたらこの街の機密保持という名目のもと処刑されるということ」

ギャル「このくらいかな?」

俺「と、ということは…俺は戻れない…?というか…戻ろうとしたら…死ぬ…?」

ギャル「そうなるね。」

いたって平坦に彼女は告げる

俺「というか…処刑?なんで!?」

ギャル「はぁ…さっきも言ったし、あんた、街並み見たでしょ?この街はほかの地域、区画よりも技術開発が進んでるの。
その情報を過去に持ち帰られて、あろうことかほかの国にでも流されてみなよ。
この国自体が消滅するかも知れないっていう大惨事だよ?」

それもそうだ。この時代の、このような最新技術が過去に持ち去られ、敵国に流失したとなればこの国が危ない

俺「…そうだったな…失念していたよ…」

ギャル「だから、機密保持のための処刑。分かった?」

俺「…大体な…聞きにくいんだが、匿ったやつは?」

ギャル「例外なく尋問・拷問にかけられる。技術情報を渡していないかとかね」

俺「想像はつくが…渡していたやつは…」

ギャル「そ、処刑が待ってる」

俺「おまえは?」

ギャル「うーん、よくて尋問にかけられるくらいで済む。渡してたならっていうか秘密はなしちゃったし…死刑かな。」

俺「」


…なんてこった…死刑…?こんな小さな高校生ぐらいの子を?

この国はいつから…どこから腐っちまったんだろう…

俺「おいおい、マジかよ…お前、見たとこ、高校生ぐらいだろ?それが何で…?」

ギャル「さっきも言ったでしょ?機密保持。渡していなくても最低で5年の監視がつくようになる。
だからこの街は過去の人には優しくないよ。あたしには関係ないけど」

俺「…大勢のやつらが俺を白い目で見ていた理由がわかったよ…。」

ギャル「だってへんだったもんね。この時代のやつなら迷ったらパネルがあるし。
それを使わないのはパネルを持ってない人格破たん者か過去の人間だけだよ。」

ここまでで理解できないことが多すぎて、頭が痛くなってきた。

俺「しばらく考えたい…頭も痛くなってきた…」

ギャル「あっそ、外行くなら行けば?待っててあげなくもないし。」

俺「ああ、感謝…するよ。」


俺はそういうと玄関を出て、街のほうへ向けて歩き出した。

本日分終了!…短いなぁ…(遠い目

本日分投下していきますね。

Task3.過去から来た女





あのギャルの家を出て何分、何時間が経っただろう。いつの間にか俺は街の中心部に来てしまったらしい。

町の中心に来てから何やら俺は、白い目で見られていることに気づく。

「何あの人…」
「虚ろだね…。」
「おかーさーん、なんであのひとでばいすもってないの~?」
「…」

そんなような言葉が聞こえてきた。そして、俺はもう一つの事実に気づく。

【SGの数が異常に多い】

なんだ、今日は特別警戒日か?日本の現役総理大臣でもこの街の視察にでも来るのか?

そんなのんきなことを考えていると、ふと気づいた。


おれと、隣の女性を囲むようにして、SGが銃を向けているということに


おい待てよ…どういうことだ…もしかして…俺が過去人だということに気付いた…?

この状況は非常にまずい…。過去人だとわかれば、軍の管理する区画に連れて行かれている…

そうなれば、現代へ戻る手立てを永久に失う。そんなことは絶対に避けなくてはいけない…。


そうこう模索していると、SGのうちの隊長格らしき人物が叫んだ



「囚人番号10938号!動きを止めて、こちらに投降せよ!投降しなければ即刻射殺する!」

奴らの銃口を見てハッと気づいた。SGが銃を向けているのは、おれではなく



【隣の女性だ】ということに

10938「なんでここがばれちゃったのかな…」

そういうと、女性はやれやれといったポーズで首を鳴らした。

隊長格「貴様の身につけているチョーカーにはどんな所へ行こうとも追跡できる発信機がついている!貴様に逃げ場などはない!」

そうなのか…。囚人にプライバシーは…あ、囚人の時点で牢屋だから何しててもわかるわな。プライバシーもへったくれもねーや。

10938「そっか…でも捕まりたくないなー」

というと、女性はあたりを見渡した。何をしている?というか、何を探している…?そしてなぜきらりとした目でこちらを見ている…?

隊長格「もう一度警告する!大人しくこちらに投降せよ!」

10938「いやだと言ったら?」

隊長格「先ほども警告したはずだ!!投降しなければ即刻射殺する!」


そういうと、SGの部隊が、全員作動管を引いた。あ、こいつらまじで撃つぞ。


10938「へえ、なら」

ここで10938号(?)の女性が俺に手を伸ばし

10938「これでどう?」



この野郎…あろうことか俺を盾にしやがった…

隊長「くっ…一般市民を盾に取るとは…だが、おまえは我々に捕まることはその市民を人質にとった瞬間に確定した!」

10938「え…?」

隊長「この時代のデバイス、セトロン・コンソールには、自己防衛用のアプリケートネットが備わっているっ!」

らしいな。昨日のシールドで体験済みだ。それでもあのシールドは序の口か。もっと凄いものって…どんなだよ…。

隣「あちゃ…失念してたわ…それまずいのよねぇ~、痛いし…?」


しかし、ここで予想外の出来事、というか、昨日の偶然居合わせた2人のスクールガーディアンがつぶやく


















SG1「あれ…あいつって…田舎から出てきて…デバイス持ってないんじゃ…?」

SG2「そういえば…そんなこと言っていたような…?」













空気が凍る。微妙な重たい空気が空間を支配する…











その時だった


















10938「いいこと聞いちゃった~♪」















女が醜悪なにやけ顔で俺の顔をなめまわすような勢いで見てくる。

隊長「くっ…!狙撃班!発砲準備!!」

10938「いいの?この子も一緒に死ぬよ?」


俺を勝手に殺すな。というか、お前らも狙撃班がいるなら早めに狙撃してほしかったなぁ~、こいつ犯罪者だろ?死刑だろ?多分。

隊長「ひ、卑怯な…っ!」







10938「まあいいよ、さて、この子を殺されたくなければ、私を追ってこないこと。いい?」







前提として…この状況は本格的にやばい
へたすりゃ死ぬ。どうにかして…










隊長「もういい!被告人!過去人No.10938号!過去人法第325条63節に基づき、
貴様を過去人現代遡行罪および、機密漏えい罪で逮捕するッ!」


隊長らしきやつが、囚人の罪状を読み上げ…

ん?……いまなんと…?……過去人No.…?てことは…こいつも俺と同じ過去人!?!?なら!!…というか、
遡行罪…こいつ、タイムマシンを使おうとした…?
もしかしたら…こいつがタイムマシンのありかを知っている…?なら話は早い…


【こいつの人質になりながら、この状況から抜け出し、タイムマシンで現代に帰るっ!】


きょ、今日は終わりです…。うはー、文才が欲しい(切実

待ってるぞ

>>34

その言葉が励みになってます!多分来週水曜日あたりには投下できるかと。それまでお待ちください。

>>23

修正入れないと矛盾してましたw

ギャル「だってへんだったもんね。この時代のやつなら迷ったらパネルがあるし。
それを使わないのはパネルを持ってない人格破たん者か過去の人間だけだよ。」


                    ↓

ギャル「だってへんだったもんね。この時代のやつなら迷ったらパネルがあるし。
それを使わないのはパネルを持ってない人格破たん者か過去の人間か、田舎者だけだよ。」




補完よろです。

有り難うございます。>>2のとおり、作者は終わってますが、お楽しみいただければ幸いです。

お知らせです:本日更新予定でしたが、明日か明後日になりそうです。楽しみにされている皆様には申し訳ありませんが、
もうしばらくお待ちください。

急用が入ったため、来週水曜日に更新させて下さいお願いしますなんでもしますから!

投下していきますね。間に合った?

Task.4包囲網からの脱出


G/Sと、俺と10938号が熾烈な心理戦を繰り広げている間、

ギャル「この時代の料理…あいつに合うかな…」

ギャルは、二人分の料理を作っていた。一つはもちろん自分の分、もう一つは…いきなり転がり込んできたあいつの分。

ギャル「うん、味付けはばっちり。あ、あいつの好み聞くの忘れてた…」

ギャルが作った料理は、この時代の高校生にしてはうまいものであった。盛り付けも整い、今もなお煮込まれている肉じゃがは

ほくほくと湯気が立ち、おいしそうな匂いを漂わせる。

ギャル「ふふっ…あいつ、帰ってきたら驚くかな…」





俺「(まずい…どうにかして、こいつと一緒にこの場を切り抜けなければ…こいつをスクールガーディアンに渡せば過去に帰れる可能性は低くなる……どうにかして…)」

俺が思考を巡らせていると、後ろから迫るS/Gの姿が目に入った。まずい。おれはよろけたふりをして、前につんのめった

10938「おっと…ん?後ろ、近づくなといったよね。」

気付かれたS/Gが思わず、10938号にとびかかり、組み伏せ…られたのは逆に、S/Gのほうだった。

S/G3「グッ…!」

10938「ざーんねーん、お?これは、デバイス…?」


きた。10938号の手に、この時代の最新技術の粋を集めた機器、『セトロン・コンソール』が収まっていた。これでこの包囲網から逃げ出すのは容易になったはずだ。

隊長「まずいっ!あれを使わせるな!!」


もうおそい。10938号は、手元のデバイスを操作し、

 
10938「遅いねぇ~!!人質くん!ちょーっと、つきあってもらうよ~?あんしんしんしゃい、取って食いやしないからさっ!!」

隊長「させるかっ!!」


終える前に、隊長らしき男が拳銃をぶっ放してきた。その刹那


10938「はいいっくよ~!!テレポーテーションっ!」

そういうと、10938号がデバイスを操作し、眩い光がそこら中に広がる。光が収まったとき、そこに残されたのは、10938号に組み伏せられたスクールガーディアンが呻き、拳銃の音が響くばかりあった。

Task5.帰宅(この時代の家への)


SGの包囲網から脱出したのち、おれたちは、近くの廃工場の跡地らしきところにもぐりこんだ。


10938「ふぅ、疲れた…あんなにプレッシャーある中での脱出はやったことないからさぁ~」


10938号はのんきに語る


俺「はぁ…はぁ……なぁ、あんた」


ここで俺は気になっていた一つの疑問を投げつける


10938「ん?なに?」


言うのをためらうが、ここで違う。なんて言われたら、さすがに怪しまれる。一か八かの賭けだ。

というか、過去人Noなんて言うくらいなのだから間違いなく過去人だろう

俺「…過去人なんだろ?」


言った。ついに疑問を投げつけた。ここで違うなんて言葉を返さないでくれよ…

そう思ったのが通じたのか、奴は決定的な言葉を発する


10938「そうだよ?で、わたしをどうするの?ここで殺す?」


やった。ついに俺以外の過去人を独り見つけた。俺はうれしさのあまり飛びそうになったが

ここはぐっとこらえる。そして、心の中でギャルに謝りつつ、こういった。


俺「いや、ひとまず、俺の知り合いの家に止まろうぜ。話はそれからだ。」

そういうと彼女は明暗ね。といい、くすくすと笑いだした。

ひとまず、一段落。

心ぴょんぴょんしすぎてかけてない。ぬおぉぉぉ!!

もうしこしまってね

パンツ脱いだ

>>55

履いておいて

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