ジャン「俺は…」サシャ「私は…」(11)
また、ジャンサシャ…ジャンサシャはこれで…3作目…
自分でも呆れる位ジャンサシャ大好き人間…
こんな私をお許し下さいませ…
ではレッツ!ゴー!
……俺は何故か…あの通過儀礼の時からいじめられるようになった…
きっかけは俺にもわからない…ただ標的にしやすかったのかわかんねぇけど…
でも、その中でとても心の優しい人間が…いた…
始まりはこの時からだ…
教官「貴様はここに何しに来た!?」
ジャン「憲兵団に入って内地で楽をするためです…」
教官「そうか…フンッ!」ゴッ
ジャン「…うっ!」ヨロッ
教官「ここでへこたれてたら憲兵団なんぞに入れんぞ!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
ジャン「(いてぇ…アザにあるなコリャァ…)」
マルコ「…君…!ジャンキルシュタイン君…だよね?」
ジャン「ジャンでいい…」
マルコ「ジャン…頭大丈夫かい?アザになってない?これ、湿布なんだけど…良ければ…」スッ
ジャン「本当か…ありがとうな…」イテテ
マルコ「うん!…もし良ければだけど一緒に夕食食べないかい?」
ジャン「あぁ…いいのか?…」ヒリヒリ
マルコ「勿論!僕はジャンと何故か仲良く…なりたいんだ…!」
ジャン「憲兵団を目指してんのは一緒だが理由が全然違うしお前は立派だな…」
マルコ「そんな…確かに僕は王の元で働きたいけど… きれいごと…じゃないのかな…?」
ジャン「俺はそう…思わねぇが…本気にみえるが…?なっ!」ニヤリ
マルコ「ははっ…あぁ…じゃあそろそろ寝るか…」
ジャン「おう…」
次の日~
ジャン「ふわぁ~…ねみぃ…おはようマルコ…」ショボショホ
マルコ「…ん…おはよう…」
食堂~
ジャン「味薄いな…」モグモグ
マルコ「まぁ…しょうがないよ…」モグモグ
「おい…お前がジャンか?」
ジャン「……?あぁ…そうだが?」
「お前って憲兵団行って楽したいんだろ?」
ジャン「まぁな…俺は正直者なもんでね…」
「じゃあコイツの事も正直に言ってみろよ…」ドスッ
ジャン「!!?…(こいつは確か…えっと…サシャ…?だっけな?というか…アザだらけだな…)」
「芋女を今いじめてんだが一緒にいじめねぇーか?」ケッケッケッ
ジャン「断る…俺はそういうシュミじゃねぇ…」
「ふ~ん…じゃあこっちでやるか…」ドガッ
サシャ「うっ…ゲホッ…」
ジャン「!…おいやめろ…」グイッ
「どうしたぁ~正直者さんよぉ~」
ジャン「…あぁ?女に手を挙げるってのはどういうことだよ…?糞がっ…」ドガッ
マルコ「…ジャン!?」
サシャ「やっ…め…て下さい…ゲホッ…いいで…す…から…うっ…構わないで…下さい…」ポロポロ
クリスタ「サシャ!今助けに…」
ユミル「やめろ…行くな…」
クリスタ「なんで!?なんでとめるの!?」
ユミル「次の標的はお前になるぞ…?それに…自分の身は自分で守れって…教わんなかったか?ここは…耐えろ」
ジャン「…じゃあ…標的を俺に変えろ…」
「あぁ…いいぜ?」
サシャ「!!…駄目…です…やめ…て下さい…お願い…ですから…」ポロポロ
ジャン「いいんだ…俺なんか…マルコ…そこの芋女…頼むぞ…」
ここから…俺の人格が変わったようだ…
「へへっ…面白れぇ…!」ドガッ
ジャン「…ビクッ…」
最初は…強がってる…生意気なやつだったかな…だが今は…人に…怯えてた…
クリスタ「だ…大丈夫…?ジャン…」
ジャン「…ビクッ!…くるな…くるなよ…お前もいじめられる…絶対くるな…」
マルコ「ジャン…!なんでそこまでして…」
ジャン「……いい…」ゴホッ
いつかなぁ…こんな人間になったのは…バカだなぁ…でも…アイツに…助けられた…
サシャ「……ジャン…」
ジャン「ビクッ…」
サシャ「……ジャン…なんで…」
「おーおーいたぞ~ジャンが~」ドガッ
「もう一発!」ドガッ
サシャ「ゴホッ…(痛いなぁ…)」
ジャン「!?…お前何して…」
サシャ「オラァ!フンッ!」ドガッ
「ゴホッ…チッ…つえぇ…覚えてろ…」
サシャ「はぁ…ジャン…」
ジャン「ビクッ…サシャ…」ガクガク
サシャ「…ジャン…ジャン…じゃん…」ギュッ
ジャン「……?サシャ…?」ポロポロ
抱き締められた時…凄く…安心した…
だからか…涙が沢山…溢れて…くる…
あたたかい……とっても…
サシャ「もう…いいですから…我慢…しなくていいですから…」ナデナデ
ジャン「サシャァァ…」ポロポロ
そして…次の日…前の自分に戻っていた…だけど…変わったことが…ある…
俺の隣にマルコと…サシャがいること…
俺は…サシャの事を…愛してる…
ジャン「俺は…」
サシャ「私は…」
あたたかい…仲間がいる…
超短編でしたが大丈夫だったでしょうか?
次もジャンサシャだと思います!
読んでくれた人…ありがとうございました!!
おもしろかったです!
>>10
あっ!はるたん♪
私のリア友ぉ(泣)
読んでくれてありがとよ…
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