ジャン「夢を見た」(144)

ーーとある日の訓令兵宿舎ーー

ジャン「・・・夢精してる・・・」

ジャン「まだ誰も起きてねえみたいだしパンツ洗うか・・・」ヨッコラセ

ジャン「しかしどんな夢見て夢精したんだっけな・・・」バシャバシャ

ジャン「たしかあれは・・・」


ーーここからジャンの夢ーー

ジャン「ここは・・・どこだ・・・?」

ジャン「街・・・」

???「だーれだ?」メカクシ

ジャン「!?」

ジャン「その声・・・まさかミカサか!?」

ミカサ「そう。私はミカサ。ジャン、あなた寝ぼけているの?」

ジャン「なんでお前がここに!?いや、そもそもエレンは!?」

ミカサ「?何故エレンの名前が出で来るの?私とあなたは恋人でしょう?」

ジャン「え?あ・・・えっと」

ジャン(そうかこれは夢なのか!そして俺とミカサは恋人同士!なのか・・・?)

ミカサ「これからデートなのにまだ寝ぼけているの?早く行こう」ギュッ

ジャン(手・・・握られた!?///)

ジャン(まあ・・・どうせ夢だし何でもありっちゃありか)

ジャン「お、おう!行こうか、ミカサ!」ギュ

ミカサ「///」

ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー

うむ期待。

所詮夢だからな。

>>5それを言っちゃあ・・・おしまいじゃ

ーー夕方ーー

ジャン「もうすぐ夜か・・・」

ジャン(夢なのに時間は立つんだな)

ジャン「そろそろ帰るか・・・ミカサ」

ジャン(ここで「私今日は帰りたくない」みたいな展開だったら完璧なのにな・・・)

ミカサ「ジャン・・・私・・・今日は・・・帰りたくな・・・い///」

ジャン「!?」

ミカサ「明日は訓練も休みだし・・・その・・・今夜はどこかに泊まって・・・///」

ジャン(こ・・・これはお持ち帰りokってことですか!?)

ジャン「じゃ、じゃあ今夜はどこかに宿をとるか?」

ミカサ「そうしよう///」

ジャン(かわいい)

小鹿「ほおおぉぜいの者が見たんだ!!」

小鹿「キルシュタイン訓練兵とアッカーマン訓練兵が宿に行く姿を!!」

ジャン「ここの宿にしよう」

ジャン(しかしほんと都合よく宿があるもんだな)

ミカサ「ジャン!は、早く部屋に行こう」ソワソワ

ジャン「そ、そうだな」

ジャン(なんかミカサのやつ様子が・・・?)

ーー部屋ーー

ジャン「さて・・・これからどうする?」

ミカサ「ジャン・・・///」

ジャン「な、なんだ?」ドキッ

ミカサ「私・・・もう我慢できない・・・///」

ミカサ「ジャン・・・しよう///」

ジャン(しよう?しようってなにを?いやこの状況でしようって言ったら1つしかねえジャン)

ジャン「いいぜ。ミカサ」キリ

ミカサ「ジャン///」


ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー

ーー訓練兵宿舎ーー

ジャン「・・・あの後どうなったけ?」バシャバシャ

ジャン「うーん・・・思い出せねえ・・・」バシャバシャ


ライナー「ジャン?何やってんだ?」

ジャン「ラ、ライナー!起きてたのかお前」

ライナー「ついさっきな。でそれは何やってんだ?」ニヤニヤ

ジャン「こ、これは」

ジャン(!そうだ思い出したぞ・・・あの後・・・)

ライナーニキの微笑み・・・怖いwww

ジャン「ミカサ・・・気持ちいいか?」パンパンパン

ミカサ「うん・・・すごく・・・」

ライナー「気持ちいい///」

ジャン「!?」

ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー



ジャン(そうだ・・・あの後ミカサがライナーになってて・・・そこで目が覚めたんだ)

ジャン(てことは俺はこいつで夢精したってことに・・・)チラ

ライナー「?」

ジャン「おええええええええええええええええ」ゲロロロロロロロ

マジ展開がありそうでワロタwwwwww夢っていきなりコロコロ変わるもんなwww

ライナー「どうした!?ジャン、大丈夫か?」ガシ

ジャン「ハァ・・・ハァ・・・」

ジャン「ああ・・・だいじょう・・・」

(ライナー「気持ちいい///」)

ジャン「うえええええええええええええええ」ゲロロロロロロロロ


こうして俺は胃が空っぽになるまで吐き続けた・・・
パンツを片手に持ったまま・・・


ーー食堂ーー

マルコ「おはようジャン。って顔色悪いよ?どうしたの?」

ジャン「いや・・・まあ色々あってな・・・」ゲッソリ

ライナー「まあ人間いろいろあるもんさ。なにかあるなら相談に乗るぞ?」

ジャン(主にお前のせいなんだけどな・・・)

勝手にライナーのせいにされてカワイソスwww

ライナー「どうした?俺の顔に何かついてるか?」

ジャン「いや、なんでもない・・・それより早く食っちまおうぜ。」

マルコ「そうだね。今日は立体起動装置の訓練があるからしっかり食べて体力つけないとね」

ベルトルト「早く食べよう」

ライナー「お前・・・いたんだな・・・」

ベルトルト「?」

ーー夜ーー

マルコ「そろそろ明かり消すよー?」

ジャン「おう」

ベルトルト「うん」

ライナー「おやすみ」

ーーー
ーー


ジャン(また今夜も夢を見るのか・・・)

ジャン(それでまたライナーがでてきたら・・・)

ジャン(いや、考えても仕方ねえ・・・寝よ)

ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー

ーー街ーー

ジャン「またここか・・・」

ジャン「たしか昨日の夢はここで・・・」

???「だーれだ?」メカクシ

ジャン(そうそう・・・こうやって目隠しされて・・・)

ジャン「ミカサか・・・?」

ライナー「当たり///」



ジャン「うおあああああああああああああああ!」ガバッ

ジャン(また・・・ライナーが・・・しかも当たりってなんだよ!大外れじゃねえか)

ジャン(寝れん・・・というより寝たくない・・・)

ジャン(またライナーが出たら嫌だし・・・)

ジャン「ヒマだな・・・」

ジャン「マルコ!起きてるか?」

マルコ「zzz」

ジャン「ベルトルト!ライナー!」

シーン

ジャン「誰も起きてないのか・・・寝よう」

ーーー
ーー


ミカサ「ジャン、食べかすがついている・・・」フキフキ

ジャン「ミ、ミカサ!?///」

ジャン(なんでこんな・・・そうか夢か!)

アルミン「ジャンとミカサは相変わらずだね」

ジャン(これは俺はあの死に急ぎ野郎のポジションってことなのか・・・?)

ミカサ「しかたがないから私が食べさせてあげる。ジャン、あーん」

ジャン「えっ?あ、あーん」パク

ミカサ「美味しい?」

ジャン「あ、ああ美味いぞ」モグモグ

ミカサ「じゃあ次はジャンが私に食べさせる番」

ジャン「お、おう。あ、あーん」

ライナー「あーん」パク

ジャン「ふ じゃ け ん な」ガバッ

ジャン(なんでだよ!なんでいいところでお前が出でくんだよ!)

ジャン「・・・もう朝か・・・顔洗ってこよ」




ーー図書室ーー

アルミン「で相談ってなに?ミカサのことかい?」

ジャン「いや、違うんだ・・・今日は夢のことで相談がある」

アルミン「夢?まさかミカサの夢をみたいとか?」

ジャン「いや、間違っちゃいないんだがそうじゃない」

ジャン「俺の夢にライナーが出てくるんだ」

アルミン「ライナーが?」

ジャン「ああ毎度毎度ちょうどいいところであいつがでできやがる。なんとかならないか?」

アルミン「なんとかって言われても・・・」

ジャン「アルミンでも無理か・・・」ガックシ

アルミン「いや、方法がなくは無い」

ジャン「本当か!?」

アルミン「ようはライナーの夢を見なければいいんだよね?」

ジャン「まあ・・・そういうことになるのか・・・」

アルミン「この前本で読んだんだけどさ、枕の下に絵や写真を入れて寝るとその夢が見れるらしいんだ」

ジャン「じゃあミカサの写真を入れて寝れば・・・」

アルミン「そういうこと」

ジャン「でもミカサの写真なんてねえぞ」

アルミン「その点は抜かりないよ」スッ

ジャン「それはミカサの写真!なんでそんなもの持って・・・」

アルミン「僕はミカサの幼馴染だよ、写真くらいもってるさ」

ジャン「そういうもんか」

アルミン「そういうもんだよ」

ジャン「でいくらで譲ってくれるんだ?」

アルミン「そうだなぁ・・・明日の朝食のパンでいいよ」

ジャン「本当か!?」

アルミン「ほかでもないジャンの頼みだからね」

ジャン「ありがとな!アルミン!」

アルミン「どういたしまして。でも誰にも言わないでよ?」

ジャン「おう!任せとけ!」

今日はここまで。

レスくださった方ありがとうございます。

俺の夢には出てくんなよ?ライナー

ベトルトルの淫夢書いてた人ならなおさら期待!!
じゃなくても期待!!

>>33>>34申し訳ないが人違いです。
あのSSは面白かった。

てことで再開

ーー夜ーー

ジャン(よし、これでミカサと・・・夢だけど・・・)

マルコ「じゃあ、明かりを消すよー」

ジャン「おう」

ベルトルト「うん」

ライナー「あ、ちょっと待ってくれ」

ジャン「!?」

ライナー「実はまだ座学の課題が終わってなくてな、明日までなんだ」

マルコ「それは大変だ。手伝うよライナー」

ベルトルト「僕も手伝うよ」

ライナー「すまん。助かる」

マルコ「ジャンはどうする?」

ジャン「お、俺は・・・」

ジャン(ライナーの野郎・・・また俺の睡眠の邪魔をするつもりか・・・)チラ

ライナー「?」

ジャン(だがこいつらの見ている前では枕の下にミカサの写真は入れられない・・・)

ジャン(しかたねえ、さっさと終わらせて寝かせてもらうとするか)

ジャン「もちろん、俺も手伝うぜ」

ライナー「ありがとな、ジャン」

ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー

ジャン「やっと終わった・・・」

マルコ「意外と量あったね」

ベルトルト「溜め込みすぎだよ・・・ライナー」

ライナー「すまんすまん、でもおかげで助かったよ。ありがとな」

ジャン「じゃあ早く寝ようぜ」

マルコ「じゃあ明かり消すね」

ライナー「おう」

ベルトルト「おやすみ」

ーーー
ーー



シーン


ジャン「どうやら寝静まった見たいだな・・・」ゴソゴソ

ジャン「さっそくミカサの写真を・・・」

ジャン「しまった・・・机の上に置きっぱなしだ・・・」

ジャン(明かりをつけたら起きちまうか・・・?しょうがねえ・・・手探りで探すか)

ジャン「たしかここが俺の机だったはず・・・」ペタペタ

ジャン「お、たぶんこれだな」ヒョイ

ジャン「なんか触った感じも写真っぽいし」

ジャン「早速これを・・・」ゴソゴソ

ジャン「よーし、待ってろよミカサ・・・」

さっきのミカサかと思って後ろ見たらライナーってホラーやんwww

ーーーー
ーーー
ーー


ジャン「ここは・・・対人格闘訓練か・・・」

???「ジャン」

ジャン(!ミカサか?)クル

ライナー「俺と組もうぜ」

ジャン「」

ジャン(なぜだ?なぜライナーが出てくる?)

ジャン(まさかアルミンの話が間違ってたのか・・・)

ライナー「どうした?俺と組まないのか?」

ジャン「あ、えっと・・・」

ミカサ「何を・・・しているの・・・?」ゴゴゴゴゴ

ジャン「ミカサ!」パアア

ミカサ「ジャンは私と組むと決まっている・・・のであなたは他の人と組むべき」

ライナー「おいおい、先にジャンに声をかけたのは俺だぜ」

ジャン(なんでこいつは俺にこんなに執着するんだ・・・?まあ夢だけど)

ミカサ「それは関係ない・・・誰と組むかを決めるはジャンだから」

ライナー「それもそうだな・・・ジャン。どっちと組むんだ?」

ジャン「もちろん・・・ミカサだ!」

ライナー「そうか・・・邪魔したな・・・」トボトボ

ジャン(なんか悪いことしたな・・・いや、これは夢だ!関係ねえ!)

ミカサ「早くやろう・・・ジャン」

ジャン「お、おう」

ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー

キース「よし!次はペアを変えて訓練だ!」

ジャンミカ「!?」

ジャン(なんだと・・・本当に何でもありだな・・・)

ジャン「さて誰と組むか・・・」キョロキョロ

ライナー「よおジャン!俺と組もうぜ!」

ジャン「え、いや俺はほかのやつと・・・」

ライナー「じゃあ、俺と組まないか?ジャン」

ジャン「え?」

ライナー「いや、俺と」

ライナー「いや俺だ」

ライナー「待て待てお前ら、ジャンは俺と組むにきまってるだろう」


ジャン「おわあああああああああああああああああああ」ガバッ

ジャン(なんだあれ、ライナーがなんであんなにいるんだよ・・・)ゼエゼエ

ジャン「ハァ…結局ライナーが出てくるのか・・・」

ジャン「・・・明日も訓練あるし寝よ・・・」

ジャン「zzz」

ベルトルト「・・・ん」モソ

ベルトルト「目が覚めてしまった・・・トイレにでもいこう」スタスタ

ベルトルト「そういえば今日アルミンが枕の下に写真を入れたらその夢が見れるって言ってたな・・・」

ベルトルト「あれ?僕の机の上に置いてあったライナーの写真がない・・・誰かが持って行ったのか?」

ベルトルト「今考えても仕方ない・・・明日考えよう・・・」

ベルトルト「故郷にいたころの夢が見られると思ったのにな」シュン

ベルトルト「zzz」

ベルさん純粋!!マジ可愛い!!

ーーーー
ーーー
ーー


ジャン「ただいま」ガチャ

ミカサ「おかえりなさい。ジャン」

ジャン子「おかえり!パパ」

ジャン「おう!ただいま」

ミカサ「早くご飯にしましょう」

ジャン「そうだな・・・」

ーー夕食後ーー

ジャン(幸せだ・・・可愛い妻に可愛い娘・・・現実だったらよかったのに)

ジャン子「パパ―!」

ジャン「ん?どうした?」

ジャン子「私寝るからおやすみのチューして!」

ジャン「おう、いいぞ」チュッ

ライナー「」チュッ


ジャン「どわあああああああああああああああああああ」ガバッ

ジャン「なんでライナーなんだよ!」

ジャン「くそっ!写真の効果ねえじゃねえか!」ゴソゴソ

ライナーの写真「やあ」

ジャン「」

ジャン「なんでライナーの写真がここに・・・?」

ジャン「まさか・・・間違えたのか?」

ジャン「机の上にはミカサの写真がある・・・俺の隣の机は・・・」

ジャン「ベルトルトの机か・・・あいつ・・・ホモだったのか?」

ジャン「まあいいや、写真は返しておこう」

ジャン「・・・・・・顔洗ってこよ・・・」スタスタ

ーー食堂ーー

マルコ「ジャン大丈夫かい?顔色悪いよ?」

ジャン「いや、大丈夫だ・・・」

ベルトルト(なんかジャンの様子がおかしい・・・でもなんで朝になってライナーの写真が机の上にあったんだろう・・・?)

ベルトルト(あとなんかジャンが僕を変な目で見てくるし・・・)

ベルトルト(これはなにかあるな・・・)

ーーーー
ーーー
ーー


ベルトルト(訓練中は特になにもなかった・・・何かあるとしたらそのあとか・・・?)

ライナー(ベルトルトの奴・・・今日はアニじゃなくてジャンのことばかり見ていたな・・・)

ライナー(ひょっとしてバイなのか・・・?)

ライナー(まさかこいつに限ってそんな・・・)チラ

ベルトルト「」ジー

ライナー(まさか・・・な・・・)

ーー夕食後ーー

ジャン「呼び出して悪かったな・・・アルミン」

アルミン「いや、気にしなくてもいいよ。パンももらったし」

アルミン「それで?うまくいったかい?」

ジャン「いや・・・いろいろあって失敗しちまったがお前の言ってたことは本当みたいだ・・・」

アルミン「そっか・・・じゃあなんで僕を呼び出したの?」

ジャン「それは・・・」

休憩します

ここまで読んでくださったかたありがとうございます。

いいとこにライナー入れてくるなwww乙です。

再開します

ーー近くの茂みーー

ベルトルト(ジャンの様子がおかしいからつけてきてみれば・・・)
ベルトルト(あれは・・・アルミン?)

ベルトルト(こんなところに呼び出して話すことなんか・・・)

ベルトルト(まさか・・・告白!?)

ベルトルト(もしかしてミカサのことが好きだというのがフェイクで本命がアルミンなのか・・・?)

ベルトルト(なんて・・・そんなことあるわけないか・・・)

ベルトルト(大方ミカサのことでなにかアルミンに相談してるんだろう)

ベルトルト「・・・・・・戻ろ」

ーーそのころ近くの茂みーー

ライナー(ジャンの様子がおかしいからつけてきてみれば・・・)

ライナー(茂みの中で何やってんだあいつ・・・?)

ライナー(まさか本当にホモなのかあいつ!?)

ライナー(ということは・・・こちら側か・・・)ニヤリ

ライナー(! こっちにくる!)

ベルトルト「! ライナー!こんなところで何をしているんだい!?」

ライナー「そりゃこっちのセリフだ。お前・・・ジャンをつけてたな?」

ベルトルト「うっ・・・それは・・・」

ライナー「いや、なにも言うな・・・わかってるぞ・・・お前もこちら側だろう?」ニヤリ

ベルトルト「!?こちら側!?何を言っているんだ!本当に君は戦士じゃなくなってしまったのか!?」


ライナー「戦士?なんのことだ?こちら側ってのはお前もホモだろってことだ」

ベルトルト「な、何を言っているんだライナー・・・」

ライナー「安心しろ、トーマスもサムエルもこちら側だ・・・マルコはもうすこしだな」

ベルトルト「や、やめてくれ」アトズサリ

ライナー「やめてくれ?素直になれよ、お前もこちら側だろ?」ニヤリ

ベルトルト「違う!違うんだあああああああ」







アーーーーーッ♂

ジャン「お前を呼び出したのはさらに多くのミカサの写真をもらうためだ!」

アルミン「えぇ!?なんでまた急に?」

ジャン「昨日のことでぶっちゃけ1枚じゃあいつからは逃げられないような気がした」

ジャン「だからより多くのミカサの写真を枕の下に入れて寝れば解決すると俺は判断した」

アルミン「そっか・・・でもあいつって誰なんだい?」

ジャン「・・・ライナーだ」

アルミン「ははぁ。なんとなく理解したよ」

ジャン「分かってくれたか!さすがはアルミンだぜ!」

アルミン「そんな、よしてよ」

ジャン「てことでさっそくミカサの写真をくれ!」

アルミン「いいよ。ただし条件がある・・・」

ーー女子寮の風呂の外ーー

ジャン「なんで俺こんなことしてるんだろう・・・」コソコソ

ジャン「たしかあの後・・・」

ーーーー
ーーー
ーー



ジャン「条件?明日のパンか?」

アルミン「いや、今回は大量のミカサの写真だからね。パンじゃ足りないよ」

ジャン「じゃあ何を・・・」

アルミン「クリスタの写真」

ジャン「は?」

アルミン「だからクリスタの写真だよ。あ、裸のね」

ジャン「な、なんで・・・?」

アルミン「ただの興味本位だよ」ニッコリ

ジャン(何こいつ怖い)

アルミン「これがカメラね。頼んだよ、ジャン」

ーーーー
ーーー
ーー


ジャン「で、今に至るわけだが・・・ほんと何やってんだろ・・・俺」コソコソ

ジャン「とりあえず誰が風呂にいるか確認するか」ヨイショ

ジャン「! ミカサはいないがクリスタが1人か」

ジャン「今がチャンスだな」

ジャン「ここからカメラを・・・」

ジャン「・・・今だ!」カシャッ!

ジャン「!」

クリスタ「!」

ジャン(なんでこんなに音がでけーんだ!このカメラ!)

ユミル「どうした!?クリスタ!」ガラッ

クリスタ「誰かに・・・写真とられた・・・」

ユミル「なんだと!?どこのどいつだ!?ぶっ殺してやる!!」ダッ

クリスタ「あっ!ユミル!」

ーー外ーー

ユミル「チッ、どこにもいやがらねえ・・・逃げたか」

ーーー
ーー

遅くなって申し訳ない

再開します

ーー近くの建物の影ーー

ジャン「ハァ…ハァ…危なかった」

ジャン「くそ…あんなにカメラのシャッター音がデカいと思わなかったぜ…」

ジャン「あとはユミルが居なくなるのを待って……」チラ

ユミル「まだ遠くには行ってねえはずだ……絶対見つけ出してやる!」キョロキョロ

ジャン「くそ…しつこいな……このままじゃいずれ見つかっちまう…」

パンパンパン

ジャン「……なんの音だ?」

パンパンパン

???「や、やめてくれえええええ」

???「ハッハッハッ!素直になれよ!」パンパンパン 

???「アーーーーーー♂」

ユミル「! 男の声!?あっちか!」ダッ

ジャン(! ユミルがどこかへ行った!今だ!)

ーーーー
ーーー
ーー

ーー男子の宿舎ーー

ジャン「ほら、クリスタの写真だ」

アルミン「ありがとう!さすがジャンだよ!」

ジャン「けっこう危なかったけどな……」

アルミン(そりゃカメラの音が大きいやつを貸したからね。こっちも大量のミカサの写真をあげるんだから普通じゃつまらないしね)

アルミン「とにかく無事でよかっよ。あ、これミカサの写真ね」ドサドサッ

ジャン「多いな……」

アルミン「そりゃ他とないジャンの頼みだからね」

ジャン「そうか…ありがとなアルミン!」

ジャン「じゃあ俺は部屋に戻って寝るわ」ガチャ

アルミン「うん。おやすみ」

ジャン「おう、また明日な」バタン

アルミン(ふふ、これで当分おかずには困らないな)

エレン「ん?ジャンのやつ帰ったのか?」

アルミン「うん」

コニー「じゃあ、早く寝ようぜ!明日も訓練だしよ」

エレン「そうだな、アルミン。早く寝ようぜ」

アルミン「あ、ごめん。僕はちょっとトイレにいってから寝るよ」ガチャ

エレン「そうか、じゃあ明かりは消しとくぞ」

アルミン「うん。おやすみ」

ジャン「しかし何だったんだろうな、あの音……?」

ジャン「人の叫び声みたいだったけど……まあおかげで助かったし気にすることもねーか」ガチャ

ジャン「あれ?お前だけか?マルコ」

マルコ「おかえり、ジャン。今は僕だけだよ」

ジャン「そうか…あいつ等どこいったんだろうな」

マルコ「夕食のあとから見てないよ。そういえばジャンはどこ行ってたの?」

ジャン「お、俺か!?えーとっ、散歩だ散歩!それよりマルコ!なに読んでんだ?」アセアセ

ジャン(まさか、女子風呂盗撮に行ってましたなんて言えんし……)

マルコ「これかい?これは「ウホッ!!いい男たち」って本だよ」

ジャン「な、なんだそれ……」

ジャン(嫌な予感がする…)

マルコ「ライナーに借りたんだ。ジャンも興味あるかい?」

ジャン「い、いや俺は遠慮しとくわ」

ジャン「そ、それより、明日も訓練だからそろそろ寝ようぜ」

マルコ「そうだね、ライナーたちもなかなか戻ってこないし寝ようか」

ジャン(よし!これでミカサの夢が見れるぜ!)

マルコ「おやすみ、ジャン」

ジャン「ああ、おやすみ。マルコ」

ーー女子宿舎の外ーー

ユミル「つまりおまえ等は盗撮犯じゃねえんだな?」

ライナー「だから何度も言ってるだろう」

ライナー「俺たちはここでホモセックスしてただけなんだって」

ベルトルト「うう、僕の処女が……」シクシク

ユミル「おまえ等本当にホモだったんだな……」ドンビキ

ライナー「レズのお前に言われたくないな」

ベルトルト「僕はホモなんかじゃないよ!!!」

ユミル「そうかい」

ベルトルト(流された!)ガーン

ユミル「さっきも言ったが私はクリスタを盗撮した奴を探してる。なんか心当たりはないか?」

ライナー「どうだろうなて」

ライナー「どうだろうな……クリスタを狙ってるやつなんていくらでもいるだろ」

ユミル「だからお前が一番怪しいと思ったんだけどな」

ライナー「だが俺はこいつとヤっていたというアリバイがある。お前はなにか心当たりはないか?ベルトルト?」

ベルトルト「さあね」イジイジ

ユミル「だがクリスタを盗撮するなんて許せねえ!必ず見つけ出してズタズタに削いでやる!」

ライナー「同感だ!クリスタを盗撮するなんて、しかも裸のだ!俺も協力するぞ。ユミル」

ユミル「お前ホモじゃなかったのかよ…」

ベルトルト「僕には関係無さそうだから帰るよ……」

今日はここまでです。
ここまで見てくださった方ありがとうございます。

再開します

再開します

ユミル「お前も協力するんだよ」ガシ

ベルトルト「ええっ!?」

ユミル「もし犯人を見つけられたらお前がホモじゃ無いって認めてやる」

ベルトルト「え、いや、でも」

ユミル「つべこべ言わずに協力しろ」ゲシ

ベルトルト「痛いっ!お尻蹴らないで!穴がヒリヒリする!」

ユミル「うわぁ・・・」ドンビキ

ライナー「とりあえず当事者のクリスタに話を聞いてみようぜ」

ユミル「それもそうだな。じゃあ私らの部屋に行くか」

ベルトルト「うぅ・・・お尻痛い・・・」サスサス

ーーーー
ーーー
ーー

ーー女子宿舎のとある部屋ーー

クリスタ「結局写真を撮られただけで顔は見てないの・・・」

ライナー「そうか・・・これといって収穫はないな・・・」

ライナー「しかしなんで1人で風呂に入ってたんだ?」

クリスタ「教官に頼まれごとをされちゃって遅くなったの・・・でユミルが外で待っててくれたんだけど・・・」

ライナー「そこを狙って撮られたってわけか」

クリスタ「うん・・・もし私の写真が出回ったらどうしよう・・・」グスッ

ライナー「だ、大丈夫だ!俺たちがなんとか犯人を見つけてやる!」

ユミル「そうだ!クリスタを泣かせるなんて許せねえ!絶対に見つけ出してボコボコにしてやる!」

クリスタ「ありがとう・・・ユミル、ライナー」

ライナー「気にするな。仲間だろ?」

ユミル「・・・でベルトルさんはなんでそこに立ってんだ?座れよ」

ベルトルト「いや、お尻が痛くて座れないんだ・・・」

ユミル「そうか・・・まあ自業自得だな・・・」

ベルトルト(うぅ・・・はやく帰って寝たい)

ライナー「そうと決まったら次は男子に聞き込みに行くか」

ユミル「そうだな、行くか」

クリスタ「そんな、悪いよ!明日も訓練があるのに・・・」

ライナー「さっきも言っただろう、俺たちは仲間だ。困ったときはお互い様だろ?」

クリスタ「ライナー・・・」

ユミル「おーい、私も居るからなー?おーい」

ーーーー
ーーー
ーー

ーー男子宿舎ーー

ライナー「ふう・・・あとはエレンたちの部屋と俺たちの部屋だけだな」

ベルトルト「みんな叩き起こされて不機嫌だったね・・・」ニガワライ

ユミル「クリスタのためだ!関係ねえ!」

クリスタ「ごめんね・・・私なんかのために・・・」

ライナー「気にするな(結婚しよ)」

ベルトルト(君はバイなのかい?ライナー)

ライナー(こいつ!?直接脳内に・・・)

ユミル「うだうだやってねえでさっさと行くぞ」

ーーエレンたちの部屋の前ーー

ユミル「そこにいるのは分かっている。無駄な抵抗はやめて出てきなさい!!!」ドンドンドン



シーン



ライナー「やはり寝てるのか・・・?」

ユミル「さっさと出てこいやオラー」ガンガンガン

コニー「あーーー!誰だよ!こんな時間にうるせーぞ!」ガチャ

ユミル「やっと出てきやがったか」

コニー「出てきやがったか。じゃねえよ!なんなんだよこんな時間に!?」

エレン「うるせーなー。誰がいるんだコニー?」ムクッ

コニー「ユミルとクリスタとライナーとベルトルトだよ」

エレン「なんなんだよお前ら・・・」

ライナー「クリスタが盗撮された」

エレコニ「!?」

ユミル「しかも裸だ」ニヤニヤ

クリスタ「ユミル!余計なこと言わないでよ!」

エレン「なん・・・」

コニー「だと・・・」

エレン「裸はいいとして盗撮なんて許せねえな」

クリスタ(どうでもいいのか・・・ちょっとショックかも・・・)シュン

コニー「いや!裸は重要だろ!」

ユミル「馬鹿は黙ってろ。この部屋はお前らだけか?」

エレン「いや、あとはアルミンがいるけどまだ戻ってきてねえみたいだな」

ライナー「アルミンはどこに行ったんだ?」

エレン「ん?トイレに行くって言ってたけど。それがどうした?」

ライナー「・・・あやしいな」

エレン「? なんでだよ?」

ライナー「もし仮にアルミンがクリスタの写真を持っていたとしよう。しかも裸のだ。トイレに行ってやることは1つだろ」

コニー「あれか」

ベルトルト「あれだね」

ユミル「あれだな」

エレクリ「?」

エレン「あれってなんだよ?」

エレン「ていうかアルミンは盗撮なんかしねえぞ」

コニー「それに夕食の後にどっかいったくらいであとはずっと部屋にいたぞ」

ユミル「夕食後どっか行ったのはいつごろだ?」

エレン「入浴時間より前に戻ってきたからアルミンにはできねえよ」

ライナー「クリスタは入浴時間終了ギリギリに入っていたからアルミンはシロだな」

ユミル「いや、まてよ……アルミンは夕食後誰と会っていた、そいつに頼んで盗撮してもらったって可能性はないか?」

ベルトルト「そういえば、ジャンは夕食後アルミンと会っていたよ」

ユミル「ますます怪しいな……」

ユミル「ていうかなんでベルトルさんがジャンとアルミンが夕食後に会っていたって知ってんだ?」

ライナー「そりゃこいつがジャンをつけていたからだ」

ユミル「なんでベルトルさんはジャンをつけてたんだ?」

ベルトルト「今日1日ジャンの様子がおかしかったからね、そしたら誰かさんに勘違いされて」

ライナー「ハッハッハッ!すまんすまん」

ユミル「なんだそういうことだったのか」

エレクリコニ「?」

エレン「なんの話だ?」

ベルトルト「こっちの話だよ」

ユミル「じゃあ、情報も得られたことだし次に行くとすっか」

ライナー「そうだな、睡眠の邪魔して悪かったな」

クリスタ「おやすみ。エレン、コニー」

ベルトルト「コニーはすでに寝てるみたいだね」ハハハ

エレン「待ってくれ。俺も行く」

ユミル「あ?なんでだよ?お前には関係ないことだろ?」

エレン「関係なくねえよ!親友が疑われてんだぞ!」

ライナー「そうだな・・・じゃあ、一緒に行くか!」

エレン「ありがとなライナー!」

ユミル「じゃあ、次はジャンの所に行くか」

エレン「? アルミンを探すんじゃないのか?」

ユミル「あいつのことだ・・・仮にあいつが犯人だとしたらすでに証拠を隠滅している可能性が高い」

ユミル「だったら1番疑わしいジャンから確実な証拠を手に入れて突きつけてやれば観念するだろ」

エレン「ユミル・・・」

ユミル「なんだよ・・・?」

エレン「お前頭いいんだな・・・」

ユミル「まあな」フフン

エレン「でもアルミンはそんなことしねえからな!」

ユミル「だから仮の話だって言ってんだろうが!このバカ!」

エレン「誰がバカだと!?」

ライナー「お前ら。その辺にしとけよ」

クリスタ「そうだよ!もうジャンたちの部屋についちゃったよ」

ーーエレンたちが来る少し前ーー

ジャン「マルコ!起きてるかマルコ?」

マルコ「zzz」

ジャン「よし、寝静まったな・・・じゃあさっそくミカサの写真を」ゴソゴソ

ジャン「よーし!待ってろよ!ミカサァ!」

ーーー
ーー



ジャン「ハッ!」

ジャン「どうやら夢の中みたいだな・・・さて、今回はどんな夢かな?」

ミカサ「ジャン!」

ジャン「おぉ!ミカサか。どうした?」

ミカサ「別に・・・ただあなたと話たかっただけ・・・」

ジャン「」キュン

ジャン(やっぱりデレデレしたミカサよりツンデレのミカサのほうがいいな)

ジャン「そ、そうか・・・俺もちょうどお前と話がしたいと思ってたんだよ」

ミカサ「そう・・・うれしい」

ジャン「そうか。じゃ、じゃあミカサは、す、好きな奴とかいるのか?」

ミカサ「・・・いる///」

ジャン「誰だ?」

ミカサ「・・・ジャン///」

ジャン(キターーーーーーーーー)

ジャン「お、俺も・・・俺も好きだ!ミカサ!」

ミカサ「うれしい!ジャン!」

ジャン(やった!このまま目が覚めなければいいのに!)

ミカサ「これで私とジャンは恋人同士・・・のでキスをしよう・・・///」

ジャン「ああ!もちろ・・・」

ジャン(まてよ・・・?経験上このパターンはキスした瞬間にライナーに変わっているはず・・・このままキスしてもいいのか?)

ジャン「ミカサ!」

ミカサ「何?」

ジャン「お前はミカサだよな?」

ミカサ「そう、私はミカサ。決してライナーなどではない・・・」

ジャン(! ライナーのことを知っている・・・?夢の中だからか・・・?)

ジャン「じゃあお前はライナーになったりしないよな!?」

ミカサ「当たり前・・・私はずっとミカサ」

ジャン「そうか・・・じゃあキスしてもいいか・・・?」ドキドキ

ミカサ「うん///」

ジャン「」チュ

ジャン(大丈夫・・・だよな?)チラ

ミカサ「」チュ

ジャン(勝った!俺はこの残酷な世界に勝ったんだ!)

ジャン「ミカサ!俺もう我慢できねえ!」ガバッ

ミカサ「ジャ、ジャン///」

ーーー
ーー


ライナー「おい、ジャン!起きろ!ジャン!」ユサユサ

ジャン「う~ん…ミカサァ」ムニャムニャ

ライナー「おい!起きろって!」ユサユサ

舞ってた!!

ジャン「ハッ!ミカサ!?」

ライナー「ようやく起きたか」

ジャン「うおあああああ」ガバッ

ライナー「いてえ!」ゴチ

ジャン「うがっ」ゴチ

ジャン「な、なんでライナーがここに?」

ライナー「なんでってここは俺たちの部屋だろう?寝ぼけてんのか?」

ジャン「そっか……現実か…よっかった」

ライナー「なんのことだ?」

ジャン「いや、なんでもねえ」

ジャン「なんでそいつらはここにいるんだ?」

ユミル「クリスタが盗撮されたんだ」

ジャン「!」

>>108嬉しいです

ユミル「なんか知らねえか?」

ジャン「い、いや知らねえな……」

ユミル「夕食後にアルミンと会ってたらいしじゃねえか」

ジャン「別に、ちょっとミカサのことで相談に乗ってもらってただけだ」

ユミル「ほう、でそのあとは?」

ジャン「用事思い出してそのあとまたアルミンに会ってそのあと部屋に戻ったよ」

ユミル「ふーん、その用事ってのが気になるな」

ジャン「別になんでもいいだろうが!俺を疑ってんのか!?」

ユミル「正確にはアルミンとお前を疑ってる。共犯じゃないかってな」

ジャン「!」

ユミル「これは仮説だが、アルミンはお前にクリスタの写真を撮るように指示してそのあと何かとその写真を交換した」

ジャン(やべえぞ、こいつ…かなり確信をついてやがる)

ユミル「どうだ?ちがうか?」

ジャン(どうする?どうすればこの場を切り抜けられる?)

ジャン(そうだ!)

ジャン「お、俺実はホモなんだ!」

ユミル「なっ」ドンビキ

クリスタ「えっ」ドンビキ

ライナー「ほんとか!?」パアァ

マルコ「やっぱり興味があったんじゃないか」

ベルトルト(え?ほんとにホモだったの?)

今日はここまでです。
見てくださった方ありがとうございます。

遅くなりましたが再開します

遅くなりましたが再開します

ユミル「でもお前さっきアルミンにミカサのことで相談してたって言ってたじゃねえか。矛盾してないか?」

ジャン「……っ」

ライナー「なんだ、ホモじゃないのか……(´・ω・`)」

ユミル「どうした?言い訳がつきたか?」

ジャン(どうする?……ここで犯人です!なんて自白したら殺されかねん……しかたねえ!)

ジャン「実は俺がミカサが好きというのはフェイクなんだ!」

ユミル「嘘くせえな」

ライナー「やっぱりホモか!」パアァ

ユミル「ミカサのことが好きなのがフェイクならなんでアルミンに相談するんだよ」

ジャン「アルミン発言は影響力が強いからな、あいつに相談しとけば周囲の奴はみんな俺がミカサのことを好きだと思いこむだろ」

ユミル「確かに」

ジャン「だろ!これで俺の疑いは晴れたはずだ!」

ユミル「いや、1つ分からねえことがある」

ジャン「な、なんだよ!?」

ユミル「別にホモならこいつらみたいに堂々としてればいいじゃねえか」

ライナー「なあ、ジャン。今夜俺と楽しいことをしないか?」カタクミ

マルコ「ダズ……ダズ……!」シコシコシコシコ

ジャン「ライナーみたいな奴がいるから隠しておきたかったんだよ」

ユミル「別にヤっちまえばいいじゃねえか。こいつらと同類なんだろ?」

ジャン「お前なあ…お前は好きでもない奴とホイホイヤれるのか?」

ユミル「それはないな」

ジャン「それと同じだ。心に決めた奴としかヤりたくねえんだよ。俺は」

ユミル「納得した。疑って悪かったな」

ジャン「いや、気にすんな」

ジャン(なんとかしのげたか?)

ユミル「しょうがないアルミンを探しに行くか。おい!クリスタ!」

クリスタ「zzz」スースー

ユミル「寝てやがる…」

ジャン「ベルトルトもな」

ベルトルト「アニ……」グーグー

ライナー「マルコッ!マルコォ!」パンパンパン

マルコ「ライナー!もっと激しく!」

ユミル「こいつらは何おっぱじめてやがんだ」ドンビキ

ユミル「しょうがねえ!お前と私でアルミンを探しに行くぞ!」

ジャン「俺もかよ!」

ユミル「人数がいたほうがいいだろ」

ジャン「で、でも」

ユミル「うるせえ!早く来い!」ガシッ

ジャン(やべえぞ……アルミンにほんとのこと言われたらマジでやばい…)ズルズル

ジャン「そういえば、お前アルミンがどこにいるのか知ってんのか?」

ユミル「トイレに行くって言ってたらしいからトイレに行きゃいんだろ」

ジャン「そうか…(終わった…俺の人生…)」



ーートイレーー

ジャン「いねえな」

ユミル「ほんとか?ちゃんと見たのかよ?」

ジャン「ほんとだよ!誰もいねえからお前も入ってこいよ」

ユミル「しかたねえ」スタスタ

ユミル「確かにいねえな」

ユミル「事を終えて部屋に戻ったのか?」

ジャン(? そういえばエレンの奴どこに行ったんだ?いつのまにかいなかったが……?)

ユミル「よし!次はエレンたちの部屋に戻るぞ!」

ジャン「わ、わかったよ」

ジャン(アルミンが部屋にいませんように)

今日はここまでです。ここまで見てくださった方ありがとうございます。

再開します

ーーエレンたちの部屋ーー

コニー「アルミンならまだ帰ってねえよ・・・」ゴシゴシ

ユミル「そうか・・・ったくどこ行きやがったんだ?」

ジャン(居なくてよかった・・・でもほんとにどこに行ったんだ?)

ユミル「しかしもう探すところがねえな・・・しかもこれだけ探しても見つからないってことはアルミンが犯人ってことなのか?」

コニー「なあ、エレンはどうしたんだ?」

ユミル「そういえばあいつもいつの間にかいねえな・・・なんでだ?」

ジャン「・・・・・・」

コニー「まあ、どうせ二人とも帰ってくるだろうしお前らも早く寝ろよ?」

ユミル「ああ、そうするわ」

ジャン「そうだな・・・」

ユミル「さて、アルミンを探すか」

ジャン「寝るんじゃなかったのかよ…」

ユミル「犯人を見つけるまでは寝れないな」

ジャン「まじかよ……ん?」

ユミル「どうした?」

ジャン「これは……クリスタの写真!」

ユミル「ほんとか!?……確かにあいつが言ってた通りの写真だ」

ジャン「なんでこんな所に……」

エレン「おい!お前ら!」

ジャンユミ「!?」

ジャン「お前…今までどこに…?」

エレン「アルミンを見つけた。こい!」グイ

アルミン「……」

ユミル「どこにいたんだ?」

エレン「ちょうどこの辺だ。問いただしたら逃げだしたから追いかけたんだ」

ユミル「じゃあ、この写真は?」

エレン「逃げだした時落としたらしいから回収しにきた」

ユミル「そしたら私たちに出くわしたってわけか」

エレン「まあな」

ジャン(やべえ……アルミンがみつかっちまった……ちくしょう)

ユミル「で、なんでお前はこんな事したんだ?」

アルミン「………」

ユミル「この……言わねえなら力ずくで……」

エレン「おい!暴力はやめろよ!」

ユミル「ちっ」

エレン「なあアルミン。なんでこんなことしたんだよ?」

アルミン「…僕じゃない」ボソッ

ユミル「は?」

ジャン「!!!」

アルミン「僕じゃないって言ったんだ!」

ユミル「この後に及んでまだそんな言い訳しやがるか!」

アルミン「違う!ジャンに無理やりやらされたんだ!」

エレン「どういう事だよ?ジャン」

ユミル「まてよエレン。ジャンはホモなんだぜ?ありえねえよ」

アルミン「そんなのその場しのぎの嘘に決まってる!」

ジャン(そりゃお前もだろうが!)

エレン「じゃあ、ジャン!お前がホモだって証明してみせろよ」

ジャン「は?どうやってだよ!?」

ユミル「ライナーに判断してもらえばいいじゃねえか。あいつなら本物のホモかどうか分かるだろ」

ジャン「な……」

エレン「だな!行くぞ!ジャン」

アルミン「……」ニヤリ

ーージャンたちの部屋ーー

ライナー「ほう、それで俺に確かめろと」

エレン「あぁ!頼んだぜ!」

ジャン「ち、ちなみにどうやって……?」

ライナー「こいつをケツにぶち込むんだよ」ギンギン

ジャン「ひっ……」

ライナー「そらいくぞ」ズブ♂

ジャン「や、やめろ……抜いてくれええええ」

エレン「やっぱりホモじゃねえじゃねえか」

ユミル「こりゃ、キツいお仕置きが必要だな」バキボキ

ジャン「ちょ、まっ……」

エレン「おらぁ」ドゴォ

ジャン「げふぅ!」

ユミル「だらぁ」バキィ

ジャン「おごぉ……」

ライナー「オラオラオラ」パンパンパン

ジャン「んひいいいいん」

こうして俺は上半身はエレンとユミルに下半身はライナーにボコボコにされていった……気を失う前に見たのはアルミンの悪魔のような笑顔だった……


おわり

おわりです。

ここまで見てくださった方、レスをくださった方ありがとうございました!

ではまたの機会に……

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの01さん   2014年03月23日 (日) 18:41:27   ID: GcWrY80U

小鹿やかましいぞ!

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom