ハンジ「料理の上手い男って」(79)
〜旧調査兵団本部食堂〜
ハンジ「料理の上手い男って良くない?」
ペトラ「いきなり何ですか!?」
ハンジ「いやね、私たち働く女としては共働き前提じゃない?」
ハンジ「旦那さんが、料理の上手い人だったら、最高っだなぁなんて」
ペトラ「オルオは料理が趣味ですが、結婚したいとは思いません」 キッパリ
ハンジ「そうかなぁ、私はオルオいいと思うよ?」
ハンジ「オルオが食事当番の時に、胃袋つかまれたわ〜」
ペトラ「オルオを想像しないで、料理を頂いてますから」
オルオ「なんだ?ペトラ、俺の噂話か?全くお前は俺の事ばかり考えるとは」
ペトラ「死ね、オルオ」
リヴァイ「…」ガタッ
ハンジ「リヴァイも休憩?」
オルオ「兵長!チーズケーキを焼いたんで食べて下さい!」
オルオ「今、お茶いれますね」
ペトラ「オルオのエプロン気持ち悪い」
オルオ「ペトラよ、料理は形から入るのも必要だ」
ハンジ「オルオのケーキ楽しみだなぁ♪」
ハンジ「やっぱり私は、結婚するなら料理の上手い男だわ」
ペトラ「オルオでもいいんですか?」
ハンジ「もちろん♪」
ペトラ「!?」
リヴァイ「!?」 ガチャン
オルオ「あっ!兵長、ポットが倒れましたよ!?」
オルオ「熱いんで、俺が片付けますから!!」
リヴァイ「…」
ハンジ「リヴァイはさ〜、強いし掃除も完璧だけど」
ハンジ「亭主関白になるだろうね!!」
ハンジ「結婚するなら、オルオお勧めだなぁ」
ペトラ(亭主関白でも、私は兵長がいいです)
リヴァイ「…」 ガタガタガタ
エルド「兵長、小刻みに震えてますが…」
ハンジ「エレンは何か作れる?」
エレン「チーズハンバーグとか」
エレン「自分の好きな食べ物は作れますね」
ハンジ「最近の若い男は、料理ができるよね〜」
ハンジ「オルオも見た目ふけてるけど、若いしね!」
ハンジ「ここの食事当番も、皆で持ち回りできてる位だしね♪」
ハンジ「チーズケーキ美味しい♪」
ペトラ「チーズケーキは美味しい」
リヴァイ「…ウマイ」
エレン「フワフワで最高です!!」
オルオ「誉めても何もでねぇぞ」チラッ
ペトラ(無視)
ペトラ「あっ!!フォーク落としちゃった!!」
オルオ「ちょっと待ってな」
オルオ「ほらよっ、新しいフォーク」
ペトラ「…アリガト」
ハンジ「ほら♪ねっ!優しいじゃん、いいね〜」
ハンジ「ねえ?オルオ、一緒に住まない?」
一同「!!!?」
ハンジ「私1人暮しだけどさ、なかなか忙しくて家事に手が回らないんだよね」
ハンジ「もちろんオルオも兵士として忙しいけどさ、2人で協力したら楽になるかな〜?なんて」
ペトラ「っハンジ分隊長は、オルオとsexできるんですか!?」
エルド(ペトラ…)
ハンジ「私とは性別違うから、できるじゃん?」
ペトラ「!?オルオとですよ?」
リヴァイ「…」 ガタガガタ
エレン(兵長…真っ青だ…)
オルオ「お気持ちは大変嬉しいんですが」
オルオ「俺の心は1人だけのものなんで」 チラッ
ペトラ(無視)
ペトラ(私だって、オルオがイイヤツだって分かってるよ)
ペトラ(でも今さら優しくできないよ…)
ハンジ(ペトラもさ〜素直になればいいのに)
リヴァイ「…」 ガタガタガタ
グンタ(兵長…)
ハンジ「料理の上手い男は、sexも上手い♪」
ハンジ「まっ♪考えてみてよ(ペトラ!)」
夜、風呂あがりペトラ
〜廊下〜
ペトラ(ハンジ分隊長とオルオ)
ペトラ(ハンジ分隊長とオルオ)
ペトラ(ハンジ分隊長とオルオ)
ペトラ(なんで気になるのよ!?)
ペトラ「ん?」
ペトラ(噂をすれば…)
オルオ「ペトラじゃねぇか…」
オルオ「寝れねぇのか?俺に会いにきたとは」
ペトラ「全然違う」
オルオ「髪が濡れてるぞ」
オルオ「ちゃんと乾かせよ」 パサッ
ペトラ「何?タオル持ってたの?」
オルオ「俺は綺麗好きだからな」
ペトラ「いい加減、兵長の真似やめなよ」
ペトラ「オルオはさ、ハンジ分隊長のとこ行くの?」
オルオ「昼間の話か?」
オルオ「行くわけねぇだろ…俺が」
オルオ「俺が抱きてぇのは、お前だけだペトラ」
ペトラ(料理の上手い男はsex上手)
ペトラ(料理の上手い男はsex上手)
ペトラ(料理の上手い男はsex上手)
ペトラ「ゴクッ」
ペトラ「ねえ…」
ペトラ「ねえ、オルオ」
ペトラ「オルオはそんな顔だから、勿論童貞よね?」
オルオ「どうしたんだペトラ?」
オルオ(童貞といえば言いのか?…最善の答えが見つからねぇ)
オルオ(違うというべきか)
オルオ「…」
オルオ「俺は童貞ではない!」
ペトラ「!!!?」
ペトラ(料理の上手い男はsex上手)
ペトラ(駄目よ、ダメ!それは嫌!)
オルオ「…ペトラ?」
オルオ(ペトラには刺激が強かったか?)
オルオ(俺にも、かつて愛した女がいた)
オルオ(でも今はペトラだけだ…)
カツカツカツ
オルオ、ペトラ「!!」
オルオ、ペトラ(あの足音は兵長!)
オルオ(隠れろ!!ペトラ)
道具部屋に隠れる
カツカツカツ…
オルオ「行ったようだな…」
ペトラ「オルオ、肩に手を回さないで気持ち悪い」
オルオ「フッ、お前が俺を誘ったんじゃないか?」
ペトラ「隠れただけ、誘うか!!」
ペトラ(でも…この体勢は…)
オルオ、ペトラ「…」
オルオ「行こうか、ペトラは髪をかわかさねぇとな」
ペトラ「…」
ペトラ「…オルオ、していいよ?」
オルオ「…」
オルオ「無理するな」
オルオ「俺は、お前が好きだから」
オルオ「欲望にまかせては、抱かないさ」
オルオ「お前も、昼間色々言われて、ちょっとその気になっただけだ」
オルオ「いつか本当に、俺を好きだと言ってくれるまで待つからな」
ペトラ「…オルオ」
ペトラ(セリフはカッコイイんだけど…)
ペトラ「嫌いじゃない」
ペトラ「でも、好きかと言うと分からない」
オルオ「だろうな?」
ペトラ「…」
ペトラ「チュ!」
オルオ「!!」
ペトラ「今はそれくらいの気持ち…かな」
ペトラ「じゃあ行くね!!タオルありがと」
オルオ(あんな事言うんじゃなかった…ペトラカムバック!)
読んで下さり ありがとーございます。
休憩します ペコリ
〜キッチン〜
サクサクサク
シャカシャカシャカ
ジュワー
ザッ ザッ ザッ
カチャカチャ
リヴァイ「…」
ガチャリ
〜地下部屋〜
ガチャリ
エレン「!!」 ビクッ
エレン「兵長!?」
リヴァイ「食え…」
エレン「夕食は頂きましたが…」
リヴァイ「…」 ギロッ
エレン「い…イタダキマス」
エレン「…あの…兵長?」
エレン「凝視されたら、食べ辛いです…」
リヴァイ「…だろうな?」
エレン(帰る気配なし)
エレン パク パク
リヴァイ「…感想は?」
エレン「!?」
エレン(怖い…こわすぎる)
エレン「美味しいです」
リヴァイ「…正直に言え」ギロ
エレン「た…玉子がかたいです…」 ガクブル
リヴァイ「玉子か…」
リヴァイ「…」 カチャカチャ
リヴァイ「…」 カツカツカツ
エレン(食器を片付けて帰った…)
エレン(なんだったんだ…)
〜ペトラ部屋〜
ペトラ(オルオいいやつだ…)
ペトラ(いつもは気持ち悪いのに)
ペトラ(気持ち悪くなかった…舌もかまないし)
ペトラ(声いいんだよな…目閉じて聞いたらイケメン)
ペトラ(あの雰囲気に…)
ペトラ(恥ずかしながら…)
ペトラ(濡れてしまったよぅ) カァー
ペトラ(駄目よ駄目!オルオだよ?)
ペトラ「…」
ペトラ(でも、)
ペトラ(くやしい!!!!)
ペトラ(かっこよかった…)
ペトラ「…寝よっ」
オルオさんカッコよすぎィ!
〜2週間後食堂〜
ハンジ「お腹すいたぁ」
ペトラ「こちらでお食事されるのは久しぶりですね」
ハンジ「忙しくてさぁ」
ハンジ「家にオルオがいたらなぁ」
ハンジ「美味しい料理と上手いsexで癒されたりして」
ペトラ「…」 カァ
ハンジ(あれ?ペトラ真っ赤じゃん)
ペトラ「…オルオは」
ペトラ「上手いのかな…なんて」
ハンジ「そうだね〜」 ニヤリ
ハンジ「まず、声がいい♪耳元で囁かれたら腰くだけそう」
ペトラ(確かに、あの日濡れてしまった) カア
ハンジ「あと、料理上手だと指先が器用♪」
ハンジ「よって、気持ちよくさせてくれるだろうね!!」
ペトラ(巨人の討伐数多いよね…ブレード裁きも器用というか上手い)
ハンジ「料理上手だと、味覚もいいよね?」
ハンジ「ペトラを美味しく舐めてくれるんじゃない?」 ニヤニヤ
ペトラ「!!」 カア
ハンジ「あれ?どうしたの?下を押さえたりして♪」
ペトラ「なんでもないです…(恥ずかしい!)」
オルオ「また俺の噂か?ペトラ」
ペトラ「…↓」(目あわせれない)
ハンジ ニヤニヤ
ハンジ「ペトラはね、オルオに話があるんだって♪」
ハンジ「今晩聞いてあげたら?」
ハンジ「(小声)オルオ、ちょっといい?」
ペトラ「↓」 ウツムク
ハンジ「(小声)これあげるね♪」
オルオ「?」
ハンジ「(小声)コンドームちゃん♪」
オルオ「!!」
ハンジ「今夜、いけるよ?」 ガンバッテ
オルオ「ペトラ…」 チラッ
ペトラ(見つめる) カァ
悪魔や…
オルオ(いつもは無視するペトラが)
オルオ(真っ赤な顔して見つめてきた)
オルオ(神様!天は我に味方を!?)
オルオ(お前が俺を選んでくれたなら)
オルオ(俺はお前を壊さないように、優しくしようと思う)
ペトラ(あれから2週間、オルオの事が気になって気になって)
ペトラ(オルオ…この気持ちは本物だよ) ドキドキ
>>58
ハンジ「ンフフ♪ハンジさんはキューピッドなんだよ♪」
ハンジ「まあ、オヤジくさいけど(笑)」
>>51
オルオ「俺に惚れるなよ新兵」
コトンッ
ハンジ「今日オムライスなんだ?」
ハンジ「美味しそう♪ありがとエレン!」
エレン「…」
ハンジ「あれ?エレンちょっと丸くなってない?」
リヴァイ「…」ギロッ
エレン「えっ!?リヴァイ班の皆さんが親切なので、ストレスフリーかな…なんて」
ハンジ「頂きます♪」
ハンジ「ん!玉子がトロトロ!!」
ハンジ「中のケチャップライスの味も最高じゃん♪」
エルド「今日は兵長自ら作られたんですよ?」
ハンジ「ええっ!?リヴァイがぁ!?」
ハンジ「昔、味の全くしないスープを作ったリヴァイが!?」
ハンジ「エルヴィンが気持ち悪くなったグラタン作ったリヴァイが!?」
リヴァイ「…うるせぇ」
ハンジ「背は成長しないけど、料理の腕は成長したんだね…」 ホロリ
エレン(2週間毎晩、試作オムライスを食べ続けました…)
エレン(初日は玉子が固くて、ケチャップでなくトマトでご飯が味付けされてました…)
ハンジ「エレンなんで泣いてるの?」
エレン「…泣いてなんか、いません」 グスッ
ハンジ「いいねー料理上手な男♪」
ハンジ「リヴァイも、もう30は過ぎたから」
ハンジ「なんでも自分でできないとね!!」
ハンジ「この年まで独身だと、多分一生独身だろうしね!!」
リヴァイ「!!」 ガタガタガタ
エルド(分隊長、わかって下さいよ)
グンタ(結婚しよって言ってあげて下さいよ)
ハンジ「あーお腹いっぱい♪」
ハンジ「リヴァイのオムライス最高!!」
ハンジ「私の得意料理もね、実はオムライスなんだよ」
ハンジ「オムライスって単純だけど、隠し味があるんだ♪」
ハンジ「リヴァイに伝授するから、うちに遊びにおいでよ♪」
リヴァイ「…」 パァァァ
エレン(兵長の顔がキラキラし出した)
ハンジ(ごめんね、いつもいじめて!)
ハンジ(リヴァイかわいいんだよ)
ハンジ(普段クールなギャップが萌える)
ハンジ「リヴァイ班の皆さん、お邪魔しましたぁ♪」
ハンジ「(オルオ)頑張ってね!」
エレン(オムライス地獄から脱出) ウルウル
リヴァイ「…ヨカッタ」 ブシュッ
オルオ(珍しい!兵長が鼻血を!?)
リヴァイは ハンジ家への切符を手にいれた
オルオは ペトラとの初夜にむけ、コンドームを手にいれた
エレンは辛い日々からの解放
ペトラは 今晩 大人になる
エルド、グンタは リヴァイが報われて 密かに喜びあう
〜完〜
最後まで ありがとうございます ドゲザッ
リヴァハン、オルペト大好きです。
なかなか無いので 自分で作ってしまいました テヘッ
拙い文にお付き合い、ありがとうございました ドゲザ
コメありがとうございます!! フカクドゲザ
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