リヴァイ×ペトラ「二千年前の俺と私へ」 (315)


【進撃の巨人】リヴァイとペトラのお話です。

俺はずっと書きたかったんだよ

みんなの命を奪わなくても済む

誰かが敵に回らなくても済む

そんな誰もが笑って誰もが望む最っ高に最っ高な幸福な結末《ハッピーエンド》ってヤツを!


リヴァイ×ペトラ「奇跡も魔法も」あるんだよ
リヴァイ×ペトラ「奇跡も魔法も」あるんだよ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426940511/)


↑以前書いたこれの現代に転生?verです

After story !のつもりでしたが、続きというより別物になった感があるのであまり気にしない!

ので、前のやつ読まなくてもおk

ふたりがメインですが出せるだけ多くのキャラを出してしまいました

タイトルは原作一話にかけただけなので、年代とか時代設定は、だいたい今という感じです

二次創作のさらに二次創作になった感しかないので、違和感しかありません

そんな動機で好き勝手書いたので、原作からはかけ離れすぎています

〈注意〉
・皆さんが好きなリヴァイさんは俺が書くと情緒不安定なオタク
・他のキャラも崩壊してます
・エロゲ注意
・エロあり、ラブコメ注意
・想像と妄想で書いた描写が多いので、それはありえないというツッコミ
・他作品ネタは多少入ります
・無駄な描写が多いせいで長い
・かろうじてss

一応書き溜めてはいますが完成はしてません。けつは決まってます
時間とPCの具合が許す限りサクサクできればと思っています

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1429331611


「うわー、ぷにぷに!すげーかわいいぞ!ちゃんと手洗ったから触ってもいいか?」

「洗ったなら構わんが」

「うおーほんとにぷにぷにしてるぞ!あ、笑った!」

「お前に似なくて良かったな、ぷぷっ」

「ああ。本当にな」


この世界で、約束を守れる、未来があることを

俺は

知らなかった


あの頃の私は

まだ気づいてさえいなかった




二年前



ペトラ「ふぇ~ん、不況の煽りを受けて派遣切りにあった」

ペトラ「絶望した!」

ペトラ「給料良くて楽だったのになぁ、、、そんな世の中うまくはいかないか」

ペトラ「飲みに行こう。何人かメールしてみよ」


ピコピコ送信


ペトラ「で、結局来てくれたのはオルオだけでした」

オルオとは専門学校の時からの付き合いだ。

オルオ「何が不満なんだ?せっかくお前の為に仕事抜けてきてやったってのに、、、まぁこういう時に俺を頼るってのは悪くない選択だ」

ペトラ「?まぁいいわ、かんぱ~い」

ごくごく

ペトラ「また、いちから仕事探さなきゃ早急に。うわ~ん憂鬱だよぉ」

オルオ「ふっ、それを聞いて俺が何も用意してないとでも思ったか?全くなめられたもんだな」

ペトラ「オルオ、喋り方なんか変わったよね?そんな感じじゃなかったよね?」

オルオ「げふん。それでだな、うちの職場が今人手不足でな」

ペトラ「あぁ、エロゲ作ってるとこだよね」

オルオ「エロゲとひとくくりにするな!うちの作品は、人生だ!文学だ!」

ペトラ「そんな大層な」

オルオ「まあいい。とりあえずアルバイトで数日入ってみないか?お前、昔は同人誌描いてただろ」

ペトラ「それは黒歴史!もう足は洗ったの!まぁ欠かさずコミケに顔出したりはしてるけどさ、描くのはもうたくさん。

プロにもなれないし、限界を感じてから全然描いてないし」


オルオ「とりあえず最低限の技術があればいい、猫の手も借りたいくらい人手が足りん。手伝いで入るくらいでもいいし、

次の仕事探しながら給料も出るんだから悪い話じゃないだろ」


ペトラ「うーん。とても助かる話ではあるんだけど、そのまま一週間泊まり込みで徹夜とか、そういう話も聞いたことあるんだけど」

オルオ「うちはそれはない。だがこのままの制作ペースだと不味いかもしれないが、、、」


バサッ

オルオ「今作ってる作品の資料だ。かなり膨大な内容だが目を通してみるといい。それから決めてもかまわん。

やるなら、明日からでもいいからここに書いてあるのが住所だから、ひとまず来てみてくれ」



帰り道で、まずはぐぐってみた。

へぇ、あの大手のゲーム会社の傘下として独立したのがオルオのいる会社で、っと。

えっ、社長兼プロデューサーの人、名前見たことあると思ったら、アニメ化されたやつ見てたし

ケームもやったし、しばらく経つのに、今だに凄い評価されてるやつじゃん

オルオは小さい会社だって言ってたけど、結構凄いとこなんじゃないの?



家に着き、シナリオに目を通した

ペトラ「ううっ、ぐすん、ぐすん」

その作品のテーマは

いわゆる想像していたエロゲによくある学園モノとかじゃなくてファンタジー

巨大な敵と戦い傷つく戦士たち

ミステリアスで先の読めない展開

その中に、愛と、友情と、努力と、勝利と、


エロが


ペトラ「なにこれ、名作だよ。こんなの読んだことない」

ペトラ「キャラデザも、魅力的だなぁ」

ペトラ「久々に、ちょっと、描いてみようかな、、、」


かちかち

サラサラ

ペトラ「うん。楽しいな」




翌日

ペトラ(来てしまいました)

ペトラ(エロゲの作製現場って、男だらけでむさ苦しくてくっさそうなイメージしかないんですけど)

ペトラ「意外にも、オサレな外観の建物だな、、、間違ってないよね。よし」



ガチャ

ペトラ「失礼します!」

ペトラ(あれ、、、?)


ピカピカ

オルオ「よお、やっぱり来たか」

エルド「神!」

グンタ「いやーありがたい」

ペトラ「皆さんなにをしてるんですか?」


オルオ「見りゃわかるだろ掃除だ掃除。社長は掃除に関しては大変厳しい御方なんだ。毎日、朝の一時間は掃除に費やす」

ペトラ「いちじかん!?そこまで広くないのにそんな職場初めてだよ」

エルド「それが苦痛で、社長に怒られて辞めてった奴が何人いたことか」

ペトラ「そこまでなの!?仕事がハードだからじゃなくて掃除で!?」


エレン「すいませーん寝坊しました!」

オルオ「遅えぞ新人!テメェのために便所掃除は残してあるからな!」

エレン「はい!今すぐ!、ってえっと、その人は」


オルオ「丁度いい、ひとまず揃ったから紹介する。俺の友人のペトラ。手伝いでとりあえずアルバイトで入ってもらう予定だ」


ペトラ「よろしくお願いします」ペコリ


オルオ「で、こっちが、エルド、とグンタ、二人ともベテランだ。で、こっちのは新入社員のエレンだ。っても半年ぐらいやってるけど、一番下っ端だからな」

エルド、グンタ「よろしくな!」

エレン「よろしくお願いしまーす!」


オルオ「んじゃ、社長にも挨拶だ、行くぞ」

ペトラ(社長さん、有名な人だから緊張するな)


オルオ「社長、俺の紹介で手伝いに来てもらうと話したペトラです」

ペトラ「」

ペトラ(怪人チビ毛布!?)

リヴァイ「ん、、、ごほっ」

オルオ「こちらがリヴァイ社長だ。見ての通り風邪を引かれて動けない状態だが、指示は従うようにな」

ペトラ(毛布に包まりすぎて目しか見えないんですけど)

ペトラ「よ、よろしくお願いします!!」

リヴァイ(ん、天使!?)ガバッ

オルオ「どうされました社長?」

リヴァイ「ん、あぁなんでもない、、、。とりあえず、紅茶淹れてもらっていいか。一応話をしてから仕事してもらぅ、ごほっげほっ」

ペトラ「あ、はい!じゃあ早速、紅茶淹れてきます!オルオ、給湯室とかどこ?」

オルオ「ああ、オフィスの案内がまだだったな。そこが社長の席で、ウチらのデスクがあって、資料集と、機材が、、んでトイレはそこな、で奥に、、、」


ペトラ(はぁ、、、初仕事はお茶汲みかぁ。ここまでは余裕だけど、大丈夫かなぁ)

ペトラ「社長、紅茶お持ちしました」

リヴァイ「ご苦労。げほっ」

ペトラ「あの、大丈夫なんですか?すっごく具合悪そうですけど」

リヴァイ「なかなか熱が下がらんくてな。すまないな、俺がこんなんで手伝いに来てもらって」

ペトラ「いえそんな!お役に立てるかどうか、、 、」

リヴァイ「お前が描いてた本とか見せてもらったが」

ドサッ

ペトラ(あかん私の黒歴史が!オルオのやつ!)

リヴァイ「全部、ひとりで描いてたのか?」

ペトラ「そうですね、、、手伝ってもらうほどのものでもなくて」

リヴァイ「俺は結構気に入ったけどな、線も色も悪くない」

ペトラ「え、ほんと、ですか?」

リヴァイ「ああ、だから、作画のラフは大体出来上がってるんだが、完成してない絵がかなりあるから人物画と、

ごほっ、それと、色付けをやってもらう、げふっ、ことになるんだが、できるか?というか、とりあえずやってみてくれ」

ペトラ「はい、正直ちょっと不安ですが」

リヴァイ「最初に指示を出すからそのとおり、やってみてくれ、 後は任せる。修正はきくから気楽にやってみてくれ。ごほっ、ごほん」ずびー


リヴァイ「あと、シナリオは読んだか?」

ペトラ「は、はい!読ませて頂きました!その、すっごく感動しました。こんなにボリュームがある話だと思ってなかったし、

驚きの連続で一気に読んで泣いてしまいました。あの、シナリオは社長が書かれたものなんですよね?」


リヴァイ「あぁ、この話は、俺が子供の頃から構想してきたものでな、、、」


ペトラ「なんと」


リヴァイ「おかしな話だと思われるかもしれないが、昔の記憶が頭の中で少しずつ再生されていくような感覚で、ずっと書き溜めてたんだ。

俺も業界ではそこそこ有名になって、時は熟したってとこで、やっと世に出す。俺の人生をかけた作 品と言っても過言ではないな」


ペトラ(プレッシャーはんぱねぇ、気楽にとか無理無理)


リヴァイ「だが気負わずやってくれ。見ての通り人手が足りんからどんな手伝いだけでも助かる。

それに俺の算段ではリリース後売れまくり、コンシューマーゲーム化、アニメ化、映画化、コミカライズ、グッズも売れまくりなのは確定してるからな」


ペトラ「はぁ、はい」

ペトラ(それがマジになったら凄い大作に携わることになるんですけど。でも、そうなってもおかしくないくらいの作品だったから、やってみたくてここに来たんだから、、、)


ペトラ「頑張ります!精一杯!」

リヴァイ「ずず。紅茶の淹れ方も上手い。合格」

リヴァイ「じゃあ、面接おわり、とりあえず採用な。時給 は今日の出来を見せてもらってから決めるがいいか?」

ペトラ「はい、大丈夫です!」

ペトラ(安くてもいい、やらせてもらえるだけで嬉しい、わくわくしてきた!頑張らなきゃ!)


リヴァイ「じゃ、あそこのデスクとPCを使ってくれ」

ヨロヨロ

カチャカチャ

リヴァイ「とりあえず、この絵が途中だから、仕上げと色塗りから頼むか」

カチッ

ペトラ「」

ペトラ(なん、、、だと、、、)

ペトラ(いきなり女の子の裸っ、て!エロシーンやないか!///)

リヴァイ「エロゲだからな、色見本とキャラの設定画ははこれ、、、げほっ、参考にしろ。ソフトの使い方はわかるか?」

ペトラ「はい、それは大丈夫ですが、描いたことないタイプの絵なのでうまくできるかどうか///」

リヴァイ「ここには塗りができても、まともに絵が描ける奴が俺とエレン、多少できるのがオルオしか今いなくてな。

ペトラ、絵が描けるならやってもらえると助かるんだ。げっほ、ごほごほ。じゃああとよろしく。わからんことがあったら誰かに聞いてくれ」


リヴァイ「エレン、俺昼過ぎまで寝るからそれまでにリポD箱買いしてきておけ」

スッ

いちまんえんー

エレン「は、はい!」

ペトラ(パネェ)

ペトラ(指示が適当すぎてワロタ。早速取り掛かるか。それにしても、なんだか、不思議な感じがするなぁ)

カチャカチャカチャカチャ

みんな必死で作業中

ペトラ(わからんことあっても、まわりに聞ける雰囲気じゃない、でも、不思議と懐かしい感覚がする)


ペトラ(よし!)

カチャカチャ

スッスッ

シュルシュル

ペトラ(たのしい、、、)

サラサラサラ


昼ごろ

エレン「買い出し行ってきまーす」

カタカタカタ

エレン「お弁当とか買ってきましたー」

エレン「ペトラさん、お弁当とジュース、ここ置いときますね」

ペトラ「あ、ありがと!」

チラッ

エレン(う、上手え!すげー綺麗な色彩!始めてからずっと熱中してるし、、、凄いなぁ)


ペトラ(もぐもぐボロボロ)

ペトラ(ごくごく)


スラスラ

サラサラ

カタ


ペトラ「ふぅ、、、」

ペトラ(すごい楽しんでやっちゃったけど、こんな感じで大丈夫かな、、、)


リヴァイ「悪くない」

ペトラ「 ぎゃー怪人チビ毛布!」

リヴァイ「あ?」

ペトラ「な、なんでもありませんぼーっとしてまして」

じぃー

ペトラ(どきどき)

リヴァイ「凄いな、お前」

ペトラ「そ、そうですか?」

リヴァイ「ちょっと手直しはするが、ここまでやってくれるとは助かる。時給は、これで」

スッ(スマホの画面)

3000円

ペトラ「」

ペトラ(下手なキャバクラ並やないかい)

ペトラ(声に出さなかったのは、皆にバレたら困るからだろうな、たぶん)

ペトラ「はい、大丈夫です」ヒソヒソ

リヴァイ「その代わり残業代は出さないから、定時上がりで。遅くなると女は危ないからな」

ペトラ(優しい人、、、なのかな)

リヴァイ「お前らも、一旦休憩しろ。ごほ っげほっ」


お茶ー

エルド「お菓子うまい。甘みが染み渡るな。もう目が疲れて疲れて」

グンタ「ああ、、しっかし、終わりが見えてこなかったが、ペトラが来てくれて助かったよ。ウチらだと絵と難しい色塗りは出来ないからな」

オルオ「どうやら腕は鈍ってないようだな」

エレン「ほんと、びっくりしました!あんな綺麗な色塗りできるなんて。今までもこういう仕事してたんですか?」

ペトラ「えぇーと、学校通ってたり、ちょっとだけね。この前までただの受付嬢やっててしばらくイラストはやってなかったんだけど」

エレン「えー凄いです!」

リヴァイ「もうお前より戦力になってるぞ。さっさと上達しろ、げほっ」

エレン「ひぃー」


こんこん

ハンジ「おつかれさーん!依頼されてた背景画、納品しにきたよー!あれ?女の子だ!新人さん?」

リヴァイ「ご苦労。新人というか新人より戦力になるアルバイトが入った」

エレン「うわぁーん」

ハンジ「泣くなよエレン。あなたの実力認めてなかったら、リヴァイは自分のキャラの作画、人に任せたりしないんだからさ」

エレン「ほんとですか!?」キラキラ

リヴァイ「ちっ。げほっ。げふん」

ハンジ「あ、よろしく!私はハンジ!ここのグループ会社で、デザインなんかを主にやってるよ。事務所も、ここの近くだよ~」

ペトラ「よろしくお願いします!ペトラです」

ハンジ「しかし、リヴァイが戦力と認めるとは。ウチの事務所に欲しい!」

リヴァイ「やらん。ごほっげふっ」

ハンジ「リヴァイ、まだ風邪治らないの?」

おでこコツーン

ハンジ「うわ、熱っつううう!!」 

リヴァイ「治ってたらこんな有様じゃねえ、げふんごほん」

ペトラ(わ、、、あんなくっついて。あの二人って、付き合ってたりするのかなぁ)

ペトラ(なんで、私複雑な気持ちになってるんだろ?へんなの、、、)

ハンジ「じゃ、ウチも修羅場ってるから、戻るわ、まだ残りあるから近いうちに来るよ、じゃあね~」

リヴァイ「アイツまた風呂入ってねぇな、、、」

オルオ「あ、そういえばここの社訓、まだペトラに教えてないですよね?」

リヴァイ「あぁ、あそこに貼ってあるから読んでおいて。げふっ」


社訓

徹夜 しても風呂は入る
徹夜しても掃除は毎日一時間
ゴミは分別、ゴミの日に欠かさず出すこと
散らかし厳禁
物は定位置へ


ペトラ(これが社訓!?)

オルオ「俺たちはこれだけ守っていれば会社は回る。社長は有能だし、部下思いの方だ。

コアな信者からライト層のファンまで、社長にはたくさんいるからな、業界からも期待しかされてない」


ペトラ「パネェ」


エレン「うわー、さっき納品してもらった背景画、どれもこれも凄いですよ!想像してた以上です!」

エルド「作品の世界観に忠実で、綺麗ですね」

リヴァイ「あいつは俺の注文に対して期待の倍のものは必ず作ってくるからな、これとか、発想していなかったレベルだな、ごほっごほっ」

グンタ「予定の絵と合わせる作業、進めていきますね」

リヴァイ「じゃあ、このシーンはこっちに変更で、、げほっ」

ペトラ(社長、休まなくて大丈夫なのかな、、、)


数日後

ペトラ(みんなとも仲良くなれたし、だいぶ慣れてきたなぁ)

ペトラ(今日は早めに着いちゃった、、、誰かいる)

ペトラ「おはようございます」

リヴァイ「おはよぅげほっ!ごほごほ」

ペトラ「社長、風邪治ってきたって言ってましたけど、また悪化してませんか?熱も下がってないですよね?」

リヴァイ「大丈夫だ、よくあるこ、ごほっだから」カチカチ

ペトラ「病院には行きました?」

リヴァイ「そんな、げっほ、暇はない」ずびー

ペトラ「はぁ、失礼ながら言わせてもらいますけど、そんな調子じゃ作業効率下がりますし、みんなにうつしたらどうするんですか?

社会人として、ここは一度休んで病院行くべきです!」


リヴァイ「マスクしてるから伝染さない。病院、嫌い。ごほごほ」カタカタ

ペトラ(こいつ、、、)

リヴァイ「俺、普通の社会人と違うし。げふっ」

ペトラ(こいつ、、、!)


エレン「おはようございまーす!あ、社長、ペトラさんも。もう来てたんですね!」

ペトラ「おはようエレン、なんとかして社長を病院に連れていきたいんだけど」

エレン「みんな既に試みましたけど、行ってくれないんですよ。いっそ倒れてくれたら救急車呼ぶんですけど」

リヴァイ「お前に俺が倒せるものか、げほっ」

パタン

エレン、ペトラ「倒れたあぁぁぁぁあ!!? 」

エレン「救急車!」ピッ

リヴァイ「ちょ、まて、、、」

エレン「駄目ですよ!?」

リヴァイ「いや、意識はあるから、タクシーで。救急車とか、ごほ、はずかし、げふっ」よろよろ

パタン

ペトラ「あーもう!保険証はこの鞄の中ですか?」

リヴァイ「うー」

ペトラ「しょうがない、エレン、タクシー呼んでもらっていいかな?」

エレン「はい!」

ピッ

もしもしー 


オルオ「おはようこざいましゃちょおおおおおおおおがふっ」舌噛んだ

エルド、グンタ「おは、社長!?」

リヴァイ「うー」

エレン「呼びました。申し訳ないですが、ペトラさん付き添ってもらっていいですか?」

ペトラ「わかってる、この近くだと、、」

エレン「ここで。俺の親父が務めてる病院です」

ペトラ「えーエレンってお医者さんの息子だったの!?」

エレン「はい。俺は頭悪すぎてその道には進めなかったですけどね」

ペトラ「そうだったの、、って今はそれどこじゃない、立てますか?社長?よいしょっと、う、意外と重い」

グンタ「とりあえず俺達でタクシーまで連れて行くから」


タクシー

ペトラ「すいません、シガンシナ病院まで」

リヴァイ「うー」

ペトラ「さっきからそれしか言えてませんけど」

リヴァイ「すまない」

ペトラ「今はいいですから。点滴うてば良くなりますよ」

リヴァイ「こわい」ずびっ

ペトラ「はぁ」


病院

グリシャ「息子から連絡がありました。いつもお世話になっているようで」

ペトラ「いえ、私は入ったばかりでまだ何も。こちらこそ良くしてもらってます。社長の容体はどうですか?」


グリシャ「今は点滴打って寝てもらってます。疲労と熱で風邪も併発していますが、少し休めばすぐ良くなるので安心して下さい」

ペトラ「はぁ、良かった」

グリシャ「目が覚めたら帰っても大丈夫なので、それまで付き添ってもらえますか?処方箋を出すから、薬を飲んで無理せず一日は休んで欲しいところですが、、、

息子から状況は聞いてるので難しいとは思いますが、せめて今日は帰って寝てもらったほうがいいというのが医者からの意見です」


ペトラ「はい」

グリシャ「では後ほど」

ペトラ(なんとか説得できるだろうか)

リヴァイ(すやすや)

チラ

ペトラ(ちゃんと寝てるかな、けど壁の方向いてるからよくわからないな)


ペトラ(暇だな、、、)

ペトラ(付き添いって、私で良かったのかな。いやあの中なら一番戦力にならない私でいいんだけど。

こんなとき、そばにいて欲しい人とか。会ったばかりだから、何も、知らない。でも、変な感じ。知っていたような気もする。有名な人だからとかじゃなくて、、)


ペトラ(そんなわけ、ないか)


ペトラ(まだ目は覚まさないだろうし、会社に連絡入れに行こう。一回外出るか、、、)


ペトラ「もしもし、あ、エレン」

エレン「どうでしたか?」

ペトラ「すぐ良くなるって。グリシャ先生が言ってました」

エレン「あー親父が診 てくれたんですね、よかった。あの症状でとくに病気ないんだったら、とりあえず一日休めって感じでした?」

ペトラ「うんそう言われた」

エレン「どうせ社長は大人しく帰らないでしょうから、食欲あるようなら何か食べさせて薬飲ませて戻って来てください。

できるだけ今日の作業は進めておきますので、なんとか定時で帰らせましょう」


ペトラ「わかった、ありがとうエレン」

ペトラ(さすが、医者の息子だわ、、、)

ペトラ(うちも、お母さん体弱かったから、こういう場面は慣れてるけど。そういえば看護婦になりたいって思ってた時期もあったっけ、、、

母が亡くなって、からかな、目の前で人が死ぬっていうのは流石にトラウマになって諦めたけども)


ペトラ(どうして こうなったんだ、、、そうか、二次元の世界に逃げ込んでからか。流石に、エロゲ会社にお世話になるとは予想してなかったけど)



ペトラ(社長、まだ寝てるな、、、)

リヴァイ「うぁ」

ペトラ「あ、社長!」

リヴァイ「、、、ペトラか。俺体に針刺さってる」

ペトラ「点滴です。んー、まだ半分近くくらいありますね。我慢してください。気分はどうですか?」

リヴァイ「ああ、、、だいぶいいな」

ペトラ「じゃあ先生を」

リヴァイ「待て」

ペトラ「はい」

リヴァイ「少しの間でいいから、手を握っててもらえないか?」

ペトラ「へ?」

リヴァイ「頼む」

ペトラ「はい」

ペトラ(まともに顔見るの初めてだ)

ペトラ(緊張する、、 、でも、なんだろうこの感じ)

ぎゅ

リヴァイ「はぁ。なんとか耐えられそうだ」

リヴァイ(すげえ落ちつく。なんだこれ)

ペトラ「苦手なんですね」

リヴァイ「なんだか、ろくな事が起こらない気がして」

ペトラ「大丈夫ですよ、すぐに元気になります」ぎゅ

リヴァイ(やっぱり天使。結婚しよ)

ペトラ「へへ、私、昔は看護婦さんになりたかったんですよ」

リヴァイ「似合いそうだな」

ペトラ「そうですか?あ、そろそろ先生呼んできます。点滴外してもらえますよ」


グリシャ「ふむ。熱は下がったのでもう心配はないですよ。なるべく栄養のあるもの食べて、休めば元気になります」

リヴァイ「すげー楽になった。もっと早く来るべきだったな」

グリシャ「ところで、いつも息子がお世話になっておりまして」

リヴァイ「?」

ペトラ「あ、先生はエレンのお父さんなんです」

リヴァイ「マジか。話は聞いていたが、、、ごほん。エレンはいつもよくやってくれていますので、どうぞごあんしんください。とてもたすけられております」

ペトラ(ひどい棒読みwww)


ペトラ「じゃあ、お昼ご飯食べて戻りましょう」

リヴァイ「そうだな、元気になったら腹減ってきた」

ペトラ「お粥の美味しいお店があるので、そこでいいですか?」



リヴァイ「かゆ、うま。体に優しい味がする」

ペトラ「栄養もちゃんとありますからね!あと、今日は無理せず早めに帰りましょう」

リヴァイ「いや、今めっちゃ元気なんだけど」

ペトラ「駄目ですよ、わたしまだなんの役にも立ってませんが必死にやりますので!みんなも無理しだしたら大変ですよ!」

リヴァイ「、、、わかった。役には立ってくれているぞ。今回は迷惑かけてしまった。来てもらって早々、俺の子守りばかりですまなかったな。今日は程々にしよう」

ペトラ「じゃあ、ちゃんとお薬飲んで。行きましょうか」


その日の作業は順調に進み、程々に皆帰宅しました。


次の日


ペトラ「あ、社長!?おはようございます!」

リヴァイ「おはよう」キリッ

ペトラ「もうホントに元気そうですね、よかったです」ホッ

リヴァイ「あぁ、迷惑かけたな。あー、とりあえずという形で入ってもらったんだが、長く続けてもらうことはできそうか?俺にはお前の力が必要らしい」キリッ

ペトラ(なんか、風邪でだるだるだった時と違う、キリッとしてる!そんな言われ方するの恥ずかしいけど嬉しい///)

リヴァイ「俺の力になってくれるか?」キリッ

ペトラ「ふぁ、はい!心臓を捧げます!」

エルド「ぶはっ、このゲームのセリフだなw」

オルオ「俺もとっくに社長に心臓を捧げております!」

グンタ「ずっとシナリオ見返してると自然と出ちまうから困るよなぁ」

ペトラ「もう、読んでも読んでも面白くて。この仕事、すっごく楽しいです。大変だけど、全然苦じゃなくて」

オルオ「そうだぞ。リヴァイ社長の元で働けるなんて、この業界じゃ夢のような話なんだ」

ペトラ「何 故人手不足なのか、、、」

リヴァイ「エレン、全然なってない。全てやり直せ」掃除を

エレン「ひいー!あぁごみ捨て忘れてたうわー」

ペトラ「わかるけども」


リヴァイ「さて、俺がやっと本格的に復帰するからミーティングするぞ、進捗状況の確認と今後のスケジュールについてだ」

みんな「はい」ぴしぃ

がやがや 

リヴァイ「ふむ、、、じゃあ今後の仕事の割り振りだが、そろそろコミケの準備にとりかかる。今回も出店するからな」

リヴァイ「今回は、前作のグッズと新作の宣伝用のも作る。ここは、エレンとペトラでまた新しい絵を書いてもらうのと、商品の案も出してみてもらいたいんだが、できそうか?」

エレン「うわー!漲ってきた!」

ペトラ「やってみます!」

リヴァイ「エレン、お前一応先輩だから、前作の資料と説明と、ちゃんとやれよ?」

エレン「一応て!うわーんちゃんとやります!」

リヴァイ「他の奴らと俺は新作の作業の続きをやる、全体の監修はやるから安心してとりかかれ。あと今日はヅラ野郎が来るから、よろしく」

エルド「代表がいらっしゃるんですね!」

ペトラ「ヅラ野郎?代表?」

オルオ「うちの代表取締役会長のエルヴィンさんだ」

グンタ「ペトラは初対面だよな」

エレン「うわーまだ緊張するなぁ」



コミケ用グッズ作成特別作戦班

ペトラ「コミケで出すグッズって、使い回しの絵で作るとかじゃないんだね」

エレン「そういうパターンもありますけど 、社長がこだわりある人だから既存にないものは必ず入れる、だそうです。俺が入ってからもまだ一度しか経験ないんですが」

カチカチカタカタ

エレン「前回のコミケで出したグッズなんですが、3000円で売ったセットが」

にゃふーオークションの画面

ペトラ「にゃふオクで一万円スタートで入札入ってる、、、」ごくり

エレン「これが前作のグッズ作成時の資料と完成見本です」ドサッ

前回の冬コミ

タペストリー 5000円
カレンダー 2000円
設定資料集限定版(クリアファイル付) 5000円
グッズセット 3000円
中身(トートバッグ、ミニブランケット、手帳、ボールペン)

エレン「カレンダーの絵はほとんど使い回しですが、この一番人気キャラのタペストリ ー、これは社長の描き下ろしで、にゃふオクに出品されようものなら落札価格3万は下りません。

グッズのイラストも、簡素化されてるのもありますが全部、描き下ろしですね。2日目の途中で全て完売したので、俺は3日目、自由なコミケを謳歌できました」

ペトラ「なんと」

エレン「今回は夏コミだからカレンダーはなし、設定資料集も前回出したからナシなので、グッズ中心になりますね」

ペトラ「むむー、ちゃんと考えないとだなぁ。夏らしいグッズがいいのかなぁ」

エレン「夏だとビニールバッグ的な物を出すとこが多いんですけど、使い道あんまりないんですよねぇ。

ほら前回のグッズのバッグは、布製で普段使ってもおかしくないデザインになってるんですよ、手帳やボールペンも 作りがオサレなんです」

ペトラ「確かに、捨てられなくて無駄に増えるものってありがちだよね。使い道がちゃんとあるものがいいね」


ガチャ

エルヴィン「やぁ!みんな頑張ってるかい?」

エレン「キター」

みんな「代表!おつかれさまです!」

リヴァイ「面倒くせえ。本当に来た」

ペトラ(ヅラなの、、、?)

ペトラ「初めまして、先日からお世話になってますペトラです」

エルヴィン「よろしく!」

握手ー

リヴァイ「さっさとあっちで打ち合わせするぞ。俺忙しいから」

エルヴィン「えー、ちょっとペトラちゃんと戯れたいんだけど」

リヴァイ「しね」

エレン「酷い!」

ペトラ「あ、私お茶淹れてきますね」パタパタ

エルヴィン「気が利くいい娘じゃないか」

リヴァイ「そうだな、助かってるぞ。すぐにペトラは戻すからちゃんとやれよ、エレン」

エレン「了解です!」


お茶ー

ペトラ「おまたせしましたー」

エルヴィン「ふー美味い」

リヴァイ「ご苦労、もう下がっていいぞ」

エルヴィン「え!お話したいんだけど!俺出番なくなりそうな予感しかないんだけど?」

リヴァイ「こっちは忙しいって言ってんだろ。ペトラ、戻って続きを頼む」

ペトラ「は、はぁ」

ペトラ(なんで社長のほうが偉そうなんだろ、、、)


パタン


オルオ「なんでってなぁ、そりゃあ本社が出してる作品より、リヴァイ社長の出してる作品のほうが長く売れてるし評価もされてるからだ、当然だ」

ペトラ「そうなんだ、、、でも、有名な作品いっぱいあるみたいだけど」

エルド「あっちは万人受けする作品は沢山あるし、スタッフも多いからそこそこのヒット作品は多い。

売れっ子のイラストレーターさんも使ってるから当然売れる訳だが、商業的すぎるんだよな」

グンタ「そうだな、シナリオも何人かで練ってるしわかりやすいんだが、飽きられやすくもあるな」

ペトラ「なるほどねー。それで合わなくて、社長は独立したって事?」

オルオ「そうだな。総合プロデュースができる、なんでもできる御方だからな」

ペトラ(ホントに凄い人、なんだなぁ。よし、頑張ってグッズ作成しよう!)


ペトラ「エレン、さっきの話の続きをしよう」

エレン「はい!俺は抱き枕カバーを押します!」

ペトラ「あぁ、あれって、ほんとに需要あるの?」

エレン「ありますよ!俺の嫁と添い寝できる必需品グッズです!価格設定も高くても売れますし、絵柄が良ければ即完売間違いなしです!」

ペトラ「うーん、キャラは誰を使うの?」

エレン「前作で人気だったヤンデレヒロインと、エロメイドちゃんですね。これなら俺下書きあるんで、これをベースにして一緒に仕上げて貰えるときっといいものができます!」

ペトラ「じゃあ、それで2枚作るとして、あとは、、、タオルとかあると夏コミはありがたいよね」

エレン「じゃあそれも、前作のキャラで候補にしましょう」

ペトラ「あとは新作のグッズかぁ、、、まだ資料集は出せないけど、プロモーションするなら、ラフ画集とかならどうかな?」

エレン「いいですね、宣伝になりますし、単品だと弱いのでポスターかクリアファイルあたりを付けますか」

ペトラ「いいね。グッズセットはやっぱり出すべき?」

エレン「リリース前なので賭けですが、リリース後にプレミア付くことは間違いなしです。予測して買う人もたくさんいるはず。先出ししましょう」

ペトラ「となると、、、宣伝用だよね。物語に出てくるアイテムのレプリカ的なものとか、、、」

エレン「この、主人公がつけてるネックレス、、、ああでも、アクセサリーはクオリティ高くないと使ってもらえないから、セットに入れるとなると微妙だなぁ」

ペトラ「キーホルダーとかストラップにするとか。普通につけてても違和感なく気軽に使えそうだよ」

エレン「たしかに、それはいいですね!あとTシャツと、ステッカーぐらいでバランスは取れそうですね」

ペトラ「じゃあそれで一回まとめてみよう」

わーわー

その頃、社長と代表は

エルヴィン「ふむ、、、これはほんとに君の集大成と言っても過言ではなさそうだな」

リヴァイ「ああ、今はもうこれ以上の物が作れる気はしないな。しばらくはこれで各方面で展開しつつ、構想は練るがな」

エルヴィン「ところで、あのペトラという娘は正式採用しないのか?」

リヴァイ「すでにそれなりの給料で雇っているからな。あとは本人の意向次第で俺のものにする」

エルヴィン「なん、だと、、 、」

リヴァイ「なんか変な風に捉えてないか?まぁ、他には譲らん。そういうことだな」

ハンジ「お疲れー!最終納品これで完了!持ってきたよー」

ミケ「ふっ、ウチもエンディングのムービーが完成したから納品だ」

リヴァイ「色々湧いてきやがったな」

ハンジ「みんな、すっごい仕事に熱中してて、気づかれないレベルだったよ~」

ミケ「俺は普段から気付かれず侵入できるがな」

リヴァイ「なんなんだその能力」

エルヴィン「そろそろ昼だな、、、折角みんないることだし、ランチにするか?俺の奢りで」

ハンジ「やっほぉい!」

ミケ「ふっ。予想的中。この時間に来たかいがあった」

リヴァイ「はぁ、、、そうだな。アイツらもちょっと息抜き させてやるか」


みんなでランチです

ペトラ「ミケさんは初めましてですね」

ミケ「くんくん、、、お前も、懐かしい匂いのする奴だ」

ハンジ「ごめんあんま気にしないであげて。普段からこんな奴だから」

ペトラ「はぁ」

ハンジ「リヴァイ!今回のコミケは手伝い行くからね~!私が計算したげないと、また一気に売りつくして列解散でネット炎上しちゃうからね、うちの子たちも何人か連れてくからさ」

リヴァイ「ああ助かるな、今回はもっと強気な生産数でやりたいからな」

ペトラ(相変わらず、あの二人仲いいなぁ)

エレン「ちょっと緊張しますが、こうやって皆さんとご飯食べれるの、凄く嬉しいです」

エルヴィン「そうだな、忙しくてなかなか集まれないが、たまにはこういう機会を設けられるようにしよう」

ミケ「欠かさず匂いで嗅ぎ付けよう」

エルド「外でランチとか久しぶりで、本当にありがたいです」

グンタ「そうだなー、嬉しいよな、こういうの」

オルオ「夢のようであります」

リヴァイ「そんなにか。もう少し楽になれば時間も取れるからな。さっさと完成させよう」


リヴァイ(なんだかな、俺が頑張って皆に楽させてやらなきゃなと思う。ただの責任感ってやつか?)


ペトラ(なんだか、初めてって感じしない?へんなの。デジャヴ?っていうのかな。最近多いな)




休憩おわりー

ペトラ「エレン、全然関係ないんだけどさ、社長とハンジさんって仲いいよね」

エレン「ああ、つきあい長いらしいですけど。でもハンジさん同じ会社に年下の彼氏いるんですよ。すっげーお似合いで見てて面白いんですよ」

ペトラ「そ、そうなんだ」ホッ

エレン「なんで気になったんですか?」

ペトラ「ふぇ?あー、いや、みんなのそういう話とかまだ全然知らないから、ほら、エレンはどうなの?」

エレン「俺は幼馴染みの彼女と今同棲中ですよ。すでに尻に敷かれててもう」

ペトラ「そうなの!?へー、写真とかないの?」

エレン「んっと、これです、写メ」

ペトラ「わー、黒髪の美人さん!クールな感じの娘だね!」

エレン「まぁ、クールではありますけど、俺のことずっと子供扱いするんですよ。でも俺のことこんなに想ってくれる奴いないと思って、一緒にいるんですけどね///」

ペトラ「ふわー、うらやましい」

エレン「ペトラさんはそういう人いないんですか?」

ペトラ「うん、今いないの。それより仕事が楽しいから、充実してるけどね。それにこんな仕事してるとなると、理解してくれる相手じゃないと駄目だろうなぁ」

エレン「そこなんですよね、ミカサ、、、俺の彼女も、漫画家目指してて、バイトしながら同人サークルもやってますし」

ペトラ「そうなんだ、そうなるよねぇ」

リヴァイ「おいお前ら、案はまとまったのか?」

エレン「はいぃ!今まとめてますのですぐお持ちしますう」

いそいそ


リヴァイ「よし、じゃあ資料見せてくれ」

リヴァイ「んー、、、」

エレン、ペトラ(どきどき)


リヴァイ「抱き枕カバー、あえて手を出したくなかったんだかな」

エレン「駄目でしょうか」

リヴァイ「需要と売上を考えたらアリだな。明後日までに作画を仕上げて、どんなもんになるかやってみるか」

エレン「やったー!」

リヴァイ「エレンの下書きを元に、作画は俺が手伝う。ラフ画集は、使う絵を選ぶのと構成は手が空いた奴にやってもらうか。

クリアファイルは宣伝だから、パッケージ予定の絵を使う。タオルとポスターはTシャツなしでグッズにぶち込む。

Tシャツは来年、高クオリティので出そう。その頃には各キャラの固定ファンがいくらでも金出すだろうからな」


ペトラ「なんという自信」

リヴァイ「紙袋は販促品仕様にするから、前作と新作の表裏で。これは既存の絵を使う。大体これで決まりだな」

リヴァイ「グッズのほうのデザインはペトラ、やってみるか?もちろん俺とエレンも手伝う。

萌豚共は抱き枕カバー目当てで勝手に集まるが、新作の方は女性客も呼び込みたいから、お前の目線でやってみて欲しい」


ペトラ「は、はい!やってみます!」


リヴァイ「その前に。エンディングのムービーの確認するから全員集まれ」


視聴後

エレン「凄い、、、オープニングのムービーも凄く格好良かったですけど、エンディングは感動的ですね」ぐすっ

グンタ「さすがミケさん、だな。ゲームのエンディングってレベル超えてる」

エルド「プレイ後にこれが流れたら、号泣間違いないな」

オルオ「俺はもう号泣し ているがな」

ペトラ(ミケさんも凄い人なんだ)ぐすっ

ペトラ「私も感動しました。曲も凄く合ってますし、何回でも見たくなります」

リヴァイ「確かに期待以上の出来だな。文句なしだ。俺は仕上げの作業にとりかかろう」



コミケ用グッズ作成特別作戦班

ペトラ(新作のグッズ、キーホルダーはこんな感じて)

ペトラ(タオルは長めの、メインヒロインの娘がつけてる赤いマフラーみたいな感じにしてイラストを単色。地味かなぁ)

ペトラ(ステッカーは3枚くらい、カードサイズのがいいかな)

ペトラ(ポスターの絵は、既存のでも良さそうだけど、こんな感じて枠組みをつけて、、)



ペトラ「エレン、こんな感じでどうかな?」

エレン「いいですね!タオルのデザインいい感じです!ステッカーの絵はどうします?」

ペトラ「うーん、メインの女の子キャラを何人かピックアップしようかと」

ペトラ「ポスターはこれと、別の絵描き下ろししてみようかな」

リヴァイ「悪くないな」

ペトラ「わぁびっくりした!」

リヴァイ「キーホルダーはこれで、外部に作ってもらうから明日にでも見本作製の依頼を出すか。タオルの絵はこの感じのままイラストを仕上げてみてもらえるか?」

ペトラ「はい!」

リヴァイ「あとポスターとステッカーのデザインに迷うようだったら、これも参考にしてみてくれ。俺が描いた、まだ使ってないボツ絵とスケッチ」バサッ

ペトラ「わ、ありがとうございます!あとポスターの絵なんですが、片方はこんな感じで、もう一枚は女の子キャラを何人かメインにした可愛い感じにしようかと」

リヴァイ「じゃあタオル用のイラストを完成させ次第、次にそれの下書きを提出。両方明日中に頼めるか?」

ペトラ「はい、イメージはできてます」

リヴァイ「じゃあエレン、抱き枕カバー用のイラスト、気合い入れて取り掛かるぞ」

エレン「エロの限界への挑戦です!」


その日の夜のペトラさん

ペトラ「ぷはー、お風呂あがりのビールうまい。家だと飲みながら仕事できちゃうのがいいよね!」

ペトラ「って私、定時あがりさせてもらってるけど、気づいたら仕事持ち帰ってやってるなぁ」

ペトラ「無難に会社勤めして人生終わると思ってたけど 、こうやって何かを作るのがやっぱり好きで、仕事させてもらえるなんて、幸せだなぁ」

ペトラ「社長に貸してもらったラフ画とスケッチ、、、これ週間ジャンプくらいの分厚さだけど、これもほんの一部なのよね、、、」ペラペラ

ペトラ「凄いな、、、これをステッカーやポスターに、そのまましてもかっこいいぐらいだ」

ペトラ「いくつかピックアップしておいて、明日色付けしてみよう。タオルのイラストはほぼ完成したから見直しして、ポスター用のイラスト、うーん、このへんのを何枚か参考にして下書きしてみるか」

かきかき
カタカタ

ペトラ「んー、こんな感じで」

ペトラ(、、、なんだろう。社長の事ばかり考えてる。あの人のもとで働いて、認めてもらいたくて、いいものをつくれるように。それだけなのに)

ペトラ(会いたい、とか声が聞きたい、とか)

ペトラ(やだ、酔ってきたかな)くぴくぴ


スマホ{にせんぱー♪さいこーならーぶ♪さあみんなでー♪

ペトラ「電話だ、、、えっ社長!?」どきどき

ペトラ「もしもしぃ」どきどき

リヴァイ「お前、帰っても仕事してるだろ」

ペトラ(ひぃ何故バレてるし)

ペトラ「いえ、好きでやってるんで、そのー」

リヴァイ「定時あがりさせてる意味がない。さっさと寝ろ」

ペトラ「そういう社長は今何してるんですか?」

リヴァイ「家でし、げふん。パズドラやってる」

ペトラ「パズドラしながら電話してるんですか?」

リヴァイ「、、、スマホ、2台持ちしてるから 」

ペトラ「、、、」

リヴァイ「、、、」

ペトラ「あの、私を叱るためにわざわざ電話してきたんですか?」

リヴァイ「いや、そうだな。お前のお陰でかなり助かってるぞ。その、礼を言うためだ」

リヴァイ(声が聞きたかっただけ、とか言えねえ)


ペトラ「私、社長の声が聞きたいと思ってました」

リヴァイ(マジか)

ペトラ「そう思ってたので、電話きてびっくりです。怒られても、お礼言われても、嬉しいです」

ペトラ(酔いのせいか、素直に言えた。大丈夫かな)

リヴァイ「俺にもあるぞ、似たような気持ち」

ペトラ「ふぇ?」

リヴァイ「お前といると、落ち着くんだ。だから、せめて声が聞きたくなった、そんなところだな」

ペトラ「あの 、、、えっと。じゃあ、たまに、こうやって電話してもいいですか?」

リヴァイ「ああ」

ペトラ「じゃあ、今日はもう寝ます。明日も頑張りますね。えーっと、パズドラ、頑張って下さい」

リヴァイ「余裕だ。じゃあ、また明日、だな」

ペトラ「はい、おやすみなさい」

リヴァイ「おやすみ」


ピッ


二人とも(結局、間が持たなくてたいして話してないしぃ!!!!!!!!!!!!!!!でも、)


ペトラ「嬉しいな」


リヴァイ「かけてよかった」


そんな、ぎこちない電話を時々するようになり

ほんのちょとだけ、距離が縮まっていき

ほんのちょとだけ、特別で


忙しい日々を過ごし

新作の完成の目処も見え始め、グッズ作成、宣伝の準備などなど、順調に進んでいき、、、


いに(オタク達の)夏はやって来ました!


エレン「ああ、ついに明日から!祭りだー!!!」

グンタ「戦場の間違いだろ」

エルド「今回のグッズのクオリティ、もうネットでもかなり評判になってるからな」

オルオ「覚悟して挑むぞ、作品の評価はあってもコミケの列捌きでうちの評価を落とすわけにはいかないからな」


ピンポーン

お届け物でーす


ペトラ「なんか届きました」

リヴァイ「ああ、発注していた物が来たな」

リヴァイ「エレンとペトラはコスプレして無料配布の担当な」

ペトラ「なにそれ聞いてませんけど!?」

エレン「俺もですか」

リヴァイ「若い奴がやったほうがいいからな。 エレンは新作の兵団服、ペトラは前作のエロメイドだ」

ペトラ「はああぁああ!?ちょ、これ、ですか。これ来て人前に立つんですか。うわああああぁああ」

エレン「うわー格好いい!でも暑そうだな、、、」

>>40

「ついに」の「つ」が抜けた

どうでもいいことだがスタンド攻撃受けたかな




当日!

物販内容

抱き枕カバーA 8000円
抱き枕カバーB 8000円
新作ラフ画集 2000円
新作グッズセット 3000円
(タオル、ポスター二枚組、キーホルダー、ステッカー)

購入先着特典 クリアポーチ入り冷えピタ

無料配布 うちわ


エレン「暑い、、、中に冷えピタ貼ってても、暑い」パタパタ

ペトラ「この為に急いでエステ行ってきましたけど、露出度高すぎて恥ずかしい、、、罰ゲームやないですか、、、」

リヴァイ「二人とも似合ってるぞ」

オルオ「ペトラとはそこそこ長いつきあいだが、新鮮だな、悪くないぞ」

グンタ「二人ともクオリティたけえよ」

エルド「ああ、エレンも新作の主人公のイメージにピッタリだ」

ハンジ「おっはよー!きゃー二人のコスプレいいね似合ってる!写メ写メ」ぴろりーん

モブリット「いきなり撮るなんて失礼だから!皆さんおはようございます、朝からテンション高くてすいません」

エレン「あ、あの人がハンジさんの彼氏さんです」ヒソヒソ

ペトラ「へぇーそうなんだ、、、」

ペトラ(なんだかイメージ通り。不思議だけど)

ミケ「列形成は俺達に任せとけ」ぞろぞろ

リヴァイ「頼んだ。最初のレジ担当は俺とオルオとグンタ、エルドで。商品の仕分けはハンジで、あとは適当に交代しながらやるか」

ハンジ「よーし!みんな張り切っていこー!!」

モブリット「一番テンション高いね!?」

おー!!!

ペトラ「え。社長も売り子やるんですか」

リヴァイ「信者共と触れ合える貴重な機会だからな、人出も足りんし俺だけ何もしないわけにもいかんだろう」

ペトラ「ファン想いなんですね」

リヴァイ「気持ちわりい。そんなんじゃねえ」


夏コミ初日開始ー

ぱちぱち

ペトラ「うわー、もうあんなに列できてたの!?」あわあわ

エレン「暑い、、、あ、ペトラさんと俺は出口のところで購入特典の冷えピタ、なくなったらうちわを配りますので、よいしょ、頑張りましょう!」

ペトラ「うん!楽な担当だけど、お互い服装が、、でも頑張ろう!」

わーわー

おお!社長だ!
今回も神降臨してる!
うわー、あの列で会計してもらいたい!
わーわー

ペトラ(わぁ社長人気だなぁ、凄い、、、)

あのエロメイドコスの娘、かわいいな
きゃー、あの男の子格好いい!なんのゲームかな

がやがや

エレン(キリッ)

わ~かっこいい!列並んでみる?
最後尾が見えない

ペトラ「エレン、人気者だね!作戦成功してる」

エレン「ペトラさんもさっきからめっちゃ写メられてますよ」

ペトラ「拡散されたらやだなぁ、勘弁。まぁ黒歴史撒き散らされるよりいいか、諦めよう」

エレン「暑いけど悪い気がしない。楽しくなってきた」キリッ


リヴァイ「はい次の人。まだ決めてないのか?さっさと選べ。後悔のないようにな」

ハンジ「こらお客さん急かさないの!」

お客さん「全部で。握手お願いできますか?」

リヴァイ「ああ」ぎゅー

リヴァイ「会計済んだらさっさと行け」

ペトラ「接客態度ひでえ!ここ企業ブースなのに」

エレン「でもお客さん、幸せそうな顔してますね、あのツンデレ感がたまらないってネットでも言われてるんですよ。握手も断らないし」

ペトラ「うん、確かにお客さん、みんな嬉しそうだね 、写真も撮らせてあげてる」

リヴァイ「ちっ、俺がレジだと回転率下がるな、モブリット、交代だ」


『最後尾はこちらではありません』札持ち

リヴァイ「はぁ、こっちのほうがマシか」

握手いいですか?
写真いいですか?

リヴァイ「いいから買うものはレジつくまでに決めておけよ」

ペトラ(なんだかんだで、ファン想いだなぁ)

14時頃

ハンジ「初日分、完売!」

いぇーい!パチパチ

リヴァイ「かなり多めに納品したが、意外と早く完売しちまったな」

ミケ「早めに買えないかも告知はしたから、クレームは少ないだろう」

オルオ「回転率よかったからな」

グンタ「確かに前回よりも効率よく出来た」

エルド「エレンのおかげか、女性客も多かったな」

ペトラ「うん、凄い人気だったよー」

リヴァイ「明日も着てもらうから、さっさと帰って洗濯しろよ」

ペトラ「その前に!」

エレン「同人誌を買いに!」

リヴァイ「委託で済ませろ」

orz


「エレン」


エレン「ミカサ!」

ペトラ(あ、エレンの彼女だ!凄い美人だしモデルさんみたい)

ミカサ「コスプレするとか、聞いてない」

エレン「お前明日サークル参加だから、今日は来ないって」

ミカサ「ついったーにのってたから来ちゃった」

エレン「ひぃ!拡散されてる!?」

ミカサ「、、、格好いい///」

エレン「お、そうか?へへ」

ペトラ(いいなぁー、ラブラブじゃないか)

リヴァイ「ペトラ、今日は初めてでかなり疲れただろう」

ペトラ「疲れよりも恥ずかしさの方が、、、もう、開き直りましたけど」

リヴァイ「俺の趣味ですまんな。だが可愛いぞ」

ペトラ「///そうですか?ほんとなら嬉しいです」

リヴァイ「本当だ。頑張ったな」なでなで

ハンジ「写メ」ぴろりーん

モブリット「だからさぁ、もういいや」

ペトラ(なでなでされた)キュン

ミカサ「あ、チビ社長だ」

リヴァイ「あ?」

エレン「うわあああぁああ何言ってんだお前!バカ!」

ミカサ「サイン下さい。ファンです」

リヴァイ「エレン、後でおしおきな」カキカキ

エレン「ひぃー!何で俺!?いやぁああああ」

スッ

ミカサ「ありがとうございます」

ペトラ(それでもちゃんとサインはしてあげるのね)

ミカサ「あと、おしおきのシーン、スケッチしても、いいですか?」

リヴァイ「はぁ?」

ペトラ「腐女子の欲望は計り知れない、ですね」



そんなこんなで無事コミケ終了!

みおです

休憩
時間経過と投下量がおかしい。
コミケ編で何故こんなに拘った俺どうしよもねえ

調査兵団がエロゲ兵団やってる話でごめんなさい
この後からはラブコメ要素が増えるはず

*注釈*

なんでリヴァイがエロゲ会社の社長なのかについて

現代編を書くにあたって、○○長、って呼ばれるポジにしたかったので、
店長、組長、工場長、特命係長など色々考えましたが、普通に社長でいいだろうと。俺の書くリヴァイさんは、生まれ変わったらエロゲを作っている!
はい決まり。普通は社長が作ってないだろ、とか、人数少ない無理あり過ぎとかは許して下さい。
業界の事は人からちょっと聞いたくらいしか知らんですので想像なので、不愉快に思った人ごめんね。すべて俺の脳内が勢いで生み出した世界です

各キャラの年齢

この世界の都合上、みんな転生した時期が違うようですよ
リヴァイ 33
ペトラ、オルオ 26
グンタ、エルド 26~28くらい
エレン、ミカサ 23
くらいのイメージです


続きーっす


夏の終わりに

グンタ「さぁ今年もやりますか」

エレン「わー、俺初参加だから楽しみです!」

ペトラ「なんのはなし?」

オルオ「当然、お前も初参加だな。そういえば言ってなかったが、明日この近くで花火大会がある」

エルド「それで、ここの屋上でバーベキューしながら鑑賞ってのが毎年の行事でな、意外とアウトドア派なグンタがセットは用意してくれる」

グンタ「そういうこと。忙しいと夏らしいことがあんまりできないから、夏の終わりのささやかなイベントってやつだな」

ペトラ「確かに。今年は海もなんも行けなかったなぁ、楽しかったけど」

エルド「ちなみに、この時だけは部外者も屋上は入って大丈夫だから、友達とか連れてきてもオッケーだ。

たぶんハンジさんやミケさん達も、今年も来るだろうから。俺の彼女も来るぞ」


グンタ「俺も、彼女誘った。花火大会とか連れってってやれなかったからなぁ」

エレン「ウチのミカサも来ますよ!あと本社の同期も、来れる奴は来るって」


ペトラ(ちょっと待て。こいつらみんな恋人いるのか。はぁ)


ペトラ(ん?、、、なんか今、社長のこと考えちゃった)


ペトラ(はじめの印象はいかにも天才らしい変な人って感じだったけど、今は、、、

仕事に対する真摯な姿勢とか、部下やファンに優しいところを知っていって、たまに、電話してくれて、でも)


ペトラ(うん、憧れてるとか、尊敬とか、そんな感じ。ないない無理無理、社長は私の事なんかそんな風に相手にしないって)


ペトラ(あれ、、、?)


否定する気持ちに、胸がざわつく

凄いな。

>>49
誤爆かな


リヴァイ「おいお前ら」

ペトラ「ぎゃー」

リヴァイ「どうした?」

ペトラ「ボケッとしてましたすみません」

リヴァイ「そうか。明日は、そうだな16時から屋上の掃除、準備だな。浮かれるのはいいが、たまってる仕事は出来る限り進めておけよ?」

みんな「はい!」

ペトラ(めっちゃ、ドキドキしたぁ)

ペトラ(いつからこんな意識してるんだ?電話で話すのも慣れてきたけど嬉しくて、頭なでなでしてもらった時はキュンとした、けど、なんか違うような)

リヴァイ「ペトラ、顔が赤いが熱中症とかじゃないよな?」

ペトラ「だだ大丈夫です」

リヴァイ「座ってこれ飲んどけ。俺の飲みかけで悪いが、まだ冷えてるから」

つ午前の紅茶

ペトラ「はぁ」

ペトラ(ってこれ、関節キスやないかーい!)

くぴくぴ

ペトラ(だめだ、余計に心臓に悪いって)

ペトラ「ありがとうございます」

リヴァイ「ん。もういいのか?」

くぴくぴ

ペトラ(普通に飲みだした!)

ペトラ(それだけ、意識されてないって事だよね)


オルオ(ふーん。わかりやすいな。つきあい長い俺ならわかるぞ。まぁ俺も彼女とかいないんだがな)

オルオ(今更、だよなぁ。好きではあるが、なんか違う感があって友達やってきたけど。やっぱり、友達、だな俺は)


当日ー

掃除掃除!

リヴァイ「よいしょ」ゴシゴシ

ペトラ「あの。社長それは?」

リヴァイ「俺専用デッキチェアだ。ここに寝転がって空見るの、悪くないぞ」

ペトラ「なるほど、、、」

ハンジ「やっほー、色々買ってきたよん!」

モブリット「運ぶの僕ですけどね。準備手伝いますよ」よいしょ

グンタ「あー助かります!」

わらわら

オルオ「おお人が集まってきたな」

エレン「ミカサ!お、お前、浴衣!?」

ミカサ「サシャに着せてもらった」

ミカサのお友達のサシャ

サシャ「へへー、お肉が食べれると聞いて、私はワンピースで来ましたよ!どんなにお腹がふくれてもいいように!」

エレン「お前はホント食い意地はってんな、、、み、ミカサ、浴衣似合ってるじゃねえか///」

エルド「ほんと、ミカサちゃんはスタイルいいからな。あ。俺の彼女も来た」

いちゃいちゃ

ペトラ(ミカサちゃん綺麗だな、、私も、気合い入れたら良かったかなぁ、ってなんの意味もないよね)はぁ

ジャン、コニー、アルミン「来たぞー」

本社勤務のエレンの同期

エレン「よぉお前らコミケ以来だな!抜けて来れたんだな」

アルミン「僕の戦略があればどうってことないよ、へへ」

コニー「戦略ってか、俺の手伝いとかジャンのミス修正したりとか、アルミンがやってくれてな」

ジャン「それ言うなって!」

エレン「ジャン、お前変わんねーなぁ、アルミンはやっぱりさすがだよ」

わいわい


ペトラ(みんな楽しそう)

リヴァイ「ん?ペトラ、お前は誰も誘ってないのか?」

ペトラ「はい、急だったものでそれどころでもなかったというか」

リヴァイ「?まあ俺も、数少ない友人が仕事で来れないって事で、誰も来ないんだがな」

ミケ「くんくん、肉の匂い」

ぞろぞろ

グンタ「はじめたタイミングでくるとは流石としか」


サシャ「おにくー!」

コニー「花火始まる前になくなっちまうよ!」


リヴァイ(んー、食った)

リヴァイ(そろそろ時間か、、さて特等席で飲みながらのんびり鑑賞するか)

ペトラ(うーん、なんというか)

ラブラブ
いちゃいちゃ

ペトラ(リア充やないかみんな、おかしい何かおかしい)


リヴァイ「、、、」

リヴァイ(大きめのデッキチェア買っといて、良かった)

リヴァイ「ペトラ」ちょいちょい

ペトラ「はい」

リヴァイ「ここ座れ」

ペトラ「へ?」

リヴァイ「つめて座れば二人とも座れる」

ペトラ「そう、ですけど」

ちょこん

ペトラ(どっきどき)

リヴァイ「ん?もたれかかっていいぞ?」

ペトラ「もう酔ってます?」

リヴァイ「まだ空けたばっかりだが」

ペトラ「じゃあ、失礼しますー」

ころ


どーんどーん

ペトラ「あ、始まった」

リヴァイ「ああ、最高だろここからの眺め」

ペトラ「はい、綺麗ですね」


ペトラ(距離が近い、ドキドキするのに、なんでだろう。落ち着く)


わーわー

きゃーきゃー

きれい!

わーわー


ペトラ「みんな楽しそうですね」

リヴァイ「そうだな」

リヴァイ「お前も、こういうの苦手か?」

ペトラ「そういうわけでも、ないんですけど。わりと人見知りで。社長も苦手なんですか?」

リヴァイ「昔っから、人が多いのは得意じゃないな。こうやって眺めてるほうが好きだな。アイツら、みんないい奴だからな」

ペトラ「そうですね、みんな、ほんとにいい人たち。なんだか、ここに来た時から、懐かしいなぁって、思うことがよくあって。変ですよね」

リヴァイ「変、だが。俺もそう思う。とくにお前といると、落ち着く」

ペトラ「そう、なんですか」どき



花火の体に響く音と、皆の嬌声、ここには、沈黙。



リヴァイ(何なんだろうな。何とも思わない、じゃなくて、落ち着く)


ペトラ(これって、どういう意味があるんだろう)


へんなの、、、


ペトラ(なんか話さないと間が持たない、、)


ペトラ「みんな、ラブラブでいいですね、こうやって見てるとカップルがいっぱいで」

リヴァイ「リア充爆発しろ、汚え花火だ」

ペトラ「そこまで!?」

リヴァイ「俺達もしてみるか?」

ペトラ「はい!?」

ペトラ(あ、肩が、触れ合って)

リヴァイ「お前ももうちょっと寄れ」

ペトラ(近い近いゼロ距離)

リヴァイ「ん、やっぱ落ち着くな」

ペトラ「私はドキドキしますが、でも落ち着きます」

リヴァイ「どっちだ?嫌か?」

ペトラ「嫌だったら、こうしてませんよ」

リヴァイ「なら良い。綺麗な花火だな」

ペトラ「さっきと真逆のこと言ってますけど!?」


リヴァイ(触りたくなってきた)


ペトラ(こんなの、意識するなっていう方が無理だよ。私、社長のこと好きなのかな、、、)


ペトラ(みんな、花火に夢中できづいてない、いや約一名食べるのに夢中な娘もいるけど、、、これ、見られたらマズい光景なんじゃ)


ペトラ(しゃちょー?)

チラ

ちら

ペトラ(こっち見た!目が合った)

ぽん

頭に手を乗せられた

リヴァイ「ペトラ」

ペトラ「ふぁい!?」

リヴァイ「そろそろ終わりだ、前のほう行って観るか」

ぐい

手を取ってくれた


指先だけ、触れ合ったままで


わーラストだ!
汚え花火だ
汚え花火だ
バルスwww
きゃーきゃー
ベジータ大杉www
わーわー


終わるまで、手を離さないでいてくれた



ペトラ(やばいやばい。確信、しちゃったなぁ)


ペトラ「はー、綺麗だったですね。夏、おわっちゃいましたね」


リヴァイ「ああ」


リヴァイ(あぶねえ、誰も見てないのをいいことにさっきなんかやらかしそうになった。やっぱ結婚しよ)


グンタ「よーし焼きそば焼くか」

鉄板どーん

サシャ「なんて今日は幸せな日なのでしょうか」

リヴァイ「まだやんのか」

コニー「花火買ってきてるぜ!」じゃーん

ジャン「たくさんあるぜ!」じゃーん

エレン「なんか今ウザかった」

ジャン「なんなんだよお前はよぉ!」

リヴァイ「はぁ、散らかる、、」

ハンジ「わーい!夜はまだまだこれからだぁ!」



そしてまさかの朝までコースなのであった



ミカサ「エレン、起きて」

エレン「眩しい。もう朝なのか」

ミカサ「帰ろう」

リヴァイ「しれっと帰ろうとしてんじゃねえ、全員、掃除してから帰れ」

ハンジ「あれーもうおわり、お、おろろろろ」

リヴァイ「吐いた奴は各自綺麗に掃除除菌消臭だ」

モブリット「ほんとすいません」

ペトラ「屋上にまでなんというこだわりだろうか」


そんなこんなで夏は終わりゆき


残暑の厳しい中、秋の匂いがしてきたころ


新作完成!もうすぐ発売日!!


新作が無事完成につき

打ち上げだよ!

とあるカラオケ屋にて


その血の記憶~♪

オルオ「オラオラオラオラ」

グンタ「オラオラオラオラ」

エルド「オラオラオラオラ」

みんな「おらーーーーー!!!」

ペトラ「うわぁーい!みんな最高!!」


エレン「あ、次俺の番だー」

エレン「ろーりんろーりんろーりーん♪」

みんな「しょーがくせいはサイコーだぜっ!!」 いぇい!!


ペトラ(思わずのってしまったが、エレンってロリコンなのかなぁ、二次元においては)


みんな「ハイいっくっよ!」

ペトラ(さすがこういうメンバーだとこういうノリだなぁ、あ、次私の番だ)



ペトラ「天使は見定めるえがおのまま~♪」

みんな「マヨラーあああああ!」

みんな「そーーーーす!」

ペトラ「だからいますぐ~♪」

みんな「ノーパーン!!!」


いやー名曲ばかりだな


リヴァイ「ペトラ、お前はノーパンなのか」

ペトラ「んなわけないです!」


ペトラ(社長、飲んでばっかりでかなり酔ってるみたいだけど、まだ歌ってないなぁ)

ペトラ「社長は歌わないんですか?」

リヴァイ「んーー、じゃ、これ。お前も一緒に歌え」

オルオ「イェーイ!久々に社長の歌声が聴ける!」

グンタ「社長のプレイリストは何が出るかわからんからな」

エルド「何が出るかお楽しみだな」

エレン「俺、前回、『地獄の沙汰は君次第』をずっとこっち見ながら歌われたトラウマが」

オルオ「あれは笑ったなぁ」

ゲラゲラ

ペトラ(社長とデュエット?なんだろ、、、)

ピッ


『ライオン』


みんな「oh、、、」


リヴァイ「俺シェリルな、ほらお前もマイク持て」

ペトラ「ふぁー!なんですとぉ!」


ちゃんちゃらららんらん

リヴァイ「星をまわせせかいのまんなかでー♪」

ペトラ(うまっ!声たかい!)

ペトラ「きーみがまもーるドアのかぎでたらめー♪」


生き残りたい

生き残りたい

まだ生きてたくなる

星座の導きでいま、見つめあった


生き残りたい

途方にくれて

キラリ枯れてゆく

本気の身体 見せつけるまで

私 眠らない



オルオ「すげえ、すげえ、涙が、、、」

エルド「相変わらず社長の音域は幅広い。パネェ」

グンタ「すげーシンクロ率だ」

エレン(なんだか、、、実感がこもってるなぁ)


生き残りたい
まだ生きてたい♪


リヴァイ「君を愛してる」

ガシッ

ペトラ(わぁ肩抱かれた!こっち見た!)

ペトラ「ほんきのこころみせつけるまで、私眠らないっぎゃあああああああああーーーーーーーーー」


エルド「なんというシャウト」

グンタ「社長セクハラだな、訴えたら勝てるぞ」

オルオ「ずるい、ずるい、、、」

リヴァイ「すまん、歌ってたらつい。入り込みすぎたな、訴えないでくれペトラ」

ペトラ「はぁ、はい。なんだか私も入り込み過ぎて、おかしくなりそうで叫んでしまいました」

ペトラ(生き残りたい。なんだろう、そんな実感、したことないはず、なのになぁ)



明け方ー


エルド「よし、始発ももうすぐ出始めるし、解散ですか」

グンタ「だな。ふわーねむ」

オルオ「無事、打ち上げまで出来てよかった、ほんとに!!」

エレン「よかったです、、、じごくのさたはーだれしだい?はい君次第、うわぁぁぁぁあ」


結局リクエストにより『地獄の沙汰も君次第』をみんなの大合唱で歌われエレンのトラウマは抉られました


ペトラ「ふわぁ」フラフラ

リヴァイ「大丈夫か」ふらふら

エルド「どっちも大丈夫じゃない件」

グンタ「どうせ社長はタクシー使うだろ。たしか家の方向同じだったからぶち込んでしまおう」


ライオン名曲
とても合っているのでよく聞きながらかいてました
じゃすらっくだいじょうぶだよね

活動限界です
続きは多分明日夜投下死体です

みお


再開!げろ注意


タクシー内


リヴァイ「うぇ、、、すまん、一旦停めてくれ」

おろろろろろろろ

リヴァイ「ふぅ、、、出してくれ」

運転手(はぁ。中で吐かれるより全然いいけどね)



ペトラ「ん、、、ん、んー!ん!」

リヴァイ「すまんが、また停めてくれ」

おろろろろろろろ

リヴァイ「大丈夫か?ちょっと自販機で水買ってくるか」


ペトラ「すみません~、ごくごく」

リヴァイ「待たせたな、出してくれ」


運転手(もう大丈夫だろうか、、、)


ペトラ(みっともないとこ見せちゃった、、、頭ぼんやりする、眠い。このまま甘えちゃぉ、、、)すぅ

リヴァイ「ペトラ、お前の家は」

うーん、うぅ、すぅすぅ

リヴァイ(呑気に寝ちまったのか?どちらにしても、このまま帰すのは心配だな)

リヴァイ(めっちゃもたれかかってる、、、いいや、とりあえずウチで)


リヴァイ「着いた。立てるかペトラ?」

ペトラ「うー」よろよろ


リヴァイ「釣りはいらんが領収書はくれ」

運転手「はい、ありがとうございましたー」

運転手(釣り以前に枚数多い。パネェ)


リヴァイ「おいとりあえず歩け」

ペトラ「うー、抱っこー」

リヴァイ「ガキかお前は」

ペトラ「んー」

リヴァイ「しょうがねぇな、よいしょ」

ペトラ(うわ、、私、お姫様抱っこ、されてる、、、?まだ夢、かな、、、)むにゃー

ペトラ(記憶が変だ、、、こんなの、はじめて、のはず、なのに)ふわぁ


ピッ
カードキーだよ

ガチャ

リヴァイ「はぁ疲れた」ポイ

ドサッ

ごろん

ペトラ「ふゎ、どこですかー」

リヴァイ「俺の家だ。とりあえず今は寝ろ、俺も寝たい」

ごろん

ペトラ「むにゃー」

おんなじベットですよー


ペトラ「わたしお持ち帰りされたんですかー」

リヴァイ「仕方なくだろ、寝ろ」

ペトラ「寝る前に、ひとつ、、、へんなんですけど」

リヴァイ「なんだ」


ペトラ「私、社長のこと好きです。出会う前からずっと」


リヴァイ「そうか、、、俺も。ずっと昔から?おかしな話だが、お前のこと愛してる」


ペトラ「愛してる?」


リヴァイ「ああ、たぶんこの言葉が一番相応しいと思う」


ペトラ「そんな、簡単に言ってくれる人じゃ、なかったはずなのに、、、」ぽろ


ペトラ(あれ、涙が)ぐすっ


リヴァイ「ん、、泣くな。お前の涙、初めて見るはずなのに、初めてじゃない気がするな」


ペトラ「不思議、ですね、、、」


朝まで飲んで遊んだもんだから、頭がぼんやりして


不思議な記憶が、その情景が


働かない思考が、ないまぜになって



そのまま寝ていたらしいです



わたしとあなたはひとつだから


永遠の愛を誓う



ペトラ「ふにゃ、んと、、、もう夕方?」

リヴァイ「あぁ、けっこう寝ちまったな、、、」



ペトラ「寝る前、どんな話したか、覚えてますか?」

リヴァイ「ああ、、、そのせいか、不思議な夢を見たな」

ペトラ「私もです。夢の中でも違う世界で、あなたと一緒にいました」

リヴァイ「おかしなもんだな。あんだけ吐いたのにまだ酒が抜けねぇか、、いや。俺はよくあるけどな、こういうの」

ペトラ「そうなんですか?」

リヴァイ「お前が会社に入ってきた日も話したが、こういうのが作品づくりに繋がってたりするわけだが、今は、そうじゃない、な」


もそもそ


きゅっ


ペトラ(手、にぎられた、、、)


リヴァイ「俺の恋人になってくれ」


ペトラ「ふぇ!」


リヴァイ「違うか、、、?なんて言うんだこういう時」


ペトラ「違わない、です。恋人に、してください」


リヴァイ「ああ、、、」


ペトラ(これは夢、じゃない。本当に、、、)


リヴァイ(やっと、約束が守れた気がする)



リヴァイ「紅茶淹れてくる。飲んだら家まで送ろう」

ペトラ「はい、、、」

ペトラ(うわー化粧したまま寝ちゃったし、せっかく告白して、つきあうことになったのに、、恥ずかしいなぁ)

ペトラ「社長の部屋、広いですね、オサレですね。本棚とかショーケースの中身はとんでもないですが」

うろうろ

ペトラ「最新PC3台もあるし、、、テレビも超でかい」

リヴァイ「気に入ったか?」

ペトラ「さすが社長の部屋、って感じです」

リヴァイ「これからよく来ることになるだろうからな。紅茶ができたからこっち来て座れ」

ペトラ(///そっか、そうなんだよね)

ペトラ「わっ」

ぎゅうー

ペトラ(抱きしめられちゃった)

リヴァイ「これから二人の時は、名前で呼んでくれ。敬語も使わなくていい」

ペトラ「ひゃ、はい、、うん、リヴァイ?」

紅茶<冷めちゃうから早くのんでー

ずずー

ペトラ「はぁー、美味しいよぉ」

リヴァイ「マリアージュフレールのだから。不味かったら困るな」

ペトラ「オフィスにあるのはトワイニングとフォションなのに、、、パネェ。初めて飲んだ」

リヴァイ「あれも充分旨いけどな、今度一緒に銀座行くか」

ペトラ「う、うん」

ペトラ(デート、かぁ///)

リヴァイ「いつでも行けるとこだな、、せっかくだから、休みのうちにどこか出かけるか?」

作品完成につき、一週間の長期休暇が皆に与えられた。

その後は、販促品の作成やらプロモーション活動で忙しくなるのだけど。


休みの予定

ペトラ「えーっと、休みの間も、家で販促用のイラストでも描こうかなーくらいしかなくて。あと積みゲーの消化とか」

リヴァイ「俺もそのつもりだったんだがな。インタビューの予定もつまってるから、面倒くせえから台本作っとこうとか」

ペトラ「へへ、せっかく休みなのに、社長、、リヴァイはほんとに仕事好きなんだね」

リヴァイ「お前も大概じゃねえか。休みはちゃんと休めよ、ったく。じゃあ、休みの半分は俺と遊べ」

ペトラ「ほ、ほんとに!わーい!」

リヴァイ「どこ行くか」

ペトラ「えーっと、でぃずにー行きたい!」

リヴァイ「行ったことねえな」

ペトラ「ないの!?」

リヴァイ「ない。大抵どこでもひとりで行くけど、さすがに心が折れそうだと思ってな」

ペトラ「うん、確かにハードル高いね。で、、、行きたい?」

リヴァイ「あぁ、行ってみたかったし、お前と一緒ならどこでもいいぞ」

ペトラ「そっか///でも、そういえば、でぃずにーって、カップルで行くと別れるってジンクスあるよね、、、」

リヴァイ「夢の国なのに、そんなやべえアトラクションがあるのか?」

ペトラ「ないよ!」

リヴァイ「でぃずにー行ったらみんな別れてるのか?」

ペトラ「それもない」

リヴァイ「それなら大丈夫だろ。確か、でぃずにーってふたつあるよな、どっちがいいんだ?」

ペトラ「うーん、どちらかといえばでぃずにーシーのほうが好きかな」

リヴァイ「そうなのか。俺はどっちも行ったことないからわからんが」

ペトラ「せっかくだから両方行ってみる?泊まりなら、どっちも一日いっぱい遊べるし」

リヴァイ「その手もあるのか。じゃあそうしよう。早速予約するか」


ピコピコ

リヴァイ「えーっと、一番高いホテル、、、ここでいいか?ネットで予約取れそうだぞ」

ペトラ(たけぇ!)

ペトラ「あの、全然いいんだけどそんな高級な部屋じゃなくても」

リヴァイ「せっかく初めて泊まりで出掛けるのに、ケチる理由がないだろ?不満か?」

ペトラ「不満、、、な訳あるか!めっちゃ嬉しいわ!自慢しまくりだよもう!」

リヴァイ「じゃあここで。明後日からにするか」

ぴろりーん

リヴァイ「明日はさすがにちゃんと休めよ。明後日、車で迎えに行くから。それでいいか?」

ペトラ「全然いい!嬉しい!うわぁー、デート!」

リヴァイ「ん。じゃあ、そろそろ行くか。送るついでにお前の家の場所、覚えねえとな」

ペトラ「あ、ありがと」

ペトラ(ほんとに、付き合うんだぁ///)


現実的なお喋りをしているうちに、どんな夢を見てたんだか思い出せない、どんどん消えてく、でも感覚だけは鮮烈で


ここは現実なんだと

今の自分なんだと


ん、、、今、の、、、?



ペトラ「隣に乗せてもらえるの、嬉しい」

リヴァイ「ん、俺も嬉しいぞ。あ、土足厳禁だから靴はこっちに」

ペトラ(さすが潔癖症だな、、帰ったら家の掃除しとこ)


駒沢通りやらそのへん

ペトラ「そこの角曲がったとこだよ」

リヴァイ「結構近いんだな、、、」



ペトラ「ここの、3階の角部屋なんだ」

リヴァイ「そうか。今度行っていいか?」

ペトラ「うん、もちろん!その、つ、つきあってるんだし」

リヴァイ「そうだな、、、じゃあ」

ぐいっ

ペトラ(うっ、、、キスされる?)

ちゅっ

ペトラ(ほっぺたに、、、///)

リヴァイ「じゃあ、また明後日な」

ペトラ「う、うん、、、あの、メールとか、してもいい?」

リヴァイ「当たり前だ。俺もしよう。じゃあな」

ペトラ「うん、気をつけてね」


ペトラさんの部屋

ペトラ「とりあえずシャワー浴びて、明日は服とか買いにいこうかな。あわわわ。落ち着こう。まだ慌てるような時間じゃない」

ペトラ「あ、あいほん充電切れてた。充電しとかなきゃ。っとメール?なんだオルオか。ん?添付ファイル、、、」

ペトラ「ぶふぉ、昨日の打ち上げの写真と、カラオケ、動画撮ってたんかい!ってか私、見切れてるんだけど」


しゃわー

生き残りたい♪

本気の身体みせつけるまで~♪

ペトラ「、、、なんか想像してしまった。恥ずかしい」


長生き、したいなぁ


なんでこんなこと、思うんだろ



ふぅ、掃除もしたし、ひと休みしたらご飯作って、っと。その前に


ペトラ「メールしてみようかな」


ペトラ「、、、メアド知らない。電話番号しか」

よくあることですね

ぴろろん

ペトラ(あ、らいんだ。会社のグループらいんから、個人に送ってくれたのか)

リヴァイ社長〈メアドわからんからこっちでいいか?〉

ペトラ「ぷぷっ、同じこと、考えてくれてたのかな」

ペトラ〈大丈夫、連絡くれて嬉しい。ありがとう(≧∇≦)b〉

リヴァイ社長〈明日はゆっくり休めよ〉

リヴァイ社長〈なんて送ったらいいかよくわからん〉

リヴァイ社長〈好きだぞ、ペトラ〉

ペトラ「ぶふぉ、やだー」

ゴロゴロ

ペトラ〈私も、リヴァイ好きだよ(*>_<*)ノ〉

リヴァイ社長〈(??????)??〉

ペトラ「なんだこれwww」

やっぱ文字化けしたか
ラインのスタンプとか表現できないから難しいね

諸事情により休憩します。深夜これたらまた投下するかも

みお

乙あざます
読んでる人いないと思ってた

投下再開みお



デートの日だよ!


ペトラ「緊張しすぎる。やばい。服ほんとにこれでいいかなぁ。お泊りの荷物、忘れ物ないよね?化粧これくらいでいいよね?おげぇ」

スマホ{ にせんぱー♪さいこーならぶ♪

ペトラ「あ、電話だ」どきどき

ペトラ「はいわたしです」

リヴァイ「俺だ。今から出るが準備はいいか?」

ペトラ「準備はいいけど心の準備が」

リヴァイ「それは車の中でしよう。じゃあすぐ行くから」

ペトラ「はい、外で待ってるね」


車の中でしよう。


ペトラ「なんでそこだけ拾った私の耳!」バンバン


はぁ、出よ、、、


ほわー


ペトラ(落ち着かない。なんか暗い曲でも聴いて待ってよ)

ペトラ(う~ん、落ち着きはしないな、あ)


リヴァイ「待ったか」

ペトラ「待ってないよ、ホントにすぐだね!」

リヴァイ「近いからな」


車内

リヴァイ「なに聴いて待ってたんだ?」

ペトラ「ざ、暗い曲プレイリスト」

リヴァイ「なんだそれ気になるな。ここに繋いで流そう」

カチャ

リヴァイ「うん悪くない。いい朝だな、、、」

ペトラ「リヴァイも性格変わってるよね」

リヴァイ「今更だ。天才と変人は等価値なんだ」

ペトラ「ぶふぉ、生と死は等価値なんだみたいに言われても」

リヴァイ「インタビュー用に考えてたコメントのひとつなんだけど」

ペトラ「えっと、やめておこうか」


リヴァイ「ところで、今日はどっちに行く?両方入れるチケットが2日分あるんだが」

ペトラ「うーん、リヴァイ初めて行くんだよね。そしたら先にランドの方かな!」


でぃずにーランド到着しますた!


リヴァイ「人多い」

ペトラ「少ない方かな、これでも」

リヴァイ「そうなのか。とりあえず、どこ行くか」

ペトラ「えーっと、まずはあれ!」

みっきぃさんの耳

ペトラ「これを買ってつける決まりなんだよ」

すちゃ

リヴァイ「嘘だろ、、、マジでか。決まりなの?」

ペトラ「ぷっ、信じないでよー、つけてない人のほうが多いでしょ?」

リヴァイ「ああ、だがノリノリな奴多いな。コスプレ会場並だな」

ペトラ「一緒にしたらだめだよ~」

すちゃ

ミニぃちゃんの耳

リヴァイ「ん、でもペトラがそれつけてるの、可愛いな」

ペトラ「か、可愛いって///」

リヴァイ「買ってやるからつけるか?」

ペトラ「う、うん///」


トコトコ

リヴァイ(俺の嫁が可愛すぎる)

リヴァイ「そうだ写真撮ろう」

ペトラ「ふぇ」

スッ

最新あいほん

リヴァイ「ここの景色は中々だ。そこに立て」

ペトラ「はい、ふぇぇ、なんか恥ずかしいよぉ」

リヴァイ「その恥ずかしがってるポーズが最高だな」

カシャカシャカシャカシャ

ペトラ「バーストモードで撮るのやめてくれる!?何枚撮るの!?」

リヴァイ「もう撮った」

カシャカシャカシャカシャ

ペトラ「いつまで撮ってるのぉ~もう!」


ペトラ「一緒の写真撮りたいなぁ。みんな使ってるリア充棒、、、じゃなくてセルカ棒、買ってくれば良かったなぁ」

リヴァイ「ああ、そこいらでガキ共がスマホにくっつけてる棒か。自撮りってやつか」

リヴァイ「一緒に写るだけなら、これでいいんじゃないか?」

ぐいっ

ペトラ(ひゃあ、すごい密着してる///)

カシャカシャ

リヴァイ「これでいいか?」

ペトラ「見せて?うわ、はわぁ、そく、AirDropで送信、受信、待ち受け!」

リヴァイ「俺もさっきの写真待ち受けにしよ。これは吟味しないとな」

ペトラ「恥ずかしいなぁ。とりあえずどこか並びながらにしよう」


なんたらまうんてん 120分待ち

ペトラ「うぇー、そうだ、ふぁすとパス取るんだったまずは!」

リヴァイ「なんだそれ」

ペトラ「これこれ、こうやってチケットを取っておくと、この書いてある時間に来れば優先して入れるから、効率よく廻るにはこれを活用するの」

リヴァイ「うまくできてんなぁ。コミケにも導入されないかな」

ペトラ「うーん、結局列ができて余計カオスになるかも。じゃあ、ぐるっと廻りながらパス取って色々見ていこ?」

きゅー

ペトラ「手、繋いで歩けるだけで、嬉しい」

リヴァイ「そうだな」

ペトラ(ん、笑顔?優しい表情。なんだか懐かしい。なんで、懐かしいのかな)


リヴァイ「しかし、どこもかしこも手が込んでるな、歩いてるだけでも超楽しい面白い。もっと早く来れば良かった」

パシャパシャ

ペトラ「写真撮りまくり!私もだけど」

パシャパシャ


なんやかんやで夕方


ペトラ「はー、結構たくさん乗れたね!どうだった?」

リヴァイ「ヤバイ楽しすぎる。感動しかない」

リヴァイ「俺は全然天才じゃない、こんなの絶対作れない。調子乗ってた」

リヴァイ「次回作はもっと夢がある作品にしよう。いつ出せるかな」ぽわー

ペトラ「ぶふぉ、でぃずにー来てそんな感想言うの、リヴァイだけだよ、あははっ」

リヴァイ「それはそれとして。お前と一緒にいるのが、楽しそうなお前を見てるのが、幸せで仕方がない」

ペトラ「はぅっ、急にデレないでよぉ、もう///」

リヴァイ(ここなら、今周りに誰もいないな)

リヴァイ「お前は、幸せか?」

ペトラ「うん///すっごく」

リヴァイ「これからもっと、幸せにしてやる」

ちゅー

ペトラ「んっ」

ペトラ(うわぁー急に初キスとか///)

リヴァイ(やっとキスできた。やっぱり。懐かしい、ずっと、待ってた。やっと会えた)

ちゅっちゅっ

ペトラ(はう、とけちゃう)

リヴァイ「愛してるから、今度は本当に、信じてくれ」

ペトラ「うん。、、、今度は?って?」

リヴァイ「ん、、、なんだ。興奮して日本語間違えた」

ペトラ「ちょwww」


それからご飯を食べて、パレード見たり花火みたりしました

リヴァイ「感動した!」

ペトラ「絶望した!みたいに言うな」



ホテルですー


エレベーター< やぁ僕みっきぃだよ!最上階まで行くよ!

リヴァイ「すげぇここにもみっきぃが」

ペトラ「反応がいちいち面白い」


お部屋につきました


ペトラ(パネェ)

ペトラ「うわあ、一泊しかしないのにこの部屋の豪華さといったらないよ、凄い、見て、景色もすごく綺麗だよ、ほら」

リヴァイ「そうだな、お前のほうが綺麗だけど」

ペトラ「あのー///」

リヴァイ「なんだ?変なこと言ったか?」

ペトラ「恥ずかしいの!」

ペトラ(はしゃいでたけど、二人っきり、ホテル、お泊り、、、キャーやばいやばいどうしようするのかなするのかな)


ぎゅうー

ペトラ(はわ、抱きしめられた)


リヴァイ(好意を惜しみなく伝えたい。今度は後悔したくない。させたくもない。大切にしたい、、、なんだこれ、今度は、って、本当に何なんだろうな)


リヴァイ(ペトラにも、同じ感覚はあるんだろうか?あるとしたら、、、いや、あってもなくても、同じだ。今の俺達の関係を、ちゃんと築いていければいい)


リヴァイ「ペトラ、俺はお前の事を大切にしたい」

ペトラ「うん///」

リヴァイ「だから、いきなり泊まりでデートとか、今更順序もくそもないんだが、無理はさせたくない」

ペトラ「うん。でも、泊まりって提案したの私だし、無理はしてない、よ?」

リヴァイ「そうか」


リヴァイ「ちょっと座るか。歩き回って疲れただろ?」

ペトラ「う、うん」

ペトラ(やっぱり、優しい、なぁ)

ペトラ「あ、紅茶あるから淹れるね」

リヴァイ「ああ、ありがとう」

テレビ(ピッ)

リヴァイ「あれ?あにまっくすが映らねえ」

ペトラ「標準装備じゃないよ?普通入らないよ?」

リヴァイ「そうだったか」

ピッピッ

リヴァイ「アニメやってねえ。なんか現実的なものは見る気がしないな」

ペトラ「同感です、、、」

リヴァイ「消すか」ピッ


お茶ー


ずずー


リヴァイ「ペトラ」

ペトラ「ひゃい!」


リヴァイ「どうして、、、あの日、俺のことが好きだって、言ったんだ?」


ペトラ「酔った勢いとかじゃないよ?好きなんだ、これは恋だって確信しても、叶わないと思ってた。

でも、後悔したら駄目だって、ずっと探してた人に会えたのにって、気づいた瞬間に言葉になってた」


リヴァイ「そうだったのか。、、、俺も、やっと見つけたって、思った。

絶対に、幸せにしてやらなきゃいけない相手がいるって、その為に生まれて来たんだろうなと。

よくわからん妄想だと思ってたんだが、お前に初めて会った時、誰とも違って見えて、好きだと言われて、やっと気づけた」


ペトラ「私、普通だし平凡なつまんない女だよ」


リヴァイ「俺にとっては特別な女、だ。俺なんか、チビなおっさんで人並み以下だぞ?自慢できる職業でもない。一般的には。あ、金はあるけど」


ペトラ「ふふっ、私身長とか気にしないし、自慢できる職業だよ!私もそこで働いてる訳ですけど。わかってくれる人、充分沢山いるから、それでいいじゃない?」


リヴァイ「まぁな。業界で神と呼ばれればそれで俺個人は充分なんだが、、、あ、忘れてた。こんな時になんだが、お前を正式に採用する話」

ペトラ「あ、私アルバイトだった」

ペトラ(とんでもない給料が毎月振り込まれるから忘れてた)

リヴァイ「月給はさすがに下がるんだが、これからもウチで働いてくれるなら社員になってくれないか?エロゲ作ってる会社で、っていうのは可哀想かと思って保留してたんだが」

ペトラ「お給料は今貰いすぎだから、普通でいいよ!それに、続けたいからちゃんと雇ってもらえるなら嬉しい!」


リヴァイ「そうか。それなら良かった。正直、他に譲るのも嫌だし辞められるのも困ると思ってたからな。

それと、そうなるとこれからは四六時中一緒にいるような感じになるんだが、、、俺は嬉しいが、お前は大丈夫か?」

ペトラ「大丈夫!、、、そうだね、そっか、いつも一緒にいられるんだね」

ぽろぽろ


リヴァイ「どうした?なんで泣く?」

ペトラ「あれ?わかんないや。職場恋愛だったら、別に普通な事だよね。なんだか、そんな当たり前の事が、凄く、、、嬉しいの、ぐすっ」

ぎゅうー

リヴァイ「俺がずっと、守ってやるから、安心しろ」

ペトラ「うん。ありがと、好きだよ」

リヴァイ「ああ、俺も、ペトラが好きだ」

ちゅうー

ペトラ「やだ泣いたからお化粧落ちちゃうな、お風呂入ってくるね」


ペトラ(はぁ、幸せだなぁ)

ペトラ(あ、泡のお風呂だー。先に入っちゃって良かったかな。スッピン、見られるの恥ずかしいなぁ)

ぶくぶく



ペトラ「あがったよー」ほかほか

リヴァイ「ん、俺も行ってくるか」


じー

ペトラ「あぅ、すっぴんだからあまりまじまじ見られると」

リヴァイ「可愛いぞ」

ペトラ「ふぇ」



リヴァイ(お風呂あがりのペトラ、可愛いかったなぁ)

リヴァイ(ペトラが入った後の風呂とか、やばいだろ。まずいな興奮してきた。落ち着こう)


ペトラ「ふぅ、、、どきどきする」

ペトラ(どこで待ってようかな、ベッドの上とか意識しすぎだよね。せっかくだから、お部屋を隅々まで観察)


うろうろ


ペトラ(限界がある。テレビつけよ)ピッ

ペトラ(お、深夜アニメの時間帯ね。これ観て待ってよ。普通に普通に、、、)


ペトラ(大切にしたいって言われちゃったけど、それって、そうゆうこと、だよね。あう、私どうしたらいいんだろ、たしか、大人はキスとセックスは一回にまとめるんだよね、

ってどっかで聞いた、、、でも無理はさせたくないって、うわぁー、簡単に許したら、軽い女と思われちゃう?)


リヴァイ「あ、アニメやってる」

ペトラ「おっふ、おかえりなさい」

リヴァイ「ああ、、、」

なんかのアニメ

じぃー

じぃー

ペトラ(内容が頭に入ってこない。作画はいいのに)

リヴァイ「よくわからんな、作画はいいのに」

ペトラ「ぶふっ」

リヴァイ「なんだ?」

ペトラ「今、ちょうど同じようなこと思ってたの、ふふっ」

リヴァイ「途中から観ても面白いと思わせるものが名作、だよな」

ペトラ「そうだね、いちから観たい!って思わせるほどのもの、あんまりなかったりするよね」

リヴァイ「そんな作品がごろごろあったら、俺やっていける自信がない」

ペトラ「へへ。リヴァイって、普通にこうやって話してると、面白いね」

リヴァイ「そうか?素直になると、こんなもんなんだろうな」

ペトラ「素直に、かぁ。嬉しいな」

ぎゅ


ペトラ(あ、抱きついちゃった)

なでなで

ペトラ(ん、嬉しい)

ペトラ(甘えちゃっても、いいかな)

すりすり

リヴァイ「ペトラ」

ぐい

ちゅうー

ペトラ「んっ」

ちゅっちゅっ

ペトラ(えっちぃなあ、さすがエロゲ作家?なんてね、、、でも)


ペトラ「我慢できない」

リヴァイ「何がだ?」

ペトラ「こんなに、ちゅう、されたら。女の子にだって、性欲、あるんだよ?」

リヴァイ(可愛いな、鼻血出そう)

リヴァイ「男にもあるぞ。性欲」

ペトラ「知ってるよぉ!その、私、こういうことは結構真面目なんだよ?」

リヴァイ「俺も二次元以外は真面目だ」

ペトラ「ぶふっ、もう!笑かさないでよー!」

リヴァイ「真面目なんだがな、、、」

ひょい


ペトラ「ひゃあ」


お姫様だっこー


リヴァイ「テレビは消して、寝室行くか」

ペトラ「ふぁい」


ぽい

リヴァイ「ベッドは二つあるが、、、どうする?」

ペトラ「はうぅ、ずるい」

リヴァイ「お前がいいなら、抱きたい」

ペトラ「、、、いいよ、」

ギシッ

リヴァイ「無理してないか?」

ペトラ「うぅ、してない、よ。我慢、できないって、ほんとだよ?」

リヴァイ「ん、そうか。ペトラ」

リヴァイ「愛してる」

ちゅうー

リヴァイ(柔らかいな、唇も、体も)

もみもみ
ちゅう
ペロ

ペトラ「やっ、、、はぅ、あっ」

ペトラ「きもちいい、よぅ、、」

リヴァイ「そうか、もっと、触っていいか?」

ペトラ「はぅ、あっ」




ぱち

ペトラ(朝、だぁ)

ペトラ(あれ?私、生きてるんだ)

ペトラ(??そりゃ、生きてるか)

ペトラ(あったかい。腕枕してもらって、寝てたのか)

ペトラ(昨日はあんなことやこんなこと///)

もぞもぞ

ペトラ(寝顔、かわいいかも)

つんつん

ぷにぷに

リヴァイ「ん、、、」

ペトラ「あ、起こしちゃった。おはよう」

リヴァイ「ペトラ」

ぎゅうー

リヴァイ「俺の側から、離れるなよ」

ペトラ「うん///朝からどうしたの?」

リヴァイ「いや、そばにいるなら、それでいい。おはよう」


しゅっぱつ!

今日は、でぃずにーシーだよ!

ペトラ「あ、だっふぃー持ってくれば良かったなぁ」

リヴァイ「何だ?だっふぃーって?」 

ペトラ「ほら、みんなが持ってるクマのぬいぐるみ。初めて来る人はあれを持って歩く決まりなんだよ!」

リヴァイ「もう騙されんぞ」

ペトラ「え、ほんとだよ?」

リヴァイ「ほんとなのか、、、じゃあ買わないと」

ペトラ(信じた!?)

リヴァイ「ふむ、これを買えばいいのか?」

ペトラ「これね、ひとつずつちょっとづつ違うらしいよ」

リヴァイ「マジか。全部同じにしか見えないが」

ペトラ「うん、これはホント」

リヴァイ「これは?」

ペトラ「しまったぁー!」

リヴァイ「いや気づいてたけどね?でもお前が欲しいなら買おうと思ってたからな、うん」

ペトラ「そうなの。これね、カップルで持つとずーっとラブラブになるっておまじないが」

リヴァイ「、、、」かちかち

ペトラ「ググらなくていいから!」


とりあえず1体買いました

ペトラ「えへへー」ぎゅう

リヴァイ「いいな」

カシャカシャカシャカシャ

ペトラ「また撮られた!」

ペトラ「リヴァイも、ちょっと持ってみて?モフモフして気持ちいいよ」

リヴァイ「ん」モフモフ

モフモフ

ペトラ「へへ!」

腕にしがみつきー

リヴァイ「片腕にペトラ、片腕にだっふぃー。俺見動き取れないんだけど」

ペトラ「だめかな?」

写メ ぴろりーん

えへへ、嬉しいなぁ

どんどん距離が縮まっていくのが、嬉しい

リヴァイ「どちらかというと、めっちゃ胸が当たってて戸惑っているんだが」

ペトラ「はわ!うぅ」

リヴァイ「昨日は幸せだったぞ、今もだが」

ペトラ「う、うん。私も幸せ、、、」


リヴァイ「ところで。あの高いとこから時折悲鳴が聞こえて来るんだが、なんだあれ」

ペトラ「一気に奈落の底へ落とされた」

リヴァイ「?」

ペトラ「あれは、初めて来る人には乗れない決まりがありまして」

リヴァイ「、、、」

ペトラ「、、、」

リヴァイ「よし、ふぁすとパス取りに行こう」

ペトラ「もうこの手は通用しなかった!」

ペトラ(あれ、めっちゃ怖いんだよなぁ、面白いんだけど、こわい)


リヴァイ「ふむ、昨日も楽しかったが今日も楽しいな」

パシャパシャ

ペトラ「うん。あ、隠れみっきぃだ!」パシャ

リヴァイ「なんだそれ」

ペトラ「ほら、ここの壁の模様。みっきぃの形になってるんだよ」

リヴァイ「マジか、偶然とかじゃなくてか?」

ペトラ「うん、これホントだからね?もう騙せないのはわかりましたので」


れいじんぐなんとか

リヴァイ「うーむ、長時間並んでる間も楽しませるこの工夫、本当に凄い。掃除とか、いつしてるんだろうか」

ペトラ「確かに、それは謎だわ」


ブッフェれすとらん

リヴァイ「飯がうまい。そんなに高くないのにうまい」

ペトラ「でぃずにーには美味しくないものなんてないよ」

リヴァイ「いや、以前わけあってとあるテーマパークに行ってきたんだが、飯が不味すぎてムカついてゲロ吐いて帰ってきた事があってだな」

ペトラ「それはどこか、は、あえて聞かないでおこう。そのほうがいい気がする」


マーメイドなんとか

ペトラ「ここ綺麗で、いるだけで楽しいんだよね」

リヴァイ「そうだな、もっと人が少なければいいんだが」

ペトラ「天気悪かったり、寒い時は人少ないよ」

リヴァイ「そうか。そういうときにあえて来るのも悪くないな」

今日の投下たぶんここまで!ゲシュタルト崩壊してきた
俺のディズニーの記憶が曖昧ですまぬ

とあるテーマパークについては察してくだしあ

ってか、だれもみてねえwww

でもめげないからよろしく

みお


夕方


リヴァイ「お、そろそろ時間だぞ」

ペトラ「はぁ、ゆううつだ、、、」


タワーオブなんとか

ペトラ「はぁ」

リヴァイ「さっきから溜め息しかついてないな」

ペトラ「怖いよお、怖いんだよお!!」

リヴァイ「そうだったのか。でも俺がいるから大丈夫だぞ」

ペトラ「うん、、、」


真っ暗


ペトラ(はぁ、無理無理無理無理)


落ちまーす


ペトラ「ぎぃやぁぁぁぁあああああああああああああああ!!!!」×数回




おわり


リヴァイ「あー面白かった、もう一回乗りたい」

ペトラ「びぇー」

リヴァイ「泣くほど怖かったのか」よしよし

ペトラ「えーん」

リヴァイ「嫌だったか?」

ペトラ「楽しいんだけど、怖かった。びぇー」

リヴァイ「よしよし」


ペトラ「はぅ、ぐずっ。ちょっとトイレ行ってくる。お化粧直してくる」

リヴァイ「ああ、じゃあそこの喫煙所で待ってる」


リヴァイ(ふぅ。でぃずにー楽しい。ペトラもめっちゃ可愛いし。結婚しよ)


リヴァイ(結婚、するとなると、ふたりだけの問題じゃないからなぁ。あいつの親に職業なんて言えばいいんだろ。俺のほうは、まあいいか)ぼけー


ペトラ「ごめんおまたせ!」

リヴァイ「ああ。もう大丈夫か?」

ペトラ「うん、大丈夫!」

リヴァイ「じゃあもう一回乗るか」

ペトラ「それはない」




ペトラ「ここの景色、綺麗だなぁ」

リヴァイ「そうだな。また来よう」

ちゅうー


ペトラ「あぁ、、夢の国から現実に戻る瞬間。鬱になる」

リヴァイ「なんだこれ、想像以上だな。なんとかここに住めないものか」

ペトラ「まいけるジャクソンさんでも無理です」


リヴァイ「よし、車出すか、はぁ、車とか。車って。鬱だ」

ペトラ「重症だな」



ペトラさんのマンションにつきました


リヴァイ「じゃあ連絡するから、またな」

ペトラ「うん。名残惜しいけど、またね」

ちゅ



離れた瞬間から、寂しい




でぃずにー編、おわり!


休暇中のある日

電話中だよ


ペトラ「いいの?せっかくお友達と遊ぶのに」

リヴァイ「ああ。恋人出来たって言ったら、会わせろ会わせろ二人ともうるさいんだ。大事な奴らだから、俺も紹介しときたい」

ペトラ「うん、じゃあ、遠慮なく」

リヴァイ「明日、11時に現地集合だ」

100げとー
たぶん明日は投下できそうにないので切りよくでぃずにー編終了
甘すぎて自分で書いといて吐きそうだった
まだ半分到達してない、ので、前のより長くなるのかも?
文少ないからそうでもないか

一応注意書き
こっから悔いなき選択のキャラが出ますが、ネタばれもクソもない世界観なので大丈夫だろう
アニメ派の方は知らないキャラも後々出てきますが、(ry

それは困るという方はすみませんが、
というか読まれてないから誰も困らねージャン!

おやすみジャン!

みお



ねーちゃんあしたって今さ!
めげることなく投下再開するじゃん!


次の日 池袋!


ペトラ(なんでやねん!よく来るけどさ)


リヴァイ「そんなワケで紹介。俺の恋人のペトラ」

ペトラ「よ、よろしくぅ!おねがいします!」

イザベル「すげー兄貴!よくこんな美人ゲットしたな!」

ペトラ「兄貴?」

リヴァイ「ああ、イザベルは年下だから、お前と同い年くらいだな」

ペトラ(っていうか、ヤンキー仲間だったのだろうか?)

リヴァイ「で、こっちがファーラン、俺と同い年だ」

ファーラン「お前が彼女紹介してくれるなんてなぁ、なんつーか嬉しいぞ、よろしくペトラちゃん、リヴァイのこと、ホントよろしくたのむ」

ペトラ「は、はい」

ファーラン「はは、いいよ普通に話してさ、リヴァイの彼女ってことは、もう俺達の友達だからな」

イザベル「そうだぞ!こんな女の子らしい友達嬉しい!今度服とか買いに行くのつきあってくれ!」

ペトラ「へへ、もちろん!行こう行こう!」

ペトラ(リヴァイのお友達って、ちょっと怖い人なのかなーと思ってたりしたけど、明るくてめっちゃいい人達だ)


しかしなぜ、池袋?

リヴァイ「聖地巡礼だとよ」


イザベル「うわぁー、ペトラ見て、セルティがいる!」

ペトラ「まさかぁ、って、マジだ!コスプレさんだけど、レベル高い!」

イザベル「写真撮っていいかな!?」

ペトラ「ちゃんと話しかけて、お願いすれば大丈夫だと思うよ?」

イザベル「よーし、行こうぜ!」

きゃっきゃっ


ファーラン「池袋といえば、俺達IWGPごっこよくやったよなぁ」

リヴァイ「お前が完全にキングの影響受けて見た目も口真似も再現しててきもかった」

ファーラン「よくやったよなぁ、リヴァイはスケッチいつも描いてる役だったな」

リヴァイ「いや、よくお前に絡まれてマコト役が多かった気がするな。お陰で面倒くせーが口癖になった」

ファーラン「今でもできるぜ?まこちゃ~ん、Gボーイズ入ろうよ~」

リヴァイ「めんどくせー」



ランチタイム!


ファーラン「そういや、俺達二人が交通事故にあった事があってさ」

ペトラ「え!大丈夫だったの!?」

ファーラン「二人とも、鼻血が大量出血しただけでどうってことなかったんだよ」

ファーラン「そん時のリヴァイ、半狂乱で泣き叫んでてさwww」

イザベル「結局、俺自分で救急車呼んだんだぜ?救急隊員の人も誰が怪我人で病人か困ってた」

ゲラゲラ


リヴァイ「ちっ、その話もうすんなよ。二人とも目の前で吹っ飛んだんだぞ」

イザベル「でも嬉しかったなー、兄貴があんな取り乱すの見るの、後にも先にも、あの時だけだったなぁ」

ファーラン「ペトラちゃん、俺と浮気したら見れるかもよ?やぐる?」

ペトラ「やらないよ!?」


ペトラ(そっかぁ、リヴァイにとってこの二人はホントに大切な友達なんだね)


リヴァイ「ファーラン、お前相変わらず軽い奴だな。そんな事したら削ぎ落とすぞマジで」

ファーラン「冗談だって!地元じゃお前今だに伝説なんだぜ?最強の裏番長って、くくく」

ペトラ「うわ、やっぱりヤンキーだったの!?」

リヴァイ「断じて違うぞ。背が小さくて目つき悪いってだけで絡まれたから、ムカついてボコっただけ。正当防衛だな」

イザベル「ホント強かったんだぜ、リヴァイと仲良くなったのも、俺が絡まれてるのを助けてもらった時で」

ファーラン「でもウチら、遊ぶっつてもゲームするか漫画読むかばっかりだったよな、リヴァイの趣味で。ホントにその道で成功するとまでは予想してなかったけど」

イザベル「うん、今だにアニメとかゲーム好きなのは兄貴の影響だな!もうすぐ新作出るんだろ?」わくわく

リヴァイ「ああ、お前らにも話したことあったな。子供の頃からずっと考えてきた話だ」

ファーラン「おお!ついにそれ出すのか!内容は全然教えてもらってないが」

リヴァイ「何も知らずにやる方が面白いからな、せいぜい楽しみに待ってろ」


遊びに行こう!

らうわんにて


ファーラン「ボーリング、、、は、俺マイボール持ってきてないから却下」

イザベル「ダーツは、、、マイダーツ持ってきてないから却下」


ペトラ「じゃあ、カラオケは、マイク持ってきてないので却下で」

リヴァイ「ペトラ、こいつらに合わせたネタを言わなくてもいいんだぞ」

ペトラ「へへ」

イザベル「ペトラはノリがいい奴なんだな!」

リヴァイ「持ってきてないなら買えばいいんじゃないか?」

ペトラ「それは違う気がする!」

ファーラン「混んでそうだからとりあえずあいてるとこあるか聞いてみるか」


がやがや



ファーラン「ダーツならすぐ入れるってよ」


イザベル「マイダーツが」


ペトラ「私も持ってきてないよ」


リヴァイ「ホームダーツなんか使うのやだ。買う」


ファーラン「それずるいだろ!皆同じ条件でやってこそ勝負だろ」


リヴァイ「じゃあ久々に勝負するか?」



ダーツらいぶ!

メドレー対戦

701+Cricket


ファーラン「うわぁー圧倒的なスト負け!うわぁああn」

イザベル「ファーラン、俺より弱いのに兄貴に勝てるわけないじゃん」

ファーラン「俺結構練習してるのにだぜ?リヴァイは最近投げてるのか?」

リヴァイ「んー、月イチぐらいで」

ファーラン「くっそおおおおおお」


ペトラ「それにしても。プロに勝てるくらいのレベルじゃない?こんなに上手かったんだね」

リヴァイ「マイダーツ持ってきてたらもうちょっと打てるんだがな。正確に投げればいいだけだし」

ファーラン「それができれば苦労しないんだっつの!もうプロになって優勝しちまえ!」

リヴァイ「俺の右手はそのためにあるんじゃないからな」

ペトラ「そこはかとなく厨二病みたいなセリフだな、、、」


イザベル「じゃあ4人だから、みんなでカウントアップやってダブルス組もうぜ!」



結果


リヴァイ 1160点
イザベル 564点
ペトラ 412点
ファーラン 385点


ファーラン「なんだよ1000点越え普通にとか!さすがにこれ俺調子悪すぎ!もう一回だ!」


結果


リヴァイ 985点
イザベル 675点
ペトラ 534点
ファーラン 352点


ファーラン(orz)


イザベル「さっきより悪くなってるぞ。俺ハウスダーツでも調子つかめてきた」

リヴァイ「ちょっと手加減したのに。ペトラは結構うまいんだな」

ペトラ「なんでか得意なんだよね」

イザベル「これだとチーム分けは、女子対男子だな!なでしこジャパンの力をみせてやろうぜ!」

ファーラン「なんという屈辱」

リヴァイ「ペトラと組みたかったんだがな。ファーランが弱すぎるせいで」はぁ



ダブルス戦、開始!

701+Cricket

1reg

ペトラ「やった上がりー!」

イザベル「イエーイ!」


リヴァイ「お前足引っ張りすぎだぞ、せっかくいいアレンジで残してやったのに」

ファーラン「くっそ、でもクリケでは!調子いい気がする」


リヴァイ「じゃあファースト交代するか」


2reg

負け先でクリケ開始!

ファーラン

20しんぐる
20しんぐる
ミス

リヴァイ「おい20開けれないファーストとかありえんぞ」

ファーラン「全部1ビットずれだったんだよ!もう少しねぎらえよ!」


イザベル「あーあー。じゃあこっちもファースト交代しようぜ」

ペトラ「え、私?じゃあ投げるね」

ペトラ
18とり
20だぶる
20しんぐる


イザベル「すげー!」

ペトラ「1投目、ずれちゃったけどラッキー!」


リヴァイ「ちっ本気出すか。ペトラ、悪いがお前が開けたところしめさせてもらう」


リヴァイ
20とり
18とり
19しんぐる


イザベル「やばっ!あやうく馬だったぜ、兄貴やっぱ強えーなー!」

ペトラ「ダブルスじゃなかったら心が折れるレベルだわ」

イザベル「19あけれなかったところを攻めるぜ!」


イザベル
19しんぐる
19とり
19しんぐる


ペトラ「やったー!」


ファーラン「くっ、今度こそ俺の本気を、、、」

リヴァイ「ノルマは加点な。できなかったら戻ってくんな」

ファーラン「相方にそういう圧かけるの駄目なんだぜ!?」


ファーラン
15しんぐる
15とり
15とり


ファーラン「やったぁあああああ加点したぞ戻ってこれたぁぁぁあ」

リヴァイ「抱きつくな。なぜ15なんだ、、、」

ファーラン「得意だからだ!」

リヴァイ「それ、攻めどころなくなって15ばっかり狙うしかない対戦をしてきたからだろ」

ファーラン「!そうだった!のか!」

リヴァイ「今気付いたのか」

ペトラ「うーん、とりあえずプッシュしとこう。19は次リヴァイにとられちゃうだろうし」

ペトラ
19しんぐる
19とり
ミス


ペトラ「あー最後の全然ダメだったぁ」

イザベル「じゅうぶんだぜ!兄貴はどう出るかな」


リヴァイ「俺セカンドだからなぁ。とりあえずファーランがあけてくれた15(笑)を大事にしてやろう」

ファーラン「(笑)ってなんだよ!?」


リヴァイ
15とり
15しんぐる
17とり


イザベル「17とられた!全力で19にいくぜ!」

19だぶる
ミス
19とり


ペトラ「よし!ナイスオーバーだよ!」


ファーラン「ぐぬ、19対15じゃきついな」

リヴァイ「落ち着けよく見ろ。17もあけてあるから、だいたいあのへんに投げるんだぞ?」

ファーラン「キャッチ頼みかよ!」


ファーラン
ミス
17シングル
ミス


リヴァイ「戻ってくんな」

ファーラン「「加点はしたよ、加点は」


ペトラ「よーし、もう少し点差つけたいから19!」


ペトラ
19しんぐる
19しんぐる
ミス


ペトラ「うわー集中力切れてきた!ごめーんイザベル」

イザベル「全然うまいって!これで謝ってたらファーランが可哀想だぜ」


ファーラン「俺が残念キャラになっていく、、、」


リヴァイ「そろそろカットしとくか」


リヴァイ
19とり
17とり
ミス(あうとぼーど)


リヴァイ「なっ、ミスった、、、おいファーランなににやついてんだ?仲間内でそういうの酷いぞ」

ファーラン「今までの自分の言動考えて!?」


イザベル「うーん、16とりにいくか、まだ点は勝ってるからしめにいくか、、、」

ペトラ「迷うとこだね、、、賭けで、ここはしめにいったほうが。次ファーランだし」

ファーラン「ペトラちゃんまで、、、」

ペトラ「ごめんね、心の声が出てしまった」

ファーラン「余計悲しいぜ」


イザベル
15しんぐる
15しんぐる
15しんぐる


イザベル「15しかカットできなかった」

ペトラ「大丈夫!」

ファーラン「次が俺だから、な!くっそ、ここで俺の本気を見せてやる!!!」


ファーラン
17とり
16とり
16しんぐる


ファーラン「よっしゃぁぁああああああ!!!」

リヴァイ「できるなら最初からやれ」

ファーラン「やっと腕が慣れてきたかな、フッ」


ペトラ「うわ一気に劣勢。よーし!」

ペトラ「目標をセンターに入れてスイッチ!」


ペトラ
ブル
インブル
ブル


ペトラ「私にしては上出来、だけど足りないぃー」


リヴァイ「ペトラ、お前はよく頑張ったぞ。だがここで終わらせてもらう」


リヴァイ

インブル
インブル


あがりー!


イザベル「くそー!3レグ目で絶対勝つぞ!」

ペトラ「おー」




なんやかんやでファーランが調子を取り戻してきた頃


終了のお時間ですー





ファーラン「はぁ、ここ来る前に練習してくればよかったー」

イザベル「ほんとに最初のほう弱すぎだったぜ」

ペトラ「でも楽しかったー!」

イザベル「次はマイダーツとライブカード持ってきて、またやろうぜ!」

ペトラ「ほんと、オートハンデ戦じゃないとリヴァイに勝てる気しないわ」

リヴァイ「それならいい勝負になりそうだな。この後どうするか」

イザベル「決まってるんだぜ!今日のメインイベント、なんじゃタウンだ!」

リヴァイ「そういやそうだったな」

ファーラン「よーし、餃子と、酒だぁー!!!」


なんじゃタウン


ペトラ「うわー久々来るなぁ」

イザベル「今でゅららのイベントやってるんだぜ」

ペトラ「なんですと!」

イザベル「しずおのグッズ集めるんだ!」

ペトラ「しずお好きなんだね」

イザベル「ああ、最強ってところがいいな」

ペトラ「かっこいいよね!私はどちらかというと、いざやが好きかなー」

リヴァイ「そうだったのか、、、」

ファーラン「その二人しか選択肢はないのか」

ペトラ「そんなことはないんですけどね」


ファーラン「よーしまずは餃子!各自うまそうなやつを買ってきてここに集合しよう」


わらわら


みんな「かんぱーい」


ファーラン「ぷはー。いい歳こいてもやってること変わらねえな、俺達」

イザベル「いいじゃん!楽しいんだからさ!普段なかなかできないし」

リヴァイ「そうだな。こう見えて俺もすごく楽しいぞ。ペトラはどうだ?」

ペトラ「めっちゃ楽しんでるよ!遠慮せず来て良かった!」

イザベル「また遊ぶときはペトラも一緒だな!女同士でも遊びに行こうぜ!」

ペトラ「うん!ありがとう」


ファーラン「リヴァイ、俺たちも男同士で遊びにいくか?」

リヴァイ「行かない」

ファーラン「おい、俺まだキャバクラとか風俗とか言ってねえぞ?」

リヴァイ「絶対行かねえ、、、」


イザベル「餃子うまいなぁ」ぱくぱく

ペトラ「ほんと、ビールに合うねー」


もぐもぐ



グッズ売り場

イザベル「わーどれ買おうかなぁ」わくわく

ペトラ「私もなにか買っていきたいな」わくわく


ファーラン「俺たちはゲームでもするか?」

リヴァイ「そうだな、、、ん?」


UFOきゃっちゃー


でゅらら!限定ぬいぐるみ


リヴァイ「まずこいつをやる」

ファーラン「いざやのぬいぐるみ、ペトラちゃんにあげるのか」

リヴァイ「俺が自分で持ち帰ったら気持ち悪いことこの上ないぞ」

ファーラン「はぁ、確かにな。じゃあおれはしずおの方をやってみるか。どっちが早く取れるか、、、」

リヴァイ「勝負、か」



ういーん




イザベル「わーいたくさん買えた!」

ペトラ(つられて久々にキャラグッズ買っちゃったぁ)

イザベル「あれ、兄貴とファーラン何してんだろ」


リヴァイ「クッソこいつふざけたツラしやがって!どういう仕組みで落ちないんだ?」

ファーラン「だぁ!また小銭なくなった!両替両替!」


ペトラ「凄く必死だね」

イザベル「声かけにくいな」


ペトラ(私にくれるためにいざやのぬいぐるみ、取ろうとしてるんだろうけど)


リヴァイ「ぐっ、またここでひっかかんのかクソ、次は絶対落としてやる!」

ファーラン「池袋最強だかなんだか知らねえが、ブクロのキングはこの俺だ!!」


ペトラ(趣旨変わってるんだろうな、二人とも)


イザベル「アイス食べたい。買いに行こうぜ」

ペトラ「そうしよう」



イザベル「アイスうめー。あ、終わったかな?」

ペトラ「そうみたいね」



リヴァイ「はぁ、くっそ手こずらせやがって!」

ファーラン「やっと俺をキングと認めやがったかこのグラサン!」


イザベル「おーい」

ペトラ「あのー」


リヴァイ「」
ファーラン「」


イザベル「アイスうまいぞ」ぺろぺろ


リヴァイ「あー、ペトラ。これ、やる」

ペトラ「うん、ありがとう」


ファーラン「イザベル、やるよ」ポイ

イザベル「ありがと。お礼にアイスおごるよ」

ファーラン「お、おう」


ペトラ「リヴァイも、アイス食べる?」

リヴァイ「ああ、、、いや、お前の食べてるやつ、一口もらえるか?」

ペトラ「いいよ///」

ぺろ

リヴァイ「ん。うまいな」

ペトラ「へへ」


ファーラン「いやぁー、今日は遊んだなぁ」

イザベル「まだまだ遊び足りないぞ!」


リヴァイ「そういや、聖地巡礼はどこいった」

ペトラ「そうだったね」

イザベル「そうだった!」

ファーラン「じゃあ散歩でもするか。過ごしやすい季節になってきたしな」


イザベル「うん、、、お!」

イザベル「その前に、プリクラ取っていこうぜ!」

ペトラ「わーいいね撮りたい!」

ファーラン「うおー、何年ぶりかだぜ」


プリクラ機


リヴァイ「ちょっと待て。俺まだペトラと二人で撮ったことないのになんでお前らと」

ファーラン「ふーん、じゃあ二人で先に撮ってからでいいぞ」

リヴァイ「ん?そうか。すまないな」

ペトラ(二人でとか、はずかしいな///)


ひそひそ
ファーラン「くっくっく、やるぞ、イザベル」
イザベル「へへっ、わかってるぜ」


プリ機<さぁ、撮りますよー


リヴァイ「ペトラ」

ペトラ「ん?カメラはあっち」

ぐいっ

ちゅー

ぱしゃっ

ペトラ(えっ、まさかのチュープリ!?)

ちゅうー

ぱしゃぱしゃ


プリ機<おわりましたー落書きコーナーへ移動してください☆


ペトラ「ぷはぁ、恥ずかしかったー」


落書きコーナー


ペトラ「うわー///ん?」

リヴァイ「プリクラってのは心霊写真が映るのか?生きてる奴の」

ファーラン「へっへっへ、映り込んでやったぜ!」

イザベル「ちゅーしてたから二人ともまったく気づかなかったな」


ひゃっはっは


リヴァイ「お前ら、、、よし、このスタンプとやらで消してやろう」ぽんぽん

ペトラ「これはこれで面白いけどね」


そのあとみんなとあらためて撮りました


ファーラン「いやー面白かったな!」


イザベル「スマホの待ち受けにしたぞ!あ、そうだペトラ連絡先交換しよう!」

ペトラ「うん、いいよー」

ファーラン「あ、俺も」

リヴァイ「お前は駄目。用があるなら俺を通せ」

ファーラン「酷いよ!」


お散歩ー


イザベル「おお、でゅららの聖地ー!」

イザベル「よしペトラ、ぬいぐるみで、でゅららごっこしようぜ!」

ペトラ「ふぇ!?」


イザベル「まてーいざやー」

ペトラ「きゃー追いかけてきた!きゃははっ」


ファーラン「ぶはは、ガキみてーだな」

リヴァイ「はぁ、ペトラが楽しそうだからいいけど」


ファーラン「良かったな。なんだか、こうしていい歳こいて馬鹿できるの、想像できなかったんだよなぁ」

リヴァイ「そうだな、お前らも相変わらずで、元気そうで、良かった」



池袋駅

ファーラン「じゃ、また近いうちに集まりたいな」

イザベル「ペトラ、連絡するからなー」

ペトラ「うん!私もするよ!じゃあまたね」

リヴァイ「気をつけて帰れよ」



リヴァイ「結構遅くなっちまったな」

ペトラ「そうだね」

リヴァイ「俺達も電車で帰るか」

ペトラ「うん」

リヴァイ(ふたりになった途端に寂しくなってきた)


リヴァイ「心配だから、今日はウチに泊まって行くか?」

ペトラ「う、うん///」

ペトラ(いつもならタクシー使うだろうに、寂しくなっちゃったんだろうな、、、って、私もだけど)


お泊りー

ペトラ「あ、なんにも準備してないや、コンビニ寄っていい?」

リヴァイ「ああ寄ってくか」

ペトラ(お休み中はこうやって二人で過ごせる時間いっぱいあるけど)

ペトラ(仕事始まったら、そういうわけにもいかなくなるんだろうな)


しゃちょーの家

リヴァイ「紅茶淹れるからそこ座ってろ」

ペトラ「あ、私が」

リヴァイ「気を使わなくていいぞ。いつも淹れてもらってるからな」

ペトラ「じゃ、お言葉に甘えて」


ペトラ(ふぅ。プリクラ、、、う、ちゅーしてるときってこんな感じなんだ、、、なんかエロいな///)

ペトラ(皆でとったやつも、ぷっ、チャリで来たのやつウケるw)


リヴァイ「できたぞ。今日は、楽しかったか?」

ペトラ「うん、すっごく楽しかった!誘ってくれて、ありがとうね」

リヴァイ「ああ。俺の友達って、ほんとにあの二人しかいないからな」

ペトラ「リヴァイも、楽しそうだった。旅行の時もだけど、いろんな表情が見れて嬉しかったよ」

リヴァイ「そうか?俺も、お前の笑顔がたくさん見れて、嬉しかったぞ」

ペトラ「う、うん///あ、そうだ。プリクラのとき、なんでちゅーしたの?」

リヴァイ「二人っきりになったから、つい」

ピラっ

リヴァイ「このプリクラは、これからも俺に力を与えるだろう」

ペトラ「へへ、私も大事にするよ」


ちゅう

ペトラ「んっ」

リヴァイ「今度は本当に、二人きりだからな」


いちゃらぶお泊り

明後日からお仕事ですよ皆さん

休憩ー

いざふぁー編、ひとまずおわり!

ダーツ編
クソわかりにくいwwwいちお点数は計算しながらやった。ミスっててもまあいいか。
俺のライブカードのテーマが進撃の巨人コラボやってた時のやつで、投げながらダーツやる話書きたいなーとあれこれ妄想してたのですが
(ダーツで巨人を駆逐するとか無理ありすぎなやつとか)普通に遊びで書きました。ホームダーツで1000点超えとか尋常じゃない。

IWGPとは
その昔、池袋ウエストゲートパークという伝説のドラマがあってだな

休み明けの仕事だるい、、、よね

まだまだ続くよ!

みお


休暇明けでござる

リヴァイ(寝坊した、、、休み明けはいち早く出勤して掃除するのが日課なのに。掃除のしがいがあるからな)

リヴァイ「ねむ、、、」

ペトラ「あ、リヴァイ!社長!」

リヴァイ「ペトラ、今日も可愛いな」

ペトラ「///な、なんですかいきなり!おはようございます」

リヴァイ「おはよう」

なでなで

ペトラ「あのー、今からは仕事モードで行きたいんですが」

リヴァイ「そうだな。じゃあ」

ちゅっ

リヴァイ「行くか」

ペトラ(はわぁ、もう。そういえば、この事ってみんなに話すのかな?いや、内緒だよねさすがに)

わいわいガヤガヤ

ペトラ「あれ、みんなもう出勤してる!?私遅くなっちゃってすみません」

リヴァイ「まだ早いから問題ない。どうせアイツらだらだら掃除しながらくっちゃべってるだけだろ」


ガチャ

おはようございまーす

ペトラ「わぁみんなもう掃除始めてる!私もすぐに」

エレン「それより聞いて下さいよ、ニュースです!ね、エルドさん?」

エルド「おかげさまで、休み中に結婚式の日取りとか決まりまして。先に籍を入れてきました」

ペトラ「わぁー!おめでとう!!」

リヴァイ「おめでとう。式の準備とか、新婚旅行とか行くならちゃんと休暇取らせるから、遠慮せず言えよ?」

エルド「ありがとうございます!」

エレン「まだあるんですよ!」

グンタ「休暇中にやっと、彼女の両親に挨拶しに行けまして。結婚の許可をもらうことができました」

ペトラ「きゃー良かったね!おめでとう!」

リヴァイ「おめでとう。(ry」

オルオ「お、俺もだな、休暇中に彼女ができたもんだから、勢いで引っ越した。同棲始めた」

ペトラ「展開はやっ!でも良かったね!オルオってちゃんと付き合うと大事にするタイプだもんね」

リヴァイ「おめでとう?なのか?とりあえず引っ越したなら転居届出しとけ」

ペトラ(ってか、、、みんなこの調子で結婚してっちゃうの?)


ペトラ「エレンは、何かなかったの?」

エレン「あー、うちはもう長いこと一緒にいるし同棲期間も長いので、タイミングが。

そろそろちゃんとしてやろうとは思ってるんですけど。ミカサはあまり形式とかこだわらない奴なんで、もっと俺が成長してからに」


エレン「しかも、アイツが投稿した読み切り、今度雑誌に載るんですよ!追い抜かれちまう」うわー

ペトラ「うわ!凄いね!」

リヴァイ「まぁ、それもめでたいな。一応読んでやるとあの失礼な腐女子に伝えておけ」

リヴァイ「それでだな」コホン

ペトラ(え。言うの?)


リヴァイ「俺も、ペトラと結婚する」キリッ

どんがらがっしゃーん


エレン「大丈夫ですかペトラさん!?」

グンタ「そこ掃除し直しだな」

エルド「だな」

オルオ「だな」

リヴァイ「大丈夫かペトラ、違ったか?」

ペトラ「大丈夫じゃないのは誰!?」

リヴァイ「ん、ああ。結婚を前提につきあってます。これだな。間違えた」

ペトラ「はぁ、、、びっくりした」

ペトラ(そうだよね、年とか考えると、まぁそりゃそうなるんだけど、嬉しいからいいか///)

ペトラ「みんな、全然驚かないんだね?」

エルド「前座が長すぎて悪かったな。だが全く違和感なくて」

オルオ「ふっ、俺はこうなることは予め予想していたがな」

グンタ「一緒にタクシーぶち込んでおいて正解だったな」

エレン「ふたり、花火のときイチャついてましたよね」

ペトラ「見られてたんかい!!」

ペトラ「はぁ、もう疲れたよ。でも!」

リヴァイ「本格的に掃除に取り掛かるぞ」

おー


みんな幸せモードな社内ですが

リヴァイ(色々と、背負うもんが増えたな。社長としちゃ、もっと会社をでかくして安定させるべきか。

所詮子会社だから俺がコケてもなんとかなるわけだが。一人ひとりが独立できるレベルまで、育ててやらんとな。そうすりゃ何があっても大丈夫だろ)


リヴァイ(ん、、、?本当に、それでいいんだろうか)



お掃除おわりー


リヴァイ「ではミーティングを始める」

みんな「はい!」びしー

リヴァイ「発売日までのスケジュール組み、とりあえず決まってるところは渡した資料のとおりだが」

リヴァイ「タイムスケジュールはエルドに任せる。あとホームページの随時更新も。いいか?」

エルド「はい!」

リヴァイ「各媒体とのやりとりはグンタ、オルオ、できるか?宣伝内容は重要な部分だが」

グンタ、オルオ「できます!」

リヴァイ「各ショップの初回特典とグッズの監修は、エレン、ペトラにやってもらう、大丈夫か?」

エレン、ペトラ「大丈夫です!」

リヴァイ「よし、大筋はそんなところで、俺は取材全般引き受けるが。空いてる時間はお前らのサポートはしっかりやるから、何かあったらすぐに言えよ?」

みんな「了解です!」

リヴァイ「よし、さっそく取り掛かるか。今日は取材で客が何件か来るから、把握しといてくれ」



エルド「なんだか嬉しいな」

グンタ「そうだな」

うきうき

ペトラ「ん?」

オルオ「社長がここまで俺達に仕事任せてくれるって事はなかったからな。指示を受けて動くってのが基本だったからな」

エレン「成長したって認めてもらえたと、思っていいんですかね?」

エルド「そう思いたいな。しかしミスや半端は許されないな」

グンタ「そうだな、しっかりチームワーク組んでやろう」

おー

ほぼ不備なく仕事は進んでゆき


発売日!

サイン入り握手会、即完売!


販売ランキング発表の日!

社長はまたも怪人チビ毛布になっていました。

プレッシャーのあまり熱を出すというなんとも、人間らしい状況だった。


リヴァイ「げほっ、寒い」

ペトラ「もう毛布は全部かけたよ?しょうが湯作るからちょっと待っててね」

エルド「予約数、こちらで把握したぶんより多めに生産していましたが、追加発注が来ました!」

グンタ「各ネットショップでは初回特典版は予約完売、在庫切れになってますしね」

オルオ「多めに生産した分がどれだけ捌けてるかが上位をとる鍵になるところだが」


スマホ{ にせんぱー♪

ペトラ「あ、エレンから電話!」


スピーカーホンに切り替えよ


ペトラ「もしもし!」

エレン「こちら現地調査班!エレンです!」

ペトラ「場所は秋葉原ね。もうひと通り回れた?」

エレン「はい!新品はすべて完売、予約受付中!中古ショップも今まわってますが、棚に並ぶそばから売れていきます!

同日に発売されたライバル社の新作は、まだ買えるところがありますね」もぐもぐむぐむぐ



ペトラ「了解、ってか」

リヴァイ「お前、ケバブ食ってんじゃねえぞ」

エレン「むぐぅ社長!?これみんなに聞こえてる!?」

ペトラ「ごめんスピーカーホンにしてた。でもお昼時だしご飯は食べてていいと思うけど」

グンタ「リアルでも完売してるって事がわかりゃいい、しかしライバル社のほうの新作の生産数がわからんからな」

エルド「予約数が負けてたら厳しいかもな、ヒット作の続編だからそれも見込んで生産してるだろうな」

オルオ「おいいつまでも新人!全員分テイクアウトして戻ってこい!」

エレン「ひいー!」


そして、、、


エルド「速報来ました!」


ごくり、、、


いやっほぉぉぉぉおい!!


エレン「1位です!」

グンタ「2位と1000本差ぐらいあります!これ凄い事ですよ!」

エルド「予定通り、ではありますが新記録達成です!」

オルオ「この調子で追加生産分が売れ続ければ、、、」

ペトラ「1位、、、!やったー!やったよー!」

リヴァイ「当然の結果だ、と、言いたいところだが、、、安心した。お前ら、良くやってくれたな、、、」


パタン


オルオ「しゃちょおおおおおおおお!」

ペトラ「おっと。、、大丈夫、安心して寝ちゃったみたい」


りりりりん

エレン「あ、電話!出ます!」

りりり

グンタ「また鳴った、、」

エルド「おっとメールがかなり来てるな」カチカチ

オルオ「忙しくなりそうだな。ペトラ、お前は社長の看病をしておけ」

ペトラ「うん。落ち着いたら病院連れてくよ」


追加生産がかなり増えた!
コミカライズの依頼が来たぞ!
グッズの追加依頼が!!

わーわー


ペトラ「だって。ホント、よかった、、、」

リヴァイ「あぁ」ぐすっ

ペトラ(私のとこに倒れ込んで来た時、寝たふりしてたけど、すぐ気づいた。ちょっと、震えてたのは熱のせいだけじゃなくて)

ペトラ「泣いてるとこ、初めて見たよ」

リヴァイ「誰にも言うなよ?」ぐすっ

ペトラ「大丈夫、私しか見てないから」

よしよし

ペトラ(最初から、自信たっぷりな事言ってたけど、ほんとは。すっごくプレッシャー感じてたんだろうな、、、。作品に対しても、みんなに対しても)

ペトラ(あとは、ファンからの評価と、今後の展開か、、、売れるほど、批判があるのは当然の業界だからなぁ)

リヴァイ「やばい鼻水が。ティッシュ取ってくれ」

ペトラ「はいはい」チーン


数日後、お昼休み


エレン「ペトラさん見ました?」

ペトラ「何?」

エレン「ネット上の評価。先輩方はネットの評判はわざわざ見ないらしいんですが」

ペトラ「うん、気になってちょっと見てみたけど」

エレン「驚くほど、評判いいですよね」

ペトラ「うん。エロに辿り着くルートが少ないとか、シナリオと分岐が膨大すぎとかいう文句はあったけど」

エレン「この評価と人気でどれだけ新規ファンが増えるか楽しみですが、有名になって期待度が高いと批判もされる、ていうのも仕方なしですが、、、

社長は、こういうの気にするタイプなんですかね?」


ペトラ「どうだろ?体調崩してたときは看病してたけど、治ってからはずっと忙しそうにしてて。っていうかあの休暇以来、

ろくに休まないでずっと仕事してるから、あんまり二人で話したり、してなくて、う、言ってて辛くなってきたけど」


ペトラ「でも社長のほうが、辛いと思うとなんにもできなくて。せめて仕事で返すしかなくて」

ペトラ「全く構ってくれないって訳でもないんだけど、、、って、愚痴言ってるね。ごめんねエレン」

エレン「いえ、そんなに大変なんですね。俺も頑張りますから。あと、たぶんですけど」

エレン「社長は仕事を自分からセーブしない人だと思うんで。ペトラさんがちょっと甘えてでも、休ませてあげたほうが、いいと思います」

エレン「そうしないと、タイミングが掴めないんじゃないですかね?」

ペトラ「そう、なのかな?」


エレン「これは内緒で、、言ったら両方に怒られると思うんですけど、そういうとこがウチのミカサと社長、似てるなって思って。

ミカサも、バイトも真面目にやって、熱中しだすと、ほっといたらずっと漫画描いてて。それで本人が充実してるならいいかなって思ってた時もあったんですけど」


エレン「たまに遊びに連れ出したり、近場の温泉連れてってのんびりさせてやると、ちゃんと楽しんでくれて。帰りには、また行きたいって必ず言うんです。でも自分からは言い出しませんけど」

ペトラ「うん。なるほど。それは被るとこがあるかも。って、私にもそういう時期あったなぁ、仕事忙しくて絵も描きたくてってやってたら、結局フラレた思い出が」うわぁぁぁ

エレン「じゃあ、お互いそうなっちゃうとマズいんじゃないですか?えっと、ウチは一緒に暮らして長いんで、寂しさとかは感じないんですけど。ペトラさん今、仕事では会えるけど、正直寂しいんじゃないですか?」

ペトラ「うん、そっか、寂しいんだな私。気持ちはわかるし、しょうがないって思い込んて、麻痺してたけど」

エレン「じゃあそういうの、ちゃんと言ったほうが。男はそのほうが嬉しいはずですよ!」

ペトラ「そうなの?仕事と私どっちが大事なの?みたいでウザくないかなぁ」


エレン「うーん、じゃあ、、、こういうのはどうでしょうか?」


午後のティータイム

ペトラ「社長、紅茶お持ちしました」

リヴァイ「ん、ありがとうな」カチカチカタカタ

ペトラ「はい。それで、ちょっと話があるんですが」

リヴァイ「そうか。じゃあ、ちょっとこっち来い」



みんなの死角

ペトラ「あの」

リヴァイ「なんだ?」

ペトラ「何故私は社長の膝のうえに乗せられてるんでしょうか?」

リヴァイ「しばらくお前に触れられてなくて、寂しかったからだ」

ペトラ(へ、意外と素直!?)

ぎゅうー

ペトラ「ちょ、誰か来たらマズいですって!」ヒソヒソ

リヴァイ「ここは俺の会社だから。俺に文句言える奴はいない」

ペトラ「ぐぬぬ」

リヴァイ「嫌か?」

ペトラ「嫌ではないです」

リヴァイ「じゃあ話を」すりすり

ペトラ「うっ、あのですね、えーっと」

ちゅー

ペトラ「聞く気あります?」

リヴァイ「ある」

なでなで

ペトラ「はぁ。社長、失礼ですがスケジュール管理って自分でちゃんとできてますか?」

リヴァイ「締め切りがあるものはキッチリ守ってるぞ」

ペトラ「それは知ってますが、いくらなんでも働きすぎです」

リヴァイ「皆にも仕事は割り振ってるし、任せられるとこは任せるように最近はしてるんだが」

ペトラ「それでも、みんなにはほとんど残業させないで、自分は休まず働いてますよね?」


リヴァイ「アイツらには、自分の生活もあるからな、無駄に負担はかけたくない。お前にもだ。だから自分にしかできないことは自分で、、、ん?」


ペトラ「どうしました?」

リヴァイ「ちょっと待ってくれ、、、俺、なんかズレてないか?」

ペトラ「ん?」

リヴァイ「なんだか一気に疲れが」ずーん

ペトラ「お昼食べました?」

リヴァイ「パン1個。最近まともに飯食ってねぇな」ぽけー

ペトラ「はぁ。今日はもう帰りましょう」

リヴァイ「帰るのか」

ペトラ「早退です。私も一緒に。社長に文句を言う人はいない、ですよね?」

リヴァイ「それはいいな。よしそうしよう。紅茶飲んでからな」


ペトラ「はぁ、、、」

エレン「うまくいきました?」

ペトラ「エレンが出してくれたアイデア、社長秘書になるってのは、ちょっと無理そうだわ。それ以前の問題というか、、、」

リヴァイ「ペトラ、準備はできたか?」

ペトラ「はい、、、」いそいそ

リヴァイ「悪いが、俺とペトラは取材で外出して直帰する。戸締まりは頼むぞ。残業はしないように」

みんな「はい」

ペトラ「ごめんねエレン、あとよろしく」

エレン「大丈夫ですよ」

ガチャ

エルド「ふぅ、やっと休むみたいだな」

グンタ「ああ、そこまで根詰める時期でもないのにずっと顔色悪かったしな」

オルオ「俺達が言っても聞く人じゃないからな」

エレン「はは、やっぱり皆さんそう思ってたんですね。ペトラさんに連絡しておこう」

ぴこぴこ


リヴァイ「ん、今日はどうやって来たんだったか。車か、タクシーか、電車か、歩きか、、、」ぼー

ペトラ「そこまで!?ほら駐車場に車あるよ!?心配だから私が運転するよ」

リヴァイ「そのほうが心配だ」ぼー

ペトラ「今のあなたに言われたくないわ!」


リヴァイ「んー、乗り心地は悪くないな」

ペトラ「ちょっとスーパー寄って行きますね」


ペトラ「じゃ、ここで待ってて」

リヴァイ「なんで」ねむー

ペトラ「今にも寝そうになってる。寝てていいから」

リヴァイ「ん、」


ペトラ「はぁ、さて買い物買い物!」


お家つきました

リヴァイ「まだ眠い、、」

ペトラ「寝てていいよ、ご飯できたら起こすから」

リヴァイ「作ってくれるのか?」

ペトラ「うん、だから待ってて」

ペトラ(栄養があって、食べやすくて、美味しいもの、、、)

トントン

ペトラ(いつかお嫁さん///になるんだったら、ご飯作りに来るぐらい、強引にしてみても良かったのかな、もっと早くに)


ペトラ「よし、これくらいでいいかな、、、」

リヴァイ「ん、いい匂いがする」

ペトラ「あ、起きた。ちょっとは疲れとれた?」

リヴァイ「ああ、それよりすごくおなかすいた」

ペトラ「それはなによりです、さぁ、こっちに来て」


ペトラ「おあがりよ!」決め顔

リヴァイ「これ全部、作ってくれたのか?」

ペトラ「お惣菜をお皿に乗せただけというオチはないからね」

いただきまーす

もくもく

リヴァイ「うまい」

ペトラ「良かったー」

もくもくもくもく

リヴァイ「ぜんぶうまい」

ペトラ「はぁ、ちゃんと、食べてくれてる」

リヴァイ「お前が作った飯だ。未元物質が出てきても食うぞ」

ペトラ「出さないよ!」


ごちそうさまでしたー


リヴァイ「片付けは俺が」

ペトラ「いいの休んでて?その為に来たんだから」

リヴァイ「?」

ペトラ「その、もっと早くこうしてあなたの身の回りのこと、ちゃんとできれば良かった。気がつくの、遅くてごめんなさい」

リヴァイ「謝るな。謝るのは、俺だな。片付けが済んだら話そう。俺はコーヒー淹れるから、任せたぞ」

ペトラ「うん」



コーヒーたいむ!


リヴァイ「そうだな、順を追って話すと、、、ウチの社員達にも、家族ができて、俺も含めて。守るものが自分の身ひとつじゃなくなるってのを意識した時。初めて思ったんだが、今まで通りじゃ駄目だと思ったんだ」


ペトラ「うん」


リヴァイ「今までは、それなりに成功してきたし、俺が引っ張ればなんとかなる、そういう自信もあった。

過信してたんだな、ついてくる奴だけついてくればいい。大事にはしているつもりだったが、ひとりでも全部やれるくらいに思ってた」


リヴァイ「だがそれはアイツらの為にはならない。もし、俺が駄目になったとき、、、皆実力はあるからどうとでもなると思うが、それぞれ独立できるレベルまで育ててやればいいと思った。

だが、それは無責任すぎるんじゃないか?と疑問にも思った。そっからはプレッシャーを感じすぎてな。よくわからなくなった。情けないだろ?」


ペトラ「情なくはないよ」


リヴァイ「何があっても一生面倒見るつもりでやろう。そう思ったら、今急ぎでやらなくていい仕事も、先を見据えてやり出して、次の作品の構想を練って、

止めどころがわからなくなって。止まったらすべて失うんじゃないかってくらい。それが、怖かったんだな」


ペトラ「ばか。ひとりで抱え込みすぎ」

ペトラ「どうして、私もいるのに。みんなもいるのに。エレンからメール来てたよ。みんなもずっと心配してたって」

リヴァイ「そうか、、、すまないな。馬鹿だな、俺は」


ペトラ「私には、わからないこともあるけど、これじゃああなたがみんなを心配するように、みんなもあなたの心配をする。それ自体は悪くないんだけど、悪いのは、わけてくれないことです」

ペトラ「社長として、気丈に振舞うことも大事なのはわかるけど、あなたが自分を犠牲にしてまで守ってもらうことは、誰も望んでないよ」


リヴァイ「ああ、そうだな。言われてやっと気づいた。ズレてた原因はこれだな、、、」


ペトラ「偉そうに言ってごめんなさい。あと、これはただの彼女として、だけど。私、もっと甘えたい。ふたりの時間、なくて寂しかった」


リヴァイ「俺も、寂しかったんだが、、、勝手に待ってて、つけ入る隙を作らなかったのも自分だな。俺、不器用すぎてワロタ」はぁ

ペトラ「ため息ついてワロタと言われても」


リヴァイ「ペトラ、今日は泊まっていくか?」

ペトラ「う、うん///」

リヴァイ「じゃあ、明日の朝まで仕事のこと考えるのはナシだ。ふたりの時間を過ごそう」

ペトラ「はい」

リヴァイ「甘えてくれるのは、今も、いつでも構わないからな」

ペトラ「いつでも」

リヴァイ「ああ。俺も本当はそうしたい」

ペトラ(そういえば泣いてた時も、、、ほんとは、甘えたさんなのかな。できないだけで)

リヴァイ「じゃあ、風呂掃除してくる。一緒に入ろう」

ペトラ「うん」ぽけー



ペトラ「ちょっとまて」

リヴァイ「ん?どうした?」

ペトラ「一緒にお風呂?はいるの?」

リヴァイ「そうだ。せっかくふたりで過ごせるんだから少しでも早くお前の体に触れたい。よし掃除掃除」

ペトラ「///ちょ、ちょっとおー!?」


ごしごし

ごしごし

ペトラ「あの、よく考えて?」

リヴァイ「何がだ?」

ペトラ「あの、私達つきあってそう間もないわけでして、それに、この先結婚するというのなら一緒にお風呂入る機会なんていくらでもあるだろう未来があるのでして」

リヴァイ「お前は、今隣にいる奴が明日もいると思うか?」

ペトラ「この世界では、大体います。いないほうがびっくりです」

リヴァイ「そうなんだが。そんなに俺と風呂入るの、嫌か?」しょぼん

ペトラ「恥ずかしいの!そんな、娘にもうパパとお風呂入らない!って言われた時みたいな顔されてもですね!」

リヴァイ「嫌か?」しょぼん

ペトラ「私は娘じゃなくてですね、彼女///なので!お風呂でえっちなこととか、しない、ですか?」

リヴァイ「するだろうな。しない自信がまったく無い」

ペトラ「私もないわ!」

リヴァイ「じゃあ、いいじゃないか」

ペトラ「あぁ」やってもうたー

リヴァイ「よし掃除終わり。お湯ためて、入浴剤はどれにするか、、、」

ペトラ「楽しそうだね」

リヴァイ「ああ楽しいぞ。お前も、甘えていいんだぞ?」

ペトラ「うー」

ぎゅうー

ペトラ「すき」

リヴァイ「ああ、俺もお前が好きだ」

ちゅー

ちゅう

ペトラ(たまに、キスはしてくれたけど、久しぶりにこんな)


お風呂{お湯たまったよー

リヴァイ「よし入るか」

ペトラ「はわわー」



ちゃぷーん

リヴァイ「ふぅ」

ペトラ「はぁ」

体育座りー


リヴァイ「なんでそんなに離れてるんだ」

ペトラ「恥ずかしいんだってば」


バシャ

お湯かけられた顔面に

ペトラ「な、なにするの!?」

リヴァイ「俺じゃないぞ。スタンド攻撃じゃないか?」

ペトラ「くっそ!」

バシャバシャ

バシャバシャ


ぐいっ

リヴァイ「捕まえた」

ペトラ「ひゃっ」

ぎゅうー

ペトラ(策略にはまった、、、)

リヴァイ「お風呂で遊んだら駄目だぞ」

ペトラ「仕掛けてきたのはどっちよ!」

リヴァイ「のってきたお前がいけないんじゃないか?」

ペトラ「うぅ」

リヴァイ「だから、お仕置きだな」

もみもみすりすり

ペトラ「ん、やん」

ぐい

ちゅう

ペロペロ

ペトラ「はぁ、はぁ、んんっ」

リヴァイ「柔らかいな。お前の体」

ペトラ「んんっあ、あぅ、あ、やだっそこ触ったら、、、」


リヴァイ「濡れてる、な、、」

ずぷっ

にゅるにゅる

ペトラ「あん、やっ、入っちゃった、よぉ」

リヴァイ「んっ、はぁ、あんまり締め付けるな、」


ペトラ「きもちいい、よぉ」

ペトラ「すき、すきだよぉ」


リヴァイ「ああ、ペトラ、愛してる、、はぁ」

リヴァイ(どうしよう全然もたない少し動かれるだけでいきそうだ)

ペトラ(どうしよう勝手に体が動いちゃう)

ペトラ「はぅ、あん、あっ」

リヴァイ(う、やべ)

ぐいっ

リヴァイ「うっ、、、」

ペトラ「ふわぁ」

でちゃいましたね


リヴァイ「はぁ。俺。早漏だったのか、、、」

ペトラ「違うと思うけど。気持ち良かった?」

リヴァイ「ああ、凄くな」

ペトラ「へへ、嬉しい」

リヴァイ「とりあえず湯舟にはもう入れないから、体洗ってあがるか」


ごしごし

ごしごし

ペトラ「へへ、体洗いっこだね」

リヴァイ「ノリノリだなお前。あんなに恥ずかしがってたのに」

ペトラ「やることやってしまったら、もう開き直りだよ。お仕置き、もう少しして欲しかったなー」

リヴァイ「むー。よーく洗ってやるぞ」

にゅるにゅるもみもみ

ペトラ「やん、胸ばっかり、、、」

リヴァイ「気持ちいいな、全身俺の手で洗ってやる」

にゅるにゅる

ペトラ「んー、私もっ」

にゅるにゅる

ペトラ「あ、また固くなってるよ?」

にゅるんにゅるん

リヴァイ「そこは、、」

ペトラ(ん、これって、あれみたい?)

リヴァイ「もういい、続きは後にしよう」

ペトラ「うん///」



お風呂あがりー

ペトラ「髪乾かしてあげるね」

ぶおー

リヴァイ「じゃあ俺も」

ぶおー

リヴァイ「女の髪はなかなか乾かないんだな」

ぶおー

さっさっ

リヴァイ「よし、こんなもんか?」

ペトラ「ん、ありがと」


リヴァイ(悪くないな、、、)

気替えがないので借り物のシャツを着用中のペトラさん


ペトラ「へへー、冷蔵庫にビール発見!飲んでいい?飲む?」

リヴァイ「ああ、いいぞ」


とたとた

リヴァイ(萌えるな)

ペトラ「じゃあ、やりますか」


ぷしっ、ぐびぐび

ペトラ「ぷっはー!くぅー!」

リヴァイ「人生この為に生きてるってもんよねーだったか」

ペトラ「そうそう!お風呂は命の洗濯よん!」

リヴァイ「ペトラ、お前のお陰で俺は鬱病にならずに済みそうだぞ」

ペトラ「ぶふぉ、それ以上はやめようこの話」

リヴァイ「そうだな。良くないな」


ペトラ「テレビつけるね!」ぴっ

シンジクンニゲテ
アヤナミー

ぴっ

ペトラ(なんでよりによって)

リヴァイ「ん?観ないのか?」

ペトラ「観ますか、、、」ぴっ



コノオオゾラニーツバサヲヒロゲー♪

ペトラ「うう、ずびっ、ぐすっ」

リヴァイ(何度観ても素晴らしいな)ぐすっ


シンジクンヒサシブリ ホモォ

ペトラ「クソっ!」

リヴァイ「忙しいなお前」


ペトラ「いや、何度観ても泣けるんだけど、うん、なんでもないの」

リヴァイ「うーむ、ひとつの作品で10年以上続ける、しかも稼げるとは夢のようだな、俺もエロゲ業界から次の道を」

ペトラ「すとぉーっぷ!仕事の話はナシ!」

リヴァイ「だったな。続きは明日で。はぁ、しかしこんなのんびりした時間、久しぶりだな」

ペトラ「もう。ちゃんと休まなきゃ、駄目なんだからね?」

リヴァイ「お前が側にいてくれたら、出来そうな気がする」

ペトラ「え、わっ」

だっこー


ちゅう

リヴァイ「一緒に暮らさないか?」

ペトラ「ふぇ///」

リヴァイ「そうしたら、いつもこうできる」

ペトラ「うん///嬉しい」

リヴァイ「そしたら、とりあえずはお前がここに引っ越してきてもらうことになるんだが、、、使ってない部屋もあるし、なんとかなるだろう」

ペトラ「は、はいぃ」

ペトラ(うわ、いつも一緒、かぁ///)

リヴァイ「よし決まりな」

よいしょ

リヴァイ「ベッドでさっきの続きをしよう。俺はまだ全然足りてないからな。お前もだろ?」

ペトラ「はぅー」





ふぅ


すやすや

ペトラ(あ、寝ちゃってる。かわいいな)




すぅ


夢を見た


私は、彼との約束を守れなかった

そうだ、死んでしまったんだ

大切な人に、傷跡だけ残して



だいじょうぶだよ、こんどはそうじゃない

ここにはまた、ちがうみらいがあるのだから



今度は?私は、何を___




いつかあえるから





いつか?誰?

痛い、痛いよ、ごめんなさい、ごめんなさ____





投下しなさい!誰かの為じゃなく!自分自身の為に!!

あなたはもう、投下しなくていいわ


ミサトさーーーーーーーん


さすがにモチベ持たなくて余計な妄想をしました

ちょっと槍抜いてきてビール飲んでぷっはーしたいけど明日がケツの仕事思い出した

ダブルできついわろwwwwwwwwwwわろ・・・

自分で乙るわ


みお


ちょっとだけ投下再開


ペトラ「はっ」

ガバっ

ペトラ「はぁ、はぁ、、、」


ペトラ(なんの、夢なのこれ、、だめだ、思い出そうとするほど消えてっちゃう!)


リヴァイ「んにゃ、、どうした?」

ペトラ「ごめんなさい、、、」

リヴァイ「ん?」

ペトラ「ううん、怖い夢見ちゃって」

リヴァイ「そうか。だが大丈夫だ。今度こそ、俺が最後までお前を守るから、心配するな」


ペトラ「今度こそ、、、?やっぱり、私なにか大切なことを忘れてる気がするの。

あなたに、悪いことをしたような、、だめ、思い出せないや、謝らなきゃ、いけないって、それしか、、、」


リヴァイ「落ち着けペトラ。そうだな、そんなことが、俺達にはあったのかもしれん。無理に、気にしたり思い出そうとしなくていい。

だが、今は違うだろう?俺は約束を守るためにお前に会えたんだと思ってる」


ペトラ「やくそく、、、」

リヴァイ「今の俺達には、ちゃんと未来がある。結婚して、家族が増えたりとか、まわりの奴らもみんな幸せになる。そういう未来がな。それを全うするために、生きればいい」

ペトラ「うん」

リヴァイ「何もかもが簡単にはいかないだろうが、お前が一緒なら、大丈夫だと信じている。だから、お前も、今ここにいる俺を信じて、そばにいて欲しい」

何かが、ふわりと消えていく感覚がした


ペトラ「ありがとう、、、」

リヴァイ「ん」

なでなで


リヴァイ「今何時だ?」

ペトラ「結構早いね、ごめんね起こしちゃって」

リヴァイ「まぁ、こんな朝はのんびりするか」

ペトラ「うん、あ!出勤前に、一度家帰っていいかな?昨日と同じ服のまま行くのはちょっと」

リヴァイ「それもそうだな、じゃあ、お前んち行くか」

ペトラ「あう、今散らかってるかも」

リヴァイ「もうすぐ引っ越すなら、荷物の量とか見ておかないとな。よし準備するから、待っててくれ」


ペトラ(はぁ、なんだか色々あったけど。私、幸せなんだな。こんなの、想像もできなかったよ、、、)


ペトラさんのお部屋

ペトラ「狭くてびっくりするよ?6畳ロフトつき。無理して都心に住みたくて決めたんだけど」

ガチャ

リヴァイ「俺も若い頃はクソ狭いとこに住んでた。そんなもんだろ」

ペトラ「すぐ着替えてメイクするから、適当に待っててね」

リヴァイ「ふむ、、、」

リヴァイ(ロフトの上は、っと)

よじよじ

リヴァイ(本とオタグッズと、大量の薄い本。下は普通なんだがな、どれどれ)

ペトラ「ん?あれ?いない!?」

リヴァイ「ここだぞ」

ペトラ「ギャー私の聖地に!!」

リヴァイ「楽しいなここ。このスペースはこのままウチに持ってきていいからな」

ペトラ「うー」


ちょっと早いのでスタバに寄って行くことに


リヴァイ「それで最近考えてるのは、もっと万人受けするものを作る方にシフトしようかと思っててな」

ペトラ「うん、う?ん」

リヴァイ「駄目だろうか」

ペトラ「そうなると、今までのファンが離れちゃうんじゃないかと。それにこの前出した作品も、私は充分万人受けするんじゃないかと思ってます。

この調子でいけば各方面で展開できて、一般層も取り込めるかなーと思ってたんですけど」


リヴァイ「そうなればいいんだが、次の事も考えておかないと」


ペトラ「じゃあそれは、、、みんなと、相談して決める、でどうですか?」

リヴァイ「うむ。そうだな、、、」

ペトラ「あと、ファンとしての意見だと、まだ今の作品もいくつか謎が残っているし、主要キャラの過去とか、裏設定とか、

観てみたいものがたくさんあるなって。色々展開できると思うんだけど。あなたの中にはちゃんと構想があるの?」


リヴァイ「ああ、あったりなかったり。書いてない部分は考えてないのが殆どかもな、、、」


ペトラ「やっぱりそういうものなのね」



午後のミーティングです


リヴァイ「あー、とりあえずお前ら、心配かけてたようで悪かったな。これからは、お前らにも相談しながら仕事を進める」


リヴァイ「それで今後の方針なんだが。俺はお前らも、その家族も、背負わなきゃならんと思って、プレッシャーを感じて、気がついたら勝手にひとりで抱え込んて突っ走ってた。

だが気づいた。お前らを守るのも俺の仕事だが、ひとりでここまで来れたわけではない。むしろ、お前らのおかげでここまで来れたんだ」


リヴァイ「やっと自分の人生を賭けた作品を出せて、これ以上のものが俺には作れるのか。焦りを感じて、次の事を必死に考えてたんだが。

ひとりじゃ限界があるし、お前らの気持ちも汲み取れてない。というわけで、今後のの方針含めて相談を、、、って」


うぅ
ぐすっぐすっ
すんすん


オルオ「しゃちょおおおおおおおお!」ブワーン


リヴァイ「ペトラ、なんでこいつら全員泣いてやがるんだ?」

ペトラ「はぁ、、、。それは、あなたとつき合いの長いみんなに直接聞いて下さい」

グンタ「そこまで俺達のことを思い遣ってくれていたなんて、嬉しいです」ぐすっ

オルオ「社長のもとで働けるってだけで幸せだと思っていました。尊敬のあまり、社長に俺達の手助けなど必要ないものと思っていましたが、気持ちを汲んで下さるなど」ぶわー

エルド「そこまで抱え込んてらっしゃるとは気づかず、申し訳ない限りです。本当にありがたいです」
グスン

エレン「社長は完全無欠の天才だと思ってたので、こんな俺を育てて下さったこと、感謝してました。でもこれからはそれ以上にもっと感謝します!もっともっと精進します!」ずびー

ペトラ「という事です。私も、先輩方と同じ気持ちですよ?」


リヴァイ「うん。本当にすまないと思っている」



相談の結果

グンタ「次の作品にとりかかるとか無理です常識的に考えて」

エルド「このまま行くと10万本売れる勢いなんです。コンシューマも決まりそうだし、ノベルとコミカライズ依頼も来てますし、順当に行けばアニメ化」

オルオ「全部外部に丸投げすれば楽なもんだが、それはやりたくないです。こちらからも手を加えたものにしてクオリティをあげましょう」

エレン「そうですね。このキャラクター達を他のよくわからない人が適当に描いたりするのは正直嫌です」

ペトラ「あくまでも、オリジナルを汚されるのは嫌だってところは私も同意見です。公式で出すものに私達が何もかも携わっていません、っていうのは、他作品見てても思いますがファンの気持ちとしても複雑です」

リヴァイ「そうだな、、、前回はジワ売れだったから俺がのんびり作製したものを出せる期間があったんだが、今回は急に事が進んでいるからな。ま、想定の範囲内なんだけど。まず人手が圧倒的に足りないのが問題だな」

エルド「そうですね、できるだけ信頼できるところに依頼することもできますが、人手は足りませんね」

リヴァイ「うーむ。ちょっとヅラのとこに相談してくるか」

グンタ「え、本社から引き抜きするんですか?出してくれますかね?」

リヴァイ「どうだかな。すぐ近くだから直談判してくる」

リヴァイ「俺ひとりで行くのもアレだな、エルド、ついてきてくれ」

エルド「えっ!はい了解です」

リヴァイ「じゃあ残りの奴らは引き続き作業していてくれ」


オルオ「いいなあエルド。今までの社長なら絶対ひとりで行くのに」

グンタ「実質、ここで2番手なのはエルドだからな」

エレン「そうですね。俺も頑張ろー」


本社にて

リヴァイ「という訳で、何人か俺によこせ」

エルヴィン「やっと言ってきたか。この作品はエロゲ界に留まらない大ヒット作品となるだろう。最大限のサポートはするつもりでいた。

前回の自己申告集計で、お前のとこに異動したいという人間も何人かいてな。俺のほうでピックアップしてあるんだが」


エルヴィン「この3人、それぞれ得意分野もあり充分に力を発揮できる人材だ」


資料

ジャン、コニー、アルミン

リヴァイ「エレンの同期か、、、」

エルヴィン「若くて伸びしろはあるが、ウチは社員が多いぶん、力を発揮できずにいる。お前のとこで勉強させて、その後どうするかは本人達次第だがな」

リヴァイ「エルド、どう思う?」

エルド「若い人材が入ってくれるのはありがたいことですよ。えっと、それぞれの得意分野は、、。

アルミンは、シナリオライター志望、コニーはPCマニア、ジャンは広報、営業ができる。全員、絵の塗り作業もひと通り。うん、いいんじゃないですかね。作業分担できそうです」


リヴァイ「そうか。まずは一旦持ち帰ろう」


おかえりなさーい

リヴァイ「エレンちょっと来い」

エレン「は、はい」


リヴァイ「この3人、お前の同期だよな」

エレン「はい、そうですね」

リヴァイ「こいつらならウチに引き抜いていいそうだ。得意分野がそれぞれ違うからエルドは良いと言ってたんだが、お前はどう思う?個人的な感情抜きでな」

エレン「3人とも、真面目で、いい奴らです。っていうのは個人的な感情になってしまうかもしれませんが、その理由だけでは駄目でしょうか」

リヴァイ「いや、充分だな。もういいぞ」

エレン「あ、っと、俺からも相談がありまして」

リヴァイ「なんだ」

エレン「バイトでいいんで、ミカサと、友達のサシャを雇ってもらえないでしょうか?」

リヴァイ「クソ腐女子と、、、サシャって誰だ?」

エレン「あの、花火の時来てたすげえ食ってた奴です」

リヴァイ「ああ、あいつか」

エレン「はい。まずミカサなんですが、バイトなのに店舗のチーフ任されてて、漫画描きながらやるのはもう無理、やるなら絵を描く仕事がしたいと」

リヴァイ「はぁ。ミカサの動機はわかったが。もう一人は?」

エレン「サシャは、、、アイツの食い意地は本当にハンパなくて、飲食店にまかない目当てで入ってはそれ以上に盗み食いしてクビ、

他の仕事しても、お土産で置いてあるお菓子とか、買い置きの弁当食っちまったりで、とにかく続かないんですよ」


リヴァイ「はぁ、そいつウチで役に立つのか?」

エレン「長続きはしてませんがやってきた職の数は凄いので、雑用関係はなんでもできます。ペトラさんの負担も減らせるかと」

リヴァイ「逆に増えないといいがな。とりあえず明日にでも連れて来い。出来を見てから決める」


次の日 

ミカサ「う、チビとはもう言えない。社長、よろしくお願いします」

サシャ「先日は美味しいお肉をありがとうございました」

リヴァイ「こいつ、ここに来りゃ肉食えると思って来てるんじゃないか?」

エレン「ちょ、そんなことないですよ、な?」

サシャ「はい、なんでもやりますので働かせて下さいぃー」


リヴァイ「じゃあ面接、ミカサからな。サシャは紅茶淹れてこい」

サシャ「かしこまりました」


ペトラ「手伝ったほうがいいかなぁ、私、紅茶が合格って言われて採用してもらったんだけど」

エレン「それは照れ隠しでしょう。うーん、サシャは喫茶店でもバイトしてたから大丈夫ですよ」

ペトラ「そっか。じゃあ一番上手いかもね」



リヴァイ「ミカサ、お前はウチじゃなくてもいいんじゃないか?ジャンルが違うと思うんだが」

ミカサ「新作、プレイしました」

ミカサ「あんな作品出されたら、私には何も、出来ないと思うほど感動しました」

ミカサ「でも、私は、有能。きっとできる」

ミカサ「ので」

ミカサ「少しでも、手伝いが出来ればと」

ミカサ「黙って指をくわえて見てるんじゃなく」

ミカサ「勇気を出して、ここに来ました」

リヴァイ「あー、うん」

リヴァイ(結局よくわからん)


リヴァイ「お前、自分でも漫画描いてるだろ?やるとしたらここには週に何回来れそうだ?」

ミカサ「2回、か、3回、です」

リヴァイ「んーーー。グンタ、ちょっと来てくれ」

グンタ「はい」

リヴァイ「客観的で冷静な意見が聞きたい。ミカサ、さっき話した事をもう一度話してくれ」



うん、うん、それで、、、
なるほど、それはつまり
ほうほう、そういう事だね


リヴァイ「通じたのか!?」

グンタ「コミュ障同士が話すとわからないでしょうね」

リヴァイ「ほっとけ!」

グンタ「はいはい、えー、ミカサちゃんの言いたかったことは、社長の作品に感銘を受けたあまり、こんなすごいものは自分には作れないと思った。

でも、自分のさらなる才能を発揮させたい。見つけたい。私にもできるはず。キッカケをつくるチャンスは手の届く所にある。

失礼なことを言ってしまった事もあるので、気後れしてたけど勇気を出してここへ来ました」


グンタ「こんな感じでいいかな?」

ミカサ「はい。完全に一致」

リヴァイ「どこが!?だいたいあってる、くらいだろ。んー、ミカサ、ここは学校じゃないんだが」

ミカサ「与えられた、仕事はできます。私は、有能、やります」

リヴァイ「はぁ。グンタ、どう思う?」

グンタ「とりあえず期限付き採用でいいんじゃないですか?やってみてもらわないと、わからないですし。少なくとも、俺より絵は描けるでしょう」

リヴァイ「じゃあ、それでいいか」


サシャ「失礼致します。紅茶をお持ちしました」

スッ

リヴァイ「ふむ、、、なっ!」

リヴァイ(美味い、美味いぞ、、、)

リヴァイ「合格」

グンタ「早っ!」

リヴァイ「いや、一次審査な。雑用はできるんだったか」

リヴァイ「一応職歴を」

サシャ「はい、まずは地元のレストランのウェイトレスから始めて…………………………」

ながなが

リヴァイ(うとうと)

サシャ「で、この前まで事務職だったんですけど、営業さんの差し入れをこっそり全部つまみ食いしたせいで皆からシカトされ始めたのでさすがに気まずくなりまして」



リヴァイ「、、、はっ!終わりか。あやうく寝るとこだった」

リヴァイ「で、ここで出来そうなことは?自己アピール的なもの」

サシャ「お茶くみ、掃除、電話対応、簡単なPC入力、買い出し、配送の手配、梱包作業、外回り営業、料理は得意です。

あとミカサの手伝いもしてるので、普通より絵もできます。素早さには自信があります。あと、バンドやってるので曲作りはできます!」


リヴァイ「はぁ。そんだけ出来りゃいいか、、曲は聴いてみないとわからんが。とりあえずお前も仮採用で」

サシャ「やったーーーー!!」


午後からは本社から来る3人の面談です


ジャン「ジャンキルシュタインです!よろしくお願いします!」

リヴァイ「シュタインズゲートがどうした?」

ジャン「シュタゲじゃないです!」

リヴァイ「まぁいいや。お前の特技は?」

ジャン「広報活動全般はお任せ下さい!」

リヴァイ「宣伝活動は今まで適当だったからな、、、やってみるか」



コニー「コニーです!よろしくお願いします!」

リヴァイ「PC全般得意と聞いているが。頭悪そうに見えるが本当に大丈夫か?」

コニー「へっ、俺、天才ですから。プログラミングもグラフィックも、全般的にできます。ボカロPもやってるので音楽もできます」

リヴァイ「できるの度合いがわからんが、まあ戦力になりそうだな。皆の業務軽減ができそうだ」



アルミン「よろしくお願いします!」

リヴァイ「お前はシナリオ書いてるんだったな」

アルミン「はい、持ってきているので見ていだだけると」ドサー

リヴァイ「ああ、ちょっと目を通すから時間くれ」


リヴァイ「ふむ。悪くないな。今シナリオ書いてるの俺しかいないからな。人数が増えれば制作も捗るだろう。しばらくは、既存の作品の別シナリオを描いてもらったりすることになるが、それでもいいか?」

アルミン「はい!勉強になりますし、ご指導頂けたら嬉しいです!」


リヴァイ「よし、決まりだな、、さて」


リヴァイ「俺と、バイトも含めて、11人もいる」

リヴァイ「元々、10人用のオフィスだし、それくらいいた事もあったな、、、なんとかなるか」


リヴァイ「オルオ、ちょっと相談だ」

オルオ「はい!」やっと呼んでもらえたー

リヴァイ「こんだけ人数が増えるとなると、作業分担をきっちりさせるのと、新しく入る奴への引き継ぎの担当も、、、面倒くさいから指示出しとチーム分けを頼む」

オルオ「めんどくさ、って!わかりました。では」

あーだこーだ

オルオ「チーム分けはこんなとこですかね」

リヴァイ「よし。では人員増援につき、オフィスの改装と掃除だな」


ガタガタ
ふきふき
サッサッ
ガタガタ


グンタ「デスクの配置はこんなもんですかね」

エルド「資料はこっちにまとめて、ちょっと移動するか」


ペトラ「社長、良かったですね。ちゃんと皆に相談して。これで誰かが無理することなく仕事出来そうですよ」

リヴァイ「ああ、そのうち俺何もしなくて良くなるかもな」

ペトラ「へへ、それくらい会社が大きくなっていけば、いいね」


次の日

リヴァイ「と、いうチーム分けになったので、各班のリーダーはちゃんと後輩の面倒を見ること。全体は俺が見るから安心しろ」

エレン「俺が作画班のリーダー、うわあぁぁ嬉しい」

リヴァイ「それで、まずはコンシューマ化が本格的に決まったので、引き続きその作業と、ファンディスクの制作も少しずつ進めて行く」

リヴァイ「各自、スケジュールの確認をしたら早速とりかかれ」

みんな「了解です!」


家庭用ゲームとポータブル用の移植の作成は順調に進み、ファンディスクのシナリオは社長とアルミンで仕上げていき、こちらも順調に進んでゆき



エルド「ノベライズとコミカライズも決まりましたが、作家は出版社所属の人間に任されることになっているのですが」

ジャン「こちらから要望を出せるので、ある程度人選をまとめて来ました」

リヴァイ「ご苦労、ふむ、、、」


こいつと、こいつ、かな、、、

リヴァイ「ジャン、打ち合わせの日程を決めてくれ」

ジャン「了解です!」


ノベライズ担当


リヴァイ「よし行くか。アルミン、お前が一緒に監修してもらうことになるからついてこい。あとペトラ、お前もだ」

アルミン「は、はい!」

ペトラ「私もですか」



アニ「よろしくお願いします」

リヴァイ「女だったのか、意外だな、、、」

アルミン「よろしくお願いします。僕も一緒に監修することになっています」美人だなー

アニ「一話目の原稿、仕上げて来たので見てもらえますか?事前に言われていた箇所は入れて、私なりにやらせて頂きました」


ペラペラ

リヴァイ「ふむ、悪くないな。訂正箇所は、ここと、ここの文を、これに変えてもらいたいんだが構わないか?」

アニ「そこですね、難しいとこだったので」

アルミン「あと、ここも、こうしたらどうですかね?」

リヴァイ「ふむ、そうだな。そっちのほうがいい」

リヴァイ「あとは、この調子で任せられそうだな」

アニ「良かった。ありがとうございます。原作付きのノベライズとはいえ、これは私の勝負作です。大作に関わらせて頂けて光栄です」

リヴァイ「うむ。よろしく頼んだ。アルミン、お前はファンディスクの制作もやって本編のシナリオも熟読してくれてるからな、監修はお前中心でやってみろ」

アルミン「いいんですか!?僕も、光栄です!」

リヴァイ「で、イラスト挿絵担当はペトラ」

ペトラ「へっ?」

リヴァイ「イラストはウチの人間が描くって条件だったから。エレンには別の仕事を頼むし、俺も手伝うから。基本は、アニ、アルミン、ペトラの3人中心で作ってもらう」

ペトラ「急すぎだけど、私も光栄です」



コミカライズ担当

リヴァイ「エレン、ミカサ、ついてこい」

リヴァイ「この出版社って、一応ミカサが所属してるとこだったな」

ミカサ「はい。ほんとは。私が選ばれたかった」

リヴァイ「作風が違うからな、しょうがないだろ」


ベルトルト「よろしくお願いします。コミカライズ担当に選んで頂いたベルトルトです。あと、アシスタントリーダーのライナーです」

リヴァイ「よろしく。とりあえず読ませてもらおう」



リヴァイ「ふむ、どうだエレン」

エレン「さすが若手で画力の注目度が高いと評判の漫画家さんです。少年漫画らしくなってていいですね」

リヴァイ「ミカサは」

ミカサ「たりない、、」

リヴァイ「わかったそれ以上は。そうだな、画力は充分だし、任せるのは問題ない。一応、キャラデザの監修はエレンにやってもらうのと、アシスタントでミカサを入れて欲しいと頼みに来た」

エレン「え!俺任せてもらえるんですか」やったー

ミカサ「私、アシスタントですか」

リヴァイ「お前は元々漫画描いてる方がいいだろ。ウチに来るのは時々でいい。コミカライズはスピンオフの依頼も来てるから、

本編の作者のもとでアシやってれば、チャンスはあるかもしれん。お前次第だが」


ミカサ「そこまで、考えてもらえているとは」プルプル

エレン「社長、ありがとうございます。ミカサは感謝している様子です」

リヴァイ「まだ許可はもらえていないが」

ベルトルト「いえ、助かります!彼女の画力は僕も知っていますので、新しい色がつけられそうです」


オフィス

グンタ「コニーのお陰でだいぶ作業が進んだな」

コニー「いやいや、ここの仕事レベル高くてこれでもまだまだ。基本頭は悪いんで」

エルド「サシャが雑用全般こなしてくれてるから俺達も楽になったな。掃除もこなしてくれているから一時間もやらなくて良くなってる」


ペトラ「とりあえずは、一段落だね!」

リヴァイ「はぁー疲れた」

ペトラ「紅茶淹れますね」

サシャ「私がやらせて頂きます!」

リヴァイ「いや、必要ない。ペトラと俺は今から早上がりで」

ペトラ「ん?何ですか急に」

リヴァイ「クソ面倒なんだがな、明日、コンシューマゲーム化にあたって、各ゲーム会社合同のの発表会パーティーとやらがあってな」

ペトラ「ああ、そういえばそうでしたね」

リヴァイ「どうしても出席しなきゃならんくてな。ペトラ、お前も来てくれ」

ペトラ「え!?私ですか?」

リヴァイ「俺ともう一人枠があるんだが、どうせ連れて行くならお前がいい」

ペトラ「私、この作品途中参加ですけど」

オルオ「俺らが行くよりお前のほうが見栄えがいい。行ってこい」

リヴァイ「そういうことだな。で、その準備だから、行くぞ」

サシャ「パーティー、食べ物がいっぱいあるんでしょうか」ダラー

リヴァイ「絶対、恥かくからお前は却下」


リヴァイ「さっさと二人きりになりたかったというのが本音なんだがな」

ペトラ「もう。だいぶ余裕出てきたね?」

リヴァイ「そうだな、、、意外と、簡単なことだったんだな。とはいえ、こだわりたい作品が思いついたら、また全編作りたいが。その頃にはもっと余裕が出来てりゃいいんだがな」

ペトラ「きっと、大丈夫だよ。ところで、パーティとか来ていく服、私ちゃんとしたもの持ってないかも」

リヴァイ「新しいの買いに行こう。というわけで今日は早上がりした。俺も久々に服買うか、、、」


プラタ

ペトラ(おっふ。そういえば、いつもハイブランドの服しか来てないよね、、、)

リヴァイ「どうした?とりあえず見て気に入ったものがなければ他に行こう」

ペトラ「はい」

いらっしゃいませ

ませー


店員「あ、お久しぶりですね、こんにちは」

リヴァイ「あぁ、よく覚えてんな」

ペトラ(店員さんに挨拶されてる、、、これは)

リヴァイ「今日は、コイツの服を見に来たんだが」

店員「彼女さんですか?」

リヴァイ「ああ」

ドレスを何着か用意してもらいました

ペトラ「おっふ」

リヴァイ「ここの服は俺の好みだが、どうだ?」

ペトラ「どれも素敵すぎるよ!、、、うーん、これ、試着、してみようかな」

ペトラ(試着はタダ試着はタダ)

ペトラ(恐ろしくてタグは見れない)

ペトラ(よいしょ。うわぁ、可愛い、、、シルエットがすごく綺麗だし可愛い。さすが高級ブランド)

ガチャり

ペトラ「着てみました」

リヴァイ「おっふ」

ペトラ「どう、かな?」

リヴァイ「似合ってるぞ、綺麗だ」

ペトラ「ほんと?///」

店員「よくお似合いですね。合わせてこちらの靴とバッグはいかがでしょう」

ペトラ「はぁ」

店員「こちらのネックレスとヘアアクセサリーを」

ペトラ「はぁ」

トータルコーデ完成!


ペトラ「うわぁー、私じゃないみたい」

リヴァイ「全部お持ち帰り決定で」


リヴァイ「俺の服は適当でいいか、これとこれと、これ。まとめて会計で」


ペトラ「ほんとに、買ってもらっちゃっていいの?いや自分じゃ買えないけども」

リヴァイ「まぁいいだろ。また着る機会もあるだろうし」

店員「合計でコチラになります」

ペトラ(チラ)

リヴァイ「カードで。一括な」

ペトラ(桁が、、、)


<ありがとうございました


ペトラ「あのー、今後の為に聞いておくけど、年収ってどれくらいなの?」

リヴァイ「働かなくても生きていけるくらいはあるぞ、貯金は。若い頃から貯め込んでるからな」

ペトラ「」

リヴァイ「働かなくても、今までの印税入ってくるし、今住んでるとこは買ったとこだから家賃払うこともないし」

リヴァイ「さすがに100万単位の買い物は滅多にしない。無駄遣いもしないし、働いてるからまた金は入るから問題ない」

ペトラ「」

ペトラ(結局自分で把握してないぞこいつ、、、)

リヴァイ「結婚したら家計の管理はお前に任せる。そのほうがいいらしいからな」

ペトラ「はぁ。多すぎても管理は大変そうね」


いざ、パーティ!


ペトラ「どうしよう有名人がいっぱいいるどうしよう緊張するよ」

リヴァイ「落ち着け。俺の隣にいればいいだけだから」

ペトラ「ああ、落ち着くためにシャンパンを」

リヴァイ「そう言ってもう何杯目だ?」

ペトラ「飲んでも酔えない」

リヴァイ「はぁ。タダ飯食えるから適当に取って座るか」


ペトラ「うわー、これ美味しいよ!ん?なに書いてるの」

かきかき

リヴァイ「台本。なんか喋らされるらしいから。面倒くさいから前は一行で終わらせたんだが、今回はせめて三行くらいは喋らないとな」

ペトラ「まとめすぎだよ!」

リヴァイ「いや、こんなもんでいいだろ。どうだ?」

ピラっ

ペトラ「うーん。纏まってはいるけど」


ハンジ「あー!リヴァイ!ペトラ!久しぶり~!!」

ペトラ「ハンジさん!?めっちゃ綺麗です!お久しぶりです!」

ハンジ「ペトラも、ドレス似合ってて可愛いよ~」

リヴァイ「誰だ!?ってレベルだぞ」

モブリット「ちゃんと美容院連れて行って、ドレスも買いに行ってそのまま来ました。自分ではできないらしいので」

リヴァイ「お疲れ」


エルヴィン「お、皆もう来てたか」

ミケ「フッ、お似合いだな、お前ら」

ハンジ「お、それってもう公式になったの?」

エルヴィン「あれ?聞いてないぞ?俺も」


リヴァイ「今日は俺の美しい婚約者を見せびらかしにきた。この業界の豚野郎共にな。俺は勝ち組だ」

ペトラ「何言ってんの!?」

ハンジ「ありゃりゃ、でもウチラのほうがラブラブだよねん、モブリット!」

モブリット「俺にはあんなセリフ言えないけどね?」

エルヴィン「リヴァイお前、本当にペトラちゃんと結婚するのか?」

リヴァイ「そうだぞ」

エルヴィン「そうか、、全く想像できなかったけどな、昔は」

リヴァイ「俺もだ。ちゃんと見つけられて良かった」



?「あのー」

リヴァイ「ん?俺に用か?」

ミケ「ああ、コンシューマ化にあたって主題歌を歌うことになったユニット、ミルクリの二人だ」


クリスタ「是非ご挨拶させて頂きたくて。クリスタです」

ユミル「ユミルです」


ミルクリ「ふたりあわせてミルクリです☆よろしくお願いします!」


リヴァイ「は?あ、ああ、わざわざすまんな。よろしく」

ミケ「絶対顔出ししないっていう活動の決まりがあるから、内緒にしておいてくれ」

ハンジ「、、、」

モブリット「写メっちゃ駄目だからね!?」

ペトラ「うわーミルクリ!本物!?二人の歌、よく聴いてるよ!」

ミルクリ「ありがとうございます!」


リヴァイ「ああ、俺が作りかけてた曲をミケに投げたんだったか。んで音源はもらって、、、やべ、歌詞書くの何度も寝落ちして忘れてた」

ミケ「締め切り、明日なんだけど」

リヴァイ「だったな。すぐ仕上げる」はぁ

ミルクリ「歌詞、楽しみにしてますね!」

リヴァイ「ああ。よろしく頼むな」はぁ


なんやかんやでパーティ終盤


司会の人< えー、では原作の総監督、リヴァイさんです


リヴァイ「あー、この作品は俺の人生をかけた作品です。だが、こうやって各方面に展開できるようになったことは、仲間たちの協力があってこそだ、です。

携わっていただいた方々にも、感謝の気持ちでいっぱいです。それと。この作品制作がきっかけで、大切な人に出会うこともできた。ました。

このゲームをプレイしてくれる全ての人に、幸せが訪れることを願っています。ありがとうございました。以上」


わーわー
パチパチ

ペトラ(うわ、最後の方台本になかった///)




一緒に帰宅


リヴァイ「ペトラ、今日は一緒に来てくれてありがとう」

ペトラ「ううん、私タダでシャンパン飲んでご飯食べてただけだし」

リヴァイ「それで充分だ。、、、そのドレス、脱がすには惜しいが、、、」

ペトラ「へ?」

リヴァイ「頑張って人前で喋った俺にご褒美を」

ペトラ「へ?緊張してた?確かに噛んでたけど」

リヴァイ「それなりに」

ペトラ「そっか、、、」

ちゅっ

ペトラ「ご褒美は、何がいいの?」

リヴァイ「お前だ」

リヴァイ「だから。脱がせる」

ペトラ「はうー」



事後です、、、



リヴァイ「はぁ、忘れてた。歌詞書かなきゃ」

ペトラ「そうだよね、明日まででしょ?」

リヴァイ「ああ、とりあえず風呂入ってから考えるか、、、」



ペトラ「その曲、私も聴かせてもらっていいかな?」

♪~

ペトラ「うーん、随分とプログレな曲だね」

リヴァイ「あと適当に書きなぐった歌詞。寝る前に書いてたから内容がひどい」


ペトラ「うーんと、これは無難な感じ、アニソンっぽいね。こっちは、、、もう内容がブラックメタルだわ。

こっちは英語、、、これはJPOP風、これはなんかヴィジュアル系?な病んでる感じだね。全然定まってないけど大丈夫?」


リヴァイ「大丈夫じゃないな。曲調にあわせて、ここと、ここを繋ぎ合わせて、、、」

ペトラ「うーん、途中から人格が変わってる。テーマは決めておかないと」

リヴァイ「テーマは、、、眠くなってきた」

ペトラ「駄目だよ!うーん、二人で歌ってもらうわけだから、人格は別々でかけあいみたくするのならアリかな」

リヴァイ「じゃあ、ライオンをパクるか」

ペトラ「あかん」

リヴァイ「曲を作るのとシナリオ書くのはできるんだが、歌詞って難しいな」

ペトラ「普通の人なら逆なんだけどね、、」

リヴァイ「ネタが降ってきて勢いで書く、で今までやってきたんだが、降ってこない」


ペトラ「う~ん、作詞のコツ、、、うん、ググってみても、やっぱりテーマを決めるとか、曲に合わせた世界観とか。でもこの曲は、ゲームの主題歌で、テーマも世界観もあるのだけど」


リヴァイ「世界観、、、人生、使命、かな。俺にとっては。客観的に見たらどうなんだ?」

ペトラ「人間讃歌ッ!」

リヴァイ「それはジョジョな」

ペトラ「うん。でも近いものはあるかな。人間の愛と欲が描かれてるし、絶望的なだけじゃなく希望もあって、、、」


リヴァイ「うん、う~ん。降ってきた。これはいけるかも!」

かきかきかき


リヴァイ「ふぅ、これでどうだ?」

ペトラ「うん。いい感じかも」

リヴァイ「じゃあ、曲流すから仮歌にあわせて歌ってみてくれ」

ペトラ「はい?」

♪~

リヴァイ「お前、歌下手だな」

ペトラ「無茶振りすぎるからだよ!?」

リヴァイ「冗談だ。10分で書き上げたにしては上出来だと思うんだがどうだ?」

ペトラ「いいと思うよ!ちゃんと最後が纏まってて、元々の曲もいい感じだし」

リヴァイ「よし。これを打ち込んで送信っと。仕事終了。今日は色々付き合わせて悪かったな、遅くなっちまったし」

ペトラ「いいよ、気にしないで。一緒にいられて嬉しい///」

投下していて思ったこと

何やってんだこいつら、、、

そして、面白くねえ!!!!!

新旧リヴァイ班を集結させたかったり、みんな元気にやってるよ!ってとこを書きたかったりで
無理やりに登場人物増やしたのが間違いだった、、、とは思わん!そもそもの設定にも後悔はないッ!

ひとつの話に詰め込んだのはどうかと思うが、もう手遅れなのさ

まだ出番がある人、ない人、これから出てくる人、つまりまだ続くんだけど

もうちっと面白くなるよう練って続きは投下しよう

おやすみお



>>166
その乙が俺に力を与える
ぽちぽち投下再開


それからしばらくして。。。


ペトラさん自宅

ペトラ「さてとノベライズのイラストの作業進めないと。この前打ち合わせで決めたシーンを、、、」

ペトラ「表紙はリヴァイに手伝ってもらって完成したけど、うーん、このシーン難しいなぁ」


かきかきかき


テレビ<♪~


ペトラ「あっゲームのCM!この曲!!」

ペトラ「うわー、完成した曲はミケさんに聴かせてもらったし、ジャケ写はリヴァイの描きおろし、知ってたとはいえいざテレビで見ると感動、、、!」


ピロリン

ペトラ「およ、らいんだ、、、」


会社のグループらいん

エレン『テレビでゲームのCM流れてました!感動!』

ペトラ『私も見たよ!感動した!』

サシャ『私なにも関わってませんが、ビビって鼻からラーメン出しました!』

オルオ『マジかよ、見逃した』

ジャン『CMで流すシーンの打ち合わせは俺も参加したんだぜ!でも見逃したくそー』

グンタ『鼻からラーメンのほうがビビるぞ』

ミカサ『ぐぬ、私の作品もいつかテレビで流れる日が来るきっと来る』

コニー『俺もこんな曲作りてー』

アルミン『いい曲ですよね、音源もらってからずっと聞きながら作業してます!』

エルド『俺も作業中で見逃したが、ウチの作品がテレビで流れるのはほんと感慨深い』

エレン『俺は初めてだからめっちゃテンション上がりました!思わずペンが止まりましたよ』

ペトラ『私も~、今イラスト作業中だったんだけどそれどこじゃなくなった』

リヴァイ『なんで全員起きてやがる。まだ仕事してる奴はとっとと寝ろ』


ペトラ「ぶふぉ、やば、、、」

すまほ{ にせんぱー

ペトラ「ひえー電話来ちゃったよお」

ペトラ「もしもしぃ」

リヴァイ「ペトラ、まだ仕事してたのか」

ペトラ「好きでやってるの!って、このやりとりも懐かしいね」

リヴァイ「そうだな、仕事任せたのも俺だが、、、そろそろ、引っ越してくるか?」

ペトラ「う、うん」

リヴァイ「忙しくてなかなか段取り決められなかったが、、、準備とか、俺も手伝うから」

ペトラ「うん、ありがとう」


こうやって、電話することもなくなるんだろうけど、

いつも一緒にいられるようになるんだ、、、嬉しい

戦力が増え、皆も成長していき、仕事は順調

こんなにうまくいっていいのかな




ペトラさんの部屋で引っ越しの準備中


リヴァイ「お前の親に挨拶しとかないとマズいよな、常識的に考えて」

ペトラ「うん、実家は日帰りで行けるから、日程だけ決めてもらえたら」

リヴァイ「許してもらえるだろうか」

ペトラ「それは大丈夫だよ。電話で社長と婚約って話したら泣いて喜んでたから」

リヴァイ「作ってるものがあれだと知れたらなんだか申し訳ないんだが」

ペトラ「さすがに、具体的には伝えてないし誤魔化せると思うよ?お父さん、エロゲの存在とか知らない人だし」

ペトラ(それより。リヴァイの家族って、、、)

ペトラ(会う前からネットで見て知ってた。家族は、いないって。本人が公式で発言してる事として周知の事実だから、

あえて真偽は聞けなかった。彼が話すこともないので、本当なんだろうと納得していたけれど)


ペトラ「あの、今までちゃんと聞けなかったんだけど。聞いたら悪いと思って」

リヴァイ「なんだ?」

進まなかった。家庭の事情で、、、。ちょいちょい書き直し書き足しだと投下が進まず。

ちょっと鬱展開入ります注意

みお


ペトラ「リヴァイって、家族。いないんだよね」

リヴァイ「ああ、いない。そうだな、ウンザリする反応しかされない面白くもない話だから、いない、で済ませているんだが、、、」

リヴァイ「お前には、ちゃんと話しておかなきゃいけないよな」

ペトラ「無理しなくても、いいよ?」

リヴァイ「ん、でも、お前には俺のことはちゃんと知っていて欲しい」

ペトラ「うん」

リヴァイ「物心ついた時から、俺には両親っていうものがいなかった。いなかったから、生きてるんだか死んでるんだかもわからんし、

その頃はその概念もわかっていなかった。他のやつにはいて、俺にはいない。それが当たり前だった」


リヴァイ「その時俺を育ててくれていたのは叔父だ。ちょっと特殊な環境でな。不自由はしなかった」

リヴァイ「中学生になってからだったか、気づいたのは。俺が育った環境は、いわゆる堅気の世界じゃなかった。そう言えばわかるか」

ペトラ「うん」



リヴァイ「暴力があるのが当たり前の世界だった。心も相当荒んでいたと思う。ただ、両親のことは知りたかったから、手荒な手を使って調べ出した。

俺の両親は、そいつらに殺されていた。身内だか抗争だかまではわからなかったし、どっちでもよかった。誰が主犯だとか、実際に手を下したのは誰だとか、

そんな事はもうどうでも良かった。ただ、その世界に留まることだけは絶対に我慢出来ないと、抜け出した」


リヴァイ「しばらくは追われたが死ぬ気で返り討ちにした。死んだ方がマシだった。それでも死ねなくて、死んだ方がマシだと思う方法で自力で金を稼いで、

人を利用して。世話してくれる奴にたまたま出会って、一人で暮らしていけるようになって、高校にもちゃんと通った。せめて、それだけは普通でいたかった」


リヴァイ「高校に入ってからも、いつも一人で、学校に通う以外は金を稼ぐか、家で本を読むか、PCと向き合っているか。

そこで趣味ができたことには救われたし、今の自分にもつながっているわけだが。

そんな俺にも友人ができた。ファーランとイザベル。一人暮らしの俺の部屋がいつも溜まり場になっていって、

兄弟ってやつがいたならこんなもんなんだろうかと、アイツらと過ごした事で、家族ってもんに少し触れられた気がした」


リヴァイ「高校出てからは、迷ったが大学ではなく専門学校に通って、その時は今の俺になるのが夢ってやつだった。

無事叶えて、表の世界で成功して生きてくことが、自分の生い立ちに対する復讐だった」


リヴァイ「表の世界と言えるかはギリギリのラインだけどな」


ペトラ「はは、、、」

リヴァイ「無理して笑うことない。胸糞悪くなる話だったろ?辛そうな顔してる。わかってた反応だが、すまなかったな。俺が嫌になったか?」

ペトラ「馬鹿!なるわけないよ!、、、絶対に、幸せになろ?私達、、、」

ぎゅう

リヴァイ「ペトラ、、、俺はお前が思っている以上に、最低なこともしてきた。そんな俺でも、お前を愛して、幸せに、生きてていいんだろうか」

ペトラ「いいんだよ、私が、幸せにするから」

ぎゅう

リヴァイ「う、、駄目だ。泣いていいか」

ペトラ「いいよ、思う存分泣いて。やっと、抱えてたこと、わけてくれたね」

リヴァイ「くっ、うぅ…」



リヴァイ(声を殺しきれずに泣いた。地獄のような日々を生き延びてきたこと。

こんな記憶なんか、こんな思いなんか、俺一人で抱えていればよかったことだ。そんなもの、誰も知らなくていい。それでよかったはずなんだ)


リヴァイ(ペトラはどうして、こんなに暖かいんだろうか、優しいんだろうか。守りたいものに、守られてる。わけあえる。それが、家族、なのか?)


リヴァイ「ぐすっ、、、すまん」

ペトラ「ううん。辛いこと、思い出させてごめんなさい」

リヴァイ「お前は悪くない。思い出して、言葉にしてみるのは確かにきつかったが、お前の言葉で救われた」

リヴァイ「ペトラ、ありがとう」

ペトラ「こちらこそ。話してくれありがとう」


そんなことがあり、リヴァイさんの心の荷も少し軽くなり


お引っ越し終了しました!


ペトラ「片付けはこんなもんかな、、、疲れた~」

リヴァイ「そうだな、早く寝たほうがいいぞ」

ペトラ「うん、そうするね」




ペトラ「すやすや」


リヴァイ(よし、寝たか、、、決行するぞ)



ごそごそごそ



リヴァイ(ペトラの指輪のサイズ、、、うむ。これだな)


次の日、仕事中

リヴァイ「ちょっと外出してくる」

サシャ「いってらっしゃいませーおみやげに今話題のワッフル、」

リヴァイ「わかった」


バタン


サシャ「今わかったって言いましたよね買ってきてくださるんですかねですかね」ハァハァ

コニー「おちつけ」


リヴァイ(買うのが遅くなっちまったな、、、どうすんのが、正しいとか、俺にはよくわからないが)

リヴァイ(きっとアイツは、喜んでくれると思う。どんな俺のことも受け止めてくれる。そういう奴だから、、、)


リヴァイ(結構時間かかっちまったな。土産土産)



リヴァイ「戻った」


ドサー


サシャ「な、なんとなんと!これ全部頂いて良いのでしょうかーーー!!!!」

コニー「なわけないだろ!」ポコ



アルミン「打ち合わせから戻りましたー」

ペトラ「同じく、、、って、なにこの美味しそうなものの山!」キラキラ



リヴァイ「各自休憩時間に食え、適量をな」


リヴァイ(はぁペトラ可愛い。今夜こそ本番決行すんぞ俺。落ち着け)


終業~


リヴァイ「ペトラ、帰るぞ」

ペトラ「はーい」


リヴァイ「ほんとに四六時中一緒だな」

ペトラ「うん。幸せ、、、リヴァイは、幸せ?」

リヴァイ「ああ。こんな日々が過ごせるとは、思ってなかった」

ペトラ「へへ、ご飯、何がいい?私作るよ」

リヴァイ「いや、俺が」

ペトラ「じゃあ、一緒に」

リヴァイ「ん、、、それも悪くないな」



その夜


リヴァイ「これからは、毎晩こうできるな」

ペトラ「あう、毎晩、、、するの?」

リヴァイ「したいときは、いつでもできるって、安心しない。そういうことだ」

ペトラ「安心、できないの?」

リヴァイ「そういう習性なんだろうな、俺は」

ペトラ「ちょっと、わかるよ、そういうの」

リヴァイ「触れ合っているときは、安心できる」

ペトラ「うん、、、」


ふぅ




ペトラ「すやすや」


リヴァイ(寝た、、、かな。今日は本番決行だ)


スッ


リヴァイ(よしサイズもピッタリ。起こさないでできたぞ)

リヴァイ(もうちょっと、ロマンチックな渡し方があるんだろうが、思いついたのがこれだったから)

リヴァイ(これでいいんだろう。反応が楽しみだな。俺も寝よう)








夢をみた



ありがとう



よかったね



やっとここにもどってこれた



きっともうすぐ、ほんとにあえるよ








ペトラ「ん、、、」ぱち


ペトラ(またあの夢、、、?)

ペトラ(あれ、涙が、なんだろ、、、)

ごしごし

ペトラ「ん?」

ペトラ「ゆびわ、、、」


パシャ


リヴァイ「あーよかった、先に起きて記念すべき瞬間を撮影できた」

リヴァイ「だが、起きる前から涙を、どうした?」


ペトラ「はう、ふぇ~ん、なにこれ、なにやってるのぉ」

リヴァイ「婚約指輪。遅くなってすまなかったな」

ペトラ「はぅー」

ぎゅぅー

よしよし

ペトラ「んー、嬉しいよぉ、ありがとう、ふぇ~」

リヴァイ「良かった」


のんびり朝のコーヒーたいむ!


ペトラ「いつの間に用意してたの?」

リヴァイ「買ってきたのは昨日だな。どうやって渡そうか色々考えたんだが、、、さりげなくお前を驚かせようと思って。不器用ですまん」

ペトラ「いいの。へへー!すごく綺麗」

リヴァイ「婚約指輪は給料の三ヶ月分らしいからな。計算するのが大変だったぞ」

ペトラ「はい?」

リヴァイ「よくわからんかったから、年収を4で割ってだな」

ペトラ「恐ろしい」

リヴァイ「まぁ待て。ちゃんと考えたんだぞ、これは、結婚指輪と重ね付けできるようになっているから。

このカタログから選べばいいようになってる。さすがに、計算した金額のだと丁度いいのがなくて。賢いだろ?」


ペトラ「うん。賢いですよー」ホッ


今日はここまでなのさ!
リヴァイさんの過去編は設定として書いてて組み込むつもりだったが省きました
マシなものになったらいつか別で番外編書けたらなーと思う

みお


出社ー

サシャ「ややっ!ペトラさん!その薬指の美味しそうなもの!ではなく輝いてるのは!」

ペトラ「えへへ」

オルオ「女は目ざといよな」

コニー「いやセリフおかしかったですけど」

ジャン「高そうですね、、さすが社長というべきか」

エレン「良かったですね、ペトラさん。似合ってますよ」

ペトラ「へへ、ありがとう」



そんな平和な日々が続いていたある日


数日後の仕事帰り



リヴァイ「そろそろ帰るか。遅くなっちまったな」

ペトラ「はーい」


駐車場


リヴァイ(、、、チッ)


リヴァイ「あ、忘れ物した。ペトラ先に帰っててくれ」

ペトラ「え?忘れ物くらい待ってるよ?」

リヴァイ「いや、ちょっと仕事の忘れ物だ。時間がかかるから先に帰ってろ」

ぐい
車の鍵

ペトラ「うん、わかった」

ペトラ(なんかあるの、バレバレなんですけど)


ペトラ(とりあえず車出して、っと)



「気づかれたか、さすが、俺が育ててやった奴だ」


リヴァイ「ふざけるな、今更なにしにきやがった」


ケニー「デカくなりやがって、いやそうでもないか?随分と稼いでるらしいってとこはデカくなったか」

リヴァイ「何だ?目的は金か?」

ケニー「おいおいそんな怖い顔すんなって。別に可愛い彼女をひとりにすることなかったんだぜ?」

リヴァイ「っ、!てめぇ、」


ケニー「おっと」

リヴァイ(避けられた、、、!?)


ケニー「せっかく、喧嘩の仕方を叩き込んでやったのになぁ、表の世界で呑気にうまいことやって、鈍っちまったみてえだな」

リヴァイ「ペトラになにかされる前に、テメェを殺す」

ケニー「落ち着けって。犯罪者になっちまったら彼女が悲しむぜ?俺はな、お前に教え忘れてた真実を、、、ん?」


ペトラ「あんたね!リヴァイに酷いことしたの!」

リヴァイ「ペトラ!?」

ペトラ「殺す、ここで」


ボコぉ

ケニー「ぶべらっ」


リヴァイ「えっ」


ペトラ「ちぇすとお!」

ケニー「ばべらっ」


ボコボコ


リヴァイ「えっ」


ケニー「すまんが話をさせてもらえないだろうか」

ペトラ「黙れ」

ゲシッ


リヴァイ「ペトラ、落ち着け」

ペトラ「はぁ、はぁ、怖かった、、」ウェーン

リヴァイ(お前がな)


ケニー「ふっははははは!傑作だなおいおい」


リヴァイ「はぁ、なんだこれ」



ケニー「まぁいい。お前が探しきれなかった真実は、これだ」

ポイ


リヴァイ「手帳、、、?」

ケニー「あの家にはなかったものだからな。俺はお前らに何かする気は毛頭ない。リヴァイ、お前は手放すには惜しい人材だったが。一応育ての親としては、祝福してやる。じゃあな」


リヴァイ(育ての親、、、)


ペトラ「リヴァイ。あの人って」

リヴァイ「ああ、前に話した俺の叔父だ」

ペトラ「悪いことしにきたわけじゃなかったんだね?」

リヴァイ「はぁ、俺が警戒しすぎたか」

ペトラ「ボコボコにしちゃって申し訳なかっただろうか」

リヴァイ「まぁどうって事ないだろう」


手帳の中身は

何枚かの写真と

そこに日記のように書かれていたことは

病的なまでに我が子を愛する思いと

日々歪んでいく愛情

憎しみ

そして


心中の計画

残酷な内容だった

母親が書いたものらしい

父親が裏切りをした

抗争に巻き込まれることがわかっているなら

この子にも、未来はない

見なくていいのだから、二人とも、私の手で



ペトラ「どういうこと、、、。リヴァイは、殺されかけてたけど生きてる。

心中は、失敗したのか、それとも誰かがさせなかったのか、わからないけれど。うっ、、、どちらにしても、酷いよ」グスッ


リヴァイ「泣くな。はぁ、、、。母親に殺されかけてたとか、きっかけは父親だったとか、最悪な話だが想定してなかった訳じゃない。

何もなく殺されるって世界じゃないのもわかってたからな。これで分かったのは、俺はどうやら生かされたって事らしい」


リヴァイ「過ぎたことだ。俺はもう、この事で泣くような事はない。だが、いい加減にケリつけねえとな」


子供の頃、育った場所


リヴァイ「久々に来てみたが、変わってねえな、、、」

ペトラ「うわぁ。ほんとに本物のほんもので」

リヴァイ「落ち着け。危なくはないと思うが一人で来ると行ったのに」

ペトラ「だって、私の勘違いでボコボコにしちゃったんなら、謝らないと」

リヴァイ「俺もあの時は殺す気でいたから気にするな」



ケニー「よぉ、やっぱり来やがったか」


ペトラ「わ、なんでわかったのかな?」

リヴァイ「あそこに監視カメラがついてる」


ケニー「とりあえず、中入れ」



待機待機


ペトラ(うわ、普通にお茶と和菓子が出てきた)


リヴァイ「これ、読ませてもらったが」


リヴァイ「つまり俺は、お前に助けられたって事で、いいのか?」

ケニー「ふふん。せーいかーい」

リヴァイ「ふざけんな」


ケニー「だからもうツンツンすんなって。真実ってやつは残酷だ。

トチ狂ったお前の親父は暴れ回るし、病んじまったお前の母親は我が子を殺そうとしてるし、どうしようもない状況だった。

父親のほうは抗争に巻き込まれて死んで、母親もそれに巻き込まれて自殺を計って、うまいこと流れ弾に当たって死んだ。守りきれず止められなかったのは俺だ」


ケニー「だがお前を生かす為に、お前の両親は互いに自殺したってのが表向きの話にして事を済ませた。そうしなきゃ、裏切り者の息子も殺されちまう、そういう状況だったからな」


ペトラ「そうだったんですか、、、あの、先日はごめんなさい」

ケニー「嬢ちゃんにボコられるぐらいどうってことねぇ、むしろ快感だったぜ、ぶはは」


リヴァイ「結局、テメェは俺の命の恩人で、育ての親になってくれた、って事でいいのか?」


ケニー「ああ感謝しろ、と言いたいところだが、当時はここも荒れてたからな。不自由なく生かしてやる、ぐらいしかできなかったな。

正直お前にはここに残って欲しかったと思ってたもんだが、お前は違う道を選んで、ひとりで必死に生き延びて、やりたいことを見つけて、立派になりやがって。

はじめは両親が死んだこともわからず自由すぎるのに、しがらみに囚われて成長してくお前のことは、息子のように思ってた。それは今も、だがな」


リヴァイ「そうか、、、」


ケニー「だが、もうウチには関わるな。お前はもうとっくに、別の世界で生きてる。関わりがあると知れたらマズい世界でな。

真実を知らせたのは、俺の我儘だな。どっかにクソ親父がいて、勝手に心配してやがる。ぐらいに思ってて欲しい俺の自己満足だ」


リヴァイ「はっ、、クソ親父だな、まったく」


ケニー「また忘れた頃にこっそり遊びに来い。お前はちゃんとした親父になれよ。ガキが産まれたりとかしたら、見せに来い。どっかのクソ親父のささやかな楽しみだ」


ペトラ「ぐすっ、ぐすん」



リヴァイ「ああ。ケニー、ずっと言えなかったが、世話になったな。ひとりで生きていけるまで育ててくれて、ありがとう」



ケニー「おう。そんだけ聞けりゃもう充分だ。さっさと帰れ」



リヴァイ「はぁ、やっと、つっかえてたものが取れた。ここまで長かった」ボケー


リヴァイ「お前のおかげだな、ペトラ」

ペトラ「私はなんにもしてないよ。良かった、って言っていいかわからないけれど。でも、良かったんだと思う」


リヴァイ「今生きてる奴らが死んだ奴のぶん、生きりゃいい。それで両親の件はチャラにする。

どんな形であれ、母親には愛されていたようだし、守られて、今の俺があるってだけで、もう素直に感謝する」


ペトラ「うん。過程も結果も、辛いことがいっぱいあったけど、、、誰かが叶えられなかった未来は、私達で実現しよう。きっと大丈夫だから、、、」


リヴァイ「そうだな。俺もお前とならできると思える」

ペトラ「うん。私もあなたとなら」

ちゅう

ペトラ「できると信じてる。えへへ。えーと、それでね、」


リヴァイ「ん?」

ペトラ「ウチの実家行く約束してるの、今日だったからそろそろ向かわないと」

リヴァイ「やっべ完全に忘れてた!早く言え!」

ペトラ「今言ったよ!間に合うから焦ることないよ」

リヴァイ「台本作ってねえ」

ペトラ「はぁ、車の運転は私がするね?道わかるから」


ペトラ父「どうも遠くから来てくださって申し訳ありません、ささ、どうそ上がってください」

ペトラ「ただいまー」

リヴァイ「おじゃまします」

ペトラ父「今お茶淹れますんで」

ペトラ「いーよ私がやるから」


リヴァイ(ひとりにしないで)

リヴァイ(結局、台本も作れなかったし)

リヴァイ(最近俺のプライベートが目まぐるし過ぎる件について。でラノベ一冊書けるレベルだ)


ペトラ「おまたせー」

ペトラ父「へへ、すいませんねえ」

リヴァイ「あ。これ。つまらないものですが」ドゾー

お土産ー

ペトラ父「わざわざありがとうございます」

リヴァイ「それ、差し上げますのでペトラさんは俺に下さい」

ペトラ「私はお菓子と等価交換か!?」

ペトラ父「ええ、娘が選んだ相手ならそもそも反対はしません。ご挨拶に来て頂きましたが、もうとっくに許していますので」

ペトラ「お父さん、、、」

ペトラ父「お前は、ちゃんと長生きして幸せになりなさい。うちのは若いうちに病気で死んじまって、ペトラには寂しい思いをさせることになってしまった。

だから、早く嫁に行って、自分の家族を持って欲しいと思っていたんです」


ペトラ「そう、だったの、、、」

ペトラ父「もっと歳食って焦る前に娶ってもらえて良かったな、はは」

ペトラ「お父さ~ん」ウワー

ペトラ父「よしよし、お前はいくつになっても泣き虫だなぁ」


リヴァイ(すいませーん俺の存在忘れないで)

リヴァイ「えーっと、では結婚の許可を頂けたということで。俺が一生かけて幸せにします」

ペトラ父「はい。まったく泣き虫も治らない娘ですが、優しい娘です。母親に似てくれました。よろしく、お願い致します」


ペトラ「ごめんね、あんまりゆっくりできなくて」

ペトラ父「大丈夫だ、父さんもこの後予定があるからな」

ペトラ「ん?あ、囲碁とか将棋のクラブ?」

ペトラ父「ああ、そこで知り合った人と付き合っててな」

ペトラ「は?」

ペトラ父「父さんも彼女ができたんだ。いいだろう。じゃ、気をつけて帰りなさい」

ペトラ「はぁ?」


帰り道

リヴァイ「俺、存在感なかったな。ちゃんと見えてただろうか」

ペトラ「はぁ、もうジジィなのに彼女って。最近そういうの多いみたいだけどさ。はぁ」

リヴァイ「いいんじゃないか?ちゃんと未来を見て楽しく生きてるって様子だったぞ」

ペトラ「そう、ね。元気でなによりだわ」

>>188
乙ありがとう。凄く嬉しい

シリアス展開は控えめに早めにほのぼの展開に戻しました。
というか全体的に雑だな、、、すまないと思っている。
切り良く一旦ここまでお

みお


みおです。

唐突なんだが


俺おかしいだろ、、、エロゲにおいてやっとエッチに辿り着いたときの喜びと興奮を忘れていたのか?

気づいたよ、書くまでもないと(マンネリ化)思ってたけど急に回想させたるわ!全力で濃厚に行くからな

>>90
からの回想シーンです


ぽい

リヴァイ「ベッドは二つあるが、、、どうする?」

ペトラ「はうぅ、ずるい」

リヴァイ「お前がいいなら、抱きたい」

ペトラ「、、、いいよ、」

ギシッ

リヴァイ「無理してないか?」

ペトラ「うぅ、してない、よ。我慢、できないって、ほんとだよ?」

リヴァイ「ん、そうか。ペトラ」

リヴァイ「愛してる」

ちゅうー

リヴァイ(柔らかいな、唇も、体も)

もみもみ
ちゅう
ペロ

ペトラ「やっ、、、はぅ、あっ」

ペトラ「きもちいい、よぅ、、」

リヴァイ「そうか、もっと、触っていいか?」

ペトラ「はぅ、あっ」


こっからリヴァイさんのターンです



甘い香りがする

同じ風呂に入ったのに、特別な香り

女を抱くのは何時ぶりだったか

思い出すのは止めよう、失礼だな

やりかたは体が覚えていれば問題ない

だがペトラは、どの女とも違う、俺にとっては、理由もなく、、、あるのか?いや。そうなんだ

少しくらいロマンチストじゃなきゃ、物語なんて造れない、俺はそれでいいと思っている


そんな女を初めて抱けるんだ

緊張や興奮も、しない訳がない

どうすればいいかなんて簡単だと思っていたが

どこか覚めた気持ちでしていた時とは全く違う自分に驚いた

少しでも、傷つけたり怖がらせたりしたくないし

死ぬほど優しく、大切に扱いたい

ひとつになりたい

それは欲から生まれる感情ではなくて…


ペトラ「ぁっ、はぁはぁ、やぁ、、」

舐めるように唇、耳、首筋にキスをしながら

バスローブの上から、中に手を忍ばせ、滑らかな肌に触れる

コイツ、下着つけてねぇ、脱がしたら全裸じゃねーか

まぁそういうもんか、俺もだし

首筋に舌を這わせながら胸に触れ、その先端に触れると、ペトラは気持ちいいと言った。感じでくれているのだろうか

もっと触っていいかと聞いて、返事は待たずにバスローブをはだけさせる

もっと触れ合いたい

恥ずかしがりながらも、淫らな顔つきになっているペトラが愛しくてしょうがない

もっと見せて欲しかった、俺だけに

ペトラ「う、、恥ずかしいよ、あんまり見ないで?」

リヴァイ「じゃあ、見ないからお前からしてくれ、俺も脱ぐから」ぬぎ

ペトラ「ふぇ、ず、ずるいよぅ」

リヴァイ「俺が恥ずかしがってないと思ってるか?」


ペトラ「そう見える、、よ?恥ずかしいの?」

リヴァイ「こう見えてもな、緊張もしてる。触れた瞬間から下半身は痛いぐらい固くなるほど興奮もしているが」

ペトラ「あぅ、ほんと、、」

リヴァイ「んっ、、いきなり触んな」

ペトラ「触ったら、気持ちいいの?」

リヴァイ「お前に触られてるってだけで、凄くな」

目を逸らしていたせいか、普通に話せた


ペトラ「、、、抱きしめて?」

リヴァイ「もう見てもいいのか?」

ペトラ「もう、、、」


裸になっている密着すると、もの凄く幸せな気分に襲われた

なんなんだこれ


暖かくて、柔らかくて

深くキスを交わした

ペトラも俺を求めるように、唇で噛み付いてくる

愛しい人に求められることはこんなにも嬉しいものなんだな

ペトラ「ヘヘ、あったかい」

リヴァイ「そうだな、、、」

そのぬくもりをしっかりと感じ、ペトラの笑顔にまた心が熱くなる

もう、止めろと言われても止められそうにない


俺は再びペトラの体を探るように舌を這わせ、手と指先で愛撫する

ペトラ「ああっ、はぁ、うん、ああっ、あ」

全て堪能したいのはもちろんだが、感じやすいところを知りたかった

どこに触れても反応してくれるのは凄く可愛い

焦らすように柔らかい胸を手で揉み上げ、先端をそっとなぞる

舌先で転がすと、ペトラは体をビクンとさせて喘いだ

ペトラ「ああっ、や、やだ、だめ、あっ、はあ」

そう言いながらも、俺の体を抱きしめ肌を擦り付けてくる

言葉と仕草があってないぞ?そんなところがまた可愛くて、虐めてやりたくなる


片方の手で、足と太腿を愛撫する

するすると、滑らかな肌

核心に触れたいが、もう少し、ゆっくり、大切に扱いたい

様子を確かめるように唇にキスをし、瞳を見つめる

目が合うと、恥ずかしそうに逸らす表情はまたそそるものがある


リヴァイ「ペトラ、無理はしてないか?」

ペトラ「だい、じょうぶ、、あなたのこと、全部、欲しいから、、、それに、凄く感じちゃってるの」

リヴァイ「俺も、お前の全部が欲しい」

ペトラ「はぅ、、私、してもらってばっかり。私も、してあげたいから、、」

ぐい


なかなか大胆なことをするんだな、、

ペトラは俺の固くなってるそれを胸に挟んで、擦り付ける

舌を出し、舐め回して、濡らしてからまた挟まれた

全く、どこでそんな事覚えやがったんだ

俺から見下ろせる位置で、一生懸命にそうしてくれている姿には、どこかの誰かに嫉妬しつつも興奮した

そこに関しては俺も人の事は言えないからな


くちゅ、ちゅぱちゅぱ

すりすり

リヴァイ「うっ、、、く、はぁ」

そしてもの凄く気持ちいい

力抜いたらやばいな、、

ペトラ「きもちい?」

リヴァイ「ああ、、」

ペトラ「その表情、好きだよ、、ぺろっ」

コイツ、Sっ気があるのか?

悪くないな、、、

自然と腰が動いてしまう

リヴァイ「うっ、、、」 

この調子で進めたら顔射しちまう

初めてでそれは避けたいな


リヴァイ「ペトラ、俺も同じようにしていいか?」

ペトラ「え、う、、、ひゃっ」

触れたら、指先にねっとりとした感覚

出来る限り優しく、そっと触れて愛撫する

ペトラ「あぅ、あっ、ああっ、や、だめ、だめ」

リヴァイ「俺にしておいて、駄目だなんて狡いぞ」

ペトラ「やっ、あんっ、あなたに触って貰えてるってだけで、ぅ、ああっ、嬉しくて、はぁ、凄く、感じちゃって、気持ちよすぎちゃ、う、ああっ」

くちゅくちゅ

リヴァイ「俺も嬉しかったから、お返しだ。こんなに濡らして、、まだ溢れてくる」

ペトラ「う、や、優しく触ってもらうの、凄く感じちゃうの、はうっ」

ここの扱いは馬鹿みたいに指を擦り付けるんじゃない、力加減をちゃんとしないと感じさせられない

あとは、最も感じやすい所を探って、、

ペトラ「あっ、ああっ、だめ、そこ、だめっ、あん、はぁっ、はぁん」

体をビクビクと震わせるペトラ

このまま続けるのも悪くないんだが、、

さっきの仕返しをしないとな


一旦指を放し、ペトラの腰を顔を見ながらできる位置まで持ち上げて、甘い愛液を舌ですくい取る

ペトラ「えっ、ひゃっ、あ、ああん、あぁっ」

流石に驚いた様子を見せたが、また仰け反るようにして体を震わせた

リヴァイ「あまり暴れるな、感じてる顔、よく見せてくれ」

ぺろぺろぺろ

ペトラ「や、やん、やだ、はずかし、あっ、ああっ、はぁはぁ、あっ、ああっ、」

手で探った感じやすいところを今度は舌で愛撫する

さっきよりも声が大きくなっていて、それを押し殺そうと手で覆う仕草、すべてが愛おしかった

この体制だと片手は使えるから

舐めながら手で胸や体を撫でる


ついでに、指先をペトラの口に入れてみる

ペトラ「はぅ、あうぅ」

察するように、ペトラは俺の指をしゃぶり舐めたり甘噛みしたり

そうしてみたかったのは俺の趣味だが、受け止めて答えてくれる姿がまた可愛らしかった


そろそろ、いいか、、、

多分この体制はペトラを疲れさせるだろう

充分堪能させてもらったことだし、

そのまま腰を降ろさせ、脚は開かせたままその体制に移る


ペトラ「はぁっ、、うう」

髪を撫で、唇にまた深いキスを

もうこれだけでも、ひとつになれたような感覚になる


唇を離すと、とろんとした表情で見上げてくる

リヴァイ「ペトラ、凄く可愛いぞ。愛してる」

ペトラ「私も、、あなたを愛してる」


大丈夫だよ、という意志がその言葉に込められているように


もう一度ペトラのそこを手でなぞる


充分濡れている、そこに、ゆっくりと、腰を沈めていく

ペトラ「はぅ、うっ、いっ、いた」

リヴァイ「痛いのか?」

途中で、体に力が入ったのがわかった

一度抜いたほうがいいか

ペトラ「うー、そ、その、久しぶり、なの。でも、大丈夫だから、思ってたより、力が、、」

リヴァイ「本当に、無理はしなくていいんだぞ?」

ペトラ「う、やだ。したい。ひとつに、なりたいよ、、、」

ペトラは目尻に涙を浮かべ、懇願する

リヴァイ「俺も、同じ気持ちだ。でも痛がらせたくはないが、、それじゃあいつまでたってもできないな」

ペトラ「うん、大丈夫、慣れたら平気だから、」

リヴァイ「ん、、少しは、マシになるかわからないが」

指先を、ペトラの中へ、探るように奥へ進めていく


ペトラ「あぅ、はうう」

リヴァイ「これなら痛くないか?」

ペトラ「う、、、ん、きもちい」

 
くちゅくちゅ

ほぐすように中を弄る

中も充分に濡れていて暖かい


指を二本にしてみる

ちょっとキツイだろうか?

くちゅくちゅ

ペトラ「あっ、ん、きもちい、うっ」

狭くなってるところを解して

そろそろ大丈夫だろうか


リヴァイ「痛かったり、辛かったらすぐに言え」

ペトラ「うん、、ありがとう」

リヴァイ「じゃあ、ゆっくりするから」 


ずぷすぷ

ペトラ「ん、、あっ、ああっ、」

半分くらいだが凄く締め付けられる


リヴァイ「うっ、だ、大丈夫、か?」

ペトラ「だいじょうぶ、、あなたが優しくしてくれたから、痛くない、から、きて?奥まで、、」


全く痛みがないというのは嘘だろう

だが、そんな表情で。そんな風に言われて

止められる訳がないだろう


ずぷすぷ

ペトラ「あっ、ああっ、はぁ、う、嬉しい、ん、っ、奥まで、あたってるよぉ」

先まで進むと、締め付けがまたキツくなる


リヴァイ「ああ、、うっ、俺も、凄く嬉しい、ペトラ、愛してるぞ」

ペトラ「私も、だよ、リヴァイ、あなたを愛してる」

ペトラの目尻の涙が一筋溢れる

舌で舐めとった


ペトラ「幸せだから、だよ」

リヴァイ「ああ。俺も同じだから」


深く繋がって、これ以上ないほど深くキスをする

ペトラはしがみつくように俺を抱きしめてくれて


もう一生このままでいいと思えた


ゆっくりと、腰を動かす

ゆっくりと、快感が押し寄せてくる


ペトラ「はぁ、はぁはぁ、あっ、ああっ、ん、凄く、感じるっ、あん」

リヴァイ「痛みは、ないか?」

ペトラ「うん、慣れたみたい、、」

リヴァイ「もうちょっと、動かすが、、、本当に辛かったら言ってくれ。自分からはもう、止められる自信がない」


ずぷすぷ

ぐちゅぐちゅ

ペトラ「ひゃ、あ、あっ、ああんっ、あっ、はぁ」


ちょっと、ではなく我慢がきかなくて、体が動くまま、心を、欲を、ぶつけるように打ち付けた


ペトラの表情は、読み取りにくいが、辛そうよりは淫らになって、喘いでいるのは感じているということだろう


しているうちに、ペトラも腰を動かしてくるものだから、締め付けられるのと同時に、快感が勝ってひたすらその行為に溺れていった


ペトラ「はぁ、はぁ、やっ、やん、もう、や、だめ、いっちゃいそ、う、ああん、あっ」

リヴァイ「俺も、、もっと、強くしてもいいか?」

ペトラ「あっ、いっ、いっちゃう、や、、きて、もっと、、ああっ」


ずぷすぷずぷすぷ

ペトラ「ああっ、くる、いっちゃうよぅ、あ、ああっ、」


俺の腕を掴んでいたペトラの爪が食い込む

締め付けが一層強くなる


あと少し


ペトラ「あっ、すき、すき、だいすき、だよ、あ、だめ、いっ、、あああんっ、ああーっ、、、、ぅ」

びくんぴくん


リヴァイ「うっ、、、く、はぁ、はぁ、」

どびゅ

ペトラの中がビクビクと動くのと同時に俺も果てた


全部なかに注いでしまったが、俺は良かったがペトラは大丈夫だっただろうか


ペトラ「はぁ、はぁ、う、、、」

リヴァイ「はぁ、はぁ、」


やべ、動けねえ

そのままペトラの上に倒れ込んて抱きしめた

強く抱きしめ返してくれた


お互いの鼓動がひとつのまま、呼吸が整うまでそうしていて

なんとか上体を動かし、キスをした

ペトラも唇を、吸いつくように返してくれる


いくときに、好き、と言われたのは自覚があったのかなかったのか、ともかくその言葉に応えたい


リヴァイ「ペトラ、大好きだぞ、愛してる」

ペトラ「うん、嬉しい、、なか、あったかいよ、、」


リヴァイ「なかに出して大丈夫だったか?俺が、そうしたかったから、そのまましてしまったが」

ペトラ「ん、いいの。私ね、こうしてもらうの初めて」

リヴァイ「?ああ、なかに出されるのがか?」

ペトラ「うん。もし、ね、できちゃったり、したら、凄く、嬉しいから///そう思えたの、初めてなの。だからね、いいの」

リヴァイ「そういや、、俺もそれは初めてだな。お前との間に、できたら、俺も凄く喜ぶだろうな。もちろん責任とるつもりだからこうしてる訳だが、、」

ペトラ「ほ、ほんと、に?」

リヴァイ「真面目だ、って言っただろ?」


不真面目だった時期もあるから、払拭しきれなく見られるのは自覚はある。後ろめたさがない訳でもない。信用されにくい、のはしょうがないかもしれない。

 
ペトラ「へへ、あなたが喜んでくれたら、私も凄く嬉しい」


今は、この笑顔と涙の持ち主を、本当に幸せにしたいから




どうか、過去との決別を許して欲しい






回想終了


お仕事中です


ぽけー


ペトラ「ん?社長どうかしました?」

リヴァイ「いや、お前と初めてした時のことを思い出してた」 

ペトラ「はぁ?ちょ、な、何言ってるの///」


リヴァイ「あの時俺は、大切なことに気づいたんだ」

ペトラ「え、、、?」

リヴァイ「リアルがエロゲを超えるだなんて、想像してなかったんだ」

ペトラ「はい?」

リヴァイ「だが作り手としてはリアルを超えたものが書けなければならないと」

ペトラ「うん」

リヴァイ「二次元とリアルを混同するのは愚行だと理解はしているんだが」

ペトラ「まぁ、そうですね。二次元には夢があってしかるべきです。女性目線では、エロゲのエロシーンは、そんなワケないだろとツッコミどころ満載です」

リヴァイ「そりゃあ男から見た乙女ゲーと同じなんだろうな」

ペトラ「でも、夢がないと」

リヴァイ「夢を売る仕事。うむ、そう考えたことはなかったな」

ペトラ「社長の作品はどちらかというとストーリー重視で人気があるので、今のままでいいと私は思います」

リヴァイ「そうだな。エロシーンはオマケみたいなもんだ」

ペトラ「ん?今更ですけど、何故エロゲのシナリオライターになったんですか?」

リヴァイ「そりゃあ、夢があるからだな。男女がいてそういうところを省くのは不自然に感じる。その点エロゲは自由だから、な」

ペトラ「確かに、そうですね、、、省かれてるから二次創作も生まれるんですもんね。歪んではいますけど」

リヴァイ「それも、自由だから、だな」


番外編おわり


とくに理由もない番外編をもう1レスだけ投下


おうちでのんびりタイム~パズドラ編~



ペトラ「くっそまた負けたー」

リヴァイ「コンティニューすればいいじゃないか」

ペトラ「こんなとこで貴重な魔法石は使わないの!使うならスタミナ回復のがマシ!」

リヴァイ「そんなにケチらなくても」

ペトラ「廃課金厨め、、、違うのよ、そういうことじゃないの!無課金で、コツコツと、魔法石をためて、モンスターを育てて、クリアする。

やっと貯まった魔法石でレアガチャを回す時の喜び!これがパズドラの醍醐味なのよ!」


リヴァイ「気持ちはわからんこともないが、、、課金して回すかプラス集め周回ぐらいしかもうやることがないんだ」

ペトラ「無理してやるものでもないのでは」

リヴァイ「今までかけてきた金が、、、」

ペトラ「いくら、なのかは聞けない、怖くて」

リヴァイ「答えろと言われても覚えてない」


リヴァイ「しかし、これは由々しき事態なんだ。話はズレるが、パズドラはじめスマホアプリゲームが手軽でこんだけ中毒性があると、PCゲームなんて、いちいちやるのが面倒になると思わないか?」

ペトラ「たしかに、あのでかい箱を開けてディスクをPCに挿入、インストール。そもそもPCを立ち上げるのも、箱の開封さえ面倒に感じるかもね。

私も積みゲーは溜まる一方だけど、空いた時間にちょろっとできるスマホゲームは便利だし、ついやっちゃうよね」


リヴァイ「音楽CDも、とっくに売れなくなっている。それでもライブ動員は減ってないらしいから、聴く人間が減ったわけではないだろう。

ただPCゲームなんて、エロゲ業界なんて、もう衰退の一方じゃないだろうか」


ペトラ「パズドラやってただけなのになんでこんな話に。のんびりする時間くらいそういうの考えるの、やめよ?」


リヴァイ「そうだな。やめよう」


大人しく本編の投下作業に戻ります



ペトラ「はぁ、サイン会とか、私がサインとか。誰かいるんだろそんなの、うわああああ」

アニ「落ち着きなよ、私だって緊張するよ、、、」


漫画版コミックの発売に先駆けて、今日はノベライズ版の発売日。先に発売された移植版ゲームの売上も好調、ファンディスクも発売日が決まり、順調に展開していた。


アルミン「はは、二人とも大丈夫?ほら美味しそうなジュース買ってきたよ」

ペトラ「ありがと」

アニ「アンタには、癒やされるね」

アルミン「僕は今回、見てるだけだからね、、」


ペトラ(私達三人はチームで仕事してたから、結構仲良くなれたと思う。

取っ付きにくいと思ってたアニちゃんも、ホントは優しい娘で普通に話せるようになって、、間にアルミンが入ってくれたのも大きいと思う)


ペトラ(それに、この二人いい感じなんだよなあ)


サイン会開始!

ありがとうございますー


わいわいガヤガヤ


イザベル「ペトラ~!来たぜ!」

ペトラ「イザベル!ホントに来てくれたんだぁ」

イザベル「ファーランの野郎はやっぱり仕事で来れないって、差入れを託されたぞ」

ペトラ「わぁ!ありがとう!」

イザベル「っと、混んでるからまた後で!」

ペトラ「うん、終わったら連絡するよ~」


終了のお時間です~、が、もう数冊で完売なので、お願いできますか?


アニ、ペトラ「はい!もちろん!」


完売!



お疲れ!いぇ~い!


アニ「無事完売か、人もたくさん来てくれて良かった、、、」ホッ

ペトラ(わ、アニちゃん笑顔。可愛い)

ペトラ「アルミン、見惚れてる場合じゃないよ?」

アルミン「はっ!うわわ、見惚れて、いやいや」

アニ「クス。アンタがまとめてくれたお陰だよ、アルミン、ペトラも。ありがとう」

ペトラ「こちらこそ!」


アルミン「お二人が頑張ってくれたお陰です。続きも頑張りましょう」

おー


ペトラ「えっと、この後の予定は、、休憩とったら戻る、か。私、友達とお茶してから戻るけどいいかな」

アルミン「は、はい。じゃあアニ、僕と休憩付き合って、くれるかな」

アニ「うん///」


ペトラ(ふふ、やっぱりいい感じ~)



イザベル「良かったのか?俺とお茶するので」

ペトラ「いいの!むしろ良かったというかなんというか」

イザベル「ところでその指輪、例の婚約指輪だろ?さすが兄貴、すげー高級感あるな」

ペトラ「うん///つけるのが勿体無いくらいだけど。ところでイザベル、その服この前一緒に買ったやつだね!髪型も、オススメしたやつ似合ってる!」

イザベル「へへー、ちょっと大人っぽくなったろ?これで俺も彼氏を作るぜ!」

ペトラ「可愛いからすぐ出来るよ!いい人できたら紹介してね?」

イザベル「もちろん!相談させてもらうぜ!」



イザベル「じゃ、兄貴によろしく伝えておいてくれ~」

ペトラ「うん、ありがとね~!」


ペトラ(うーん、ファーランからの差入れ、お菓子と紅茶セットと、花束。ちゃんとお礼しないとなぁ)


ペトラ「戻りましたー」


オルオ「お疲れ。お、花束なんか貰ったのか」

ペトラ「友達にだけどね、でも無事、本は完売したよ!」

エルド「そうらしいな。おめでとう」

グンタ「本屋に平積みされてたの見たぞ」

エレン「ペトラさんの絵の個性が出ていていい感じでした!まわりに並べられてる有名イラストレーターさんの絵に負けてなくて、改めて思いました!」

グンタ「確かに。女性受けも良さそうな感じだよな」

エレン「あー、俺も次はゲームの作画、任せて貰いたいなぁ」

オルオ「そりゃまだ早えぞ」


ガチャ


リヴァイ「そうでもないぞ」

オルオ「あ、社長!アルミンも」

アルミン「遅くなりました。ちょうどそこで社長とバッタリ会いまして」


おかえりなさーい



リヴァイ「もうすぐ一段落ってとこだからな、落ち着いたら次回作の準備も進めたいんだが、、次はアルミンのシナリオで、作画はエレン主導でやらせてみようかと」


エレン「まままマジっすか!!!」

アルミン「僕も今聞かされて、まだ信じられないよ」


リヴァイ「俺は次の構想をじっくり練りたいから時間がかかりそうだ。それに今のメンバーなら無理なくやれるだろう」


ジャン「やったな二人とも!宣伝は俺に任せとけ!」

リヴァイ「頼むぞ。そういやコニーとサシャは?」

エレン「二人は漫画版のほうの作業手伝いに行ってもらってます。ミカサと一緒に」

リヴァイ「そうか。もうすぐ単行本の発売か。そこで形が出来上がり次第、次に進めそうだな。それまでにファンディスクのほう仕上げるぞ」

エレン、アルミン「了解!」


ペトラ「あの、社長」

リヴァイ「ペトラ、今日はお疲れだな。電話で報告くれて嬉しかったぞ」なでなで

ペトラ「う、もう。みんなの前なのに、、、ほらこれ、ファーランからの差入れ。お礼言わなきゃ」


リヴァイ「あー。電話してやるか」ぴぴ


リヴァイ「ファーラン、ペトラが礼を言いたいと。代わるぞ」

ペトラ「もしもし!ペトラだよ!差入れありがとう~!」

ファーラン「おう!行けなかったけどちゃんと本はゲットしたぜ!まだ絵しか見れてないけど、俺ペトラちゃんの絵好きだぜ!」

ペトラ「へへ、嬉しい。ありがとうね!」


サシャ「戻りました~、やや!それは、お菓子と紅茶!」ゴクリ

コニー「いいタイミングで戻ってきたもんだな」

ミカサ「単行本の作業、ほぼ完了」


エレン「お疲れミカサ!みんな戻ったところで」

サシャ「お菓子とお茶~!!」


ペトラ「花束も活けたいな、花瓶あるかな」

リヴァイ「ああ、あるぞ、ちっ、ファーランの奴、俺でもペトラに花束贈ったことねえってのに」

ペトラ「まあまあ」


そして・・・


エレン「やったー!コミック版の売上、週間一位取ったどー!!!」

ジャン「発売日のタイミングも良かったが、とりあえず増刷決定だ」

ミカサ「社長、私に携わる機会を下さってありがとうございました」

リヴァイ「俺は機会を作っただけだ。アニメ化の話も、まだ決まりではないがこれだけ結果が出せれば時間の問題だな」


アルミン「ファンディスクも完成しましたし、そろそろ次の作品に取り掛かってもいいですかね」

リヴァイ「ああ、引き続きノベライズの監修と平行で悪いが、新しいシナリオは皆に目を通してもらいつつ進めていくか」

エレン「よーし!俺は漫画版のほうは、ベル先生とスーパーアシのライナーさんにほぼ任せられそうなので、新作のキャラデザと作画進めていきますね!」

リヴァイ「そうだな。順調に事が進んでありがたい」



リヴァイ(こんなに、人に恵まれて、沢山の奴らを巻き込んで助けられて。想像もしてなかったな、、、あの頃は。

でも、時折感じるあの懐かしさが、今は違って見える。これで、良かったんだと感じる。あと、俺がやるべき事は)




ついにアニメ化が決定!しました


みんな「やったー!!」


リヴァイ「計画通り」ニヤァ

オルオ「予想通り」ニヤァ


ペトラ「本当に初めに聞かされた通りになるとは」


エルド「コミック、漫画、ノベル、どれも売上が好調ですが、アニメ化と決まればまだまだ売れそうですね」

グンタ「原作ゲームもまだ売れ続けてますし。ミルクリの主題歌は、元々人気ユニットということもあってヒットしましたが、サントラも売れています」

コニー「スマホ向けゲームアプリの原案できました!」

ジャン「大手アニメショップに特設コーナー作成の打ち合わせ、行ってきます!」

アルミン「ノベライズの次巻完成したので、社長、確認を!」

エレン「漫画版の連載誌の付録用、原作者の書き下ろしポスター特典の依頼が来てます、イラストの案描いたので見てもらえますか?」

サシャ「ゲーム雑誌の方からも書き下ろし付録の依頼が来てますよ」

リヴァイ「順番に見るから待ってくれ」


ミカサ「社長。ついに。外伝を別冊のほうで描いてほしいとの、依頼がついに私に。好きに、描いていいですか?」

リヴァイ「それは待ってくれ。すごく待ってくれ」



エレンとミカサはお休みの日


リヴァイ「はぁ、やってもやっても終わらん。ひとりで次回作の準備しようとしてたあの頃の俺アホすぎんだろ」

オルオ「新入り共がうまいこと役にたってくれてやがるおかげで、理想の形で進行はできてます」

エルド「そうだな。これでも上手くまわってるほうだな、どうしても社長に負担がかかってしまうところは多いが」

グンタ「当初の人数だったらみんな死んでるレベルだ。皆成長も早くて助かってる」



ペトラ「よし準備できた!アルミンお待たせ、アニちゃんのとこに打ち合わせ行こう」

アルミン「はい、では行ってきますね」



オルオ「ペトラのやつ、プロは諦めたって言いながらも、今は結局人気作品のノベルのイラスト作家になりやがって」

リヴァイ「贔屓して選んだ訳じゃないからな。アイツが毎日努力してた結果だ。俺が側で手伝えるってのも大きいけど」

エルド「それはわかりますよ、ところで、おふたりはまだ結婚されないんですか?式とか」

グンタ「そうですよ。お陰様で俺とエルドは先に結婚できましたが」

リヴァイ「もういつでもできるんだがな。一緒に暮らしてると、どのタイミングで事を運べばいいのか、今悩んでるところなんだが」


サシャ「お紅茶どうぞ!話は聞かせて頂きましたが、女の子の夢はウエディングドレス!素敵な教会でロマンチックな式を挙げることですよ!」

オルオ「お前の場合、その後のパーティでたらふく食うのが目的だろ?」

サシャ「ちちち違いますよ!呼んでもらえると決まってるわわわけでも、ないですし!」


リヴァイ「ウエディングドレス姿のペトラ」ポケー

サシャ「あ。鼻血ですね!ティッシュをどうぞ!」

グンタ「迅速な行動だがツッコミというのは、まあいいか」

コニー「どんな生活してたらそこまでになるのか気になるけど聞けない」

サシャ「ペトラさんがどう思ってるか、社長は話してないんですか?」

リヴァイ「そうだな。一緒に暮らしてるだけで毎日幸せで、あ。鼻血」フキフキ

オルオ「ウチは結婚急かされてるんで、そろそろ考えてやろうと思ってるんですが。ペトラは多分、自分から求めるタイプじゃないですね」

リヴァイ「そうなのか。じゃあ俺から聞いてやらないと、、なんて聞けばいいんだ?」

サシャ「お待ちください。ここは、このサシャにお任せを!この前、ハンジさんと仲良くなって、ここも女の子が増えたから女子会やろうって計画してまして」

リヴァイ「クソメガネが女の子?女子?」

サシャ「いくつになっても女子は女子!なのです!この計画を実行にうつして、女同士、ぶっちゃけトークでペトラさんの本音を聞き出してやりましょうぞ!ぐへ、ぐへへへ」

エルド「食べることが第一目標なことは変わらなそうだが」

サシャ「そうと決まれば女子会らいんグループを作って早速予定を、ぐへへへ」


ジャン「戻りましたー!原画の展示会と限定グッズ販売のイベントが決まったので早速打ち合わせを、、、なんだサシャ、気持ち悪い顔して」

サシャ「なっ!失礼ですね!」

リヴァイ「打ち合わせ、はエレンとやって欲しいところだが今日は休みだから、作業しながらで悪いが概要は俺が聞いておこう」

ジャン「ああ、今日はエレンとミカサ一緒の休みでしたね」

サシャ「ジャンはミカサの事好きですもんね。勝ち目ないのに」

ジャン「はぁ!?ちょ、おま何言ってるじゃん!?」

サシャ「ついでに、ミカサの本音も聞き出してやりましょう」


女子会グループらいん

サシャが

ハンジ、ペトラ、ミカサを招待しました

もうすぐゴール?だけど結局、前に書いた奇跡と魔法もと長さが同じくらいになりそう
こんな長くなる予定もなく、こんな設定にした自分を恨む、、、

動機は>>1に書いたとおりだし、後悔はないんだけどね
面白くないのは俺の限界

こっちが完了次第もいっこのスレもなんとかして依頼出して、
短編を構想中

もうスレッドと言うより俺のブログ化してるw

明日また投下再開予定

みお

もぐさんありがとう

そんなレスもらえるとはありがたい、頑張りやーす!

再開


打ち合わせ中のアルミン、アニ、ペトラ


ペトラ「じゃあ、挿絵はこのシーンはこれで決まりだね」

アニ「ありがとう、私の希望も通してくれて」

ペトラ「一緒に作ってるんだから、当然だよ!」


アルミン「あとは次の巻の内容を、、、」

ペトラ(アルミンとアニちゃん、お似合いだよなぁ、私の勘違いじゃなければ、、、でも、なさそうなんだよな、、ん?

サシャから、グループらいんの招待?ふむふむ、女子会かぁ。そうだ)


ペトラ「じゃあアルミン、私のほうは打ち合わせ終わったから先に戻るね、まだ長くなるでしょ?」

アルミン「あ、はい、そうですね///」

ペトラ「アニちゃん、あとで連絡するね!」

アニ「ん、わかった」



ハンジ「おっ!女子会グループらいん!げへへ、楽しみ~」



ミカサ「女子会?そんなリア充イベントに、私も誘われるなんて」

エレン「なんだそれ」

ミカサ「サシャから。女子だけで集まって飲もうっていう誘いが」

エレン「へぇー、お前あんまりそういうの参加してないだろ」

ミカサ「腐女子会なら、ある」

エレン「えーとだな、そうじゃないのも行っておくといいぞ、漫画家たるもの人生経験は少しでも多いほうがいいからな」

ミカサ「うん。エレンがそう言うなら、そうする」

エレン(こうやって、素直に聞いてくれるところは可愛いんだよな///)


女子会グループらいん

ペトラがアニを招待しました


サシャ「参加メンバーが増えた!望むところですよ~!」




サシャ『女子会の日程は今週金曜の夜で、いかがでしょうか』

ハンジ『おっけー!』

ハンジ『飲み放題?』

サシャ『飲み放題付きで料理も美味しい個室居酒屋の予定です!』

ハンジ『いいねー』

ペトラ『私も、その日で大丈夫だよ』

ミカサ『把握』

アニ『ペトラさんに誘われました。よろしく』

ミカサ『ノベライズ担当の方ですね、サイン下さい』

アニ『いいけど』

ハンジ『あ、私も友達誘っていいかな~、同業だから会ったことある娘もいると思うけど』

ハンジがリコを招待しました

リコ『よろしく。誘ってもらったので参加させて頂こう』

サシャ『よろしくお願いします!』

サシャ『では、時間と場所が決まり次第ご連絡しますので!』


当日


サシャ「さぁ!今日は日頃なかなか話せないガールズトークを美味しいご飯と共に堪能しましょう!」


みんな「カンパーイ」


ペトラ「じゃあさっきも紹介したけど改めて。ノベライズ担当のアニちゃんです」

アニ「よろしく」

サシャ「クールビューティですね!ミカサとはまた違った感じで」

アニ「そうかい?」

ミカサ「タイプは違うけど、似てるかも」

アニ「ふーん」

ミカサ「あの、サイン下さい」

アニ「あ、そうだったね」カキカキ

ハンジ「はービールうまい!すいません生追加で」

リコ「もう1杯あけて!まだみんな半分以上残ってるってのに。あと一応私の紹介もしてよ」

ハンジ「ごめーん!友達のリコだよ!女子会にはもってこいのネタと一緒に連れてきたよん」

サシャ「おお!それは気になりますね!」モグモグハムハム


リコ「なんだよその紹介の仕方は!まぁいいけど、、、ところで、ここのメンバーってみんなまだ未婚?」

ハンジ「そうだね、私はモブリットと同棲中、ミカサはエレンと。ペトラはリヴァイと婚約してるから、一番に結婚するとしたらペトラかな」

ペトラ「わわ、そうなるの?」

リコ「ホントに?あの変人野郎と結婚するの?」

ペトラ「ええ、なんかマズいですかね、、」

リコ「いや、そんな関わりないけどそういうの想像できない奴って感じだったからさ。アイツからプロポーズしてきたの?」

ペトラ「うーん。そうですね」

リコ「そっかぁ。段取りよくいってる?」

ペトラ「一緒に暮らすようになって、家族への挨拶も済んだのですけど、忙しくてそれどこじゃなくて」

サシャ(おお。早速いい展開に話が進んでます!)

リコ「先に同棲しちゃうとタイミング逃すよねぇ、私は痺れ切らしてこっちから迫ってるんだけど、なかなか先に進めなくて悩んでて」


ハンジ「ってワケで今日連れてきた。ウチは、モブリットは私の保護者みたくなってくれちゃってて、結婚って必要なのかなって思うよ。

してなくても、私はアイツなしじゃ生きていける自信ないもん。だから参考になるアドバイスできなくて」


ミカサ「必要か、については。私も同意見です。紙切れの提出なんかしなくても、私とエレンは、家族」

アニ「ふーん。私はひとりのほうが楽だから、誰かと暮らすとかは想像できないな」

サシャ「私はご飯をたくさん食べさせてくれる人と結婚するのが夢です!そんな結婚に一番近いペトラさん!社長は鼻血出すほどペトラさん大好きなんですよ!?早く結婚しちゃいましょう!」

ペトラ「へ?鼻血?うーん、しちゃいましょう!と言われても」

リコ「式挙げるならなるべく早いほうがいいって思わない?ウエディングドレスとか、絶対一秒でも若いうちに着るべき!」

ハンジ「えーっ、そうなのかな、そうするべき?」

ミカサ「私は、興味ない。エレンがやると言えば、やるけど」

サシャ「さぁペトラさんは、正直ぶっちゃけどうなんですか?」

ペトラ「うーん、式についてはどっちでもいいかなぁ、今、一緒にいるだけで、ホントに幸せで///」


リコ「そんなに?アイツと一緒の生活ってどうなのよ?不満とかないの?」

ペトラ「不満かぁ、家事全般できる人だから負担にはならないんだけど、私が掃除したとこを何も言わず、やり残しがあったらやってたりとか」

ミカサ「ウゼェ」

アニ「そういうの、想像するだけで面倒いわ」


ミカサ「喧嘩して。面倒なことになったりとかは?」

ペトラ「喧嘩したのは、この前、、、」


回想

パズドラごっどフェス開催中

リヴァイ「やっとだ、やっとパンドラが落ちたぞ」

リヴァイ「無課金のペトラが持ってるのに、俺のパズドラの中には入ってないのかと思ってたぞ」

ペトラ「一応聞いてみるけど、いくら使ったの?」

リヴァイ「さんま、ゲフン。三千円」

ペトラ「三万円ね。この短時間で」

リヴァイ「ホントは、5回くらいまわしたとこで出たんだけど」

ペトラ「は?」

リヴァイ「進化前、進化後、究極進化後、さいかわキャラだから全部集めときたくて」

ペトラ「はぁ」

リヴァイ「三万円で3体、ひとり一万と考えれば運は良かったほうだと思わないか?」

ペトラ「そんなにパンドラ集めなくても!もう強いキャラいっぱい揃ってるじゃない!」

リヴァイ「だって、可愛いんだぞ」

ペトラ「ぐっ、、、私とパンドラ、どっちが、どっちが可愛いと思ってんのよおおおおお!!!!」

リヴァイ「そりゃペトラに決まってるだろ」

ペトラ「だったら、、他の娘にそんなお金かけるなんて、やだな、嫉妬しちゃうよ?」

リヴァイ「じゃあ、倍の六万円分、なんか好きなもの買ってやるから、許してくれ」

ペトラ「そういう問題じゃなーーーーい!!!」

リヴァイ「チッ、面倒くせえな」ボソッ

ペトラ「今なんと」

リヴァイ「なんでもない」

ペトラ「聞こえてたよ。そうだよね、面倒くさいよね。あなたのお金を何に使おうと、関係ないわよね」ツーン

リヴァイ「うっ、、金の使い方を誰かに指摘されること今までなかったんだ。だから慣れなくて。許してくれ」

ペトラ「結婚したら、私に管理を任せてくれると言ってたけど」

リヴァイ「はい」

ペトラ「魔法石を買うときは、ちゃんと私のおゆるしをもらってからだよ?」

うわめずかいー

リヴァイ「そうだな///ムキになりすぎた。すまん」

回想終了


ペトラ「っていうことがあって」

リコ「それ、喧嘩?惚気にしか聞こえなかったんだけど」

ハンジ「あーそれ、私もよくモブリットに怒られるよ」

アニ「結婚するなら、金銭感覚合わないのってマズいんじゃない?」

ミカサ「湯水のごとくぶん回す廃課金厨。くず」

サシャ「でもギャンブルにお金使うよりマシじゃないですか?私、前の彼氏がそうで土日は朝からパチ屋並んでバイトよりそっちで稼いでました」

ミカサ「パチンカス野郎、だった」

リコ「それは問題外ね。でもお金に困らないってのは結婚相手としては悪くないと思うけどね」

サシャ「そうですよ!可愛いもんですよ!一緒にいるだけで幸せなくらいラブラブで、お金もある!式を挙げるのも余裕じゃないですか!」

ペトラ「うーん、そうなんだけどね。結婚式かぁ、挙げるなら小さな教会で、ささやかなものができたら、いいかな」

サシャ「なるほどそれはロマンチック!」

サシャ(よしさっそく社長にらいんを)


一方その頃の男子?たち


リヴァイ(今日はペトラ遅くなるのか、、、つまんない。今まで当たり前だったんだが。女子会で出払ってるから、ちょうど野郎ばかり皆揃ってるな)

リヴァイ「もう定時だな。そろそろ打ち切って飲みにでも行くか?」

シーン

リヴァイ「えっ?」

エレン「珍しすぎて思わず言葉が出ませんでした」

オルオ「もちろん行きます行かせて頂きますさあ早急に仕事の打ち切りを」

エルド「いつもこちらから持ちかけないと行ってませんでしたからね」

グンタ「確かにそうだ。ビビりました」

アルミン「そうだったんですね、是非行きたいです」

コニー「全然オッケーですよ!」

ジャン「戻りましたー!」ジャン

エレン「登場のタイミングと仕方がウゼェ」

ジャン「なんだよぉ!」


ジャン「飲むぞー!」

コニー「ひゃっほー」

エレン「ではみなさん!カンパーイ!」


がやがや

ぐびぐび


リヴァイ(ん、サシャから、、。そうか、教会で式を挙げたいのか)


リヴァイ「ペトラは小さな教会でささやかな式を挙げたいらしい」

オルオ「アイツらしいですね。社長もそれでいいなら、いいんじゃないですか?」

リヴァイ「段取りってどうしたらいいんだ」

エルド「ウチは海外で身内だけでやったので、参考にならないですね」

グンタ「いいなぁ、うちは結納とか色々大変だった」

コニー「そういえば、ハンジさんの友達に牧師さんがいるらしいですよ」

リヴァイ「アイツ顔広いな、、、」

ジャン「式の後はパーティでもやりましょう!段取りは俺に任せて下さい」

リヴァイ「不安なんだが」

アルミン「あ、僕も手伝いますよ!」

エレン「えーお前らがやるなら俺も!コニーもやろうぜ!」

コニー「へっへっへ、DJは任せな!」

オルオ「新入り共に任せるのは癪だが、、ちゃんとできてなかったら俺がやるからな」


女子会チーム


サシャ「ところでミカサは、エレンと若いうちから付き合い長くて、他の男性に目移りしたりしないんですか?」

ミカサ「ない、全然」

サシャ「今、まわりに男性が多い環境なのに、何も?」

ミカサ「ない。全然」

ハンジ「私も基本的にはないよ、そういうの。面白そうだなって興味持つことはなきにしもだけど、男女限らず。浮気とかは絶対ないな~」

サシャ(うーむ、予想通りの返答。これ以上突っ込んでも出てこなさそうだな)

サシャ「あ、アニさん!まだあんまりお喋りしてませんが、彼氏とか、好きな人はいるんですか??」

アニ「そうね、好きかはまだわからないけど、気になる奴はいるよ」

サシャ「おお!ズバリ!私達も知ってる人だったりしますか!?」

アニ「そうだね、教えないけど」

サシャ「わーん、気になります!」

ペトラ(わ、やっぱり、アルミンかな?)

アニ「そういうアンタはどうなの?好きだったり、気になる相手はいないの?」

サシャ「うーん、この際だから言っちゃうと。気になってる人はいますよ」

ミカサ「それ、聞いてない」

ハンジ「お!誰?だれ?」


サシャ「ふたりいるんです。コニーとジャン。ジャンがミカサのこと好きなのは前から知ってたんで。

脈なしなのに一途なとこがいいなってずっと思ってたんですよ。でも、最近仲良くてよく遊んでるのはコニーなんです」


アニ(アルミンじゃないならいいわ)


サシャ「でもミカサの気持ちもハッキリ聞けたので、元々好きだったジャンに、、でもコニーとも、ここで、バイト始める前に花火で会った時によく話すようになったので、仲良くなってからそこそこ長くて」

リコ「若い頃ってそういうのあるよね!懐かしい、羨ましいわ」

ハンジ「とりあえず両方と」

ペトラ「ダメですよ!うーん、確かにそういう困っちゃうタイミング、あるよね」

ミカサ「サシャは、誰とでも仲良くできるから。凄いと思う」

アニ「仲良くしてなくても、寄ってくるときは勝手に寄ってくる。待ってみれば?」

リコ「モテる女の発言ね、、、」

サシャ「待ってみる、ですね、、今は、どっちにも仕事で会えるしバイトもクビにならないし楽しいので。まぁ私のことはおいといてですよ」

サシャ「リコさん、ペトラさんも中々結婚に至らないということでしたが」

ペトラ「急いでないんだけどなー」

リコ「絶対早いほうがいいって!」


なんやかんや




女子会チーム「よ~し、二次会カラオケ行こう!」

野郎ども「まだ時間あるし、カラオケでも行きますか!」


とあるカラオケ屋


サシャ「ん、パーティルーム貸し切りされてますね」

サシャ「はっ!この曲は、、、」


嗚呼目覚めて見ればなんだこの世界は~♪


ミカサ「幕末ろっく」

ペトラ「しかも、めっちゃ上手くない!?」

ハンジ「覗いてしまえ!って、あれ?」

ミカサ「エレン、、、」

サシャ「あの歌声はジャンだったんですね!」

ミカサ「なんで、脱いでるの、、、私のいないところでそこまで再現するなんて」

アニ「ペトラ、あんたの王子様が死んでる」

ペトラ「うわっ!みんなノリノリなのにひとり死体になってる!」

リコ「オルオ、、、こんなところで何を」

みんな「えっ?」

リコ「えっ?」

サシャ「なにはともかく突入です!」


爆音にのってたてのりにのって~♪


ガチャ

サシャ「おーイェ~イ♪」


ジャン「ワオ」脱いでる

エレン「」脱いでる

コニー「」脱いでる

アルミン「」タンバリン

エルド「」飲んでる

グンタ「」飲んでる

リヴァイ「」しんでる


ミカサ「エレン、なんで脱いでるの」ワナワナ

リコ「オルオ、あんた何してんの」ワナワナ

ハンジ「写メ写メ」

ぴろぴろぴろり~ん


サシャ「ロックの夜明けぜよ~!イェ~イほら歌って歌ってください!」

アニ(アルミンに会えた)

ペトラ「わっつでぃす」

what's this?


お~イェ~い!



ハンジ「つまり、状況を整理すると」

サシャ「私達の女子会に嫉妬して男子会を開いてたわけですね!」

ミカサ「べろべろノリノリになってカラオケにやってきて」

アニ「社長さんは酔いつぶれて」

ペトラ「なんと、リコさんの彼氏はオルオで」

エルド「オルオの彼女ってリコだったんだね、前会ったことはあるけど久しぶり」

グンタ「よぉ、俺も久しぶりだな」

オルオ「リコ、社長からのお誘いだぞ?断れるわけがないだろう」

エレン「ペトラさんすいません。社長いつも以上にぐびぐび飲んでてここ来た途端に寝ちゃいまして。ミカサ、男同士でこれくらい破目をはずすぐらいいいだろ!?ちょっとあっちで話そう」

コニー「いやージャンの歌唱力と俺のリズム感がロックすぎて革命起こしちゃいました」

ジャン「そういうことジャン!」

アルミン「アニ、君も今日参加してたんだね!」

アニ「あ、ああ、うん///」

ハンジ「スタッフさ~ん!ここの部屋に合流で!」

ペトラ「嫌な予感しかしない。ハンジさん、モブリットさんも誘いましょう」

ハンジ「うん!電話しちゃお~っと!」

ペトラ「これでひとまず安心。ひとまずは」

ペトラ「リヴァイ!大丈夫??」

リヴァイ「んあー、ん、ペトラ?俺帰ってきたんだっけ」

ペトラ「違うよ、どういうわけかこんなことに」

リヴァイ「これは、、どういう状況だ」

ハンジ「よーし!カラオケ耐久大会!」

サシャ「誰か最後までノリノリでいられるか勝負ですよ~!」

コニー「わくわくするぜ~♪」

ジャン「ろっきゅー!」

ペトラ「という状況です」

リヴァイ「俺がもう脱落しているんだが」




モブリット「おっと、この部屋かな、遅くなってしまいました」

モブリット「みなさーん」


ガチャ

モブリット「」

そこには、悪夢のような光景が広がっていました


モブリット「みなさーん」

返事がない、ただのしかばねのようだ

リヴァイ「んあ」

モブリット「ああ!生存者がいました!」

リヴァイ「こいつら全員、酒飲みまくって踊り狂って飛び跳ねてたからな、ったく、頭痛え」

モブリット「ちょっとドリンクバー行ってきます!」

リヴァイ「ああ助かる」クラクラ

リヴァイ「そういや俺、いっこも歌ってねえな」ピッピッ

モブリット「リヴァイさんとりあえずコーヒーでいいですか」

リヴァイ「すまないな。よし、歌うか、、、」


ちゃらららん♪

モブリット「このイントロは、、、!」



消える飛行機雲 僕たちは見送った
眩しくて逃げた いつだって弱くて
あの日から 変わらず いつまでも変わらずに
いられなかったこと 悔しくて 指を離す

「国歌だ!国家が聞こえる、、」


わらわら


モブリット「みんな生き返った、、、!」



リヴァイ「で、なんで会計は全部俺持ちなんだ。最後生き残ってたの俺だろ、、まぁいいけど」

リヴァイ「明日っ、てもう今か。今日は全員休日だからな、お前らちゃんと休めよ」


ペトラ「はぅー」

リヴァイ「大丈夫かペトラ」

ペトラ「私はわりと早々に脱落してたみたいだから、マシかな。早く帰ってシャワー浴びたい」

リヴァイ「じゃあ一緒に風呂だな」

ペトラ「はぅー///それはまだ慣れない」


泡ぶろぶくぶく

ペトラ「疲れたぁ~」

リヴァイ「俺は寝てたからわりと元気だな、お前は風呂あがったら休めよ」

ペトラ「うん、ねむ~」



リヴァイ(昨日、アイツらに相談して、とりあえず籍を入れて、式をサプライズでやろうって段取りだったか、、

俺の誕生日はクリスマスとかいう毎年中止になるイベントと被ってるから、ペトラの誕生日に)


リヴァイ(で、大丈夫だろうか、、、起きたらさりげなく聞いてみるか)


ペトラ「むにゃ~、今何時?」

リヴァイ「夕方だな。とりあえず飯作ったんだが食うか?」

ペトラ「わぁ、ありがとう!お腹すいたよ~」


もくもく

リヴァイ「ペトラ、誕生日にどこか行きたいとか、あるか?」

ペトラ「んー。一緒に過ごせたら嬉しいけど、特別どこにってのはないかな」

リヴァイ「じゃあ、俺に任せてもらえるか?」

ペトラ「えっ!?うん、楽しみ!」


リヴァイ「で。できればその日の朝一で入籍しに行こうと思ってるんだが」

ペトラ「ぶふぉ」

リヴァイ「やっぱり誕生日と結婚記念日が一緒ってのは嫌か?」

ペトラ「ううん!そんな事ない!歳を重ねるのと、結婚した日が一緒、、、私は嬉しい」

リヴァイ「ん。ならそれで。必要な書類とか揃えておこうな」



サプライズ結婚式特別作戦班(ペトラ以外みんな)


リヴァイ(ペトラの親父さんの連絡先はこの前聞いておいたから、まずは伝えないと、その前に)



リヴァイ「ハンジ、急だが教会の式の予約頼めるか?友人に牧師がいるらしいが」

ハンジ「おっけ~すぐ確認するよ!」

ジャン「パーティ会場はオサレな店の貸し切り、俺が押さえますんで」

コニー「出し物も考えなきゃな、あとセットリストも」


ハンジ「大丈夫だってさ!式はお昼頃で」

ジャン「じゃあ二次会パーティーは夕方ですね」

アルミン「サシャのほうは、上手くやってるかな、、」


サシャとペトラは一緒のお休みなので、ショッピングに出掛けておりました


サシャ「これとこれと、これ!試着しましょー」

ペトラ「私も、これ着てみようかなぁ」

サシャ「ぐへ、一緒に入りましょう!この店、試着室広いんで友達同士で入るのオッケーなんです!」

ペトラ「へーそうなの?うんまぁいいけど」

しちゃくー

ぬぎぬぎ

ペトラ「うん、サイズはこれでピッタリかなぁ、どうかな?」

サシャ「ふむふむどれどれ?あ、私服屋でもバイトしてたことあるんで。うーん、ワンサイズ下でもいけそうですね、ふむふむ、持ってきましょう」

ペトラ「うん、たしかにこのサイズのほうがいいかな」

サシャ「ふむふむ」

ペトラ「ねえ、なんでそんな体中触ってるの?」

サシャ「いえいえ。ところで、下着のサイズ、ちょっと測り直したほうがいいかもですよ?ちょっとキツそうです、ぐへへ」

ペトラ「えっ、ほんとに?変わらないものだと思ってずっと同じサイズの買ってたけど」

サシャ「次は下着屋さんに行きましょう」



ペトラ「うわー、ホントにこのサイズのほうがしっくりくる、、」

サシャ「サイズ合わないと肩こりしちゃいます!これは買い替えたほうがいいです普通に」

ペトラ「うーん、そうするかぁ」



ペトラ「サシャが買い物行きたいって誘われたのに、色々選んでくれてありがとうね?そこのカフェでお茶と美味しいもの奢るよ」

サシャ「やたー!」


サシャ「というわけで、無事ペトラさんの体中のサイズは調べ上げました。ぐへへ」

リヴァイ「俺だって調べ上げてるはずなんだが、ぐぬ、何故か悔しい。よし、このサイズをもとにクリスチャンでぃおーるに発注を」

ミカサ「間に合うわけ、ない」

リヴァイ「無理だろうか」

ミカサ「常識的に考えて。ここは、美的センスのあるアニを共に連れて行きましょう」


ドレスを選びにきました


アニ「で、来た訳だけど、どうしてアルミンも」

リヴァイ「俺が他の女共とウエディングドレスとか見に行ってたらおかしいからな」

アルミン「何故か連れてこられました」

リヴァイ「他の奴はセンスがなさそうだからな」

ミカサ「私は付き添いで」

ミケ「俺も久々に登場してみた」


アニ「うーん、ペトラに似合いそうなのは、こういうふんわりした感じの」

アルミン「そうですね、色々あるんですね。あ、これはアニに似合いそうだよ」

アニ「ちょ、なに言ってんのさ///」

ミカサ「撮影は自由らしいから、漫画描く参考に撮っておこう」パシャパシャ

リヴァイ「お前マジ何しに来たし」

ミケ「どれどれ、縫製をチェックしよう。ふむ、これと、これは良さそうだな」

リヴァイ「あとはサイズ、、」

アニ「最終的には王子様が決めてあげるのがいいんじゃない、ですか。お姫様のドレスなんだから。ペトラは、私にとってもお姫様だよ」

リヴァイ「お前意外と恥ずいこと言う奴なんだな、いつも、ペトラと仲良くしてくれてありがとうな」

アニ「どうも」

リヴァイ「じゃあ、これ、、かな」

アニ「そうだね、私もそれがいいと思う」

アルミン「とても似合いそうですね」

ミケ「うむ、匂いも合格だな。あとはお前のも選べよ」

リヴァイ「あ、そうだった忘れてた」

ミケ「やれやれ」


ミカサ「この二人、アリかも、、」

アニ「アンタは何言ってんだい?」

アルミン「ミカサは勉強熱心なんだよ、そういうことにしておこう」


二次会イベント特別作戦班


コニー「選曲はこんな感じで、、、で、出し物なんだが男子チームでこれをやろうと思うんだが」

エレン「うお、これかよ!まぁペトラさん喜ぶだろうし賛成だけど、俺達でやんの?」

コニー「人数揃えるのに、先輩方もご協力おなしゃす」

エルド「えっ」

グンタ「えっ」

オルオ「ガブッ」

男子チームの出し物は

コニー、エレン、ジャン、アルミン、エルド、グンタ、オルオ



サシャ「女子チームも何がやりましょう!」

ミカサ「私、歌いたい」

アニ「歌うの?私無理だけど」

ミカサ「伴奏と、コーラスをお願いする。この曲」

サシャ「おおー、いいじゃないですか!」

アニ「これなら、なんとかなるかね」


そして当日



無事に入籍しました!


ペトラ「うわぁ、まだ全然実感わかないけど」

リヴァイ「これで、夫婦、家族になったんだな」


ペトラ「ふわぁ、夢みたいだよ、これからも、よろしくね?」

リヴァイ「こちらこそ、よろしく。世話はかけるが苦労はさせないぞ。幸せにするから」

ペトラ「うん///」 

リヴァイ「で、今日はお前の誕生日だから、プレゼントを用意してある」

ペトラ「えっ、な、なんだろ」

リヴァイ「とりあえず、車乗って移動してからだな」



ペトラ「ん、ここは?」

リヴァイ「ついてこい、俺の嫁」

ペトラ「ふぇ、そっか。ホントの意味でそうなんだよね」



ハンジ、リコ「やっほー」

サシャ「姫!お待ちしておりましたよ~!」

ミカサ「バカ王子、姫をよこせー」

リヴァイ「その呼び方やめろ」

ペトラ「え、なんでみんないるの?」

アニ「王子様、説明まだしてないの?」


リヴァイ「タイミングが、、、まぁ今だな。ペトラ、お前への俺からの誕生日プレゼントは、結婚式なんだ」


ペトラ「ふぇ?ええ!?でも準備とか」アワアワ

リヴァイ「残念ながら、出来てないのはお前だけなんだ。じゃ、お前らに一旦預けるぞ」

ハンジ「アンタも準備しなさいね?」

リヴァイ「あーそうだった」

ミケ「まったく」


サシャ「さぁ、まずは素敵な花嫁さんになる準備ですよ~」

ペトラ「あのあのあの!まだ状況が把握出来てないんですけどー」


ミカサ「サプライズ、結婚式」


リコ「先を越されちゃったけど、協力するよ」


ハンジ「参加するのウチの身内だけで、ペトラの友達とか呼んでなくて申し訳ないんだけど、結婚式は何回やってもいいものらしいからさ」



ペトラ「うん、はい、えぇー!!!!!!、」




サシャ「ささ、こちらへ。見て下さいこの素敵なドレス!私の完璧な採寸をもとに、社長が選んだんですよ?」

ペトラ「うわ。可愛い、これ着れるの!?」

アニ「あー、私も一緒に選ばせてもらったの。サイズも多分大丈夫だと思うから、まずは着てみてもらえるかい?」

ミカサ「私も、付き添いで見に行った。アルミンとミケさんも。みんなセンスいいから間違いない」


ペトラ「いつの間に、、、みんなありがとう。えーっと、じゃあ着てみよう。うわ緊張するー」



お着替え完了!



サシャ「よし、サイズはピッタリです!」

ペトラ「サシャ、この為にお買い物連れてってくれたんだね」

アニ「良かった、イメージぴったりだよ」


ペトラ「うわぁ~」


リコ「じゃ、ヘアスタイルとメイクは私が。これでも美容学校に通ってたから任せて」

ハンジ「手伝うよ~ん」



キラキラぴかぴか


ミカサ「素晴らしい。スケッチスケッチ」


ハンジ「写メ写メ」ぴろり~ん


てす


アニ「あ、どうも、、、ペトラ、お父さん来たよ」


ペトラ「えーお父さん!ちょ、なんで」


ペトラ父「サプライズということでな。父さんの彼女も連れてきたぞ、ロマンチックじゃないかって大賛成してくれたよ」

ペトラ「あ、初めまして。父がお世話になっております。急にこんなご挨拶になってすみません。わざわざ来て頂いて」

父彼女「こちらこそ。あなたも複雑だろうと会いづらかったんだけど、来て良かったかしら?」

ペトラ「ええ。もちろん!とても、嬉しいです」


ペトラ父「そうだな、お前はもう嫁ぐんだから、父さんのところから旅立つ訳だが、安心して行っていいんだぞ」

ペトラ「ありがとう、、、!あの、父のこと宜しくお願いします」




ユミル、クリスタ「こんにちは」


ペトラ「きゃーミルクリの二人!わざわざ来てくれたの!?」

ハンジ「女の子が少ないねって事で、華を添えてもらおうと呼んでみたよん」


クリスタ「頂いた曲の歌詞、ペトラさんも協力頂いたと聞きました。是非お礼も言いたくて」

ユミル「ウチらは自分たちで作詞させてもらえないんですけど、あの曲の歌詞には二人とも凄く共感できて、感動しました」


ミルクリ「ありがとうございます!そしてご結婚おめでとうございます!」

ペトラ「気に入ってもらえたんだね、私はたいして何もしてないけど、嬉しいよ!こちらこそ、わざわざ来てくれてありがとう」


イザベル「遅くなった!俺も来たぞ!」

ペトラ「わー!もうびっくりなことばかりだよぉ」

イザベル「流石に今日はファーランも来てるからな」

ペトラ「嬉しい。みんな本当にありがとう」うるうる


一方王子様は


リヴァイ「はぁ、なんだかんだで一応呼んでみたらほんとに来やがって」

ケニー「関わるなと言った手前、多少は気まずかったんだぞ。だが嬉しくてコッソ~リ来てやった」

リヴァイ「多分、そうしたほうがペトラも喜ぶと思ってだな」

ケニー「俺も嬉しいぞ。お前は優しい奴になったな、、、。きっとあのジジイに似たんだろうな。お前の親父も根は、優しい奴だった。ちょっとばかり純粋すぎたがな」

リヴァイ「そうだった、のか、、、?ジジイって、誰のことだ?」

ケニー「さあな。じゃ、俺はこっそり参加してクールに去るから。また後でな」



ミケ「お前、一応家族はいたんだな」

リヴァイ「まあな」


ファーラン「よぉ、お前が結婚式とか父さん嬉しいぞ」

エルヴィン「お前が結婚するとか父さん嬉しいぞ」

リヴァイ「連続でボケるのやめろ。ツッコミが追いつかないぞ?」

ミケ「お前親父多いな」


ハンジ「用意できてる~?紹介するよ、友達のニック。今日牧師を努めてもらうよ」


リヴァイ「ああ、突然の頼みを聞いてくれてありがとう」

ニック「いえいえ。ハンジの友人と聞いたら断れませんよ」


ハンジ「じゃあ、段取りの確認ね~」


>>252
人のスレでテストすんなwww


ペトラ「はぁ、緊張する緊張する、うぅ、あ!リヴァイ!」


キラキラ


リヴァイ(おいおい可愛すぎんだろ。結婚しよ。あ、もうしたんだった)


リヴァイ「やべー鼻血が出る」

サシャ「そんな事もあろうかとティッシュの準備はバッチリですよ」ズサー

リヴァイ「いや流石に緊張でそれどこじゃねえ。ペトラ、、その、綺麗だな、」ブフー

サシャ「おっと!間に合った」

ペトラ「ホントに鼻血出した!大丈夫!?」

リヴァイ「ああ問題ない。そんな事より、これが俺からお前への誕生日プレゼントというわけなんだが、大丈夫だったか?」フキフキ

ペトラ「うん。あなたが大丈夫じゃなさそうだけど。凄く、嬉しい。皆も協力してくれてて、、」


リヴァイ「そうだな。自分でもよくわからんが、アイツらがいてくれたお陰で、お前と出会えて、結婚することができたんだと思う。だから巻き込んでみた」

ペトラ「ぐすっ、ありがとう、、ほんとに、嬉しいよ、、、」

リヴァイ「ん、まだ泣くな」よしよし

ペトラ「そうだね、へへっ、せっかく綺麗にしてもらったのに。ドレス、選んでくれたんだってね」

リヴァイ「ああ。凄く可愛いし綺麗だ。やっぱり、ウエディングドレスは着たかったか?」


ペトラ「うん、、、私ね、自分にこんなことが訪れるっていう実感がなかったの。昔から、女の子の普通の幸せな夢が自分にはとても遠いものに見えてたの」

リヴァイ「そう、だったのか」

ペトラ「あなたと出会えて、一緒にいられるようになって、でもいつまでこうしてられるのか、怖いって、何処かで思ってる。多分、今も、これからも。なんでこんな習性なのか自分でもわからないんだけど」

リヴァイ「その気持ちは、俺にもわかるぞ。結婚とか考えたのもお前に出会えたからだ。だが、、、だから。俺が、変えるから」


ペトラ「うん。実際にね、入籍して、ウエディングドレス着て、今から結婚式、ってなってみたら、、、夢だけど、夢じゃなかった!」


ハンジ、サシャ「夢だけど!夢じゃなかったー!」


リヴァイ「うっせえ混ざってくんな」


ペトラ「へへ、ホントにね。そんな気持ち。あなたが、変えてくれるなら、信じてる。私も、変えるから、一緒だから」

リヴァイ「ペトラ、、」


ハンジ「おーっと、ちゅうするのは本番まで待ちなさい!」

モブリット「もう、こんなトコにいたの!?邪魔するのやめなよ、ふたりにしてあげなよ」

サシャ「安定のモブリットさん!ところで男性たちがあまり見当たらないんですが」

モブリット「ああ、二次会の練習をギリギリまでやってるみたいで」ヒソヒソ

サシャ「なるほどそういう事でしたか!」


ミカサ「こっちは、準備万端」

アニ「私はちょっと緊張するかな、やったことないし」

サシャ「大丈夫ですよ!練習通りやればうまくいきますから!」


ミケ「そろそろ時間、らしいぞ」


ペトラ「はぅー」ドキドキ

リヴァイ「だめだ今度は吐きそう。企画しといてこの有様な俺ワロス」

ミケ「ぶっ壊れ始めてるな。落ち着け」



結婚式



for richer, for poorer, in sickness and in health, to love and to cherish; and I promise to be faithful to you until death parts us.

(富めるときも貧しきも、病める時も健やかなる時も、死がふたりを分かつまで、愛し慈しみ貞節を守ることをここに誓います。)



では、指輪の交換を




もたもたもたもた



ペトラ(緊張して手が震える、、、)


リヴァイ(練習しとけば良かった練習しとけば)



一同(大丈夫かあいつら)ハラハラ




では、誓いのキスを


ペトラ(oh、、、みんなの前で!?いや、そういうものなんだけど準備が心の準備が)

リヴァイ「大丈夫だ、ペトラ。俺に任せておけ」ヒソヒソ

ペトラ「はぃ」


ちゅぅー


リヴァイ(あーこうしてる時が一番落ち着くな)

ちゅぅー


ペトラ(ん、長くない?)



一同(長えよ!!!!!)




おめでとう

おめでとう

ありがとう



リヴァイ「なんだかシンジ君になった気分だな」

ペトラ「思わなくもなかったけど、今はそこから抜け出そう」


ペトラ「あ、ケニーさん!来てくれたんですね」

ケニー「一応な。リヴァイのこと、宜しく頼むぞ?まぁ心配して俺をボコるぐらいだからな」

ペトラ「うう、それはすいませんでしたー」

ケニー「これからは、ちゃんと守ってもらえ、な?」

ペトラ「はい」

リヴァイ「言われなくても」

ケニー「じゃ、俺はもう行くから、またそのうちな」


では花嫁さんからのブーケトスですよ~

リコ「絶っ対私が!!」

ハンジ「んー、勝負事なら負けたくないな~」

イザベル「それなら俺も!」

ミカサ「ハートキャッチ!」

アニ「一応参加するけど」

サシャ「美味しそうなので頂かせてもらいます!」

ユミル「私、背が高いから有利じゃねえか?へへ」

クリスタ「うわーん、私も欲しい!」


ぽーい

ひとまずここまでなのだよ!結婚式が過程みたくなっちまったが、人生そんなもんだろう
キャラ出し過ぎると雑だな

まだ続きますので

みお

誰がキャッチしたのかは圧縮されました

さあ二次会です


二次会

オサレなカフェバー貸し切りでパーティー!


リヴァイ「こっからは、俺じゃなくてアイツらに任せてあるから、どうなるのかは俺も知らん」

ペトラ「そうなの!?楽しみだね!」

リヴァイ「どうだかな、、」



エレン「えー、では、二次会の司会を務めることになったエレンです。ってみんな知ってますかね、はは」

ジャン「オメーちゃんとやれよ!」

エレン「う、緊張してんだよ!うっせーな!えっと、俺が、お二人と仕事する機会が一番多かったということで、やらせてもらうことになりました」

エレン「いつも近くでお二人の事を見ていましたが、お付き合いしていてもお互いプロ意識を持って仕事する姿が、とても素敵で尊敬しています。もちろんこれからも、俺もそう有りたいと思います」

ミカサ(エレン、、、)

エレン「えっと、二次会なんで、堅苦しいことは抜きで、楽しんでもらうのが趣旨なので、えー、まずは、改めて、おめでとうございます!」


おめでとー

パチパチ


コニー「あ、曲流さなきゃ」カチ


♪~時を刻む唄


リヴァイ「名曲だけど不吉だな、まぁいいけど」

ペトラ「イントロだけで泣ける」


エレン「まずは皆さんお腹も空いたでしょうから、お食事とご歓談を。バイキング形式になってますのでご自由にどうぞ!」

サシャ「待ってましたぁ~!!」

オルオ「おいおい、お前が一番に行ったら食うものなくなっちまう!」

エルド「はぁ、先に主役二人のぶん取って持っていくか」

グンタ「そんな事だろうと、あらかた準備済みだ」

アルミン「なんて冷静な先輩方。僕も見習おう」


ハンジ「ねー、このお酒も飲み放題でいいんだよね!?」

モブリット「そうだけど、落ち着こうね」


グンタ「社長、ペトラ、とりあえず食べるもの確保してきたので」

エルド「飲み物はシャンパンだけで大丈夫ですか?」

リヴァイ「ああ、すまないな。お前らには長いこと世話になってるが、これからも頼むぞ」

オルオ「ペトラ、俺は友人として、、祝福してやる。ちゃんと、幸せになれよ?」

ペトラ「ありがとう。オルオに仕事誘ってもらえたお陰だもんね、今思えば。早く、リコさんと幸せになりなよ?」

オルオ「そうだな、、」

リコ「そうなの?」

オルオ「ぐぬ、そうだよ!」

リコ「ホントにぃ?あ、改めて二人ともおめでとう。羨ましいけど、次は私達だからね!」


エレン「では、我が社の男チームで出し物やります!しばしお待ちを」



ミカサ(エレン、大丈夫かな)


ペトラ「わぁ。なにやるんだろ?」

リヴァイ「さぁな。あまりいい予感がしないが」




(7人) 2000%≪Hey!≫ サイコーなLOVE≪Get you!≫ 始まるよ≪Jump!≫ Yes!Happyライブ≪Syun!×2≫

お待たせしました 星を夜空へ≪We are ST☆RISH!!≫ 愛はShooting star!!




ペトラ「ぶっ、ぶふぉ」

リヴァイ「アイツら馬鹿だろ」


振り付けがたどたどしい


ばんばん!ジャンジャン!!らびゅー♪




わー


パチパチ



ジャン「コニーお前歌下手だな!」

コニー「ほっとけよ!本物と大体一緒だったろ!お前は振り付け間違えただろ!」

エルド「もう帰りたい」

グンタ「無理やりテンション上げるために飲んで踊ったから気分が、、」

オルオ「俺ほとんど踊れなかった。無理すぎるわエレン!考えたのお前だろ!?」

コニー「いや俺だったりしまして」

エレン「いやぁー、アルミンの歌声良かったぞ」

アルミン「みんなで繋がろうのところだね?もう恥ずかしさ振り切ったよ」

アニ(こっそりムービー撮っちゃったよ、、、)


エレン「どうでしたペトラさん!あれ、なんで爆笑してるんですか?」

リヴァイ「流石の俺も草不可避だったぞ」

ペトラ「あー、笑いすぎてお腹が。うん。嬉しいよ、凄く良かった!私が好きなの知ってて選んでくれたんでしょ?」

エレン「そうなんですよ!この日のためにみんなで練習しました!」


ペトラ「うん、もうその気持ちだけで嬉しいよ、みんな、練習してくれて、、、でも面白かったけど、ぶふぉ」

リヴァイ「まぁ、頑張ったな。頼まれても俺にはできないからな」



エレン「えー、続きまして女子チームも歌をやるそうです」


ペトラ「今度はなんだろ?」

リヴァイ「流れ的にはラブライブとかアイマスか?」



ミカサ「歌います」

サシャ「伴奏とコーラスは私とアニです」

アニ「頑張ります」



だんご だんご だんご だんご だんご 大家族 ♪



ペトラ「なんと、、」


リヴァイ「駄目これ俺泣くんだけど」



なかよしだんご 手をつなぎ 大きなまるい輪になるよ♪



サシャ「さあ皆さんご一緒に~」



うれしいこと 悲しいことも 全部まるめて♪


だんご 大家族♪




号泣の嵐



ハンジ「うわーん!家族!家族だよおおお私みんなのこと家族みたいに大切に思ってるから!うわー」


モブリット「いいこと言うから止めないけど、泣き騒ぎすぎだよ?」


エレン「ミカサはホントにこの曲好きだな、ぐすっ」

コニー「おい。完全に持ってかれたぞ。すんすん」



リヴァイ「浄化されたな」

ペトラ「うぅ、大家族、、、ぐすっ」


ミケ「素晴らしかったが、出し物のトリは、この二人だ。生歌聴けるなんて激レアだから撮影禁止で」


ミルクリ「ミルクリでーす!」

えー、撮影禁止!?ぶーぶー

ミケ「撮った奴はデータ初期化するからな」

ジャン「大物アーティストのコンサート並だな」

アルミン「元々顔出しNGなんだから、しょうがないよ」

コニー「実際大物だろ!マジやべー!」





私が私でいるために悲しくも美しいこの世界で
自分らしく生きること伝えたくて
失くしたものはなにひとつないと願う
夢の終わりを待っていた


私達は諦めた罪と求めすぎた罰を

背負ってここからまた始めるの

もういい子のフリはしない
ありのままの姿を見せて

永遠に繰り返す命なにがあっても
手さぐりで歩いてきた時の中でやっとキミに会えたから

哀しくも嬉しくも過去から明日へと
信じた道はキミと誓ったあの日の記憶が照らしてくれる

気づかせてくれたのは、あの日の傷を知ってる私達

狂おしい愛情の奥底に
抑えきれない衝動
戦い続けること
もうなにも怖くないから


信じた運命が新しい道を照らすの
キミと誓ったあの日の記憶

過去から明日へと
どこまでも続く
悔しいくらい変わらない青空に誓って




うおー生歌やべえ!
やっぱ名曲だよやべえ!
うるうる
ぐすんぐすん



ペトラ「うわぁ~、豪華、豪華すぎるよこの二次会」

リヴァイ「皆感動しているようだが、この歌詞が様々な曲をパクり繋ぎ合わせたということはバレてないだろうか」

ペトラ「しっ!確かに既視感はあるけどこれはこれで、いいの!ってかパクりて」

リヴァイ「そういうつもりはなかったんだがな、作者が悪い」

ペトラ「ん?」

リヴァイ「なんでもない」


エレン「いや~、素晴らしかったですね!なんとか無事にここまで進められて良かったです。では、最後にお二人からひとこと頂いて、写真撮影してお開きとしましょう」


ペトラ「えっ」

リヴァイ「えっ」


ペトラ「どうしよう。当然ながら何も考えてなかったよ」

リヴァイ「やべー台本作ってねえ」


エレン「では、ペトラさんから!」


ペトラ「は、はい!えーと。今回は、サプライズで結婚式とパーティーを皆で準備してくれて、とても驚いたし、嬉しいし、幸せです。

ここで、みんなと出会えて仕事ができてること、本当に感謝しています。

あの、、、不思議なんだけど、初めてここに来た時からなんだか懐かしい気持ちを感じていて、自分の居るべき場所がやっと見つけられたというか、、、ぐすっ、うっ、みんな、ほんとにありがとう~」

うわーん



エレン「えーっと、花嫁さんのほうが大泣きし始めてしまったので、あの、社長?慰めるのはいいですがいちゃいちゃするのはちょっと待ってもらえますかね?」


リヴァイ「では、引き継ぐが、、、お前らの協力のお陰で、俺も、ペトラと同じ気持ちだが本当に感謝している。

ここが、俺の居場所なんだと感じさせてくれたのは、ペトラもだが、お前ら誰ひとり欠けてもそう思えなかっただろう。

もの凄く長い旅をしてやっと辿り着けた、大袈裟な表現だが、それが正直な感想だ。これからも、、、宜しく頼む。以上だ」



エレン「ぐすっ。ありがとうございました!俺も、きっと皆さんも、仲間と出会えた事に、感謝しています!そんな居場所を作ってくれたのは社長です。

ペトラさんと、二人とも、ずっとお幸せに!」


わー



オルオ「では最後に。今日はペトラの誕生日ということもあってだな」

サシャ「バースデーケーキです!」

ペトラ「わぁー!凄い、でかい!」

リヴァイ「ケーキってレベルじゃねえぞ」

エレン「ではこれが本日最後のイベントです!さ、歌いますのでペトラさんは火を消して下さいね」


ふー

パチパチ




ペトラ「はぁ、夢みたいだよ、、、ありがとう。こんなプレゼント、私は何が返せるのか」

リヴァイ「いいんだ。どうせ今年もクリスマスは中止だから」

ペトラ「誕生日は中止じゃないよ!?」

リヴァイ「俺また歳取んのかぁ」

ペトラ「歳より若く見えるよね?」

リヴァイ「よく言われるな。ナメられるから嫌なんだけど」

ペトラ「贅沢な悩みね」



入籍と結婚式あんど二次会

無事完!



時間切れのため今日はここまで
歌詞はほんと適当すぎでたいした意味ないから読み飛ばして
マジLOVEはともかく時を刻む唄とだんご大家族は名曲なので知らなかったら是非、、、

こっから先は少しテイストが変わって最終章、、、のはずです

なるだけ丁寧な描写を心がけますので、ちょっと見直し入れるとするとすぐは無理かも
誰も困らないか。ガチ読者すくねぇwwwwwww俺が満足ならいいや

みお

連投乙
文字が追加されてるのが地味に嬉しいです。あざます。

さてついに最終章突入です


私達の平和な日常、幸せな日々


新しい年は明け、まだまだ寒い冬は続く

外に出ると刺すような寒さ、灰色の空

体はもうその刺激に慣れ夏の暑さなど忘れている


そんないつもの、冬の朝のこと


ペトラ「今日はまた一段と寒いね、、ねむい」

リヴァイ「どうした?お前ここ最近ずっとそんな感じだな。よく眠れてないのか?」

ペトラ「ううん、そんな事ないんだけど、、、疲れてるのかな?って言うほど、前ほど仕事してないんだけどなぁ」

リヴァイ「熱、、はなさそうだが、病院行くか?」

ペトラ「大丈夫!今日はやること溜まってるし、とりあえず仕事行く!」

リヴァイ「そうか?んー、ひとりにするよりはいいんだが、、俺は今日外せない打ち合わせがあるから途中で外出するが」

ペトラ「うん。もし熱出たりしたらすぐ病院行くから」



車の助手席に乗せてもらい、いつもの街並み

この最中は、プライベートから仕事への切り替えの時間

用がなければお互いあまり話さない

本当は職場でもいつも通りに接して欲しいというような事を言われたことがあるけど、私はそうしたくなかったから、基本態度はずっと変えていない

みんなも、それほど気にしないだろうけど、職場においては社長の特別じゃなくて、みんなと同じでいたかったから


甘えたりしたい本心は、隠して

だからちょっと辛いとか、それくらいはひとりで抱えれるくらいなら、黙ってる

みんな条件は同じなんだから 


リヴァイ「じゃあ、出かけてくるが、ペトラは無理しないようにな」

ペトラ「はい。いってらっしゃい」


しーん


ペトラ「うぅー」

エレン「ちょ、ペトラさん大丈夫ですか!?」

ペトラ「うう、心配かけまいと思ってたんだけど、やっぱり体調悪いかも」

エレン「そんな無理しなくても。それ俺やっておくんで病院行ってきて下さい」

ペトラ「ごめんね。ちょっと行ってくるね」



ただの風邪かも?と言い切れない日数は経っていた




グリシャ「こんにちは。お久しぶりですね」

ペトラ「エレンのお父様、こんにちは」

グリシャ「今日はどうされました?」

ペトラ「はい、熱はないんですけど、体が怠くてやけに眠くて、少し貧血気味な感じで、、、」



グリシャ「ふむ。風邪ではないようですが、、、もしかしたら、ですが生理はちゃんと来ていますか?」

ペトラ「遅れてます、珍しいことじゃないんですけど、、、」

グリシャ「結婚されたと聞きましたので、心当たりもあるでしょう。ここでも簡単な検査はできますので」

ペトラ「は、はい」



思わず身構えるけれど

もしそうだったら、彼はどんな顔をしてくれるんだろう


検査結果



グリシャ「まだ、初期段階ですが妊娠の兆候が見られますね」

ペトラ「え、ほんと、、ですか!」

グリシャ「はい。これがエコー写真です。ほら、まだ2センチくらいですが」

ペトラ「わ。ほんとに、、」

グリシャ「まだ心音はわからない時期なので、今はかなり大事な時期です。激しい運動はしないように。階段の上り降りも気をつけて」

ペトラ「はい、、、あ、まだ、実感が沸かなくてなんというか」

グリシャ「そうでしょうね、今はなるべく安静に。体を冷やさないように。それと気になることが」

ペトラ「はい」

グリシャ「貧血気味なのが慢性的になっているのと、幼い頃に先天性心疾患の治療をされているとありますが」

ペトラ「ええ。母からの遺伝で。もう、なんともないんですが」

グリシャ「順調に行っても、この症状が治らなかったり、再発したら、出産が危険なものになるかもしれません」

ペトラ「え、、、それはつまり」

グリシャ「もしも、の話なので前もって伝えてはいますが、まだ慌てる時期ではないでしょう。そうですね、あと二週間後にもう一度検査をしましょう。

できれば、大切なことなので説明が必要です。ご主人も一緒に来てもらえそうですか?」


ペトラ「はい、、、」

グリシャ「順調にいけば喜ばしい事です。まだ段階が早いのとリスクについて先にお話してしまいましたが、できることは早めにしておいたほうがいい。今日は、あと採血だけして帰りましょう」

ペトラ「わかりました」


ペトラ「はぁ、、、」

嬉しいけど、まだだ。まだ喜べない


それどころか、


ペトラ「わ、雪だ、、、寒いと思ったら」


もし。危険だってわかったら、彼はなんて言うんだろうか


何もかもがうまくいくわけない、と怖がりな習性は私を冷静にさせていた

『やっぱり、そうだよ、そうはいかないんだよ』


誰かが囁く。私、か。


私のことはいい

彼のことが気掛かりで、私の中で頑張ろうとしている命に申し訳なくて



私の中で、、、?



宣告と共に襲ってくる実感


今、確かに、私の中に、、、

冷え切った空気の中、私の目頭だけ熱い

零れ落ちる涙だけが、暖かくて、すぐに冷えた


粉雪が舞い散る中、ベンチに座って放心していた



連絡しなきゃ

戻らなきゃ

帰ったほうがいいかな

ああ、体冷やしちゃ駄目なのに


動かなきゃ





あ、病院だからスマホの電源切ったままだったな


つけるの、躊躇うな、、、



ううん、大事なことだ

メールを入れておこう


『話したいことがあるから、帰ったら話すね』


んー、ひとまずこれで、、会社戻ろう


ブルルル


えっ、電話、、、メールしてすぐだから出ないわけにいかない


ピッ

リヴァイ「どうしたペトラ?話したいことってなんだ?」

ペトラ「うっ、帰ってから話すってば。今打ち合せ中でしょ?」


リヴァイ「、、、お前、泣いてるのか?」

ペトラ「はう、今ちょっと外で。寒くて鼻水が」


リヴァイ「お前は、ひとりで抱え込んだり、無理したり、気を使ってばかりなのは治らないのか?俺の前でも」

ペトラ「うっ、ぐす、あなたに言われたく、ないよぉ」


リヴァイ「だから、わかるんだ。どうして欲しい?ちゃんと言ってみろ」



しばらく、言葉が出なかった


言ってしまったら私のちっぽけなプライドが、

でも、気がついたら声に出てた

私じゃなくて、きっとこのこが言わせたんだ


ペトラ「、、、会いたい、ぐすっ、会いたいよ、今すぐ」


リヴァイ「わかった、すぐ行く。場所はどこだ?外だと言ってたが」

ペトラ「病院、出たとこ、、」

リヴァイ「とりあえず近くの暖かいとこ入って待ってろ、すぐまた連絡する」


ああ、迷惑かけちゃったな

でも、すぐ言わなかったら怒るだろうな

私も逆の立場だったら、そうするよね

冷静にになると私のちっぽけなプライドなんて誰も喜ばないんだ


今は体を暖めなきゃ

『だから、わかる』

私達って、結構似たとこあるのかな?

一緒にいて似てきたのかな?


ぼんやりと考えながら、

ふらふら歩いて近くのカフェに入る


はー、あったかい

なにか暖かいものを頼もう

えっと、

困った、たしかカフェインは駄目なんじゃないか

えーとえーと、あった

ホットレモネードで

ふぅ、とりあえずここにいるってメールして、、、


来たら、何から話そう


喜ばせたり、悲しませたり

きっともの凄く心配させてしまうだろう

さっきからずっと、そればかりが気掛かりで


運ばれてきたホットレモネードを啜る

あたたかい、じんわりと冷えた体が溶けた


あの人ならこんな時、台本どうしようとか考えるんだろうな、へへ


リヴァイ「ペトラ」

ちゅっ

ペトラ「///ちょっと、こんなとこで」

リヴァイ「待たせてすまなかった。無理にでもひとりにしなきゃ良かった」

ペトラ「そんな、大丈夫だよ?抜けてきてよかったの?」

リヴァイ「エルドに任せてきたから大丈夫だろう。俺は、もう仕事より家族のほうが、お前のことが大切なんだ」

ペトラ「うぅ、ごめんなさい」

リヴァイ「謝ることか?お前は俺がひとりで泣いてたらほっとくのか?」

ペトラ「ううん、わかってる。ちゃんとわかってるよ。来てくれてありがとう」

リヴァイ「ああ。それで。今、話してくれるか?」

ペトラ「うん、えっと、、、」


どうしよう

言い出せない


リヴァイ「ペトラ、お前は俺が鈍い奴だと思ってるだろうが、そうでもない。ある程度は察しているし、辛そうにしている理由も。そこは間違っていて欲しいところだが」


私も彼に、辛そうな顔させてる

少し、驚いてドキリとしたけど


素直に喜ばせてあげられないことが悲しい

でも

震える手を膝の上でこっそり握りしめて、なんとか言葉を発した


ペトラ「私、妊娠しました。まだ初期だって」

リヴァイ「ああ」

ペトラ「このままちゃんと育って、順調にいくなら、喜べるの。でもね」

ペトラ「私の体が、耐えられるかわからないって」

リヴァイ「そうか、、、」

ペトラ「察してた、とおり?」

リヴァイ「一緒に暮らしていれば、気がつくこともある。自分の体調には無頓着だが、お前の事となれば別だ」


リヴァイ「、、、すまない。素直に喜べなくて」

ペトラ「ううん。私のほうこそ。ごめんなさい」

リヴァイ「謝るな。俺は、お前に何かあったら、、いや、お前はどうしたい?」

ペトラ「このまま順調なら、ううん、無理してでも、産みたい。あなたとの間に授かったのに」

リヴァイ「そうだな。愚問だった。全く、こんな時男は本当に役立たずだな。内心狼狽えてはいるが、前向きに考えよう。大丈夫だペトラ。俺がしっかりしないとな」

ペトラ「うん、うん、そうだよね。私も突然の事で最悪なことばかり考えてた。私も、しっかりしなきゃ!」


リヴァイ「よし。体調はどうだ?」

ペトラ「うーん、風邪じゃないから休んで治るものでもないし。今日の分は仕事してから帰る。座ってできるから苦じゃないよ。なにより、一緒に、いたいし」

リヴァイ「そうだな。俺も片時も離れたくない」

ペトラ「あ、、見て、写真もらったの。この、小さいのが、私の中にいるんだよ」

リヴァイ「、、、すげえ、コイツが育って、出てくんのか、すげえ」

ペトラ「へへ、見せてもらってからもう、嬉しくて。自分の体のことなんてどうでもいいくらいで。

でもあなたのことだけが気掛かりで、怖くて、わけわかんなくなっちゃって。でも、今のあなたの顔見て、ちょっと安心できた」


リヴァイ「凄く感動するもんなんだな。こうして見ると、嬉しいな。次はいつ病院に行くんだ?」

ペトラ「二週間後だって、あなたも一緒に来て欲しいって、先生が」

リヴァイ「わかった。俺、出来ることはなんでもするから、もう何も心配するな」

ペトラ「ありがとう」


リヴァイ「じゃあ、俺は一旦打ち合わせ戻らないとならないんだが、一緒に行くか」

ペトラ「え、いいの?」

リヴァイ「ウチの社員だから問題ない」



ペトラ「まだ、雪降ってるね。積もるのかなぁ」

リヴァイ「かもな。転ばないように、ちゃんとつかまっとけ」

ペトラ「うん、へへ。あったかい」

リヴァイ「ん。無理はするな、不安なのは、俺も一緒だから、抱え込むなよ?」

ペトラ「大丈夫。こうしてると、強くなれる気がするの」


ペトラ「もどりました~、ごめんねエレン遅くなって」


エレン「いえいえ、社長とエルドさんと一緒だったんですね。それより、大丈夫なんですか?」

ペトラ「んー、ちょっと貧血が酷くなっちゃったみたいで」

エレン「帰らなくていいんですか?」

リヴァイ「引き継ぎが済んだら帰らせる。というか俺も一緒に早あがりさせてもらう。すまないが」

エルド「ではさっき話したとこを早いとこまとめましょう。あとは任せて下さい」

ペトラ「そういうわけで、エレン、先に引き継げるトコお願いしてもいいかな」

エレン「はい、それなら安心ですね」


とりあえず、私が最低限やらなきゃいけないトコは持ち帰れるようまとめておいて、、、

しばらく具合悪くなると、皆に迷惑かけちゃうな、うう


サシャ「ペトラさん、ホントに顔色悪いです。ちょっとこちらへ」

サシャ「もしかしてですけど」ヒソヒソ

ペトラ「えっ」

サシャ「おめでた、ですか?」

ペトラ「う、、なんてホントに感のいい子なのかな、サシャは。まだね、そう言える段階でもないんだけど」

サシャ「そういう事でしたか。私職歴だけはあるので、いろんな人を見てきたのでそういう事もありました。もちろん口外しませんから」

ペトラ「ありがと、でも知っててくれる娘がいるとちょっと安心するわ」

サシャ「私もちょっとですが絵の方は上達してきたんで、手伝いますから!体調のいい時に是非教えて下さい」

ペトラ「うん、もちろん!」


リヴァイ「よし帰るぞ、ペトラ、準備はできたか?」

ペトラ「はい。じゃあこれは任せちゃうけど、ごめんねエレン」





リヴァイ「さて、飯は俺が作る。食べられそうか?」

ペトラ「うん、ちょっと吐き気するけど、食べて栄養取らないとね」

リヴァイ「まずは貧血が良くなるよう食材を吟味して、、、」



おあがりよ!


ペトラ「うわ、なんとも手が込んでいる」

リヴァイ「ちょっと作りすぎたな。無理ない範囲でバランス良く食べるんだぞ」

ペトラ「へへ、ありがとう。あなたはホントにいい旦那さんだね」

リヴァイ「当たり前のことしかしてないが」

ペトラ「それって、結構難しいことだと思うよ?じゃぁ、いただきまーす」

もくもく

ペトラ「美味しい!」

リヴァイ「良かった。さて、明日からの仕事だがどうするか」

ペトラ「うーん、最悪、私がやらなきゃいけないトコは持ち帰って来たんだけど。動けそうならなるべく仕事したいな。余計なこと考えたくないし」

リヴァイ「そうか。じゃあ体と相談しながらだな。俺にもだぞ」

ペトラ「うん」


数日はなんとか働けたものの

ある日の朝

ペトラ「うぅ、駄目だトイレ」

ペトラ「うぇ、げほっ」

リヴァイ「今日は無理そうだな。休んで安静にしてろ」

さすりさすり

ペトラ「うん。うぇー」


せっかく毎日ご飯作ってくれてるのに。吐いちゃったら勿体無いなぁ、、、


リヴァイ「じゃあ俺は行ってくるから。何かあったら、すぐ連絡するんだぞ」

ペトラ「うん。いってらっしゃい」

リヴァイ「、、、」

ペトラ「どうしたの?」

リヴァイ「いや。いつも一緒に出勤してるから、変な感じだ」

ペトラ「へへ、そういえばそうだね」

リヴァイ「じゃあ、いってきます、って言うんだよなこういう時。なるべく早く帰るから」

ぎゅうー

ペトラ「うん。いってらっしゃい!」


リヴァイ(はぁ、ペトラがいないと寂しいが、帰ったら、俺の帰りを待っててくれてるんだよな。具合が悪いのは心配というのもあるが、一刻も早く帰りたくなる


今のメインの作製は、エレンとアルミン中心の新作だ。監修だけしていればいいってのも、人に指導したりするのは今までやって来なかったが、悪くないな)


リヴァイ「アルミン、ここのルートの選択肢だが、こことここのセリフに矛盾が出ないか?」

アルミン「あ、ホントだ確かに違和感がありますね、ありがとうございます。直してみます」

リヴァイ「エレン、このキャラのデザインは少し髪型を変えたほうがこっちのキャラとの差ができていいと思うんだが、あえてこうなってるのか?」

エレン「ああ確かに!敢えてじゃないですよ、ここをこんな感じに、目もちょっとこう、、この方がしっくりくる」

リヴァイ「じゃあ今日はそこを修正して、、」


コニー「社長、作ってみろって言われたBGMなんですが」

リヴァイ「じゃあ聴くからデータくれ」


これなら俺いなくても何とかなるんじゃないか?ってくらい昔からのメンバーも連携を取れてるし、新しく来た奴らも成長してるし喜ばしいことだな

今はなんか作れって言われても正直集中できそうにない。あらかじめこの方向にしといてよかったな


サシャ「社長、なにぼんやりしてるんですか?お茶どうぞ」

リヴァイ「ああ悪いな」

サシャ「あの、今度ペトラさんの体調のいい時に、家に遊びに行ってもいいですか?」

リヴァイ「ウチに?まぁ、ペトラが良いって言えば、構わんが、、、」

サシャ「やたー」


ガチャ

ミカサ「どうもお久しぶりです」

エレン「おーミカサ!原稿あがったのか?」

ミカサ「うん完成した。社長、読んでもらえますか」

リヴァイ「え、完成した?俺ネームとか見せてもらってねえぞ」

ミカサ「大丈夫だ。問題ない」

リヴァイ「そんな装備じゃ大丈夫じゃない。ってふるいネタ言わせんな。とりあえず見せろ」

ミカサ「原案は貰ったとおり装備しましたので」


よみよみ

リヴァイ「ふむふむ。まあこれならいいか(腐向けネタがほのかに入ってなくもないが)絵は上達したな」

ミカサ「はい。ここでも色々学ばせて貰いました。手伝えることがあればバイト続けさせてください」

サシャ「私、ミカサのアシやったんですよ~!ペトラさんお休みの間も作画班はなんとかなりますから!」

ミカサ「そうだ、ペトラさん大丈夫なんですか?エレンから体調悪くしてるって聞きました」

リヴァイ「ああ、しばらく休めば、な」

ミカサ「では是非手伝わせて下さい。月刊誌に連載ですがペースは余裕ですので」

リヴァイ「ああ助かるな。今作のキャラ原案も作画班リーダーもエレンだからな。喧嘩しないでやれよ」

エレン「うっ、しませんよ!」

リヴァイ「俺も手伝うから自信もってやれよ」

エレン「は。はい!ありがとうございます!」


その頃ペトラは


ペトラ「うーきもちわるい、寝転がるしかやることがない」

少し寝て吐き気で起きての繰り返し

気晴らしにゲームしてみたり本読んでみたり、集中できなくて


何もなさすぎて、連絡するのもなぁ


ん、メール?アニちゃんから?

アニ『アルミンから体調崩してるって聞いたけど、大丈夫?』

ペトラ『今日はお休みもらって家で寝てるよ。動けなくて正直ヒマだよぉ』

アニ『そう、暇なら電話で話さない?』


スマホ{ にせんぱー


ペトラ「もしもしぃ~、アニちゃん、私暇死しそうだよぉ」

アニ「あんた、あんまり休まないタイプだからね、わかるけどさ」

ペトラ「体調さえ良ければ、全力でオタク活動したいところなんだけど」

アニ「風邪とかじゃなさそうだね?」

ペトラ「ん。女同士だからいっちゃうと、、、妊娠初期って状態なの」

アニ「そうだったの、順調?」

ペトラ「でもないの、、、そのくせつわりが酷くて」

アニ「そっか、、、聞いた話で悪いけど、つわりがあるのはお腹の子がちゃんと育ってるってことらしいよ」

ペトラ「えっ!ほんと。ほんと!?」

アニ「らしい。だけどね、、、女の体って、こういう事は個人差あるから絶対とかはわからないけどさ」

ペトラ「うんうん!でもそんな気がしてきたよ!嬉しい」

アニ「つわり酷いって大変でしょ?私は単純にペース落としてて刊行スケジュールずらしてもらってるから、こっちのことはあんまり気にしないで。無理しないでね?」

ペトラ「うわーん、ありがとう!ノベライズの絵だけは絶対私が描き続けたいから。あとは、みんなに任せられそうにはなってきててね、助かってるよ」

アニ「そっか。私もペトラが描いてくれる絵がいいから。打ち合わせとか、キツかったら私からそっち行くからね」

ペトラ「うん、嬉しい。あのね、まだ周りの人達にこの事話してないから、ちょっと気分が楽になったよ」

アニ「そう。王子様は気が気じゃないだろうね」

ペトラ「うん、毎日栄養つくご飯作ってくれててね。実は貧血治したり、持病が再発しないように気をつけないと、いけなくて、、、」

アニ「え、それは余計に慎重になるね。私も心配だよ、、、ペトラがいちばん不安だろうけど、抱え込まないようにね?話聞いたからには、私にも弱音吐いていいんだからね」

ペトラ「うん、アニちゃんにしかここまでは話してないよ、ありがとうね。ところでアルミンとはよく連絡取ったりしてるの?個人的に」

アニ「え///個人的に?まぁ大事な話してもらった仲だから言うけど、ちょっといい感じかも」

ペトラ「え~やっぱり、やっぱりぃ?」

アニ「でも私そういうの得意じゃないから、良くわからないかな。仲良くしてくれるのは嬉しいんだけどね」

ペトラ「そっかぁ。でもアニちゃんが嬉しいのはいいこと!」


そして、あれから二週間後の検診


グリシャ「順調に育ってますね。心音も聞こえます。ほら、動いてるのが見えるでしょう?」


ペトラ「ほんとだ、、、」


グリシャ「という訳で、このままいけば出産予定日を計算すると、この日です」

リヴァイ「順調に、というのは、ペトラの体の方は大丈夫なのか?」

グリシャ「この前の血液検査の結果だと、もし出産時に出血が酷いと良くない。止まりにくいので、事前になにかあった場合も、他の方よりリスクが高いというのが正直なところです。

ここは、総合病院なので、なにがあっても対処できるよう、産科の先生とも相談しながら準備しましょう」


ペトラ「はい」

リヴァイ「その、、、リスクが高いってのはどれくらいなんだ?」

グリシャ「難しい質問ですね。最悪なことが起こる確率が普通のひとが5%だとしたら、それが30%くらいですね。もし、リスクをなくす方法を選択されるなら、ご相談には乗りますが」

ペトラ「いえ、それはないと、話して決めてありますので」

リヴァイ「そうだな。それは決めたことだからな」

グリシャ「では、定期的に検査をしつつ、安全に産めるように尽くす事だけを考えていきましょう」


帰り道


ペトラ「へへ、動いてた。ちゃんと大きくなってて良かった!」

リヴァイ「そうだな。ペトラ、お前は辛くないか?」

ペトラ「うん。ちゃんと私の中で育って生きようとしてくれてる。頑張ってくれてるんだから、私も頑張らないと!」

リヴァイ「お前は強いな。正直、直に話を聞いて俺はやっぱり怖くなった」

ペトラ「え、、、」

リヴァイ「すまない、、、」

ペトラ「な、泣かないで、」

リヴァイ「違うんだ、今だけ、泣くことを許してくれ。俺はもう、なにも失いたくないんだ。家族を、」


ぎゅう


ペトラ「うん、うん。そうだよね。あなたにとっては、ちゃんとそばにいる初めてのホントの家族なんだよね。私も、この子も、ずっとそばにいるから!信じて、、、」

リヴァイ「こんなにも、怖くて、大切にしたいと思うほど尊くて、それなのに自分がなにも出来ないことが悔しい」

ペトラ「できるよ、しっかり守ってくれてるよ。ちゃんと生きて、ずっとそばにいられるの。絶対に離れたりしないから。ね?」

リヴァイ「ぐすっ。そうだな、理解はしていても、簡単にはいかないな。俺がこんなんじゃ駄目なのに」

ペトラ「どうしてだろうね。私も、最初は泣くしかできなかった。でもね、思い出したの。大丈夫だって、いつかこの子が教えてくれたこと。今度は、大丈夫だって」

リヴァイ「今度は、、、」

ペトラ「そう、今度は。きっと、あなたにも届いてたんじゃないかな、、、あなたは言ってくれた、未来があるって。いなくなった人のぶん生きればいいって。その度に、私も救われたの」

リヴァイ「約束を守る、そうだ、そのはずだった。それは、俺が叶えてやらなきゃならない事、だな」

ペトラ「うん、私も、、、」



弱々しく泣くことも、きっと笑える未来も、いつか大切な思い出になる



リヴァイ「ぐすっ。すまなかった。もう、俺も泣かない」

ペトラ「泣くのは悪いことじゃないよ?なんでも分け合うの。私達、お互いそゆとこ不器用だもんね」

リヴァイ「ふふ、そうだな。きっと、どこか似てるから安心できるんだろうな、お前といると。だから、好きになったんだ」

ペトラ「はじめはそんな事、思ってなかったけど、、、そばにいて気づけたよ」


ちゅぅ



ちびっ子たち

あーラブラブだよあのおにいちゃんとおねえちゃん

ホントだ、ちゅーしてた!ちゅーしてた!



リヴァイ「う、公衆の面前でつい」

ペトラ「あう///」




それから定期的な検査や治療で、無事に安定期に入り


ペトラ「つわり治ったので、本格的に仕事復帰します」

みんな「!!!」

ペトラ「あ、妊娠しました!」

エルド「いや、みんな勘付いてなかった訳じゃないんだけどな」

グンタ「復帰するってことは順調ってことだな」

オルオ「はぁ、心配かけやがって」

アルミン(僕は勘付いてからアニに探り入れたらはぐらかされたけど、バレバレだったな)

コニー「そうだったんですか!俺バカだから気づきませんでした!」

ジャン「それマジでお前だけだよ」

エレン「すみません、俺はさり気なく親父に聞いちゃって。本人が言うまではって口止めされてましたが」

サシャ「ともかく安定期に入ったならひと安心ということなんですね!さぁ皆さん準備を」

ミカサ「みんなもう、できてる」

パーン(クラッカー)

おめでとうございまーす!!

ペトラ「え、え?いやまだ産まれてないからね?」

サシャ「わかってますよ!ささやかなお祝いです!みんなの元気をペトラさんにわける元気玉です!」

ペトラ「元気玉、ふふっ、それは凄くありがたいな。うん。みんなありがとう!」

リヴァイ「散らかったから掃除を忘れずに」

サシャ「そう言われるのも想定済みですから!」

サッサッ

リヴァイ「ペトラ、無理なくやるんだぞ本当に」

ペトラ「うん、しないよ。こんなに思ってくれるみんなといられるんだもん。こうしてるほうが元気出るし、私が間抜けなことしたら逆に申し訳ない」


サシャ「できました!どうですか?」

ペトラ「うん、いい感じだよ!あとはここのバランスを直すと」

サシャ「ふむふむ、」

サシャは教えるたびに絵が上達していくので教えがいがあった。

リヴァイ「上達したもんだな。ミカサとペトラの絵の影響は受けまくっているが」

サシャ「いいとこ取りです!エレンっぽい絵も描けますよ?」

エレン「サシャは器用なんだよな、昔っから」


相変わらずの日常は進んでいく

誰も欠けることなく、それぞれ成長を重ねて歩いていた


命はむくむくと、早くそこへ行きたいとでも言うように



ペトラ「うぐ、動いてる、動いてるよぉ」

リヴァイ「ほんとか?ほんとだ、凄え、ほんとにこの中にいるんだな、よしよし」なでなで

ペトラ「へへ、きっと喜んでるよ」


お腹もすっかり膨らんで、順調に成長してゆく命


実感するほどに、私達は笑いあった


素直に喜びあえた


きっと、この子に会える時も、笑顔でいられると信じて



大事をとって、出産に控えて早めに休みをとった

医者からの勧めもあったが、私は元気なのに

でも彼もそうしたほうがいいと心配してくれて、家で一緒に過ごしてくれる時間をとるようにしてくれていた


そんなある日


俺はペトラの笑顔を見るたびに、安心するフリをしていた

自分に言い聞かせるように

このまま、なにもかもうまくいくんじゃないか?

そんな期待を、打ち消しては信じたくて、縋りたくて




まだ予定日よりは少し早い頃


ペトラ「うっ」

リヴァイ「ん、どうした?」

ペトラ「んー、なんでもな、うっ、なくないかも」

リヴァイ「それって」

ペトラ「うぅ、きたかも、」

リヴァイ「まだ早いよな、、、とりあえず病院に行く準備だ。動けるか?」

ペトラ「うん、っつ、、どうしよう」


ペトラは動揺してそれどころじゃないようだ、泣き出してしまう

俺は、信じきれなかった自分に嫌気がさした


リヴァイ「じゃあ抱えるから車まで行くぞ、急ごう。大丈夫だから。ほら、掴まれるか?」

ペトラ「うん、ぐすっ、うん、、、」


ん?体が熱い、、、


リヴァイ「お前、熱あるんじゃないか?」

ペトラ「え、ちょっと、。ぼんやり、してきた、急に」

リヴァイ「わかった。無理に喋らなくていいから」


俺の願いが足りなかったせいで、安心してやれなかったせいで、

こうでもしなきゃ、冷静でいられなかったからか?

落ち着いて行動はできたが、今更になって俺は神に祈るのか?


ペトラ「うぅー」

リヴァイ「もうすぐ着くからな」

ペトラ「うん、、、ぐすっ」

出来る限り動揺を隠して声をかけてやるのが精一杯だった


グリシャ「予定より早いですが、発熱していて辛いと思いますが止められる段階ではありません。このまま様子を見て分娩室に入りましょう。

熱が出ること自体は珍しい事ではないのですが、産科医と私も一緒に診ますので。万全の体制を用意します」


リヴァイ「ああ、宜しく、頼む。俺に出来ることは何もないな、、、」

グリシャ「そんな事ありません。そうやって、手を握って寄り添っていてあげるだけで心強いはずです」

ペトラ「そう、だよ、、、ぐすっ、わたし、がんばる、から」

リヴァイ「側にいるから、な」


そう、それしかできない

辛そうにして、時折目を合わせて無理に微笑もうとしてくれる

そんなに俺の心配なんかするな

させないように

少しでも楽になるよう体を撫でてやって

無理に喋らせないよう、大丈夫だと目で伝えた



グリシャ「そろそろですね、では分娩室のほうへ」


ペトラ「はぁ、うー、いたっ、痛い、痛い」


泣きながら、意識を失いそうになりながら必死に頑張ってくれている


リヴァイ「頑張れペトラ、ここを耐え抜けば、やっと会えるんだからな」

ペトラ「はぁ、うん、いっ、、」

リヴァイ「無理に返事することないぞ、俺が勝手に喋ってるだけだから」

グリシャ「そうして、なるべく意識は保たせてあげて下さい、辛いでしょうが」


見ていることしか出来ないのはひたすら辛かった

本人が一番辛いという事実も


時々意識を失いかけるのを必死で連れ戻した


ここにいてくれ

ここで、一緒に、、、


いつまで続くのか、神とやらがいるのならなんの慈悲もないのか?と思えるほど長い時間に感じた

どれくらい時間は経っているのか

医者共の声も遠くから聞こえるほど、寄り添っているだけの俺が消耗するほどの時間だった



出血が予想よりも…
あと少し、このまま…
もうすぐですから…



ペトラ、聞こえてるか?

もうすぐ、会えるらしいぞ


そんな、最後の力を振り絞るような表情で



ペトラ「っつう、はぁ、はぁ」



おぎゃー
おぎゃー

産まれました!元気な女の子ですよ…
良かった、早く輸血を…
心拍に乱れが…





リヴァイ「ペトラ、良く頑張ったな、産まれたぞ」

ペトラ「へへ、よかった、、そんなに、泣いて」

リヴァイ「それは、お前も、俺達の娘もだぞ?」

ペトラ「ん、、、」

リヴァイ「ペトラ?」


さっきまで、握り返してくれていた手が



あたたかいのか、つめたいのかも、わからないほど

感覚をなくして


力をなくした



この街は嫌いだ




嫌いだった




ろくな思い出しか、残ってねえからな



それも、これからは変わっていくんだろう




ケニー「おぉ、やっと見せに来やがったか。お前は、人の親になれたんだな」


リヴァイ「そういうことになった」


ペトラ「お久しぶりです。なかなか体調が戻らなくて、会いに来れるのが遅くなってしまいました」

ケニー「頑張ったんだな、嬢ちゃんも、もう母ちゃんか。名前は?」

ペトラ「シャーロット、女の子です」

シャーロット「あうー」

ケニー「おお、よしよし。おじいちゃんでちゅよー」

リヴァイ「違うし、気持ち悪いぞ。誰だお前」

ペトラ「良かったら、抱っこしてあげてください」

ケニー「いいのか。よいしょっ、と。可愛らしい女の子じゃないか。ま、いつかは嫁に行っちまうがな」

リヴァイ「なん、、、だと、、、」

ペトラ「そういうことになるね。今気づいたの?」

リヴァイ「お前の親父さんは寛大だったんだな。泣きたくなってきた」

ペトラ「まだずっと、先の話だよ」

ケニー「リヴァイ、お前はとんだ親バカになりそうだな。悪いことじゃないがな」


ケニー「ちゃんと、幸せにしてやれ」


リヴァイ「わかってる」





大変な出産になり、一時は生死を彷徨うほどだったが、


今はペトラも元気になり、娘も順調に成長している


家には客が来ることも増えた



イザベル「うわー、ぷにぷに!すげーかわいいぞ!ちゃんと手洗ったから触ってもいいか?」

リヴァイ「洗ったなら構わんが」

イザベル「うおーほんとにぷにぷにしてるぞ!あ、笑った!」

ファーラン「お前に似なくて良かったな、ぷぷっ」

リヴァイ「ああ。本当にな」



ペトラ「お待たせ、ご飯できたよー」

ファーラン「おっ、ペトラちゃんの手料理!美味そうだなー」


シャーロット「あうあう」

ペトラ「よしよし。そろそろミルクの時間ね」


イザベル「ミルクって、おっぱいあげるのか!?」ワクワク

ペトラ「そうだよ。じゃああっちであげてくるから先にご飯食べてて?」

イザベル「み、見たい!見ててもいいか?」キラキラ

ペトラ「うん、いいよー」

ファーラン「じゃ俺も」

ドゴォ

ファーラン「冗談だよ!」

リヴァイ「ふん」



あの日


シャーロットは私に話しかけてくれたの



あ、、、私、死んじゃうのかな


また、あなたをおいて




だめだよ


今度は、違うんだよ


わたしと、パパといっしょに、みんなそろってかぞくになるんだよ


なんのためにうまれてきたの


わたしはずっと、パパとママといっしょにいたんだよ


だから、はやくめをさまして


わたしをみて





あ、、、



一瞬だけ、古い情景が見えた


それが、いつかの私の遠い記憶で


でも、もう、さようなら


もう、大丈夫だから、、、






リヴァイ「、、、!、ペトラ!」


ペトラ「だいじょうぶ、だよ、なかないで、、、」


リヴァイ「はぁ、よかった、頼むから、いかないでくれ、、、」


ペトラ「どこにもいかないよ、、、この子が、教えてくれたの。よく見せて、、元気?」


リヴァイ「元気だ、かわいいぞ、、、」


ペトラ「抱かせて?」


ペトラ「ふふ、やっと、逢えたね、、、」





どんな世界にも、残酷なことはあるけれど

それを乗り越えた先になにがあるのか



どこまでも続く美しい青空を、いつか、どこかで見ていた


俺へ


私へ


きっと想像もできなかっただろう


ふたりの、約束を果たせて、幸せな家庭を作って


みんなが笑顔で生きている


そんな未来が、そんな世界があることを



届かない言葉、届くと信じて伝えよう








『ありがとう』







二千年前の俺と私へ







おおおおおおおおおおおお終わった完結したよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


すっげ疲れた。305レスか。
こんなんでも命削った。あとであとがき書いたらおしまい。

ここまで読んでくれた人へもとりあえずありがとう

お疲れ様でした!
ペトラやばいのかとハラハラしたけど
ハッピーエンドで良かったよー

あとがきを、ちまちまと書いていく

この話の最初の動機

現パロでいちゃらぶデートでも書いてほのぼのしよう

そこに至る経緯は欲しいな、さてどうすっか

リヴァイ社長とその部下という設定でいこう。そんでリヴァイ班のみんなも登場させよう

なぜかエロゲ作ってることに。理由は作中に無理やりのっけたが、リヴァイがずっと作ってたのは進撃っぽい作品、ただしエロゲ

コミケ編に文字を使いすぎる。たいして意味はなかったが、みんなで作戦遂行、社長がファンにツンデレ優しい、ミカサを出したかった

エルヴィン、ハンジ、ミケは出したものの

他のキャラも書きたい。花火編でラブコメっぽくうまいこと突入ついでに登場人物を増やしてしまった


出したからには、、、こっから迷走が始まる

続く

花火編の距離感はちょうどいドキドキ感だった気がするけど、結局酔った勢いでのお持ち帰り

俺のssではゲロ不可避

エロはなしで告白、付き合う、まあ現代ではありがちな展開だからいいよね

でぃずにーに行ってもらうのは最初のほのぼの構想。初ちゅうえっち。前と被りそうでとりあえず描写飛ばす

ファーランとイザベルのふたり。冒頭とラストが繋がってるんだけど、冒頭で気づいてくれた人いたら嬉しいな

とにかくみんなで楽しく遊んでほしくて楽しんで書けた

発売したゲームが売れた!はいいけどキャラ増やすために社長に悩んでもらう

ちょっとグダるけどお風呂エロとか二人の距離感縮まった感じが書けてよかった。でもモチベが持たなくなってたのに

キャラを増やす、ひとりひとりの描写が雑に、、、ほんとはもっと書きたいのに、クソ迷走

自らつまらないと思い始めてモチベがまた下がる。ケツ決まってんのに最後までどうやって持ってくんだよwww


つづく

ペトラとアニを仲良しにさせたのは予定になかったけどあえてそうしてみたかった

アニとアルミンの話は回収しきれず

リヴァイの過去回想入れたら長さがアレなので語りのみでカット

ケニーさんはここの世界ではお父さんの兄という設定のようです

婚約引っ越し結婚式の流れは作業的になってしまった

途中、唐突なエロが入った理由は察してくれ

社長を暇にさせたわりにみんなの活躍ぶりの描写は流し気味になった、脱線せず本編へ専念しよう

サシャはいい子なので活躍できた気がする!

いい旦那してるリヴァイとか、無理あるけどこれが本編。でもすごく違和感あって進まねえwww

最後のほうはシリアスに専念。描写を変えてみる

あれ、死んじゃうの?フラグを立てる。クラナド臭がしてきたぞおい

ぶっちゃけパクってもっとリヴァイに苦労させてやろうかと思ったけど、すんなりハッピーエンド

もう、ゴールしてもいいよね?無事に最初に書いてたENDへ着地

あとがきはしがないss書きの苦悩と言い訳となりました
ここまでぶっちゃけるとかどうしようもないが、俺の記録として残しておく

書き忘れ

子供の名前は一応考えたけど時事ネタで
それっぽい名前にしちゃうと今後原作に出てきちゃうかもしれないしね

こんな長編はもう書かねえ!と思う
書ききれるキャラ数でやろう。無理無理

ペトラちゃんヒロインは書き納めです
さすがに、、、また映画見たら変わるかもしれないけど
それはもう気分だろうな

次スレは多分、飛ばしたリヴァイの過去編の予定
他のキャラも書ききれてないから、、、番外編はあるのだろうか。気分です

あと3作くらい別でネタ作り書き溜めしてるから、これも気分で、、、

全然違う話をやります!やりたい!



>>307
その反応がもらえただけで超満足です。ありがとう



情緒不安定なスレにつきあってくれたひと、ほんとに最後にありがとう



みお

リヴァイ×ペトラ「二千年前の俺と私へ」

リヴァイ×ペトラ「二千年前の俺と私へ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1429331611/)

完結しました。宜しくお願いします

誤爆wwwつまり依頼出したってことさ

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