以下、名無しが深夜にお送りしまふ(11)
ラウラ「酢豚よ、"風立ちぬ"ってどういう意味なんだ?」
鈴「"ぬ"は打消の助動詞"ず"の活用形の"ぬ"よ?アンタそんなのも知らないの?」
ラウラ「むぅ...そうなのか...じゃあ意味どういう意味なんだ?」
鈴「"風立つ"を打消してるから"風立たず"って意味よ」ドヤァ
ラウラ「ほぅ、随分とつまらないタイトルの映画だな」
鈴「そうよ、見た人が皆、無駄にした時間を惜しんで泣くらしいわよ」
鈴(ジブリなんて中華系のパクリものしか見た事無いけど)
ラウラ「ほぅ...宮崎速夫も終わりだな...」
鈴(誰よそれ)
ラウラ・鈴「あははははは」アハハ
何故にこのすれたいww
>>2
間違えたんだよwww
マジで恥ずかしくて死ねるわww
風立ちぬ、の映画の主人公はやっとの思いで、主役の座を取ったからなー
応援してやらねば
すれたいwww
ついひらいちまったじゃねーかwww
>>4
見てないから分からんすまんこ
>>5
すまんこ
一夏「オィ酢豚」
鈴「えっ?!」
一夏「日本なめんなオラ」バキバキ
鈴「痛いッ...ぁ...ゲホッゲホッ...」
一夏「歯、食い縛れ」
鈴「あうあぅぁ」
一夏「まず、風立ちぬ、の"ぬ"は完了の助動詞"ぬ"だ」
ラウラ「ほぅ」
鈴「う、嘘ッ?!?!」ガタガタッ
一夏「助動詞"ぬ"は2種類ある。1つは打消の助動詞"ず"の活用形」
一夏「もう1つは完了の助動詞"ぬ"だ」ガシガシ
ラウラ「ほうほぅ」
鈴「痛い痛い」
一夏「二つは確かに同じ"ぬ"。しかし、性質は全然違うんだ」
一夏「まず、打消の助動詞"ず"が接続するのは未然形だ」
一夏「しかし、完了の助動詞"ぬ"が接続するのは連用形なんだ」
ラウラ「そこで見分けられるのか」
一夏「いや、それだけじゃない」
一夏「ラウラ、打消の助動詞"ず"の活用を言えるか?」
ラウラ「た、確か...特殊型で...すまぬ嫁...分からん」
一夏「そぅ、打消"ず"は特殊型で『ず/ず/ず/ぬ/ね/○、ざら/ざり/○/ざる/ざれ/ざれ』だ」
一夏「対して、完了の助動詞"ぬ"の活用は...ラウラ、言えるか?」
ラウラ「確か、ナ変型で...『な/に/ぬ/ぬる/ぬれ/ね』か?」
一夏「正解だ」ナデナデ
ラウラ「ふにゃあ」
一夏「このように"ぬ"でも打消の場合は連体形、に対して完了の場合は終止形なんだ」
一夏「だから文脈で〜ぬ。であれば完了、〜ぬ時〜。であれば打消」
一夏「などと、前後の体裁から判断することも出来る」
規制されちまったぜアブアブ
一夏「では、風立ちぬ。に最初の見分け方を使うとする」
一夏「ラウラ、"立ち"は何形だ?」
ラウラ「立たず...た...つまり四段活用...だから連用形だな!」
一夏「正解」
ラウラ「うむ」
ラウラ(なでなでして...)
一夏「連用形に接続するのは...」
ラウラ「完了の助動詞"ぬ"だっ!」
一夏「そぅ、つまりこの"風立ちぬ"という文の意味は?」
ラウラ「風が立った、という意味だな!!!」
一夏「よくできましたー」
ラウラ「はぅはぅー」クシャクシャ
鈴「」
鈴(日本語YABEEEEEEEEEEEEーーーーーーーー)
一夏「ちなみに、完了の助動詞は"ぬ"の他に"つ"・"たり"・"り"などがある」
一夏「"ぬ"と"つ"は表す意味は完了・強調・並列と一緒であるが」
一夏「意図的・人為的であるかどうかという違いがある」
ラウラ「というと?」
一夏「"ぬ"の場合、人為的ではないというニュアンスが含まれる」
一夏「風立ちぬ、では自然と風が立った(非干渉)という様な意味となる」
一夏「風立ちつ、では人為的に風が立った(干渉)という様な意味となるんだ」
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません