【コードギアス】ルルーシュ「……」フルフルフルフル-SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)
【コードギアス】ルルーシュ「……」フルフルフルフル - SSまとめ速報
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の、続きみたいなもの。読まなくてもまあ読めるっちゃ読めます。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1378310050
ロ「どうしよう…時間がない」
ロ(斬新でゴージャス、尚且つシンプルで抱腹絶倒必至なお祭り)
ロ「こんなの兄さんにたこ踊りでもさせれば会長的には一発OKだろうけど兄さんにそんなことさせられないし…」ハア
ル「恐ろしい独り言は止めよう、ロロ」
ロ「あ、兄さん!兄さんはもう企画書提出したの?」
ル「俺としてはさっきの独り言を追求したいところだがまあいいか。終わったよ。会長も喜んでいた」
ロ「兄さんが考える以上のものを僕が作れるはずないし…兄さんの企画を後押しするよ」
ル「俺の企画がどんなものかも解らないのにお前は…いいか、ロロ。こういう仕事もお前の為になるんだぞ?経験は宝だ。何事もまずはやってみることが大事だろう」
ロ「兄さん…」
ル(お前も苦しめ畜生)
ロ「その通りだね兄さん…解った、考えてみる」
ル「ああ。どっちの企画が選ばれても恨みっこなしだぞ」
ロ「うん!」
ス「…それは」
ロ「お疲れ様ですナイトオブセブン」
ス「ああ、それは何だ?」
ロ「…生徒会の仕事です」
ス「ああ、イベントの企画提案か。あの人も好きだなあ」
ロ「……あの」
ス「?」
ロ「御用は」
ス「黒の騎士団も今は何故か大人しいし久しぶりに学校でもってね。ルルーシュの様子も気になるし」
ロ「…異常はありませんが」
ス「……そうか。それよりその仕事、進んでないみたいだけど」
ロ「貴方には関係ありません」
ス「僕も生徒会の一員だし、何か手伝おうか」
ロ「いえ、ラウンズのお手を煩わせる訳にはいかないので」
ス「期限はいつ?」
ロ「…今日の放課後まで、です」
ス「どうせならルルーシュに勝てるような企画を立ててやろうよ」
ロ「興味ありません」
ス「…ヴィレッタ卿、君に頼もうかな。ロロの企画書、手伝ってあげて」
ヴ「はっ、しかし私は一応教師の役目がありまして…」
ス「…」
ロ(何で不機嫌になってんのこの人)
ヴ「イエス…マイロード」
ロ(負けるなよババア)
ヴ「…いいかロロ、ゴージャスで尚且つシンプルなというところに囚われすぎては駄目だ。視野は広く持つべきだ」
ロ(…うざい。すごくうざい)
ヴ「露骨に嫌な顔をしたいのは私だ」
ロ(殺しちゃおうかなナイトオブセブン)
ヴ「…」
ロ「…」
ヴ(気まずい。実に気まずい。実際どう扱っていいものか全く解らない。学校行事だし教師面で通していいものか…。機情は枢木が見ておくからと追い出されてしまったし本当にあいつ何がしたいんだ頭おかしいんじゃないか)
ロ「ヴィレッタ先生、とりあえず座りませんか」
ヴ「あ、ああ」
ロ「不本意だけど命令には従わないと…でもあんまり調子に乗らないでね」ボソッ
ヴ(私殺されるかもわからんね)
ロ「…まあ実際助かりますよ。相談出来る人なんて兄さんくらいだし」
ヴ「そうだ、ルルーシュに頼めばいいだろう。お前達は兄弟なんだから」
ロ「あのですね…兄さんにも同じように企画発案の仕事があったんですよ。機情ならそれぐらい把握できるでしょ?何やってんですか普段」
ヴ(理不尽過ぎる)
ロ「それはともかく…斬新で、ゴージャスだけならまだしもシンプルに抱腹絶倒なんて…兄さんのどじょうすくいくらいしか思いつかないよ…」
ヴ「確かに斬新だし色んな意味で果てしなくゴージャス、尚且つシンプルで抱腹絶倒必至な内容だがお前は兄をなんだと思ってるんだ」
ロ「いやだからそんなことさせられないって空気、出してますよね?読んでくださいよ。全部口に出さなきゃ駄目ですか?頭悪いんですか?」
ヴ(壮絶に機嫌が悪い)
ロ「…ううー…会長の好みだけ読むなら簡単なんだけど…好みが好みなだけに…」
ヴ「斬新、がネックだな。ゴージャスでシンプルは発想の転換でなんとかなりそうだが」
ロ「…女の武器、使いませんか先生」
ヴ「私をなんだと思ってるんだ」
ロ「ビッチ」
ヴ「腐れ要員」
ロ「ギアス」
ヴ「」バキッグシャドカッ
ロ「…」ペッ
ヴ「…唾吐きやがった…」
ロ「黙って本棚片付けろ糞ビッチ」
ヴ(やはり地雷だったか)
ロ「決めた、もうお前使う。全力で」
ヴ「勘弁してください」
ロ「斬新でゴージャス、シンプルに抱腹絶倒必至。よし、ギアスでイリュージョニストにでもなるか」
ヴ「ヤケクソ過ぎる」
ロ「ナイトメアとか、借りれないかな」
ヴ「可能だが、今からだとグラスゴーの初期量産型くらいのものしか用意出来ないぞ」
ロ「ですよね…もういっそラウンズ呼びませんか、ナイトオブセブンも何か乗り気だし」
ヴ「…前のイベントであれだけ暴れていたのにか」
ロ「『斬新』うぜえ…!」
ロ「!」
ヴ「なんだ?」
ロ「誰か見てる」
ヴ「生徒なら少し離れたところにいるが」
ロ「…何か寒気がするんですよ」
ヴ「まさか」
ミ「♪」
ロ「…そういうこと」
ヴ「?」
ロ「僕らが悩む様が見たかっただけで、企画なんて二の次だったんだよ。多分」ボソッ
ヴ「なるほど…ミレイの考えそうなことですね」
ロ「…さっきの会話は」ボソッ
ヴ「気配がしたのは今。先程図書館に戻る時映像チェックは怠っておりません」ボソ
ロ「…はあああ…思いつかない」
ヴ「ロロ、私もこうして手伝っているんだ。早く仕上げてしまえ」
ロ「解りましたよ…」
ミ(?…何か急に雰囲気変わった…?気のせいかしら)
ロ「…ラウンズだ。ラウンズしかない」
ヴ「ロロ、ミレイが見ている」
ロ「企画にするならどのみち知られるでしょ…」
ヴ「にしてもラウンズは無理だ。多忙な上に二番煎じだろ」
ロ「じゃあもう皇帝出そう」
ヴ「お前何者だよ。あと機情の存在意義な」
ロ「…兄さんはやっぱりすごいや…こんなある意味難しい仕事もあっさりこなすなんて」
ヴ(いや多分禿げ上がりそうなくらい悩んだ結果だと思う)
ロ「…僕にはやっぱり無理だ。遊んだことなんて…」
ヴ「…」
ミ「あら、遊んだことなんていっぱいあるじゃない」
ロ「会長」
ヴ「…」
ミ「驚かないのね。もしかして気付いてた?まあいいわ、いい?ロロがしたいことを考えなさい。ルルーシュを交えて、みんなで出来るイベント」
ロ「…僕がしたいこと?」
ミ「企画ってそういうものじゃない。ルルーシュもあんたも難しく考えすぎなのよ。ま、今回のルルーシュの企画は意外だったけどね?」
ロ「兄さんは、どんな…」
ミ「だぁめ、考えなさい。ルルーシュにも言われなかった?経験は宝だって」
ロ「いつから見てたんですか…」
ミ「いや今朝偶然通りかかっただけよ。それじゃ、頑張って♪あ、そうは言ったけどちゃんとテーマには合わせるのよー」
ロ「……」
ヴ「お前のしたいこと、か。あるのか?そんなもの」
ロ「…料理」
ヴ「?」
ロ「僕は兄さんと料理がしたい」
ヴ「斬新、ゴージャス、抱腹絶倒必至はどこにいった」
ロ「裸エプロンで…」
ヴ「体張りすぎィ!」
ヴ「お前のしたいこと、か。あるのか?そんなもの」
ロ「…料理」
ヴ「?」
ロ「僕は兄さんと料理がしたい」
ヴ「斬新、ゴージャス、抱腹絶倒必至はどこにいった」
ロ「裸エプロンで…」
ヴ「体張りすぎィ!」
_________
ロ「…すみませんでした」
ミ「いいのよ…。―――罰ゲームは用意してあるしっ」
ロ「えっ」
ミ「私の計画じゃルルーシュもボツる予定だったんだけどねー…仕方ない。斬新でゴージャス、尚且つシンプルで抱腹絶倒必至な罰ゲームをお楽しみにね」
ロ「」
ル「……今日の夕飯はヴィシソワーズにしようか、ロロ…」
C.C.「まあここまで読んでの魔女だしな」
ル「だからあれだけ邪魔をしていたのか貴様…」
C.C.「私は私のしたいようにしたまでだ。邪魔だなんて心外だな」
ル「まあいい、缶けりは憂鬱だが罰ゲームを避けられただけよしとするか」
C.C.「私は抱腹絶倒必至を実現させるために裏方にまわらなかったお前を尊敬するよ。色んな意味で」
ル「含ませるな畜生」
ス「悪かったね、ロロ。会長に見てあげてって頼まれちゃってて」
ロ「」
ヴ「枢木卿…例えば貴方ならどんな企画を提案しましたか」
ス「え?ううーん…ドッジボール大会、とかかな。ルルーシュのみ内野で」
ヴ「ドッジボールというものがどのような内容なのか皆目見当もつきませんがルルーシュが悲惨な目に合うのが目に浮かびます」
ス「いや、だって抱腹絶倒必至だよ?」
ヴ(ルルーシュ…お前の周りこんなのばっかりだったのか…?)
終わりです。
ルルーシュが好きです、でもC.C.はもっとすき。
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