光彦「これって灰原さんの陰毛ですよね?」 (163)
灰原「え?」
光彦「今、博士の家で落ちている茶色の毛は灰原さん。」
光彦「しかし灰原さんの髪の毛にしては剛毛すぎる。」
灰原「他の茶髪の人の毛かも知れないじゃない。」
光彦「それはありえません。」
灰原「なぜ?」
光彦「灰原さんは昨日部屋の掃除を隅々までしています。
テレビの裏側でさえ埃がありませんからね。」
光彦「今日の来客者には茶髪の人はいませんでした。
この毛は灰原さんしかありえないんですよ。」
灰原「で、でも……。」
光彦「私はまだ小学1年生、陰毛なんて生えてるはずがない。
と言いたいんですね?」
灰原「ええ。」
光彦「でも実はあなたがなんらかの理由で幼児化した大人だとしたらどうですか??」
灰原「!!!!!」
光彦「僕が尋ねる前までは大人の姿だったんでしょう。」
灰原「……。」
光彦「その表情を見るとやはり図星ですね、宮野志保さん?」
灰原「ど、どうして私の正体を??」
光彦「前々から灰原さんの大人びた発言、行動は小学生にしてはおかしいと思っていました。」
灰原「でもそれだけじゃあ……。」
光彦「なぜ博士の家に居候しているかずっと気になっていたんです。」
光彦「小学生の女の子が童顔でハゲのデブなロリコンくそシジイの阿笠博士の家に居候なんてよっぽどの理由じゃなきゃ恐ろしくてできません。」
光彦「その理由を見つけようと思った僕は裏の手を使い役所を調べてきました。
思った通り灰原哀という名前は戸籍には載っていませんでした。」
光彦「しかし驚くべきもう一つの事実を見つけてしまったんです。
コナン君の名前もないんですよ。」
光彦「これにはとても驚かせられました。
まあコナン君もいろいろおかしな点はありましたが所詮、毛利探偵の助手みたいなもの。
蘭さんに甘えている態度をみるとまだまだガキだなっと思ってましたからね。」
光彦「まずはとにかく灰原さんが小学校に転校する前のことを調べようとしたのですが全く手がかりを掴めませんでした。」
光彦「しかしコナン君が転校する前と後には大きな違いを見つけてしまいました。
新聞に工藤新一の記事がなくなったのと同時に眠りの小五郎の記事が世間を賑わしていたんです。」
光彦「すぐさま僕はコナン君が出かけている間に蘭さんに卒業アルバムを見せてもらいました。
思った通りコナン君と新一さんの幼少期の姿は酷似していましたね。」
光彦「つまりあのコナン君の子供のような演技は母親優希子さん譲りなのでしょう。
そして眠りの小五郎を裏で操っているのもコナン君です。」
光彦「そして蘭さんから話を聞きました。新一さんが姿を現さなくなったのはトロピカルランドにデートした日からだと。」
光彦「僕はその日のトロピカルランドのことを調べました。
その日はジェットコースター殺人事件が起っていたそうです。」
光彦「その事件は新一さんが解決しました。
が!!その場に怪しい人物が2人いたことをスタッフさんが教えてくれました。」
光彦「その人物は黒服の長髪の長身の男と太ったサングラスの男がジェットコースターの一番後ろに乗っていたそうです。」
灰原「……。」ガクガク
光彦「そう、灰原さんもよく知っているジンとウオッカです。」
光彦「スタッフさんの話によると事件解決後その青年が黒服の男の後を尾行をしていた。
そしてその数時間後警官が大人の服を着た頭の怪我をした少年を発見したがすぐにいなくなったことも聞きだしました。」
コナン「・・・すべてを知ってしまったか」
光彦「こ、コナンくん」
コナン「灰原、光彦を羽交い締めにするんだ」
灰原「わかったわ」
コナン「このキック力増強シューズで・・・」
コナン「いっけえええええ!!」ドゴオオオン
光彦・灰原「ぎゃあああああああ!!!!!」
コナン「いっけえええええ!!」ドゴオオオン
光彦・灰原「ぎゃあああああああ!!!!!」
光彦「これだけの証言がそろえば容易にに全てが繋がります。僕の推理によりますと
ジンとウオッカは新一さんにある取引を見られた。
おそらく拳銃で殺そうとしたがここは人が多い遊園地だ。大きな音を出せない。
だから毒薬を飲ませ殺そうとした。
しかし、その毒薬が新一さんを幼児化させたんです。」
光彦「コナン君=新一さんは結びつきましたが灰原さんが誰なのかはまだわからない。
だから僕は黒服の男たちの正体を暴けば灰原さんの謎もわかると思い
裏の世界に顔のきくもう一人の仲間と一緒に黒服の男たちの捜査を3日前から開始しました。」
灰原「やめなさい!!
あなたは組織の恐ろしさを分かっていない!!
あなたが命を落とすだけでなく周りの人間にも危害が及ぶのよ!!」
光彦「組織の恐ろしさなら十分にわかってますよ。
組織の規模や構成員、計画、そしてボスの名前まで全て調べ上げましたからね。」
灰原「えっ」
(^q^)「確かに光彦の意思というものは尊重され難い」
母「あら、たかしちゃんどうしたの」
(^q^)「光彦に対する健常者が抱く恐怖心というのは、大きな動物を見たときのものと同種ではないか」
母「たかしちゃん…?」
(^q^)「要するに光彦というものは現象であり、行為である」
母「あなた、たかしちゃんが…」
(^q^)「いわば健常者は原因である。理由にその行為の本質を見出す事がそれを裏付ける」
父「おい、たかしどうした」
(^q^)「対して光彦は結果である。何をしたかが重視され、理由というものに重きを置いてその存在を語られることはあまり無い」
(^q^)「つまり、お前たちは光彦を金のなる樹だと――」
父「黙れ!」
ドゴゥ
(^q^)「…あうあwwwwwwぱしへろんだすwwwwwww」
父「危ないところだった」
母「全くね」
光彦「これは僕が黒の組織の内容をまとめた調書です。
これを警察に提出すれば組織は壊滅できるでしょう。」
灰原「たった3日で組織の全てを調べ上げたの!?」
光彦「ええ。」
灰原「江戸川君でさえ、まだ何も掴めてないのに。
あなたなんなの、何者なのよ??」
光彦「知りたいですか?」
光彦「でも僕の話は置いといて先に謝らないといけないことがあります。
今日までの3日間組織を捜査してる間もずっと
探偵バッチで灰原さんを盗聴させてもらいました。」
灰原「えっ?
私のバッチはずっとオフにしてたはず……。」
元太「俺のバッチを使ったんだよ。」
灰原「小嶋君!?」
光彦「元太君には組織の捜査に協力してもらいました。」
元太「みんな俺をただの馬鹿なデブだと思っているようだがそれは周りの目を欺くため
馬鹿だと思われるほうが潜入など裏の探偵としてやりやすいんだよ。
ちなみにうな重もそんなに好きじゃない。」
/ , ,ィ ハ i、 、 ! /''⌒ヽ-─‐- 、 、ー'´ \ .イ , ,ィ ハ i 、 . |
/イ ,ィ/l/ |/ リuヽlヽト、 | ゝ ,、.___, \ > , ! | ,ィ/l/ l/ uハlヽトiヽ. |
イ /r >r;ヘj=:r‐=r;<ヽ│ 「 ./ u \ | ≧ , ,ィ/ハヽ\ | |/゙>r;ヘ '-‐ァr;j<`K
r、H ┴'rj h ‘┴ }'|ト、 |./ ヽ | 1 イ/./ ! lvヾ,.ゞ、 ! .ry ┴ 〉 └'‐ :|rリ
!t||u`ー-‐ベ!` ` ー-‐' ルリ r|´゙>n-、ヽ-rj='^vヽ _レ「゙f.:jヽ ーT'f.:j'7`h |t|. ヾi丶 u レ'
ヾl. fニニニヽ u/‐' :|r| ー "j `ー ′ h゙リ {t|!v ̄" } ` ̄ !リ ヾl u iニニニヽ /|
ト、 ヽ. ノ u,イl. ヾ! v ヾ__ v イ‐' ヾl ヾ_ v ./' ト、 、__丿u ,イ ト、
,.| : \ `ニ´ / ; ト、 ト.、u L_ フ , ' |. ト、u ヾー `> /.|. ,| ::\ / ; / \
-‐''7 {' :: ` ー ' ,; ゝ:l`ー- ⊥:`ヽ. __ / ,' | | :\  ̄ /,' ト、_ /〈 :: ` ー ' ,'/ 「
/ \ :: , '/ :| `'''ー- 、 , ' '>-,、.._ノ :: `ー ' /,.イ \:: / |
/ \ / | | ヽ-‐'´ _,.ヘ< _:: _,. イ/ | ,.へ、 /´\ |
光彦「幼児化する薬も元太君が調べてくれました。」
元太「APTX4869
プログラム細胞死(アポトーシス)を誘導するとともに、テロメアーゼ活性によって細胞の増殖能力を高める。
投与された場合、エネルギー消費を伴うアポトーシス作用によって強い発熱を伴い、骨が溶けるかのような感覚に襲われた後、通常は死に至り死体からは何も検出されないが
ごくまれにアポトーシスの偶発的な作用でDNAのプログラムが逆行し、神経組織を除いた骨格、筋肉、内臓、体毛などのすべての細胞が幼児期の頃まで後退化することがある薬。」
元太=ジェバンニか
光彦「灰原さんが宮野志保でコードネームがシェリーだということを調べたのも元太君です。」
灰原「あなたたちがすごいのはよくわかったわ。でもどうして……。」
元太「警察にこの調書をさっさと提出して組織を壊滅させないの?って言いたいんだろ?」
灰原「ええ。」
光彦「あなたのためなんです。」
灰原「私のため?」
光彦「確かに組織を捕まえることができますが
あなたの罪を問われ逮捕されてしまう。」
灰原「そんなこと構わないわ。組織が潰れるなら。」
元太「いいのか?コナンと会えなくなるんだぜ。
お前コナンのこと好きなんだろ?」
灰原「……。」
光彦「僕たちは灰原さんのためを思ってるんです。
灰原さんもコナン君も僕らの大切な友達ですから。」
灰原「円谷君、小嶋君。」
光彦「そのかわりと言ってはなんなんですが。
一つだけお願いしてもいいですか?」
灰原「お願い?」
光彦「はい。」
光彦「Hさせて下さい。」
灰原「えっ」
元太「早く脱げよ、灰原。
全部警察にばらすぞ?」
光彦「僕たちが優しい間に言うこと聞いたほうが身のためだと思いますよ。」
元太「俺は灰原哀の幼女パターンで。」
光彦「僕は宮野志保のパターンで陰毛ペロペロさせて下さい~!!」
灰原「や、やめて!!」
元太「いい身体してるぜ、全く~。」
光彦「元太君~。早く代わって下さいよ。
解毒剤飲ませて陰毛プレイしたいんですから~。」
灰原「あっ、もうやめて……。」
元太「うるせー!!」
博士「おい、何やってるんじゃ!!」
結局いつものかよwwwwwwwwww
前振り凝りすぎワロタ
光彦「博士、このこと黙っていて下さいね。」
博士「何を言っておる!!
犯罪じゃぞ?今すぐ警察に連絡を。」
光彦「もう一度言います。黙っていて下さいね。
コードネームアガサさん。」
博士「なっ。」
光彦「灰原さんにはお話しましたが僕と元太君で黒の組織について全て調べたんです。」
光彦「組織を調べるのは簡単でした。だってこんな身近に組織のボスがいたんですから。
ねえ博士?」
博士「なんの話か全くわからんな……。」
光彦「とぼけても無駄ですよ。」
博士「証拠がないじゃろ??」
光彦「黒の組織の目的それは……。」
ジン「おっとお喋りそこまでだ、小僧。」
光彦「お前はジン!!」
ジン「組織を嗅ぎ回ってる奴がいることが気付いてたがまさかこんなガキだとは、驚いた。
そして逆にシェリーの正体と居場所を突き止めてくれるとはな。」
灰原「……。」
ジン「会いたかったぜ、シェリー。」
ウオッカ「まさかアガサの野郎がシェリーを匿ってたとは……。」
ジン「お前はあの方と長い付き合いで
発明家として組織に属していたのに裏切るとは思わなかった。」
博士「……。」
光彦「博士がボスじゃないんですか?」
元太「ハハハハハハ。」
光彦「元太君どういうことですか?」
元太「俺が組織のボスだ。」
光彦「えっ」
転載かよしね
ジン「いいんですか?ボスの正体は俺とウオッカとベルモットしか知らないのに。」
元太「構わん。どうせ博士も光彦もシェリーもここで始末するんだからな。」
元太「まさか光彦が俺に組織の調査を持ちかけてくるとは本当に驚いた。
そして俺が知らなかったコナンや灰原の正体を調べていた。」
元太「だから俺は話に乗ったふりをして光彦に嘘の調書を渡した。
そしてこの場にシェリーと光彦と博士を集めた。
ジンに始末させるために。」
元太「俺は生れつき身体小さく大人になってもあまり老けなかったので小学生になりすますのは容易だった。」
元太「そして小学生らしく演じていたが
光彦は俺を少年探偵団の団長に誘ってきた。」
ジン「いいんですか?ボスの正体は俺とウオッカとベルモットしか知らないのに。」
元太「構わん。どうせ博士も光彦もシェリーもここで始末するんだからな。」
元太「まさか光彦が俺に組織の調査を持ちかけてくるとは本当に驚いた。
そして俺が知らなかったコナンや灰原の正体を調べていた。」
元太「だから俺は話に乗ったふりをして光彦に嘘の調書を渡した。
そしてこの場にシェリーと光彦と博士を集めた。
ジンに始末させるために。」
元太「まあ探偵団はほとんどコナンに解決させ
俺はあまり推理しなかったがな。」
元太「しかし光彦は俺に組織の調査を持ちかけてきた。
俺をただ者ではないと気付いてたんだろう。
光彦の洞察力はバーボン以上だ。」
元太「しかしたった3日で組織のこと全て調べれた時点で俺を組織のボスとわからなかったようじゃあまだまだだな。」
コナン「俺は始めて会ったときから元太がボスだと気付いてた
元太「コナン!?いつのまに!!」
続く
NEXT CONANS HINT
コナン「陰毛」
>>130
ID:tRcNNaSI0
が続き書いてくれたからその後の書くわ
コナン「話は始めから全部聞かせてもらったぜ。」
灰原「予定より登場するのが遅いわよ、江戸川君。」
コナン「悪いな、準備に時間がかかったんだ。」
光彦「新一さんじゃないですか。」
コナン「光彦にいいことを教えてやろう。
お前が大切に持っている陰毛は灰原のじゃないぜ。」
光彦「えっ」
博士「わしじゃよ。」
光彦「博士の陰毛?」
博士「染めたんじゃ。」
コナン「お前を釣るために俺と博士と灰原で計画したんだ。」
光彦「貴様!!!ペロペロしちまったじゃないか!!!!
こんな屈辱初めてだ。」
コナン「光彦を釣れば元太も来る。
すると組織の連中も集まると思った。」
元太「俺たちがコナンの計画に釣られたのかは知らないが
俺もコナンを始末できるから好都合だ。
4人まとめて始末しろ!!」
コナン「俺がなにも準備せずに来ると思ってるのか?」
ウオッカ「うっ」バタン!!
ジン「ウオッカ!!!!!!!!!
死んでる・・・・。」
元太「なんだと!?」
コナン「誰も死体に触るな!!!!!!!!!!!!!!
これは殺人事件だ。
博士、すぐに警察に電話だ!」
博士「わかった。」
コナン「現場保存のため警察が来るまでみんなそこから動くなよ。」
元太「お、おう」
光彦「わかりました。」
数分後
目暮「死因はなんだね?」
高木「青酸系の中毒死です。
口の中に毛のようなものがありました。」
コナン「じゃあ、その毛に毒物を仕込んだのかもしれないね。」
目暮「確かに。」
高木「容疑者は現場にいた人で
コナン君を含め、哀ちゃん、元太君、光彦君、阿笠さん、黒澤さんです。」
目暮「じゃあ、話を聞かせてもらおうか。
みんなで集まって何してたんですか?」
コナン「パーティだよ。」
目暮「パーティ?」
コナン「ね、みんな?」
元太「お、おう。」
光彦「その通りです。」
目暮「なるほど。」
元太(警察に本当の集まってた理由を話すと俺もコナンも光彦もやばい。)
光彦(ここはコナン君に話を合わせるのが得策ですね。)
高木「コナン君の言う通り口の中の毛に青酸カリが含まれてました。」
目暮「なるほど。その毛は誰の毛なんだね?」
高木「DNA鑑定の結果、阿笠さんの陰毛でした。」
小五郎「わかりました、警部!!
犯人は阿笠博士です!!
自分の陰毛に青酸カリを仕込み被害者の魚塚さんがそれを食べたんです。」
博士「なんじゃと??」
コナン「でもさー
普通、博士の陰毛なんて食べようと思わないよね。
魚塚さんはなんで食べたんだろ?」
小五郎「うまそうに見えたから食べたんじゃないのか?」
コナン「でも博士の陰毛だよ?
おいしそうに見えても食べないよね?」
小五郎「うるせー。子どもは黙ってろ。
とにかく博士の陰毛に青酸カリが付いてたのは事実なんだ。
博士が犯人で決まりだよ。」
博士「でもわしには、魚塚さんを殺す動機がないぞ。」
目暮「とにかく後は署のほうで。」
コナン(いや、違う。博士は犯人じゃない。おそらくこの辺になにかあるはずだ。
あった!!!!!)
コナン「あれれ~。なんだろうこれ?」
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