オルオ「おい新米…！調子乗ってると…」

エルド「いや、俺が話そう」

ペトラ「！？」

オルオ「！てめぇエルドぉ！！」

エレン「やったあ！！お願いします！！」

グンタ(なんだこいつら)

エレン「安心してくださいペトラさん！　小便撒き散らしててもオレの尊敬する立派な先輩ですから！」

ペトラ「ぎゃあああああああああああああああああああああ」

エレン「むしろオレに壁外調査のいろは教えてくれた立派な先輩のペトラさんが小便撒き散らしてて余計に尊敬しました！」

ペトラ「いやあああああああああああああああああああああ」

エレン「オレちなみに撒き散らしてませんよ！」

ペトラ「やめてええええええええええええええええええええ」

謎の調査兵団（よし、あの先頭にいる奴を最初に仕留めよう）ﾋｭｰﾝ

エレン「おいそこのあんた！　知ってるかペトラさん初陣で小便撒き散らしたんだぜ！」

謎の調査兵団「ッ！？」

ペトラ「勝手に広めるなエレン！　バカ！　ばかあああああああああああああああああ！！！」

確かに

謎の調査兵（……）

――

エレン『アニは何歳までおねしょしてた？』

アニ『ハア？』

エレン『オレの予想では７歳までしてたな！』

アニ『な、ば、お、ち、違う！　し、してない！　７歳まではしてない！』

――

謎の調査兵（あいつ、全然変わってないな……）

エレン「ウォールローゼの扉くぐって帰還する時きっと市民もみんな『小便臭っ』って思ってたでしょうね！」

ペトラ「……だからあの時みんな顔をしかめ……ってだからやめろおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！」

謎の調査兵（どうしよう完全に仕留めるタイミング逃しちゃった）

ぐん太「あいつらバカだから、ホントあいつらバカだから無視してくれ。ちなみに俺は無関係だからな」

謎の調査兵「あ……は、はい」

エレン「きっと小便臭いペトラさんのこと街中に広まってるでしょうね！」

ペトラ「いやああああああああああああああああああああ」

エレン「例え撒き散らしたという真実を知らなくてもペトラさんが臭うってことは周知の事実でしたでしょうし！」

ペトラ「ぎゃあああああああああああああああああああああ」

エレン「いやあオレの尊敬する立派な先輩が有名人でオレも誇らしいですよ！　小便撒き散らした小便臭い有名人で！」

ペトラ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！」

謎の調査兵（あー、もうこれダメだ。あのペトラって人堕ちるのも時間の問題だな）

エレン「きっとリヴァイ兵長も口には出してなくても、心の中じゃ小便臭いペトラって思ってるんでしょうね！」

ペトラ「やめてええええええ！　そんなこと言わないでええええええええええええ！！！」

エレン「リヴァイ兵長って潔癖症だからなー……ペトラさん、小便撒き散らしちゃったんだもんなー」

ペトラ「エレン……お願い、もうそれ以上、やめ、て」

エレン「もしかしたらリヴァイ兵長、小便臭いペトラさんから若干距離置いてたりして。心当たりありますかぁ？ｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

ペトラ「うぅ……ひっぐ、うくぅ……ええーん、ふええーん」ｼｸｼｸ

エレン「でも、安心してくださいペトラさん」

ペトラ「うぐっ……うぅ？」

エレン「オレは、ペトラさんもペトラさんの小便も心の底から愛せますから」

ペトラ「……///」

エレン「オレを信じて下さい」

ペトラ「……えれん///」

謎の調査兵（はい堕ちたー）