P「で、唐突にそんなこと言い出して、どうかしたんです？年寄りによくある懐古ですか？」

小鳥「まだ20代です！」

P「まだ…ね」

小鳥「…くっ！」

P「懐かしいといえば、ポケベルとか」

小鳥「14106でアイシテルですね！送ったなー」

P「…」

小鳥「…何ですかその目は」

P「よく考えたら、僕の高校時代は携帯が普及してました」

小鳥「…くっ！」

P「懐かしいなー。アンテナの付いた長細いやつ」

小鳥「白黒でしたねー」

P「白黒というか…まあ白黒でいいや」

小鳥「写メールとか」

P「うわっ、懐かしい！」

小鳥「ボーダフォンとか」

P「そういえばそんな会社ありましたね」

小鳥「ショルダータイプとか！」

P「…それはさかのぼり過ぎです」

小鳥さんとかPの歳を考えると、流行ってた時代にかなりズレが生じますが、一応2013年で考えてます
SSなんで、こまけえことはry


小鳥「…今の子供たちは、プリントゴッコの楽しさを知らないんですよね」

P「あ、戻った。そうですね。今やパソコンで一発ですから」

小鳥「いろんな柄はあるし、自由に作れるし、早くできるし」

P「時代の進歩です、仕方ないですよ」

小鳥「だって、みんなが携帯カパカパしてたと思ったら、いつの間にかスマホですよスマホ！」

P「春香の真似ですか？」

小鳥「別にそんなつもりじゃないです」

小鳥「塾の帰りに公衆電話から電話して、お父さんに迎えに来てもらったり」

P「緑の懐かしいですね」

小鳥「誰かの家に集まってスーファミしたり」

P「サテラビューとかありましたね」

小鳥「もっと古き良き時代を思い返すべきです！」

P「そういえば、あずささんとかプリントゴッコ知ってるんですかね？」

小鳥「あー、確かにその年代はどうでしょう」

あずさ「あらあら～、知っていますよ？」

P「何時の間に！」

あずさ「でも、とても小さい頃なので、あまり覚えていません」

小鳥「そうですよね。スーファミじゃなく、PS、PS2世代ですもんね」

あずさ「私はあまりゲームしなかったですけど～」

春香「なにを話してるんですか？」

小鳥「春香ちゃん、おかえりなさい」

P「今日はこけなかったか？」

春香「…数回ほど。えへへ」

P「全く春香はドジだなー」

春香（この手に限る）

春香「プリントゴッコ？」

P「あー、やっぱり春香は分からないか」

小鳥「あずささんでギリギリですから、貴音ちゃんも知らないでしょうね」

P「春香が小学生の頃流行ってたゲームってなんだ？」

春香「えっと、DSですよDS！」

小鳥「あー、そこまで進んじゃうのか」

小鳥「21世紀に入って、進歩が早すぎやしませんか？」

P「時間の感覚が早くなってるだけじゃ…」

小鳥「なにか？」ﾆｺｯ

P「90年代も早い方ですよ？」

小鳥「まあ、お父さんお母さんにとってはそうでしょうね」

P「プリントゴッコが普及してないときは、手書きかスタンプとかでしょうし」

小鳥「便利な時代もいいですけど、セミオートな時代もいいですよね」

P「まあ、今は機械に頼りすぎちゃってますし」

小鳥「パソコンとか要らないんですよ！ワープロでいいです！」

P「それだと、机の上が書類だらけになりますよ？」

小鳥「…若い人限定で」

P「じゃあ小鳥さんは若くないんですか？」

小鳥「ちょっと表に出な」

P「ま、まあ、便利すぎるのも考えようだと」

小鳥「そうです！なんでもっと昔に戻るべきです！…765プロ以外！」

P「…」

小鳥「…なんですか？」

P「…いえ、何も」