美穂「...すぅ...」 (16)
モバP「ただいま戻りましたー」ガチャッ
ちひろ「あ、お帰りなさいプロデューサーさん」
加蓮「お帰りー...あ、Pさん静かにしててね」
モバP「え?...ああ、なるほど」
美穂「...すぅ...」
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ちひろ「気持ちよさそうにお昼寝してますね」
モバP「そうですね...起こしたら可哀想なのであんまり物音は立てないようにしておきましょうか」
加蓮「Pさんはすぐエンターキーを思いっきりターンってする癖があるから気をつけないとね」
モバP「ははは...善処する」
ちひろ「ではプロデューサーさん、私は買い出しに行ってくるのでその間にこの資料よろしくお願いしますね」
モバP「わかりました」
モバP「...」カタカタ
モバP「...」カタカタカタ タ...
モバP(うおっと危ない危ない...ついいつもの癖で...)
加蓮「...」プークスクス
モバP(...恥ずかしい)カタカタ
モバP「...」カタカタカタカタ
モバP「...」チラッ
美穂「...すぅ...」ギュー
モバP(くまのぬいぐるみに抱きついて寝てる...)
モバP(相当気に入ってるみたいだな...クリスマスにプレゼントしてよかったよ)カタカタ
モバP(あれだけ大事にされると俺の方も嬉しくなるよな...)カタカタ ターン
モバP(あ゛、しまった)
加蓮「...ぷぷぷ」
モバP「...加蓮、頼むから笑わないでくれ...」
加蓮「だ、だって、あんなキメポーズでターンってして、その後の慌てっぷりが...ふふふふっ」
モバP(...ツボに入ってしまったらしい...もう放っておこう)
美穂「...むにゃ...」
モバP「...」カタカタ
美穂「すぅ...すぅ...」
モバP(それにしても気持ちよさそうに寝てるな...)カタカタ
美穂「...えへへぇ...」
美穂「...Pさん...だいすきぃ...」
モバP「...!」
美穂「...すぅ...」
モバP「...美穂...」
加蓮「...」ニヤニヤ
美穂「...んん...ふあぁぁ...」
美穂「あれ...ここは...?」
モバP「おお、起きたか美穂」
美穂「へ、ぴ、Pさん!?な、ななななな何でここに」
モバP「何でもなにもここ事務所だぞ」
美穂「わわっ、そ、そうでした、私ここでお昼寝してたんだった...あはは」
加蓮「美穂すっごく幸せそうな寝顔だったよ、何かいい夢見てたんじゃなーい?」
美穂「ふぇ!?た、確かにいい夢だったかもしれないけど...」
加蓮「興味あるなー、教えてよー」ウリウリ
美穂「えぇぇ!?!?だ、だだだめだよ教えられないよこんなの!!」
加蓮「もー、本人の口から聞きたいのになー...残念」
加蓮「実は寝言でだいたい想像がついちゃってるんだよねー、ねッPさん♪」
美穂「えっ...??」
モバP「あはは...その、なんだ、美穂」
美穂「な、なんでしょうか...?」
モバP「俺も好きだからな、美穂のこと」
美穂「...ふえっ!?!?///」
加蓮「...おー...」
美穂「ぴ、ぴぴぴぴぴぴPしゃんいいいきなりなななななんてことをいってりゅんでしゅか」
モバP「いやだって、さっき美穂が俺のこと大好きって言ってたし、俺もそれに答えないとなーって思って」
美穂「」
加蓮「美穂眠りながら言ってたよー、『Pさん大好き』って」
加蓮「やったじゃん、これで両想いだよ美穂!」
美穂「あ、あわ、あわわわわわわわわ」カァァァァァ
美穂「わ、わわわたしお仕事にいってきましゅ!!!!」バタバタ
バタン
加蓮「...Pさん、大胆」
モバP「思ってることをそのまま言っただけなんだけどなぁ...」
加蓮「あのプレゼントだけじゃ飽き足らず愛の言葉まで囁くとはねー」ウリウリ
モバP「ははは、勘弁してくれよ加蓮...」
加蓮「ふふふっ...それにしてもものすごい勢いで事務所を飛び出していっちゃったね」
モバP「仕事に行ってくるって...今日はレッスンしか予定入ってないのにどこに行くつもりなんだろうか」
加蓮「あの慌てっぷり、美穂らしいねー」ニコニコ
美穂(ど、どうしようどうしようどうしよう...)
美穂(あんなことプロデューサーに言われるなんて)
美穂(そ、それに夢の中身がPさんと加蓮ちゃんにバレバレだったみたいだよ...どどどどうしよう...)
美穂(...)
美穂(そういえば今日、レッスンしか無いんだった...)
美穂(今からどんな顔して事務所に帰ればいいのかな...)カァァァァ
ちひろ(美穂ちゃん事務所の入口で何やってるのかしら...)
おわり
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