貴音「響、あなた体をちゃんと洗ってるのですか?」 (39)

とか何とか言って我那覇君を風呂場に連れ込んで…的なのがみたい

P「ねぇちゃんと風呂入ったか?」

亜美「ちょっとにーちゃん、乙女に失礼だよ、入ってるに決まってんじゃん」

P「姉ちゃんと入ってるのかよw」

亜美「そうだよ」

P「俺も一緒に入りたい」

響「うぇ?ななな何言ってるんだ貴音!じ、自分ちゃんと体洗ってるぞ!?」

貴音「しかし・・・」くんかくんか

響「あ・・・ちょっと貴音・・・く、くすぐったいぞ」

貴音「・・・」レロォ

響「ひんっ!」

貴音「響、これは嘘をついている味です。白状なさい」

響「うぅ・・・ふ、二日・・・」

貴音「・・・」

響「よ、四日・・・お風呂入ってないです」

貴音「まったく・・・響にはアイドル、というより年頃の乙女としての自覚が足りなすぎます」

響「ごめんなさいだぞ」

貴音「・・・いいでしょう、友を正しき道に誘うも務め。私が洗って差し上げます」

響「・・・え?」

貴音「善は急げ。私の部屋に参りますよ」

響「え・・・えええ!?」

貴音「さあ、お入りなさい。急のこととて雑然としているかもしれませんが」

響「お、おじゃましま~す・・・うわぁ!すごい部屋だな貴音!」

貴音「はて、そうでしょうか・・・?」

響「きれいだし・・・なんかいい匂いもするぞ!」

貴音「褒めても何も出ませんよ。さあ、こちらです」

響「お、お風呂か・・・なあ貴音、あのさ・・・」

貴音「着替えは私のものを貸してあげます。サイズは合わないでしょうが夏服ならなんとかいけるでしょう」

響「あー・・・あ、ありがと」

貴音「下着も私のを使いますか?」

響「うえっ!?そそそそれはいい!ぱ、パンツは自分の履くから平気だぞ!」

貴音「そう・・・ですか」

響「あのさ貴音・・・」

貴音「何ですか?」ヌギッ

響「もう脱いでる!?」

貴音「何を驚くことがあるのです?湯浴みするには脱ぐのが当然でしょう」ヌギッ

響「いや・・・や、やっぱりその・・・貴音が・・・あ、洗ってくれるのか?」

貴音「はい。最前申した通りです」ヌギッ

響「あ・・・うぅ・・・や、やっぱり自分、自分の体は自分で洗うぞ」

貴音「はて・・・何故です?」ヌギッ

響「だ、だって洗ってもらうとか・・・は、恥ずかしいし・・・」

貴音「女性同士、何も恥じることなどありますまい」ヌギッ

響「で、でもだな・・・」

貴音「私に二言はありません。響の体を私が洗う。これはもう既に決定事項なのですよ」スポーン

響「うぅ・・・ってもう全部脱いでる!?」

貴音「響も早く脱ぎなさい。それとも私が脱がしてあげましょうか?」

響「ぬ、脱ぐ!自分で脱ぐ脱げる!」ガサガサ

貴音「そうですか・・・」

響「よーし脱いだー!」

貴音「言わずとも見ればわかりますよ」

響「えへへ・・・おー・・・」

貴音「?どうかしたのですか?」

響「うえっ!?い、いや、その・・・」

貴音「私の身体を見ていたようですが・・・何かおかしなところでもありますか?」

響「お、おかしなところなんてないぞ!ただその、きれいな身体だなー・・・って思って」

貴音「・・・」

響「・・・貴音?」

貴音「破廉恥な!」

響「うえっ!?」

貴音「響は私を!同性の私をそのような目で見ていたのですね!?破廉恥です!不潔です!」

響「いや!そ、そのぉ・・・あの・・・そうじゃなくて、その、単純にきれいだって・・・ああの、うぅ・・・」

貴音「さて、冗談はこのくらいにして入りますよ、響」

響「ふえっ!?・・・・・・も、もう!貴音!」

ガラッ

響「うわぁ!すごい広いお風呂だぞ!」

貴音「浴室は大きくないと、仕事の疲れも取れませんしね」

響「いいなー大きなお風呂」

貴音「たとえお風呂が大きくても入らないのなら無意味です」

響「あ・・・うぅ・・・」

貴音「ふふっ、さあ響、まだ湯船にお湯もたまっていません。先に身体を洗いましょう」

響「う、うん・・・本当に貴音が洗うのか?」

貴音「私が洗います。私だけが洗います」

響「・・・わかりましただぞ・・・」

貴音「さあ、これに腰かけてください」

響「うん・・・わ、何だかこの椅子高いぞ!?」

貴音「おや・・・私にはちょうどいい高さなのですが・・・不覚でした」

響「う、うん、でも大丈夫!ちょっとバランスとりにくいけどなんくるないさー!」

貴音「不安なときは私に掴まってくださいね」

貴音「さあ早くくぱあしなさい」

響「く、くぱあ?てなんなのだ?」

貴音「くぱあはくばあです。くさいかどうか、くぱあしないと判断できませんからね」

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