2024冬アニメ『女子ドガ食い気絶部！！』

あらすじ

同世代女子のカリスマ、現役女子高生スーパーモデルの針金美幸は恋をした。
意中の彼の好みに応えるべく、ぽっちゃり女子を目指す美幸だったが……
『いくら食べても太らない体質』のせいで細い体は一向に太らない。
そこで美幸は日満高校女子フードファイト部、通称『女子ドガ食い気絶部』の絶対的エース、油目雅々に出会う。

「私について来なさい。いつかあなたに最高の『不健康』を味合わせてあげる」

命を削る暴食に果てはあるのか……美幸のフードファイターとしての物語が幕を開ける。



登場人物

針金美幸(CV:静原静香)
『モデルをやるために生まれた女』という異名を持つ16歳の女子高生。
いつも明るく、自分に自信たっぷりな性格だが、好きな人の前ではしおらしくなる一面も。
幼馴染である公丸の『理想のぽっちゃり女子』になるために女子ドガ食い気絶部に入部。太らない体質の克服を目指す。

油目雅々(CV:市藤詠子)
女子ドガ食い気絶部の絶対的エース。17歳の女子高生。ギリギリぽっちゃりとは言えない体型をしている。
常に冷静で理知的な性格。ただし食に狂っている。
美幸にフードファイターとしての素質を見出し、女子ドガ食い気絶部に入部させる。

主池くりん(CV:青野みな)
牡丹目高校女子フードファイト部のエース。17歳の女子高生。雅々のライバルを自称している。
豪気、大胆な性格。頑固な所もあり、雅々へのリベンジに執着している。
食を恋愛に利用しようとしている美幸を『不純』とし、否定的な態度を取っている。

堤下公丸(CV:渡会爽也)
針金美幸の幼馴染。16歳の男子高校生。
穏やかで人当たりのいい性格。人間不信になりかけた美幸に変わらず寄り添った。
女子ドガ食い気絶部に男子マネージャーとして入部。時たま雅々に見惚れては、美幸から嫉妬の目線を向けられている。


主題歌

ＯＰ　Shot Trick「fight, food, fight!!」
ＥＤ　樫村茜「ふくれつら」

制作：スタジオ神々墨
放送：新方放送　毎週土曜　1:55～2:25

女子ドガ食い気絶部！！
第１話『ヤサイマシマシアブラマシマシカラメニンニクラーメンいただきます！』

『油の泉で、二人は出会う』

熱気、汁気、臭気で溢れたとあるラーメンチェーン店。そこで華奢な女子高生、針金美幸が山盛りの器と格闘していた。
底が見えない器にたまらず休憩に入った美幸は、トイレで気絶している巨体の女に出会う。
急いで介抱してやると、巨体の女はその礼に『食べ方』を教えると言った。

女子ドガ食い気絶部！！
第２話『爆盛り牛丼、頂きます！』

『"餓"を知り、"食"と"我"を知る』

日満高校女子フードファイト部、通称『女子ドガ食い気絶部』への入部を決心した美幸は、牧場へ行き入部試験に挑む。
試験の内容は牧場のお手伝い。細い体を酷使し、美幸は他の入部希望者よりも多くの仕事をこなした。
体力を見せつけた美幸だったが、疲労と空腹の中で真の入部試験が始まるのだった。

女子ドガ食い気絶部！！
第３話『いかいようは、いたいよう！』

『短く太く、とにかく太く』

女子ドガ食い気絶部に入部して数日、美幸はひょんなことから雅々が病を患っていることを知る。
自分を入部させた理由、雅々のフードファイターとしての矜持を聞き、美幸は葛藤する。
雅々を止めるべきか、それとも……。美幸の出した答えとは。

女子ドガ食い気絶部！！
第４話『悶絶！デスソースぶっかけジャンボハンバーグ！！』

『滾る血潮に証を預けて』

かつての雅々の相棒、刺月紅を女子ドガ食い気絶部に引き戻すため、雅々と美幸は紅の実家である定食屋へ赴く。
紅は部に戻る条件として、激辛チャレンジメニューの完食を二人に求める。
雅々の体を慮った美幸は一人で二人分を食べることに。痛みに耐えながら皿に挑む美幸の姿に、紅はかつての自分の姿を見た。

女子ドガ食い気絶部！！
第５話『ライバル登場！？ドガ食い、ミルフィーユお好み焼き！』

『もう幾枚目の"牙"を剥く』

その日、日満高校と牡丹目高校の練習試合が行われた。
雅々の策によって美幸は牡丹目高校のエース、主池くりんとマッチアップすることに。
くりんは雅々へのリベンジの機会を奪われた上に、美幸に対する嫌悪からこの勝負に男子マネージャーの堤下公丸を賭けるよう要求する。

女子ドガ食い気絶部！！
第６話『食い倒れ修学旅行！』

『食いたい時に食い、寝たい時に寝る。それが虎の生き方』

天下の台所と呼ばれた大阪。日満高校の修学旅行先であった。
多くの部員が商店街の途中で文字通り食い倒れていく中、美幸だけは商店街全てのウマいもんを制覇する。
そして次の日……美幸は自分の体重が僅かに増えているのを確認した。美幸は自分を太らせたものを突き止めるべく奔走する。

第７話～第１２話（最終話）までのタイトルを安価します。

第７話のタイトル　↓１
第８話のタイトル　↓２
第９話のタイトル　↓３
第１０話のタイトル↓４
第１１話のタイトル↓５
第１２話のタイトル↓６

女子ドガ食い気絶部！！
第７話『フードファイターからの挑戦状！？』

『巨体二人、即ち戦場』

修学旅行から帰って来た女子ドガ食い気絶部の元に、『最強のフードファイター』を名乗る者から一通の挑戦状が届く。
同じものが全国の女子フードファイト部に配られており、これを機に日本中が戦場になることに。
しかしそんな事態に異を唱える者は居なかった。誰もがこんな日を待っていたのである。

女子ドガ食い気絶部！！
第８話『キャロライナ・リーパー』

『朱に交われば朱より紅く』

バトルロイヤルに参戦した者の内で半数ほどが脱落したころ、炎氷姉妹が現れた。二人は『最強のフードファイター』が雅々へと仕向けた刺客だった。
雅々を万全の状態で『最強』にぶつけるため、美幸と紅が即席タッグで迎え撃つ。
そこで美幸は大阪で会得した『気絶食い』を炸裂させる。

女子ドガ食い気絶部！！
第９話『頭がキーン！！』

『気絶すれば残りが食えない。気絶しなければ眠れない』

妹が倒れたことにより、姉の凍江のタガが外れた。圧倒的な実力を前に、紅は美幸をかばって散る。勝負は美幸と凍江の一騎打ちに。
『気絶食い』を封じられた美幸は、一世一代の賭けに出る。そしてそこで奥義の真髄を見るのだった。
一方、主池くりんは誰より早く『最強』に挑んでいた。

女子ドガ食い気絶部！！
第１０話『ジャンキー・ジャンキー』

『血を吐けば、胃が空く』

ついに雅々が『最強』に挑む……だが、そこに居たのはかつての『最強』を下した主池くりんだった。
宿命の二人によるジャンクフード・オールラウンドが始まった。
命を削りながら快楽とプライドを貪る二人。先に命が瘦せこけるのはどちらか……。

女子ドガ食い気絶部！！
第１１話『恋は食欲』

『いつだっていただきますの気分』

ついにバトルロイヤルに生き残っているのは美幸と雅々の二人だけになった。最後の頂上決戦に世界中から観客が集まる。
しかし美幸は乗り気ではなかった。既に太らない体質を克服していたので戦う理由がない。
そう嘯く彼女を解き放つのは、彼女を最も理解していた男だった。

女子ドガ食い気絶部！！
第１２話『ようこそ女子ドガ食い気絶部』

『人が口を開く度、その扉は開かれる』

伝説の頂上決戦から十年後……フードファイトは世界中で禁止されていた。
不純、不作法、不健康。しかしそんな後付けの理由では、原始の欲求を抑えられない者がまた一人。
細く華奢な腕によって、油の泉に引きずり込まれていく。