にこ「teddy bear」(12)

名曲×ラブライブSSです。オリジナル設定です。ご了承ください

私の名前は矢澤にこ、この「にこ」という名前は【いつも笑顔を絶やさない子になってほしい】と両親がつけてくれた

私はこの名前が気に入っている

その理由は・・・

~音ノ木坂学園・部室~

8人「にこ(ちゃん)誕生日おめでとう(ございます)!!」

パーン、パーン

クラッカーの音と共にそう言われた

今日は私の誕生日だ

にこ「あ、ありがとう///」

希「にこっち照れてるや~ん」ニヤニヤ

絵里「フフフ、念入りに計画を立てたかいがあるわ」ドヤァ

にこ「ふ、ふーん///」

穂乃果「それではお待ちかねの!はい!」

海未「プレゼントタイムです」

ことり「えへへ、喜んでくれるといいな」

にこ「あ、ありがとう」

次々とプレゼントが渡されていく、そんな中

真姫「私のプレゼントはこれよ」ドーン

8人「お~」

【大きなクマのぬいぐるみ】だった

凜「デカいにゃー」

花陽「これってテディ・ベアだよね。この大きさ結構高いんじゃ」

真姫「そうでもないわよ」カミノケクルクル

絵里「ハラショー!」

希「真姫ちゃんはにこっちが大好きやもんね」

真姫「はぁ!?イミワカンナイ」

ワイワイガヤガヤ

にこ「・・・」

~帰り道~

にこ「わっ!とと」

にこ「全くこんなに一杯持てないっての」

そんな悪態をついてはいるが友人からのプレゼントは正直かなりうれしい

にこ「ただいまー」ガチャ

こころ「お帰りなさいお姉さま!」ダキッ

にこ「わっ!もうこころったら」

ここあ「お帰りなさい」

こたろう「えりー」

こころ「そして」

こころ&ここあ&こたろう「お誕生日おめでとう!!」

にこ「ありがとうね」

にこ「さてとこのテディ・ベアはどこに置こうかしらね」

にこママ「あら、にこお帰り」

にこ「うん、ただいま」

にこママ「それと、はい」

にこ「ん、ありがとうね」

にこママ「ん?それってテディ・ベア?」

にこ「うん、真姫ちゃんから貰ったの」

にこママ「・・・そっか、良かったね」

にこ「うん」

私とテディ・ベアには少し苦い思い出がある

私の家には【お父さんがいない】

私が中学に上がるかくらいの時に病気で亡くなった

こたろうは生まれたばかりだったから覚えていないだろう

こころ、ここあも多分

でも私は覚えている

大きな背中、大きいけど優しい手、その手で優しくなでて貰った思い出がある

【あの時もそうだった】

私の誕生日の前日、お父さんが私を寝かしつけながらいった

【明日になったら枕もとをご覧、素敵なプレゼントが置いてあるよ】

そういって私の髪を撫でてくれた

【私は期待に弾む胸を抱えながら眠りについた、やがて訪れる夜明けを心待ちにして】

【目覚めた私の枕元に大きなクマのぬいぐるみがあった】

私は嬉しくてお父さんを起こしに行った・・・でも【お父さんが起きることは無かった】

あの日から【上手く笑えなくなってしまった】

私の【笑顔は絶えてしまった】

でも・・・

~ライブ会場~

ワ――――――――!!!

にこ「みんなー今日はー来てくれてありがとー!!」

でも今は違う、μ'sがみんなが私をまた笑顔にしてくれた

もう大丈夫だよ、もう決して絶やさないよ。だから・・・見守っててね

にこ「それではご一緒にー」

【笑顔になれる魔法の言葉】

貴方が教えてくれたこの言葉を胸に

にこ&一同「にっこにっこに―!!」

【私は今日も笑顔です】

~おしまい~

以上です。参考にしたのは浜崎あゆみさんの「teddy bear」でした。

遅ればせながら、にこちゃん誕生日おめでとうです!では!

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