昴「そうそう、ホラー要素のあるサスペンスだよ」

環「さすぺんすって？」

昴「だよなぁ」

千鶴「サスペンスというのは展開が宙吊りになっているもの、つまり『この後どうなるのか』とハラハラさせる事を目的とした作品ですのよ昴」

昴「な、なんでオレに言うんだよ……」

環「じゃあちづる、ちづるはハラハラする役なの？」

千鶴「そうですわね……どちらかというと館の女主人はハラハラさせる役かも知れませんわ」

千鶴「どちらにせよ、女主人は私に相応しいセレブリティな役ですわ！　おーほっほっほ！」

昴「そういえば環、サスペンスっていうとだいたいは話の終盤にどんでん返しがあるんだぜ」

環「どんでん返し？」

昴「実は女主人はセレブじゃなかった、とかさ」

千鶴「げほっ……ごほっ……！」

環「ちづるが本当はセレブじゃなかったらどんでん返しなの？」

千鶴「は、話の内容次第ではそのような展開も有りですわね！　あくまで役として！」

昴「本当にそうなったらすっげーよな。でもそれだとセレブの千鶴は役作りが難しいのかな？ 」

千鶴「私はそちらの方がやりやす……」

昴「え？」

千鶴「い、いえ、何でもありませんわ！」

千鶴「それよりも、環ちゃんと昴のプロデューサーは役獲得に向けて何かやっているようですわね」

昴「ああ、何かインスタグラム？　ってのをモジって#インすばグラムってのやったり#毎日３球ThankYou作戦とか……」

昴「あ！　そうそう！　元旦に一斉投票あるから忘れないでくれよな！」

千鶴「一斉投票なら私も野村さんの誕生日の25日と、何故か肉の日にちなんで29日に一斉投票がありますわ」

昴「へー、みんな色々考えててすっげーな」

昴「環のプロデューサーは？」

環「ホップステップレインボウ企画とは、それぞれをホップ、ステップ、レインボウと分けた３段階企画である」

昴「環……？」

環「まず第１段階であるホップとは22日、くふふ時間である午後9時22分に#オオカミ環などのハッシュタグを付けて一斉に呟き、また同様のツイートにリツイートやいいねを押すことである」

千鶴「環ちゃん……？」

環「続く２段階目ステップは25日、３段階目であるレインボウは29日に行われる予定で、詳細は追ってTwitter等で拡散される予定なので各自チェックして欲しい」

昴「た、環……大丈夫か？」

環「くふふ、３段階企画ってなんだか凄いよね！」

昴「お、おう……」

千鶴「環ちゃん今のは……」

環「ちづるも一緒にがんばろーね！」

千鶴「そ、そうですわね……環ちゃんとは一斉投票の日付が29日と同じですわね」

環「おやぶん達が頑張ってるから、きっとたまき達は１番になれるよね！」

千鶴「……ええ、勿論ですわ。私も、今度こそはプロデューサーの期待に応えてみせますわ」

昴「１位かー……取れたらすっげーよな。オレなんかが１位とっていいのかなって思うけど、プロデューサーが頑張ってるんだもんな。こうなったら全力投球だぜ！」

環「くふふ、どんな結果になるか今から楽しみだよね！」

終わり