忙しくて間に合いませんでしたが……
10月21日が二階堂千鶴の誕生日です。短いですがよろしくお願いします
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千鶴「おはようございます、ですわ!」
P「どうした千鶴。いつにも増して元気じゃないか」
千鶴「もちのろんですわ! だって今日は私の……、はっ!?」
(いつもと変わらないプロデューサー、いつもと変わらない事務所、これはまさか、サプライズパーティー!?)
千鶴「なんでもないですわ! おーっほっほっほっほっほ!」
P「そ、そうか。それじゃスケジュール確認よろしくな」
千鶴「今日も最高の仕事をしてみせますわ!」
P「ふぅい、なんだったんだ?」
小鳥「千鶴ちゃん、どうしたんですかね?」
P「よくわからないですけど、元気があるのはいいことですよ」
小鳥「そうですか? なにか忘れてる気がするけど……」
千鶴(サプライズパーティーなんて粋なことを考えますわね)
千鶴(そうだ! 他の方にいろいろ聞いてみましょう!)
響「千鶴か? こんなとこで何してるんだ?」
千鶴「別に何もしていませんわ? 響こそ忙しそうですわね」
響「自分、今日掃除当番だぞ。事務所をピッカピカにするぞ!」
千鶴「私のために掃除なんて……、素晴らしいですわ!」
響「別に千鶴のためじゃ「響さん、掃除中ですよ」
百合子「千鶴さんもどうかしたんですか?」
千鶴「あら百合子さんも掃除当番でしたのね」
百合子「はい。響さん次は給湯室ですよ」
響「わかったぞ。千鶴もまたな!」
千鶴「がんばってくださいね、響、百合子!」
千鶴(他にはだれかいないかしら)
春香「天海春香、ただいま戻りましたー。小鳥さーん、お茶菓子買ってきましたよー」
小鳥「あ、春香ちゃんお帰りなさい。ほんと助かったわ」
律子「小鳥さん、また買い出しを忘れてたんですか?」
小鳥「ち、違うのよ律子ちゃん。これは予備も必要かなーって思っただけで」
律子「問答無用です。春香、ありがとね」
春香「はい!」
千鶴(春香が、買い出し? ひょっとしたら!)
千鶴「春香は買い出しに行っていたの?」
春香「千鶴さん? そうですけど、何か買ってくるものがありましたか?」
千鶴「そうじゃありませんが、何を買ったかちょーっと教えてくれません?」
春香「えーっと、お茶とお菓子と飲み物と、あとケーキも買いましたね」
千鶴(ケーキ! これは間違いなくパーティー用ですわ!)
千鶴「他には買ってませんの?」
春香「はい。千鶴さんもケーキ食べますか? といっても私と半分こなので量は……」
千鶴(ん? パーティーの前にケーキを食べるんですの? いえ、きっと春香もまだ知らされていないのね)
千鶴「春香、ケーキは大事にしまっておいてくださいな。きっと必要になりますわ」
春香「はぁ、そうですか。それじゃ小鳥さんに伝えておきますね」
千鶴「ケーキもあるし、どうやら準備は順調らしいですわね!」
亜美「待てーパーティー怪人たまきんぐー!」
環「へっへー、この事務所を飾り付けちゃうぞー!」
亜美「そんなことはさせるか! 奥義、りっちゃんハリセーン!」
環「なんの! クラッカーバズーカ!」
千鶴(環のあれはパーティーに欠かすことのできないクラッカー! しかもとんがり帽子まで!)
千鶴(亜美は飾り付けに必須の折り紙のわっか! そして一発芸に突っ込むハリセン! なんて用意のいいことなの!)
千鶴「亜美! 環! 私は嬉しいですわ!」
亜美「え? セレブちんどうしたの?」
千鶴「楽しいのはわかりますがまだ早いですわ。もっと相応しい時がありますわ」
環「なんだかよくわからないけど怒られてるのか?」
亜美「そうみたい。ごめんねセレブちん」
千鶴「仕方のないことよ。そうですわ! 亜美と環で事務所を飾り付けておいてくださいな」
亜美「えー!? そんなことしたらりっちゃんに怒られちゃうよ?」
千鶴「今日だけは特別に許してくれるはずですわ! よろしくお願いしますね!」
環「うーん、よし! お願いされるぞ! それじゃもっと折り紙持ってくるぞ!」
亜美「なんか楽しそうっしょ! 後で真美とかも誘っておこ!」
千鶴(全く詰めが甘いですわ! 私の誕生日なんですから完璧に演出してみせますわ!)
P「千鶴ー、そろそろ仕事だぞー」
千鶴「わかっておりますわ!」
千鶴(この仕事から帰ってくればきっと……)
千鶴「最高の仕事をしてみせますわ。だからプロデューサーも今夜は頼みますわよ!」
P「お、おう」
P(今夜? 普段と何一つ変わらないはずだよな……)
千鶴「行ってきますわ! おーっほっほっほっほっほ!」
P「……なんだか様子が変だな。今日の千鶴。ま、仕事に戻るか」
律子「このわっかの山はなに? 凄い量だけど」
亜美「今日ってパーチーでもあるんでしょ? セレブちんが言ってたよ!」
環「飾り付けを頼まれたぞ!」
律子「千鶴が? それで年少組が集まってるのね」
真美「いやー、久々に作ったから張り切りすぎたかねぇ?」
星梨花「これぐらいあれば事務所中飾れちゃいますね!」
律子「まったく、パーティーなんて予定はないはずなのに。千鶴さんは何でそんなこと言ったのかしら」
小鳥「え? ケーキ食べちゃだめかって?」
未来「はい! 桃子ちゃんが冷蔵庫の奥に見つけたんです!」
桃子「食べちゃダメと書いてあったので諦めようと言ったのですが、未来さんが聞かなくて」
未来「桃子ちゃんも食べたそうにしてたよねー」
桃子「そんなことはない、ですけど……。音無さんダメですか?」
小鳥「ごめんなさいね。千鶴さんからまだダメだって言われたらしいのよ。何かあるのかしらね」
未来「千鶴さんが?」
小鳥「そうなのよ。楽しみにしてたのになぁ」
桃子「それって私たちの分はあるんですか?」
小鳥「ええと私と春香ちゃんとプロデューサーとだから3人分のはずよ」
桃子「私のがないなんてダメなお兄ちゃん! 叱ってこなきゃ!」
未来「うーん、プロデューサーにお願いすれば買ってもらえるかな? 桃子ちゃん待ってー!」
小鳥「プロデューサーなら何か知ってるかしら。私も付いていこうっと」
律子「プロデューサー、千鶴さんのせいで事務所がこんなことに」
P「そういえば事務所が華やかになってるな。お祝いか?」
律子「いえ、そんな予定はないですけど」
桃子「お兄ちゃんケーキ食べたい!」
未来「プロデューサーさんケーキ食べたいです!」
小鳥「プロデューサーさんもケーキ食べたいですよね? 冷蔵庫にありますよ?」
P「今度買ってきてやるから。音無さんありがとうございます」
桃子「お兄ちゃんだけずるい!」
小鳥「千鶴さんが食べちゃダメって言ったらしいんですけどプロデューサーは何か聞いてないんですか?」
P「桃子、後で買うから。俺は何も聞いてませんよ? ってまた千鶴ですか?」
小鳥「律子さんも千鶴さんがどうとかって呟いてましたね。どうしたのかしら」
響「プロデューサー! 掃除終わったぞ!」
百合子「やっと終わりましたー!」
P「おう、ご苦労さん」
響「集まって何の話してるんだ?」
P「なんだか朝から千鶴の様子が変でな? 今日何かあるっぽいんだが」
響「そういえば私のために掃除とか言ってたな」
百合子「あの時の千鶴さんすっごいニコニコでしたね」
P「千鶴のために掃除? どうなってるんだ?」
未来「なんか今日の事務所、パーティー会場みたいですね」
P「ケーキに飾り付け、そんで自分のためか……」
小鳥「まるで誕生日にはしゃいでるみたいですね」
P「誕生日、今日は10月21日、千鶴の誕生日は……」
律子「……今日みたいですね。プロデューサー」
P「それか! やっばいぞこれ! 千鶴誕生日パーティーがあると思ってやがる!」
小鳥「あ、そうかも! それでケーキが自分のために買ってきたものと思っちゃったのかしら」
律子「飾り付けを頼んだのもそのためですか?」
P「ああ! どうせ、プロデューサーは飾り付けを忘れるだろうから気づかせてあげよう! とでも思ってるんだろう」
未来「でもよかったですね! 偶然とはいえパーティーの準備が出来てるし!」
P「あいつが動かなきゃ完璧に忘れられてたな。よし、年少組にはこのまま飾り付けをしてもらおう」
小鳥「私、食べ物とか買い出し行ってきます!」
桃子「私もお手伝いします」
P「ありがとうございます。律子、お金は」
律子「気づけなかったのはプロデューサーですから。もちろん自費です」
P「ですよねー。じゃあ俺はプレゼントでも買ってくるかな」
千鶴(この扉を開ければ! き、緊張してきましたわ)
千鶴「た、ただいま戻りましたわ」
P「誕生日おめでとう、千鶴!」
「「「「おめでとー!」」」」
千鶴「あ、ありがとうございますわ! 私すっかり忘れておりましたわ! おーっほっほっほ!」
P(一番張り切ってたのは千鶴だけどな)
小鳥「千鶴さーん、ケーキ好きなの選んでくださいね!」
千鶴「ケーキもあるなんて! ありがとうございますわ!」
小鳥(予算的にちっちゃめのやつだけど喜んでもらえたみたいね)
千鶴「飾り付けも素晴らしいし、今日は最高の誕生日ですわ!」
律子(パーティーというよりは小学校のお誕生日会……。ま、いっか)
千鶴「ひょっとすると、プレゼントなんてあったり?」
P「おう! ほら千鶴、プレゼントだ!」
千鶴「開けてもいいですの?」
P「大したものじゃないがな」
千鶴「どれどれ? これは、紅茶ですの?」
P「ああ、千鶴が家で飲むかなーって思ってな」
千鶴「あ、ありがとうございますわ。大切に飲もうと思いますわ」
P「よし! それじゃ今日は楽しもうか! みんな飲み物持てー。千鶴の誕生日を祝って!」
「「「「かんぱーい!!!」」」」
一日遅れたけど千鶴誕生日おめでとう!
もっとミリオンライブが盛り上がって千鶴の良さが広まれば嬉しいです!
次は時間とれるときにゆっくり書こうと思います
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