モバP「女子寮のお風呂が壊れただと!?」 (19)

ある日、事務所にて……、



モバP「女子寮のお風呂が壊れただと!?」

ちひろ「そうなんですよ。最近になって調子が悪くなって、ついに昨日壊れちゃったらしくね」

モバP「なるほど……でも寮に住んでいるアイドル達はこれからどうするんですか? お風呂に入れないんじゃ一日の汚れを落とせないし、ストレスも溜まるでしょう」

ちひろ「なんとか対応してるんですけど、数が多いですからね……あっ、そうだ!」

モバP「ん? ちひろさん、何か良い案を思いついたんですか?」

ちひろ「プロデューサーさん、プロデューサーさんの自宅のお風呂を貸し出ししてもらえませんか?」


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モバP「え? 僕の家の? いやいや、それはマズイんじゃ……。だってそれだと僕の家にアイドルが来ることになるわけだし、週刊誌に撮られたらマズいですよ!」

ちひろ「その辺りはちゃんと対策しておくので、ご安心ください。それに、使えるお風呂は一つでも多い方が良いと思いません?」

モバP「え、まあそりゃ……そうですけど……」

ちひろ「寮のアイドル達には私から説明して、一人ひとり順番にプロデューサーさんの自宅のお風呂を利用するように順番を決めておきますので」

モバP「はぁ……」



こうして寮に住んでいるアイドルたちは、プロデューサーの自宅のお風呂を利用することになった。

そしてその日の夜、


モバP「はぁ~、今日も疲れたな」

\ピンポーーーーン/

モバP「あれ、誰だろう?」


ガチャ

美穂「こんばんは、プロデューサーさん」

モバP「美穂!? どうしたんだ……って、そうか。アイドルがお風呂を使いに来るんだった」

美穂「はい。今日は私がお邪魔します」

モバP「ああ、そんなに広くないけど。入って、どうぞ」

美穂「お、お邪魔します……」テクテク

美穂(ここがプロデューサーさんの部屋……初めて入る……)

モバP「美穂~」

美穂「は、はいっ!」ビクッ

モバP「お風呂湧いてるから、好きに入ってけれていいぞ」

美穂「えっと、ありがとうございます。それじゃお言葉に甘えて……」

小日向入浴タイム……、

美穂「プロデューサーさんのおうちのお風呂……」チャプチャプ

美穂「プロデューサーさんは、毎日ここで身体を洗ってる……」チャプチャプ

美穂「お風呂だから当然何も着てない……」

美穂「そして今、この家にはプロデューサーさんと私だけ……」

ポワワワァーーーーン


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モバP『美穂(超イケボ)』
ガラララ……

美穂『ひゃっ、プロデューサーさん!? どうして入ってくるですか!!』

モバP『ははっ、せっかくだから美穂といっしょにお風呂に入ろうと思ってな。ダメか?』

美穂『……ダメじゃ、ないです///』

モバP『どれっ』
ジャブーーン

美穂『プ、プロデューサーさん……近いですよ』

モバP『仕方がないだろ、このお風呂は本来一人用なんだから。それにしても……』

美穂『え?』

モバP『美穂の身体は綺麗だな。見惚れてしまうよ』

美穂『え、えぇぇぇーーーー!! そんなジロジロ見ないでください、恥ずかしい……///』

モバP『おいおい、こんな狭いところに二人でいるんだ。見えるに決まってるだろ』

美穂『うぅぅ……///』

モバP『ほら、もっと美穂の綺麗な身体を俺に見せてくれ』

美穂『そんな……私、自信ないですよ。卯月ちゃんみたいにボンキュボンじゃないし、響子ちゃんみたいにお料理できるわけでもないし……』

モバP『そんなことないよ。美穂はとても魅力的だ』
ガシッ

美穂『きゃっ!?』

モバP『美穂の身体、もっとじっくり見せてもらうぞ……』

美穂『プ、プロデューサーさん……////』

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ポワワワァーーーーン

美穂「………………//////」
ブクブクブクブク




美穂「きゃーーーーどうしよう!! 私、卯月ちゃんや響子ちゃんよりも先に大人になっちゃう///」アタフタ

美穂「うぅぅぅ……プロデューサーのお家に行くから覚悟はしてたけど、改めて考えると恥ずかしいよ」モジモジ



モバP「美穂ー?」

美穂「は、はいっ!?」ビクッ

美穂(プロデューサーさん、まさか私の想いが通じて襲いに来てくれたっ!?)

モバP「タオルここに置いておくから、身体拭くときに使ってくれ」

美穂「えっ……」

モバP「ん?どうかしたか」

美穂「いえ…………」シュン


そして次の日、


モバP「さて、昨日は美穂が来たけど、今日は誰かな?」



\ピンポーーーーン/

モバP「はーい」
ガチャ


まゆ「うふふっ、あなたのまゆですよぉ~」

モバP「お、今日はまゆか。お風呂は沸いてあるから、入って、どうぞ」

まゆ「お邪魔します~」

まゆ「ここがプロデューサーさんの家……」

モバP「どうしたんだまゆ?遠慮しないでお風呂使って良いんだぞ?」

まゆ「プロデューサーさん、お先に入ってください」

モバP「え、良いのか?」

まゆ「ここはプロデューサーさんのおうちですよぉ? プロデューサーさんは普段からまゆたちのために一生懸命働いてくれています。だから先に入って疲れた身体を温めてください」

モバP「そうか、それじゃお言葉に甘えて」

まゆ「うふふっ……」

モバPお風呂ターイム!


モバP「ふぅー、良い湯だな」

モバP「しかしまゆを待たせているからな。俺が長風呂になってまゆの帰りが遅くなることは避けたい。早めに出ようかな」


まゆ「プロデューサーさん」
ガラガラ

モバP「ファッ!? まゆ! どうして入ってくるんだ!」

まゆ「うふふっ、プロデューサーのお背中をお流ししようと思って」

モバP「ノォォォォーーーーーーーーンンン!!! そんな気遣いは無用です!めっ!」

まゆ「……まゆのこと、嫌いですか?」

モバP「そんなわけないだろ! ただプロデューサーとアイドルがこんなところでそんなことしちゃあきまへんっ!」

まゆ「まゆ、プロデューサーさんのためにお背中をお流ししたいです。日頃の感謝を込めて……ダメ、ですかぁ?」ウワメヅカイ

モバP「うぅっ……はぁ……わかったよ」

まゆ「うふふっ」

まゆ「どうですか? 気持ちいいですかぁ?」
ゴシゴシ

モバP「ああ、気持ち良いよ」

まゆ「痒いところがあったら言ってくださいね」
ゴシゴシ

モバP「いや、特に大丈夫かな」

まゆ「そうですか。それにしてもプロデューサーさんの……すごく白濁してますねぇ」

モバP「ああ、お風呂のお湯のことね。入浴剤使ったからな」

まゆ「白くて、温かくて、気持ち良さそうですね……」

モバP「ああ、だから背中はそろそろ良いから、まゆも早く入ってくれ」

まゆ「はい。それじゃその前に、プロデューサーさんの前の方を洗いますねぇ」

モバP「ああ、前の方を……て、え?」

まゆ「さぁプロデューサーさん、早くまゆの方を向いてください」ヤルキマンマン

モバP「ちょ、それはダメだって! あ、こら! 腰に巻いたタオルを取ろうとするな!!」

まゆ「うふふっ、プロデューサーさんの……まゆが綺麗にしてあげますよぉ~」ハァハァ

モバP「ちょ、いや、らめぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーー!!!!」




次の日、


モバP「はぁ……昨日は凄い目にあった」ゲッソリ

ちひろ「あ、プロデューサーさん。女子寮のお風呂ですけど、修理が完了しましたよ」

モバP「そうですか……はぁ、今日からまた普通にお風呂に入れ……ないな」

ちひろ「え、どうかしたんですか?」

モバP「実は朝早く目が覚めたので朝シャンしようと思ったら、どうやらお風呂が壊れちゃったらしくね。何かが詰まってるようなので、修理すれば良いと思んですけど」

ちひろ「…………なら、プロデューサーさん!」

モバP「はい?」

ちひろ「プロデューサーさんが女子寮のお風呂を使えば良いんですよ!」

モバP「ファッ!?」





それから数日後、プロデューサーは倒れてしばらく休養しましたとさ……







END

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