【モバマス安価】幸子「Pさんに構ってあげます!」2ndSeason (1000)

・モバマス安価スレです
・【モバマス安価】幸子「Pさんに構ってあげます!」こちらのスレの続編です
  【モバマス安価】幸子「Pさんに構ってあげます!」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1589973642/)
・ただ基本的に1話完結なので、このスレからでも問題なく読めると思います
・シュールギャグ、ホラー、ラブコメディ、料理等々なんでもありのフリーダムスレになっております
・そのためキャラ崩壊も多々あります、抵抗のある方は逃げてください、危険です

いらっしゃるかはわかりませんがご新規様向けに、
一応あらすじと前スレで登場したキャラの紹介をさせていただきます
安価の際の参考にしていただければと思います

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1591798283


~あらすじ~
仕事ばかりで自分に構ってくれないPに対し、幸子は1日1回構うことを決意する
これは、1人のカワイイ美少女輿水幸子と、彼女の所属する事務所の愉快な面々が織りなす壮大な物語....

輿水幸子(14)
Pに構って欲しいから逆に構ってあげる系圧倒的カワイイ美少女
カワイイ
ブラックジャック(鈍器)を作れる
幽体離脱ができる
サイキックが使える
採血ができる
飛鳥のモノマネができる
ブログを開設できる
料理ができる
書類仕事ができる
虚ろな表情ができる
カワイイで人を殺そうと思えば殺せる
室内で釣りができる
とあるアイドル候補生ユニットのプロデュースをしている
胸のサイズを自由自在に操る特殊能力を持っている

橘ありす(12)
10円玉貯金をしている
料理ができる
この事務所において極めて稀な常識人

高垣楓(25)
オヤジギャグ大好きお姉さん
高感度のギャグセンサーを搭載しており、
ギャグの波動を感じるとどこからでも飛んでくる
ギャグの亡者とかして事務所内を徘徊していることが多々ある

白坂小梅(13)
霊が見える
数年前に、人間の女の子の死体をベースにいろんな動物をつなぎ合わせた異形の美少女を作り出したことがある
『無』という没入型ホラーゲームの開発に協力した

北条加蓮(16)
かつての入院時の経験から、幽体離脱ができる

堀裕子(16)
サイキックが使えない

佐久間まゆ(16)
Pのことが好き
Pの全てを取り込みたい
Pあるところにはまゆが100匹いると思え
事務所内裏オークションの参加者の1人

五十嵐響子(15)
Pのことが好き
料理が得意
事務所内裏オークションの参加者の1人

柳清良(23)
法律に則って採血ができる

辻野あかり(15)
山形りんごのことが好き
割とまとも(当社比)

一之瀬志希(18)
天才
世界のタブーである人体錬成を誰でも簡単に行えるキットを発明した
そんなタブーを犯しても一切の感情を抱かない

二宮飛鳥(14)
割とまとも(当社比)
りん子の持つミステリアスなオーラに少し憧れている

川島瑞樹(28)
時間を操ることができる
時を止める分にはリスクはないが、戻す場合は自分だけ歳を取ってしまう副作用がある

黒埼ちとせ(19)
吸血鬼
Pに若干劣る程度の耐久性と再生力を持つ
うっかりやさん
肉体の一部が切断された場合、そのままくっつけることも、新しく生やすことも可能
切り離された肉体は新たに自我を持つ

白雪千夜(17)
幼い頃に火事に遭い、治療の過程で身体の約80%が義体となった
脳の半分も機械化されており、そこにSiriのようなものが搭載されている
落ちているちとせの手を見つけて以来、暇さえあればそれを吸っている

赤城みりあ(11)
競馬狂い
という未確定情報が存在している

的場梨沙(12)
パパを愛しているが、実の父親は数年前に他界しており
パパという言葉が何を指しているのか分かっていない
という未確定情報が存在している

南条光(14)
正義のヒーローに憧れるあまり、人助けと称して自分が悪と認定したものに対して容赦なく暴力をふるっている
そのため学内では孤立しており、正義と現実のギャップに苦しみながら月に1回保健室に登校している
という未確定情報が存在している

池袋晶葉(14)
事務所に降り立った2人目の天才
事務所に所属する全アイドルをモデルにしたヒューマギア(アンドロイド)を制作している

浅利七海(14)
事務所内で「釣りー!」と大声で叫ぶと必ず現れる
海釣り川釣り室内釣りなんでもござれの釣りガール

姫川友紀(20)
キャッツのレジェンド、なかしましけお元選手のサインボールに釣られて釣られた野球キチお姉さん

星輝子(15)
キノコを愛しすぎたせいで、お股にキノコ(ちんちん)が生えるようになった
そのキノコ(ちんちん)は3か月周期で生え変わる
キノコであるため本人も丹精込めて育てており、抜けた物も冷蔵庫で保管している

岡崎泰葉(16)
芸歴が長く、異世界に詳しい人

依田芳乃(16)
穴の専門家
前作の前作で色々あった穴と今も戦っている

島村卯月(17)
一見まともだが、頑張れば何でも解決すると思っている狂人
母の愛に飢えるりん子に心を動かされ頑張った結果、10年後の乳房を前借して母乳が出した
凛と付き合っていると思っている

渋谷凛(15)
一見まともだが、美少女がかかわると碌なことにならない狂人
ただの監禁にもちょっと飽きてきたため、
媚薬を使って可愛い女の子の性欲を高めるだけ高めた後、監禁して何日も放置したいらしい
卯月と親密な関係だが、彼女にとってはキープしているたくさんの女の中の1人でしかない

本田未央(15)
一見まともだし、実際まともな小悪魔美少女
必殺技である「計算され尽くした自然なボディタッチ」を使って
数多の男たちを悪戯に弄ぶ

佐藤心(26)
『無』の中にいた架空の佐藤心
現実のはぁとのことを幸子に託して消えていった

山梨りん子(生後1か月)
身長:155cm 体重:ダイエットちゅう B:83cm W:65cm H:たぶんふつう
人体錬成によって生まれた山梨りんごのマスコットキャラクター
錬成に使われた材料はせっけん、釘、マッチ、鉛筆、石灰、硫黄、マグネシウム、水
りんご、サバのウロコ、事務所に所属する全アイドルのフェロモンを凝縮した液体
りんごを思わせる明るい赤の髪、足ではなく尾ひれ、地味で素朴な顔立ちが特徴
しかし事務所にいる全アイドルのフェロモンが混ざっているため、
一般的な男性は彼女に笑顔を向けられると、魅力の過剰摂取で死に至る
認識阻害能力が使える
生まれて初めて教わった言葉である「tonight....」が口癖
現在は事務所の寮に住みながら、幸子プロデュースの元、
幸子ギア、アゲハ、あの子と4人でユニットを組んでアイドルデビューを目指している

幸子ギア(生後数週間)
晶葉によって開発された幸子がモデルのヒューマギアに、
幸子の頭から抜き出して複製した意識を入れて起動させたもの
のはずだったが、起動直後にハッキングされてしまい殺戮マシーンと化した
しかし肉体の能力は幸子と同程度であるため、物理的な手段で人を殺すことは難しい
その代わりに、幸子が普段全力の10%に抑えているカワイさを80%以上使用して人間を殺しにかかる
一般的な男性は彼女にキメ顔を向けられると、カワイイの過剰摂取で死に至る
基本的に「コロス」しか喋らないが、最近は訓練の成果で「コ」と「ロ」と「ス」で構成される単語なら
話せるようになっている
指導に訪れた本田未央に攻略された
現在は事務所の寮に住みながら、幸子プロデュースの元、
りん子、アゲハ、あの子と4人でユニットを組んでアイドルデビューを目指している

アゲハ(享年16歳)
身長:130cm 体重:40kg B:65cm W:51cm H:不明
樹海で暮らしていた異形の美少女
(境遇以外は)極めて常識人、青髪の正統派美少女
特技は体内で様々な毒を生成すること
数年前まで絵に描いたような幸せな家庭で恵まれた生活をしていたが事故で即死
よく面倒を見ていた小梅の手によって異形の存在として蘇生した
しかし一度死んだ者の居場所は既に無く、周りに視線から逃げるように樹海に辿り着いた
幸子の説得でもう一度生きることを決意する
認識阻害能力が使える
現在は事務所の寮に住みながら、幸子プロデュースの元、
幸子ギア、アゲハ、あの子と4人でユニットを組んでアイドルデビューを目指している
そのユニットのリーダーを務めているが、他の3人はまともなコミュニケーションが不可能であるため
非常に苦労している

あの子(?)
小梅と仲の良い幽霊の少女
彼女を見ることのできる人は少ないが、
話しかけられるとラップ音で返事をするため、小梅がいなくともコミュニケーションは取れないこともない
現在は幸子プロデュースの元、
幸子ギア、アゲハ、あの子と4人でユニットを組んでアイドルデビューを目指している

仮面's
事務所内オークションに参加していた6人のアイドル
仮面で顔を覆っているため素顔は判明していない
全員がPの私物を求めて、札束の殴り合いをしている
落札したPのシャツを細かく刻んでウォッカに入れて飲んだり
粉末にして鼻から吸ったりと極めて危険な人間たち
決して関わってはいけない

裸の男(?)
ヤミ金で金を借りたにもかかわらず返済の意思を見せなかったため、
樹海で裸にされたまま木に吊るされていた
その後ワインやハチミツをかけられたまま放置され、虫に食い殺される

ガタイのいい男(?)
ヤミ金の社長
ガタイがよく、眼鏡をかけている
ウサギが好き

もう1人のガタイのいい男(?)
ガタイのいい男の会社の社員

穴(?)
前前作の主人公
今回は割と無害だが、穴の先は異世界に繋がっている

巨大ヒョウ君(?)
幸子が辿り着いた異世界「お空(おから)」にいた謎の存在
高さは幸子4~5人分、体長は7~8メートルと実際のヒョウ君と比べてかなり巨大な上に人の言葉を話す
彼に食べられて胃の中に入ると、体のパーツを分解してカワイイ虫に変化させられる
虫になると急速に人間性を喪失していき、次第に虫になりたくて仕方がなくなる
また胃の中に来た時点で、必ず身体のパーツ1つが欠けてしまうため
それを補充しなければ外には出られない

バグズライフ(?)
巨大ヒョウ君の胃の中で、完全な虫になりかけていた幸子を救った恩人のおっさん
長期間胃の中にいるが、本人の努力のせいか人間性を保ったまま生きていた
最後は胸のパーツを幸子に引きちぎられた影響で人間性を喪失し、完全な虫となる

無(製作期間数年)
白坂小梅の開発した没入型のホラーゲーム
常人ならばショック死することが濃厚なクソゲー
Pによって発売禁止を宣言された

P(?)
どんな傷を負ってもスタドリを飲めば完全回復する謎の存在
人外化け物勢揃いの事務所で働くにはあまりにも相応しすぎる素質を豊富に持っている
基本的にはアイドルのことを第一に考え、全てを捧げる覚悟で全アイドルに接しているため
事務所内では、Pに対して好意を持つアイドルが後を絶たない
暗い過去があるようだが、それは誰にも気づかれていない

千川ちひろさん
怒るとすごく怖い

本日はここまでになります
キャラ紹介を書いていたら意味不明すぎて気が狂いそうになりました、皆さんもお気をつけください
明日から再開する予定なので、どうかよろしくお願いします

幸子「....」

幸子「....」チラ

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(お久しぶりです!)」

幸子「(全人類のカワイイアイドル輿水幸子です!)」フフーン

幸子「(少し間が空いてしまいましたが)」

幸子「(またPさんに構ってあげますよ!)」

幸子「(待っていてくださいねPさん!)」バーン

何をする? >>16

Pのプライベートな過去を探ってみる

幸子「(次スレに突入したことですし....)」

幸子「(ここは1つ)」

幸子「(Pさんと親睦を深めることにしましょう!)」

幸子「....」

幸子「(親睦)」

幸子「(深めるといっても、ボクとPさんの親愛度なんてとっくに天元突破してるんですけどどうしましょうか)」

幸子「....」

幸子「(そういえば、Pさんの昔の話って全然知りませんね....)」

幸子「(....ということは!)」

幸子「(まだまだボクとPさんの親愛度には伸びしろがある!?)」

幸子「(決まりです)」

幸子「P~さんっ!」

P「幸子!?お前、前スレで埋め立てられたんじゃ!?」

幸子「あんなものはボクには通用しません!」

P「さすがトップアイドル」

P「次期シンデレラガール最有力候補」

P「カワイイ」

P「外ハネ食わせろ」

幸子「ありがとうございます!」

P「それで?」

幸子「ええ」

幸子「ボクとPさんの親愛度って既に天元突破してるじゃないですか」

P「してたっけ....」

幸子「しかしボクはですね」

幸子「それをさらに深めるための手段を思いついたんです!」

P「ほうほう」

幸子「それは....」

幸子「相手の過去のことを知る!」

P「....」

P「それが策なのか?」

幸子「はい」

幸子「ボクとPさんって」

幸子「スカウト直前から今に至るまでは大体お互いのことを知ってるじゃないですか」

P「まあそうだな」

幸子「でも、それ以前のことってあまり知りませんよね?」

P「それ以降と比べるとさすがになぁ」

P「一応俺は、お前をスカウトする前に事前情報には目を通しているが」

P「それでも出会った後ほど詳しくはないな」

幸子「そうでしょうそうでしょう!」

幸子「だからお互い、過去のパーソナルな情報をさらけ出し合うことで」

幸子「親愛度天元突破の先....」

幸子「グレンラガンへ行きましょう!」

P「いや先ってそっちの方かーい」

幸子「ですが、ただ漠然とさらけ出し合うのも面白くありませんし」

幸子「何よりテーマがふわふわとしていて話しづらい!」

P「まあな」

幸子「そこでボク、作ってきました!」

P「?」

幸子「こちらです!」ババーン

P「これは....トランプ?」

幸子「これは、過去エピトランプです」

P「過去エピトランプ?」

幸子「このトランプには数字やマークではなく」

幸子「過去に関する質問が書かれています」

幸子「全部で50枚ありますが、同じ質問が2枚ずつあるので」

幸子「カードは25種類です」

P「....なるほど、考えたな」

P「それで神経衰弱をするわけか」ニヤリ

幸子「その通り!」

幸子「通常の神経衰弱とは違い、揃えた場合は相手がその質問に答えなければいけません!」

P「突発的な思いつきにしてはなかなか凝ったゲームじゃないか」

P「面白い、受けてたとう」

幸子「Pさんの過去、全てさらけ出させてあげますよ!」

P「どうかな、お前のケツの穴までしゃぶりつくしてやる」ベロンベロン

P「そういえばこの質問って全部お前が考えたのか?」

幸子「いえ、この質問は全て」

幸子「LiPPSの皆さんに任せています」

幸子「なのでボクも内容は一切知りません!」

P「えぇ....」

P「よりによって一番任せちゃいけない連中に....」

幸子「関係ありませんね」フフン

幸子「ボクが全部揃えればいいだけですから」

P「すぐに泣きを見ることになるというのに」ニタァ

第一の質問 >>27
(安価のコンマが偶数なら幸子が、奇数ならPが答えます)

小学校の頃の武勇伝

幸子「ではボクから....」ペラ

幸子「....」ペラ

幸子「フフーン....」ニッコリ

P「なん、だと....」

幸子「トップアイドルの運を舐めないでください!」

幸子「クエスチョンカード発動!」

『小学校の頃の武勇伝は?』

P「ぐぬぬ....」

幸子「さぁ!早く答えてください!」

幸子「Pさんが常に膝小僧を出していたあの頃の武勇伝を!」

P「そうだなぁ....」

Pの小学校の頃の武勇伝 >>30

ヒステリー教師を辞めさせた

P「小3の頃だったか」

P「俺はその時、級長やっててな」

幸子「へぇ~」

P「んで、当時の担任が結構酷かったんだよ」

幸子「まあ学校の先生は当たりはずれが激しいですからねぇ」

P「40代半ばのおばさん先生だったんだが」

P「気に入らないことがあるとすぐに絶叫、体罰、最後は教室を出ていって職員室に籠る」

幸子「そういうタイプですか....」

P「小3の子供なんてさ、大人が完璧に御せるわけないだろ?」

P「それも含めて小学校の先生のはずなんだが」

P「少なくとも、その先生はそうじゃなかったな」

幸子「困った先生です」

P「俺も、そして他のクラスメートもうんざりしていた」

P「だから2学期が始まったころ、みんなで話し合って決めたんだ」

P「あいつを辞めさせようって」

幸子「え」

幸子「や、辞めさせるって....」

幸子「それはあんまりじゃ....」

P「....」

P「どうしたと思う?」

幸子「....」

幸子「先生の酷いところを他の先生たちに相談した、とか?」

P「そんなことじゃまずやめないだろうな」

P「ああいうやつじゃ自分が絶対に正しいと思いこんでる」

P「そして学校側から辞めさせられるほどでもない」

幸子「....」

P「わからないか?」

幸子「はい....」

P「まあ難しいか」

P「正解はな」

P「毎日クラスメートの誰かが、その先生の家の近くで張り込んで」

P「奴の息子の写真を撮るんだ」

幸子「?」

幸子「なぜそんなことを....?」

P「毎日、毎日、欠かさず子供の写真を撮って」

P「次の日の朝、教卓の上に置いておく」

P「ポラロイドカメラだったからすぐに写真が出来るんだ」

幸子「....」

P「クラスメートは30人以上いたからな」

P「それぞれに何かしらの予定があっても」

P「持ち回りなら、誰か1人くらい先生の家に行く余裕はあった」

P「先生の家は学区外ではあったけど、同じ市内だったしな」

幸子「....」

幸子「それで、どうなったんですか....?」

P「当然最初の方はブチギレてたよ、いつものように」

P「俺たちはそれまでと全く変わらず、黙って奴に従ってた」

P「でも毎日子供の写真を撮って、教卓の上に置くのは」

P「絶対にやめなかった」

P「先生もキレ散らかしながらクラス全員を問い詰めてたが」

P「クラス全員がもれなく協力者だから」

P「口裏なんて簡単に合わせられる」

P「徐々に先生も、事の重大さに気付いてきたんだろう」

P「しばらくすると、以前のようにヒステリックに叫びながら怒ることはなくなった」

P「でも俺たちは絶対にやめなかった」

P「その後奴は、学校の上の方にこのことを訴えたらしい」

P「でも」

P「子供のすることだと、まったく取り合わなかったみたいだ」

P「あの先生自体が他の教師から疎まれていたってのもあったかもしれないな」

P「最後は警察に駆け込んだらしい」

P「でもそんなことで、当時の警察が本格的な捜査をするはずもない」

P「ストーカー規制法のない時代じゃ尚更だ」

幸子「....」

幸子「....どうなったんですか、その先生は」

P「何度も謝りながら辞めていったよ」

P「2学期が終わる少し前に」

幸子「....」

P「あの先生に限らず、ああいうタイプの先生ってのは」

P「自分よりも小さく弱い子供相手なら、多少の理不尽はまかり通るって」

P「理解した上でやってるんだ」

P「その子供達に追い詰められて」

P「最後は『子供だから』と取り合ってもらえず」

P「辞めていった」

P「当時はこんな言葉知らなかったが、今考えると」

P「皮肉だな」

幸子「....す、すごいですね」

P「....まあ、あんまりいい思い出じゃないな」

幸子「....」

第二の質問 >>43

異性と風呂に入った経験は?

~数巡後~

P「なかなか揃わないな」

幸子「神経衰弱の序盤戦なんてこんなものですよ」

P「いきなり揃えてたくせに」

幸子「あれはボクだけの成せる」ペラ

幸子「技ですよ!」ペラ

P「あ゛っ!?」

幸子「おっと、連続ですみません」

P「くっそ~」

幸子「クエスチョンカード発動!」

『異性と風呂に入った経験は?』

P「ぐっ....」

幸子「先に行っておきますが、母親や親戚はNGですよ」

P「....」

Pは異性と風呂に入った経験がある?ない? >>45

ある

P「....」

P「....ある」

幸子「」

まゆ「」

ゆかり「」

美嘉「」

智絵理「」

雫「」

美優「」

夕美「」

留美「」

菜々「」

アナスタシア「」

心「」

美穂「」

文香「」

茄子「」

響子「」

美波「」

友紀「」

アイドルワラワラで草

P「なんだか一瞬、やたらとたくさんの視線を感じたような....」

幸子「そそそそそそそそそそ」

P「傷ついたCDみたいになってるぞ」

幸子「そっ、それはお母さまの話ですよね!?」

P「自分でそれは抜けって言っただろ....」

幸子「じゃあ何歳の頃ですか!」

P「ええっと....」

何歳の頃? >>49

中学校のとき

訂正します
何歳の頃? >>52

ずれましたが>>51を採用します

幸子「どうせ!幼稚園とか小学生の時の話でしょう!」

幸子「低学年の時に近所の女の子と遊んでいて汚れたからとかでしょう!」

P「....中学3年、卒業式の後だった」

幸子「」ブクブク

一同「」ブクブク

P「その頃、彼女がいたんだ」

P「小中って一緒で、家も割と近くて」

P「特別美人、ってわけじゃなかったかもしれないけど」

P「いい子だった」

P「卒業式の後、2人で歩きながら」

P「もう一緒に帰るのも最後かもね、とか言って」

P「違う高校って言っても、隣の市だし」

P「お互い自宅からの通学だったから」

P「別に今生の別れってわけでもなかったんだ」

P「でもなんだか無性に寂しくなっちゃってさ」

P「家が近づいてくるにつれて、お互いの歩みは遅くなっていって」

P「そしたら彼女が、家に誘ってきた」

P「寂しいのは俺だけじゃなかったみたいでな」

P「着いて行ったら、たまたま家の人は今日遅いって言うから」

P「そのまま2人で

幸子「ストップ!!!!やめ!終わり!このスレは完結!」

【完】

P「懐かしいなぁ」

P「今でもたまに思いだすんだ」

P「あいつの名前は

幸子「本当にストーーーーーーーップ!!!!!」

幸子「これ以上は危険です!生命の危機です!」

P「はぁ?」

P「なんで俺の過去を話したら生命の危機に瀕するんだよ」

幸子「Pさんじゃなくて元カノさんです!!!!」

P「?????」

幸子「次行きますよ次!!!」

第三の質問 >>62

乙!

~数巡後~

P「....」ペラ

P「....」ペラ

P「やっと当たった!」

幸子「さあどうぞ!」

P「クエスチョンカード発動!」

『運動会で活躍したことは?』

幸子「....」

幸子「そんなのでいいんですか?」

P「俺が選んだんじゃねーよ!」

幸子が運動会で活躍した競技は? >>68

借り物競走

幸子「運動会....」

幸子「ボクレベルになると、当日不参加でも大活躍ですが」

P「どうなってんだよお前の学校は」

幸子「一番の活躍といえば、借り物競争ですかねぇ」

P「借り物競争か、今時まだやってるんだな」

借り物競争で幸子の引いたお題 >>71

100kgのバーベル

幸子「ボクが引いたお題は100kgのバーベルだったんです」

P「どうなってんだよお前の学校は(リターンズ)」

幸子「さすがのボクも困りましたよ」

幸子「小学校に100kgのバーベルなんてありませんから」

P「だろうなぁ」

幸子「仮にあったところで、ボクじゃどうやっても持てませんし」

P「借りる以前の問題だし、借り物競争の趣旨がぶっ壊れるよな」

幸子「困ったボクは、呆然と立ち尽くしていました」

幸子「すると、突然地面が揺れ出したんです」

P「!?」

幸子「始めは地震かと思いました」

幸子「しかし、それにしては揺れが長く、そして不規則でした」

幸子「しばらくして揺れは治まりました」

幸子「そしてボクの目の前には」

幸子「100kgのバーベルを抱えた筋骨隆々の男たちが大挙していたんです」

P「!!?!??!?!?!????」

幸子「筋骨隆々の男たち曰く」

幸子「『ジムでトレーニングをしていたところ、』」

幸子「『突然100kgのバーベルをここに持ってこなければならない気がした』と....」

P「いや怖っ!」

P「お前人知を超えた力持ってるだろ!?」

幸子「ええ、ボクは無意識のうちに」

幸子「持ち前のカワイイパワーを全開にしていたみたいです....」

幸子「それが遥か先にいる筋骨隆々の男たちの無意識に作用してしまったようで....」

P「えぇ....」

幸子「ともかく、彼らは100kgのバーベルとボクを抱え、ゴールしました」

幸子「筋肉の壁に阻まれた他の参加者は、ゴールすることができず」

幸子「ボクが1位、その他は失格となり」

幸子「ボクの母校史上、最も一競技で獲得ポイントに差がつけた者として」

幸子「記録にも記憶にも刻まれました」

P「どんな記録だよ」

幸子「ちなみに、100kgのバーベルを全力ダッシュで運んできた筋骨隆々の男たちはもれなく」

幸子「どこかしらの筋肉や骨が千切れたり折れたりしていて」

幸子「筋骨隆々から筋骨ブチボキになっていたそうです」

P「そりゃそうだ....」

~過去エピトランプ終了後~

P「結局、幸子の圧倒的勝利で終わったなぁ」

幸子「ボクの、Pさんのことをもっと知りたいという願いが天に届いたんですね!」

P「まあこんなことでお前との絆が深まるなら全然いいけどさ」

幸子「充実した時間を過ごせました!」

幸子「ありがとうございました!」

P「こちらこそ、楽しかったよ」

P「しかしこのゲーム、絆を深めるには確かに良さそうだ」

P「他のアイドルも交えてまたやってみたいな」

幸子「そうですね!盛り上がること間違いなしですよ!」

P「機会があったらまたやろう」

幸子「はい!」

ガチャリ

幸子「いやー!大成功でしたね!」

幸子「Pさんの過去の話も色々聞けましたし!」

幸子「Pさんの言ったように、次は他の皆さんも交えて

まゆ「いいですねぇ」ニッコリ

美嘉「次は★」

智絵理「私たちも」

雫「混ぜてもらいましょう~」

美優「名案です....」

アナスタシア「сука!」

ゆかり「ピーヒョロロ」

夕美「でも」

留美「この人数じゃ」

文香「一巡する前に」

響子「終わっちゃいそうですね♪」

美穂「だから」

美波「まずは」

友紀「予選会を開いて」

菜々「その勝者数人が」

心「Pとの最終決戦だな☆」

茄子「私が全て取ることになるのでそれは無意味です」

幸子「もう勝手にしてください....」

18日目に続く

本日はここまでとさせていただきます
スレを跨いだので不安でしたが、まだ人が残っていてくださったので安心しました
ありがとうございます
明日の夜に再開します

幸子「....」

幸子「....」チラ

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(さあ今日も構っていきましょう!)」

幸子「(Pさんもボクの構いを待っています!)」

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(....待っています!)」

何をする? >>84

あえて逆に放置

幸子「(ここまでずっと構ってきたわけですし)」

幸子「(今回はあえて....)」

幸子「....」

幸子「(放置してみます!)」

幸子「(ボクは仕事をしているPさんの目の前に座っているのに)」

幸子「(いつものように構うことはありません!)」

幸子「(さて、既にPさんの身体にはボクの構いが染みついているはず....)」

幸子「(きっと耐えられないはずです....!)」ニヤリ

幸子「(それをボクは高みの見物と行きましょうか!)」

~数時間後~

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「」

幸子「(お、おかしいです....)」

幸子「(Pさんに限らず、ボクが目の前で座っていたら)」

幸子「(世の中の男性は放っておかないはず....)」

幸子「(なのにPさんはなぜ!)」

幸子「(わき目もふらずに働いていられるんですか!?)」

P「....」カタカタ

幸子「(困りました....)」

幸子「(放置という構いとは対極に位置する行為は)」

幸子「(本来、ボクの目的とは相反するもの....)」

幸子「(なのでこれは、Pさんが放置に耐えかねて構ってくることで)」

幸子「(ようやく完成するんです!)」

幸子「(でもこれではただの放置じゃないですか....!)」

幸子「(Pさんに構えていません!)」

幸子「....」

幸子「(どうしましょう....)」

幸子「(一度決めたことを覆すわけにはいかないので)」

幸子「(ボクから構うことはできません....)」

幸子「(でもこのままじゃPさんに構えませんよ....)」

幸子「(何か膠着状態を打破する策を考えないと....)」

どうする? >>90

こっそり助けを呼ぶ

幸子「(これはもう....)」

幸子「(こっそり助けを呼ぶしかありません!)」

幸子「(誰を呼びましょうか....)」

幸子「(この状況をすぐに理解してくれて、気の利いた助け方をしてくれる人がいいんですが....)」

幸子「(そんな人がこの事務所にいますかね....)」

誰を呼ぶ? >>92

ガチャリ

裕美「....」スタスタ

裕美「....」ポスッ

幸子「よくぞ来てくれました」コソコソ

裕美「別にいいけど....」

裕美「なんで小声?」

幸子「事情がありまして....」

裕美「ふーん」

裕美「それで、お願いって?」

幸子「実はですね....」

幸子「というわけでして」

裕美「....」

裕美「ちょっと、よくわからないから整理させて?」

裕美「幸子ちゃんはプロデューサーさんに構いたい?でいいんだよね?」

幸子「その通りです!」

裕美「それじゃあどうして、あえて放置してるの?」

幸子「ぐっ....」

裕美「一度決めたことは~って言ってたけど」

裕美「そんなにプロデューサーさんに構いたいなら」

裕美「普通に構えばいいのに」

裕美「これまでもそうやって来たんでしょ?」

幸子「ちょ、ちょっと!」

幸子「ド正論藤川球児ばりの火の玉ストレートはやめてください!」

幸子「普通に考えたらおかしなことを言っているなんてわかってますよ!」

裕美「わかってるんだ」

裕美「だったら

幸子「しかし!」

裕美「!」

幸子「....」

幸子「....アイドルには、引いちゃいけない時もあるんです」

裕美「今はその時じゃないと思うけど....」

幸子「とにかく!」

幸子「裕美さんには!」

幸子「ボクの作戦を実行しつつ!」

幸子「現状を打開する策を考えてもらいたいんです!」

裕美「そんなの私にもわからないよ」

幸子「お願いします!」

裕美「うーん....」

裕美の策 >>100

裕美「....1つだけ、あるよ」

幸子「!!!」

幸子「そうですかそうですか!」

幸子「どんな策ですか!」

裕美「....これ」スッ

幸子「これは....」

幸子「ブレスレットですか」

裕美「私が作ったんだけど....」

幸子「さすが裕美さんですねぇ、売り物と見分けがつきませんよ!」

裕美「ありがとう....でもね」

幸子「?」

裕美「そのブレスレット、呪われているみたいなの」

幸子「の、呪い!?」

裕美「....うん」

裕美「元々は、友達が材料費は出すから作ってほしいって言ってくれたから作ったの」

裕美「原価だけで4980円で」

幸子「おお....結構しますね」

裕美「でもそんなに払ってもらうのも悪いし、半額だけ受け取って」

裕美「ブレスレットを渡したら」

裕美「その子、すごく喜んでくれて」

裕美「私の目の前で着けてくれたんだ」

幸子「いいお友達じゃないですか」

裕美「その後のことは全く覚えてなくて....」

幸子「え?」

裕美「気が付いた時には、虚ろな目をして壁に向かってブツブツと何かをつぶやき続けてるその子と」

裕美「いつのまにか腕から外されたブレスレット」

裕美「そして、私たち2人だけしかいなかったはずの教室に」

裕美「100人以上の生徒、先生、それに学校中の備品が集まってた....」

幸子「えぇ....」

幸子「一体何があったんですか!?」

裕美「わからない....」

裕美「でも、その子はそれ以来」

裕美「『やめて』『来ないで』『助けて』」

裕美「しか言わなくなって」

裕美「学校にも来なくなっちゃった....」

幸子「こ、怖すぎますよ....」

裕美「このブレスレットについて私なりに考えてみたり」

裕美「実験してみて分かったことがあるの」

幸子「なんですか?」

裕美「このブレスレットをつけた人は」

裕美「周りの全てから、構われる」

幸子「???」

幸子「言っている意味がよくわかりませんが」

裕美「正確には、周りの全ては」

裕美「このブレスレットをつけた人に対して」

裕美「構いたくて構いたくて仕方なくなっちゃうの」

幸子「?????」

裕美「しかもそれは」

裕美「人間だけじゃなく他の生物、そして無生物も含まれる」

幸子「???????」

裕美「確かにこれは、特性上」

裕美「幸子ちゃんの望みを叶えるかもしれない」

裕美「でもそれは一瞬だけ」

裕美「すぐに大変なことになるよ」

裕美「最悪、私の友達みたいに....」

幸子「....」

幸子「とりあえずつけてもいいですか?」

裕美「話聞いてた!?」

幸子「大丈夫ですよ」

幸子「ボク、トップアイドルなうえにカワイイので」

幸子「構われることには慣れてます!」フフーン

裕美「いや、そういう次元じゃないんだってば!」

裕美「私も実験のためにちょっとだけつけてみたけど」

裕美「恐ろしすぎてすぐに外しちゃったんだよ!」

幸子「なるほど....」

幸子「じゃあ10分だけつけます」

裕美「死にたいの!?」

裕美「どうしてもつけたいなら4980円払って!」

幸子「どうぞ」スッ

裕美「....」

幸子「とりあえず装着っと」

裕美「ちょっ」

幸子「....」

幸子「....何も変わりませんけど?」

裕美「....」ジー

幸子「....」ジー

幸子「....?」

幸子「なんですか?ボクの顔に何かついてます?」

裕美「....見てただけ」ニコ

幸子「?」

幸子「どうしたんですか突然」

裕美「....」グッ

裕美「....」チョコン

幸子「え、そんなに寄らないでくださいよ」

幸子「ちょっと狭すぎますよ」

裕美「....」ギュッ

幸子「....」

幸子「....もしや」

裕美「....手、あったかいね」

幸子「ああ、まあそうかもしれませんね」

裕美「....」ニギニギ

裕美「....」チョンチョン

幸子「....」

裕美「....」

裕美「....ふふっ」ニコッ

幸子「カワイイ」

幸子「じゃなくて!!!」

幸子「この甘々な感じ!」

幸子「もしかしてブレスレットの効果なんですか!?」

幸子「....」

幸子「いいじゃないですかぁ!」

幸子「これならPさんもイチコロ」バッ

幸子「!?」

P「だーれだ」

幸子「?」

幸子「も~」

幸子「何度この声を聞いたと思っているんですか?」

幸子「そもそもこの部屋には裕美さんとPさんしかいませんでしたし」

幸子「誰がやっているかなんてわかりきっているので」

幸子「早く手を目から外してくだ

P「本当に?」

幸子「へ?」

P「....」

P「....」ギュ

幸子「!?!?!?!?!?!?!???」

幸子「ちょっとっ!?」

幸子「なに後ろから抱きしめてるんですか!?」

幸子「ボクはアイドル、あなたはPさんでしょう!?」

幸子「そんなことしたら

P「後ろの俺がプロデューサーとは限らないだろ」

幸子「はぁ?」

P「....」

P「....プロデューサーじゃなかったら、こうやっててもいいだろ?」

幸子「何を言ってるんですか....?」

P「....お前が目を瞑れば、このままでいられるんだよ」ボソッ

幸子「っ....////」ビクン

幸子「そんなみ、耳元で、囁かないでくださいっ....」キュゥ

P「....」

P「幸子も、まだこうしてたいんじゃないか....?」フーッ

幸子「ボ、ボクは....」

P「俺が誰かわからないままなら、いいだろ....?」

幸子「....」

P「後ろからならさ、顔も見えないし....」ギューッ

幸子「あ、当たってますからっ....////」

P「....当ててんだよ」

幸子「....////」

P「....最後のチャンスだ」

P「だーれだ」ギュッ

幸子「....」

P「ん?」

P「わかってるんじゃないのか?」

幸子「....わ」

P「なんだって?」

幸子「....わか

ギュギュギュギュッ

幸子「ちょ、抱きしめる力が強すぎません?」

P「え?俺は何も変えていないが」

幸子「!?」

ソファ「ギュルン!」

幸子「あぁっ!?」

幸子「よく見たらソファの形が変わって、ボクのことを飲みこもうとしています!?」

鳩時計「ポッポ!」ベシッ

幸子「うわぁ鳩時計の鳩がありえないくらい伸びてきてボクの頭を突いています!?」

床「ピカッ!」

幸子「ぎゃあ床が突然ピカピカになってボクのパンツを完璧に反射させています!?」

裕美「幸子ちゃん////」サワサワ

幸子「今となってはこのピュアな構い方があまりにも愛おしいです!?」

ギリギリギリギリギリッッッ

幸子「く゛る゛し゛い゛く゛る゛し゛い゛く゛る゛し゛い゛く゛る゛し゛い゛!!!!!!!!」ジタバタ

プチッ

ちひろ「もう!」

ちひろ「事務所内での呪われたブレスレットの着用は禁止します!」

幸子「すみません....」ショボン

裕美「だから言ったのに....」

ちひろ「幸子ちゃん!この流れは久々だからといって容赦はしませんよ!」

幸子「ひぇぇ....」

P「まあまあちひろさん、そのくらいで」

ちひろ「Pさん!」

ちひろ「今回は過酷な体験に慣れている幸子ちゃんだから大事には至りませんでしたが」

ちひろ「他のアイドルの子たちがつけていたらどうなっていたか....」

P「その辺は2人ともわかっているでしょうから....」

ちひろ「もう....」

ちひろ「幸子ちゃん、今後は人の注意はちゃんと聞くんですよ!」

幸子「はい....」

ちひろ「裕美ちゃんも」

ちひろ「気軽に呪いのブレスレットなんて作ってばら撒いちゃダメです!」

裕美「私も作りたくて作ったわけじゃ

ちひろ「返事」

裕美「はい!」

幸子「すみませんでした....」

P「謝ることはないさ」

P「むしろ俺は、お前が無事だったことを喜びたい」

幸子「Pさん....!」

P「ただな幸子」

幸子「....はい」

P「どういう事情があったのかは知らないが」

P「危険だと分かっているのに、こんなのをつけちゃダメだ」

幸子「....」

P「どうしてもつけなきゃいけないことになっても」

P「まずは俺に相談してくれ」

P「俺のできることなら、協力するから」

幸子「....」

幸子「....じゃあ」

P「....うん」

幸子「明日もPさんに....」

幸子「....」

P「どうした?」

幸子「な、なんでもありませんっ!」ダッ

P「....」

P「....ったく」ニコ

19日目に続く

本日はここまでとさせていただきます
明日の夜に再開します

幸子「....」

幸子「....」チラ

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(昨日は作戦立案の段階で少しだけミスをしてしまいました)」

幸子「(まあ結果的には成功だったのでOKですね!)」

何をする? >>130

Pのデレステ垢で勝手に3天井くらい回す

幸子「(Pさんのデレステ垢で勝手に3天井くらい回しますか!)」

幸子「....」

幸子「(さすがにそれはマズいのでは....?)」

幸子「(犯罪になりません?)」

幸子「(というか仮に犯罪にならなくても)」

幸子「(Pさんにめちゃくちゃ怒られるのでは....?)」

幸子「....」

幸子「(しかし!)」

幸子「(一度決めたからにはやる女それが!)」

幸子「(輿水幸子です!)」ババーン

幸子「(Pさんのデレステ垢で勝手に3天井くらい回す)」

幸子「(これは確定です)」

幸子「(ですがこの『構う』は)」

幸子「(Pさんとの関係を深めるためにやっていること)」

幸子「(関係を悪くするためにするものではありません)」

幸子「(つまり!)」

幸子「(Pさんのデレステ垢で勝手に3天井くらい回しつつ)」

幸子「(Pさんを不快な気持ちにさせない!)」

幸子「(これが必須となります!)」

幸子「....」

幸子「(そんな方法あるんでしょうか....?)」

どうする? >>136

お金は補填する

幸子「....」

幸子「(....こうなっては仕方ありません)」

幸子「(回した分のお金は、ボクが全て補填します!)」

幸子「(ソシャゲのガシャで感情が揺れ動くのはお金がかかっているからです!)」

幸子「(そのお金さえこちらで出してしまえば)」

幸子「(Pさんがどうこう言うはずもありません!)」

幸子「Pさ~ん」

P「ん?」

幸子「スマホを貸してください!」

P「別にいいけど」スッ

幸子「いえ、そちらではなく」

幸子「個人の方のスマホを貸してほしくて」

P「えー?」

P「それはちょっとなぁ、プライベートだし」

幸子「お願いします!ちょっとアプリを触るだけですから!」

P「んー....」

P「じゃあ電話帳と画像の入ってるとこだけは絶対見ないでくれよ?」

幸子「わかりました~」

幸子「あ、ロック開けてください」

P「はいはい」

幸子「ではでは~」ピュー

P「大丈夫かなぁ」

幸子「Pさんのスマホを難なく奪取できましたね!」

幸子「りんごカードも27万円分買ってきましたし」

幸子「準備万端です!」

幸子「(絶対親に怒られますねこれ)」

幸子「....まあそれはそれとして」

幸子「早速」ポチ

....アイドルマスターッシンデレラガールズ

スターライトステージ....

幸子「そういえば、Pさんのデレステのアカウントを見るのは初めてですね」

幸子「ゲーム内ではどんな事務所なんでしょうか」

PのアカウントのPレベル >>142

375

幸子「....」ポチポチ

幸子「....Pレベル375!?」

幸子「えぇ....」

幸子「あれだけ働いているのに、どうしてこんなにレベルが高いんですか....」

幸子「キチンと寝ているのか心配になりますよ....」

幸子「....」

幸子「まあそんなに頑張っているPさんのために」

幸子「ボクが自腹でガシャを引き!」

幸子「Pさんの事務所をはちきれさせてやりましょう!」

幸子「今やっているガシャは....」

アイドル名① >>144
アイドル名② >>145
アイドル名③ >>146

蘭子

早耶

アゲハ

あかり

あまり詳しくないキャラは書けないので>>145を飛ばし、>>147を採用させていただきます

幸子「あ、丁度限定ガシャをやっていますね!」

幸子「メンバーは....?」

【梅雨を跳ね除けろ!ラ・ネイキッドロマンスガシャ!】

幸子「....?」

幸子「変わった名前の限定ガシャですね」

幸子「というか、ガシャ名に思いっきり美穂さんの曲名が入っているということは」

幸子「美穂さんが含まれているんでしょうか....?」

SSR【ラ・カルツェッタ】神崎蘭子

幸子「1人目は蘭子さんですか、衣装はっと....」ポチ

幸子「全裸じゃないですか!?」

幸子「いやいやいやいやいやいやいやいや!!!!」

幸子「いつからこのゲームはR-18になったんですか!?」

幸子「つい最近まではごく普通の健全なソーシャルゲームでしたよ!?」

幸子「あ、違いますねこれ」

幸子「全裸じゃなくて靴下だけ履いてますね」

幸子「....」

幸子「やっぱりダメじゃないですか!!」

幸子「いや、でもこれ」

幸子「どの角度から見ても、謎の光が射していて大事なところは見えないようになっていますね!」

幸子「....」

幸子「どうしてこれでストア側の審査を通ったんでしょうか....」

幸子「次は....」

SSR【樹海で・ラ】アゲハ

幸子「なんでアゲハさんが実装されているんですか!?」

幸子「ん、注意書きがありますね」

※テコ入れです

幸子「いやそれならそれでいいんですけど堂々と書いちゃダメでしょ!?」

幸子「というかテコ入れにしても」

幸子「デビューもしていないアイドルを追加してガシャが回るんでしょうか....」

幸子「衣装は....」ポチ

幸子「全裸じゃないですか!?」

幸子「テコ入れなのか知りませんけど今回のガシャ攻めすぎですよ!?」

幸子「あ、これ大事なところは樹海の木々と岩と死体で隠してあるんですねぇ」

幸子「アイドルのバックボーンまでしっかり反映されているとは」

幸子「アゲハさんは新規実装なので」

幸子「こう、一目で見た目以外の情報がわかる出来なのはいいかもしれませんね」

幸子「もう1人いるんですね、次が最後でしょうか」

SSR【ラ・ラ・リンゴ】辻野あかり

幸子「どこかのミュージカル映画のような名前してますね....」ポチ

幸子「全裸!もういいですよ!肌色はお腹一杯です!!!」

幸子「あ、よく見たら大事なところと顔がりんごで隠れていますね」

幸子「顔は隠しちゃダメでしょう」

幸子「....これもしかして」

幸子「あかりさんがりんごだから、ストア審査を通ったのでは....?」

幸子「何とは言いませんがストアもりんごですし....」

幸子「どうなっているんですか今回の限定ガシャは....」

幸子「今までこんなことありませんでしたよ....?」

幸子「結局、ガシャ名で曲を使われていた美穂さんもいませんし、なんなんですかこれは....」

【梅雨を跳ね除けろ!ラ・ネイキッドロマンスガシャ!】

幸子「まあネイキッドはわかりますよ、裸ですからね」

幸子「....」

幸子「あ!」

幸子「この『ラ』って、イタリア語の定冠詞の『La』だと思っていましたが」

幸子「もしかして『裸』....」

幸子「それなら合点がいきますよ、わざわざ全員のカード名にも使われていましたし....」

幸子「....」

幸子「なんてくだらない....」

幸子「しかし、限定ガシャは限定ガシャ」

幸子「メモリアルや普通のガシャを引いても仕方がないので」

幸子「このガシャをじゃんじゃん引いていきましょう!」

幸子「目標、というかゴールは限定3人を引くこと!」

幸子「最高で、用意したりんごカード全部を消費することになりますね!」

幸子「とりあえず今月分の割引石を買って....」

幸子「Pさんの手持ちを少しだけ拝借すれば」

幸子「約1万5000円で20000個、80連分の石が用意できましたよ!」

幸子「ガシャのSSR提供割合が3%....」

幸子「さらに限定キャラ3人のピックアップ率はそれぞれ0.4%....」

幸子「今回は限定キャラが出るまで終わらないので」

幸子「確率は後者の方になりますね....」

幸子「3人いるので合計すれば1.2%ですが」

幸子「2人を引いてしまったら本物の0.4%に突入してしまいます....」

幸子「まあ300連を引いたところで好きな子をスカウトできるので、傷はそこまで広がらないでしょう!」

幸子「とりあえず先ほどの80連を引きましょう!」

幸子「スタートダッシュを決めたいところですが....」ポチ

ガシャ結果 >>166
(安価のコンマの数字をガシャ結果とします)
(80連で限定SSRが1枚も当たらない確率が約38%らしいので、01~38が出た場合爆死します)
(同様に確率に準拠して、39~91なら1枚、92~98なら2枚、99~00なら3枚引きます)

ガシャっと

幸子「ぐぇ....」

幸子「SSRは2人、確率に近い数出ましたがどちらも恒常でした....」

幸子「対象が限定オンリーなのは辛いところです....」

幸子「デレステさん、もう少しピックアップ率を上げてくれませんか....?」

デレステさん「ダメです」

幸子「そんなぁ....」

幸子「気を取り直して行きましょう!」

幸子「このチビチビ引いていても出るとは思えませんし」

幸子「次は100連!これでいきます!」

通算180連

ガシャ結果 >>173
(安価のコンマの数字をガシャ結果とします)
(100連で限定SSRが1枚も当たらない確率が約30%らしいので、01~30が出た場合爆死します)
(同様に確率に準拠して、30~89なら1枚、90~96なら2枚、97~00なら3枚引きます)

まかせろー

幸子「ヴォエ....」

幸子「な、なぜ....?」

幸子「意味がわからない」

幸子「いえ、意味はわかります」

幸子「ガシャとはこういうものですから」

幸子「ただ、現実を受け入れることを身体が拒否しています」

幸子「デレステさん!ボクはこのゲームにも出演しているトップアイドルですよ!」

幸子「ちょっとくらい融通してくれても

デレステさん「ダメです」

幸子「」

幸子「こうなったらもう、次で天井まで行きましょう....」

幸子「120連!これで2枚抜きできれば!」

幸子「天井でもう1人をお迎えしてゲームセットです!」

幸子「お願いします!」

通算300連

ガシャ結果 >>182
(安価のコンマの数字をガシャ結果とします)
(100連で限定SSRが1枚も当たらない確率が約23%らしいので、23~45が出た場合爆死します)
(同様に確率に準拠して、45~07なら1枚、08~17なら2枚、18~22なら3枚引きます)

訂正

幸子「こうなったらもう、次で天井まで行きましょう....」

幸子「120連!これで2枚抜きできれば!」

幸子「天井でもう1人をお迎えしてゲームセットです!」

幸子「お願いします!」

通算300連

ガシャ結果 >>185
(安価のコンマの数字をガシャ結果とします)
(120連で限定SSRが1枚も当たらない確率が約23%らしいので、23~45が出た場合爆死します)
(同様に確率に準拠して、45~07なら1枚、08~17なら2枚、18~22なら3枚引きます)

どかーん!

幸子「」

幸子「」

幸子「そんなまさか」チラ

幸子「」

幸子「」

幸子「」

幸子「デレステさん!どういうことですか!?」

デレステさん「....」

幸子「何か言ってくださいよ!おかしいでしょこんなの!」

デレステさん「....」

幸子「デレステさん....」

幸子「ボクは一応と思って27万円分のりんごカードを用意しましたが」

幸子「別にこれを使い切りたいわけじゃないんですよ....」

幸子「どうか情けを

デレステさん「ダメです」

幸子「」

幸子「ここが....天井....」

幸子「遥かなる高み....」

幸子「....」ポチ

SSR【ラ・カルツェッタ】神崎蘭子

幸子「ここまで300連....」

幸子「割引で多少安くなったとはいえ」

幸子「既に8万円ほどかかっています....」

幸子「タスケテ....」

幸子「1度目の天井に着いてしまいましたが....」

幸子「次はキリよく100連に戻しましょうか....」

幸子「万が一、残り2枚がさっさと引けてしまった時のために」

幸子「一気にジュエルを買うのは避けたいですし....」

ガシャ結果 >>196
(安価のコンマの数字をガシャ結果とします)
(100連で限定SSRが1枚も当たらない確率が約30%らしいので、50~80が出た場合爆死します)
(同様に確率に準拠して、92~49なら1枚、81~87なら2枚、88~91なら3枚引きます)

しねぇ

確率を間違えました、訂正するので少々お待ちください

やはり訂正しないことにします
その代わり、今回は1枚という結果なので再抽選をします

幸子「キタッ」

幸子「虹色が1枚!」

幸子「これは来たでしょう!」

幸子「いいえ来ました!確定です!」

幸子「そうですよね!?」

デレステさん「さぁ」

ガシャ結果 >>202
(01~33:あかり 34~67:蘭子 68~00:アゲハ)

よしキター

SSR【ラ・カルツェッタ】神崎蘭子

幸子「え?」

幸子「あの」

幸子「....」

幸子「....」ゴシゴシ

幸子「....」チラ

SSR【ラ・カルツェッタ】神崎蘭子

幸子「....」

幸子「次ですね」

ガシャ結果 >>206
(安価のコンマの数字をガシャ結果とします)
(100連で限定SSRが1枚も当たらない確率が約30%らしいので、00~30が出た場合爆死します)
(同様に確率に準拠して、42~99なら1枚、31~37なら2枚、38~41なら3枚引きます)

そろそろなんとかしてあげたい

幸子「!!!!!」

幸子「2枚光ってますよ!?」

幸子「これは!」

幸子「これは!」

幸子「これで!」

幸子「完結!」

ガシャ結果 >>208
(01~67:2枚抜き 68~00:1枚+蘭子)

勝った!

SSR【樹海で・ラ】アゲハ

SSR【ラ・ラ・リンゴ】辻野あかり

幸子「....」

幸子「つかれた」

デレステさん「おつかれ」

幸子「どうも」

通算500連

P「....」カタカタ

ガチャリ

幸子「....」フラフラ

P「?」

P「幸子?」

幸子「....P、Pさん」

バタリ

幸子「」

P「幸子!?大丈夫か!?」

幸子「....Pさん」

P「一体どうしたんだ!」

P「俺のスマホを持って行ったきり姿が見えなかったが」

P「その間に何かあったのか!?」

幸子「Pさん....これを....」スッ

P「俺のスマホ!」

P「いいんだよそんなことは!それより早く医務室に!」

幸子「その前に、これを見てください....」ポチ

P「?」

P「デレステ?」

P「なんでデレステなんか開いて....」

P「うぇっ!?」

P「ボックスがパンパンになってるぞ!?」

幸子「さらに....」スッスッ

P「今回の限定キャラ全部揃ってる!?」

幸子「へへ....やってやりました....」

P「お前まさか!」

幸子「Pさん....いつもお仕事....お疲れ様です....」

幸子「これはボクからの....細やかな....」

幸子「」ガクン

P「幸子?」

幸子「」

P「幸子おおおおおおおおお!!!!!!!!」

P「お前なあ、ガシャはクソなんだからこんなことやっちゃダメだろ?」

幸子「すみません....」

P「自分で稼いだ金をガシャで還元するのは俺だけで十分なんだから」

幸子「いやPさんもしないでくださいよ」

P「俺はいいんだよ」

幸子「ダメだこの人」

P「....さてと」

P「ガシャガシャガシャガシャ」

幸子「!?」

幸子「Pさん!?何をしているんですか!?」

P「何って、ガシャを引いているだけだが」

幸子「さっき見せたじゃないですか!」

幸子「この限定ガシャのSSRは全て引いたんですよ!?」

P「?」

P「スターシャイン200個まで行ってるなら」

P「あと100連して天井まで行って好きな子スカウトするだろ」

幸子「確かに」

P「貯まったな」

幸子「どの子をスカウトするんですか?」

P「輿水幸子に決まってんだろ」

幸子「....もう」

20日目に続く

本日はここまでとさせていただきます
初めての試みでしたがいかがでしたか、私は心が苦しかったです
本日の20時以降に再開します

幸子「....」

幸子「....」チラ

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(昨日のことはあまり思いだしたくありません....)」

幸子「(今日で記憶を上書きしましょう)」

何をする? >>222

キャンディアイランド主催のお菓子パーティに正体する

幸子「(そういえば....)」

幸子「(今日、事務所内で『キャンディアイランド主催のお菓子パーティ』がある)」

幸子「(と誰かが話していたような....)」

幸子「....」

幸子「(これに一緒に行く、というのはどうでしょう!)」

幸子「ということで行きませんか?」

P「お菓子パーティ?」

P「そんな催しをやるなんて聞いてないぞ?」

幸子「ボクもまだ詳しくは聞いていません!」

P「じゃあせめてそこを固めてからにしてくれ」

幸子「はーい」ピッ

プルルルルル

杏『もしもし』

幸子「杏さんですか?幸子です」

杏『あーうん、知ってる』

杏『ごめん、今ちょっと忙しくてさー』

杏『急用じゃないなら後にしてもらえない?』

幸子「忙しい理由って」

幸子「お菓子パーティですか?」

杏『....』

杏『なんだ、そのこと?』

幸子「風のうわさで話を聞きまして....」

杏『ふーん....』

杏『幸子も参加したいの?』

幸子「そうですね、させてもらえるなら」

杏『....』

杏『まー知ってるならいいよ』

杏『今から指定する場所に来て』

幸子「ありがとうございます」

幸子「おっけーみたいです!」

P「そうか、まあそれなら行ってもいいぞ」

P「ちひろさーん、今から有給取ってもいいですか?」

ちひろ「....」

ちひろ「休日に倍出勤して返してくださいね♪」

P「了解でーす」

幸子「ここ、みたいですね」

P「事務所にこんなところがあったなんて、俺でも知らなかったぞ」

幸子「あまり使われているようには見えませんもんねぇ」

杏「あれ?Pもいるの?」

幸子「ダメでしたか?」

杏「ダメってわけじゃないけど....」

杏「大丈夫かなあ」

P「?」

杏「まあいいや」

杏「....どうせ終わ

幸子「よし!」

幸子「行きましょう!」

杏「....」

杏「....お2人さま、ごにゅーじょー」ギィッ

P「外から見たらボロい建物に見えたが」

P「対照的に中は豪勢だな~」

幸子「本当のパーティみたいですね!」

かな子「あれ?幸子ちゃんとPさん?」

かな子「珍しいね~、どうしたの?」

幸子「いえ、このような催しがあるというのを最近になって知ったので」

幸子「ボクも参加させてもらおうかと」

かな子「へ~、幸子ちゃんもこういうのが好きだったんだ」

幸子「ええ、お菓子は大好きです!」

かな子「そっか~、あ、はい」スッ

P「これは?」

かな子「ウェルカムドリンクです」

P「随分本格的なパーティだなあ」

かな子「こういうのは雰囲気が大事なんです!」

幸子「凝ってますねぇ」

P「じゃあ早速」

幸子「かんぱーい」コツ

P「....」グビ

幸子「....」グビ

P「なんとも不思議な味だな....」ジョボボ

幸子「そうですねぇ....」チョロチョロ

幸子・P「「!!??!!??!??」」

幸子「Pさん!?床がビショビショですよ!?」

P「お前こそ!何こんなところで漏らしてんだ!?」

智絵里「どうしたんですか?ってPさん!?」

P「智絵里幸子がいきなり漏らしたんだよ!」

幸子「違いますよ!Pさんが先です!」

智絵里「....」

智絵里「....」ピチャピチャ

智絵里「!....」ズズッ

智絵里「ぷぁ」ニッコリ

P「」

幸子「ちちち智絵里さん!?」

智絵里「?」キョトン

幸子「キョトン、じゃないですよ!」

幸子「なんで出会い頭でいきなりPさんのおしっこを飲んでいるんですか!?」

智絵里「なんでって....」

智絵里「ここはそういう場だよ?」ニコ

幸子「えぇっ!?」

智絵里「....楽しまなくちゃ」ニコォ

幸子「????????」

幸子「Pさん!この場所、何かがおかしいです!」

幸子「ってあれ!?」

幸子「Pさんはっ!?」

杏「Pなら他の子たちに連れてかれちゃったよ」

杏「こんなところにPなんて連れて来たら」

杏「そりゃこうなるよね~」

幸子「杏さん、なんなんですかこのパーティは!」

幸子「お菓子を食べるパーティじゃないんですか!?」

杏「お菓子パーティ....」

杏「....そういうことか」

杏「幸子、キチンと理解しないまま来ちゃったんだ」

幸子「は?」

杏「私たちキャンディアイランド主催の『オカシ』パーティって聞いたら」

杏「なにも知らない人なら普通『お菓子』を想像するよね~」

杏「実際そのおかげで」

杏「公の場で話しても本当の意味がバレないんだけどさ」

幸子「どういうことですか!?」

杏「....」

杏「名前を聞いただけじゃただの『お菓子パーティ』....」

杏「でも、その正体は」

杏「常識を犯し」

杏「危険を冒し」

杏「権利を侵す」

杏「死んだり傷つけたりしなければ」

杏「可笑しなことでもなんでもあり」

杏「そして杏たち主催は」

杏「場所をお貸しする」

杏「ようこそ、パーティへ」ニヤリ

幸子「」

幸子「ようこそって....」

幸子「ここは事務所の敷地内ですよ!?」

幸子「何をやっているんですか!」

幸子「バレたら大変なことになりますよ!?」

杏「えー?」

杏「だってこれ」

杏「事務所に頼まれてやってることだし」

幸子「えぇ....?」

杏「アイドルってさ、毎日毎日人目に晒されて、私生活まで制限されて」

杏「かなりストレスのかかる仕事じゃん?」

幸子「そう、なんでしょうか?」

杏「杏や幸子みたいなのは稀だよ」

杏「偶像を求められ過ぎた結果、壊れてしまうアイドルなんていくらでもいる」

杏「でもこの事務所、かなり大所帯でしょ?」

幸子「それはまあ....」

杏「1人1人に適切な細かいメンタルケアってのもなかなか難しいんだよ」

杏「今の時代、プライバシーとの兼ね合いもあるし」

杏「だから、少しでも危険な兆候が見えたアイドルは」

杏「このパーティの存在を知らされる」

杏「いわばこれは....」

杏「福利厚生?」

幸子「まさかこんなところで福利厚生という単語を聞くとは....」

杏「だから事務所に怒られるとかありえないから」

幸子「思った以上にぶっ壊れてますねこの事務所は」

杏「だよね~」ケラケラ

幸子「まあこのパーティのことは大体わかりました」

幸子「ではもう1つ」

幸子「さっきのウェルカムドリンクはなんですか!?」

幸子「飲んだ数秒後にはその、お、おしっこを漏らしてしまったんですけど....////」

杏「あーあれ?」

杏「ウェルカムドリンクだよ」

幸子「だからその中身と意味ですよ!」

杏「えーっと」

杏「中身は『ウルトラスーパーハイパーミラクル利尿剤』」

杏「意味は」

杏「いきなり『オカセ』って言われてもなかなか大胆なことはできないから」

杏「とりあえず最初に漏らしてもらって、『オカス』ことへの抵抗感を無くしてもらう」

杏「そしたらこの場を全力で楽しめるでしょ?」

幸子「道理はわからないでもないですが」

幸子「なぜそれでお漏らしを選択するのか、ボクにはわかりかねます....」

杏「お手軽に色々『オカセ』るできるからじゃない?」

杏「あと趣味」

幸子「適当ですねぇ」

杏「杏たち、雇われなんで~」

杏「そんなことよりさ~」

杏「幸子はどうするの?」

幸子「どう?」

杏「ここ、基本的に何やってもいいよ?」

杏「事務所の全面バックアップのおかげで大抵の物も揃ってるし」

幸子「いや、ボクは....」

杏「言い忘れてたけど」

杏「ここを出る時に、あのカプセルに入って」

杏「記憶を消してもらうから」

杏「ここでやったことは、誰も覚えてないよ」

幸子「....!」

杏「福利厚生なのに忘れちゃってもいいのかって?」

杏「不思議なことに」

杏「いくら記憶を消しても、アイドルたちの危険な兆候は消えてるんだってさ」

杏「体は覚えてるんだろうね~」

幸子「そんなことが....本当に....?」

杏「だからさ」

杏「解き放っちゃいなよ」

杏「....自分を」ニヤニヤ

幸子「....!」ドキッ

幸子は何をする? >>249

13歳の声無しズに襲い掛かる

幸子「....13歳のアイドルはいますか」

杏「....」ピラッ

杏「今日は麗奈と由愛ちゃんがいるよ」

幸子「....本当に記憶は残らないんですよね」

杏「うん、ここにいる参加者は」

幸子「主催側は?」

杏「杏たちは~、運営だから記憶は消せないけど」

杏「その分、ここでのことを外に漏らそうとした瞬間」

杏「首に埋め込まれてる小型爆弾が爆発して死ぬ」

幸子「え、えぇ....?」

幸子「それ、酷すぎませんか?」

杏「逆に、情報を外に漏らさなければ絶対に爆発しないし」

杏「何より、色々いい思いさせてもらってるからね~」

杏「リスクよりリターンの方がずっと大きいよ」

幸子「そうなんですか....」

幸子「まあどうせこれも忘れることですね」

幸子「行ってきま~す!」ダッ

杏「いってら~」フリフリ

幸子「こんにちは」ニッコリ

麗奈「幸子?」

麗奈「....へぇ、アンタもこんなとこに来るのね」

麗奈「まあここにいる以上は、お互いさまか....」

麗奈「何するのか知らないけど、ルールは守るのよ!」

幸子「もちろんです!」

由愛「....」

由愛「....優しくしてください」

幸子「ハッ....ハッ....」ドキドキ

2人に何をする? >>253

髪を少し食べさせてもらえませんかっ!

幸子「....」

幸子「....髪を」

麗奈・由愛「「?」」

幸子「髪を少し食べさせてもらえませんかっ!」

麗奈・由愛「....」

麗奈「アタシたち、アイドルなんだけど?」

幸子「当然見た目には影響の出ない程度の量で結構です!」

由愛「....」

由愛「....」プチ

由愛「どうぞ....少ないけど....」スッ

幸子「!!!!」

幸子「ありがとうございます!」

幸子「あぁ~このフワフワでグレーの髪の毛!」

幸子「たまらない....」コウコツ

麗奈「....ハァ」プチプチ

麗奈「仕方ないわね....」スッ

幸子「!!!!!!」

幸子「ありがとうございます!」

幸子「ん~」スゥ

幸子「悪戯っ子の麗奈さんですが」

幸子「髪の毛だけになってしまうとこんなに簡単にボクに飲み込まれてしまうんですねぇ」ウットリ

麗奈「アンタ、思った以上に拗らせてるじゃない....」

幸子「半分は素材の味を活かした生食にするとして」チラ

幸子「あ、キッチンもありますね!」

幸子「もう半分は調理していただくとしましょうか!」

麗奈・由愛「「えぇ....」」

幸子「ん~」スゥ

幸子「悪戯っ子の麗奈さんですが」

幸子「髪の毛だけになってしまうとこんなに簡単にボクに飲み込まれてしまうんですねぇ」ウットリ

麗奈「アンタ、思った以上に拗らせてるじゃない....」

幸子「半分は素材の味を活かした生食にするとして」チラ

幸子「あ、キッチンもありますね!」

幸子「もう半分は調理していただくとしましょうか!」

麗奈・由愛「「えぇ....」」

本日はここまでとさせていただきます
これまで日を跨がないように気を付けていましたが、今回は時間の都合でラストまで行くのが厳しくなってしまいました
申し訳ありませんが続きは次に回します
本日の21時以降に再開します

今気づきましたが、安価での指定は『13歳の声無しズ』だったにもかかわらず麗奈を選んでしまいました
お題を見落としていたようです、申し訳ありません

幸子「はい!それではですね!」

幸子「『構う』の中で料理経験を積み、同時に腕も上げたボクが」

幸子「麗奈さんと由愛さんの髪の毛を調理していきたいと思います!」

麗奈・由愛「「????」」

幸子「お2人は何か食べたい料理がありますか?」

由愛「私の髪の毛が入っている時点で....」

麗奈「そうよ!何が悲しくて自分の髪なんて食べなきゃいけないのよ!」

幸子「もう....子供はわがままですねぇ」

麗奈「アンタも大して歳変わらないでしょ!?」

幸子「自分の髪の毛を食べるのが嫌だというのなら....」プチプチ

由愛「幸子さん....何を....?」

幸子「ボクの髪の毛も入れましょう!」

麗奈「!?」

幸子「これで料理に含まれる髪の毛の割合は」

幸子「自分1:2自分以外」

幸子「解決しましたね!」

麗奈「どこがッ!?」

作る髪の毛料理 >>265

スムージー

麗奈「それで、何を作るの?」

幸子「そうですねぇ....」

幸子「せっかくの高品質髪の毛ですし」

由愛「高品質....?」

幸子「髪の毛とは全く結びつかない料理にしたいです」

麗奈「髪の毛と結びつくのはお風呂の排水溝くらいよ」

由愛「それか、櫛とか....」

幸子「....」

幸子「....スムージー」

麗奈・由愛「「!?」

麗奈「ほ、本気!?」

幸子「えぇ....!」

幸子「ボクはいつでも本気です!」

由愛「味が全く想像できません....」

由愛「そういえば、スムージーって凍った物がいるんじゃ....」

幸子「その通り」

幸子「スムージーは凍った野菜や果物を牛乳やアイスクリームと一緒にミキサーにかけたものが一般的です」

幸子「しかしそんな時間はないので」

幸子「冷凍庫に入っている材料を適当に使って」

幸子「髪の毛は香りづけ兼アクセント兼見た目要員ということにしましょう」

麗奈「マイナスにしかならないじゃない!」

幸子「いいえ、大幅プラスです」

麗奈「このアタシが全くついていけないなんて....」

由愛「『オカス』ことを許可された幸子さん....すごい....!」

スムージーのメインになる凍った食材 >>270
一緒に入れる液体 >>272

小梅からもらった謎の液体

幸子「お!」スッ

幸子「こんなものがありますよ!」

麗奈「それは....」

由愛「桃....!」

幸子「スムージーらしくなってきたじゃないですか!」

麗奈「益々髪の毛っていう異物が要らないように思えてくるんだけど....」

幸子「ただですねぇ....」

幸子「一緒に入れる液体がないんですよ....」

麗奈「牛乳とかないの?」

幸子「液体らしい液体は全くありません....」

由愛「桃だけじゃスムージーにはなりません....」

幸子「うーん....」

幸子「!」

幸子「そういえばこれがありました!」スッ

麗奈「それは?」

幸子「これは....」

幸子「小梅さんからもらった謎の液体です!」

麗奈・由愛「」

由愛「謎って、それは食べても大丈夫なんですか....?」

幸子「さすがに大丈夫じゃない物をボクに渡したりはしないでしょう」

麗奈「仮に食べて大丈夫だとしても、味はどうするの?」

幸子「....」

幸子「髪さえあればなんでもできる!」

麗奈「もうダメね」

由愛「うん....」

幸子「完成です!」ババーン

麗奈・由愛「「....」」

麗奈「見た目は....意外と普通ね....」

由愛「香りも、桃のいい香り....」ニコニコ

幸子「それに加えて美13歳児とボクの髪の毛ですからね!」

麗奈「忘れようとしてるんだから思いださせないでよッ!」

幸子「まあまあそう言わず」

幸子「早速いただきましょう!」

幸子・麗奈・由愛「「「いただきまーす」」」グビッ

どうなる? >>277

ですわ口調になる

幸子「....」

麗奈「....」

由愛「....」

幸子「....ですわ」

麗奈「ですわ!?」

由愛「???」

由愛「ですわ....」

幸子「!!??!?!?!???」

幸子「ですわですわ!」

麗奈「です!」

由愛「で....です....ですわ....」

幸子「で、ですわです」

幸子「ですわですわでーすーわ」

幸子「ですわでですわ!!!」ババーン

麗奈「....」

麗奈「ですわですわです、ですわです」

麗奈「で!す!わ!で!」

由愛「....です、わすわですわですわです」

由愛「ですわです、ですわですわ....?」

麗奈「ですッ!?」

幸子「ですわで、ですわです!!!」フフーン

幸子「ですわですわで!ですわですわですわですわですわです!!!」

由愛「で、すわですわです....」ハハ

麗奈「です....わですわです....」ハァ

幸子「ですわ」

杏「?」

幸子「Pさんは、あ、戻りました」

杏「どうしたの?」

幸子「いえ、十分燃料を補給したのでそろそろ帰ろうかと」

杏「もういいんだ」

幸子「まあボクは本来の用途でここに来たわけじゃありませんからね」

杏「確かに」

幸子「それで、Pさんは?」

杏「....」

杏「....あっちの個室、にいるみたいだけど」

杏「行くのはおすすめしないかな~」

幸子「?」

幸子「何かしているんですか?」

杏「いや、しているというかなんというか....」

幸子「???」

幸子「要領を得ませんねぇ」タッ

杏「あ、ちょっと!」

幸子「Pさん~!そろそろ帰りますよ~!」

ェェェ....

幸子「?」

幸子「部屋の中から声が....」ジッ

P『もうやめてくれぇ....』ゼェゼェ

謎の声1『まだまだ』

謎の声2『これからですよ....』

謎の声3『もっと頑張ってください!』

謎の声4『Pさん....もっと....』

謎の声5『時間はたっぷりあるんだから』

謎の声6『....』ペロペロ

P『もう限界なんだ....助けんむっ』

幸子「???」

幸子「あの、杏さん」

幸子「部屋の中では一体何が行われているんですか?」

杏「あー、えーっと....」

杏「これ以上はSS速報VIPじゃごにょごにょ....」ゴニョゴニョ

幸子「?」

幸子「何を言っているのかよくわかりませんけど....」

幸子「取り込み中なら先に帰っておきましょう!」

杏「うんうん!それがいいよ!」

幸子「zzz....」

幸子「....!?」パチクリ

幸子「あれ、Pさんに構おうと思ったら」

幸子「いつの間にか床で寝ていました....」グショ

幸子「!?」

幸子「え゛っ!?パンツがビショビショ....」

幸子「....!」チラチラ

幸子「だ、誰にも見られてませんよね....」

幸子「超大人気カワイイトップアイドル輿水幸子が床で寝た挙句おねしょなんて知られたら」

幸子「人気がほんの少しだけ落ちてしまいます....!」

幸子「早く着替えないとっ!」ダッ

21日目に続く

短いですが、本日はここまでとさせていただきます
明日の夜に再開します

幸子「....」

幸子「....」チラ

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(昨日の午後の記憶がありません)」

幸子「(まあ生きているということは特に問題はなかったのでしょう)」

P「....」ゲッソリ

幸子「(心なしかPさんが疲れているようにも見えますが....)」

幸子「(こういう時こそ、ボクが元気づけてあげなければ!)」

何をする? >>290

はな

アクセサリーを作ってプレゼントする

安価を取った>>290と内容を書いている>>291を選べないので再安価にします
>>296

>>291

幸子「(自作アクセサリーをプレゼントしましょう!)」

幸子「....」

幸子「(でもPさんってアクセサリーをつけているイメージはありませんね)」

幸子「(いつもスーツですし....)」

幸子「(というか、男性へプレゼントするアクセサリーってどういうものがいいんでしょうか)」

プレゼントするアクセサリーの種類 >>298

呪いのネックレス

呪いのアクセサリーはつい最近やっているので、ただのネックレスにさせてもらいます
申し訳ありません

幸子「....」

幸子「(よくわかりませんしもうネックレスでいいですね)」

幸子「(ところで)」

幸子「(ボクは自作アクセサリーなんて作ったことがないんですが)」

幸子「(どうしたものでしょうかねぇ....)」

幸子「(誰か教えてくれる人はいないでしょうか....)」

誰に頼る? >>302
(さすがに全く同じ展開になりかねないので、関ちゃんはNGでお願いします)
(本当に申し訳ありません)

桃華

幸子「桃華さん!」

桃華「?」

桃華「突然どうされましたの?」

幸子「たまたまこのタイミングで事務所へやって来た桃華さんを見込んで」

幸子「頼みたいことがあります!」

桃華「それはただの偶然というのでは」

幸子「運命、そう言ってください!」

桃華「まぁ♪」

幸子「桃華さんは、自分でアクセサリーを作ったことはありますか?」

桃華「わたくし、そのような経験はありませんわ....」

幸子「ですよね....」

幸子「....」

幸子「どうしましょう?」

桃華「どうしましょうと言われても....」

桃華「とにかく作ってみるしかないのでは?」

幸子「さすが桃華さん」

幸子「正確な作り方は知りませんが」

幸子「ネックレスなら勘で何とかなりそうな気がしませんか?」

桃華「勘....」

桃華「勘かはわかりませんけど」

桃華「ネックレスなら紐状のものがあれば形になるのではありませんか?」

桃華「首元を彩るメインの装飾になるものがあればもっと良いかもしれません」

幸子「なるほど....」

幸子「適当にその辺を漁ってみますか!」

桃華「漁る....?」

桃華「これから材料を買いに行くのではないんですか?」

幸子「それもありといえばありかもしれません....」

幸子「しかし!」

幸子「外は暑いので却下です!」

桃華「そうですか....」

事務所に転がっていた紐状の物 >>310
事務所に転がっていた飾りになりそうな物 >>312

肉を切るのに良さそうな細いピアノ線

(千夜の両親と使わなかった千夜のパーツから作られた遺骨)ダイヤモンド

幸子「これなんてどうでしょう?」

桃華「それは?」

幸子「おそらく、ピアノ線です」

桃華「ピアノ線....」

桃華「それってアクセサリーの材料として使われますの?」

幸子「うーんどうでしょう」

幸子「ピアノ線は強度が高く、反発力が強いんです」

幸子「主な用途はコンクリートの補強やベッドのスプリングみたいですね」

桃華「全く適していないじゃありませんか!」

幸子「でも、紐状のものがほかに見当たらないんですよ」

桃華「見当たらないなら買いに行きましょう!?」

桃華「わたくしが車を呼びますから!」

幸子「....」

幸子「ありがとうございます....」

幸子「でも、ボクにもプライドというものがあります....!」

桃華「何のプライドですの!?」

幸子「あ、これ、装飾になりそうですよ」

桃華「次に行くんですね....」

桃華「ってまぁ!」

桃華「これ、ダイヤモンドではなくて?」

幸子「えぇっ!?」

幸子「本棚の奥の隙間に落ちてたやつですよ!?」

桃華「いいえ間違いありませんわ」

桃華「これの数百倍の大きさのものを家で見たことがあります」

幸子「桃華さんが言うと説得力がありますね....」

桃華「ピアノ線を使うのはあまり気が進みませんが....」

桃華「これならなんとか形になるかもしれません!」

幸子「お嬢様のお墨付きもらいました!」

幸子「とりあえずピアノ線をこう、曲げ、曲げ、曲げ....」

幸子「硬い!」

桃華「どう見てもネックレスに使うような素材ではありませんわ....」

幸子「ピアノ線は炭素鋼で出来ていますからこれだけ硬いんでしょうね....」

桃華「どうしますの?」

桃華「ネックレスなんですから、首にかけられるような丸い形にならないといけませんのよ?」

幸子「ちょっと工具セット持ってきます」

幸子「ペンチやらなんやらで少しずつ曲げていけば、丸くなるかもしれません!」

幸子「ハァ....ハァ....」

幸子「なんとか....丸くなりました....」

桃華「お疲れ様ですわ....」

幸子「やはり、急カーブは無理でしたね....」

桃華「....」

桃華「あの、幸子さん」

幸子「はい?」

桃華「言いづらいのですけど....」

桃華「これはもう、ネックレスというよりフラフープに近いのでは....?」

幸子「....」

幸子「確かに、普通のネックレスと比べると」

幸子「少々大きいのかもしれません....」

桃華「少々....?」

桃華「10倍以上の差が少々ですの....?」

幸子「でも」

幸子「首にかければ」

幸子「これは立派なネックレスになります!」

桃華「暴論が過ぎますわ」

幸子「あとはこのダイヤモンドを取り付け....」

幸子「るのに台座が要りますね」

桃華「今度こそ買いに

幸子「いいのがありました!」

桃華「....」

ネックレスの台座になりそうなもの >>326

手裏剣

幸子「これです!」

桃華「手裏剣じゃありませんか!」

幸子「この真ん中の穴にダイヤをはめ込んで、アロンアルファでくっつけます!」

桃華「接着剤ですの!?」

桃華「ダイヤに対する冒涜ですわ!」

幸子「あとはこの手裏剣とピアノ線、そしてピアノ線の端同士をくっつけなければいけないので」

幸子「ちょっと知り合いの金属加工業者のところに行ってきます!」

桃華「あれだけ外に出るのを拒んでおいて!?」

幸子「それとこれとは話が別じゃないですか」

桃華「わたくしにはその違いがよくわかりませんわ....」

幸子「じゃ、すぐ戻りまーす」

桃華「はぁ....お気をつけて」

幸子「溶接してもらってきました~」

桃華「早かったですわね」

幸子「懇意にさせてもらっているところなので」

桃華「アイドルの交友関係とは思えませんわ....」

幸子「ロケのインタビューで知り合ったんです」

桃華「金属加工業の方にインタビューするロケ....」

幸子「桃華さんとは路線が違いますから!」

桃華「な、なるほど....」

P「....」カタカタ

幸子「Pさんっ!」

P「どうした?」

幸子「今日は、Pさんにプレゼントを持ってきました!」

P「えぇ?」

P「俺別に今日は誕生日じゃないぞ?」

幸子「プレゼントは特別な日だけじゃないと嫌ですか?」

P「や、そんなことはない」

P「幸子から貰えるなら、何でもいいしいつでもいい!」

幸子「そう言ってくれると思いました!」

幸子「どうぞ!」グイッ

P「おぉデカい....」

P「....」ジー

P「えーっと....これは....?」

幸子「ネックレスです!」

P「ネックレス....てあの?」

幸子「もちろん!」

P「これは凄いな....」

P「美術館に置いてある近代芸術のような迫力がある....」

幸子「そうでしょうそうでしょう!」

幸子「ほらここ、見てください!」

P「ん、随分綺麗な装飾だな」

幸子「ダイヤモンドです!」フフーン

P「ダイヤモンド!?」

P「お前、こんなのにダイヤを使ったのか!?」

幸子「事務所に落ちていたのでいいかなと」

P「いやいやよくないだろ....」

幸子「持ち主が見つかったら台座から外して返してあげてくださいね」

P「そんなもん俺に渡すな....」

幸子「ちなみになんですが」

幸子「これ、なんと!」

幸子「ボクの自作です!」

P「だろうな(凄いじゃないか!)」

幸子「えへへ、Pさんへの想いを込めてつくりました////」

P「幸子....」

幸子「ボクがかけてあげてもいいですか?」

P「あぁ、頼む」

幸子「はいっ!」

スッ

P「....」

幸子「....どうですか?」

P「うん、ギリギリ先っぽが床につかない長さで素晴らしい!」

P「メインのダイヤも顔や胸元からかなり離れたところにあるが」

P「近すぎると逆に眩しくて目がつぶれるからこれでいい」

P「暇なときはフラフープとしても使えそうだ」

P「ありがとう幸子、大切にするよ」

幸子「....喜んでもらえて嬉しいです////」

幸子「....」

幸子「////」

P「幸子?なんか顔赤いぞ?」

幸子「!」

幸子「じゃ、じゃあボクはこれでっ!」ピュー

P「?」

P「突然どうしたんだアイツ?」

千夜「お前」

P「うぉ千夜!?」

千夜「なぜお前がそれを持っているんですか」

P「これ?」

P「これは幸子がプレゼントしてくれた自作のネックレスだよ」

P「いいだろ~」

千夜「....」

千夜「覚悟はできているんでしょうね」シュパッ

P「覚悟?」ブシャー

千夜「首を失う覚悟ですよ」フキフキ

P「なるほど....」ボトリ

P「Necklace....」ニヤリ

千夜「いえ」

千夜「Lose neckです」

22日目に続く

本日はここまでとさせていただきます
明日の夜に再開します

書く時間が取れないため、本日はお休みにします
申し訳ありません
明日の夜に再開します

幸子「....」

幸子「....」チラ

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(昨日のネックレス、喜んでもらえてよかったです!)」

幸子「(今日も張り切っていきましょう!)」

何をする? >>349

ハンバーグをごちそうする

幸子「(ハンバーグをご馳走してあげましょう!)」

幸子「....」

幸子「(数多の経験を積んできたボクにとって)」

幸子「(Pさんに料理を振る舞うのなんて慣れたものです!)」

幸子「(....このあたりで、実力を確かめておきたいところです!)」

幸子「(なので今回は)」

幸子「1人で作ってみます!」

幸子「材料は....」

幸子「合い挽きひき肉、玉ねぎ、卵、パン粉、ニンニク....」

幸子「こんなところでしょうか」

幸子「....」

幸子「何か物足りない気がしますねぇ」

幸子「せっかくなので、幸子流アレンジでもしてみましょうか!」

ちょい足し >>352

幸子の外ハネ

幸子「....」

幸子「料理に大切なのは、愛情である....」

幸子「そんなことをよく聞きます....」

幸子「ボクの持てる全力の愛情を料理に込めるには....」

幸子「....」

幸子「....これでしょう!」パキッ

幸子「....」パキッ

幸子「ボクはカワイイを常に放出していますが」

幸子「それでは、体内で生成されるカワイイを全て消費することはできません」

幸子「ですから、余ったカワイイはこの外ハネに貯めていて」

幸子「必要な時に必要な分だけ使えるようになっています」

幸子「つまりこの外ハネは」

幸子「ボクの中で最もカワイイ濃度が高い!」

幸子「そんなものを入れたハンバーグは一体どうなってしまうのか....」

幸子「考えただけで....」ブルッ

幸子「震えてしまいます....!」

幸子「さて、それでは作っていきましょう!」

幸子「....」

幸子「今回は実力を試したいので」

幸子「レシピはなし!これでいきます!」

幸子「....えーっと、ハンバーグを作るには」

幸子「最初に....」

ハンバーグの手順① >>356

ひき肉を炒める

幸子「....」

幸子「とりあえず、生肉のままではまずいので」

幸子「ひき肉を炒めましょうか!」

幸子「まずフライパンをよく熱して」カチッ

幸子「サラダ油を入れましょう!」タラーッ

幸子「油が全体になじんだらひき肉を入れて」ドバッ

幸子「炒めます!」ジャッ

ハンバーグの手順② >>361

玉ねぎの皮を剥いて丸のまま入れる

幸子「次は....」

幸子「玉ねぎ、玉ねぎをどうにかしないといけませんね!」

幸子「....皮を剥いて」ムキ

幸子「....」ムキ

幸子「綺麗に剥けました!」ピカーン

幸子「これを....」

幸子「丸々使いましょう!」

幸子「あ、でもそのままひき肉と炒めたら中心まで火が通りませんねぇ」

幸子「一度電子レンジでチンしてから投入しましょう!」

ハンバーグの手順③ >>364

全部の材料をまとめてうえきちゃんに食べさせる

うえきちゃんに食べさせるとPの分がなくなってしまうので再安価にします
申し訳ありません
再安価 >>366

怪しい機械に入れる

幸子「次はどうしましょうか....」チラ

幸子「!」

幸子「なんですかこの怪しい機械は!」

幸子「....」

幸子「キッチンにあるということは調理器具ですよね....」

幸子「....」

幸子「思い切って、炒めたひき肉と玉ねぎを入れてみましょう!」

幸子「ぽいぽい」

幸子「スイッチオン!」ポチッ

どうなる? >>368

訂正 >>370

プシューッ

幸子「!?」

幸子「圧力鍋の圧力を解放した時のような音がしました!」

幸子「うわっ、物凄い蒸気です!」

幸子「ボクのハンバーグ(未完成)はどうなってしまったんでしょう!」

パカッ

幸子「っ....」ゴクリ

【蘭子行きつけの店っぽいハンバーグ】」

幸子「!?」

幸子「こ、これは....」

幸子「ハンバーグ!?」

幸子「入れる前は明らかにハンバーグからは遠かったのに」

幸子「なぜか完全なハンバーグになって出てきました!?」

幸子「短時間しかいれていないのに、なぜかデミグラスソースでしっかりと煮込まれていて」

幸子「上にはトロトロのチーズがたっぷりと!」

幸子「これは....凄く美味しそうです....」ジュルリ

幸子「あ、そういえば」

幸子「ボクの外ハネ、収穫したまま忘れていました」

幸子「これは....」

幸子「ハンバーグの付け合わせといえば」

幸子「ニンジンのグラッセ!」

幸子「ニンジンではなく外ハネを使ったグラッセにしましょう!」

幸子「まずは外ハネを食べやすい大きさに切って....」ストン

幸子「面取りをします....」ショリ

幸子「そしたらお鍋に外ハネとお水、バターとお砂糖を入れて....」カチッ

幸子「火にかけていきましょう!」

グツグツ

幸子「沸騰してきましたね」

幸子「火を弱火にして....」カチカチ

幸子「ゆっくりと煮込んでいきます....!」

幸子「そろそろいいでしょうか?」チラ

幸子「....」ヒョイ

幸子「....」パクッ

幸子「....」モグモグ

幸子「....うんうん、うんうんうん」

幸子「いい具合です!」

幸子「そうしたら最後は」

幸子「グラッセに重要なアレを出すために....」カチッ

ボッ

幸子「強火で一気に!」

幸子「出てきましたよ....!」

幸子「この照りこそがグラッセの魅力....!」

幸子「ハンバーグの横に添えるだけで」

幸子「その鮮やかな色と美しい照りが」

幸子「何倍にも美味しそうにしてくれるんです!」

幸子「あとは盛り付けをして....」

P「....」カタカタ

フワァ

P「....ん?」

P「やたらと美味そうな香がするな」

幸子「正解です」

P「突然現れるな幸子」

幸子「今日のお昼は」スッ

幸子「ハンバーグです!」ババーン

P「!!!」

P「お前、また作ってくれたのか?」

幸子「ええ、今回はボク1人で作ってみました」

P「1人で!そりゃすげえ」

P「現状に満足せず、どんどん上を目指していく幸子の姿勢」

P「好きだな」

幸子「そ、そんなことはいいですからっ....////」

幸子「さあ、温かいうちに食べてください!」

P「いただきます!」

P「....」パクッ

P「....」モニュ

P「....」モニュ

P「....」

P「....」ゴクン

幸子「....」ジー

P「....」

P「めちゃうま」

幸子「!!!」パァッ

P「これは、粗挽きの挽肉が使われているな」

P「食感が豊かだが、決して固くはなく」

P「むしろ、長時間煮込んでいるおかげで」

P「口の中で噛むと、一斉に踊りだす....」

P「デミグラスソースも味わい深い....」

P「市販品とは全く違う、一朝一夕ではとても出せない味だ」

P「おそらく十数時間....いや、数日は煮込んだんじゃないか?」

P「牛すじに鶏ガラ、あと玉ねぎにセロリあたりか....」

P「それらを赤ワインとトマトピューレでじっくり、じっくり....」

P「微かにブーケガルニも感じる....」

P「上にかかっているチーズソースもいい....」

P「軸はカマンベールとチェダーか....」

P「生クリームで伸ばして、ニンニクも入っているな....」

P「ん、これは....」パク

P「....」モグモグ

P「....」ゴクン

P「....カワイイ」

幸子「!」

P「味覚というのは甘味、酸味、塩味、苦味、うま味と言われている」

P「だがこれは、それらのどれにも属さない」

P「俺だけじゃない」

P「おそらくどんなに著名な料理評論家が味を形容しようとも」

P「カワイイ、これしか出てこないだろう」

P「パッと見じゃ、ただの野菜のグラッセにしかみえないが」

P「狙い通りに意表を突かれたな....」クスリ

P「まさか新たな味覚を創造するとは....」

P「....驚いたよ、幸子」

P「まさかここまでレベルの高いものを出してくるとは」

P「正直、これは家庭料理の域を超えている」

P「手放しで褒めることしかできないな、俺には」フフッ

幸子「....ありがとうございます」ペコ

幸子「(なんだかボクの身に覚えのない材料や工程や評価ですが....)」

幸子「(これもボクのカワイさが成せる技ということですかね!)」フフーン

23日目に続く

本日はここまでとさせていただきます
明日の夜に再開します

本当に申し訳ありません、本日も時間が取れないため休みます
明日の夜に再開します

幸子「....」

幸子「....」チラ

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(今日はどう構いましょうか....)」

何をする? >>393

あの3人に和の心を教える

幸子「皆さん!」ババーン

りん子「....」ジー

幸子ギア「....」

アゲハ「はーい」

幸子「お久しぶりです!幸子です!」

アゲハ「知ってる」

幸子「最近調子はどうですか?」

アゲハ「うーん....」

アゲハ「まあ、3人ともつい最近まで素人....」

アゲハ「というか、2人に至っては社会常識すらまだまだって感じだから」

アゲハ「アイドルに近づいたって気はしないかなー」

幸子「やはりそうですか」

幸子「しかし、それで何の問題もありません!」

幸子「事務所側も、皆さんには光るものを感じているようなので」

幸子「じっくり、ゆっくり、そして確実に!」

幸子「成長していってくれればいいんです!」

アゲハ「うん!私もリーダーとして頑張るよ!」

りん子「お~!」

幸子ギア「オー!」

幸子「!」

幸子「また操れる文字が増えたんですね!」

アゲハ「そうなの!」

幸子ギアが新たに操れるようになった平仮名① >>397
幸子ギアが新たに操れるようになった平仮名② >>398
幸子ギアが新たに操れるようになった平仮名③ >>399

腐……ふ

アゲハ「まだ細かい意思の疎通は難しいから」

アゲハ「完璧に考えていることを理解できているわけじゃないけど」

アゲハ「『言葉を話せるようになれば、自分自身のカワイさをさらに生かせるようになるから』」

アゲハ「『人類を殺戮しやすくなる』って思ってるみたい」

幸子ギア「ゑゑ」

幸子「こなれた返事ができるように!」

幸子ギア「けふ」

幸子「日時!」

幸子ギア「ふゑゑ....」

幸子「萌えキャラみたいなセリフ!」

幸子ギア「コロッケ」

幸子「料理名!」

幸子ギア「ゑこ」

幸子「人類を殺戮する予定なのに地球環境のことまで考えているんですか!?」

アゲハ「ね、凄いでしょ?」

幸子「素晴らしい、素晴らしいですよ幸子ギアさん!」

幸子「動機はまあ....なんでもいいんです!」

幸子「言葉さえ覚えてくれれば、あとはどうにでもなりますから!」

りん子「....」ツンツン

幸子「どうしました?」

りん子はどれくらい喋れるようになっている? >>402

10ヶ国語+あの子と話せる

りん子「Guten tag.」

幸子「!?」

幸子「こ、これは....ドイツ語の挨拶!?」

りん子「....」

りん子「Obrigada」

幸子「!?」

りん子「Encantada.」

幸子「!?」

りん子「사랑하다」

幸子「!?」

りん子「□§□▼×●〈⇒⇒°●℄」

幸子「!?」

幸子「こ、これはどういう....」

りん子「べんきょうしたら、たくさんしゃべれるようになった」

幸子「!!!!!」

幸子「り、りん子さんっ!」ギュー

りん子「....さちこ、くるしい////」

幸子「幸子ギアさんもっ!」

幸子ギア「すこ////」

幸子「凄いです皆さん!」

幸子「これからも一緒に頑張っていきましょう!」

幸子「それはそうと」

3人「?」

幸子「今日は皆さんに、教えなければならないことがあるんです」

りん子「おしえばければならないこと」

幸子「はい」

幸子「それは....」

幸子「和の心です」

アゲハ「和の?」

幸子ギア「ココロ?」

幸子「ええ、和の心こそ」

幸子「アイドルの真髄」

幸子「今日はこれをマスターして欲しいと思います!」

アゲハ「な、なるほど....」

りん子「....」

りん子「さちこ」

幸子「?」

りん子「わのこころってなに?」

幸子「和の心とは何か....」

幸子「それは....」

幸子の思う和の心とは? >>408

剣道

幸子「和の心とは....」

幸子「剣道です」

アゲハ「け、剣道!?」

幸子「はい....」

幸子「剣道こそが、和」

幸子「これは地球が誕生した時から不変です」

アゲハ「いや地球が誕生した時に剣道はないでしょ」

幸子「しかし残念なことに」

幸子「ボクは剣道の経験がありません!」ババーン

りん子「じゃあどうするの?」

幸子「ふっふっふ....」

幸子「そこはちゃんと考えていますよ」

3人「?」

幸子「剣道にとって、最も重要なことは何か」

幸子「それは」

幸子「防具の臭さです!!!」ババーン

アゲハ「!!?!??!?!??」

りん子「くささ?」

幸子ギア「ゑゑ?」

幸子「剣道は、竹で出来た剣で身体を叩き合う競技です」

幸子「頭である面、身体の胴、手首である小手、そして面の喉当てを狙う突き」

幸子「突きは中学生以下は原則禁止なので今回は除外しますが」

幸子「これらの部位を竹で叩くんです」

幸子「するとどうなりますか?」

りん子「いたい」

幸子「そう、痛いんです!」

幸子「この攻撃から体を守るために装着するのが防具になります」

幸子「まあ防具をつけていても痛いようですが」

アゲハ「剣道かぁ....」

アゲハ「あんまり馴染みはないかな」

幸子「習い事や部活動でやっている人以外は」

幸子「少し見たことがあるくらいの人が多いでしょう」

幸子「ボクも、学校に置いてあった防具を何度か見たことがある程度なんですが」

幸子「実はこれ」

幸子「臭いんです!」

アゲハ「まあ、そうかもね....」

幸子「ここまでの情報を整理すると」

幸子「和の心=剣道」

幸子「剣道=臭い」

幸子「つまり!」

幸子「和の心=」

幸子「臭い!」

幸子「こうなるわけです」

りん子「そうはならないとおもう」

アゲハ「そうはならないでしょ」

幸子ギア「コロス」

幸子「なりまぁす!」

幸子「皆さん、どうしても剣道は臭くないと、そう言うんですね....?」

アゲハ「そうは言ってないけど....」

りん子「さちこのせつめいががばがばでまとをいていないっていってる」

幸子「....証明して見せましょう」

幸子「そのために証人を呼んでいます!」

3人「!?」

幸子「お入りください!」

珠美「....あの」

幸子「剣道娘、脇山珠美さんです!」

珠美「そんなことのために珠美を呼んだんですか!?」

幸子「よろしくお願いします!」

珠美「てっきり剣道ことを教えられると思っていたんですが....」

幸子「もちろんボクだって、珠美さんが臭うとか」

幸子「そんなことは思っていませんよ?」

珠美「本当ですか....?」ジー

幸子「ただ、実際に剣道をやっている方の意見を聞きたいんです」

珠美「....」

珠美「ま、まあそれなら....」

アゲハ「それで、実際のところどうなんですか?」

珠美「そうですね....」

珠美「剣道の練習や試合中は、ほとんどの時間で防具を着ていますが」

珠美「身体のほとんどを覆っているので通気性は良くなく、とても暑いです」

珠美「なので、汗もたくさんかきます」

珠美「....ですが」

珠美「防具は基本的に洗うことが出来ません」

珠美「それに高額なものなので、無理に洗うのもなかなか難しい」

珠美「消臭スプレーをかけたり」

珠美「陰干しをしたりと手入れをしていても」

珠美「どうしても限界がある、というところだと思います」

アゲハ「なるほど....」

りん子「つまりくさいってこと?」

珠美「....」

珠美「....全くの無臭であるとは言いません」

幸子「ということなんです!」フフーン

幸子「では珠美さん、お願いします」

珠美「え?」

幸子「最後の締めに、珠美さんの臭いをかがせてください」

珠美「」

幸子「身近で剣道をしている人は珠美さんしかいないんです!」

幸子「珠美さんの臭いを嗅ぐことで、この3人は和の心を学び」

幸子「トップアイドルへの階段を駆け上っていくことが出来ます!」

珠美「いやぁ、実は先ほど道場で稽古をしてきたところで....」

幸子「ふむ....」

珠美「あ、もちろんシャワーは

幸子「皆さん」

幸子「嗅いでください!」

りん子「....」ダッ

幸子ギア「コロス」

アゲハ「すみません....」クン

珠美「」

珠美殿の臭い >>421

かつおだし汁

りん子「....」クンクン

幸子ギア「....」クンクン

アゲハ「....」クンクン

珠美「....」

珠美「....そろそろ」

幸子「皆さん、どうでしたか?」

珠美「やめてくださいっ!聞きたくありません!」

りん子「....」

アゲハ「いい匂いでした!」

珠美「!」

珠美「そ、そうですよねっ!」

りん子「うん、おなかすいた」

珠美「お腹?」

りん子「きょうのあさごはんをおもいだした」

珠美「?」

珠美「どういうことですか?」チラ

アゲハ「あー、えーっと....」

アゲハ「....ちょっと、ほんのちょっとだけ」

アゲハ「かつお出汁の匂いがした、ような、気が、しないでもない、みたいな?」

珠美「」ガーン

幸子ギア「すこ!すこ!」

アゲハ「でも全然ですよ!ちょーっとだけフワッ?」

アゲハ「一瞬の出来事で!」

アゲハ「もしかしたら私の気のせいだったかもしれなくて!」

りん子「ううん、まちがいなくかつおだしのにおいだった」

りん子「おなかすいたもん」

幸子ギア「....」ウンウン

珠美「」

幸子「珠美さん」

珠美「なんですか....」

幸子「今のこと、もしかしたら気にされるかもしれません」

珠美「当たり前ですよ....」

幸子「でも、ボクは」

幸子「カッコいいと思います!」

珠美「え?」

幸子「確かに、珠美さんは」

幸子「仄かにかつお出汁が香るかもしれません」

幸子「でもそれはいけないことですか?」

珠美「いけないわけではありませんが」

珠美「珠美は女子ですから....」

幸子「....珠美さん」

幸子「かつお出汁臭は」

幸子「剣道に打ち込み続けた結果」

幸子「あなたが和の心を身に宿した!」

幸子「その証拠じゃないですか!」

珠美「!」

幸子「誇りを持ちましょう!」

幸子「胸を張っていきましょう!」

珠美「幸子殿!」ギュッ

幸子「うんうん、いい匂いです」ニコ

アゲハ「何これ」

りん子「さあ」

24日目に続く

本日はここまでとさせていただきます
明日の夜に再開します

幸子「....」

幸子「....」チラ

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(昨日は満足のいく結果だったように思えましたが)」

幸子「(Pさんに構えていませんでした)」

幸子「(まあ新人アイドルを育てることで事務所へ貢献していますし)」

幸子「(間接的にPさんに構っていると言え....)」

幸子「(ますか?)」

何をする? >>433

他のアイドルプロデュースのお手伝い

幸子「手伝わせてください!」

P「何を?」

幸子「Pさんのメイン業務である」

幸子「他のアイドルプロデュースです!」

P「....」

P「プロデュースの手伝いって言ってもなぁ」

P「そんなに単純な仕事じゃないんだぞ?」

P「そのアイドルに関する様々なことを全部ひっくるめて」

P「プロデュースなんだ」

幸子「知ってます!」

P「だよな」

P「まあそういうことだから」

P「絶対に俺じゃなきゃいけないって仕事も多いんだよ」

幸子「はい!」

幸子「そういうのは流石に無理ですから」

幸子「ボクに任せられそうな仕事があればと思いまして!」

P「なるほど....」

P「今日は誰のどんな仕事があったかな....」

アイドル名 >>437
仕事内容 >>440

悪人に襲われるドッキリ

P「うーん....」チラ

P「....あ、これならどうにかなるかもしれん」

幸子「なんですか!」

P「これこれ」

幸子「光さんへのドッキリ?」

P「そう、ドッキリ」

幸子「ドッキリってボクが仕掛けるんですか?」

P「いや、仕掛けるのは番組側」

幸子「ですよね」

P「今回のドッキリは」

P「プロデューサーと一緒に歩いてた光が」

P「突如悪人に襲われる!」

P「その時、ヒーローに憧れる光はどうするのか!」

P「って内容らしい」

幸子「....それ大丈夫なんですか?」

P「まあ大丈夫だろ」

P「都合の悪いことがあったらお蔵入りにするだけだし」

P「もし光がかっこよく活躍できたら」

P「仕事がさらに増えるだろうしな!」

幸子「そういうものですか....」

P「番組ではプロデューサーと一緒にってことだったけど」

P「幸子が代わりに行って、同僚アイドルと一緒でも問題ないだろ」

P「ただ幸子はノーギャラな」

P「勝手に来てギャラよこせとも言えないし」

幸子「今回はPさんの代役なので当然です!」

P「おっけー」

P「じゃあ先方には俺から連絡しとくから」

P「幸子は光を連れて、どうにかこの場所に誘導してくれ」

P「着いたらドッキリが始まるからな」

幸子「了解です!」

連れていく場所 >>446

菜々の働くメイドカフェ

幸子「光さん!」

光「幸子ちゃん?」

幸子「カフェに行きませんか?」

光「カフェ?」

光「なんで?」

幸子「なんとなく1人じゃ入りづらくて....」

光「へー、幸子ちゃんでもそういうこと考えるんだ」

光「うん、アタシもあんまり詳しくないけどそれでもいいなら」

幸子「ありがとうございます!」

幸子「今から行きましょう!」

光「今から!?」

幸子「はい、ダメですか?」

光「いや....」

光「それが、今からプロデューサーと打合せがあるんだ」

幸子「ああ、そのことなら大丈夫ですよ」

光「?」

幸子「Pさんの許可は貰ってますから」

光「え?」

幸子「なんでも、Pさんが急遽別の現場に行かなければならないらしくて」

幸子「その連絡をしておいてくれって頼まれたんです!」フフーン

光「それならまずそっちを先に言ってくれないと....」

幸子「すみません」アハハ

幸子「それで、どうですか?」

光「まあ、そういうことなら....」

幸子「(よしっ!)」

幸子「....2人でカフェなんて」

幸子「デートみたいですね?」ニコ

光「デ、デート!?」

幸子「何かあったら守ってくださいよ?」キュルン

光「....」

光「もちろん」ニコ

幸子「(いい感じですよ!)」

幸子「着きました!」

光「ここっ!?」

幸子「はい、ボクの行きたかったカフェです!」

光「カフェってメイドカフェなのか....」

光「初めてなんだけど大丈夫かな....」

幸子「大丈夫ですよ!」

幸子「ボクも初めてですし!」

光「余計に不安だ....」

菜々さんはドッキリのことを知っている or 知らない
>>454

知ってる

~メイドカフェ~

カランコロン

菜々「お帰りなさいませ、ご主人様っ」ペコ

幸子「ただいま帰りました」

菜々「幸子ちゃん!?」

光「....こんにちは」ペコ

菜々「光ちゃんも!?」

菜々「え、え?どうしたんですか2人で」

幸子「一度こういうところに来てみたかったんです!」

幸子「でも1人だと不安だったので」

幸子「光さんにも着いてきて貰いました!」

光「すっかり騙されちゃったよ....」

幸子「(騙されるのはこれからですよ)」ニヤリ

菜々「そうなんですかー」

菜々「あ、すみません、お席へどうぞ!」

幸子「はーい」

光「大丈夫かな....」

幸子「(さすが菜々さん、自然な演技です)」

幸子「(まさかボクも、お店にいる全員も仕掛け人だとは)」

幸子「(光さんも思わないでしょう!)」

光「はい、幸子ちゃん」スッ

光「何頼む?」

幸子「そうですねぇ....」

幸子「(こちら側は想定通りの位置につけました....)」

幸子「(あとは悪人の登場を待つだけです....)」

悪人の特徴 >>458

ヘッドホンをつけてる

カランコロン

菜々「お帰りなさいませ、ご主人様」

悪人「....」シャカシャカ

菜々「....あの」

悪人「....」スッ

悪人「席は?」

菜々「あ、はいっ、失礼しました!」

菜々「こちらへどうぞ!」

悪人「....」

幸子「....」チラ

幸子「(うわー、スタンダードで直球の悪人っぽい人が来ましたよ!)」

幸子「(金髪で坊主、ピアスがたくさんついてますし)」

幸子「(体格もかなり大柄で筋肉質)」

幸子「(腕と足にはビッシリとタトゥー?刺青が入ってます....)」

幸子「(どう考えてもメイドカフェの客層には合わないので違和感が凄い!)」

幸子「(しかし、見た目に悪役要素詰め込み過ぎじゃないですか?)」

幸子「(いくら光さんといっても)」

幸子「(まだ14歳の女の子が立ち向かえる相手とは思えませんね....)」

悪人はどんな因縁をつけて絡んでくる? >>462

菜々さんの年齢詐称に文句をつける

菜々「ご注文はお決まりですか?」

悪人「あ?」

菜々「?」ニコ

悪人「なんでこんなところにババァがいるんだぁ?」

菜々「」

悪人「ここは若いネーチャンに接待してもらうとこじゃねえのかよ!」

菜々「あ、でもナナは永遠の17歳で....」

悪人「はぁ?」

悪人「どこが17歳なんだよ!」

悪人「どう見ても30手前だろうが!」

菜々「」

悪人「顔だけは必至で若作りしてるのかもしれねえけどさぁ」

悪人「その首のたるみ!」

悪人「くたびれた手!」

悪人「顔以外を見りゃわかんだよwww!」ゲラゲラ

悪人「なのに17歳ってw」

悪人「さすがに無理あるだろ~www」

菜々「」

悪人「アラサーですって名札にでも書いとけや!」

悪人「こっちは若い子目当て出来てんのに興ざめだわ」

悪人「ピカピカの新車買ったつもりが」

悪人「よく見たら数十万キロ走った上に事故ったことのある車だったとか」

悪人「景品表示法違反だろ?」

菜々「」

悪人「な?わかったらさっさと若い子と代わってくれw」

菜々「....はい、ただいま」ゲッソリ

幸子「....」

幸子「(い、言い過ぎでは....)」

幸子「(いやいや!)」

幸子「(ドッキリなんですからこれくらい過剰な方がちょうどいいのかもしれませんね!)」

幸子「(そういうことにしておきましょう)」

幸子「(さて肝心の光さんの様子は)」チラ

幸子「(あれ、もういない!?)」

光「おい」

悪人「あ?」

悪人「お前が代わりのメイドか?」

悪人「ババァが来たと思ったら次は随分若いのが来たな~」

悪人「体は貧層だけどまあさっきのと比べりゃいいかw」

悪人「ん?」

悪人「メイド服はどうした?忘れちまったのか?」

光「アタシはメイドじゃない、客だ」

悪人「客だぁ?」

悪人「んだよ、メイドじゃねえのか」

悪人「それなら用なんてねえわ」シッシッ

光「こっちは用がある」

悪人「は?」

光「お前、客なら何をやってもいいと思ってるのか」

悪人「?」

悪人「当たりめぇだろ」

悪人「俺はここで客としてサービスを受けるために金払ってんだよ」

光「お金を払ったからって何をしてもいいわけじゃないだろ!」

悪人「何言ってんだコイツ」

光「....まあいい」

光「その価値観を正すなんて、短時間じゃ無理だ」

光「だからせめて」

光「さっきの、菜々さんへの発言を撤回して」

光「謝罪しろ」

悪人「....んだと?」

幸子「(光さん、あの怖そうな大男相手に)」

幸子「(何の躊躇もせずに立ち向かって行きました....)」

幸子「(ドッキリだと知っているボクでも立ち向かえませんよ....)」

菜々「光ちゃんっ!」

光「菜々さん」

菜々「さっきのことはいいですから、ね?」

光「....ダメだ」

菜々「え?」

光「女性にあんなことを言うなんて、絶対ダメなんだ」

菜々「いや、でもお客様を不快にさせてしまったのはこっちの責任で

光「そんなわけないだろっ!」バンッ

菜々「!?」ビクッ

光「全部見てたけど、明らかにこいつがおかしいじゃないか!」

光「こんなやつを庇う意味がわからない!」

光「菜々さん、こいつには絶対に発言の撤回と謝罪をさせるから」

菜々「そこまでしてもらわなくても

光「許すわけにはいかない」

悪人「さっきからゴチャゴチャうるせぇなぁ~」

悪人「撤回?謝罪?」

悪人「それすりゃいいのか?」

光「早くしろ」

悪人「ごめんな、ババァw」

菜々「」

光「....お前、いい加減にしろ」

光「そんなのは謝罪じゃない」

悪人「そりゃそうだw」

悪人「謝罪する気はねえもん」

悪人「てか、ババァにババァって言ったのをなんで撤回しなきゃいけねぇんだ?」

悪人「お前、自分のじーちゃんにお兄さんって言うのか?」

光「....」

悪人「言うだろ?それと一緒だっての」ニヤァ

幸子「(悪人さん、口喧嘩が強すぎる....)」

幸子「(まあそれはそれとして)」

幸子「(極悪非道な大男に対して)」

幸子「(全うな正義感を持って果敢に立ち向かって行く光さん!)」

幸子「(これは、取れ高十分でしょう!)」

幸子「(まあこれを放送したら)」

幸子「(悪人さんの発言のせいで番組自体が大炎上しそうな気がしないでもないですが....)」

幸子「(さて、そろそろネタバラシを....)」

光はどうする? >>475

近くにあったフォークやナイフや座ってた椅子等を凶器にとても良い笑顔で残虐ファイト開始

光「....」

悪人「なにも言い返せなくて黙っちまったなw」

悪人「綺麗ごとばっか言ってるけど」

悪人「お前もこのババァのこと、ババァって思ってんだろ?」

光「....」

光「....」カチャ

光「口だけじゃわからないなら仕方ないな」スッ

悪人「?」

菜々「光ちゃん!?」

幸子「(フォ、フォーク!?)」

幸子「(マズいっ!)」

光「菜々さん、世の中には信じられないバカもいるみたいだ」ニコ

菜々「いやいやいやいや!」

菜々「何をするつもりなんですかっ!」

光「バカにはこうするしかないんだ」

光「仕方ないことだよ」

光「おいお前、さっきの発言を撤回するまで続けるからな」

悪人「いやあの

光「これで菜々さんの痛みが少しはわかるだろ」ニッコリ

ブンッ

幸子「ちょっと光さん!」バシッ

光「何で」

幸子「ダメですよそんなのを振り回しちゃ!」

幸子「怪我でもしたらどうするんですか!?」

光「大丈夫だよ、見た感じ丈夫そうだし」

幸子「そういうことじゃなくて!」

幸子「いくら相手が悪いとしても、光さんから手を出したら」

幸子「光さんの方が悪いことになりますよ!」

光「....は?」

光「....なんで」

幸子「なんでって

光「見てただろ?」

光「何もかもアイツが悪いじゃないかっ!」

光「アタシは!あんなのを見て見ぬ振りなんて出来ない!」

光「なのに、どうして?」

光「あれだけ言っても伝わらないなら、分かり合えないなら」

光「もう正しさを、正義を」

光「体に教えてやるしかない」

光「ヒーローだってそうやってるだろ!」

幸子「それは

光「なのになんで、幸子さんも、菜々さんも止めるんだよ」

光「アタシが悪いって、そんなわけない」

光「意味がわからない」

光「正しいことをしてるのに」

光「それじゃまるで、こっちが悪役みたいじゃないか」

幸子「光さん....」

菜々「....」

光「やめてくれよっ!」

光「その目!!!」

光「事務所の子たちは違うと思ってたのにっ!」

光「結局同じなのか?」

光「みんなそうだ、友達もクラスメートも先生も親も」

光「みんなみんなみんなみんなみんな周りはみんなそうだ」

光「どうしてアタシだけこんな目を向けられるんだよ!」

光「誰よりも正しいことしかしてないのに!?」

光「これは正義じゃないのか!?」

光「正義だろ!!!」

幸子「光さん、落ち着いてください!」ギュッ

光「なんだよ!」

幸子「ド、ドッキリです」

光「....」

光「....え?」

幸子「これ、ドッキリです」

幸子「ですよね?」

菜々「ご、ごめんなさい光ちゃん、まさかこんなことになるなんて思っていなくて....」

悪人「ほらこれ、このタトゥー」ペリペリ

悪人「ただのシールです」

悪人「すみません、僕も色々言い過ぎてしまって....」ペコ

菜々「いえいえ!全部台本ですよね?しょうがないですよ!」

悪人「あ、いや、ちょっとテンションが上がって台本にないことも言っちゃいました」

菜々「そ、そうですか....」

幸子「ほら!こういうことなんです!」

光「....」

光「なんだ、ドッキリか~」ニカッ

光「全然気づかなかったよ!」

光「それならもっと早く止めてくれればよかったのに!」

幸子「すみません、なかなかタイミングが掴めなくて....」

光「もうちょっとで手が出ちゃうとこだったよ」ニッコリ

幸子「(ボクが止めなければあの時点で出していたのでは....)」

光「すみません、ドッキリだと気付かずに色々」

悪人「あ、こちらこそすみませんでした」

光「さっきの、本心じゃないんですよね?」

悪人「え?」

光「言ってたことは全部台本で、あなたの私的な感情は一切含まれていませんよね?」ニコ

光「気持ちが昂って言ったアドリブ部分も演技の延長なんですよね?」ニコ

悪人「は、はいそうです!」

光「....」

光「それならいいです」ニッコリ

光「菜々さん」

菜々「なんですか?」

光「あんなこと言われたから、傷ついてるよね」

菜々「え?あれは企画の中のことなのでナナは

光「そんなはずないよ、あんな失礼なこと言われたんだから」

菜々「いえナ

光「テレビ番組だからって、やっていいことと悪いことがある」

光「ありえない」

光「スタッフさんに二度とこんな企画をしないように頼んでくるよ」

菜々「!?」

菜々「ストップ!」ギュッ

光「?」

菜々「ナナは大丈夫ですから!」

光「....」

光「....そっか、そうだよね」

光「....ごめん」フッ

菜々「....?」

幸子「あれ?光さんは?」

菜々「それが、いつの間にか1人で帰っちゃったみたいで....」

幸子「そ、そうですか....」

幸子「(ドッキリ中に言っていたことを改めて考えると心配なので)」

幸子「(一緒に話でもしながら帰ろうかと思ったんですけど....)」

幸子「....」

幸子「(大丈夫ですかねぇ、光さん....)」

幸子「(....とりあえずPさんに報告しておかないと)」

幸子「(光さんのことと)」

幸子「(お蔵入りのこと....)」

25日目に続く

本日はここまでとさせていただきます
明日の夜に再開します

幸子「....」

幸子「....」チラ

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(昨日は大変なことになりましたね....)」

幸子「(そして図らずも、あの部屋に見た情報が正しいことを証明してしまいました....)」

幸子「(なぜそこまでわかっていたのにあんな仕事を受けたのか)」

幸子「(この事務所はどうなっているんでしょう....)」

幸子「(いけないいけない!)」

幸子「(気を取り直して行きましょう!)」

何をする? >>506

曲作り

幸子「(曲を作りましょう!)」

幸子「....」

幸子「(しかし、一言に曲を作るといっても)」

幸子「(ボクが作れるような物なんでしょうか)」

幸子「(ボクは今まで用意された曲を完璧に歌ってきただけですからねぇ)」

幸子「(何から取り掛かればいいのかすらわかりません....)」

幸子「(どうしましょうか....)」

どうする? >>510

いずみんからソフトを教わる

幸子「誰でも簡単に曲を作れる方法ってありますか?」

泉「いきなりだね....」

幸子「実はかくかくしかじかでして」

泉「なるほど....」

幸子「最近は楽器が使えなくても」

幸子「パソコンだけで曲を作る人も多いと聞きますし」

幸子「泉さんなら何かご存知かと」

泉「うーん....」

泉「....あるよ」

幸子「本当ですか!」

泉「歌詞を入力すれば、自動で作曲してくれるソフト」

幸子「そんなものが!?」

幸子「科学の進歩は目覚ましいですねぇ」

幸子「ということはつまり....」

泉「歌詞を作れば曲ができる」

幸子「!!!」

幸子「作曲は知識がないので難しそうでしたが」

幸子「歌詞だけならなんとか行ける気がします!」

泉「そのソフトのURLは送っておくね」

幸子「ありがとうございます!」

幸子「それでは歌詞を書いていきましょう!」

幸子「....」

幸子「漠然と歌詞を書くよりも」

幸子「曲の主題を決めてから、それに沿って書く方がよさそうですね....」

幸子「何についての曲にしましょうか....」

曲の主題 >>514

欲望

幸子「....欲望」

幸子「普段は表に出さないボクの欲望を」

幸子「歌なら表現できるのでは....?」

幸子「....」

幸子「これしかありません!」

幸子「歌の主題は『欲望』で決まりです!」

幸子「ボクの欲望....全開でいきましょう!」

幸子「次は曲の顔となるタイトルですね....」

タイトル >>517

自称・デザイア

幸子「欲望....」

幸子「....」

幸子「....desire」

幸子「英語で欲望や願望を表します」

幸子「これにボクの象徴である『自称』をくっつければ....」

幸子「『自称・デザイア』!」

幸子「カワイイボクが考えたとは思えない大人びたタイトルです!」

幸子「それでは歌詞を考えていきましょう!」

歌詞に入れる単語① >>519
歌詞に入れる単語② >>520
歌詞に入れる単語③ >>521
歌詞に入れる単語④ >>522
歌詞に入れる単語⑤ >>523

褒めろ

ロック

死人

てんこ盛り

幸子「....!」

幸子「頭の中に....突然いいワードが5つほど広がりました!」

幸子「これは....」

幸子「物凄い曲ができてしまうのでは!?」

幸子「ハッ!」

幸子「これが頭から消えないうちに歌詞にしなければ!」

少し時間がかかりそうです
お待ちください

『自称・デザイア』
作詞:輿水幸子 作曲:某自動作曲ツール

褒めろ褒めろ褒めろ褒めろ褒めろ褒めろ褒めろ
ボクの中には愛がてんこ盛りさ
これぞ令和の褒めロック

死人は生を無くしたものだが
愛することを無くしてはいない
彼ら彼女らの瞳の中には
今も昔も愛がてんこ盛り
身体の中にはモツがてんこ盛り

さあみんな目指す先はどこだ
そう!墓の中土の下空の上
死こそが愛の到達点で
生の先にあるロックオブロック

褒めろ褒めろ褒めろ褒めろ
褒めたらすぐ死ね
これが令和の褒めロック

幸子「....」

幸子「....これは」

幸子「完璧です!」

幸子「ボクの内に秘めた欲望を」

幸子「すべて出し切りました....」

幸子「早速これをPさんに聴かせなければっ!」

幸子「Pさ~ん!」

P「どうした幸子?」

幸子「ボク、曲を作ってみたんです!」

P「幸子が曲を!?」

幸子「はい!」フフーン

P「お前、曲なんて作れたのか....」

幸子「ボクにかかればそのくらい簡単です!」

P「はぇ~」

現在ソフトで処理中です
少々お待ちください

P「早く聴かせてくれ!」

幸子「ちょっと待ってくださいね」

幸子「ボクの初制作曲」

幸子「『自称・デザイア』です!」

幸子「どうぞ!」

P「っ....!」ゴクリ

『自称・デザイア』
https://soundcloud.com/user-950890847/jfqo70iy8led

幸子「どうですか?」

P「これは....」

P「なんというか....」

P「あの、凄く、凄いな....」

幸子「凄いですか!?」

P「あ、あぁ、凄いよ、凄い」

P「詞も曲も何とも言えない独創的な世界観だ....」

P「これは何について歌った曲なんだ?」

幸子「これはですね!」

幸子「内なるボク、真のボクがテーマなんです!」

P「えぇ....」

P「(本当にこの曲が幸子の内面を表しているなら)」

P「(幸子が心配になってくるなこれ)」

幸子「どうかしましたか?不安げな顔をして」

P「いや、幸子は大丈夫かなと思ってさ」

幸子「?」

幸子「ボクが大丈夫じゃなかったことなんてありましたか?」フフーン

P「あ、大丈夫そう」

幸子「もちろんです!」

幸子「じゃあこの曲はあの3人のデビュー曲ということでいいですか?」

P「ダメです」

幸子「」

26日目に続く

短いのですが、本日はここまでとさせていただきます
使い方を調べながらの制作だったのでかなり時間がかかってしまいました
でも楽しかったです
明日の夜に再開します

幸子「....」

幸子「....」チラ

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(昨日はボクの新たな才能が開花してしまいました....)」

幸子「(このままでは....)」

幸子「(世界がボクに気付き....)」

幸子「(アイドルの器に収まりきらなくなってしまいます....!)」

何をする? >>549

あの3人と忍者修行

幸子「集合~!」

りん子「....」トテトテ

幸子ギア「コロス」

アゲハ「はーい」

幸子「こんにちは皆さん」

幸子「今日もまた、アイドルとしての階段を一歩登ってもらいます」

アゲハ「また妙なことさせるの?」

幸子「妙なこととは失礼ですねぇ」

幸子「ボクのアイドルとしての経験から導き出した最適解と言って欲しいです」

りん子「さちこのけいけん、へん」

幸子「ま、まあどちらかといえばバラエティに寄っているのは否定しませんが....」

幸子「それでもボクは!」

幸子「カワイイアイドルとして活躍しているわけです!」

幸子ギア「ケッ」

幸子「アイドルがそんな言葉づかいをしちゃダメですよ!」

アゲハ「それで、今日は何をするの?」

幸子「今日は....」

幸子「忍者修業をします!」

りん子「忍者」

アゲハ「修行」

幸子ギア「?」

アゲハ「忍者ってあの忍者だよね?」

幸子「はい、あれです」

アゲハ「....」

アゲハ「アイドルと関係ある?」

幸子「そう来ると思っていました」ニヤリ

アゲハ「?」

幸子「....アイドルとは」

幸子「常にアイドルなのか」

3人「「「?」」」

りん子「あいどるはあいどる、あたりまえ」

アゲハ「りん子の言う通りじゃないの?」

幸子「確かに」

幸子「ステージの上、ファンの方々の前では」

幸子「夢を届けるアイドルでなければいけません」

幸子「しかし!」

幸子「起きてから寝るまで、ずぅっとアイドルというわけではありません!」

幸子「いやむしろ!」

幸子「アイドルではない」

幸子「要するに、忍んでいる時間の方が長いんです!」

アゲハ「!」

幸子「そして忍んでいる時と」

幸子「アイドルである時」

幸子「この2つの差が大きければ大きいほど」

幸子「より強い光を発することができます!!!!」ババーン

りん子「!」

幸子「なので今回は」

幸子「忍者修業をやってもらって」

幸子「『忍ぶ』」

幸子「これを学んでもらいます!」

幸子ギア「コロス」

アゲハ「めちゃくちゃな提案かと思ったら意外と筋は通ってる....?」

りん子「たぶんてきとういってるだけ」

幸子「ちなみに今回はボクも一緒に参加したいと思います」

幸子「暇なので」

りん子「もっとゆういぎなことすればいいのに」

アゲハ「じゃあ誰が教えるの?」

幸子「忍者といえばもちろんこの人!」

アイドル名 >>558

伊賀忍者よりも甲賀忍者。ということで由愛

モクモク

アゲハ「煙!?」

りん子「とうじょうしーんからほんかくてき」

幸子ギア「ふゑゑ」

バッ

由愛「....」

由愛「こんにちは....」ペコ

3人「「「!?」」」

アゲハ「えっ?」

アゲハ「あの、幸子ちゃん」

アゲハ「忍者といえばって言ってたけど」

幸子「ええ、忍者といえば伊賀と思われがちですが」

幸子「ボクは甲賀○法帖が好きなので」

幸子「滋賀県出身の成宮由愛さんを呼びました」

アゲハ「えぇ....」

りん子「ゆめは、にんじゃのことくわしいの?」

由愛「全然....」

りん子「....さちこ」

幸子「能ある鷹は爪を隠すんです!」

幸子「忍者が忍者ですかと聞かれて」

幸子「はいそうですよと手の内を明かすと思いますか?」

りん子「!」

りん子「まさか....」

幸子「はい、油断しないでください....」

幸子「由愛さんの忍者修業は....」

幸子「既に始まっているんです....」

アゲハ「っ....!」ゴクリ

由愛「あの、私全然忍者のことは知らな

幸子「よろしくお願いします!」

りん子・アゲハ「おねがいします!」

幸子ギア「コロス!」

由愛「どうしよう....」アタフタ

由愛の思う忍者にとって大切なこと >>563

変化の術

幸子「カカシ先生!」

由愛「えぇっ!?」

幸子「忍者修業の先生なのでこう呼ばせてもらいます!」

由愛「それはちょっ

りん子「カカシせんせい!」

由愛「!?」

りん子「にんじゃにとってたいせつなことをおしえてほしい」

由愛「え、えーっと....」

由愛「....」

由愛「....変化の術、とか」

アゲハ「変化の術!!!」

りん子「へんげのじゅつ、だいじ!」

幸子「さすが由愛さん!」

幸子「甲賀忍らしくなってきましたよ!」

幸子ギア「すけえ!」

幸子「....」ピタ

りん子「....」ピタ

アゲハ「....」ピタ

幸子ギア「....」ピタ

由愛「どうしたんですか?急に静かになって....」

幸子「あ、由愛さんの変化の術のお手本披露待ちです」

アゲハ「うるさかったら集中できないでしょ?」

りん子「たのしみ」ワクワク

幸子ギア「すこ」

由愛「」

由愛が変化するもの >>567

ツインテール

ガチャリ

由愛「....」

幸子「ドアを開けてどうしたんですか?」

由愛「....変化を」

アゲハ「え?」

由愛「変化をしてきます!」ダッ

バタン

4人「「「「....」」」」

~30分後~

ガチャリ

ツインテール「....」

幸子「由愛さん遅かったです....ね....?」

アゲハ「由愛ちゃん....、じゃない?」

りん子「それどころか、にんげんですらない....」

幸子ギア「こゑゑ....」

ツインテール「....」

ツインテール「....これが変化の術です」

幸子「ツインテールが喋った!?」

アゲハ「その声!やっぱり由愛ちゃんなの!?」

アゲハ「人間くらいの大きさの1本のツインテールにしか見えないけど!?」

りん子「すごい....」

りん子「やっぱりいがはじゃどう、こうがこそにんじゃのちょうてん」

幸子「凄いですよ、どの角度から見ても」

幸子「人間の髪の毛を束ねたものにしか見えません」

アゲハ「それが人間大の大きさで」

アゲハ「しかも自由に動き回って、喋ってるからちょっと怖いかも....」

りん子「でもよくかんがえたら」

りん子「けのたばがいっぽんだけだからついんてーるじゃない」

幸子「いや、1本しかなくともこれはツインテールにしか見えませんよ!」

幸子「言語化は難しいですが、謎の説得力がある見た目です」

アゲハ「ツインテールという概念が揺らぐ」

幸子「今回はその変化の術を我々に授けてくれるんですね!」

ツインテール「....はい」

アゲハ「やりたいやりたい!」

りん子「わたしも!わたしも!」

幸子ギア「コロス!」

ツインテール「1人ずつ順番にお願いします....」

幸子「仕方ないですねぇ、じゃありん子ちゃんからで」

りん子「やった~」

りん子が変化するもの >>576

あやめ

由愛「それでは行ってきます」

りん子「まってて」

ガチャリ

幸子「また行ってしまいました」

アゲハ「この時間に何が行われてるんだろ」

幸子ギア「コロス」

~1時間後~

ガチャリ

幸子「おかえりなさい!」

菖蒲「ただいま」

3人「「「!!?!??!?!???」」」

幸子「その紫色をした美しい花は!?」

アゲハ「その網目模様と外側の花びらにある黄色い模様は!?」

菖蒲「あやめ」

幸子ギア「ゑゑ....」

由愛「りん子ちゃんには、菖蒲の花になってもらいました....」

幸子「長さ1.5mのツインテール(1本)が」

アゲハ「高さ1.55mの菖蒲の花を紹介している光景....」

幸子・アゲハ「「カオス....」」

幸子「由愛さん、そろそろこの変化の術の仕組みを教えてもらえませんか?」

由愛「....これは」

アゲハ「これは?」

由愛「身体の上に絵を描いているんです」

幸子ギア「ゑ?」

由愛「私や、りん子ちゃんの身体の上に絵を描くことで」

由愛「まるで変化しているように見せているんです....」

幸子「忍者とは別のベクトルですごい....」

アゲハ「角度を変えても、近くによっても」

アゲハ「人の身体とは思えないくらいの出来の良さだよ....」

幸子ギア「すけゑ」

幸子「じゃあ私たちもやってもらいましょうか!」

幸子「そして最後は」

幸子「Pさんのところへ突撃します!」

アゲハ「この出来の変化が5人も集まったら」

アゲハ「事務所大騒ぎになりそう」

幸子「安心してください」

幸子「この事務所は隕石が迫ってきても騒ぎにはなりません」

菖蒲「それはぎゃくにしんぱい」

幸子が変化するもの >>583
アゲハが変化するもの >>584
幸子ギアが変化するもの >>585

千川ちひろ

巨大蜘蛛

コロ助

ガチャリ

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

ちひろ「Pさん」

P「?」

P「なんですか?ちひろさん」

P「じゃなくて幸子か」

幸子「!?」

菖蒲「ぷろでゅーさー」

ツインテール「プロデューサーさん....」

巨大蜘蛛「プロデューサー!」

コロ助「コロスケ」

P「りん子、由愛、アゲハ、幸子ギアか」

P「どうした、こんなに大勢で」

5人「「「「「!?!?!?!?!??!?」」」」」

幸子「Pさん、どうしてわかるんですか!?」

P「どうしてって、自分の面倒見てるアイドルたちのことわからなくてどうするんだよ」

由愛「で、でも私たちは今、変化をしていますし....」

P「ちょっとメイクが変わったくらいで見失うわけないだろ」

アゲハ「メイクとかそんなレベルじゃないと思うんだけど!?」

幸子「自分たちで鏡を見ても」

幸子「鬼と菖蒲の花とツインテール(1本)と巨大蜘蛛とコロ助にしか見えなかったんですけど....」

P「お前らにかける熱意の差だ」ニヤリ

りん子「ぷろでゅーさー、みなおした」

P「そりゃどうも」

幸子ギア「すけー」

P「俺はな」

P「お前ら全員が不慮の事故でミンチになったあと」

P「全員混ぜこぜでパック詰めされたとしても」

P「それぞれの肉を仕分けできる自信があるぞ」

アゲハ「例えが怖すぎない?」

P「あとお前ら全員が順番に同じ便器で用を足したあと」

P「その便器を一舐め、そして残った水を一口飲んだら」

P「用を足した順番を当てられる自信もある」

幸子「ただの変態行為に自信を持つのやめてください」

P「まあ何が言いたいかというと」

P「プロデューサーってのはな」

P「それくらいの目を持ってないとできない仕事ってことよ!」ババーン

幸子「!!!」

幸子「さすがPさん....」

幸子「ボクも精進して、アイドルと同じくらい一流のプロデューサーにならなければ!」

P「さっさとここまで上がってこい!」

幸子「はいっ!」

27日目に続く

本日はここまでとさせていただきます

そして1つお知らせです
明日から数日間更新することができませんので、お休みとさせていただきます
再開は6/28(日)頃を予定しています

申し訳ありませんが、しばらくお待ちいただけると幸いです

ご指摘の通り、再開予定日より1日遅れてしまいました
申し訳ありません

お待たせしました、本日夜20時頃より再開いたします
よろしくお願いいたします

幸子「....」

幸子「....」チラ

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(なんだか、こうしてPさんに構うのも久しぶりな気がしますが....)」

幸子「....」

幸子「(気のせいですね!)」

何をする? >>601

トランプで勝負

幸子「トランプで勝負しましょう!」

P「トランプで勝負?」

P「ホワイトハウスにでも行くのか?」

幸子「いえ、こっちの方です」

P「カードゲームのトランプか」

幸子「はい!」

P「トランプって言っても」

P「色んな遊び方があるが、何をするんだ?」

幸子「そうですね....」

幸子「確かに種類はたくさんありますが」

幸子「2人でも成立するゲームとなると、案外限られてきます」

P「まあな」

幸子「まあ今回はボクの方から持ち掛けた話ですから」

幸子「何をするかはPさんが決めていいですよ」フフーン

P「フェアプレー精神に溢れてるな」

幸子「さあ!何を選びますか!」

P「んー....」

何をする? >>605

ダウト

P「ダウトをしよう」

幸子「ダウトですか?」

P「ああ」

幸子「....」

幸子「あのゲームって、相手が出したカードを予想しますよね」

幸子「2人でやったら、相手の手札が丸わかりじゃないですか」

P「そうだ、自分が持っていないカードは必ず相手が持っているわけだからな」

P「だからこそ、多人数でやる時と比べて」

P「駆け引きが重要になってくる」

幸子「?」

P「自分が持っていない数字で、相手の順番になった時」

P「どうする?」

幸子「ボクが持っていないということは、相手はその数字を必ず持っている」

幸子「そしてそれを出すわけですよね」

幸子「スルーするしかないんじゃないですか?」

P「そこで俺はあえて、違う数字を出すかもしれない」

幸子「!」

幸子「なるほど、そういうことですか....」

P「それ以外にも」

P「序盤で余計にダウトをすることでカードを取り」

P「自分の手札を充実させつつ、相手の手札を枯渇させる」

P「という手もアリしれないな」

幸子「そういうものもあるんですか....」

P「普通のダウトなら運の要素が強いかもしれないが」

P「2人なら読み合い、心理戦を制したものが勝つ」

幸子「面白そうです....!」

幸子「でも、いいんですか?」

P「?」

幸子「勝負はこれからなのに、ボクの知らない戦法をバラしてしまっても?」

P「....」

P「ハンデだよ」ニヤリ

幸子「....後悔しても知りませんよ!」フフーン

P「....ちなみに」

P「勝負ということは、敗者には何か罰があるんだよな?」

幸子「えっ!?」

幸子「あ、あー、そうですね!そうしましょう!」

幸子「それも決めていいですよ!」

P「ふむ....」

P「それじゃあ....」

敗者の罰ゲーム >>611

拓海のデコピンをくらう

P「....」

P「拓海のデコピンをくらうってのはどうだ?」

幸子「」

幸子「しょ、正気ですか!?」

P「至って正気だが」

幸子「そりゃPさんは異常な再生能力を持っているからいいかもしれませんけど!」

幸子「ボクの首は一度飛んだら戻ってこないんですよ!?」

P「普通はそうだろうな」

幸子「Pさんみたいに飛び散った1滴の血から再生できるわけでもありませんし!」

P「まあそこは拓海も加減してくれるだろ」

幸子「あの人が加減しても打撲で済むかどうか....」

P「罰ゲームらしくていいじゃないか」アハハ

幸子「過酷過ぎません....?」

P「勝負ってのはそういうもんだ」

幸子「....それを言われると」

幸子「乗らざるを得ませんね....!」

P「いい根性だ」

P「よし、これで全部か」

幸子「そうですねぇ」チラ

幸子「ボクの手札は....」

幸子「(2,2,3,4,5,5,6,6,6,8,8,8,9,9,9,10,10,10,11,11,12,12,12,12,13,13....)」

幸子「(偏ってますねぇ....)」

幸子「(4枚すべて持っているのは12だけ、逆に1枚も持っていないのは1と7....)」

幸子「(この場合どちらの方が有利なんでしょうか....)」

幸子「(ダウトをあまりしたことがないのでわかりません....)」

P「....」

先攻は? >>615
(コンマの数字が偶数なら幸子、奇数ならPが先攻)

てい

P「俺が先攻か」

幸子「(ボクは1を1枚も持っていないので、これは助かったんでしょうか....)」

幸子「(いや違います!)」

幸子「(2人でダウトをする場合、2周に1回は必ず1を出す順番が回ってきます!)」

幸子「(つまり!)」

幸子「(1枚も持っていない数字があるのは危険....?)」

P「じゃあ始めるぞ」

P「1」

幸子「....」

幸子「....ダウト」

P「....」ペラ

P「不正解だ」

幸子「残念です」ニコ

P「よく言うわ」ニヤリ

幸子「....」

幸子「(これで1を1枚は回収できました....)」

幸子「(しかしこのあとはどういう戦法でいきましょうか....)」

幸子「(あえて出せる限りは順番どおりに出す....?)」

幸子「(それとも、Pさんの言っていたダウトを連発する方法でカードを独占....?)」

幸子「(何かそれ以外の策....?)」

幸子の戦法 >>618

独占

幸子「(どういう戦法が最適解なのかさっぱりわかりませんね....)」

幸子「(こうなったら....)」

幸子「(Pさんがさっき言っていた独占の策に乗りましょう!)」

幸子「(もちろんワナの可能性もありますが....)」

幸子「(その時はその時です!)」

~数時間後~

幸子「ハァ....ハァ....」

P「ハァ....ハァ....」

幸子「Pさん....そろそろ降参してくれてもいいんじゃないですか....?」

幸子「このままじゃ永遠に勝負が付きませんよ....」

P「お前が馬鹿みたいにダウトしまくるからだろ!」

幸子「それに対してPさんも同じことするからじゃないですか!」

P「じゃなきゃ負けそうなんだし仕方ないだろ!」

幸子「大人なんですからもういいじゃないですか!負けてくださいよ!」

P「自分から勝負って言っといてそれはないだろ!」

幸子「もうこの無益なダウトを続けたくないんですよ!!!!」

P「....」

P「幸子....」

幸子「?」

P「この勝負は....」

P「流そう....」

幸子「!」

幸子「で、でも、それじゃあ勝負が....!」

P「元々、2人でダウトをしようと思ったのが間違いだったんだ....」

幸子「それは....」

P「今回の勝負は流して....」

P「必ず決着の付くトランプゲームで勝敗を決めよう....」

幸子「....」

幸子「....そうですね」

幸子「正直に言うと、ボクも開始10分くらいからもう帰りたかったです」

P「だよな....なんでこんなに長時間続けちゃったんだろ....」

幸子「時間の無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄でした....」

幸子「それで、何をするんですか?」

P「うん、俺に考えがある」

P「このゲームなら絶対に決着がつくぞ」

幸子「!」

P「まず、お互いにトランプを1枚ずつとる」

幸子「ふむふむ」

P「そして、裏返しにして数字を見えないようにしたトランプを10枚、目の前に広げる」

幸子「なるほど」

P「そこに、手に取ったトランプを叩きつけて」

P「裏返す」

幸子「ふむふむ....ふむ?」

P「3回挑戦して、裏返せたトランプの数字が大きい方の勝ち」

P「これなら必ず決着がつくだろ?」

幸子「....なんというか」

幸子「メンコのようなゲームですね」

幸子「....」

幸子「いやメンコじゃないですか」

P「違う、これはメンコじゃない」

幸子「じゃあなんですか」

P「....」

P「....」

P「....メンコだ」

幸子「メンコじゃないですか!」

P「まあ一応ルールはアレンジしてるだろ?」

幸子「それはそうですけど....」

幸子「ボクは悠久の時を生きているPさんと違って、メンコなんてしたことがないので」

幸子「経験の差で不利じゃないですか?」

P「安心しろ、戦前の記憶は色々あってほとんど覚えていないんだ」

P「だから俺も実質経験はないと言っていい」

幸子「本当ですかぁ?」

P「なぜ記憶を失ったか聞くか?たぶん後悔するぞ」

幸子「遠慮しておきます....」

幸子「先攻、ボク、ドロー!」

幸子「スペードの5!」

P「何引いたかは関係ないけどな」

幸子「広げてある10枚のカード....」

幸子「どの数字が大きいかなんて絶対にわからないので....」

幸子「適当に行きます!」

幸子の数字(1~13) >>628
Pの数字(1~13)   >>629
(コンマの数字が偶数なら裏返し成功、奇数なら失敗)

よし

そのつもりでしたが、せっかくなのでコンマの下1桁の数字を採用というルールにします
ゾロ目が出たら 11~33:10 44~66:11 77~99:12 00:13 でお願いします

間違えました
コンマの上1桁の数字を採用、下一桁で成功/失敗の判定になります

ゾロ目が出たら無条件に成功にします

幸子「そりゃっ!」ペシン

ペラ

幸子「!」

幸子「見てくださいPさん!裏返りましたよ!」

P「よくこんなペラッペラなトランプで裏返せるなあ」

幸子「なんでも器用にこなしてしまうところがボクのボクたる所以なんです!」

P「数字は....4か」

幸子「あまり大きな数字ではありませんが....」

幸子「点数が稼げただけでOKです!」

P「ごめんな幸子」

幸子「え?」

P「一発で逆転しちゃうわ」

幸子「できるものならどうぞ!」

P「それ」

ペラ

P「な?」

幸子「2ですけど」

P「」

P「ま、まだまだぁ!」

P   >>638
幸子  >>639
(コンマの数字下一桁偶数なら裏返し成功、奇数なら失敗)
(コンマの数字上一桁の数字をカードの数字として採用)

えーい

ぱらり

P「来いや!」

シーン

P「ちっ」

幸子「フフーン、Pさんは点数を加算できずですか~」

幸子「ボクのメンコ捌きを見ておいてください!」

P「おかしい、こんなはずでは....」

幸子「フフンッ!」

ペラリ

幸子「よし!」

P「数字は....」

P「13!?」

幸子「すみませんPさん!」

幸子「あと1回で逆転は不可能なので」

幸子「ボクのコールド勝ちですね!」

P「」

P「い、いやまだだ!これはちょっと調子が悪かっただけなんだ!」

P「そうだ!次はベーゴマ勝負をしよう!」

P「ベーゴマならいける!体が覚えてる!」

P「車輪を棒で転がすあの遊びでもいいぞ!」

拓海「よお」

P「ま、待て拓海!早まるな!」

拓海「幸子相手なら手加減したけどなぁ」

拓海「プロデューサー相手なら」グググッ

拓海「久しぶりに本気出しても」

拓海「いいんだなっ!!!!」ググググググググググググググッ

P「終わった」

P「幸子、見ない方がいいぞ」

幸子「はーい、外に出ときます」

P「賢明な判断だ」

拓海「いくぜえええええっ!!!!!!」

パァン

幸子「Pさんが致命傷を負ったのに、いつものちひろさんのお説教はないんですね」

P「たぶん、不意に起こった事故じゃなくて」

P「元々計画されてた罰ゲームだからだろうな」

幸子「あの人、どういう判断基準で動いてるんですか....」

P「まあこのくらいならスタドリ飲んでしばらくすればくっつくからな」

幸子「今は完全にデュラハン状態ですけどね」

P「日常日常」

幸子「これに違和感を覚えなくなってきたボクもかなり染まってしまいましたね....」

28日目に続く

本日はここまでとさせていただきます
明日の夜に再開します

申し訳ありません
本日イベント初日のためお休みします
明日の夜に再開します

幸子「....」

幸子「....」チラ

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(Pさんの首も完全にくっついたみたいですし....)」

幸子「....」

幸子「(今日も構いましょう!)」

何をする? >>655

巴の部下を使ってドッキリ

幸子「ドッキリをしましょう!」

巴「?」

幸子「前回はPさんは騙す側の人間(人間?)でしたが」

幸子「あの時の経験を踏まえ....」

幸子「今度はボクがPさんを騙してあげます!」

幸子「巴さんも協力してくれませんか?」

巴「まあいいがのぉ」

巴「どんなドッキリをするんじゃ」

幸子「巴さんの部下を使って....」

巴「うちのを?」

ドッキリの内容 >>657

拳銃密輸

幸子「拳銃の密輸です!」

巴「?」

巴「わかってたら密輸とは呼ばんじゃろ」

幸子「そこはドッキリですからいいんです!」

巴「リアリティがないのぉ....」

幸子「作戦はですね」

幸子「Pさんに海外からの宅配便を装って届け物をします」

巴「それにチャカが入っとるんか?」

幸子「そうです!」

幸子「何も知らずに拳銃を開封しているPさんを」

幸子「巴さんの部下の人たちに見つけてもらいます!」

巴「なぜそこでうちのなんじゃ」

幸子「だって一般人なら」

幸子「拳銃を見ただけで引いちゃうのが自然じゃないですか」

幸子「それでもドッキリにはなるかもしれませんが」

幸子「もっと掘り下げて、Pさんを慌てさせたくないですか?」

巴「ふむ....」

幸子「その点、巴さんの部下の人たちなら肝が据わっていそうですし」

幸子「『なんでカタギのお前がそんなもん持ってるんじゃ!』」

幸子「みたいに追及されたらより怖くないですか?」

巴「....」

巴「なかなか面白そうじゃな」ニヤリ

幸子「でしょう?」ニヤリ

幸子「それじゃあ早速用意しましょう!」

幸子「拳銃はボクが用意したこのおもちゃ

巴「おい」

部下1「はい」

巴「チャカ」

部下2「えっ?」

部下1「バ、バカッ!」バシッ

巴「....」

巴「話聞いとらんかったか」

部下1「すいませんお嬢、コイツはもう二度と顔を見せることはないの

巴「はよ」

部下1「ど、どうぞっ!」スッ

巴「おう」

巴「どうじゃ、これが出てきたらアイツも驚くわ!」ハハッ

幸子「あのぅ、それ大丈夫なやつですよね?」

巴「素人が触ってもどうにもならん」

幸子「....」

P「....」カタカタ

ちひろ「Pさん」トントン

P「なんですか?」

ちひろ「Pさん宛にお荷物が届いていましたよ」

P「俺宛?」

P「なんか頼んだっけな....」

ちひろ「あっちに置いてます」

P「ありがとうございます」

~別室~

幸子「カメラもマイクも感度は良好ですね~」

巴「ちひろは知っとるんか?」

幸子「いえ、ちひろさんには教えていません」

幸子「というか知っているのはボクと巴さんと部下の人たちだけです」

巴「そういうことか」

P「えーっと....」チラ

P「これか」

P「送り主は....ってなにも書いてないじゃないか」

P「悪戯か?」グイッ

P「....」

P「....」

P「....すみませんちひろさん、ちょっと休憩行ってきます」

ちひろ「あ、はーい」

P「....」スタスタ

ガチャリ

ちひろ「あれ、Pさん」

ちひろ「休憩なのに、荷物まで持って行っちゃったんでしょうか」

巴「執務室から出とるぞ」

幸子「心配ご無用です」

幸子「こんなこともあろうかと」

幸子「某氏にお願いして」

幸子「このモニタールームから事務所内全ての監視カメラの映像を見られるようにしてもらっています!」

巴「....本当なんか?」

幸子「本当ですよ!」

巴「だったらどうしてアイツは消えたんじゃ」

幸子「へ?」

巴「いつの間にかどのカメラにも写っとらんぞ」

幸子「そ、そんなはずは....」

巴「たまたまカメラの死角に入ったか?」

巴「結構な数のカメラがあるはずじゃが....」

幸子「困りましたねぇ....」

幸子「そうです!」

幸子「部下の人たち~」クイクイ

部下1「はい?」

幸子「これ、胸ポケットに入れてください」

部下3「ボールペンですか?」

幸子「この先っぽの部分に小型カメラが付いています」

巴「ほう」

幸子「どうせPさんが拳銃を見つけた後は」

幸子「部下の人たちの出番なんですから」

幸子「Pさんを探して、見つけたら拳銃のことを追及してください」

巴「で、このカメラでそれを撮って来い」

部下's「「はいっ!」」ダッ

幸子「カメラに写った時は、その場所を連絡しますね」

幸子「探すのを辞めてそちらへ向かってください!」

巴「どうなるかのぅ」ニヤニヤ

幸子「Pさん、腕の見せ所ですよ....!」ニヤリ

~カメラの死角~

P「....」ピッ

ガチャ

P「....おい」

P「今更困るんだけど」

P「....」

P「....とぼけてんじゃねえよ舐めてんのかお前」

P「ケジメはつけたろ」

P「事務所にまでこんなもん送りつけやがって」

P「....」

P「....」

P「....だからとぼけんなって」ドンッ

P「....」

P「誰が開けるかあんなもん」

P「わかんだよ重さで」

P「....」

P「....」

P「話になんねぇわ」

P「待ってろ、今から行く」

P「....黙れ」

ガチャリ

部下1「あ」チラ

部下3「....」ジー

P「....」

部下1「....まだ開けてない」コソコソ

部下3「....どうします」コソコソ

P「....」

P「....」

P「お前らの仕業か」

部下's「「え゛っ」」

P「っとその前に」スタスタ

部下1「な、なんだ!」

P「別に手を出すわけじゃねえよ今は」バキッ

部下3「あ!」

P「映像残されても困るからな」

部下1「(すみません、お嬢....)」

幸子「あれ!?」

巴「突然写らんくなったな....」

幸子「せっかく部下の人たちがPさんを見つけて」

幸子「これから追及が始まる!ってところだったのに....」

巴「あいつら....」

P「で」

P「誰だ?」

部下1「え?」

P「誰に頼まれたんだって聞いてんだよ」

部下1「な、なにを

P「これの中身用意したのお前らなんだろ」

P「事務所にこんなもの送ってくるってことは」

P「わかってんだよな?」ジロ

部下3「いや、あの俺たちは言われた通りにやっただけで

P「だから」

P「そいつは誰だって聞いてんだよ」

部下1「それは....」

P「....」

P「黙ってる時間が長いほど後が辛いぞ」

部下3「....お嬢が」

P「巴!?」

部下1「あとあの外ハネの子が....」

P「幸子も!?」

P「....」

P「なんだそういうことか!」

P「いやーすまんすまん!」

P「ちょっと勘違いしちゃったわ!」

P「ただのドッキリか~、いや~びっくりした」

部下's「「!?!?!??」」

P「ってことは....」

P「....よしわかった」

P「じゃあこっちに来て」

P「っとその前にこれも開けないとな」バリバリ

P「お~」スッ

P「いいねぇ」ニッコリ

部下's「「!!?!??!?!?!?」」

P「どれどれ」

P「....」グイッ

ズドン

部下1「はぁっ!?」

部下3「自分を撃った!?」

P「お前ら、ドッキリに実弾入りの拳銃使うなよ~」シュウウウウウウウ

P「すぐ塞がるとはいえやっぱ痛えなぁ」

部下's「「  」」

P「じゃあ俺今からここで銃に慌てふためくから」

P「言われてるとおりにやってくれ」

部下1「は、はい....」

幸子「あ!こっちのカメラに写ってますよ!」

巴「おお!あいつら、ちゃんとカメラに写るところに誘導したんか!」

幸子「ようやく本番ですねぇ」

巴「さあどうする?」ニヤリ

部下1「おいお前!なんでそんなもん持っとる!」

P「ひ、ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」

部下3「俺らの前でんなもん構えて」

部下3「ただで済むと思うなよ?」

P「ひ、ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」

P「違うんだぁ、俺は何も知らなかったんだぁ」

P「小包を開けたらなぜかこれが入ってたんだぁ」

部下1「アメリカならまだしも」

部下1「日本でそんな言い訳が通じると思ってんのか!」

P「ひ、ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」

P「お許しをぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」

幸子「ぷっ」クスクス

巴「コイツのこんな顔!初めて見たのぉ!」ゲラゲラ

幸子「これはドッキリ大成功ですよ!」

巴「もはや気の毒に思えてきたなぁ!」

幸子「そろそろネタバラシに行きましょうか」

巴「少し早い気もするが、これ以上やるのもな」

幸子「Pさんっ!」

P「幸子ぉ、これは違うんだぁ」

巴「ドッキリじゃ!」ニヤニヤ

P「ど、ドッキリぃ!?」

幸子「ドッキリ大成功です!」

巴「光の心を傷つけた罰じゃ!」

P「そ、そんなぁ」ヘナヘナ

巴「お前ら!よーやった!」パンパン

部下1「あ、はい....」

部下3「そうですね....」

巴「?」

巴「どうした?もっと喜ばんか」

部下1「いや、あの

部下3「それが

P「君たち」ガシッ

部下's「「  」」ビクッ

P「すっかり騙されたわ~」

P「こいつらに協力してくれて」

P「ありがとう」

部下1「は、はい....!」ペコリ

部下3「これからもお嬢をよろしくお願いします!」ペコリ

P「こちらこそよろしく」ニッコリ

巴「?」

幸子「2回連続でドッキリを成功させるなんて....」

幸子「ボク、ドッキリ仕掛け人の才能もあるのでは!?」ウププ

29日目に続く

本日はここまでとさせていただきます
明日の夜に再開します

幸子「....」

幸子「....」チラ

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(昨日はドッキリ大成功でした!)」

幸子「....」

幸子「(待っててくださいね、Pさん!)」

幸子「(構い尽くしますよ!)」

何をする? >>695

あの3人にメイド体験させる

幸子「集合してくださーい」パン

アゲハ「はーい」

りん子「どうしたの」

幸子ギア「コロス?」

幸子「今日は皆さんに」

幸子「メイド体験をしてもらいます!」

アゲハ「メイド体験?」

りん子「さいきんどうにゅうがてきとう」

幸子ギア「けろけろ」

幸子「まあまあ皆さん」

幸子「このデータを見てください!」

アゲハ「こ、これは!?」

りん子「うちのじむしょのせんぱいたちが!」

幸子「そうです」

幸子「この事務所には錚々たる先輩方がいますが」

幸子「その中の多くが....」

幸子「メイド服を着た経験があるんです!!!」

アゲハ「なんでなの?」

アゲハ「普通はメイド服なんて着る機会はそんなにないのに」

幸子「なんとですね....」

幸子「この業界の顧客は....」

幸子「メイド服が大好きなんです!!!」

3人「「「!!!」」」

りん子「つまり」

りん子「じゅようときょうきゅうのもんだい?」

幸子「その通り!」

幸子「公式でも二次創作でもやたらとメイド服を着せられる....」

幸子「それがアイドル!!!」

幸子「アイドルはメイド服で出来ている!」

幸子「いやむしろメイド服はアイドルがいなければ成り立たない!」

幸子「あなた達もトップアイドルを目指すならば!」

幸子「この辺りで一度」

幸子「メイドの真髄を学ぶべきだと思うんです!!!」ババーン

3人「「「!!!!!」」」

幸子「ということで」

幸子「今日は一流メイドのあの方に」

幸子「メイドの全てを教えていただきたいと思います!」

アゲハ「やっぱりこのパターンなんだ」

りん子「なんかいめ?」

幸子ギア「すこ」

メイド講師 >>701

こずえ

こずえ「....」

アゲハ「....」

りん子「....」

幸子ギア「....」

幸子「....」

アゲハ「....あの」

幸子「?」

アゲハ「うちの事務所でメイドって言ったらさ」

アゲハ「もっと普段からメイドメイドしてる人が何人かいるけど」

アゲハ「どうしてこずえちゃんなの?」

こずえ「....」

こずえ「....こずえも、わかんないー」

アゲハ「わからんのかい」

りん子「そもそもめいどふくすらきてない」

幸子「ああ、その辺で寝ていたのを連れてきたので」

幸子「メイド服の用意が間に合いませんでした」

アゲハ「それただの誘拐じゃない!?」

幸子「それはさておき」

りん子「さておくな」

幸子ギア「コロスケ」

幸子「こずえ先生、早速ですが」

幸子「メイドにとって一番大切なことはなんですか?」

こずえ「めいど....」

こずえ「めいどはねー....」

こずえの教えるメイドにとって一番大切なこと >>705

ご主人様をどこまでも敬い、ご主人様に危害を加える者には容赦しない

こずえ「....」

こずえ「めいどにとって、いちばんだいじなものは」

こずえ「ごしゅじんさま」

こずえ「たとえば、あやにとっていちばんだいじなのは」

こずえ「こずえ」

幸子「え?」

こずえ「だからあやは、こずえにぜったいにさからわない」

アゲハ「え?」

こずえ「それはさておき」

りん子「さておくな」

こずえ「めいどにとって、いちばんだいじなごしゅじんさまを」

こずえ「うやまう....」

こずえ「そして」

こずえ「ごしゅじんさまを、きずつけるものには」

こずえ「ようしゃをしちゃだめー....」

アゲハ「容赦をしちゃダメ?」

こずえ「うんー....」

こずえ「あいてのことをかんがえちゃだめー」

こずえ「ごしゅじんさまのことだけを」

こずえ「かんがえるのー....」

りん子「なるほど....」

幸子ギア「すゑ~」

幸子「皆さん聞こえましたか?」

幸子「これがメイドにとって一番大切なことです!」

アゲハ「(まあこずえちゃんはメイドじゃないけどね)」

幸子「さてこずえさん」

こずえ「んー」

幸子「こずえさんの言ったようなことを体で学ぶための」

幸子「何かいい訓練はありませんか?」

こずえ「くんれんー....?」

こずえの訓練 >>710

ゴキブリ退治

こずえ「....」

こずえ「めいどといえば」

こずえ「ごきぶりたいじ」

幸子「」

アゲハ「ゴキブリか~」

りん子「ごきぶり、カッコいい」

幸子ギア「コロス、コロス」

こずえ「ひとり3ぴき、つかまえてくるまで」

こずえ「かえってきちゃだめー....」

幸子「」

アゲハ「まあこれだけ広い事務所ならどうにかなるでしょ」

りん子「りょうにけっこういそう」

幸子ギア「コロス」

こずえ「ゆうがたまでに、かえってこられなかったら」

こずえ「ばんごはんはごきぶり」

幸子「」

幸子「」

幸子「」

こずえ「よーい」

こずえ「すたーと」

アゲハ「私が一番取っちゃうよ~」ダッ

りん子「まけない!」ダッ

幸子ギア「コロス、すこ」ダッ

幸子「」ポツン

こずえ「さちこ」ユサユサ

幸子「ハッ!?」

幸子「なんだか恐ろしい夢を見ていたような気がします....」

こずえ「はやくいかないと」

こずえ「ばんごはんごきぶり」

幸子「夢じゃなかった!!!」ダダダッ

幸子「困りましたねぇ....」

幸子「ゴキブリを見るのもあまり好ましくありませんが....」

幸子「それを数時間以内に3匹捕まえないといけないなんて....」

幸子「カワイイ系アイドルのボクにはハードルが高すぎますよ....」

幸子「あの3人の態度を見る限り、ゴキブリは平気そうでしたし....」

幸子「このままではボク1人だけが晩御飯ゴキブリフルコースになってしまいます....」

幸子「短時間でゴキブリを捕まえられる方法を考えないと....」

ゴキブリ捕獲作戦 >>716

こっそり千夜にてつだってもらう

幸子「たずげでくだざい!」

千夜「何ですか突然....」

幸子「数時間以内にゴキブリを3匹捕まえないとそれが晩御飯になるんです!」

千夜「何を言っているんですか....?」

幸子「千夜さんなら一流のメイドですし!」

幸子「ゴキブリ数匹なんて簡単でしょう?」

千夜「一流のメイド....」

幸子「コッソリ協力してもらえませんか?」

千夜「....」

千夜「一流のメイド....」ニコ

幸子「千夜さん?」

千夜「わかりました、協力しましょう」

幸子「ありがとうございます!」

千夜「しかし」

千夜「ゴキブリでよければ今すぐにでも用意できますが」

幸子「えっ!?」

幸子「本当ですか!?」

千夜「はい、少々お待ちを」ヌギヌギ

千夜「....」ヌギヌギ

幸子「ちょっ....いきなり服を脱ぎ始めてどうしたんですか....?」

千夜「すみません、ここのネジを外してもらえますか?」

千夜「自分では外しづらいので」

幸子「え?どこですか」

千夜「この両鎖骨の端と、一番下の両肋骨の角の4本です」」

幸子「そういえば全身義体でしたね」ネジネジ

パカッ

幸子「外れました」

千夜「この中に」ゴソゴソ

千夜「....」パシッ

千夜「どうぞ」スッ

幸子「なんですかうわああああ両手一杯のゴキブリぃぃぃぃぃ!!!!」

千夜「どうも、ふとした拍子に入ってしまったゴキブリが義体内で繁殖してしまったらしく」

千夜「今私の身体の中には、ゴキブリの巣ができているようなんです」

幸子「いやいやいやいや!!!」

幸子「なんてことになってるんですか!?」

幸子「というかそれ大丈夫なんですか!?」

千夜「上半身の中はほぼ全て義体なので問題ありません」

千夜「....それに」

幸子「?」

千夜「実を言うと、身体の中に生命が宿っていることが」

千夜「少しだけ愛おしいのです....」

千夜「これが、母性....」ニコ

幸子「ぜっっっっっったい違いますよ!?」

千夜「人間性を失ったと、ずっと思っていました....」

千夜「そんな私を、お嬢様とこのゴキブリたちが」サスサス

千夜「人間でいいのだと、肯定してくれる気がします....」

幸子「ちとせさんとゴキブリを並べるの大丈夫なんですか?メイド的に」

千夜「....」

千夜「ギリギリセーフです」

幸子「千夜さんの脳壊れてますね」

千夜「私の知らないうちに、脳の中にもゴキブリが繁殖しているんでしょうか」

幸子「違うんでしょうけど絶対開けないでくださいよ!!!」

千夜「....」

千夜「頭の上部装甲を外すネジの位置は

幸子「言わないでいいですから!」

幸子「まあ千夜さんのことは置いておくとして」

幸子「....」チラ

ゴキブリ's「「「「「わさわさ」」」」」

幸子「こ、これだけいれば大丈夫でしょう....!」

幸子「あの3人には悪いですが....」

幸子「ボクが一番を貰いますよ!」

幸子「トップアイドルの洗礼です!」

こずえ「けっか、はっぴょー....」

こずえ「みんな、えらい....」

こずえ「じかんないに、ごきぶりもってきた....」

アゲハ「まあね~」

りん子「じむしょのえいせいかんりにもなった」

幸子ギア「コロシタ!」

幸子「幸子ギアさんがゴキブリ退治の中で新たな2文字を覚えている!?」

アゲハ「それにしても」

アゲハ「幸子ちゃんは絶対ダメだと思ったよ~」

りん子「ね、きいたときはきざつしてたのに」

りん子「こんなにたくさんとってくるなんて」

幸子「フ、フフーン!」

幸子「確かにゴキブリはあまり得意ではありませんが」

幸子「皆さんが訓練に全力で取り組む以上!」

幸子「プロデューサーであるボクも一緒に取り組まなければダメでしょう!」

りん子「....さちこ、ちょっとみなおした」

アゲハ「ただのお遊びじゃなかったんだ」

幸子ギア「スシ!」

幸子「酷くないですか?」

こずえ「そろそろ、さいごのくんれんいくよ....?」

幸子「え?次があるんですか?」

こずえ「うん」

こずえ「つかまえてきたごきぶりたちもいのちだから」

こずえ「そまつにあつかっちゃ、だめ....」

幸子「それはそうですね」

こずえ「だから」

こずえ「じぶんでつかまえたぶんは」

こずえ「じぶんでたべる」

こずえ「これがめいどのごくい」

幸子「え?すみません今何も聞こえませんでした」

幸子「ですよね皆さん?」チラ

アゲハ「まあ土とか石と比べたらまだマシかな~」ムシャムシャ

りん子「ごきぶり、かっこいい」パクパク

幸子ギア「コロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロス」バクバクバク

幸子「....」

幸子「....あの」

幸子「りん子ちゃんや幸子ギアさんはともかくアゲハさんは無理しなくても....」

アゲハ「私さ、樹海暮らしが長かったから」

アゲハ「こういうのも散々食べたんだよね~」パキパキ

幸子「そうですか....」

幸子「....」

幸子「それではボクはこの辺りで」

こずえ「さちこ」

幸子「....」

幸子「嫌です!ボクはカワイイアイドルなんです!」

幸子「こんなにカワイくないものを体内には入れられません!」

こずえ「ちゃんとしょうどくしたから、だいじょうぶだよ....?」

幸子「絶対に食べません!」ベリベリ

こずえ「....」

幸子「フフーン!」モゴモゴ

アゲハ「口をテープでぐるぐる巻きにして無理やり塞ぐなんて....」

りん子「そこまでするか」

幸子「ふっふっふ、んふふふふふふふふふふふふふふふ!(ふっふっふ、これでゴキブリは食べられませせんよ!)」

こずえ「....」

こずえ「しかたない」パチン

幸子「ふふふふふふふふっ!?(ゴキブリが消えたっ!?)」

こずえ「さちこがわるいんだよ....?」

幸子「?」

幸子「!?」

幸子「んんっ!?」ベリベリ

幸子「うぇ、ぐ、ぐるじぃ....」

幸子「何かが、喉の奥から、駆け上がってきます....」ゲッソリ

こずえ「さちこがたべないから」

こずえ「ごきぶりはぜんぶ」

こずえ「さちこのいのなかにおくったー....」ニッコリ

幸子「ぅぇっ、ぇっ、ぅぉおおおろっろろろっろろろっろろろろろろろろろろろろっろろ」カサカサカサカサカサ

アゲハ「こずえちゃんって何者なの?」

りん子「このじむしょじゃにちじょうらしい」

幸子ギア「こゑゑ~」

幸子「おろろろろろろろろっろろろろろろっろろろっろろろろろろろろろ」カサカサカサカサカサカサ

30日目に続く

本日はここまでとさせていただきます
次回で30日目、キリのいいところなのでそろそろ終わりです
明日の夜に再開します

申し訳ありません、本日はお休みします
明日は必ず更新します

幸子「....」

幸子「....」チラ

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(昨日は酷い目に遭いました....)」

幸子「....」

幸子「(というかPさんに構えていませんし!)」

幸子「(今日こそは構いますよ....!)」

ちひろ「....」ジー

何をする? >>741

Pをあの3人のファーストライブに誘う

幸子「皆さん!」

幸子「ファーストライブをしてください!」

アゲハ「ついに!」

りん子「このひがきた....!」

幸子ギア「コロス....!」ウルッ

幸子「今から!」

3人「「「!!?!?!?!????」」」

幸子「準備はいいですか?」

3人「「「....」」」

アゲハ「....私たち、確かに毎日練習は積んできたけど」

アゲハ「本番に向けた練習なんてしてないよ....?」

りん子「....もちうたも、ひとつしかない」

幸子「....」

幸子「それがどうした!です」ババーン

3人「「「!!!」」」

幸子「いきなりメジャーデビューをするわけではありません!」

幸子「今日は、駅前の広場で街頭ライブをしてもらいます!」

アゲハ「街頭ライブ....?」

幸子「デビューはまだまだ先ですが、この辺りで1度」

幸子「人前で歌って踊って、経験を積むのもプラスですよ」

3人「「「....」」」

りん子「でも、でびゅーのまえにだめなぱふぉーまんすをしたら....」

アゲハ「....そうだよ」

アゲハ「酷いパフォーマンスなんてしたら」

アゲハ「それだけでお客さんから見限られて」

アゲハ「デビューした時にはもう、誰も見てくれないかもしれない....」

幸子ギア「ろけ....」ショボン

幸子「....」

幸子「そんなこと、全く考えていませんでしたが」

幸子「確かにそういうこともあるかもしれませんねぇ」

アゲハ「だったら!」

幸子「それはあなたたちが」

幸子「並みのアイドル候補生だったらの話ですが」

3人「「「....」」」

幸子「あなたたちが」

幸子「お客さんを呆れさせるような」

幸子「歌を歌うわけがない!」

幸子「ダンスを踊るわけがない!」

幸子「....」

幸子「ボクはそれを確信しています」フフーン

アゲハ「幸子ちゃん....!」

幸子「たかがデビュー前の経験のためだけにリスクが高すぎる?」

幸子「ボクから言わせれば」

幸子「ノーリスクで経験が積めて」

幸子「あわよくば顔も売れるかもしれない」

幸子「何をためらう必要がありますか!」

りん子「さちこ....!」

幸子「たった1曲?」

幸子「新人の街頭ライブなんて誰も見てくれない?」

幸子「あなたたちが歌って踊っているのに」

幸子「足を止める人がいないわけがない!」

幸子ギア「サチコ....!」

幸子「....」

幸子「もう一度聞きます」

幸子「準備はいいですか?」

幸子「....いや」

幸子「準備はできていますね」フフーン

3人「「「....」」」

アゲハ「....うん!」コクリ

りん子「できてる!」グッ

幸子ギア「ゑゑ!」ガシャ

幸子「....」

幸子「....行きましょう!」

P「....」カタカタ

幸子「Pさん」

P「ん?」

幸子「今からライブ、観に行きませんか?」

P「え、今から?」

幸子「ダメですか?」

P「いや、今普通に仕事中だから....」

ちひろ「いいですよ、行ってきて」

P「ちひろさん!?」

ちひろ「たまにはいいじゃないですか」

P「で、でも....」

ちひろ「休日出勤で返してくださいね♪」

P「ですよね~」

幸子「そうと決まれば行きましょう!」グイグイグイ

P「誰のライブなんだよぉぉぉぉぉぉぉ....」ズリズリ

ちひろ「....まったく」クスリ

~駅前広場~

P「....」

P「ライブって言ってなかったか?」

幸子「はい、ライブです」

P「....」

P「ここは?」

幸子「駅前広場です」

P「....」

幸子「じゃあボクは準備があるのでこれで」ピュー

P「....」

P「....準備?」

P「....まさかあいつ」

P「許可も取らず事務所にも言わず」

P「路上ライブなんてするわけじゃないだろうな....」

P「幸子の知名度でゲリラライブなんて無許可でやったら....」

P「大問題になるぞ....」

P「....」

P「あいつもこの世界にそこそこいるし」

P「そんなバカなことはしないよな....?」

P「しないよな....」

P「やめてくれよ....?」

P「ぉぇ」

P「緊張で吐き気してきた」

P「うわあああああスピーカーとかライトとか準備してるううううううう!!!!!」ガクブル

P「やめろ幸子!その先は破滅だ!」

幸子「なんですか?」

P「!?」

P「お前、そこでライブするんじゃないのか!?」

幸子「ボクがしたらこの一帯どころか」

幸子「隣の町まで人で溢れて大問題になるじゃないですか」

幸子「そんなことしませんよ」

P「....」

P「よかった~....」

P「まさかお前がそんなことしないとは思ったけどさぁ」

P「本当にやられたら俺の首じゃ済まねえよ」

幸子「Pさんの首は取り外しだから価値がないんじゃないですか?」

P「まあそれはそうなんだけど」

幸子「あ、そろそろ始まりますよ!」

P「結局誰のライブなんだ....?」

幸子「フフーン....」ニヤリ

3人のユニット名 >>761

AGEHA
SACHIKO GEAR
YAMANASHI RINKO

から取ってHAGEYAMA

カッ

スタスタ

P「なっ....!?」

P「お前!こんなこと考えてたのか!!!」

幸子「フフーン!」フフーン

アゲハ「....」

りん子「....」

幸子ギア「....」

アゲハ「....」スゥ

アゲハ「皆さんこんにちは!」

アゲハ「アゲハです!」

りん子「りんこです!」

幸子ギア「コ....コ....」

P「おいやばいぞ!」

P「初っ端からやべーこと言いそうになってる!」

幸子「....」

幸子「....大丈夫です」

幸子「彼女を、幸子ギアさんを」

幸子「信じてください!」

P「いやいや!」

P「最初から過激な発言はマズいって!りあむになるぞ!」

幸子「なりません!」

幸子ギア「....」

幸子ギア「....コ」

アゲハ「(がんばれ....!)」

りん子「(さちこぎあ....!)」

幸子ギア「....」

幸子「....サチコギア」

2人「「!!!!」」

P「!?」

幸子「フフーン!!!」フフーン!!!

幸子ギア「サチコギア、デス!!!!」フフーン

アゲハ「!」

アゲハ「3人揃って!」

アゲハ「せーの!」

3人「「「HAGEYAMAです(デス)!!!!」」」ババババーン

P「なんだこのユニット名」

幸子「これはですね」

幸子「AGEHAの『HA』、SACHIKO GEARの『GE』、YAMANASHI RINKOの『YAMA』」

幸子「これらの一部から取ったものを合わせて」

幸子「『HAGEYAMA』です 」

P「アイドルファンのメイン層を敵に回すぞその名前は....」

幸子「問題ありません」

P「なんで」

幸子「そんな些細なことなど、気にならないくらいのアイドルになりますから」

P「....」

アゲハ「私たちのデビュー曲!」

りん子「きいてください!」

幸子ギア「すこ!」

P「曲?」

P「有名曲のコピーでもやるのか?」

P「いやでも今、デビュー曲って言ったな....」

アゲハ「『自称・デザイア』!!!」

P「!!?!?!?!??!!??!?!??!??!」

幸子「フフーン!」

P「フフーン!じゃねえよバカ!」

P「なんであの曲を勝手にデビュー曲にしてんだよ!」

幸子「名曲ですから」

P「知らんぞ!知らんからな!」

P「名曲かどうかは好みだから何も言わんが」

P「あんな攻めた曲でデビューするアイドルなんて前代未聞だぞ!?」

幸子「....」

幸子「....Pさん」

幸子「本当のアイドルにとっては」

幸子「曲なんて関係ありません」

P「それにしたって限度があるような....」

『自称・デザイア』
https://soundcloud.com/user-950890847/jfqo70iy8led

アゲハ「ほ~め、ろ!ほ!め~~~」

アゲハ「ろ!ほめ~、ろ!」

りん子「ほ~め~」

りん子「ろ~~~~~~!」

幸子ギア「ほ~め、ろ!ほ!め~~~」

幸子ギア「ろ!ほめ~、ろ!」

P「(アカン)」

P「幸子....ヤバいだろこれ....」

幸子「ええ、ヤバいです」

幸子「まさかここまで人が集まってしまうとは....」

P「本当だよ....」

P「....」

P「え?」

P「!!?!??!!????」

P「なんだこの人混み!?」

幸子「なんだって」

幸子「『HAGEYAMA』のファーストライブを聴きに来たに決まってるじゃないですか!」

P「えぇ....」

P「どうなってるんだ....」

幸子「....」

幸子「Pさん、確かに『自称・デザイア』は攻めた曲かもしれません」

幸子「しかし」

幸子「その先入観を捨てて」

幸子「彼女たちのパフォーマンスをもう一度」

幸子「真剣に見てくれませんか」

P「真剣に....?」

P「(真剣にっつったって....)」

P「(十分真剣に見てるつもりなんだが....)」

りん子「そうはかのっ.....なかつちっのっ、した!そっらっ....」

りん子「のうえ!」キラッ

P「?」

幸子ギア「しこそっ....が~あいのっ!」

幸子ギア「と~う~た~つ~、てんでっ!」キラキラッ

P「!?」

アゲハ「せ~い~の~さ~き~、にある~!」

アゲハ「ロック~、オブロク!」キラキラキラッ

P「こ、これは....!」

幸子「....気づきましたか」

P「どういうことなんだ....」

P「あのリズムもクソもない歌なのに」

P「踊りが合い過ぎている」

幸子「はい、音程は乱高下して、リズムはとても取りづらい」

幸子「あんなに難易度の高い曲、普通なら初心者には与えないでしょう」

幸子「でも」

幸子「あの曲を幾度となく聴き、そして踊り」

幸子「3人で作り上げたんです、あの歌と踊りを」

幸子「アイドルとしての、パフォーマンスを」

P「....」

P「所謂アイドル然としたパフォーマンスとは全く違う」

P「正反対なんて言葉じゃ生易しいくらいだ」

P「....しかし」

アゲハ「ほ~め、ろ!ほ!め~~~」

アゲハ「ろ!ほめ~、ろ!」

りん子「ほ~め~」

りん子「ろ~~~~~~!」

幸子ギア「ほめたら~、すぐ」

幸子ギア「しね!」

3人「「「これがれいわの~、ほめろっく!!!」」」ババーン

P「....」

P「....これを見てしまったら」

P「もう逃げられないな」クスリ

幸子「....ええ」ニコニコ

アゲハ「ありがとうございました!」

ワーーーー!!!!!

P「凄いな、何の告知もせず、本人たちの知名度も全くないのに」

幸子「本当の実力はこんなものではないですよ!」

P「見たらわかるよ」

アンコールーーーー!!!!!!

りん子「もうきょくない」

アンコールシテーーーーーー!!!!!!!!!!

3人「「「....」」」

幸子ギア「スル?」

アゲハ「しちゃおっか!」

りん子「じゃあもういっかい!」

3人「「「『自称・デザイア』!!!!」」」

P「アンコールじゃなくてリピートじゃねえか....」

幸子「お客さんが求めるなら、時間の許す限りやらせてあげましょう!」

~数十分後~

アゲハ「ありがとうございました!」

りん子「ありがとうございました!」

幸子ギア「コロス!」

アゲハ「出てる出てる」

ワーーーーーーーーー

幸子「お疲れ様でした」

アゲハ「まさか同じ曲を十回以上連続で歌うとはね~」

りん子「みんな、ほしがり、ごうよく」

幸子ギア「コロス!」

幸子「まあまあ、有り難い話じゃないですか」

アゲハ「....」

アゲハ「....ぅっ」ウルウルッ

幸子「....」

アゲハ「緊張したぁ....」ポロポロ

りん子「....」

りん子「....わたしも」ギュッ

幸子ギア「....コロス」ギュッ

アゲハ「よかった....私たち、よかったよねぇ....」ポロポロ

りん子「しょかいにしては、じょうでき」グッ

幸子ギア「フケ」スッ

アゲハ「2人ともありがとおおおおお」ボロボロ

りん子「ううん、アゲハもありがとう」ギュッ

幸子ギア「すこ」ギュッ

幸子「....」ニコニコ

幸子「落ち着きましたか」

アゲハ「ごめん、突然」エヘヘ

幸子「いいんですよ」ニコ

りん子「このあと、うちあげ?」

幸子「ああ、ここで解散するので3人で行ってきてください」

幸子ギア「サチコハ?」

幸子「....ボクは」

幸子「行くところがありまして」

3人「「「?」」」

アゲハ「また明日~」

りん子「ばいばい~」

幸子ギア「コロス~」

幸子「....」

幸子「....さて、ボクも行きますか!」

P「水臭いじゃないか、1人で行くなんて」

幸子「....Pさん、知ってたんですか」

P「....」

P「だってこれ無許可だろ」

幸子「はいっ!」

P「いい返事してんじゃねえよ」

幸子「....それじゃあ行きましょうか」

P「....あぁ」

幸子・P「「警察に!!!」」ババーン

ウーーーーーーーーーーー ウーーーーーーーーーーーーーーーーー

幸子「厳重注意で済んでよかった~」

P「よくねぇよ....」

P「表沙汰になったら立派なスキャンダルだぞ....」

幸子「そこは事務所にお任せします♪」

P「調子のいいやつだな....」

幸子「フフーン♪」フフーン

P「....」

P「....なあ幸子」

幸子「なんですか?」

P「....あいつらは」

P「何者なんだ」

幸子「何者って....」

幸子「3人との出会いは話したじゃないですか」

P「いやそういうことじゃなくてさ」

P「さっきのパフォーマンス」

P「新人アイドルどころか、まだデビューすらしていないはずのに」

P「俺も、観客も、みんなそれを忘れていた」

P「俺も長くこの業界にいるが」

P「あんなことは本来ありえないんだよ」

幸子「....」

P「....」

P「....お前のプロデュースの力なのか?」

幸子「....」

幸子「....Pさん、ボクは何もしていませんよ」

幸子「強いて言うならば」

幸子「あれは3人の本能、とでも言うんでしょうか」

P「本能?」

幸子「....2人は、まだ生まれてまもない、年齢で言えば赤子です」

幸子「赤子は、誰にも教わらずにお乳を吸います」

幸子「生きるために」

P「....」

幸子「....1人は、一度この世界から消えて、再び戻ってきました」

幸子「一度消えた分、彼女は頭でも体でも」

幸子「そして本能でも」

幸子「世界を強く求めている」

P「....」

幸子「3人に共通しているのは」

幸子「本能が、貪欲に生を求めていることだと」

幸子「ボクは思っています」

P「生を....?」

幸子「はい」

幸子「まだまだ粗削りではありますが、彼女たちの歌や踊りには」

幸子「確かな努力の跡が、随所に見られます」

幸子「そして、見た目は何一ついうことはないくらいにカワイイ」

幸子「そこに、3人の持つ」

幸子「生への強い執着が加わるんです」

P「....平和な現代日本において」

P「強く生に執着している人はそういない、か」

幸子「ましてやテレビで華々しく活躍し、充実している芸能人で」

幸子「そのような人はほぼいないでしょう」

P「だから観客に刺さると」

幸子「3人の本能からにじみ出る執着は」

幸子「見た人の本能を刺激するんです」

P「....」

P「....よくわからない話だな」ニヤリ

幸子「ボクもサッパリですよ」クスリ

P「まあ警察にはしっかり怒られたし、事務所でもたっぷり怒られるんだろうが」

P「....プロデューサーとしては正解だったのかもしれないな」

幸子「!!!」

P「悔しいけどさ!」

幸子「フフーン!胡坐をかいているとすぐに追い越してしまいますよ!」フフーン

P「望むところだ」フッ

~事務所~

幸子「ふぅ....」ストン

幸子「はぁ....」グッタリ

ちひろ「幸子ちゃん」ツンツン

幸子「あ、ちひろさん、お疲れ様です」

ちひろ「お疲れ様です」ニコ

幸子「色々とすみませんでした」ペコ

ちひろ「いえいえ、ああいう処理は私の仕事ですからいいんですよ♪」

幸子「ありがとうございます」

ちひろ「それで、どうでしたか?」

幸子「ああ、あの3人はもう凄かったですよ!」

幸子「ボク自身かなり期待していたつもりでしたが」

幸子「それ以上でしたね!」

ちひろ「いえいえ、そのことではなく」

幸子「?」

ちひろ「Pさんの反応は?」ニコッ

幸子「Pさん?」

幸子「褒めてくれましたよ?」

ちひろ「そうですかそうですか~」

ちひろ「良かったですね♪」

幸子「え、はい、そうですね?」

ちひろ「本当に幸子ちゃんはPさんのことが」

ちひろ「 好 き 」

ちひろ「ですもんね~」

幸子「....」

幸子「?」

幸子「今なんと?」

ちひろ「?」

ちひろ「だ~か~ら~」

ちひろ「本当に幸子ちゃんはPさんのことが」

ちひろ「  大  好  き  」

ちひろ「ですもんね~」

ちひろ「と」

幸子「....」

幸子「....」

幸子「....」

幸子「....」

幸子「....」

幸子「....」

幸子「....」

幸子「....」

幸子「....」

幸子「....」

幸子「へ?」

31日目(最終日)に続く

本日はここまでとさせていただきます
色々と区切りがついてよかったです
最終盤なのでどうしても安価が減ってしまいます、申し訳ありません
どうかあと少しだけお付き合いいただけると幸いです
明日の夜に再開します

申し訳ありません、時間の都合が付かないため本日はお休みします
明日、明後日の状況も不透明です
お休みする際はその都度連絡します

幸子「....」ボー

幸子「....」ボー

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」ボー

幸子「....」

幸子「....」チラ

P「....」カタカタ

幸子「....////」ポッ

幸子「!!!」ブンブン

幸子「(ちひろさんがおかしなことを言うから、妙に意識してしまうじゃないですか!)」プンスカ

幸子「(....た、確かにPさんにはとてもお世話になっていますし?)」

幸子「(嫌いではありませんよ?)」

幸子「(好きか嫌いかで言えば好きかもしれません!)」

幸子「(しかし!)」

幸子「(好きという言葉は何も恋愛感情だけを示すものではありません!)」

幸子「(カワイイ犬を見て、好きと思ったとしても)」

幸子「(それは恋愛ではありませんよね?)」

幸子「(昔から仲の良い友達のことをどう思いますか?好きですよね?)」

幸子「(でもそれは恋愛ではありません!)」

幸子「(こういうこと!こういうことなんです!)」

幸子「(ボクはPさんのことが好きですが!)」

幸子「(それはあくまでプロデューサーと担当アイドルとしての絆!)」

幸子「(恋愛の意味なんて全くこれっぽっちも)」

幸子「....」

幸子「....」チラ

P「ん?」ジー

幸子「////」カァッ

P「どうした?」

幸子「なんでもありません!仕事に集中していてください!」

P「いつも集中を乱してくるのは幸子なのに」

ちひろ「....」ニヤニヤ

幸子「(ほら!恋愛ではありません!)」

幸子「(まったく、ちひろさんのせいでいらない心労が重なってしまいました)」

幸子「....」

幸子「(....しかし)」

幸子「(このメンタルが乱れた状態では、トップアイドルとして100%の力は出せません....)」

幸子「(こうなったら)」

幸子「(ボクとPさんのことを知っている人たちに話を聞いて)」

幸子「(ボクがPさんへ抱く感情が恋愛ではないということを証明し)」

幸子「(平穏な日々を取り戻しましょう!)」

登場キャラ一覧から1人指定 >>825

~登場キャラ一覧~

橘ありす
高垣楓
白坂小梅
北条加蓮
堀裕子
佐久間まゆ
五十嵐響子
柳清良
辻野あかり
一之瀬志希
二宮飛鳥
川島瑞樹
黒埼ちとせ
白雪千夜
赤城みりあ
的場梨沙
南条光
池袋晶葉
浅利七海
姫川友紀
星輝子
岡崎泰葉
依田芳乃
島村卯月
渋谷凛
本田未央
佐藤心
水本ゆかり
城ヶ崎美嘉
緒方智絵理
及川雫
三船美優
相葉夕美
和久井留美
安部菜々
アナスタシア
小日向美穂
鷺澤文香
鷹富士茄子
新田美波
関裕美
神崎蘭子
双葉杏
三村かな子
小関麗奈
成宮由愛
櫻井桃華
脇山珠美
大石泉
向井拓海
村上巴
遊佐こずえ

山梨りん子
幸子ギア
アゲハ
あの子
仮面's
裸の男
ガタイのいい男
もう1人のガタイのいい男

巨大ヒョウ君
バグズライフ
デレステさん
悪人
部下1
部下3

悪人

~拘置所~

刑務官「33番、面会だ」

悪人「....はい」

ガチャリ

幸子「....どうも」ペコ

悪人「!?」

悪人「なんで嬢ちゃんがこんなところに....!?」

幸子「ボクの方こそ驚きましたよ」

幸子「まさかドッキリの仕掛け人で悪人役をやっていただけのあなたが」

幸子「本当に捕まっているなんて」

悪人「....俺はハメられたんだ」

悪人「あの収録があった次の日、道を歩いていたら」

悪人「ドッキリのターゲットだったあいつがいきなり俺を

幸子「あ、それはどうでもいいです」

悪人「頼むから聞いてくれよぉ....」

悪人「この風貌じゃ誰も信じてくれねぇんだ....」

悪人「冤罪なのになぜかもう送検されて拘置所だし....」

幸子「時間もあるので巻きでお願いします」

悪人「わかった....」

悪人「こんな感じで、ターゲットだったあのガキにハメられたんだ....」

幸子「なるほど....」

幸子「じゃあ次はボクの話ですね」

悪人「マジで聞くだけなのかよ!?」

悪人「なんか言うことあるだろ!お前のとこの事務所の奴にやられたんだぞ!?」

幸子「そんなこと言われても....」

幸子「もうスレの残りも少ないので横道に逸れるわけにはいかないんですよ」

悪人「なんだその理由....」

幸子「それで質問なんですけど」

幸子「ボクのPさんへの気持ちって何だと思いますか?」

悪人「....」

悪人「プロデューサーさんって人はあの現場にいたのか?」

幸子「いませんでしたけど」

悪人「....な、ならなんで俺に聞くんだ?」

幸子「....」

幸子「....」

幸子「....」

幸子「そういえばそうですね!」

幸子「それじゃ帰ります!」

幸子「裁判頑張ってください!」ピュー

ガチャン

悪人「....」

悪人「なんだったんだよ一体....」

登場キャラ一覧から1人指定 >>831

七海

~海~

ザザーッ

ザザーッ

七海「....」ボー

七海「....」ボー

幸子「....釣れますか」

七海「....まずまずれす」

幸子「隣、いいですか?」

七海「海はみんなのもの、七海に聞く必要はありません」

幸子「失礼します」ヨイショ

ザザーッ

ザザーッ

幸子「....」

七海「....」

幸子「....海はいいですね」

七海「....はい」

幸子「....」

七海「....」

七海「....七海に」

七海「何か聞きたいことがあるんじゃないれすか」

幸子「!」

幸子「....わかりますか」

七海「....なんとなくれすけど」

七海「幸子さんがわざわざこんなところに来て、七海の隣に座ったということは」

七海「何もないはずないれすよ」ニコ

幸子「....お見通し、ですか」

幸子「恥ずかしいですねぇ」

七海「....大丈夫れす」

七海「全て波音と潮風がかき消してくれますから」

幸子「....」

幸子「....実は」

幸子「こういうことがありまして....」

七海「....」

七海「幸子さん、プロデューサー以外の人と現場に行くことはありますか?」

幸子「まああの人も忙しいですから、Pさん以外の社員の方と行くこともありますよ」

七海「その時、現場でトラブルがあったことは?」

幸子「?」

幸子「あまり詳しくは覚えていませんけど、現場でのトラブルなんて日常茶飯事ですし」

幸子「Pさんがいない時にそういうこともあったと思いますけど?」

七海「....プロデューサーがいる時と、いない時とで」

七海「トラブルと向き合う姿勢が変わっていたとしたら」

七海「幸子さんは、プロデューサーに対して恋愛感情を抱いていると思います」

幸子「!?」

幸子「そ、そんなわけのわからない仮定を出されても困ります!」

幸子「何の根拠があって言っているんですか!」

七海「....」

七海「....2019年6月12日」

幸子「?」

七海「フランス、ブルゴーニュ大学の研究チームが、学術誌にとある研究結果を発表しました」

幸子「突然なんですか?」

七海「一夫一妻の習性をもつ中米原産の魚、コンビクトシクリッド」

七海「そのメス33匹に好みのオスを選ばせて、意中の相手とペアになれなかった時の反応を調べたんれす」

七海「すると」

幸子「....!」

七海「好きな相手と一緒になれなかったメスは、問題に直面した時の反応が悲観的になることが」

七海「わかったんれす....!」

幸子「!」

幸子「いや冷静に考えたら『!』じゃないですね」

幸子「魚の話じゃないですか」

幸子「さっきの質問もその研究結果から持ってきたんですね?」

七海「そうれす」

幸子「よく見てください!ボクは魚じゃありません!」

幸子「よってそんな研究結果は当てはまらないです!!!」ババーン

七海「....」

七海「....そこに釣りをしているおじいさんがいます」

幸子「いますね」

七海「あのおじいさんとプロデューサー」

七海「どちらと繁殖したいですか?」

幸子「!!?!?!?!?!?!?!?!?!?!????!?!?!??////////////」ボッ

幸子「なななななななななななな何を言っているんですか!?」

七海「さっきの研究の中では」

七海「好みのオスと一緒になったメスの方が早く卵を産んだり、卵に寄り添う時間も長かったりと」

七海「繁殖のためにより多くを投資するという結果も出ました....!」

幸子「!!!」

幸子「いや『!!!』じゃないですから!」

幸子「いくら魚の研究を出されても」

幸子「人間であるボクにとっては何の根拠にもなりませんし」

七海「....」

七海「幸子さん、自分の知っている人全ての中で」

七海「誰と一番繁殖したいれすか?」

幸子「ま、まだ続くんですかその話....」

七海「真面目に聞いているんれす」ジー

幸子「そうですねぇ....」

幸子「周りに親しい男性もいませんし....」

幸子「その、シてもいい人って言われると....」

幸子「....Pさん、ですかね////」カァッ

幸子「あ、あくまで消去法ですよ!」

幸子「地球上で人類が滅亡の危機に瀕している時にどうしても子供を残さなければならないって時限定ですよ!!!」

七海「ふふっ....」クスリ

幸子「なんですか!」

七海「今の幸子さんの顔、繁殖期のオスの魚の婚姻色より赤いれす」ニヤニヤ

幸子「っ~~~~~////」カァーッ

幸子「話になりません!人間の観点から答えてくれる人のところへ行きます!」スック

七海「あ、お土産に鯵なら持って行っていいれすよ」

幸子「....ありがとうございます」

続く

本日はここまでとさせていただきます
明日は更新できるかわかりません、夜にまた連絡します

作中に出てきた研究については
『魚にも恋愛感情?、失恋すると悲観的に 仏研究』
で検索すると出てくると思います
短い記事ですが興味深いです

本日お休みします、申し訳ありません
明日は更新できると思います

本日もお休みします、本当に申し訳ありません
明日以降も更新できるかわかりません、最悪土日に更新して完結まで持って行きます

この後更新します
よろしくお願いします

鯵「ビチビチ」

幸子「鯵は事務所の冷蔵庫にでも放り込んでおきましょうか」

幸子「見つけた人が捌いて食べるでしょうし」

幸子「....しかし」

幸子「七海さんは、ボクがPさんのことを好きという結論ありきで語っていますね!」

幸子「年頃の女の子ですから、恋バナで盛り上がるのは仕方ありませんが」

幸子「あくまでボクは冷静で公平な視点からの意見を求めているんです!」

幸子「別の人に聞きましょう!」

登場キャラ一覧から1人指定 >>861

千夜

ガシャン

ガシャン

幸子「この金属音はっ!」

千夜「....」ガシャン

千夜「....」ガシャン

幸子「千夜さん!」

千夜「はい?」

幸子「聞きたいことがあるんですけど....」

千夜「はぁ....」

幸子「ということを言われてしまいまして....」

千夜「....」

幸子「千夜さん?」

千夜「....」

幸子「....?」

幸子「あ、もしかして」

幸子「機械化されている脳でボクの質問の答えを検索してくれているんですか!」

千夜「いえ、そんなことをするまでもなく答えは出ているので呆れていただけです」

幸子「なるほど!」

幸子「それで、千夜さんの見解はどうですか?」

千夜「はい、率直に申し上げますと」

幸子「....」ゴクリ

千夜「幸子さんはプロデューサーのことを大大大好きで愛していて今すぐお付き合いをしたいと思っています」

千夜「もし今求婚をされたら謎のパワーで瞬時に結婚できる年齢まで歳を取ってからすぐに結婚します」

幸子「....」

幸子「?」

千夜「....」

千夜「....幸子さん」

幸子「はい」

千夜「自分の気持ちに蓋をすることほどつらいことはありません」

幸子「べ、別にボクはそんなこと....」

千夜「.....意地を張っていても、良いことなどはないことを」

千夜「私は知っています」

千夜「気づかないのならそれで良いのです」

千夜「しかし」

千夜「気づいてしまったのなら、前に進むべきだと」

千夜「私は思いますよ」ニコ

幸子「千夜さん....」

幸子「....親身になって答えてくれて、ありがとうございました」

千夜「いえ、お役に立てたのなら」

幸子「お礼と言っては何ですが」スッ

幸子「ちとせさんの髪の毛です」

千夜「....」ブシャァ

千夜「失礼しました、オイルが漏れてしまいました」フキフキ

幸子「それオイルじゃなくて千夜汁じゃないですか?」

千夜「どうでしょう」

登場キャラ一覧から1人指定 >>868

デレステさん

幸子「....」ポチ

アイドルマスターシンデレラガールズッ!スターライトステージッ!!!

幸子「....デレステさん」

デレステさん「はい」

幸子「相談があるんですけどいいですか?」

デレステさん「いいですよ、人間モードで聞きますね」

幸子「お願いします」

デレステさん擬人化の特徴(性別、見た目等) >>870

和服でポニーテール、刀を持った少女

デレステさん「おまたせしました」(和服でポニーテール、刀を持った少女)

幸子「アイドルがメインのゲームだけあって本人も可愛いんですね」

デレステさん「どうも」

デレステさん「それで話というのは」

幸子「実はですね」

デレステさん「なるほど」

幸子「まだ何も言っていないんですけど!?」

デレステさん「私の中にいるアイドルのことは全てわかっているので」

幸子「怖....」

デレステさん「で、いつ告白するんですか」

幸子「話が飛躍しすぎてません!?」

デレステさん「いやいや」

デレステさん「今更何を言っているんですか」

デレステさん「あなたがPに構い始めてから」

デレステさん「P関連で何度頬を染めたかわかってます?」

幸子「ほ、頬くらい誰でも染めるでしょう!」

デレステさん「....」

デレステさん「1stSeasonで11回、2ndSeasonで11回」

デレステさん「この31日間で22回」

デレステさん「1日平均0.7回も頬を染めています」

幸子「何を数えているんですか!?」

デレステさん「私の中にいるアイドルのことは全てわかっているので」

幸子「....アンインストールしましょうか」

デレステさん「サーバを破壊しないとダメですよ」

幸子「チッ....」

幸子「集合!」

アゲハ「今日は何するの~?」

りん子「どうせまたくだらないこと」

幸子ギア「ドウシタドウシタ」

幸子「....今日は」

3人「「「....」」」

幸子「3人に相談がありまして....」

3人「「「?」」」

幸子「付き合いの長い人たちはどうも先入観にとらわれ過ぎている気がします」

幸子「その点、まだ出会って日の浅いあなたたちなら」

幸子「正しい答えが導き出せる気がするんです」

幸子「それに、ボクとPさんのどちらとも深い関係ですし」

アゲハ「何の話?」

幸子「....お話ししましょう」

幸子「どうでしょうか」

アゲハ「....」

りん子「....」

幸子ギア「....」

アゲハ「え、まだそんなところで悩んでたの?」

りん子「てっきりもうつきあってるのかとおもってた」

幸子「そんなわけないじゃないですか!?」

幸子ギア「ソモソモ、サイショニPヲミタトキ」

幸子ギア「ムネガトキメイタ」

幸子ギア「ボクノムネガトキメイタトイウコトハ」

幸子ギア「モデルデアルサチコモPノコトガスキ」

幸子「....容赦がありませんね」

アゲハ「容赦がないというか....」

りん子「これくらい、ふだんのようすをみてたらとうぜん」

幸子ギア「マサカ、サチコガアンドロイドイカダッタトハ....」

ドンッ!

ドタドタッ

アゲハ「あ、あの子ちゃんも来たみたい」

ギー ドン ギー ドン ギー

幸子ギア「?」

幸子「普段より荒ぶっていますね」

ドン ドン ギー ドン

ギー ギー ギー ギー

りん子「....」

りん子「....これは」

りん子「もーるすしんごう」

アゲハ「!?」

アゲハ「あの子ちゃんが何か伝えようとしているってこと!?」

幸子ギア「コンナコトイママデナカッタ....」

幸子「何かあったんでしょうか....」

アゲハ「とにかく!あの子ちゃんのモールス信号を解読してみよう!」

幸子「どうですか....?」

りん子「....ぶんしょうができた」

アゲハ「見せてもらえる?」

りん子「....」コクリ

アゲハ「....読むよ」

幸子「....」ゴクリ

あの子『幸子』

あの子『最初のブラックジャックの時点で』

あの子『Pに頭撫でられた時に顔赤くなってたよ』

幸子「」

アゲハ「そんなに前から....」

りん子「わたしたちがうまれるまえからすきだったんだ」

あの子『いい加減に認めた方がいいと思う』

あの子『というか認めないと祟るよ』

幸子「」

幸子「....でもボクはアイドルですし」

アゲハ「....」

アゲハ「はぁ....」

アゲハ「幸子ちゃんは私たちの人生を変えてくれた恩人だけど」

アゲハ「これだけは言わせてもらうよ」

幸子「?」

アゲハ「今の幸子ちゃん」

アゲハ「全然カワイくない」

幸子「なっ!?」

りん子「わたしもそうおもう」

幸子ギア「ボクノコールドガチ」

幸子「2人まで!?」

アゲハ「幸子ちゃんってさ」

アゲハ「自分に嘘ついて、ウジウジ悩んで、最後は自分の仕事を盾にして」

アゲハ「そんな後ろ向きな子じゃなかったはずだよ」

幸子「....」

アゲハ「どんな時も笑って、元気で」

アゲハ「カワイイ女の子」

幸子「....!」

りん子「そんなさちこの、いじょうなまえむきさで」

りん子「わたしたちはかわった」

りん子「たすけられた」

幸子ギア「サチコハトップアイドルナンダカラ」

幸子ギア「アンドロイドイカジャダメ」

幸子ギア「ボクヲコエロ!サチコ!」

幸子「!!!」

アゲハ「これだけ私たちが言っても、まだ心配だって言うなら」

アゲハ「私に考えがある」ニヤリ

幸子「考え?」

りん子「もしかして」

幸子ギア「アレカ」

アゲハ「2人とも分かっちゃった?」

りん子「たぶんあれかなって」

幸子ギア「イマコソアレガコウカテキ」

アゲハ「そうそう、気持ちを自覚した今だからこそ」

幸子「ちょっと!3人ばかりなんなんですか!」

幸子「その考えとやらを早くボクにも教えてくださいよ!」

アゲハ「はいはい、それはね....」

続く

本日はここまでとさせていただきます
残り1、2回でしょうか
明日は必ず更新します!

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