海未『ここは……、何処……ですか？』

海未『う～～ん……』

？『海未ちゃん♪海未ちゃん♪』

海未『！あなたは……』

海未『穂乃……果？』

穂乃果？『海未ちゃん♪』

海未『ここは……、何処……ですか？』

海未『う～～ん……』

？『海未ちゃん♪海未ちゃん♪』

海未『！あなたは……』

海未『穂乃……果？』

穂乃果？『海未ちゃん♪』

海未『ですが……、穂乃果にしては背が低すぎます……』

海未『それに……、何故アルパカのような着ぐるみを着ているのですか？』

海未『後、ここは何処ですか？』

穂乃果？『穂乃果は、アルパカ穂乃果だよ♪』

アルパカ穂乃果『ここは、海未ちゃんの夢の世界♪』

海未『なるほど……』

海未『穂乃果がアルパカなのも、背が低すぎるのも、ここが夢の世界だからですか……。納得です！』

海未『それで、アルパカ穂乃果は私に何か用があるのですか？』

アルパカ穂乃果『うん♪』

アルパカ穂乃果『あのね、《現実》の方の穂乃果がいつも海未ちゃんに迷惑ばかりかけちゃっているからね、そのお詫びとしてアルパカ穂乃果が海未ちゃんを癒してあげるね♪》

海未『ほう……、何をしてくれるのですか？』

アルパカ穂乃果『とう♪』ぴょん

海未『うわっ！』

海未『ほ、穂乃果？な、何を!?』

アルパカ穂乃果『エヘヘ♪どう？海未ちゃん♪』モコモコ

海未『！こ、これは……！』

アルパカ穂乃果『えい♪えい♪』フカフカ

海未『フカフカでモコモコしてて……』

海未『き、気持ちいい……』

海未『さ、触っても、良いですか？』

アルパカ穂乃果『良いよ～～♪』

海未『おお……、フカフカ……』サワサワ

アルパカ穂乃果『エヘヘ♪』フカフカ

海未『モコモコ……』サワサワ

アルパカ穂乃果『ふふ、くすぐったいよ～～♪海未ちゃん♪』モコモコ

海未『あっ、すみません！つい、夢中になりすぎました！』汗

アルパカ穂乃果『どうかな？癒されたかな？』

海未『ええ、気持ちよく癒されました！ありがとうございます！』

アルパカ穂乃果『エヘヘ♪良かった～～♪』

ピカァ……

アルパカ穂乃果『！』

海未『おや？何だか空が眩しいですね……』

アルパカ穂乃果『そろそろ、海未ちゃんが起きるみたいだね……』

海未『そうなんですか……』

アルパカ穂乃果『海未ちゃん！』

海未『？』

アルパカ穂乃果『また疲れたら、いつでも来てね♪』

アルパカ穂乃果『穂乃果がいつでも癒してあげるから♪』

海未『はい！』

ピカァッ

アルパカ穂乃果『さよなら海未ちゃん！』

海未『さよなら！アルパカ穂乃果！』

チュン……チュン……

海未「いや～～、何だか良い夢を見たような気がします」

穂乃果「海未ちゃ～～ん！」

海未「！穂乃果！」

海未「貴女がこんなに早く来るとは思いませんでしたよ……」

穂乃果「ふふ～～ん♪穂乃果が本気を出せば早起き何て簡単だよ！」ドヤァ

海未「その本気をいつも出して欲しいものですね」ため息

穂乃果「あはは……」

海未「さあ、学校へはやく行きますよ！」

穂乃果「うん！」