※浮かんだものを書きなぐったため短編です。
奈緒「どうしたんだよ急に」
裕子「いえっ! 私、二人から見たら後輩じゃないですかっ!」
志希「確かにそうだねー、あたしは3年生だしー」
奈緒「2年、だな。あたしも」
裕子「そして私は1年生ですっ! サイキック新入生ですっ!」
奈緒「だから先輩って呼んだのか?」
裕子「そうです! なんかこう……ビビっときまして」
志希「ユッコちゃんの直感は結構攻め攻めだからにゃー、で、呼んで何したいの?」
奈緒「後輩ぶってもなんもあげないからなー?」
裕子「し………何も考えてませんでしたっ!」
奈緒「ノープランだったのかよ……それなら、だなぁ……」
奈緒「堀、焼きそばパン買ってこいよ」
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裕子「はいっ! 行ってきます!」
志希「行っちゃったー、いーの? そーいうの」
奈緒「漫画とかアニメじゃ定番だからなぁ、ちょっと憧れてた」
志希「パシリとかよくないと思うなー。 そうだ、あたしも奈緒ちゃんをパシっちゃおうかな?」
奈緒「えっ? ま、まぁあたしもユッコに頼んじゃったからなぁ。 何持ってくればいいんだよ、一ノ瀬先輩?」
志希「んー、いちのせせんぱい、なんて蠱惑的なヒビキ! えっとねー……コーヒーか紅茶、3杯用意してー?」
奈緒「事務所に置いてるやつでいいよな? 確かパックのやつが……」
志希「美味しく入れてよ? こーはいちゃん?」
奈緒「ティーパックだっての! 美味しいの飲みたいなら雪乃さんに頼めばいいんじゃないか?」
志希「んー、そこはほら、雪乃ちゃんは……先輩だし?」
奈緒「今日はとことんそのノリでいくんだな」
志希「なんでー? 奈緒ちゃんだってわりとノリノリじゃない?」
奈緒「………ちょっとたのしい」
志希「だよねー?」
裕子「買ってきました神谷せんぱいっ! ほら!焼きそばパン!」
奈緒「おぉ、お疲れ様、ユッコ」
裕子「もー、そこは堀、でいいですよ! ねっ!一ノ瀬先輩っ!」
志希「そーそー。先輩としてどーんとしてないとねー(ソファでぐーたら」
奈緒「これ志希だけ得するやつじゃ……まぁいいや、えっと……」
裕子「130円でしたっ!」
奈緒「そっか、それなら……ちょっと待ってろ………?」
裕子「いやー、神谷先輩が言ってくれてなかったら私、おなかペコペコでしたよー」(バリッ
志希「売店の焼きそばパン美味しいよねー」
裕子「はいっ! ついつい買い食いをしてしまって……」
奈緒「って待て待て待て! なんで焼きそばパン食べてるんだよ掘ぃ!」
裕子「えっ!? だって買ってきましたよっ!?」
奈緒「そこは先輩にパシられたシチュエーションだろ!? さすがに悪いと思って金払ったけど!」
裕子「私はてっきり奈緒さんが気が変わって……先輩が後輩に奢ってくれるやつかと!」
奈緒「うっ……で、でもなんも言わずに食うのはどうだよ?」
裕子「ゴチになりますっ! 神谷先輩っ!」
志希「ふふー、これは奈緒ちゃんの負けかなー?」
奈緒「まぁ、あたしに買ってこいとは言わなかったしなぁ……いやでもおかしくないか!?」
志希「ま、可愛い後輩のためってことにしとこ? せっかくだし?」
裕子「いえっ! 私のテレパシーが反応しなかっただけですから! お金はお返ししますっ!」
志希「よーし、焼きそばパンを食べ終わったところで、次は一ノ瀬先輩のターンッ!」
奈緒「変な命令はやめろよ……?」
志希「大丈夫大丈夫、先輩を信じて?」
裕子「どーんと来てくださいっ! さぁっ!」
志希「じゃーあ、いっくよー?」
志希「堀ちゃん? 鞄の中、み、せ、て?」
奈緒「は?」
裕子「えっ!? えっと……それは……」
志希「あれー? 先輩からのお願いなんだけどなー?」
裕子「……さ、サイキックばりやー!」
志希「神谷後輩、やっておしまい!」
奈緒「む、確かに気になる……おいこら掘ぃ! 持ち物検査だ!」
裕子「そんなっ! 私はひんそーほーてーな生徒です!」
志希「品行方正、だよー? これは現国の成績が危ぶまれるなぁ?」
奈緒「というか、なんでそんなに嫌なんだよ? なんか変なもの持って行ってるわけじゃないだろ?」
裕子「まぁ……スプーンとトランプと知恵の輪くらいですけど」
奈緒「論外だった」
志希「ま、とりあえずおーぷんざせさみー! さって、お目当てのものはあるかなー?」
裕子「い、いつの間にっ!?」
志希「やっぱりー、ユッコちゃん、化学の宿題出てるね?」
裕子「えっ!? た、確かに出てますけど……」
志希「それなら、それこそ先輩に頼っていいところじゃない? この一ノ瀬先輩にねっ!」
裕子「いいんですかっ!? ちょっと難しくて困ってたんですけど……」
志希「ふふーん、先輩に任せてー?」
奈緒「よくわかったな?」
志希「だってユッコちゃんがそーゆーこと言ってくるってことは、なーんか頼りたいことがあったってことでしょ? 先輩に」
裕子「うっ」
奈緒「あー……んであたしが注意しちゃったから言いづらくなったのか」
裕子「はい……」
奈緒「……それなら普通に教えてください、でよかったんじゃないか? ま、確かにそれだと志希は乗らなかったかもだけど」
志希「そーゆー意味ならユッコちゃんはあたしの琴線をビビっと感知したワケだよねー?」
裕子「そ、そうですっ! サイキック読心っ!」
奈緒「調子いいなぁ、まぁいいや。あたしも宿題出てたしな。一緒にやるか」
志希「紅茶もちょうどいい塩梅だしねー。 この一ノ瀬先輩にどんどん頼りたまえー?」
奈緒「そのフレーズ、気に入ったのか?」
志希「気に入った! しばらくは後輩呼びで言っちゃうかもー?」
裕子「で、ではよろしくお願いしますっ! 神谷先輩! 一ノ瀬先輩っ!」
志希「そこはねー? ガッと式を入れてー、チュッとまとめてやればー……ハァーン!って答えが出るよ?」
奈緒(全く理解らねぇ)
裕子「なるほどっ! こうですねっ!」
志希「そうそう! 見込みあるぞー、堀こうはーい!」
奈緒 (理解るのか……)
おわり
短編でした。
後輩なユッコと先輩ぶるしきにゃんが書きたかったんです。
依頼出してきます。
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