姉妹「あーそーぼっ」女「ま、また…?」 (59)
女「んよっしゃー!放課後だー」
友「元気だねぇ」
女「いやぁ最近近所の女の子と仲良くなってさ。もーかわいくてしょうがないんよ」
友「暇ならなんか部活でも入んなよ。まだこの時期なら間に合うって」
女「ガチで体動かすのはなー。エンジョイ勢だから私。じゃ、また明日!部活頑張ってー」
・自宅
ピンポーン
女「おっ!きたきた。どうぞー」
ガチャ
姉妹「こんにちはー!」
女「おーこんちわ!今日も元気いっぱいだね!」
姉「はやくはやく!」
妹「あそぼあそぼ!」
女「あはは、分かった分かった。今日は何しよっか?」
あぁ~かわいいなぁ。顔見ただけでにやけちゃうよー
妹「ねぇ、大丈夫かな?」
姉「おねえちゃんなら、多分…」
女「ん?どしたの?何か新しい遊びでも思い付いた?」
姉「そうなんだけど。えっとね…あのね…」
女「なーに?いってごらん。きっと楽しくできるよ」
妹「ほんと?」
女「ほんとにほんと。何でも言ってみて?」
妹「…わかった!あのね、おねえちゃんの…」
姉「…おっぱいもんでみたいのっ」
女「よし分かっ、えっ」
妹「ね、いいかな?」
姉「いい?」
女「えーっと、なんでまた、私の…?」
妹「姉ちゃんと二人で、周りで気になるものについて話してたの」
姉「そしたらー、わたしたお洋服もおもちゃもいっぱい持ってるし、外国にもたくさん行ってて、
色んな食べ物も食べたから」
妹「あんまりないねーってなったの」
そっか…二人ともお金持ちのお家の娘さんだもんね。私より海外行った経験多いってすごいなぁ
いいなぁ…じゃなくて
女「そこからどうして胸の話に行くのさ」
姉「気になるもので、わたしたちに無いものを考えたら、おっぱいだ!ってなったの」
なんでやねん…
妹「お母さんはお仕事でとっても忙しいし、お手伝いさんたちに頼むのはちょっと恥ずかしいから…」
姉「友達もみんな小さいし、どんな感じなのか考え始めたらすごく気になりだしちゃったの」
女「え、え~?」
妹「おねえちゃんってとっても優しいから…わたしたちのわがままも聞いてくれるかなって思って」
女「んん~…」
それは素直にうれしい。けどなー、私まだ成長途中よ?高1なのよ
そんなに大きくないんだよ
女「んー…」
誰かに胸もまれたことなんてないし、頼まれたこともないし…
なにより恥ずかしいからなぁ
姉妹「……」
女「……」
っくー!この目で見つめられると何でも許しちゃう!
女「わかった!いいよ!」
姉妹「ほんとー!?」
女「ただし!乱暴にしちゃだめだよ?いい?」
姉妹「はーい!」
ま、少し触ったらすぐ飽きるっしょ。
自分の胸もんでみたことあるけど、なんも面白くなかったもんな
姉「わたしからね」
妹「えーわたしが先にやりたいー」
姉「いーじゃん」
女「はは、も―…一緒にさわっていいよ」
なんだかお母さんになった気分
妹「わたしこっち」
姉「わたしはこっち!」
女「はいはい。さすがにワイシャツは脱がなくていいよね?」
姉「うんっ。なんだかドキドキするー」
妹「あは、わたしもー」
女「…っ……っふ」
だ、だめだ、これは…
姉「どうしたの?」
妹「もしかしていたい?」
女「っふ、あはっはは、んふふ」
くすぐったい!変な感じ~!恥ずかしさと相まってやばいわこれ
女「ふふ、ふ、ごめんねいきなり笑っちゃって」
姉「ううん大丈夫。…あ、いいこと思い付いた!」
妹「なになに?」
姉「次はゲームしよ!5分もみもみしておねえちゃんが笑ったら負け、笑わなかったらわたしたちに、えーっと」
妹「わたしたちのこと思いっきりくすぐっていい、っていうのは?」
姉「それだ!」
え~それって私にメリットないような。いや待てよ?二人の小っちゃくて柔らかくていい香りがする身体を
こちょこちょして、二人の笑った顔を至近距離で見られる。これはいいんじゃないの
女「おっけ~、いいよ」
妹「ありがと。でもさーそれまた今度にしようよ。わたしテレビでやってた○○やりたい」
女「あーあれかぁ、いいよ。姉ちゃんは?」
姉「んー…わかった!それにしよー」
今日ははここまでです
・数日後
姉妹「あめだー」
女「雨だねー」
姉「お外で遊びたいのにっ」
女「そういう時に限って降ったりするんよね」
妹「むー…」
むすっとしてる顔もかわえーのー
妹「…!じゃーあれやろ!」
嫌な予感
姉「いいね!はい、お姉ちゃん上着ぬいでー」
女「んえええ」
妹「ぬぎぬぎ♪」
女「………」
姉妹「……」
女「……んぶっ、ふふふ、えへはは」
姉「はいまけー!」
妹「またかっちゃった~」
女「だーってずるいよ。真顔でもまれたらおかしくって笑っちゃうよ」
姉「おねえちゃんよわ~い」
妹「もっと耐えてよぉ」
そう言われてもなぁ。くすぐったいもんはしょうがないんよ
妹「ん~、じゃあもちょっといいご褒美にしよう」
姉「そっか。そーすればもっといい勝負になるかも?」
ほお?
女「なにをしてくれるのかな?」
妹「ね、ほら…このあいださ、おねえちゃん言ってたじゃん」
姉「ん?…あーこの人かぁ…」
なんだーこそこそとスマホいじって
妹「はいこれー」
女「これは…?」
えっ今超人気モデルのRちゃん…と、えっ姉妹の二人!?
女「きゃーっ、なんでっ?なんで二人がRちゃんと一緒に写真撮ってるの!?」
姉「ふふーん、いいでしょ!」
妹「お母さんのお友達がRちゃんとお仕事したことあるんだって」
いいなぁいいなぁ。お金持ちはコネクションもゴージャスなもんかぁ
…ご褒美のことでこの話が出てきたとゆーことは……
女「も、もしかして」
姉「そっ!Rちゃんに女おねえちゃんと遊んでくれるように頼んであげる!」
なんと…ツーショットぐらいかななんて思ってたら…
お金持ち万歳!
女「ふ、本気を出す時が来たっぽいね」
妹「おー、うけてたつぞー」
・2分経過
くぅ うぅ ひー…
女「っはは」
姉「はいざんねーん。ちょっとだけ伸びたね」
妹「Rちゃん効果?」
むぅ
やっぱ触られることより恥ずかしさがあかんなー
女「くゃしい~」
妹「Rちゃんの大ファンなんだよねー。がんばれがんばれ」
女「もいっかいチャレンジ!だめ?」
姉「こちら不定期チャレンジとなりまーす。またの機会に!」
むぅ。上手いこと二人の思惑通りになってる気がするけど…
Rちゃんと遊べるなんて、またとないチャンスだし、わたしがんばっちゃうぞ!
・数日後
女「勝負だ!」
妹「ふふっ。おねえちゃんから誘ってくるようになったね」
姉「おっけーやろやろ」
う、く、よーし。3分台!今日は我慢できてる!
もみ もみ
きたぁー3分30秒いった!あと少し!
姉妹「………」
もみっ
女「ぅひっ」
姉「あららー笑っちゃったー」
妹「でもでも、いいかんじだったよ、おねえちゃん」
女「え、えーっ。今のアウト?」
なんかいきなり、ちょっとだけ力が強くなったような…気のせいかなぁ
姉「だってご褒美のレベル上がったし~?」
妹「その分きびしくしないと、ねっ」
それはごもっとも
女「はい…でもくやしーっ」
ま、だんだん慣れてきたしー?あと少しで5分耐えられそうっ
・学校
女「~♪」
友「やけにご機嫌じゃん。どしたん」
女「ひ・み・つ」
友「……」
おぉ…ごみを見る目ってこういう…
女「ご、ごめんごめん。ちょっといいことが、んー、起こりそうな感じでさ」
友「へぇ。ま、楽しそうならいいんだ」
女「友…」
友「女……暑いから近寄んな」
女「もうっ!そこはぎゅってだきしめるとこでしょ?ぷんぷん!」
…アッ今のすごい!ごみを見る目のお手本にしたいくらい!
・数日後
女「ふふん」
妹「どうしたの?変な顔して」
女「これはどや顔って言うの!今日は勝つよー」
姉「へぇ、自信あるの?なんでなんで?」
女「なんとなく!」
姉妹「……」
ごみを見る目、ではないけど…
うむ、少女のジト目もまた良いものだ
姉「タイマーセット!スタート~」
さわさわ もみもみ
実は秘策があるのだ。もまれてる間は…Rちゃんと遊ぶところを想像する!これで乗り切る!
遊園地行ったり、自撮りしたり、プリクラ、デザート、ショッピング…
うぇへへ……は、あぶない。笑っちゃいかんのやった
もみ もみ
・3分30秒経過
女「……っ」
くあー…
RちゃんRちゃんRちゃん…
わたしに力を…
女「……」
き、きたー!4分突入!
今日で決めるよ!
妹「……」
ん?妹ちゃんと目が合った…
むにゅ
女「ぁ、んっ」
え、え…今……
姉「あーあー…おっしい!あとちょっとだったのにぃ」
妹「ざんねん~」くすくす
女「い、いや…今の……?」
姉「えー?笑ってたよね?」くすくす
妹「うんうん、笑ってた」
女「笑ってた、訳じゃなくて……」
姉妹「じゃあ、なぁに?」
えーと……えぇっと…
……
女「ぃ、いやー!負けたー!認めます!笑っちゃいましたー」
姉「よーし、素直でよろしい!」
妹「素直なおねえちゃん好き好き」
女「強いなー二人とも……あ、っと、ごめん。今日はもう帰るね」
姉妹「えー!」
姉「まだはやいよ!まだ遊びたいよ!」
妹「そうだよ、なんでー」
女「あの、課題がまだ残ってて、苦手科目だから余裕持ってやりたいな~と思って」
姉「…そっかぁ。お勉強なら仕方ないか!」
妹「だね。がんばって。またね~」
ここまでです
・数日後
女「……」
姉「どうしたの真面目な顔して」
女「今日は…勝つよ。ガチで」
妹「お~」
姉「えぇ?どうせまたおしいところで負けるってー」
いや今日は本当に耐える!
それに確かめたいことも、あるし
もみもみ もみもみ もみもみ
っくう……まだ3分かぁ…
女「……っ…」
あーもー…顔あっつい
4分過ぎた!問題はここから
むにゅっ むにゅっ
女「っ……」
さっきまで下から普通にもんでたのに…!
ま、真ん中のあたりを…
しかし!耐える!Rちゃんと、遊ぶんだー!
・4分30秒~
よしっいける…いけ…
妹「…っふ」
姉「……」
くにっ
女「ひゃ、あっ」
姉「あうと~」
妹「ふふ、ふふ」
女「……」
妹「どうしたの?納得いかない?」
姉「でもね~思いっきり笑っちゃったし~!」
女「だから、笑ったんじゃなくて…」
妹「なになに?」
姉「なんなの~?」
こ、こんのぉ……
女「あ、あのねぇ!ふたりとも!ちょっと触り方が、乱暴っていうか」
姉「えーっ?やさしくしてたよ!ねぇ?」
妹「ふふ、してたしてた」
あ、悪魔め…
女「妹ちゃんは笑いこらえきれてなかったでしょ!絶対わざとやってたでしょ!」
わかってやってるんだな、二人とも…
こんな…年下の子供たちにばかにされて黙ってる私じゃない!
Rちゃんとは死ぬほど遊びたいけど…。
女「こういう遊びはおしまいっ」
妹「ごめんね?おねえちゃん。でもしょうがないんだよ」
女「…なにがさ」
姉「だってぇ…おねえちゃんがかわいいんだもん!」
あぁ~…!ずるいわ……
女「まったくぅ」
妹「あはは、うれしそうな顔~」
・夏休み
ひぃ…ひぃ……
姉「もう!おねえちゃん、また休憩?」
妹「さっきしたばかりだよ」
女「歳か…」
姉「まだ15じゃん」
あついー…天気がいい日に外で遊ぶのはいいけど
私、スタミナゲージがとても短いんす
姉「まだまだ遊び足りないよ!」
大変元気でよろしいんですが…私がもたない
むむむ…
女「…あっいいこと思い付いた」
LINEでポチポチ…
友「おねがいだからすぐきてって言われて来てみれば…」
女「理由も聞かずに来てくれる友…ん~あいしてるぜ」
友「はぁ…で、何」
女「この子達と遊んで!」
友「……」
姉妹「ふふ、こんにちは!友さん」
なんか、めっちゃにこにこしとる…なんでだろ
まいっか!代わりに頑張ってもらいましょ
友「こんにちは。別にいいけど、何すりゃいいの」
女「そーねー…普通に鬼ごっことかで良いんじゃない?陸上部だし」
友「安直な…。それでいい、かな」
姉妹「うん!」
友「まてー」
姉「きゃははっ、はやーい!」
妹「にげろ~」
ええな…癒される…
友「よっ」
姉「にゃーつかまったー!…よーし、追いかけるよ!」
姉「まてー!」
いい感じに手加減して逃げてて上手いなぁ友
あ、追いつかれそう
姉「たーっ…ち!えいっ」ぺしっ
友「きゃあっ」
女「どうしたん女の子みたいな声出してぇ」
友「うるさい!…」
姉「…ごめんなさい。焦っておしりをタッチしちゃった」
友「い、いいよ。気にしないで」
姉「ねぇ、友ちゃんは陸上部に入ってるんだよね」
妹「やっぱり女おねえちゃんと比べると、体が引き締まってるね」
ふんっ。女子には程よい肉付きだって必要なんだい!
友「ありがとう」
姉「それでね……うぅん、やっぱりなんでもない!次に遊ぶ時に話すね」
妹「今度は、友ちゃんと私たちの3人で遊びたいなぁ」
あれ、私は
女「え~仲間に入れてよ~」
姉「だーめ♪次の次!」
友「うん、わかった」
・夏休み明け、学校
女「友~おめでとう!大会新記録だって?」
友「ありがとう。姉妹ちゃんたちと応援来てくれてたよね。力になったよ」
女「あ、ふぇへ…どうってことねーぜ」
友「笑い方きもい」
だって素直に感謝されると思わんかったもん!
女「こほんっ。友選手!成績アップの秘訣は?なにか特別な事とかやったん?」
友「んー、実は、姉妹ちゃんたちが凄腕のトレーナー紹介してくれてさ」
まったくすごいなぁ、あのお家は
女「へ~、よかったね」
友「うん。でも、紹介してもらうまでが結構大変だったんだ」
女「ほうほう」
友「おしりを5分もまれて声を出さない、ってのを10回クリアしたら紹介するって言われてさ」
女「え…」
それって、私の時と似てる
女「く、クリアしたの」
友「そー。最初の方は何回か失敗しちゃったけどね」
まじか…。よく耐えたな
っというか
女「なんでおしりをもむとかいう話に…」
友「鬼ごっこの時に私のおしりに興味を持ったんだって」
女「もまれるの、よく許したね」
胸もまれた私が言えた事じゃないけど
友「減るもんじゃないし」
女「まぁたしかに…」
けどなぁ…あの二人…
ちょっと心配なんだよなー
……でも、やっぱりまだRちゃんと会えるチャンスを捨てきれんなー
女「よぉし!私も頑張る!」
友「いきなり大声出さんでよ」
ここまでです
妹「ふぅん…また挑戦しに来たんだ」
ばかにしたような笑顔浮かべおって…
というか、今日は妹ちゃん1人か
女「やろうか」
無心でいくぞ
・4分~
ふー…
女「……」
・4分30秒~
むにゅ むにゅ
女「…ぁ」
せ、せーふだよね!今のは
妹「…」
よしよし…変化にも慣れてきたし、本当にいけるかも!
4分50秒だ!
妹「…」
くりっ
女「あっん、ちょ、ちょっと…?」
妹「あーあ。あとちょっとだったね」
女「や、まって、妹ちゃ、ん」
何でもみつづけるの!?
やばいやばい、これ以上は…
女「こ、降参~。まけました!だからあの、手を…っ」
妹「え~もうちょっと触っていたいよ」
だめだってば―!触ってるところが、ち、ちく…とにかくだめだって教えなきゃ
女「妹、ちゃん!」ぎゅっ
妹「いたっ……」
妹「……いったーい。手首痛めたかも」
そんな強く握ったつもりはないんだけど…
女「あの、ごめんねっ」
妹「習い事とか、やりにくくなっちゃうかも。おねえちゃんのせいで」
うぐぐ
女「ほんとにごめんね。えーと…湿布とかあればいいんだけど」
妹「いい、別に。その代りにさ」
女「うん」
怒ってるなー…こんな妹ちゃん初めてみる
妹「またおっぱいもませてよ」
女「えっ」
なーんでそうなるの…
女「それはちょっと…それにほら、手首痛めたかもしれないでしょ?やめとこ?」
妹「じゃあゆるさない。お母さんとお父さんに言うから」
そ、そんな。ご両親は二人のことすごく大事にしてるし…
怒られるだけじゃすまないかも…でもでも……
今触られるのは、なんかまずい気がするんだ
女「あのー、また今度じゃだめ?」
妹「だめ。今じゃないと」
女「いや、今はちょっと…」
妹「どうして今はだめなの?わたしは今、もっとさわりたいの」
女「……」
どうしてって、言われても…
何か理由を…何か…
妹「もしかしてさぁ、きもちよくなっちゃったの?」
…………いや
いやいやいや!
女「ち、ちがうよ」
妹「そう?だってなんだか、さわられてる時のおねえちゃん、うれしそうな顔してたよ」
女「してないよっ…笑いをこらえてただけっ」
妹「それにさ、」
な、なに、いきなり近づいて…って顔、ちかっ
妹「えっちな声、だしてたでしょ」ぼそ
女「ひ」
ななななななにを
妹「あははっ、そんなに離れなくてもいいじゃん。わ、顔真っ赤」
ごめんなさいみじかいですけどまたこんど
うぅぅ…考えないように、気付かないようにしてたのに
妹「ねー、どうするの?」
わ~…!まってまって!あぁもう壁際に…
女「……っ」
妹「っふふ、なに?泣いちゃうの?なさけなーい」
な、泣いてなんか…ドライアイなだけだもん
女「……」
妹「……はぁ…もういいよ」
女「あ……ほんとに、ほんとにごめ」
妹「もういい。今日は帰って」
ぜっったい嫌われた…落ち込むなぁ
でも、エスカレートしていった遊びを断らなかった私が悪いとこあるし
……うぅ
・しばらくして、学校
友「……」
女「おっはー…よ、あの、友さん?」
友「…ん?あぁ、おはよ」
クールビューティではあるけれど、暗い性格ってわけじゃないのに
今日は様子が変だ
女「…なんかあった?」
友「んーいや、べつに…」
女「……ねぇ」
友「……っは、わかったわかった。真面目な顔しないでよ、笑えてくる」
んな!人が心配してるというのに!
…でも、話してくれるみたいで良かった
友「部活のコーチと先輩とケンカしちゃってさ。前に話した有名なコーチのことで」
それって、姉妹ちゃんたちから紹介してもらった人のことか
友「本当に的確な指導でさ、タイムもかなり良くなった。代わりに――」
部活に行く頻度が減って、先輩や部活のコーチとの関係がギクシャクしてしまったと…
なるほど……聞いといてなんだけど、部員じゃない私が首を突っ込んでいいんかな
友「あと、それだけじゃなくてさ、姉ちゃんのことも」
女「え」
友「紹介する条件が、その……どんどん厳しくなって」
女「き、厳しく…?それってどういう」
友「……」
お、珍しい照れ顔…じゃなくて、もしかして
女「…恥ずかしい系?」
友「まぁ…そうかな……てかなんでわかったのさ」
…女の勘ですよ
友「正直、どうすればいいのか…成績は伸ばしたいけどさ」
代わりの条件と、部活のみんなとの関係が悩みか…
女「あー…部活のことはあんまり言えないかもだけど、姉ちゃんと遊ぶのは…」
友「…うん、控えめにしたほうがいいかな。なんかずるしてるみたいで罪悪感もあったし」
・またしばらくあと、学校の廊下
あれは…友と部活の先輩さん?
友「だから…タイムが伸びてるんだからいいじゃないですか」
部員「練習に来ないのに?」
なんか、やばめな雰囲気
話しかけられない
友「……」
部員「……」
あ、先輩行っちゃった……
女「あの、友さん?大丈夫…」
友「……なに」
あー、えー…
女「盗み聞きする気は無かったんだけど、さ…」
さっきの話の内容からするに……
まだトレーナーさんと会ってるっぽい?
友「ごめん、急いでるから」
女「ま、まって」
友「はなしてっ…」
女「あぅ」
友「……」
友……行っちゃった
これって、トレーナーさんと会ってから起きた問題だよね
姉ちゃんに話を聞いてみよう
・姉妹宅
相変わらず大きいお家……久しぶりに来るなぁ
ピンポーン……
いないのかな…
しょうがない、出直そう
女「……きゃっ」
姉妹ちゃんたち…い、いつのまに後ろに
姉「ひさしぶり~。遊びに来たのっ?」
妹「……」
女「えっと今日は、そうじゃなくて、友ちゃんのことでお話ししたいと思って」
妹「ふーん…分かった。なかで話そ」
・姉妹の部屋
何か知らんけど緊張するなー…
女「二人が紹介してくれたトレーナーさんのことなんだけどね、そのことで友が悩んでるみたいで」
言いにくいけど、はっきり言わなきゃ
女「紹介するの、やめてもらってもいいかな?」
姉「えー!どうして?」
女「どうしてって…代わりの条件のことでも悩んでるし」
姉「でも、友ちゃんはオーケーしてくれてるんだよ?」
女「それは…」
こういうのって、もうちょっと大人になってからするものじゃないの~…
妹「……ねぇ、もうがまんできないよ」
姉「……えぇ?もーちょっと伸ばそうよ…」
なんだろ…こしょこしょ話して…
姉「やめてもいーけど、代わりにおねえちゃんとあそびたいな!」
ちょっと、もう…
女「あの、それってどんな遊びかな」
妹「おっぱい」
姉「おしり」
女「そ、そういうのはちょっと」
姉「じゃーやめなーい。いいじゃん?友ちゃんは成績よくなってるんだし」
妹「どうするのー?」
女「結構触ってきたんじゃない?まだ満足できないかな…?」
姉「うん!もっと興味出てきちゃった」
これって……私が遊びに誘っちゃったことが原因かなぁ
友には、みんなと仲直りして調子を戻してほしいし、なにより…私も前みたいに…
女「……どうすれば、いいのかな」
姉「ふふっ」
妹「おねえちゃんのそーゆーとこ、だいすき」
今は素直に喜べないなぁ
姉「そうだねー…今日はとりあえず、そっちかな?」
妹「ほんと?ありがとー。はぁ…いっぱい我慢してきたもん。おねえちゃん丁度薄着だね…じゃあ…」
あぁ…もう何回心の中でため息したことやら
覚悟決めよう
妹「下着脱いでくれる?」
女「な、な…」
妹「だいじょうぶだよー。服の上からだから」
何一つ大丈夫じゃないってば
でも、どうせ断れないんだろうな…
ぷち しゅる
女「ふー……」
はぁ…クーラー効いてるのにすっっごいあっつい
いつもより、じろじろ見られてるのは気のせいじゃないよね…
妹「……」
女「っ」
妹「くふ、ふふ…まだ触ってないよ?」
女「ご、ごめんごめん…」
ここまで
なんなんこれ…心拍数やばい
あ、あ、手が
妹「わ~…やっぱり感触ちがう」
姉「いいなーいいなー!」
・5分~
女「……っ…ふ、ぅ」
あーあーあーなめてましたすみませんでした
なんか視界がぐるぐるまわってるみたい
女「あ、あのさっ…聞き忘れちゃったんだけど、これってどのくらいっ、なのかな」
妹「ん~とくに決めてないよ。わたしが満足するまでかな」
女「え…ぇー、っ…」
ふぅ ふぅ
………うわ…まだ10分って
女「……ぁ…」
妹「……ねぇ、もう別に声がまんしなくていいんだよ?わたしたちしかいないんだしさ」
姉「そうそう。がまんするのはよくないよ。すっきりするよ!」
それは色々と不味い気がする。それだけは…
妹「ほらー、おとなしくして」
姉「はいっ、背筋ピンとして!手は後ろに~」
女「はっ……はっ…」
妹「あつい?もう1枚脱ぐ?」
女「ゃ、いやいや…っ!」
姉「あはは、汗かいてるね…んぅー…いいにおい」
女の子二人に何されてるんだ私は
あ、だめだ、泣きそう…涙出る…
妹「……あ~…もう…」
ぎゅうぅ
女「っ!?ぁん!や、やだっ…妹ちゃん、あ、んっ」
姉「おぉ~…こらこら、あばれないの~」
これもうもんでるっていうより、つねられてるし
だめ、もう、よくわかんない
目の前がちかちかして
女「あっ!ん、んんっ」
なんだったんだろ、今の。とてもつかれたけど
あつくて、ふわふわして、あと…
女「はぁ……ぁ…」くたっ
姉「おっとと…つかれちゃった?おねえちゃん」
女「あ、は……」
ちゅ
妹「ふふ、ちょっとしょっぱい」
あー…こんなの誰にも言えないよ
ちゃっかり目元にキスされとるし
姉「いーなー!わたしもしよっと」
ちゅ ちゅっ
首筋とかほっぺたとかおでことか…
女「も、もう終わったんじゃないの」
妹「うん、きょうはもういいよー満足した。次からちょっとずつ長くしていこうね」
姉「そのまえに!わたしの番だよー」
女「ま、またこんどじゃだめかな…今日は、つかれたから」
姉「えー!?やる気まんまんだったのに!」
勘弁してください。間隔空けないと…
姉「ちぇ~…次いつ!?明日とかどう!」
・自宅
結局、なんとか1週間後にまで引き延ばし成功
した…けど、
しゅる
女「……………ぁー」
認めたくない、みとめたくないけどこれは
ぬれてるよなー…
これがどういうこと意味してるか、知らない訳じゃないんよ
知識はあるけど、あの、したことないし…なんかこわいイメージあったし
女「……」
でも、痛くはなかった…
やり方は知ってるけどさー……したいと思ったことがそもそも…
クラスのみんなとかは…
……友も、やってたりするのかな
ぬる
女「っ、わ…」
………将来、誰かに触られちゃったりするんかなぁ
もしそうなら、どんなふうに……
女「……や、やめやめ。お風呂入ろう、うん。汗流さなきゃ」
ここまでです
・姉妹宅
すー はー
ピンポーン
姉「おねえちゃーん!」
女「わわ」
うーむ、元気でかわいい…んだけど
ちょっと…いや大分、そっち方面の興味があるようで
姉「はやくはやく!」
・姉妹の部屋
姉「ここきて、うつぶせに!」
女「ベッドですか」
妹「はい、ひざまくらしてあげる」ぽんぽん
おぉ、お、やわらかい!いいにおい!子供体温だ
姉「薄いパンツにしてきてくれたー?」
女「ま、まぁ、してきたつもりだよ」
薄手のルームウェアを着てきたよちゃんと
そうしないと怒られそうだし
姉「よしよし、おしりを上げて~」
女「うー…」
こんな格好…
もみもみ
姉「やわらかぁい!友ちゃんとは別の良さがある~」
むずむずするなぁ
けど、声を出すほどでもない感じ?
これなら大丈夫そうだけど、友はなにがきつかったんだろ
姉「ぷにぷに~」
でも恥ずかしいものは恥ずかしい
出来るだけ早く終わってほしいな
姉「よーし。やわらかさはおっけー!じゃあ、音はどうかな?」
女「お、音…?何言って、」
ぺちっ
女「ひっ」
ぺちっ ぺちっ
女「あ、ちょっと、姉ちゃ」
ひぇえ…こういうわけだったのね
けっこう強い…
女「ねぇ、っ、もむだけじゃないの…?」
姉「友ちゃんはこれに耐えてたよ?」
まじすか…鍛えてるからなんかな
女「っ……」
姉「あはは、ぷるぷるしてておもしろーい」
ぺちっ ぺちっ ぺちんっ
女「あ、あの、姉ちゃんもう少し優しく、ぅ」
姉「ごめんごめん。いたかった?」
女「痛くはないんだけど…叩くのはちょっと」
姉「え~?……わかった、じゃあもむだけにするね」
ぎゅむ ぎゅむ
女「ぁ…」
姉「もまれるほうが好きなの?」
女「そんなこと、ないよっ」
こ、こんなに力強くもまれるとやっぱりくすぐったいな
女「……っ、く」
姉「……♪」
ぐに
女「ふわぁっ!?」
姉「あ、ごめぇん…」
妹「だいじょうぶ?」
今、いま……!
女「姉ちゃんっ」
姉「ごめんなさい。わざとじゃないの…夢中になっちゃって」
妹「姉ちゃん、なにしちゃったの?」
姉「おねちゃんのだいじなところ触っちゃったみたい」
もう…!もう…!
女「いい、よ。大丈夫だから…」
姉「ほんとうにごめんなさい!今日はもうやめるね」
妹「どうする?ほかの遊びする?」
女「…いや、あの」
姉「……わたしのせいでへんな空気になっちゃったし、これで終わろう?」
妹「あぁ…そうだね。そうしたほうがいいかも」
女「じゃあ、また今度、ね」
姉妹「……♡」
そうしてもらえるとありがたいな
・自宅
女「ふー………」
あーもう!どうしよ…
すっきりしないすっきりしない
ねむいのでここまです
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