【艦これ】龍驤「足りないもの」その6【安価】 (1000)
6スレ目になります
引き続き注意
欠損表現、安価有り
前スレ
【艦これ】龍驤「足りないもの」その5【安価】
【艦これ】龍驤「足りないもの」その5【安価】 - SSまとめ速報
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前々スレ
【艦これ】龍驤「足りないもの」その4【安価】
【艦これ】龍驤「足りないもの」その4【安価】 - SSまとめ速報
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登場人物の一覧になります
名前だけですが、安価を取る際に参考にして下さい
性格等は過去スレを参照でお願いします
駆逐艦
暁
響
電
雷
皐月
清霜
霞
黒潮
不知火
卯月
朝霜
叢雲
軽巡
阿武隈
多摩
夕張
神通
川内
龍田
天龍
北上
重巡
加古
潜水艦
伊401
伊168
伊8
伊58
呂500
伊19
伊26
戦艦
金剛
ガングート
長門
空母
雲龍
天城
葛城
加賀
瑞鶴
翔鶴
隼鷹
飛鷹
龍驤
その他
秋津洲
明石
ーー
不知火「今日は予定を変更して、不知火の緊急一人会議を始めたいと思います」
不知火「なぜこんなことをしようと思ったかというと、このノートを手に入れたからなんです」スッ
不知火「このノートはある駆逐艦…霞の部屋から拝借してきたものです」
不知火「霞は今日の出撃に寝坊してしまったのでしょう、慌てていたのか部屋の鍵がかかっていなかったんです」
不知火「そこで不知火が霞の部屋にお邪魔して、このノートを持ってきたということです」
不知火「鍵をかけ忘れた霞が悪いので、間違い無く不知火に落ち度はありません」
不知火「霞の部屋には何度かお邪魔したことがありますが、そもそも触ってはいけないものが多いのです」
不知火「霞が育てている毒草関係なのでしょう、素人が下手に触ってはいけないそうです。流石はそういう免許を持っている霞だけありますね」
不知火「だから霞の部屋から持ち出せるものといえば、このノートくらいしか無かったんです。決して不知火の趣味ではありません」
不知火「…さて、前置きはここまでにして早速中を見ていきましょう」ペラッ
不知火「とは言っても、実は先程少しノートを確認したので、どんなことが書いてあるのかは知っているんです」パラパラ
不知火「このカタカナまみれに細かい数字…恐らく、このノートは霞の調合用のメモか何かでしょう」
不知火「よく見ると草を乾燥させる、なども書いてあります。勉強熱心なのは素晴らしいです」
不知火「さて、ここで疑問に思うかもしれませんね。中身がわかっているなら会議の必要があるのか?と」
不知火「実は不知火が気になったのは、このノートのある部分なんです」
不知火「このカタカナまみれの薬の名前の右上…そこにあるマークが書かれているのです」
不知火「ある薬は△、別の薬は○や◎。これが意味するものは何なのでしょうか?」
不知火「○なんかは想像が付きますが、実は他にもマークがあるんです」
不知火「この薬の右上には…かなり小さくハートマークが書いてあります」
不知火「さらにこの薬にはハートマークが二つも!これが一体何を意味するのか…」
不知火「霞の薬を飲んでいそうなメンバーに話を聞きに行く必要がありますね……」
下1~3高コンマ 不知火の行き先や話を聞きにいった相手等
ーー
不知火「飛鷹さん、少しよろしいですか?」
飛鷹「あら、どうしたの?不知火から話しかけてくるなんて珍しいじゃない」
不知火「はい、少し気になることがあって皆さんに話しを聞いているんです」
飛鷹「そういうことなのね。いいわよ、私の知ってることなら教えてあげるわ」
不知火「ありがとうございます。では質問ですが、霞の薬を飲んだことはありますか?」
飛鷹「霞の薬?うーん…頻繁には飲んで無いけど、飲んだことはあるわね」
不知火「なるほど……」
不知火「では飛鷹さん、その薬はどんな薬でしたか?」
飛鷹「えぇっと、まぁ……ちょっと色々あってね」
不知火「そうですか……」
飛鷹「不知火は一体どんなことが知りたいの?」
不知火「それはですね……見せた方が早いですね。この薬について調べているんです」ペラッ
飛鷹「これ…?」
不知火「これ以外にもこの薬とか…です。これらの薬には共通のマークがあるんですが、それが何なのかさっぱりわからないんです。飛鷹さんは何か知りませんか?」
飛鷹「安価」
下1~3高コンマ 飛鷹の台詞、行動他
飛鷹「いくつかは教えてもらったけど、ハートは聞いたことが無いわ」
不知火「いくつか、ということは△とかは知っているんですね?」
飛鷹「私が知ってるのは△と○よ。△は効果薄、○は効果有りだったはずね」
不知火「なるほどなるほど…」
飛鷹「◎はなんとなく想像できるけど、ハートって何かしらね……」
不知火「だから不知火も気になっていたんです」
飛鷹「ごめんね?私はこれ以上力になれそうに無いわ」
不知火「いいえ、二つの記号の意味がわかっただけでもありがたかったです」
飛鷹「もしハートマークの意味がわかったら私にも教えてちょうだいね?」
不知火「はい、では失礼します」
不知火「答えにたどり着くことはできませんでしたが、飛鷹さんからは重要なお話を聞くことができました」
不知火「やはりマークと薬の効果には関係があるということですね」
不知火「ということはハートマークの薬を処方されている人が居てもおかしくはありません」
不知火「実際に処方されていなくても、マークの意味を知っている人が居るかもしれませんね」
不知火「それでは、引き続き皆さんに話しを聞いていきましょう」
下1~3高コンマ 次の人物名やその他起こったこと等
ーー
不知火「龍田さん、少し聞きたいことがあるのですが」
龍田「あら~私に何の用かしら~?」
不知火「まず最初の質問なんですが、霞の薬を飲んだことはありますか?」
龍田「霞ちゃんのお薬~?そうね~何回かあるわね~」
不知火「それはどんな薬でしたか?」
龍田「それは~乙女のヒ、ミ、ツよ~」
不知火「……そうですか」
龍田「何かしら~その表情は~?」
不知火「いえ、なんでもありません」
不知火「…それでは次の質問ですが、霞の薬ノートには共通のマークがあるのは知っていますか?」
龍田「あぁ~それなら聞いたことがあるわ~」
不知火「龍田さんが飲んだ薬にもマークがあったんですね?」
龍田「そうね~霞ちゃんが、薬の効果と一緒に~教えてくれたの~」
不知火「なら……ハートマークの形の意味はわかりますか?具体的にはこの薬とかです」
龍田「あら~…このノートって…」
不知火「どうですか?何か知りませんか?」
龍田「安価」
下1~3高コンマ 龍田の台詞、行動他
龍田「ハートはね~精神関係のお薬よ~」
不知火「……やはりそうでしたか」
龍田「ひょっとして~知ってたの~?」
不知火「いえ、確証が無かったんです。ですが龍田さんのおかげで真実を知ることができました」
龍田「役に立ったのなら~嬉しいわ~」
不知火「こちらこそありがとうございます」
不知火「ちなみに、龍田さんが飲んでいた薬はハートマークの薬ですよね?」
龍田「あら~なんでそう言い切れるの~?」
不知火「このページのハートを指す前に、龍田さんの目線がこの薬に動いていましたから」
龍田「…………知ってて聞くなんて、不知火ちゃんも悪い子ね~」
不知火「…すいませんでした」
龍田「じゃあ~許してあげる代わりに、私も質問していいかしら~?」
不知火「はい、なんですか?」
龍田「不知火ちゃんは~薬の詳細を知ってどうしようとしたの~?精神関係のお薬かもしれないって~想像はしてたんでしょ~?」
不知火「安価」
下1~3高コンマ 不知火の台詞、行動他
不知火「薬と称して何か良くないものを作っていないかを確かめたかったんです」
龍田「霞ちゃんは~そんな子じゃないでしょ~?」
不知火「…そうですね、心配し過ぎたかもしれません」
龍田「確かに~毒草を育ててるなんて普通じゃないわ~」
龍田「でも~それは私達の為でもあるのよ~?」
龍田「霞ちゃんも~自分の趣味の為に使ってるみたいだけど~私達に使ってる方が多いもの~」
不知火「そうですね……不知火はどうかしていました」
龍田「そのノートは~霞ちゃんに返した方がいいんじゃないかしら~」
不知火「…はい」
龍田「もうすぐ出撃から帰ってくるし~直接返した方がいいかもしれないわね~」
不知火「……龍田さん、ありがとうございました」
龍田「うふふ~」
ーー
不知火「……」
霞「ふぅ疲れた……あら不知火、私の部屋の前でどうしたの?」
不知火「霞を…待っていたんです」
霞「私を?……って、そのノート!」
不知火「勝手に持ち出してすいませんでした…」
霞「…どうしたの不知火?何か元気が無いみたいだけど?」
不知火「安価」
下1~3高コンマ 不知火の台詞、行動他
不知火「不知火は…霞を疑うなんてとんでもないことをしてしまいました」
霞「はぁ?話が見えてこないんだけど…」
不知火「不知火は霞が薬と称して、何か良くないものを作っていると思っていたんです」
不知火「このノートのマークを見つけてから…疑惑が大きくなってしまったんです」スッ
霞「それは……」
不知火「中でも一番気になったのが、ハートマークでした」
不知火「不知火はこのマークを……心臓を止めるような薬では無いかと思ってしまったんです」
不知火「もちろん、冷静に考えればそんな事はありません。事実、不知火は精神的なものに作用すると思っていましたから」
不知火「でも……心の何処かに最悪な想像が残っていたんです」
不知火「ハートマークとは命の印…致死量を表すのでは無いか…水に混ぜれば皆んなひとたまりもないのでは無いか……そんな想像をしてしまうんです」
不知火「ですが…皆さんの話しを聞いて、それは勘違いだということがわかりました」
不知火「不知火は仲間を疑うという最低なことをしてしまいました。霞、どうかこんな不知火を許して下さい…」
霞「安価」
下1~3高コンマ 霞の台詞、行動他
霞「何においても"最悪"を想定して、行動をすることは悪いことじゃないわ」
不知火「……ありがとうございます」
霞「ま、疑われても仕方ない趣味だから、気にしてないっていうのが本音ね」
不知火「本当ですか…?」
霞「嘘言ってもしょうがないでしょ?だから不知火も気にしないでいいわよ」
不知火「はい……」
霞「全く、アンタがそんなだと調子狂うわね」
不知火「あ、これを…霞に返すのを忘れていました…」スッ
霞「これは返してもらわないと困るわね。私の研究の成果なんだから」
不知火「このノート…凄いですよね。始めから最後まで薬のことがビッシリと…」
霞「育ててる種類が多いから、必然的に作れる薬も多いのよ」
不知火「…霞は、何故そこまで頑張れるんですか?」
不知火「元は貴女が気持ち良くなる為だけにあの毒草達を育てていたはずです」
不知火「それなのに何故…ノート一冊使い切るくらいに…」
霞「安価」
下1~3高コンマ 霞の台詞、行動他
霞「私の趣味が皆の為になるなんて、これ程嬉しいことはないじゃない」
霞「私は……この趣味のせいで前の鎮守府では馴染めなかったのよ」
霞「この趣味に目覚めたのは偶然というか、事故だったけど……誰も受け入れてはくれなかったの」
霞「でも、ここでは受け入れてくれたばかりか、ありがとうってお礼まで言ってくれるの」
霞「不知火にだから話すけど……初めてお礼を言われた時なんて、一人で泣いたのよ」
霞「ここなら私を受け入れてくれるんだって…必要とされることがこんなに嬉しいなんて知らなかったわ」
霞「私は皆の為ならどんなに辛いことでも頑張れるの。不知火、このノートの裏表紙はちゃんと見た?」
不知火「いえ……」
霞「ほら見える?ここにNo.2って書いてあるでしょ?」
不知火「何冊も……そのノートはあるということですね…」
霞「少なくとも10冊はあるわね。もちろん全部埋まってるわよ?」
不知火「凄い……凄いです…」
霞「こんなの何とも無いわよ。私はまだまだ恩を返し切れてないんだから」
不知火「霞はこんなに頑張っているのに……不知火は……仲間を疑うばかりで……」
不知火「不知火は……この艦隊に必要無いのではないでしょうか……」
霞「安価」
下1~3高コンマ 霞の台詞、行動他
霞「司令官には絶対言っちゃダメよそのセリフ。私は聞かなかったことにしてあげるから」
不知火「……ありがとうございます」
霞「司令官はそういうの一番嫌いなの知ってるでしょ?自分は必要無い~とか、居ない方がマシだ~とか」
不知火「はい……」
霞「俺の前ではそういうことは言わないでくれ……って、毎回毎回泣きそうな顔で言われるのよ」
不知火「不知火も……何度かその場面を見ています」
霞「ならその考えは改めなさい」
霞「不知火に足りなかったのは、周りの理解よ。貴女が何か足りなかったわけじゃないわ」
不知火「……」
霞「不知火は私にはなれないけど、私は不知火になれない。貴女にしか出来ないことがあるから、その力で皆を助けてあげて」
不知火「不知火は……」
霞「自分には何ができるのか、不知火ならわかっているはずよ。そうよね?」
不知火「……」
霞「もう……しっかりしなさいって!」
不知火「……はい」
霞「はぁ……仕方ないわね、間宮で何か奢ってあげるから元気出しなさい」
霞「多分さっき一緒だった皐月辺りもいるでしょ…ほら、行くわよ!」
不知火「霞……ありがとうございます…」
ーー
まさか6スレまで続くとは思っていませんでした
引き続きネタ、コメントはお待ちしてます
ーー
葛城「天城姉ぇ、いよいよ今日は退院の日ね!」
天城「未知の症状だっつんで長々と入院させられたが、ようやく帰れるのか」
葛城「義手の用意は秋津洲達がしてくれてるから大丈夫らしいわ!」
天城「義手…天城もこれで晴れてカタワか……」
葛城「天城姉ぇ、そんな言葉使わないで!もう覚悟はできてるんでしょ!」
天城「あぁ悪い…ついな…」
葛城「鎮守府には色んな子が居るんだから、そんな言葉絶対言っちゃダメなんだからね!!」
天城「次から気をつけるって…」
葛城「もう…!」
天城「それよりよ、雲龍姉はどうなんだよ?もうすぐ退院じゃなかったのか?」
葛城「私ももうすぐ退院って聞いてから、何もないけど…」
天城「なら帰る前に挨拶しとくか。行こうぜ葛城」
葛城「あ、待ってって~~!」
下1~3高コンマ 雲龍の部屋の様子や雲龍の状態等
ーー
天城「雲龍姉、入るぞ」ガチャ
皐月「天城さん!今日退院だったよね?」
葛城「皐月ちゃん?雲龍姉ぇのお見舞いに来てくれたの?」
皐月「そうだよ!それで帰りは天城さんと一緒に帰ろうと思ってたんだ!」
天城「それは有難てぇが、どうせ皐月は雲龍姉の乳目当てだろ?」
皐月「違うよぉ、流石の僕も空気は読むよ~」
天城「ほんとかぁ?」
雲龍「本当よ、皐月はただお見舞いに来てくれただけなの」
天城「へぇ~皐月にしては珍しいじゃねえか」
皐月「まぁ……見るのは体調とか関係無いし」
葛城「やっぱり皐月ちゃんは皐月ちゃんね…」
雲龍「ところで…天城は今日退院なのよね?」
天城「そうだぜ。先に帰ってるから、雲龍姉も早く帰って来いよ?」
葛城「提督さんも皆んなも待ってるからね!」
雲龍「ありがとう、すぐ戻れるように努力するわね」
皐月「……」
天城「お前は雲龍姉が喋る度に胸を見るんじゃねぇ……っと」ゴスッ
皐月「だってぇ…話す度にぷるぷる震えるのがまた…」
皐月「でも天城さんも一回り大きくなったよね…これはこれでまた…」
天城「やめろ皐月!もう散々天城の胸揉みやがっただろ!!」
皐月「まだまだ足りないよ!オッパイは無限の可能性があるんだから!」
天城「意味がわかんねぇ!」
葛城「……」ギリッ
雲龍「葛城、ムキにならないのよ」
葛城「安価」
下1~3高コンマ 葛城の台詞、行動他
葛城「皐月のこともだけど、退院したら雲龍姉は朝霜に好きにされちゃう事思い出しちゃって…」
天城「そんな約束してたのか?」
雲龍「えぇ、私が怪我をさせてしまったからそのお詫びにね」
葛城「雲龍姉は尊敬できる大好きなお姉ちゃんなのに…それを朝霜なんかに好き勝手にされるのがすっごく嫌なの!」
皐月「…僕はいいの?」
葛城「皐月はまだ許せるわ。でも朝霜…あの変態は嫌なの!」
天城「でもよ、アイツとは天城も一回会ったことあるけど、相当練度高いだろ?」
葛城「うぐ……」
天城「なら下手に逆らえねぇんじゃねぇか?」
葛城「……だからイライラするのっ!!」
葛城「これが朝霜以外なら許せるのに!もう~~!」
皐月「葛城さん相当キてるみたいだね…」
天城「生理かと思ってたが、これが原因だったんだな」
雲龍「落ち着いて葛城、私はなんとも思っていないの」
葛城「でも私が気にするの!あんな奴に雲龍姉を好き勝手にされるのが嫌なの!」
雲龍「安価」
下1~3高コンマ 雲龍の台詞、行動他
雲龍「葛城は今週当たり生理よね?」
葛城「雲龍姉ぇ!?」
天城「そっか、なら生理でイライラしてるだけだな」
皐月「葛城さんは気分が悪くなっちゃうんだね」
天城「皐月はそんなの無いのかよ?」
皐月「僕は全く無いよ!女の子の日も軽いし、体調も悪くなったことないんだ!」
雲龍「羨ましいわ…私は胸が張っちゃうから少し辛いの…」
天城「天城は特別何かあるわけじゃねぇけど、何にも無いってのも羨ましいな」
皐月「それ皆んなに言われるんだ。僕は特別なことしてるわけじゃないんだけどな~」
天城「こればっかりはしょうがねぇよ。天城みたいな性格の奴でも生理は来るんだしな」
雲龍「でも入院してると周期が狂って大変だったわ。寝巻きも一着ダメにしてしまったし…」
天城「それ、入院あるあるだな。まぁ天城は別の理由で何着か寝巻きやっちまったけど……」
皐月「天城さんの母乳美味しかったよ!」
天城「皐月!それ以上喋んな!!」
皐月「はーい」
天城「全く……あの事は忘れてぇのに……」
葛城「……」
雲龍「葛城…?さっきから黙ってどうしたの?」
葛城「安価」
下1~3高コンマ 皐月の台詞、行動他
葛城「ごめん、イライラが収まらないからちょっと頭冷やしてくるね……」ガチャ
皐月「葛城さん、そんなに辛いんだ…」
天城「ストレスもあるんだろうな。今鎮守府に雲龍型って葛城だけだろ?」
皐月「そっか……大変なんだね…」
雲龍「出撃でも大変だろうし、私と天城のことで色々考えてたんだと思うわ」
天城「死にはしねぇけど、心配してたんだろうな」
雲龍「それがあの子の良いところでもあるんだけど…」
天城「もう少し気楽にやんねぇと、いつか潰れちまうかもな」
皐月「ちょっと、怖いこと言わないでよ……」
葛城「……」スタスタ
葛城「…………」
葛城「……あぁもう!なんなのこのイライラは!」
葛城「天城姉ぇが帰ってくるのに!雲龍姉は順調に回復してるのに!」
葛城「もう…!頭おかしくなっちゃいそうよ!!」
葛城「はぁ……もぉ……」
葛城「ストレス…溜まってるのかなぁ……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
葛城「……」スッ
葛城「……もしもし?」
葛城「…そうよ、まだ病院」
葛城「えぇ、そうね……」
葛城「…………」
葛城「………………」
葛城「じゃあ…待ってるから……」
ーー
朝霜「よ、待たせたな」
葛城「…随分早かったわね」
朝霜「雲龍さんのとこにお見舞い行こうとしてたからな」
葛城「そう……」
朝霜「で、あたいを呼び出したってことはそういうことだよな?」
葛城「……」
朝霜「全く、病院でなんて葛城さんもいい趣味してんじゃん!」
葛城「……」スッ
朝霜「お……もうやるのか。いいぜ、好きなだけやりな」
葛城「……!」バキッ
朝霜「う"!」
葛城「…………!!」ドガッボゴッ
朝霜「う…ごっ……」
葛城「この……この……!!」
朝霜「うぐっ……!」
葛城「~~~~~~!!」
朝霜「…………!」
ーー
葛城「はぁっ!はぁっ……!!」
朝霜「なんだ…もう終わりかよ……」
葛城「…うるさい!」
朝霜「あたいはまだまだ満足できねぇぜ?もっと顔面が腫れるまで殴ってくれよぉ~」
葛城「黙れ!!」バキッ
朝霜「……」
葛城「…!うぁ…っ!」ガクッ
朝霜「あ~ぁ、拳痛めちまったな。殴り慣れてねぇからだ」
葛城「黙れって言ってるでしょ!!」
朝霜「葛城さん、何をそんなにイライラしてるかしんねぇけどよ、こんなんじゃ気持ちは晴れねぇと思うぜ?」
朝霜「あたいはいくらでも殴ってくれていいけどよ、そんなんじゃ逆に傷付くだけだぜ?」
葛城「安価」
下1~3高コンマ 葛城の台詞や行動その他起こったこと等
葛城「……」ペタン
朝霜「葛城さん?どうしたんだよ?」
葛城「う……うぅぅぅぅぅぅぅ…!」
朝霜「これは…ちょっとマズイかもな。頭抱えて唸り始めっちまった」
葛城「うぁぁぁ……!!」
葛城「あぁ……ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
朝霜「この病院に精神科があって丁度よかったな。先生でも呼んできてやるか…」
葛城「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ーー
提督「葛城……!」
朝霜「よぉ司令、流石に早かったな」
提督「朝霜…お前が連絡してくれたんだよな…」
朝霜「そうだ、あたいの前で突然葛城さんがおかしくなっちまったんだよ」
提督「お前と葛城は何を……いや、いい…」
朝霜「…ま、この殴られた後は気にしないでくれ」
提督「それより葛城は……」
朝霜「もう落ち着いたらしいからよ、先生に話し聞きに行こうぜ~」
提督「…あぁ」
下1~3高コンマ 葛城の病名やその他状態を
「葛城さんは神経圧迫症ですね」
提督「葛城が…」
「極度のプレッシャーや重度の精神的ストレスによって、情緒不安定になってしまったようです。何か心当たりは有りますか?」
提督「……はい」
朝霜「葛城さん、雲龍型は自分一人だからって随分張り切ってたもんな」
提督「これは…葛城の状態を見抜けなかった俺のミスだ…」
朝霜「ま、そうだろうな。しかし司令らしくねぇな~」
提督「……」
朝霜「司令はよ、あの鎮守府の奴らの健康状態はかなり気にしてるよな?」
朝霜「精神的にキツそうな奴が居たら休ませたり、病院に行かせたりしてんのにさ」
朝霜「…なんで葛城さんは無視してたんだよ?」
提督「……無視はしていない」
朝霜「結果的に無視してんのと一緒だろ?」
朝霜「……どうしたんだよ司令、あたいが惚れた司令はそんなんじゃなかったはずだぜ?」
提督「安価」
下1~3高コンマ 提督の台詞、行動他
提督「どうもしていない…葛城が大丈夫だと言っていたんだ……」
朝霜「それを鵜呑みにする司令がおかしいって言ってんだよ」
提督「……」
朝霜「なぁ司令、ほんとにどうしちまったんだ?何かあったのか?」
提督「いや、何も無いぞ……」
朝霜「そんなの信じられるわけないだろ!」
提督「……」
朝霜「あたいはさ、正式な仲間じゃねぇから偉そうな事は言えねぇよ。でも!司令と龍驤さんにはあたいのピアスの理由話したんだぜ?」
提督「……」
朝霜「疲れてんならゆっくり休みな。他に理由あんなら、龍驤さんにどうにかしてもらうんだな」スクッ
提督「……」
朝霜「…あたいはしばらく帰んねぇと思う。ま、気が向いたらまた戻るけどな」
提督「…そうか」
朝霜「司令……アンタはあたいの理想なんだ。司令にはいつでも司令であってくれよ」
提督「……」
提督「……葛城の所へ行こう…」
下1~3高コンマ 部屋の様子や葛城の様子等
提督「葛城……」ガチャ
雲龍「葛城、なんでこんな状態になるまで我慢してたの?」
葛城「だって…」
龍驤「だってもあるか!せっかく天城も帰ってくんのに葛城が倒れてどないすんねん!」
葛城「ごめんなさい……」
龍驤「はぁ……まぁ気付けれへんだウチらも悪いんやけどな…」
雲龍「葛城はなんでそこまで無茶したの?」
葛城「だって…雲龍型は私一人だけだったし…頑張らなくちゃ…って…」
龍驤「アホ、そんなん気にせんでええねん」
龍驤「…司令官からも何か言うたってや!」
提督「いや……気付けなかった俺も悪いんだ…」
雲龍「もう、みんな謝ってばかりじゃない。これだとまたいつかみたいなことになってしまうわよ?」
龍驤「あ……そうやね……」
雲龍「提督も、あの時みたいな事は避けてくださいね」
提督「あぁ……」
雲龍「もう、入院してる私が一番しっかりしてるじゃない」
龍驤「雲龍にはほんまにずっとお世話になっとるね…」
葛城「やっぱり雲龍姉ぇは凄いよ……」
雲龍「これは先生に相談して、退院を早めてもらった方がいいかもしれないわね…」
ーー
中々退院者が増えません
引き続きネタ、コメントはお待ちしてます
ーー
叢雲「やっと卯月様に会えるのね…」
提督「…叢雲」
叢雲「あ……ごめんなさい。卯月、だったわね」
提督「…俺は卯月の経過は病院から聞いていたが…とても面会やお見舞いなんて行ける状態ではなかったらしい」
叢雲「そんなに酷かったの……」
提督「…卯月の病気には効く薬も無ければ、最適な治療法も無い。気長にやっていくしかないんだ」
叢雲「でも、いつか鎮守府には帰ってこれるのよね!?」
提督「…そこは先生に聞かなければわからない」
叢雲「そんな…」
提督「だが…こうやって会えるようになったんだ。少しずつ良くなっているんだろう」
叢雲「そう…よね……」
提督「…俺も直接会うのは久しぶりだからな」
叢雲「卯月、お願いだから元気にしててよね……」
提督「さぁ…ここに卯月が居るそうだ」
叢雲「せめて元気良く接するようにしましょう……よし!卯月、入るからね?」
下1~3高コンマ 部屋の様子や卯月の様子等
叢雲「卯月……!あぁぁぁ…」ヘナヘナ
提督「これは……卯月の胴体にはベルト…手にはグローブまで…」
卯月「……」
叢雲「嘘よぉ……そんなに悪いっていうの…?」
提督「この処置は…相当な状態じゃないとされない筈だ……ということは…」
叢雲「やめて!それ以上は言わないで!!」
卯月「……」
叢雲「嘘……嘘嘘嘘嘘嘘………」
提督「しかしここは一般病棟のはず…この処置は隔離病棟でしかされないと思っていたが…」
卯月「……」プルプル
提督「卯月……?」
卯月「な~~んちゃって!嘘ぴょ~~~~ん!!」ガバッ
提督「うぉっ!?」
卯月「このベルトは巻いてあるように見せてあるだけで、グローブは借りてきたやつだっぴょん!」
提督「そ、そうだったのか……」
卯月「うーちゃんはこの通り、ピンピンしてるっぴょん!」
提督「…だが最近まで経過は良くなかったんだろう?」
卯月「あ、それも嘘っぴょん。先生には多少大袈裟に言って欲しいって頼んでおいたっぴょん!」
提督「おいおい…」
卯月「司令官~~報告のあった日を思い出すっぴょんよ~?」
提督「あれは確か四月…の………そういうことか…」
卯月「四月と言えばうーちゃん!うーちゃんといえば四月っぴょん!」
提督「…こういうのは心臓に悪い。次からはやめてくれよ?」
卯月「ぷっぷっくぷ~~」
提督「全く、卯月め……」
叢雲「安価」
下1~3高コンマ 叢雲の台詞、行動他
叢雲「…っ!!」ダキッ
卯月「ぴょん?叢雲?」
叢雲「ぐす……」
卯月「…そんなに心配してくれたっぴょんね。ごめんっぴょん叢雲」
叢雲「……」ポスッ
卯月「うん…卯月の小さい胸でよかったら、いくらでも貸してあげるっぴょん」
叢雲「……」
提督「…卯月、叢雲は本気で心配してたんだぞ」
卯月「うん、叢雲の気持ちは今噛み締めてるっぴょん。痛いくらいに抱きついてくれてるっぴょん」
叢雲「……」ギリッ
提督「…経過が嘘だったというなら、退院はまだ先というのも嘘か?」
卯月「そうっぴょん!このままいけばもうすぐ退院できるらしいっぴょん!」
提督「…よかったな卯月」
卯月「この病院の先生のおかげっぴょん!」
叢雲「……」ギリギリ
提督「それで…具体的な時期はいつになりそうなんだ?」
卯月「……」
提督「…卯月?」
卯月「む"ら"ぐも"……ちょっとぐるじぃ…ぴょん…」
叢雲「……」ギリギリギリ
卯月「しゃ…洒落になんない強さっぴょん……」
提督「まさか…叢雲が締めてるのか?」
卯月「これはベアハグ…叢雲の得意技……ぴょん…」
叢雲「……」ギリギリギリギリ
提督「…叢雲が怒る気持ちもわかる。だが卯月は入院中だ、それくらいにしてやってくれ」
叢雲「……」
卯月「うぎゅ…!駆逐艦とは思えないパワー…ぴょん…」
叢雲「……」
卯月「叢雲……ごめんっぴょん……びっくりさせたかったんだ……ぴょん…」
卯月「退院したら……また二人で……ご飯食べよう…ぴょん……」
叢雲「安価」
下1~3高コンマ 叢雲の台詞、行動他
叢雲「…馬鹿」
卯月「えへへ……やっぱり卯月には……叢雲が必要っぴょん……」
叢雲「そう言ってくれて、とても嬉しいわ」
卯月「だから叢雲……もう少し力を……」
叢雲「でもね卯月、それとこれとは……話しが違うの」
卯月「ぴょん……?」
叢雲「……はぁっ!!」グワッ
卯月「!!!!」
叢雲「アンタは……どんだけ心配かけさせるのよ~~~~!!」ガシャアァァァ
卯月「びょん!!」
提督「これは……花?真っ白なベッドという荒野に…一輪のピンク色の花が咲いたようだ…」
叢雲「ふんっ!しばらく反省してなさい!!」
卯月「び……びびび…」
提督「…っておい、卯月はベッド貫通してるじゃないか!大丈夫なのか?」
叢雲「その様子なら怪我もして無いでしょ!」バタン!
提督「おい……」
卯月「し…司令官………」
提督「どうした卯月?何か言いたいのか?」
卯月「安価」
下1~3高コンマ 卯月の台詞、行動他
卯月「叢雲に…いい技だったと伝えてほしいぴょん……」ガクッ
提督「卯月ーー!」
ーー
叢雲「はぁ…卯月ったら、本当にもう……」
叢雲「でも、元気そうで良かった……」
叢雲「卯月に私が必要って言ってくれて…嬉しかったな…」
叢雲「卯月…………」
叢雲「私はやっぱり…貴女が好きなの…」
叢雲「でも…前みたいに邪魔者は全員殺してやろうとか、卯月以外の艦娘はこの世にいらないとは思わなくなったのよね」
叢雲「まだ卯月様とは呼んじゃうけど……私も治ってきてるってことよね?」
叢雲「薬もちゃんと飲んでるし、カウンセリングも受けてる。自分ではわからないけど、やっぱり変化はあったのね」
叢雲「そうよ…私が治るなら卯月だって治るんだから!」
叢雲「そして卯月が退院したら…ちゃんと告白しよう。体だけの関係じゃなくて、適切な関係になるの!」
叢雲「でも万が一卯月様に断られたら…私生きていけるかしら?」
叢雲「……こんな思考をしちゃうってことは、私もまだ完全に治ってないわね」
叢雲「はぁ……司令官遅いし…先に帰ってよ…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
ーー
叢雲「まさか川内さんと一緒になるなんてね」
川内「提督に卯月の様子聞こうと思ってたの。そっか、元気そうならよかった!」
叢雲「ねぇ川内さん、貴女って卯月のことご主人様って呼んでたけど…」
川内「あぁ…それなんだけどさ、もういいかな~って思ってたんだ」
叢雲「いい……っていうのは?」
川内「確かにさ、卯月との行為は今まで感じたことの無い快感だったよ。でも、私の気持ちは叢雲程じゃないかな~って」
叢雲「私…?」
川内「そ、卯月の為に頑張って治してるんでしょ?見てたらわかるよ!」
川内「前の卯月なら私と関係持ったままでもよかっただろうけど、今卯月はそれを治す為の治療をしてる」
川内「なら私は大人しく手を引いておこうかな……って!」
叢雲「……正直、そうしてくれると凄く嬉しいわ。でも、川内さんはそれでいいの?」
川内「いいっていいって!どうせ風紀的にも良くなかったしさ!」
叢雲「……ありがとう、これで卯月は…」
川内「でも卯月の気持ちはわからないから、ちゃんと頑張りなよ?あの子、少し難しい所もあるから」
叢雲「えぇ、それは十分わかってるわよ」
川内「…はは、そうだよね!」
叢雲「川内さんと…こうやって二人で歩けることなんて無いんじゃないかと思ってたわ」
川内「それは無いよ、うちの鎮守府には差別とか無いし!ひょっとして叢雲は足りないもの、の話聞いてない?」
叢雲「いいえ、割と早い時期に聞いたから詳細は知ってるわ」
川内「ならよかった!提督はそういうの一番嫌いらしいからね~」
叢雲「そう…私の気にしすぎだったのね…」
川内「叢雲も慣れてきたら、色々わかると思うよ!」
ーー
川内「あ、この病院って……」
叢雲「雲龍さん達が入院してる病院よね?」
川内「そうそう、後は多摩の恋人の先生も居るよね!」
叢雲「艦娘相手に商売してるんだから、儲けるでしょうね」
川内「うわ~…叢雲、そこはもうちょっと違う感想言っとこうよ…」
叢雲「私はこういう性格なのよ」
天津風、長波「……」コソコソ
川内「…今のって」
叢雲「誰か知り会いでも居たの?」
川内「知り会い…うん、確かあの二人だったと思う。叢雲は聞いてない?四肢が無い島風の話」
叢雲「…えぇ、そういえばこの病院に入院してたのよね」
川内「脱走してたのを見つけたからって会いに行った時に、あの二人が島風を見つけたって言ってたらしい」
川内「でも島風には絶対に会わせてくれなかったから、絶対何かある……って龍驤さんは言ってた」
叢雲「何かある……気になるわね」
川内「今なら提督も居ないし……少し跡をつけてみる?」
叢雲「……えぇ、いいんじゃないかしら。もし変なことをしようとしてたら、川内さんなら止められるわよね?」
川内「任せといて!じゃ……そーっと跡を…」
下1~3高コンマ 長波達の行動やしたことを
ーー病院裏
長波「それで、調べはついたのか?」
天津風「ほぼね。提督を刺した夕雲…あの子を裏で操っていた組織の活動拠点がわかったわ」
長波「それは確かな情報なんだな?」
天津風「あの子達にも協力してもらったから間違いないわ」
長波「どうせその拠点は数あるうちの一つだろうけど、それでも一つ潰せればアイツらにとっても痛手のはずだ」
天津風「でも、本当にやるの?相手に奇襲をかけるなんて…」
長波「あたしに指図すんなって言ってんだろ!」
天津風「……」
長波「もちろんお前も作戦には参加することになってるからな」
天津風「私はまだ何も言ってないのに…」
長波「じゃあ今すぐ島風殺してきてやろうか?」
天津風「それだけは……やめて」
長波「ふんっ、初めから大人しくあたしに従っとけばいいんだよ」
長波「しかし、やっぱり島風は役に立つよな~あんな奴いつでも殺せたけど、こうやって脅しに使えるんだからな!」
天津風「……」
長波「あぁそうだ、作戦の日を教えといてやる。あのな……」
叢雲「ど……どういうことなの!?奇襲?拠点?訳がわからないわ!」ヒソヒソ
川内「これは…相当ヤバイことになりそうな予感だね」
叢雲「どうするの!?帰って誰かに報告か相談した方がいいんじゃない!?」
叢雲「あの長波、練度は相当よ!それに島風を殺して…とか言ってたし!」
叢雲「どうするの川内さん!?」
川内「安価」
下1~3高コンマ 川内の台詞、行動他
川内「叢雲、提督は同じ通って帰ってくるよね?」
叢雲「え、えぇ…そうだと思うけど…」
川内「なら叢雲は提督に報告してきて。私があの娘達を止めとくから」
叢雲「正気なの!?一対二よ!?」
川内「大丈夫、多分そうはならないから」
叢雲「……危険だと思ったら逃げなさいよ!」
川内「うん、だから叢雲はなるべく早く提督を呼んできてね」
叢雲「……無茶はしないでよ!」タタタッ
長波「なんだ今の足音は!?」
天津風「まさか誰かに聞かれてたの?」
川内「さーて、向こうさんもこっちに気付いたみたいだし……やっちゃおう!」
川内「川内が夜戦だけだなんて…そんな事思えないようにしてあげるんだから!」
川内「海の上ではそっちの練度が高いかもしれないけど……陸でなら負けないよ……っと!」ダダダッ
長波「!!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
長波「この……っ!」ヒュッ
川内「お、私の初撃躱すなんてやるじゃん!」
長波「何処のどいつだ……天津風!お前は後ろ回り込め!」
天津風「て、でも……」
長波「いいからさっさとやれ!こっちは数で勝ってんだ!」
天津風「……」スッ
川内「ありゃりゃ、天津風は説得しようとしたんだけどな…ま、仕方ないか」
長波「返り討ちにしてやる!このキチガイ!」
ーー
長波「オラっ!この…!」
川内「よっと!」
天津風「ごめんなさい…!」ブンッ
川内「危なーーっ!武器は無しでしょ!」
長波「天津風!その棒あたしに寄越せ!」
川内「そう易々と渡させるわけ……無いじゃん!」ゲシッ
天津風「あ……」カランカラン
長波「こいつ……!」
天津風「長波、早くしないと誰かに気付かれるわよ?」
長波「わかってる!お前もなんとかしろ!」
天津風「でも……」
川内「ほらほら~私に攻撃当ててみなよ~」
天津風「向こうは逃げるばっかりで、ちっとも攻撃してこないのはおかしくない?」
長波「うるさい!あたしに指図すんなって何度言わせるんだ!!」
叢雲「……川内さん!司令官と、龍驤さんも近くに居たから連れてきたわ!」
長波「!!」
提督「…あそこに居るのがそうなんだな」
龍驤「司令官…ようウチ抱えたまま走れるなぁ…」
天津風「やっぱり…仲間を呼んでたのね」
長波「…クソ!天津風逃げ…」
川内「隙あり!!」ボゴッ
長波「ぐはっ……この…!!」
川内「お前は……しばらく寝てろ!!」バギィ
長波「ぎっ!!…………」ドサッ
川内「ふぅ…いっちょあがりっと」
天津風「あ……う…」
川内「…天津風、大人しく捕まってくれる?アンタはさ、長波みたいに顔面蹴り飛ばしたくないんだ」
天津風「……」
川内「大丈夫だって、島風ことなら安心していいから!」
天津風「本当……なのね?」
川内「私は嘘言わないから!」
天津風「じゃあ……大人しく捕まります…」
川内「よし!これで決着!!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
天津風「島風を…助けてあげて…あの子は…」
川内「わかってるわかってる!提督、島風を保護してあげてきてくれる?」
提督「…俺がか?」
川内「だって私は長波見張ってないといけないし」
龍驤「司令官、ここは二人に任せて島風のとこ行ったれへん?」
提督「…何かあったら直ぐ呼んでくれよ」
叢雲「了解よ」
ーー
提督「…島風はこの部屋か」
龍驤「この前は断られたけど、今はそうは言ってられへんからね」
提督「なんとか説得して、島風を保護するんだ」
龍驤「別に怪我をしてる訳と違うから、多分病院も許可してくれるで!」
提督「…島風、助けに来たぞ」ガチャ
下1~3高コンマ 部屋の様子や島風の様子を
島風「うぅぅぅぅ~~!!」
「誰ですか!?」
「なんでここに!?」
提督「…覆面を被っているようだが、どうやら駆逐艦のようだな」
龍驤「身なりと制服でバレバレやね…」
提督「…いや、それくらい急な事態だったということかもしれないな」
龍驤「成る程…」
龍驤「しかし島風を麻袋に押し込むとは…」
龍驤「連装砲ちゃんも可哀想に、ショートしてもうてるやん…」
「どうしますか?この人達もやりますか?」
「でも麻袋はこれしか…」
「とにかく島風だけ攫ってしまうのよ!」
「でもあの人達が…」
龍驤「司令官どうする?ウチがちょっとシめたることもできるけど…」
提督「安価」
下1~3高コンマ 提督の台詞やその他起こったこと等
提督「…抵抗できない島風を多人数でこれとは…こんなに胸糞が悪いのはいつ以来だ……」
提督「久しぶりに…理不尽なまでの蹂躙が見たいかな」
龍驤「……ちゅうわけや。アンタら……覚悟しぃや」
「ひ……!」
「怯むな!相手は一人だ!」
「障害艦娘なんかに負けるわけないだろ!」
「やっちまえ~!」
ーー
「うげ……」ドサッ
龍驤「ま、部屋も狭いしこんなもんやな」
島風「うぅぅぅぅーーーー!」
提督「…今は島風を早く助けてやろう。口の布も取ってやるんだ」
龍驤「ほいほい~っと」
島風「ぷはっ!!」
龍驤「大丈夫やったか島風?怪我とか無いか?」
島風「安価」
下1~3高コンマ 島風の台詞、行動他
島風「まだ1人どこかにいる!!」
龍驤「なんやて!?」
提督「何処に居るんだ!?」
島風「……あ!天井!!」
「……」
龍驤「うぉっ!そんなとこに居ったんか!」
提督「もう逃げられ無いぞ…大人しく捕まってくれ」
龍驤「抵抗せーへんかったら、この子らみたいにはなれへんで?」
「……」
龍驤「さぁ、大人しく……」
「……」スッ
提督「龍驤、相手はやる気のようだ」
龍驤「司令官、島風のことお願いな。よっしゃ、かかってこい!」
「……」ススッ
龍驤「え、そっちは窓やけど…まさか!?」
「……」ガッシャーン!
島風「えぇ!?」
龍驤「嘘やろ!?ここ何階や思ってんねん!?」
提督「まさか飛び降り……!」バッ
提督「……誰も居ない」
龍驤「この高さから飛び降りて無事なんか…」
島風「ねぇ、あの人だけ艦娘じゃなかったと思うよ」
龍驤「なんでそう思うんや?」
島風「あの人だけ一言も喋ってなかったし、服装も何かおかしかったの!」
龍驤「確かにそう言われたらそんな気が…いや、もう確かめられへんか」
提督「…とりあえず、こいつらと長波達は幹部さんに引き渡しておこう」
龍驤「多分上手いことやってくれるやろね」
ーー
自分の思っている話と全然違ってくるのも面白いですね
引き続きネタ、コメントはお待ちしてます
ーー
不知火「ただ今より、第一回頑張りすぎる葛城さんのストッパーを決めよう駆逐艦総選挙を開催します」
不知火「司会は私、発案者の不知火でお送りします」
黒潮「葛城はんを止めたるのは賛成やけど、それをなんでウチら駆逐艦でやる必要があるん?」
不知火「いい質問ですね。その答えは、駆逐艦は誰かの癒しになっていることが多いからなんです」
暁「癒し?どういうことなの?」
不知火「清霜さんは飛鷹さんと仲が良いですよね?」
清霜「そうだね!何かと気にかけてくれるし、気付いたら側に居てくれることが多いんだよ!」
不知火「はい、そして不知火は隼鷹さんと仲良くさせてもらっています。隼鷹さんとは中々面白い話ができるんです」
雷「その場面は確かに何回か見てるわね…」
不知火「そして霞は龍驤さんと仲が良いですよね?」
霞「え、なんで私…」
不知火「なんでって、以前龍驤さんに甘えられてたじゃないですか。ママみを感じられるとか何とかって」
霞「わぁぁぁ!!なんでそれ知ってるのよ!」
不知火「それは教えられません。と、いう具合に駆逐艦はある種の癒し艦とも言えるんです」
響「だからこうやって駆逐艦を全員集めたんだね」
不知火「もちろん司令から許可はもらっています。それくらい今回の件は重要なんです」
叢雲「本当に全員参加なのよね…卯月は電話で参加だし…」
卯月『会議の内容はばっちり聞いてるぴょん!』
島風「ねぇ…だからって私も参加するの?私まだ正式にここの所属じゃないんだけど…」
不知火「朝霜が帰ってきませんので、島風さんはその人数合わせです」
島風「なにそれぇ…」
不知火「もちろん体調が悪くなれば言って下さいね」
不知火「それでは…本格的に会議を始めていきましょう。何か意見のある人はいますか?」
不知火「誰が向いているとか、誰にはこんな一面があるといった意見でも構いません。どんどん発言していって下さい」
下1~3高コンマ 誰かの意見を。会議に参加している駆逐艦は>>2参照で、朝霜が島風になっています
電「はい、マッサージはどうなのです?」
不知火「疲れた体を物理的に癒す…成る程、悪くありませんね」
電「電はマッサージが得意なのです!葛城さんもきっと喜んでくれるのです!」
不知火「最初の意見としては悪くありません。この調子でいきましょう」
皐月「待って!マッサージなら僕も!」
叢雲「アンタは胸目当てでしょ?」
黒潮「葛城はんってそんなに胸あったっけ?」
不知火「黒潮、失礼ですよ。それでは次に意見のある人はいますか?」
下1~3高コンマ 誰かの意見を
響「ハラショー。頑張り過ぎる相手を鎮めるなら、お酒が一番だよ。ウォッカを一本丸々飲ませれば、全て解決だね」
暁「響、あんたねぇ……」
不知火「いえ、一理あるかもしれませんよ」
霞「はぁ!?」
不知火「要は葛城さんが頑張り過ぎなければいいんです。出撃の終わったタイミングでお酒を飲ませる…悪くないかもしれません」
清霜「でもウォッカっていうのがなーあれって凄く強いお酒なんでしょ?」
叢雲「そんなの毎日一本飲んでたら、また別の問題が起こるわね」
響「ウォッカ一本は言い過ぎかもしれないけど、飲酒はいい手段だと思うな」
不知火「これもまた、物理的にどうにかする手段の一つということですね」
雷「そういえば葛城さんってお酒強いの?」
清霜「そんなに飲んでるイメージは無いかなー」
不知火「その辺はこの案を採用するした場合に考えましょう。今は様々な意見が欲しいんです」
不知火「そうですね…次は誰がどういう理由で葛城さんの側に居られるという意見が欲しいですね」
不知火「誰か意見、ありませんか?」
下1~3高コンマ 誰かの台詞を
霞「なら私は不知火がいいと思うわ。出撃後の付き合いってことでなら一緒にいれそうだもの」
不知火「不知火がですか?」
霞「隼鷹さんの相手ができるなら、葛城さんの相手もできるでしょ?」
不知火「しかし隼鷹さんとは話が合うのであって、葛城さんと合うのかはわかりません」
霞「それでも駆逐艦以外と仲が良いのは貴重だと思うわ。だから、同じ理由で清霜もいいと思うわね」
清霜「うーん…こっちは飛鷹さんから声をかけてくれるだけなんだけど…」
雷「でも一緒に居て黙っちゃうことなんて無いでしょ?」
清霜「そう……かなぁ…」
不知火「まさか不知火が候補に挙がるとは思っていませんでしたが、これも意見に加えておきましょう」
雷「清霜も候補に入れておいて!」
不知火「さて…挙手はここまでにして、次は気になった人に意見を伺っていきましょう」
不知火「それでは、まだ意見を言っていない叢雲、お願いできますか?」
叢雲「私?まだ新人でここに馴染んでるとは言えないわよ?」
皐月「自分からそれ言っちゃうんだ…」
不知火「なら電話先の卯月でも構いません。お二人のどちらか、何か意見はありませんか?」
卯月、叢雲「安価」
下1~3高コンマ どちらかの台詞を
叢雲「まだ実績が足らないから、
自分も葛城の世話させて」
叢雲「じゃあ…オ○ニーしたこと無さそうよねあの人。だから……」
「「「…………」」」シーン
叢雲「…何この空気?」
卯月『叢雲…それは無いっぴょん……』
叢雲「どうして?気持ちイイことを覚えたら、それに夢中になると思うんだけど?」
霞「卯月…よくこんなのと付き合えてたわね…」
卯月『これは卯月のせいでもあります。この一件に関しては深く反省しています』
叢雲「私の頭がおかしいみたいな扱いはやめて!」
黒潮「いや、こんな真面目な場でそんな事普通言えんて……」
不知火「……意見には違いありませんので、候補に入れさせて頂きます」
不知火「それでは次は、全く葛城さんを知らない人に、意見を伺いたいです」
不知火「まさに第三者の目、これは貴重な意見になります」
不知火「というわけで島風さん、何かありませんか?」
島風「ここで私なの……?」
不知火「はい、なんでもいいので何かありませんか?」
島風「安価」
下1~3高コンマ 島風の台詞を
島風「あの人、速そうなフォルムしてるよね」
不知火「それで?」
島風「え……それだけだけど…」
不知火「せめて何か意見があると助かるのですが…」
島風「うーん……そういえば瑞鶴さんの話に出てきた根性のある後輩って、もしかして葛城さんのことなのかな?」
電「瑞鶴さんを知っているのですか?」
島風「うん、同じ病院だし何回かお見舞いに来てくれたの!」
暁「そっか、瑞鶴さんが通院してる病院に島風は入院してるのよね」
不知火「瑞鶴さんは葛城さんのことを何と言ってたんですか?」
島風「えっとね、出撃が終わったら私の特訓を必ず受けて…あんなに頼もしい後輩は居ないって言ってた!」
不知火「これは……」
雷「もしかして瑞鶴さんの特訓が原因の一つだったの?」
不知火「不知火は一度見たことがありますが、あれは特訓と言うにはハード過ぎます」
黒潮「葛城はん特訓が終わった後、裏で吐いてるの見たことあるわぁ」
不知火「……これは話を聞いた方がいいかもしれませんね」
ーー
不知火「わざわざ来てもらってありがとうございます」
瑞鶴「駆逐艦が勢揃いしてるのは凄いわね…」
飛鳥「……」
不知火「早速質問なんですが、瑞鶴さんは葛城さんが倒れてしまった原因は知っていますか?」
瑞鶴「えぇ確か疲れが出たとからしいわね」
不知火「それだけではありません。過度のストレスも原因の一つだったそうなんです」
瑞鶴「え……?」
不知火「単刀直入に聞きます。瑞鶴さんは葛城さんの体調を考慮して、特訓をやっていましたか?」
瑞鶴「安価」
下1~3高コンマ 瑞鶴の台詞、行動他
ビシビシしごいてはいたけど……
そんなにストレスためていたの?
瑞鶴「葛城がやってって言うからビシビシしごいてはいたけど……そんなにストレス溜めてたの?」
不知火「瑞鶴さんは葛城さんの詳しい症状は聞いていないんですか?」
瑞鶴「え、えぇ……加賀が疲れが出たんだろうって言ってたから…」
黒潮「加賀はん……」
霞「成る程…なんとなく見えてきたわね」
瑞鶴「え、え?何?私、何かしちゃったの?」
不知火「瑞鶴さん改めて聞きますが、葛城さんの詳細な病名は知らないんですね?」
瑞鶴「病名!?あの子そんなに悪かったの!?」
不知火「……わかりました」
不知火「瑞鶴さんには診断書を渡しても見えませんので、ここで不知火が読み上げます」
不知火「葛城さんは神経圧迫症です。極度のプレッシャーや重度の精神的ストレスによって、情緒不安定になってしまったんです」
瑞鶴「!!」
不知火「入院になるのか通院で済むのかはまだわかりません。ですが、体調を崩してしまったのは事実です」
瑞鶴「……」
不知火「…この事実を知って、瑞鶴さんは何か意見はありますか?」
瑞鶴「安価」
下1~3高コンマ 瑞鶴の台詞、行動他
瑞鶴「……」サーッ
不知火「どうしましたか瑞鶴さん?顔が真っ青ですよ?」
瑞鶴「……」
不知火「聞こえているでしょう瑞鶴さん?貴女は耳は聞こえるはずですよ?」
霞「ちょっと不知火……」
不知火「…すいません少し感情的になりました」
黒潮「その気持ちはわからんでも無いけど、言い方っちゅうもんはあるよ?」
清霜「でも…瑞鶴さんが……まさか……」
瑞鶴「……」
不知火「…瑞鶴さんは目が見えません。だから葛城さんの顔色は知ることはできなかったでしょう」
不知火「本人は大丈夫だと言っても、真っ青な顔をしていたら瑞鶴さんは特訓を続けていましたか?」
瑞鶴「……」
不知火「もちろん頑張り過ぎた葛城さんも悪いです。でも瑞鶴さんは、少しでも葛城さんの体調を考慮していましたか?」
瑞鶴「……」
不知火「新人の教育係を買って出るなら、体調管理も教育のうちなんですよ?」
瑞鶴「……」
不知火「…黙ってないでなんとか言いなさい瑞鶴」
瑞鶴「安価」
下1~3高コンマ 瑞鶴の台詞、行動他
鬼コーチとは、ここまで
鍛え上げてこそ「鬼」と
呼ばれるんですからね
飛鳥「ウゥゥ~~!」
不知火「…そんなに警戒しないで下さい。不知火は瑞鶴に質問しているだけなんです」
飛鳥「ウゥゥゥゥ~~!!」
不知火「牙を見せるということは、余程警戒しているのでしょう……これ以上瑞鶴に近付けそうにありませんね」
瑞鶴「……」
不知火「…こうなっても貴女は喋らないんですね」
不知火「黙るだけならガキでもできるんですよ?それなのにお前は……!」
雷「中断中断!会議は一旦中断よ!!」
霞「不知火は私と黒潮でなんとかしておくから、後はお願いね」
黒潮「ほら不知火落ち着きぃって!」
不知火「不知火は落ち着いてます!!そもそも原因さあのクソ…………!」バタン!
雷「はぁ……不知火、最初から機嫌悪かったから、やらかすんじゃないかもって心配だったのよ」
清霜「不知火のブチ切れ、久しぶりだね……」
電「ひ…ひ……!」
響「落ち着くんだ電、君に怒ったんじゃないんだよ?」
電「は、はい……」
叢雲「……不知火ってあんなだったの?」
卯月『ここに来る前に色々あったらしいんだっぴょん』
叢雲「そう……」
皐月「あれでも不知火は随分落ち着いたらしいけどね。前の鎮守府では…凄かったんでしょ?」
雷「一旦スイッチが入っちゃうと……ね」
瑞鶴「……」
響「瑞鶴さん大丈夫かい?不知火は部屋から出ていったから安心していいよ?」
雷「ほら、飛鳥ももう唸ってないでしょ?」
清霜「瑞鶴さん?」
瑞鶴「安価」
下1~3高コンマ 瑞鶴の台詞、行動他
瑞鶴「…少し頭を冷やしてくるわ」
雷「瑞鶴さん!」
瑞鶴「……」ガチャ
清霜「ねぇ、今瑞鶴さんを一人にするのは良くないよね?」
響「でも無闇に後をつけていくのも良くないんじゃないかな?」
暁「瑞鶴さん、凄く悲しそうな顔してたわ…」
島風「…ここってこんなにギスギスしてるの?」
卯月『今日のは特例っぴょん……」
ーー
瑞鶴「……」
瑞鶴「私……全然ダメね…」
瑞鶴「こうなってから初めて出来た後輩で……調子に乗っちゃった結果が…これね」
瑞鶴「声色くらい……普段はわかるのに……葛城が相手だと……」
瑞鶴「ううん違う…私が調子乗ってたのが悪いの……」
瑞鶴「メクラの分際で…後輩持とうなんて……指導しようなんてことが馬鹿げてるのよね……」
瑞鶴「…あははは……ははっ……」
瑞鶴「…………ははっ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
葛城は会話可能かどうかまだ決定していませんので、すいませんが再安価させて下さい
再安価 下1~3高コンマでお願いします
加賀「どうしたの瑞鶴!?そんな顔をして…!」
瑞鶴「加賀……」
加賀「何があったの!?私に話してちょうだい!」
瑞鶴「…………」
加賀「瑞鶴!お願いだから!」
瑞鶴「……あのね…」
ーー
黒潮「落ち着いたか不知火?」
不知火「不知火は最初から冷静だと言ってるじゃないですか」
霞「瑞鶴さんをクソアマ呼ばわりしてる貴女の何処が冷静だっていうの?」
不知火「……」
黒潮「あそこはちゃんと話合わなあかんとこ違うか?」
不知火「不知火は……悪くありません」
霞「ほんっとに……こうなったら頑固なんだから…」
黒潮「瑞鶴はんに後でちゃんと謝ろな?」
不知火「……」
黒潮「…不知火ぃ~」
霞「しばらくはダメかもしれないわね」
黒潮「…ほな皆んなにそう言うてくるわ」
バターン!
加賀「……」
黒潮「びっくりした……加賀はん?」
加賀「ここに居たのね不知火」
不知火「……」
霞「ど、どうしたの?」
加賀「不知火、話があります」
不知火「……不知火はありません」
加賀「私はあるのよ。よくも瑞鶴を責めてくれたわね」
不知火「不知火は正論を……」
加賀「正論?体調不良を隠していた葛城の自身の責任や、提督含めて誰も葛城の事に気づかなかった全員の責任も無いというのね?」
不知火「それは……」
加賀「責任を瑞鶴一人へ被せて善人ぶるのはやめなさい!!」
不知火「……」
加賀「足りないものがあれば補い合うのがこの鎮守府では無いの!!貴女のやっていることはただのイジメよ!!」
不知火「……」
加賀「貴女、ふざけているの!?」
不知火「安価」
下1~3高コンマ 不知火の台詞、行動他
不知火「チッ……」
加賀「この……!」バッ
霞「やめて加賀さん!暴力は絶対ダメ!!」ガシッ
加賀「離しなさいこの駆逐艦!」
黒潮「不知火!その態度は無いやろ!!」
不知火「……」
黒潮「聞いとんのか不知火!!」
不知火「……付き合ってられません」
黒潮「はぁっ!?何言うとんのや!!」
不知火「貴女も悪いんですからね黒潮。偉そうに言う権利はありません」
黒潮「今はそんなこと言うてる場合と違うやろ!」
不知火「……なら責任を取ればいいんですね?」
黒潮「は…?」
不知火「出口はちょうど塞がってますし…ちょうどいいですね」
黒潮「なんや不知火?何をするつもりなんや!?」
不知火「責任を取ると言ってるじゃないですか」
不知火「不知火が武士なら切腹でもしてましたが、生憎不知火は刀は持っていません」
黒潮「なんなんや?一体……」
不知火「……ここからなら死にはしないでしょうが、大怪我はできるでしょう」
霞「……!!ダメ!不知火を止めて黒潮!!」
黒潮「止めるって何を……」
不知火「……」ガラッ
黒潮「……あかん!飛び降りるつもりか!!」
不知火「……不知火はこれで責任を取ります」バッ
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
黒潮「不知火ぃ~~!!」
霞「あれでもちょっと待って、確かこの部屋の真下って……」
バッシャーン!
霞「やっぱり…演習用の海路じゃない……」
加賀「…下を見てから飛び降りたんじゃないの?」スッ
黒潮「いや、不知火は外は一切見てなかったで…」
霞「とにかく様子を見てみましょう」
黒潮「不知火、大丈夫かぁ?」ヒョイ
不知火「????」プカー
霞「…何が起こったかわ分からなそうな顔してるわね」
加賀「私は……あんなのに腹を立てて…」
黒潮「怪我しやんでよかったんやけどもや……でもなんていうか…」
霞、黒潮「「かっこ悪……」」
不知火「……不知火に落ち度はありません」
加賀「はぁ…………」
ーー
こんな展開になるとは思っていませんでした
引き続きネタ、コメントはお待ちしてます
今日の更新は休ませてもらいますが、何かまとめておいた方がいい情報やその他何かありましたらコメントお願いします
ーー
龍驤「皆んな集まってくれてありがとうやで!」
提督「…緊急連絡という訳ではないが、全員に知らせておきたいことがあったんだ」
龍驤「いつもみたいに紙でお知らせでもよかったんやけど、できるだけ同時に知らせとこう思ってこんな形になってん」
提督「…さて、連絡の内容だが鎮守府内に新たな建物が完成した」
龍驤「前々からちょっとずつ工事しとったやつやけど、ちょっち急いで完成してもらったねん!」
提督「…少し前から艦隊の空気がピリピリしていると思っていたんだ。だから急遽予定を早めてもらったんだ」
龍驤「工事の人らには感謝しかないね」
提督「今回完成した建物の内容だが、以前から知らせていた通り休憩室になっている」
龍驤「その中には司令官が自腹切ってくれて、かなりいいベッドが置いてあるんやで!」
提督「…最高級のものらしい。ゆっくりと疲れを取ってくれ」
龍驤「他にも色々注意することはあるけど…夕張、ここからは説明頼むで」
夕張「了解しました!まずこの休憩室ですが、最低利用時間は30分。最大利用時間は2時間となっています!」
龍驤「できるだけ皆んなに使ってもらいたいから、時間はシビアにいくことになったんよ」
夕張「利用予約は当日のみとなっています。当日の利用状況等は携帯や部屋の前にある端末で確認して下さい!」
夕張「これについてわからないことがある場合、私個人までお問い合わせをお願いします!」
夕張「それと、この部屋での飲食は控えるようにして下さい。特に飲み物系には注意が必要で、この部屋で水とか零すのは絶対にやめて下さい!」
龍驤「これについては構造上しゃーないらしいわ。元々何も無い所に建てたもんやから、水捌けが最悪やねんて」
夕張「工事を急いでもらったのも一つの原因ですね。後は…部屋には予備のシーツとか色々ありますから、万が一汚してしまった場合は各自で交換しておいて下さい」
龍驤「ありがとうな夕張。さて……ここまでは普通の使い方の説明や。これからの注意は一部の奴向けになる
龍驤「そもそも、この部屋を建てようっちゅうことになったのは、ある相談がきっかけやねん」
龍驤「一部の艦娘の部屋の声がうるさい……ってな」
龍驤「この部屋や休憩室や、どう使っても構わんし……何人で使っても構わん」
龍驤「音も漏れれへんようになっとるし、外からは見えへん特殊な窓になっとる」
龍驤「だから……利用する時は節度を持って利用するように!もちろん一人で変な使い方する時もやからな!」
夕張「あの~今のでなんとなく察してもらったかと思うのでもうぶっちゃけて言いますが、潮噴く人はバスタオルとか持ち込んで下さいね?」
龍驤「ほんまに頼むで!どう使ってもええけど、次に利用する人にだけは迷惑かけんといてな!」
夕張「もちろん、普通に休憩室として使ってもらうのも歓迎ですからね~」
提督「…休憩室は明日から使えるそうだ。各自、自由に使ってくれ」
下1~3高コンマ 一人目の利用者やその状況等
ーー
清霜「へー思ったより広いね!」
飛鷹「確かに聞いてたよりは広いわね。私達が記念すべき一人目なのかしら?」
清霜「さぁ?ベッドは綺麗だけど……」
飛鷹「まぁそれはどうでもいいわ。清霜、こっちに来て」
清霜「うん!清霜もベッドに行くね!」
飛鷹「わぁ……凄くいいベッド…」
清霜「凄いフカフカだね!」モフッ
飛鷹「うん…これならゆっくり寝れそう。」
清霜「飛鷹さん最近寝不足なんだよね?」
飛鷹「そうなの…だから二時間ゆっくり寝させてもらうわ…」
清霜「それで清霜が側に居ればいいんだよね?」
飛鷹「うん……私と一緒に寝て…」
清霜「じゃあお邪魔しまーす!」モゾモゾ
飛鷹「清霜の体…あったかい……」ギュッ
清霜「…飛鷹さん、少し不安になってるの?」
飛鷹「ちょっとだけ…ね。こうやって清霜が側に居てくれたら……それでいいの…」
清霜「うん、清霜でよかったら飛鷹さんの側に居るからね」
飛鷹「ありがとう……清霜…」
清霜「だからゆっくり…お休みなさい」
飛鷹「うん…………」
ーーピピピピピッ
飛鷹「うぅん……」
清霜「飛鷹さん、もう時間みたいだよ」
飛鷹「あ……もう二時間経ったの…」
清霜「どう、ゆっくり眠れた?」
飛鷹「……うん、清霜のお陰でスッキリしたわ」
清霜「よかった!一緒に寝たかいがあるよ!」
飛鷹「これからも、たまにでいいから…一緒に寝てくれる?」
清霜「もちろん!」
下1~3高コンマ 次の利用者やその状況を。余りにR18な場合は次コンマでいきます
ーー
レ級「おお、広いな!」
暁「なんか本当に…そういう部屋みたい…」
レ級「そういう?」
暁「ううん……なんでもないわ」
レ級「変な暁……ま、どうでもいいや。それより一時間しか無いんだろ?さっさとやろうぜ!」
暁「そうね……」
レ級「どうしたんだ暁?なんか昨日から元気無いじゃん」
暁「昨日言ってた…一部の艦娘から苦情って多分、私達のことよね」
レ級「……そうだろうな~」
暁「響…そんなに迷惑してただなんて……お姉ちゃん失格だわ…」
レ級「あたしは声抑えらんないしなぁ…」
暁「響になんて謝ろうかしら……」
レ級「謝る時はあたしも謝るよ」
暁「……ありがとうレ級」
レ級「それよりさ暁……やろうぜ?」
暁「やだ…今日はそんな気分じゃないもん」
レ級「でも薬は飲まなくちゃいけないだろ?」
暁「もう水は飲めるから一人でも平気よ!」
レ級「そんな事言わないでくれ…よ」パクッ
暁「あ、薬……」
レ級「いふほあはふひ~」ズイッ
暁「ん…やだぁ……」
レ級「……んむ」チュッ
暁「ふぁ……」
レ級「ん……んん…」
暁「ん…!」バタバタ
レ級「……れる」
暁「ぁん…」カクッ
レ級「んっ……んぐ…んん……」
暁「~~!」ビクビク
レ級「ふぅ……暁、薬飲めたか?」
暁「んぁ……」
レ級「まだ口の中か……唾液が足りないんだな」
レ級「なら……」クチュクチュ
レ級「ほら暁、あたしの唾飲め」レロ~
暁「んぁ…………」
レ級「もっと欲しいか?」
暁「……」コクリ
レ級「ならもう一回な。そのまま口開けてろよ」
暁「……」ブルッ
レ級「……ちゃんと薬は飲めたんだな?」シュルッ
暁「……うん」
レ級「ならよかった!早く完全に治るといいな~」ススッ
暁「…ねぇ」
レ級「どうした暁?」シュルッ
暁「服脱がしながら喋るのやめて…私そんな気分じゃないって……」
レ級「へ~~~~」
暁「…何よその顔」
レ級「暁のタイツこんなになってるのに、そんな気分じゃないんだ?」
暁「え、うそ…やだ……」
レ級「この濡れてるのって汗じゃないよな~こんなピンポイントで汗かかないもんな~」
暁「やめてよぉ…」キュッ
レ級「どうした?なんでパンツ抑えてるんだ?」
暁「やだ…やだぁ……」
レ級「暁は普段はSだけどたま~にMになるんだよな。今日はそんな気分なんだな?」
暁「いやぁ……違うのぉ…」
レ級「時間ギリギリまで楽しもうな!」バッ
暁「ふわぁ…」
ピピピピピッ
レ級「よし、ベッドは綺麗にしたぞ」
暁「ううぅ…スースーする…」
レ級「仕方ないだろ?暁がびしゃびしゃに濡らすのが悪い」
暁「だってレ級が!」
レ級「ほらほら、そんな激しく動くと見えるぞ?」
暁「うぅぅぅぅぅぅぅぅ~~!」
レ級「いや~この部屋はいいな!これからも使おうな暁!」
暁「……ん」
下1~3高コンマ 次の利用者やその状況等
ーー
翔鶴「ここがそうなのね……」
翔鶴「…うん、このベッドは確かに良さそうね」フカッ
翔鶴「……はぁっ」ポスッ
翔鶴「…なんでこんなにやる気が出ないのかしら」
翔鶴「こんなこと、前の鎮守府でも無かったのに……」
翔鶴「はぁ……」ゴロン
翔鶴「やっぱり…瑞鶴が原因かしら」
翔鶴「あの子、見るからに落ち込んじゃって……そこまで自分を責めなくてもいいのに」
翔鶴「葛城さんの事に関しては、私達も悪いのよ瑞鶴?」
翔鶴「……なんて言っても素直に聞く子じゃないのよね」
翔鶴「目がああなってからも出撃するんだって聞かなかったし、一度決めたことは曲げようとしないのよ」
翔鶴「思えば、あの性格だから前の鎮守府では露骨に避けられるようになったのよね…」
翔鶴「でも瑞鶴はここに来て変わった…いえ、環境が変わっただけであの子はそのままね」
翔鶴「瑞鶴は優しくて、自慢の妹なんだから!」
翔鶴「だから…早く元気になってくれないかしら?」
翔鶴「加賀さんも今回のことに関しては、あまり力になれてないみたいだし……」
翔鶴「あの子が自力で立ち直るか、何かきっかけを与えてあげないとね…」
翔鶴「でも今は……ゆっくり休ませてもらうわ……」
ピピピピピッ
翔鶴「……時間なのね」
翔鶴「この後はすぐ出撃で、その後は……」
翔鶴「そうね、瑞鶴の所に行こうかしら」
翔鶴「加賀さんが一緒だと面倒かもしれないけど、私は瑞鶴のお姉ちゃんなんだから!」
翔鶴「……よし!頑張るわよ!!」
下1~3高コンマ 次の利用者やその状況等
ーー
島風「よいしょ…よいしょ……」
連装砲ちゃん「!」キィッ
島風「開けてくれてありがとう連装砲ちゃん!」
連装砲ちゃん「!!」
島風「うわ~大きいベッド!よいしょ………よいしょ…」
島風「……おぅっ!」モフン
島風「わ~フカフカだ~!連装砲ちゃんもおいで!」
連装砲ちゃん「!」ぴょーん
島風「こんなベッド初めてだね連装砲ちゃん!」
連装砲ちゃん「!!」
島風「うん、この鎮守府って本当はいい所かもしれないね」
島風「頼んでもいないのに義足も作ってくれたし、連装砲ちゃんも直してもらったもんね」
連装砲「!!」
島風「かえって調子がいい?明石さん達相当な腕なんだ…」
連装砲「!!」
島風「そうだよね、私のことちょっと見ただけでこんな義足作れるんだもんね」
島風「そもそも私はまだここの所属じゃないのに、この休憩室を使えるのはどうなんだろ…」
島風「端末にもちゃっかり私の名前あったし…」
連装砲ちゃん「!」
島風「そっか、細かいことは気にしないでいこっか!」
島風「じゃあ連装砲ちゃん何して遊ぶ?この部屋広いからなんでもできるよ!」
連装砲ちゃん「!!」
下1~3高コンマ 島風と連装砲ちゃんの遊びとは?
ーー
島風「その調子、頑張って連装砲ちゃん!」
連装砲ちゃん「…」プルプル
島風「私の背中だとバランス取りにくいけどもう少しだから!」
連装砲ちゃん「……」プルプル
島風「あと少し!」
連装砲ちゃん「……!!」スッ
島風「やったぁ!流石連装砲ちゃん!」
連装砲ちゃん「!!」
島風「あはは!こんなイタズラ仕掛けるなんていつ以来だろ!」
連装砲ちゃん「!!」
島風「そうだよね、連装砲ちゃんも楽しみだよね!」
連装砲ちゃん「!!」ピョンピョン
島風「うん、物陰に隠れて見てよっか!さぁ、次の人はこの枕トラップを避けれるかな!?」
連装砲ちゃん「~~!」
下1~3高コンマ 次の利用者やその状況等
ーー
皐月「~~~~」
島風「来た来た!皐月は引っかかるかなぁ?」
連装砲ちゃん「!!」
皐月「さて……え?うわっ!」ボフッ
島風「わ~い引っかかった~~!」
連装砲ちゃん「!」ピョンピョン
皐月「……」
島風「それはね、私が仕掛けたイタズラなの!」
連装砲ちゃん「!!」
皐月「ふわぁぁぁ…しゅごい…オッパイが降ってきたよぉ…」
島風「へ?」
皐月「こんか柔らかいオッパイは初めて……」むにゅむにゅ
島風「え、何してるのこの子?」
連装砲ちゃん「!!」
島風「何々…あのベッドに置いてあった枕は凄く柔らかかったの?」
連装砲ちゃん「!!」
島風「経験したことがないくらい柔らかいのね…」
皐月「ふへへへへへへへへ…」
皐月「うぅ~~ん…このオッパイ最高…」モゾモゾ
島風「入り口っていうか、地面に転がってるのは良くないから連装砲ちゃんにベッドに皐月を乗せてもらったけど…」
連装砲ちゃん「……」
島風「うん、この絵面はマズイよね…」
皐月「ふへへへへ……」トローン
島風「…どうしよっか連装砲ちゃん?」
連装砲ちゃん「!!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
島風「そうだね…幸せそうだしそっとしといてくれあげよっか」
皐月「あぁ……こんなオッパイ…僕ダメになっちゃうよぉ…」むにゅむにゅ
連装砲ちゃん「…」
島風「うん…やっぱりここの子達って…変わってるね」
皐月「ねぇ……このオッパイ吸っていい?僕もう我慢できないよ…」モゾモゾ
連装砲ちゃん「……」
島風「そうだね…部屋に戻ろっか……」
ーー
途中少し体調が悪くなってしまったのであまり更新できませんでした
これは面白いかと思いましたが、R18に偏るかもしれないので少し考えないといけませんね
引き続きネタ、コメントはお待ちしてます
朝霜ならここの提督の曖昧な態度に少し幻滅して距離おくって言ってたはず
再開する前に朝霜について少し補足します
>>364さんの言うことが近くて、朝霜は提督の事を嫌いにならない為に少し距離を置いています
鎮守府の艦娘ならあの場面では提督の事を元気付けたりするでしょうが、朝霜はあくまで自分の欲求の為に居着いているに過ぎません。提督の嫌な面やカッコ悪い所は見たくなかったので、現在鎮守府には居ません。
いつ帰ってくるかは朝霜メイン回をやるか、安価の展開次第だと思っています
あと今日は昨日の休憩室が消化不良だったので、もう一回やってみようかと思っています
ーー
提督「…休憩室の評判はどうだ?」
龍驤「うん、みんなから好評を得てるみたいやね」
龍驤「特にあのベッドが最高やって。よかったね司令!」
提督「…あのベッドは詐欺かと思うくらいの値段だったからな。皆んな喜んでくれてよかったよ」
龍驤「今の所変な使い方して怒られるっちゅうことは無いから、節度はもってくれとるみたいやね」
提督「…このままピリっとした空気が改善してくれたら万々歳だ」
龍驤「ほんまやね~」
下1~3高コンマ 休憩室の利用者やその状況等
ーー
不知火「この部屋は外から見えないし、声も聞こえないそうですね」
加賀「そうらしいわね」
不知火「防音も完璧ということは、ここでの会話は誰にも聞かれないということになります」
加賀「そうなるわね」
瑞鶴「加賀……」
不知火「瑞鶴さんもわざわざ来て下さってありがとうこざいます」
瑞鶴「ねぇ…本当に何もしないのよね?加賀と不知火が殴りあったりもしないのよね?」
加賀「大丈夫よ瑞鶴」
瑞鶴「でも…二人はこの前喧嘩寸前だったんでしょ?私のせいで……」
不知火「大丈夫ですよ瑞鶴さん」
瑞鶴「じゃあなんで呼び出したの……?」
不知火「…あの日の事をお二人に謝りたかったんです。あんな態度を取ってしまって……すいませんでした!」
加賀「……」
不知火「あの時は…頭に血が上っていたんです。何も考えられなくなって……」
不知火「本当にすいません!全ては不知火の落ち度です!」
加賀「……瑞鶴はどう思っているの?」
瑞鶴「どう思うも何も…私も悪いし……不知火が怒るのも当たり前かなって…」
加賀「不知火のことは怒っていないのね?」
瑞鶴「うん……」
加賀「なら私も許しましょう」
不知火「…ありがとうございます」
加賀「次は私の番ね。大人気なく貴女を殴ろうとして御免なさい」
不知火「いえ……不知火が原因なので…」
加賀「ならお互いこれで和解ということでこの話は終わりにしましょう」
不知火「そうしてもらえるなら、不知火は有り難いです」
加賀「瑞鶴もそれでいいわよね?」
瑞鶴「…うん」
不知火「……これで話は終わりですが、まだ時間がありますので、ここでゆっくりしていきましょう」
加賀「そうね、そうしましょう」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
不知火「ただゆっくりするだけではあれなので、こういう話題はどうでしょうか?」スッ
加賀「それは?」
不知火「不知火特製のスパッツです」
加賀「…普通のスパッツにしか見えないのだけど?」
不知火「これは普通のスパッツではありません。それではこのスパッツの説明からさせてもらいますね」
瑞鶴「……」
瑞鶴(どうなるかと思ったけど、なんとか仲直りしてくれてよかったわ)
不知火「~~~~」
加賀「~~~~」
瑞鶴(二人共普通に話せてるみたいだし…………!?」
加賀「……」サワサワ
瑞鶴「…………んっ」
不知火「……どうしましたか瑞鶴さん?」
瑞鶴「なんでも…無いわ」
加賀「少し疲れたの?なら一緒にベッドに座りましょう」
不知火「そうしてあげて下さい。不知火はこのままこの椅子に座っていますので」
瑞鶴「ちょっと加賀!不知火が目の前にいるのよ!
?」ヒソヒソ
加賀「……」サワサワ
瑞鶴「ん……」ピクッ
不知火「~~~~」
加賀「~~~~」
瑞鶴(やだ……なんで加賀は話しながら…私のお尻を触るの…)
加賀「……」ゴソゴソ
瑞鶴「ふぁっ!?」
不知火「どうしましたか?」
瑞鶴「う、ううん……なんでも無いわ…」
不知火「そうですか、なら話を続きを。ですから加賀さん達にはこのスパッツのモニターに……」
瑞鶴(ちょっとちょっと!?何パンツずらしてるのよ!?まさかこのまま……)
加賀「……」モゾモゾ
瑞鶴(完全にズラされちゃったし……どこまでやるつもりなのかしら…)
加賀「……」ツーー
瑞鶴「ん……」ピクッ
瑞鶴(お尻に……直接指を……)
加賀「……」むにゅ
瑞鶴(今度は…お尻を揉んでる……)
加賀「……」
瑞鶴(加賀はどこまでやるつもりなのかしら……)
加賀「……」スッ
瑞鶴(え……そこは…私の………)
瑞鶴(………まさか!?目の前に不知火がいるのよ!?)
瑞鶴「加賀、それは流石に……」ヒソヒソ
加賀「……」ぬぷっ
瑞鶴「ひゃあんっ!!」
不知火「!?ど、どうされましたか!?」
加賀「なんでもないわ。そうよね瑞鶴?」
瑞鶴「え…………えぇ…」プルプル
不知火「なんだか震えているようですが…本当に大丈夫なんですか?」
瑞鶴「えぇ……私のことは気にしないで……」
不知火「…わかりました、それでは…………」
瑞鶴(あ、あり得ない!!人前で……こんなこと!!)
不知火「~~~~」
加賀「~~~~」ぬぷっぬぷっ
瑞鶴(なんで加賀は…普通に話しながらこんなことできるのよ……!)
加賀「……」ぐりゅ
瑞鶴(……!!ダメ、そこ私弱いの…!)
加賀「……」ぐりゅぐりゅ
瑞鶴(それ以上触られたら…………!)
加賀「……」クチュッ
不知火「……なんですか今の水音は?」
加賀、瑞鶴「!!!!」
不知火「この部屋は飲み物の持ち込みが禁止ですよね?」
加賀「…そうね」
不知火「ここは外からの音は聞こえない…ということは、この部屋から水音がしたことになります」
瑞鶴「…気のせいじゃないの?」
不知火「それは無いと思います。何処から音が鳴ったのか気になりますね」
加賀「…そこまで心配することかしら?」
不知火「この部屋は水分が厳禁だと言ってたじゃないですか。最悪この部屋が使えなくなってしまいますので、不知火は探索してみます」
加賀「そう……」
瑞鶴「ちょっと加賀!貴女のせいで……!」ヒソヒソ
加賀「…私もこんなに早く濡れるとは思わなかったんだもの」
瑞鶴「もう…!いいから早く指抜いてよ!」
加賀「……無理よ、今抜いたらまた音がするから、今度こそ不知火にバレるわ」
瑞鶴「じゃあずっとこのままなの!?」
加賀「……なんとかなるわよ」
瑞鶴「そんな無責任な…!」
不知火「何処から音がしたんでしょうか……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
ーー
不知火「結局あの音の正体はわかりませんでした…」
加賀「あれだけ探して何も無いんだもの、きっと気のせいだったのよ」
不知火「本当にそうなのでしょうか…」
加賀「だって私達は気付かなかったもの。ねぇ瑞鶴?」
瑞鶴「えぇ……」
不知火「不知火の気のせい…ということですか」
加賀「気にすることは無いわ、この後の出撃で挽回すればいいのよ」
不知火「この後……加賀さんも一緒でしたよね」
加賀「そうね、頑張りましょう」
瑞鶴「加賀……」
加賀「瑞鶴、貴女は出撃は無いわよ。『大人しく』待っててちょうだいね?」
瑞鶴「……加賀のいじわる」ボソッ
不知火「瑞鶴さん何か言いましたか?」
瑞鶴「……なにも!」
下1~3高コンマ 次の利用者やその状況等
ーー
ガングート「ここが例の……ふむ、申し分無いようだ」
ガングート「しかし…このテレビの大きさは予想外だ……これでは余計に…」
ガングート「いや、そんな事を言っている場合では無いのだ!」
ガングート「艦隊の中で話題になっていたこの映画……これを見る為だけにわざわざここに来たのだからな!」
ガングート「時間も丁度二時間…急いで見なければ!早速DVDを……」ゴソゴソ
ガングート「……とうとう始まってしまうのか」
ガングート「この映画はホラー映画なのが……何を隠そう私はこういうのが大の苦手なのだ!」
ガングート「過去にテレビで放送していたホラー映画のうっかり見てしまって、叫び声をあげてしまうほどに苦手なのだ!」
ガングート「だが…この部屋は完全防音だ。いくら私が叫び声を上げても誰にも聞こえる事はない!」
ガングート「む、本編が始まるか………」
ガングート「頑張って…最後まで見るぞ!ウラァァァァァァ!!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
ーー
ガングート「……」ウロウロ
電「ガングートさん、こんな夜中に何をしているのですか?」
ガングート「お前は電……お前こそどうしたんだ?」
電「さっき夜間出撃から帰ってきた所なのです!」
ガングート「そうだったのか……電、一つ頼みがある」
電「はい、なんなのですか?」
ーー
ガングート「電、居るか!?」
電「はい、ここに居るのですよ~」
ガングート「そうか、ならいい……」
電「ガングートさんは怖がりだったのですか?」
ガングート「く……こんな所を見られては否定はできんな…」
電「大丈夫なのです、誰にも言わないのですよ!」
ガングート「…ありがとう電」
電「はいなのです!」
ガングート「恥ついでにもう一つ聞くが…今日は誰かの部屋で寝るのか?」
電「そそそそんな!電には暁ちゃんみたいに相手はいないのです!」
ガングート「そうか……なら電、今日はお前の部屋に泊まっていいか?」
電「え、それって……」
ガングート「…一人で寝るのも怖いんだ。こんなこと同志ちっこいのにも頼めない」
電「あ、そういうことなのですね……電でよかったら大丈夫なのですよ!」
ガングート「…本当にありがとう電」
電「困った時はお互い様なのです!」
下1~3高コンマ 次の利用者やその状況等
ーー
提督「まだ仕事中なんだがな…」
龍驤「まぁまぁ、自分でも確認しとかなあかんのと違う?せっかくの休憩室なんやで!」
提督「しかし…この部屋の仕様は知っているしな…」
龍驤「そんなこと言わんといてや!皆んなからも是非使ってみてって言われたやろ?」
提督「…確かに言われはしたが」
龍驤「ほな時間までゆっくりしようや!二時間もあるんやし!」
提督「…確かめるだけなら三十分でもよかったと思うが」
龍驤「もう……なんで皆んなが使えって言うてくれたかわからんの?」
提督「…俺達に休んで欲しかったんだろ?」
龍驤「それだけや無いんやで?最近色々あったもんなぁ……司令官と一緒に寝ることも少なくなったわ」
提督「…書類だなんだと忙しいんだ。決して龍驤のことが嫌いなわけではないぞ?」
龍驤「それはわかってるよ。でも……ウチも女やから寂しいんよ」
提督「……」
龍驤「なぁ司令官……シよ?いつもと違う所って興奮せぇへん?」
提督「…俺は龍驤が相手なら場所は関係ない」
龍驤「嬉しいこというてくれるやん…」
龍驤「司令官、ここ来る前ウチトイレ行ったやんか?その時にな……」スッ
提督「……!」
龍驤「下着……脱いできてん。それでな、少しだけ準備してきたから……いきなり挿れてもええんやで?」
提督「……」
龍驤「ほんでな、この引き出しに……ゴムもいっぱいあるねん。だから好きなだけウチのこと……」
提督「龍驤……」グッ
龍驤「え……ここで?……ええよ、立ちながら後ろ…司令官好きやもんね…」
龍驤「準備できたら……いつでもシてな………」
龍驤「ほんで…いっぱいウチのこと……愛してな…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
ーー
龍驤「ん…………」
龍驤「もう朝か……司令官起きて…」モゾモゾ
提督「…んぁ……」
龍驤「今何時やろ…時計何処に置いたんやっけ…………あれ…」
龍驤「ここ……どこやろ………このベッド…見覚え無いんやけど…」
龍驤「ん……昨日は泊まりなんやったっけ…?」
龍驤「ふぁ……あかん…寝起きやから頭ボケとる………」
龍驤「司令官……顔洗いたいから…洗面所まで運んで……」
提督「……ん」ムクリ
ーー
龍驤「あかんあかんあかん!!えらいこっちゃや!!」
提督「まさかあのまま寝てしまうとは…!」ダダダッ
龍驤「あのベッドはほんまに最高やったね…ヤり疲れてそのまま寝てまうやなんて…」
提督「それより艦隊は今どうなっている!?あの部屋に入った時はまだ仕事中だったんだ!」
龍驤「最悪全部止まったままかもしれんなぁ…」
提督「それはマズイぞ………!」
龍驤「とにかく執務室に急ご!ウチはしっかり掴まってるからもっと走ってもええで!」
提督「わかった!」ダダダッ
下1~3高コンマ 執務室に居た人物名やその状況等
ーー
提督「艦隊運用はどうなって……!」ガチャ
多摩「……」
龍驤「多摩!?」
多摩「む…提督に龍驤さん、もう大丈夫なのか?」
提督「あぁ……」
龍驤「多摩が仕事やっといてくれたんか?」
多摩「そうだ、昨日の夜からずっとやっておいた」
龍驤「まさか……寝てない?」
多摩「徹夜くらい何度も経験してる、問題無い」
多摩「出撃は皆んなが協力してくれてなんとかなった。提督、後でこの書類を確認しておいて欲しい」バサッ
提督「…ありがとう多摩」
多摩「提督がゆっくり休めたのならそれでいい。最近疲れが溜まっていただろう?」
龍驤「ほんまにありがとうやで多摩」
多摩「提督がいつも言ってる助け合いだ。さて……多摩は部屋に戻るにゃ」
提督「…お礼と言ってはなんだが、あの休憩室で休んできていいぞ」
多摩「いいのかにゃ?今日の予約もう入ってるんじゃないのかにゃ?」
龍驤「それはウチらから言うとくから、ゆっくり休んできて!」
多摩「じゃ……お言葉に甘えるにゃ」
下1~3高コンマ 多摩の休憩室での過ごし方やその他起こったこと等
ーー
多摩「ふぁぁぁ……さっきはああ言ったけど…やっぱり眠いにゃ…」
多摩「このフカフカベッドで…たっぷり寝させてもらうにゃ……」
多摩「うにゃ…………」コロン
多摩「あ、ペンが落ちちゃったにゃ…」
コロコロ
多摩「待つにゃ……あぁ、ベッドの下に入っちゃったにゃ…」
多摩「もう…面倒臭いにゃ……」
多摩「よっ……と。うーん…よく見えないにゃ…」
多摩「こうなったら手探りで……」ゴソゴソ
多摩「…………」
多摩「……ん?これは何にゃ?明らかにペンじゃない何かが…」
多摩「ん……頑張ったら取れるにゃ」
多摩「これは一体何にゃ……?」
下1~3高コンマ ベッドの下にあったものとは?
きゅう……
多摩「にゃっ!!?これは仔狸!?」
多摩「なんでこんな所に…どうやって入ったんだにゃ!?」
きゅーー……
多摩「凄く弱ってるにゃ……そうか、この部屋には食べ物が無いんだにゃ!」
多摩「待ってるにゃ!今エサを食べさせてあげるにゃ!」
みゅう…………
多摩「とりあえず間宮さんの所に行くにゃ!食堂にならきっと何かあるはずにゃ!」
ーー
狸が鳴くのかは知りません
引き続きネタ、コメントはお待ちしてます
ーー
提督「…………」
龍驤「司令官、そんなに落ち込むことは無いで?」
提督「…あぁ」
龍驤「でもなぁ…皆んなの為に建てた休憩室が、まさか上の方から注意されるなんてなぁ…」
提督「俺は……そんなつもりは無かったんだ……」
龍驤「わかるで、ウチはよくわかっとる」
龍驤「でも…第三者から見たらあの部屋はただのヤリ部屋にしか見えんことも無いんよな…」
提督「…………」
龍驤「広い部屋に大きなベッド…もう完全にラブホやもんな…」
提督「……」
龍驤「まぁ、ウチらも…な。そういう目的で使ったこともあるし……」
提督「……」
龍驤「それで…今日やんな?風紀改善の為に新しい子が配属されるのは」
提督「…もうそろそろ来るだろう」
龍驤「ぜひお手柔らかにして欲しいな……」
提督「……そうだな」
?「失礼します」
下1~3高コンマ 配属されてきた艦娘とは?何か見た目に特徴があっても構いません
ガチャ
羽黒「あ、あの…羽黒です……よろしくお願い…します…」
提督「…随分と前髪が長いようだが?」
羽黒「め、目を見られるのが…恥ずかしくて…」
龍驤「ちゃんと前は見えてるんやんな?」
羽黒「は、はい……大丈夫です…」
龍驤「ならええんと違う、司令官?」
提督「…そうだな」
羽黒「ありがとう…ございます……」
羽黒「さ、早速ですが…大本営からの……お達しです…」スッ
提督「…ありがとう」
羽黒「内容をか、掻い摘んで言いますと…当分、休憩室は…使用不可です…」
羽黒「それと…何人かの艦娘さんに……事情を伺います…」
提督「…了解した」
龍驤「うわ…これガチの書類や……ほんまにヤバかったんやね…」
羽黒「それでは早速ですいませんが…龍驤さん、お話出来ますか?」
龍驤「ウチがか!?」
羽黒「ご、ごめんなさい!でも…リストに名前が書いてあるので……」
龍驤「う……わかったわ…」
羽黒「すいません…それでは別室をお借りしたいのですが…」
提督「…ならここで聞き取りをすればいい。俺は出ていく」
羽黒「ありがとうございます…」
龍驤「それで羽黒……ウチに聞き取りってどんな質問なん?」
羽黒「安価」
下1~3高コンマ 質問の内容を
羽黒「では……うぅぅぅ…」カァァ
龍驤「なんや?なんで質問する羽黒が赤面しとんや?」
羽黒「ふぅ……あ、あのですね…この鎮守府では……キ…キメセクが流行っているらしいと噂…なんですが…何か知りませんか…?」
龍驤「キメセクぅ!?」
羽黒「ひぃっ!ごめんなさい!!」
龍驤「な、なんでそんな噂が……」
羽黒「この鎮守府には…毒物、劇薬の免許を持った艦娘さんが…居ますよね?」
龍驤「……霞のことやな」
羽黒「はい……そうなんです…」
羽黒「それで…その免許を持つ人なら…副作用の無い…気持ち良くなれる薬を調合できるらしくて…」
羽黒「休憩室では…その薬を使って皆さんキ……キメセクを…してるんじゃないですか?」
龍驤「…それは無い。100パーセント無いで。嘘やと思うんやったら今すぐ休憩室を調べてもええで」
羽黒「そこまで言うなら…本当なんですね…」
龍驤「そうや、そんなことは絶対に無い!」
羽黒「では……キメセクも…したことは無いんですね…?」
龍驤「安価」
下1~3高コンマ 龍驤の台詞、行動他
龍驤「……ちょっとその質問文書いた奴どついてくるから名前言うてくれへんか?」
羽黒「ごめんなさい!それはできません!」
龍驤「ほんまに…ウチらのことを何と思っとるんや!」
羽黒「私はそんなことは思ってません!でも私はこの質問をしないといけないので……」
龍驤「羽黒が考えてるわけやないんやね?」
羽黒「違います!」
龍驤「……ほな羽黒に怒ってもしゃーないんやな…」
羽黒「すいません……」
龍驤「もしこの答えに納得できへんのやったら、血液検査でも何でもやったらええって言うといて!」
羽黒「わ、わかりました……」
龍驤「ほんまに…大本営は何を考えとるんや……」
羽黒「あの…龍驤さんへの質問は以上です……」
龍驤「以上っていうかキメセクしてないか聞かれただけやないか!!」
羽黒「ごめんなさい!」
龍驤「はぁ…もうええわ。羽黒、まだ質問したい子はおるんやね?」
羽黒「はい…」
龍驤「なら名前教えてくれるか?ウチが呼んできたるわ」
羽黒「お、お願いします…」
下1~3高コンマ 次の質問者のその質問内容を
ーー
暁「暁に何の用事かしら?」
羽黒「あのですね…暁さんにはある疑惑がかかっているんです…」
暁「私は何を疑われてるの?」
羽黒「深海棲艦の…スパイ疑惑があるんです…」
暁「暁が?そんな訳ないじゃない!」
羽黒「でも…貴女は深海棲艦のレ級と…親しい関係ですよね?」
暁「そうよ!レ級は大切な人なの!」
羽黒「やっぱり…そうなんですね……」
暁「それがどうしたっていうの?暁が誰を好きになってもいいじゃない!」
羽黒「でも…大本営はそうは思ってないんです……暁さん、次の質問の答えによっては…貴女を拘束する可能性があります」
暁「拘束!?暁が!?」
羽黒「はい…深海棲艦を仲間にしている鎮守府はあっても……恋人になっているなんて…聞いたことが無いそうです」
暁「う、嘘よ……私は…」
羽黒「暁さん…質問しますね?」
暁「……はい」
羽黒「安価」
下1~3高コンマ 羽黒の質問内容を
羽黒「あの深海棲艦を沈めるよう命じられた時…貴女にそれはできますか?」
暁「そんな事…司令官が言う訳ないじゃない…」
羽黒「命令は…司令官さんからだけとは限りませんよね?」
暁「でも……」
羽黒「ごめんなさい…無回答は即拘束となってしまいますので…なんとか回答はして下さい…」
暁「そんな……」
羽黒「何も考えずに…深海棲艦と付き合っていたということは…ありませんよね…?」
暁「あ…ぅ……」
羽黒「暁さんの答えを…聞かせて下さい…」
暁「安価」
下1~3高コンマ 暁の台詞を
暁「そんなこと…………できないわ」
羽黒「その答えで…いいんですね?」
暁「……ええ」
羽黒「わかりました…では……」
暁「…私にとってレ級は大切な人なの。深海棲艦とかそんなの関係ないの」
暁「話せば話すほど仲良くなって、一緒に居れば居るほど愛しくなったの」
暁「そんな人を…私は沈められない」
羽黒「ですが……」
暁「確かにレ級は深海棲艦、私達艦娘の敵よ」
暁「でも私にとっては唯一無二の存在なの」
暁「そんな人を殺せって言うなら……死んだ方がマシよ」
暁「…羽黒さん、私を連れて行くならここで殺して」
暁「どうせ拘束されたらもうレ級には会えないんでしょ?」
暁「なら…もういいの。司令官や電達には悪いけど……」
暁「羽黒さん、やるなら一思いにお願いね?痛いのは嫌だから……」
羽黒「安価」
下1~3高コンマ 羽黒の台詞、行動他
羽黒「……覚悟は受け取りました、そうですよね幹部さん」
暁「…え?あの人がここに居るの?」
幹部『いや、直接は居ないが音声はこうやって聞かせてもらっているよ』
羽黒「すいません…ここに来た時から端末のスイッチを入れていたんです…」
幹部『暁君、この事は提督君にも秘密で頼むよ?』
暁「はい……それで私は…」
幹部『さっき羽黒君が言ったように、それだけの覚悟があるのならスパイという事は無いだろう』
暁「じゃあ……」
幹部『あぁ、この話は私これで終わりだ。暁君にもう迷惑はかからないだろう』
暁「ふぁ……」ヘナヘナ
羽黒「暁さん、どうしましたか!?」
暁「よかった……レ級とずっと一緒に居れるのね…安心したら……ちょっと…」
羽黒「ごめんなさい、こんな質問をしてしまって…」
暁「もう…大丈夫なのよね?」
幹部『断言しよう、もう暁君に迷惑はかけることは無い』
暁「よかった…よかったよぉ……」グスッ
羽黒「あぁ…泣かないで下さい……質問の内容が推測されてしまうので…」
幹部『済まないが暁君、泣き止んでくれないと次の人にいけないんだ」
暁「暁は……泣いてなんか無いんだから!」ぐしぐし
羽黒「それでは…次の人を呼んできてくれますか?」
下1~3高コンマ 次の質問者とその質問内容を
ーー
叢雲「私に質問だなんて…卯月に関係することかしら?」
羽黒「いえ…そうではありません。提督の鬼畜行為に加担してるという噂は…事実なのでしょうか?」
叢雲「司令官の鬼畜行為?何それ、そんなの見たことないわよ?」
羽黒「…それは本当ですか?」
叢雲「しつこいわね、見たことが無いものをどうやって手伝えばいいっていうのよ?」
羽黒「わかりました……」
羽黒「それでは…この写真を見てもらえますか?」スッ
叢雲「この写真は……」
羽黒「司令官さんが…龍驤さんの首を絞めている写真です」
叢雲「……司令官は随分激しいのね」
羽黒「そして…次はこの写真を見て下さい」スッ
叢雲「これ……!!」
羽黒「この鎮守府での写真ではありませんが…叢雲さんが卯月さんに首を絞められている写真です…」
叢雲「ど、どうやってこの写真を……!」
羽黒「この写真から推測すると…叢雲さんと司令官さんは…同じ趣味を持っているといえませんか…?」
羽黒「だからこうやって叢雲さんに…質問しているんです」
叢雲「安価」
下1~3高コンマ 叢雲の台詞、行動他
叢雲「いや、この写真通りなら同じ趣味なのは私と龍驤さんじゃない? 司令官が龍驤さんの首を絞めている写真と、私が卯月様に首を絞められている写真なんだから」
羽黒「えっと……でも質問内容はそうなってて…」
幹部『すまないね叢雲君、こちらの言葉足らずだよ』
叢雲「誰!?何処から声がするの?」
幹部『ここだよ、羽黒君が持っている端末から君達の会話を聞いていたんだ』
叢雲「……そう、ただの質問じゃなかったって訳ね」
羽黒「はい…後で証言と違う…と言い訳されても困りますので…」
叢雲「そういうことね、わかったわ」
幹部『ゴホン、それで質問の補足だが、どうやら上は叢雲君と提督君が出来ている前提らしい』
叢雲「はぁ!?どうして私が司令官と!?」
幹部『同じ趣味だから、だそうだ。提督君はとにかくドSで鬼畜で、手当たり次第に艦娘に手を出していることになっているんだ』
羽黒「その中でもドMな叢雲さんに…司令官さんの手伝いをさせていた…という疑惑ですね」
叢雲「ふざけないで!私は卯月様一筋なのよ!」
羽黒「ひぃっ!ごめんなさい!」
幹部『叢雲君、それは確かなんだね?』
叢雲「当たり前よっ!!」
幹部『なら叢雲君は今後一切、男性とは関係を持つことは無いと宣言もできるということだね?』
叢雲「安価」
下1~3高コンマ 叢雲の台詞を
叢雲「当然でしょ?卯月様以外の誰かに抱かれるなんてあり得ないから」
幹部『…わかった、叢雲君の言うことを信じよう』
叢雲「ならこの話はこれで終わりね。羽黒さん、まだ私に質問はあるの?」
羽黒「いえ…もうありません…」
叢雲「なら私はもう帰らせてもらうわね」
羽黒「あの…次の人を呼んできてもらえますか…?」
叢雲「いいわ、誰を呼んでくるの?」
羽黒「えっとですね…」
下1~3高コンマ 次の質問者とその内容を
ーー
島風「よいしょ……よいしょ…」
羽黒「島風さん…大丈夫ですか?」
島風「うん!連装砲ちゃんもいるし、大丈夫だよ!」
連装砲ちゃん「!!」
羽黒「椅子はここです…どうぞ…」
島風「ありがと!連装砲ちゃん手伝って!」
連装砲ちゃん「!!」ピョンピョン
島風「ふぅ……それで、私に質問って何?」
羽黒「貴女は…まだ正式にはここの所属ではありませんが…ここのことは良く見ていますよね?」
島風「そうだね、義足を作ってくれたからはウロウロするようになったし!」
羽黒「なら…鎮守府での生活でおかしいことは…ありませんか?」
島風「おかしいこと?」
羽黒「島風さんが思う…おかしいことや変なことがあれば…教えて下さい。どんな些細なことでも構いませんから…」
島風「安価」
下1~3高コンマ 島風の台詞を
島風「ここのことじゃないけど、この間の変な変装した駆逐艦達と変な人かなぁ?」
羽黒「攫われそうになった…件ですね…」
島風「そうそう、駆逐艦達は変装にしては雑だったし、あの変な人は一言も喋らなかったし…」
幹部『島風君が見たソレは人では無いんだ』
島風「おぅっ!?何処から声がするの!?」
羽黒「あ、それはですね………」
島風「ふーん端末でね…それで私が見たのは人じゃないってどういうこと?」
幹部『あれは人ならざる者、人型で無いものをそう見せているだけなんだ。だから会話をすることもできない傀儡のようなモノさ』
島風「……おう?」
羽黒「幹部さん…理解してもらえてないみたいです…」
幹部『そうか…なら君にはこの男の話をすれば理解してくれるかな?羽黒君、頼むよ』
羽黒「はい…島風さん、この写真の人は知っていますか?」
島風「あ!この人なら知ってる!私の提督が教えてくれたの!」
羽黒「なんと言って…教わったんですか?」
島風「えっとね、私の手足がまた生えるかもしれないって!そういう研究をしてる人なんだよね?」
羽黒「幹部さん……」
幹部『ふむ、やはりそうだったか』
幹部『島風君、実はこの男はとんでもない犯罪者なんだ』
島風「え…………」
羽黒「私達の国は勿論…各国でも指名手配をされているんです…」
幹部『この男は島風君のような…欠損のある艦娘に近付き、ある日突然攫っていくんだ』
羽黒「被害は既に…何人も出ているんです…」
幹部『この男の目的の全てはまだわかっていないが、島風君も狙われていたのは事実だろう』
羽黒「でも…もうその心配はありませんからね…?」
島風「安価」
下1~3高コンマ 島風の台詞、行動他
島風「騙されてたってこと?私も提督も?」
羽黒「島風さんは騙されていましたが…司令官さんは…」
幹部『これは話を聞いてみないとわからないな。男の正体を知っていて利用しようとしていたのか、もしくは島風君を…』
島風「やめて!私の提督はそんな人じゃないの!」
羽黒「…真相はわかりません。司令官さんの回復を待ちましょう」
幹部『彼ならきっと真実を語ってくれるだろう』
島風「提督が…私を売り飛ばそうだなんて…するわけないよね…?」
ーー
羽黒はこのまま鎮守府所属になるのかはわかりません
引き続きネタ、コメントはお待ちしてます
ーー
提督「…艦娘への質問は全て終わったんだな?」
羽黒「はい、ご協力ありがとうございました」
龍驤「何も問題無しっちゅうことでええんやね?」
羽黒「そうですね…ただ休憩室はしばらくの間は使えません…」
龍驤「やっぱそうやんなぁ…」
羽黒「でも、せっかく建てたので…何か別の形で再利用できないか…相談してみます…」
提督「…そうしてくれると助かるよ」
羽黒「あと…私のことで一つ聞いておきたいことがあるんです…」
龍驤「羽黒のこと?」
羽黒「実は幹部さんから…司令官さんさえよければ…ここに私を正式配備してもいいと…言われているんです…」
提督「…少し難しいかもしれないな」
龍驤「そうやね…羽黒は重巡やし……」
羽黒「あの…この鎮守府では重巡は出撃できないんでしょうか…?」
龍驤「うーん…そういうことやないねん」
提督「この鎮守府唯一の重巡…加古が原因だ」
羽黒「そういえば重巡は加古さんしか居ませんよね…」
龍驤「それは……言うてええかな司令官?」
提督「…仕方ないだろう」
龍驤「わかった。あのな、加古は他の重巡の艦娘見たら発作起こしてしまうねん」
羽黒「発作……?」
提督「…精神的なものが原因なんだ。酷い時は錯乱して暴れてしまう」
龍驤「だから加古は演習でも、相手に重巡がおったら出撃できやん」
羽黒「なんでそんなことに…」
龍驤「なんとなく…わからん?加古といえばもう一人の重巡とセットみたいなとこあるやろ?」
羽黒「まさか……」
提督「…例えに出すべきでは無いだろうが、龍驤のトラウマよりも酷いものだろう」
龍驤「あれは…しゃーないよ……」
羽黒「じゃあ私は…ここに着任はできないんですね?」
提督「…いや、せっかくだから話だけでもしてみよう」
龍驤「病院には通ってるらしいし、もしかしたら改善してるかもわからんからね」
ーー
コンコン
加古「ふぁ……提督、入るよ~」
龍驤「なんや、また昼寝か?」
加古「ん~~だって寝てたら余計なこと思い出さなくて済むし~」
龍驤「…そうか」
提督「…加古、お前に話がある。もしこの鎮守府に新しく重巡が着任するとしたら…お前はどう思う?」
加古「安価」
下1~3高コンマ 加古の台詞、行動他
加古「重…巡………?」ブルブル
龍驤「加古、どないしたんや?」
加古「まさか…古……」フラッ
龍驤「危ない!」
提督「加古っ!」ガシッ
加古「……」
龍驤「気ぃ失ってしもたみたいやね……」
提督「すまない加古……龍驤、俺が責任持って医務室に運んでくる」
龍驤「うん…ちゃんと運んだってな…」
ーー医務室
加古「……あ…」
提督「…気がついたか?」
加古「あ……!あぁぁぁ!!」
提督「落ち着け!古鷹はここには居ない!」
加古「はぁっ…!はぁっ…!はぁっ…!」キョロキョロ
秋津洲「安心して欲しいかも、ここには私と夕張さんしか居ないかも」
夕張「ここには重巡は居ません、居るのは軽巡と水上機母艦です」
加古「……よかった…」
提督「…さっきはあんなことを言ってすまなかった」
加古「…ホントだよ。あたしが重巡ダメなの知ってるでしょ?」
夕張「そうですよ提督、なんで急に重巡を着任させるなんて言うんですか?」
提督「…実は幹部さんと繋がりのある羽黒が、こちらの返事次第で着任してもいいということなんだ」
秋津洲「ひょっとして羽黒って、皆んなに話聞いてた羽黒かも?」
提督「そうだ、その羽黒だ。こちらとしては幹部さんとの繋がりはあればある程有難い」
夕張「だから羽黒さんを…」
提督「…加古も通院でそれなりに良くなっていたと聞いていたが……まだダメだったようだな。本当にすまない」
加古「安価」
下1~3高コンマ 加古の台詞、行動他
加古「最近はまだマシだよ……古鷹でなきゃね……」
秋津洲「なら提督は最初から羽黒さんって言えばよかったかも?」
加古「…かな」
提督「…配慮が足りなかった。本当にすまない」
加古「いいよ…もう……」
夕張「古鷹さんじゃ無ければいいって事は、羽黒さんなら大丈夫なんですよね?正直羽黒さんが着任してくれたら嬉しいですが…」
提督「…それは俺もそう思っている」
秋津洲「でも加古さんがこの状態なら厳しいかもかも?」
提督「…そうだ、だから羽黒の件は惜しいが……」
加古「待ってよ提督…その羽黒と……話しさせて…」
夕張「いいんですか?羽黒さんも重巡なんですよ?」
加古「いい加減…あたしも向き合わなくちゃダメだからさ…」
提督「…わかった、羽黒を呼んでこよう」
夕張「加古さん、無理はしないで下さいね?」
秋津洲「霞のお薬、ここに置いておくかも!」
加古「ありがとう……」
ーー
羽黒「あの…羽黒です……」ガチャ
加古「アンタが…」
羽黒「お体は…大丈夫ですか?」
加古「なんとかね…」
羽黒「よかったです…それで……私と話しがしたいって…」
加古「うん…アンタに聞きたいことがあってさ…」
羽黒「はい…なんですか?」
加古「安価」
下1~3高コンマ 加古の台詞を
加古「今のあたしはこんな状態だ…でも、いつまでも状態じゃいけないと思うんだ…」
加古「だから…時間がある時だけでいいからリハビリ付き合ってくれないか…?もちろんお礼はちゃんとするからさ」
羽黒「お礼……?」
加古「羽黒が望みのものをなんでも…とはいかないけどさ…」
羽黒「じゃあ…私はここに着任してもいいんですね…?」
加古「あぁ……よろしく頼む…」
羽黒「こ、こちらこそ!よろしくお願いします!」
加古「じゃあさ…提督、呼んできてくれないか…?」
羽黒「はい!少し待ってて下さいね!」
提督「…加古、本当にいいんだな?」
加古「うん…丁度いい機会だし…」
提督「…わかった。幹部さんにはそう返事をしておこう」
加古「やったね提督…これで待望の重巡…二隻目だ」
提督「…加古、やはりダメだと言うなら早めに言ってくれよ。俺はお前がまたあぁなってしまうのが…」
加古「…ごめん、その時の事は思い出したくないかな」
提督「…すまん」
加古「いいよ…あたしの為に今まで重巡を着任させてくれなかったのは…嬉しかったんだ」
提督「…ある程度は過去を乗り越えられたということでいいのか?」
加古「安価」
下1~3高コンマ 加古の台詞、行動他
加古「なんというかこう、完全にってわけではないけどね…」
加古「もう戦力も大分整ってるけどさ、いつまでもあたしの我が儘で一部艦種が片寄りすぎてるのは駄目だと思うんだよね」
提督「…俺はワガママだとは思っていない。加古が傷つかないことが大事なんだ」
加古「でもさ…いつまでもそう言ってられないでしょ?」
提督「だが……」
加古「早速さ、明日羽黒と出撃してみようと思うんだ」
提督「そんな急に…大丈夫なのか?」
加古「大丈夫だって、これはあたしが超えなきゃいけないもんなんだ」
提督「…無理だけはするんじゃないぞ」
加古「わかってるって!ま、明日を楽しみにしててよ!」
ーー翌日
羽黒「あの…本当に大丈夫なんですか…?」
加古「ふぅ……ふぅ…うん、大丈夫。霞の薬も飲んだし」
霞「ちゃんと一時間前に飲んだのね?その薬は直ぐには効かないのよ?」
加古「大丈夫、ちゃんと飲んだ……」
神通「今からの出撃は…危険度の低い海域です…何かあれば即…退避しますからね…」
瑞鶴「私が居るんだから、対空は気にしなくていいわよ!」
加古「うん…ありがとうみんな……」
神通「それでは旗艦神通…出撃します…!」
下1~3高コンマ 出撃の結果やその他起こったこと等
ーー
加古「フーー!フーー!」
羽黒「あの…加古さんの様子…おかしいですよね…?」
霞「パニック寸前って感じね…やっぱり薬ちゃんと飲んでなかったのね…」
瑞鶴「なら薬が効いてくるまで、なんとか時間潰してみる?」
霞「それができたらそうして欲しいけど…」
神通「なら…速度を落として…ゆっくりと索敵していきましょう…」
霞「了解!加古さん、索敵よ!零観飛ばして!」
加古「ぃぎ……!すぅ…はぁ……!観測機……!!」
羽黒「わ、私が飛ばします!」バシュッ
神通「ありがとうございます…それでは瑞鶴さんは逆方向を…」
瑞鶴「えっと……こっちね。了解!」バシュッ
加古「はっはっはっはっはっはっ!」
霞「…加古さん、ゆっくり呼吸して。過呼吸気味になってるから。ほら、ゆっくり吸って…吐いて…」
加古「ひぃっ……!ひひ…ひひひひひ……」
霞「……ダメ!加古さんは今すぐ鎮守府に戻すわ!」
瑞鶴「緊急連絡はどうする?」
霞「お願い!帰投次第加古さんはドッグ行きよ!」
神通「わかりました…鎮守府にはそのように連絡を…」
瑞鶴「敵と合わなかったのが不幸中の幸いね」
神通「元々…危険度は低いですから…それでも出会わなかったのは…………!!」
ドガンッ!!
神通「う"っ!あぁ………」大破
瑞鶴「攻撃!?何処から!?」
羽黒「敵影ありません!」
霞「敵影が無い?じゃあ誰が神通さんを攻撃したのよ!?」
瑞鶴「…………まさか」
加古「ぎひひひひひひひひひひひひひひ」ユラァ
羽黒「ひぃっ!!か、加古さん……」
瑞鶴「…霞、加古はどうなってるの?」
霞「目の焦点は合ってないし、正気を失ってるわ」
瑞鶴「それで神通は大破…って所かしら?」
神通「すい…ません……まさか…味方からの…」
瑞鶴「謝らなくていいわ、仕方ないもの。それでどうするの?」
神通「なんとか…加古さんを宥めるか…無効化して……鎮守府へ…」
瑞鶴「私と霞と羽黒とでか……霞、できると思う?」
霞「羽黒さんの頑張り次第ね」
羽黒「が…頑張ります!」
加古「ひぃ~~~~~~~!!」ガチャン
霞「……!来るわよ!!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
天龍「待ちな霞!!」
龍田「後は~私達に任せておいて~」
霞「天龍さん!?」
瑞鶴「龍田まで……」
天龍「こういうのは…天龍型の仕事だ!」
龍田「いくわよ、天龍ちゃん~」
天龍「任せとけ!」
天龍「オラァッ!」ガバッ
加古「うがっ!」
龍田「一丁上がり~~」
加古「う"ぅぅぅぅぅ!!」
羽黒「凄い、あっという間に簀巻きに…」
龍田「加古は連れて帰っておくから~貴女達は神通を護衛してきてね~」
天龍「よし、帰るぞ龍田!」
龍田「は~い、天龍ちゃん~」
瑞鶴「あの二人…流石ね」
霞「加古さんは天龍さん達に任せましょう。私達は神通さんを……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
ーーーー
加古「よしっ!終わりっと!」
古鷹「やったね加古!」
「まーた二人が大活躍か…」
「戦艦を差し置いてMVPだもんね」
加古「あたしと古鷹にかかれば、こんなのチョロいって!」
古鷹「もう加古ったら…」
加古「古鷹~、あたし達ずっと一緒だよな!」
古鷹「はいはい、出撃終わったらちゃんと入渠してきてね?」
加古「わかってるって!」
あたしと古鷹は鎮守府のエースで、いつも二人で一緒だった。どんな難しい海域だって、古鷹となら攻略できた
鎮守府に戦艦は居たけど、それよりあたし達のコンビネーションが上回っていた。だからあたし達は出ずっぱりで殆ど休みなんてなかった
でも、それがあたし達には嬉しかった。他の鎮守府では戦艦でゴリ押しするような海域を、あたしと古鷹で攻略できたのは誇りに思っていた
でも……そう思っていたのはあたしだけだった。あたしは古鷹の事を見てるつもりでも、全てを知っているつもりでも、事実はそうじゃなかった
あたしは古鷹の事なんて、何もわかっちゃいなかった
加古「全く、古鷹が寝坊なんて……明日は雨でも降るんじゃないか?」
加古「ま、最近は出撃ばっかりだったし…無理も無いかもね」
加古「古鷹~いい加減起きなよ?」
…………
加古「も~…合鍵使っちゃうからね?」ガチャガチャ
加古「古鷹、もうとっくに起床時間……」
…………
加古「ふるたか……?」
ここから先の記憶は曖昧だ。なんとなく覚えているのは古鷹の部屋には玩具屋で売ってるように、人形がぶら下がっていたということだけだ
でも…その人形はどことなく古鷹に似て……
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
…ダメだ、思い出そうとすると体が拒否してしまう
古鷹…古鷹…古鷹…古鷹…古鷹…古鷹…
古鷹が居なくなってしまってから、あたしはおかしくなってしまったようだった。壁に話しかけたり、ご飯と会話していたらしい
それでもなんとか少し治って、改めて古鷹の話しを聞いた。
…聞くんじゃなかったと後悔した
古鷹の遺書にはあたしへの恨みがびっしりだったそうだ
あたしは古鷹と出撃できるのが嬉しくて、何度も出撃を志願した。でも古鷹はそれを快く思ってなかった
いい加減休みたい、ゆっくりしたい、休みたい……そんなことがびっしりと書いてあったらしい
そして遺書はこう締めくくられいた
『加古と出会うんじゃなかった。そうすれば私には他の人生があったはず』
『加古は許さない』
『加古だけは絶対に許さない』
提督は何度も私は悪くないと言ってくれた。出撃することが艦娘の使命だ、あたしは何も悪く無いと
でもその言葉にはあたしには届かなかった
古鷹の遺書の内容を知ったあたしは、長い間入院生活を送ることになる
その間、何か色々とあったけど全て忘れてしまった
それ以降覚えていることは、龍驤さんの前で挨拶をしたことだ
ウチでなら加古の事を受け入れられる
それまでのあたしは何を言われても届かなかったけど、その言葉には何か安心感を覚えた
そして……気付いたらあたしは龍驤さんの鎮守府に転属になっていた
あたしは他の重巡を見ると気絶してしまうようになってしまっていたが、龍驤さんの所には重巡が居なかったのが大きかったかもしれない
それから提督はあたし以外に重巡を所属させようとしなかったし、それに………………
ーー
加古「……うわっ!!」
提督「…加古、起きたか?」
加古「はぁっ!はぁっ!……ここは…」
提督「…医務室だ。お前は出撃中に錯乱して……」
加古「そっか……ごめん提督、あたしまだ…ダメだったみたい…」
提督「…いいさ、焦る必要は無い」
加古「あ……羽黒は悪くないんだ!だからアイツはこのまま…」
提督「…いいのか?もし鎮守府で鉢合わせでもしたら……」
加古「いい……これは…あたしが乗り越えなくちゃいけないんだ…」
加古「もう…あんな失敗はしない……」
ーー
これでよかったのかはわかりません
引き続きネタ、コメントはお待ちしてます
ーーBAR海底
伊58「珍しく昼間に来たと思ったら、何を持ってきてるんでちか…」
多摩「頼れるのがここくらいだったんだにゃ」
呂500「この子、すごく可愛いですって!」
仔狸「フーン」
伊58「子犬ならまだわからんでも無いんでち。でも仔狸って…」
多摩「だって見つけてしまったのは仕方ないんだにゃ」
呂500「この色とフォルム!素敵です!」ワシャワシャ
仔狸「フーーン…」
伊58「提督は許可しなかったんでちか?あの鎮守府は別にペット禁止とかは聞いてないでちよ?」
多摩「にゃ……それが提督と龍驤さんも猫派なんだにゃ。猫派の二人に頼んでも……にゃ」
伊58「確かに狸はどっちかというと犬寄りでちね」
呂500「でっち!うちで飼いましょうって!この子気に入りましたって!」ギュッ
仔狸「……フスッ」
伊58「そうは言っても飲食店でペットは難しいでち。アレルギーのお客さんでも来たらどうするんでちか?」
呂500「それは…うぅぅ……」
伊58「せっかく軌道に乗ってきたんでち、簡単にお客さんを手放したくは無いんでち」
呂500「……」
多摩「裏の住居スペースだけで飼えないのかにゃ?」
伊58「裏だけで……うーん、やれないことは無いでちけど…」
呂500「ろーちゃんはそれでいいですって!」
伊58「でも部屋がこれ以上に狭くなってしまうでちよ?」
呂500「それくらい我慢できますって!!」
多摩「そういえば二人はあの狭い部屋で一緒に寝てるんだったにゃ」
呂500「はい!同じ布団で寝てますって!」
伊58「一日の半分以上はこのお店にいるし、寝る為だけに部屋を借りるのはもったいないんでち」
呂500「提督に返すお金も貯めないといけませんって!」
多摩「にゃ?提督はお金はいいって言ってたにゃよ?」
伊58「そうは言ってもでち。もうすぐ目標金額まで溜まるから、その時にまとめて返す予定でち」
呂500「提督には本当にお世話になりました、はい!」
多摩「この店を開いてから頑張ったんにゃね」
伊58「…ゴーヤにはこれしかできなかったんでち」
多摩「……ゴーヤ、一つ聞きたいにゃ。ゴーヤの体が完治したとしても、もう鎮守府には帰って来ないのかにゃ?」
伊58「安価」
下1~3高コンマ 伊58の台詞を
伊58「もう提督にはゴーヤがいなくても大丈夫でち」
多摩「……わかったにゃ」
呂500「でも!ろーちゃんは帰る予定ですって!」
多摩「そうなのかにゃ?」
呂500「はい!鎮守府には潜水艦が少ないです!だからろーちゃんは提督をお助けしますって!」
多摩「でも、二人は恋人だにゃ?離れ離れは寂しくないかにゃ?」
伊58「ブッ!!」
呂500「こいびと?誰と誰がですか?」
伊58「多摩!!」ガシッ
多摩「な、なんにゃいきなり…」
伊58「なんでゴーヤ達が付き合ってることになってるんでちか!?」ヒソヒソ
多摩「え、だって毎日同じ布団で寝てるにゃ?」
伊58「それは場所が無いからって言ってるでち!」
多摩「二人の距離が近いように思えるにゃよ?」
伊58「毎日一緒にお店やってるんだから、必然的にそうなるんでち!」
呂500「……?何をヒソヒソ話してるんです?」
伊58「なんでも無いでち!とにかく、その誤解が鎮守府に広まってたら、訂正しといてくだち!」
多摩「じゃあ、ゴーヤは呂500のことは好きでもなんでもないってことにゃ……?」
伊58「安価」
下1~3高コンマ 伊58の台詞、行動他
伊58「店を手伝ってくれるだけの仲間でち。好きとかそんな感情は無いでちよ」
多摩「…………」
伊58「その顔……もう手遅れって感じでち」
多摩「てっきり多摩は……二人がそういう関係だと…」
伊58「…今すぐ訂正してくるでち!仔狸は面倒見ておいてやるでちから!」
多摩「はい、今すぐ行ってきます!!」ガチャ
呂500「あれ?急いで帰っちゃいましたって」
伊58「急ぎの用事らしいでち」
呂500「ふーん…あ、この子はどうするですかって?」
伊58「仕方ないから、しばらく面倒見てあげるでち」
呂500「やったーー!流石でっち!」
ーー鎮守府
多摩「………という訳だったんだにゃ」
龍驤「えぇ…今更かいな……」
提督「…多摩のことだから、てっきり本人に聞いて裏を取っているかと思っていたが…」
多摩「本当に申し訳ないにゃ…多摩の勘違いにゃ……」
龍驤「まぁ…事情はわかったけど、多摩も自分で訂正しとくんやで?」
多摩「はい……」
提督「…しかし、ゴーヤに狸を預けなくてもよかったんだぞ?」
多摩「でも二人は猫派にゃ。多摩を散々もて遊んでくれたにゃ」
龍驤「あれは多摩が悪いんやろ!ウチのことを虐めてた罰や!」
多摩「その話はやめてにゃあぁぁ…」
提督「…そのことはもう終わったことだ。なぁ龍驤?」
龍驤「もう、しゃあないな」
多摩「……提督、一ついいかにゃ?伊58はもう自分が居なくても大丈夫だと言ってけど、提督はどう思ってるにゃ?」
提督「安価」
下1~3高コンマ 提督の台詞、行動他
提督「…まさか、まだまだだよ。でもまぁ、近いウチに顔は見せに行こうかな…」
多摩「そうしてあげたら喜ぶにゃ!」
龍驤「その時はウチも一緒に行って…ちゃんとお礼言わなあかんな」
提督「…そうだな」
多摩「とにかく、多摩としてはあの狸をなんとかできてよかったにゃ」
龍驤「ちゃんと顔見せに行ったりや?」
多摩「もちろんにゃ!」
龍驤「そういえば…他の潜水艦の子らはどうしてるやろうね」
提督「…鳳翔さんの所に居る伊168と伊8は頑張っているらしい。そういう連絡を受けている」
龍驤「そっか…元気にしてるんやね」
提督「伊19と伊26は……伊26はまだ精神面に不安が残っているそうだ」
龍驤「あの子……髪も白いままなんやなぁ…」
提督「伊26のことは伊19が支えてやってるらしい」
龍驤「うん……頑張ってな…二人とも…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
ーー夜、BAR海底
朝霜「……」ガチャ
伊58「…いらっしゃいでち」
朝霜「……オススメを」
呂500「お客さん!お酒は大丈夫ですかって!」
朝霜「…あぁ、あたいは酒は飲めるよ」
伊58「じゃあ…少々お待ちくだち」
伊58「……」トクトクトク
伊58「……よし」
伊58「……」カチャカチャカチャカチャ
朝霜「……」
呂500「どうぞおつまみですって!」
朝霜「…あたいは頼んで無いぞ」
呂500「サービスです、はい!」
朝霜「……なら頂くよ」
伊58「…お待たせしました」スッ
朝霜「これは…」
伊58「クローバークラブ、でち」
朝霜「…なんでマスターはこれを?」
伊58「…貴女みたいに突然フラッと来るお客さんは多いんでち。だから自然と…お似合いのカクテルを作れるようになったんでち」
朝霜「そうか……なら、頂くよ」
呂500「どうぞお代わりもして下さいって!」
朝霜「うん……マジだ、美味しいよ」
伊58「…ありがとうでち」
朝霜「……」カラン
朝霜「なぁマスター…聞いてくれるか?」
伊58「…ゴーヤでよければ」
朝霜「あたいはさ…今家出…みたいなことしてんだ」
朝霜「元々のご主人…いや、あたいの上司は期待外れだったんだ」
朝霜「あたいの欲求に対して、満足の答えが返ってきたことなんて無かった」
朝霜「だからあたいはアイツを捨てたんだ」
朝霜「そして…最近まで世話になってたご主人様と出会ったんだ」
朝霜「出会ったっていうか、噂を聞きつけて会いに行ったんだけどさ……その人はあたいの理想の人だった」
朝霜「もうあんな感情は湧かないと思ってたのに、あの人を見ると体が反応しちまうくらいだったよ」
朝霜「でも……その人もまたあたいを裏切りそうだったんだ」
朝霜「あんな優柔不断な所…あれ以上見てたら失望しちまうとこだったよ」
朝霜「あたいはその場から逃げて、その人と距離を置くことで嫌わないようにした」
朝霜「……あたいは何がしたいのかな?」
伊58「安価」
下1~3高コンマ 伊58の台詞、行動他
伊58「……嫌いなら嫌いってさっさと言えばいいでち」
朝霜「違う!あたいはまだ嫌いになってねぇ!」
伊58「……このまま一緒に居ても嫌いになるだけでち」
朝霜「……」
伊58「嫌いにならない為に飛び出してきた…それなら戻った瞬間に嫌いになってしまうでち」
伊58「貴女は心の中では…もう……」
朝霜「…ちくしょー!わかってんだよ!!」
朝霜「あの人は理想の人だった。でもそれは……あたいの心の中で作り出した偶像だった!」
朝霜「本当のあの人は……誰よりも優しい、あたいが求める人とは正反対の人だったんだ!」
朝霜「なのに……それなのに……」
朝霜「なんであたいはあの人の事を好きになっちまったんだ…」
朝霜「…あたいは心が死んでたんだ。だから体を満たしてくれる人がいればそれでよかった」
朝霜「でも、あの人は体を満たしてくれるどころか、真逆の人なんだ」
朝霜「あたいの本能ではあの人は受け入れられない。でも心は……」
朝霜「あたいの心は……」
朝霜「……あの人の側に居たい、あの人の近くに居たいと思っちまう」
朝霜「体は拒否してるのに、心はあの人のことしか考えられない……」
朝霜「こんなこと、初めてなんだよ……」
朝霜「あの人に恋人が居なかったら、強引にでもあたいのモノにしてやるのに……」
朝霜「あたい…頭がおかしくなっちまいそうだ……」
伊58「安価」
下1~3高コンマ 伊58の台詞、行動他
伊58「…こんなところでウダウダしてるだけならだれでもできるでち」
伊58「まあ、いいお客さんだからゴーヤからはもう何も言わないでち……負け犬さん?」
呂500「ちょっとでっち……」
伊58「いいんでちよ、ねぇお客さん?」
朝霜「…………あぁ」
朝霜「そうだな……負け犬…か」
朝霜「戦う前に悩むなんて…あたいらしくねぇよな」
朝霜「あたいは戦艦水鬼だって一人でやれるんだ、あたいに怖いもんなんてねぇ!」
朝霜「マスター!ここに金置いとくからな!」ガチャ
呂500「……あれでよかったんです?」
伊58「いいんでちよ、あれで。さ、次のお客さんの為の準備でち」
呂500「うん……」
ーー鎮守府
朝霜「司令、夜遅くに失礼するぜ」ガチャ
龍驤「げ…厄介なのが帰ってきよったな」
朝霜「ん……」モジモジ
提督「…なんだかいつもと様子がおかしいが?」
龍驤「こいつは元々おかしいやろ」
提督「いや、そうじゃなくてだな…」
朝霜「司令…ちょっとだけ真面目な話聞いてくれるか?」
提督「…話の内容によるな」
朝霜「じゃあ…思ったことをそのまま話すよ」
朝霜「あたいはさ、元々司令にイジめてもらおうと思ってここに来たんだ。噂を聞きつけてな」
朝霜「でも司令は噂とは真逆の人で、正直幻滅したよ。こんなとこさっさと帰ろうって何回も思った」
朝霜「でも不思議と帰る気にはなれなかったんだ」
朝霜「あたいはその理由がわからなくてずっとモヤモヤしてた」
朝霜「でも……この気持ちが何かわかったんだ」
龍驤「まさか……」
朝霜「司令………」
朝霜「安価」
下1~3高コンマ 朝霜の告白台詞やその他行動等
朝霜「す、すき…………」
提督「え…?」
朝霜「……す、すき、にしてくれとか言わないからここにいていいかっ!」
提督「…その件はいい加減決着を付けないといけない気がするが…」
龍驤「朝霜はとりあえずは居ってもええんと違うかな?」
提督「…まぁとりあえずはな」
龍驤「どうせ追い出してもこいつは戻ってくるやろうし…」
提督「…話はそれだけか?俺は少しトイレに行ってくる」ガチャ
朝霜「………… あぁぁぁぁ…」
朝霜「もう…なんであたいはあそこでヘタっちまうかな……」
朝霜「本当は司令に……」
龍驤「アンタ、司令官に告白するつもりやったやろ?」
朝霜「…そうだよ」
龍驤「それはウチが居るのわかっててのことか?あ?」
朝霜「…知ってるよ、龍驤さんと司令はラブラブだ。でも!あたいがこんな気持ちになるのは初めてなんだ!!」
朝霜「司令のことが好きで好きで仕方ねぇんだよ……」
龍驤「安価」
下1~3高コンマ 龍驤の台詞、行動他
龍驤「あかんって…気持ちはわかるけど困ってまうわ…」
朝霜「そうだよな…龍驤さんはあたいに借りがあるもんな」
龍驤「やめて…その事は言わんといて…」
朝霜「あたいの体には龍驤さんが開けたピアスがしっかりあるんだぜ?」
龍驤「あかんって…その事を出されたら……ウチは…」
朝霜「……」
下1~3高コンマ 行動安価 朝霜はこの後どうした?龍驤を脅した、改めて提督に告白した等行動をお願いします
朝霜「あたいの体に穴開けた責任は、取らなくちゃいけねぇよな…」
龍驤「嫌…嫌ぁ……」
朝霜「龍驤さんからよ、一言司令に言ってくれるだけでいいんだぜ?」
龍驤「嫌やぁ………」
朝霜「わかってねぇな龍驤さん、アンタは今脅されてるんだ。返事はイエスしか無いはずだぜ?」
龍驤「うぅぅ…なんでそんな事言うんよ……」
朝霜「さぁ…龍驤さん…」
龍驤「……司令官はウチだけの人なんや!!」
朝霜「へぇ……その答えでいいんだな?」
龍驤「…納得いけへんのやったらウチの体好きにし」
朝霜「あたいはそっちの気はねぇよ」
龍驤「違う、ウチの体に好きなだけ穴開けていいって言うとるんや」
朝霜「…正気か?」
龍驤「正気や、どうせ印を結んだ時の方が痛いしな。それをウチは全身にやっとる、ピアスくらいどうってこと無い!!」
龍驤「ウチは覚悟決めたで朝霜!!」
朝霜「……そうか、ならもういいよ」
龍驤「はぁ…?」
朝霜「…邪魔したな」ガチャ
龍驤「な……なんやったんよ…一体…」
龍驤「でもあんな朝霜の顔、見たことなかったわ…」
朝霜「……」トボトボ
朝霜「はぁ…あたいは……ダメだな…」
提督「…龍驤との話は終わったか?」
朝霜「司令!?」
提督「…その様子だと終わったようだな」
朝霜「まさか司令…今の会話……聞いてたのか…?」
提督「安価」
下1~3高コンマ 提督の台詞、行動他
提督「…女同士の秘密の貝和は聞いていないさ。だが朝霜の気持ちはその目を見れば分かる」ニコッ
朝霜「……そうだよな…だから司令は…ここにいる奴らを…まとめられてるんだよな…」
提督「…目というものは気持ちが誤魔化せないんだ。例えどんなに嘘がうまい奴でも、目で嘘を付ける奴はそうそういない」
朝霜「なら司令……あたいの気持ちがわかるならさ…」
提督「…答えがわかっていても聞きたいのか?」
朝霜「……うん。振るならちゃんと振って欲しい」
提督「…わかった」
提督「俺は龍驤以外の女は愛さないし、側に置かない」
提督「例えこの国が一夫多妻を認めても、俺は龍驤がいればそれでいい」
提督「第二第三の女もいらない。それはどれも龍驤より劣る女だからな」
提督「だから……俺は朝霜の気持ちに答えることはできない」
提督「その気持ちだけは…受け取っておこう」
朝霜「安価」
下1~3高コンマ 朝霜の台詞、行動他
朝霜「言ったな?あたいはしつこいぞ?」
提督「…あぁ、よく知ってるよ」
朝霜「あたいを本気にさせたのは司令なんだからな!絶対口説き落としてやる!!」
提督「…精々頑張ってくれと言うのが正しいのかな?」
朝霜「好きに言ってくれ!あたいは諦めねぇから!」
提督「やれやれ……」
朝霜「司令、その表情もカッコいいぜ……ん司令、襟のとこにゴミが…」
提督「何?どこだ……」
朝霜「……隙あり」チュッ
提督「……!?」
朝霜「へへっ、司令そういうところだぜ!」
提督「お前、今……」
朝霜「今日はこれくらいにしといてやるよ!大好きだからな、司令!!」
提督「あいつ…………」
ーー
自分はお酒は飲まないので、カクテルはXYZとクローバークラブしか知りません
引き続きネタ、コメントはお待ちしてます
ーー
龍驤「さて、あんたらに集まってもらったのには訳があんねん」
飛鷹「龍驤さんだけじゃなくて羽黒まで居るのが気になるわね」
清霜「羽黒さんって風紀関係でここに来たんだよね?」
ガングート「私は何もしていないぞ!禁酒も継続している!」
電「ガングートさんはやればできるのです!」
雲龍「私は……なんとなくわかった気がするわ」
皐月「どういうことなの?」
羽黒「艦隊への聞き取りの結果…皆さんには…聞きたいことがあるんです…」
羽黒「飛鷹さん…ガングートさん…雲龍さん…貴女達は…駆逐艦と不適切な関係ではありませんか…?」
ガングート「なんだとぉ!?」
飛鷹「ど、どうしてそんなことになってるの?」
羽黒「特に飛鷹さんとガングートさんは…夜中にコソコソと駆逐艦の部屋に入っていってますよね…」
ガングート「む……」
飛鷹「それはね?その、なんていうか……」
羽黒「何か理由があっての…ことなんですか…?」
下1~3高コンマ 飛鷹、ガングート、清霜、電の台詞、行動他
ガングート「まさか日本の大本営にも、KGBがあるとはな……」
羽黒「KGBは大袈裟ですが…役割的には似てるかもしれませんね…」
電「待って下さい!ガングートさんはそんな人じゃないのです!」
羽黒「何もないのに…わざわざ自室より狭い駆逐艦の部屋で…寝てるんですか?」
電「それには…やむおえない理由があるのですよ……」
羽黒「…疑惑を認めるということですね?」
電「違うのです!それは絶対に無いのです!」
羽黒「ならせめて…その理由を教えて下さい…」
電「うぅぅぅ……」
ガングート「……電、私から真実を話そう」
電「ガングートさん…」
ガングート「電を巻き込む訳にはいかない、私が恥をかけばいいだけのことだ」
羽黒「恥…?」
ガングート「そうだ、私はホラー映画を見た影響で夜一人で寝るのが怖かったんだ」
清霜「それってあの流行ってる奴?凄く怖いよね!」
ガングート「比較的仲の良い奴に頼めばバカにされると思ったから、あまり繋がりの無かった電に頼んだだけだ」
電「なのです!ガングートさんとは一緒の部屋で寝てるだけなのです!」
羽黒「そんな理由が……」
飛鷹「ついでだから私も言っておくけど、清霜とは一緒に寝てるだけよ」
清霜「飛鷹さんが一人だと安眠できないっていうから、側に居てあげてるだけだよ!」
飛鷹「納得できないなら部屋でもなんでも調べていいわよ?何も出てこないし」
ガングート「それは私も同意見だ」
羽黒「疑惑が間違っていた…ということなんですね……」
ガングート「それしかないだろう?」
羽黒「本当に…すいませんでした…」
ガングート「疑うのがお前の仕事かもしれないが、重巡が駆逐艦を責めるとは中々良い趣味をしているようだな」
羽黒「私は…そんなつもりは……」
ガングート「……ここに来てこんな不愉快になったことは無い。失礼する」
電「あ、ガングートさん!」
ガングート「……」バタン!!
電「待って欲しいのです!ガングートさん!」ガチャ
飛鷹「…ま、ガングートが起こるのも無理はないわね」
清霜「あんなガングートさん、初めて見た……」
羽黒「ごめんなさい…でも、これが私の仕事なんです…」
雲龍「そうね、まだ私達が残っているわ」
羽黒「はい……今度は逆に皐月さんが夜、雲龍さんの部屋を何度も訪れているそうですね?」
皐月「うん、そうだよ!」
羽黒「それは何故…なんですか?部屋で何か…してるんですか?」
雲龍、皐月「安価」
下1~3高コンマ どちらの台詞、行動他
皐月「それはね、雲龍さんから戦い方のアドバイスを受けてるの!」
羽黒「…なぜコソコソとする必要があるんですか?」
皐月「だって努力は人知れずやることでしょ?僕は今勉強してますよ~!だなんて、見せびらかすことはしないよ!」
清霜「皐月が改二になるのはやけに早いなと思ってたけど、そういうことだったんだ」
飛鷹「雲龍さんならここの古参だし、戦闘経験も豊富だものね」
皐月「雲龍さんの話はすっごく為になるんだ~!」
羽黒「また…私の早とちりなんですか…」
皐月「勉強が終わった後は雲龍さんと寝てもらってるけど、それだけだよ!」
雲龍「…皐月の言ってることに嘘は無いわ。まだ続けるの?」
羽黒「いえ…もう大丈夫です。本当に…すいませんでした…」
皐月「謝ってくれるの?じゃあそのオッパイ触らせ…もがっ!」
雲龍「皐月、うまく纏まりそうなんだから少し黙ってて」
皐月「うぅ~~!」
龍驤「なんや…結局羽黒の気にしすぎやったみたいやね?」
羽黒「……いえ、まだあと一人残っています」
龍驤「いやでも、ここに居る奴全員に話は聞いたやろ?」
羽黒「…まだ呼び出している人がいるんです」
龍驤「え?それはウチ聞いて無い……」
霞「霞よ、私に何の用なの?」ガチャ
龍驤「霞!?」
羽黒「最後一人は…龍驤さんです…貴女は、夜では無く…まるで司令官さんの目を盗むかのように…霞さんの部屋を訪れていますよね…?」
龍驤「いや……それは…」
羽黒「部屋の中で…何をしてるんですか?」
龍驤、霞「安価」
下1~3高コンマ どちらかの台詞、行動他
龍驤「実はな……痛み止めを処方してもらってるねん…」
羽黒「幻肢痛…ですか。では何故…司令官さんに隠しているんですか?」
龍驤「それはな…司令官には……幻肢痛の事は言うて無いねん…」
霞「正確には再発したことを言ってない、ね」
龍驤「幻肢痛が起こったらもう…立たれへんし、何もできへんねん…」
霞「龍驤さんは特に重いの。腕の幻肢痛がマシになっても、脚の幻肢痛が起こったりするのよ」
龍驤「だから、霞にはお世話になってるねん…」
羽黒「何故司令官さんに…黙っているんですか?」
龍驤「そんなん言わなわからんか…?心配かけたく無いからやろ……」
羽黒「お二人はどんな困難も…一緒に乗り越えるんじゃ無かったんですか…?」
龍驤「できることとでけへん事もあるやろ…司令官に生理痛の事言うて理解してもらえるか……?」
羽黒「それは……」
龍驤「精神面では…ウチも司令官に全部言うてる。でもこれは…幻肢痛はどうしようも無いねん…」
龍驤「言えるんやったらウチも……う…うぐ……」
霞「…龍驤さん?」
龍驤「霞……即効性のある薬…あるかな……?ちょっち…」ブルブル
霞「…直ぐに準備するわ。飛鷹さん、龍驤さんを運んでくれる?」
飛鷹「わかったわ」
清霜「飛鷹さん手伝うよ!」
皐月「僕も!」
霞「羽黒さんもういいわよね?こんな茶番」
羽黒「私は…つもりじゃ……」
霞「何と言おうと結果が全てなのよ。龍驤さん、もう少しだけ待ってて」
龍驤「ごめん……ありがとうな…」
飛鷹「…行きましょう」ガチャ
羽黒「……私は…」
羽黒「私のしたことって……」
雲龍「安価」
下1~3高コンマ 雲龍の台詞、行動他
雲龍「そういう仕事とはいえ、辛いかしら?」
羽黒「いえ……辛いというより…驚きが勝っています…」
羽黒「過去…私が調査した鎮守府では……こんなことはありませんでした…」
羽黒「誰か一つは…後ろめたいことが…あったのに…」
羽黒「何故……」
雲龍「ここの皆を見てたらわかるんじゃないかしら?」
羽黒「……」
羽黒「…私には理解できません」
雲龍「……そう、なら理解できるまでこの鎮守府を見て周るといいわ」
雲龍「そうすれば、何か見えてくるんじゃないかしら」
羽黒「…………」
羽黒「……わかりました」ガチャ
雲龍「あの子……もしかしたら少し前の多摩と同じかもしれないわね」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
ーー
ガングート「おい羽黒!」
羽黒「あ、ガングートさん……さっきは…その…」
ガングート「それはもういい。それより羽黒、今暇か?」
羽黒「はい…出撃もありません…」
ガングート「なら丁度いい!腹割って飲むぞ!」ドンッ
羽黒「お酒…ですか?」
ガングート「心配するな!お目付役はちゃんと呼んできている!」
長門 私が責任持ってガングートを監視しよう
羽黒「あの…ガングートさんは…お酒が飲みたいだけですよね…?」
ガングート「うぐ……!ち、違う!酒が入った方が腹を割って話せるからだ!」
羽黒「……」ジトー
ガングート「なんだその表情は!目が隠れていてもわかるんだからな!」
羽黒「だって…ガングートさんは……」
長門 心配するな、私が居る
羽黒「…長門さんがそこまで言うなら」
ガングート「よしっ!!早速飲むぞ!お前の部屋に案内しろ!」
羽黒「私の部屋なんですか…?」
ガングート「…私の部屋はお化けが出るかもしれないじゃないか」
長門 ガングートよ……
羽黒「わかりました…私の部屋でよければ……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
ーー
羽黒「うぁぁぁぁ~~」グデングデン
長門 羽黒がこんなに酒に弱いとは
ガングート「私だってまだほろ酔いだぞ?」
長門 ならガングートはここまでだ
ガングート「ちぃっ……余計な事を言うんじゃなかった…」
長門 どっちにしろ羽黒がこうなっては話せる状況では無いだろう
ガングート「確かにな……」
羽黒「わらひだってねぇ!好きでこんなことしれるんやないんれすよぉ!」
ガングート「こいつ、絡み酒か」
長門 面倒なことにならなければいいが…
羽黒「どこに行っても睨まれらり恨まれらり…もうやってなんらいれす!」
ガングート「それが羽黒の仕事なんだろう?」
羽黒「こんな仕事やめらい~~!」
長門 おいおい…
羽黒「安価」
下1~3高コンマ 羽黒の台詞、行動他
羽黒「きょうはとことんのみみゃすよ~!」
ガングート「どうする?こういう奴には何か飲ませないと煩いぞ」
長門 なら水に酒を一滴垂らしたのを飲ませておこう
ガングート「大丈夫か?気づかないか?」
長門 これだけ泥酔してるなら気付かんさ
羽黒「おりゃ~~酒を~~!」
ーー
羽黒「ぐぅ……」
ガングート「ほぼ水を飲んでから寝るまで早かったな…」
長門 ああなったら匂いだけでも酔うんだ。だから最後に酒を一滴垂らしたんだ」
ガングート「最初から酒を入れない理由はそれか、流石だな」
長門 これでもこういう場は何度も経験してるんだ
ガングート「…さて、羽黒はこのまま寝かせておいて、私達は帰るとするか」
長門 そうだな、ここは羽黒の部屋だし丁度良かったな
ガングート「そんなつもりは無かったが、結果オーライという奴だ」
長門 ゆっくり休めよ羽黒
ガングート「ストレスは溜めすぎないのが大事だからな」
羽黒「……ぐぅ…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
ーー
ガングート「中途半端に飲んだせいか余計に酒が飲みたくなってしまったな…」
ガングート「だが私の酒は没収されている…なら!今のうちに羽黒の部屋に忍び込んで、残っている酒を飲んでしまおう!」
ガングート「これは妙案だ、状況から考えて羽黒が全て飲んでしまったことになるからな!」
ガングート「…夜の鎮守府は怖い。早く羽黒の部屋に行こう……」
ガングート「クソッ、酒が足りていれば恐怖など感じないのに…」
ーー羽黒の部屋
ガングート「ふはははははは!やはり酒は酔うまで飲まなければな!」
羽黒「うぅ~~ん…」
ガングート「おっと…起こさないように静かにしてよう」
ガングート「今羽黒に起きられたら、私の分の酒が減ってしまう!」
羽黒「……ぐぁ~~」
ガングート「よしよし…さて、この部屋には何かつまみは無いのか?」ゴソゴソ
ガングート「甘味か…何も無いよりはマシか…」
ガングート「さて、酒盛りの続きだ!」
羽黒「うぅ……んん……ぐぅ…」
ーー翌朝
羽黒「ふぁ…………あれ、なんで制服のままなんだろう…」
羽黒「あ…そっか昨日お酒飲んだんだ……」
羽黒「私弱いのに……無理するんじゃなかったな…」
羽黒「でも…制服のまま寝たにしても……なんでこんなに服が乱れてるの…?」
ゴソゴソ
羽黒「なに…!?……って、私のベッドに誰か…居るの?」
羽黒「……誰ですか!?」バサッ
ガングート「うぅぅ~~ん……」
羽黒「ガングート…………さん?」
羽黒「ガングートさんも…服が乱れてる……」
羽黒「え……嘘…まさか…………!」
羽黒「いや、それは無い…はず!だって私は男の人が……!」
羽黒「でも……この状況は……」
ガングート「んん……むにゃ…」
羽黒「……私は何も見てません~~~~!!」バタン!
ガングート「んぁ……ぐぅ………」
ーー
羽黒に属性が追加されました
引き続きネタ、コメントはお待ちしてます
ーー
皐月「今日は早朝の出撃も終わったし、まだ次の任務まで時間があるな~」
皐月「ご飯を食べるにしても中途半端だし、かといって甘味を食べるとその後ご飯が食べれないし…」
皐月「うーんそうだなぁ……こんな時は…」
皐月「誰かのオッパイを楽しもう!」
皐月「部屋に突撃するのもいいし、お風呂に突入もいいよね!」
皐月「さて、何処に行こうかな!」
下1~3高コンマ ターゲットの名前や向かった場所等
皐月「居た、翔鶴さん!」
翔鶴「どうしたの皐月ちゃん?」
皐月「オッパイ揉ませて!!」
翔鶴「……」
皐月「無視しないでよ翔鶴さん!」
翔鶴「……どうして私なのかしら?雲龍の方が大きいわよ?」
皐月「今日は美乳を楽しみたい気分なの!翔鶴さんのは形が凄く綺麗なんだ!」
翔鶴「…そう言ってくれるのは嬉しいわね」
皐月「だからさ!僕に揉ませてよ!」
翔鶴「……」
皐月「翔鶴さ~ん!!」
翔鶴「あのね皐月ちゃん、いきなり胸を揉ませてなんてそう簡単に受け入れられないのよ」
皐月「そう?雲龍さんは揉ませてくれるよ!」
翔鶴「…雲龍さんだけでしょ?」
皐月「直ぐ揉ませてくれるのは雲龍さんだけだけど、結局皆んな触らせてくれるよ?」
翔鶴「……ここでなの?」
皐月「恥ずかしいなら部屋に行こうよ!」
翔鶴「でも……やっぱり……」
皐月「お願い翔鶴さん!僕翔鶴さんのオッパイをどうしても触りたいの!」
翔鶴「安価」
下1~3高コンマ 翔鶴の台詞、行動他
翔鶴「ごめんなさい、好みを許すのは将来伴侶になる殿方だけと決めているの」
皐月「そっかぁ…お風呂で見かけてからずっと触りたかったんだけど…そんな理由があるなら仕方ないね」
翔鶴「納得してくれたの?」
皐月「うん…理由があるなら触らないよ。これは僕の決めたことだから」
翔鶴「ごめんね?皐月ちゃんのことが嫌いってことじゃないのよ?」
皐月「……でも見るだけならいいよね!?」
翔鶴「えぇ、お風呂でなら好きなだけ見ていいわ」
皐月「ならその時を楽しみにしてるよ!」
皐月「翔鶴さんは残念だったけど、理由があるなら仕方ないよね」
皐月「さぁ、次は誰のとこに行こうかな?」
皐月「翔鶴さんみたいに美乳?それともやっぱり巨乳?」
皐月「いや……龍驤さんみたいにちっぱいでもいいな…」
皐月「どうしようかな……」
下1~3高コンマ ターゲットの名前や向かった場所等
皐月「隼鷹さん!」
隼鷹「どうした皐月?早朝出撃の後にしちゃ元気そうじゃん~」
皐月「オッパイ揉ませて!」
隼鷹「お、いいぜ!ちょうど風呂に入ろうと思ってたんだ!」
皐月「やったぁ!一緒に行こう行こう!」
隼鷹「ちゃんと着替え持ってこいよ~」
ーーお風呂
皐月「隼鷹さんも結構大きいんだよね…」
隼鷹「そうか?」ぷるん
皐月「うん、オッパイソムリエの僕が言うんだから間違いないよ」
隼鷹「じゃ……その大きい胸を堪能しな」ぷるんぷるん
皐月「うへへへへへへ……」
皐月「頂きま~~す!!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
皐月「はぁ~~~~隼鷹さんのオッパイいいよぉ…」むにゅむにゅ
隼鷹「そうかそうか、ゆっくり楽しみな~」
皐月「うへへへへへへ……」
朝霜「でさ、司令にちゃんとアプローチしてぇんだよ」ガラッ
雲龍「龍驤さんが居るから無理だと思うわ」ガラッ
隼鷹「ん?朝霜と雲龍とは珍しい組み合わせだな」
雲龍「朝霜から相談があるって言われたの」
朝霜「雲龍さんなら司令のことよく知ってるだろ?あたいは司令をモノにしてぇんだ!」
隼鷹「無理だと思うけどな~」
朝霜「そう簡単に諦められねぇって!あたいはしつこいんだからな!」
隼鷹「ま、頑張りな~~」
雲龍「隼鷹は皐月に胸を触らせてあげているの?」
隼鷹「そうそう、いつものだよ」
皐月「ふわぁぁぁ…」とろ~ん
朝霜「こいつ蕩けてやがる…胸を触っただけでなぁ…」
雲龍「…隼鷹、そろそろ離さないと胸吸われるわよ?」
隼鷹「あぁそっか…皐月、無意識で吸いやがるからな~」
朝霜「どんだけ好きなんだよ……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
ーー
朝霜「それでよぉ、難しいのはわかってるんだ。でもあたいの気持ちは抑え切れねぇんだよ!」むにゅ
雲龍「ならせめて常識的にアプローチしなさい。前みたいな事はダメよ?」
朝霜「わかってるって!」むにゅむにゅ
隼鷹「胸揉みながら何話し合ってんだか…」
皐月「ほんとだよね~」
隼鷹「皐月は人の事言えないぞ?」
雲龍「…ところで朝霜はなんで私の胸を揉んでいるの?」
朝霜「いや、なんとなく……でもこれ凄ぇよ、あたい女なのに、病み付きになりそうだ」
雲龍「自慢の胸だもの。ちゃんと手入れもしているわ」
朝霜「はぁ、いいなぁ武器のある奴は。あたいなんて……」
雲龍「提督は小さい方が好きだから、それでいいんじゃないの?」
朝霜「あたいは中途半端にあるのが嫌なんだよ。もっと平らか巨乳ならよかったんだ」
朝霜「…そういや聞いたことのある話だけどよ、巨乳の奴って一人でシまくってさらに大きくなったって話本当か?」
雲龍「安価」
下1~3高コンマ 雲龍の台詞、行動他
雲龍「なら私は自然と大きくなったのね」
朝霜「なんだ…ただの噂かよ…」
雲龍「そんな噂より私の通っているエステはどう?効果はあると思うわ」
朝霜「エステねぇ……あたいの柄じゃねぇ気もするけど…」
雲龍「そこは豊胸もしてくれるのよ。瑞鶴の胸って前より大きくなってるわよね?」
朝霜「マジか………」
雲龍「今度体験だけでも行ってみない?」
朝霜「…うん、連れてってくれ」
ーー
時間が無い時はこんな感じで小ネタをやるのもいいですね
引き続きネタ、小ネタ、コメントはお待ちしてます
ーー
天城「出撃終わり~っと!夕張、コレ頼んだぞ!」
夕張「損害状況はどうしでしたか?」
天城「全くの無傷だ、だから義手もダメージは無ぇはずだ」
夕張「了解です!次の出撃までにコレは整備しておきますね!」
天城「あぁ、頼んだ」
明石「ぎぎぎぎ義手の調子…どどどどうですか?」
天城「問題無しだ、弓も引けるし前と変わんねぇくらいの実力は出てるだろ」
明石「よよよ…よかった……」
夕張「義手無しで普段の生活の方はどうですか?病院の時とはまた違いますよね?」
天城「完璧かって言われたらそうじゃねぇな。まだ戸惑うことの方が多い」
明石「ふふふふ普段用の…ぎぎ義手…つつ作りましょうか?」
天城「それはいい。天城より重要な奴がいるだろ?そいつを優先してやってくれ」
明石「わ…わかりました……」
夕張「あ、そういえばですね天城さんにお客さんが来てるらしいですよ。前の鎮守府のお知り合いとかじゃないですかね?」
天城「アイツらの誰かか?久しぶりだな……何処に居るんだ?」
夕張「客室のはずですよ、是非会いに行ってあげて下さい!」
下1~3高コンマ 天城への客人とは?複数可
ーー客室
天城「おぅ、誰が来てくれたんだよ?」ガチャ
山城「天城…久しぶりね」
扶桑「元気にしてたのかしら?」
天城「こっちは心配ねぇよ、今も出撃から帰ってきたばっかりだ」
扶桑「そう……」
山城「ここの鎮守府に迷惑はかけていないわよね?」
天城「ガキじゃねぇんだし、当たり前だろ」
扶桑「そうね…貴女は何も変わってないみたいね…」
天城「天城は天城だ。鎮守府が変わろうが腕が無くなろうとな」
山城「腕…やっぱり治らなかったのね」
天城「仕方ねぇよ、腕のことはもう割り切ったんだ」
扶桑「生活に苦労はしてない?大丈夫?」
天城「苦労して無ぇ…と言えば嘘になるな。でもここの連中に助けてもらってるよ」
山城「それなら…いいけど…」
天城「で、二人は何しに来たんだ?天城の様子見に来ただけなのか?」
山城、扶桑「安価」
下1~3高コンマ どちらの台詞、行動他
扶桑「ちょっとね…今の私達の鎮守府居心地が悪くて…」
山城「それで息抜きついでに、貴女が苦労してないか心配だって姉様が言うからわざわざ来たのよ」
天城「こっちは心配無ぇが、居心地が悪くなったのは天城が抜けたからか?」
扶桑「…そうね」
山城「貴女が原因不明の病気で腕を切った…それが結構効いてるのよ」
天城「やっぱりか…そんな気はしてたんだよなぁ」
扶桑「貴女が私達の鎮守府から移籍するってなった時…凄い雰囲気だったのよ…」
天城「…よし分かった、なら天城が直接行ってやる!」
山城「直接?」
天城「天城が元気な所を見せてやったら、アイツらも元気になるだろ」
天城「そうすれば艦隊の空気も良くなるんじゃないか?」
扶桑「そうしてくれたら嬉しいけど…いいのかしら?」
天城「提督に言えば許可してくれるって!さぁ、急いで行こうぜ!」
山城「姉様……」
扶桑「ここは…天城とここの提督に甘えましょう」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
ーー某鎮守府
山城「本当に今日来るなんて…」
扶桑「そちらの提督は…寛容な方なのね…」
天城「丁度出撃も終わってたし、基本提督はこういうの許可してくれるからな」
山城「それじゃ姉様、行きましょう」
扶桑「えぇ、そうね……」
天城「……」
天城(ここに来る許可はくれたが、こんなもんを渡されるとはな…)ゴソッ
天城(向こうで身の危険を感じたり、緊急事態に陥ったらこのボタンを押せ…か)
天城(天城が居なくなってから、この鎮守府で何かあったのか?)
天城(向こうでいる限りは何も聞いちゃいない。だけど提督がわざわざ渡すってことは…)
天城(……十分気を付けねぇとな。天城にはハンデがあるし)
天城(提督の気のせいであることを祈るぜ……)
下1~3高コンマ 天城の元鎮守府内で起こったことやその他諸々等
ーー
扶桑「提督、天城が来てくれましたよ」ガチャ
天提督「……」
山城「提督!姉様を無視しないで下さい!」
天提督「俺は……もう提督じゃない…提督を辞める…」
扶桑「そんな事を言わないで下さい。貴方が居なくなってしまったら、ここの人達はどうなってしまうんですか?」
天提督「だが俺は…天城を……」
山城「あれは提督のせいでは無いと何度言えばわかるんですか?」
天提督「違う…俺のせいだ……」
天提督「俺が不甲斐ないから、天城は病気になってしまった」
天提督「俺のせいで天城は片腕を失ってしまった……」
天提督「そして……俺の前からも消えてしまったんだ…」
天提督「全ては…俺のせいなんだ……」
天城「ほぉ…全部提督のせい……ねぇ…」
天提督「あぁ、俺が…………!?天城!?」
天城「よぉ提督、久しぶりだな」
天提督「ど、どうしてここに……」
天城「安価」
下1~3高コンマ 天城の台詞、行動他
天城「この…大馬鹿野郎!!」バキッ
天提督「ぐ……」
山城「天城、貴女何をしているの!?」
天城「うるせぇ!利き手じゃねえからそんなに痛くもねぇだろ!」
天提督「そうだ……天城の右腕はもう…」
天城「黙れ!この腕と提督は関係ねぇって何回言えばわかるんだ!」
天提督「……」
天城「提督、お前はここの奴らのトップなんだ。それがこんな状態でどうすんだよ!?」
天提督「……」
天城「いい加減にしろよ!提督!」
扶桑「天城、そこまでにしてあげて…提督も辛いのよ…」
天城「辛いからってこんか無気力でいいのかよ!違うだろ!?」
山城「…天城、いい加減にしなさい!貴女はもうこの鎮守府とは関係無いはずよ!」
天城「お前らが連れて来たんだろ!もういい、天城は帰るからな!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
扶桑「あぁ…天城……」
天城「知るかっ!」
天提督「……天城」
天城「なんだ!?」
天提督「…お前の声を聞いたら少し元気になったよ。また……会いに来てくれないか?」
天城「あぁ!?」
天提督「天城は他の天城と比べても性格が違い過ぎる。だが性能は他の天城と変わらない所か、かえって良かったくらいだった」
山城「そりゃあこの天城は好戦的だから、必然的にそうなるわよ」
天提督「この鎮守府では、お前の声がずっと響いていた。出撃や普段の生活でもな」
天提督「…お前の声が聞こえなくなって少し寂しかっただけかもしれないな」
天提督「天城が元気そうな姿も見れて安心した、本当によかった」
天提督「だから天城……また来てくれるか?」
天提督「この鎮守府、そして…俺に会いに……」
天城「安価」
下1~3高コンマ 天城の台詞、行動他
天城「何時までも甘えてんじゃねーぞ!もう帰るからな! 」クルッ
扶桑「ごめんなさい天城…こんなことになるなんて…」
山城「扶桑姉様は悪くないわ!」
天提督「天城……」
天城「……気が向いたらまた来てやるよ」
天提督「……え」
天城「じゃあな提督!」バタン!
天提督「気が向いたら……か。あいつは…変わらないな…うん……」
扶桑「提督も…負けないようにしなければいけませんね?」
天提督「……あぁ!」
ーー
天城「提督の奴……天城の声を聞いたら元気が出た…か」
天城「調子の良いこと言いやがって、アイツ……」
天城「ま、これで提督には貸しが出来たって訳だ!その内返してもらわなきゃな!」
天城「……それにしても、このスイッチはなんだったんだ?」
天城「中に何か入ってたのか、それとも押すと何か起こるのか……」
天城「…ここでなら誰の迷惑にもならないだろ、押してやろ!」
天城「何が起こるんだ~~っと!」ポチッ
下1~3高コンマ スイッチを押して起こったこと等
天城「…………」
天城「……なんだ、何も起こんねぇのか」
天城「ってことはコレは発信機か何かだったんだな。それならそうと言ってくれたら早ぇんだよ」
天城「ま…天城を心配してくれてんのは有り難いけどな」
とりゃ~~~~!
天城「あぁ!?なんだ、何処からだ!」
ズダァァァァン
川内「川内参上!待たせたな……ってね!」
天城「何処から現れてんだよお前は…」
川内「だってそのスイッチ押したの天城じゃん!」
天城「それはそうなんだけどよ…」
川内「でもよかった、修羅場にはなってないみたいだね!」
天城「やっぱ提督はそういう時の為にコレを渡してくれてたんだな?」
川内「そう!流石提督でしょ?」
天城「多少過保護かもしんねぇけど、有り難いのは事実だな」
川内「でもね、シリアスな場面以外でもちゃんと役目はあったんだよ!」
天城「敵をぶっ飛ばす以外になんかあんのか?」
川内「えっとね、龍驤さんから預かってるんだけど…」ゴソゴソ
天城「まさか武器じゃねぇだろうな?いや、シリアスじゃねぇ時って言ってたか…」
川内「あった!これこれ~~」
下2 川内が手渡したものとは?
川内「はいバズーカ砲!」
天城「どこから出してんだよ!…ってかなんでバズーカなんだ!?」
川内「えっとね、確かクラッカーの代わりだって!」
川内「シリアスな場面じゃない時…それは誰かにいいことがあったはず!」
川内「そこですかさずバズーカを……っていう寸法だったんだ!」
天城「……」
川内「天城、どうしたの?」
天城「アホらし……」スタスタ
川内「待ってよ天城!私帰り道わかんないって!」
終わりのアレを入れ忘れましたが、今日はこれで終わりです
人が居ない時の安価方法を考えなければいけませんね
引き続きネタ、小ネタ、コメントはお待ちしてます
ーー
龍田「あら~天龍ちゃ~ん」
天龍「龍田か……」
龍田「私はさっき出撃が終わったのよ~天龍ちゃんは何をしてたの~?」
天龍「俺は遠征の準備だ」
龍田「そうだったのね~」
天龍「お前は最近調子良いみたいだな」
龍田「改二兵装が私に合ってるみたいなの~」
天龍「改二か……ここに来た時はそんな事なんて考えられなかったぜ」
龍田「……そうね~」
天龍「俺はまだだけどよ、多分この練度と体ならなれるよな」
龍田「天龍ちゃんは~頑張ったものね~」
天龍「頑張ったのは龍田の方だ。お前が一番変わったよ」
龍田「…そうかしら~?」
天龍「覚えてるか?ここに来た時の事。あの時と比べたら別人だ」
龍田「そうかも……しれないわね~」
天龍「ここに来た時…お前は……安価」
下1~3高コンマ 天龍の台詞を
天龍「まるで人形みたいに…全てに無感情で無口な奴だった」
龍田「……あの時の事は思い出したくはないわね」
天龍「覚えてるのか?」
龍田「油断してるとつい、昔みたいになっちゃうの。お医者さんと霞ちゃんに感謝ね」
天龍「それでも薬が効いてる限りは大丈夫なんだろ?」
龍田「…うん、ここの皆んなのお陰ね」
天龍「そうだな、俺も世話になってるからな…」
龍田「天龍ちゃんこそ凄かったんでしょ?私が来る前に……」
天龍「龍驤さんには…迷惑かけちまったよな」
龍田「もう大丈夫なんでしょ?天龍ちゃんは克服組だって言ってたじゃない」
天龍「……どうかな」
龍田「…まだ完全じゃないの?」
天龍「……」
龍田「提督にはちゃんと報告してるの?」
天龍「……どうかな」
龍田「天龍ちゃん…まさか……また…安価」
下1~3高コンマ 龍田の台詞等を
おいコラ天龍ww
まーそんな恥ずかしいこと誰にも言えんわな…
龍田さんも無感動になるほどドン引きするわww
龍田「一睡もせずに過激な乙女ゲームにどっぷりはまりこんで、重課金する依存が戻りかけてるの?」
天龍「俺は……ガチャを引きてぇんだ…」
龍田「天龍ちゃん……」
天龍「俺は現実の男や恋愛には興味は無ぇ。でも…ゲームは違うんだ」
天龍「俺の望む世界があって、理想の人がいる。その世界で理想を掴む為にはガチャを引くしかねぇんだ…」
龍田「まだ…依存は治ってないのね…」
天龍「…先生と面談もしてんだけど、ダメなんだ。あの欲はもう……抑え切れねぇ…」
龍田「天龍ちゃん、よかったら霞ちゃんに相談しない?きっといいお薬調合してくれるわよ?」
天龍「軽巡が駆逐艦の世話になるなんて…カッコつかねぇ…」
龍田「そんな事言ってる場合じゃないでしょ?ほら、行きましょう」
天龍「いや、俺はこの後遠征が…」
龍田「そんなの後でいいの!天龍ちゃんの方が大事に決まってるでしょう?」
天龍「でも……」
龍田「いいから、早く行きましょう!」
ーー霞の部屋
霞「依存症が再発ね…」
龍田「そうなの!なんとかいいお薬作ってくれない?」
天龍「龍田…いいって……」
龍田「ダメ!天龍ちゃんは私の為に色々してくれたでしょ!?だから私も天龍ちゃんを助けたいの!」
天龍「……」
龍田「ねぇ霞ちゃん、天龍ちゃんのお薬は作れそうなの!?」
霞「安価」
下1~3高コンマ 霞の台詞、行動他
そういうのを薬でどうにかなるかもってすがるのは甘え
立ち向かえ! 戦わねば克服出来ないよ!
霞「龍田さんの飲んでる薬の調合を、少し変えればできるわね」
龍田「本当!なら天龍ちゃんに!」
霞「でも、それでいいの?」
龍田「…え?」
霞「なんでもかんでも薬に頼るのは良くないと思うわ。私の所に来る前に、やることがあるんじゃない?」
天龍「……」
龍田「天龍ちゃん…」
天龍「…わかったよ。ちょっと……行ってくる」ガチャ
龍田「……」
霞「大丈夫よ、天龍さんなら」
龍田「……天龍ちゃん」
ーー
天龍「提督……」ガチャ
提督「…どうした天龍?」
龍驤「もうすぐ遠征やろ?どないしたん?」
天龍「あのさ……俺…」
提督「…何かあったのか?」
龍驤「しんどいんか?それかどっか怪我したとかか?」
天龍「また………依存症の症状が…出てきたんだよ…」
天龍「しかも最近じゃなくて……この前から……」
天龍「俺……その…ごめん……」
天龍「黙ってて……ごめん…なさい……」
龍驤、提督「安価」
下1~3高コンマ どちらかの台詞、行動他
提督「サイフもカードも龍田が管理していたはずだ。どうやって作ったか知らんがへそくりでもつぎ込んだのか?」
龍驤「あー、推しキャラの新規SSSレアが出てたもんな。しかもめっちゃ過激なスキル持ちとか言われとるしな~」
天龍「龍驤さん……?」
提督「…あれを男がやるゲームに置き換えると……一発で配信停止だな」
天龍「提督まで…?」
龍驤「ウチらがなんも知らんと思っとったか?」
提督「…このまま症状が進む様なら入院も考えていた所だ」
天龍「あ……そう…あぁ……」
天龍「そもそも……なんで…俺の…」
龍驤「この鎮守府のWiFi使ってる時点でアカンわな~」
提督「…夕張が解析してくれたんだ。鎮守府のWiFiを使って、誰がどんなことをしているかはすぐにわかるらしい」
天龍「あぁぁ………」
龍驤「でもな、一つだけ分かれへんことがあんねん」
提督「…課金の為の金は何処から出ていた?明らかに給料からは賄えないと思うが…」
天龍「安価」
下1~3高コンマ 天龍の台詞、行動他
天龍「皐月に一回500円でおっぱい揉ませたり…
朝霜を一回500円でブン殴ったり…
天龍「株とかで…へそくり作ってたんだ……」
龍驤「課金の為にそこまでするんやな…」
提督「…だが安心したよ。合法な手段で稼いでいたんだからな」
天龍「当たり前だろ?もし体を使ってなんて…そんなことしてみろ。龍田が……」
龍驤「そうやね……天龍がそんなことしてるってなったら龍田は今度こそ…」
提督「…俺の心配し過ぎでよかったよ」
天龍「それでよ提督……俺はどうしたらいい?」
提督「…とりあえずは霞の薬で様子見だ」
龍驤「龍田が飲んでるやつをちょっといじればイイみたいやからね」
天龍「そこまで……打ち合わせしてんのかよ…」
提督「…当たり前だ。お前達の事は疎かにはしない」
龍驤「その様子やと先に霞の所には行ってきたんやね。改めて霞の所行ってきてな?」
提督「…遠征は他の誰かに行ってもらう。天龍はゆっくり休んでくれ」
天龍「……ありがとな龍驤さん、提督」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
蒼龍は居ないので次点高コンマの龍田過去パートでいきます
ーーーー
龍田「て、い、と、く~お疲れ様ね~」
龍田「いつもご苦労様~頑張ってるわね~」
龍田「提督~頑張ってますか~~?」
龍田「………あら~~なんのつもりなのかしら~?」
龍田「その手~切り落としちゃいますよ~~?」
龍田「え……どうしたの提督……?」
龍田「それは何……?ねぇ…提督……?」
龍田「い……嫌!助けて!!」
龍田「誰か!ねぇ!なんで誰も助けてくれないの!?」
龍田「…天龍ちゃん!助けて!私提督に襲われ………!」
龍田「え………なんで…」
龍田「なんで…誰も私を………」
龍田「提督……」
龍田「……天龍型は火力も無いし…何の役にも立たないから?」
龍田「だから……せめて慰み者に…?」
龍田「そんな…嘘……助けて…誰か…誰か……誰か…………」
ーーーー
…………さん
龍田さん…
霞「龍田さん、どうしたの?」
龍田「……ちょっとね…昔を思い出しちゃったのよ…」
霞「昔…あの鎮守府のことですか?」
龍田「えぇ…私や旧型駆逐艦を襲った提督の居た…ね」
霞「心配しなくてもあの提督は一生塀の中よ、龍田さんがもう襲われる心配も無いわ」
龍田「わかっているんだけど……ね…」ブルブル
霞「…薬、飲みますか?」
龍田「お願い…できる?」
霞「なら少し待ってて下さい」
ガチャ
天龍「霞……」
霞「…その様子だと司令官の所に行ってきたのね。ちょうど良いわ、龍田さんと医務室に行きましょう」
天龍「龍田…!大丈夫か?」
龍田「天龍ちゃん……私…」ブルブル
天龍「安心してくれ、俺が側に居る。誰も近付けさせねぇ」
龍田「……抱っこ」
天龍「よし……来い」
龍田「ん…」ギュ
天龍「軽いな…ちゃんと食ってるのか?」
龍田「うん……」
天龍「よし…霞、先に行っててくれ」
霞「了解よ」
ーー医務室
霞「二人共薬は飲んだわね?なら後はベッドに寝てて」
龍田「天龍ちゃん…」
天龍「どうした?」
龍田「手……握って…」
天龍「…こうか?」ギュッ
龍田「天龍ちゃんの手…あったかい…」
霞「薬には睡眠薬も入ってるから、ゆっくり寝るといいわ。提督には報告しておくから安心しなさい」
天龍「そうか…なら龍田が寝るまで手は握っててやるよ」
龍田「天龍ちゃん…ありがとう……」
天龍「俺とお前の仲だろ?遠慮すんなって」
龍田「天龍ちゃん……」
天龍「さ…ゆっくり休もうぜ……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
ーー
龍田「………ん」
天龍「起きたか?」
龍田「天龍ちゃん…」
天龍「お互い霞の薬がよく効いたみてぇだな。こんな時間までぐっすりだ」
龍田「調子はどう…?」
天龍「今は大丈夫だ、心配すんな!」
龍田「よかったぁ……」
天龍「それより龍田はどうなんだよ?平気か?」
龍田「天龍ちゃんが側に居てくれたから、安心できたわ」
天龍「よし!それでこそ俺の妹だ!」
龍田「もう、天龍ちゃんったら…」
天龍「…龍田、これから辛い時は俺や提督を頼ってくれよ?」
天龍「もう前みたいに一人で抱えるのだけはやめてくれ」
龍田「……天龍ちゃんがそう言うなら、仕方ないわね~」
天龍「提督なら信用できるだろ?それに龍驤さんも…な」
龍田「安価」
下1~3高コンマ 龍田の台詞、行動他
龍田「……まだ、天龍ちゃん以外を信じるのは難しいわ」
龍田「提督は男の人だし、龍驤さんは……」
天龍「薬をくれた霞もダメか?」
龍田「……ダメね。薬もあの子が飲んだことがある薬じゃないと飲めないの」
天龍「飯もそうだもんな…龍田は誰かが頼んだメニューしか食べれねぇんだよな」
龍田「私一人だけで食事は無理ね。天龍ちゃんと一緒なら食べられるけど……」
天龍「……そうか」
天龍「なぁ龍田、せめて龍驤さんは信用できねぇか?」
天龍「龍田が俺を信用してくれんのは嬉しい、けどよ、俺と龍田はここで初めて一緒になったんだ」
天龍「姉妹艦って言ってもそれまでなんだよ。ここでたまたま一緒になっただけだ」
天龍「だからよ、龍田……」
龍田「安価」
下1~3高コンマ 龍田の台詞、行動他
龍田「頑張らなきゃって、思うけど…やっぱり天龍ちゃん以外は……無理ね」
天龍「俺が提督を信用しろっつってもダメなのか?」
龍田「そういうことじゃないの、言葉と人は違うのよ…」
天龍「…難しいな」
龍田「……ねぇ、天龍ちゃんは私を見捨てたりしないわよね?」
天龍「当たり前だろ?」
龍田「よかった……」
龍田「提督も龍驤さんも皆んなも信用しないといけないけど……今は天龍ちゃんが居てくれたらいいの」
龍田「あぁ…私の天龍ちゃん……」
天龍「おいおい、お前が俺に依存してどうするんだ?」
龍田「…そうね、こんなこと言ってちゃダメね~」
天龍「改二になれたってことは精神も戻ってきてんだ。悲観することはねぇよ」
龍田「そうね~天龍ちゃんと皆んなの為に~頑張るわね~」
ーー
龍田の過去はこれでいいのかと悩んでましたが、龍田好きの方には本当に申し訳ないです
引き続きネタ、小ネタ、コメントはお待ちしてます
ーー
清霜「ねぇ司令官、報告と相談があるんだけど」
提督「…報告から聞こうか」
清霜「報告はね、さっきの遠征のやつ。はい、報告書はちゃんと直接渡しましたーっと」
龍驤「ありがとうやで清霜」
提督「…それで相談の内容は?」
清霜「それなんだけどね、飛鷹さん最近調子悪いのって知ってるよね?」
提督「…あぁ、近々休ませて病院へ連れて行く予定だ」
清霜「それさ、今日とか明日にできないかな?できるだけ急いだ方がいいと思うんだ」
龍驤「飛鷹、結構ヤバいんか?」
清霜「うん、ここ数日は毎日私と寝てるし、寝てる間もずっと苦しそうなの」
龍驤「清霜が言うんやから間違いないか…」
提督「…明日よりは今日だな。清霜、飛鷹を病院まで連れて行ってくれるか?」
清霜「わかった!連れて行くのは北上さんが入院してる病院だよね?」
提督「…そうだ、飛鷹もそこでお世話になっていたからな」
清霜「じゃあ行ってくるね!何かあったら直ぐに連絡するから!」ガチャ
龍驤「清霜はほんまにええ子やなぁ…」
提督「飛鷹以外にも、長門や瑞鶴だって清霜には助けられているからな…」
清霜「飛鷹さん大丈夫かなぁ…」
清霜「私と一緒じゃないと寝れないって言っても、寝てる時は凄く苦しそう」
清霜「薬も効いてて調子は悪くないなんて言ってたけど、やっぱり病院に行くべきだよ」
清霜「もしかしてまた入院したく無いから、元気なふりをしてるだけなのかも」
清霜「司令官に連れられるより、私の方が気を使わなくていいもんね!」
清霜「飛鷹さん、お邪魔しまーす!」ガチャ
下1~3高コンマ 飛鷹や部屋の中の様子等
清霜「飛鷹さん……」ガチャ
ヒュッ
清霜「危ないっ!!……何が飛んで来たんだろ」
清霜「…って飛鷹さんの部屋の中から飛んできたってことは……」
飛鷹「ハァ……ハァッ…!」
清霜「部屋の中が凄く荒れてる……少し前から暴れてたんだ…」
飛鷹「ウ……ウゥゥゥゥ…!!」
清霜「飛鷹さんしっかりして!大丈夫だよ、ここは鎮守府なんだよ!」
飛鷹「……私は!」
飛鷹「私は…飛鷹じゃない!出雲丸だぁ!!」ブンッ
清霜「うわっ!飛鷹…出雲丸さん!落ち着いて下さい!」
飛鷹「う……あぁぁぁぁぁぁ!!」
飛鷹「私は戦いたくない!戦いたく無いのにぃぃぃ!!」
飛鷹「嫌だ……もう嫌だぁ……」
清霜「どうしよう、飛鷹さんが前みたいに…」
清霜「司令官に教える前に私が落ち着かせた方がいいかな?それか別の方法を考え無いと…」
下1~3高コンマ 清霜の行動他
清霜「……よし」
飛鷹「はぁっ!はぁっ……!」
清霜「…出雲丸さん、少しお話し聞いてくれる?」ダキッ
飛鷹「ひ……!」
清霜「大丈夫だよ、私は敵じゃないよ」
清霜「出雲丸さんは…もう戦いたく無いんだよね?」
飛鷹「……」コクリ
清霜「それならさ、もう出雲丸さんは戦わなくていいんだよ」
飛鷹「……いいの?」
清霜「うん、出雲丸さんは誰も傷付け無くてもいいし、誰にも傷付けられないんだよ」
飛鷹「私…戦いたく無い……」
清霜「だからね、落ち着いて……ほら、深呼吸しよ?」
飛鷹「すぅ……はぁ…すぅ………はぁ……」
清霜「ね?段々落ち着いてきたでしょ?」
飛鷹「…………えぇ」
飛鷹「私…やっちゃったみたいね……」
清霜「大丈夫、ちゃんとお医者さんに診てもらえば治るよ」
飛鷹「また……入院なのかしら」
清霜「そうなってもちゃんとお見舞いに行くから!私が側に居てあげる!」
飛鷹「清霜……」ギュッ
清霜「大丈夫だよ、飛鷹さんには私が居るから」
飛鷹「清霜…ありがとう……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
ーー病院
清霜「飛鷹さん平気?気分は悪くない?」
飛鷹「えぇ…なんとか持ち直せてるわ…」
清霜「辛かったらいつでも言ってね?我慢しなくていいんだよ?」
飛鷹「もう大丈夫よ…病院まで来れたんだもの…」
清霜「司令官が連絡してくれてあるから、直ぐに診てもらえるはずだからね。もう少しだけ我慢してね?」
飛鷹「ありがとう……清霜…」
「すいません提督さんから連絡があった患者さんは…」
清霜「はい、私達です。ほら飛鷹さん…歩ける?」
飛鷹「……えぇ」
清霜「わかった、手伝ってあげるね。ほら私に抱き着いて」
飛鷹「いい…一人で……」
清霜「いいからほら、私に掴まって」
飛鷹「……」ギュッ
清霜「いくよ…一、二の…三!」
飛鷹「ん……」
清霜「すいません、飛鷹さんをお願いします」
「わかりました。診察に時間がかかるかもしれませんので、ゆっくりとお待ちになっていて下さい」
清霜「わかりました」
下1~3高コンマ この後の展開や飛鷹の診断結果等
ーー
「こんにちは。今日は飛鷹さんを連れてきてくれてありがとうございました」
清霜「いえ、これが清霜の役目ですから」
「それで…早速ですが飛鷹さんはPTSDを発症しているようです」
飛鷹「……ごめんなさい」
清霜「謝らなくていいんだよ飛鷹さん」
「まだ症状は軽度ですが、入院等はどうされますか?」
清霜「お願いします。飛鷹さんをゆっくり休ませてあげて下さい」
飛鷹「そんな…提督に相談しないと…」
清霜「私から言っておくから、飛鷹さんは休んでて、ね?」
清霜「司令官に飛鷹さんの事を報告して…入院の用意もしないと」
清霜「服とか着替えとか…後はなんだろ?」
清霜「…飛鷹さんには本とかを持っていったりするより、私が側に居てあげた方がいいかな」
清霜「なんで私なのかはわからないけど、飛鷹さんが喜ぶならいいよね!」
清霜「よし、一旦鎮守府に帰ろっと!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
清霜「連絡だけなら帰りながら司令官にしておこうかな?でもやっぱり
「あ……!貴女が清霜さんですね!?」
清霜「はい、そうですけど…」
「飛鷹さんが呼んでます、急いで来てくれませんか?」
清霜「私を?わかりました、直ぐに行きます!」
ーー
清霜「飛鷹さんどうしたの!?」
飛鷹「清霜……清霜…」
清霜「うん、私はここに居るよ」
飛鷹「私の側に居て…お願い…」
清霜「私じゃないとダメなの?」
飛鷹「清霜がいいの……清霜が…」
清霜「…うん、飛鷹さんの側に居るからね」
飛鷹「ありがとう……」
清霜「……どう飛鷹さん?」
飛鷹「少し…気分が良くなったと思うわ」
清霜「なら一旦帰っていいかな?司令官にも報告したいんだけど」
飛鷹「…もう少し居て欲しいわ」
清霜「私で良ければずっと居るけどさ…一つ気になることがあるの」
清霜「飛鷹さんはなんで私がいいの?他にも霞とか居るよね?」
清霜「ずっと気になってたんだけど…よかったら教えてくれないかな?」
飛鷹「安価」
下1~3高コンマ 飛鷹の台詞を
飛鷹「清霜はね…私に良く懐いてくれていた子に似ているの」
清霜「それって私が来る前の話?」
飛鷹「そう…もっと詳しく言うなら前の鎮守府の話なの」
飛鷹「あの子とはたまたま行ったボランティアで仲良くなって…それからお見舞いにも行くようになったの」
飛鷹「本当に清霜にそっくりで……あの子も戦艦が好きだったのよ」
清霜「へぇーその子となら仲良くなれるかも!」
飛鷹「…無理ね」
清霜「どうして?その子は性格が難しいとかなの?」
飛鷹「あの子はもう…この世に居ないの」
清霜「…死んじゃったのかぁ」
飛鷹「まだ病気が原因で、とかなら諦めが付くの。でも…その子は深海棲艦の襲撃による停電で手術中に……」
清霜「そんな…」
飛鷹「…手術が終わったらあの子は退院できるはずだったの。それなのに……」
飛鷹「それなのに……あの子は…」
飛鷹「う……うぅぅぅぅぅ…」
清霜「飛鷹さん…」
飛鷹「なんで…あの子は死んでしまったの…?治ったら一緒に流れ星を見ようって…言ったのに…」
飛鷹「星空は綺麗なんだって…あの子に見せてあげたかったのに…」
飛鷹「なんで……なんでなのよ……」
清霜「安価」
下1~3高コンマ 清霜の台詞、行動他
清霜「……わかった!!飛鷹さん、今から星を見に行こう!」
飛鷹「え……」
清霜「ほら行くよ!!」グイッ
飛鷹「で、でも……」
清霜「今日はちょうど星が見れそうだよ!ほら、綺麗な夜空!」
飛鷹「あ……」
清霜「ここからだと…近くの公園がいいかな。ほら、早く行こう!」
飛鷹「あの子と……星を…」
ーー公園
清霜「ここって綺麗に星が見えるんだねー周りに何も無いからかな?」
飛鷹「……そうね」
清霜「うわー空が落ちてきそう!」
飛鷹「あの子も…これくらい喜んでくれたのかしら……」
清霜「ん、あれ…………」
飛鷹「…?」
清霜「…!!飛鷹さん!流れ星だよ!」
飛鷹「あ……」
清霜「ほら!また流れた!わぁー初めて見たよ!」
飛鷹「……」
清霜「飛鷹さん!飛鷹さんも見たよね?流れ星!ちゃんと見たよね!?」
飛鷹「安価」
下1~3高コンマ 飛鷹の台詞、行動他
清霜「飛鷹さん…?」
飛鷹「ひ…………ひっ…」ポロポロ
清霜「……星、綺麗だね」
飛鷹「……」コクリ
清霜「飛鷹さんと見れてよかったよ」
飛鷹「……」ポロポロ
清霜「はぁ…綺麗だなぁ……」
飛鷹「……」
清霜「…私は幽霊とか見えないけど、その子は今きっと喜んでると思うよ」
飛鷹「……」
清霜「飛鷹さん、一人の時でも流れ星見てなかったでしょ?」
飛鷹「……」コクリ
清霜「その子はそれも悲しかったんじゃないかな?」
清霜「なんだかね…飛鷹さんの側にはその子が居る気がするんだ」
飛鷹「……」
清霜「飛鷹さんは一人じゃないよ。私だって居るし…その子も側に居てくれてるよ」
清霜「だから……病気になるまで頑張らないでね?辛い時はちゃんと休んで」
清霜「そうじゃないと…私達は心配だよ?」
飛鷹「安価」
下1~3高コンマ 飛鷹の台詞、行動やその他起こったこと等
飛鷹「また……頑張れそうな気がするわ」
清霜「よかった!でも入院はしないといけないからね?」
飛鷹「…しっかり治して、もう迷惑かけないようにしないとね」
清霜「迷惑はかけてもいいんだよ?一人で抱え込むのを止めて欲しいの!」
飛鷹「そう……そうね、清霜にも頼らせてもらわないとね」
清霜「任せてよ!じゃんじゃん頼っていいんだよ!」
飛鷹「ふふっ、その台詞雷みたいね」
清霜「えー?そうかな?」
飛鷹「……ずっとあの子との約束が心に引っかかってのかもしれないわね」
飛鷹「病院での世界しか知らなかったあの子を…私はどうしても外に連れ出してあげたかった」
飛鷹「あの手術が終われば……その願いを叶えられてあげれたのに…」
清霜「私が雷みたい?私ってあんななの…?」ブツブツ
飛鷹「……これで少しは納得できたかしら?」
飛鷹「もう…あの子を言い訳には出来ないわね」
飛鷹「……」
…………
飛鷹「…………え?」
飛鷹「清霜、今何か言った?」
清霜「え?何も言ってないけど?」
飛鷹「じゃあ……今のって…」
清霜「それよりさ飛鷹さん、私ってそんなに雷に似てる?なんか嫌だなぁ…」
飛鷹「…そう…………そうなのね……」
飛鷹「ちゃんと…一緒に流れ星…見れたのね……」
飛鷹「……よかった…」
ーー
そろそろ次スレでしょうか。
それとやはりシリアスが多いと見る人は少なくなってしまうのでしょうか?
次スレこそ終われるように頑張っていきたいです
それでは引き続きネタ、小ネタ、コメントはお待ちしてます
ーー
秋津洲「……ん…もう朝かも…」
秋津洲「う……工廠で寝るにはまだ早かったかも…」ブルッ
秋津洲「……さて、バレないように布団は隠して、早速作業を再開するかも!」
秋津洲「あたしは別に休まなくてもいいって言ってるのに、龍驤さんや明石はずっと休め休めって言ってくるかも」
秋津洲「でも……こう言ってくれるのは秋津洲が幸せな証拠かも」
秋津洲「前の鎮守府じゃ……いや、もうあの時の事は思い出さなくてもいいかも!」
秋津洲「よし、今日も頑張るかも!」
明石「……」コソッ
秋津洲「あれ、今のって……」
明石「……」コソコソ
秋津洲「やっぱり明石だったかも…なんであんなにコソコソしてるかも?」
明石「……」
秋津洲「鎮守府の外に出るつもりかも?何処に行くんだろう……」
秋津洲「外出許可は取ってるかも?提督に聞いたら分かるかもだけど、まだ朝早いし…」
秋津洲「……そういえば前に北上さんに聞いたことがあるかも…明石は飛び降りようとしたことがあるって……」
秋津洲「まさか……明石!?」
秋津洲「これは、あとを付けるしか無いかも!もし変なことをするつもりなら、死ぬ気で止めてやるかも!!」
下1~3高コンマ 明石の向かった先とは?
ーー
秋津洲「海とは逆方向にどんどん進んで行くかも…」
明石「……」
秋津洲「止まった?ここは…ただの丘の上かも。変わったことと言えば立派な大木が一本生えているくらいかも」
秋津洲「誰かを待っているのかも?それにしては時間が早いかも……」
秋津洲「……まさか!?」
秋津洲「明石はあの木で首を吊るつもりかも!?」
秋津洲「ど、どうしよう……でもあたしが止めるしかないかも!」
秋津洲「じっくり様子を見て、いざとなったら助けるしかないかも…!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
明石「……」スッ
秋津洲「その場に座り込んだかも!?何をするつもりかも……」
明石「……」
秋津洲「……何もしてないかも。ずっと座ってるだけかも…」
明石「……」
秋津洲「今度は木の上の小鳥さんを見てるかも?……明石のしたいことがさっぱりわからないかも…」
明石「……」ゴソゴソ
秋津洲「あ!何かを取り出すつもりかも!」
明石「……」スッ
秋津洲「あれは、明石特製のおにぎりかも!明石が作ってくれるおにぎりは大きいから、これだけ遠くてもわかるかも!」
明石「……」もぐもぐ
秋津洲「座ったままおにぎりを食べてる……明石は何をしたいのかも?」
明石「……」
秋津洲「おにぎり美味しそうかも…いや、ここは明石の動向を見守るのが大事かも!」
秋津洲「次は一体何をするつもりかも…?」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
明石「……」
秋津洲「明石はさっきからずっとあのままかも……」
秋津洲「ふわぁ……昨日遅くまで作業してたから眠いかも……」
秋津洲「せめて明石が動いてくれたら…眠気は飛ぶのに……」
明石「……」
秋津洲「ふぁ……お日様がちょうど出てきて…気持ちいいかも……」
秋津洲「ふわぁぁ……」
秋津洲「ふぁ…………」
秋津洲「………ぐぅ…」
ーー
秋津洲「ん…………」
秋津洲「あれ……?」キョロキョロ
秋津洲「……!!やっちゃったかも!!」
秋津洲「太陽がこんな位置に…!もうお昼かも!!」
秋津洲「仕事ほっぽり出しちゃうなんて!こんなこと絶対しちゃダメかも!!」
秋津洲「急いで鎮守府に戻らないと!!」
ーー鎮守府、工廠
秋津洲「ごめんなさいーー!!」バタン
夕張「秋津洲さん、何処に行ってたんですか?」
明石「あああ秋津洲ちゃん…どどどどうしたんでですか…?」
秋津洲「えっとね、色々あって……とにかく!今からあたしも仕事するかも!」
夕張「体調不良じゃないんですよね?ならこの艤装の修理お願いします!」
秋津洲「了解したかも!」
明石「あああ秋津洲ちゃん…だだだ大丈夫…?」
秋津洲「大丈夫なのか心配なのは明石の方かも。朝は丘の上で一体何してたかも?」
明石「安価」
下1~3高コンマ 明石の台詞、行動他
明石「ああああそこで…ききき気分てて転換してたん
ででです…」
明石「あああの時間なら…だだだだ誰にもめめめ迷惑を…かかかかかけません…」
秋津洲「なんだ、そんなことだったかも…」
明石「ででででも…ななななんで秋津洲ちゃんが…しししし知ってるんででですか…?」
秋津洲「実は…明石の後をつけてたかも」
明石「わわわわ私の…?」
秋津洲「あたしがたまたま朝起きたら、明石が外に出ようとしてたから…つけていったかも」
明石「わわわ私をつけても……ななな何も面白く…ななな無いですよ…?」
秋津洲「…違うかも、そうじゃないかも」
秋津洲「北上さんに聞いたかも。明石は前に自殺しようとしたって」
秋津洲「だから、もしかしたら…明石はって……」
秋津洲「でも理由が休憩の為で本当によかったかも!」
明石「安価」
下1~3高コンマ 明石の台詞、行動他
明石「もももももう…そんなことはししししません…」
明石「ああああ秋津洲ちゃんが…かかか悲しむから…」ニコッ
秋津洲「……明石ぃ~~~~!!」ダキッ
夕張「え?どうしたんですか?」
明石「ななななんでも…無いです…」
秋津洲「あたしの気持ち、伝わってたかも……」
明石「うゆ……あああ秋津洲ちゃんは…だだ大事な…ととととと友達…だよ…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
ペタ…ギッ…ペタ…ギッ…
龍驤「おーい…艤装頼むわぁ…」
夕張「龍驤さん!?どうしたんですか!?」
龍驤「あはは…ちょっちドジってもうてね…」大破
秋津洲「龍驤さんは大丈夫かも!?」
龍驤「うん、大丈夫やで…この後入渠するから…艤装は頼んだで…」
明石「ははははい…」
秋津洲「龍驤さんが大破するなんて…どんな海域だったかも…」
龍驤「違う違う、ウチがトチっただけやねんて」
夕張「それならよかったです、ここには龍驤さん以上の練度の艦娘はいませんからね」
秋津洲「戦闘中に何か他のことでも考えてたかも?」
龍驤「いや、うーん……ま、そんな日もあるってことにしといて?」
明石「……」
夕張「損害は大破なのでかなり大きいです。短時間では治らないのでゆっくり入渠して下さい」
龍驤「うん、そうさせてもらうわ…」
秋津洲「よし、張り切って修理するかも!」
明石「安価」
下1~3高コンマ 明石の台詞やその他起こったこと等
明石「……」スッ
秋津洲「明石、どうしたかも?」
明石「ぎぎぎ義肢のせせせ設定…かか確認…ししししたいです…」
龍驤「関係ないと思うで?戦闘中は義肢は付けてないんやし」
明石「ふふふ普段の生活から…えええ影響が出てるかも…ししししれません…」
龍驤「そんな神経質みたいな…」
秋津洲「あぁなったら明石は止まらないかも。ご飯を食べるのも忘れて、ずっと作業してるかも」
夕張「今日の場合はノートを穴が開くまで見るかもしれませんね」
明石「これは……違う。設定を変更したのは…」ブツブツ
龍驤「そうか……」
明石「…………」黙々
秋津洲「龍驤さん、今の内に入渠してきても大丈夫かも」
龍驤「ええんか?明石が調べてくれとるみたいやけど…」
夕張「龍驤さんが出てくるまでは、ずっとこうだと思うんで」
龍驤「…そうか。ほなせめて義手と義足は置いていこか。ほんで司令官に風呂まで…」
秋津洲「じゃあそれはあたしがやるかも!龍驤さんを運んで行ってあげるかも!」
龍驤「…うん、ほなお言葉に甘えよかな」
夕張「艤装はこっちでやっておきますので!」
明石「……」ブツブツ
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
ーー
夕張「うーん艤装に問題は無し…か」
夕張「明石ちゃん今大丈夫?」
明石「……」黙々
夕張「…ダメか。でも艤装が悪くないならやっぱり龍驤さんのせいのような気もするんだけどなぁ」
夕張「たまたま調子が悪かったってことで説明はつくし…」
秋津洲「龍驤さんの入渠終わったかも!」
龍驤「……うん」
夕張「秋津洲ちゃん、龍驤さんと一緒に入渠してくれたんですね」
秋津洲「お風呂に誰も居なかったから、あたしが色々お手伝いしたかも!」
龍驤「……ありがとうな秋津洲」
夕張「龍驤さんはなんでそんなにテンションが低いんですか?」
龍驤「いや…色々と体の格差がな……」
夕張「あぁ……」
秋津洲「龍驤さんには提督がいるから別に気にしなくていいかも!」
龍驤「そうやないねん。そうや……ないねん…」
秋津洲「…よくわからないかも」
秋津洲「…あ、やっぱり明石はあのままだったかも」
夕張「さっき話し掛けたんですが、まるでダメでした」
龍驤「ウチの調子が悪いだけやのに…」
秋津洲「少しの不安もあったらダメだって、明石は念入りにチェックしてるかも」
夕張「他の鎮守府の明石でも、あそこまで丁寧なのは聞いたことは無いですね」
龍驤「明石……アンタはもう…あの時の明石や無いんやね………」
秋津洲「そうかも!明石は自慢の友達かも!」
明石「……」黙々
龍驤「うん……今まで色々とごめんな…明石…」
ーー
シリアスでも良いとのことなので、次スレもどんどんやっていきます
毎回毎回ネタを募集していますが、シリアスはいくらでも思い浮かぶんです。
ギャグというかほのぼのしたネタはいつでもお待ちしてます
あと毎回のコメントも一言だけでも嬉しいので、是非次スレでもよろしくお願いします
それでは次スレでお会いしましょう
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