白と黒 (9)
世界は二つに分かれていた。
白いひとの国と黒いひとの国があった。
二つの国は互いに憎しみ、差別し、そして戦争をしていた。
何年も続く長い戦争だ。
もはやどちらかが滅びるまで戦争は終わらないと皆が思っていた。
でも、そこにもう戦争は止めようという人が現れた。
僕の母だ。
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綺麗で優しく逞しいそして、とにかく声の大きい人だと国王である父に聞いた。
母と父の出会いは戦場だった。
父の率いる軍と敵軍の間に母は現れた。
そして母は戦場にいる誰よりも大きな声で叫んだ。
「ばかやろうども!!あんた達のせいで!畑が荒れ果ててるわ!これじゃ美味しいご飯が食べられないじゃない!いつまでもくだらない事してるんじゃないわよ!戦争なんてやめて仲良くしなさい!」
父はこの時一目惚れしたそうだ。
けれど母の叫びは戦争を止められず、ただ敵軍を怒らせただけであった。
敵軍は母を飲み込む様に突撃して来た。
それを見て父は慌てて、軍に命令するのも忘れて1人で母を助けに向かった。
この時、母も父に助けられ惚れたのだ。
2人は結婚し、共に平和への道に歩き始めた。
終戦協定を結ぶまでに至ったが、調印する直前に母が暗殺されたのだ。
終戦を望まない黒い兵士に殺された。
父は悲しみ怒った。
必ず黒の国を滅ぼすと誓った。
そして戦争は終わらなかった。
このss主人公の名前などで安価を取り時があります。
協力お願いします。
主人公の王子の名前、安価下
ヒロイン黒の国の姫の名前、安価下2
白王「フン!停戦など、わしは反対なのじゃがな!わしはクロンボと仲良くするつもりはない」
大臣「は!停戦は一時的なものに御座います…何より我が国は戦争により疲弊しております!」
白王「だがな!」
大臣「国王様…女王を奴らに殺され深い憎しみを持っているのはわかります…ですが!私も息子と仲間を失っております…奴らを滅ぼすために我慢してくだされ」
白王「チッ!分かっているアースラッドお前も付いてこい」
アース「はい、とうさん」
さん」
黒王「停戦か…確かに我が国は疲弊してるな」
弟「私は反対ですね、奴らが肌の色の違いだけでして来た迫害を私は許せない国民も許容しないでしょう」
弟(それに…今、国民は新たな王を求めているからなこのまま戦争を続ければ兄は失脚するだろう、そして私が新たな王に!)
黒王「そうだな…しかし前線が押され始めているという報告もある」
黒王「今は力を蓄えるべきだ、私は停戦を受け入れる」
弟「本当に停戦するのですか?これは奴らにも時間を与えることになるのですよ」
姫「おじさんは心配性ですね、大丈夫です!この国には俺の様に強い戦士が沢山いる」
姫「それにいつか俺たちは分かり合えるはずです!この停戦がその架け橋となることを願っております」
黒王「私もこの意見に賛成だ、停戦の話進めてくれ」
弟「わかりました、ではその様に」
停戦の協議は国境の町の古城で行われることとなった。
協議の内容は以下のとうりである。
新たな国境の形成。
停戦の期間。
捕虜の交換。
戦争により受けた損害についてである。
王子の名前はアースラッドに決定しました。
姫の名前は略しやすい名前が良いのでもう一度安価とります。
姫の名前 安価下
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