浜風「オークの特大チ○コなんかに負けない!」提督「えぇ・・・」 (31)

提督「なんでいきなり大声で叫んだんだよ・・・」

浜風「だってオークのおじさんが卑猥な事を言うから!」

提督「言ってない、そして俺はオークじゃない」

浜風「いいえ!確かに提督は「ブッヒヒィ~俺ちゃんの溜め込んだこってりミルクを楽しめブー」と言いました!」

提督「台詞がひどすぎる、なにその表現力は」

浜風「そして「エロさの暴走超特急!こいつは特殊痴漢警察の私が股間のラブセンサーで捜査しなければ!」とも!」

提督「浜風大丈夫か色んな意味で、休暇でも取るか?」

浜風「おおーっとナチュラル・セクシャル・ハラスメント!世が世なら即逮捕ですよ!」

提督「次から次へよく舌が回るなぁ・・・」






提督「俺はただバレンタインのチョコの味見でもするかと聞いただけなんだが」

浜風「それならとっても美味しいですよ」モグモグ

提督「なんて素早いくいしんぼなんだ・・・」

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浜風「それにしてもバレンタインでふか・・・」モグリンコ

提督「なんだよその目、俺には縁のない日とでも言いたげだな」

浜風「いえ、普通は女性が男性にチョコレートを送る日でしょう?」パクリンコ

浜風「海軍オークがエプロン付けてラブマゲドン!?なんて狙いすぎかなと」ムシャムシャ

提督「想像以上の暴言来たな・・・まぁそこまで深い理由があるんじゃないけどさ」

浜風「と言うと?やはりミルク(意味深)チョコを海防艦に食べさせてテーイトクックック?」ポリポリ

提督「なんだそれは・・・単純に料理は趣味の一つってのと」

提督「いくら俺でもみんなから貰ったら食べきれないし、代わりに俺がって事になったんだよ」

浜風「今更な気もしますが、それだけですか?」チュルチュルズズーッ

提督「・・・バレンタインは日頃の感謝を込めてって意味合いもある」

提督「俺はここに来てからみんなにたくさん助けられてるからな、もちろん浜風にも」

浜風「提督・・・」ハムハム


提督「あと浜風、食べ過ぎだ、返しなさい」

浜風「やぁん」

提督「やれやれ、全部食われるかと思った」

浜風「私だって遠慮する気持ち位あります、浜風はできる子ですから」

提督「初めて知ったよ、さて今日渡す子は・・・」

浜風「今日?バレンタインに渡さないんですか?」

提督「ウチは大所帯だからな、いっぺんだと大変だから当日までに少しづつ渡していくようにしたんだ」

浜風「なるほど、まぁ尸豚界(ポークソサエティ)の四十八刀の一人、『性豪の魔神』提督でも200人以上を一度には無理でしょうしね」

提督「俺の知らない世界と忌み名が出てきたな」

浜風「日を変えて少しづつ、というのは懸命な判断だと私も思います非道な豚め」

提督「うん最後以外は褒め言葉と受け取っておくよ」

提督「しかし俺も味見しすぎた、また太った気がするよ」

浜風「タプタプのお腹揺らして誘惑のつもりですか?言っときますけど効果は抜群ですよ」

提督「何のことだよ、今度運動でもするかなぁ」

浜風「催淫からの夜戦のお誘いですか?言っときますけど極悪コンボですからね」

提督「ほんとに何のことだよ、まぁとりあえずチョコを渡し終えてからだな」

浜風「流石に人前でなんて、妄想でならよくしますがリアルでとなると抵抗がありますね」

提督「妄想でしてるのか、いやもういい聞かないことにしよう」

浜風「有無を言わさず、ですか万年発情期オークに為す術もなく蹂躙される気高き駆逐艦・・・」

提督「先に行ってるぞ」スッタタター

浜風「待ってください!早いのが喜ばれるのは小学生までですよ!」

提督「ええとこの時間はたしかこの辺りに・・・」

浜風「ふうふう走ると胸が揺れてまた子作り大好きおじさんのマナジーを増加させてしまいますね」

提督「よく走りながらそれだけ喋れるな・・・っといたいた」



鳥海「やはり龍驤鳳翔ですね、龍驤さんにだけ甘えられる鳳翔さん。最高の組み合わせですよ」

夕張「私は雲龍龍驤ね、おっきな後輩とちいさい先輩の組み合わせはまさに王道よ」

天龍「・・・なんで龍驤サラトガは流行んねえんだ?おかしいだろ」



浜風「あそこの三人ですか?」

提督「あいつらはあんな所で何言ってんだ」

浜風「ああやって友人と語り合う時間は大切ですよ」

浜風「ちなみに私は天津驤派です」

提督「またお前は・・・まあいい、おーい」

浜風「動くな!愛の訪問販売だ!大人しくキスを受けろ!さもなくば通報する!」

鳥海「ひぃ!言うこと聞きますから食べないで!」

提督「浜風、鳥海を怖がらせるのはやめなさい」

浜風「私は提督の心の声を代弁しただけですよ」

浜風「この前も龍田さんの太ももで顔を挟んで欲しいってむせび泣いてましたし」

天龍「なに!許さねえぞ提督!」ニヤニヤ

提督「言ってないって、天龍も悪ノリするな」

夕張「相変わらず仲いいですね、それで何か用があったんじゃないの?」

提督「事の一連を仲いいで済ますなんて夕張は器が大きいな」

天龍「おう、チョコサンキューな!」

提督「喜んでくれて何よりだよ、虫歯にならないようにな」

浜風「天龍さんはその手の物に弱そうですしね、くっころ枠」

夕張「もー子供扱いしないでくださいよ」

提督「ははは、俺からすれば軽巡なんてまだまだ子供だよ」

浜風「まぁどんなに幼くても子供ができればママですしね」

鳥海「ありがとうございます、神棚に祀ってから頂きますね」

提督「いやできれば早めに食べてくれ」

浜風「ええい!提督!私を無視するんじゃありません!」

浜風「それいけケミカルGを大量に摂取して進化したゴリラアルテミス!提督を懲らしめろ!」

ゴリラアルテミス「甘酒でもいかがかな」フフフ

天龍「うおお何だお前!」

鳥海「ひぃ!大人しくしてますから酷いことしないで!」

提督「浜風!知らない人を鎮守府に入れるんじゃない!」

矢矧「ほら行くわよ」

ゴリラアルテミス「まさかこんなことになるなんて・・・」

提督「矢矧は頼りになるなぁ」

浜風「ゴリラアルテミスは対深海棲艦の最終兵器なのに・・・」ブツブツ

提督「ブリーフ履いただけのゴリラに頼らなくても平和にできるように頑張るよ」

浜風「そうやって艦娘の力を削いで最後にはあれやこれやするんですね」

浜風「「体は駆逐艦胸は戦艦な~んだ?正解は僕ちゃんのお嫁さん!」「ハローワークから来ました、浜風の汗舐め取り係です」」

浜風「「バレンタインのプレゼントは赤ちゃん!濃厚ホワイトチョコで孕むでテーイトクックック!」」

提督「台詞を付けるのをやめなさい」

浜風「そして私のオトギフロンティアはギャングオブヘブンされてアイギスからの魔王を始められるんですね・・・」

提督「言ってる意味は分からないけどすごく酷い事言われてる気がする!やめて!」

浜風「いやー!神姫るー!!」

提督「やめて!」

提督「あと少しだけなんだから静かに手伝ってくれよ」

浜風「あとは誰に渡すんですか?愛宕さんの右乳?左乳?」

提督「なんだよそれ、朝潮と霞だよ」

浜風「性犯罪の危機!これを見逃したら立派な大人になれない!」

提督「朝潮型に反応しすぎだろ・・・」

浜風「オーク+朝潮型・・・そこから導き出される答えはピンク色の異次元・・・」ブツブツ

浜風「駆逐艦寮の乳臭い匂いを嗅いだら正気を失う確率500億%・・・」ブツブツ

提督「・・・・・・・・・」




提督「これが終わったら浜風にもバレンタインプレゼントやるぞ」


浜風「急いで下さい提督!ドキドキはすぐそこまで迫ってるんですよ!」

提督「なんて素早い欲張りさんなんだ・・・」


――――駆逐艦寮、朝潮型の部屋

朝潮「・・・・・」

霞「姉さんドアの前に突っ立って何してるの」

朝潮「司令官が今日渡すものがあるから部屋で待機してくれと言ってましたから」

霞「司令官もドアの前でとは言ってないと思うわよ」

朝潮「司令官が待てと言うなら この朝潮、ここでいつまででも待つ覚悟です」

霞「そこだと私が出る時邪魔なんだけど」

「    ――  !」

朝潮「ん?この重量級の足音は司令官と阿賀野さん・・・いえ浜風」

霞「ようやく来たみたいね・・・」

朝潮「・・・!違う!霞!そこから離れて!」

霞「は?」


ドタドタドタドタドタバーン!

浜風「動くな!ラブリートゥルーパーズだ!」

ゴリラ大将軍「駆逐艦のパンツは今日から縞パンと白だけだコラ―!」

霞「ぎゃあああああああ!!!」

朝潮「駆逐パンチ!」ドゴォ

ゴリラ大将軍「ぐわああああ!!威力120!」

浜風「ゴリラ大将軍ー!!」

霞「なにこれー!?」

提督「浜風ー!鎮守府に知らない人を入れるんじゃなーい!」ドタドタ

霞「このクズ!なんで鎮守府にブリーフ履いたゴリラが居るのよ!」

提督「俺が聞きたいよ!!」

矢矧「キビキビ歩きなさい」

ゴリラ大将軍「あの、僕は良かれと思って・・・」

提督「毎回すまないな」

浜風「ゴリラ大将軍は深海棲艦の潜水艦の対抗策なのに・・・」

霞「ゴリラが海でなんになるのよ」

朝潮「司令官早く早く!」ピョンピョン

提督「はいはいチョコレートだぞ」

浜風「気をつけてくださいそのチョコにはピンクの花が入っていますよ」

霞「何言ってるのよアンタ」

朝潮「むしろばっちこいですよ」

霞「何言ってるのよアンタら」

提督「うん?花は入れてないぞ」

霞「アンタは分かってなさいよ!」


――――司令室

浜風「ふぅ疲れました」

提督「俺はその倍は疲れたよ」

浜風「提督の癖に私の上を行くとか生意気ですね」

提督「俺は疲れることも許されないのかよ」

浜風「冗談ですよ、いくら私でもオーク相手に人並みの対応をします」

提督「うんまず俺はオークじゃないからね」

浜風「?」

提督「かわいく首を傾げてもだめー」

浜風「ああ、そうそう忘れてましたが」

提督「話しそらしてきたな・・・」

提督「はいはいバレンタインのだな・・・」

浜風「はいチョコレートです」

提督「え・・・・」














提督「えぇ!!!!」

浜風「どんだけびっくりしてるんですか」

提督「浜風が食べ物を俺にくれるだなんて・・・」

浜風「どういう意味ですか!」

浜風「バレンタインは想いを伝える日でしょう?」

浜風「だったら私も渡したいと思いますよ」

提督「浜風・・・ありがとうな」

浜風「ふふ、残さず食べてくださいね」

浜風「じゃないと目玉に針千本ですからね」

提督「こっわ!おちゃめな笑顔でなんてこと言うんだ」

浜風「指切りげんまん嘘付いたらまゆげにアロンアルファ塗~る」

提督「発想が邪悪な子供のイタズラ」

浜風「シャンプーの中に私のおしっこ入~れる」

提督「チョコを食べなかった時の罰が大きすぎる」

浜風「それで約束のプレゼントくださいよ」

提督「罰への恐怖に少し震えてるからちょっとまって」

浜風「もー」

提督「・・・・・」

提督「・・・・あー」

浜風「?」

提督「浜風、この小さい箱と大きな箱どっちが欲しい?」

浜風「大きい方で」

提督「即答!少しは悩めよ!」

浜風「この条件で小さい方を選ぶ人はいないでしょう」

提督「いやでもこれちょうど浜風が喜びそうなアクセサリーが一つ入りそうな大きさなんだけど!」

浜風「それならなおさら大きい方ですよ」

提督「ああ、そう・・・じゃあ、はい」

浜風「ありがとうございます・・・おお、沢山のチョコ」

提督「クッキーとかもあるから食べすぎないようにな・・・」

浜風「それと提督」

提督「ん?」

浜風「その小さい箱は私が練度99になった時にヘタレないで渡してくださいね」

提督「・・・あー、やっぱお前にはかなわないな」

浜風「ふふ、ヘタレオークには負けれませんよ」

提督「ヘタ・・・まぁいいや、今日は何言っても勝てそうにない」

ゴリラアルテミス「まったく退屈しない奴らだ」

ゴリラ大将軍「ふふふヤキモキさせるぜ」

提督「なんでいるんだよ!」

矢矧「提督!この辺にブリーフ履いたゴリラが来なかったかしら!」ドアバーン

矢矧「ほら行くわよ!」

ゴリラ二匹「」

提督「ふうふう中々手強いゴリラだった・・・」

浜風「でしょう?今度のイベントの決戦にどうですか」モグモグ

提督「考えておくよ、てかもう食べてるのか」

提督「そんなに食べてまた太っても知らないぞ」

浜風「・・・・」

提督「ごめん!腕をつねらないで!」

浜風「ふん!夏からずっと出撃に訓練でダイエットはできてますからね!」

浜風「オークの特大チ○コなんかに負けない!」

提督「そ、そうか・・・」




浜風「オークのチ○コには勝てなかったよ・・・」

体重計「ごんぶと」

提督「えぇ・・・」


終わり
久しぶりに浜風で短い物を書きたくなった
浜風はマジメで良い子なので愛でるだけじゃなくみんな育てよう!

浜風「くっ殺せ!」提督「えぇ・・・」
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浜風「私を妊娠させる気ですか!?」提督「えぇ・・・」
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このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2018年02月20日 (火) 19:09:21   ID: K31QuXTd

浜風提督生きてたんかワレェ!
相変わらず面白かった

2 :  SS好きの774さん   2018年02月27日 (火) 23:53:30   ID: _tKZjT4n

このシリーズほんとすき
提督もいいキャラだし浜風ちゃんもかわいい

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