ルビィ「皆そんなにアイスが好きなんだね」 (18)
まだssをあまり書いていないため板の雰囲気に慣れていません。
誤字、脱字、衍字などはご了承ください。
※ハッピーエンドが好きな人は読む際に注意してください。
では投下していきます。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1516484018
空には太陽が昇り眩しいくらいにその存在感を
主張している。
そんな気温の高い日にも私達は練習していた。
千歌「曜ちゃん今のところ少しいずれてない?」
曜「言われてみれば......」
曜「千歌ちゃんありがとう」
千歌「どういたしまして!」
スクールアイドル部はお互いがお互いを助け合う場だ。
共に成長していき、夢への第一歩を踏み出し目標へと近づいていく。
そんな中で一人だけ様子のおかしいものがいた。
ルビィ「曜さんこれどうぞ」
休憩時間中にルビィちゃんが曜ちゃんに水筒を渡す。
曜ちゃんはどうやら水筒の飲み物をすべて飲んでしまったようで
それを見たルビィちゃんが良心で渡してあげたのだろう。
曜「ありがとうルビィちゃん」
そう言って曜ちゃんは水筒の中に入った水を飲んでゆく。
その後、ルビィちゃんに水筒を返し、練習へとむかった。
不可解な点が一つ有り、水分の補給を断った私以外の
部員全員にルビィちゃんは水を飲ませていた。
ダイヤ「終わりますわよ」
ダイヤさんのその一言で練習が終わる。
そしてその日は皆帰宅。
だが、問題は次の日に起こった。
千歌「うそ......」
私以外のメンバーが全員休んだのだ。
確率的に考えると最低に値するごく僅かな数字だ。
それに、休んでいるメンバーにも疑問に思うところがある。
それは、全員昨日の水筒の中身を飲んだメンバーだ。
千歌「頭が痛くなってきた」
元々、頭があまり良くない私が考えたところで答えは出なかった。
次の日にはメンバー全員が学校へ来た。
ただ......
曜「ルビィちゃん今日一緒に帰らない?
梨子「私もそうしようかな」
花丸「それが良いずらね」
善子「......うん」
果南「私達もそうするよ」
鞠莉「当たり前で~す」
ダイヤ「そもそも私は家が同じですわ」
ただルビィちゃんと仲がいいのは微笑ましいことだ。
問題は皆痩せた頬に凝視の目線を水筒に注いでいる。
ルビィ「千歌さんも......飲みますか?」
好奇心から私も一杯、皆を変貌させた原因を喉に通す。
だが何ともない。
そう思っていた。
次の日、私の目線は一点に注がれることになるのだった。
ルビィ「みんなそんなにアイスが好きなんだね」
以上です。
お読みいただきありがとうございました。
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