牧瀬紅莉栖「ここに岡部の精子があります」

ｾｰｼまゆり「ほうほうそれで？」

牧瀬紅莉栖「これを張り付けにした漆原さんに注入しようと思います」

ｾｰｼまゆり「さすがクリスチャン。やることがえげつないねぇ～」

ルカ子「やめてください・・・やめてください・・・」

牧瀬紅莉栖「漆原さんの頭蓋骨は、事前にノミとトンカチを使って割ってあるわ」

ルカ子「眠らされてたと思ったらいつの間にかそんなことが起こってたんですか！」

牧瀬紅莉栖「安心して。頭部周辺には麻酔を打ってるから痛みはないはずよ」

牧瀬紅莉栖「そして注射器に入れた岡部の精子を大脳新皮質に突き刺して注入します」

ルカ子「え、え、なに？　何が起こってるんですか？」

ｾｰｼまゆり「あれれ～ルカくん痛くないの～？」

牧瀬紅莉栖「脳味噌に痛覚は無いのよまゆり」

ｾｰｼまゆり「そーなんだ！さすがクリスチャン頭良いねぇ～！」


牧瀬紅莉栖「これから六時間後に漆原さんは血管に入り込んで凝固した精子によってクモ膜下出血になってそのまま死亡しましたとさ」