モバP「いやー、まさかなんだかかんだ色々あって
外は物凄い大嵐なったり云々で今夜はみんなで事務所にお泊りする事になるとはな~」
ちひろ「それにしても狭いですね」
P「まあ事務所のデスクや機材諸々を無理矢理どかして布団を引いただけの簡易寝室ですからね」ウキウキ
ちひろ「なぜプロデューサーさんはそんなに嬉しそうなんですか」
P「それは勿論、美少女達が沢山の空間で一緒に寝れるんですよ!?夢のような展開じゃないですか」
ちひろ「でもプロデューサーさんは部屋の外の廊下で寝てるんですよね」
P「本来ならプロデューサー権限で俺もそっちの部屋でみんなとイチャイチャする予定だったんですが
ちひろさんを筆頭とするアイドル達の猛反対によりこれが限界でした」ガックリ
ちひろ「当たり前です」
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志希「これだけ可愛い女の子達が密集していると、色んな香りが混ざりあって、志希ちゃんトリップしちゃいそうハスハス~~」
茜「みなさんと一緒にお泊りだなんて、燃えてきましたよ!ボンバー!!!」
乃々「ひぃ、こんなに沢山人がいる中で眠るだなんて恥ずかしくてむりぃ~~」
小梅「…あの子も友達が沢山で喜んでるみたいだね……ふふ…ふふふ」
P「それにしても、うちのアイドル達は何がとは言いませんが相変わらずですね」
ちひろ「その意見には同意ですが、プロデューサーさんも人の事は言えないくらいに通常営業で変人してますからね」
P「なんですか、そのトゲのある言い方は、揉みますよ?」
ちひろ「セクハラはやめて下さい、怒りますよ?」
P「俺の業界ではそれをご褒美と言うとかなんとか……」
ちひろ「なにか言いましたか?」
P「すみませんでした」
P「んーやっぱり廊下に一人は人肌さみしいな」
P「おーい、早苗さん聞こえてる?」
早苗「どうしたの?プロデューサーくん」
P「俺の所に来て二人で一緒に寝たりしない?」キリ
早苗「うーん、そうねーどうしようかしら……って、いい訳ないでしょ!!」
P「ちょ、早苗さんそんな所で興奮しちゃ駄目だって」
早苗「うるさいわね!興奮なんかしてないわよ」
早苗「あー、もう、なんでプロデューサーくんも一緒にお泊りなのよ」
P「そんな事寂しい事言うなよー、部屋の外なんだから別にいいじゃん」
早苗「そういう問題じゃないでしょ!っていうかどうして他のみんなはこの状況を結構すんなり受け入れてるのよ!」
P「まあ346プロのアイドルだからなー、みんな異常事態には慣れてるんだよ」
早苗「なにその事務所大丈夫なの?」
P「多分」
早苗「多分!?」
P「はぁ、やれやれ仕方ないな、じゃあ俺がそっちに行くから早苗さんはみんなにバレないように俺を布団の中に匿って」
早苗「じゃあってなによ!何がどうしてそんな話に変わったのよ!?」
P「ぐへへ、早苗さんと同じ布団の中……きっと早苗さんの主張の激しいあんな部分やこんな部分が不可抗力で当たる夢空間なんだろうなぁ」ぐへへ
早苗「なんでもう受け入れて貰える前提で話してるの!?絶対嫌だからね!!
それにそもそも他のアイドル達にもこの会話聞こえてるから」
P「それは誰にも聞かれていなければ、こっそり早苗さんの所に行ってよろしいと捉えていいんでしょうか先生!?」
早苗「よろしくありません!!!」
P「ちぇ、早苗さんは意地悪だなー」
早苗「意地悪じゃありません。当たり前の事なんだからもう」
まゆ「そうですよぉ、プロデューサーさん」
P「ま、まゆ!?」ギクリ
まゆ「どうせ来るならまゆの所に来てくれていいんですよぉ?」
P「な、なんだってぇ!!!」
まゆ「…うぅ、言っちゃいましたぁ、遂に私……こんな大胆な…」
P「まゆ、俺を誘い込んで一体なにをするつもりなんだ?やだ!俺まだ死にたくないぞ!!」ガクガク
まゆ「何故か全然違う解釈をされました!?」
P「こっちはまゆの魂胆は全部わかってるんだ!どうせ俺に沢山酷い事した後あの世に送るつもりなんだろ!?
あの同人誌やあのSSみたいに!!俺詳しいから知ってるんだ」
まゆ「プロデューサーさんこれは同人誌やSSじゃなくて現実ですよぉ」
P「要するに現実的に俺を[ピーーー]つもりだと!?」
まゆ「違いますよぉ」
P「じゃあ俺を薬漬けにして、人の助け無しでは生きる事も出来ないダメダメ脳死廃人にするのか?」
まゆ「しませんよぉ」
P「ならば俺を細切れにして美味しく頂く気だな!!」
まゆ「食べませんよぉ」
P「ひぃ、誰か助けて」ガクブル
まゆ「どうやら今日は駄目みたいです。しゅん……」
ちひろ「まゆちゃんが色々と不憫過ぎる」
拓海「プロデューサーあんまり騒ぐなよ。うるせえなぁ」
P「おいおい、タクミン。もう寝るつもりなのかい?つれないなー」
拓海「んだよ。いいだろ別に 寝るくらいしかやる事もねえんだからよ」
P「こういうハプニングでお泊りの夜と言えば徹夜でとりとめもない話をしてこそなのに」
拓海「別にアタシは今更プロデューサーと話したいことなんてないからな」
P「そんなことないって、ほらほら例えば好きな……
拓海「好きな?なんだよ、あ!す、好きな人とかか?その話は確かに……でもみんなの前じゃ………」
P「好きな太陽系の惑星ベスト3とか」
拓海「本当にとりとめもねぇなっ!!わざわざ今夜徹夜でする必要あるのかその話」
P「なんだよ。もっと有意義な会話がしたかったのか?」
拓海「わざわざこうして起こされてんだから、そりゃそれ相応の話をだな……」
P「ふむ、それもそうだな」
拓海「わかってくれたか」
P「じゃあ一般相対性理論と量子論を整合させた量子重力理論について、お互いの考えを語り合うか」
拓海「なんだよそれ、有意義すぎるわ!絶対こんな所でするべき会話じゃねえ!!」
P「えー」
志希「はいはい、その話あたしも混ざりたーい」ひょこ
拓海「ほら、お前が変な事言うから本当に語り合える奴が沸いてきたじゃねえか、どうすんだよこれ」
P「よーし、志希にゃん語り合うか」
志希「いぇーい、そう来なくっちゃ 今夜は寝かせないよー」わくわく
拓海「絶対駄目だ。五分しないうちに半泣きにされるプロデューサーの顔しか目に浮かばない」
拓海「て言うか志希、お前もやめて差し上げろよ
あいつも調子に乗って言ってるだけなんだから、プロデューサーがそんな頭良さそうな話が出来ないのはお前もわかってるだろ」
志希「えー」
P「うんうん、そうだな 本当は俺も志希にゃんと語り合いたかったんだが、拓海がそこまで言うなら仕方ない、違う会話にするか」
拓海「なんか納得出来ない言い方だった気がするが、まあそうしとけ」
P「なら話を拓海レベルに合わせて……
ねえねえ拓海ちゃん、今年のサンタクロースさんへのお願いは何にしたのかな?」
拓海「お前アタシをどういう目で見てんだよ!!」
P「おっぱい大きい」
拓海「ああ…ちくしょう、なんか怒りで目が冴えてきたぞ」
P「くくく、計画通り」
拓海「プロデューサー、明日覚えとけよ」
P「え、まさかおっぱい揉ませてくれるの?」
拓海「違げえよ!!!」
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