こちらモバマスSSです。オムニバス形式で進めていきます。
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『サイダー』
フレデリカ「余計なこと思いついた!」
P「よし黙ってろ」
フレデリカ「ここに文香ちゃんの飲みかけのお水があります!」
P「聞いて」
フレデリカ「これの中身をフレちゃんがさっき買ってきたサイダーにすり替えるとどうなるでしょうかドッキリー!!」
P「あっくそちょっと気になる自分が腹立たしい」
フレデリカ「というわけでこの残りは捨て……るのもちょっと勿体無いので飲んじゃお♪」
~1分後~
文香「……戻ってきたらフレデリカさんが倒れているのですが……?」
フレデリカ「」チーン
P「水だと思ってそれを飲んだら透明なレモンティーだったらしく……むせた」
文香「むせた」
フレデリカ「……おのれディストピア飯……がくり」
P「元気そうでなにより」
『寝起き』
フレデリカ「また余計なこと思いついた!」
P「よっしゃ黙ってろ」
フレデリカ「現在レッスンで疲れてしまった文香ちゃんが仮眠室で眠っています♪」
P「ねぇ話聞くことって結構大事よ」
フレデリカ「というわけでこのマイスマホで寝顔をぱしゃりといってみましょうシルブプレー♪ってことで……」
P「……宮本」
びくっ
フレデリカ「プロデューサー……?」
P「……フラッシュ、切っとけよ?」
フレデリカ「プロデューサー……!」
P「検討を祈る」
フレデリカ「……はいっ!」
ばたんっ
P「……なんだこれ」
ちひろ「それ私の台詞です」
文香「……すぅ……」
ごそごそ
文香「……んぅ、私、寝てた…?」
もぞもぞ
文香「……もう、夕方……かや?」
ピロン♪
文香「……え?」
フレデリカ「かや?だって!かっわい~♪」
文香「……あ、え、なんで、ここに……」
フレデリカ「ここ仮眠室だよー?かわいい寝顔してたから動画撮ってたらレアショットゲット~♪フレちゃん有能~」
文香「………………………」
ガシッ!!
フレデリカ「ベアハッグ!?」
文香「消してください//」ギュウウウウ
フレデリカ「あだだだだだ!?マジか文香ちゃん腕力つよい!待って!飛ぶ!フレちゃんの意識がとんでいっちゃう!あと顔赤らめてるのかわいい!!」
文香「ならその前に動画を消してください。私が見てる所で///」ギュウウウウウウ
フレデリカ「あっちょっと強まった痛い痛い!!消す消す消す!だから止めてフレちゃんアンドゥトロワしちゃうから!!」バンバン
しゅがーはぁとのやさしいの解説☆
『かや?』は長野の方言で『~かな』って意味だゾ♪『そろそろ帰る時間かや?』みたいに使うぞ☆使われるのは松本とかそこら辺らしいからはぁとは使ったことないけどな♪悪いか☆長野は無駄に広いんだ☆
『1111』
フレデリカ「余計なことが思いつきません」
P「大いに結構」
フレデリカ「だからとりあえずポッキーゲームしよっか?」ごそごそ
P「こいつ、意図せずに余計なことを……!?」
フレデリカ「まずポッキーを持ち、相手に向けて構えます」
P「あ、これ俺の知ってるポッキーゲームじゃない」
フレデリカ「その心臓貰い受ける!!」
P「呪いの死槍じゃねーか」
フレデリカ「せーい!!!」ビュン!!
ぱきっ
フレデリカ「おいしい?」ポリポリ
P「うまいができればもうちょい優しく食わせてほしかった」むぐむぐ
ちひろ「(素直に一緒におやつも食べられないのかしら)」さくさく
文香「……♪」さくさく
『サイダー2』
フレデリカ「よk
P「サイダーすり替えリベンジだろ?」
フレデリカ「あ、バレちゃった?」
P「そりゃあそんな嫌な予感しかしない表情で三ツ矢持ってたらな」
フレデリカ「前回は中身の入ったコップを狙ったのがいけなかったんだよ!ということで、ちゃんと空のコップを用意しました♪これで完璧なはず!」トプトプトプ……
ガチャ
文香「戻りました……」
フレデリカ「ナイスタイミング!ほい、これ!」
文香「あ、サイダーですね……炭酸はあまり飲みませんが、折角ですのでいただきます……」
んくっ、んくっ……ぷはっ
・ ・ ・
フレデリカ「……あるぇ?」
P「一応言っとくけど今のお前持ってきたコップでサイダー分けてあげただけだからな?」
『水くれ』
フレデリカ「余計なこと……は今日はお休みにしようと思うからプロデューサーはその胃薬を棚に戻してね~♪」
prrrrr
フレデリカ「あ、文香ちゃんからラインだー♪」
文香『すいません、今事務所におられますか?』
フレデリカ『いるよ~♪フリーデリカだよ~♪』
文香『先ほど、レッスンに向かう前にリビングに居たのですが、その際に……うえきちゃん?の元気が無さそうだったので』
フレデリカ「ふんふん」
文香『水くれしておいていただけますか?』
フレデリカ『おっけ~♪』
文香『すみません、ありがとうございます』
フレデリカ「フンフンフフーン♪」
・ ・ ・
フレデリカ「……水くれってなに?」
うえきちゃん「......」しぉれ...
フレデリカ「...…」
ガシッ!!
うえきちゃん「!?」
フレデリカ「おんどりゃうえきちゃんゴルァ!水分寄越せやァ!!!」くわっ!
うえきちゃん「!?!?」
フレデリカ「...…多分違うねこれ」
うえきちゃん「......???」ドキドキ...…
フレデリカ「んーと、文香ちゃんが意味も無くすっとんきょーなこと言い出すなんてのは無いと思うから..….」
水=花にとっての命の源
水くれ=...…
フレデリカ「!!」ピカーン
ガシッ!!
フレデリカ「文香ちゃん直々の命令じゃワレェ!!!タマとったろかゴルァ!!!」
ブンブンッッ!!
うえきちゃん「……??」クル...…シ...…
~1時間後~
文香「…え、えっとこれは一体…」
フレデリカ「『フレちゃんの答えはこれや』と絶叫し、うえきちゃんにカツアゲするなどした」スマキデリカー
早苗「私がシメました」
文香「農家みたいに言わなくても……
……あの、私は水くれをしてほしいとお願いしただけなのですが…」
フレデリカ「そう、だからフレちゃん水くれを……」
文香「……?」
フレデリカ「……??」
ふれふみ「「………???」」
《優しいしゅがーはぁとの解説☆》
水くれ、というのは長野の方言で「水やり」のことを言うんだぞ♪つまりふみふみはうえきちゃんに水をあげてくれって頼んだわけだ☆てかわかんなかったとしても解釈が独特過ぎんぞフレちゃんよ☆
『昼寝デリカ』
フレデリカ「……すゃ~……」
文香「……ぐっすりですね……」
きょろきょろ
文香「ふふっ……」
ずいっ
文香「……いつも、ありがとうございます」
なでり
文香「……次々と飛びだす奇想天外な発想、あなたはそれを余計なことと言うけれど……長い間モノクロを生きてきた私にとって、それはかけがえのない彩りとなっています」
フレデリカ「……」
文香「……フレデリカさんのことです。もしかしたら、それで私が迷惑しているのでは、と思われている知れませんが、とんでもないです。……アイドルになって尚引っ込み思案だった私の心は、あなたのお陰ですっかり鮮やかな極彩色に染め上げられてしまいました」
すくっ
文香「よろしければ、これからもどうかよろしくお願いします。……なんて、面と向かっては恥ずかしくてとても言え……ま……」
フレデリカ「///」マッカ
文香「」マッシロ
「あ!おはよー文香ちゃん!フレちゃん今起きたよ!!!さーて今日も元気にレッスンいこっか!」
「おち、落ち着いてください!今日はもうお互い予定は入ってません!もう全部終わりです!!何もかもおしまいです!!」
「おー!うん!そうなんだ!大丈夫!何も聞いてない!なーんにも一切合切7割しか聞いてないから!!」
「……割と大方聞いてたってことじゃないですか……!!」
「あ。いやあのえっとね」
「……消します」
「え"」
ギャーー………!!
ちひろ「……平和ですねぇ♪」
終わり
終わりです。短いですがお付き合い感謝感激雨霰でございました。
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