沙織「み、みぽりんってさ、キスとかしたことあるの?」
みほ「え?(ミスって言ったよね?)」
みほ「あはは、もちろんあるよ」
沙織「え、ええ!?」
みほ「そ、そんなに意外かな?普通のことだと思うけど」
沙織「普通なんだ……」
沙織「(いや、みぽりんモテそうだし、そうなのかも)」
みほ「この間なんて(転んで)腰痛めちゃって」
沙織「腰ぃ!?」
みほ「う、うん。でも、すぐに病院に行って薬(痛み止め)も貰ったし大丈夫だよ?」
沙織「薬って、ちょっ……」絶句
みほ「?」
沙織「みぽりんのバカーーーー!」ダッ
みほ「え?ええ……?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1507479348
………………
………
…
華「……はい?」
沙織「だから、みぽりんは超絶ビッチだったの!」
華「そのビッ…っというのはよく分かりませんが、勘違いでは?」
沙織「じゃあ、華も聞いてくれば良いよ!」
華「はあ……」
華「みほさん。男性経験が何度もお有りになるというのは本当なのですか?」
みほ「え?(弾性計算?)」
みほ「(装甲が抜けるかの計算ってことかな?)」
みほ「うん。あるにはあるけど華さんが気にすることじゃないかな」
華「!?」
華「私が気にすることじゃない…というのは?」
みほ「そういうのは私の役割だから」
華「え、ええ……?」
華「好きでやってるわけでは無いのですか?」
みほ「(計算は苦手だし)そうだね、あんまり好きではないかも」
華「そ、そうですか」
………………
………
…
沙織「は?みぽりん援交説?」
華「はい。もしかすると文科省の方に廃校を盾に脅されて……」
沙織「……そ、そんな」
華「ひとまず会長に相談しに行きましょう。無駄に話を広めるようで気は引けますが」
沙織「う、うん!」
杏「西住ちゃんが脅されて、犯されてる?んなバカな。エロ漫画じゃあるまいし」
沙織「本当の話なんですっ!」シンケン
杏「……分かった。確認してみるよ」
杏「西住ちゃ~ん。その、聞きにくいんだけど……脅されてヤッてるってホント?」
みほ「え?」
みほ「(それって……、やっぱり気にしてるのかな)」
みほ「…………初めはそうでした」
みほ「怖くて、足がすくみました。勇気が出ませんでした。学校に居られなくなるって思いで頭が一杯でした」
みほ「でも、沙織や華さんが勇気をくれて、一歩踏み出すことが出来て」
みほ「私はやっと水底からあがれた気がするんです」
みほ「きっかけこそ(会長の)脅しのようなものだったかもしれませんが、今では心から楽しんで(戦車道を)やってますよ」ニコッ
杏「そ、そっか」ヒクヒク
杏「(これってストックホルム症候群的なやつなのかな……西住ちゃん……)」
杏「私が助けてあげるからね!」ダキッ
みほ「え、ええ!?」
後に誤解が解けたが、3人はみほと目を合わせられなかったという。
完
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません