Pと付き合いだしてからバカップル化した高峯のあが、前川みくのメンタルをゴリゴリ削るだけのお話です。
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みく「そう言えば、のあチャンてPチャンと付き合ってるんだよね…?」
のあ「…………それは、交際している。という意味でいいのかしら?」
みく「うん…」
のあ「……そうね…ありふれた言葉で言えば交際、カップル、恋人…まあそんなところかしら…」
みく「あの…かな〜り不躾な質問になるんだけど……のあチャン達って恋人らしい事って出来てるの…?」
のあ「……どういう意味か分かりかねるわ」
みく「いや、だってホラ…のあチャンいっつもクールで無愛…無表情だし、いわゆる普通の恋人同士のイチャイチャ〜とか甘々〜な空気になってる姿を想像し辛いって言うか…その〜…」
のあ「…………なるほど、言いたい事は分かったわ。そうね……恋人らしい事………………ああ、○ックスならしてるわ」
みく「 」
のあ「……セッ○ス、性行為…生殖行為であり、男女の仲を確かめる…」
みく「にゃあああああ!?説明しなくていいにゃ!!!??」
のあ「……反応が無いから知らないと思ったわ」
みく「ぃ、いいいいいきなりセッ…もにょもにょ…とか豪速球投げられたら誰だってビックリするにゃ!!」
のあ「今朝よ、後ろから」
みく「ぎにゃあああああああああああ!!誰が!誰が説明しろと!?」
のあ「……何か間違っている?」
みく「いやっ、まあ、その……まちがってはいないんだけど…その…」
のあ「恋人同士なら当然する行為かと思っていたのだけれど……ああ、みくは恋人以外ともするのね…フマジメネコチャン…」
みく「しーまーせーんー!!みくはフマジメネコチャンにもなるけど、のあチャンと違ってフシダラネコチャンじゃないもん!!」
のあ「ふしだらとは心外ね…」
みく「いきなり下ネタ言ってその態度…!?………だからその…そういうのじゃ無くて…あの〜……こう、えっちじゃないけどイチャイチャ〜ラブラブ〜な感じの…」
のあ「そうね……キスをしたわ…」
みく「ぅ、うん、まあそういう事してるならするんだろうけど…」
のあ「……私としては戯れのつもりだったのだけれど、彼の方がその気になってしまって、舌の絡めて唇をねぶられて…」
みく「うるさあああああい!!」
のあ「………うるさいのは貴女の方よ、みく……少しは静かに出来ないの?」
みく「誰かさんが昼間っから下ネタ言うせいにゃ!」
のあ「………そう」
みく「ふーっ…ふーっ……」
のあ「お終いかしら?…私は静かに読書をしたいのだけれど」
みく「待って!まだ何にも聞き出せて無いから!」
のあ「………?」キョトン
みく「ええ……そういうリアクションになる……?じゃあ…2人で休日は何してるの?デートとか行く?」
のあ「……あまり外は出ないわね。アイドルですもの」
みく「ゔっ…正論……じゃあ基本お家デートなんだ〜」
のあ「そうなるわ」
みく「いつも何してるの?」
のあ「………何も」
みく「なっ、何も!?」
のあ「そうね……特に何もしていないわ…」
みく「そ、そんな事は無いんじゃないかにゃー……こないだの休みは?」
のあ「…………彼が映画を観ていたわ、恋愛モノよ」
みく「あ〜うんうん、恋人同士で恋愛映画を……ん…?『彼が』?」
のあ「私は本を読んでいたわ」
みく「一緒に観ないにゃ!?」
のあ「…興味が無いから」
みく「ああ…まあそうだろうけど…」
のあ「彼が2本続けて観ていたから、私も読書に集中出来たし…良い休日だった…」
みく「あ〜…Pチャンの涙ぐましい雰囲気作りが水の泡に…」
のあ「その後、彼が仕事を始めたから…」
みく「Pチャン!そこで諦めたらダメにゃ!諦めたらそこでデート終了だよ!」
のあ「後ろから監視したわ」
みく「何でそこで邪魔するにゃ!?」
のあ「…邪魔はしていない。私の仕事の資料だもの、私が見る権利はあるでしょう」
みく「まあそれもそうだけど……」
のあ「気に入らない部分があったら舌打ちして知らせていたわ」
みく「邪魔ー!!」
のあ「……そう?」
みく「そうなの!!のあチャンだって本読んでる最中に後ろからジロジロ見られたらイヤでしょ!?」
のあ「……縊り殺すわね」
みく「ヒェッ…………とにかく!2人は全然恋人らしい事してない!」
のあ「そうなのかしら……」
みく「そう!このままじゃ恋人じゃなくてセッ……セフレ同然にゃ!!!」
のあ「……セフレ…」
みく「そう!…………あ、あれ…?のあチャンもしかして……落ち込んでる?」
のあ「………………別に」
みく「(むっちゃ凹んでるー…)
みく「の…のあチャン…?ごめんなさい、ちょっと言い過ぎたにゃ……」
のあ「………いいえ、みく、違うわ…」
みく「……えっ?」
のあ「外界からの干渉を拒み続けた私と違って、貴女は普通の女子高生の感性を持っている……そんな貴女が言うのだから…きっと私達は、恋人失格なのよ……」
みく「……のあチャン…」
のあ「…………フシダラネコチャン…」
みく「根に持ってる!?」
P「ウイイィィィィス!Pでーす!!」ガチャ
みく「あっ!Pチャン!!ちょっとコッチ来なさい!!」
P「おう、どうしたドスケベネコチャン」
みく「来い(地声)」
P「へーへー」
みく「もう!のあチャンから聞いたよ!Pチャン達は恋人らしさが…」
のあ「…………」スッ
スタスタスタ
P「のあ?」
みく「のあチャン?」
のあ「……………………………好きよ、P」
ブチュウウウウ〜
P「んむぅ!?」
みく「ひぁっ!?///////////」
のあ「んちゅ……ちゅっ…あむぅ……ぺぢゅ……ぢゅるるる」
P「んー!?んー!?んー……んー!んむー!!!」ギュッ
みく「はわ…はわわわわわ……」
のあ「ちゅっ…ちゅっ……ちゅるっ…ちゅっ」
P「あむっ……ちゅっ…ちゅるるっ…ぢゅるるるるるるるる〜!!」
みく「んにゃ…んにゃっ……!にゃあああああああああああ!!!!??いいいいいいいいつまでチューしてるにゃー!!!/////////////」
P「ぷはっ……どうしたんだ、のあ…?お前おかしいぞ…」
のあ「…………私は恋人達の事をよく知らない……もしかしたら私達は恋人では無いのかも知れない……」
P「はあ……!?」
のあ「………だからここで証明して頂戴……貴方の愛を…私とのセッ…」
みく「あああああああああ!!?アカンアカンアカン!せめて他所でやってー!!」
P「おい、みく…コレは一体…」
みく「ううう……実はかくかくしかじか…」
P「は?」
みく「……」
のあ「……」
P「…………ぶっ、アッハッハッハ!!」
のあ「…………何がおかしいのかしら…」
P「あー…いやいやゴメンゴメン……あんまりにものあが可愛いもんだからついな……」
みく「えっとぉ……ゴメン…なさい…?」
P「あーいいよもう、この話はのあの説明…いや描写不足だから」
みく「描写…?」
P「そう。俺が映画観てる間のあがずっと本読んでたのはホントだし、仕事中後ろから見てたのもホントだ。でもだ……のあ、ちょっとそこのソファで再現しようか」
のあ「……ええ…」
P「俺がこう…映画を観てる時のあは……」
のあ「こうだったわ」ペッタリ
みく「んにゃ!?そんなにべったり寄り添ってたにゃ!?」
P「んで、2本目の時はこう」
のあ「……」ノソノソ
みく「膝の上に…うつ伏せ!!?」
P「ハッハッハ!デカいネコみたいだろ?そんで俺が仕事しだした時は……」
のあ「こうだったわ」フワッ
みく「!!!?あすなろ抱き…だと…っ!?」
P「おーよく知ってるなー、ナナの教育の賜物かな?」
のあ「………////」
みく「…………のあチャン顔赤い…」
のあ「……そう見えるかしら」
みく「…………………あー!もう、なーんだぁ!!みくの勘違いやん!みくがアホみただけやんもー!!!」
P「まあ、そういうこった」
のあ「…………」
みく「は〜あ〜……なんかみく疲れちゃった…」
P「ちなみにこの後3回くらいセッ…」
みく「むんっ!」ドボォ!
P「ゲフッ!?」
みく「あー…もう気持ち悪ぅ……口から砂糖吐きそう…みく、そろそろレッスンだからもう行くね〜…」
のあ「ええ…」
P「……前川てめぇ覚えとけよ…」
みく「はいはい、お幸せに〜…」ガチャ
バタン
ガチャ
みく「あーっ、後!事務所で変な事しないように!!」
P「???」キョトン
のあ「具体的には…?」
みく「…………あ、や、なんでも無いです…どうぞごゆっくり〜…」バタン
P「変な奴」
のあ「全くね。組ませた人の気が知れないわ」
P「気は合うのにな?」
のあ「…………そうね」
P「しかし俺も気をつけなきゃなあ」
のあ「……?」
P「もっと分かりやすく恋人らしい事も出来れば、のあを不安にさせる事も無かったのかなって、さ」
のあ「それは……私にも非があるわ…」
P「……お前、最近ホント素直だよな」
のあ「…………」
P「………まあいいさ、要は愛し合えばいいんだろ?」
のあ「…………そうなるのかしら?」
P「そういう事だって、だからさ…のあ」
のあ「……それはつまり…セッ」
バァン!!
みく「セックスしてんじゃないにゃああああああ!!!!!!」
おしり
HTML化の依頼出してきます。
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