[ガルパン]黒森峰のほのぼのとした生活 (21)
みほは黒森峰に居る設定で。
更新は遅めになると思います。
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登場人物
・西住 みほ
性格は明るく、戦車道ではその才能を発揮するが私生活ではどこか抜けている。
この間手作りのクッキーを作ったところ、砂糖と間違えて塩を入れてしまっう。しかしこれはこれで悪くないと他の生徒には若干気に入られた模様。
好きなゲームはサイレントヒル0
・西住 まほ
性格は冷静で頼れる存在。しかしド天然であり、そのボケには定評がある。
先週には間違えて二つの洗剤を同時に使ってしまい、有毒ガスを発生させてしまうなどの事件を引き起こした。
好きなゲームはテトリス。
・逸見 エリカ
性格はプライドが高く、まほの事を尊敬している。ツッコミ担当だがここ最近ロクな目に合わない。
先日隠してあった大量のまほみほ同人誌の重さに耐えきれず、天井が壊れるという事があった。
好きなゲームはサイコブレイク。
・赤星 小梅
性格は生真面目で努力家。その性格から不遇な目に合うこともしばしば。
数日前喧嘩を売ってきたエリカに対し、怒りが爆発。鉄パイプでエリカの頭を思いっきり殴る事件を引き起こし、現在反省中。
好きなゲームはエースコンバット5
・ダージリン
黒森峰の生徒ではないが何かとみほ達と関わりがある。性格は常に落ち着いている。
何故か年中変な薬を開発しているイメージがあるが、そんな事はしていない。しかしある意味とんでもない奴ではある。
好きなゲームはバイオハザード3
・オレンジペコ
性格は小梅と被っていて、常にダージリンに振り回されている。そんな境遇からか不遇な目に合いがちな小梅とは仲がいい。
時々思いもよらぬ行動をする事があり、試合でもその行動により危機的状況を脱出する事もある。
好きなゲームはグランツーリスモ4
・アンチョビ
彼女も他校の生徒だが何かと繋がりがある。性格は仲間思いで努力家。
ここ最近は新作パスタの研究に没頭している。ちなみにピッツァの事をピザと言うと怒る。
好きな映画はダイ・ハード。
・ペパロニ
性格はとにかく元気で明るい。アンチョビの事をドゥーチェと尊敬している。
単純で何かと引っ掛かりやすい。この間も敵の作戦に騙され、危うく負けそうになった。
好きな映画はエイリアン。
・カルパッチョ
性格は優しく、いざとなれば頼れるような存在。カエサルの事をたかちゃんと慕っている。
一見おっとりとしたように見えるが結構怒らせると怖い。昨年の大会で試合中に煽ってきた相手チームの学園艦を沈めかけた。
好きな映画はプレデター
月曜日のほのぼのとした黒森峰
みほ「今日は学校か・・・、休みの後の学校ほど行きたくないものはないんだよね・・・」
みほ「言っても仕方ないか・・・」
みほ「準備しよう。えっと時計は・・・」
8:15←普通の生徒は学校に到着している時間帯
みほ「え、なんで!?目覚まし時計セットしたのに・・・」
設定
8:00←一時間間違えてる
みほ「」
みほ「いつもは走って20分ぐらいだから・・・、間に合わないっ!」
みほ「と、とりあえず急ごう。もしかするとワンチャンあるかもしれないし」
エリカ「・・・で、間に合わなかったと」
エリカ「はぁ、呆れたもんね。副隊長なるものが週の始めから遅刻なんて」
みほ「喧嘩を売った挙げ句、鉄パイプで殴られた人に言われたくない」
エリカ「その事は関係ないでしょ!」
みほ「というか・・・エリカさん」
エリカ「何よ?」
みほ「ほ、包帯と髪の毛の色が一緒で見分けがつかない」
エリカ「うっさいわね!今日でその事を言うのはアンタで五人目よ!というより見分け付くでしょ!」
みほ「いやいや、ホントに同化してるからね」
エリカ「黙れ!黙るんだ!この馬鹿!」
エリカ「まったく・・・、頭痛いんだから朝から怒らせないでよ」
みほ「自業自得」
エリカ「うっさいわね!」
エリカ「小梅さんが可哀想」
エリカ「悪かったわよ!というかいつまで引っ張るのよこの話題!」
みほ「飽きるまで」
エリカ「もう・・・何か反論するのも疲れてきたわよ」
ガラガラ
教師「チャイム一分前、みんな席につきなさい。ちゃんと勉強してきましたか?」
エリカ「そういえば今日は化学のテストだったわね。アンタ、勉強してきたの?」
みほ「・・・」フルフル
エリカ「ただでさえ頭悪いんだからちゃんと勉強くらいしなさいよ。仮にもテストなんだから」
みほ「うん・・・、テストあること忘れてた」ショボン
エリカ「はぁ・・・」
エリカ(実を言うと私も勉強していないんだけれど・・・、まあ余裕でしょうね)
教師「はい、後ろに渡していって。二分後に始めるわよ」
エリカ「・・・」チラッ
エリカ(顔真っ青ね、化学のテストなんて簡単でしょ。馬鹿ね)
教師「3、2、1、初め!」
エリカ「・・・」
ペラッ
問1
化学とは何か、250字程度で答えなさい。
エリカ(・・・は?)
エリカ(化学の試験で化学について問うってどういうことよ!)
エリカ(そして字数多すぎでしょ!?)
エリカ(何が悲しくて最初の問題から原稿用紙一枚ぐらいの長文書かなくちゃいけないのよ・・・)
エリカ(配点すらまともじゃない!何よ、2点って!?低すぎでしょ!)
エリカ(・・・この問題は一回パスね。解ける気がしないもの)
問2
神とは何か、400字以上で答えなさい。
エリカ(頭イってんのか!?この問題!)
エリカ(神とは何かってどういうことよ!しかも400字以上は無理でしょ!)
エリカ(そしてこの問題、化学の問題じゃない!!)
エリカ(配点高っ!98点ってなんなのよ!)
エリカ(・・・ん?98点ってことは・・・)
エリカ(この2問だけよ!この試験!)
エリカ(どうしようかしら・・・、こんな問題学力関係無いじゃない!)
エリカ(けれどこのまま0点を取ることは絶対に避けなければいけない・・・)
エリカ(・・・大人しく解こう)
エリカ(それ以外に出来ること無いもの・・・)
休憩時間
エリカ「・・・なんとか乗り越えれたわね」
エリカ「合っているかは別として全問解けたから、結果オーライね」
エリカ「・・・0点だったらどうしようかしら」
みほ「エリカさん?大丈夫?」
エリカ「え、ええ。大丈夫よ」
みほ「ほら、次の時間は体育だよ。一緒に行こ?」
エリカ「そうね。ちょっと待っていて・・・」
プシャアアア
みほ「へ?スプリンクラー?」
エリカ「何事かしら・・・?」
黒森峰生徒「調理室から煙!?」
エリカ「!?」
みほ「調理室は!?」
黒森峰生徒「三年生が二時間続きで使ってるはず!」
エリカ「・・・ということは隊長!?」
エリカ「みほ、助けにいくわよ!」
数分前
黒森峰生徒「西住さん、それじゃあフライパンに油を引いておいてくれる?」
まほ「ん、分かった」
まほ「・・・引き受けたは良いもののどのぐらい油を使えばいいのか分からんな」
まほ「お母様はいつもどうしていたんだ?」
まほ「だが油はしっかりと引いた方がいいと聞いたことがあるな。適当にしてみるか・・・」
ドボドボ
まほ「少し多い気がしなくもないが恐らく大丈夫だろう(自己暗示)何事も経験だからな!」
ポタポタ
まほ「コンロの周りにちょっとこぼれてしまったな・・・」
まほ「コンロがベトベトだ。でもこれはこれで火をつけるときに簡単に火力が強まりそうだな」
まほ「あえてもう少しこぼしておくか」
ドボドボ
まほ「もう半分なくなってしまった。最近のボトルは小さいなあ・・・」
まほ「これじゃあすぐになくなってしまうぞ」
黒森峰生徒「西住さん、油引けた?」
まほ「ああ、準備OKだ」
黒森峰生徒「分かった、じゃあ火をつけて」
まほ「・・・こうか?」
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