ライナー「どうした?普段の威勢の良さはどこにいった?」グイッ
ビリビリ
ミカサ「きゃっ!?」
ライナー「男の俺にはさすがに勝てないか。首席のくせに…」カチャカチャ
ズルッ ボロン
ミカサ「ひっ…」
ライナー「ぐへへへ。さあ、楽しませてもらうぜ」スッ
ミカサ「いやだ!助けて、エレン!」
ライナー「エレンは来ねえよ!」ズッ
ミカサ「いやあああああ!!」
…
ライナー「という夢を見たんだが」
ベルトルト「僕に相談するなよ」
ライナー「いや、悪い夢は話した方が良いとか聞いたからな。一番身近なお前にな」
ベルトルト「それ、悪い夢?」
ライナー「ミカサは美人だが、あの腹筋だぞ?悪夢に決まってんだろ」
ベルトルト「あ、そう」
ライナー「で、だ。なんで俺はこんな夢を見たんだ?」
ベルトルト「知るわけないし」
ライナー「いや、俺もわからないから相談してるわけで」
ベルトルト「いや、僕に聞かれてもわからないから。アルミンにでも相談しなよ」
ベルトルト(正直めんどくさい)
…
ライナー「ということだ」
アルミン「…で、何をしろって?」
ライナー「夢は深層心理を表すと聞いたことがあるからな。この夢がどういう意味を持っているかを知りたい」
アルミン「…ちょっと待って」
アルミン「…ねえ、ベルトルト」ヒソヒソ
ベルトルト「何?」ヒソヒソ
アルミン「なんでこんなことを僕に押し付けたの?」ヒソヒソ
ベルトルト「めんどくさいし」ヒソヒソ
アルミン「僕だってめんどくさいよ」ヒソヒソ
ライナー「おーい、何話してるんだ?早く教えてくれよ」
アルミン「あ、もう少し」
アルミン「こんなことくらい君がやってくれよ」ヒソヒソ
ベルトルト「わかんないんだよ、こんな意味不明な相談」ヒソヒソ
アルミン「僕だって意味がわからないよ」ヒソヒソ
ライナー「おい、早くしてくれ」
アルミン「あ、うん」
ベルトルト「ごめん」ヒソヒソ
アルミン「パンひとつ」ヒソヒソ
ベルトルト「半分」ヒソヒソ
アルミン「仕方ない」ヒソヒソ
アルミン「じゃ、始めるね。僕も詳しくはないから期待はしないで」
ライナー「おう」
アルミン「ちょっと聞くけど、ライナーはミカサのことが好き?」
ライナー「それは異性として、ってことか?」
アルミン「うん」
ライナー「それはないな」
アルミン「本当に?実は気になってたりはしない?」
ライナー「ない。俺はクリスタLOVEだ」
アルミン「あ、そう」
ベルトルト(恥ずかしげもなく、よくもまあ)
アルミン「これで、ミカサが好きだから夢に出てきた、って線は消えたね」
ライナー「じゃあ、この夢はなんなんだよ」
アルミン(正直意味不明なんだよね)
アルミン「あー…夢の内容を整理しよう」
アルミン「確か、ライナーがミカサを襲ってる夢なんだよね?」
ライナー「ああ。詳細を話すと、>>1だ」
アルミン「うーん」
アルミン(圧倒的にどうでもいい夢だよね、これ)
アルミン「夢だから現実じゃあり得ないことが可能…」
アルミン「ライナー、最近性欲が溜まってない?」
ライナー「いや?三日に一回抜いてるが」
ベルトルト(また恥ずかしげもなく)
ライナー「そういえば夢精したな」
アルミン(そこまでは聞いてないし)
アルミン「うーん」
アルミン「そういえば、ライナーは寝るときジャンの隣だったっけ?」
ライナー「そうだな」
アルミン「ジャンがミカサミカサって寝言を呟いて、それが夢に出てきたとかは?」
ライナー「あー…それもあるかもな。でもなんでミカサを襲ってるんだ?」
アルミン「えーと」チラッ
ベルトルト(何故僕を見る)
アルミン(なんか思いつかない?)
ベルトルト(うわ…何か言えってことか)
ベルトルト「あー、ライナーって格闘訓練でミカサに負けてるよね?よく投げられてるし」
ライナー「投げられてるのは事実だが、あれは元々勝ち負けを競う訓練じゃないだろ」
アルミン「いや、もう最近は勝ち負けを競う訓練になっちゃったよね」
ベルトルト「そうそう。で、勝てないミカサに無意識に劣等感を抱いていて、夢で復讐した。こうじゃないかな?」
ライナー「それなら、なんでミカサなんだ?アニにだって負け続けだぞ?」
ベルトルト「あ」
アルミン(納得してよ。普段兄貴面してるのにこんなどうでもいいことで悩んで…)
アルミン「だから、ミカサなのはジャンの寝言のせいだから」
ライナー「そうか。そうだな」
ライナー「じゃあ、アニアニって寝てる間に聞かされたら、アニが出てくるのか?」
アルミン(知るわけないよ)
アルミン「あー、そうだと思うよ」
ライナー「ならベルトルト、今夜耳元で呟いてみてくれよ」
ベルトルト「ええっ!?僕の睡眠時間が…」
ライナー「頼む。明日の朝食のパンをやるから」
ベルトルト「うー」
…
ライナー「zzz」
ベルトルト(あー…だる)
ジャン「zzz」
ベルトルト(ジャンは別に寝言言ってないし。いや、毎晩言わないだけか)
ベルトルト「アニ、アニ、アニ…」ボソボソ
ライナー「zzz…っ」
ベルトルト(おっ)
ベルトルト「アニ、アニ、アニ…」ボソボソ
ライナー「zzz…ぅぅ」
ベルトルト「アニ、アニ、アニ…」ボソボソ
ライナー「zzz…ぁぁ」
ベルトルト「アニ、アニ、アニ…」ムクムク
ベルトルト(あっ)
ベルトルト「…」ビンビン
ベルトルト(ティッシュ、ティッシュ)ガサゴソ
ベルトルト「アニ、アニ、アニ…」シコシコ
ライナー「zzz…ぁぅ」
ベルトルト「アニ、アニ、アニ…」シコシコ
ライナー「zzz…ぉぅ」
ベルトルト「アニ、アニ、アニ!」ドピュッ
ライナー「zzz…ぅっ」ビクンビクン
ベルトルト「ふう…寝よ」
ライナー「zzz」
…
アルミン「どうだった?」
ライナー「いや、アニじゃなかった」
ベルトルト「そんな。遅くまで連呼してたのに」
ライナー「すまねえ。パンだ」スッ
アルミン「どんな夢だったの?」
ライナー「ああ…」
………
ライナー『ぐへへへ』グイッ
ビリビリ
ミカサ『いや!やめて!』
ライナー『前回も嫌だと言いつつ、感じまくってたじゃねえかよ』カチャカチャ
ズルッ ボロン
ミカサ『いやっ!いやっ!』
ライナー『いいねえ、その顔。興奮するぜ』ズッ
ミカサ『やあああああ!』
………
ライナー「てな具合だ」
ベルトルト「うわぁ…」
ライナー「ちなみにまた夢精した」
アルミン「二日続けて、ってすごくない?」
ベルトルト「異常な性欲が原因?」
ライナー「寝る前に一発抜いたんだが」
ベルトルト「異常過ぎる」
アルミン「またミカサなのか」
ライナー「ああ。アニじゃない」
アルミン「ジャンが寝言を」
ベルトルト「それはない。昨日は静かだった」
ライナー「じゃあ、何が原因なんだ?」
アルミン「うーん?」
アルミン(ん?待てよ)
アルミン「ライナー、夢はミカサに挿入する所で終わってるんだよね?」
ライナー「ん?ああ、そうだな」
アルミン「じゃあ、ピストンはないんだよね」
ライナー「ああ、そうだ」
アルミン「なんで夢精してんの?」
ベルトルト「あ」
ライナー「そういえばなんでだ?」
ベルトルト「ライナーって、手を使わずにイける程の実力者だったっけ?」
ライナー「さすがに無理だ」
アルミン「ベルトルト。昨晩、ライナーは何か変な動きはしてた?」
ベルトルト「いや、特には…」
ベルトルト「待てよ。たしか僕が耳元で囁いていたら、うめき声を上げだしたな」
アルミン「その時、体は動いてた?」
ベルトルト「動いてない。たぶん、その時に夢精したんだとは思うけど」
ライナー「おいおい」
アルミン「…」
アルミン「ライナー。今ここで、クリスタとヤることを考えてみてくれないかな?」
ライナー「は?」
アルミン「クリスタLOVEなら簡単だよね?」
ライナー「い、いや、俺はクリスタをそういう対象としては…あれだ、好きな人ほどオカズには使えないあれだ」
アルミン「ならミカサで」
ライナー「それも無理だって。大体、なんでこんな時にこんな所で」
アルミン「いいから。君が持ちかけた相談じゃないか」
ベルトルト「ライナー。アルミンには何か考えがあるんだよ、きっと」
ライナー「わかったわかった。考えてやるよ」
ライナー「…」
ライナー(ミカサを襲う…うーむ)
………
ライナー『ぐへへへ』ボロン
ミカサ『…』
ライナー『大人しくしろよ!』ガッ
ミカサ『ふっ!』ドゴォ
ライナー『ぶぉぇ!』
ミカサ『死ねっ!死ねっ!』ドゴォ ドゴォ
ライナー『ぅぼぁ!』
………
ライナー「…」
ベルトルト「ライナー。勃起すらしてないよ」
ライナー「例え妄想でも無理がある」
アルミン「だからクリスタにしろって言ったのに」
ライナー「じゃあ、クリスタで…」
ライナー(クリスタクリスタクリスタ)
………
クリスタ『ライナー///』
ライナー『クリスタ、結婚しよう』キリッ
クリスタ『はい///』
ライナー『脱がすぞ』スッ
クリスタ『ライナーのえっち///』
………
ライナー「…」ムクムク
ライナー「うっ!」ドピュッ
ベルトルト「うわっ!」
アルミン「すごい!勃起した瞬間にイッたのか!?」
ライナー「…」
ライナー「ベルトルト、ティッシュを」
ベルトルト「はい」スッ
ライナー「すまねえ…」フキフキ
アルミン「やっぱり触らずにイケるんじゃないか」
ライナー「らしいな…。あーあ、パンツが…」フキフキ
アルミン「早漏ってレベルじゃないね、これ」
ライナー「やめろ」
ベルトルト「新しいあだ名、早撃ちライナーとかどう?」
ライナー「やめてくれ」
アルミン「でもおかしいな…ライナーは昨日、普通にオナニーできたんでしょ?」
ライナー「あー…そうだな」
アルミン「その時は即射砲じゃなかったんだよね?」
ライナー「もちろんだ」
アルミン「その時のオカズは?」
ライナー「それも言わないといけないのかよ」
アルミン「君が持ちかけた相談じゃないか」
ライナー「わかったわかった。アニだ」
ベルトルト「えっ」
ライナー「いや、まあ。うん」
ベルトルト「…」
ライナー「そんな目で見るなよ」
アルミン「アニで抜くときは普通か…」
アルミン「ミカサでは勃たない。アニでは普通。クリスタで即射。しかし何故かミカサで夢精」
ベルトルト「なんでこんなことを真剣に悩んでるんだ」
ライナー「そうだ、それだ」
ライナー「アルミン。俺はミカサを襲う夢を見る原因を知りたいわけで、俺の発射時間とかは真剣に考えなくても」
アルミン「その夢の分析の材料として必要なんだよ(多分)」
ライナー「う…そうか」
ベルトルト「我慢しなよ」
ライナー「相談しなけりゃ良かったかもな…俺が早漏の糞野郎だったなんて」
ベルトルト「早漏ってレベルじゃ」
ライナー「やめろ」
アルミン「ミカサを襲う夢…周りには影響されなかったし、やっぱりライナーの深層心理に何か問題があるのかも」
ライナー「深層心理に?」
アルミン「うん。何かストレスを抱えていて、夢の中でストレスを発散するために、普段勝てないミカサをねじ伏せているとか」
ライナー「いや、だからアニじゃだめなのか?」
アルミン「ミカサは成績トップで、アニは四位だよね?で、ライナーは二位」
ベルトルト「なるほど。普段成績なんて関係ないってライナーは言ってるよね?でも、君がそう考えていても、実は深層心理ではミカサに劣等感を抱えていると」
ライナー「そういうことなのか」
アルミン「そういうことだよ、きっと」
ベルトルト「良かったね、原因が分かって」
ライナー「ああ」
…
夜
エレン「おやすみ」
ベルトルト「おやすみ」
ライナー「おやすみ」
ライナー(しかし原因がわかったところで、どうすりゃいいんだ?)
ライナー(うーむ…)
エレン「zzz」
ベルトルト「zzz」
ライナー(そうか、クリスタを思い浮かべながら寝ればいい)
ライナー(クリスタクリスタクリスタ…)ムクムク
ライナー「うっ」ドピュッ
ライナー「…」
翌朝
アルミン「で、またミカサの夢を見て夢精したと」
ライナー「また寝る前に一発抜いたはずなんだが」
ベルトルト「そこまで出しまくっても尽きないなんて、その分の栄養はどこから来てるんだ?」
アルミン「筋肉を削ってるんじゃないかな」
ライナー「なんだと」
アルミン「最近体軽くなった?」
ライナー「いいや…待て、そんな気もしてきた」
ベルトルト「今回はどんな夢?」
ライナー「あー」
…
ライナー『そろそろ俺の肉棒にも馴れてきたかぁ?』
ミカサ『助けて…エレン…』グスッ
ライナー『エレンなんか忘れるくらい、また気持ちよくしてやるよ!』グイッ
ミカサ『きゃあ!』
ライナー『おら!股開け!』ググッ
ミカサ『やだ!やだ!』ジタバタ
ライナー『暴れんな!』バシッ
ミカサ『いっ!』
ライナー『ふんっ!』ズッ
ミカサ『いやああああ!』
…
ライナー「こんなんだ」
ベルトルト「また同じような感じか」
ライナー「原因は昨日わかったから、この夢を見ないようにしたい」
アルミン「うーん」
ベルトルト「そう言われても」
アルミン「ちょっと気になるんだけど、その夢はどこの場所が舞台?」
ライナー「ん?あー…どっかの空き部屋?」
アルミン「夢はそのまま連続してる感じ?事後からまたすぐに、か。それとも一日経ってからまた、か」
ライナー「そこまではよくわからんな」
ベルトルト「その質問になんの意味が?」
このSSまとめへのコメント
エロすぎるだろ
確かにエロいwww