幸子「なんですかそれ」
モバP「東北食べつくしツアーです」
幸子「東北っていうと…青森とか秋田とかですか?」
モバP「日頃からヤバい仕事をなさっている幸子さまへの心からの感謝を込めてこのような企画を組ませていただきました」
幸子「ボクとしては嬉しいですけど…適任がいるのでは?」
モバP「人選は趣味です」
幸子「あっさり吐きましたね」
モバP「北は青森南は福島西は秋田東は岩手までたっぷり食べ尽くして貰いましょう」
幸子「たまにはこういうお仕事もいいですよね!いや、ずっとこういうお仕事でいいんですよ?」
モバP「それがこれでこれがそれでで」
幸子「あれですね」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1500051815
青森
幸子「ここ青森は本州最北端の地として古くから北海道との交流があった地域なんです」
幸子「最北端にはマグロのモニュメントが設置されてる大間岬がありますよ!」
幸子「地形的な話で青森、弘前、八戸の三ヶ所に人工が分散してるんですって」
幸子「そんな青森の特産品といったらりんご!時の権力者山田太郎直正も好んで食べたとか食べてないとか」
幸子「他に有名どころと言えばあのねぶたですね!毎年様々な団体が自慢のねぶたを作って参加してるらしいです」
幸子「ではさっそく行ってみましょう!」
「…はいオッケー!」
幸子「へー…青森県って三ヶ所に分散してるんですね」
モバP「青森県は三つ海があるから…」
幸子「そういう理由なんですか?」
モバP「適当なこと言いました」
幸子「やれやれ…」
モバP「あと義経伝説とか残ってる」
幸子「この前タ○リさんがいってましたね」
モバP「順番は青森からで良かったんですか?」
幸子「ほら、都道府県を覚えるのもだいたい北からやるじゃないですか」
幸子「青森に来たら絶対によってほしいところですか?」
モバP「なんかすごい市場があっていろんなメディアで取り上げられてるので」
幸子「市場…魚市場ですか」
モバP「ところで幸子さんは丼ものはお好きで?」
幸子「たまに食べるくらいですね」
モバP「なるほど…」
幸子「魚市場で丼ですか…海鮮丼ですね?」
モバP「あとは現地についてからです」
幸子「いやぁ…楽しみですねぇで」
訂正
幸子「いやぁ…楽しみですねぇで」
↓
幸子「いやぁ…楽しみですねぇ」
幸子「そういうわけで今日は青森県青森市、青森魚菜センターに来ました」
幸子「結構普通に市場なんですね」
モバP「じゃあ海鮮丼しましょう」
幸子「あー!あれですね!自分で好きな食材をとって載せるんですね!」
モバP「自分だけのオリジナル海鮮丼をつくろう!」
幸子「少年漫画の広告欄みたいですね」
モバP「じゃあ自由にとって来てください」
幸子「わーすごい…大間のマグロまであるんですね」
モバP「いくらとかうにとかもあるらしいので早めに来ました」
幸子「朝7:00から開いてますよ!」
幸子「うわぁ…なんだか凄いことになっちゃいました」
モバP「凄いことになってる」
幸子「でもボクセレクトですからね!もうこれで商品にしてもいいんじゃないかってもう!」
モバP「幸子丼…」
幸子「なんだかボクが丼にされてるみたいで嫌ですね」
モバP「恐竜とかにいそう…サチコドン…」
幸子「いただきます!」
幸子「うーん!これは魚介!」
幸子「新鮮!さすがは青森県ですね!」
幸子「丼にするお米もたぶん青森県産でしょうし、醤油もたぶん青森県産…青森尽くしですね!」
モバP「青森尽くしを食べたら青森県を食べ尽くしたと言うことで」
幸子「次いきましょう!」
モバP「え?」
幸子「え?」
モバP「今回のテーマはカワイイ幸子東北を食べ尽くすなんで青森県を食べてもらいます」
幸子「はぁ…」
モバP「北からにします?それとも南から?」
幸子「南から食べたら陸続きじゃなくなるので北から食べましょう」
モバP「移動も楽だしさすがにスタッフのことまで考えていらっしゃる…」
モバP「では最初の一口、はい!」
幸子「わーい!」ガブッ
幸子「アイスみたいですねはい」
モバP「本州最北端ですからね」
幸子「でも病み付きですよこれ」
モバP「日本開闢数千年の歴史ですよ」
幸子「これってどこまで食べるんですか?」
モバP「土地と建物と住民と動植物を」
幸子「えっと…土地はどこまで…?」
モバP「海抜0mになるまでですね」
幸子「ちょっとボクのカワイイお腹に収まりきるかわかりませんが、アイドルは度胸ですもんね!」
モバP「そうそう、なんでも試してみるもんです」
幸子「青森県美味しい!」
秋田
幸子「津軽海峡が僕のカワイさで広がっちゃいましたね!」
モバP「幸子のカワイさに歯向かえるものなんてないですから」
幸子「次は秋田ですか」
モバP「なんとなく青森の次は岩手だと思うんだけどなーなんで秋田なんだろなー」
幸子「そういえば秋田と岩手って胸のヤバい方たちがいましたね」
モバP「岩手と秋田は毎年県境争ってるから不思議ではないでしょうね」
幸子「それって毎年変わるんですか?」
モバP「なんか綱引きしてるらしいですよ」
幸子「公式での変更はない…と」
幸子「秋田と言えばあき竹城さんですよね」
幸子「秋田って名前に入ってるわりには山形県出身らしいです」
幸子「グローバルですね」
幸子「伝統文化と言えばなまはげです!」
幸子「生のハゲですからね…ヤバさ四乗くらいですよ!」
幸子「有名なお祭りは秋田竿燈まつりです!」
幸子「とても大きなあれに提灯をつけてあれするなかなか大迫力な祭りですね」
幸子「では秋田県も行ってみましょう!」
幸子「今度はデザートですか」
モバP「この暑さなので冷たいものを」
幸子「おぉ…これは…おば様がいらっしゃいますね」
モバP「これが秋田のババヘラアイスです」
幸子「赤と黄色のアイスですか…おば様の職人的作業ですね」
幸子「どれ…」
モバP「みふぁ…?」
幸子「バナナとイチゴ味なんですね!二つの味が一気に楽しめてお得感も満載!」
幸子「ババヘラの語源は諸説あったりなかったりしますが、ババがヘラで盛るアイスだからババヘラだそうです」
幸子「秋田ではおばあさんのことを親しみを込めてババというらしいですが、20代でも80代でも女性が盛ればババヘラらしいですよ!」
幸子「しかもババヘラソフトなんてのもあるらしいです!ババとヘラ要素はどこ…」
幸子「他にも秋田にはハタハタがいたり、稲庭うどんなんかもあったりするみたいです」
幸子「以上秋田終わり!」
モバP「前回は北から攻めましたが…今回は?」
幸子「そうですね…青森県は内陸部が脂が乗ってたのでネギトロみたいにして食べたいですね」
モバP「じゃあ秋田県のなめろうみたいなかんじで」
幸子「あっ!でも白神山地は残しておいてくださいね!青森で食べたら美味しかったので!」
モバP「わかりました」
幸子「じゃあボクは先にゴジラ岩を食べてますかね!」
幸子「朝に見るゴジラ岩も新鮮ですね…ゴジラじゃないです」
幸子「どれ…すこし固いかなって思いましたけど固めの煎餅みたいですね」
幸子「いやぁ…事務所の皆さんにも食べてもらいたかった…」
幸子「海岸ってなんだか素敵な気分になりますね」
モバP「終わったらそこから移動してもらいます。そこもなめろうにするので」
幸子「はーい!白神山地はとっておいてくれましたね?」
モバP「そりゃもうバッチリ」
幸子(お土産…何にしましょうか)
幸子「いただきます!」
幸子「これが秋田県のなめろうですか…はきそうなくらい量がありますね」
幸子「お味は…うん!おいしい!」
幸子「青森県は基本的に調理しないで生でしたからね!海外とかゲテモノとかで鍛えた胃袋じゃないと危険かも知れなかったですね!」
幸子「よいこの皆さんも悪いこの皆さんも真似しちゃダメですよ?」
幸子「まぁもう真似できる青森県はないんですけれども」
幸子「これはあれですね…ご飯がほしくなりますね」
幸子「これがいつかお酒がほしくなるなんて言うようになるんでしょうか…」
幸子「ごちそうさまでした秋田県…ありがとうババヘラのおば様…」
幸子「次は岩手県ですね!」
モバP「山形」
幸子「順当にいけば岩手県ですね!」
モバP「山形」
幸子「住所登録とかでも青森秋田岩手の順ですよ?」
モバP「山形」
幸子「はぁ…わかりました!山形県にしましょう」
モバP「山形…」
山形
幸子「なんで岩手県を避けたんですか?」
モバP「ちょっと思い出があってさ…」
幸子「そうですか」
モバP「じゃあ山形県!」
幸子「行ってみましょう!」
幸子「海鮮丼、デザートときたら…?」
幸子「スープですかね?芋煮的な」
幸子「…これなんですか?」
幸子「だし…?」
幸子「だしってあの出汁ですか…?」
幸子「山車だとしたら怒りますよ?」
幸子「芋煮はたしかに宮城とこれでもかってほど争ってるらしいですけど…米沢牛とかあったんじゃないですか?」
幸子「だし…ですか…」
幸子「だし…」
幸子「これって何でできてるんですか?見た目は粗みじんにされた野菜ですけど」
幸子「なすとキュウリとねぎ…なるほど」
幸子「なんだかねっとりしてますね…これは?」
幸子「納豆昆布なんですか…なかなか食べる機会ないですよね」
幸子「お、冷奴がありますね!かけて食べろってことでしょうか!」
幸子「…おいしい!まぁ調味料ですよね!だしなんて名前ですもん!」
幸子「だしだけ食べろって言われても意外といけそうな味ですね…」
幸子「えっ?家でも作れるんですか?そんな簡単に!?」
幸子「これは皆さんも食べるしかありませんね!」
幸子「レッツだし!」
幸子「山形県ってたまこんにゃくと芋煮のイメージしかありませんでした」
モバP「最近知ったけど冷やしラーメンなんてのもあるらしいですよ」
幸子「テレビCMにもなってますよね」
モバP「なんでそこまでしてラーメンにこだわるのか」
幸子「それだけ多くの日本人に愛されてるんですよ」
モバP「脱サラしてラーメン屋始めるところもすくなくはないですからね」
幸子「さて、山形県はどんな感じに食べるんですか?」
モバP「どう食べたいですか?」
幸子「二連続生なので山形らしく芋ににしましょう!」
モバP「さすがだ…いいアイディアでいらっしゃる」
幸子「宮城県の全面協力のもと山形県を芋煮にします!」
幸子「宮城県の協力なのは山形県を調理するためですからね!仕方ありませんね!」
幸子「山形県と宮城県の芋煮は醤油派と味噌派、牛肉派と豚肉派といったように全く異なる食べ物になるようです!」
幸子「毎年芋煮会では両者の意見の食い違いから死人も多発するんですって!」
幸子「なお、重機や鍋は山形県のものです」
幸子「山形県のものを食べ尽くすんですから無駄な洗い物も減りますね!なんてエコなんでしょうかボクは!」
幸子「山形県の芋煮会ではバックホーと呼ばれる重機を使って6mの大鍋で調理するらしいですよ!」
幸子「まぁ、山形県が6mの鍋に収まるとは思いませんが…」
幸子「できたみたいですね!」
幸子「いただきます!」
幸子「芋煮ですね!」
幸子「山形県のソウルを宮城流の調理で食べる…背徳的ですね!」
幸子「山形県は神様のオクマテノミコトが芋煮をしたことで生まれたと言う説もありますからね!」
幸子「芋煮で生まれ、芋煮と共に育ち、芋煮としてボクに吸収される…素敵な話ですよ!」
幸子「芋煮生まれと言うだけあって芋煮との相性はバツグンでしたね!」
幸子「山形県は終わり!」
幸子「駆け足でここまで来ましたね」
モバP「今度は宮城県です」
幸子「あっはい」
モバP「その次は福島県です」
幸子「岩手は…?」
モバP「最後です」
幸子「岩手県が絶海の孤島になりますね」
モバP「それはそれで面白そうですけどね」
幸子「東方唯一の百万都市、仙台ですね!」
幸子「やっぱり仙台の人には仙台市民って誇りがあるんでしょうか…」
幸子「さて、宮城県には牛タンと萩の月のイメージしかありませんけど…」
幸子「…」
幸子「はい!では宮城県の説明をします!」
宮城
幸子「宮城といったら伊達政宗ですね!独眼竜って有名オブ有名ですよ」
幸子「政宗は早くから海外に目をつけて、スペインかどこかに家臣を送って直接貿易するようにしようとしたらしいです」
幸子「まぁ失敗に終わりましたが」
幸子「先程もいったように宮城といったら牛タンと萩の月!って感じですね」
幸子「他にもずんだとか気仙のフカヒレとかカキとか笹かまぼことか石巻やきそばとか…有名なのは色々ありましたね」
幸子「そして冷やし中華発祥の地らしいですよ!皆さん今年はどれくらい食べましたか?」
幸子「さて、宮城県のメニューはなんですかね」
幸子「牛タンですね」
幸子「さすがに変なの出して失敗するわけにはいきませんから…仙台ですし」
幸子「それにしても他の三県ではこれといった名品が思い浮かばなかったんですけど、さすがは宮城県ですね…全国区での認知度が高いものがたくさんですよ!」
幸子「いただきます!」
幸子「うん!牛タンの味がしますね!」
幸子「牛タンといったらテールスープも欠かせませんよね!」
幸子「なんで麦飯なんでしょうか…白米より麦飯だろコノヤローですかね?」
幸子「でも安心しますねこういうオーソドックスな食べ物は」
幸子「宮城県、牛タン、ごちそうさまでした」
モバP「宮城県はずんだにします」
幸子「たしかずんだもどこかと競ってたんですよね?」
モバP「調理のしやすさならずんだだと思うんです」
幸子「なめろうとおなじなのでは?」
モバP「…」
幸子「じゃあ焼きましょう!バーベキューですよ!」
モバP「じゃあ派手にやっちゃいますか!」
幸子「はい!」
モバP「宮城県は消毒だー!!!」
幸子「ヒャッハー!!!!」
「うわぁぁぁ!!!あつい!!!!」
「きゃあぁぁぁ!!!!」
幸子「気温が上がった気がしますね」
モバP「もうちょっといい調理法を考えなくては…」
幸子「はい!宮城県の丸焼きです!」
幸子「リアス海岸の辺りがコリコリしてて美味しいですね!」
幸子「結局リアス海岸なんでしょうか、リアス式海岸なんでしょうか、アリス海岸なんでしょうか…」
幸子「岩手との県境は柔らかくて噛みきりやすいですね!やっぱり大人数に踏まれてコシが出てますよ」
幸子「うーん…他の県と比べるとやっぱりすこし少ないですね」
幸子「自然も他より少なくてビタミンがとれてるか心配です…」
幸子「付け合わせの松島もいい感じですね!一時期壊滅的だったから東北の小学生はその年宮城県への修学旅行はなくなったそうです」
幸子「やっぱり大きな都市があると人口密度の差が気になりますね…」
幸子「なかなかハイカラなお味でした!」
幸子「宮城県!完食です!」
幸子「岩手県が孤島になりましたね」
モバP「福島にいこう」
幸子「日本でも二三を争う大きさの県ですね…」
モバP「福島県だって東北だけど関東に一番近いからすごいよね」
幸子「なにがすごいんですか…」
モバP「そういえば、山県には花笠まつり、宮城には仙台七夕祭りがありますよ」
幸子「夏ですねぇ」
福島県
幸子「福島県にやって来ました!」
幸子「福島はもも!おわり!」
幸子「って言いたいところですけどいろいろあるらしいです」
幸子「まずは喜多方ラーメンですね!元祖のご当地ラーメンって言われてるらしいですよ」
幸子「あとは馬肉なんかもあります!辛味噌につけて食べるんですけどなかなかいいものですよこれは」
幸子「仙台に比べると少ない気もしますが…」
幸子「福島県のまつりといえばわらじまつりですね!」
幸子「とても大きなわらじをかついでなんかするらしいです」
幸子「福がいっぱい福の島ですからね」
幸子「白虎隊の墓とかすこし前のnhkでやってた八重の桜のあの人もここです!」
幸子「そんな福島県…なにがでるんでしょうか!」
幸子「喜多方ラーメンですか」
幸子「ラーメン…王道ですね!」
幸子「喜多方ラーメンは店舗によって味噌や醤油や塩などいろんな味が楽しめるんですね」
幸子「トンコツと煮干しのだしを別の鍋でとって会わせるのが喜多方流のやり方らしいですよ」
幸子「以前喜多方ラーメンが有名なお店で冷やし中華を食べましたが普通でしたね」
幸子「いただきます!」
幸子「麺は太めのちぢれ麺なんですね」
幸子「今回はあっさり系の塩にしました」
幸子「東北を四県食べてきた身としてはもの足りませんね…」
幸子「…でもがまんです!カロリーが怖いですし!」
幸子「喜多方ラーメン!ごちそうさまでした!」
幸子「福島県はどう調理するんですか?」
モバP「生で」
幸子「また生ですか…」
モバP「今まで四つも県を平らげたんですからよゆうですよ!カワイイですし!」
幸子「ボクはカワイイですし!仕方ないですし!じゃないと思うんですよ」
モバP「はい」
幸子「でもたべちゃいます」
幸子「やっぱり他県との接続を物理的に断ち切らないと逃げちゃいますからね」
幸子「人とか動物とかが」
幸子「たぶん青森とか宮城とかからもたくさん人が逃げてるはずなんですよね…」
幸子「でもこうして福島と関東や中部をを分断すれば…!」
幸子「これで旨味をしっかり閉じ込められますね!」
幸子「いただきます!」
幸子「福島は甘いんですねー…今までが普通のおかずみたいな味だったので新鮮ですね」
幸子「やっぱりももが有名だからですかね」
幸子「桃から生まれた福島県らしいですし…福島の種とかあったら植えたいんですけど…」
幸子「あっ、ありましたありました!事務所に戻ったら植えましょう!」
幸子「甘いものは別腹とはいえこの量だと糖尿病が心配になりますね」
幸子「かな子さんも連れてくればよかった…」
幸子「このへんとかビスケットみたいにサクサクしてますね!地層の影響でしょうか?」
幸子「福島!ごちそうさまでした!」
モバP「岩手」
幸子「はい」
モバP「岩手県です」
幸子「とうとう最後ですね」
モバP「長い戦いでしたね」
幸子「もう空もあかるくなってきましたね」
モバP「行きましょう…決戦の地へ…」
岩手
幸子「岩手県ですが、なにもありません」
幸子「特筆することはないです」
幸子「強いて言うなら麺類ですね」
幸子「冷麺じゃじゃ麺わんこそばです」
幸子「あとジンギスカンをバケツで食べたりします」
幸子「まつりといえば8月の123と三日間行われるさんさまつりがあります」
幸子「あと、あまちゃんの舞台になった三陸があります!じぇじぇじぇですね」
幸子「あとはスキー場があったり温泉があったり宮沢賢治の出身地だったり石川啄木の出身地だったり北上川が流れていたり最大の県だったり鬼剣舞だったり鹿踊りだったりけんか七夕祭りがあったりしますね」
幸子「こうしてあげると色々ありますね!さすが岩手県!」
幸子「ちなみにクラッカーの生産が日本一らしいですよ」
幸子「なにがまってるんでしょうか!」
幸子「福田パンですか!」
幸子「盛岡市上田のほど近くに福田パンがあります」
幸子「コッペパンにジャムを塗ったりバターを塗ったり豚カツを挟んだりと色々楽しめるパンですね!」
幸子「ちなみに盛岡駅のtetotetoという店では出張販売のようにすこし小さめサイズが売られています」
幸子「盛岡市内の高校の購買には必ずといっていいほど売られてるそうですよ!」
幸子「やっぱりボクはカロリー気にせずあんバターですね!」
幸子「ひとつでカロリー1000kcalとかこわい!」
幸子「でもたべちゃいます!」
幸子「おいしい!」
幸子「食べごたえもありますしなにより味の種類が豊富なのがすばらしいですね!」
幸子「まぁ福田パン自体閉まるのが早いという欠点はありますね…」
幸子「岩手県!おわり!」
モバP「岩手県はわんこそばみたいなかんじで食べてもらいます」
幸子「それって完食できないんじゃないですか?」
モバP「たぶん大丈夫だよ」
幸子「わんこそばって無限に出てくるんじゃ…」
モバP「とにかくわんこ岩手は決定!」
幸子「東北完全制覇できるんでしょうか…」
幸子「というわけで特設スタジオに来ました」
幸子「ここに岩手県が細かく分断されたのが届くらしいです」
幸子「…そんなに大きな建物なんかあるんでしょうか」
幸子「あ、きましたね…薬味とか刺身もあってバランスもいいですよ」
幸子「うわぁぁ!!!こうしてみると半端じゃない量ですね岩手県!」
幸子「ボクはあれにしてもよそってくれる人が過労死しちゃいますよ…」
幸子「お、おねがいしますね?」
幸子「いただきます!」
「はいどんどん」
幸子「まだまだ余裕ですね!」
100杯目
「はいどんどん」
幸子「余裕も余裕!超余裕ですよ!」
1000杯目
「はいどんどん」
幸子「これでもまだ1/10もなくなってないですね…まだよゆうですよ!」
10000杯目
「はいどんどん」
幸子「ロボットかなにかかと思うほど的確に攻めてきますね…すこし口直ししてみましょう」
100000杯目
「はいどんどん」
幸子「すみませーん、薬味のおかわりお願いします!」
1000000杯目
「はいどんどん」
幸子「やっと1%ってとこでしょうか…」
幸子「実際のわんこそばはつゆをいちいち飲まないのが勝利の鍵ですよ!」
10000000杯目
「はいどんどん」
幸子「あとすこし…あとすこし…」
15000000杯目
「はいどんどん」
幸子「ま…まだですか…?多くないですか…?」
幸子「終わりは見えてるのに…」
30000000杯目
「はいどんどん」
幸子「…」
50000000杯目
「はいどんどん」
幸子「…はっ、いけないいけない…」
幸子「…はっ、いけないいけない…」
10^8杯目
「はいどんどん」
幸子「ら…ラスト…」
幸子「かんしょくー!!!!やりましたよ!!!」
10^8+1杯目
幸子「は?」
「オーライ!オーライ!オーライ!はいストップ!」
モバP「追加が来ましたよ」
幸子「」バタンキュー
モバP「さすがに嘘ですよ」
モバP「よくぞ完食しました…栄誉を称え手形を贈りましょう…」
かくして幸子の東北食べつくしツアーは幕を閉じた
次の日
幸子「うわぁぁ!!!」
モバP「どうしたんですか!」
幸子「体重が…!体重が…!」
モバP「体重計が壊れた…!」
幸子「当たり前じゃないですか!東北全部食べたんですよ!?トン単位じゃなきゃ量れませんよ!」
モバP「じゃあ次は世界一重いアイドルとして活躍を…」
幸子「そんな不名誉な称号要りませんよ!」
モバP「では、幸子さんは九州はお好きですか?」
幸子「ま…まさか…」
モバP「ますます好きになりますよ?」
幸子「もう食べるのはこりごりです!」
終わり
輿水幸子です!
岩手県夏の一大イベント、世界最大規模の太鼓の祭り、さんさまつりが今年も行われますよ!
場所は盛岡市、8月一日からの三日間開催です!
普段はなかなか行く機会のない岩手県にぜひ足を運んでみてくださいね!
また、陸前高田市気仙町ではけんか七夕が行われます!
期日は8月7日月曜日!
男と男、七夕と七夕の熱いぶつかり合いをぜひその目に!
ほか、東北では様々な祭りが開催!
ぜひ東北へ!
行くぜ、東北。
html依頼してきます
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません