男「殺されたいのか!?」
妹「でもズボン越しだと解らないからいいじゃん」
男「そう言う問題じゃないんだ」
妹「?」
男「お前は常に勃起した人間が隣にいたらどう思う?」
妹「通報します」
男「じゃあ俺を通報するのか!?」
妹「でもあんちゃんは見た目じゃわからないから大丈夫」
男「もし今から俺が出してそのままだったら?」
妹「特になにも」
男「少しは恥じらいを持てよ」
妹「粗チンだし」
男「ヒイヒイいわしたろか!?」
妹「やれるものなら」
男「きょ、兄弟でそう言うのはダメなんだぞ」
妹「さすがチキンあんちゃん、信じてたぜ」
男「しかしこの状態はどうしたものか・・・」
妹「本当に勃起してるん?」ニギッ
男「あふんっ!」ビクンッ
妹「確かに堅いけど・・・それだけだから別に良いんじゃない?」ニギニギ
男「お、お前は誰にでもそう言う事をしているんじゃにゃいだろうなぁん」ビクビク
妹「んなわけない」
男「そうはいっても普通妹とはいえ抵抗も無く握らんだろ」
妹「そんなもん?」
男「そんなもん」
男「どうしたら良いと思う?」
妹「ホモビみれば?」
男「でももし見ていて勃起が収まらかったら俺はそっち側ってことになりそうで怖い」
妹「ならヌけば?」
男「・・・もう試した」
妹「何回?」
男「お前に言うかっ!」/////
妹「散々勃起勃起って言ってたくせに今更恥ずかしがられても」
妹「ならやはり一発だれかとエッチするしかないね」
男「抜いて駄目だったのに治ると思うか?」
妹「満足すれば治るんでない?」
男「そっか・・・」
妹「そうと決まればとっととエッチして来れば?」
男「彼女おりまへん」
妹「そっか、なら彼女探しからだね」
男「そこはお前が協力してくれるのでは?」
妹「覚悟があるのならどうぞ」
男「ごめんなさい、ありません」
男「こうして俺たちの長い冒険は始まったのだった・・・」
妹「私関係ないけどね」
男「勃起したままの兄がいたらお前も困るだろ!」
妹「別に見た目は分らないから困らんもん」
男「もし俺のチンコが成長してズボンに収まらなくなったらどうするんだ?」
妹「そしたら多分あんちゃんが家から出られなくなるだけだよ」
男「お、俺はその程度の逆境には屈しない!」
妹「なら豚箱行きだね」
男「・・・何にしても早急に解決しなきゃな!」
妹「粗チンの中にね!」
男「だったらデカくなってからにするっ!」
妹(大きくなるかはわからないけどね)
完!
>妹「粗チンの中にね!」
?
租チンの内にねと言いたかったに違いない
乙
男「助けて欲しい・・・」
妹「どうしたの? 射精が止まらなくなった?」
男「ちっがぁう! ずっと勃起したままだから痛くて眠れないんだ」
妹「床にこすり付けていれば?」
男「それだとホントに出ちゃう」
妹「出し続ければ楽になれるかもよ?」
男「もういっぱい抜いたって言ったろ!」
妹「へぇ、もう何回もヌいたんだ」
男「」
男「その話は置いといて、このまま射精したらパンツが汚れるだろ」
妹「冷やすのはどうでしょう?」
男「残念ながら活性化してしまうんだ」
妹「心頭滅却」
男「それが出来たら苦労しない」
妹「チョッキン」
男「イヤだ!」
妹「ならもう睡眠薬とか」
男「それだ!」
男「助かったぞマイシスター!」ダッ
妹「それじゃおやすみ」
ダッダッダッダッダ!
男「眠れない!」
妹「早いよ。どんだけ早漏なの」
男「早漏じゃないやい! じゃなくって眠たくならないんだ」
妹「そんな飲んだ瞬間から効く訳ないでしょ」
男「なら眠たくなるまで待ってみるよ」
妹「そうしてくなんまし」
男「…………」
妹「…………」
男「……いつ眠くなるんだ?」
妹「飲んだこと無いからわからない」
男「もしかしたら勃起も眠たくなるかと考えたんだけど」
妹「まだ勃ってたんだ……!」
男「収まらないって言ったろ!」
妹「ゴメン、普通もっこりすると思ってたから」
男「兄ちゃんを苛めて楽しいか!?」(´;ω;`)
妹「そう言えばまだ眠くならないの?」
男「ああ……やっぱり勃起が眠たくならないから俺も眠れないのかもしれん」
妹「勃起って眠くなるの?」
男「女子だって勃起収まるだろ。それと一緒だ」
妹「女子はチンコないよ?」
男「フッ……お前にはまだ早かったか」
妹「」イラッ
男「ちょっ! 無言でチンコ握り締めるなって!」イダダ!
男「ったく、不能になったらどうしてくれるんだ」
妹「それならそれで結果オーライじゃない?」
男「バカ言え! それなら勃起したままの方がいいわ!」
妹「一生使えるか解らないのに?」
男「一回くらい使いどころはあるわ!」
妹「一回なんだ」
男「……数十回くらい」
妹「見栄張らんでもええんやで」
男「まあその話はおいといて!」
妹(話を置いていってばかりだなぁ)
男「ようやく痛みも引いたな」フゥ
妹「えっ、痛くないの?」
男「べ、別に気持ち良くなったって訳じゃないぞ!?」アセッ
妹「そうじゃなくて勃起の痛みは?」
男「……いつの間にか痛くないな」
妹「これで眠れるね」
男「ああ、もしかしたら睡眠薬が効いて来たのかも!」
妹「勃起は?」
男「相変わらずだが気にならなくなったな」
妹「良かったね」
男「い、いやっ! ちょっと邪魔かな?」
妹(ちゃっちい見栄張らんでも良いのに……)
男「それじゃあ今度こそお休み」
妹「うん、お休み」
妹「……あの人、これからも私に勃起の相談するのかな」
妹(友達とかいないのかな……?)ホロリ
完!
男「困ったことになったんだ」
妹「それは私が解決できる事でしょうかね?」
男「まあ、まずは聞いてくれ」
妹「あいあい」
男「パンツがな……ヤバいんだ」
妹「粗チンなのに?」
男「粗チンちゃうわ! 見たことも無いくせにそんなこというな!」
妹「てぇい!」ズルン
男「き、きゃああああっ!?」モロンッ
妹「やっぱり粗チンじゃない」ジー
男「ち、ちげぇし! デカマラだし!」
妹「そのポークビッツが?」
男「い、いい加減にしないと兄ちゃん泣くぞ!?」グス
妹「それより、早くズボンはいたら?」
男「脱がした奴が何を言うんだ!」
妹「それに……流石にあんちゃんの、その――糸引いてるのは見るに堪えない」
男「違う! 違うから説明を聞いてくれ!」ニジリ
妹「わかった! わかったからせめてパンツ履いてからにして!」ズササッ
男「つまりはそういうことなんだ」
妹「ズボンをはき直してから何の説明もなく言われても解りませんが?」
男「さっき、えっと……その、見たろ?」
妹「本当に射精が止まらなくなったとか?」
男「いや、そこまでじゃないんだ」
妹「でもビチャビチャだったよ」
男「ようは我慢汁に困ってるんだ」
妹「射精を我慢していると出る感じ?」
男「まあそれに近い」
妹「それを私にどうしろと」
男「一緒に対策案を考えてくれないか?」
妹「私は男性じゃないのでわかりません」
男「そんなこと言わないでくれ! 可愛い兄が困っているんだぞ!」
妹「自分で可愛いとか、ちょっと怖いんですけど」
男「兎に角助けて欲しい!」
妹「私が言えることはただ一つ」
男「おお、流石マイシスター! してその方法とは!?」
妹「おむつを履くのです」
男「こ、この歳でおむつは流石に……」
妹「じゃあ常に履き替えられるパンツを常備すれば?」
男「そんなに沢山履き替えたら親に変に思われるだろ……」
妹「そこに自分で洗うと言う選択肢はないのかね?」
男「……ちな――」
妹「もし洗ってくれなんて頼もうとしたら絶交します」
男「そ、そんなこと言う訳ないだろ!?」アセアセ
妹「じゃあどうする?」
男「……大人しく自分で洗う」
男「だけど根本的な解決にはならないと思うんだ」
妹「まあねぇ」
男「ではどうしよう?」
妹「我慢するのが悪いんだから定期的に抜けば?」
男「それが自分だと日に何度もは――って何言わすんだバカ!」
妹「あんちゃんの恥ずかしがるポイントが良く解りません」
男「まあ何度もは厳しいんだ」
妹「若いうちからそんなんじゃ将来困っちゃうよ?」
男「勘違いしているがおかずに困っているだけだ!」
妹(私的にはその発言の方が恥ずかしいよ……)
妹「彼女を作るのは?」
男「……今頑張っている」
妹「なら私に相談してないで頑張った方がいいのでは?」
男「お前なら解決してくれるって信じてるから」
妹「年下の女子に何求めているんでしょうかねぇ」
男「あわよくば――いや、なんでもない」
妹「なんか悍ましい事を考えてはおりませんでしたか?」
男「か、考えてないし!」
男「あーそうだー! そろそろパンツ変えてこよーっと!」スタスタ
妹(いい加減私に相談するのやめてほしい)ハァ
つづく!
男「…………」ペラペラ
男「うっ……ふぅ」ビュルッ!
男息子<ギンギラギンッ!
男「やはり駄目か……」ハァ
妹「せめて自分の部屋でやってはくれませんかね」
男「最近思うように抜けないから刺激が欲しいんだ」
妹「だからって普通妹の部屋に来ますかね?」
男「お前の部屋を彼女の部屋だと妄想すれば結構イケるんだ」
妹「最低だよクソあんちゃん……」
男「でもお前だってパンツがびちゃびちゃな兄がいるのは嫌だろ?」
妹「前に交換するって話で落ち着いたんじゃなかったっけ」
男「これが毎日だと洗うのが面倒くさくてな」
男「それなら我慢汁が出ないよう定期的に抜くのが良いと判断したんだ」
妹「でもオカズに困って抜けなくなってきたと」
男「だから新たな快感を求めて来たと言う訳だ」
妹「羞恥心とか私に対する罪悪感はないんですかね?」
男「だったら勃起が収まる方法を考えてくれよ!」
妹(何故か逆ギレされた)
妹「彼女はまだできないの?」
男「いたらお前の所になんて来ないやい!」
妹「二度と私の部屋へ足を踏み入れないで下さい」
男「お、俺が悪かったから許してつかぁさい!」ガシィ!
妹「妹の足にすがり付くとはプライドも無いの?」
男「プライドじゃあ勃起は収まらねえのよ……」フッ
妹(元より私に相談する時点でプライドもクソもないか)
妹「わかったからいい加減離れて」
男「わかった」ヒシッ
妹「……離れてない」
男「……もうちょっとだけ」
妹「おっか――」
男「させるか!」ガパッ!
妹「むー! むー!」ジタバタ
男「母親を呼ぶなんて卑怯だぞ!」
男「落ち着いたか」ハァハァ…
妹「始めから私は落ち着いています」
妹「妹で欲情する兄に身の危険を感じたので自己防衛を取ったまでです」
男「ち、違うぞ! ただ女の子の足って柔らかいんだなぁって思っただけだ!」アセッ
妹「そんな考えを持った時点で十分に変態だと思う」
男「でも妹に欲情したわけじゃないからいいだろ」
妹「……本当にそれ以上の事を考えていなかった?」
男「俺の息子に誓って!」
妹「勃起しているけどね」
男「だ、だからこれは違うっていっとろーが!」アタフタ
妹(そこで慌てるから余計に怪しいんだけど)
男「まあその話は置いとくとしてだ」
男「これからも勃起したままでしかも我慢汁も止まらないとこれは流石に危険だ」
妹「別に危険じゃないと思うけど」
男「じゃあ俺がこの先困り続けるからどうにかしたい」
妹「どうぞご勝手に」
男「もし俺が性犯罪で捕まったらお前だって困るだろ!」
妹「た、確かに」
男「だから一緒に対策を考えよう」
妹「……良く考えたらあんちゃんが犯罪を犯さなければ良いだけじゃない?」
男「それがな、常に勃起しているせいかムラムラがヤバいんだ」
妹「これはもうチョッキンしかないんじゃない?」
男「対策も考えずに去勢を考えるんじゃありません!」
妹「でも他に方法なんて早々浮かばないよ」
男「まあ俺も仕方なくホモビ見たり、激痛を与えた見たりした」
男「それだけじゃない。オナホ使って日に何回も抜いたりした」
男「でも……駄目だったんだ」
妹「そんなの報告せんで良いよ」
男「お前の布団や下着もただ汚してしまっただけだった」
妹「」
妹「これはもう本当に彼女を作るしかないんじゃない」フーフー!
男「そ、そうかもしれないな……」ボロッ
男「そこでだ!」
妹「」キッ!
男「わー!? 待て待て、お前が考えている事じゃないから!」
妹「……話してみよ」
男「友達――紹介して?」
つづく!
妹「ただいま~」ガチャ
男「待っておったぞ」
妹「家間違えました」バタンッ
男「あってる! あってるから!」ダッ、ガシッ!
妹「外まで付いて来ないで!」グイグイ
男「君が、家に入ってくれるま――」
妹「ていっ!」蹴
男「はぅ!?」コカーン!
妹「今だ!」ダッ!
男(悶えている間に家に入られた……しかも鍵まで)ガチャガチャ
男「妹よ、何故家に入れてくれない」
妹「身の危険を感じたからです」
男「俺はただお前の成果を聞きたいだけだ」
妹「変態を紹介するほど私は落ちぶれていません」
男「きわめて紳士的な人間だろう!?」
妹「自分の股間に手を当ててもう一度言えますか?」
男「……これは病だから俺は清らかだ」
妹「心がその身に現れたんじゃない?」
男「バカを言うな! だとしたらこんなにショボイ勃起で収まる筈がない!」
妹「外でそんな事を叫ぶあんちゃんがバカだよ……」
男「で、本当に誰にもお願いしてないのか?」
妹「そりゃあ勃起が収まらないあんちゃんを助けて欲しいなんて言えないし」
男「バカタレ、そんなこと言わんでいいんだよ!」
妹「じゃあどうしろっていうのさ?」イラッ
男「普通に格好良くてナイスガイな兄がいるんだ、と周りに広めてくれればいい」
男「それか友達を頻繁に家に遊びに連れてきても良いぞ」
妹「一族の恥を見せろとおっしゃるのか……!」
男「そうそう常に勃起している恥さらしが――って誰が一族の恥じゃい!」
妹「うーん、45点」
男「今はノリツッコミの点数なんてどうでもいいんだ!」
妹「先にやったのはあんちゃんだ」
男「なあ頼むよ、可愛い美少女を週に1回で良いから連れて来てくれ」
妹「さり気に美少女を要求するとはさすが童貞!」
男「い、今はその暴言も許そう」
妹「粗チン! 早漏! 包茎! ばい菌!」
男「どれもちげえし! しかも最後のはもう苛めだろ!?」
妹「どんな暴言も許すって言ったから」
男「どんなとも言ってないし、それに言って良い事と悪い事があるでしょう!?」
妹「真面目な話、週一も呼ぶ理由がないから無理」
男「わかった、なら一度でいい。その時に俺のテクでメロメロにしてやる」
妹「犯罪に手を染めないでね?」
男「お前は兄を何だと思ってるんだ?」
妹「生きる猥褻物」
男「いい加減にしないとお前を襲うぞ!?」
妹「」ズササッ!
男「お、おい……ここは冗談で返すところだろ」ガクガク
妹「最近のあんちゃんからは身の危険を感じるので」
男「俺がお前を本当に襲うと思っているのかよ!?」
妹「…………」
男「」ガーン
妹「まあ冗談はこれ位にして、一度くらいなら呼べるかな」携帯ポチポチ
男「ほ、本当か!?」
妹「その代わりこれに失敗しようともう私を頼らんでください」
男「ああ、これきりで勃起と童貞からオサラバだ!」
妹(勃起とオサラバしたらもう二度とできなくなるんじゃ……)
男「くぅ~これからバラ色の人生が俺を待ってるぜ!」
妹(凄いなぁ、もう成功している気になってやがるぜ)
妹「まあ頑張っておくんなまし」
男「近い中にお前に紹介するかもな!」
妹(私の友達を紹介してどないするっていうんだ)
つづく!
妹友「それじゃあまたね~」
妹「うん……また」
バタン
妹「そこの童貞ボーイ」
男「…………」
妹「一度も顔を見せないとはどういう了見か説明を求む」
男「……童貞だからだよ」
妹「どこのだれが友達を連れて来いと言いました?」
男「ここにいるフル勃起中の童貞野郎が言いました」
妹「テクを見せてくれるんじゃなかったの?」
男「――だって予想以上に女性らしくて話し掛けづらいんだもんっ!」(´;ω;`)
男「考えてもみろよ! 何故俺がこの歳になっても彼女が出来ないのかを!」
男「そうだよ免疫がないからだよ! そんな奴が軽々しく口説けると思うのか!?」
妹「じゃあなんで私に頼んだんだ!」
男「中学生なら子供っぽくて話しやすいと思ったんだ!」
妹「どうしようもないね、ダメダメだよあんちゃんは……」
男「な、なあ……もう少し押しの弱そうな女子を連れて来てもらえないか?」
妹「もうこれっきりって言いましたよね?」キッ!
男「そ、そうだけどこのままじゃ勃起が」
妹「もう一生そのままで良いでしょ、どうせ粗チンで分んないんだし!」スタスタ
妹「その日の夜、あんちゃんは私の部屋の前で色々と言っていたがすべて無視をした」
妹「翌日からは相談に来なくもなった」
妹「以外にもへこたれてはないようで安心した」
妹「けど――それは間違いだった」
>>56
×以外
〇意外
>>57
指摘あざます
>>56
修正
妹「その日の夜、あんちゃんは私の部屋の前で色々と言っていたがすべて無視をした」
妹「翌日からは相談に来なくもなった」
妹「意外にもへこたれてはないようで安心した」
妹「けど――それは間違いだった」
母「最近お兄ちゃんの様子がおかしいんだけど何か知らない?」
妹「? とくには……」
母「そっか、二人仲良いんだし良かったら相談に乗ってあげて」
妹「あんちゃんの様子がおかしい?」
妹(最近特に変なことしてる感じはしなかったけど……)
妹(あれ以来なにも聞いてないけどやっぱり上手くいってないのかな?)
妹「仕方ないなぁ、ちょっと見てみますか」
妹「あんちゃん入るよ~」ガチャ
男「ど、どうしたマイシスター?」アタフタ
妹「そう言えば勃起は収まったのかなって」
男「ななな何でそんな事を聞くんだ!?」
妹「……なんでそんなに慌てるのさ」
男「別に! これっぽっちも慌ててなんてない!」
妹「ほんまかいな?」
男「……ほ、本当だよ」
妹「で、どうなの?」
男「なにが?」
妹「勃起」
男「お、女の子が軽々しく勃起なんて口にしてはいけません!」
妹「散々私に言ってきたのは誰ですかね?」
男「だ、だから反省して今はしてないだろ」
妹「もう今更だから。でどうなの最近は?」
男「……別にお前が心配することじゃない」
妹「はぁ?」イラッ
妹「あれだけ迷惑かけておいて随分な態度じゃないですかね!」
男「そ、それに関しては悪かったと思ってる……」
男「でももう関係ないから放っておいてくれ」
妹「最近あんちゃんの様子が変だからわざわざ聞いてあげたんじゃない」
妹「それに恥を重ねた所で駄目でどうしようもない事に変わりは――」
男「だったら――ッ!」ダンッ!
妹「っ――!?」ビクッ
男「お前が俺の相手をしてくれるって言うのかよ……?」ギシ
つづ・・・く?
妹「あ、あん……ちゃん?」
男「…………」ニジリ
妹「冗談ならま、まだ許してあげても良いんだよ?」
男「…………」ノッシ
妹「兄妹でこんなこと……だ、だめぇ……」ドキドキ
男「告白の練習の相手をッ!」
妹「――――は?」
男「俺だって何度も練習したさ!」
男「けどな、脳内結果ではいつだって失敗に終わっちゃうんだよ!」
男「だって勃起したままで告白したって下心丸出しじゃないか!」
妹「……まさかそんなことで最近様子がおかしかったの?」
男「どうイメージしても残念な結果にしかならない気持ちが解るか!?」
妹「はぁ……心配して損した」
男「まだ勃起して困ってるんだよ、悪いか!」
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