渋谷凛「たまごプリンなんてダサいよ」 (27)

―はま寿司―
P「ここでいいんだよな?」

凛「もちろん、プロデューサーと一緒ならね」

本田未央「アッツアツですなぁ~」

前川みく「ほんとにゃ…テーブル変更してほしいくらいにゃ」

島村卯月「まぁまぁ、それにしてもみんなで食べるご飯はいいですねっ!」

多田李衣菜「6人で回転寿司…ロックだね!」

みく「李衣菜チャン…それ6とロックをかけた寒いギャグにゃ?」

李衣菜「なっ…寒くないよ!楓さん直伝だよ!」

未央「あはは…」

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P「それにしても1テーブルに6人は詰め込みすぎたか?」

凛「6人でも充分余裕はあるよ」

李衣菜「みくみたいに暴れまわる人がいなければ…だけどね」

みく「はぁ!?何にゃその嫌みな言い方!」

凛「ちょっと二人とも!」

P「凛の言う通りだ、落ち着け二人とも」

みく「うー……」

李衣菜「むー……」

未央「ダメだこりゃ」

卯月「周りにも6人で座っている人がいますね」

未央「テーブルの下に柱が1本しかないから足も伸ばしやすいね!」

卯月「ところでみくちゃんは魚嫌いじゃないんですか?」

みく「そ、そうだけどにゃ…Pチャンに無理やり連れられたのにゃ…」

未央「なんだ、みんな同じなんだね」

李衣菜「私だけだと思ってたよ」

凛「プロデューサー、なんでこのメンバーなの?」

P「まぁ、そこにいたからとしか…」

島村「すごい偶然ですね!」

みく「Pチャンはなんでここに連れてきたのにゃ?」

P「一人で回転寿司は嫌だったからな…よーし食うか!俺の奢りだぞ!」

みく「ところでPチャンの奢りって本当!?」

李衣菜「よーし!食べまくるぞ!」

P「ははは、現金なやつらめ」

凛「もう、二人とも落ち着きなよ…」

卯月「まあまあ、こういうのもいいじゃないですか!」

未央「卯月の言う通りだよ!食べよう!」

P「ああっ!!」

卯月「どうかしたんですか?」

P「あんきもが…売り切れてる!」

李衣菜「恐るべしあんきら…」

みく「別にそんなのどうでもいいにゃ…」

P「よくない!」

みく「アッハイ」

凛「あれ?醤油が5種類あるんだね」

李衣菜「あ、ほんとだ…一番でかいのははま寿司特製だし醤油?」

未央「こっちのは関東濃口醤油だって!」

みく「北海道日高昆布醤油…日高って聞くとあの人しか出てこなくなるにゃあ…」

島村「あ!こっちは九州さしみ醤油ですよ!」

P「あ、これ全部醤油って訳じゃないみたいだぞ?こっちはポン酢だ」

未央「最高で1種類の寿司を5回楽しめるんだね!」

卯月「他のお店だと大体醤油は1つだけですもんね!」

P「そろそろなんか頼むか…どうする?」

卯月「わぁ!はま寿司はタッチパネルで注文できるんですね!」

凛「うーん…それは回転寿司だと普通な気が…」

李衣菜「あ、今のブリ取って!」

P「ほいっ」

みく「それじゃみくは期間限定の『博多とんこつラーメン』でももらおうかにゃ…!」

未央「えっ?そんなのあるの?じゃあ私もー!」

卯月「5月11日から始まったみたいですね!私は同じく期間限定の『ふかひれあんの茶碗蒸し』にします!」

凛「私も食べたいな」

李衣菜「はいはい!私も!」

P「あー、『カリカリポテト』食べるか?」

李衣菜「食べる!」

みく「食べるにゃ!」

P「みんなも食べるだろうし、2個頼んどくか」

卯月「サイドメニュー、色々あるんですね…」

P「回転寿司はサイドメニューで他と差をつけようとしてるとこあるからな…このはま寿司は安さが売りだからサイドメニュー戦争にはちょっと負けぎみだが」

凛「くら寿司が強すぎるだけだと思うけどね…」

未央「くら寿司ってすごいの?」

P「シャリコーラ」

未央「えっ?」

P「 シ ャ リ コ ー ラ 」

みく「何にゃそれ…想像できないにゃ…」

P「飲んだことはあるが…以外とイケるぞ」

李衣菜「ホントに?信じられないなぁ…」

P「まぁとにかくサイドメニュー戦争はくら寿司の一強ってことだ」

凛「あれ?この寿司…わさびがないよ?」

未央「私のもだ…なんで?」

P「あぁわさびは流れてくるんだ、ほらそこ」

李衣菜「なるほど、わさびの量を自分で調整できるんだね!」

みく「なるほどにゃ…」

卯月「すごく小さい袋に入ってるからかけすぎもありえないですね!」

P「こうやって流れてきたときに箱からわさびの袋を取るんだ」

凛「ふーん、なかなかだね」

P「お?初夏のかにとトロ祭り?」

凛「5月11日から…さっきのラーメンと同じだね」

未央「あ、イカの耳もあるよ!気になるなぁ」

P「じゃあ頼んでみるか?」

みく「みくはいらないにゃ」

P「ダメ」

李衣菜「わがまま言わないでよ」

みく「にゃあ!?おかしいにゃ!」

―数十分後―
未央「いやー、食べましたな!」

卯月「いっぱい食べちゃいましたけど大丈夫ですかね?」

みく「みくの奢りじゃないから気にしないにゃ~」

李衣菜「それにしてもみく、ホントに肉寿司しか食べなかったね」

凛「お寿司やさんに来たのにね」

みく「ローストビーフ、合鴨、牛カルビ、生ハム、ハンバーグ、唐翌揚げ軍艦、ローストビーフ軍艦!全種類コンプリートしたにゃあ!」

卯月「期間限定の『炙り中トロ』もおいしかったです!」

凛「まぁ、悪くなかったかな…」

P「オイ、はま寿司の楽しみの1つを忘れちゃいないか……?」

未央「楽しみ?」

凛「まだなにかあるの?」


P「デ ザ ー ト だ よ !!」


みく「あぁ、そういえば食べてなかったにゃ…」

李衣菜「それじゃデザート頼もうか!」

卯月「私はパイナップルがいいですっ!」

凛「私は期間限定の『クッキー&クリーム レアチーズケーキ』にしようかな…」

みく「みくはミルクレープにするにゃ!」

未央「私はわらび餅ね」

李衣菜「それじゃ期間限定の『レッドドラゴンフルーツ』行ってみようかな!ドラゴンもロックだしね!」

凛「プロデューサーは何にするの?」

P「……」

凛「プロデューサー?」

P「たまごプリンとはまアイス(チョコ)」

みく「……たまごプリン?」

未央「え、ほんとに頼むの?」

凛「たまごプリンなんてダサいよ、それにアイス…」

P「……なんだと?」



P「たまごプリンとはまアイスをそれぞれ3つ頼んでおいた…各々自分の舌で確かめてみろッ!」

みく「Pチャン熱くなりすぎだにゃ…」

李衣菜「あ、来たみたいだよ」

凛「はぁ、食べなきゃダメなんでしょ?」

未央「見た目は普通のプリンとアイスだけどね」

卯月「いただきますっ!」




卯月「ああっ……!こ、これは…!!」

凛「どうしたの卯月!?」

卯月「おいしいっ…」

凛「あっ!このプリンとアイス…なんて濃厚っ!!」

李衣菜「そして強烈なインパクトっ…!コンビニのプリンにはない破壊力!」

未央「例えるなら[切腹]興毅の鋭いパンチ……!!」

みく「さながらコンビニのプリンやアイスはホストのアッパー……!」




凛「ど、どうして…どうしてこんなに濃厚なの!?」




P「フフフ……はま寿司だからだ!!」

P「平日は一皿90円+税だから懐にも優しいぜ!」





完!!!

恐らく史上初のはま寿司ダイマSSですが、私は社員ではなく月に2回程度はま寿司に通うただのファンです。

はま寿司バンザイ!

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