【ミリマス】P「おーい、翼ー」 (55)

アイドルマスターミリオンライブのssになります。

書き貯め無し、更新不定期。

ネタが思いついたら書き進めていきます。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1493473819

翼「はーい、呼びました~?」

P「おう。事務仕事もひと段落ついたし、翼と駄弁ろうかと思ってな」

翼「わ~、なに話しましょ…」

翼「!」ティン

P「翼?」

翼「ご指名ありがとうごさいま~す、ツバサで~す」

P「おい誰だ翼にこんなこと教えたヤツ、小遣いをやろう」

翼「ねぇシャチョーさ~ん?ツバサ、シャンパン開けてほしいな~?」

翼「ダメ?」

P「へい、そこのマダム。この店のシャンパンを全部開けてくれ」

小鳥「誰がマダムじゃ」

翼「プロデューサーさーん」

P「んー?」

翼「わたし、お腹空いてきちゃいました~」

P「んー、まぁこの後事務所へ戻るだけだし、どっか寄ってくか?」

翼「わ~!プロデューサーさん大好き~!」

P「あぁ、俺も好きだぞ」

翼「ホントですか~!わたしたち、両思いですねっ」

P「はっはっは、そうだな」

美希「このバカどもを早くなんとかするの」

P「おーい、翼ー」

翼「あ、プロデューサーさん!」

P「悪い、遅くなった」

翼「いえいえ~、全然大丈夫ですよ」

P「1人で現場に向かってもらって悪かったな。仕事のほう、上手くいったか?」

翼「はい!スタッフさんにも褒められちゃいましたし~。また声かけるね、ってディレクターさんにも言われちゃいました~!」

P「おぉ、頑張ったな。さすがは俺の自慢のアイドルだな」

翼「えへへ~」

翼「!」ティン

翼「わたし、今日すごい頑張ったと思うんですよ~。1人で現場行って~、ミスなくこなして~」

P「そうだな。じゃあなんかご褒美にケーキかなんかおごってやろう」

翼「それもいいんですけど~。今、ご褒美がほしいな~って」

P「今、って言われてもここらへんにケーキ屋ねぇぞ」

翼「ん~、っていうか~。お金がかからないで、すぐにできることと言いますか~」

P「金がかかんなくて、すぐにできること?」

翼「んっ!」ズイッ

P「…あぁ。」

P「よく頑張ったな、翼」ナデナデ

翼「…えへへ」




小鳥「…アイツ営業回りから全然帰ってこねえな」カタカタカタ

翼「プロデューサーさーん」

P「おう、どしたー?」カタカタ

翼「もしよかったらー、私たちのボーカルレッスンを見に来てくれませんか~?」

P「今日のボーカルレッスンっていうと、まかべーとジュリアとでやるやつか」

翼「はい!今日、3人で新曲を合わせてみようって話してて、プロデューサーさんに聞いてほしいな~って」

P「んー、なるほど…」チラッ

小鳥「……はぁ、いいですよ。私が事務は進めておきますから、行ってあげてください」

P「サンキュー!恩に着るぜぴよりん!」

小鳥「だれがぴよりんじゃ」

P「おーい、翼ー」ガチャ

P「あ、ボイトレさんお疲れさまです」

ボイトレ「あ、こんにちはプロデューサーさん」

翼「あ、プロデューサーさん!」

P「おっす。まかべーとジュリアもお疲れ」

瑞希「はい。プロデューサーさんもお疲れ様です」

P「おぉ、あいかわらずまかべーはクールで可愛いな」

瑞希「プロデューサーは私に会うと、いつも可愛いと言ってくれます。…照れるぞ」

ジュリア「プロデューサーはいつもブレないな…」

P「ジュリアもいつも通りロックで可愛いぞ」

ジュリア「はいはい、ありがとな」

P「あれ、ついに照れなくなったか…」

翼「む~。プロデューサーさん!わたしはわたしは~?」

P「おう、翼は今日もくせっ毛がいい感じに跳ねてるな」ナデナデ

翼「えへへ~」

ジュリア「いや、それ喜んでいいのか?」

瑞希「あ、ナデナデ…。伊吹さん、いいな。羨ましいぞ」

ワイワイ キャーキャー



ボイトレ「早よ歌聞いて帰れ」



一旦ここまで。

また1週間以内には更新すると思います。では。

翼とのイチャイチャいいねぇ、杏奈と桃子の話も好きだったよ
一旦乙です
>>2
伊吹翼(14) Vi
http://i.imgur.com/0Y1g0qH.jpg
http://i.imgur.com/Pa1FrYN.jpg

音無小鳥(2X) Ex
http://i.imgur.com/04h1Z0h.jpg
http://i.imgur.com/ElSKgHB.jpg

>>3
星井美希(15) Vi
http://i.imgur.com/uFJtODK.jpg
http://i.imgur.com/sYi0gtk.jpg

>>7
真壁瑞希(17) Da
http://i.imgur.com/vLrEjmF.jpg
http://i.imgur.com/w9iUQYR.jpg

ジュリア(16) Vo
http://i.imgur.com/ijqQ0Sk.jpg
http://i.imgur.com/XVeTehF.jpg

翼「プロデューサーさーん」ガチャ

P「~~♪」カタカタ

翼「?」

翼(何か口ずさんでる…?)ソー

P「しーりーたーいこーとがー 山のよーうにーあーってー」

翼「!」


「しーらー「しーらーないこーとがー海ーのよーうにーあーるのー」」


P「!」

P「…来てたのか、翼」

翼「えっへへ~」

翼「私たちの歌、気に入ってくれてるんですね~♪」

P「まぁな。特に今の歌詞の部分がすごい気に入ってる」

翼「確かに!すごい 韻?を踏んでてオシャレですよね~」

P「それもあるけどな」

翼「?」

P「これを聞くたびに、翼の知らないこと、知りたいことを、1つでも多く教えてあげられたらって思うよ」

翼「―――っ」

翼「プロデューサーさーん!」ガバッ

P「うわっ!急に抱き着くなよビックリしたうわやわらか」

翼「プロデューサーさんプロデューサーさんっ」スリスリ

P「ちょっ、そんなに押しつけないで頬ずりしないでお願い理性的にヤバい」

翼「…プロデューサーさん」ピタッ

P「おぉふ…ん、どした?」

翼「これからも私にいろいろ教えてくださいね?」

P「…あぁ、任せとけ」

翼「あと恋のレッスン中級より上もっ!」ギュー

P「ちょっ、ホントに押し付けないでそろそろイロイロとやば」





小鳥「なに乳繰りあっとんじゃお前らは」ゴゴゴゴコ

P「ピヨォッ!?」

P「おーい、翼―」

翼「はーい?」

P「今日、夕方ごろから雨が降るらしいから、事務所にある傘持ってけよ」

翼「はーい、わかりました~。それじゃっ、行ってきまーすっ」

P「あーい、気をつけてなー」



小鳥「…今日、翼ちゃん雑誌のモデル撮影でしたっけ?」

P「えぇ、街中でのスナップショット、ってコンセプトのヤツですね。それがなにか?」

小鳥「いや、翼ちゃんの屋外での撮影なのに、ついて行かないんだなーって思いまして」

P「いやいや、翼だってもう場慣れしてきてるし、現場に奈緒とエレナもいますから」

小鳥「はぁ、こう言ったらなんですけどプロデューサーさん、翼ちゃんにはあまいイメージがあったので」

P「別にそんなことないですよ。アイドルみんなにそれぞれ適切な距離感で接してるつもりですけどね」

小鳥「はぁ…」

小鳥(無自覚ときたかこの男は)

翼『プロデューサーさーん』

P「どした、電話なんかかけてきて」

翼『撮影終わって、事務所に戻ろうとしたら雨降ってきちゃって~』

P「おう、だから言ったろ。傘持ってるだろ?」

翼『それが、持ってないんですよね~』

P「なんでですか!?」

翼『ということで、○○のコンビニで雨宿りしてるので、迎えに来てくださ~い。それじゃ~』ブツッ

P「、、仕方ねぇな…」

P「おーい、翼―」

翼「あっ、プロデューサーさーん。お疲れ様です♪」

P「とりゃっ」チョップ

翼「あいたっ!?」

翼「プロデューサーさんひど~い、なにするんですか~」

P「なにする、はこっちのセリフだよ。傘持ってけって言ったでしょーが」

翼「む~」

P「しかも、コンビニで待ってんなら傘ぐらい買えただろ。なにやってんだ」

翼「むむむ~!」

翼「も~、プロデューサーさんのニブチン!」

P「えぇ…なんで俺が怒られてんだ」

翼「傘持ってかなかったのも!コンビニで待ってたのも!プロデューサーさんに迎えに来てほしかったからなのに!」

翼「それくらい察してよカイショ―ナシ!」

P「……」

翼「な、なにか言ってくださいよぉ…言ってて恥ずかしくなってきちゃった」カァァァ

P「いや、なんというか…」

P「俺も照れる」テレッ

翼「やめてくださいよ…こっちまで照れちゃう…」カァァァァ



小鳥(そのあまいプロデューサーさんの放り出した仕事のツケがこっちに回ってきてるんですけどキレそうなんですけど)


本日の更新はここまで。ではまた。

翼「プロデューサーさーん」ガチャ

小鳥「おはよう、翼ちゃん」

翼「あっ、小鳥さん!おっはようございま~す!」

小鳥「ふふっ、翼ちゃんは今日も元気ね」

翼「えっへへ~。あっ、そうそう!プロデューサーさんがどこにいるか知りませんか?」

小鳥「プロデューサーさんなら仮眠室で寝てるわよ。溜まってた仕事があって、連日頑張ってたようだけど」

小鳥(まぁ、主に翼ちゃんと話すためにほっぽり出してた仕事なんだけど)

翼「そうですか~。むー、寝てるのに起こすのも悪いし…」

小鳥「なにか用事でもあったの?お仕事の話とか?」

翼「いえっ、特に用があったわけじゃなくて」

小鳥「なくて?」

翼「単純にプロデューサーさんとお話ししたいな~って。…えへへっ」

小鳥(完全に恋する乙女ね、翼ちゃん)

小鳥(まぁ、あの天然たらし唐変木が気づいてるわけもないけど)

小鳥「…はぁ~」

翼「? 小鳥さん?どうかしたんですか?」

小鳥「いえ、なんでも。翼ちゃん、そろそろあの人を起こしてきてもらっていい?」

翼「えっ、そんな、寝てるのに起こすなんて悪いですよ」

小鳥「いいえ。プロデューサーさん本人から起こしてくれ、って頼まれた時間にもうすぐなるからちょうどいいわ。お願いできる?」

翼「…そういうことなら。じゃあじゃあっ、起こして来ますね!」

小鳥「はい、よろしくね」

翼「はーい♪行ってきまーすっ」

小鳥(笑顔がまぶしい)

小鳥(…翼ちゃんといると自分が歳とったことをを実感するわ)

小鳥(誰が年増じゃ)

P「おー、い。つばさー」

翼「!!!」ビクッ

P「んん…」

翼「なんだ寝言かー。も~、びっくりさせないでくださいよプロデューサーさーん」ボソッ

P「ん、んぅ…」

翼「…メガネ取ったプロデューサーさん見るの意外に初めてかも。ふふっ、寝顔かわいい♪写真撮っちゃおー」パシャ

P「んん?……ぅん…」ゴロン

翼「あっ、寝返り打っちゃった。むー、寝顔もっと見たかったのに~」

翼「……考えてみたら、寝言でわたしの名前呼ぶってことは、わたしがプロデューサーさんの夢に出てるのかな?」

翼「――っ」

翼「えへへっ、なんか嬉しいな…」

P「んむ、かわいい、ぞ…」

翼「!!」

P「……まかべー」

翼「……」

翼「むぅ~~~~~~~っ」

翼「わたしの夢を見てたんじゃないんですか、プロデューサーさ~ん」ツンツン

P「んぁっ、」

翼「あっ、いけないいけない。起こしちゃうとこだった…」

翼「…あれ?起こしていいんだっけ?あれ?」

P「んぁ、しごとはやります、って、ぴよりん…」

翼「…!」ティン

翼「えっへへ~」

翼「お布団失礼しますね、プロデューサーさん♪」ゴソッ

翼(添い寝して、わたしのにおいとかを身近に感じれば、また夢の中でわたしに出会ってくれるかもっ)

P「んんぅ…」ゴロン

翼「!!」

翼(わっ!プロデューサーさんこっち向いちゃった、顔近い!)

翼(…でも、すごい安心するにおいだ。香水とかじゃなくて、プロデューサーさんのにおい…)

翼「ふわぁ…」

翼(眠くなってきちゃった、あれ、ダメなのに…)

奈緒「プロデューサーさ~ん」ガチャ

奈緒「そろそろ起きなアカンで~。小鳥さんがごっつ怖い顔しとる~」

P「ん、んー。あ、奈緒か。おはよう」

奈緒「」

P「んー、どした。奈緒。そんな固まって、って、ん?動きづら」

翼「んぅ…」ギュー

奈緒「」

P「」

奈緒「プロデューサーさん…」

P「……ちゃうねん」

奈緒「」パシャッ

P「ちょっ」

奈緒「みんな聞ぃてーーーー!!!!プロデューサーさんと翼が一緒のベッドで寝とるーーーー!!!!!」

P「ちょっと待て待ってください横山ァーーーーー!!!!」

翼「えへへ、プロデューサーさん……」


仮眠室ネタがどうしても書きたくなってしまった。

ネタが思いつき次第、不定期に更新します。ではまた。

【みなさんの温かいコメント、大変励みになります。結末はまだ見えていませんが、今しばらくお付き合いいただければ幸いです】

P「おーい、翼ー」

P「未来と静香も。ライブお疲れさん」

未来「はい!!」

静香「はい!」

P「って言ってもアンコールがあるけどな。3人ともいけるか?」

未来「大丈夫です!」

静香「もちろんです!」

翼「……」

P「…翼?どうかしたか?」

未来「翼?調子でも悪いの?」

静香「そうなの翼!?大丈夫!?」

翼「む~~~~~~~っ」

P「む?」

未来「む?」

静香「む?」

翼「んっ!」

P「どうした翼、両手なんか広げて。す○ざんまいか?」

未来「えっ、打ち上げお寿司なんですか!?やったー!」

静香「えっ、打ち上げはてっきりうどんかと…残念です」

翼「違うもん!」

P「違うらしい」

未来「え~、お寿司じゃないのか~」

静香「! やっぱり打ち上げはうどんですよね!」

翼「も~!プロデューサーさん!」

P「はいはい、プロデューサーです」

翼「女の子が両手を広げてたら!」

P「広げてたら?」





翼「ぎゅ~ってしてほしい合図に決まってるじゃないですか!!」

P「」

未来「えぇっ!?」

静香「えっ!?」

翼「この間一緒に寝たときから、プロデューサーさんのにおいが忘れられないの!」

P「ちょっ、翼さんスタッフさんがザワザワしながらこっち見てるから声抑えてお願い」

未来「プロデューサーさん、翼と一緒に寝たんですか!!!?」

P「春日ァ!!!声!!!」

静香「プロデューサーさん…」

P「あっ、そんなに侮蔑を込めた目で見ないでホントに」

翼「プロデューサーさ~ん!んっ!!」

P「わかった、わかったからとりあえず静かにしてお願いだから」ギュッ

翼「!!」

翼「んふふ~、プロデューサーさんのにおいだ…」スリスリ

未来「わー、いいなぁ翼…」

P「はい終わり!」パッ

翼「え~~~っ」

P「まずはアンコール終わらせてからな、もうファンのみなさんも声ガラガラになってきてるからむせてる人もいるから」

翼「アンコール終わったらまたぎゅーってしてくれるんですね!よーしっ、いくよ!未来!静香!」タタタッ

未来「あっ、待ってよ翼~!」タッ

静香「プロデューサーさん、終わった後にお話がありますから」タッ

P「翼は誤解してるし、静香さんはハイライトさんが仕事してない…」

P「アンコール終わった後が怖ぇなぁ…」

翼恐ろしい子....
一旦乙です

>>32
春日未来(14) Vo
http://i.imgur.com/aQyOApp.jpg
http://i.imgur.com/bLcgMYZ.jpg

最上静香(14) Vo
http://i.imgur.com/BE1XQSj.jpg
http://i.imgur.com/CfNZjkM.jpg

P「おーい、翼―」

小鳥「おぅ待てコラ、なにサラッと逃げようとしとんじゃ座れ」

P「いや、翼が俺のこと呼んで」

小鳥「座れ」

P「はい」

小鳥「…プロデューサーさん?」

P「はい」

小鳥「なんで正座させられているのか分かりますね?」

P「はい」

小鳥「…」

P「…」

小鳥「……」ニコッ

P「……」アハハ

小鳥「なにテメェは公衆の面前で堂々とアイドルに抱き着いてんだアァ!?」

P「いやマジでほんとにごめんなさいうわ顔怖ぇ般若かよ」

小鳥「アァァ!!?」

P「ごめんなさい」

小鳥「…今回の騒動で私がした処置を述べてください」

P「あの場にいたスタッフ全員の素性を調べ上げ、今回の件が世間にバレないように、リークしてしまいそうな危険度を3段階に分類し、それぞれに処置を行いました」

小鳥「その処置とは具体的に?」

P「うっかり口を滑らせてしまいそうな危険レベル1には、朋花様とまつり姫を送り込み絶対服従を誓わせ、twitter大好きな危険レベル2には環とひなたと一緒に遊べるツアーを催し邪な心を浄化し、悪徳記者にリークしそうな危険レベル3には、萩原組のみなさんに『ご協力』いただきました」

小鳥「そうです、よく答えられました」

P「いやぁ、それほどでも」

小鳥「うふふふふ」

P「あはははは」

小鳥「……」

P「……」

小鳥「なに忙しい中また私の仕事増やしてんだゴラァ!」バスッ

P「グギャァァァッ!!?」

P「痛ってぇ!!?この人ついに暴力振るいやがったぞ!」

小鳥「るっせぇ!いつもお前が放り出した仕事の尻拭いを誰がしてると思ってんだアァ!?」

P「……妖精さん?」

小鳥「私じゃクソガキがぁ!!」ヒュッ

P「ぶわっはぁ!?」

P「いい歳こいてキレッキレのドロップキックかますのやめてもらえます!!?」

小鳥「まだピチピチの20代じゃあゴラァ!!」

ワーワー ギャーギャー


用事ができたので一旦ここまで。

今日中にもう少しだけ更新します。

静香「あの…小鳥さん」

小鳥「はい、どうした最上ィ!」

静香「私までどうして呼び出されて正座させられているのでしょう?」

小鳥「静香ちゃん」

静香「はい」

小鳥「あのライブの打ち上げの料理、覚えてます?」

静香「月見うどんに釜揚げうどん、きつねうどんに天ぷらうどん…」

小鳥「静香ちゃん」

静香「はい」

小鳥「許可なしに出前を頼み、領収書を事務所名義にするのは金輪際やめてください」

静香「申し訳ありませんでした」


またネタが思いついたら投下します。

おそらく次のネタは、「抱き着きグセがついた翼とその状況に慣れてきたプロデューサー」みたいな。

【画像先輩、いつも画像とコメントありがとうございます。よろしければ今後ともよろしくお願いします】


翼「プロデューサーさーん!」

翼「んっ!」

P「…すし○んま」

翼「んっ!んっ!」ズイッ

P「はいはい…」ギュッ

翼「んっ」

翼「えへへ…」スリスリ

P「はい終わり」パッ

翼「え~」

P「え~、じゃありません」

翼「ぶ~」プクー

P「可愛くふくれてもダメ。ほら、早くレッスンに行きな。静香がすごい冷たい目でにらんでるから。もはや絶対零度だから」

翼「は~い」

翼「それじゃ、レッスン行ってきま~す!」

P「おー、がんばってなー」

小鳥「……」

小鳥「…プロデューサーさん」

P「……」

P「…ちゃうねん」

小鳥「お前バリバリの関東出身やろがい」

P「ごめんなさい」

小鳥「……はぁ」

小鳥「いやまぁ、いいんですけどね?翼ちゃんも事務所の中だけと場所は選んでますし、表情が豊かになったと先方からも評判ですしね」

小鳥「しかし!」

P「しかし」

小鳥「翼ちゃんだけ、というのはいささか問題があると思いますよ?今でこそ言われてないものの、不平を訴えるアイドルたちも出るかもしれませんし」

P「いや、俺にハグしてほしいなんて稀有なアイドルが翼以外にいるとは思えな」

小鳥「そんな朴念仁みたいなことを抜かすと思い、ここに茜ちゃんを用意しています」

茜「壁中茜ちゃんで埋めちゃうってのはどやー!!?」ドーン

P「……い」




P「何その怪しいシチュエーション」

P「おーい、茜さん」

茜「なになにどしたのプロちゃん!あっ!さては茜ちゃんのカワイさの秘訣を知りたいのかな!そうだよね!!本来なら秘密なんだけど、プロちゃんにはトクベツに教えてあげよう!それはねそれはね」

茜「茜ちゃんが茜ちゃんであることだよ!!」ドーン

P「うん聞いてないし、会って早々このテンションはしんどいな」

P「…ていうか茜はどっから現れたの?サラッと虚空から現れなかった?」

茜「あっ、よくぞ聞いてくれました!それはねそれはね、小鳥ちゃんの」

小鳥「茜ちゃん?」ニッコリ

茜「企業秘密です」

P「うぉう。茜が真顔だ…」

茜「そんなことより!カワイイカワイイ茜ちゃんをハグする権利をプロちゃんに与えよう!」

茜「本来なら100万円のところをプロちゃんには特別価格で販売しちゃいまーす!気になるお値段はーーーー?じゃじゃーん!99万8千円でーす!」

P「与えるとは。特別価格とは」

茜「さぁさぁ!今がお買い得だよ!今から30分だけオペレーターを増やしてお待ちしてるよ!さぁさぁ!」

P「テレビショッピングか」

P「…ん、まぁ茜がいいって言うなら。あ、お金は出世払いで」ギュッ

茜「んーっ」ギュ

茜(なにこれ!?ノリで言ってみたけどすっごい恥ずかしいし、なんでもない感じでプロちゃんはハグしてくるしデリカシーってもんをどっかに置いてきちゃったのかな!?)

茜(でも…)

茜(なんかすごい安心する)ギュッ

P「おーい、茜。そろそろ」

茜「も、もう少しだけ!」ギュゥゥゥ

P「はいはい」

静香「翼?」

翼「いっけない、タオルを事務所に忘れちゃった…」

静香「大丈夫?私、2枚持ってるからなんなら貸してあげるわよ?」

翼「ううん、大丈夫!すぐ近くだし取って来るね!静香ちゃんは先に行ってて!」タッ

静香「あっ、翼!…もう、せわしないんだから」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーー

翼「着いた~。プロデューサーさんまだいるかな~」

翼「…?」

翼「プロデューサーさん、誰かと話してる…?」ソーッ


P『…ん、まぁ茜がいいって言うなら。あ、お金は出世払いで』ギュッ

茜『んーっ』ギュ


翼「あっ、茜ちゃんと…」

チクッ

翼「…?」


茜『も、もう少しだけ!』ギュゥゥゥ

P『はいはい』


ズキン

翼「痛い…」

翼「痛いよ…なんでだろ…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーー

静香「…翼?タオルは?取って来たの?」

翼「…静香ちゃん」

静香「…どうしたの?なにかあったの?」

翼「事務所行ったら、茜ちゃんとプロデューサーさんがギュってしててね」

翼「それ見ちゃってから、
胸の辺りが痛いの…」

静香「それって…」

P「おーい、翼ー」

翼「プロデューサーさん…」

P「どした?レッスンから帰ってきてからずっとボーっとしてるけど。もう音無さんも帰っちゃったぞ?」

翼「プロデューサーさん」

P「ん?」

翼「ギューって、して?」

翼「ダメ?」

P「…」

ギュッ

翼「…」

P「ホントになんかあったのか?」

翼「…レッスンに行った後に、タオルを忘れたのに気付いて、事務所に戻ってきたの。…プロデューサーさん、茜ちゃんとギューってしてたでしょ」

P「見てたのか…」

翼「それ見た瞬間、胸の辺りが凄い痛くて、」

P「…」

翼「静香ちゃんに話してみたらね、」

静香『それって…』

静香『それって、きっと翼が、プロデューサーさんに恋をしてるんだと思うわ』

翼『恋…』

静香『事務所の仲間、として好きなんじゃなくて、男の人としてプロデューサーさんのことが好きなんじゃない?』

翼「…だって」

P「…翼、それは」

翼「言わないで」

翼「ありきたりな言葉で片付けてほしくないよ。きっと、ううん、ゼッタイ。この気持ちだけは本物だと思うから」

P「…つば」

P「!!」

翼「んっ、、、ぷはっ」

翼「…ゴメンね、プロデューサーさん」

翼「好きで好きで、仕方ないの」






翼「…飽きれるくらいに私を見ててね?」


これにて完結です。

今回はプロデューサーに個性を持たせようと思い、私が好きなサークルさんの描くプロデューサーのキャラクターを意識しております。

では、読んでくれた方、そしてこれから読んでくれる全ての方に感謝を。

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