三村かな子「美味しければ大丈夫だよ」 宮越華「その通り!」 (78)

こんにちは、三村かな子です

私たちキャンディアイランドは今仕事で北海道に来ています

折角なので杏ちゃんの実家にお泊りさせてもらっています

それで仕事の時間までまだ間があったのでどこかで休もうという事になりました

杏「誰に言ってんの?」

かな子「なんとなく・・・」

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かな子「この店にしようよ」

智絵里「ファミリーレストラン、ワグナリア・・・」

杏「懐かしぃなぁ・・・」

智絵里「そうなの?」

杏「ま、昔はよく行ってたからね」

かな子「とにかく入ろうよ」

ウイーン

華「いらっしゃいませ!ワグナリアへようこそ!」ニッコリ

かな子「3名でお願いしまーす」

華「ではこちらへどうぞ~」ニコッ

杏「ん~?」ジロジロ

智絵里「ど、どうしたの杏ちゃん・・・」

華「どうされましたお客様?」

杏「あんたどっかで会ったことない?」

華「え?」

かな子「杏ちゃんの知り合いなの?」

杏「え~っと確か・・・」

華「あ、あの席に案内を・・・」

杏「あ、思い出した!」

華「はい?」

杏「華っちじゃん、久しぶり」

華「華っち・・・?」

杏「いや~態度も口調も昔と全然違うからわかんなかったよ」

杏「なにそれ?キャラ作り?」

華「あの・・・私をご存じで・・・?」

杏「ホラ、小学校の時一緒に遊んだ杏だよ」

華「あ、杏・・・あ~!!!」

杏「思い出してくれたようだね」

華「杏かぁ~お前全然変わってないから気づかなかったぜ!」

かな子「さっきと口調が全然違う・・・」

智絵里「杏ちゃん・・・小学生の時からこのまま・・・」

杏「突っ込む所そこ?」

杏「しかし華っちの方はこんなに育っ・・・」

華「バ、馬鹿!触んじゃねーよ!」

杏「あ、ゴメン・・・」

華「まだ東田にしか触らせてないのに・・・」

杏「東田?」

華「あ・・・」

杏「ほほう・・・華っちにそんな人がねぇ・・・」

華「う、うるせぇ///」

かな子「そ、それって・・・そういう事・・・だよね」

智絵里「はわわ///」





東田「・・・聞こえてるんですけど」

華「ひゃっ!」ビクッ

東田「お客さんに何いってるんですか」

華「い、いやこいつは・・・」

東田「すみませんねウチの馬鹿がご迷惑を・・・」

かな子「あ、いえこちらこそ・・・」

華「馬鹿とは何だ馬鹿とは!私はフロアチーフだぞ!」

杏(そうだったんだ・・・)

東田「はいはいすごいですね、いいからお客様案内したほうがいいんじゃないですか?」

華「ったく・・・すみませんお客様、こちらへどうぞ」

杏(あ、スイッチ切り替えた)

智絵里「あ、今行きます!」

かな子「やっと食べられるよ~」

華「それではご注文が決まりましたらそちらのボタンを・・・」

かな子「はーい」

杏「ま、頑張ってね華っち」

華「うっせぇ///」

タタタ・・・

智絵里「行っちゃった・・・」

かな子「何にしようかな~」

~数分後~

かな子「決まったよ!」

杏「それじゃ押すよ」ポチ

ピンポーン!

東田「はいはいただ今」

智絵里「あ・・・」

杏「彼氏さんじゃん」

東田「彼氏か・・・」

杏「違うの?」

東田「ええまぁそうなんですけど・・・」

智絵里「ま、まさか何か裏が・・・」

東田「ありませんよ、色々はありましたけど・・・」

杏「やっぱりあんじゃん」

智絵里「でも好きなんですよね?」

東田「もちろんです」

杏「そこは言い切るのか・・・」

杏「あいつバカだから色々大変じゃない?」

東田「そうなんですよ~ハハハ・・・」

杏「やっぱりか~ハハハ・・・」

智絵里「何か変な事で盛り上がってる・・・」

かな子「あの注文を・・・」

東田「あ、すみません、ではどうぞ」

杏「杏はこれね」

智絵里「わ、私はこれを・・・」

東田「はい」

かな子「私はこれと・・・食後のデザートここからここまでお願いします」

東田「かしこまりました」

杏「おいコラ」

東田「それでは少々お待ちください」スタスタ・・・

智絵里「行っちゃった・・・」

かな子「楽しみだね~」

杏「この後仕事なんだけど・・・知らないよ」

~数分後~

進藤「お待たせしました」

かな子「あ、智絵里ちゃんのが来たよ」

智絵里「あ、ありがとうございます・・・」(結構イケメンだなぁ・・・)

杏「顔赤くなってるよ」

進藤「それではごゆっく・・・」

ガシャーン!

志保「キャッ!」

進藤「!?」

進藤「だ、大丈夫志保ちゃ・・・志保!!!」

志保「うん・・・グラス落としちゃって・・・ゴメンね」

進藤「血が・・・すぐ治療しないと!」

志保「じゃあ・・・ユータ君が舐めてくれる?」

進藤「!?」

進藤「い、いやそれはちょっと・・・」

志保「嫌なの?」

進藤「いやここじゃお客さんが・・・」

志保「そうよね・・・それじゃあ・・・」

進藤「ホッ」

志保「靴を舐めてくれない?」

進藤「」

杏「何だ、あっちもバカップルか」

かな子「凄いね・・・」

智絵里「ちょっとかっこいいかも・・・」ドキドキ

~数分後~

さゆり「お待ちどうさま・・・」

杏「お、来たね」

さゆり「ごゆっくり・・・」

杏「よかった、まともな人みたい・・・」





さゆり「冷房を強く?かしこまりました」

杏「誰もいないテーブルに話しかけてるけど、見なかったことにしよう」

~さらに数分後~

東田「それではごゆっくり・・・」

かな子「わぁ~」キラキラ

智絵里「ほ、ほんとに全部食べるの・・・」

杏「みてるだけでお腹いっぱいになってくるよ・・・」

かな子「美味しいから大丈夫だよ」

東田「・・・・・」








東田「美味しいデザート・・・か」

~さらに数分後~

かな子「ふぅ・・・ごちそうさま」

智絵里「全部食べちゃった・・・」

杏「さて、じゃあそろそろお会計・・・」

??「ぎゃあああああああ!!!!!」

3人「!?」ビクッ

智絵里「な、何今の声・・・」

杏「このドアの向こうから聞こえたけど・・・」

かな子「行こう!」ダッ

杏「何で!?」

かな子「なんだかよくわからないけど・・・お菓子絡みのトラブルな気がするから!」

杏「なんでわかるの・・・」

かな子「たしか声はこっちから・・・」

智絵里「ねぇ、ここって関係者以外立ち入り禁止じゃ・・・」

杏「まぁ怒られたら杏達もここでバイトすればいいんじゃない?」

智絵里「それでいいの?」

杏「まぁめんどいから嫌だけど」

かな子「あ、この部屋かな?」

ガチャ

杏(そこで、杏達は見てしまった)

華「・・・・・」

東田「」

杏(気絶している彼氏さんと、それを平然と見つめてる彼女を・・・)

智絵里「さ、殺人事件ですか・・・」ビクビク

華「大丈夫だ、気絶してるだけだぞ」

かな子「そっか・・・よかった」

杏「いったい何があったの?」

華「いつものように私のチョコを食わせただけだぞ?」

かな子「チョコ?」

杏「ってか華っちって料理するんだ」

華「あれ?いってなかったっけ?」

杏「初耳だよ、どんなの?」

華「これなんだけど・・・」スッ

智絵里「み、見た目は普通ですね・・・」

華「そ、そう見えますか?ありがとうございます!」

かな子「・・・・・」

杏「どれ、じゃあ一口・・・」

智絵里「い、いただきます・・・」

かな子「いただきます」

華「あ、ちょっ・・・」

東田「う~ん・・・ハッ!」ガバッ

華「あ、東田起きた」

東田「まったくもう・・・あ!」

3人「あ~ん・・・」

東田「やめろ!食べるなぁあああああ!!!」

パクッ・・・

杏「うぐっ!!!?」

智絵里「こ、この味は・・・」

かな子「や、やっぱり・・・」

バタッ

東田「遅かったか・・・」

華「お、お客様ーーーーーーーー!!!!!!」

~謎の空間~

かな子「2人とも、目を覚まして!」ユサユサ

智絵里「う、う~ん・・・」

杏「あと12時間だけ・・・」

かな子「そんなに待てないよ!早く起きて!」ユサユサ

杏「ん~?」パチ

智絵里「私達・・・どうなったの?」

杏「確かあのチョコを食べたら意識が朦朧として・・・」

かな子「気づいたらここにいたんだよ」

智絵里「ここは一体どこなの・・・?」

かな子「わからないけど・・・あのチョコの効力でここに連れてこられたのは間違いないよ」




??「ほっほっほ、目覚めたようだねぇ」

杏「小さな爺さんだな・・・誰?」

??「ここに来る人は皆ワシの事をバレンチヌス様と呼んでいるよ」

かな子「バレンチヌス様・・・」

バレンチヌス「というわけでよろしくねアイドルのお嬢ちゃん達」

杏「あ、知ってたんだ」

バレンチヌス「まぁそれはさておき君たちがここに来てしまったのは華ちゃんのチョコのせいだね」

かな子「やっぱりそうなんだ・・・」

バレンチヌス「・・・どうやら君はお菓子について何かありそうだね」

かな子「いえいえ、ただの趣味で・・・」

バレンチヌス「わしからも頼む、華ちゃんをどうにかしてくれ・・・」

かな子「え?」

バレンチヌス「このままでは東田君がどうにかなってしまうかもしれん・・・」

杏「そんな食ってんだあの人・・・」

バレンチヌス「さっきも来てたしね、じゃあ任せたよかな子ちゃん」

かな子「え、ちょっ・・・」

バレンチヌス「それじゃ元の世界に帰すよ~」

パアアアアアア・・・

智絵里「う・・・意識が・・・」

~現実世界~

華「起きて!起きて!」ユサユサ

かな子「う~ん・・・あれ?」

杏「どうやら元の世界に戻ってきたみたいだね・・・」

智絵里「よかったぁ・・・」

東田「本当に・・・こんな目に会うのは俺だけで十分ですよ」

華「本当に申し訳ありませんでしたああああああ!!!!!」ドゲザ

かな子「あ、頭を上げてください・・・」

華「ついにお客様に被害が・・・なんとお詫びしていいか・・・」

智絵里「まぁでも帰ってこれたわけですし・・・」

華「これは責任とって辞めるしか・・・」

杏「何か後味悪いからやめて」

杏「それで、バレンチヌス様ってじいさんに会ったんだけど」

東田「あなた方もあの世界に行ったんですか・・・」

華「それで・・・何か言ってた?」

かな子「うん、華ちゃんを助けてあげてって」

華「私を?」

かな子「きっと華ちゃんのチョコを美味しくすればいいわけだから・・・」

華「へ?」

かな子「チョコを美味しく作れるように特訓だよ!」

華「な、なんだってー!!?」

東田「特訓・・・そんなに上手くいきますかね?」

華「ぜ、是非よろしくお願いしますお客様・・・いや先生!」

杏「あ、ランクアップ・・・したのか?」

かな子「決まりだね、じゃあ早速・・・」

智絵里「あの・・・それはいいんだけど・・・」

かな子「どうしたの?」

智絵里「さっきプロデューサーさんからメールが・・・」スッ

『はやくきてください』

杏「あ・・・」

かな子「仕事の事忘れてたよ!」

華「仕事?」

かな子「ごめんね華ちゃん!終わったらまた来るから!」

華「え、ちょっ・・・」

杏「急げ!あのプロデューサーが激おこぷんぷん丸なんて洒落にならないよ!」

智絵里「お、お会計済ませてこないと!」

タタタ・・・

華「行っちゃった・・・」

東田「さて、どうなる事やら・・・」

~数時間後、宮越家~

かな子「というわけで特別番組、三村かな子のお料理教室~♪」

杏・智絵里「わ~!!!」パチパチパチパチ

かな子「本日の生徒さんはファミリーレストラン「ワグナリア」のフロアチーフを務める女子高生、宮越華ちゃんでーす!!!」

華「よろしくお願いします!ってなんでウチ!?」

杏「あ、ノリツッコミだ」

杏「いや実は仕事先で華っちのお母さんと一緒になってさ」

かな子「料理研究家さんだったんだね」

華「は、はぁ・・・」

智絵里「それで・・・今日は帰らないから娘をよろしくお願いしますって・・・」

華「おかん・・・」

杏「つーわけで泊まってくからよろしく」

華「マジか・・・」

華「まぁ東田もたまに泊まり来るからいいか」

杏「へぇ・・・」

かな子「それって・・・」

智絵里「あわわ・・・///」

華「ち、違う!そんなやましい事は・・・たまにあるかな?」

杏「あんのかよ」

華「そんな大したことじゃないって・・・ただ東田が帰った後あいつが寝たベッドの残り香とかちょっと堪能してるだけで・・・」

智絵里「うわぁ・・・」

杏「はいはいバカップルバカップル」

華「そんな事はどうでもいいだろ!じゃあ先生、よろしくお願いします!」

かな子「あ、は~い・・・」

かな子「じゃあとりあえず1人で作ってみてよ」

華「はぁ・・・」

かな子「それで間違ってたら指摘していこうかなって」

華「わかりました、頑張ります!」

杏「華っち頑張れー」

智絵里「が、頑張ってください・・・」

かな子「あ、2人は味見お願いね」

杏・智絵里「」

~数分後~

華「先生できました!」

かな子「じゃあ2人ともお願い」

智絵里「だ、大丈夫なの・・・?」

かな子「う~ん・・・作ってるの見た感じでは特に問題ある所はなかったかな、レシピ通り作りましたって感じ」

杏「そっか、じゃあ安心して・・・」

杏・智絵里「いただきまーす!」

パクッ・・・

杏「うっ・・・」

智絵里「これは・・・」

華「ど、どう?」






杏・智絵里「全然変わってなーい!!!」バタッ

華「やっぱりかー」

かな子「ふ、2人とも大丈夫!?」

~謎の空間~

バレンチヌス「あれ、また来たの?」

智絵里「は、はい・・・」

杏「すぐ戻るよ」

~現実世界~

杏・智絵里「・・・ハッ!?」ガバッ

華「あ、起きた」

かな子「じゃあ目が覚めたところではい2つ目♪」スッ

杏「え。もう?」

かな子「今度は私も手伝ったから大丈夫だよ・・・多分」

智絵里「た、多分・・・」

華「変な作り方はしてないはずなんだけどなぁ・・・」

杏「ええい!ままよ!」パクッ

智絵里「これは大丈夫これは大丈夫・・・」パクッ

杏・智絵里「・・・・・」

華「ど、どうだ・・・」

杏「あ・・・」

智絵里「甘い・・・」

華「え、ついに・・・」

杏・智絵里「でも駄目~!!!」バタッ

かな子「ああ・・・また・・・」

~謎の空間~

バレンチヌス「あ、また来・・・」

杏「すぐ帰る!」

~現実世界~

杏「さぁどんどん行こう!」

智絵里「ど、どんとこいです!」

かな子「その意気だよ2人共!」

華「ヤバイ、人格変わり始めてる・・・」

杏(その後も、現世とバレンチヌス界の往復は続き・・・)

華「こ、今度はどうだ?」

杏・智絵里「・・・・・」パク

モグモグ・・・

杏・智絵里「!」

かな子「ど、どう?」

杏・智絵里「まずい!」

華「ま、マズイって・・・気絶は・・・」

杏「どうやらしないみたいだね」

華「や、やった・・・遂に一歩踏み出した・・・」

かな子「やったね華ちゃん!」

杏「やったのか・・・コレは」

杏「にしてもあっちとこっちの世界を行き来しすぎて杏バレンチヌス様と最終的にゲームする仲になっちゃったよ・・・」

華「それはスゲーな」

かな子「智絵里ちゃんは・・・」

智絵里「あはは・・・真っ赤で綺麗だなぁ・・・」ダラダラ

かな子「鼻血が止まらなくなった上に人格が・・・」

華「本当に申し訳ありませんでした」ペコ

華「とにかくこれで東田に食わせられるな!」

杏「それもどうなんだろ・・・」

かな子「頑張ってね華ちゃん」

華「はい!ありがとうございます先生・・・いや師匠!」

かな子「そ、そんな師匠だなんて・・・」

智絵里「アハハ・・・」

~翌日、ワグナリア~

華「というわけで進化した私のチョコを食え東田!」

東田「本当に大丈夫なんですか?」

かな子「美味しくはないかもしれませんけど大丈夫ですよ」

杏「なんじゃそりゃ」

智絵里「あれ、私昨日なにしてたんだろ・・・」

東田「わかりました、それでは覚悟を決めて・・・」

華「おう!」ドキドキ

東田「いただきます!」パクッ

モグモグ・・・

華「ど、どうだ?」

東田「ま・・・ま・・・」

華「おお・・・」

東田「まずうううううううい!!!!!」

華「やった!」

華「やった!やりましたよ師匠!」

かな子「やったね華ちゃん!」

杏「これは喜んでもいいのか」

東田「何言ってるんですか、宮越さんのチョコを食べてバレンチヌス様に会わず味が認識できるなんて奇跡ですよ!」

智絵里「そこまでなんだ・・・」

東田「なんだかわかりませんけど彼女がお世話になりまして・・・本当にありがとうございます」

華「ありがとうございます皆さん!」

かな子「いやそんな・・・私も1つ学びましたし・・・」

華「学んだ?」

かな子「うん、美味しいだけがスイーツじゃない・・・まずいチョコでも人は幸せになれるんだって」

杏「それはこの2人だけだと思う・・・」

華「つーわけで、これからもチョコを食わせ続けるから覚悟しとけよ!」

東田「はい、次は「まぁまぁ食える」くらいまで進化してくださいね」

華「東田・・・」

東田「宮越さん・・・」

ギュッ

智絵里「あ、あわわ・・・」

杏「こっから先はお邪魔みたいだし、帰ろうか」

かな子「そうだね」

~道端~

かな子「あの2人、うまくいくといいね」

智絵里「それまで彼氏さんがもてばいいけどね・・・」

杏「にしても疲れた~早く帰って寝・・・」

??「あれ、もしかして杏ちゃん?」

杏「え、どちらさん?」

??「ほら!中学の時一緒のクラスだった種島ぽぷらだよっ!」

杏「え・・・ぽぷっち?」

ぽぷら「思い出してくれたみたいだね」

杏「いやだって・・・当時と慎重変わってないし」

ぽぷら「杏ちゃんには言われたくないよ!」

智絵里「また杏ちゃんの友達?」

かな子「そうみたいだね」

??「せんぱーい!」

ぽぷら「あ、かたなし君」

小鳥遊「もう先行かないでくださいよ・・・ハッ!」ピク

杏「?」

小鳥遊「か、可愛い・・・」プルプル

杏「へ?」

小鳥遊「先輩、この子は・・・」

ぽぷら「中学の時の友達だよ!」

小鳥遊「せ、先輩・・・」

ぽぷら「ん?」

小鳥遊「この子持って帰っていいですか?」

ぽぷら「駄目に決まってるでしょ」

杏(北海道も変な人増えたなぁ・・・)

~おわり~

~おまけ~

こんにちは、輿水幸子です!

今カワイイボクと142’Sは仕事で北海道に来ています

仕事まで間があったのでレストランに行くことにしました

輝子「フヒ・・・誰に言ってるんだ?」

幸子「な、なんとなくです!」

さゆり「いらっしゃいませ・・・」

小梅「こ、こんにちは・・・」

さゆり「申し訳ありません・・・只今混みあっておりまして・・・相席でもよろしいですか?」

幸子「いいですよ!」

輝子「フヒ・・・仕方ないな・・・」

さゆり「ではこちらへ」

さゆり「すみませんお客様、こちらの方達と相席でもよろしいですか?」

幸子「え、誰もいないじゃ・・・」

小梅「え、いるよ?」

幸子「そ、それって・・・」

輝子「そういう事か・・・」

さゆり「ではご注文がお決まりでしたらそこのボタンを押して下さい」

輝子「さて、ここはやはりキノコソテーか・・・」

小梅「ふんふん・・・」

幸子「小梅さん?どうしたんですか?」

小梅「いや、あの子がね・・・この人に懐いちゃって・・・」

幸子「」

小梅「何でもお孫さんに似てるとか・・・あ、あっちの席の人らしいよ」

~あっちの席~

ミリ「ながたんながたん、さっき休憩室覗いたらヒガシーとはなはながキスしてたよ」

るい「ええっ!嘘っ!?」

ミリ「うっそ~」

るい「もう!」

幸子「そうなんですか・・・あれ、何か寒気が・・・」ブルブル

小梅「幸子ちゃんの事も気に入ったみたい、あっちに行ったらよろしくって」

幸子「ひいいいいいいいいい!!!!!」ガタガタ

輝子「フヒ・・・レストランでは漏らすなよ」




~キッチン~

さゆり「足立君・・・今日はお得意様の期限がいいからデートしない?」

足立「そ、そんな理由で決められれも・・・」

~本当におしまい~

これで終わりです

メシマズ系と暴力系・・・どっちのヒロインも厄介ですね・・・

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